JPWO2011081015A1 - カートン及び包装物供給体 - Google Patents

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Abstract

包装物供給体(1)は、ラップフィルム等の包装物(3F)を巻き回してなるロール(3)と、ロール(3)を収容するカートン(2)とを備える。カートン(2)は、開口を有した箱体状の収容部(4)と、収容部(4)に連結されて収容部(4)の開口を開閉する蓋部(5)とを備える。蓋部(5)の正面壁(5F)には切断刃(6)が取り付けられている。収容部(4)は、蓋部(5)の正面壁(5F)の内側表面と相対向する外側表面を有する正面壁(4F)を備え、この収容部(4)の正面壁(5F)の外側表面には、包装物(3F)が剥離可能に粘着する粘着層(4Fa)が設けられている。蓋部(5)の正面壁(5F)のうち粘着層(4Fa)と対向しない部分には、ロール(3)の中心軸方向(A)と交差する方向に延びる凹部(7)又は凸部からなる段差部が設けられている。

Description

本発明は、包装物を切断するための切断刃を有した箱体の中に包装物を巻き回してなるロールが収容されたカートン、及び該カートンを用いる包装物供給体に関する。
ラップフィルム、アルミニウム箔、クッキングシートなどの包装物を巻き回してなるロールは、取り扱い性や安全衛生の改善を図るために、多くの場合、板紙製のカートンに収容して使用される。この種のカートンとしては、ロールを収容し、開口を有した有底箱体状の収容部と、収容部に連結された蓋部とを備えるものが一般的である。収容部には、カートン内から包装物を引き出すための開口が設けられており、蓋部は、この開口を開閉するためのものである。蓋部には、カートンから引き出した包装物を切断するための切断刃が取り付けられている。切断刃は、カートン内のロールの中心軸方向に沿って延びる蓋部の縁に設けられており、カートンから引き出した包装物をロールの中心軸方向に沿って切断する。
所望の長さの包装物をカートンから引き出して切断する場合には以下の(1)〜(3)の手順で行われる。
(1)まず、一方の手でカートンを把持し、もう一方の手でカートン内の包装物の先端をつかんで収容部の開口を通じて収容部の外に包装物を引き出す。
(2)次いで、収容部の開口を蓋部によって閉じ、引き出した包装物を収容部の正面壁と蓋部の正面壁の間で挟む。その後、カートンを把持している手の例えば親指で蓋部の正面壁を収容部の正面壁に向けて押さえることにより、収容部の正面壁と蓋部の正面壁の間で包装物を保持する。
(3)そして、カートンを把持している手で、ロールの中心軸が回転中心となるようにカートンを回し、引き出した包装物に切断刃の歯を突き刺す。
上記(2)の工程において収容部の正面壁と蓋部の正面壁の間で包装物を保持する作業は、カートンから引き出した包装物と切断刃との相対位置を固定することにより、その後に切断刃の歯が包装物に円滑に突き刺さることを可能にする。そこで、カートンから引き出した包装物と切断刃との相対位置をより確実に固定するべく、収容部の正面壁に粘着層を設けることが提案されている(特許文献1参照)。この場合、カートンから引き出した包装物を粘着層に粘着して保持させることにより、引き出した包装物が巻き戻るのを防止することができ、切断刃の歯がより一層円滑に包装物に突き刺さることが可能となる。
