JPWO2012077190A1 - 半導体検査装置 - Google Patents

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Abstract

従来に比し、並設された半導体をより高速で検査する半導体検査装置を提供すること。
シート(粘着シート45)上に貼着された半導体素子(LEDチップ41)の特性を測定する半導体検査装置1であって、シートを保持する枠状の保持部材(ウエハリング43)と、半導体素子の上方に配置され半導体素子の電極パッド41a,41bに接触して特性を測定するプローブ30と、シートの下方に配置され保持部材の内側を上下方向に駆動される内側ステージ(小型ステージ20)と、を備え、半導体素子の特性を測定する際に、プローブ30は、固定され、内側ステージは、シートの下方より上昇してシートを介して半導体素子を部分的に持ち上げ、半導体素子の電極をプローブ30に接触させることで特性を測定すること。

Description

本発明は、半導体検査装置に関する。
従来、例えばダイシング済みのウエハのような並設された半導体を高速で検査する半導体検査装置として、例えば特許文献1に開示されるように、XYZの3軸移動及び回転が可能に設けられたステージに半導体を固定した状態で、プローブが半導体の端子の上方に位置するようにステージを移動させる工程と、ステージを上昇させてプローブを端子に接触させる工程とを繰り返しながら半導体の特性を測定するものが知られている。
また、例えば特許文献2に開示されるように、水平方向に移動可能に設けられたステージに半導体を固定した状態で、プローブが半導体の端子の上方に位置するようにステージを移動させる工程と、この位置でプローブを下降させて半導体の端子に接触させる工程とを繰り返しながら半導体の特性を測定するものが知られている。
特開2007−19237号公報(段落0011、0030) 特開2006−329816号公報(段落0030)
このような構成によれば、確かに、複数並設された半導体のそれぞれの特性を順次測定することができると考えられる。しかしながら、特許文献1に記載された発明は、半導体とプローブとの接触及び非接触状態をつくるために、半導体が固定されたステージ全体を上下方向に繰り返し移動させるものである。この場合、ステージの質量が大きいため、ステージを上下方向に高速で移動させることが困難な場合がある。また、ステージを高速で上下動させるために大出力のモータを使用することが考えられるが、この場合には、半導体検出装置全体が振動してしまい特性の測定を高速で行うことができない虞がある。
また、特許文献2に記載された発明は、半導体とプローブとの接触及び非接触状態をつくるために、プローブを上下方向に繰り返し移動させるものである。この場合、プローブの質量は小さいため、確かに高速で半導体とプローブとの接触及び非接触状態をつくることができると考えられる。しかしながら、プローブを高速で上下動させると、これによって振動が発生し、プローブ自体が振動してしまう。この場合、半導体の特性の測定は、プローブの振動が収まってから行われるため、結果として、測定工程の全体での動作速度が遅くなってしまう虞がある。また、プローブの周囲には測定回路等が配置されている場合が多く、プローブの上下動による振動が測定回路に伝わることで劣化が進んだり、測定回路とプローブとを接続しているケーブルが断線したりする虞がある。
本発明は、上述した事情に鑑みてなされたものであり、上述のような問題を解決することを課題の一例とするものであり、これらの課題を解決することができる半導体検査装置を提供することを目的とする。
上記課題を解決するために、請求項1記載の発明に係る半導体検査装置は、シート上に貼着された半導体素子の特性を測定する半導体検査装置であって、前記シートを保持する枠状の保持部材と、前記半導体素子の上方に配置され前記半導体素子の電極に接触して特性を測定するプローブと、前記シートの下方に配置され前記保持部材の内側を上下方向に駆動される内側ステージと、を備え、前記半導体素子の特性を測定する際に、前記プローブは、固定され、前記内側ステージは、前記シートの下方より上昇して該シートを介して前記半導体素子を部分的に持ち上げ、該半導体素子の電極を前記プローブに接触させることで特性を測定することを特徴とする。
