JPWO2011132657A1 - 薬液投与器具 - Google Patents

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Abstract

薬液投与器具は、薬液投与器具本体と、液体の吸入・排出が可能なシリンジと、薬剤が収納されたバイアルとを備えている。薬液投与器具本体は、三方活栓と、一端側が三方活栓の第3のポートに接続され、他端側に穿刺針が接続されたチューブと、三方活栓の第1のポートに着脱自在に装着され、気体は通過するが細菌は通過しないフィルタと、三方活栓の第2のポートに設けられ、バイアルが接続される接続器具と、連結部とを有している。

Description

本発明は、薬液投与器具に関するものである。
例えば、患者が血液製剤等の薬液を自己注射する場合、薬剤を液体で溶解または希釈し、その薬液をシリンジで吸引して用いる場合がある。これらの操作は、下記のようにして行われる。
まず、両頭針または中空針を備えたアダプタを用い、その両頭針または中空針の一端側に、薬剤が収納された薬剤容器を接続し、他端側に、液体が収納された液体容器を接続し、液体容器内の液体を薬剤容器内に移送する。これにより、薬剤容器内の薬剤が液体で溶解または希釈され、薬液が得られる(例えば、特許文献1参照)。
次に、薬剤容器からアダプタを抜去し、先端に鋭利な針先を有する穿刺針が接続されたシリンジを用い、その穿刺針を薬剤容器の栓体に刺通し、薬剤容器内の薬液をシリンジの外筒内に吸引、充填する。
しかしながら、このような従来のアダプタと、穿刺針が接続されたシリンジとを用いる手法では、操作が煩雑であり、手間と時間がかかるという欠点がある。
また、穿刺針を薬剤容器の栓体に穿刺する操作が必要であるので、その操作の際、穿刺針で手指を誤って刺してしまう虞がある。
特表2005−516696号公報
本発明の目的は、容易かつ迅速に、薬剤を溶解または希釈して薬液を得、その薬液を穿刺針から流出させることができる薬液投与器具を提供することにある。
上記目的を達成するために、本発明は、
第1のポートと、第2のポートと、第3のポートとを有し、前記第1のポート、前記第2のポートおよび前記第3のポートのうちの前記第1のポートと前記第2のポートとが連通した第1の状態と、前記第1のポートと前記第3のポートとが連通した第2の状態とをとり得る多方活栓と、
前記第2のポートに設けられる接続器具と、
前記接続器具を介して前記第2のポートに接続される薬剤が収納された第1容器と、
一端側が前記第3のポートに接続され、他端側に穿刺針が接続されたチューブと、
前記第1のポートに着脱自在に接続され、前記薬剤を溶解または希釈する液体が封入され、液体の吸入・排出が可能な第2容器とを備え、
前記接続器具に前記第1容器を接続するとともに、前記第1のポートに前記第2容器を接続し、前記多方活栓を前記第1の状態とした状態で、前記第2容器から前記液体を前記第1容器内に導入し、前記薬剤を溶解または希釈して薬液を得た後、前記第1容器から前記薬液を前記第2容器内に吸入し、
次いで、前記多方活栓を前記第2の状態とし、前記第2容器から前記薬液を排出し、該薬液を前記チューブを介して前記穿刺針から流出させるよう構成されていることを特徴とする薬液投与器具である。
上記目的を達成するために、本発明は、第1のポートと、第2のポートと、第3のポートとを有し、前記第1のポート、前記第2のポートおよび前記第3のポートのうちの前記第1のポートと前記第2のポートとが連通した第1の状態と、前記第1のポートと前記第3のポートとが連通した第2の状態とをとり得る多方活栓と、
前記第2のポートに設けられる接続器具と、
前記接続器具を介して前記第2のポートに接続される薬剤が収納された第1容器と、
一端側が前記第3のポートに接続され、他端側に穿刺針が接続されたチューブと、
前記第1のポートに着脱自在に装着され、気体は通過するが細菌は通過しないフィルタと、
前記第1のポートに着脱自在に接続され、前記薬剤を溶解または希釈する液体が封入され、液体の吸入・排出が可能な第2容器とを備え、
前記多方活栓を前記第1の状態とし、前記第1のポートに前記フィルタが装着された状態で、前記接続器具に前記第1容器を接続し、
次いで、前記第1のポートから前記フィルタを取り外し、前記第1のポートに前記第2容器を接続し、
次いで、前記第2容器から前記液体を前記第1容器内に導入し、前記薬剤を溶解または希釈して薬液を得た後、前記第1容器から前記薬液を前記第2容器内に吸入し、
次いで、前記多方活栓を前記第2の状態とし、前記第2容器から前記薬液を排出し、該薬液を前記チューブを介して前記穿刺針から流出させるよう構成されていることを特徴とする薬液投与器具である。
また、本発明の薬液投与器具では、前記フィルタは、前記第1のポートに着脱自在に装着されるハウジングと、該ハウジング内に設置され、気体は通過するが細菌は通過しないフィルタ部材とを有し、
前記第1容器内は、陰圧になっており、前記接続器具を介して前記第2のポートに前記第1容器を接続した際、前記フィルタを通過した空気が前記第1容器内に導入されるよう構成されているのが好ましい。
また、本発明の薬液投与器具では、前記第1のポートと前記第3のポートとは、直線上に配置され、前記第2のポートは、前記第1のポートの側方に向って突出しているのが好ましい。
また、本発明の薬液投与器具では、前記穿刺針は、翼付き針であるのが好ましい。
また、本発明の薬液投与器具では、前記チューブの途中であって前記穿刺針の近傍に設けられ、その周囲の部分よりも容易に破断する破断容易部とを有し、
前記破断容易部が破断することで、前記穿刺針を含む第1の部位と、それ以外の第2の部位とに分離することができるよう構成されているのが好ましい。
また、本発明の薬液投与器具では、前記破断容易部は、前記穿刺針と別体かつ前記チューブの前記穿刺針の基端から10cm以内の領域に設けられているのが好ましい。
