JPWO2010140245A1 - ルアー、及びルアーの製造方法 - Google Patents

ルアー、及びルアーの製造方法 Download PDF

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Abstract

本発明のルアーは、ボディと、前記ボディに設けられたライン連結部と、を有し、前記ライン連結部が、ラインを結ぶための環部と、前記環部から延設された軸部と、前記軸部の端部側に設けられた抜止部と、を有し、前記ボディが、前記軸部を挿通可能で且つ前記抜止部を挿通不能な挿通部と、前記抜止部を回転可能に収納する保持部と、を有し、前記軸部が前記挿通部に挿通され且つ前記抜止部が前記保持部に収納されることによって、前記環部が前記挿通部の一方の開口からボディの外側へ突出されている。

Description

本発明は、回転可能な連結部を有するルアー及びその製造方法に関する。
魚釣り用のルアーは、小魚などに似せて形成されたボディと、釣り針と、を有する。前記ボディには、釣り針を連結するための(釣り針連結用の)針連結部が設けられている。さらに、前記ボディには、ラインを連結するための(ライン連結用の)ライン連結部が設けられいる。
これら連結部は、何れも環状に形成された環部を有する。この環部がボディから突設されている。
前記ライン連結部は、ラインの撚りを防止するため、ボディに対して回転するように設けられていることが好ましい。
このようなルアーとして、特許文献1(日本国特許出願公開第2000−166425号公報)に開示されたルアーが知られている。
具体的には、特許文献1のルアーは、ラインを連結するために、ボディにスイベルが取り付けられている。前記スイベルは、中空筒状に形成された軸受けと、前記軸受けから抜けないようにしつつ前記軸受けに回転可能に設けられた軸部と、前記軸部の端部に一体的に設けられた環部と、を有する。前記ルアーは、前記スイベルの軸受けをボディの内部に固着することにより、軸部を介して回転可能に軸支された環部がボディの外部へ突設されている。この環部にラインが取り付けられる。
なお、前記スイベルの環部は、特許文献1では「アイ」と表現されている。
日本国特許出願公開第2000−166425号公報
しかしながら、上記特許文献1のルアーは、ライン連結部としてスイベルを用いているため、下記のような問題点がある。
スイベルは、上述のように、軸受け、軸部、環部を有する。かかるスイベルは、少なくとも2つの部品(軸受け部品、及び、軸部と環部の一体形成部品)を別個に形成し、これらを組み立てることによって得られる。従って、スイベルを用いたルアーを製造するときには、スイベルをボディに取り付ける工程の前に、スイベルの製造工程が必要となる。なお、スイベルの製造工程とは、前述のように、前記2つの部品を別個に形成し且つこれらを組み立てる工程である。
さらに、ルアーのボディには、様々な装飾が施される。例えば、ボディの表面には、塗料を用いて所望の絵柄が施されたり、或いは、ボディの表面には、接着剤を介して所望の薄生地が貼り付けられる。これらの装飾は、スイベルをボディに取り付けた後に施される。
しかしながら、従来のルアーは、前記装飾を施すときに、前記塗料や接着剤がスイベルの軸受けと軸部の間に侵入することが多い。前記軸受けと軸部の間に塗料又は/及び接着剤の侵入は、軸部(環部)の円滑な回転を妨げる。このため、従来のルアーにおいては、ラインを連結するための環部が円滑に回転しない場合がある。
また、従来のルアーは、針連結部がボディに対して回転不能に固着されている。この針連結部をボディに対して回転可能に設けるための方法として、ライン連結部と同様に、スイベルの軸受けをボディに固着することが考えられる。
しかしながら、このようにスイベルを用いた針連結部は、上記スイベルを用いたライン連結部と同様の問題点がある。
