JPWO2012014728A1 - 電動機用ロータ - Google Patents

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Abstract

外周方向に開くV字型に配置された一対の第1永久磁石及びV字型の開いた部分に周方向と平行に配置された第2永久磁石で構成される一極が、交互に極性を変えて円周方向に複数配置されたロータコアを備え、ロータコア外周のd軸からq軸までを誘起電圧の高調波成分1周期分の電気角度間隔で刻んだ複数の刻み点とロータシャフト中心とを結ぶ複数の刻み線のうち、第2永久磁石のロータ外周側角部とロータシャフト中心とを結ぶ線とq軸との間にあるものを基点として、当該基点からd軸方向に電気角度で高調波成分の1/4周期分ずれた位置と、q軸方向に電気角度で高調波成分の1/8周期分ずれた位置とで挟まれる範囲内に溝中心を有する溝を形成する。

Description

本発明は、電動機に用いられるロータに関する。
電気自動車やハイブリッド車両等といった電動車両の駆動用電動機として、ロータコアに永久磁石が埋め込まれた埋め込み磁石型永久磁石式電動機(Interior Permanent Magnet モータ(以下、適宜IPMモータと称する))が知られている。
IPMモータには、永久磁石の磁束によって生じる鉄損によって高回転域での効率が低下するという問題がある。また、電動機の振動や騒音を抑えるために、トルクリプルを低下させることも求められる。
さらに、インバータ部品の耐久性確保の観点からは、誘起電圧のピーク値がインバータシステムの耐圧を超えないようにする必要もある。誘起電圧はトルクに寄与する主成分と、トルクに寄与しない高調波成分との合成でなるところ、単に誘起電圧をインバータシステムの耐圧を超えないように低くすると、主成分が小さくなってトルクが低下するおそれがある。そこで、トルク低下防止のためには、高調波成分のみを低減することで誘起電圧のピーク値を低下させる必要がある。
これらの要求を満たすために、JP2004−328956Aでは、ロータ内に埋め込む永久磁石を1極あたり2枚用い、これらをロータ外周側が開いたV字型となるように配置させたロータの外周に、溝中心が電気角度40°〜53°の範囲となるように溝を形成している。
ところで、より高いトルクを発生させるために、上記V字型に配置した2本の永久磁石に加え、V字型の開いた部分に、周方向に沿うように1本の永久磁石を配置した、つまり3本の永久磁石を三角形となるように配置したロータを有する電動機が知られている。
このような永久磁石を三角形に配置したロータについて、JP2004−328956Aと同様に外周部に溝を設けると、鉄損は低減できるものの、高調波成分及びトルクリプルについては必ずしも改善されず、却って悪化する場合もあることが本発明者らによって見出された。
そこで、本発明では永久磁石を三角形となるように配置したロータについて、鉄損低減等を実現することを目的とする。
この発明の詳細並びに他の特徴や利点は、明細書の以降の記載の中で説明されるとともに、添付された図面に示される。
図1は本発明による電動機用ロータの第1実施形態を示す図である。 図2は溝の形状の一例を示す断面図である。 図3は溝の形状の他の例を示す断面図である。 図4は溝の形状のさらに他の例を示す断面図である。 図5Aは溝を設ける位置と鉄損、誘起電圧の高調波比率、及びトルクリプルに影響を与えるコギングトルクとの関係を示す図である。 図5Bはロータコアの外周部付近を直線状に示し、これにトルクリプルの主成分である誘起電圧の高調波成分の波形を重ねた図である。 図6は図5Aの部分拡大図である。 図7は鉄損の低減とコギングトルクの低減を主な目的とする場合の溝を設ける位置を示す図である。 図8は鉄損の低減と高調波比率の低減を主な目的とする場合の溝を設ける位置を示す図である。 図9は鉄損の低減、コギングトルクの低減、及び高調波比率の低減を目的とする場合の溝を設ける位置を示す図である。 図10は本発明による電動機用ロータの第2実施形態を示す図である。
