JPWO2012095897A1 - チャージポンプ回路 - Google Patents
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Abstract
クロック信号入力端子と、クロック信号の位相を反転した信号が入力される反転クロック信号入力端子と、出力電圧が出力される出力端子と、出力端子とグランド端子との間に直列に接続されている複数の整流回路と、複数の整流回路のアノード側に一方の端子が接続された複数の容量素子と、を有し、出力端子側の最終段の容量素子の他方の端子がグランド電位に維持されるとともに、最終段の容量素子以外の容量素子それぞれの他方の端子にクロック信号入力端子及び反転クロック信号入力端子が交互に接続されるように構成されたチャージポンプ回路において、初段及び最終段以外の整流回路は、少なくとも2つのダイオードを、出力端子側にアノードが配置され、かつグランド端子側にカソードが配置されるように、直列に接続して構成されている。
Description
本発明は、耐圧の低い素子を用いても素子の特性劣化や破壊が発生しにくいチャージポンプ回路に関し、特にSOI(Silicon On Insulator)構造又はSOS(Silicon On Sapphire)構造の半導体集積回路として構成されるチャージポンプ回路に関する。
近年の半導体集積回路では、複数の機能を実現するために、電圧値の異なる複数の電源(例えば、1.2V,1.8V,2.8V,−1.2V,−1.8V,−2.8Vなど)が必要である。従来、複数の電源を外部から供給していたが、最近では、半導体集積回路の内部において複数の電源電圧を生成することが要請されている。また、バッテリー駆動の要求もあり、半導体集積回路の電源電圧の低電圧化が進んでいる。
半導体集積回路の電源電圧よりも高い正又は負の昇圧電圧を生成するための回路として、該半導体集積回路の内部にチャージポンプ(charge pump)回路が搭載されている。チャージポンプ回路の構成としては、例えば特許文献1の図1に開示されている回路がある。
図11に示すチャージポンプ回路は、特許文献1の図1に開示されている回路から負の昇圧電圧の生成に関する部分を抽出した回路である。図11に示すチャージポンプ回路において、ダイオードD91〜D95が直列に接続されている。初段のダイオードD91のカソードはグランド端子95を介してグランド電位に維持されている。ダイオードD91〜D95それぞれの接続点9A〜9Dには容量素子C91〜C94が接続されている。容量素子C91,C93の他方の端子にはクロック信号入力端子92が接続されており、クロック信号入力端子92を介してクロック信号CLKが印加されている。容量素子C92,C94の他方の端子には反転クロック信号入力端子93が接続されており、反転クロック信号入力端子93を介して反転クロック信号CLKBが印加されている。接続点9Eには容量素子C95と出力端子90とが接続されている。容量素子C95の他方の端子はグランド端子96を介してグランド電位に維持されている
クロック信号入力端子92及び反転クロック信号入力端子93それぞれに互いに位相が反転したクロック信号CLK及び反転クロック信号CLKBのハイレベル、ローレベルが交互に印加される。なお、クロック信号CLK及び反転クロック信号CLKBは、ハイレベルが電源電圧のVDDであり、ローレベルが0Vとする。これにより、容量素子C91から容量素子C94へと順番に電荷が転送され、最終的には容量素子C95に電荷が転送される。そして、出力端子90には出力電圧Voutが出現する。ダイオードD91〜D95の閾値電圧を「VT」とすると、出力電圧Voutは「−4VDD+5VT」である。例えば、電源電圧VDDが“2.8V”であり、閾値電圧VTが“0.7V”である場合、出力電圧Voutは“−7.7V”となる。
クロック信号入力端子92及び反転クロック信号入力端子93それぞれに互いに位相が反転したクロック信号CLK及び反転クロック信号CLKBのハイレベル、ローレベルが交互に印加される。なお、クロック信号CLK及び反転クロック信号CLKBは、ハイレベルが電源電圧のVDDであり、ローレベルが0Vとする。これにより、容量素子C91から容量素子C94へと順番に電荷が転送され、最終的には容量素子C95に電荷が転送される。そして、出力端子90には出力電圧Voutが出現する。ダイオードD91〜D95の閾値電圧を「VT」とすると、出力電圧Voutは「−4VDD+5VT」である。例えば、電源電圧VDDが“2.8V”であり、閾値電圧VTが“0.7V”である場合、出力電圧Voutは“−7.7V”となる。
以上のように、図11に示すチャージポンプ回路は負の昇圧電圧を生成できる。なお、上記の説明では出力電圧Voutとして負の昇圧電圧が生成される構成を説明したが、ダイオードD91〜D95のアノードとカソードとを逆向きにして直列に接続することで、正の昇圧電圧を生成することも可能である。
ところで、図11のチャージポンプ回路の構成では、初段のダイオードD91及び最終段のダイオードD95以外の2段目のダイオードD92、3段目のダイオードD93及び4段目のダイオードD94それぞれに逆方向バイアス電圧として「2VDD−VT」が印加されることになる。近年の半導体プロセスの微細化によってダイオードの素子耐圧が低下しており、半導体集積回路の外部から供給された電源電圧VDDがそのままチャージポンプ回路に印加されると、ダイオードの素子耐圧を超えて、素子の特性劣化や破壊が発生するという問題があった。
例えば、ダイオードD92,D93,D94の素子耐圧を“3.6V”、ダイオードD92,D93,D94の閾値電圧VTを“0.7V”、電源電圧VDDを“2.8V”とすると、ダイオードD92,D93,D94それぞれに印加される逆方向バイアス電圧は“4.9V”となり、ダイオードD92,D93,D94の素子耐圧を超えてしまう。
一方、ダイオードD92,D93,D94の素子耐圧を超えないように電源電圧VDDを低く設定する場合、電源電圧VDDは例えば“1.45V”となる。しかしながら、この場合、出力電圧Voutは“−7.7V”から“−2.3V”に上昇してしまい、チャージポンプ回路全体の電圧変換効率が低下するという別の問題が生じてしまう。
なお、上記の説明では負の昇圧電圧が生成される場合を説明したが、正の昇圧電圧が生成される場合も同様に、電圧変換効率の低下を懸念して電源電圧VDDをそのままチャージポンプ回路に印加すると、ダイオードの素子耐圧を超えて素子の特性劣化や破壊が発生するという問題があった。
本発明は上記従来の問題点を解決するもので、素子耐圧の低い半導体プロセスを用いても素子の特性劣化や破壊が発生しにくいチャージポンプ回路を提供することを目的とする。
上記の課題を解決するために、本発明に係るチャージポンプ回路は、所定振幅のクロック信号が入力されるクロック信号入力端子と、前記クロック信号の位相を反転した前記所定振幅の反転クロック信号が入力される反転クロック信号入力端子と、前記クロック信号及び前記反転クロック信号を前記所定振幅に応じて昇圧して生成された出力電圧が出力される出力端子と、前記出力端子とグランド端子との間に直列に接続されている複数の整流回路と、当該複数の整流回路のアノード側に一方の端子が接続された複数の容量素子と、を有し、前記出力端子側の最終段の容量素子の他方の端子がグランド電位に維持されるとともに、前記最終段の容量素子以外の容量素子それぞれの他方の端子に前記クロック信号入力端子及び前記反転クロック信号入力端子が交互に接続されるように構成されたポンプ回路と、を備え、前記複数の整流回路のうち初段及び最終段以外の整流回路は、少なくとも2つのダイオードを、前記出力端子側にアノードが配置され、かつ前記グランド端子側にカソードが配置されるように、直列に接続して構成されている、ものである。
この構成によれば、初段及び最終段以外の整流回路にそれぞれ印加される端子電圧(逆方向バイアス電圧)は、少なくとも2つのダイオードによって分圧された後、それぞれのダイオードに印加されることになる。この結果、素子耐圧の低い半導体プロセスを用いても素子の特性劣化や破壊が発生しにくいチャージポンプ回路を提供することが可能となる。
上記のチャージポンプ回路において、前記ダイオードはダイオード接続のMOSトランジスタである、としてもよい。
この構成によれば、ダイオード素子と比べて、ダイオード接続のMOSトランジスタの閾値電圧が低い時には、出力端子からより高い出力電圧を得ることが可能となり、この結果、電圧変換効率を向上させることができる。