本発明の一実施の形態に係る半導体検査装置を示す模式的な斜視図である。 粘着シートに並設された半導体(LEDチップ)を模式的に示す平面図である。 (a)本発明の一実施の形態に係る半導体検査装置の動作を示す模式図(一部断面)である。(b)本発明の一実施の形態に係る半導体検査装置の動作を示す模式図(一部断面)である。(c)本発明の一実施の形態に係る半導体検査装置の動作を示す模式図(一部断面)である。 本発明の一実施の形態に係る半導体検査装置における小型ステージの変形例を示す模式図である。 本発明の一実施の形態に係る半導体検査装置の変形例を示す模式図である。
以下、本発明の実施形態について図面を参照しながら具体的に説明する。便宜上、同一の作用効果を奏する部分には同一の符号を付け、その説明を省略する。なお、本発明は、シート上に貼着された半導体素子の特性を測定する半導体検査装置に広く適用可能であるが、ここでは本発明を、発光素子であるLED(Light Emitting Diode)チップの電気的特性及び光学的特性を測定する半導体検査装置に適用した場合の一例について説明する。
図1に実施の形態に係る半導体検査装置1を模式的に示す。半導体検査装置1は、アクチュエータによって水平方向(XY平面内)に対して移動自在、かつ、回転自在に設けられた外側ステージとしての大型ステージ10と、該大型ステージ10の中央に設けられた平面視円形の開口部11の内側に配置される内側ステージとしての小型ステージ20と、該小型ステージ20の上方に配置される一対のプローブ30,30とを含んで構成されている。
大型ステージ10は、検査対象であるウエハ状のLEDチップ41が載置された状態で、水平移動及び回転移動が可能となっている。LEDチップ41は、たとえば円環板状のウエハリング43に保持された粘着シート45に貼着されるものであり、一般的には粘着シート45に貼着されたウエハがダイシングされて形成されることから、図2に模式的な部分拡大図として示されるように、複数個のLEDチップ41が並設されているものである。例えば、一般的な2インチのウエハを使用して約0.3mm角のLEDチップ41をダイシングする場合には、約2万個のLEDチップ41が並設されるものである。
ウエハリング43は、その外径が大型ステージ10の開口部11の内径より大きく形成されており、ウエハリング43の中心と開口部11の中心とが一致するように大型ステージ10に対して配置されて固定される。なお、大型ステージ10に固定されている状態において、ウエハリング43は粘着シート45の上部側に配置されるものである。これにより、粘着シート45の高さ位置は、大型ステージ10の上面と略同一になる。粘着シート45は、少なくとも伸縮性(弾力性)を有する材料からなり、ウエハリング43に保持された状態で上下方向に移動自在となっている。また、実施例のように検査対象がLEDチップ41の場合には、粘着シート45が光を透過する材料によって形成されることで、透過光を測定する構成とすることができる。なお、実施例ではシート自体に粘着性をもたせた構成となっているが、これに限らず、シートに対してウエハが貼着されるものであれば特に限定されるものではない。
小型ステージ20は、大型ステージ10の開口部11の内側に配置されるものであり、上下方向(Z方向)に対して移動可能となっている。実施例では、図3に模式的に示されるようにサーボモータ22に取り付けられたカム24によって小型ステージ20が所定の範囲内で上下動するものであるが、これに限定されるものでなく、高速に上下動することが可能な動作機構であれば、例えばボールネジを用いた機構や、リニアモータ等の既存の技術であっても構わない。なお、図示例では、小型ステージ20は枠部材27によって保持されており、該枠部材27に固定された当接杆27aがカム24に当接するものである。なお、小型ステージ20及び大型ステージ10は、CPU等によって構成される制御部(図示省略)によって、移動量、移動方向等の動作制御が行われるものである。
