JP2006314152A - 永久磁石型電動機 - Google Patents

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Takeshi Ikemi
健 池見
Toshiharu Oki
俊治 大木
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Abstract

【課題】フラックスバリアを備えるロータにおいて、トルクを向上させることのできる磁石構造を有する永久磁石型電動機を提供する。
【解決手段】外周に設けられたステータとステータの内周に同軸状に設けられたロータとから構成され、ロータ1が、回転軸に垂直な断面において、ロータの外表面近傍に、外周に沿って極数分の外周フラックスバリアを配置し、外周フラックスバリア間に2本の磁路1、2を確保するようq軸と平行に2つのフラックスバリア6、7を配置し、各フラックスバリアの内径側の端部からV字状に2つの第2の永久磁石4、5を配置した構成を有する永久磁石型電動機において、2つのフラックスバリア6、7間の磁路1の幅をw1とし、フラックスバリア6(7)と外周フラックスバリアの端部8、9との間の磁路2の幅をw2としたとき(ここで幅とはロータ外周近傍部の各磁路の幅をいう)、w1≧w2の関係を満たすようフラックスバリアを配置する。
【選択図】図1

Description

本発明は、外周に設けられたステータと、ステータの内周に同軸状に設けられた永久磁石を所定の位置に配置してなるロータと、から構成された永久磁石型電動機に関するものである。
永久磁石型同期電動機に発生するトルクTは、一般に次式で表される。
T=Pn{φa・iq+(Lq−Ld)id・iq} (Pn:極対数)
従って、トルク向上には、磁石による鎖交磁束φaを上げることでマグネットトルクPn・φa・iqを稼ぐか、q軸インダクタンスLqを上げ(もしくはd軸インダクタンスLdを下げ)、リラクタンストルクPn(Lq−Ld)id・iqを稼ぐことが重要である。
特に、自動車駆動用などに用いられるモータは、高回転かつ高トルクが求められる。しかし、単純に永久磁石を増やし、マグネットトルクを稼ごうとすると、電機子コイルに鎖交する磁束が増えてしまい、高速回転時に誘起される電圧が制限を越えてしまうという弊害がある。従って、高回転かつ高トルクなモータでは、マグネットトルクに加えリラクタンストルクを有効に活用することが求められる。そのため、コア設計時には磁石量を確保しつつ、Lqを上げるためq軸の磁路を太くできるような磁石配置が求められている。
従来、上述した要求に応えるため、図20にそのロータ部分を示すように、外周に設けられたステータ(図示せず)とステータの内周に同軸状に設けられたロータ101とから構成され、ロータ101が、コア102の回転軸に垂直な断面において、ロータ101の外表面近傍に、外周に沿って第1の永久磁石103を極数分隣り合う第1の永久磁石103同士が異極になるよう配置し、第1の永久磁石103間に2本の磁路1、2を確保するようq軸と平行に2つのフラックスバリア106、107を配置し、各フラックスバリア106、107の内径側の端部からV字状に2つの第2の永久磁石104、105を配置した構成を有する永久磁石型電動機が知られている(特許文献1参照)。
特開平10−51984号公報
上述した永久磁石型電動機では、ロータ101の形状において、ロータ101の本体を構成するコア102の外周の極ピッチ長さをpとしたとき、q軸磁束が円滑に流れるよう磁路2の幅w2(図20参照)をp/20〜p/8とする構造となっていたため、以下のような問題が発生していた。
(1)マグネットトルクを稼ぎ、かつLdを下げるため、一般的に表面の磁石幅はできるだけ大きくとるのが望ましい。そのため、必然的に確保できる磁路1と2の幅w1+w2は限られてしまう。従って、上述した従来の永久磁石型電動機のように磁路2の幅w2を所定の範囲に確保しようとすると、本来、q軸磁路上にあり、磁路2よりもLqに対する感度が高い磁路1の幅が狭くなるため、限られた磁路を有効に使えず、得られるリラクタンストルクが小さくなってしまう。