(第1実施形態)
図1は本発明による電動機用ロータの第1実施形態を示す図であり、ロータシャフトに直交する断面であって、全周の1/8(機械角45°)を示す。なお、残りの7/8は、図1に示した構成を周方向に繰り返し並べた構成となっている。
電動機用ロータ1は、ロータシャフト10とロータコア20と永久磁石グループ30とを有する。
ロータシャフト10は、ロータ1の回転軸である。
図1に示すように、ロータコア20はロータシャフト10の周囲に設けられる。ロータコア20は多数の電磁鋼板がロータシャフト10の軸方向に積層されて形成される。ロータコア20には、対称軸2の周りに線対称な形状の空隙21のグループと、ロータコア20の周方向と平行な空隙22のグループが形成される。
空隙21は、ロータシャフト10側の根元部分は対称軸2に達し、先端部分は対称軸2から離れてq軸に近づくとともにロータ外周に近づく、いわゆるV字型に形成される。
空隙22は、V字型の空隙21の開いた部分に、ロータコア20の周方向と平行に形成される。
永久磁石グループ30は、ロータコア20の空隙21及び空隙22に埋め込まれており、1つの空隙21には1対の永久磁石31が、1つの空隙22には1つの永久磁石32が、それぞれ埋め込まれている。
空隙21が対称軸2に対して線対称な形状なので、1対の永久磁石31も対称軸2に対して線対称の、いわゆるV字型の配置となる。そして、空隙21に配置した1対の永久磁石31と空隙22に配置した永久磁石32とで、略三角形を形成する。
ロータコア20の外周部には、永久磁石32の外周側角32aとロータ中心Oとを結ぶ直線とq軸とで挟まれた領域内の後述する位置に溝中心を有する溝40が形成されている。
図2は溝40の一例を示している。溝40は、その断面形状がロータ中心Oに向かって徐々に幅が狭まる三角形であり、ロータ中心O側の頂点とロータ中心Oとを結ぶ直線に対して線対称に形成されている。したがって、ロータ中心O側の頂点とロータ中心Oとを結ぶ直線が溝中心となる。
なお、溝40は、その断面形状が図3に示すようなロータ中心Oに向かって幅が狭まる四角形状や、図4に示すような円弧形状であっても構わない。特に、応力分散の観点からすると、図4のような円弧形状が望ましい。
溝40を上述した領域内に形成するのは、ロータ1の外周側に配置される分布巻ステータとロータ1との間を鎖交する磁束の飽和を緩和して、鉄損、誘起電圧の高調波成分、トルクリプルを低減させるためである。
なお、トルクリプルとは通電時におけるトルク脈動のことで、ロータ1とその外周に配置される分布巻ステータとの間のエアギャップにおける磁束の通り易さに違いがあることによって発生する。この磁束の通り易さの違いは、エアギャップでの磁束数の違いにより生じる。
また、ロータコア20外周部の、外周側角32aとロータ中心Oとを結ぶ2本の直線で挟まれた領域は、周方向に向けて配置した永久磁石32の影響によってロータコア20の上記2本の直線で挟まれた領域の磁束は飽和している。したがって、この領域に溝40を設けても、分布巻ステータとロータ1との間を鎖交する磁束は変化しない。このため、鉄損等を低減することができない。
次に、溝40の位置の詳細について図5A、図5Bを参照して説明する。以下、「溝40の位置」とは、溝40の溝中心の位置を指す。
図5Aは、溝40を設ける位置と、鉄損、誘起電圧の高調波比率、及びトルクリプルに影響を与えるコギングトルクとの関係を調べた結果を示す図である。図5Bは、本来円弧形状であるロータコア20の外周部付近を直線状に示し、これにトルクリプルの主成分である誘起電圧の高調波成分の波形を重ねた図である。
図5Aの左縦軸が誘起電圧の高調波比率である。これは、誘起電圧波形の波高値を、誘起電圧中の高調波成分の含有率を意味する誘起電圧波形の一次成分の波高値で除したものである。この値が小さいほど高調波成分が少ないことを意味する。
図5Aの右縦軸はコギングトルクと鉄損の、溝無しの場合に対する割合である。