図示例における小型ステージ20は、例えばガラス(石英)等の光を透過する材料によって、大型ステージ10の開口部11に収まる大きさに形成され、上端部21側の面積がダイシング前のウエハよりも小さく形成されることが好ましい。最も小さく形成される場合には、上端部21側の面積が、1個のLEDチップ41より小さいものが考えられるが、実施例における小型ステージ20では上端部21側の面積が、1個のLEDチップ41より大きく形成されている。実施例における小型ステージ20は、上下方向の動作量が、例えば100μm〜150μmであり、小型ステージ20が最も上方に位置したときに、その上端部21が大型ステージ10の上面より100μm程度高くなる。なお、小型ステージ20は、大型ステージ10が水平方向に対して移動自在であるため、相対的に大型ステージ10の開口部11内において水平方向に移動自在であるといえる。また、小型ステージは粘着シートの下面に接触するものであるため、粘着シートを傷つけないように上端部21において角が少ないことが好ましく、実施例における上端部21は略円形(楕円等の角がない形状であれば同様の効果が得られる)となっている。
さらに、小型ステージ20の上端部21は、テフロン(登録商標)等によって摩擦抵抗を抑制するための潤滑処理が施されている。例えば粘着シートにたるみが生じているような場合において、小型ステージが粘着シートに対して相対的に水平方向に移動するときには、小型ステージの上端部21が粘着シートの下面に擦れて動作することが起こる。実施例における小型ステージでは上端部に潤滑処理が施されていることにより、ステージが粘着シートに引っかかったり、張り付いたりすることが抑制される。
図3に示されるように、小型ステージ20の下方には、例えばPD(Photodiode)のような受光部25が固設されている。これにより、LEDチップ41から放射された光は、粘着シート45及び小型ステージ20を透過して受光部25によって検出されることができる。なお、受光部25は、固設されていなくともよく、例えば小型ステージ20と一体化されて形成され、小型ステージ20とともに上下方向に移動するものであっても構わない(図4参照)。なお、実施例では、小型ステージ20における上端部21側の面積が、1個のLEDチップ41より大きく形成されているため、小型ステージ20の枠部材27によってLEDチップ21から受光部25に放射される光が遮られてしまうことが抑制される。
プローブ30,30(探針)は、例えば一対の電極によって構成されており、印加電源/測定器35に対して電気的に接続されている。これにより、プローブ30,30はLEDチップ41に接触して所定の電圧を印加することで電気的特性等を測定することができる。このプローブ30,30は小型ステージ20の上方に配置され、大型ステージ10に対してLEDチップ41が固定された状態においてLEDチップ41の表面から例えば約50μm程度の距離を空けて固定される。なお、プローブ30,30は、小型ステージ20同様、大型ステージ10が水平方向に対して移動自在であるため、大型ステージ10に対して相対的に水平方向に移動自在であるといえる。
以下、図3(a)乃至(c)に従って、半導体検査装置1の動作について説明する。LEDチップ41は、ウエハリング43に保持された粘着シート45に貼着された状態で、大型ステージ10の所定位置に固定される。大型ステージ10は、検査の対象であるLEDチップ41の位置情報をもとに、対象のLEDチップ41の電極パッド41a,41bの上方にプローブ30,30が配置されるように水平移動及び回転を行う。同時に、この動作によって対象となるLEDチップ41の下方に小型ステージ20が配置されることになる。なお、LEDチップ41の位置情報はカメラ等の撮像手段によって取得された画像から得られるものである。
次に、図3(b)及び(c)に示すように、小型ステージ20が上昇すると、小型ステージ20が粘着シート45の下方側からLEDチップ41を上側に押し上げる。上述のように、プローブ30,30はLEDチップ41の表面から50μm程度の距離を空けて固定されるものであるため、LEDチップ41が押し上げられることによってプローブ30,30の先端31がLEDチップ41の電極パッド41a,41b(図3において図示省略)に接触することになる。なお、実施例においてLEDチップ41は、例えば約100μm程度押し上げられるものであるが、50μm程度押し上げられたところでプローブ30,30と接触し、そこからはプローブ30,30が撓むことになる。これにより、プローブ30,30と電極パッド41a,41bとが良好な接触状態を保つことになる。このようにプローブ30,30とLEDチップ41とが正しく接触された状態で各種特性の測定がなされる。
