JPWO2011114642A1 - ウォームホイール、減速機および減速機付モータ - Google Patents

ウォームホイール、減速機および減速機付モータ Download PDF

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Abstract

ウォームホイール50は、出力軸52と一体で構成されている。ウォームホイール50は、出力軸52と、出力軸52を中心とする円形のフランジ部50aと、フランジ部50aの外周に形成され、ウォームと噛み合う歯部50bと、を備える。フランジ部50aは、出力軸52が設けられている側と反対側に第1フランジ凹部50cが設けられており、第1フランジ凹部50cの底部54は、環状の第1平面部54aを有している。

Description

本発明は動力により開閉が行われる部材の減速機に関し、例えば、車両のパワーウィンドウやサンルーフの開閉に用いられる減速機および減速機に適用できるウォームホイールに関する。
従来、自動車のパワーウィンドウを駆動する機構として、ウォームとウォームホイールからなる減速機を備えたモータが知られている(特許文献1参照)。このような減速機では、ウォームとウォームホイールがギヤハウジングに収容されている。ギヤハウジングは、軽量化や小型化の要求を満たしつつ、必要な強度や寸法精度を確保することが求められている。例えば、ギヤハウジングの強度を確保するために、ウォームホイールを収納するホイール収納部の外側表面にリブが形成された構成が知られている(特許文献2参照)。
米国特許出願公開第2009/0071279号明細書 特開2001−346358号公報
しかしながら、上述のギヤハウジングは、ホイール収納部の外側表面にリブが形成されているため、その分ギヤハウジングの厚みが大きくなっている。
本発明はこうした状況に鑑みてなされたものであり、その目的とするところは、減速機の強度向上と薄型化を高いレベルで両立し得る技術を提供することにある。
上記課題を解決するために、本発明のある態様のウォームホイールは、出力軸と一体で構成されている。ウォームホイールは、出力軸と、出力軸を中心とする円形のフランジ部と、フランジ部の外周に形成され、ウォームと噛み合う歯部と、を備える。フランジ部は、出力軸が設けられている側と反対側に第1凹部が設けられており、第1凹部の底部は、環状の第1平面部を有している。
この態様によると、例えば、ウォームホイールを収容する筐体の内側にリブが設けられていても、そのリブを第1凹部まで進入させることができる。そのため、このような筐体とウォームホイールとを組み合わせることで、筐体の薄型化、ひいては減速機の薄型化を実現することができる。
第1凹部は、その内周部に、歯部の剛性を高める補強部を有してもよい。これにより、歯部の強度・剛性が高まり、ウォームホイール全体の変形が少なくなる。そのため、このようなウォームホイールを採用した減速機の回転精度が向上する。
補強部は、第1凹部の中心に対して対称に配置されている複数のリブを有してもよい。これにより、歯部の成形精度が向上する。
歯部は、常に複数の歯でウォームと噛み合うように構成されているとよい。複数のリブは、ウォームと噛み合う複数の歯の内周側に常に1つ以上存在するような間隔で配置されているとよい。これにより、ウォームホイールは、ウォームと噛み合っている複数の歯にかかる大きな力によるウォームホイールの部分的な変形を抑制できる。
補強部は、第1凹部の中心に対して対称に形成されている複数の肉抜き部を有してもよい。これにより、歯部の成形精度が向上する。
フランジ部は、出力軸が設けられている側に第2凹部が設けられていてもよい。第2凹部の底部は、環状の第2平面部を有していてもよい。第2凹部は、その内周部に、歯部の剛性を高める補強部を有してもよい。これにより、歯部の強度・剛性が更に高まり、ウォームホイール全体の変形が少なくなる。
本発明の別の態様の減速機は、モータの回転が伝達されるウォームと、ウォームと噛み合い、出力軸に回転を伝達するウォームホイールと、ウォームホイールを収容する筐体と、を備える。筐体は、ウォームホイールの円形のフランジ部と対向する対向部を有し、該対向部から内側に突出したリブが設けられている。
この態様によると、リブが筐体の内側に設けられているため、リブを筐体の外側に向けて設けた場合と比較して、減速機の筐体の強度を向上しつつ筐体の薄型化、ひいては減速機の薄型化を実現することができる。