図5Bは、ロータコア20の永久磁石32付近を示す図であって、実線Aはトルクリプルの主成分の波形を示している。
図5A、図5Bともに、横軸はd軸を起点とした電気角度である。また、図5A及び図5Bのq1−q11は、それぞれ同じ電気角度を示している。
図5A、図5Bに示したように、鉄損は、永久磁石32の外周側角32aからq軸方向のいずれの電気角度に溝40の溝中心を設けた場合でも、溝無しの場合に比べて低減している。
コギングトルクは、d軸を基点としてロータコア20外周部をトルクリプル主成分一周期分の電気角度毎に刻んだ点を点Bとしたときに、永久磁石32の外周側角32aからq軸までの間で、点B毎に溝無しの場合とほぼ同等の極小値をとっている。
誘起電圧の高調波比率は、コギングトルクが極小値をとる電気角度からトルクリプル主成分の1/4周期分の電気角度だけd軸方向側にずれた電気角度で極小値をとっている。つまり、高調波比率もトルクリプル主成分の一周期分の電気角度毎に極小値をとっている。
上記の溝40を設けたことによる効果は、溝40をトルクリプルの主成分の周期に従って設けることによって分布巻ステータとロータ1の間に鎖交する磁束の高調波成分が打ち消されたために得られたと考えられる。
次に、コギングトルク及び高調波比率を有効に低減できる電気角度範囲について説明する。
図6は図5Aの一部を拡大した図である。
「コギングトルクを有効に低減できる電気角度範囲」を、例えば、溝無しの場合よりもコギングトルクが小さい電気角度範囲と規定する。この場合、前述したコギングトルクが極小値となる電気角度を基点として、d軸側にはトルクリプル主成分の1/4周期分ずれた電気角度まで、q軸側には同じく1/8周期分ずれた電気角度までがコギングトルクを有効に低減できる電気角度範囲になる。なお、上述したように、この電気角度範囲では鉄損も低減できる。
一方、図6において、高調波比率が極小値となる電気角度を基点として、コギングトルクを有効に低減できる電気角度範囲と同様に、d軸側にはトルクリプル主成分の1/4周期分ずれた電気角度まで、q軸側には同じく1/8周期分ずれた電気角度までの範囲を見る。この範囲では、高調波比率が約1.02より小さくなっており、高調波比率が十分に低減しているといえる。そこで、この範囲を「高調波比率を有効に低減できる電気角度範囲」とする。なお、この電気角度範囲では鉄損も低減できる。
したがって、鉄損の低減とコギングトルクの低減を主な目的とする場合には、図7に示すように、永久磁石32の外周側角32aからq軸までの間で、点Bを基点として、d軸側にはトルクリプル主成分の1/4周期分ずれた電気角度まで、q軸側には同じく1/8周期分ずれた電気角度までの範囲のいずれかの部分に溝40を設ければよい。なお、図7において点Bは3つあるが、いずれの点Bを基点としても構わない。また、すべての点Bを基点としても構わない。これは、後述する図8、図9についても同様である。
そして、鉄損の低減と高調波比率の低減を主な目的とする場合には、図8に示すように、点Bからd軸方向にトルクリプル主成分の1/4周期分ずれた位置を基点として、d軸側にはトルクリプル主成分の1/4周期分ずれた電気角度まで、q軸側には同じく1/8周期分ずれた電気角度までの範囲のいずれかの部分に溝40を設ければよい。
また、上述したコギングトルク低減を主目的とする場合と、高調波比率低減を主目的とする場合の電気角度範囲は、本実施形態の場合には、点Bからd軸方向にトルクリプル主成分の1/4周期分ずれた位置を基点として、q軸側にトルクリプル主成分の1/8周期分ずれた電気角度までの範囲が重複する。したがって、この重複する電気角度範囲であれば、鉄損の低減、コギングトルク低減及び高調波比率低減のいずれの効果も得られる。
次に、上述した鉄損、コギングトルク、高調波成分の低減に効果のある溝40の位置について式で表す。式によって一般化できれば、容易に設計に用いることが可能となる。
後述する式(1)−(3)では、Wmは永久磁石32のロータ外周側両角とロータ中心Oとがなす角度、mはm×(2π/n)>Wm/2を満足する最小の整数からn/4の商までの整数、nはトルクプルn次成分とする。