測定は、例えば、プローブ30によって電気的特性が測定されるとともに、通電によるLEDチップの光学特性も測定される。LEDチップに通電されることで、LEDチップが発光し、このときの光が粘着シート45及び小型ステージ20を透過して受光部によって受光され、光学特性の測定がなされる。
測定が終了すると、小型ステージ20が下降し、押し上げられていたLEDチップ41は元の状態に戻る。そして、次の検査対象のLEDチップ41の位置情報をもとに対象のLEDチップ41の電極パッド41a,41bの上方にプローブ30,30が配置されるように大型ステージ10の水平移動及び回転が行われる。以降、上記動作が繰り返されることにより、大型ステージ10に固定されたすべてのLEDチップ41の検査が行われる。実施例においては、小型ステージ20を高速に上下動させることにより、従来型の検査装置に比し、高速で検査を行うことができるものである。小型ステージ20は大型ステージ10に比し軽量であるため、大出力のモータ等を必要とせず、また高速で上下動を行っても振動が発生し難い。
実施例と略同様の大きさの従来技術による検査装置と実施例における半導体検査装置との比較検討の結果を示す。比較対象は、半導体が固定されたステージ(実施例における大型ステージ10に相当する)の全体が水平方向及び上下方向に移動するとともに回転を行う検査装置(比較例1)と、半導体が固定されたステージ(実施例における大型ステージに相当する)の全体が水平方向に移動するとともに回転を行い、プローブが上下方向に移動する検査装置(比較例2)である。比較のために計測された動作工程は、一の半導体から次の半導体までプローブを相対的に移動させる一連の動作であり、(1)プローブと半導体が接触した状態から非接触状態となる上下方向の移動、(2)一の半導体から次の半導体に移行する水平方向の移動、(3)次の半導体においてプローブを非接触状態から接触状態にするための上下方向の移動、の3工程である。なお、上下方向の移動距離が約150μm、水平方向の移動距離が約500μmである例によって実測値を測定した。
比較例1では、ステージの質量が大きいため上下方向の移動に時間を要し、一連の動作に約120msを要した。一個の半導体素子に要する検査時間が100msであると仮定すると、検査に要するタクトタイムは、220msとなる。
比較例2では、プローブを上下方向に移動させるため、上下方向の移動に要する時間が短縮でき、一連の動作に約80msを要した。一個の半導体素子に要する検査時間が100msであると仮定すると、検査に要するタクトタイムは、180msとなるが、測定はプローブの振動が収束するまで行うことができないため、実際にはさらに数十ms加算されるものと考えられる。
実施例では、小型ステージの質量が小さいため上下方向の移動時間が短縮でき、一連の動作に約60msを要した。一個の半導体素子に要する検査時間が100msであると仮定すると、検査に要するタクトタイムは、160msとなる。このように、実施例における半導体検査装置1によれば、従来型の検査装置に比し、半導体の検査時間が短縮されるものである。
以上、本発明の実施の形態について図面を参照して詳述してきたが、具体的な構成はこれらの実施の形態に限られるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲の設計の変更等があっても本発明に含まれる。例えば、検査対象である半導体がLEDチップに限定されないことはいうまでもなく、発光特性を測定しない場合には、PDは必須の構成ではないものである。
また、半導体が貼着された粘着シートが保持されているウエハリングを大型ステージに固定し、そのまま測定が行われる例を示したが、これに限定されない。例えば、図5に模式的に示されるように、大型ステージの開口部11内側に、上下方向に移動可能であり、かつ、大型ステージの移動にともなって移動可能な円環形状のリング部材50を配置することができる。このリング部材50は、最も上方に位置したときに、その上端部51が大型ステージの上面(粘着シート45の面と略同一)より高くなるように構成されるものであり、例えばその移動距離は任意に設定できるものとする。この構成により、検査時においては、粘着シート45を下側から押圧することにより、粘着シート45にたるみ等が発生していてもそのたるみを除去することができる。なお、図5は、粘着シート45がリング材50によって下側から押圧されている状態を示している。