上記のチャージポンプ回路において、前記少なくとも2つのダイオードは、前記グランド端子側に配置された第1のダイオード接続のMOSトランジスタと、前記出力端子側に配置された第2のダイオード接続のMOSトランジスタとから成り、前記第1のダイオード接続のMOSトランジスタに並列に接続されたNMOSトランジスタと、前記第2のダイオード接続のMOSトランジスタに並列に接続されたPMOSトランジスタと、を備え、前記NMOSトランジスタは、ゲートが前記第2のダイオード接続のMOSトランジスタのアノードと接続され、ドレインが前記第1のダイオード接続のMOSトランジスタのアノードと接続され、かつソースが前記第1のダイオード接続のMOSトランジスタのカソードと接続されるように構成され、前記PMOSトランジスタは、ゲートが前記第1のダイオード接続のMOSトランジスタのカソードと接続され、ドレインが前記第2のダイオード接続のMOSトランジスタのカソードと接続され、かつソースが前記第2のダイオード接続のMOSトランジスタのアノードと接続されるように構成されている、としてもよい。
この構成によれば、初段及び最終段以外の整流回路にアノード電位よりもカソード電位が高い端子電圧(逆方向バイアス電圧)が印加される場合、NMOSトランジスタはゲート−ソース間に逆バイアスが印加されてオフ状態となり、PMOSトランジスタも同様にソース−ゲート間に逆バイアスが印加されてオフ状態となる。このとき、2つのダイオード接続のNMOSトランジスタによって整流回路の端子電圧が分圧され、ダイオード接続のNMOSトランジスタそれぞれに印加される逆方向バイアス電圧が低減する。この結果、素子耐圧の低い半導体プロセスを用いても素子の特性劣化や破壊が発生しにくくなる。
一方、初段及び最終段以外の整流回路にアノード電位がカソード電位よりも高い端子電圧(順方向バイアス電圧)が整流回路に印加されるとき、NMOSトランジスタはゲート−ソース間に順バイアスが印加されてオン状態となり、PMOSトランジスタも同様にソース−ゲート間に順バイアスが印加されてオン状態となる。ここで、初段及び最終段以外の整流回路の端子電圧は、PMOSトランジスタのソース−ドレイン間電圧とNMOSトランジスタのドレイン−ソース間電圧の和となる。この値は、1個のダイオード接続のNMOSトランジスタの閾値電圧とほぼ等しい値となる。このため、初段及び最終段以外の整流回路に印加される順方向バイアス電圧を低くすることができる。
上記のチャージポンプ回路において、前記少なくとも2つのダイオードは、前記グランド端子側に配置された第1のダイオード接続のMOSトランジスタと、前記出力端子側に配置された第2のダイオード接続のMOSトランジスタとから成り、前記第1のダイオード接続のMOSトランジスタに並列に接続されたNMOSトランジスタを備え、前記NMOSトランジスタは、ゲートが前記第2のダイオード接続のMOSトランジスタのアノードと接続され、ドレインが前記第1のダイオード接続のMOSトランジスタのアノードと接続され、かつソースが前記第1のダイオード接続のMOSトランジスタのカソードと接続されるように構成されている、としてもよい。
この構成によれば、上記と同様の効果を奏することができる。
上記のチャージポンプ回路において、前記少なくとも2つのダイオードは、前記グランド端子側に配置された第1のダイオード接続のMOSトランジスタと、前記出力端子側に配置された第2のダイオード接続のMOSトランジスタとから成り、前記第2のダイオード接続のMOSトランジスタに並列に接続されたPMOSトランジスタを備え、前記PMOSトランジスタは、ゲートが前記第1のダイオード接続のMOSトランジスタのカソードと接続され、ドレインが前記第2のダイオード接続のMOSトランジスタのカソードと接続され、かつソースが前記第2のダイオード接続のMOSトランジスタのアノードと接続されるように構成されている、としてもよい。
この構成によれば、上記と同様の効果を奏することができる。
上記のチャージポンプ回路において、前記少なくとも2つのダイオードは、前記グランド端子側に配置された第1のダイオード接続のMOSトランジスタと、前記出力端子側に配置された第2のダイオード接続のMOSトランジスタとから成り、前記第1のダイオード接続のMOSトランジスタに並列に接続された第1のPMOSトランジスタと、前記第2のダイオード接続のMOSトランジスタに並列に接続された第2のPMOSトランジスタと、を備え、前記第1のPMOSトランジスタは、ゲートが前記第1のダイオード接続のMOSトランジスタのカソードと接続され、ドレインが前記第1のダイオード接続のMOSトランジスタのカソードと接続され、かつソースが前記第1のダイオード接続のMOSトランジスタのアノードと接続されるように構成され、前記第2のPMOSトランジスタは、ゲートが前記第1のダイオード接続のMOSトランジスタのカソードと接続され、ドレインが前記第2のダイオード接続のMOSトランジスタのカソードと接続され、かつソースが前記第2のダイオード接続のMOSトランジスタのアノードと接続されるように構成されている、としてもよい。
この構成によれば、上記と同様の効果を奏することができる。
上記のチャージポンプ回路において、前記少なくとも2つのダイオードは、前記グランド端子側に配置された第1のダイオード接続のMOSトランジスタと、前記出力端子側に配置された第2のダイオード接続のMOSトランジスタとから成り、前記第1のダイオード接続のMOSトランジスタに並列に接続された第1のNMOSトランジスタと、前記第2のダイオード接続のMOSトランジスタに並列に接続された第2のNMOSトランジスタと、を備え、前記第1のNMOSトランジスタは、ゲートが前記第2のダイオード接続のMOSトランジスタのアノードと接続され、ドレインが前記第1のダイオード接続のMOSトランジスタのアノードと接続され、かつソースが前記第1のダイオード接続のMOSトランジスタのカソードと接続されるように構成され、前記第2のNMOSトランジスタは、ゲートが前記第2のダイオード接続のMOSトランジスタのアノードと接続され、ドレインが前記第2のダイオード接続のMOSトランジスタのアノードと接続され、かつソースが前記第2のダイオード接続のMOSトランジスタのカソードと接続されるように構成されている、としてもよい。
この構成によれば、上記と同様の効果を奏することができる。
上記のチャージポンプ回路において、前記少なくとも2つのダイオードは、前記グランド端子側に配置された第1のダイオード接続のMOSトランジスタと、前記出力端子側に配置された第2のダイオード接続のMOSトランジスタとから成り、前記第1のダイオード接続のMOSトランジスタに並列に接続されたNMOSトランジスタと、前記第2のダイオード接続のMOSトランジスタに並列に接続されたPMOSトランジスタと、を備え、前記NMOSトランジスタは、ゲートおよびドレインが前記第1のダイオード接続のMOSトランジスタのアノードと接続され、ソースが前記第1のダイオード接続のMOSトランジスタのカソードと接続されるように構成され、前記PMOSトランジスタは、ゲートおよびソースが前記第2のダイオード接続のMOSトランジスタのカソードと接続され、ソースが前記第1のダイオード接続のMOSトランジスタのアノードと接続されるように構成されている、としてもよい。
この構成によれば、上記と同様の効果を奏することができる。
上記のチャージポンプ回路において、前記少なくとも2つのダイオードは、直列に接続した前記2つのダイオード接続のMOSトランジスタから成る整流回路を多段接続して構成され、前記複数の整流回路のうち初段及び最終段の整流回路は、直列に接続した2つの前記ダイオード接続のMOSトランジスタから成り、前記ダイオード接続のMOSトランジスタそれぞれに前記NMOSトランジスタ又は前記PMOSトランジスタが並列に接続されている、としてもよい。
この構成によれば、初段及び最終段以外の整流回路のカソードとアノードとの間に印加される端子電圧が多段接続された整流回路を構成する少なくとも2つのダイオード接続のMOSトランジスタで分圧される。さらに、初段及び最終段の整流回路のカソードとアノードとの間に印加される端子電圧が少なくとも2つのダイオード接続のMOSトランジスタで分圧される。このため、より高い逆方向バイアス電圧の印加が可能となる。
上記のチャージポンプ回路において、シリコンオンインシュレータ(SOI)構造又はシリコンオンサファイア(SOS)構造の単一の基板上に集積化されている、としてもよい。