本発明の目的は、回転可能なライン連結部を有し、比較的安価に製造できるルアーを提供することである。
本発明の他の目的は、円滑に回転しうるライン連結部を有するルアーの製造方法を提供することである。
また、本発明の他の目的は、回転可能な針連結部を有し、比較的安価に製造できるルアーを提供することである。
本発明のルアーは、ボディと、前記ボディに設けられたライン連結部と、を有し、前記ライン連結部が、ラインを結ぶための環部と、前記環部から延設された軸部と、前記軸部の端部側に設けられた抜止部と、を有し、前記ボディが、前記軸部を挿通可能で且つ前記抜止部を挿通不能な挿通部と、前記抜止部を回転可能に収納する保持部と、を有し、前記軸部が前記挿通部に挿通され且つ前記抜止部が前記保持部に収納されることによって、前記環部が前記挿通部の一方の開口からボディの外側へ突出されている。
本発明の好ましいルアーは、前記挿通部の内表面が凹凸を有する。
本発明の他の好ましいルアーは、前記ライン連結部が1本の線材を折曲げ加工することによって一体的に形成されている。
また、本発明の他の好ましいルアーは、前記ボディが、前記挿通部に繋がり且つ前記抜止部が挿通不能な溝部を有し、前記溝部が、前記ボディの左右方向又は上下方向の少なくともいずれか一方の方向に拡がっている。
本発明の別の局面によれば、ルアーの製造方法が提供される。
このルアーの製造方法は、ボディと、前記ボディに設けられたライン連結部と、を有するルアーの製造方法であって、前記ライン連結部が、ラインを結ぶための環部と、前記環部から延設された軸部と、前記軸部の端部側に設けられた抜止部と、を有し、前記ボディが、前記軸部を挿通可能で且つ前記抜止部を挿通不能な挿通部と、前記抜止部を回転可能に収納する保持部と、前記環部を覆うカバー部と、を有し、前記ボディの挿通部内に軸部を挿通し且つ前記保持部内に抜止部を収納すると共に、前記ボディのカバー部によって前記環部を覆った後、ボディの表面に装飾を施し、前記装飾を施した後、前記カバー部を除去してボディから環部を露出させる。
本発明の別の局面によれば、回転可能な針連結部を有するルアーが提供される。
このルアーは、ボディと、前記ボディに設けられたライン連結部と、前記ボディに設けられた針連結部と、を有し、前記針連結部が、釣り針を取り付けるための環部と、前記環部から延設された軸部と、前記軸部の端部側に設けられた抜止部と、を有し、前記ボディが、前記軸部を挿通可能で且つ前記抜止部を挿通不能な挿通部と、前記抜止部を回転可能に収納する保持部と、を有し、前記軸部が前記挿通部に挿通され且つ前記抜止部が前記保持部に収納されることによって、前記環部が前記挿通部の開口からボディの外側へ突出されている。
回転可能なライン連結部を有する本発明のルアーは、使用時、ラインの撚りを防止できる。
また、回転可能な針連結部を有する本発明のルアーは、使用時、釣り針に掛かった魚が暴れたときに針連結部の環部が回転するため、ルアー自体が回転することを抑制できる。
上記何れのルアーも、比較的安価に製造でき、又、使用時に連結部が破損し難い。
さらに、本発明のルアーの製造方法によれば、ライン連結部の軸部とボディの挿通部の間に接着剤などが侵入し難く、ライン連結部が円滑に回転しうるルアーを製造できる。
