JPWO2011013246A1 - スライドファスナー用スライダー - Google Patents
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Abstract
Description
(1)上下に対向して配置される上翼板及び下翼板と、上翼板及び下翼板を連結する案内柱と、上翼板の上面に立設される引手取付柱と、を有する胴体と、掴み部と、引手取付柱に形成される引手取付穴に配置される軸部と、を有し、胴体に対して回動自在に設けられる引手と、を備える樹脂製のスライドファスナー用スライダーであって、引手が胴体に対して倒された際に互いに対向する引手取付柱の面と引手の面の少なくとも一方に引手の回動を規制する突出部が形成され、引手取付柱の長手方向の寸法が、胴体の長手方向の寸法より短く設定されることを特徴とするスライドファスナー用スライダー。
(2)引手取付柱は、上翼板の上面に立設される左側引手取付柱及び右側引手取付柱を含み、突出部は、引手が胴体に対して倒された際に引手と対向する左側引手取付柱の面及び右側引手取付柱の面の少なくとも一方、又は、引手が胴体に対して倒された際に左側引手取付柱及び右側引手取付柱と対向する引手の2つの面の少なくとも一方に形成されることを特徴とする(1)に記載のスライドファスナー用スライダー。
(3)引手取付柱は、上翼板の上面の幅方向中央に立設される1本の引手取付柱であって、突出部は、引手が胴体に対して倒された際に引手と対向する1本の引手取付柱の面、又は、引手が胴体に対して倒された際に1本の引手取付柱と対向する引手の面に形成されることを特徴とする(1)に記載のスライドファスナー用スライダー。
(4)引手取付穴の中心から引手の長手方向における先端部までの距離が、引手取付穴の中心から上記長手方向における突出部の先端部までの距離の3.5倍〜8倍に設定されることを特徴とする(1)〜(3)のいずれかに記載のスライドファスナー用スライダー。
(5)突出部は、上翼板の上面に略垂直に起立する引手取付柱の長手方向の前端面及び後端面の少なくとも一方に形成されることを特徴とする(2)又は(3)に記載のスライドファスナー用スライダー。
(6)突出部は、1本の引手取付柱の幅方向両側面の少なくとも一方に形成されることを特徴とする(3)に記載のスライドファスナー用スライダー。
(7)突出部は、引手取付柱の長手方向の前端面及び後端面に当接するように、引手の面に形成されることを特徴とする(1)に記載のスライドファスナー用スライダー。
(8)上下に対向して配置される上翼板及び下翼板と、上翼板及び下翼板を連結する案内柱と、上翼板の上面に立設される引手取付柱と、を有する胴体と、掴み部と、引手取付柱に形成される引手取付穴に配置される軸部と、を有し、胴体に対して回動自在に設けられる引手と、を備える樹脂製のスライドファスナー用スライダーであって、引手取付柱の引手取付穴の内周面に、係合凹部及び係合凸部の一方が形成され、引手の軸部の外周面に、引手が胴体に対して倒された際に係合凹部及び係合凸部の一方と係合する係合凹部及び係合凸部の他方が形成され、引手取付柱の長手方向の寸法が、胴体の長手方向の寸法より短く設定されることを特徴とするスライドファスナー用スライダー。
まず、図1〜図7を参照して、本発明に係るスライドファスナー用スライダーの第1実施形態について説明する。
次に、図8〜図12を参照して、本発明に係るスライドファスナー用スライダーの第2実施形態について説明する。
次に、図13を参照して、本発明に係るスライドファスナー用スライダーの第3実施形態について説明する。なお、第1実施形態と同一又は同等部分については、図面に同一符号を付してその説明を省略或いは簡略化する。
その他の構成及び作用効果については、上記第1実施形態と同様である。
20,60 胴体
21,61 上翼板
22,62 下翼板
23,63 案内柱
24L 左側引手取付柱
24R 右側引手取付柱
24Fr,64Fr 前端面
24Rr,64Rr 後端面
25,65 引手取付穴
26,66 突出部
30,70 引手
31,71 掴み部
32,72 軸部
33 張り出し部
64 引手取付柱
73 取付穴
73a 縁部
81 係合凹部
82 係合凸部
P1,P2 中心
A1 左側及び右側引手取付柱の長手方向の寸法
A2 胴体の長手方向の寸法
A3 1本の引手取付柱の長手方向の寸法
A4 胴体の長手方向の寸法
L1,L3 引手取付穴の中心から引手の先端部までの距離
L2,L4 引手取付穴の中心から突出部の先端部までの距離
