JP6111075B2 - 巻回体収容箱及び巻回体入り収容箱 - Google Patents

巻回体収容箱及び巻回体入り収容箱 Download PDF

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Description

本発明は巻回体収容箱及び巻回体入り収容箱に関し、特に強度の向上を図った巻回体収容箱及び巻回体入り収容箱に関する。
食材や料理あるいは皿などの食器を料理ごと包む食品用ラップフィルムが広く用いられている。食品用ラップフィルムは、典型的には、ロール状に巻かれた長尺のプラスチックフィルム(巻回体)が、長い直方体の容器(収容箱)に収容されており、使用する際には、先端のフィルムをロールから必要量引き出し、容器の蓋に取り付けられている切断刃で切断する。フィルムを切断する際は、一方の手でフィルムの先端を摘んで必要量を引き出し、他方の手で容器の長手方向中央部を持って蓋体を閉めると共に蓋体前面壁を容器本体側に押してフィルムを蓋体前面壁と容器本体とで挟み、引き出されたフィルムに切断刃を食い込ませるように容器をひねることが行われる(例えば、特許文献1参照。)。
特開2002−274534号公報(段落0019、図2等)
しかしながら、上述の切断態様では、フィルムを切断する際、フィルムの滑りを防ぐと共にフィルムに切断刃を食い込ませる必要があるため、蓋体前面壁を容器本体に向かって比較的強く押し付ける傾向にあり、蓋体がつぶれやすくなりがちであった。
本発明は上述の課題に鑑み、強度の向上を図った巻回体収容箱及び巻回体入り収容箱を提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、本発明の第1の態様に係る巻回体収容箱は、例えば図1に示すように、長尺物91fが巻かれて長尺物91fの幅方向に細長い巻回体91rを収容する本体部10であって、巻回体91rが収容されたときに長尺物91fを引き出し可能な開口が形成されると共に、開口が形成された面である開口面10hに対して交差する後板14と、後板14に対向して配置されて開口面10hに対して交差する前板12とを有して細長く形成され、本体部10の細長く形成される方向は、巻回体91rが収容されたときの巻回体91rと同じ方向である、本体部10と;後板14の開口面10hと交わる端辺である後板端辺18に回動可能に連接された蓋部20であって、蓋部20を閉じたときに開口面10hを覆う平板状の蓋板21と、折曲辺21fを介して蓋板21に連接された掩蓋片22であって蓋部20を閉じたときに前板12の一部を覆う掩蓋片22と、を有する蓋部20とを備え;蓋板21は、長手方向Dの中央の所定の範囲1c内に、蓋部20を閉じたときに蓋板21の外表面が窪むようにエンボス加工されて形成される蓋外凹エンボス21eが、折曲辺21fに対して所定の角度θをもって線状に形成される一方で、蓋部20を閉じたときに蓋板21の外表面が隆起したエンボスが所定の範囲1c内に形成されないように構成され;蓋外凹エンボス21eは、実質的に折曲辺21f上を始点として後板端辺18に向かって延びると共に、少なくとも、折曲辺21fに直交する方向における始点から後板端辺18までの距離の1/4の点を通り折曲辺21fに平行な仮想直線SLを超えるまでは、連続して形成されている。
このように構成すると、本体部に巻回体が収容され、巻回体から長尺物が引き出されて蓋部を閉じて掩蓋片を前板側に押し付けて長尺物を切断しようとした場合に、蓋板のたわみを抑制することができる。
また、本発明の第2の態様に係る巻回体収容箱は、例えば図1に示すように、上記本発明の第1の態様に係る巻回体収容箱1において、蓋板21の所定の範囲1c内に、蓋外凹エンボス21eが複数本形成されている。
このように構成すると、蓋板のたわみの抑制を強化することができる。
また、本発明の第3の態様に係る巻回体収容箱は、例えば図1に示すように、上記本発明の第1の態様又は第2の態様に係る巻回体収容箱1において、蓋板21の所定の範囲1c内に形成された蓋外凹エンボス21eの少なくとも1つが、実質的に後板端辺18側の蓋板21の外縁まで連続して形成されている。
このように構成すると、蓋板のたわみの抑制を強化することができる。