この構成によれば、SOI構造又はSOS構造の基板上に構成される半導体集積回路の低閾値電圧化の特性を利用して、出力端子から出力される出力電圧をより高くすることができ、電圧変換効率を向上させることができる。
上記の課題を解決するために、その他の本発明に係るスイッチ装置は、上記チャージポンプ回路と、前記チャージポンプ回路の前記クロック信号入力端子及び前記反転クロック信号入力端子それぞれに入力される前記クロック信号及び前記反転クロック信号を発振により生成する発振器と、複数のスイッチ入力端と複数のスイッチ出力端とを備え、任意のスイッチ入力端と任意のスイッチ出力端との間を導通させるように構成されたスイッチと、前記スイッチの導通を切替えるスイッチ切替制御信号が入力され、当該スイッチ切替制御信号をデコードして得られたドライバ制御信号を出力するデコーダと、前記チャージポンプ回路の前記出力端子から出力された前記出力電圧を電源電圧とし、前記デコーダから前記ドライバ制御信号が入力され、前記ドライバ制御信号によって前記スイッチの導通を制御するスイッチ制御信号を生成して出力するドライバと、を備え、前記チャージポンプ回路、前記発振器、前記デコーダ、前記ドライバ及び前記スイッチがシリコンオンインシュレータ(SOI)構造又はシリコンオンサファイア(SOS)構造の単一の基板上に集積化されている、ものである。
この構成によれば、素子耐圧の低い半導体プロセスを用いても素子の特性劣化や破壊が発生しにくいスイッチ装置を提供することが可能となる。
本発明の上記目的、他の目的、特徴、及び利点は、添付図面参照の下、以下の好適な実施態様の詳細な説明から明らかにされる。
本発明によれば、素子耐圧の低い半導体プロセスを用いても素子の特性劣化や破壊が発生しにくいチャージポンプ回路を提供することができる。
以下、本発明の好ましい実施の形態を、図面を参照しながら説明する。なお、以下では全ての図を通じて同一又は相当する要素には同一の参照符号を付して、その重複する説明を省略する。
(実施の形態1)
[チャージポンプ(charge pump)回路の構成]
図1は、本発明の実施の形態1に係るチャージポンプ回路の構成例を示した回路図である。
[チャージポンプ(charge pump)回路の構成]
図1は、本発明の実施の形態1に係るチャージポンプ回路の構成例を示した回路図である。
図1に示すチャージポンプ回路4は、出力端子1に出現した負の出力電圧Voutを出力する回路である。また、チャージポンプ回路4は、SOI(Silicon On Insulator)構造又はSOS(Silicon On Sapphire)構造の単一の基板上に集積化されている。
チャージポンプ回路4は、出力端子1と、クロック(clock)信号入力端子2と、反転クロック信号入力端子3と、ポンプ(pump)回路40と、グランド(ground)端子5、6とを有する。
ポンプ回路40は、所謂ディクソン(Dickson)型昇圧回路をベースとして、整流回路と容量素子とを組み合わせたポンピングパケット(pumping packet)41を多段接続して構成されている。本実施の形態の場合、ポンピングパケット41の段数は“5段”としている。
初段のポンピングパケット41aでは、整流回路411aとしてのダイオード(diode)素子D1のアノード(anode)側のノードAに容量素子C1の一方の端子が接続されている。最終段のポンピングパケット41eでは、ポンピングパケット41aと同様に、整流回路411eとしてのダイオード素子D8のアノード側のノードEに容量素子C5の一方の端子が接続されている。
ポンピングパケット41b〜41dについても、ポンピングパケット41a,41eと同様に、整流回路と容量素子とが接続されて構成されている。但し、ポンピングパケット41a,41eと比べると、整流回路としてのダイオード素子の段数が“2段”になっている。
換言すると、ポンプ回路40では、ダイオード素子D1〜D8が、出力端子1側にアノードが配置され、かつグランド端子5側にカソード(cathode)が配置されるように、直列に接続されている。また、ダイオード素子D1とダイオード素子D2、ダイオード素子D3とダイオード素子D4、ダイオード素子D5とダイオード素子D6、ダイオード素子D7とダイオード素子D8を互いに接続するノードA〜ノードDには容量素子C1〜C4の一方の端子が接続され、かつ最終段のダイオード素子D8のアノード側に容量素子C5の一方の端子が接続されている。
初段のポンピングパケット41aのダイオード素子D1のカソード側はグランド端子5に接続されており、最終段のポンピングパケット41eのダイオード素子D8のアノード側は出力端子1に接続されている。奇数段のポンピングパケット41a、41cの各容量素子C1、C3の他方の端子には、クロック信号入力端子2が接続されており、クロック信号入力端子2を介してクロック信号CLKが入力される。偶数段のポンピングパケット41b、41dの各容量素子C2、C4の他方の端子には、反転クロック信号入力端子3が接続されており、反転クロック信号入力端子3を介して反転クロック信号CLKBが入力される。つまり、容量素子C1、C3の他方の端子に入力されるクロック信号CLKがHighレベルとなるとき、容量素子C2、C4の他方の端子に入力される反転クロック信号CLKBがLowレベルとなる。逆に、容量素子C1、C3の他方の端子に入力されるクロック信号CLKがLowレベルとなる場合には、容量素子C2、C4の他方の端子に入力される反転クロック信号CLKBがHighレベルとなる。最終段のポンピングパケット41eの容量素子C5の他方の端子はグランド端子6に接続されている。
[チャージポンプ回路の動作]
チャージポンプ回路4の動作の概要を説明する。
チャージポンプ回路4の動作の概要を説明する。
最終段のポンピングパケット41eを除く奇数段のポンピングパケット41a、41cの容量素子C1、C3の他方の端子にはクロック信号CLKが印加されるとともに、偶数段のポンピングパケット41b、41dの容量素子C2、C4の他方の端子には反転クロック信号CLKBが印加される。これにより、ポンプ回路40は、クロック信号CLKと反転クロック信号CLKBのクロック周期毎に容量素子C1〜C4の充放電を繰り返し、クロック信号CLK、反転クロック信号CLKBの振幅にポンピングパケット41の段数に相当する数を乗じて得た電圧を出力端子1から出力する。
ポンプ回路40を構成するポンピングパケット41の段数を「M」とし、ポンピングパケット41の各容量素子の他方の端子に印加されるクロック信号CLK、反転クロック信号CLKBの振幅電圧を「VDD」とし、ポンピングパケット41の各ダイオードの順方向の閾値電圧を「VT」とすると、出力電圧Voutは次式で表される。
Vout=−(M−1)×(VDD−2VT) ・・・(式1)
例えば、VDDを“2.8V”、VTを“0.7V”、Mを“5”とすると、出力電圧Voutとしては“−5.6V”を得ることができる。
例えば、VDDを“2.8V”、VTを“0.7V”、Mを“5”とすると、出力電圧Voutとしては“−5.6V”を得ることができる。
つぎに、ポンプ回路40の詳細な動作を説明する。
まず、クロック信号CLKがHighレベルとなり、かつ反転クロック信号CLKBがLowレベルとなる時、クロック信号入力端子2から容量素子C1及びダイオード素子D1を介してグランド端子5に電流が流れる。この時、ノードAの電圧は「0V+VT」となる。
つぎのクロック周期において、クロック信号CLKがLowレベルとなり、かつ反転クロック信号CLKBがHighレベルとなる時、反転クロック信号入力端子3から容量素子C2、ダイオード素子D3、ダイオード素子D2及び容量素子C1を介してクロック信号入力端子2に電流が流れる。この時、ノードAの電圧は「−VDD+VT」となり、ノードBの電圧は「−VDD+3VT」となる。
つぎのクロック周期において、クロック信号CLKがHighレベルとなり、かつ反転クロック信号CLKBがLowレベルとなる時、クロック信号入力端子2から容量素子C3、ダイオード素子D5、ダイオード素子D4及び容量素子C2を介して反転クロック信号入力端子3に電流が流れる。この時、ノードBの電圧は「−2VDD+3VT」となり、ノードCの電圧は「−2VDD+5VT」となる。