近年、上述したようなカートンの製造に必要とされるコストの低減が要望されている。カートンは通常、一枚の板紙を罫線に沿って折り曲げることによって形成される。そのため、カートンの製造に必要とされるコストのうち原料である板紙のコストが占める割合は少なくない。そのため、カートンの原料として使用される板紙の厚さを薄くすることでカートンの製造コストの低減を図ることが考えられている。しかしながら、板紙の厚さを薄くした場合には、カートンの機械的強度が低下するという新たな問題が生じうる。
図6は、包装物供給体の断面図であって、この包装物供給体は、包装物61のロールをカートン60の収容部64に収容させたものである。引き出し口64aを通じてカートン60から引き出される包装物61は、カートン60の蓋部62の正面壁62Fに取り付けられた切断刃63を使って切断されるが、この切断時に蓋部62の正面壁62Fは、収容部64の正面壁から引き離されるような外力(図6中に矢印Fで示す)を受ける。包装物61の切断を行うたびに繰り返しこのような外力を受けることにより、蓋部62の正面壁62Fは、図6中に二点鎖線で示す反りなどの変形をやがて生じる虞がある。蓋部62の正面壁62Fに変形が生じた場合、切断刃63の歯が包装物61に対して正しく向かなくなるために、切断刃63の歯を包装物61に円滑に突き刺すことは困難となる。蓋部62の正面壁62Fのこのような変形は、カートン60の原料として使用される板紙の厚さを薄くするほど起こりやすくなる。
特開2008−265839号公報
そこで本発明の目的は、包装物を繰り返し何度も切断した場合に起こりうるカートンの変形を抑えることができるカートン、及びそのカートンを備えた包装物供給体を提供することにある。
上記の目的を達成するために、本発明の第1の態様では、包装物を巻き回してなるロールを収容し、開口を有した箱体状の収容部と、前記収容部に連結されて収容部の開口を開閉する蓋部とを備えるカートンを提供する。前記蓋部の正面壁には切断刃が取り付けられている。前記収容部は、前記蓋部の正面壁の内側表面と相対向する外側表面を有する正面壁を備え、この収容部の正面壁の外側表面には、包装物が剥離可能に粘着する粘着層が設けられている。前記蓋部の正面壁のうち前記粘着層と対向しない部分には、前記ロールの中心軸方向と交差する方向に延びる段差部が設けられている。
前記段差部は、前記中心軸方向と直交する方向に延びることが好ましい。
前記蓋部の正面壁は、前記中心軸方向に並んだ複数の段差部を有してもよい。この場合、前記中心軸方向と直交する方向に関する各段差部の寸法は、当該段差部の設けられている箇所における前記中心軸方向と直交する方向に関する前記蓋部の正面壁の寸法が大きくなるほど、大きくなることが好ましい。
前記段差部は、前記蓋部の正面壁のうち前記切断刃が取り付けられる部分から離れて設けられていることが好ましい。
前記粘着層は、前記収容部の正面壁のうち前記中心軸方向における中央部に設けられていてもよい。この場合、前記段差部は、前記蓋部の正面壁のうち前記中心軸方向における両側に設けられていることが好ましい。
本発明の第2の態様では、包装物を巻き回してなるロールと、前記ロールを収容する上記第1の態様に係るカートンとを備える包装物供給体を提供する。
本発明の一実施形態にかかる包装物供給体の斜視図であって開封前の状態を示す図。 図1の包装物供給体の側断面図であって開封前の状態を示す図。 本発明の効果を実証するための試験で用いた実施例及び比較例のカートンの蓋部の正面壁の上側部分の平面図。 図4(a)は実施例1における蓋部の正面壁の部分平面図であって、そこに設けられた凹部の形状を示す図、図4(b)は試験例2における蓋部の正面壁の部分平面図であって、そこに設けられた凹部の形状を示す図、図4(c)は試験例3における蓋部の正面壁の部分平面図であって、そこに設けられた凹部の形状を示す図。 実施例及び比較例のカートンの蓋部の正面壁の曲げ強度の測定方法を説明する図。 従来の包装物供給体の断面図。
