JPWO2011059001A1 - 車両始動制御装置 - Google Patents

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Abstract

ペダル(12)の踏み込み操作でONになり、踏み込み操作が解除されるとOFFになる第1スイッチ(22)と、ペダル(12)の踏み込み操作でON及びOFFの何れか一方の第1状態になり、踏み込み操作が解除されるとON及びOFFの何れか他方の第2状態になる第2スイッチ(24)と、第1スイッチ(22)がONであり且つ第2スイッチ(24)が第1状態であるかを判定する第1判定を実施し、第1判定で肯定判定され且つエンジン始動スイッチ(14)が操作された場合にエンジンを始動させると共に、第1判定で否定判定された後に、第1スイッチ(22)又は第2スイッチ(24)がON→OFF→ON又はOFF→ON→OFFとなったかを判定した後、二度踏み込み操作の検出に用いたスイッチがペダル(12)の踏み込み操作を示すことが判定され且つエンジン始動スイッチが(14)操作された場合にエンジンを始動させる制御部(20)と、を備える。

Description

本発明は、車両始動制御装置に関するものである。
運転者が、ブレーキペダルを踏み込んだ状態でプッシュスタートスイッチを押すことによりエンジンを始動させる所謂プッシュスタート式のエンジン始動システムが知られている(例えば、特許文献1参照)。当該システムでは、ブレーキペダルが踏み込まれているにも関わらず何らかの原因で検出されない場合、スタートスイッチを長押しすることによりエンジンを始動させることができる。
特開2006−283727号公報
ところで、ブレーキペダルが踏み込まれていないにも関わらず何らかの原因でブレーキの踏み込みが検出され続ける状況において、エンジンが誤始動することを防止する必要があるが、上記システムでは、当該状況には対応していない。
本発明は上記課題に鑑み創案されたもので、ブレーキペダルが踏み込まれていないにも関わらず何らかの原因でブレーキの踏み込みが検出され続ける状況において、エンジンが誤始動することを防止できるようにした車両始動制御装置を提供することを目的とする。
上記目的を達成するため、本発明に係る車両始動制御装置は、ペダルが踏み込み操作された状態でエンジン始動スイッチが操作された場合にエンジンを始動させる車両始動制御装置であって、前記ペダルの踏み込み操作によりONになり、前記ペダルの踏み込み操作が解除されることによりOFFになる第1スイッチと、前記ペダルの踏み込み操作によりON及びOFFの何れか一方の第1状態になり、前記ペダルの踏み込み操作が解除されることによりON及びOFFの何れか他方の第2状態になる第2スイッチと、前記第1スイッチがONであり且つ前記第2スイッチが前記第1状態であるか否かを判定する第1判定を実施し、前記第1判定において肯定判定され且つ前記エンジン始動スイッチが操作された場合にエンジンを始動させると共に、前記第1判定において否定判定された後に、前記第1スイッチもしくは前記第2スイッチがON→OFF→ONもしくはOFF→ON→OFFとなったか否かを判定することにより、前記ペダルが二度踏み込み操作されたことを判定した後、前記第1スイッチ及び前記第2スイッチのうち前記二度踏み込み操作の検出に用いたスイッチが前記ペダルの踏み込み操作を示すことが判定され且つ前記エンジン始動スイッチが操作された場合にエンジンを始動させる制御部と、を備える。
本発明に係るもう1つの車両始動制御装置は、ペダルが踏み込み操作された状態でエンジン始動スイッチが操作された場合にエンジンを始動させる車両始動制御装置であって、前記ペダルの踏み込み操作によりONになり、前記ペダルの踏み込み操作が解除されることによりOFFになる第1スイッチと、前記ペダルの踏み込み操作によりON及びOFFの何れか一方の第1状態になり、前記ペダルの踏み込み操作が解除されることによりON及びOFFの何れか他方の第2状態になる第2スイッチと、前記第1スイッチがONであり且つ前記第2スイッチが前記第1状態であるか否かを判定する第3判定を実施し、前記第3判定において肯定判定され且つ前記エンジン始動スイッチが操作された場合にエンジンを始動させると共に、前記第3判定において否定判定された後に、前記第1スイッチもしくは前記第2スイッチがON→OFF→ONもしくはOFF→ON→OFFとなったか否かを判定することにより、前記ペダルが二度踏み込み操作されたことを判定した後、前記第1スイッチがONであり且つ前記第2スイッチが前記第2状態であるか否かを判定する第4判定を実施し、前記第4判定において肯定判定され且つ前記エンジン始動スイッチが操作された場合にエンジンを始動させる制御部と、を備える。
上記車両始動制御装置において、前記制御部は、前記第3判定において否定判定された後に、前記第1スイッチもしくは前記第2スイッチがON→OFF→ONもしくはOFF→ON→OFFとなったか否かを判定することにより、前記ペダルが二度踏み込み操作されたことを判定した後、前記第1スイッチがOFFであり且つ前記第2スイッチが前記第1状態であるか否かを判定する第5判定を実施し、前記第5判定において肯定判定され且つ前記エンジン始動スイッチが操作された場合にエンジンを始動させてもよい。
上記車両始動制御装置において、前記第1スイッチは、ストップランプをON/OFFするストップランプスイッチであってもよく、前記第2スイッチは、前記第1状態においてクルーズコントロール機能をOFFにするブレーキスイッチであってもよい。
上記車両始動制御装置において、前記第1スイッチは、スタータモータと電源との導通をON/OFFするクラッチインターロックスイッチであってもよく、前記第2スイッチは、前記第1状態においてクルーズコントロール機能をOFFにするクラッチモニタリングスイッチであってもよい。
本発明に係る車両始動制御装置によれば、ブレーキペダルが踏み込まれていないにも関わらず何らかの原因でブレーキの踏み込みが検出され続ける状況において、エンジンが誤始動することを防止できる。
本発明の第1実施形態に係る車両始動制御装置の構成を示すブロック図である。 本発明の第1実施形態に係る車両始動制御装置のOSSの構成を示すブロック図である。 本発明の第1実施形態に係る車両の始動制御方法を説明するためのフローチャートである。 本発明の第1実施形態に係る車両の始動制御方法を説明するためのフローチャートである。 本発明の第2実施形態に係る車両の始動制御方法を説明するためのフローチャートである。 本発明の第2実施形態に係る車両の始動制御方法を説明するためのフローチャートである。 本発明の第3実施形態に係る車両始動制御装置のOSSの構成を示すブロック図である。 本発明の第3実施形態に係る車両の始動制御方法を説明するためのフローチャートである。 本発明の第3実施形態に係る車両の始動制御方法を説明するためのフローチャートである。
10 車両始動制御装置
12 ブレーキペダル
14 プッシュスタートスイッチ
16 FOBキー
18 ステアリングロック機構
20 OSS・ECU(制御部)
22 ストップランプスイッチ(第1スイッチ)