(2)(1)と同様に磁路2の幅w2を確保しようとして磁路1を狭くし過ぎると、磁路1の狭窄部110の強度が不足し、トルク急変時のせん断力や遠心力に耐えられない。
本発明の目的は上述した問題点を解消して、フラックスバリアを備えるロータにおいて、トルクを向上させることのできる磁石構造を有する永久磁石型電動機を提供しようとするものである。
本発明の永久磁石型電動機は、外周に設けられたステータとステータの内周に同軸状に設けられたロータとから構成され、ロータが、回転軸に垂直な断面において、ロータの外表面近傍に、外周に沿って極数分の外周フラックスバリアを配置し、外周フラックスバリア間に2本の磁路1、2を確保するようq軸と平行に2つのフラックスバリアを配置し、各フラックスバリアの内径側の端部からV字状に2つの第2の永久磁石を配置した構成を有する永久磁石型電動機において、2つのフラックスバリア間の磁路1の幅をw1とし、フラックスバリアと外周フラックスバリアの端部との間の磁路2の幅をw2としたとき(ここで幅とはロータ外周近傍部の各磁路の幅をいう)、w1≧w2の関係を満たすようフラックスバリアを配置したことを特徴とするものである。
本発明では、2つのフラックスバリア間の磁路1の幅をw1とし、フラックスバリアと外周フラックスバリアの端部との間の磁路2の幅をw2としたとき(ここで幅とはロータ外周近傍部の各磁路の幅をいう)、w1≧w2の関係を満たすようフラックスバリアを配置することで、リラクタンストルクを大きくすることができ、その結果、高トルク、高回転駆動が可能となる。また、その際、外周フラックスバリアが第1の永久磁石を包含し、隣り合う第1の永久磁石同士が異極になるよう配置すると、上記高トルク、高回転駆動が可能となる効果をより一層発揮することができ、好ましい態様となる。
なお、本発明の永久磁石型電動機の好適例として、フラックスバリアの端部からV字状に配置した第2の永久磁石の内径側の頂点部に、遠心力を受けるためのブリッジ部を設けること、さらには、ブリッジ部の角部にRをつけることができる。このように構成することで、コアの強度を向上することができ、耐遠心力性能が向上し、高回転まで駆動させることが可能となる。また、本発明の永久磁石型電動機の好適例として、フラックスバリア内に補助磁石を設けることができる。このように構成することで、磁石量増による出力の増加を達成することができる。
また、本発明の永久磁石型電動機の好適例として、第1の永久磁石(外周フラックスバリア)と第2の永久磁石との間に第3の永久磁石を配置し、フラックスバリアと第1の永久磁石の端部との間の磁路2の幅をw2を、フラックスバリアと第3の永久磁石との間の磁路3の幅を示すw3と第3の永久磁石と第1の永久磁石との間の磁路4の幅を示すw4とから構成し、w1≧w3、および、w1≧w4の関係を満たすよう第3の永久磁石を配置することができる。このように構成することで、磁石の層数を増やすことによるトルクリプル低減、騒音低減を達成でき、その結果、出力増大を達成することができる。
さらに、本発明の永久磁石型電動機の好適例として、第1の永久磁石及び第2の永久磁石として弓形磁石を用い、第1の永久磁石及び第2の永久磁石とも外径側が凹形状となるように配置するか、あるいは、第1の永久磁石を内径側が凹形状となるよう配置するとともに第2の永久磁石を外径側が凹形状となるよう配置することができる。このように構成することで、弓形磁石を第1の永久磁石及び第2の永久磁石とも外径側が凹形状となるように配置した場合は、q軸磁路を円弧状にすることができるため、磁路を太くしやすく、Lqの増加を見込むことができる。また、弓形にすることで平板よりも磁石表面積を増やすことが出来、マグネットトルクを増加することができる。さらに、磁石の内側のq軸磁路を広くすることが出来、リラクタンストルクを増やすことができる。弓形磁石を第1の永久磁石を内径側が凹形状となるよう配置するとともに第2の永久磁石を外径側が凹形状となるよう配置した場合は、ロータ表面(近く)に磁石を配置することで、Ldを下げることが出来、リラクタンストルクを向上させることができる。また、ロータ磁束の分布が正弦波に近くなり、高調波成分が減るため、トルクリプル低減、騒音低減、誘起電圧ピーク値低減による出力増を望むことができる。