また、本発明の薬液投与器具では、前記チューブは、前記穿刺針に接続された先端側チューブと、前記先端側チューブよりも基端側に位置する基端側チューブと、前記先端側チューブと前記基端側チューブとを連結する連結部材とを有し、
前記連結部材に、前記破断容易部が形成されているのが好ましい。
また、本発明の薬液投与器具では、前記連結部材は、前記先端側チューブに接続された先端部と、前記基端側チューブに接続された基端部と、前記先端部と前記基端部とを連結する中間部を有し、
前記中間部には、前記先端部および前記基端部よりも薄肉化された薄肉部を有し、
前記薄肉部が前記破断容易部を構成しているのが好ましい。
また、本発明の薬液投与器具では、前記多方活栓は、円筒状をなし、その外周部に前記第1のポート、前記第2のポートおよび前記第3のポートがそれぞれ配置される筒状部と、該筒状部内に回動自在に挿入され、前記第1のポート、前記第2のポートおよび前記第3のポートにそれぞれ対応する流路が形成された円柱状の胴部を有するコックとを備え、該コックを回動操作することにより、前記第1の状態と前記第2の状態とを取り得るものであり、
前記第1の状態で前記接続器具の前記第2のポートからの離脱を防止し、前記第2の状態で前記接続器具を前記第2のポートから離脱可能となる離脱機構をさらに備えるのが好ましい。
また、本発明の薬液投与器具では、前記接続器具は、前記第2のポートに接続するための管状部を有し、
前記離脱機構は、前記管状部の外周部に突出形成された突片と、前記コックに設けられ、該コックの回動操作に連動して前記胴部の中心軸を中心とする円周上を移動する係合片とを有し、
前記第1の状態では、前記係合片が前記突片と係合して、前記接続器具の前記第2のポートからの離脱を防止し、前記第2の状態では、前記係合が解除され、前記接続器具の前記第2のポートからの離脱が可能となるのが好ましい。
また、本発明の薬液投与器具では、前記突片は、前記第2のポートの中心軸を介して互いに反対側に一対設けられ、
前記係合片は、前記一対の突片に対応して一対設けられているのが好ましい。
図1は、本発明の薬液投与器具の第1実施形態を示す側面図(一部断面図)である。 図2は、図1に示す薬液投与器具の薬液投与器具本体を示す斜視図である。 図3は、図1に示す薬液投与器具の使用手順を説明するための側面図である。 図4は、図1に示す薬液投与器具の使用手順を説明するための側面図である。 図5は、図1に示す薬液投与器具の使用手順を説明するための側面図である。 図6は、図1に示す薬液投与器具の使用手順を説明するための側面図である。 図7は、図1に示す薬液投与器具の使用手順を説明するための側面図である。 図8は、図1に示す薬液投与器具の使用手順を説明するための側面図である。 図9は、本発明の薬液投与器具(第2実施形態)の穿刺針の近傍を示す斜視図である。 図10は、図9に示す薬液投与器具における連結部材の模式的断面図である。 図11は、図9に示す薬液投与器具の穿刺針の近傍の分離状態を示す斜視図である。 図12は、本発明の薬液投与器具(第3実施形態)が備える多方活栓の操作(第1の状態から第2の状態)を順に示す斜視図である。 図13は、本発明の薬液投与器具(第3実施形態)が備える多方活栓の操作(第1の状態から第2の状態)を順に示す斜視図である。 図14は、図12中のA−A線断面図である。 図15は、図13中のB−B線断面図である。
以下、本発明の薬液投与器具を添付図面に示す好適な実施形態に基づいて詳細に説明する。
<第1実施形態>
図1は、本発明の薬液投与器具の第1実施形態を示す側面図(一部断面図)、図2は、図1に示す薬液投与器具の薬液投与器具本体を示す斜視図、図3〜図8は、それぞれ、図1に示す薬液投与器具の使用手順を説明するための側面図である。
なお、以下では、図1、図3〜図6および図8中の右側を「先端」、左側を「基端(後端)」とし、図2および図7中の左側を「先端」、右側を「基端」として説明を行う。
これらの図に示す本実施形態の薬液投与器具1は、薬液の自己注射を行う場合に用いられる器具であり、図1および図2に示すように、薬液投与器具1は、薬液投与器具本体2と、液体の吸入・排出が可能な第2容器(吸入・排出器具)であるシリンジ6と、薬剤が収納された第1容器であるバイアル(薬剤容器)7とを備えている。
なお、第1容器としては、薬剤が収納された容器であればバイアルに限らず、この他、例えば、アンプル等が挙げられる。また、第2容器としては、液体の吸入・排出が可能なものであれば、シリンジに限らず、この他、例えば、弾性体等で構成された容器等が挙げられる。また、薬液投与器具1は、自己注射以外にも、例えば医師や看護師等の医療従事者が患者に対して注射を行う場合にも使用することができる。以下、各構成要素について順次説明する。
薬液投与器具本体2は、三方活栓(多方活栓)3と、チューブ4と、穿刺針5と、気体は通過するが細菌は通過しないフィルタ8と、バイアル7が接続される接続器具9と、連結部11とを有している。
三方活栓3は、本体31と、コック35とを有している。
本体31は、筒状部32と、筒状部32の外周に形成され、筒状部32の径方向外方に向けて突出する第1のポート331、第2のポート332および第3のポート333とを有している。
第1のポート331、第2のポート332、第3のポート333は、それぞれ、管状をなし、等角度間隔、すなわち、90°の角度を隔てて配置されている。この場合、第1のポート331と第3のポート333とは、180°の角度を隔てて配置、すなわち、直線上に配置されている。また、第2のポート332は、第1のポート331および第2のポート332の側方に向って突出、すなわち、第1のポート331および第2のポート332のそれぞれに対し、90°の角度を隔てて配置されている。また、第1のポート331、第2のポート332、第3のポート333の内部に形成された流路341、342および343は、それぞれが等しい高さ位置で筒状部32の内腔320に連通している。