本発明の別の態様もまた、減速機である。この減速機は、モータの回転が伝達されるウォームと、ウォームと噛み合い、出力軸に回転を伝達するウォームホイールと、ウォームホイールを収容する筐体と、を備える。筐体は、ウォームホイールの円形のフランジ部と対向する対向部を有する。対向部は、筐体の内側に向かって凹んでいる筐体凹部が形成されており、筐体凹部は、リブが設けられている。
この態様によると、筐体の内側に向かって凹んでいる筐体凹部にリブが設けられているため、リブを筐体の外側に向けて設けた場合と比較して、減速機の筐体の強度を向上しつつ筐体の薄型化、ひいては減速機の薄型化を実現することができる。
筐体凹部の底部は、該底部の出力軸側の面がフランジ部が摺動する摺動面を構成していてもよい。対向部は、ウォームホイールと対向する側の面がウォームホイールが摺動する摺動面を構成していてもよい。
ウォームホイールは、外周に形成されている歯部を有してもよい。フランジ部の中央部は、歯部の、対向部と対向する側の端面よりも出力軸側に凹んだフランジ凹部を有しており、リブは、少なくともその一部がフランジ凹部に位置していてもよい。これにより、リブがフランジ部と干渉せずにフランジ凹部に入り込むため、筐体の対向部とウォームホイールとを近付けることができる。
ウォームホイールは、出力軸と一体で構成されていてもよい。これにより、ウォームホイールと出力軸を別体とした際に必要となる場合がある、ウォームホイールと出力軸との間に挿入される緩衝部材を省くことができ、部品点数を低減することができる。
出力軸は、筐体に固定されている固定軸に軸支されていてもよい。
本発明のさらに別の態様は、減速機付モータである。この減速機付モータは、モータと、モータのシャフトと連結されている減速機と、を備える。モータは、2対の対向する平坦面を有するハウジングを備えている。
この態様によると、円筒のハウジングを備えたモータの場合と比較して、薄型化が実現される。また、例えば、モータに給電するためのワイヤハーネスをハウジングに固定する際に、平坦面に沿って固定することで作業効率が向上する。
2対の対向する平坦面のうち少なくとも一つの平坦面は、筐体の対向部と平行であってもよい。これにより、減速機付モータの更なる薄型化が実現される。
なお、以上の構成要素の任意の組合せ、本発明の表現を方法、装置、システム、などの間で変換したものもまた、本発明の態様として有効である。
本発明によれば、減速機の強度向上と薄型化を高いレベルで両立することができる。
本実施の形態に係る減速機付DCモータの斜視図である。 図1に示す減速機付DCモータをA方向から見た側面図である。 図1に示す減速機付DCモータのB−B断面図である。 図3に示す減速機をC方向から見た場合のギヤケース本体の下面図である。 図4に示すギヤケース本体をD方向から見た場合の断面図である。 第1の実施の形態に係るウォームホイールの断面図である。 図7(a)は、第1の実施の形態に係るウォームホイールの下面図、図7(b)は、第1の実施の形態に係るウォームホイールの上面図である。 本実施の形態の変形例に係る減速機付DCモータの斜視図である。 図8に示すようなハウジング形状のモータ部にワイヤハーネスを固定した状態の減速機付DCモータの斜視図である。 第2の実施の形態に係るウォームホイールの断面図である。 図11(a)は、第2の実施の形態に係るウォームホイールの下面図、図11(b)は、第2の実施の形態に係るウォームホイールの上面図である。 図12(a)は、実施の形態に係る歯部の一例を示す斜視図、図12(b)は、実施の形態に係る歯部の一例を示す上面図、図12(c)は、実施の形態に係る歯部の一例を示す側面図である。 図12(b)に示す領域Eの拡大図である。 第3の実施の形態に係るウォームホイールの断面図である。 図15(a)は、第3の実施の形態に係るウォームホイールの下面図、図15(b)は、第3の実施の形態に係るウォームホイールの上面図である。 第4の実施の形態に係るウォームホイールの断面図である。 図17(a)は、第4の実施の形態に係るウォームホイールの下面図、図17(b)は、第4の実施の形態に係るウォームホイールの上面図である。 第5の実施の形態に係るウォームホイールの断面図である。 図19(a)は、第4の実施の形態に係るウォームホイールの下面図、図19(b)は、第5の実施の形態に係るウォームホイールの上面図である。
本発明に係る減速機は、モータの動きを減速して対象物を移動させる装置に適用可能なものであり、例えば、車両のパワーウィンドウシステムやサンルーフ、パワーシート、ドアクロージャ等の装置に好適なものである。