つぎのクロック周期において、クロック信号CLKがLowレベルとなり、かつ反転クロック信号CLKBがHighレベルとなる時、反転クロック信号入力端子3から容量素子C4、ダイオード素子D7、ダイオード素子D6、容量素子C3を介してクロック信号入力端子2に電流が流れる。この時、ノードCの電圧は「−3VDD+5VT」となり、ノードDの電圧は「−3VDD+7VT」となる。
つぎのクロック周期において、クロック信号CLKがHighレベルとなり、かつ反転クロック信号CLKBがLowレベルとなる時、出力端子1からダイオード素子D8、容量素子C4を介して反転クロック信号入力端子3に電流が流れる。この時、ノードDの電圧は「−4VDD+7VT」となり、ノードEの電圧(つまり、出力端子1の出力電圧Vout)は「−4VDD+8VT)」となる。
以上より、最終的には、(式1)のとおり「−4(VDD−2VT)」の負の出力電圧Voutが出力端子1に出現する。
[整流回路の端子電圧の分圧]
まず、整流回路411a〜411eそれぞれに印加される端子電圧に着目する。
[整流回路の端子電圧の分圧]
まず、整流回路411a〜411eそれぞれに印加される端子電圧に着目する。
整流回路411aに印加される端子電圧は、グランド端子5とノードAとの間の電位差である。クロック信号CLKがHighレベルであり、かつ反転クロック信号CLKBがLowレベルである時、グランド端子5とノードAの電位差は、ダイオード素子D1の順方向の閾値電圧「VT」となる。また、クロック信号CLKがLowレベルであり、かつ反転クロック信号CLKBがHighレベルである時、グランド端子5とノードAとの間の電位差はダイオード素子D1の逆方向バイアス電圧「−VDD+VT」となる。
整流回路411bに印加される端子電圧は、ノードAとノードBとの間の電位差である。クロック信号CLKがHighレベルであり、かつ反転クロック信号CLKBがLowレベルである時、ノードAとノードBとの間の電位差は、ダイオード素子D2,D3全体の逆方向バイアス電圧「2VDD−2VT」となる。また、クロック信号CLKがLowレベルであり、かつ反転クロック信号CLKBがHighレベルである時、ノードAとノードBとの間の電位差は、ダイオード素子D2,D3の順方向の閾値電圧の和「2VT」となる。
整流回路411cに印加される端子電圧は、ノードBとノードCとの間の電位差である。クロック信号CLKがHighレベルであり、かつ反転クロック信号CLKBがLowレベルである時、ノードBとノードCとの間の電位差はダイオード素子D4、D5の順方向の閾値電圧の和の「2VT」となる。また、クロック信号CLKがLowレベルであり、かつ反転クロック信号CLKBがHighレベルの時、ノードBとノードCとの間の電位差はダイオード素子D4、D5全体の逆方向バイアス電圧「2VDD−2VT」となる。
整流回路411dに印加される端子電圧は、ノードCとノードDとの間の電位差である。クロック信号CLKがHighレベルであり、かつ反転クロック信号CLKBがLowレベルである時、ノードCとノードDとの間の電位差はダイオード素子D6、D7全体の逆方向バイアス電圧「2VDD−2VT」となる。また、クロック信号CLKがLowレベルであり、反転クロック信号CLKBがHighレベルの時、ノードCとノードDとの間の電位差はダイオード素子D6,D7の順方向の閾値電圧の和「2VT」となる。
整流回路411eに印加される端子電圧は、ノードDとノードEとの間の電位差である。クロック信号CLKがHighレベルであり、かつ反転クロック信号CLKBがLowレベルである時、ノードDとノードEとの間の電位差はダイオード素子D8の順方向の閾値電圧「VT」となる。一方、クロック信号CLKがLowレベルであり、かつ反転クロック信号CLKBがHighレベルの時、ノードDとノードEとの間の電位差はダイオード素子D8の逆方向バイアス電圧「VDD−VT」となる。
つぎに、2段目の整流回路411b、3段目の整流回路411c及び4段目の整流回路411dをそれぞれ構成するダイオード素子の逆方向バイアス電圧に着目する。
2段目の整流回路411b、3段目の整流回路411c及び4段目の整流回路411dにそれぞれ印加される逆方向バイアス電圧は「2VDD−2VT」である。ダイオード素子D2,D3、ダイオード素子D4,D5、ダイオード素子D6,D7は同一の素子であるとすると、逆方向バイアス電圧「2VDD−2VT」は2つのダイオード素子で均等に分圧されることになる。よって、ダイオード素子D2〜D7それぞれに印加される逆方向バイアス電圧は「VDD−VT」となる。
例えば、VDDを“2.8V”とし、かつVTを“0.7V”とすると、ダイオード素子D2〜D7それぞれに印加される逆方向バイアス電圧は“2.1V(=2.8V−0.7V)”となる。これに対し、図10のチャージポンプ回路では、ダイオード素子D2〜D4それぞれに印加される逆方向バイアス電圧は“4.9V(=2.8V×2−0.7V)”である。ダイオード素子の耐圧を“3.6V”とした場合、図10のチャージポンプ回路では2段目のダイオード素子D92、3段目のダイオード素子D93及び4段目のダイオード素子D94それぞれに印加される逆方向バイアス電圧がダイオード素子の耐圧を超えるのに対し、本実施の形態1に係るチャージポンプ回路4では、ダイオード素子D2〜D7それぞれに印加される逆方向バイアス電圧は“2.1V(=2.8V−0.7V)”となり、ダイオード素子の耐圧“3.6V”を超えることはない。
よって、本実施の形態によれば、素子耐圧の低い半導体プロセスを用いても、素子の特性劣化や破壊が発生しにくいチャージポンプ回路を実現できることが分かる。
[変形例]
図1の構成では、ポンピングパケット41の段数は“5段”としているが、ポンピングパケット41の段数は所定の出力電圧Voutに依存しており“5段”に限定されるものではない
図1の構成では、初段のポンピングパケット41a及び最終段のポンピングパケット41eの整流回路411a、411eを構成するダイオード素子の段数は“1段”であるが、他の整流回路411b〜411dと同様に“2段”であってもよい。つまり、初段のポンピングパケット41a及び最終段のポンピングパケット41eの整流回路411a、411eを構成するダイオード素子の段数は少なくとも1段であればよい。これにより、初段のポンピングパケット41a及び最終段のポンピングパケット41eの整流回路411a、411eにおいても、2つのダイオード素子によって順方向バイアス電圧を分圧することができ、電源電圧VDDの高電圧化に対応することが可能となる。
図1の構成では、ポンピングパケット41の段数は“5段”としているが、ポンピングパケット41の段数は所定の出力電圧Voutに依存しており“5段”に限定されるものではない
図1の構成では、初段のポンピングパケット41a及び最終段のポンピングパケット41eの整流回路411a、411eを構成するダイオード素子の段数は“1段”であるが、他の整流回路411b〜411dと同様に“2段”であってもよい。つまり、初段のポンピングパケット41a及び最終段のポンピングパケット41eの整流回路411a、411eを構成するダイオード素子の段数は少なくとも1段であればよい。これにより、初段のポンピングパケット41a及び最終段のポンピングパケット41eの整流回路411a、411eにおいても、2つのダイオード素子によって順方向バイアス電圧を分圧することができ、電源電圧VDDの高電圧化に対応することが可能となる。
上記の説明では負の出力電圧Voutを生成するチャージポンプ回路を挙げているが、正の出力電圧Voutを生成するチャージポンプ回路についても同様な効果が得られる。従って、図1に示されるポンプ回路40において、グランド端子5から出力端子1に向う方向が順方向となるように、ダイオード素子D1〜D8を直列に接続して構成してもよい。本構成のポンプ回路40と図1に示すその他の構成要素とを備えたチャージポンプ回路4は、正の出力電圧Voutを生成することができる。
(実施の形態2)
[チャージポンプ回路の構成]
図2は、本発明の実施の形態2に係るチャージポンプ回路の構成例を示した回路図である。図2に示す整流回路411a〜411eは、図1に示す整流回路411a〜411eのダイオード素子D1〜D8を、ゲート(gate)がドレイン(drain)に接続されたダイオード接続のMOSトランジスタ(Metal-Oxide-Semiconductor transistor)M1〜M8に置き換えたものである。
[チャージポンプ回路の構成]