24 ブレーキスイッチ(第2スイッチ)
26 ACCリレー
28 IGリレー
30 スタータリレー
32 ACC
34 バッテリ
36 IGプラグ
38 スタータモータ
40 KOS・ECU
42 FOBボックス
44 アンテナ
46 ブザー
48 CAN
50 エンジンECU
52 電装品ECU
54 ストップランプ
100 車両始動制御装置
122 クラッチインターロックスイッチ(第1スイッチ)
124 クラッチモニタリングスイッチ(第2スイッチ)
以下、図面により、本発明の実施の形態について説明する。
[第1実施形態]
図1〜図4は本発明の第1実施形態としての車両始動制御装置を示すもので、これらの図を用いて説明する。
図1は、本実施形態に係る車両始動制御装置の構成を示すブロック図である。この図1に示すように、本実施形態に係る車両始動制御装置10は、AT(オートマチックトランスミッション)車に採用される装置であって、所謂ワンプッシュスタートシステム(One Push Start System、以下、OSSという)と、所謂キーレス・オペレーション・システム(Keyless Operation System、以下、KOSという)とを採用した装置である。即ち、車両始動制御装置10では、OSSの機能により、運転者によりブレーキペダル12が踏み込まれた状態で、プッシュスタートスイッチ14が押下げ操作された場合に、エンジンが始動される。また、車両始動制御装置10では、KOSの機能により、携帯型電子キー(以下、FOBキーという)16が認証されると、ステアリングロック機構18のロック状態が解除され、ステアリングの操作が可能となる。
車両始動制御装置10は、エンジン始動の制御、車両のアクセサリ機器(以下、ACCという)32やイグニッションプラグ(以下、IGプラグという)36等の電源切替の制御等を行うOSS・ECU(Electronic Control Unit,制御部)20と、OSS・ECU20に接続されたプッシュスタートスイッチ14、ストップランプスイッチ22、ブレーキスイッチ24、ステアリングロック機構18、ACCリレー26、IGリレー28、及びスタータリレー30とを備えている。また、車両始動制御装置10は、FOBキー16の認証、及びステアリングロック機構18の制御を行うKOS・ECU40と、KOS・ECU40に接続されたFOBボックス42、アンテナ44、及びブザー46とを備えている。なお、ステアリングロック機構18は、KOS・ECU40にも接続されている。また、車両始動制御装置10は、CAN(Control Area Network)48を介してOSS・ECU20に接続されたエンジンECU50、及び、電装品ECU52を備えている。
プッシュスタートスイッチ14は、運転席前方のインストルメントパネルに配設されたプッシュ式スイッチであり、押釦部が運転者によって押下げ操作された場合にONになる。プッシュスタートスイッチ14には警告灯が内蔵されている。この警告灯は、OSS・ECU20により制御されて点灯又は消灯する。
また、FOBキー16は、FOBボックス42に着脱される携帯型発信機である。当該FOBキー16がFOBボックス42に装着された状態では、ID情報が、FOBキー16とKOS・ECU40との間で通信され、また、FOBキー16がFOBボックス42に装着されていない状態では、ID情報が、FOBキー16とアンテナ44との間の無線通信を介して、FOBキー16とKOS・ECU40との間で通信される。
ステアリングロック機構18は、ステアリングを、ロックすることにより回動不能としたり、ロックを解除することにより回動可能としたりする機構である。当該ステアリングロック機構18は、KOS・ECU40により、FOBキー16のID情報の照合結果に応じて制御される。
ストップランプスイッチ22は、ブレーキペダル12が踏み込まれた状態でONとなり、ブレーキペダル12が踏み込まれていない状態でOFFとなるスイッチである。また、ストップランプスイッチ22がONとなった状態で、バッテリ34とストップランプ54とが導通状態となり、ストップランプ54が点灯する。
また、ブレーキスイッチ24は、ブレーキペダル12が踏み込まれた状態でOFF(第1状態)となり、ブレーキペダル12が踏み込まれていない状態でON(第2状態)となるスイッチである。エンジンECU50は、ブレーキスイッチ24がONの状態で、設定された車速を維持する所謂クルーズコントロールを実施する。
ACCリレー26は、バッテリ34とACC32とを接続する回路に配設されており、OSS・ECU20により制御されることによって、バッテリ34とACC32との導通をON/OFFする。なお、ACC32としては、車両のオーディオ機器、ルームランプ等の照明装置、空調装置などが挙げられる。
また、IGリレー28は、バッテリ34とIGプラグ36とを接続する回路に配設されており、OSS・ECU20により制御されることによって、バッテリ34とIGプラグ36との導通をON/OFFする。また、スタータリレー30は、バッテリ34とスタータモータ38とを接続する回路に配設されており、OSS・ECU20により制御されることによって、バッテリ34とスタータモータ38との導通をON/OFFする。
FOBボックス42は、運転席前方のインストルメントパネルに配設されており、FOBキー16が挿入されるとオンになるスイッチを備えている。当該スイッチがオンになった状態において、FOBキー16とKOS・ECU40との間で、ID情報が通信される。また、アンテナ44は、車室内の例えばインストルメントパネルに配設されており、FOBキー16との間でID情報を無線通信する。また、ブザー46は、警告音を車室外に向けて発する発声器であり、KOS・ECU40により、FOBキー16のID情報の照合結果に応じて制御される。
KOS・ECU40は、予め記憶しているID情報とFOBキー16から受信したID情報とが一致し且つストップランプスイッチ22がONの状態でプッシュスタートスイッチ14がONになった場合に、ステアリングロック機構18のロックを解除させる。一方で、KOS・ECU40は、予め記憶しているID情報とFOBキー16から受信したID情報とが不一致であり且つストップランプスイッチ22、プッシュスタートスイッチ14がONになった場合には、ブザー46に警告音を発生させる。
図2は、車両始動制御装置10のOSSの構成を示すブロック図である。この図に示すように、ストップランプスイッチ22とブレーキスイッチ24とは、ブレーキペダル12の操作に連動してONとOFFとが切り替わるスイッチである。また、ストップランプスイッチ22とブレーキスイッチ24とは、互いに連動してON/OFFされるトグルスイッチであり、ストップランプスイッチ22がONの場合にブレーキスイッチ24がOFFになり、ストップランプスイッチ22がOFFの場合にブレーキスイッチ24がONになる。