Claims (8)
- 上下に対向して配置される上翼板(21,61)及び下翼板(22,62)と、前記上翼板及び前記下翼板を連結する案内柱(23,63)と、前記上翼板の上面に立設される引手取付柱(24L,24R,64)と、を有する胴体(20,60)と、
掴み部(31,71)と、前記引手取付柱に形成される引手取付穴(25,65)に配置される軸部(32,72)と、を有し、前記胴体に対して回動自在に設けられる引手(30,70)と、を備える樹脂製のスライドファスナー用スライダー(10,50)であって、
前記引手が前記胴体に対して倒された際に互いに対向する前記引手取付柱の面(24Fr,24Rr,64Fr,64Rr)と前記引手の面(33,73a)の少なくとも一方に前記引手の回動を規制する突出部(26,66)が形成され、
前記引手取付柱の長手方向の寸法(A1,A3)が、前記胴体の長手方向の寸法(A2,A4)より短く設定されることを特徴とするスライドファスナー用スライダー。 - 前記引手取付柱は、前記上翼板の上面に立設される左側引手取付柱(24L)及び右側引手取付柱(24R)を含み、
前記突出部(26)は、前記引手(30)が前記胴体(20)に対して倒された際に前記引手と対向する前記左側引手取付柱の前記面(24Fr,24Rr)及び前記右側引手取付柱の前記面(24Fr,24Rr)の少なくとも一方、又は、前記引手が前記胴体に対して倒された際に前記左側引手取付柱及び前記右側引手取付柱と対向する前記引手の2つの前記面(33,33)の少なくとも一方に形成されることを特徴とする請求項1に記載のスライドファスナー用スライダー。 - 前記引手取付柱は、前記上翼板の上面の幅方向中央に立設される1本の引手取付柱(64)であって、
前記突出部(66)は、前記引手(70)が前記胴体(60)に対して倒された際に前記引手と対向する前記1本の引手取付柱の前記面(64Fr,64Rr)、又は、前記引手が前記胴体に対して倒された際に前記1本の引手取付柱と対向する前記引手の前記面(73a)に形成されることを特徴とする請求項1に記載のスライドファスナー用スライダー。 - 前記引手取付穴(25,65)の中心(P1,P2)から前記引手(30,70)の長手方向における先端部までの距離(L1,L3)が、前記引手取付穴の中心から前記長手方向における前記突出部(26,66)の先端部までの距離(L2,L4)の3.5倍〜8倍に設定されることを特徴とする請求項1〜3のいずれかに記載のスライドファスナー用スライダー。
- 前記突出部(26,66)は、前記上翼板の上面に略垂直に起立する前記引手取付柱(24L,24R,64)の長手方向の前端面(24Fr,64Fr)及び後端面(24Rr,64Rr)の少なくとも一方に形成されることを特徴とする請求項2又は3に記載のスライドファスナー用スライダー。
- 前記突出部(66)は、前記1本の引手取付柱(64)の幅方向両側面の少なくとも一方に形成されることを特徴とする請求項3に記載のスライドファスナー用スライダー。
- 前記突出部(26,66)は、前記引手取付柱(24L,24R,64)の長手方向の前端面(24Fr,64Fr)及び後端面(24Rr,64Rr)に当接するように、前記引手(30,70)の前記面(33,73a)に形成されることを特徴とする請求項1に記載のスライドファスナー用スライダー。
- 上下に対向して配置される上翼板(21,61)及び下翼板(22,62)と、前記上翼板及び前記下翼板を連結する案内柱(23,63)と、前記上翼板の上面に立設される引手取付柱(24L,24R,64)と、を有する胴体(20,60)と、
掴み部(31,71)と、前記引手取付柱に形成される引手取付穴(25,65)に配置される軸部(32,72)と、を有し、前記胴体に対して回動自在に設けられる引手(30,70)と、を備える樹脂製のスライドファスナー用スライダー(10,50)であって、
前記引手取付柱の前記引手取付穴の内周面に、係合凹部(81)及び係合凸部(82)の一方が形成され、
前記引手の前記軸部の外周面に、前記引手が前記胴体に対して倒された際に前記係合凹部及び前記係合凸部の一方と係合する係合凹部(81)及び係合凸部(82)の他方が形成され、
前記引手取付柱の長手方向の寸法(A1,A3)が、前記胴体の長手方向の寸法(A2,A4)より短く設定されることを特徴とするスライドファスナー用スライダー。
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