以下、本発明の実施の形態を図面を参照して説明する。なお、図面の説明において同一の要素には同一の符号を付し、重複する説明を適宜省略する。また、以下に述べる構成は例示であり、本発明の範囲を何ら限定するものではない。
(第1の実施の形態)
図1は、本実施の形態に係る減速機付DCモータ100の斜視図である。減速機付DCモータ100は、モータ部10と、モータ部10のシャフトに連結されている減速機12とを備える。モータ部10は、筒状のハウジング14と、外部から給電するためのコネクタ15とを備える。ハウジング14は、2対の対向する平坦面14aと、それぞれが平坦面14a同士をつなぐ複数の連結面14bとを側面に有している。なお、ハウジング14は、連結面を有さずに2対の平坦面で構成された方形のハウジングでもよい。減速機12は、後述するウォームホイールを収容する円筒状の筐体16を備える。
図2は、図1に示す減速機付DCモータ100をA方向から見た側面図である。図3は、図1に示す減速機付DCモータ100のB−B断面図である。
図2に示すように、筐体16は、ギヤケース本体18とカバー20とを有している。カバー20は、中央に円形の開口部が形成されており、その開口部から、出力軸22および出力軸22を回転可能に軸支する固定軸24が筐体16の外側に向かって突き出している。固定軸24は、図3に示すように、ギヤケース本体18に固定されている。
ギヤケース本体18は、モータ部10のシャフト26に固定されているウォーム28およびウォームホイール30を収容している。モータ部10の回転は、シャフト26を介してウォーム28に伝達される。ウォームホイール30は、ウォーム28と噛み合うように構成されており、出力軸22に回転を伝達する。ウォームホイール30は、ギヤケース本体18に固定されている固定軸24に回転可能に支持されている。
固定軸24とウォームホイール30との間にはOリング32が挟持されており、外部から異物や水分がギヤ部に侵入することが防止されている。また、カバー20は、Oリング34およびOリング36をギヤケース本体18との間に挟んだ状態でギヤケース本体18に嵌め込まれる。ギヤケース本体18は、ウォームホイール30の円形のフランジ部30aと対向する対向部18aを有する。
図4は、図3に示す減速機をC方向から見た場合のギヤケース本体の下面図である。図5は、図4に示すギヤケース本体をD方向から見た場合の断面図である。ギヤケース本体18は、図4や図5に示すように、円形の対向部18aの中央部分に筐体の内側に向かって凹んでいる筐体凹部38が形成されている。筐体凹部38には、放射状に配列された複数のリブ40aと、環状のリブ40bとが設けられている。これらのリブ40a,40bにより、筐体16の強度が向上する。このように、ギヤケース本体18の底面にあたる対向部18aに、筐体の内側に向かって凹んでいる筐体凹部38を形成し、筐体凹部38にリブを設けることで、リブを筐体の外側に向けて設けた場合と比較して、減速機12の筐体16の強度を向上しつつ筐体16の薄型化、ひいては減速機12の薄型化を実現することができる。
次に、ウォームホイール30について詳述する。図6は、第1の実施の形態に係るウォームホイール30の断面図である。図7(a)は、第1の実施の形態に係るウォームホイール30の下面図、図7(b)は、第1の実施の形態に係るウォームホイール30の上面図である。
各図に示すように、ウォームホイール30は、円筒形状を有しており、その先端に小径部である出力軸22が設けられている。出力軸22の外周には、駆動対象である装置と連結されている回転部材(例えば、ケーブルドラム)と噛み合う歯部22aが形成されている。また、ウォームホイール30の大径部の外周には、ウォーム28と噛み合う歯部30bが形成されている。各図において歯部30bの形状は省略されているが、その形状は、ウォーム28と噛み合いながらウォームホイール30が回転できるよう構成されていれば特に限定されない。例えば、ヘリカルギヤ(はすば歯車)であってもよい。
フランジ部30aの中央部には、フランジ凹部30cが設けられている。フランジ凹部30cは、図3に示すように、歯部30bの端面30dよりも出力軸側に凹んでいる。ここで、端面30dは、ギヤケース本体18の対向部18aと対向している環状の部分である。また、図3に示すように、リブ40aは、その一部がフランジ凹部30cに位置している。これにより、リブ40aがフランジ部30aと干渉せずにフランジ凹部30cに入り込むため、ギヤケース本体18の対向部18aとウォームホイール30とを近付けることができ、筐体16全体を薄型化できる。