以下、本発明を具体化した一実施形態の包装物供給体について図1及び図2を参照して説明する。
図1及び図2に示されるように、包装物供給体1は、コートボール紙などの板紙を複数の折曲罫線で折り曲げて形成される直方体形状のカートン2を備えている。カートン2の内部には、例えばポリ塩化ビニリデン、ポリ塩化ビニル又はポリエチレンからなる包装物としてのラップフィルム3Fを円筒状のペーパーコア3Cに巻き回して形成されるロール3が収容されている。ロール3の中心軸はカートン2の長手方向と一致しており、以下の説明において、ロール3の中心軸と平行な方向を中心軸方向Aという。
カートン2は、上部に開口を有した有底箱体状の収容部4を有しており、ロール3はこの収容部4内に配置されている。収容部4は、底壁4BTと、底壁4BTの前後に設けられた一対の側壁である正面壁4F及び背面壁4Bと、底壁4BTの左右に設けられた一対の端壁4SL,4SRとを備える。正面壁4F及び背面壁4Bはそれぞれ、底壁4BTの前後の辺から上方に延びており、換言すれば、これらの辺上を中心軸方向Aに沿って延びる折曲罫線を介して底壁4BTに連結されている。左端壁4SL及び右端壁4SRはそれぞれ、底壁4BTの左右の辺から上方に延びており、換言すれば、これらの辺上を中心軸方向Aに交差して延びる折曲罫線を介して底壁4BTに連結されている。正面壁4Fは、図2に示されるように、副正面壁4Fdによって裏打ちされており、これにより強度の向上が図られている。副正面壁4Fdは、正面壁4Fの上端に位置して且つ中心軸方向Aに沿って延びる折曲罫線を介して正面壁4Fに連結されている。
収容部4の上方には、収容部4の開口を開閉するための蓋部5が設けられている。蓋部5は、収容部4の背面壁4Bの上端に位置して且つ中心軸方向Aに沿って延びる折曲罫線を介して背面壁4Bに連結されている。蓋部5は、収容部4の背面壁4Bに対して回動可能に設けられた頂壁5Tと、頂壁5Tの左右両端から延びる左端壁5SL及び右端壁5SRと、頂壁5Tの前端から延びる正面壁5Fとを備える。蓋部5の左端壁5SL及び右端壁5SRはそれぞれ、頂壁5Tの左端及び右端に位置して且つ中心軸方向Aに交差して延びる折曲罫線を介して頂壁5Tに連結されており、収容部4の左端壁4SL及び右端壁4SRの上部にそれぞれ対向して配置されている。蓋部5の正面壁5Fは、頂壁5Tの前端に位置して且つ中心軸方向Aに沿って延びる折曲罫線5Lを介して頂壁5Tに連結されており、収容部4の正面壁4Fの全体に対向して配置されている。
蓋部5の正面壁5Fは、収容部4の底壁4BTの近くに位置する複数の接着ポイント4Fcにおいて収容部4の正面壁4Fに接合されている。接着ポイント4Fcは、中心軸方向Aに沿ってほぼ均等に収容部4の正面壁4Fと蓋部5の正面壁5Fとの間に設けられている。蓋部5の正面壁5Fの上下方向略中央には、正面壁5Fの左端から右端までV字状に延びるミシン目線5Fmが設けられている。ミシン目線5Fmの右端下側に対応する蓋部5の正面壁5Fの部分には、ミシン目線5Fmに沿った正面壁5Fの切断の開始を容易にするための開封端5Eが設けられている。
開封端5Eをつかんで蓋部5の正面壁5Fのうちミシン目線5Fmよりも下側の部分を、接着ポイント4Fcで収容部4の正面壁4Fに接合されているのに抗って正面壁4Fから引き剥がすことにより、蓋部5の正面壁5Fは右端から左端に向かってミシン目線5Fmに沿って切断される。こうして蓋部5の正面壁5Fをミシン目線5Fmで切断することにより、正面壁5Fの下側部分は、ミシン目線5Fmよりも上側の部分であって頂壁5Tから連続する正面壁5Fの部分である正面壁5Fの上側部分から分断されることになる。かくしてカートン2は開封される。蓋部5の正面壁5Fをミシン目線5Fmに沿って切断した後、蓋部5を回動させて収容部4の開口を開放することにより、カートン2内からラップフィルム3Fを引き出すことが可能となる。
