JP4909129B2 - ギヤ歯車、ギヤ歯車の製造方法、及びギヤードモータ - Google Patents

ギヤ歯車、ギヤ歯車の製造方法、及びギヤードモータ Download PDF

Info

Publication number
JP4909129B2
JP4909129B2 JP2007056174A JP2007056174A JP4909129B2 JP 4909129 B2 JP4909129 B2 JP 4909129B2 JP 2007056174 A JP2007056174 A JP 2007056174A JP 2007056174 A JP2007056174 A JP 2007056174A JP 4909129 B2 JP4909129 B2 JP 4909129B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
gear
rotating shaft
axial direction
wheel
fixing
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2007056174A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2008215549A (ja
Inventor
真澄 土田
昭郎 大城
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Asmo Co Ltd
Original Assignee
Asmo Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Asmo Co Ltd filed Critical Asmo Co Ltd
Priority to JP2007056174A priority Critical patent/JP4909129B2/ja
Publication of JP2008215549A publication Critical patent/JP2008215549A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4909129B2 publication Critical patent/JP4909129B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Gears, Cams (AREA)
  • Injection Moulding Of Plastics Or The Like (AREA)
  • Connection Of Motors, Electrical Generators, Mechanical Devices, And The Like (AREA)

Description

本発明は、金属製の回転軸に樹脂製のホイールギヤが同軸的に固定されて構成されたギヤ歯車、ギヤ歯車の製造方法、及び上記ギヤ歯車が適用されたギヤードモータに関する。
ウォーム減速機構を構成するホイールギヤを、金属製の回転軸の一端部に樹脂材の射出成形によって一体的に形成する技術が知られている(例えば、特許文献1参照)。この技術では、回転軸におけるホイールギヤの固定部は、その外周面に軸方向に沿って複数の突条が冷間鍛造にて形成された突条部とされており、回転トルク強度(回転軸とホイールギヤとが相対回転しない固着強度)を向上させるようになっている。
特開2001−65666号公報
しかしながら、上記の如き従来の技術では、回転軸の固定部に形成された突条は、軸素材の外周に周方向に形成された凹部間に形成されるものであるため、その最外周部の位置(回転軸の軸心からの距離)は、軸素材の外径により制限されてしまい、突条部を軸素材の表面を超えて形成することは困難であった。
また、回転軸の外径よりも径方向外側に張り出した突条部とするためには、外径の太い軸素材を用いて突条部を形成すると共に該突条部以外の部分を切削等するなどして形成する必要があるが、この場合、軸素材が高価になり、しかも切削加工を用いるために材料歩留まりが悪化する問題が生じる。
本発明は上記事実を考慮して、軸素材の外径を太くすることに頼ることなく、回転軸とホイールギヤとの回転トルク強度を向上させることができるギヤ歯車、ギヤ歯車の製造方法を得ることが目的である。また、本発明は、上記ギヤ歯車を備えたギヤードモータを得ることが目的である。
請求項1記載の発明に係るギヤ歯車は、金属製の回転軸と、前記回転軸と同軸的かつ一体に回転するように前記回転軸に形成されたギヤ固定部に固定されると共に、それぞれ前記回転軸の外周面よりも径方向外側に張り出された外周部に凸凹面を有し、かつ前記回転軸の軸方向から見て同じピッチの前記凸凹面が互いに周方向にずらされる共に前記回転軸の軸方向に離間しつつ該軸方向に隣り合わされた対を含む複数のギヤ固着用部材と、樹脂材より成り、軸方向の両端よりも中央で小径となる円弧状の歯底形状のギヤ歯が周縁に形成された円板状のギヤ部と、該ギヤ部の軸心部に設けられ前記ギヤ固定部及び各前記ギヤ固着用部材が埋設された状態で前記回転軸に成形固着されたボス部とを含んで構成され、前記ギヤ部の最小径部が、前記回転軸の軸方向において、該回転軸の軸方向に離間している前記複数のギヤ固着用部材間に配置されているホイールギヤと、を備えている。