このため、ブレーキペダル12が踏み込まれている場合には、ストップランプスイッチ22はONとなり、ブレーキスイッチ24はOFFとなる。この場合、ストップランプ54は点灯し、エンジンECU50によるクルーズコントロールはOFFとなる。一方、ブレーキペダル12が踏み込まれていない場合には、ストップランプスイッチ22はOFFとなり、ブレーキスイッチ24はONとなる。この場合、ストップランプ54は消灯し、エンジンECU50によるクルーズコントロールはONとなる。
OSS・ECU20には、ストップランプスイッチ22及びブレーキスイッチ24のON/OFFに応じて車両の始動制御を実施するための制御プログラムが格納されている。当該制御プログラムに従ってOSS・ECU20により車両の始動制御が行なわれる。
KOS・ECU40によりFOBキー16のID情報の照合が行われ、予め記憶されたID情報と受信したID情報とが一致した場合、OSS・ECU20は、車両の始動制御を開始する。
なお、OSS・ECU20は、車両始動制御開始後の両スイッチ22,24のON及びOFFの変化を履歴として記憶する。
OSS・ECU20は、ストップランプスイッチ22がONであり、ブレーキスイッチ24がOFFの場合、プッシュスタートスイッチ14がONであれば、エンジンの始動を許可し、エンジンを始動する。
一方、OSS・ECU20は、ストップランプスイッチ22がON且つブレーキスイッチ24がOFFではない場合(後述の第1判定において否定判定される場合)、両スイッチ22,24のNGフラグをONにする。そして、警告(ワーニング)処理を実行する。このとき、ECU・OSS20はエンジンの始動を許可しない。
上記のワーニング処理実行後、OSS・ECU20は、ストップランプスイッチ22がON,OFFそしてONの順に変化すると、ストップランプスイッチ22のNGフラグのみOFFにする。また、ブレーキスイッチ24がOFF,ONそしてOFFの順に変化すると、ブレーキスイッチ24のNGフラグのみOFFにする。
そして、スイッチ22,24のNGフラグがともにOFFであれば、OSS・ECU20はワーニング処理を終了し、プッシュスタートスイッチ14がONであればエンジン始動を許可する。
一方、スイッチ22,24のNGフラグの何れか一方がONであれば、OSS・ECU20はワーニング処理を終了せずに継続して実行し、プッシュスタートスイッチ14がONであればエンジン始動を許可する。
また、本実施形態では、上述のようにストップランプスイッチ22,ブレーキスイッチ24のON/OFFの判定により車両始動制御を行なうが、これらのスイッチ22,24に換えて第3実施形態に後述のクラッチインターロックスイッチ122,クラッチモニタリングスイッチ124のON/OFFの判定により車両始動制御を行なってもよい。
本発明の第1実施形態にかかる車両用始動制御装置は、上述のように構成されるため、OSS・ECU(制御部)20により、例えば、図3,図4に示すような制御が行なわれる。この制御フローは、例えば数10ms毎に周期的に行なわれる。
KOS・ECU40によりFOBキー16のID情報の照合が行われ、予め記憶されたID情報と受信したID情報とが一致した場合であって、エンジンが始動していない場合に、本処理ルーチンが開始される。また、エンジンが始動したら本処理ルーチンを完了する。さらに、本処理ルーチンは開始後所定時間だけ行なうものとする。まず、ステップA100へ移行する。ステップA100では、OSS・ECU20は、ストップランプスイッチ22がONであるか否かを判定する。本ステップにおいて肯定判定がされた場合にはステップA102へ移行する一方、否定判定がされた場合にはステップA104へ移行する。
ステップA102では、OSS・ECU20は、ブレーキスイッチ24がOFFであるか否かを判定する。本ステップにおいて肯定判定がされた場合にはステップA106へ移行する一方、否定判定された場合にはステップA103へ移行し両スイッチ22,24のNGフラグをONにし、ステップA510のワーニングを実施した後、第2判定へ移行する。
一方、ステップA104では、OSS・ECU20は、ブレーキスイッチ24がOFFであるか否かを判定する。本ステップにおいて肯定判定がされた場合にはステップA105へ移行する一方、否定判定された場合には今回の処理ルーチンを終了する。
ステップA105では、両スイッチ22,24のNGフラグをONにし、ステップA110のワーニングを実施した後、第2判定へ移行する。
即ち、ステップA100〜102では、OSS・ECU20は、ストップランプスイッチ22がONであり且つブレーキスイッチ24がOFFであるか否かを判定する。ここで、ステップA100〜102では、OSS・ECU20が、ストップランプスイッチ22及びブレーキスイッチ24がブレーキペダル12の踏み込み操作に連動してON/OFFされているか否か、すなわち、ストップランプスイッチ22及びブレーキスイッチ24の両方が正常に動作しているか否かを判定する。そして、ステップA100〜102における判定(第1判定)において肯定判定がされた場合には、ステップA106へ移行し、否定判定がされた場合には、ステップA103又はステップA104へ移行する。
ステップA106では、OSS・ECU20は、プッシュスタートスイッチ14がONであるか否かを判定し、肯定判定がされた場合にはステップA108へ移行する一方、否定判定がされた場合には今回の処理ルーチンを終了する。ステップA108では、OSS・ECU20が、ACCリレー26、IGリレー28及びスタータリレー30をONにすることにより、ACC32、IGプラグ36、及びスタータモータ38をバッテリ34に導通させ、これらを動作させる。IGプラグ36及びスタータモータ38が動作されることにより、エンジンが始動する。以上で処理ルーチンを完了する。
即ち、ブレーキペダル12が踏み込まれることにより、ストップランプスイッチ22が正常にOFFからONに変化し、ブレーキスイッチ24がストップランプスイッチ22に正常に連動してONからOFFに変化した場合には、OSS・ECU20が、エンジンの始動を許可する。
一方、ステップA103では何れかのスイッチ22,24の故障状態を記憶するため、両スイッチ22,24のNGフラグをONにしステップA110の処理を実行した後、第2判定に移行する。
また、ステップA104では、OSS・ECU20は、ブレーキスイッチ24がOFFであるか否かを判定する。本ステップにおいて否定判定がされた場合には、今回の処理ルーチンを終了する一方、本ステップにおいて肯定判定がされた場合には、ステップA105へ移行する。
ステップA105では、何れかのスイッチ22,24の故障状態を記憶するため、両スイッチ22,24のNGフラグをONにする。その後、ステップA110では、OSS・ECU20が、プッシュスタートスイッチ14に内蔵された警告灯を点灯させる警告処理(WARNING)を実行し、第2判定に移行する。
すなわち、ストップランプスイッチ22がOFF、ブレーキスイッチ24がOFFであると、何れかのスイッチ22,24が故障したとみなし、両スイッチ22,24の故障フラグ(NGフラグ)をONにし、第2判定に移行する。また、ストップランプスイッチ22がON、ブレーキスイッチ24がONであると、同様に、何れかのスイッチ22,24が故障したとみなし、両スイッチ22,24の故障フラグ(NGフラグ)をONにし、第2判定に移行する。