また、本発明の第4の態様に係る巻回体収容箱は、例えば図3に示すように、上記本発明の第1の態様乃至第3の態様のいずれか1つの態様に係る巻回体収容箱1において、後板14は、平板状に形成されると共に、長手方向Dの中央の所定の範囲1c内に後板14の外表面が窪んだ後外凹エンボス14eが、後板端辺18に対して所定の角度αをもって線状に形成される一方で、後板14の外表面が隆起したエンボスが所定の範囲1c内に形成されないように構成され;後板14の長手方向Dの中央の所定の範囲1cに対応する後板端辺18が、面取り18bされて構成されている。
このように構成すると、後板端辺の中央の所定の範囲が面取りされているので巻回体収容箱が握りやすくなると共に、後外凹エンボスが形成されているので面取りに伴う後板の強度の低下を補填して後板のたわみを抑制することができる。
また、本発明の第5の態様に係る巻回体入り収容箱は、例えば図1に示すように、薄膜状の長尺物91fが巻かれた巻回体91rと;上記本発明の第1の態様乃至第4の態様のいずれか1つの態様に係る巻回体収容箱1とを備える。
このように構成すると、巻回体から長尺物が引き出されて蓋部を閉じて掩蓋片を前板側に押し付けて長尺物を切断しようとした場合に、蓋板のたわみを抑制することができる。
本発明によれば、本体部に巻回体が収容され、巻回体から長尺物が引き出されて蓋部を閉じて掩蓋片を前板側に押し付けて長尺物を切断しようとした場合に、蓋板のたわみを抑制することができる。
(A)は本発明の実施の形態に係るラップカートンを含むラップ入りカートンの斜視図、(B)は本発明の実施の形態に係るラップカートンの平面図である。 (A)は蓋板エンボスまわりの蓋板の部分平面図、(B)は(A)におけるB−B矢視部分断面図である。 本発明の実施の形態に係るラップカートンの背面斜視図である。 蓋板の強度を確認する実験の態様を示す斜視図である。 比較例3に係るラップカートンの平面図である。 蓋板の圧縮量と圧縮力との関係を示すグラフである。
以下、図面を参照して本発明の実施の形態について説明する。なお、各図において互いに同一又は相当する部材には同一あるいは類似の符号を付し、重複した説明は省略する。
まず図1を参照して、本発明の実施の形態に係る、巻回体収容箱としてのラップカートン1、及びラップカートン1に巻回体としてのラップロール91rが収容された巻回体入り収容箱としてのラップ入りカートン100を説明する。図1(A)は、ラップ入りカートン100の斜視図、図1(B)はラップカートン1の平面図である。図1(A)は、開蓋状態を示している。ラップロール91rは、薄膜状の長尺物としてのラップフィルム91fが円筒状の巻芯に軸線91aまわりに巻かれてロール状に形成されたものである。ラップロール91rは、ラップフィルム91fが長手方向に巻き取られて、ロール状の外径がラップフィルム91fの幅91fwよりも小さくなるように細長く形成されたものである。したがって、ラップフィルム91fの幅方向がラップロール91rの長手方向(ラップロール91rの軸線91aが延びる方向と同じであり、以下「軸線方向D」という。)となる。以下の説明において、ラップロール91rとラップフィルム91fとの外観形状の区別をしない場合は、「ラップ91」と総称する。ラップフィルム91fは、本実施の形態では、ポリ塩化ビニリデンを原料として厚さが5〜20μmに形成されている。ラップカートン1は、ラップロール91rを収容する本体部10と、本体部10に連接された蓋部20とを備えている。
本体部10は、本実施の形態では、未使用のラップロール91rを収容できる大きさの直方体に対して、細長い面の1つが開口面10hとなっている箱である。本体部10は、ラップロール91rが収容されたときのラップロール91rと同じ方向(軸線方向D)に細長く形成されている。本体部10の大きさは、収容した未使用のラップロール91rを軸線91a回りに回転させるのを妨げない隙間が形成される一方で、できるだけ小さく形成されており、本実施の形態では幅44mm、高さ44mm、長さ310mmの大きさに形成されている。本体部10は、開口面10hと協働して直方体の側面を構成する前板12、底板13、後板14と、直方体の端面を構成する2つの脇板15とを有している。底板13は、開口面10hに対向している。前板12及び後板14は、開口面10h及び底板13に直交している。脇板15は、典型的には正方形に形成されているが、縦横の長さが異なる矩形であってもよい。以下の説明においては、水平な面に底板13が載置された状態を基準として、底板13側を下、開口面10h側を上として説明する場合もある。