また、第1のポート331の基端の外周部には、フランジ状の突起334が形成されている。突起334の形状は、第1のポート331の軸方向から見たとき、非円形、すなわち、直交する2方向のうちの一方が他方よりも長くなるような形状をなしており、後述するシリンジ6のロックアダプタ63に形成されているネジ山およびフィルタ8のハウジング81に形成されているネジ山のぞれぞれと螺合し得るようになっている。なお、突起334は、前記ネジ山と螺合し得るものであれば、前記突起334に限らず、例えば、ネジ山等であってもよい。
コック35は、胴部36と、胴部36の上部に形成されたレバー38とを有している。胴部36は、円柱形状または円筒形状(図示の構成では円柱形状)をなし、筒状部32の内腔320内に気密性または液密性をもって回動自在に挿入されている。
胴部36の内部には、第1のポート331、第2のポート332および第3のポート333の流路341、342および343に対応する流路371、372および373がT字状に形成されている。すなわち、胴部36の内部には、90°の角度を隔てて胴部36の径方向に延在する3本の流路371、372、373が、胴部36の中心部付近にて互いに連通するように形成されている。
また、各流路371、372、373は、コック35を本体31に挿入した状態で、第1のポート331、第2のポート332、第3のポート333の流路341、342、343と一致する高さ位置に形成されている。各流路371、372、373は、それぞれ、胴部36の外周面に開口し、開口を形成している。
レバー38は、胴部36の上部、すなわち、胴部36における筒状部32の上方に突出した部位に、流路372と逆方向に突出するように形成されている。このレバー38を手指で把持し、コック35の回動操作を行う。
なお、三方活栓3は、レバー38を図1に示すように第3のポート333側に位置させると、第1のポート331と第2のポート332とが連通した第1の状態となり、また、図8に示すように第2のポート332側に位置させると、第1のポート331と第3のポート333とが連通した第2の状態となる。また、図示しないが、レバー38を第1のポート331側に位置させると、第2のポート332と第3のポート333とが連通し、また、第2のポート332の反対側に位置させると、第1のポート331と第2のポート332と第3のポート333とのすべてが連通する。
三方活栓3の各部の構成材料としては、それぞれ、特に限定されず、例えば、ポリプロピレン等のポリオレフィンや、ポリカーボネート等を用いることができる。
接続器具9は、三方活栓3の第2のポート332に設けられている。
この接続器具9は、本体部91と、後述するバイアル7の栓体72を刺通可能な中空針92とを有している。本体部91は、中空針92の周囲を囲う有底筒状のホルダー911と、ホルダー911の底部に、ホルダー911の軸方向に突出するように形成された管状部912とを有している。管状部912は、第2のポート332に固定され、その第2のポート332の流路342に連通している。なお、管状部912の径は、ホルダー911の径よりも小さく設定されている。
中空針92は、ホルダー911内に位置し、そのホルダー911の底部に、ホルダー911の軸方向に突出するように形成されている。また、中空針92は、管状部912に対応する位置に配置され、管状部912を介して第2のポート332の流路342に連通している。また、中空針92の途中の側部には、孔921が形成されており、この孔921を介して中空針92の内部と外部とが連通している。これにより、中空針92がバイアル7の栓体72を刺通すると、中空針92を介して、バイアル7内と第2のポート332の流路342とが連通する。
なお、接続器具9の構成材料としては、特に限定されず、例えば、前述した三方活栓3の構成材料として例示したものと同様のものを用いることができる。
また、接続器具9は、本実施形態では、第2のポート332に固定されているが、これに限らず、後述する第3実施形態のように、第2のポート332に着脱自在に装着されるように構成されていてもよい。
連結部11は、筒状をなしており、その基端部は、三方活栓3の第3のポート333に固定されている。この連結部11の構成材料としては、特に限定されず、例えば、前述した三方活栓3の構成材料として例示したものと同様のものを用いることができる。
連結部11の先端部には、チューブ4の基端部が固定されている。すなわち、チューブ4は、この連結部11を介して、第3のポート333に接続され、第3のポート333の流路343に連通している。
また、チューブ4の先端部には、鋭利な針先を有する中空の穿刺針5が接続されており、その穿刺針5には、キャップ52が着脱自在に装着されている。また、穿刺針5の基端側の側方には、1対の翼51a、51bが形成されている。すなわち、穿刺針5は、翼付き針である。翼51a、51bは、それぞれ可撓性を有し、翼51a、51bが屈曲または湾曲することにより、開閉可能に構成されている。
穿刺針5を穿刺する際には、翼51a、51bを手指で摘んで閉じた状態とし、穿刺の操作を行うことができる。なお、翼51a、51bを摘まず、他の部位を摘んで穿刺することもできる。穿刺針5を穿刺した後は、翼51a、51bを開いた状態とし、翼51a、51bを粘着テープ等により皮膚に固定する。
なお、チューブ4の長さは、特に限定されないが、15〜40cm程度であることが好ましく、20〜30cm程度であることがより好ましい。これにより、自己注射をより容易に行うことができる。
三方活栓3の第1のポート331には、フィルタ8が着脱自在に装着され、また、シリンジ6が着脱自在に接続されるようになっている。すなわち、第1のポート331には、フィルタ8とシリンジ6とが選択的に取り付けられる。この場合、第1のポート331にフィルタ8、シリンジ6を取り付ける方法は、それぞれ、特に限定されず、例えば、嵌合、螺合等が挙げられ、本実施形態では、螺合方式を採用している。