なお、本実施の形態に係る筐体凹部38の底部18bは、底部18bの出力軸側の面がフランジ部30aの第1摺動部30a1と摺動する第1摺動面18cを構成している。第1摺動部30a1は、フランジ凹部30cの底部に形成されている。
なお、ギヤケース本体18に対してウォームホイール30が摺動する摺動部はこれに限られず種々考えられる。例えば、ウォームホイール30は、図5に示す筐体凹部38の第2摺動面18dに対して摺動する第2摺動部30a2(図6参照)を有していてもよい。筐体凹部38の第2摺動面18dは、第1摺動面18cの径方向外側に形成されている。また、ウォームホイール30の第2摺動部30a2は、フランジ凹部30cの底部であって、第1摺動部30a1の径方向外側の領域に形成されている。また、ウォームホイール30は、図5に示す対向部18aのウォームホイール側の第3摺動面18eに対して摺動する第3摺動部30a3(図6参照)を有していてもよい。本実施の形態では、第3摺動部30a3は端面30dに相当する。
ウォームホイール30がギヤケース本体18と摺動する摺動部は、一つに限られず複数であってもよく、振動や騒音、耐久性等を考慮して適宜選択すればよい。例えば、ウォームホイール30は、ギヤケース本体18に対して第1摺動部30a1と第2摺動部30a2とで摺動していてもよい。あるいは、ウォームホイール30は、ギヤケース本体18に対して、第1摺動部30a1または第2摺動部30a2と、第3摺動部30a3とで摺動していてもよい。
なお、本実施の形態に係るウォームホイール30は、出力軸22と一体で構成されている。これにより、ウォームホイールと出力軸を別体とした際に必要となる場合がある、ウォームホイールと出力軸との間に挿入される緩衝部材を省くことができ、部品点数を低減することができる。
また、本実施の形態に係る減速機付DCモータ100は、モータ部10が2対の対向する平坦面を有するハウジング14を備えているため、円筒のハウジングを備えたモータの場合と比較して、薄型化が実現される。なお、2対の対向する平坦面のうち少なくとも一つの平坦面14aは、ギヤケース本体18の対向部18aと平行である。これにより、減速機付DCモータ100の更なる薄型化が実現される。また、モータ部10のハウジング14が4つの平坦面14aを有するため、他の部品(例えば、電子制御装置(ECU)や電気ノイズ対策用のフェライトコア)を平坦面に固定したり、近接させたりする際のレイアウトの選択が広がり、スペースの効率的な利用が図られる。
なお、モータ部のハウジングの形状は、必ずしもハウジング14のような略四角形状のものに限られない。図8は、本実施の形態の変形例に係る減速機付DCモータ200の斜視図である。減速機付DCモータ200は、モータ部110と、モータ部110のシャフトに連結されている減速機112とを備える。モータ部110は、筒状のハウジング114と、外部から給電するためのコネクタ115とを備える。ハウジング114は、1対の対向する平坦面114aと、平坦面114a同士をつなぐ1対の連結曲面114bとを側面に有している。ハウジング114がこのような形状であることで、モータ部110の厚みが抑えられ、減速機付DCモータ200全体の薄型化が図られる。
ところで、上述の各減速機付DCモータでは、外部からの給電を可能とするためのワイヤハーネスをモータ部に固定することがある。図9は、図8に示すようなハウジング形状のモータ部にワイヤハーネスを固定した状態の減速機付DCモータの斜視図である。図9に示すように、減速機付DCモータ300は、モータ部210のハウジング214の連結曲面214bにワイヤハーネス216が固定されている。これは、ハウジング214の平坦面214aにワイヤハーネスを固定すると、減速機付DCモータ200の出力軸方向の厚みが増すためである。一方、連結曲面214bにワイヤハーネスを固定する場合、据わりが悪いため、作業効率の観点から改善の余地があった。
これに対して、前述の減速機付DCモータ100は、モータ部10のハウジング14の4面がいずれも平坦面なため、ワイヤハーネスをハウジング14に固定する際に、平坦面に沿って固定することで作業効率が向上する。
(第2の実施の形態)
以下の各実施の形態に係るウォームホイールは、第1の実施の形態に係るウォームホイールに代えて、前述の筐体と組み合わせることができる。その際、筐体の構成は、収容するウォームホイールの構成に合わせて適宜改変すればよい。