なお、ステップA103,A104において両スイッチのNGフラグをONにするのは、ブレーキペダル12が踏み込まれていない状況で、例えば、ブレーキスイッチ24がONでありステップA102において否定判定される場合、ブレーキペダル12は踏み込まれていないためブレーキスイッチ24は正常に(固着せずに)ONであり、ストップランプスイッチ24はON固着(故障)である。一方、ブレーキペダル12が踏み込まれている状況で、ステップA102において否定判定される場合は、ブレーキペダル12は踏み込まれているためストップランプスイッチ22は正常に(固着せずに)ONであり、ブレーキスイッチ24はON固着である。これらの否定判定がされると、何れのスイッチ22,24の故障を検出しているかの判定をすることができないため、両スイッチ22,24のNGフラグをONにする処理を行なう。ステップA100においてストップランプスイッチ22がOFFであると判定される場合も同様に、何れのスイッチ22,24が故障しているかの判定をすることができないため、ステップA105において、両スイッチ22,24のNGフラグをONにする処理を行なう。
図4のフローチャートに示すように、第2判定では、まず、ステップA200においてユーザーが一度ブレーキペダルを踏みなおしたことを確認するため、OSS・ECU20が、ストップランプスイッチ22がON,OFFそしてONの順に変化したかを判定する。肯定判定がされた場合にはステップA202へ移行する一方、否定判定がされた場合にはステップA204へ移行する。ユーザーが一度ブレーキを踏みなおすことにより、ストップランプスイッチ22の出力がON→OFF→ONに変化するため、ストップランプスイッチ22がOFF固着もしくはON固着していないことが確認できる。なお、このステップA200での判定は、例えば、ストップランプスイッチ22のONからOFFへ及びOFFからONへの状態変化の履歴の記憶を参照して、OSS・ECU20が判定することができる。
ステップA202では、ストップランプスイッチ22のNGフラグのみをOFFにする。そして、ステップA204へ移行する。
ステップA204では、ブレーキスイッチ24がOFF,ONそしてOFFの順に変化したかを判定する。肯定判定がされた場合にはステップA206へ移行する一方、否定判定がされた場合にはステップA208へ移行する。ユーザーが一度ブレーキを踏みなおすことにより、ブレーキスイッチ22の出力がOFF→ON→OFFに変化するため、ブレーキスイッチ22がOFF固着もしくはON固着していないことが確認できる。同様に、OSS・ECU20は、ブレーキスイッチ22のON及びOFFの状態変化の履歴の記憶を参照して判定することができる。
ステップA206では、ブレーキスイッチ24のNGフラグのみをOFFにする。そして、ステップA208へ移行する。
ステップA208では、ストップランプスイッチ22のNGフラグ及びブレーキスイッチ24のNGフラグが共にOFFであるかを判定する。ステップA208で肯定判定がされた場合は、ステップA212へ移行する。否定判定された場合は、ステップA210へ移行する。ステップA200で肯定判定且つステップA204で肯定判定されれば、ステップA208では肯定判定され、ステップA200及びステップA204の少なくとも1つのステップで否定判定されるとステップA208では否定判定される。
ステップA210では、ストップランプスイッチ22のNGフラグ及びブレーキスイッチ24のNGフラグが共にONであるかを判定する。肯定判定がされると第1判定へ移行し今回の処理ルーチンを終了する。否定判定がされると、ステップA214へ移行する。ステップA200で否定判定且つステップA204で否定判定されればステップA210では肯定判定され、ステップA200及びステップA204の少なくとも1つのステップで肯定判定されるとステップA210では否定判定される。
ステップA212では、ワーニング処理を終了させ、ステップA214へ移行する。
ステップA214では、所定時間プッシュスタートスイッチ14がOFFか否かを判定する。肯定判定がされた場合には、ステップA216のエンジン始動許可をしてエンジンを始動し、本処理ルーチンを完了する。否定判定された場合には、第1判定へ移行し、今回の処理ルーチンを終了する。
なお、ステップA200〜ステップA202のストップランプスイッチ22のON及びOFFの状態変化の判定と、ステップA204〜ステップA206のブレーキスイッチ24のON及びOFFの状態変化の判定とは、どちらの判定を先に行なってもよい。ブレーキスイッチ24の状態変化の判定の後、ストップランプスイッチ22の状態変化の判定を行なってもよい。
したがって、本実施形態に係る車両始動制御装置10によれば、ブレーキペダル12が踏み込み操作されていないにも関わらず警告処理の実行を経ずにエンジンが始動されることが防止できる。また、ストップランプスイッチ22もしくはブレーキスイッチ24のどちらかが故障していた場合、警告処理を実施し、ユーザーのブレーキペダル12の再踏み込みとプッシュスタートスイッチ14の操作とにより、エンジンの始動を許可できる。
また、ステップA200で否定判定及びステップA204で肯定判定され、即ち、OSS・ECU20が、ブレーキスイッチ24がブレーキペダル12の2回目の踏み込み操作に対応して正常に切り替わっている一方で、ストップランプスイッチ22が故障していると判定した場合に、ブレーキペダル12が踏み込み操作されているにも関わらずストップランプスイッチ22の故障が原因でエンジンの始動不能が継続されることを防止できる。
また、ステップA200で肯定判定及びステップA204で否定判定され、即ち、OSS・ECU20が、ストップランプスイッチ22がブレーキペダル12の2回目の踏み込み操作に対応して正常に切り替わっている一方で、ブレーキスイッチ24が故障していると判定した場合に、ブレーキペダル12が踏み込み操作されているにも関わらずストップランプスイッチ22の故障が原因でエンジンの始動不能が継続されることを防止できる。
また、プッシュスタートスイッチ14の所定時間以上の押し下げ(所謂長押し)操作等の特別な操作ではなく、ブレーキペダル12の2回の踏み込みという、運転者の習慣となっている操作によって、ストップランプスイッチ22又はブレーキスイッチ24の故障の検出をすることができる。従って、何れかのスイッチ22,24の故障時にエンジンを始動させる際における、運転者の操作負担を軽減できる。
また、ブレーキペダル12の踏み込みがされている場合、何れかのスイッチ22,24の一方が故障して、何れか一方のスイッチ22又は24の踏み込みが検出されない場合であっても、他方のスイッチ22又は24が正常(故障していない)であることを判定し、エンジンの始動を許可し、エンジンを始動することができる。
[第2実施形態]
図5及び図6は、第2実施形態にかかる車両始動制御を説明するフローチャートである。これらの図5,図6を用いるとともに、図1,図2を流用して、本発明の車両始動制御装置の第2実施形態を説明する。