図2は、本発明の実施の形態2に係るチャージポンプ回路の構成例を示した回路図である。図2に示す整流回路411a〜411eは、図1に示す整流回路411a〜411eのダイオード素子D1〜D8を、ゲート(gate)がドレイン(drain)に接続されたダイオード接続のMOSトランジスタ(Metal-Oxide-Semiconductor transistor)M1〜M8に置き換えたものである。
図2に示す整流回路411a〜411eでは、ダイオード接続のMOSトランジスタM1〜M8の閾値電圧VTが図1に示す整流回路411a〜411eのダイオード素子D1〜D8の閾値電圧VTに比べて低い時には、図1の出力電圧Voutよりも高い出力電圧Voutが得られる。
例えば、VDDを“2.8V”、VTを“0.5V”、Mを“5”とすると、(式1)で表される出力電圧Voutとして“−7.2V”を得ることができる。また、ダイオード接続のMOSトランジスタM1〜M8それぞれに印加される逆方向バイアス電圧は“2.3V”となる。例えば、電源電圧VDDを“2.8V”とした一般的なトランジスタの素子耐圧を“3.6V”とすると、ダイオード接続のMOSトランジスタM1〜M8それぞれに印加される逆方向バイアス電圧が素子耐圧を超えることはない。
なお、ダイオード接続のMOSトランジスタM1〜M8の閾値電圧VTを“0.5V”よりもさらに低く設定できれば、出力電圧Voutとして“−7.2V”よりもさらに高い電圧が得られる。
以上、図2に示す構成であっても、図1に示す構成と同様に、素子耐圧の低い半導体プロセスを用いても素子の特性劣化や破壊が発生しにくいチャージポンプ回路を実現することができる。
[変形例]
実施の形態1と同様の変形例が考えられる。例えば、図2では、ダイオード接続のMOSトランジスタをN型MOSトランジスタ(Negative-channel Metal-Oxide-Semiconductor transistor)で構成しているが、P型MOSトランジスタ(Positive-channel Metal-Oxide-Semiconductor transistor)で構成してもよい。また、図2に示すチャージポンプ回路4の整流回路411の構成としては、後述の図3〜図89に示す整流回路411の構成としてもよいが、それらのアノード端413とカソード端412を反転して接続することにより、図2に示すチャージポンプ回路4は、正の出力電圧Voutを生成することができる。
実施の形態1と同様の変形例が考えられる。例えば、図2では、ダイオード接続のMOSトランジスタをN型MOSトランジスタ(Negative-channel Metal-Oxide-Semiconductor transistor)で構成しているが、P型MOSトランジスタ(Positive-channel Metal-Oxide-Semiconductor transistor)で構成してもよい。また、図2に示すチャージポンプ回路4の整流回路411の構成としては、後述の図3〜図89に示す整流回路411の構成としてもよいが、それらのアノード端413とカソード端412を反転して接続することにより、図2に示すチャージポンプ回路4は、正の出力電圧Voutを生成することができる。
(実施の形態3)
図3は、本発明の実施の形態3における整流回路411の構成例を示した回路図である。本実施の形態は、図2に示す2段目の整流回路411b、3段目の整流回路411c及び4段目の整流回路411dを、図3に示す整流回路411に置き換えたものである。
図3に示す整流回路411の構成について詳述する。
図3は、本発明の実施の形態3における整流回路411の構成例を示した回路図である。本実施の形態は、図2に示す2段目の整流回路411b、3段目の整流回路411c及び4段目の整流回路411dを、図3に示す整流回路411に置き換えたものである。
図3に示す整流回路411の構成について詳述する。
ゲート(gate)がドレイン(drain)に接続されたダイオード接続のNMOSトランジスタM2,M3が直列に接続されており、ダイオード接続のNMOSトランジスタM3のドレインには整流回路411のアノード端413が接続され、ダイオード接続のNMOSトランジスタM2のソース(source)には整流回路411のカソード端412が接続されている。
ダイオード接続のNMOSトランジスタM2にはNMOSトランジスタM21が並列に接続されている。NMOSトランジスタM21のソースはダイオード接続のNMOSトランジスタM2のカソードと接続され、NMOSトランジスタM21のドレインはダイオード接続のNMOSトランジスタM2のアノードと接続されている。NMOSトランジスタM21のゲートは整流回路411のアノード端413と接続されている。
ダイオード接続のNMOSトランジスタM3にはPMOSトランジスタM31が並列に接続されている。PMOSトランジスタM31のソースはダイオード接続のNMOSトランジスタM3のアノードと接続され、PMOSトランジスタM31のドレインはダイオード接続のNMOSトランジスタM3のカソードと接続されている。PMOSトランジスタM31のゲートは整流回路411のカソード端412と接続されている。
ダイオード接続のNMOSトランジスタM2,M3は、NMOSトランジスタの構成に限定されるものではなく、PMOSトランジスタで構成されてもよい。
図3に示す整流回路411の動作について説明する。
アノード端413の電位がカソード端412の電位よりも低くなる端子電圧(逆方向バイアス電圧)が整流回路411に印加される場合には、NMOSトランジスタM21はゲート−ソース間に逆バイアスが印加されてオフ状態となり、PMOSトランジスタM31も同様にソース−ゲート間に逆バイアスが印加されてオフ状態となる。この場合、図2の整流回路411と同様に、アノード端413とカソード端412との間の電位差がダイオード接続のNMOSトランジスタM2,M3によって分圧され、ダイオード接続のNMOSトランジスタM2,M3それぞれに印加される逆方向バイアス電圧が、アノード端413とカソード端412との間の電位差の略1/2になる。
一方、アノード端413の電位がカソード端412の電位よりも高くなる端子電圧(順方向バイアス電圧)が整流回路411に印加される場合には、NMOSトランジスタM21はゲート−ソース間に順バイアスが印加されてダイオード接続のNMOSトランジスタM2よりも先にオン状態となり、PMOSトランジスタM31も同様にソース−ゲート間に順バイアスが印加されてダイオード接続のNMOSトランジスタM3よりも先にオン状態となる。
図2の整流回路411の順方向バイアス電圧はダイオード接続のNMOSトランジスタM2、M3の閾値電圧VTの和「2VT」である。これに対し、図3の整流回路411の順方向バイアス電圧は、PMOSトランジスタM31のソース−ドレイン間電圧とNMOSトランジスタM21のドレイン−ソース間電圧の和となる。この値は、ダイオード接続のNMOSトランジスタM3の閾値電圧VTとほぼ等しい値となる。このため、アノード端413とカソード端412との間の電位差である順方向バイアス電圧は、図2の整流回路411の順方向バイアス電圧よりも低くすることができる。
図2に示す整流回路411を図3の整流回路図411に置き換えた場合、チャージポンプ回路4の出力電圧Voutは次式で表すことができる。
Vout=−(M−1)×(VDD−VT) ・・・(式2)
例えば、VDDを“2.8V”、VTを“0.5V”、Mを“5”とすると、(式2)で表される出力電圧Voutは“−9.2V”となる。この出力電圧Voutは、実施の形態2に係るチャージポンプ回路4の出力電圧Vout“−7.2V”よりも高くなっている。さらに、図10に示すチャージポンプ回路の出力電圧Vout“−7.7V”よりも高くなっている。
例えば、VDDを“2.8V”、VTを“0.5V”、Mを“5”とすると、(式2)で表される出力電圧Voutは“−9.2V”となる。この出力電圧Voutは、実施の形態2に係るチャージポンプ回路4の出力電圧Vout“−7.2V”よりも高くなっている。さらに、図10に示すチャージポンプ回路の出力電圧Vout“−7.7V”よりも高くなっている。
ダイオード接続のNMOSトランジスタM2,M3の閾値電圧VTを“0.5V”よりもさらに低く設定できれば、出力電圧Voutは“−9.2V”よりもさらに高くすることができる。この点で、低閾値電圧化の特性を有したSOI構造又はSOS構造の基板上に構成される半導体集積回路にとって有利である。