また、小型ステージがガラスによって形成されている例を示したが、開口部及びウエハリングの内側より小さく形成されるものであれば、これに限定されない。実施例では、検査対象の半導体としてLEDチップを想定した検査装置であり、粘着シートの下面側で発光特性が測定できるように光を透過するガラスを一例として示したが、発光特性を測定しない場合には、ガラス以外にも様々な材料を利用することができる。また、LEDチップの上面側にて受光する場合には、受光部が粘着シートの上方に配置されることになるため、小型ステージの材料はガラスに限定されず、様々な材料を利用することができる。また、発光特性を測定する構成であっても、ガラス以外の光透過性の樹脂等を用いることができるし、さらに小型ステージの形状を筒状とすることによって、筒状部の縁部で粘着シートを押圧し、筒状部の内側空間から光を透過するようにすることもできる。
また、大型ステージにおける開口部が平面視円形である例を示したがこれに限定されない。大型ステージは、ウエハリングが固定可能であればどのような形状でもよく、開口部も小型ステージが相対的に移動可能であれば円形に限定されるものではない。
また、大型ステージがアクチュエータによって回転可能に構成された例を示したがこれに限定されない。例えばプローブにアクチュエータを設けることによって、プローブが回転するようにすることができる。
また、受光部が小型ステージの直下に配置される例及び受光部が小型ステージと一体的に構成されている例を示したが、これに限定されず、小型ステージを光導波材によって構成するものとしても構わない。例えば、導光板によって小型ステージを構成することにより、発光光が効率良く受光部に導かれる。また、例えば、光ファイバによって小型ステージを構成するものとし、光ファイバの先端によって粘着シートを押圧する構成とすることができる。この場合には、発光光が効率良く受光部に導かれるため、効率良く光学測定を行うことができる。また、受光部を小型ステージとともに上下動させる必要がない。
また、半導体が貼着された粘着シートが円環板状のウエハリングによって保持されている例を示したが、これに限定されない。ウエハリングは、粘着シートを保持することができる枠状部材であればよく、円環板状以外にも例えば、四角形状をはじめとする多角形状や、楕円形状等の様々な形状を採用することができる。
1 半導体検査装置
10 大型ステージ(外側ステージ)
20 小型ステージ(内側ステージ)
30 プローブ
41 LEDチップ(半導体素子)
41a 電極パッド(電極)
41b 電極パッド(電極)
43 ウエハリング(保持部材)
45 粘着シート(シート)

Claims (4)

  1. シート上に貼着された半導体素子の特性を測定する半導体検査装置であって、
    前記シートを保持する枠状の保持部材と、
    前記半導体素子の上方に配置され前記半導体素子の電極に接触して特性を測定するプローブと、
    前記シートの下方に配置され前記保持部材の内側を上下方向に駆動される内側ステージと、を備え、
    前記半導体素子の特性を測定する際に、
    前記プローブは、固定され、
    前記内側ステージは、前記シートの下方より上昇して該シートを介して前記半導体素子を部分的に持ち上げ、該半導体素子の電極を前記プローブに接触させることで特性を測定することを特徴とする半導体検査装置。
  2. 前記保持部材は、水平方向に移動可能な外側ステージに載置され、
    該外側ステージは、前記半導体素子をその電極と前記プローブ針とが前記内側ステージの移動によって接触可能な測定位置へ水平移動して位置づけることを特徴とする請求項1記載の半導体検査装置。
  3. 前記半導体素子から発光される光を前記シートの下方で検出する光検出手段を備えるとともに、
    前記内側ステージは、前記半導体素子から発光される光を透過する材料によって形成されることを特徴とする請求項1又は2記載の半導体検査装置。
  4. 前記内側ステージは、前記シートと接触する面に摩擦抵抗を抑制する潤滑処理が施されていることを特徴とする請求項1乃至3のいずれかに記載の半導体検査装置。
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