図10は、第2の実施の形態に係るウォームホイールの断面図である。図11(a)は、第2の実施の形態に係るウォームホイールの下面図、図11(b)は、第2の実施の形態に係るウォームホイールの上面図である。なお、以下の各実施の形態に係るウォームホイールにおいて、同様の構成については同じ符号を付し、説明を適宜省略する。
図10、図11に示すように、ウォームホイール50は、円筒形状を有しており、出力軸52と一体で構成されている。ウォームホイール50は、出力軸52と、出力軸52を中心とする円形のフランジ部50aと、フランジ部50aの外周に形成され、ウォームと噛み合う歯部50bと、を備える。フランジ部50aは、出力軸52が設けられている側と反対側(図10に示す下側)の中央部には第1フランジ凹部50cが設けられている。第1フランジ凹部50cの底部54は、環状の第1平面部54aを有している。
出力軸52の外周には、駆動対象である装置と連結されている回転部材(例えば、ケーブルドラム)と噛み合う歯部52aが形成されている。前述の第1の実施の形態から後述の第5の実施の形態に係るウォームホイールにおいて、フランジ部の外周に形成されている歯部の形状は、ウォームと噛み合いながらウォームホイールが回転できるよう構成されていれば特に限定されない。例えば、ヘリカルギヤ(はすば歯車)であってもよい。
図12(a)は、実施の形態に係る歯部30bの一例を示す斜視図、図12(b)は、実施の形態に係る歯部30bの一例を示す上面図、図12(c)は、実施の形態に係る歯部30bの一例を示す側面図である。なお、図12には、図示の便宜上、歯溝が回転軸と平行な平歯車が記載されているが、通常のウォームホイールでは、歯溝が回転軸に対して斜めに形成されているヘリカルギヤが好ましい。なお、歯部50bの上端部には歯つなぎ部50e(図11、図12参照)が形成されている。これにより、歯部50bの強度・剛性が高められている。
第1フランジ凹部50cは、図10に示すように、歯部50bの端面50dよりも出力軸側に凹んでいる。ここで、端面50dは、例えば、図5に示すギヤケース本体18の対向部18aと対向している環状の部分である。端面50dは、ギヤケース本体18に対して摺動する摺動部として機能する。
本実施の形態に係るウォームホイール50においては、図3に示すリブ40aの一部が第1フランジ凹部50cに位置することができる。これにより、リブ40aがフランジ部50aと干渉せずに第1フランジ凹部50cに入り込むため、ギヤケース本体18の対向部18aとウォームホイール50とを近付けることができ、筐体全体を薄型化できる。
つまり、本実施の形態に係るウォームホイール50は、ウォームホイール50を収容できる筐体の内側に、図3に示すようなリブ40aが設けられていても、そのリブ40aを第1フランジ凹部50cまで進入させることができる。そのため、前述のような筐体とウォームホイール50とを組み合わせることで、筐体の薄型化、ひいては減速機の薄型化を実現することができる。
また、第1フランジ凹部50cは、その内周部56に歯部50bの剛性を高める補強部としてのリブ58が複数設けられている。リブ58は、三角形状である。これにより、歯部50bの強度・剛性が高まり、ウォームホイール全体の変形が少なくなる。そのため、このようなウォームホイールを採用した減速機の回転精度が向上する。
また、複数のリブ58は、図11(a)に示すように、第1フランジ凹部50cの中心に対して対称に配置されている。これにより、歯部50bの成形精度が向上する。
また、本実施の形態に係るウォームホイール50の歯部50bは、常に複数の歯でウォームと噛み合うように構成されている。図13は、図12(b)に示す領域Eの拡大図である。図13に示すように、複数のリブ58は、ウォーム28と噛み合う複数(例えば、4〜5)の歯50b1の内周側に常に1つ以上存在するような間隔で配置されている。これにより、ウォーム28と噛み合っている複数の歯50b1にかかる大きな力によるウォームホイール50の部分的な変形が抑制される。
なお、ウォームホイール50は、Oリングなどの封止部材を位置決めできる環状の載置部50f、50g、50hが形成されている。これにより、他の部品との摺動部や接合部から水や塵が装置内に侵入することが抑制される。
また、ウォームホイール50は、底部54の中心近傍であって固定軸24が挿入される穴50jが端面50dまで達していない。つまり、穴50jは、第1フランジ凹部50cの底部54近傍までしか形成されていない。また、穴50iの周囲には、第1フランジ凹部50cよりも更に深い凹部50kが等間隔で形成されている。このように、ウォームホイール50は、第1フランジ凹部50cや凹部50kが形成されているため、樹脂が占める体積を減少させることができ、軽量化と材料コストの低減が図られている。