脇板15の上端の中央部分には、3mm程度上方に延びた小片が外側に折り返されて形成された突起15pが設けられている。突起15pは、2つあるそれぞれの脇板15の上端に設けられている。また、本体部10は、前板12の裏側(本体部10の内側)に設けられ、前板端辺19で前板12と連続する副板(不図示)を有している。前板端辺19は、前板12と開口面10hとが交わる部分の前板12の端辺であり、本実施の形態では前板12と副板との境界を兼ねている。副板は、前板12と略同じ大きさであるが底板13とは接しておらず、前板12よりも本体部10の内側に設けられている。副板は、底板13側の端辺が、軸線方向Dに沿って前板12に接着されている。
蓋部20は、本体部10の開口面10hを塞ぐ部材である。蓋部20は、蓋板21と、掩蓋片22と、切断刃23と、側蓋片25とを有している。蓋板21は、開口面10hと略同じ大きさの矩形平板状部材であり、蓋板21を開口面10hに合わせることで本体部10を閉塞した直方体とすることができるようになっている。蓋板21が開口面10hと略同じ大きさとは、蓋板21が、掩蓋片22の厚さ及び側蓋片25の厚さの分大きく、蓋部20の開閉を妨げない隙間が形成される程度大きい場合を含むことを意味している。蓋板21は、軸線方向Dの一辺が、本体部10の後板端辺18で連接している。換言すれば、本体部10と蓋板21とは、後板端辺18を介して連接している。後板端辺18は、後板14と開口面10hとが交わる部分の後板14の端辺である。蓋板21は、後板端辺18を回転軸線として、本体部10に対して回動することができるように構成されている。なお、本実施の形態では、後板端辺18を軸線方向Dに概ね3等分したうちの中央の部分が、面取りされて面取り部18bが形成されている。ここで「面取り」するとは、建築部材の稜角を削るなどして面を作るごとく、ラップカートン1の後板14と蓋板21との境界をなす稜線を形成する後板端辺18に、稜角を削り落としたような面を形成することをいい、稜角を削り落としたような面が面取り部18bに相当する。面取り部18bは、本実施の形態では、軸線方向Dに約12mmにわたっており、面取りの幅は約5mmに形成されている。面取り部18bが形成されていることで、蓋部20が閉じられたラップカートン1を、蓋板21及び後板14の中央部を手のひらで包み込むようにして把持したときに、後板端辺18の角部の当たりが和らぎ、ラップカートン1を把持しやすくなる。
掩蓋片22は、折曲辺21fを介して蓋板21と直交し、蓋部20を閉じたときに底板13に向かって延びるように設けられている。折曲辺21fは、蓋板21と掩蓋片22との境界を形成する、蓋板21及び掩蓋片22が共有する直線状の辺である。掩蓋片22は、軸線方向Dの両端における高さ(長方形の前板12の短辺方向の長さ)が、前板12の短辺方向の長さの約1/2で、軸線方向Dの中央部の高さが、前板12の短辺方向の長さの約3/4となっている。折曲辺21fに対向する先端辺22tは、軸線方向Dにおける中央からそれぞれの端部に移動するに連れて、軸線方向Dに直交する方向における折曲辺21fと先端辺22tとの距離が短くなるように形成されている。このような構成により、折曲辺21fに対向する先端辺22tがV字状に形成されることとなる。掩蓋片22は、蓋部20が閉じられたときに、前板12に沿って前板12の外側に重なり、前板12の上部を五角形状に覆うこととなる。掩蓋片22は、軸線方向Dの長さが前板12よりもわずかに長く構成されており、本体部10に収容されているラップ91の幅よりも長い。これにより、掩蓋片22は、本体部10の中から引き出されたラップフィルム91fを、その幅全体にわたって、前板12との間に挟むことができるように構成されている。掩蓋片22の先端辺22tには、ラップフィルム91fを切断するための切断刃23が取り付けられている。切断刃23は、刃先が先端辺22tから出るように、先端辺22tに沿ってV字状に設けられている。
側蓋片25は、蓋板21及び掩蓋片22の双方に直交して設けられている。側蓋片25は、蓋板21(掩蓋片22)の両端に合計2つ設けられている。側蓋片25は、基本形状が、長辺が蓋板21の短辺と同じ長さで、短辺が掩蓋片22の中央部における高さ(V字状の先端から折曲辺21fまでの最短距離)と略同じ長さの長方形に形成されている。側蓋片25は、掩蓋片22に連接された接合片22jに接着剤で固定されている。側蓋片25の内側には、接合片22jと蓋板21との間に、凹部25dが形成されている。凹部25dには、蓋部20を閉じたときに、脇板15の上端に設けられた突起15pが嵌ることとなる。上述のように構成された蓋部20は、閉じたときに、本体部10の開口10hに覆い被さり、掩蓋片22が前板12の上部を覆うようになっている。