請求項1記載のギヤ歯車では、金属製の回転軸と樹脂製のホイールギヤとの間で、トルクの少なくとも一部がギヤ固着用部材を介して伝達される。ここで、ギヤ固着用部材における回転軸の外周面よりも径方向外側に張り出した外周部に凸凹面が形成されると共に、該ギヤ固着用部材における凸凹面を含む部分がホイールギヤに埋設されているため、換言すれば、回転軸の軸心から該回転軸の外周面よりも離間して位置する凹部(凸部間)に樹脂材が入り込んでいるため、回転軸とホイールギヤとを大きな回転トルク強度(回転軸とホイールギヤとが相対回転しない固着強度)を有して連結することができる。そして、本ギヤ歯車では、回転軸とは別部材のギヤ固着用部材に凸凹面を形成したため、回転軸の素材径を太くすることなく、回転トルク強度を向上することが可能である。
このように、請求項1記載のギヤ歯車では、軸素材の外径を太くすることに頼ることなく、回転軸とホイールギヤとの回転トルク強度を向上させることができる。
また、本ギヤ歯車では、回転軸のギヤ固定部にギヤ固着用部材が固定されており、これらのギヤ固定部及びギヤ固着用部材がホイールギヤのボス部に埋設されている。すなわち、ホイールギヤと回転軸とは、直接的に及びギヤ固着用部材を介して、トルク伝達可能に固着されている。これにより、本ギヤ歯車では、回転軸とホイールギヤとの回転トルク強度を一層向上することができる。
また、本ギヤ歯車では、複数のギヤ固着用部材が回転軸のギヤ固定部に固定されるため、個々のギヤ固着用部材を小型化(小径化、薄肉化)したり、回転トルク強度を要求に応じて調整したりすることが可能になる。
また、本ギヤ歯車では、回転軸の軸方向に隣り合う一対又は複数対のギヤ固着用部材のうち少なくとも一対(2つ)のギヤ固着用部材は、凸凹面のピッチ(周方向における凸部の間隔等)が同じとされると共に、回転軸の軸方向から見て周方向にずらされて、一方のギヤ固着用部材の凸部間(凹部)に他方のギヤ固着用部材の凸部が臨んでいる。このため、回転軸の周方向における該ギヤ固着用部材(回転軸)とホイールギヤとのトルク伝達部位(凸凹)が増した如く機能して、回転軸とホイールギヤとの回転トルク強度をより一層向上することができる。
また、本ギヤ歯車では、複数のギヤ固着用部材の少なくとも一部が回転軸の軸方向離間した状態で該回転軸のギヤ固定部に固定されているので、ホイールギヤのボス部(樹脂材)とギヤ固着用部材との接触面積が増し、回転軸とホイールギヤとの回転トルク強度をさらにより一層向上することができる。
また、本ギヤ歯車では、ホイールギヤのギヤ部における相手方ギヤとの噛み合い部(の要部)である軸(厚み)方向中央部の最小径部が、回転軸の軸方向において複数のギヤ固着用部材間の隙間に配置されているので、最小径部の真円度がギヤ部の成形の際にギヤ固着用部材の凸凹面の影響を受けることが抑制される。
請求項記載の発明に係るギヤ歯車の製造方法は、金属製の回転軸のギヤ固定部よりもそれぞれ大径とされると共に外周面に同じピッチで凸凹面を有する複数のギヤ固着用部材のうち、少なくとも前記回転軸の軸方向に隣り合う一対のギヤ固着用部材を、前記回転軸の軸方向に離間し、かつ、前記回転軸の軸方向から見て互いの凸凹面の周方向位置がずらされるように、前記回転軸の前記ギヤ固定部に固定する部材固定工程と、前記ギヤ固着用部材が固定された前記回転軸をインサート材として、樹脂材の射出成形によって前記回転軸のギヤ固定部及び複数の前記ギヤ固着用部材のそれぞれを埋設させると共に軸方向の両端よりも中央側で小径となる円弧状の歯底面を有するギヤ部が形成されたホイールギヤを、前記回転軸に一体に成形固着する成形工程と、を含み、かつ、前記部材固定工程で、前記回転軸の軸方向において、前記ギヤ部の最小径部が前記回転軸の軸方向に離間している前記複数のギヤ固着用部材間に位置するように、前記複数のギヤ固着用部材を回転軸のギヤ固定部に固定する
請求項記載のギヤ歯車の製造方法では、部材固定工程において、回転軸のギヤ固定部に、複数のギヤ固着用部材を回転軸の軸方向に離間させて固定する。これにより、各ギヤ固着用部材は、それぞれの凸凹面を回転軸の外周面よりも径方向外側に張り出させるように、該回転軸に同軸的かつ一体に回転するように固定される。また、成形工程では、例えばギヤ固定部に複数のギヤ固着用部材が固定された回転軸を型にセットし、この型に樹脂材を充填し、該樹脂材を硬化させることで、回転軸にホイールギヤを一体に成形する。
ここで、本ギヤ歯車の製造方法では、回転軸の外周面よりも径方向外側に張り出した外周部に凸凹面が形成された複数のギヤ固着用部材を、回転軸のギヤ固定部と共にホイールギヤの軸心部に埋設させているため、換言すれば、回転軸の軸心から該回転軸の外周面よりも径方向外側に離間したギヤ固着用部材の凸凹部及び複数のギヤ固着用部材間に樹脂材を入り込ませるため、回転軸とホイールギヤとを大きな回転トルク強度(回転軸とホイールギヤとが相対回転しない固着強度)を有して連結させることができる。そして、回転軸とは別部材の各ギヤ固着用部材に凸凹面を形成したため、回転軸の素材径を太くすることなく、回転トルク強度を向上させることが可能である。