フィルタ8は、ハウジング81と、ハウジング81内に設置され、気体は通過するが細菌は通過しないフィルタ部材82とを有している。
ハウジング81は、有底筒状の筒状部811と、筒状部811の底部に、筒状部811の軸方向に突出するように形成された管状部812とを有している。管状部812の径は、筒状部811の径よりも小さく設定されている。また、筒状部811の底部の管状部812に対応する部位には、開口が形成されている。そして、フィルタ部材82は、前記開口を覆うように、筒状部811の底部に固定されている。
また、管状部812の内周面には、三方活栓3の第1のポート331の突起334と螺合する螺合部であるネジ山が形成されている。前記ネジ山を突起334に螺合させることにより、第1のポート331にフィルタ8が着脱自在に装着される。
なお、フィルタ部材82としては、例えば、ポリプロピレン、ポリスルホン、再生セルロース、ポリアミド、ポリエステル等の不織布や紙、またはそれらに目止め加工を施したもの等が挙げられる。
シリンジ6は、外筒61と、外筒61内で摺動し得るガスケット66と、ガスケット66を外筒61の軸方向(長手方向)に沿って移動操作する押し子65とを備えている。ガスケット66は、押し子65の先端に連結されている。
外筒61は、有底筒状の部材で構成され、その先端部、すなわち、先端側底部の中央部には、外筒61の胴部に対し縮径した口部62が一体的に突出形成されている。この口部62からは、薬液等の液体が吸入または排出される。また、口部62には、三方活栓3の第1のポート331が着脱自在に接続されるようになっている。
外筒61の基端(後端)外周には、フランジ64が一体的に形成されている。
また、外筒61の外周面には、液量を示す目盛りが付されている。
外筒61の構成材料としては、特に限定されず、例えば、ポリプロピレン、環状ポリオレフィンのような各種樹脂等が挙げられる。なお、外筒61の構成材料は、内部の視認性を確保するために、実質的に透明であるのが好ましい。
このような外筒61内には、弾性材料で構成されたガスケット66が収納されて(挿入されて)いる。ガスケット66の外周部には、複数(本実施形態では2つ)のリング状の突部が全周に亘って形成されており、これらの突部が外筒61の内周面に密着しつつ摺動することで、液密性をより確実に保持するとともに、摺動性の向上が図れる。
また、ガスケット66には、その基端面に開放する中空部が形成されている。この中空部は、後述する押し子65のヘッド部が螺入される。ガスケット66の中空部の内面には、雌ネジが形成されている。
ガスケット66の構成材料としては、特に限定されず、例えば、各種ゴム材料や、各種熱可塑性エラストマー等が挙げられる。
押し子65は、横断面が十文字状をなす棒状の本体部67を有している。
本体部67の先端側には、ガスケット66の中空部内に挿入され、ガスケット66と連結されるヘッド部が形成されている。ヘッド部の外周には、ガスケット66の中空部の内面の雌ネジと螺合し得る雄ネジが形成されている。この雄ネジを雌ネジと螺合することにより、ガスケット66と押し子65とが連結される。なお、ガスケット66と押し子65は、螺合による連結に限らず、例えば凹凸嵌合等により連結された構成、接着、融着等により固着された構成、一体成形された構成であってもよい。
また、本体部67の基端側には、円盤状のフランジ68が形成されている。
また、外筒61の口部62の外周側には、ロックアダプタ63が設けられている。ロックアダプタ63は、その内周面に、三方活栓3の第1のポート331の突起334と螺合する螺合部であるネジ山を有している。本実施形態では、このロックアダプタ63は、外筒61の先端部に固定されている。
第1のポート331にシリンジ6を接続する際は、第1のポート331にシリンジ6の口部62を挿入し、シリンジ6(ロックアダプタ63)を回転させ、第1のポート331の突起334に、ロックアダプタ63のネジ山を螺合させる。これにより、第1のポート331とシリンジ6の口部62とが接続され、突起334とロックアダプタ63のネジ山とが螺合することにより、第1のポート331にシリンジ6が保持される。
また、シリンジ6の外筒61とガスケット66とで囲まれた空間(貯液空間)には、バイアル7に収納された薬剤を溶解または希釈する液体が封入されている。この液体としては、特に限定されず、前記薬剤に応じて適宜選択されるものであるが、例えば、注射用水、生理食塩水、ブドウ糖溶液等が挙げられる。
なお、シリンジ6への前記液体の封入は、予め行われていてもよく、また、使用する際に、前記液体をシリンジ6内に吸引するようにしてもよい。
また、本実施形態では、ロックアダプタ63は、外筒61に固定されているが、これに限らず、例えば、ロックアダプタ63が、口部62に対し、外筒61の軸方向に沿って移動可能に設置されているもの、軸回りに(同心的に)回転可能なもの、軸方向に沿って移動可能で、かつ軸回りに回転可能なもの等であってもよい。
また、ロックアダプタ63および押し子65の構成材料としては、それぞれ、特に限定されず、例えば、前述した外筒61の構成材料として例示したものと同様のものを用いることができる。
バイアル7は、薬剤が収納された有底筒状の硬質の本体71と、本体71の上側の口部に設けられ、本体71内の空間を気密的に封止する栓体72とを有している。本体71の口部と栓体72との周囲には、環状部材73が装着され、これにより、栓体72の本体71からの離脱が防止される。また、バイアル7内は、陰圧になっている。このバイアル7は、前述した接続器具を9介して第2のポート332に接続される。
また、薬剤としては、特に限定されないが、例えば、乾燥人血液凝固第VIII因子等の血液製剤、インスリン製剤等のホルモン製剤、インターフェロン製剤等の抗ウイルス剤等が挙げられる。