鉄損及びコギングトルクを有効に低減できる電気角度範囲は、次式(1)で表される。
m×(2π/n)+(2π/n)/8
m×(2π/n)−(2π/n)/4 ・・・(1)
鉄損及び高調波比率を有効に低減できる電気角度範囲は、次式(2)で表される。
(m−1/4)×(2π/n)+(2π/n)/8
(m−1/4)×(2π/n)−(2π/n)/4 ・・・(2)
鉄損、コギングトルク、及び高調波比率を有効に低減できる電気角度範囲は、次式(3)で表される。
(m−1/4)×(2π/n)+(2π/n)/8
(m−1/4)×(2π/n) ・・・(3)
なお、コギングトルクを低減するための溝40と、高調波比率を低減するための溝40とは択一的な関係にはないので、それぞれの溝40を各1つ、またはそれ以上形成してもよい。
ところで、一般的に電動車両用として用いられる電動機では、トルクリプルは6次、12次等複数の高調波成分を含んだものが現れる。20次以下の成分については、分布巻ステータやロータ1を、回転軸を中心として円周方向にねじるスキューと呼ばれる手法により容易に低減することができるので、一般的な設計においてもスキューを施すことが主流となっている。しかし、一般的に電動車両用として用いられる電動機のトルクリプルの主成分は24次である。20次を超える高次成分については、高次成分の1周期分に相当する機会角度が小さくなるため、スキューを施すことが困難になる。つまりスキューではトルクリプルの主成分を低減することは困難である。
その点、上述した溝40であれば、20次を超えるような高次成分も低減することができる。
以上により本実施形態では、次の効果が得られる。
(1)V字型に配置された一対の永久磁石31及びV字型の開いた部分に周方向と平行に配置された永久磁石32で構成される一極が、交互に極性を変えて円周方向に複数配置されたロータコア20を有する電動機用ロータにおいて、ロータ外周の以下に記す溝40を設ける。ロータコア外周のd軸からq軸までを誘起電圧の高調波成分1周期分の電気角度間隔で刻んだ複数の刻み点と前記ロータシャフト中心とを結ぶ複数の刻み線のうち、永久磁石32のロータ外周側角32aとロータシャフト中心Oとを結ぶ線とq軸との間にあるものを基点とする。そこからd軸方向に電気角度で高調波成分の1/4周期分ずれた位置と、q軸方向に電気角度で高調波成分の1/8周期分ずれた位置とで挟まれる範囲内に溝中心を有する。つまり、上述した式(1)で表される範囲に溝40を設ける。これにより、ステータとの間を鎖交する磁束を変化させて、鉄損を低減できる。さらに、コギングトルクを低減できるので、トルクリプルを有効に低減できる。
(2)溝40を、複数の刻み線のうち永久磁石32のロータ外周側角32aとロータシャフト中心Oとを結ぶ線とq軸との間にあるものから、d軸方向に電気角度で高調波成分の1/4周期分ずれた位置を基点として、そこからd軸方向に電気角度で高調波成分の1/4周期分ずれた位置と、q軸方向に電気角度で高調波成分の1/8周期分ずれた位置とで挟まれる範囲内に設ける。つまり、上記式(2)で表される範囲に溝40を設ける。これにより、ステータとの間を鎖交する磁束を変化させて、鉄損を低減できる。さらに、誘起電圧の高調波比率、つまり誘起電圧の高調波成分を低減できる。
(3)溝40を、複数の刻み線のうち、永久磁石32のロータ外周側角32aとロータシャフト中心Oとを結ぶ線とq軸との間にあるものから、d軸方向に電気角度で高調波成分の1/4周期分ずれた位置を基点として、そこからd軸方向に電気角度で高調波成分の1/8周期分ずれた位置までの範囲内に設ける。つまり、上記式(3)で表される範囲に溝40を設ける。この範囲は、上述した式(1)で表される範囲と式(2)で表される範囲の重複部分なので、鉄損、高調波成分、及びトルクリプルを低減できる。
(第2実施形態)
本実施形態は、ロータ1の基本的な構成は第1実施形態と同様であり、溝40を設ける電気角度だけが第1実施形態と異なる。
図10を用いて、本実施形態の溝40を形成する位置について説明する。