蓋部5の正面壁5Fの内側表面には切断刃6が接着して取り付けられている。切断刃6は、中心軸方向Aに関して蓋部5の正面壁5Fの全体にわたって延びており、またミシン目線5Fmと対応して位置している。切断刃6には、収容部4の底壁4BTに向かって延びる複数の歯が設けられている。切断刃6の歯は、ミシン目線5Fmと同様、V字状に並んでいる。蓋部5の正面壁5Fをミシン目線5Fmで切断して正面壁5Fの下側部分を取り去ることにより、切断刃6の歯は外側に露出する。
蓋部5の正面壁5Fの上側部分のうち中心軸方向Aにおける正面壁5Fの中央には、正面壁5Fの外側表面からカートン2の外側に向かって突出する複数のガイド凸部FPが設けられている。ガイド凸部FPは、中心軸方向Aにおける切断刃6の中央がどこかをガイド凸部FPに触れた使用者に触覚により把握させるためのものである。
収容部4の正面壁4Fの外側表面には、ラップフィルム3Fが剥離可能に粘着する粘着層4Faが設けられている。粘着層4Faは、収容部4の正面壁4Fの上部、すなわち収容部4の開口の近くで、かつ中心軸方向Aにおける正面壁4Fの中央部(すなわち中央又はその付近)に配置されている。カートン2から引き出したラップフィルム3を粘着層4Faに粘着して保持させることにより、引き出したラップフィルム3が巻き戻るのを防止することができる。
所望の長さのラップフィルム3Fをカートン2内から引き出して切断する場合には、上述したようにしてカートン2を開封した後、以下の(a)〜(e)の手順で行われる。
(a)まず、一方の手でカートン2を把持し、もう一方の手でラップフィルム3Fの先端をつかんで収容部4の開口を通じて収容部4の外にラップフィルム3Fを引き出す。
(b)次に、収容部4の開口を蓋部5によって閉じ、引き出したラップフィルム3Fを収容部4の正面壁4Fと蓋部5の正面壁5Fの間で挟む。
(c)次いで、カートン2を把持している手の例えば親指で蓋部5の正面壁5Fのガイド凸部FPを押さえる。これにより、収容部4の正面壁4Fと蓋部5の正面壁5Fの間に挟まれたラップフィルム3Fが粘着層4Faに粘着し、カートン2から引き出したラップフィルム3Fと切断刃6との相対位置が固定される。
(d)続いて、カートン2を把持している手でカートン2をロール3の周方向Rに沿って捻る。これにより、中心軸方向Aにおける切断刃6の中央部に位置する切断刃の歯が、引き出したラップフィルム3Fに突き刺さる。
(e)その後、さらにカートン2をロール3の周方向Rに沿って捻る。これにより、中心軸方向Aにおける切断刃6の中央に近い位置のものから順に切断刃6の歯が、引き出したラップフィルム3Fに突き刺さり、ラップフィルム3Fは中心軸方向Aにおけるラップフィルム3Fの中央から両端に向かって切断される。
上記(e)の工程において蓋部5の正面壁5Fは、収容部4の正面壁4Fから引き離されるような外力を受ける。ラップフィルム3Fの切断を行うたびに繰り返しこのような外力を受けることにより、蓋部5の正面壁5Fは反りなどの変形をやがて生じる虞がある。蓋部5の正面壁5Fに変形が生じた場合、切断刃6の歯がラップフィルム3Fに対して正しく向かなくなるために、切断刃6の歯をラップフィルム3Fに円滑に突き刺すことは困難となる。そこで、本実施形態のカートン2では、蓋部5の正面壁5Fにこのような変形が生じるのを抑えるべく、正面壁5Fに段差部としての複数の凹部7が設けられている。