また、ウォームホイール50は、フランジ部50aの一方の側(出力軸と反対側)だけに第1フランジ凹部50cが形成されているため、第1フランジ凹部50cを深くすることができる。その結果、第1フランジ凹部50cに進入するギヤケース本体18のリブ40a,40bを高く(深く)形成でき、ギヤケース本体18の強度を高めることができる。
(第3の実施の形態)
図14は、第3の実施の形態に係るウォームホイールの断面図である。図15(a)は、第3の実施の形態に係るウォームホイールの下面図、図15(b)は、第3の実施の形態に係るウォームホイールの上面図である。
図14に示すように、ウォームホイール60は、出力軸62と一体で構成されている。ウォームホイール60は、出力軸62と、出力軸62を中心とする円形のフランジ部60aと、フランジ部60aの外周に形成され、ウォームと噛み合う歯部60bと、を備える。
図14、図15(a)に示すように、フランジ部60aは、出力軸62が設けられている側と反対側(図14に示す下側)の中央部には第1フランジ凹部60cが設けられている。第1フランジ凹部60cの底部64は、環状の第1平面部64aを有している。
また、図14、図15(b)に示すように、フランジ部60aは、出力軸62が設けられている側に第2フランジ凹部60dが設けられている。第2フランジ凹部60dの底部65は、環状の第2平面部65aを有している。
出力軸62の外周には、駆動対象である装置と連結されている回転部材と噛み合う歯部62aが形成されている。なお、歯部60bの上端部には歯つなぎ部60eが形成されている。これにより、歯部60bの強度・剛性が高められている。
第1フランジ凹部60cは、図14に示すように、歯部60bの端面60fよりも出力軸側に凹んでいる。ここで、端面60fは、例えば、図5に示すギヤケース本体18の対向部18aと対向している環状の部分である。端面60fは、ギヤケース本体18に対して摺動する摺動部として機能する。
本実施の形態に係るウォームホイール60においては、図3に示すリブ40aの一部が第1フランジ凹部60cに位置することができる。これにより、リブ40aがフランジ部60aと干渉せずに第1フランジ凹部60cに入り込むため、ギヤケース本体18の対向部18aとウォームホイール60とを近付けることができ、筐体全体を薄型化できる。
つまり、本実施の形態に係るウォームホイール60は、ウォームホイール60を収容できる筐体の内側に、図3に示すようなリブ40aが設けられていても、そのリブ40aを第1フランジ凹部60cまで進入させることができる。そのため、前述のような筐体とウォームホイール60とを組み合わせることで、筐体の薄型化、ひいては減速機の薄型化を実現することができる。
また、第1フランジ凹部60cは、その内周部66に歯部60bの剛性を高める補強部としてのリブ68が複数設けられている。リブ68は、三角形状である。また、第2フランジ凹部60dは、その内周部67に、歯部60bの剛性を高める補強部としてのリブ69が複数設けられている。リブ69は、三角形状である。また、リブがフランジ部60aの両側に設けられているとともに、フランジ部60aの外周部が歯部60bの回転軸方向の略中央部分(図14に示す領域F)と一体につながっているので、歯部60bが撓みにくくなる。これにより、歯部の強度・剛性が高まり、ウォームホイール全体の変形が少なくなる。そのため、このようなウォームホイールを採用した減速機の回転精度が向上する。
また、複数のリブ68は、図15(a)に示すように、第1フランジ凹部60cの中心に対して対称に配置されている。また、複数のリブ69は、図15(b)に示すように、第2フランジ凹部60dの中心に対して対称に配置されている。これにより、歯部60bの成形精度が向上する。
また、本実施の形態に係るウォームホイール60の歯部60bは、常に複数の歯でウォームと噛み合うように構成されている。複数のリブ68(リブ69)は、図13に示すウォームホイール50と同様に、ウォーム28と噛み合う複数の歯の内周側に常に1つ以上存在するような間隔で配置されている。これにより、ウォーム28と噛み合っている複数の歯にかかる大きな力によるウォームホイール60の部分的な変形が抑制される。