図10は、図7等と同様にロータコア20の外周部分の一部を直線状に示し、これにトルクリプルの主成分の波形Aを重ねた図である。図10において、ロータコア20の外周を、d軸を基点としてq軸方向にトルクリプル主成分1周期分の電気角度毎に区切る線を、d軸側から順に刻み線1、刻み線2、刻み線3とする。
コギングトルク低減を主な目的とする場合には、複数の刻み線のうち、円周方向に向けて配置した永久磁石32の外周側角32aとロータ中心Oを結ぶ直線からq軸方向に2番目に近いもの、つまり刻み線2を溝中心として、式(1)で表される電気角度範囲内に、例えば実線Sのように溝40を形成する。一方、誘起電圧の高調波比率の低減を主な目的とする場合には、刻み線2からd軸側にトルクリプル主成分の1/4周期分ずれた電気角度を溝中心として、式(2)で表される電気角度範囲内に、例えば実線Tのように溝40を形成する。
コギングトルク及び高調波比率の低減を目的とする場合には、刻み線2からd軸方向にトルクリプル主成分の1/4周期分ずれた位置を基点として、q軸側にトルクリプル主成分の1/8周期分ずれた電気角度を溝中心として、式(3)で表される電気角度範囲内に溝40を形成する。もちろん、実線Sと実線Tの両方の位置に形成しても構わない。
すなわち、いずれの目的であっても溝40の位置は刻み線2を基準に定められる。式(1)、式(2)、式(3)でいうと、mをm×(2π/n)>Wm/2を満足する最小の整数+1とした場合に当たる。
上記のように、刻み線2を基準とした範囲に溝40を設けた場合の効果について説明する。
V字型に配置される永久磁石31は空隙21に、周方向に沿って配置される永久磁石32は空隙22に、それぞれ埋め込まれている。そして、ロータ1が回転すると永久磁石31、永久磁石32には遠心力が作用する。したがって、ロータコア20の、空隙21及び空隙22の外周側近傍は、遠心力に抗して永久磁石31、永久磁石32を保持し得る強度であることが要求される。
一方、溝40を設けた部分には応力が集中するので、溝40と空隙21、空隙22との距離が近づくほど、溝40を設けた位置でロータコア20の遠心力に対する強度が低下してしまう。図10に刻み線1を基準として上記式(1)の電気角度範囲に溝40を設ける場合の例を破線U、破線Vで示す。具体的には、破線Uは刻み線1の位置を中心とした溝40、破線Vは刻み線1からトルクリプル主成分の1/4周期分だけd軸側にずれた位置を中心とした溝40である。これら破線U、破線Vの位置に溝40を設けると、溝40と空隙22との間の部分で遠心力に対する強度の低下を引き起こし、空隙22の位置いかんによっては遠心力に対する強度が不足し、遠心力を抑えるために電動機の回転速度を制限することが必要になる。
また、図10に破線Wで示したように刻み線3の位置を中心とした溝40、及び破線Xで示したように刻み線3からトルクリプル主成分の1/4周期分だけd軸側にずれた位置を中心とした溝40について検討する。この場合は、溝40と空隙21との間で上記と同様に遠心力に対する強度の低下を引き起こすおそれがある。
これらに対して、本実施形態の刻み線2を基準とした電気角度範囲、つまり実線S、実線Tで示した位置に溝40を設ければ、溝40は空隙21及び空隙22のいずれからも十分に距離が離れているため、上述したような電動機の回転速度に影響を与えるような遠心力に対する強度の低下を招くことはない。
以上により本実施形態では、次の効果が得られる。
(4)複数の刻み線のうち、永久磁石32のロータ外周側角32aとロータシャフト中心Oとを結ぶ線からq軸方向に2番目に近いものを基点とし、またはこの刻み線からd軸方向に電気角度で高調波成分の1/4周期分ずれた位置を基点として溝40を設ける。これにより、溝40と空隙21、空隙22との距離を確保することができるので、遠心力に対する強度の低下を招くことなく、鉄損等を低減できる。
以上、本発明の実施形態について説明したが、上記実施形態は本発明の適用例の一部を示したに過ぎず、本発明の技術的範囲を上記実施形態の具体的構成に限定する趣旨ではない。