凹部7は、蓋部5の正面壁5Fのうち切断刃6よりも上側の部分であって収容部4の正面壁4Fに設けられた粘着層4Faと対向しない部分の外側表面に設けられている。そのため、凹部7が設けられている蓋部5の正面壁5Fの内側表面はカートン2の内側に向かって突出している。凹部7は、中心軸方向Aと直交する方向(すなわち上下方向)、または0度超90度未満の角度で中心軸方向Aと交差する方向に沿った長さを有している。凹部7の長手方向が中心軸方向Aとの間でなす角度は、10度以上90度以下あることが好ましく、より好ましくは75度以上90度以下である。凹部7の数は、2以上200以下であることが好ましく、より好ましくは3以上100以下、さらに好ましくは5以上80以下である。
収容部4の底壁4BTに近い側の凹部7の端、すなわち下端は、ミシン目線5Fmから所定の距離だけ離れている。そのため、カートン2の製造時に蓋部5の正面壁5Fに切断刃6を取り付ける作業において凹部が障害とはならない。また蓋部5の頂壁5Tに近い側の凹部7の端、すなわち上端は、蓋部5の正面壁5Fと頂壁5Tとの間の罫線5Lから距離L1(図2参照)だけ離れている。そのため、カートン2の製造時に蓋部5の頂壁5Tに対して蓋部5の正面壁5Fを折り曲げる作業において凹部7が障害とはならない。
凹部7の上下方向寸法L2(図2参照)は、それが設けられている箇所の蓋部5の正面壁5Fの上側部分の上下方向寸法が大きいほど大きくなっている。すなわち、中心軸方向Aにおける正面壁5Fの中央寄りに設けられている凹部7ほど上下方向寸法L2が大きくなっている。凹部7は、好適にはエンボス加工により形成される。エンボス加工による凹部7の形成は、例えば、カートン2を形成する過程において板紙の裁断時又は裁断後に、蓋部5の正面壁5Fに対応する板紙の部分の一部を表側から押し込むことにより行われる。
上記(e)の工程において蓋部5の正面壁5Fが受ける先に説明した外力は、正面壁5Fに凹部7が設けられていることによって、中心軸方向Aに沿っての連続性が失われて分散されることとなる。そのため、本実施形態のカートン2は、正面壁5Fに凹部7が設けられていない場合と比較して、上記外力に対する機械的強度が高い。この場合、カートン2の製造コストの低減のためにカートン2の原料として使用される板紙の厚さを薄くしても、蓋部5の正面壁5Fの機械的強度に関して所定のレベルを確保することが容易である。
ラップフィルム3Fの切断時に上記(c)の工程において、蓋部5の正面壁5Fのうち中心軸方向Aの中央部を収容部4の正面壁4Fに向けて押さえることが行われる。そのため、蓋部5の正面壁5Fの中央部では、上記(d)及び(e)の工程においてカートン2を捻ることで蓋部5の正面壁5Fが受ける外力は相殺されることになる。また、蓋部5の正面壁5Fのうち蓋部5の端壁5SL,5SRに近接する部分についても、端壁5SL,5SRによって補強を受けることにより、上記(d)及び(e)の工程においてカートン2を捻ることで蓋部5の正面壁5Fが受ける外力は相殺されることになる。したがって、繰り返し外力を受けることで反りなどの変形が問題となるのは、蓋部5の正面壁5Fのうち中心軸方向Aの中央部と両端付近を除いた部分である。この点、本実施形態のカートン2の場合、蓋部5の正面壁5Fのうち中心軸方向Aの中央部と両端付近を除いた部分にのみ凹部7が設けられていため、少ない個数の凹部7によって効果的に外力の分散を行うことができる。