このように、請求項記載のギヤ歯車の製造方法では、軸素材の外径を太くすることに頼ることなく、回転軸とホイールギヤとの回転トルク強度を向上させることができる。
また、本ギヤ歯車の製造方法では、部材固定工程において、回転軸の軸方向に隣り合う一対又は複数対のギヤ固着用部材のうち少なくとも一対(2つ)のギヤ固着用部材を、凸凹面のピッチ(周方向における凸部の間隔等)が同じものを選択し、かつ一方のギヤ固着用部材の凸部間(凹部)に他方のギヤ固着用部材の凸部が臨むように、回転軸の軸方向から見て周方向に互いにずらして該回転軸のギヤ固定部に固定する。これにより、回転軸の周方向における該ギヤ固着用部材(回転軸)とホイールギヤとのトルク伝達部位(凸凹)が増した如く機能して、回転軸とホイールギヤとの回転トルク強度を一層向上することができる。
また、本ギヤ歯車の製造方法では、部材固定工程において、ホイールギヤのギヤ部における相手方ギヤとの噛み合い部(の要部)である軸(厚み)方向中央の最小径部が、回転軸の軸方向において複数のギヤ固着用部材間の隙間に配置されているので、最小径部の真円度がギヤ部の成形の際にギヤ固着用部材の凸凹面の影響を受けることが抑制される。
請求項記載の発明に係るギヤードモータは、モータ部と、前記モータ部の作動によって自軸廻りに回転駆動されるウォームと、前記ホイールギヤを前記ウォームに噛み合わされたウォームホイールとして適用された、請求項1記載のギヤ歯車、又は請求項記載のギヤ歯車の製造方法で製造されたギヤ歯車と、を備えている。
請求項記載のギヤ歯車のギヤードモータでは、例えばモータ部の駆動力(トルク)がウォーム、ウォームホイール(ホイールギヤ)を経由して、減速(トルク増幅)されつつギヤ歯車の回転軸に伝達される。ここで、本ギヤードモータは、請求項1若しくは請求項2記載のギヤ歯車、又は請求項3若しくは請求項4記載のギヤ歯車の製造方法で製造されたギヤ歯車のホイールギヤを、ウォームホイールとして用いて構成されているので、十分な回転トルク強度を確保することができる。
本発明の実施形態に係るギヤ歯車10について、図1乃至図5に基づいて説明する。先ず、ギヤ歯車10が適用されたギヤードモータ12の概略全体構成を説明し、次いで、ギヤ歯車10の詳細構成を説明し、その後、ギヤ歯車10の製造方法を説明することとする。
(ギヤードモータの概略全体構成)
図5には、本発明の実施の形態に係るギヤードモータ12の全体構成が、一部破断した概略的な斜視図にて示されている。この図に示される如く、ギヤードモータ12は、モータ部12Aとギヤ機構部12Bとが一体に設けられた構成となっている。モータ部12Aには、図示を省略したアーマチャが収容されると共に、該アーマチャの回転軸の先端側にはウォーム14が同軸的かつ一体に回転するように設けられている。このウォーム14は、ギヤ機構部12Bのハウジング16内に入り込んでおり、ギヤ歯車10を構成するウォームホイール24(後述)に噛み合っている。ギヤードモータ12は、ウォームホイール24とでウォーム減速機構(ウォームギヤ)18を構成している。
そして、ギヤードモータ12のギヤ機構部12Bには、ギヤ歯車10が配設されている。ギヤ歯車10は、樹脂材から成るホイールギヤ20が金属製の出力軸である回転軸22に一体成形にて固着された構成となっている。このギヤ歯車10は、ホイールギヤ20がギヤ機構部12Bのハウジング16内に収容されると共に、回転軸22の軸方向の一部がハウジング16から外部に突出されている。回転軸22におけるハウジング16外に突出された先端22Aは、被駆動機器(負荷)に対し動力伝達可能に連結されるようになっている。
このギヤ歯車10のホイールギヤ20は、ハウジング16内で上記したウォーム14に噛み合わされてウォーム減速機構18を構成する円板状のギヤ部としてのウォームホイール部24と、ウォームホイール24の軸心部で回転軸22に固着されたボス部26とを主要部として構成されている。したがって、ギヤードモータ12では、モータ部12Aが駆動されることで、該モータ部12Aの回転(トルク)がウォーム減速機構18を介して回転軸22に減速(トルク増幅)されつつ伝達されて、ギヤ歯車10のホイールギヤ20及び回転軸22が一体に回転する構成となっている。
このギヤードモータ12は、例えば、ワイパ装置の駆動源としてのワイパモータや、パワーウインド装置の駆動源としてのパワーウインドモータ等として、各種の用途に適用される。
(ギヤ歯車の詳細構成)
図1及び図1の部分拡大図である図2に示される如く、ホイールギヤ20のボス部26は、回転軸22における軸方向一端側に設定されたギヤ固定部28を埋設しつつ、該ボス部26に固定されている。そして、ギヤ歯車10では、回転軸22のギヤ固定部28と共に、該ギヤ固定部28に固定されたギヤ固着用部材30、31がホイールギヤ20のボス部26に埋設されている。以下、具体的に説明する。
回転軸22のギヤ固定部28は、この実施形態では、図3(A)に示される如く、回転軸22の外周面(表面)にローレット加工を施して構成されている。図3(B)及び図4に示される如く、ギヤ固着用部材30、31は、金属材にて内径がギヤ固定部28(回転軸22)の外径に対応すると共に、外径が回転軸22の外径よりも十分に大とされた円環状に形成されており、その外周部には凸部32Aと凹部32Bとが周方向に交互に等ピッチで配置された凸凹面32が形成されている。