なお、ウォームホイール60は、Oリングなどの封止部材を位置決めできる環状の載置部60g、60h、60jが形成されている。これにより、他の部品との摺動部や接合部から水や塵が装置内に侵入することが抑制される。
また、ウォームホイール60は、底部64の中心近傍であって固定軸24が挿入される穴60kが端面60fまで達していない。つまり、穴60kは、第1フランジ凹部60cの底部64近傍までしか形成されていない。
また、図14、図15(a)に示すように、穴60kの周囲には、第1フランジ凹部60cよりも更に深い円弧状の凹部60mが等間隔で形成されている。また、凹部60mと第1フランジ凹部60cをつなぐ部分にはR部60nが形成されている。このように、ウォームホイール60は、第1フランジ凹部60c、第2フランジ凹部60dおよび凹部60mが形成されているため、樹脂が占める体積を減少させることができ、軽量化と材料コストの低減が図られている。
(第4の実施の形態)
図16は、第4の実施の形態に係るウォームホイールの断面図である。図17(a)は、第4の実施の形態に係るウォームホイールの下面図、図17(b)は、第4の実施の形態に係るウォームホイールの上面図である。なお、第4の実施の形態に係るウォームホイール70は、第2の実施の形態に係るウォームホイール50と比較して、補強部の形状が異なっている点が大きな特徴である。以下の説明では、ウォームホイール70の補強部以外の構成については、ウォームホイール50と同様の符号を付し説明を適宜省略する。
図16、図17に示すように、ウォームホイール70は、フランジ部50aの外周部のリム72を補強する補強部としての厚肉部74を有する。厚肉部74は、リム72の内周側であって第1フランジ凹部50cの外周部を構成する環状の部分であり、歯部50bの強度・剛性を高めることができる。また、厚肉部74は、第1フランジ凹部50cの中心に対して対称に形成されている複数の肉抜き部74aを有している。これにより、歯部50bの成形精度が向上する。本実施の形態に係る肉抜き部74aは、楕円形状の穴であるが、丸穴、角穴などの他の形状であってもよい。
(第5の実施の形態)
図18は、第5の実施の形態に係るウォームホイールの断面図である。図19(a)は、第4の実施の形態に係るウォームホイールの下面図、図19(b)は、第5の実施の形態に係るウォームホイールの上面図である。なお、第5の実施の形態に係るウォームホイール80は、第3の実施の形態に係るウォームホイール60と比較して、補強部の形状が異なっている点が大きな特徴である。以下の説明では、ウォームホイール80の補強部以外の構成については、ウォームホイール60と同様の符号を付し説明を適宜省略する。
図18、図19に示すように、ウォームホイール80は、フランジ部60aの外周部のリム82を補強する補強部としての厚肉部84,86を有する。厚肉部84は、リム82の内周側であって第1フランジ凹部60cの外周部を構成する環状の部分であり、厚肉部86は、リム82の内周側であって第2フランジ凹部60dの外周部を構成する環状の部分である。厚肉部84,86は、歯部50bの強度・剛性を高めることができる。また、厚肉部84は、第1フランジ凹部60cの中心に対して対称に形成されている複数の肉抜き部84aを有しており、厚肉部86は、第2フランジ凹部60dの中心に対して対称に形成されている複数の肉抜き部86aを有している。これにより、歯部50bの成形精度が向上する。本実施の形態に係る肉抜き部84a,86aは、楕円形状の穴であるが、丸穴、角穴などの他の形状であってもよい。
本発明は上述の実施の形態に限定されるものではなく、当業者の知識に基づいて各種の設計変更等の変形を実施例に対して加えることも可能であり、そのような変形が加えられた実施例も本発明の範囲に含まれうる。
上述の実施の形態では、ギヤケース本体18の筐体凹部38にリブが設けられている構成について説明したが、必ずしも凹部の内部にリブが設けられていなくてもよい。例えば、筐体が、ウォームホイールの円形のフランジ部と対向する平坦な対向部を有し、その対向部から内側に突出したリブが設けられているような構成であってもよい。
また、本実施の形態では、固定軸に出力軸が軸支される構成について述べたが、出力軸が軸受に軸支される構成であってもよい。
10 モータ部、 12 減速機、 14 ハウジング、 14a 平坦面、 14b 連結面、 16 筐体、 18 ギヤケース本体、 18a 対向部、 18b 底部、 18c 第1摺動面、 18d 第2摺動面、 18e 第3摺動面、 20 カバー、 22 出力軸、 22a 歯部、 24 固定軸、 26 シャフト、 28 ウォーム、 30 ウォームホイール、 30a フランジ部、 30a1 第1摺動部、 30a2 第2摺動部、 30a3 第3摺動部、 30b 歯部、 30c フランジ凹部、 30d 端面、 38 筐体凹部、 40a,40b リブ、 100 減速機付DCモータ。