また、薬剤の形態としては、特に限定されず、例えば、固体(錠剤、顆粒剤等)、粉体(散剤等)等の固形のものや、液体(液剤等)等が挙げられる。
また、本体71の構成材料としては、特に限定されず、例えば、各種ガラスや、各種樹脂等が挙げられる。
また、栓体72は、接続器具9の中空針92で刺通可能なものであり、その構成材料としては、特に限定されず、例えば、各種ゴム材料や、各種熱可塑性エラストマー等の弾性材料が挙げられる。
次に、自己注射を行う際の薬液投与器具1の使用手順(作用)を説明する。
まず、図1に示すように、三方活栓3のレバー38を第3のポート333の位置に合わせ、第1のポート331と第2のポート332とが連通した第1の状態とする。
次いで、図3に示すように、第1のポート331にフィルタ8が装着された状態で、接続器具9にバイアル7を接続する。この際は、バイアル7をその栓体72側から接続器具9のホルダー911内に押し込む。これにより、接続器具9の中空針92がバイアル7の栓体72を刺通し、中空針92を介してバイアル7内と第2のポート332とが連通する。バイアル7内は陰圧になっているので、外部の空気がフィルタ8を通過し、三方活栓3を経てバイアル7内に導入され、バイアル7内が大気圧となる。この際、フィルタ8により、三方活栓3内やバイアル7内等の薬液投与器具1内への細菌の侵入を防止することができる。
次いで、図4に示すように、第1のポート331からフィルタ8を取り外し、図5に示すように、第1のポート331にシリンジ6の口部62を接続する。
次いで、図6に示すように、押し子65を先端方向に押圧して移動し、シリンジ6内に封入されている液体をそのシリンジ6からバイアル7内に導入し、バイアル7を数回振る。これにより、バイアル7内の薬剤は、流入した液体で溶解または希釈され、バイアル7内に薬液が収納された状態となる。
次いで、図7に示すように、バイアル7の上下の向きを反転させ、押し子65を基端方向に引っ張って移動し、バイアル7内の薬液をそのバイアル7からシリンジ6内に吸入する。
次いで、図8に示すように、三方活栓3のレバー38を第2のポート332の位置に合わせ、第1のポート331と第3のポート333とが連通した第2の状態とする。
次いで、穿刺針5からキャップ52を取り外し、プライミングを行う。
次いで、穿刺針5の針先を目的部位に穿刺し、シリンジ6内の薬液を投与する。すなわち、押し子65を先端方向に押圧して移動する。これにより、シリンジ6内の薬液は、そのシリンジ6から排出され、三方活栓3およびチューブ4を介して穿刺針5から流出し、投与される。
ここで、シリンジ6が接続された第1のポート331と、チューブ4が連結部11を介して接続されている第3のポート333とは、直線上に配置されているので、プライミング時に空気が残留し難く、また、薬液を投与する際の抵抗も少なくなる。
また、第2のポート332は、第1のポート331および第3のポート333の側方に向って突出しているので、第1のポート331と第3のポート333とを結ぶ直線を中心軸としてバイアル7を回動させることができ、これにより、図6に示す状態から図7に示すようにバイアル7の上下の向きを反転させる操作の際、容易に、バイアル7の上下の向きを変えることができる。
以上説明したように、この薬液投与器具1によれば、バイアル7内の薬剤を溶解または希釈して薬液を得、その薬液をシリンジ6内に吸入し、穿刺針5から流出させる操作を容易かつ迅速に行うことができる。
また、前記操作において、穿刺針5をバイアル7の栓体72に刺通する操作が不要であるので、操作者にとって安全である。
<第2実施形態>
図9は、本発明の薬液投与器具(第2実施形態)の穿刺針の近傍を示す斜視図、図10は、図9に示す薬液投与器具における連結部材の模式的断面図、図11は、図9に示す薬液投与器具の穿刺針の近傍の分離状態を示す斜視図である。なお、以下では、説明の都合上、図9〜図11中の左側を「先端」、右側を「基端(後端)」という。
以下、これらの図を参照して本発明の薬液投与器具の第2実施形態について説明するが、前述した実施形態との相違点を中心に説明し、同様の事項はその説明を省略する。
本実施形態は、穿刺針の近傍の構成が異なること以外は前記第1実施形態と同様である。
図9、図10に示すように、薬液投与器具1の穿刺針5付近では、チューブ4の途中に、破断容易部57が形成されている。このような破断容易部57は、その周囲、具体的には、その先端側直近および基端側直近の部位よりも容易に破断するように構成されている。
このような破断容易部57を破断させることで、薬液投与器具1を、それよりも先端側に位置し穿刺針5を含む第1の部位5aと、基端側の第2の部位5bとに分離することができる(図11参照)。
穿刺針5を含むゴミは、「針ゴミ」として、各種法律、規則に則って適切に処理する必要がある。そのため、本実施形態のように、穿刺針5を含む第1の部位5aと、それ以外の第2の部位5bとに分離することで、第1の部位5aだけを針ゴミとして処分すればよく、針ゴミの発生量が減少する。その結果、薬液投与器具1を廃棄する際の経済性が向上する。すなわち、針ゴミとしてのゴミ出しの頻度を少なくすることができるとともに、廃棄に係る費用を抑えることができる。破断容易部57を破断させることで簡単に第1の部位5aと第2の部位5bに分離することができるため、廃棄の際の煩わしさがなく、その操作性に優れている。
以下、破断容易部57について詳細に説明する。
図9および図10に示すように、チューブ4は、先端部が穿刺針5に接続された先端側チューブ54と、先端側チューブ54よりも基端側に位置し、基端部が連結部11に接続された基端側チューブ55と、先端側チューブ54と基端側チューブ55とを連結する筒状の連結部材56とを有している。
また、連結部材56は、先端側チューブ54に接続された先端部561と、基端側チューブ55に接続された基端部562と、先端部561と基端部562とを連結する中間部563とを有している。