このギヤ固着用部材30、31は、軸心部に形成された嵌合孔部30A、31A(図2参照)において圧入されることで、ギヤ固定部28に対し所定値以下のトルクでは相対回転しないように固定されている。したがって、図4に示される如く、ギヤ固着用部材30、31の凸凹面32は、回転軸22の外周面よりも径方向外側に張り出して(回転軸22の軸線から径方向に離間して)位置している。
また、ギヤ歯車10では、複数(この実施形態では2つ)のギヤ固着用部材30、31が回転軸22のギヤ固定部28に圧入固定されている。図3(B)及び図4に示される如く、回転軸22の軸方向に隣り合う一対のギヤ固着用部材30、31は、互いに略同じ寸法形状とされる(同じ寸法形状の凸凹面32を有する)と共に、回転軸22の軸方向から見て、一方のギヤ固着用部材30の凸部32A(凹部32B)間に他方のギヤ固着用部材31の凸部32A(凹部32B)が位置するように、互いの凸凹面32が周方向にずらされた状態で、ギヤ固定部28に固定されている。
さらに、ギヤ歯車10では、上記した2つのギヤ固着用部材30、31は回転軸22の軸方向に互いに離間して配置されている。これら2つのギヤ固着用部材30、31の回転軸22の軸方向における位置については、後述する。
ホイールギヤ20のボス部26は、上記した通り、ギヤ固定部28及び複数のギヤ固着用部材30、31のそれぞれを埋設させて回転軸22の一端部に固定されている。詳細は後述するが、ホイールギヤ20は、ギヤ固着用部材30が固定された回転軸22を金型にセットした状態で樹脂材を金型に充填し硬化させる射出成形(回転軸22をインサート材としたインサート成形)により形成されており、ギヤ固定部28、ギヤ固着用部材30、31の表面に樹脂材を接触させるように、該ギヤ固定部28、ギヤ固着用部材30をボス部26に埋設させている。
この実施形態では、ボス部26は、ウォームホイール部24よりも軸方向に厚く形成されると共に、回転軸22におけるギヤ固定部28側の端面22Bにも回り込んで該端面22Bを被覆している。一方、ウォームホイール部24は、ボス部26の外周部26Aにおける軸方向略中央部から径方向外側に一体に延設されており、その外周部24Aにウォーム14と噛み合う歯部34が形成されている。
図1に示される如く、歯部34を構成する各歯36は、その歯底(歯底面)36Aがウォームホイール部24の径方向の外向きに凹となる(径方向外向きに開口する)略円弧形状に形成されている。この実施形態では、各歯36の歯先36Bも歯底36Aと同心状の円弧形状とされている。
したがって、ウォームホイール部24は、その厚み方向の中央側の径が両端側の径よりも小さくなる構成とされており、その厚み方向中央部が最小径部24Bとされている。そして、ウォームホイール部24の最小径部24Bは、回転軸22の軸方向において、一対のギヤ固着用部材30、31間の隙間dの設定範囲内に位置している。この実施形態では、最小径部24Bは、回転軸22の軸方向において、一対のギヤ固着用部材30、31間の隙間dの略中央部に位置されている。
換言すれば、回転軸22の軸線方向に隣り合う2つのギヤ固着用部材30、31は、互いの隙間dにウォームホイール部24の最小径部24Bが位置するように、ウォームホイール部24の成形前に、回転軸22のギヤ固定部28に固定されるようになっている。より具体的には、例えば、先にギヤ固定部28に固定されるギヤ固着用部材30は、回転軸22の軸線方向の所定位置まで圧入(挿通)されて固定され(段部等にて位置決めしても良い)、その次にギヤ固定部28に固定されるギヤ固着用部材31は、先に固定されたギヤ固着用部材30との間隔が設定値となるまでギヤ固定部28に圧入されることで、上記の隙間dにウォームホイール部24の最小径部24Bが位置する構成とすることができる。
なお、この実施形態では、ウォームホイール部24は、歯部34が形成された外周部24Aが、該外周部24Aとボス部26とを連結する連結部24Cに対し厚肉とされているが、外周部24Aは連結部24Cの軸線方向の両側に厚肉化されており、図1に示される如く、最小径部24Bを通る回転軸22との仮想的な直交断面Sは、連結部24Cを通るようになっている。換言すれば、ウォームホイール部24の最小径部24Bは、歯底36Aから回転軸22のギヤ固着用部材30に至るまで、径方向に樹脂材で充填(連続)されて構成されている。
(ギヤ歯車の製造方法)
上記構成のギヤ歯車10を製造するに当たっては、先ず、回転軸22のギヤ固定部28に1つめのギヤ固着用部材30を、回転軸22の軸方向の所定位置まで圧入して、回転軸22のギヤ固定部28に固定させる。次いで、2つめのギヤ固着用部材31を、1つめのギヤ固着用部材30に対し、該1つめのギヤ固着用部材30の凸凹面32の凸部32A間に凸部32Aが位置するように(図3(B)参照)、かつ回転軸22の軸方向の距離が所定距離となるように(図3(A)参照)、ギヤ固定部28に圧入して固定させる。
これにより、図3(A)及び図4に示される如く、2つのギヤ固着用部材30、31間には、回転軸22の軸方向に隙間dが形成される。以上の工程が本発明における部材固定工程に相当するギヤ固着用部材固定工程とされる。