回転可能なライン連結部を有するルアーの1つの実施形態を表した斜視図。 図1のルアーであって、ボディとライン連結部のみを表した斜視図。 図2のIII−III線で切断した縦断面図。但し、ライン連結部は、断面で表していない(以下、他の断面図についても連結部は断面で表していない)。 図3の一部分を拡大して表した縦断面図。 図2のルアーを前方側から表した正面図。 (a)は、長状のリブ突起が挿通部の内表面に突設されたボディの一部分を拡大して表した縦断面図、(b)は、半球状のリブ突起が挿通部の内表面に突設されたボディの一部分を拡大して表した縦断面図。 (a)〜(d)は、様々な変更例に係るライン連結部を表した側面図。 ボールを有するライン連結部が設けられたボディの一部分を拡大して表した縦断面図。 (a)及び(b)は、ボールを有するライン連結部の作製手順を表した側面図。 (a)は、保護部を有するライン連結部を表した側面図、(b)は、その斜視図。 保護部を有するライン連結部が設けられたボディの一部分を拡大して表した縦断面図。ただし、保護部は断面で表していない。 (a)は、キャップ部を有するライン連結部を表した側面図、(b)は、その斜視図。 キャップ部を有するライン連結部が設けられたボディの一部分を拡大して表した縦断面図。ただし、キャップ部及び保護部は断面で表していない。 他の形態のキャップ部を有するライン連結部が設けられたボディの一部分を拡大して表した縦断面図。ただし、キャップ部は断面で表していない。 左右方向に揺動可能な環部を有するルアーを表した斜視図。 図15のルアーの前方部分の側面図。 図15のXIIV−XIIV線で切断した横断面図。 上下方向に揺動可能な環部を有するルアーを表した斜視図。 図18のXIX−XIX線で切断した縦断面図。 ボールが嵌められたルアーの一部分を拡大して表した縦断面図。 ルアーの製造方法において使用される一対の半割成形体及びライン連結部を表した斜視図。 図21のXXII−XXII線で切断した横断面図。 図21の半割成形体の凹部にライン連結部を入れた状態を表した拡大側面図。 ライン連結部が収納された半割成形体を接合した状態を表した斜視図。 ボディに装飾した後、カバー部を除去した状態(完成後のルアー)を表した斜視図。 回転可能な針連結部を有するルアーの1つの実施形態を表した側面図。 図26のXXVII−XXVII線で切断した縦断面図。
本発明の1つの実施形態のルアーは、ボディと、前記ボディに設けられたライン連結用のライン連結部と、を有し、前記ライン連結部が、ボディに対して回転可能に設けられている。
本発明の他の実施形態のルアーは、ボディと、前記ボディに設けられた釣り針連結用の針連結部と、を有し、前記針連結部が、ボディに対して回転可能に設けられている。
本発明の他の実施形態のルアーは、ボディと、前記ボディに設けられたライン連結部と、前記ボディに設けられた針連結部と、を有し、前記ライン連結部及び針連結部が、ボディに対して回転可能に設けられている。
(回転可能なライン連結部を有するルアーの実施形態)
図1〜図5において、ルアー1は、ボディ2と、前記ボディ2に設けられたライン連結部3と、を有する。図1は、完成後のルアーを表している。完成品とされたルアー1は、ボディ2の表面に所望の装飾が施され且つ釣り針などが取り付けられている。なお、図1において、装飾は、便宜上、斜線で表している。図2〜図5は、ボディ2の表面に装飾が施されておらず、さらに、釣り針、錘及び羽根が取り付けられていない未完成状態のルアーを表している。
ライン連結部3は、ラインを結ぶための環部31と、前記環部31から延設された軸部32と、前記軸部32の端部側に設けられた抜止部33と、を有する。このライン連結部3の軸部32及び抜止部33が、ボディ2内の保持空間部5に保持されている。また、ライン連結部3の環部31がボディ2に対して回転可能に突設されている。前記環部31の回転方向を、図5の矢印で示す。
ボディ2の外形は、全体形状がエビを真似た形状に形成されている。また、完成後のボディ2の表面には、所望の装飾が施される。例えば、ボディ2の表面には、所望の絵柄が描かれ、及び/又は、ボディの表面には、所望の薄生地が貼り付けられる。
本実施形態のルアー1は、例えばイカ釣用として使用される。もっとも、ボディ2の外形は、エビを真似た形状に限定されず、ルアー1の対象魚に応じて適宜設定できる。例えば、ブラックバスなどの魚を釣るために用いられるルアー2の場合、ボディ2の外形は、小魚、カエル、ミミズなどを真似た形状でもよい。