ダイオード接続のMOSトランジスタM1〜M8それぞれに印加される逆方向バイアス電圧は“2.3V(=2.8V−0.5V)”となる。例えば、電源電圧VDDが“2.8V”である一般的なトランジスタの素子耐圧を“3.6V”とすると、ダイオード接続のMOSトランジスタM1〜M8それぞれに印加される逆方向バイアス電圧は素子耐圧を超えることはない。
本実施の形態によれば、素子耐圧の低い半導体プロセスを用いたとしても、電圧変換効率を低下することなく、素子の特性劣化や破壊が発生しにくいチャージポンプ回路を実現できる。なお、実施の形態2と同様の変形例が考えられる。
(実施の形態4)
図4は、本発明の実施の形態4における整流回路411の構成例を示した回路図である。
(実施の形態4)
図4は、本発明の実施の形態4における整流回路411の構成例を示した回路図である。
本実施の形態は、図2に示す2段目の整流回路411b、3段目の整流回路411c及び4段目の整流回路411dを、図4に示す整流回路411に置き換えたものである。
図4に示す整流回路411の構成は、図3に示す実施の形態3における整流回路411の構成からPMOSトランジスタM31を省略したものである。
本実施の形態によっても、実施の形態3と同様の効果が得られる。また、実施の形態2と同様の変形例が考えられる。
(実施の形態5)
図5は、本発明の実施の形態5における整流回路411の構成例を示した回路図である。
図5は、本発明の実施の形態5における整流回路411の構成例を示した回路図である。
本実施の形態は、図2に示す2段目の整流回路411b、3段目の整流回路411c及び4段目の整流回路411dを、図5に示す整流回路411に置き換えたものである。
図5に示す整流回路411の構成は、図3に示す実施の形態3における整流回路411の構成からNMOSトランジスタM21を省略したものである。
本実施の形態によっても、実施の形態3と同様の効果が得られる。また、実施の形態2と同様の変形例が考えられる。
(実施の形態6)
図6は、本発明の実施の形態6における整流回路411の構成例を示した回路図である。
図6は、本発明の実施の形態6における整流回路411の構成例を示した回路図である。
本実施の形態は、図2に示す2段目の整流回路411b、3段目の整流回路411c及び4段目の整流回路411dを、図6に示す整流回路411に置き換えたものである。
図6に示す整流回路411の構成は、図3に示す実施の形態3における整流回路411の構成において、ダイオード接続のNMOSトランジスタM2に並列に接続されているNMOSトランジスタM21を、PMOSトランジスタM22に置き換えたものである。PMOSトランジスタM22のソースはダイオード接続のNMOSトランジスタM2のアノードと接続され、PMOSトランジスタM22のドレインはダイオード接続のNMOSトランジスタM2のアノードと接続されている。PMOSトランジスタM22のゲートは整流回路411のカソード端412と接続されている。
図6に示す整流回路411の動作について説明する。
アノード端413の電位がカソード端412の電位よりも低くなる端子電圧(逆方向バイアス電圧)が整流回路411に印加される場合には、PMOSトランジスタM22はソース−ゲート間に逆バイアスが印加されてオフ状態となり、PMOSトランジスタM31も同様にソース−ゲート間に逆バイアスが印加されてオフ状態となる。よって、この場合、図2の整流回路411と同様に、アノード端413とカソード端412との間の電位差である逆方向バイアス電圧がダイオード接続のNMOSトランジスタM2,M3によって分圧され、ダイオード接続のNMOSトランジスタM2,M3それぞれに印加される逆方向バイアス電圧が低くなる。
一方、アノード端413の電位がカソード端412の電位よりも高くなる端子電圧(順方向バイアス電圧)が整流回路411に印加される場合には、PMOSトランジスタM31はソース−ゲート間に順バイアスが印加されてオン状態となり、PMOSトランジスタM22は、PMOSトランジスタM31のオン状態を経て、ソース−ゲート間に順バイアスが印加されてオン状態となる。このため、アノード端413とカソード端412との間の電位差である順方向バイアス電圧は、図2の整流回路411の順方向バイアス電圧よりも低くなる。
図2の整流回路411の順方向バイアス電圧はダイオード接続のNMOSトランジスタM2、M3の閾値電圧VTの和「2VT」である。これに対し、図7の整流回路411の順方向バイアス電圧は、PMOSトランジスタM22のソース−ドレイン間電圧とPMOSトランジスタM31のソース−ドレイン間電圧の和である。この値は、ダイオード接続のNMOSトランジスタM3の閾値電圧VTとほぼ等しい値となる。
本実施の形態によっても、実施の形態3と同様の効果が得られる。また、実施の形態2と同様の変形例が考えられる。
(実施の形態7)
図7は、本発明の実施の形態7における整流回路411の構成例を示した回路図である。
(実施の形態7)
図7は、本発明の実施の形態7における整流回路411の構成例を示した回路図である。
本実施の形態は、図2に示す2段目の整流回路411b、3段目の整流回路411c及び4段目の整流回路411dを、図7に示す整流回路411に置き換えたものである。
図7に示す整流回路411の構成について詳述する。
図7に示す整流回路411の構成は、図3に示す実施の形態3における整流回路411の構成において、ダイオード接続のNMOSトランジスタM3に並列に接続されているPMOSトランジスタM31を、NMOSトランジスタM32に置き換えたものである。
NMOSトランジスタM32のソースはダイオード接続のNMOSトランジスタM3のカソードと接続され、NMOSトランジスタM32のドレインはダイオード接続のNOSトランジスタM3のアノードと接続されている。NMOSトランジスタM32のゲートは整流回路411のアノード端413と接続されている。
NMOSトランジスタM32のソースはダイオード接続のNMOSトランジスタM3のカソードと接続され、NMOSトランジスタM32のドレインはダイオード接続のNOSトランジスタM3のアノードと接続されている。NMOSトランジスタM32のゲートは整流回路411のアノード端413と接続されている。
本実施の形態によっても、実施の形態3と同様の効果が得られる。また、実施の形態2と同様の変形例が考えられる。
(実施の形態8)
図8は、本発明の実施の形態8における整流回路411の構成例を示した回路図である。本実施の形態は、図2に示す2段目の整流回路411b、3段目の整流回路411c及び4段目の整流回路411dを、図8に示す整流回路411に置き換えたものである。
(実施の形態8)
図8は、本発明の実施の形態8における整流回路411の構成例を示した回路図である。本実施の形態は、図2に示す2段目の整流回路411b、3段目の整流回路411c及び4段目の整流回路411dを、図8に示す整流回路411に置き換えたものである。
図8に示す整流回路411の構成は、図3に示す実施の形態3における整流回路411の構成において、NMOSトランジスタM21及びPMOSトランジスタM31それぞれのゲートをNMOSトランジスタM21及びPMOSトランジスタM31それぞれのドレインに接続したものである。
図8に示す整流回路411の動作について説明する。アノード端413の電位がカソード端412の電位よりも低くなる端子電圧(逆方向バイアス電圧)が整流回路411に印加される場合には、NMOSトランジスタM21はそのソース−ゲート間に逆バイアスが印加されてオフ状態となり、PMOSトランジスタM31も同様にそのソース−ゲート間に逆バイアスが印加されてオフ状態となる。よって、この場合、図2の整流回路411と同様に、アノード端413とカソード端412との間の電位差である逆方向バイアス電圧がダイオード接続のNMOSトランジスタM2,M3によって分圧され、ダイオード接続のNMOSトランジスタM2,M3それぞれに印加される逆方向バイアス電圧が低くなる。
一方、アノード端413の電位がカソード端412の電位よりも高くなる端子電圧(順方向バイアス電圧)が整流回路411に印加される場合には、PMOSトランジスタM31はそのソース−ゲート間に順バイアスが印加されてオン状態となり、NMOSトランジスタM21は、そのゲート−ソース間に順バイアスが印加されてオン状態となる。このため、アノード端413とカソード端412との間の電位差である順方向バイアス電圧は、図2の整流回路411の順方向バイアス電圧よりも低くなる。