上述した蓋部5の正面壁5Fの反りは、支点となる罫線5Lと、力点となる切断刃6の歯先との間の距離が大きい部分ほど、すなわち正面壁5Fの上側部分のうち上下方向寸法が大きい部分ほど、大きくなる。そのため、例えば凹部7の上下方向寸法L2が全ての凹部7で同じであった場合には、正面壁5Fの上側部分のうち上下方向寸法が大きい部分で蓋部5の正面壁5Fは大きく反ることになってしまう。この点、本実施形態のカートン2の場合、凹部7の上下方向寸法L2は、当該凹部7の設けられている箇所の蓋部5の正面壁5Fの上側部分の上下方向寸法が大きくなるほど大きくなっている。つまり、蓋部5の正面壁5Fのうち反りなどの変形の起こりやすい部分ほど上下方向寸法L2の大きい凹部7が設けられている。そのため、少ない個数の凹部7によって効果的に蓋部5の正面壁5Fの反りなどの変形を防ぐことができる。
収容部4の正面壁4Fの外側表面に設けられた粘着層4Faは、収容部4の正面壁4Fと蓋部5の正面壁5Fとの間に挟まれたラップフィルム3Fを保持する役割をし、収容部4から引き出したラップフィルム3Fが巻き戻るのを防止する。蓋部5の正面壁5Fのうちこの粘着層4Faと対向する部分に凹部7を設けた場合には、粘着層4Faと対向する部分が段差を有しているがために、粘着層4Faの一部に対してラップフィルム3Fが十分に密着せず、その結果、粘着層4Faに対するラップフィルム3Fの粘着が弱くなる虞がある。この点、本実施形態のカートン2の場合、収容部4の正面壁4Fに設けられた粘着層4Faと対向する部分には凹部7が設けられていないため、粘着層4Faに対するラップフィルム3Fの粘着が凹部7のせいで弱くなることはない。
次に、蓋部5の正面壁5Fに設けられる凹部7の形状と正面壁5Fの機械的強度との関係について行った試験を説明する。
この試験で用いたカートンは、坪量450g/mで厚さ0.56mmのコートボール紙を折り曲げて形成したものであり、このカートンの蓋部の正面壁5Fの上側部分を図3に示している。図3中に示される寸法X1,X2,X3,Y1,Y2,Y3,Y4はそれぞれ、157mm,35mm,55mm,17mm,9mm,7mm,8.5mmである。図3中の8R及び8Lは、正面壁5Fの反りなどの変形を防ぐために凹部が形成されている領域を示している。
実施例1のカートンでは、図4(a)に示されるように、罫線5L(中心軸方向A)と直交する方向に延びる16本の凹部7aを領域8R,8Lにエンボス加工によって形成した。
実施例2のカートンでは、図4(b)に示されるように、ミシン目線5Fmに対して直交する方向に延びる合計16本の凹部7bを領域8R,8Lにエンボス加工によって形成した。領域8Lに設けられた8つの凹部7bは、罫線5L(中心軸方向A)に対し左回りに86°傾斜し、領域8Rに設けられた8つの凹部7bは、罫線5L(中心軸方向A)に対し右回りに86°傾斜している。
実施例3のカートンでは、図4(c)に示されるように、罫線5L(中心軸方向A)に対して75°傾斜した方向に延びる合計16本の凹部7cを領域8R,8Lにエンボス加工によって形成した。領域8Rに設けられた8つの凹部7bは、罫線5L(中心軸方向A)に対し左回りに75°傾斜し、領域8Lに設けられた8つの凹部7bは、罫線5L(中心軸方向A)に対し右回りに75°傾斜している。
比較例1のカートンでは、領域8R,8Lに凹部を形成することを省略した。すなわち、比較例1のカートンは、凹部7aが設けられていないことを除いては実施例1のカートンと同じである。
比較例2のカートンでは、領域8R,8Lに凹部を形成することを省略するとともに、原材料として使用されるコートボール紙を坪量550g/mで厚さ0.71mmのものに変更した。すなわち、比較例2のカートンは、原材料として使用されるコートボール紙の坪量及び厚さが異なることを除いては比較例1のカートンと同じである。