本体部10及び蓋部20は、本実施の形態では、約0.45〜0.7mm厚のコートボール紙が加工されて形成されている。このため、ラップカートン1は、弾性を有している。なお、本実施の形態では、説明の便宜上、本体部10と蓋部20とを機能の観点から区別しているが、本体部10及び蓋部20は、1枚の原紙を切り出して組み立てられて一体に形成されている。本体部10及び蓋部20の表面は、消費者の購買意欲を惹起するようなデザインが印刷されたうえで、撥水加工等の表面処理が施されている。
ラップカートン1は、前板12の上部に、前板12の面が切り込まれることにより、副板(不図示)から離れて本体部10の外側に浮くフラップ12fが形成されている。つまり、前板12は、フラップ12fを含んで構成されている。フラップ12fは、本実施の形態では、前板12の長手方向(軸線方向Dと同じ方向)中央の領域及び両端の領域を空けて、前板端辺19に沿って、左右一対に設けられている。一対のフラップ12fは、共に、蓋部20が閉じられたときに掩蓋片22に覆われる位置及び大きさに形成されている。一対のフラップ12fは、前板端辺19で副板(不図示)と連接していることにより、前板端辺19を回転軸線として回動することができるように構成されている。一対のフラップ12fの表面には、係止手段としてのストッパー50が、実質的に前板端辺19に沿って形成されている。
ストッパー50は、本実施の形態では、UVニスが塗布されることで形成されている。ストッパー50を形成するUVニスは、ラップフィルム91fに対して付着するが、紙や埃等は付着しない特性を有している。また、ストッパー50に付着したラップフィルム91fは、付着面に平行な方向(せん断方向)には強く付着するが、付着面に垂直な方向(付着面から引き離す方向)には比較的弱く付着する。つまり、ストッパー50は、ラップフィルム91fが本体部10から引き出される方向である引出方向Pに前板12に沿うように引かれたときにはラップフィルム91fを引出方向Pに移動させないようにラップフィルム91fに付着し、ラップフィルム91fが付着面から離れる方向にめくられるように引かれたときにはラップフィルム91fが剥がれるように構成されている。フラップ12f上に形成されたストッパー50は、中央寄りでは面積が大きい半円状に、脇板15側では軸線方向Dに細長い帯状に形成されている。ストッパー50は、中央及び両端の前板12の表面にも形成されている。
ラップカートン1は、さらに、蓋板21に、蓋外凹エンボスとしての蓋板エンボス21eが形成されている。蓋板エンボス21eは、蓋板21の外表面が窪むようにエンボス加工によって形成されている。換言すれば、蓋板エンボス21eは、内側が凸になるように形成された浮き彫りの部分である。蓋板エンボス21eは、軸線方向Dの中央の所定の範囲1cの中に形成されている。ここでいう所定の範囲1cは、ラップフィルム91fの切断時に比較的大きな応力が作用するために補強したい範囲である。本実施の形態では、蓋板21の軸線方向Dの中央の、軸線方向Dにおける50mm(蓋板21の長さの約1/6)の範囲を所定の範囲1cとしている。所定の範囲1cの軸線方向Dにおける距離は、蓋板21の軸線方向Dの長さに応じて変えてもよく、例えば、蓋板21の軸線方向Dの長さが230mmの場合は45mm(蓋板21の長さの約1/5)、蓋板21の軸線方向Dの長さが160mmの場合は40mm(蓋板21の長さの約1/4)としてもよい。なお、軸線方向Dにおいて、所定の範囲1cの中央は、蓋板21の中央に一致している。本実施の形態では、所定の範囲1cの中に、5本の直線状の蓋板エンボス21eが形成されている。
ここで図2を参照して、蓋板エンボス21eをより詳細に説明する。図2(A)は蓋板エンボス21eまわりの蓋板21の部分平面図、図2(B)は(A)におけるB−B矢視部分断面図である。蓋板エンボス21eは、蓋板21の所定の範囲1cの中に2本以上形成されていることが好ましく、本実施の形態では、上述のように、5本の蓋板エンボス21eA〜21eEが、蓋板21の所定の範囲1cに形成されている。以下の説明において、各蓋板エンボス21eA〜21eEの共通の性質について説明するときは、蓋板エンボス21eと総称する。蓋板エンボス21eは、実質的に折曲辺21f上を始点SPとして、後板端辺18に向かって延びている。「実質的に折曲辺21f上を始点SPとして」とは、蓋板エンボス21eの始点SPが、折曲辺21fに接している場合の他、折曲辺21fから数mm離れている場合も含まれる意味である。始点SPの折曲辺21fからの離れが許容される範囲は、概ね5mm以下、好ましくは2〜3mm以下である。