さらにまた、本発明の永久磁石型電動機の好適例として、第1の永久磁石としてV字形状に配置した2つの永久磁石を用い、外径側が凹形状となるように配置するか、あるいは、内径側が凹形状となるよう配置することができる。このように構成することで、第1の永久磁石を外径側が凹形状となるようにV字形状に配置した場合は、磁石表面積を増やすことが出来、マグネットトルクを増加させることができる。また、V字形状に配置した2つの永久磁石の内側のq軸磁路を広くすることが出来、リラクタンストルクを増加させることができる。第1の永久磁石を内径側が凹形状となるようにV字形状に配置した場合は、Ldを下げることが出来、リラクタンストルクを向上させることができる。また、ロータ磁束の分布が正弦波に近くなり、高調波成分が減るため、トルクリプル低減、騒音低減、誘起電圧ピーク値低減による出力増を望むことができる。
また、本発明の永久磁石型電動機の好適例として、第1の永久磁石として、または、第1の永久磁石及び第2の永久磁石として、断面形状が片側凸形状のかまぼこ形の永久磁石を用いることができる。このように構成することで、ロータ磁束の分布が正弦波に近くなり、高調波成分が減るため、トルクリプル低減、騒音低減、誘起電圧ピーク値低減による出力増が望める。
以下に、この発明の実施の形態を、図面に基づき詳細に説明する。
図1は本発明の永久磁石型電動機の一例の構成を示す図である。図1は電動機を構成するロータにおける回転軸に垂直な断面を示している。図1に示す例において、外周に設けられたステータ(図示せず)とステータの内周に同軸状に設けられたロータ1とから構成され、ロータ1が、回転軸に垂直な断面において、ロータ1の外表面近傍に、外周に沿って第1の永久磁石3を極数分隣り合う第1の永久磁石3同士が異極になるよう配置し、第1の永久磁石3間に2本の磁路1、2を確保するようq軸と平行に2つのフラックスバリア6、7を配置し、各フラックスバリア6、7の内径側の端部からV字状に2つの第2の永久磁石4、5を配置している。なお、2はロータ1の本体となるコアである。
なお、8、9は第1の永久磁石3を包含する外周フラックスバリアの両端部である。ここで、フラックスバリア6〜9は通常空隙からなるエアギャップが採用される。上述した構成の電動機においては、ステータから発生される回転磁界により、ロータ1にマグネットトルク及びリラクタンストルクを発生させて、ロータを回転させ、ロータ1の中心に設けたシャフト(図示せず)を介して回転力を外部に伝達している。
本発明の特徴は、上述した構成において、2つのフラックスバリア6、7間の磁路1の幅をw1とし、フラックスバリア6(7)と第1の永久磁石3の端部(ここでは端部のフラックスバリア8(9))との間の磁路2の幅をw2としたとき(ここで幅とはロータ外周近傍部の各磁路の幅をいう)、w1≧w2の関係を満たすようフラックスバリア6〜9を配置した点にある。このように構成することで、リラクタンストルクを大きくすることができ、その結果、高トルク、高回転駆動が可能となる。
以下、その効果について説明する。
まず、ステータの作るd軸磁束、q軸磁束の高調波分を無視し、基本波のみを考えると、ギャップ部のd、q軸磁束分布はそれぞれ図2、図3のように表される(ただし、q軸磁束については磁気飽和を考慮し、山を削っている)。図2及び図3において、矢印に示すように磁束は磁路1、2の入り口からロータに入ってコイルに鎖交すると仮定し、漏れ分を無視した場合、d軸、q軸磁束の量はそれぞれ図の斜線部面積となる。ここで、表面磁石部(第1の永久磁石3)の幅、フラックスバリア6〜9の幅を一定としたとき、磁路1と2の幅の和w1+w2は一定となる。この条件のもと、w1を変えたときのd、q軸鎖交磁束φd、φq(図2、3の斜線部面積)の差φq−φdは図4のようになる。リラクタンストルクは、LqとLdの差に比例するため、φq−φdが大きいほど、リラクタンストルクは大きくなると考えることができる。従って、図4より、w2よりもw1を広げることで、表面の磁石幅を変えることなくリラクタンストルクをより有効に稼げることが分かる。また、図5に、φq−φdの変化量d(φq−φd)/dw1を示す。図5より、w1>w2となる領域で、φq−φdが急激に大きくなる、すなわち、リラクタンストルクが大きくなることがわかる。