次いで、成形工程(成形準備工程)において、ギヤ固着用部材固定工程で2つのギヤ固着用部材30、31が固定された回転軸22を、図示しない金型にセットする。そして、2つのギヤ固着用部材30、31が固定されている回転軸22がセットされた金型に樹脂材を充填し、硬化させる。樹脂材の硬化によって、ホイールギヤ20が回転軸22に一体的に形成される。このホイールギヤ20を金型から取り出すことで、回転軸22の一端において、ギヤ固定部28、及び2つのギヤ固着用部材30、31のそれぞれをボス部26内に埋設させたホイールギヤ20が形成される。この工程が成形工程とされる。そして、必要に応じて仕上げを施すことで、ギヤ歯車10の製造が完了する。
次に、本実施の形態の作用を説明する。
上記構成のギヤ歯車10が適用されたギヤードモータ12では、ギヤードモータ12が駆動されるとギヤ機構部12Bのウォーム14が自軸廻りに回転され、該ウォーム14に噛み合わされているウォームホイール部24が自軸廻りに回転駆動される。ホイールギヤ20のギヤ部を構成するウォームホイール部24は、該ホイールギヤ20の軸心部を構成するボス部26を介して回転軸22に固定されているので、回転軸22は、ウォームホイール部24と一体に、ウォーム14の回転数に対し減速されたか回転数で回転される。
ここで、ギヤ歯車10では、回転軸22におけるホイールギヤ20との固定部であるギヤ固定部28にギヤ固着用部材30、31が固定されているので、回転軸22の外周面よりも径方向外側に凸凹面32を配置することができる。このため、ギヤ歯車10では、回転軸22の周面にボス部に埋設される凸凹面を形成した構成と比較して、回転軸22とホイールギヤ20との許容値以上の相対回転を生じさせない限界トルクとして把握することができる回転トルク強度を大きくすることができる。
これにより、回転軸22の外径と同径の軸素材にて該回転軸22を形成し、回転軸22とホイールギヤ20とを大きな回転トルク強度で固着することができる。すなわち、ギヤ固着用部材30、31によって回転軸22の外周面よりも径方向外側に張り出して凸凹面32を設けることで、該回転軸22よりも大径の軸素材を用いることに頼ることなく、安価でかつ十分な回転トルク強度を有するギヤ歯車10を得ることができる。
また、ギヤ歯車10では、複数のギヤ固着用部材30、31がそれぞれギヤ固定部28に固定されているため、設計の自由度が向上する。例えば、ギヤ歯車10では、1つのギヤ固着用部材30で要求される回転トルク強度に応える構成と比較して、ギヤ固着用部材30、31を小型化(ギヤ固着用部材30、31自体又は凸凹面32の小径化、又はギヤ固着用部材30、31の薄肉化)することができる。
これにより、例えば、ギヤ固着用部材30、31の厚みを加工性の良好な厚みとして設定したり、ギヤ固着用部材30、31の外径や凸凹面32の寸法形状を、ホイールギヤ20の成形性に与える影響が小さい寸法形状として設定したりすることが可能である。また例えば、ギヤ歯車10では、ギヤ固着用部材30(ギヤ固着用部材31)の数に応じて、該ギヤ固着用部材30(凸凹面32)の軸方向における実質的な長さを可変とすることができるため、回転トルク強度を要求値に応じて加減設定することができる。
さらに、ギヤ歯車10では、回転軸22の軸方向に隣り合うギヤ固着用部材30、31の凸凹面32が周方向にずらされているため、換言すれば、回転軸22の軸方向から見て、一方のギヤ固着用部材30の凸部32A間に他方のギヤ固着用部材31の凸部32Aが位置する配置とされているため、ボス部26を構成する樹脂材が2つのギヤ固着用部材30に絡まるように該2つのギヤ固着用部材30を埋設させることできる。これにより、ギヤ歯車10では、回転軸22の軸方向に隣り合うギヤ固着用部材30、31の凸凹面32を一致させた構成(本発明に含まれる構成)と比較して、回転トルク強度を向上させることができる。
またさらに、ギヤ歯車10では、2つのギヤ固着用部材30、31が回転軸22の軸方向に離間しているため、該2つのギヤ固着用部材30、31間の隙間dにボス部26を構成する樹脂材が回り込む。このため、2つのギヤ固着用部材30、31は、それぞれが凸凹面32及び厚み方向の両面で樹脂材に接触するので、2つのギヤ固着用部材30、31が回転軸22の軸方向に重ね合わされている構成(本発明に含まれる構成)と比較して、回転トルク強度を向上させることができる。
以上により、ギヤ歯車10では、回転軸22の軸方向に隣り合うギヤ固着用部材30、31の凸凹面32を周方向に一致させると共に該2つのギヤ固着用部材30、31が22の軸方向に重ね合わされている比較例(本発明に含まれる構成であり、厚みが2倍である単一のギヤ固着用部材30を用いた構成として把握することも可能である)と比較して、回転トルク強度が向上することが実験的にも確かめられている。この実験では、ギヤ歯車10は、上記した比較例に対し回転トルク強度が略8%向上された。
しかも、ギヤ歯車10では、ホイールギヤ20を構成するウォームホイール部24の最小径部24Bが、回転軸22の軸方向において、2つのギヤ固着用部材30、31間の隙間dの範囲内に位置されているため、最小径部24Bの真円度が凸凹面32の影響を受けることが抑制される。補足すると、ホイールギヤ20では、ギヤ固着用部材30、31の外周部に非円形状の凸凹面32を設けることで、ウォームホイール部24の周方向において樹脂硬化時の収縮(量)に差を生じやすくなるが、最小径部24Bの径方向内側に凸凹面32が存在しない配置とすることで、最小径部24Bでの真円度について所要の精度を確保することができる。これにより、非円形状で比較的大径であるギヤ固着用部材30、31をボス部26に埋設して回転トルク強度を向上させた構成において、ウォームホイール部24におけるウォーム14との噛み合い部(の主要部)の寸法精度を確保することができる。