本願は2010年7月27日に日本国特許庁に出願された特願2010−168050に基づく優先権を主張し、この出願の全ての内容は参照により本明細書に組み込まれる。
また、ロータコア20外周部の、外周側角32aとロータ中心Oとを結ぶ2本の直線で挟まれた領域は、周方向に向けて配置した永久磁石32の影響によって磁束は飽和している。したがって、この領域に溝40を設けても、分布巻ステータとロータ1との間を鎖交する磁束は変化しない。このため、鉄損等を低減することができない。
図5Aは、溝40を設ける位置と、鉄損、誘起電圧の高調波比率、及びトルクリプルに影響を与えるコギングトルクとの関係を調べた結果を示す図である。図5Bは、本来円弧形状であるロータコア20の外周部付近を直線状に示し、これにトルクリプルの主成分の、高調波成分の波形を重ねた図である。
後述する式(1)−(3)では、Wmは永久磁石32のロータ外周側両角とロータ中心Oとがなす角度、mはm×(2π/n)>Wm/2を満足する最小の整数からn/4の商までの整数、nはトルクリプルn次成分とする。
ところで、一般的に電動車両用として用いられる電動機では、トルクリプルは6次、12次等複数の高調波成分を含んだものが現れる。20次以下の成分については、分布巻ステータやロータ1を、回転軸を中心として円周方向にねじるスキューと呼ばれる手法により容易に低減することができるので、一般的な設計においてもスキューを施すことが主流となっている。しかし、一般的に電動車両用として用いられる電動機のトルクリプルの主成分は24次である。20次を超える高次成分については、高次成分の1周期分に相当する機械角度が小さくなるため、スキューを施すことが困難になる。つまりスキューではトルクリプルの主成分を低減することは困難である。
(1)V字型に配置された一対の永久磁石31及びV字型の開いた部分に周方向と平行に配置された永久磁石32で構成される一極が、交互に極性を変えて円周方向に複数配置されたロータコア20を有する電動機用ロータにおいて、ロータ外周の以下に記す溝40を設ける。ロータコア外周のd軸からq軸までをトルクリプルの高調波成分1周期分の電気角度間隔で刻んだ複数の刻み点と前記ロータシャフト中心とを結ぶ複数の刻み線のうち、永久磁石32のロータ外周側角32aとロータシャフト中心Oとを結ぶ線とq軸との間にあるものを基点とする。そこからd軸方向に電気角度で高調波成分の1/4周期分ずれた位置と、q軸方向に電気角度で高調波成分の1/8周期分ずれた位置とで挟まれる範囲内に溝中心を有する。つまり、上述した式(1)で表される範囲に溝40を設ける。これにより、ステータとの間を鎖交する磁束を変化させて、鉄損を低減できる。さらに、コギングトルクを低減できるので、トルクリプルを有効に低減できる。
(3)溝40を、複数の刻み線のうち、永久磁石32のロータ外周側角32aとロータシャフト中心Oとを結ぶ線とq軸との間にあるものから、d軸方向に電気角度で高調波成分の1/4周期分ずれた位置を基点として、そこから軸方向に電気角度で高調波成分の1/8周期分ずれた位置までの範囲内に設ける。つまり、上記式(3)で表される範囲に溝40を設ける。この範囲は、上述した式(1)で表される範囲と式(2)で表される範囲の重複部分なので、鉄損、高調波成分、及びトルクリプルを低減できる。

Claims (8)

  1. ロータシャフトと、
    外周方向に開くV字型に配置された一対の第1永久磁石及び前記V字型の開いた部分に周方向と平行に配置された第2永久磁石で構成される一極が、交互に極性を変えて円周方向に複数配置されたロータコアと、
    を備え、
    前記ロータコア外周のd軸からq軸までを誘起電圧の高調波成分1周期分の電気角度間隔で刻んだ複数の刻み点と前記ロータシャフト中心とを結ぶ複数の刻み線のうち、前記第2永久磁石のロータ外周側角部と前記ロータシャフト中心とを結ぶ線とq軸との間にあるものを基点として、当該基点からd軸方向に電気角度で前記高調波成分の1/4周期分ずれた位置と、q軸方向に電気角度で前記高調波成分の1/8周期分ずれた位置とで挟まれる範囲内に溝中心を有する溝を形成したことを特徴とする電動機用ロータ。