図2の整流回路411の順方向バイアス電圧はダイオード接続のNMOSトランジスタM2、M3の閾値電圧VTの和「2VT」である。これに対し、図8の整流回路411の順方向バイアス電圧は、PMOSトランジスタM31のソース−ドレイン間電圧とNMOSトランジスタM21のドレイン−ソース間電圧の和である。本実施の形態によっても、実施の形態3と同様の効果が得られる。また、実施の形態2と同様の変形例が考えられる。
(実施の形態9)
図9は、本発明の実施の形態9における整流回路411の構成例を示した回路図である。
図9は、本発明の実施の形態9における整流回路411の構成例を示した回路図である。
本実施の形態は、図2に示す2段目の整流回路411b、3段目の整流回路411c及び4段目の整流回路411dを、図9に示す整流回路411に置き換えている。さらに、図2に示す1段目の整流回路411a、5段目の整流回路411eを、図3に示す実施の形態3における整流回路411に置き換えている。つまり、図9に示す整流回路411は、図3に示す実施の形態3における整流回路411を2段直列に接続したものである。
1段目の整流回路4111aのアノード端4113aと2段目の整流回路4111bのカソード端4112bとが接続されている。整流回路411のカソード端412は、1段目の整流回路4111aのカソード端4112aと接続され、整流回路411のアノード端413は、2段目の整流回路4111bのアノード端4113bと接続されている。
このように、本実施の形態では、2段目の整流回路411b、3段目の整流回路411c及び4段目の整流回路411dを、2つの整流回路4111a,4111bを直列に接続して構成したことにより、整流回路411のカソード端412とアノード端413との間に印加される端子電圧が4つのダイオード接続のMOSトランジスタで分圧されることになる。さらに、1段目の整流回路411a、5段目の整流回路411eを2つのダイオード接続のMOSトランジスタM2、M3を直列に接続して構成したことにより、整流回路411のカソード端412とアノード端413との間に印加される端子電圧が2つのダイオード接続のMOSトランジスタで分圧されることになる。このため、より高い逆方向バイアス電圧の印加が可能となる。
なお、図3に示す実施の形態3における整流回路411の他に、図4に示す実施の形態4における整流回路411、図5に示す実施の形態5における整流回路411、図6に示す実施の形態6における整流回路411、図7に示す実施の形態7における整流回路411、又は図8に示す実施の形態8における整流回路411の2段構成にしてもよい。あるいは、異なる実施の形態の整流回路411を多段接続してもよい。また、実施の形態2と同様の変形例が考えられる。
(実施の形態10)
図10は、本発明の実施の形態10に係るスイッチ装置の構成を示したブロック図である。
図10は、本発明の実施の形態10に係るスイッチ装置の構成を示したブロック図である。
本実施の形態は、上記の実施の形態1乃至9のチャージポンプ回路4を、高周波信号の切り替えを行うスイッチ(switch)装置の昇圧電源に適用したものである。
制御信号入力端子100には外部からスイッチ切替制御信号が入力される。デコーダ111は、制御信号入力端子100に入力されたスイッチ切替制御信号をデコードしてドライバ制御信号101を生成する。ドライバ112はドライバ制御信号101に応じてスイッチ制御信号102を生成する。スイッチ113はスイッチ制御信号102に応じてスイッチ入力端103とスイッチ出力端104a〜104fのうちいずれか一つとの間を導通させている。つまり、スイッチ入力端103に入力された信号は、スイッチ制御信号102に基づいて、スイッチ出力端104a〜104fのうちいずれか一つから出力される。
昇圧電源114は、発振器110とチャージポンプ回路4とを有している。
発振器110は、チャージポンプ回路4を駆動するためのクロック信号CLK及び反転クロック信号CLKBを発振により生成して、該クロック信号CLK及び該反転クロック信号CLKBをチャージポンプ回路4のクロック信号入力端子2及び反転クロック信号入力端子3にそれぞれ印加させている。
チャージポンプ回路4は、上記の実施の形態1〜9のとおり、出力端子1に出現した正又は負の出力電圧Voutを出力する。ドライバ112はチャージポンプ回路4から供給される出力電圧Voutを電源電圧とし、この出力電圧Voutによってスイッチ制御信号102を生成することができる。なお、出力電圧Voutは、スイッチ装置全体の電源(図示なし)として印加される電源電圧よりも大きいため、ドライバ112から出力されるスイッチ制御信号102の電圧は、スイッチ装置全体の電源電圧よりも大きくなる。この結果として、スイッチ113の特性向上(低ひずみ、低損失、及び高アイソレーション)が図られている。
さらに、図10のスイッチ装置は、SOI構造又はSOS構造の単一の基板上に集積化されている。つまり、図10のスイッチ装置を構成する発振器110、チャージポンプ回路4、デコーダ111、ドライバ112及びスイッチ113は、SOI構造又はSOS構造の単一の基板上に集積化されている。
このように、スイッチ装置の昇圧電源として素子耐圧の低い半導体プロセスでも特性劣化や破壊が発生しにくいチャージポンプ回路4が適用されたことにより、低ひずみ、低損失及び高アイソレーションのスイッチ装置を実現できる。
なお、スイッチ113のスイッチ入力端数は“1”であり、かつスイッチ出力端数は“6”であることに限定されるものではない。また、昇圧電源114の出力電圧Voutは負の昇圧電圧に限定されるものではなく、正の昇圧電圧、あるいは正の昇圧電圧と負の昇圧電圧との両方であってもよい。換言すると、昇圧電源114を構成するチャージポンプ回路4の出力電圧Voutは負の昇圧電圧に限定されるものではなく、正の昇圧電圧、あるいは正の昇圧電圧と負の昇圧電圧との両方であってもよい。
上記説明から、当業者にとっては、本発明の多くの改良や他の実施形態が明らかである。従って、上記説明は、例示としてのみ解釈されるべきであり、本発明を実行する最良の態様を当業者に教示する目的で提供されたものである。本発明の精神を逸脱することなく、その構造及び/又は機能の詳細を実質的に変更できる。
本発明のチャージポンプ回路は、素子耐圧の低い半導体プロセスを用いたチャージポンプ回路にとって有用である。
1 出力端子
2 クロック信号入力端子
3 反転クロック信号入力端子
4 チャージポンプ回路
40 ポンプ回路
5、6 グランド端子
41a、41b、41c、41d、41e ポンピングパケット
100 制御信号入力端子
101 ドライバ制御信号
102 スイッチ制御信号
103 スイッチ入力端
104a、104b、104c、104d、104e、104f スイッチ出力端
110 発振器
111 デコーダ
112 ドライバ
113 スイッチ
114 昇圧電源
411、411a、411b、411c、411d、411e、4111a、4111b 整流回路
412、412a、412b、4112a、4112b カソード端
413、413a、413b、4113a、4113b アノード端
D1〜D8 ダイオード素子
C1〜C5 容量素子
M1〜M8、M21、M22、M31、M32 MOSトランジスタ
Vout 出力電圧
CLK クロック信号
CLKB 反転クロック信号
A、B、C、D、E ノード
2 クロック信号入力端子
3 反転クロック信号入力端子
4 チャージポンプ回路
40 ポンプ回路
5、6 グランド端子
41a、41b、41c、41d、41e ポンピングパケット
100 制御信号入力端子
101 ドライバ制御信号
102 スイッチ制御信号
103 スイッチ入力端
104a、104b、104c、104d、104e、104f スイッチ出力端
110 発振器
111 デコーダ
112 ドライバ
113 スイッチ
114 昇圧電源
411、411a、411b、411c、411d、411e、4111a、4111b 整流回路
412、412a、412b、4112a、4112b カソード端
413、413a、413b、4113a、4113b アノード端
D1〜D8 ダイオード素子
C1〜C5 容量素子
M1〜M8、M21、M22、M31、M32 MOSトランジスタ
Vout 出力電圧
CLK クロック信号
CLKB 反転クロック信号
A、B、C、D、E ノード
Claims (11)
- 所定振幅のクロック信号が入力されるクロック信号入力端子と、
前記クロック信号の位相を反転した前記所定振幅の反転クロック信号が入力される反転クロック信号入力端子と、
前記クロック信号及び前記反転クロック信号を前記所定振幅に応じて昇圧して生成された出力電圧が出力される出力端子と、