先端部561には、その両側に突出する一対のツマミ561a、561bが形成されており、基端部562には、その両側に突出する一対のツマミ562a、562bが形成されている。これらツマミ561a、561b、562a、562bは、それぞれ平板状をなしている。また、各ツマミ561a、561b、562a、562bは、指を引っ掛け易いように、その両面が縁部を除いて凹没した形状をなしている。
中間部563は、先端部561および基端部562よりも薄肉化された薄肉部563aを有しており、この薄肉部563aが破断容易部57を構成している。薄肉部563aは、先端部561および基端部562よりも薄肉化されている分、先端部561および基端部562よりも脆弱であり、小さい力で破断する。そのため、このような薄肉部563aによって破断容易部57を構成することにより、その機能を確実に発揮でき、かつ構成が簡単な破断容易部57を形成することができる。
このような破断容易部57は、例えば、一方の手で先端部561を把持するとともに他方の手で基端部562を把持し、先端部561および基端部562の少なくとも一方を、他方に対して捩るように回転させることにより、捩り切られるように破断する。このような方法によれば、簡単に、破断容易部57を破断させることができる。なお、以下、説明の便宜上、上述したような手順を「破断手順」とも言う。
特に、本実施形態では、先端部561に一対のツマミ561a、561bが形成されているとともに、基端部562に一対のツマミ562a、562bが形成されている。これらツマミ561a、561b、562a、562bに指を引っ掛けることにより、先端部561および基端部562を把持し易くなるとともに、先端部561および基端部562を回転させ易くなる。そのため、上述した破断手順をより簡単かつスムーズに行うことができる。
また、薄肉部563a(破断容易部57)は、可撓性(柔軟性)、具体的には延伸性もしくは伸縮性を有しているのが好ましい。これにより、上述した破断手順を実行する場合、先端部561と基端部562との回転角が大きくなるに連れて破断容易部57が引き延ばされるように変形し、回転角が所定角度を超えた時点で前記引き延ばしの限界を超え、破断容易部57が捩じ切れるように破断する。
このような構成によれば、破断直前まで、すなわち、破断容易部57が変形途中の状態では、チューブ4内の液密性を確保することができる。そのため、例えば、破断容易部57が意図せずに変形したとしても、破断容易部57が破断していなければ、チューブ4内の液密性が確保されているため、チューブ4内の汚染や、チューブ4からの液漏れ等を防止することができる。
なお、前記所定角度としては、45°以上であるのが好ましく、90°以上であるのがより好ましい。これにより、多少の回転では破断容易部57が破断しないため、破断容易部57の不本意な破断、意図しない破断を効果的に防止することができる。
また、破断容易部57は、チューブ4の途中であって、穿刺針5の基端から10cm以内の領域に設けられているのが好ましく、3〜6cm以内の領域に設けられているのがより好ましい。これにより、第1の部位5aの体積(嵩)をより小さくすることができ、針ゴミの発生量をより抑えることがでる。特に、3〜6cmとすれば、前述の効果を発揮することができるとともに、破断容易部57を穿刺針5から適度に離すことができるため、穿刺針5の操作性を損なうことがない。
薄肉部563a(破断容易部57)は、中間部563の外周に略V字状の溝563bを形成することにより形成されている。これにより、簡単に、薄肉部563a(破断容易部57)を形成することができるとともに、溝563bが目印となって、使用者が破断容易部57を簡単に視認することができる。そのため、上述した破断手順を行い易くなり、操作性が向上する。
なお、溝563bは、連結部材56の内部(チューブ4の内腔)に貫通しないように形成されており、これにより、チューブ4の液密性が確保されている。また、溝563bの横断面形状は、V字状に限定されず、例えば、略半円であってもよい。
このような溝563bは、中間部563の全周にわたって形成されているのが好ましい。すなわち、溝563bは、リング状をなしているのが好ましい。これにより、中間部563の全周にわたって破断容易部57を形成することができる。そのため、破断容易部57が、上述した破断手順によって捩じ切るという行為に適した構成となり、破断手順を簡単かつ確実に行うことができる。
このような薄肉部563a(破断容易部57)の厚さとしては、連結部材56の構成材料等によっても異なるが、溝563bの底部に相当する部位で、0.2〜1.0mm程度であるのが好ましく、0.3〜0.5mm程度であるのがより好ましい。これにより、破断容易部57が適度な機械的強度となり、破断容易部57が脆弱過ぎて使用途中に意図しない不本意な破断が生じたり、反対に、破断容易部57を強靭過ぎて破断に大きな力が必要となってしまったりするのを効果的に防止することができる。
すなわち、薄肉部563aの厚さを上記数値とすることにより、器具の使用中など破断させる意思がない場合には、破断を確実に防止でき、使用後破棄する際など破断させる意思がある場合には、簡単に破断させることのできる破断容易部57を構成することができる。
なお、先端部561、基端部562および中間部563は、一体的に形成されている。また、これらの構成材料、すなわち連結部材56の構成材料としては、例えば、ポリ塩化ビニル、ポリエチレン、ポリプロピレン、ポリアミドのような各種樹脂が挙げられる。
このような構成の破断容易部57を破断するタイミングとしては、薬液の投与完了後に穿刺針5を抜去してから、その破断操作を行う。当該破断操作は、前述したように、一方の手で先端部561を把持するとともに他方の手で基端部562を把持し、先端部561および基端部562の少なくとも一方を、他方に対して捩るように回転させることにより、これらの間に位置する破断容易部57を捩じ切ることにより行なわれる。これにより、図11に示すように、穿刺針5を含む第1の部位5aとその他の第2の部位5bとに分離する。