  2. ロータシャフトと、
    外周方向に開くV字型に配置された一対の第1永久磁石及び前記V字型の開いた部分に周方向と平行に配置された第2永久磁石で構成される一極が、交互に極性を変えて円周方向に複数配置されたロータコアと、
    を備え、
    前記ロータコア外周のd軸からq軸までを誘起電圧の高調波成分1周期分の電気角度間隔で刻んだ複数の刻み点と前記ロータシャフト中心とを結ぶ複数の刻み線のうち、前記第2永久磁石のロータ外周側角部と前記ロータシャフト中心とを結ぶ線とq軸との間にあるものから、d軸方向に電気角度で前記高調波成分の1/4周期分ずれた位置を基点として、当該基点からd軸方向に電気角度で前記高調波成分の1/4周期分ずれた位置と、q軸方向に電気角度で前記高調波成分の1/8周期分ずれた位置とで挟まれる範囲内に溝中心を有する溝を形成したことを特徴とする電動機用ロータ。
  3. ロータシャフトと、
    外周方向に開くV字型に配置された一対の第1永久磁石及び前記V字型の開いた部分に周方向と平行に配置された第2永久磁石で構成される一極が、交互に極性を変えて円周方向に複数配置されたロータコアと、
    を備え、
    前記ロータコア外周のd軸からq軸までを誘起電圧の高調波成分1周期分の電気角度間隔で刻んだ複数の刻み点と前記ロータシャフト中心とを結ぶ複数の刻み線のうち、前記第2永久磁石のロータ外周側角部と前記ロータシャフト中心とを結ぶ線とq軸との間にあるものから、d軸方向に電気角度で前記高調波成分の1/4周期分ずれた位置を基点として、当該基点からq軸方向に電気角度で前記高調波成分の1/8周期分ずれた位置までの範囲内に溝中心を有する溝を形成したことを特徴とする電動機用ロータ。
  4. 請求項1に記載の電動機用ロータにおいて、
    誘起電圧の高調波成分の次数をn、前記ロータシャフト中心と前記第2永久磁石の2つのロータ外周側角部とを結ぶ直線のなす角度をWm、m×(2π/n)>Wm/2を満足する最小の整数からn/4の商までの整数をm、としたときに、前記溝中心を設ける範囲が、m×(2π/n)−(2π/n)/4からm×(2π/n)+(2π/n)/8で表される電動機用ロータ。
  5. 請求項2に記載の電動機用ロータにおいて、
    誘起電圧の高調波成分の次数をn、前記ロータシャフト中心と前記第2永久磁石の2つのロータ外周側角部とを結ぶ直線のなす角度をWm、m×(2π/n)>Wm/2を満足する最小の整数からn/4の商までの整数をm、としたときに、前記溝中心を設ける範囲が、(m−1/4)×(2π/n)−(2π/n)/4から(m−1/4)×(2π/n)+(2π/n)/8で表される電動機用ロータ。
  6. 請求項3に記載の電動機用ロータにおいて、
    誘起電圧の高調波成分の次数をn、前記ロータシャフト中心と前記第2永久磁石の2つのロータ外周側角部とを結ぶ直線のなす角度をWm、m×(2π/n)>Wm/2を満足する最小の整数からn/4の商までの整数をm、としたときに、前記溝中心を設ける範囲が、(m−1/4)×(2π/n)から(m−1/4)×(2π/n)+(2π/n)/8で表される電動機用ロータ。
  7. 請求項1または請求項4に記載の電動機用ロータにおいて、
    前記複数の刻み線のうち、前記第2永久磁石のロータ外周側角と前記ロータシャフト中心とを結ぶ線からq軸方向に2番目に近いものを基点とする電動機用ロータ。
  8. 請求項2、請求項3、請求項5、または請求項6に記載の電動機用ロータにおいて、
    前記複数の刻み線のうち、前記第2永久磁石のロータ外周側角と前記ロータシャフト中心とを結ぶ線からq軸方向に2番目に近いものから、d軸方向に電気角度で前記高調波成分の1/4周期分ずれた位置を基点とする電動機用ロータ。
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