前記出力端子とグランド端子との間に直列に接続されている複数の整流回路と、当該複数の整流回路のアノード側に一方の端子が接続された複数の容量素子と、を有し、前記出力端子側の最終段の容量素子の他方の端子がグランド電位に維持されるとともに、前記最終段の容量素子以外の容量素子それぞれの他方の端子に前記クロック信号入力端子及び前記反転クロック信号入力端子が交互に接続されるように構成されたポンプ回路と、
を備え、前記複数の整流回路のうち初段及び最終段以外の整流回路は、少なくとも2つのダイオードを、前記出力端子側にアノードが配置され、かつ前記グランド端子側にカソードが配置されるように、直列に接続して構成されている、チャージポンプ回路。 - 前記ダイオードはダイオード接続のMOSトランジスタである、請求項1に記載のチャージポンプ回路。
- 前記少なくとも2つのダイオードは、前記グランド端子側に配置された第1のダイオード接続のMOSトランジスタと、前記出力端子側に配置された第2のダイオード接続のMOSトランジスタとから成り、
前記第1のダイオード接続のMOSトランジスタに並列に接続されたNMOSトランジスタと、
前記第2のダイオード接続のMOSトランジスタに並列に接続されたPMOSトランジスタと、を備え、
前記NMOSトランジスタは、ゲートが前記第2のダイオード接続のMOSトランジスタのアノードと接続され、ドレインが前記第1のダイオード接続のMOSトランジスタのアノードと接続され、かつソースが前記第1のダイオード接続のMOSトランジスタのカソードと接続されるように構成され、
前記PMOSトランジスタは、ゲートが前記第1のダイオード接続のMOSトランジスタのカソードと接続され、ドレインが前記第2のダイオード接続のMOSトランジスタのカソードと接続され、かつソースが前記第2のダイオード接続のMOSトランジスタのアノードと接続されるように構成されている、請求項2に記載のチャージポンプ回路。 - 前記少なくとも2つのダイオードは、前記グランド端子側に配置された第1のダイオード接続のMOSトランジスタと、前記出力端子側に配置された第2のダイオード接続のMOSトランジスタとから成り、
前記第1のダイオード接続のMOSトランジスタに並列に接続されたNMOSトランジスタを備え、
前記NMOSトランジスタは、ゲートが前記第2のダイオード接続のMOSトランジスタのアノードと接続され、ドレインが前記第1のダイオード接続のMOSトランジスタのアノードと接続され、かつソースが前記第1のダイオード接続のMOSトランジスタのカソードと接続されるように構成されている、請求項2に記載のチャージポンプ回路。 - 前記少なくとも2つのダイオードは、前記グランド端子側に配置された第1のダイオード接続のMOSトランジスタと、前記出力端子側に配置された第2のダイオード接続のMOSトランジスタとから成り、
前記第2のダイオード接続のMOSトランジスタに並列に接続されたPMOSトランジスタを備え、
前記PMOSトランジスタは、ゲートが前記第1のダイオード接続のMOSトランジスタのカソードと接続され、ドレインが前記第2のダイオード接続のMOSトランジスタのカソードと接続され、かつソースが前記第2のダイオード接続のMOSトランジスタのアノードと接続されるように構成されている、請求項2に記載のチャージポンプ回路。 - 前記少なくとも2つのダイオードは、前記グランド端子側に配置された第1のダイオード接続のMOSトランジスタと、前記出力端子側に配置された第2のダイオード接続のMOSトランジスタとから成り、
前記第1のダイオード接続のMOSトランジスタに並列に接続された第1のPMOSトランジスタと、
前記第2のダイオード接続のMOSトランジスタに並列に接続された第2のPMOSトランジスタと、を備え、
前記第1のPMOSトランジスタは、ゲートが前記第1のダイオード接続のMOSトランジスタのカソードと接続され、ドレインが前記第1のダイオード接続のMOSトランジスタのカソードと接続され、かつソースが前記第1のダイオード接続のMOSトランジスタのアノードと接続されるように構成され、
前記第2のPMOSトランジスタは、ゲートが前記第1のダイオード接続のMOSトランジスタのカソードと接続され、ドレインが前記第2のダイオード接続のMOSトランジスタのカソードと接続され、かつソースが前記第2のダイオード接続のMOSトランジスタのアノードと接続されるように構成されている、請求項2に記載のチャージポンプ回路。 - 前記少なくとも2つのダイオードは、前記グランド端子側に配置された第1のダイオード接続のMOSトランジスタと、前記出力端子側に配置された第2のダイオード接続のMOSトランジスタとから成り、
前記第1のダイオード接続のMOSトランジスタに並列に接続された第1のNMOSトランジスタと、
前記第2のダイオード接続のMOSトランジスタに並列に接続された第2のNMOSトランジスタと、を備え、
前記第1のNMOSトランジスタは、ゲートが前記第2のダイオード接続のMOSトランジスタのアノードと接続され、ドレインが前記第1のダイオード接続のMOSトランジスタのアノードと接続され、かつソースが前記第1のダイオード接続のMOSトランジスタのカソードと接続されるように構成され、
前記第2のNMOSトランジスタは、ゲートが前記第2のダイオード接続のMOSトランジスタのアノードと接続され、ドレインが前記第2のダイオード接続のMOSトランジスタのアノードと接続され、かつソースが前記第2のダイオード接続のMOSトランジスタのカソードと接続されるように構成されている、請求項2に記載のチャージポンプ回路。 - 前記少なくとも2つのダイオードは、前記グランド端子側に配置された第1のダイオード接続のMOSトランジスタと、前記出力端子側に配置された第2のダイオード接続のMOSトランジスタとから成り、
前記第1のダイオード接続のMOSトランジスタに並列に接続されたNMOSトランジスタと、
前記第2のダイオード接続のMOSトランジスタに並列に接続されたPMOSトランジスタと、を備え、
前記NMOSトランジスタは、ゲートおよびドレインが前記第1のダイオード接続のMOSトランジスタのアノードと接続され、ソースが前記第1のダイオード接続のMOSトランジスタのカソードと接続されるように構成され、
前記PMOSトランジスタは、ゲートおよびソースが前記第2のダイオード接続のMOSトランジスタのカソードと接続され、ソースが前記第1のダイオード接続のMOSトランジスタのアノードと接続されるように構成されている、請求項2に記載のチャージポンプ回路。 - 前記少なくとも2つのダイオードは、直列に接続した2つの前記ダイオード接続のMOSトランジスタから成る整流回路を多段接続して構成され、
前記複数の整流回路のうち初段及び最終段の整流回路は、直列に接続した2つの前記ダイオード接続のMOSトランジスタから成り、
前記ダイオード接続のMOSトランジスタそれぞれに前記NMOSトランジスタ又は前記PMOSトランジスタが並列に接続されている、請求項3乃至8のいずれか1項に記載のチャージポンプ回路。 - シリコンオンインシュレータ(SOI)構造又はシリコンオンサファイア(SOS)構造の単一の基板上に集積化されている、請求項1乃至9のいずれか1項に記載のチャージポンプ回路。
- 請求項1乃至9のいずれか1項に記載のチャージポンプ回路と、
前記チャージポンプ回路の前記クロック信号入力端子及び前記反転クロック信号入力端子それぞれに入力される前記クロック信号及び前記反転クロック信号を発振により生成する発振器と、
複数のスイッチ入力端と複数のスイッチ出力端とを備え、任意のスイッチ入力端と任意のスイッチ出力端との間を導通させるように構成されたスイッチと、
前記スイッチの導通を切替えるスイッチ切替制御信号が入力され、当該スイッチ切替制御信号をデコードして得られたドライバ制御信号を出力するデコーダと、
前記チャージポンプ回路の前記出力端子から出力された前記出力電圧を電源電圧とし、前記デコーダから前記ドライバ制御信号が入力され、前記ドライバ制御信号によって前記スイッチの導通を制御するスイッチ制御信号を生成して出力するドライバと、
を備え、前記チャージポンプ回路、前記発振器、前記デコーダ、前記ドライバ及び前記スイッチがシリコンオンインシュレータ(SOI)構造又はシリコンオンサファイア(SOS)構造の単一の基板上に集積化されている、スイッチ装置。
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