そして、分離した第1の部位5aのみを針ゴミとして処分することができる。
<第3実施形態>
図12および図13は、それぞれ、本発明の薬液投与器具(第3実施形態)が備える多方活栓の操作(第1の状態から第2の状態)を順に示す斜視図、図14は、図12中のA−A線断面図、図15は、図13中のB−B線断面図である。なお、以下では、説明の都合上、図14および図15中の上側を「上」または「上方」、下側を「下」または「下方」と言う。
以下、これらの図を参照して本発明の薬液投与器具の第3実施形態について説明するが、前述した実施形態との相違点を中心に説明し、同様の事項はその説明を省略する。
本実施形態は、薬液投与器具が離脱機構をさらに備えること以外は前記第1実施形態と同様である。
図12〜図15に示すように、本実施形態では、第2のポート332には、接続器具9が着脱自在に接続されている。
なお、接続器具9の内周部と第2のポート332の外周部との間には、弾性材料で構成された筒状の封止部材39cが配置されている。封止部材39cは、接続器具9が第2のポート332に接続されているときの液密性を維持するものである。これにより、バイアル7と三方活栓3との間を液体が行き来する際に不本意に漏出するのが防止される。なお、封止部材39cは、第2のポート332に対し例えば嵌合や、融着(熱融着、高周波融着、超音波融着等)、接着(接着剤や溶媒による接着)等の方法により固定されている。また、封止部材39cに外周面は、その外形が上方に向かって漸減したテーパ状をなしている。なお、封止部材39cは、接続器具9側に固定されていてもよい。この場合、第2のポート332の外周面は、その外径が上方に向かって漸減したテーパ状をなしている。
そして、薬液投与器具1では、接続器具9の第2のポート332からの離脱を防止することができる状態と、接続器具9の第2のポート332からの離脱が可能となる状態とを選択するのに離脱機構30が用いられる。なお、離脱機構30は、第1の状態で接続器具9の第2のポート332からの離脱を防止し、第2の状態で接続器具9の第2のポート332からの離脱を可能とするよう構成されている。
以下、離脱機構30について説明する。
図12〜図15に示すように、離脱機構30は、接続器具9の管状部912の外周部の下部に突出形成された一対の突片931、932と、一対の突片931、932に対応してコック35に設けられた一対の係合片351、352とで構成されている。
突片931と突片932とは、接続器具9の中心軸を介して互いに反対側(外側)に向かって突出している。突片931、932は、それぞれ、その上面が筒状部32の外周部と同じように円弧状に湾曲している。また、突片931、932の下面は、それぞれ、平面となっている。
一方、係合片351は、胴部36の一端に設けられた側板部362に設けられており、係合片352は、コック35の胴部36のレバー38と反対側の端部にある板状のフランジ部361に設けられている。係合片351と係合片352とは、互いに対向して配置され、第2のポート332側(内側)に向かって突出している。また、係合片351、352は、それぞれ、突片931、932と同様に、円弧状に湾曲している。
そして、コック35を回動操作すると、その操作に連動して、係合片351は、コックの胴部36の中心軸を中心とする円周上を移動し、突片931に対し係合・非係合状態とすることができ、係合片352は、突片932に対し係合・非係合状態とすることができる。
図12、図14に示すように、係合片351は、三方活栓3が第1の状態では、当該突片931にその上側から係合(当接)することができる。また、係合片351と同様に、係合片352も、三方活栓3が第1の状態では、当該突片932にその上側から係合することができる。このような係合により、接続器具9の第2のポート332からの離脱(上方への移動)を確実に防止することができる。
さらに、前記係合により、接続器具9の管状部912の内周面の下側の部分が、封止部材39cのテーパ状をなす外周面の下側の部分に押し付けられた(密着した)状態となり、接続器具9と封止部材39cとの液密性が保たれる。なお、前述したように封止部材39cが接続器具9側に固定されている場合、接続器具9の管状部912の内周面が第2のポート332の外周面と密着した状態となる。
図13、図15に示すように、コック35のレバー38を当該レバー38に向かって時計回りに90度回転操作して、三方活栓を第2の状態とすると、係合片351は、突片931に対して非係合状態となり、係合片352も、突片932に対して非係合状態となる。このような離間により、突片931、932のそれぞれに対する係合が解除され、よって、接続器具9を第2のポート332から確実に離脱させることができる。そして、この離脱により、バイアル7を接続器具9ごと三方活栓3から取り外すことができる。
薬液投与器具1では、シリンジ6内に薬液が吸引されたバイアル7は、吸引操作以降の操作では用いられないものであるため、前述のように三方活栓3から取り外されれば、以降の操作の邪魔にならず、薬液投与操作を容易に行なうことができる。
以上、本発明の薬液投与器具を、図示の実施形態に基づいて説明したが、本発明はこれに限定されるものではなく、各部の構成は、同様の機能を有する任意の構成のものに置換することができる。また、本発明に、他の任意の構成物が付加されていてもよい。
また、本発明の薬液投与器具は、前記各実施形態のうちの、任意の2以上の構成(特徴)を組み合わせたものであってもよい。
また、前記各実施形態では、多方活栓として、三方活栓を用いたが、本発明では、これに限らず、例えば、ポートの数が4以上のものを用いてもよい。