また、蓋板エンボス21eは、実質的に折曲辺21f上にある始点SPから、少なくとも仮想直線SLを超えるまでは連続して形成されている。仮想直線SLは、折曲辺21fに平行で、折曲辺21fに直交する方向における始点SPから後板端辺18までの距離Wbの1/4だけ始点SPから進んだ点を通る仮想の直線である。本実施の形態では、5本のうちの両端の蓋板エンボス21eA、21eE及び一方の最外の蓋板エンボス21eEに隣接する蓋板エンボス21eDが始点SPから面取り部18b(後板端辺18)に向かって延びて面取り部18bに至るまで連続して形成されており、蓋板エンボス21eAと蓋板エンボス21eDとに挟まれた2本の蓋板エンボス21eB、21eCが距離Wbの1/2程度の長さに形成されている。実質的に後板端辺18側の蓋板21の外縁まで連続して形成された蓋板エンボス21eは、蓋部20を閉じて掩蓋片22を前板12に向けて押したときに、蓋板21のたわみを抑制する度合いを大きくできるため、1本以上形成されていることが好ましく、2本以上形成されているとさらに好ましい。「実質的に後板端辺18側の蓋板21の外縁まで」とは、後板端辺18側の蓋板21の外縁から概ね5mm、好ましくは2〜3mm離れた範囲を許容する意味である。また、蓋板エンボス21eが3本以上形成される場合、少なくとも両端に形成された蓋板エンボス21eが実質的に後板端辺18まで連続して形成されていると、広範囲にわたって蓋板21のたわみを抑制する度合いを大きくできて好ましい。なお、本実施の形態では、最も短い蓋板エンボス21eでも距離Wbの1/2程度の長さに形成されており、このことは、仮想直線SLが距離Wbの約1/2だけ始点SPから進んだ点を通ることに等しい。始点SPから仮想直線SLまでの距離は、始点SPから後板端辺18までの距離Wbの1/4以上とし、さらに蓋板21のたわみを抑制する度合いを大きくすることを考慮すると、距離Wbの1/3以上が好ましく、距離Wbの1/2以上がより好ましい。
また、本実施の形態では、5本の蓋板エンボス21eA〜21eEが、等間隔で互いに平行に形成されている。蓋板エンボス21eは、折曲辺21fに対して所定の角度θをもって形成されている。所定の角度θは、蓋板21の軸線方向Dに直交する方向のたわみに抗するのに寄与する角度であり、好ましくは45°以上、より好ましくは60°以上とするとよく、本実施の形態では90°としている。
図1に示すように、蓋板21の中央の所定の範囲1cには、蓋板エンボス21e以外にエンボスが形成されていない。特に、所定の範囲1cには、外表面が凸になるエンボス(以下「凸エンボス」という。)が形成されていない。蓋板21は箱体成形により外側に凸の形状にたわむ傾向にあり、蓋板21の所定の範囲1cに凸エンボスが形成されていないことで、必要以上の蓋板21のたわみの助長を防ぎ、強度低下を防ぐことができる。他方、蓋板21の所定の範囲1cよりも外側の、蓋板21の両端には、凸エンボス21pが形成されている。凸エンボス21pは、1つの角をもつ折れ線状に形成されており、一方の端部につき軸線方向Dに複数が配列されている。蓋板21の端部に凸エンボス21pが形成されていることで、ラップカートン1を他人に手渡す場合のような、端部を持ってラップカートン1を移動させる際に、滑って落下させることを抑制することができる。
図3に示すように、本実施の形態では、後板14の軸線方向Dの中央の所定の範囲1cに、後外凹エンボスとしての後板エンボス14eが形成されている。後板エンボス14eは、後板14の外表面が窪むようにエンボス加工によって形成されている。ここでの所定の範囲1cは、蓋板21における場合と同じである。後板エンボス14eは、本実施の形態では、蓋板エンボス21eに対応して合計5本が直線状に形成されている。本実施の形態では、5本の後板エンボス14eすべてが実質的に後板端辺18(面取り部18b)を始点とし、5本のうちの両端の後板エンボス14e及び一方の最外のものに隣接するものが実質的に底板13との境界まで連続して形成され、その他の2本は後板14の高さの1/2の長さに形成されている。