また、図1に示す例では、上述した効果に加えて、w1≧w2とすることで、磁路2の狭窄部11に比べ遠心力やトルク急変時のせん断力が大きくかかる磁路1の狭窄部10の強度を上げることができ、高トルク、高回転駆動が可能となる。
図6〜図19はそれぞれ本発明の永久磁石型電動機における好適な一例の構成を説明するための図である。図6〜図19に示す例において、図1に示す例と同一の部材には同一の符号を付し、その説明を省略する。
本発明の好適な一例として、図6及び図6の一部を拡大して示す図7に示す例では、フラックスバリア6、7の端部からV字状に配置した第2の永久磁石4、5の内径側の頂点部に、遠心力を受けるためのブリッジ部21を設けている。ブリッジ部21は、第2の永久磁石4、5の内径側の端部に設けたフラックスバリア22、23の間に配置されている。また、フラックスバリア22、23を配置する際、その形状を考慮することで、ブリッジ部21の角部にRをつけている。なお、ブリッジ部21は磁石磁束短絡防止のため、出力性能的には細い方が望ましい。また、24はロータ1を積層する際に用いる位置決め穴である。本例では、コア2の強度を向上することができ、耐遠心力性能が向上し、高回転まで駆動させることが可能となる。
図8に示す例では、第2の永久磁石4、5の内径側の端部にフラックスバリア25を設け、2つのブリッジ部21−1、21−2を配置している。このように構成することで、上述した効果に加えて、ブリッジ部21を2つのブリッジ部21−1、21−2に分けることで、コア2の強度をより強くすることができる。なお、ここではブリッジ部を2つに分割したが、分割数は2以上であれば同様のあるいはそれ以上の効果を得ることができる。また、図9に示す例では、図8に示すフラックスバリア25の代わりに位置決め穴24を利用している。このように構成することで、今までq軸磁路上にあった位置決め穴をなくすことができ、磁束の通りがよくなるため、出力増が見込める。
図10に示す例では、フラックスバリア6、7内に補助磁石31、32を設けている。このように構成することで、上述した効果に加えて、磁石量を増やすことができ、その結果、出力増加を達成することができる。
本発明の好適な他の例として、図11に示す例では、第1の永久磁石3と第2の永久磁石4、5との間に第3の永久磁石41、42をV字形状に配置し、フラックスバリアと第1の永久磁石の端部との間の磁路2の幅をw2を、フラックスバリア6(7)と第3の永久磁石41(42)との間の磁路3の幅を示すw3と第3の永久磁石41(42)と第1の永久磁石3との間の磁路4の幅を示すw4とから構成し、w1≧w3、および、w1≧w4の関係を満たすよう第3の磁石41、42を配置している。このように構成することで、上述した効果に加えて、磁石の層数を増やすことによるトルクリプル低減、騒音低減を達成でき、その結果、出力増大を達成することができる。
本発明の好適なさらに他の例として、図12〜14に示す例では、第1の永久磁石3及び第2の永久磁石4、5として弓形磁石を用いている。そして、図12に示す例では、第1の永久磁石3としての弓形磁石及び第2の永久磁石4、5としての弓形磁石とも外径側が凹形状となるように配置している。一方、図13及び図14に示す例では、第1の永久磁石3としての弓形磁石を内径側が凹形状となるよう配置するとともに、第2の永久磁石4、5としての弓形磁石を外径側が凹形状となるよう配置している。図13と図14の相違点は、図13に示す例では弓形の第1の永久磁石3がコア2の表面近傍に埋設して設けられているのに対し、図14に示す例では弓形の第1の永久磁石3がコア2の表面に露出して設けられている点である。
このように構成することで、弓形磁石を第1の永久磁石3及び第2の永久磁石4、5とも外径側が凹形状となるように配置した図12に示す場合は、上述した効果に加えて、q軸磁路を円弧状にすることができるため、磁路を太くしやすく、Lqの増加を見込むことができる。また、弓形にすることで平板よりも磁石表面積を増やすことが出来、マグネットトルクを増加することができる。さらに、磁石の内側のq軸磁路1を広くすることが出来、リラクタンストルクを増やすことができる。また、弓形磁石を第1の永久磁石3を内径側が凹形状となるよう配置するとともに第2の永久磁石4、5を外径側が凹形状となるよう配置した図13及び図14の場合は、上述した効果に加えて、ロータ1の表面(近く)に弓形の第1の永久磁石3を配置することで、Ldを下げることが出来、リラクタンストルクを向上させることができる。また、ロータ磁束の分布が正弦波に近くなり、高調波成分が減るため、トルクリプル低減、騒音低減、誘起電圧ピーク値低減による出力増を望むことができる。