実施例1〜3及び比較例1,2のカートンについて蓋部の正面壁5Fの曲げ強度を、株式会社島津製作所製の島津オートグラフAGS−500Dを用いて計測した。この曲げ強度の計測は、図5に示されるように、まず蓋部の正面壁5Fを平面上に載置し、中心軸方向Aにおける正面壁5Fの中央を弾性材からなる押さえ板9で押さえた。中心軸方向Aにおける押さえ板9の寸法は20mmであり、中心軸方向Aに直交する方向において押さえ板9と正面壁5Fの重なる部分の寸法は10mmであった。次いで、ミシン目線5Fmによって形成されるV字の頂点に対応する正面壁5Fmの部分を、正面壁5Fが載置されている平面から10mmだけ持ち上げて、この状態を維持するために必要な外力Fを曲げ強度として計測した。実施例1〜3及び比較例1,2について計測された外力Fをそれぞれ平均値で表1に示す。
Figure 2011081015
表1に示されるように、実施例1〜3の各外力Fの平均値は3.85〜4.27Nであって、原材料の板紙が同じ比較例1の3.35Nよりもいずれも大きかった。このことから、図4(a)〜図4(c)に示す凹部7a,7b,7cのように中心軸方向Aと交差する方向に延びる凹部を蓋部の正面壁5Fに設けることによって、正面壁5Fの機械的強度が高まることが分かった。なお、実施例1〜3の各外力Fの平均値は比較例2の4.75Nよりもいずれも小さいが、これは原料の板紙の坪量及び厚さの違いによるものである。
また、実施例1〜3のなかでは、実施例1の外力Fの平均値が最も高く、実施例3の外力Fの平均値が最も低かった。このことから、蓋部の正面壁5Fに設けられる凹部が中心軸方向Aとの間でなす角度が90°に近いほど、正面壁5Fの機械的強度が向上することが分かった。
以上説明した本実施形態によれば、以下のような効果を得ることができる。
(1)図1に示す包装物供給体の場合、中心軸方向Aと交差する方向に延びる凹部7が蓋部5の正面壁5Fに設けられているため、正面壁5Fに凹部7が設けられていない場合と比較して、正面壁5Fは反りなどの変形に抗する高い機械的強度を有する。
(2)図1に示す包装物供給体の場合、蓋部5の正面壁5Fのうち収容部4の正面壁4Fに設けられた粘着層4Faと対向する部分には凹部7が設けられていないため、粘着層4Faに対するラップフィルム3Fの粘着が凹部7のせいで弱くなることがない。
(3)図1に示す包装物供給体の場合、蓋部5の正面壁5Fに設けられている凹部7が中心軸方向Aと直交する方向に延びているため、蓋部5の正面壁5Fの反りなどの変形を凹部7によってより効果的に防ぐことができる。
(4)図1に示す包装物供給体の場合、凹部7の上下方向寸法L2は、当該凹部7の設けられている箇所の蓋部5の正面壁5Fの上側部分の上下方向寸法が大きくなるほど大きくなっている。つまり、蓋部5の正面壁5Fのうち反りなどの変形の起こりやすい部分ほど上下方向寸法L2の大きい凹部7が設けられている。そのため、少ない個数の凹部7によって効果的に蓋部5の正面壁5Fの反りなどの変形を防ぐことができる。
なお、上記実施形態は以下のように変更してもよい。
・凹部7の上下方向寸法L2は、当該凹部7の設けられている箇所の蓋部5の正面壁5Fの上側部分の上下方向寸法の大きさにかかわらず、全ての凹部7で同じであってもよい。ただしこの場合、蓋部5の正面壁5Fの反りなどの変形を凹部7によってより効果的に防ぐためには、蓋部5の正面壁5Fの上側部分の上下方向寸法が大きくなるほど、そこに設けられる凹部7同士の間の間隔が短くなっていることが好ましい。