実質的の意味は、蓋板エンボス21eの場合と同じである。後板エンボス14eは、後板端辺18(面取り部18b)に対して、好ましくは45°以上、より好ましくは60°以上の角度(所定の角度α)をもって形成されている。本実施の形態では、後板エンボス14eと後板端辺18とのなす所定の角度αを90°としている。後板14についても、蓋板21同様、所定の範囲1cには凸エンボスが形成されていない。後板14の所定の範囲1cに、後板エンボス14eが形成されつつ、凸エンボスが形成されていないことで、ラップカートン1の中央部を握ったときの後板14のたわみを抑制することができ、ひいてはラップカートン1の強度低下を抑制することができる。なお、後板14にも、所定の範囲1cよりも外側の後板14の両端に、滑り止めとして機能する凸エンボス14pが形成されている。凸エンボス14pは、直線状に形成されており、斜めに複数が配列されている。
なお、図示は省略するが、掩蓋片22にも掩蓋片22の外表面が窪むようにエンボス加工によって凹エンボスが形成されることとしてもよい。また、掩蓋片22に形成される凹エンボスは、一端が実質的に折曲辺21fに接するように形成されることとしてもよい。
引き続き図1乃至図3を参照して、ラップ入りカートン100の作用を説明する。ラップカートン1の作用は、ラップ入りカートン100の作用の一環として説明する。未開封のラップ入りカートン100は、掩蓋片22の先端に、先端辺22t上のミシン目(不図示)を介して切取片(不図示)が接続されており、切取片(不図示)は前板12に複数の点で接着されている。ラップフィルム91fを初めて使用する際は、切取片(不図示)を、前板12から剥がしつつミシン目(不図示)で切断して掩蓋片22から分離する。このようにラップカートン1を開封することで、蓋部20が本体部10に対して後板端辺18まわりに回動可能な状態となる。
開封されたラップ入りカートン100は、本体部10の中にラップロール91rが入っている。ラップロール91rには、ラップフィルム91fの先端に引出シール(不図示)が貼り付けられており、引出シール(不図示)を摘んで引き出すことでラップフィルム91fの先端がラップロール91rから剥離し、容易にラップフィルム91fを引き出すことができる。ラップフィルム91fを使用する際は、ラップロール91rからラップフィルム91fを必要な長さ分引き出して切断刃23で切断する。このとき、ラップフィルム91fを必要な長さ分引き出した状態で蓋部20を閉じ、ラップフィルム91fを前板12と掩蓋片22とで挟み、掩蓋片22の図心を親指で押さえ、切断刃23の中央を引き出されたラップフィルム91fに食い込ませるようにラップ入りカートン100を軸線91aまわりにひねると、ラッピングする食器等にラップフィルム91fを付けた状態でも切断しやすく、好適である。
掩蓋片22の図心を押さえてラップフィルム91fの滑りを抑制しようとすると、軸線方向Dに直交する方向に蓋板21がたわむ力が蓋板21に作用する。特に、軸線方向Dの中央の所定の範囲1cは、側蓋片25から離れているために側蓋片25による支えの効果を享受しにくく、たわみやすい傾向にある。本実施の形態に係るラップカートン1は、蓋板21の所定の範囲1cに蓋板エンボス21eが形成されているので、軸線方向Dに直交する方向の蓋板21のたわみを抑制することができる。特に、蓋板21がたわみ始める初期のたわみを軽減することができるので、ラップカートン1の損傷(劣化)を効果的に抑制することができる。さらに、本実施の形態に係るラップカートン1は、後板14に後板エンボス14eが形成されているので、ラップカートン1を握ったときの後板14のたわみを抑制することができる。このように、ラップカートン1は、蓋板21及び後板14それぞれの軸線方向Dの中央の所定の範囲1cの中に、蓋板エンボス21e及び後板エンボス14eが形成されているので、ラップカートン1の軸線方向D中央部を握り、ラップフィルム91fを引き出し、蓋部20を閉じてラップフィルム91fを切断する一連の過程において、ラップカートン1に作用するたわみを抑制することができ、ラップカートン1の損傷劣化を軽減することができる。