本発明の好適なさらに他の例として、図15、図16に示す例では、第1の永久磁石3としてV字形状に配置した2つの永久磁石3−1、3−2を用いている。そして、図15に示す例では、2つの永久磁石3−1、3−2を外径側が凹形状となるようにV字形状に配置している。一方、図16に示す例では、2つの永久磁石3−1、3−2を内径側が凹形状となるようにV字形状に配置している。
このように構成することで、2つの永久磁石3−1、3−2を外径側が凹形状となるようにV字形状に配置した図15に示す場合は、上述した効果に加えて、磁石表面積を増やすことが出来、マグネットトルクを増加させることができる。また、V字形状に配置した2つの永久磁石3−1、3−2の内側のq軸磁路1を広くすることが出来、リラクタンストルクを増加させることができる。また、2つの永久磁石3−1、3−2を内径側が凹形状となるようにV字形状に配置した図16に示す場合は、上述した効果に加えて、Ldを下げることが出来、リラクタンストルクを向上させることができる。また、ロータ磁束の分布が正弦波に近くなり、高調波成分が減るため、トルクリプル低減、騒音低減、誘起電圧ピーク値低減による出力増を望むことができる。
本発明の好適なさらに他の例として、図17、図18に示す例では、第1の永久磁石3として、または、第1の永久磁石3及び第2の永久磁石4、5として、断面形状が片側凸形状のかまぼこ形の永久磁石を用いている。そして、図17に示す例では、第1の永久磁石3のみをかまぼこ形の永久磁石とし、図18に示す例では、第1の永久磁石3及び第2の永久磁石4、5ともにかまぼこ形の永久磁石としている。このように構成することで、いずれの場合も上述した効果に加えて、ロータ磁束の分布が正弦波に近くなり、高調波成分が減るため、トルクリプル低減、騒音低減、誘起電圧ピーク値低減による出力増が望める。
本発明の好適なさらに他の例として、図19に示す例では、ロータの外周近傍において、第1の永久磁石3を用いずに外周フラックスバリア51のみ設けた構成としている。本例では、使用する磁石量を減らすことが出来、コスト低減を達成することができる。また、第1の永久磁石3を設けない構成であるため、ロータの奥にのみ永久磁石が埋設されている構成となり、減磁しにくくなる。
本発明の永久磁石型電動機によれば、ロータの外表面近傍に、外周に沿って極数分の外周フラックスバリアを配置し、外周フラックスバリア間に2本の磁路1、2を確保するようq軸と平行に2つのフラックスバリアを配置し、各フラックスバリアの内径側の端部からV字状に2つの第2の永久磁石を配置した構成を有する永久磁石型電動機において、2つのフラックスバリア間の磁路1の幅をw1とし、フラックスバリアと外周フラックスバリアの端部との間の磁路2の幅をw2としたとき(ここで幅とはロータ外周近傍部の各磁路の幅をいう)、w1≧w2の関係を満たすようフラックスバリアを配置することで、フラックスバリアを備えるロータにおいて、トルクを向上させることのできる磁石構造として好適に利用することができる。
本発明の永久磁石型電動機の一例の構成を示す図である。 本発明におけるd、q軸磁束分布の一例を示す図である。 本発明におけるd、q軸磁束分布の他の例を示す図である。 本発明における磁路1の幅w1と鎖交磁束との関係を示すグラフである。 本発明における磁路1の幅w1とφd−φqの変化量との関係を示すグラフである。 本発明の永久磁石型電動機における好適な一例の構成を説明するための図である。 図6の一部分を拡大して示す図である。 本発明の永久磁石型電動機における好適な他の例の構成を説明するための図である。 本発明の永久磁石型電動機における好適なさらに他の例の構成を説明するための図である。 本発明の永久磁石型電動機における好適なさらに他の例の構成を説明するための図である。 