また、ギヤ歯車10では、回転軸22に対し別部材であるギヤ固着用部材30、31を固定する構造であるため、該回転軸22とギヤ固着用部材30、31とで、材質、加工法、熱処理(の有無)等を異ならせることが可能等、設計の自由度が向上する。したがって例えば、金属板材のプレス加工にてギヤ固着用部材30、31を形成するのに対し、回転軸22のギヤ固定部28を鍛造にて形成したり、ギヤ固定部28に熱処理を施したりすることができる。
さらに、ギヤ歯車10では、回転軸22に固定されたギヤ固着用部材30、31が該回転軸22の外周面よりも径方向外側に張り出しているため、ホイールギヤ20が回転軸22に対し軸方向に位置ずれすることが防止される。すなわち、ホイールギヤ20の回転軸22に対する軸方向の固着強度についても向上することができる。
このように、本発明の実施形態に係るギヤ歯車10及びギヤ歯車10の製造方法では、軸素材の外径を太くすることに頼ることなく、回転軸とホイールギヤとの回転トルク強度を向上させることができる。
また、ギヤ歯車10が適用されたギヤードモータ12では、減速比すなわちトルク増幅比率が大きいウォーム減速機構18を構成するウォームホイール部24がボス部26を介して回転軸22に固定されてホイールギヤ20を構成しているため、すなわち、大トルクが作用する部分に本発明に係るギヤ歯車10が適用されているため、所要の回転トルク強度を確保することができる。そして、ギヤ歯車10が適用されることで、ギヤードモータ12は、所要の回転トルクを確保しつつ安価かつコンパクトに構成することができる。
なお、上記実施形態では、ギヤ歯車10のギヤ固着用部材30、31がそれぞれ回転軸22のギヤ固定部28に対し位置決めされる例を示したが、本発明はこれに限定されず、例えば、回転軸22の軸方向に隣り合うギヤ固着用部材30、31間の間隔を維持するためのスペーサ部を備えた構成としても良い。具体的には、例えば図6に示される如く、回転軸22の軸方向に隣り合う一方のギヤ固着用部材30(又はギヤ固着用部材31)にスペーサ部40を一体に形成した構成としても良く、また例えば図7に示される如く、回転軸22の軸方向に隣り合う両ギヤ固着用部材30、31のそれぞれにスペーサ部42を一体に形成した構成としても良く、さらに例えば図8に示される如く、回転軸22の軸方向に隣り合うギヤ固着用部材30、31間に、これらギヤ固着用部材30、31とは独立し別部材であるスペーサ部44を挟み込んでも良い。
また、上記実施形態では、ギヤ歯車10を構成するホイールギヤ20がギヤ部としてのウォームホイール部24を有する例を示したが、本発明はこれに限定されず、例えば、ホイールギヤ20がウォームホイール部24に代えて平歯車やハイポイドギヤ等を有して構成されても良い。
さらに、上記実施形態では、ギヤ歯車10がギヤードモータ12に適用された例を示したが、本発明はこれに限定されず、例えば、ギヤ歯車10は、減速装置や動力伝達装置に適用されても良い。したがって、本発明は、ホイールギヤ20が回転軸22の軸方向一端部に固定される構成には限定されず、例えば、回転軸22の軸方向両端以外の部分にホイールギヤ20を一体に形成しても良い。
さらに、上記実施形態では、ギヤ固着用部材30、31が金属製である例を示したが、本発明はこれに限定されず、例えば、ギヤ固着用部材30、31をホイールギヤ20の成形前に成形される樹脂製とすることも可能である。
またさらに、上記した実施形態では、複数のギヤ固着用部材30、31が同じ寸法形状とされた(凸凹面32を有する)例を示したが、本発明はこれに限定されず、例えば、寸法形状の異なる複数のギヤ固着用部材30、31をギヤ固定部28に固定すると共にボス部26に埋設するようにしても良い。
本発明の実施形態に係るギヤ歯車の側断面図である。 本発明の実施形態に係るギヤ歯車の一部を拡大して示す側断面図である。 本発明の実施形態に係るギヤ歯車を構成する回転軸にギヤ固着用部材を固定した状態を示す図であって、(A)は側面図、(B)は底面図である。 本発明の実施形態に係るギヤ歯車を構成する回転軸にギヤ固着用部材を固定した状態の斜視図である。 本発明の実施形態に係るギヤ歯車が適用されたギヤードモータを示す一部切り欠いた斜視図である。 本発明の実施形態の第1変形例に係るギヤ歯車の一部を拡大して示す側断面図である。 本発明の実施形態の第2変形例に係るギヤ歯車の一部を拡大して示す側断面図である。 本発明の実施形態の第3変形例に係るギヤ歯車の一部を拡大して示す側断面図である。
符号の説明
10・・・ギヤ歯車、12・・・ギヤードモータ、12A・・・モータ部、14・・・ウォーム、20・・・ホイールギヤ、22・・・回転軸、24・・・ウォームホイール部(ギヤ部)、24B・・・最小径部、26・・・ボス部、28・・・ギヤ固定部、30・31・・・ギヤ固着用部材、32・・・凸凹面、36A・・・歯底