切断された後にフラップ12fと掩蓋片22との間に挟まれているラップフィルム91fは、ストッパー50に付着しているため、ラップロール91rへの巻き戻りが防止される。また、次回ラップフィルム91fを使用する際に、蓋部20を開けると、フラップ12fが本体部10の外側に浮いているので、フラップ12fに形成されたストッパー50に付着しているラップフィルム91fの先端もフラップ12fの外側の前板12から浮くこととなり、摘みやすい。特に、ラップカートン1は、中央の領域にフラップ12fが形成されていないので、前板12中央部とラップフィルム91fとの間に隙間が形成されるため、この隙間に指を入れることで容易にラップフィルム91fを摘むことができる。
以上で説明したように、本実施の形態に係るラップカートン1によれば、蓋板21に蓋板エンボス21eが形成されているので、本体部10に収容されたラップロール91rからラップフィルム91fが引き出され、蓋部20を閉じて掩蓋片22を前板12側に押し付けてラップフィルム91fを切断しようとした場合に、蓋板21のたわみを抑制することができる。また、後板14に後板エンボス14eが形成されているので、ラップカートン1を握ったときの後板14のたわみを抑制することができる。
以上の説明では、ラップカートン1が直方体状に形成されているとしたが、底板13がラップロール91rに沿って湾曲した形状、あるいは前板12及び/又は後板14の下部がラップロール91rに沿って湾曲した形状(この場合底板13を省略してもよい)等、直方体以外の形状であってもよい。
図1に示す直方体状のラップカートン1に対して、蓋板21に形成されたエンボスの態様を種々変更して蓋板21のたわみやすさを確認した。蓋板21のたわみやすさは、後述の圧縮装置を用いて、軸線方向D中央の折曲辺21f近傍の掩蓋片22を、後板端辺18に向けて押したときの圧縮量と圧縮力との関係を明らかにすることで求めることとした。
図4は、蓋板21の強度を確認する実験の態様を示す斜視図である。図4に示すように、圧縮装置80は、円形平板状の載置台81と、中実丸棒で形成された押圧棒82とを有している。載置台81は、円の直径が200mm(ラップカートン1の軸線方向Dの長さの約2/3)の大きさに形成されている。載置台81は、載置面が水平になるように配設されている。押圧棒82は、直径が13mm、長さが100mmに形成されている。押圧棒82は、軸線が鉛直に延びるように、かつ、軸線の延長線が載置台81の円の中心を通る位置に配設されている。圧縮装置80は、押圧棒82の移動量(mm)と、押圧棒82に作用する圧縮力(g)とを検知して、これらの値を出力できるように構成されている。
上述のように構成された圧縮装置80に対し、掩蓋片22を上方に向けて後板14を載置台81に接触させ、ラップカートンを載置台81に載置する。このとき、押圧棒82が、鉛直下方に降下したときに、軸線方向D中央の折曲辺21f近傍の掩蓋片22に接する位置にラップカートンを載置する。蓋板21の強度の確認は、押圧棒82を掩蓋片22に向けて速度100mm/minで下降させて行き、押圧棒82が掩蓋片22に接した位置を原点として、押圧棒82の移動量(mm)と圧縮力(g)との関係を検知することで行った。
蓋板21に形成されたエンボスのバリエーションは以下の通りである。
実施例は、図1及び図2に示す蓋板エンボス21eとした。なお、実施例では、図1に示されている凸エンボス21pが形成されていない。以下に説明する各比較例においても、図1に示す凸エンボス21pに相当するエンボスは形成されていない。
比較例1は、実施例における蓋板エンボス21eと同じ位置及び大きさに形成されたエンボスであるが、外表面が凸になる直線凸エンボス(不図示)とした。
比較例2は、エンボスが形成されていない態様とした。
比較例3は、折曲辺21f及び後板端辺18の双方に接していない円弧状で外表面が凸になる曲線凸エンボス(図5参照)とした。
図5に、比較例3に係る曲線凸エンボス121pの態様を示す。曲線凸エンボス121pは、仮想分割線SDLを挟んで、片方に2本ずつ、合計4本が形成されている。仮想分割線SDLは、軸線方向Dに直交して蓋板21の図心を通る仮想の直線であり、蓋板21を軸線方向Dに2等分する直線でもある。2本ずつの曲線凸エンボス121pは、仮想分割線SDLを軸として、線対称に形成されている。4本の曲線凸エンボス121pは、所定の範囲1c(図1参照)に形成されている。1本あたりの曲線凸エンボス121pは、軸線方向Dに直交する方向の長さが、同方向における蓋板21の長さの0.4倍に形成されている。また、曲線凸エンボス121pは、仮想分割線SDLと脇板15との間で見て、掩蓋片22側から後板14側に進むにつれて脇板15に近づくように傾いている。