本発明の薬液投与器具は、第1のポートと、第2のポートと、第3のポートとを有し、前記第1のポート、前記第2のポートおよび前記第3のポートのうちの前記第1のポートと前記第2のポートとが連通した第1の状態と、前記第1のポートと前記第3のポートとが連通した第2の状態とをとり得る多方活栓と、前記第2のポートに設けられる接続器具と、前記接続器具を介して前記第2のポートに接続される薬剤が収納された第1容器と、一端側が前記第3のポートに接続され、他端側に穿刺針が接続されたチューブと、前記第1のポートに着脱自在に接続され、前記薬剤を溶解または希釈する液体が封入され、液体の吸入・排出が可能な第2容器とを備え、前記接続器具に前記第1容器を接続するとともに、前記第1のポートに前記第2容器を接続し、前記多方活栓を前記第1の状態とした状態で、前記第2容器から前記液体を前記第1容器内に導入し、前記薬剤を溶解または希釈して薬液を得た後、前記第1容器から前記薬液を前記第2容器内に吸入し、次いで、前記多方活栓を前記第2の状態とし、前記第2容器から前記薬液を排出し、該薬液を前記チューブを介して前記穿刺針から流出させるよう構成されている。そのため、薬剤を溶解または希釈して薬液を得て、その薬液を穿刺針から流出させる操作を容易かつ迅速に行うことができる。また、前記操作において、穿刺針を第1容器の栓体等に刺通する操作が不要であるので、操作者にとって安全である。従って、薬液投与器具は、産業上の利用可能性を有する。

Claims (7)

  1. 第1のポートと、第2のポートと、第3のポートとを有し、前記第1のポート、前記第2のポートおよび前記第3のポートのうちの前記第1のポートと前記第2のポートとが連通した第1の状態と、前記第1のポートと前記第3のポートとが連通した第2の状態とをとり得る多方活栓と、
    前記第2のポートに設けられる接続器具と、
    前記接続器具を介して前記第2のポートに接続される薬剤が収納された第1容器と、
    一端側が前記第3のポートに接続され、他端側に穿刺針が接続されたチューブと、
    前記第1のポートに着脱自在に接続され、前記薬剤を溶解または希釈する液体が封入され、液体の吸入・排出が可能な第2容器とを備え、
    前記接続器具に前記第1容器を接続するとともに、前記第1のポートに前記第2容器を接続し、前記多方活栓を前記第1の状態とした状態で、前記第2容器から前記液体を前記第1容器内に導入し、前記薬剤を溶解または希釈して薬液を得た後、前記第1容器から前記薬液を前記第2容器内に吸入し、
    次いで、前記多方活栓を前記第2の状態とし、前記第2容器から前記薬液を排出し、該薬液を前記チューブを介して前記穿刺針から流出させるよう構成されていることを特徴とする薬液投与器具。
  2. 第1のポートと、第2のポートと、第3のポートとを有し、前記第1のポート、前記第2のポートおよび前記第3のポートのうちの前記第1のポートと前記第2のポートとが連通した第1の状態と、前記第1のポートと前記第3のポートとが連通した第2の状態とをとり得る多方活栓と、
    前記第2のポートに設けられる接続器具と、
    前記接続器具を介して前記第2のポートに接続される薬剤が収納された第1容器と、
    一端側が前記第3のポートに接続され、他端側に穿刺針が接続されたチューブと、
    前記第1のポートに着脱自在に装着され、気体は通過するが細菌は通過しないフィルタと、
    前記第1のポートに着脱自在に接続され、前記薬剤を溶解または希釈する液体が封入され、液体の吸入・排出が可能な第2容器とを備え、
    前記多方活栓を前記第1の状態とし、前記第1のポートに前記フィルタが装着された状態で、前記接続器具に前記第1容器を接続し、
    次いで、前記第1のポートから前記フィルタを取り外し、前記第1のポートに前記第2容器を接続し、
    次いで、前記第2容器から前記液体を前記第1容器内に導入し、前記薬剤を溶解または希釈して薬液を得た後、前記第1容器から前記薬液を前記第2容器内に吸入し、
    次いで、前記多方活栓を前記第2の状態とし、前記第2容器から前記薬液を排出し、該薬液を前記チューブを介して前記穿刺針から流出させるよう構成されていることを特徴とする薬液投与器具。
  3. 前記フィルタは、前記第1のポートに着脱自在に装着されるハウジングと、該ハウジング内に設置され、気体は通過するが細菌は通過しないフィルタ部材とを有し、
    前記第1容器内は、陰圧になっており、前記接続器具を介して前記第2のポートに前記第1容器を接続した際、前記フィルタを通過した空気が前記第1容器内に導入されるよう構成されている請求項2に記載の薬液投与器具。
  4. 前記第1のポートと前記第3のポートとは、直線上に配置され、前記第2のポートは、前記第1のポートの側方に向って突出している請求項1または2に記載の薬液投与器具。
  5. 前記穿刺針は、翼付き針である請求項1または2に記載の薬液投与器具。
  6. 前記チューブの途中であって前記穿刺針の近傍に設けられ、その周囲の部分よりも容易に破断する破断容易部をさらに備え、
    前記破断容易部が破断することで、前記穿刺針を含む第1の部位と、それ以外の第2の部位とに分離することができるよう構成されている請求項1または2に記載の薬液投与器具。
  7. 前記多方活栓は、円筒状をなし、その外周部に前記第1のポート、前記第2のポートおよび前記第3のポートがそれぞれ配置される筒状部と、該筒状部内に回動自在に挿入され、前記第1のポート、前記第2のポートおよび前記第3のポートにそれぞれ対応する流路が形成された円柱状の胴部を有するコックとを備え、該コックを回動操作することにより、前記第1の状態と前記第2の状態とを取り得るものであり、
    前記第1の状態で前記接続器具の前記第2のポートからの離脱を防止し、前記第2の状態で前記接続器具を前記第2のポートから離脱可能となる離脱機構をさらに備える請求項1または2に記載の薬液投与器具。
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