Claims (3)

  1. 金属製の回転軸と、
    それぞれ前記回転軸と同軸的かつ一体に回転するように前記回転軸に形成されたギヤ固定部に固定されると共に、前記回転軸の外周面よりも径方向外側に張り出された外周部に凸凹面を有し、かつ前記回転軸の軸方向から見て同じピッチの前記凸凹面が互いに周方向にずらされる共に前記回転軸の軸方向に離間した状態で該軸方向に隣り合う対を含む複数のギヤ固着用部材と、
    樹脂材より成り、軸方向の両端よりも中央で小径となる円弧状の歯底形状のギヤ歯が周縁に形成された円板状のギヤ部と、該ギヤ部の軸心部に設けられ前記ギヤ固定部及び各前記ギヤ固着用部材が埋設された状態で前記回転軸に成形固着されたボス部とを含んで構成され、前記ギヤ部の最小径部が、前記回転軸の軸方向において、該回転軸の軸方向に離間している前記複数のギヤ固着用部材間に配置されているホイールギヤと、
    を備えたギヤ歯車。
  2. 金属製の回転軸のギヤ固定部よりもそれぞれ大径とされると共に外周面に同じピッチで凸凹面を有する複数のギヤ固着用部材のうち、少なくとも前記回転軸の軸方向に隣り合う一対のギヤ固着用部材を、前記回転軸の軸方向に離間し、かつ、前記回転軸の軸方向から見て互いの凸凹面の周方向位置がずらされるように、前記回転軸の前記ギヤ固定部に固定する部材固定工程と、
    前記ギヤ固着用部材が固定された前記回転軸をインサート材として、樹脂材の射出成形によって前記回転軸のギヤ固定部及び複数の前記ギヤ固着用部材のそれぞれを埋設させると共に軸方向の両端よりも中央側で小径となる円弧状の歯底面を有するギヤ部が形成されたホイールギヤを、前記回転軸に一体に成形固着する成形工程と、
    を含み
    かつ、前記部材固定工程で、前記回転軸の軸方向において、前記ギヤ部の最小径部が前記回転軸の軸方向に離間している前記複数のギヤ固着用部材間に位置するように、前記複数のギヤ固着用部材を回転軸のギヤ固定部に固定するギヤ歯車の製造方法。
  3. モータ部と、
    前記モータ部の作動によって自軸廻りに回転駆動されるウォームと、
    前記ホイールギヤを前記ウォームに噛み合わされたウォームホイールとして適用された、請求項1記載のギヤ歯車、又は請求項記載のギヤ歯車の製造方法で製造されたギヤ歯車と、
    を備えたギヤードモータ。
JP2007056174A 2007-03-06 2007-03-06 ギヤ歯車、ギヤ歯車の製造方法、及びギヤードモータ Active JP4909129B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2007056174A JP4909129B2 (ja) 2007-03-06 2007-03-06 ギヤ歯車、ギヤ歯車の製造方法、及びギヤードモータ