曲線凸エンボス121pの傾きは、軸線方向Dに直交する成分の長さである直交長さPVの、軸線方向Dに平行な成分の長さである平行長さPHに対する比(PV/PH)が3.6となっている。曲線凸エンボス121pは、仮想分割線SDL側に盛り上がるように曲線状に形成されており、その曲線は半径45mmの円弧に形成されている。曲線凸エンボス121pは、後板14側の端部で見て、仮想分割線SDLに隣接するものが仮想分割線SDLから概ね15mm(蓋板21の短辺の長さの概ね1/3)離れており、脇板15側のものが隣接するものから概ね15mm離れて形成されている。線対称のものを同形と見ると、4本の曲線凸エンボス121pのそれぞれが、同じ形状になっている。
図6に、実施例及び比較例1乃至比較例3における蓋板21の圧縮量と圧縮力との関係を示す。図6のグラフ中、実線LEは実施例のもの、破線L1は比較例1のもの、一点鎖線L2は比較例2のもの、二点鎖線L3は比較例3のものを示している。ラップフィルム91fを切断する際に掩蓋片22を前板12に向けて押したときの蓋板21の圧縮量は、概ね2〜5mmであるところ(以下、この圧縮量を「実用域」という。)、図6のグラフから明らかなように、実用域において、実施例は、比較例に比べて圧縮力が大きく(最大で概ね500g大きい)、蓋板21の強度が大きいことを確認することができた。
1 ラップカートン
1c 所定の範囲
10 本体部
10h 開口面
12 前板
14 後板
14e 後板エンボス
18 後板端辺
18b 面取り部
20 蓋部
21 蓋板
21e 蓋板エンボス
21f 折曲辺
22 掩蓋片
91f ラップフィルム
91r ラップロール
100 ラップ入りカートン
SL 仮想直線
θ 所定の角度

Claims (5)

  1. 長尺物が巻かれて前記長尺物の幅方向に細長い巻回体を収容する本体部であって、前記巻回体が収容されたときに前記長尺物を引き出し可能な開口が形成されると共に、前記開口が形成された面である開口面に対して交差する後板と、前記後板に対向して配置されて前記開口面に対して交差する前板とを有して細長く形成され、前記本体部の細長く形成される方向は、前記巻回体が収容されたときの前記巻回体と同じ方向である、本体部と;
    前記後板の前記開口面と交わる端辺である後板端辺に回動可能に連接された蓋部であって、前記蓋部を閉じたときに前記開口面を覆う平板状の蓋板と、折曲辺を介して前記蓋板に連接された掩蓋片であって前記蓋部を閉じたときに前記前板の一部を覆う掩蓋片と、を有する蓋部とを備え;
    前記蓋板における長手方向の中央の所定の範囲内において前記蓋板の外表面にエンボス加工されて形成されたエンボスは、前記蓋部を閉じたときに前記蓋板の外表面が窪むようにエンボス加工されて形成される蓋外凹エンボスのみであり、前記蓋外凹エンボスが、前記折曲辺に対して所定の角度をもって線状に形成され;
    前記蓋外凹エンボスは、実質的に前記折曲辺上を始点として前記後板端辺に向かって延びると共に、少なくとも、前記折曲辺に直交する方向における前記始点から前記後板端辺までの距離の1/4の点を通り前記折曲辺に平行な仮想直線を超えるまでは、連続して形成された;
    巻回体収容箱。
  2. 前記蓋板の前記所定の範囲内に、前記蓋外凹エンボスが複数本形成された;
    請求項1に記載の巻回体収容箱。
  3. 前記蓋板の前記所定の範囲内に形成された前記蓋外凹エンボスの少なくとも1つが、実質的に前記後板端辺側の前記蓋板の外縁まで連続して形成された;
    請求項1又は請求項2に記載の巻回体収容箱。
  4. 前記後板は、平板状に形成されると共に、長手方向の中央の所定の範囲内に前記後板の外表面が窪んだ後外凹エンボスが、前記後板端辺に対して所定の角度をもって線状に形成される一方で、前記後板の外表面が隆起したエンボスが前記所定の範囲内に形成されない
    ように構成され;
    前記後板の前記長手方向の中央の所定の範囲に対応する前記後板端辺が、面取りされて構成された;
    請求項1乃至請求項3のいずれか1項に記載の巻回体収容箱。
  5. 薄膜状の長尺物が巻かれた巻回体と;
    請求項1乃至請求項のいずれか1項に記載の巻回体収容箱とを備える;
    巻回体入り収容箱。
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