ボディ2の材質は、特に限定されず、例えば、ABS樹脂などの硬質合成樹脂、ウレタンなどの軟質合成樹脂、発泡合成樹脂、木、及び2以上の素材を組み合わせた複合材料などが挙げられる。
ボディ2は、中実状又は中空状の何れでもよい。図示したボディ2は、中央部に大きな空洞23を有する、中空状である(図3参照)。
また、ボディ2は、1つの成形体から形成される単一タイプでもよいし、2つの成形体を接合することによって形成される接合タイプでもよいし、或いは、3つ以上の成形体を接着することによって形成されるブロックタイプでもよい。図示したボディ2は、左右対称の2つの半割成形体21,22を接合することによって形成される接合タイプである(図2参照)。接合タイプのボディ2は、その内部に保持空間部5を容易に形成できるので好ましい。
図1に示すように、ボディ2の後端部には、釣り針6が固着されている。イカ釣り用のルアー1の場合、釣り針6として、図示したような傘針が用いられることが好ましい。なお、図3の符号28は、ボディ2の後方に形成された針固着用穴を示す。
もっとも、イカ釣り用のルアー1であっても、針連結部がボディ2に設けられ、この針連結部に、フック状の釣り針が取り付けられていてもよい。フック状の釣り針がボディ2に取り付けられる場合、上記傘針は、通常、ボディ2に取り付けられない。
また、図1に示すように、ボディ2の前下方部には、錘71が固着されている。該錘71は、浮力調整のために必要に応じて設けられる。
さらに、図1に示すように、ボディ2の前方両側部には、前方向へ延びる羽根72が固着されている。羽根72は、必要に応じて設けられる。
ボディ2は、2つの半割成形体21,22を接合することによって形成されている。2つの半割成形体21,22の前方部には、第1凹部55及び第2凹部56がそれぞれ形成されている(図3及び図4参照)。
半割成形体21,22を接合することにより得られたボディ2の前方部の内部には、ライン連結部3を保持するための保持空間部5が形成されている。
前記ボディ2の保持空間部5は、前記ライン連結部3の軸部32を挿通可能で且つ前記ライン連結部3の抜止部33を挿通不能な挿通部51と、前記抜止部33を回転可能に収納する保持部52と、を有する。
前記挿通部51は、2つの半割成形体21,22を接合したときに、各成形体21,22の第1凹部55,55が向かい合うことにより形成される空洞部分である。前記保持部52は、2つの半割成形体21,22を接合したときに、各成形体21,22の第2凹部56,56が向かい合うことにより形成される空洞部分である。
前記挿通部51は、ボディ2の前後方向に延びる円筒状の空洞部分である。すなわち、挿通部51は、ボディ2の内部に形成された円筒状の周壁の内側に存在する空洞部分である。
挿通部51の一方の開口は、ボディ2の前端部に開いており、挿通部51の他方の開口は、保持部52に繋がって開いている。換言すると、ボディ2の内部に形成された円筒状の周壁の一方の周縁が、ボディ2の前端部に位置し、前記円筒状の周壁の他方の周縁が、保持部52に連設されている。
挿通部51の直径は、前記ライン連結部3の軸部32の直径よりも僅かに大きい。このため、挿通部51に挿通された軸部32は、その軸芯を中心として回転可能である。なお、本明細書において、軸部32の直径とは、軸芯を中心として軸部32を回転させたときに描かれる、回転軌跡円の直径を意味する。つまり、軸部32の断面(軸部の軸芯に垂直な面で切断した断面)が真円状である場合、軸部32の直径は、その真円の直径を意味し、軸部32の断面が真円状でない場合、その回転軌跡円の直径を意味する。
挿通部51の内表面(ボディ2内に形成された円筒状の周壁の表面)は、凹凸を有することが好ましい。例えば、図6(a)に示すように、挿通部51の内表面には、その周方向に連続する長状のリブ突起51aの複数本が挿通部51の前後方向に所定間隔を開けて突設されていてもよい。