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2007056174A JP4909129B2 (ja) 2007-03-06 2007-03-06 ギヤ歯車、ギヤ歯車の製造方法、及びギヤードモータ

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2008215549A JP2008215549A (ja) 2008-09-18
JP4909129B2 true JP4909129B2 (ja) 2012-04-04

Family

ID=39835817

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2007056174A Active JP4909129B2 (ja) 2007-03-06 2007-03-06 ギヤ歯車、ギヤ歯車の製造方法、及びギヤードモータ

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP4909129B2 (ja)

Families Citing this family (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP5163958B2 (ja) * 2008-12-22 2013-03-13 アイシン精機株式会社 電動流体ポンプと電動流体ポンプのケーシングのインサート成形用金型
DE112011100929B4 (de) * 2010-03-15 2021-10-07 Mabuchi Motor Co., Ltd. Schneckenrad, Untersetzungsgetriebe und Motor mit Untersetzungsgetriebe
JP2013104489A (ja) * 2011-11-14 2013-05-30 Jtekt Corp ウォームホイール
JP2016125547A (ja) * 2014-12-26 2016-07-11 日立オートモティブシステムズ株式会社 ディスクブレーキ
JP7135406B2 (ja) * 2018-04-24 2022-09-13 株式会社デンソー ウォームホイール、ウォームホイールの製造方法及びモータ装置
JP7283319B2 (ja) * 2019-09-13 2023-05-30 日本精工株式会社 ウォームホイールユニット及びその製造方法、ウォーム減速機

Family Cites Families (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6057213B2 (ja) * 1977-05-18 1985-12-13 株式会社村田製作所 粒界絶縁型半導体磁器コンデンサの製造方法
JPS55135265A (en) * 1979-04-07 1980-10-21 Daihatsu Motor Co Ltd Gear made of resin in engine
JPS6466086A (en) * 1987-09-04 1989-03-13 Riken Kk Pretreating method for laser beam welding member
JPH02119552A (ja) * 1988-10-27 1990-05-07 Mitsubishi Electric Corp モータの検知装置
JP2002046631A (ja) * 2000-08-02 2002-02-12 Koyo Seiko Co Ltd 電動式舵取装置
JP4013495B2 (ja) * 2001-04-05 2007-11-28 セイコーエプソン株式会社 接合部材ならびにこれを用いた駆動力伝達部材およびその製造方法
WO2006077817A1 (ja) * 2005-01-19 2006-07-27 Mitsuba Corporation ギア歯車およびギア歯車形成用の転造ダイス

Also Published As

Publication number Publication date
JP2008215549A (ja) 2008-09-18

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4909129B2 (ja) ギヤ歯車、ギヤ歯車の製造方法、及びギヤードモータ
JP5798946B2 (ja) 電動パワーステアリング装置、及びそれに用いられる軸連結器
CN107429752B (zh) 力矩传递用接头和蜗轮蜗杆减速器
WO2018070485A1 (ja) トルク伝達用継手及び電動式パワーステアリング装置
WO2018030358A1 (ja) トルク伝達用継手及び電動式パワーステアリング装置
JP4487970B2 (ja) 電動パワーステアリング装置および電動パワーステアリング装置用モータ
JP2009190519A (ja) 電動パワーステアリング装置
JP3978647B2 (ja) 車輪軸受
EP2103843B1 (en) Motor with reduction gear
JP2007205397A (ja) 波動歯車装置及び伝達比可変装置
US10385928B2 (en) Clutch with reduced load on edges
JP5131054B2 (ja) 弾性軸継手及び電動式パワーステアリング装置
JP5157666B2 (ja) 弾性軸継手及び電動式パワーステアリング装置
KR102154787B1 (ko) 이중 편심 구조의 감속기
JP4622639B2 (ja) 電動パワーステアリング装置
WO2019022015A1 (ja) トルク伝達用継手および電動式パワーステアリング装置
JP2013249909A (ja) トルク伝達用継手及び電動式パワーステアリング装置
TWI285712B (en) Hypoid geared motor and connection structure between motor pinion and hypoid pinion
JP4273296B2 (ja) ウォームホイールとその製造用成形型
JP4130129B2 (ja) 電動式パワーステアリング装置、歯車及び歯車の製造方法
JP2010048355A (ja) 弾性軸継手及び電動式パワーステアリング装置
JP2003184995A (ja) 減速歯車機構及び電動式パワーステアリング装置
JP2007145067A (ja) 回転軸の連結構造及び伝達比可変装置
JP2010070044A (ja) 電動式パワーステアリング装置
JP2009107392A (ja) 電動式パワーステアリング装置

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20091006

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20110511

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20110517

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20110614

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20111018

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20111122

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20120110

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20120113

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20150120

Year of fee payment: 3

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 4909129

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

S111 Request for change of ownership or part of ownership

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313111

R360 Written notification for declining of transfer of rights

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R360

R360 Written notification for declining of transfer of rights

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R360

R371 Transfer withdrawn

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R371

S111 Request for change of ownership or part of ownership

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313111

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250