本発明は動力により開閉が行われる装置の減速機に関し、例えば、車両のパワーウィンドウやサンルーフの開閉に用いられる減速機に関する。また、このような減速機に適用できるウォームホイールに関する。

Claims (15)

  1. 出力軸と一体で構成されているウォームホイールであって、
    出力軸と、
    前記出力軸を中心とする円形のフランジ部と、
    前記フランジ部の外周に形成され、ウォームと噛み合う歯部と、を備え、
    前記フランジ部は、前記出力軸が設けられている側と反対側に第1凹部が設けられており、
    前記第1凹部の底部は、環状の第1平面部を有していることを特徴とするウォームホイール。
  2. 前記第1凹部は、その内周部に、前記歯部の剛性を高める補強部を有することを特徴とする請求項1に記載のウォームホイール。
  3. 前記補強部は、前記第1凹部の中心に対して対称に配置されている複数のリブを有することを特徴とする請求項2に記載のウォームホイール。
  4. 前記歯部は、複数の歯でウォームと噛み合うように構成されており、
    前記複数のリブは、ウォームと噛み合う前記複数の歯の内周側に常に1つ以上存在するような間隔で配置されていることを特徴とする請求項3に記載のウォームホイール。
  5. 前記補強部は、前記第1凹部の中心に対して対称に形成されている複数の肉抜き部を有することを特徴とする請求項2に記載のウォームホイール。
  6. 前記フランジ部は、前記出力軸が設けられている側に第2凹部が設けられており、
    前記第2凹部の底部は、環状の第2平面部を有しており、
    前記第2凹部は、その内周部に、前記歯部の剛性を高める補強部を有する、
    ことを特徴とする請求項1乃至5のいずれか1項に記載のウォームホイール。
  7. モータの回転が伝達されるウォームと、
    前記ウォームと噛み合い、出力軸に回転を伝達するウォームホイールと、
    前記ウォームホイールを収容する筐体と、を備え、
    前記筐体は、前記ウォームホイールの円形のフランジ部と対向する対向部を有し、
    前記対向部は、筐体の内側に向かって凹んでいる筐体凹部が形成されており、
    前記筐体凹部は、リブが設けられていることを特徴とする減速機。
  8. 前記筐体凹部の底部は、該底部の出力軸側の面が前記フランジ部が摺動する摺動面を構成していることを特徴とする請求項7に記載の減速機。
  9. 前記対向部は、前記ウォームホイールと対向する側の面が該ウォームホイールが摺動する摺動面を構成していることを特徴とする請求項7または8に記載の減速機。
  10. 前記ウォームホイールは、外周に形成されている歯部を有し、
    前記フランジ部の中央部は、前記歯部の前記対向部と対向する側の端面よりも出力軸側に凹んだフランジ凹部を有しており、
    前記リブは、少なくともその一部が前記フランジ凹部に位置していることを特徴とする請求項7乃至9のいずれか1項に記載の減速機。
  11. 前記ウォームホイールは、出力軸と一体で構成されていることを特徴とする請求項8乃至10のいずれか1項に記載の減速機。
  12. 前記出力軸は、前記筐体に固定されている固定軸に軸支されていることを特徴とする請求項11に記載の減速機。
  13. モータの回転が伝達されるウォームと、
    前記ウォームと噛み合い、出力軸に回転を伝達するウォームホイールと、
    前記ウォームホイールを収容する筐体と、を備え、
    前記筐体は、前記ウォームホイールの円形のフランジ部と対向する対向部を有し、該対向部から内側に突出したリブが設けられていることを特徴とする減速機。
  14. モータと、
    前記モータのシャフトと連結されている請求項7乃至13のいずれか1項に記載の減速機と、を備え、
    前記モータは、
    2対の対向する平坦面を有するハウジングを備えていることを特徴とする減速機付モータ。
  15. 前記2対の対向する平坦面のうち少なくとも一つの平坦面は、前記筐体の対向部と平行であることを特徴とする請求項14に記載の減速機付モータ。
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