また、このような長状のリブ突起51aに代えて、図6(b)に示すように、挿通部51の内表面に、半球状のリブ突起51bの複数個が規則正しく又はランダムに突設されていてもよい。
挿通部51の内表面が凹凸を有することにより、ライン連結部3の軸部32と挿通部51の接触面積が少なくなる。このため、両者間の摩擦が低減され、前記環部31がスムースに回転し易くなる。
もっとも、本発明のルアーは、(挿通部51の内表面に凹凸面が無く)挿通部51の内表面が平滑な面であってもよい。
前記保持部52は、前記挿通部51の他方の開口に繋がった円筒状の空洞部分である。すなわち、保持部52は、ボディ2の内部に形成された円筒状の周壁の内側に存在する空洞部分である。
保持部52の直径は、図4に示すように、挿通部51の直径よりも大きく、且つ前記ライン連結部3の抜止部33の直径よりも大きい。このため、保持部52に収納された抜止部33は、軸部32の軸芯を中心として回転可能である。また、保持部52に収納された抜止部33は、挿通部51と保持部52の径差によって生じる、保持部52の一方端面52a(段部)に係止される。よって、抜止部33は、挿通部51からボディ2の外部へと抜け出ない。
図4及び図3に示すように、ライン連結部3は、ラインを結ぶための環部31と、前記環部31から延設された軸部32と、前記軸部32の端部側に設けられた抜止部33と、を有する。
環部31は、環状に形成された部分である。環部31は、ラインを結ぶことができれば、その具体的な形状及び大きさは特に限定されない。なお、ラインとは、釣り用リール等から繰り出される釣り糸を意味する。
軸部32は、棒状の部材である。軸部32は、略直線状に延びる棒状であることが好ましい。軸部32の一方端部は、環部31に連結され、且つ軸部32の他方端部は、抜止部33に連結されている。
軸部32は、1本の棒状部材のみから形成されていてもよいし、2本以上の棒状部材が束ねられて形成されていてもよい。
抜止部33は、その直径が軸部32の直径よりも大きい部分を有する。
前記抜止部33の直径は、好ましくは、前記軸部32の直径の1.2倍以上、より好ましくは1.5倍以上に形成される。なお、本明細書において、抜止部33の直径とは、軸部32の軸芯を中心として抜止部33を回転させたときに描かれる、抜止部33の回転軌跡円の直径を意味する。
上記ライン連結部3(環部31、軸部32及び抜止部33)は、1本の線材を折り曲げ加工することによって一体的に形成されていることが好ましい。本実施形態のライン連結部3は、例えば、図4に示すように、1本の線材の中央部をヘアピン状に折り曲げることにより環部31が形成され、この折り曲げた線材の2つの直線部分を束ねることにより軸部32が形成され、折り曲げた線材の両端部を外側へ弧状に膨らむように曲げることにより抜止部33が形成されている。この抜止部33は、環状に形成されている、すなわち、その中央部分に孔を有する形状に形成されている。
ライン連結部3の材質は、特に限定されず、例えば、真鍮、ステンレス、鉄などの金属、硬質合成樹脂などが挙げられる。ライン連結部3は、好ましくは金属からなり、より好ましくは金属製の1本の線材の折り曲げ加工品からなる。
前記ライン連結部3は、その環部31が挿通部51の一方の開口からボディ2の外側へと突出するように、保持空間部5内に保持されている。
具体的には、前記ライン連結部3の軸部32は、前記保持空間部5の挿通部51に挿通され、同時に、前記ライン連結部3の抜止部33は、前記保持空間部5の保持部52に収納されている。このように軸部32及び抜止部33を、挿通部51及び保持部52にそれぞれ入れることにより、ライン連結部3の環部31が前記挿通部51の一方の開口からボディ2の外側へ突出されている。