本実施形態は、OSS・ECU20の構成、即ち、コンピュータの制御プログラムとして設けられるソフトウェアの構成が異なっているが、その他の構成は、第1実施形態と同様である。ここでは、相違点のみ説明する。
なお、本実施形態では、下記のように、ストップランプスイッチ22やブレーキスイッチ24に最も生じ易い故障に着目して創案したものである。
つまり、例えば、駐車中は、ブレーキペダル12は踏み込まれていない状態であり、ストップランプスイッチ22のOFF、ブレーキスイッチ24のONが長時間継続することが一般的である。このため、ストップランプスイッチ22は、ONのまま状態が変化しないON固着(故障)は起こり難いが、OFFのまま状態が変化しないOFF固着(故障)が起こりやすい。
同様に、ブレーキスイッチ24は、OFF固着(故障)は起こり難いがON固着(故障)が起こりやすい。また、何れのスイッチ22,24も断線が生じるおそれがある。例えば、ブレーキスイッチ24が断線すると、ブレーキスイッチ24は常にOFFの状態となり、ブレーキペダル12が踏み込まれていないにもかかわらず、踏み込みが検出される状況となる。
したがって、ストップランプスイッチ22がON固着した場合や、ブレーキスイッチ24が断線した場合には、ブレーキペダルが踏み込まれていないにも関わらず踏み込みが検出される状況となり、エンジンが誤始動するおそれが発生する。
本実施形態は、このような原因によるエンジンの誤始動を防止しようとするものである。
OSS・ECU20には、ストップランプスイッチ22及びブレーキスイッチ24のON/OFFに応じて車両の始動制御を実施するための制御プログラムが格納されている。当該制御プログラムに従ってOSS・ECU20により車両の始動制御が行なわれる。
KOS・ECU40によりFOBキー16のID情報の照合が行われ、予め記憶されたID情報と受信したID情報とが一致した場合、OSS・ECU20は、車両の始動制御を開始する。
なお、OSS・ECU20は、車両始動制御開始後の両スイッチ22,24のON及びOFFの変化を履歴として記憶する。
OSS・ECU20は、ストップランプスイッチ22がONであり、ブレーキスイッチ24がOFFの場合、プッシュスタートスイッチ14がONであれば、エンジンの始動を許可し、エンジンを始動する。
一方、ストップランプスイッチ22がOFFかつブレーキスイッチ24がOFFの場合、OSS・ECU20は、ストップランプスイッチ22のNGフラグをONにする。そして、警告(ワーニング)処理を実行し、後述する第4判定へ移行する。
また、ストップランプスイッチ22がON且つブレーキスイッチ24がONの場合、OSS・ECU20は、ブレーキスイッチ24のNGフラグをONにする。そして、警告(ワーニング)処理を実行し、後述する第4判定へ移行する。
上記のワーニング処理実行後、OSS・ECU20は、ストップランプスイッチ22がONからOFFに変化したか、もしくは、ブレーキスイッチ24がOFFからONに変化した場合、ストップランプスイッチ22がONであり、ブレーキスイッチ24がOFFであると、両スイッチ22,24のNGフラグを全てOFFにし、ワーニング処理を終了して、所定時間プッシュスタートスイッチ14がONであれば、エンジン始動を許可する。
一方、上記のワーニング処理実行後、OSS・ECU20は、ストップランプスイッチ22がONからOFFに変化したか、もしくは、ブレーキスイッチ24がOFFからONに変化した場合、ストップランプスイッチ22がOFFであってもブレーキスイッチ24がOFFであれば、エンジンの始動を許可する。
ここで、OSS・ECU20には、ストップランプスイッチ22及びブレーキスイッチ24のON/OFFに応じて車両の始動制御を実施するための制御プログラムが格納されている。以下、当該制御プログラムに従って実施されるOSS・ECU20による車両の始動制御方法について図5、図6のフローチャートを参照して説明する。
KOS・ECU40によりFOBキー16のID情報の照合が行われ、予め記憶されたID情報と受信したID情報とが一致した場合に、本処理ルーチンが開始され、ステップB100へ移行する。ステップB100では、OSS・ECU20は、ストップランプスイッチ22がONであるか否かを判定する。本ステップにおいて肯定判定がされた場合にはステップB102へ移行する一方、否定判定がされた場合にはステップB104へ移行する。
ステップB102では、OSS・ECU20は、ブレーキスイッチ24がOFFであるか否かを判定する。本ステップにおいて肯定判定がされた場合にはステップB106へ移行する一方、否定判定された場合にはステップB103のブレーキスイッチNGフラグをONにし、ステップB110のワーニングを実施した後、第4判定へ移行する。
一方、ステップB104では、OSS・ECU20は、ブレーキスイッチ24がOFFであるか否かを判定する。本ステップにおいて肯定判定がされた場合にはステップB105へ移行する一方、否定判定された場合には処理ルーチンを終了する。
即ち、ステップB100〜102では、OSS・ECU20は、ストップランプスイッチ22がONであり且つブレーキスイッチ24がOFFであるか否かを判定する。ここで、ステップB100〜102では、本処理ルーチンが開始されてから所定時間以内に、OSS・ECU20が、ストップランプスイッチ22及びブレーキスイッチ24がブレーキペダル12の踏み込み操作に連動してON/OFFされているか否か、すなわち、ストップランプスイッチ22及びブレーキスイッチ24の両方が正常に動作しているか否かを判定する。そして、ステップB100〜102における判定(第3判定)において肯定判定がされた場合には、ステップB106へ移行し、否定判定がされた場合には、ステップB103へ移行する。
ステップB106では、OSS・ECU20は、プッシュスタートスイッチ14がONであるか否かを判定し、肯定判定がされた場合にはステップB108へ移行する一方、否定判定がされた場合にはステップB100に戻る。ステップB108では、OSS・ECU20が、ACCリレー26、IGリレー28及びスタータリレー30をONにすることにより、ACC32、IGプラグ36、及びスタータモータ38をバッテリ34に導通させ、これらを動作させる。IGプラグ36及びスタータモータ38が動作されることにより、エンジンが始動する。以上で処理ルーチンを終了する。
即ち、ブレーキペダル12が踏み込まれることにより、ストップランプスイッチ22が正常にOFFからONに変化し、ブレーキスイッチ24が正常にストップランプスイッチ22に連動してONからOFFに変化した場合には、OSS・ECU20が、エンジンの始動を許可する。
一方、ステップB103ではブレーキスイッチ24の故障状態を記憶するため、ブレーキスイッチNGフラグをONにしステップB110の処理を実行した後、第4判定に移行する。次に、ステップB104では、OSS・ECU20は、ブレーキスイッチ24がOFFであるか否かを判定する。本ステップにおいて否定判定がされた場合には、処理を終了する一方、本ステップにおいて肯定判定がされた場合には、ステップB105へ移行する。