・蓋部5の正面壁5Fに設けられる凹部7は全て同じ方向に延びる長さを有している必要はなく、一部の凹部7が別の凹部7とは異なる方向に延びる長さを有していてもよい。例えば、図4(a)〜図4(c)に示す凹部7a,7b,7cのうちの少なくとも2種類の凹部を蓋部5の正面壁5Fに設けてもよい。こうした構成においても、上記(1),(2)及び(4)に準ずる効果を得ることができる。
・一部又は全ての凹部7の代わりに、蓋部5の正面壁5Fの外側表面に、凹部7と同じ段差部である凸部を設けてもよい。
・粘着層4Faは、中心軸方向Aにおける収容部4の正面壁4Fの中央部ではなく、中心軸方向Aにおける収容部4の正面壁4Fの端付近に設けられてもよい。ただしこの場合も、凹部7は、粘着層4Faと対向しない蓋部5の正面壁5Fの部分に設けられる。
・切断刃6は、V字形状に限られず、例えば、中心軸方向Aに沿って延びる直線形状であってもよい。こうした構成においても、上記(1)〜(4)に準ずる効果を得ることができる。
A…中心軸方向、R…ロールの周方向、FP…ガイド凸部、1…包装物供給体、2…カートン、3…ロール、3C…ペーパーコア、3F…ラップフィルム、4…収容部、4B…収容部の背面壁、4F…収容部の正面壁、4BT…収容部の底壁、4Fa…粘着層、4Fc…接着ポイント、4Fd…収容部の副正面壁、4SL,4SR…収容部の端壁、5…蓋部、5E…開封端、5F…蓋部の正面壁、5L…罫線、5T…蓋部の頂壁、5Fm…ミシン目線、5SL,5SR…蓋部の端壁、6…切断刃、7,7a,7b,7c…段差部としての凹部、8L,8R…凹部が形成されている領域、9…押さえ板。

Claims (6)

  1. 包装物を巻き回してなるロールを収容し、開口を有した箱体状の収容部と、
    前記収容部に連結されて収容部の開口を開閉する蓋部とを備え、
    前記蓋部の正面壁には切断刃が取り付けられているカートンであって、
    前記収容部は、前記蓋部の正面壁の内側表面と相対向する外側表面を有する正面壁を備え、この収容部の正面壁の外側表面には、包装物が剥離可能に粘着する粘着層が設けられ、
    前記蓋部の正面壁のうち前記粘着層と対向しない部分には、前記ロールの中心軸方向と交差する方向に延びる段差部が設けられている
    ことを特徴とするカートン。
  2. 請求項1に記載のカートンにおいて、
    前記段差部は、前記中心軸方向と直交する方向に延びる
    ことを特徴とするカートン。
  3. 請求項2に記載のカートンにおいて、
    前記蓋部の正面壁は、前記中心軸方向に並んだ複数の段差部を有し、
    前記中心軸方向と直交する方向に関する各段差部の寸法は、当該段差部の設けられている箇所における前記中心軸方向と直交する方向に関する前記蓋部の正面壁の寸法が大きくなるほど、大きくなる
    ことを特徴とするカートン。
  4. 請求項1〜3のいずれか一項に記載のカートンにおいて、
    前記段差部は、前記蓋部の正面壁のうち前記切断刃が取り付けられる部分から離れて設けられている
    ことを特徴とするカートン。
  5. 請求項1〜4のいずれか一項に記載のカートンにおいて、
    前記粘着層は、前記収容部の正面壁のうち前記中心軸方向における中央部に設けられ、
    前記段差部は、前記蓋部の正面壁のうち前記中心軸方向における両側に設けられている
    ことを特徴とするカートン。
  6. 包装物を巻き回してなるロールと、
    前記ロールを収容する請求項1〜5のいずれか一項に記載のカートンと
    を備えることを特徴とする包装物供給体。
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