本発明の永久磁石型電動機における好適なさらに他の例の構成を説明するための図である。 本発明の永久磁石型電動機における好適なさらに他の例の構成を説明するための図である。 本発明の永久磁石型電動機における好適なさらに他の例の構成を説明するための図である。 本発明の永久磁石型電動機における好適なさらに他の例の構成を説明するための図である。 本発明の永久磁石型電動機における好適なさらに他の例の構成を説明するための図である。 本発明の永久磁石型電動機における好適なさらに他の例の構成を説明するための図である。 本発明の永久磁石型電動機における好適なさらに他の例の構成を説明するための図である。 本発明の永久磁石型電動機における好適なさらに他の例の構成を説明するための図である。 本発明の永久磁石型電動機における好適なさらに他の例の構成を説明するための図である。 従来の永久磁石型電動機の一例の構成を示す図である。
符号の説明
1 ロータ
2 コア
3、3−1、3−2 第1の永久磁石
4、5 第2の永久磁石
6、7、22、23 フラックスバリア
8、9 外周フラックスバリアの端部
10、11 狭窄部
21、21−1、21−2 ブリッジ部
24 位置決め部
31、32 補助磁石
41、42 第2の永久磁石
51 外周フラックスバリア

Claims (9)

  1. 外周に設けられたステータとステータの内周に同軸状に設けられたロータとから構成され、ロータが、回転軸に垂直な断面において、ロータの外表面近傍に、外周に沿って極数分の外周フラックスバリアを配置し、外周フラックスバリア間に2本の磁路1、2を確保するようq軸と平行に2つのフラックスバリアを配置し、各フラックスバリアの内径側の端部からV字状に2つの第2の永久磁石を配置した構成を有する永久磁石型電動機において、2つのフラックスバリア間の磁路1の幅をw1とし、フラックスバリアと外周フラックスバリアの端部との間の磁路2の幅をw2としたとき(ここで幅とはロータ外周近傍部の各磁路の幅をいう)、
    w1≧w2
    の関係を満たすようフラックスバリアを配置したことを特徴とする永久磁石型電動機。
  2. 外周フラックスバリアが第1の永久磁石を包含し、隣り合う第1の永久磁石同士が異極になるよう配置したことを特徴とする請求項1に記載の永久磁石型電動機。
  3. フラックスバリアの端部からV字状に配置した第2の永久磁石の内径側の頂点部に、遠心力を受けるためのブリッジ部を設けたことを特徴とする請求項1または2に記載の永久磁石型電動機。
  4. ブリッジ部の角部にRをつけたことを特徴とする請求項3に記載の永久磁石型電動機。
  5. フラックスバリア内に補助磁石を設けたことを特徴とする請求項1〜4のいずれか1項に記載の永久磁石型電動機。
  6. 外周フラックスバリアと第2の永久磁石との間に第3の永久磁石を配置し、フラックスバリアと外周フラックスバリアの端部との間の磁路2の幅をw2を、フラックスバリアと第3の永久磁石との間の磁路3の幅を示すw3と第3の永久磁石と外周フラックスバリアとの間の磁路4の幅を示すw4とから構成し、w1≧w3、および、w1≧w4の関係を満たすよう第3の永久磁石を配置したことを特徴とする請求項1〜5のいずれか1項に記載の永久磁石型電動機。
  7. 第1の永久磁石及び第2の永久磁石として弓形磁石を用い、第1の永久磁石及び第2の永久磁石とも外径側が凹形状となるように配置するか、あるいは、第1の永久磁石を内径側が凹形状となるよう配置するとともに第2の永久磁石を外径側が凹形状となるよう配置することを特徴とする請求項2〜6のいずれか1項に記載の永久磁石型電動機。
  8. 第1の永久磁石としてV字形状に配置した2つの永久磁石を用い、外径側が凹形状となるように配置するか、あるいは、内径側が凹形状となるよう配置することを特徴とする請求項2〜6のいずれか1項に記載の永久磁石型電動機。
  9. 第1の永久磁石として、または、第1の永久磁石及び第2の永久磁石として、断面形状が片側凸形状のかまぼこ形の永久磁石を用いることを特徴とする請求項2〜6のいずれか1項に記載の永久磁石型電動機。
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