ステップB105では、ストップランプスイッチ22の故障状態を記憶するため、ストップランプスイッチNGフラグをONにする。その後、ステップB110では、OSS・ECU20が、プッシュスタートスイッチ14に内蔵された警告灯を点灯させる警告処理(WARNING)を実行し、第4判定に移行する。
すなわち、ストップランプスイッチ22がOFF、ブレーキスイッチ24がOFFであると、ストップランプスイッチ22が故障したとみなし、ストップランプ故障フラグをONにし、第4判定に移行する。一方、ストップランプスイッチ22がON、ブレーキスイッチ24がONであると、ブレーキスイッチ24が故障したとみなし、第4判定に移行する。
図6のフローチャートに示すように、第4判定では、まず、ステップB200においてユーザーが一度ブレーキペダルを踏みなおしたことを確認するため、OSS・ECU20が、ストップランプスイッチ22がONからOFFに変化したか、もしくは、ブレーキスイッチ24がOFFからONに変化したかどうか判定する。肯定判定がされた場合にはステップB201へ移行する一方、否定判定がされた場合には処理ルーチンを終了する。ユーザーが一度ブレーキを踏みなおすことにより、スイッチの出力がON→OFF→ONもしくはOFF→ON→OFFに変化するため、少なくともどちらか一方のスイッチがOFF固着もしくはON固着していないことが確認できる。
ステップB201では、OSS・ECU20は、ストップランプがONであるか否かを判定する。肯定判定がされた場合にはステップB202へ移行する一方、否定判定がされた場合にはステップB205の第5判定に移行する。
ステップB202では、OSS・ECU20は、ブレーキスイッチ24がOFFであるか否かを判定する。肯定判定がされた場合にはステップB203へ移行する一方、否定判定がされた場合にはステップB206に移行する。
ステップB203では、故障状態から復帰したとみなし、NGフラグを全てOFFにし、ステップB204に移行する。
ステップB204では、ワーニング処理を終了させ、ステップB206に移行する。
一方、ステップB205の第5判定では、OSS・ECU20は、ブレーキスイッチ24がOFFか否かを判定する。肯定判定がされた場合にはステップB206へ移行する一方、否定判定がされた場合にはステップB209に移行する。
ステップB206ではOSS・ECU20は、所定時間プッシュスタートスイッチ14がOFFか否かを判定する。肯定判定がされた場合にはステップB208のエンジン始動許可を実施した後にステップB209へ移行する一方、否定判定がされた場合にはステップB209に移行する。
ステップB209では、OSS・ECU20は、NGフラグが全てOFFか否かを判定する。肯定判定がされた場合には第3判定に移行する一方、否定判定がされた場合には、ステップB200からの処理を繰り返す。
即ち、ブレーキペダル12が警告処理実行後に再度踏み込まれることにより、ストップランプスイッチ22がOFFとなり且つブレーキスイッチ24がOFFとなった状況においてプッシュスタートスイッチ14が操作された場合には、ストップランプスイッチ22の故障状態を記憶し、OSS・ECU20がエンジンの始動を許可する。ここで、当該状況では、ブレーキスイッチ24は、ブレーキペダル12の踏み込み操作により正常にONからOFFに切り替わる一方、ストップランプスイッチ22は、OFFの状態から変化しない所謂OFF故障(固着)をしている。このため、OSS・ECU20は、WARNING処理を実行し、エンジンの始動を許可する。
一方、ブレーキペダル12が警告処理実行後の上記所定時間以内に再度踏み込まれることにより、ストップランプスイッチ22がONとなり且つブレーキスイッチ24がONとなった状況においてプッシュスタートスイッチ14が操作された場合には、ブレーキスイッチ24の故障状態を記憶し、OSS・ECU20がエンジンの始動を許可する。ここで、当該状況では、ストップランプスイッチ22は、ブレーキペダル12の踏み込み操作により正常にOFFからONに切り替わる一方、ブレーキスイッチ24は、ONの状態から変化しない所謂ON故障(固着)をしている。このため、OSS・ECU20は、ステップB201〜205の判定後、エンジンの始動を許可する。ここで、当該状況では、ストップランプスイッチ22は、ブレーキペダル12の踏み込み操作により正常にOFFからONに切り替わる一方、ブレーキスイッチ24は、ONの状態から変化しない所謂ON故障(固着)をしている。このため、OSS・ECU20は、WARNING処理を実行し、エンジンの始動を許可する。
従って、本実施形態に係る車両始動制御装置10によれば、ブレーキペダル12が踏み込み操作されていないにも関わらず警告処理の実行を経ずにエンジンが始動されることが防止できる。また、ストップランプスイッチ22もしくはブレーキスイッチ24のどちらかが故障していた場合、警告処理を実施し、ユーザーのブレーキペダル12の再踏み込みとプッシュスタートスイッチの操作とにより、エンジンの始動を許可できる。
また、本実施形態に係る車両始動制御装置10では、OSS・ECU20が、ステップB201,205の判定においてストップランプスイッチ22がOFFでありブレーキスイッチ24がOFFであると判定した場合、即ち、ブレーキスイッチ24がブレーキペダル12の2回目の踏み込み操作に対応して正常に切り替わっている一方で、ストップランプスイッチ22がOFF故障していると判定した場合に、ステップB206へ移行する。従って、本実施形態に係る車両始動制御装置10によれば、ブレーキペダル12が踏み込み操作されているにも関わらずストップランプスイッチ22のOFF故障が原因でエンジンの始動不能が継続されることを防止できる。
また、本実施形態に係る車両始動制御装置10では、OSS・ECU20が、ステップB201,202の第4判定においてストップランプスイッチ22がONでありブレーキスイッチ24がONであると判定した場合、即ち、ストップランプスイッチ22がブレーキペダル12の2回目の踏み込み操作に対応して正常に切り替わっている一方で、ブレーキスイッチ24がON故障していると判定した場合に、ステップB206へ移行する。従って、本実施形態に係る車両始動制御装置10によれば、ブレーキペダル12が踏み込み操作されているにも関わらずブレーキスイッチ24のON故障が原因でエンジンの始動不能が継続されることを防止できる。
また、本実施形態に係る車両始動制御装置10では、プッシュスタートスイッチ14の所定時間以上の押し下げ(所謂長押し)操作等の特別な操作ではなく、ブレーキペダル12の2回の踏み込みという、運転者の習慣となっている操作によって、ストップランプスイッチ22のON故障及びOFF故障の検出をすることができる。従って、ストップランプスイッチ22の故障時にエンジンを始動させる際における、運転者の操作負担を軽減できる。また、ブレーキペダル12の2回の踏み込みという運転者の習慣となっている操作により、エンジンが始動されるので、運転者が、ストップランプスイッチ22の故障時にエンジンを始動させるための操作を認識していない場合でも、エンジンの始動不能状態が解除されることを期待できる。
[第3実施形態]
図7〜図9は本発明の第3実施形態としての車両用始動装置を示すもので、図7は、第3実施形態に係る車両始動制御装置100のOSSの構成を示すブロック図、図8及び図9は、車両の始動制御方法を説明するためのフローチャートである。
車両始動制御装置100は、MT(マニュアルトランスミッション)車に採用される装置であって、OSSとKOSとを採用した装置である。即ち、車両始動制御装置100では、運転者によりクラッチペダルが踏み込まれた状態で、プッシュスタートスイッチ14が押下げ操作された場合に、エンジンが始動される。
車両始動制御装置100は、クラッチインターロックスイッチ122(第1スイッチ)と、クラッチモニタリングスイッチ124(第2スイッチ)とを備えている。クラッチインターロックスイッチ122は、クラッチペダルが踏み込まれた状態でONとなり、クラッチペダルが踏み込まれていない状態でOFFとなるスイッチである。また、クラッチインターロックスイッチ122がONとなった状態で、スタータリレー30がONとなり、バッテリ34とスタータモータ38とが導通状態となる。
また、クラッチモニタリングスイッチ124は、クルーズコントロールシステムが備えるスイッチであって、クラッチペダルが踏み込まれた状態でOFF(第1状態)となり、クラッチペダルが踏み込まれていない状態でON(第2状態)となる。エンジンECU50は、クラッチモニタリングスイッチ124がONの状態で、クルーズコントロールを実施する。
クラッチインターロックスイッチ122とクラッチモニタリングスイッチ124とは、クラッチペダルの操作に連動してONとOFFとが切り替わるスイッチである。また、クラッチインターロックスイッチ122とクラッチモニタリングスイッチ124とは、互いに連動してON/OFFされるトグルスイッチであり、クラッチインターロックスイッチ122がONの場合にクラッチモニタリングスイッチ124がOFFになり、クラッチインターロックスイッチ122がOFFの場合にクラッチモニタリングスイッチ124がONになる。
ここで、OSS・ECU20には、クラッチインターロックスイッチ122及びクラッチモニタリングスイッチ124のON/OFFに応じて車両の始動制御を実施するための制御プログラムが格納されている。以下、当該制御プログラムに従って実施されるOSS・ECU20による車両の始動制御について図8、図9のフローチャートを参照して説明する。
KOS・ECU40によるFOBキー16のID情報の照合が行われ、予め記憶されたID情報と受信したID情報とが一致すると、OSS・ECU20による車両の始動制御の処理ルーチンが開始され、ステップC100へ移行する。
ステップC100では、OSS・ECU20が、クラッチモニタリングスイッチ124がONであるか否かを判定する。本ステップの判定において肯定判定がされた場合には、ステップC102へ移行する一方、本ステップの判定において否定判定がされた場合には、ステップC104へ移行する。
ステップC102では、OSS・ECU20が、クラッチモニタリングスイッチ124がONであるか否かを判定する。本ステップの判定において肯定判定がされた場合には、ステップC106へ移行する一方、否定判定がされた場合にはステップC103へ移行する。
ステップC106では、OSS・ECU20が、プッシュスタートスイッチ14がONであるか否かを判定する。本ステップの判定において肯定判定がされた場合には、ステップC108へ移行しエンジン始動許可する一方、否定判定がされた場合には、エンジンの始動許可をせずにステップC100に戻る。
一方、ステップC103では、OSS・ECU20が、プッシュスタートスイッチ14がONであるか否かを判定する。本ステップの判定において肯定判定がされた場合には、ステップC110のWARNING処理を実行し、ステップC115へ移行してNGフラグをONにした後、処理を終了する。一方否定判定がされた場合には、ステップC100に戻る。
一方、ステップC104では、OSS・ECU20が、クラッチインターロックスイッチ122がONであるか否かを判定する。本ステップの判定において肯定判定がされた場合には、ステップC120のWARNING処理を実行し、ステップC125へ移行してNGフラグをONにした後、第4判定に移行する。
図9のフローチャートに示すように、第4判定では、まずステップC200において、OSS・ECU20が、クラッチインターロックスイッチ122がOFFからONに変化したか否かを判定する。本ステップの判定において肯定判定がされた場合には、ステップC201に移行する。一方否定判定がなされた場合には、処理を終了する。
ステップC201ではOSS・ECU20が、クラッチモニタリングスイッチ124がONであるか否かを判定する。本ステップの判定において肯定判定がされた場合には、ステップC202に移行する。一方否定判定がされた場合には、ステップC211に移行する。
ステップC202では、OSS・ECU20が、クラッチインターロックスイッチ122がONしたか否かを判定する。本ステップの判定において肯定判定がされた場合には、ステップC203の全NGフラグのOFF処理を実施し、WARNINGをOFFにしてステップC205に移行する。一方否定判定がなされた場合には、ステップC201を再度実行する。
ステップC205では、OSS・ECU20が、プッシュスタートスイッチ14がONであるか否かを判定する。本ステップの判定において肯定判定がされた場合には、ステップC208に移行しエンジンの始動を許可し、ステップC209に移行する。
一方,ステップC211では、クラッチインターロックスイッチ122がONであるか否かを判定する。本ステップの判定において肯定判定がされた場合には、ステップC212に移行し、否定判定がなされた場合にはステップC209に移行する。
ステップC212では、OSS・ECU20が、プッシュスタートスイッチ14がONであるか否かを判定する。本ステップの判定において肯定判定がされた場合には、ステップC208に移行しエンジン始動を許可し、ステップC209に移行する。
即ち、警告処理実行後の上記所定時間以内にクラッチインターロックスイッチ122がON→OFFとなり且つクラッチモニタリングスイッチ124がONのままで且つクラッチインターロックスイッチ122がONとなった場合且つプッシュスタートスイッチ14がONになった場合、クラッチモニタリングスイッチの故障とみなしてエンジンの始動許可を出す。
これにより、クラッチモニタリングスイッチの単独故障によりエンジンが始動不能状態となることを回避できる。
従って、本実施形態に係る車両始動制御装置100によれば、クラッチペダルが踏み込み操作されていないにも関わらず警告処理の実行を経ずにエンジンが始動されること防止できる。
[その他]
以上、本発明の実施形態について説明したが、本発明は上述の実施形態に限定されるものではなく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で種々変形して実施することができる。例えば、上述の実施形態では、第2スイッチを、ブレーキスイッチ24、クラッチモニタリングスイッチ124としたが、ブレーキペダル12やクラッチペダル等のペダルによりON/OFFされる他用途のスイッチも適用可能である。また、上述の実施形態では、第2スイッチを、ブレーキペダル12やクラッチペダル等のペダルの踏み込み操作によりOFFとなり、当該踏み込み操作が解除されることによりONとなるスイッチとしたが、当該踏み込み操作によりONとなり、当該踏み込み操作によりOFFとなるスイッチも適用可能である。
なお、本発明の各実施形態が開示されていれば、本発明の車両始動制御を当業者によって実施することが可能である。
車両に限らず、オペレータの操作によってONまたはOFFになるスイッチをそれぞれ備え、これらのスイッチのON/OFF状態を監視して始動する機械等に適用することによって機械等の始動を制御する用途にも適用できる。
上記目的を達成するため、本発明に係る車両始動制御装置は、ペダルが踏み込み操作された状態でエンジン始動スイッチが操作された場合にエンジンを始動させる車両始動制御装置であって、前記ペダルの踏み込み操作によりONになり、前記ペダルの踏み込み操作が解除されることによりOFFになる第1スイッチと、前記ペダルの踏み込み操作によりON及びOFFの何れか一方の第1状態になり、前記ペダルの踏み込み操作が解除されることによりON及びOFFの何れか他方の第2状態になる第2スイッチと、前記第1スイッチがONであり且つ前記第2スイッチが前記第1状態であるか否かを判定する第1判定を実施し、前記第1判定において肯定判定され且つ前記エンジン始動スイッチが操作された場合にエンジンを始動させると共に、前記第1判定において否定判定された後に、前記第1スイッチもしくは前記第2スイッチがON→OFF→ONもしくはOFF→ON→OFFとなったか否かを判定することにより、前記ペダルが二度踏み込み操作されたことを判定した後、前記第1スイッチ及び前記第2スイッチのうち前記二度踏み込み操作の検出に用いたスイッチが前記ペダルの踏み込み操作を示すか否かを判定する第2判定を実施し、前記第2判定において肯定判定され且つ前記エンジン始動スイッチが操作された場合にエンジンを始動させる制御部と、を備える。
ステップA102では、OSS・ECU20は、ブレーキスイッチ24がOFFであるか否かを判定する。本ステップにおいて肯定判定がされた場合にはステップA106へ移行する一方、否定判定された場合にはステップA103へ移行し両スイッチ22,24のNGフラグをONにし、ステップA10のワーニングを実施した後、第2判定へ移行する。

Claims (5)

  1. ペダル(12)が踏み込み操作された状態でエンジン始動スイッチ(14)が操作された場合にエンジンを始動させる車両始動制御装置であって、
    前記ペダル(12)の踏み込み操作によりONになり、前記ペダル(12)の踏み込み操作が解除されることによりOFFになる第1スイッチ(22,122)と、
    前記ペダル(12)の踏み込み操作によりON及びOFFの何れか一方の第1状態になり、前記ペダル(12)の踏み込み操作が解除されることによりON及びOFFの何れか他方の第2状態になる第2スイッチ(24,124)と、
    前記第1スイッチ(22,122)がONであり且つ前記第2スイッチ(24,124)が前記第1状態であるか否かを判定する第1判定を実施し、前記第1判定において肯定判定され且つ前記エンジン始動スイッチが操作された場合にエンジンを始動させると共に、前記第1判定において否定判定された後に、前記第1スイッチ(22,122)もしくは前記第2スイッチ(24,124)がON→OFF→ONもしくはOFF→ON→OFFとなったか否かを判定することにより、前記ペダル(12)が二度踏み込み操作されたことを判定した後、前記第1スイッチ(22,122)及び前記第2スイッチ(24,124)のうち前記二度踏み込み操作の検出に用いたスイッチが前記ペダル(12)の踏み込み操作を示すことが判定され且つ前記エンジン始動スイッチ(14)が操作された場合にエンジンを始動させる制御部(20)と、
    を備えることを特徴とする、車両始動制御装置。
  2. ペダル(12)が踏み込み操作された状態でエンジン始動スイッチ(14)が操作された場合にエンジンを始動させる車両始動制御装置であって、前記ペダル(12)の踏み込み操作によりONになり、前記ペダル(12)の踏み込み操作が解除されることによりOFFになる第1スイッチ(22,122)と、
    前記ペダルの踏み込み操作によりON及びOFFの何れか一方の第1状態になり、前記ペダルの踏み込み操作が解除されることによりON及びOFFの何れか他方の第2状態になる第2スイッチ(24,124)と、
    前記第1スイッチ(22,122)がONであり且つ前記第2スイッチ(24,124)が前記第1状態であるか否かを判定する第3判定を実施し、前記第3判定において肯定判定され且つ前記エンジン始動スイッチ(14)が操作された場合にエンジンを始動させると共に、前記第3判定において否定判定された後に、前記第1スイッチ(22,122)もしくは前記第2スイッチ(24,124)がON→OFF→ONもしくはOFF→ON→OFFとなったか否かを判定することにより、前記ペダル(12)が二度踏み込み操作されたことを判定した後、前記第1スイッチ(22,122)がONであり且つ前記第2スイッチ(24,124)が前記第2状態であるか否かを判定する第4判定を実施し、前記第4判定において肯定判定され且つ前記エンジン始動スイッチ(14)が操作された場合にエンジンを始動させる制御部(20)と、
    を備えることを特徴とする、車両始動制御装置。
  3. 前記制御部(20)は、前記第3判定において否定判定された後に、前記第1スイッチ(22,122)もしくは前記第2スイッチ(24,124)がON→OFF→ONもしくはOFF→ON→OFFとなったか否かを判定することにより、前記ペダル(12)が二度踏み込み操作されたことを判定した後、前記第1スイッチ(22,122)がOFFであり且つ前記第2スイッチ(24,124)が前記第1状態であるか否かを判定する第5判定を実施し、前記第5判定において肯定判定され且つ前記エンジン始動スイッチ(14)が操作された場合にエンジンを始動させる
    ことを特徴とする、請求項2記載の車両始動制御装置。
  4. 前記第1スイッチ(22)は、ストップランプをON/OFFするストップランプスイッチ(22)であってもよく、前記第2スイッチ(24)は、前記第1状態においてクルーズコントロール機能をOFFにするブレーキスイッチ(24)である
    ことを特徴とする、請求項1又は3記載の車両始動制御装置。
  5. 前記第1スイッチ(122)は、スタータモータと電源との導通をON/OFFするクラッチインターロックスイッチ(122)であり、
    前記第2スイッチ(124)は、前記第1状態においてクルーズコントロール機能をOFFにするクラッチモニタリングスイッチ(124)である
    ことを特徴とする、請求項1又は3記載の車両始動制御装置。
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