かかる環部31は、軸部32の軸芯を中心として、ボディ2に対して回転可能である。図5の矢印は、環部31の回転方向を示す。換言すれば、環部31は、挿通部51の一方の開口の中心軸において、左周り及び右回りのいずれにも回転可能である。
上記ルアー1は、ライン連結部3の環部31にラインを結んで使用される。
上記ルアー1を海中などに投入して使用しているとき、ライン連結部3が回転することにより、ラインの撚りを防止できる。
本発明のルアー1は、ボディ2内に保持空間部5が形成され、且つこの保持空間部5にライン連結部3の軸部32及び抜止部33が直接保持されている。
スイベルが使用された従来のルアーは、ボディとは別個に、軸受け及び軸部を製造しなければならず、さらに、軸受けと軸部を組み立てなければならない。本発明のルアー1は、別個に軸受けを製造する必要がなく、さらに、軸受けと軸部の組み立て工程も有しない。よって、本発明のルアー1は、比較的安価に製造できる。
さらに、本発明のルアー1は、従来のルアー1に比して、部品数が少ないので、損傷し難い。このため、本発明のルアー1は、長期間に亘って、ラインの撚りを防止できる。
(回転可能なライン連結部を有するルアーの変更例)
本発明のルアー1は、上記に示した実施形態に限られず、様々な形態に変更できる。以下、様々な変更例を説明するが、上記実施形態と同様の構成についてはその説明を省略し、用語及び図番を援用する。
上記実施形態のライン連結部3は、1本の線材の折り曲げ加工品からなるが、下記のように変更してもよい。
例えば、ライン連結部3は、図7(a)及び(b)に示すように、1つの成形品で形成されていてもよい。1つの成形品としては、例えば、射出成形品、金属の削り出し加工品などが挙げられる。また、ライン連結部3は、図7(c)及び(d)に示すように、2つの部材を組み合わせることによって形成されていてもよい。なお、図7(c)の抜止部33は、軸部32の端部に形成された溝41に嵌入されたEリング42(E字型ワッシャー)からなる。図7(d)の抜止部33は、軸部32の端部に嵌入された、内側に突片を有する歯付きワッシャー43からなる。
また、上記実施形態では、ライン連結部3の抜止部33は、外側へ膨らんだ環状に形成されているが、抜止部33は、抜止部33の直径が軸部32の直径よりも大きく形成されている限り、その形状は特に限定されない。
例えば、図7(a)に示すように、抜止部33は、球状に形成されていてもよいし、図7(b)に示すように、抜止部33は円盤状に形成されていてもよい。
さらに、抜止部33は、複数のボールを有していてもよい。
例えば、図8に示すライン連結部3は、環部31と、軸部32と、抜止部33と、を有する。この抜止部33は、軸部32の他方端部に設けられた円盤状のストッパー部44と、前記ストッパー部44の一方面に配置され且つ軸部32の周囲に配置された複数のボール45と、前記複数のボール45に当接し且つ前記ストッパー部44に対向して配置されたドーナツ盤状のワッシャー46と、を有する。このワッシャー46は、軸部32に固着されておらず、軸部32に挿通されている。かかる抜止部33はボール45を具備しているので、軸部32が回転するときの摩擦が低減される。このため、環部31がスムースに回転するので好ましい。
上記ボール45を有するライン連結部3は、例えば、次のような手順で得ることができる。図9(a)に示すように、一方端部に穴が穿設され且つ他方端部に円盤状のストッパー部44が形成された軸部32を準備する。このストッパー部4に接するように、軸部32の周囲に、複数のボール45を配置する。次に、軸部32の一方からワッシャー46を挿入することにより、ストッパー部44とワッシャー46の間に前記ボール45を挟んで保持する。最後に、図9(b)に示すように、軸部32の一方端部を扁平状に押し潰すことにより、前記ワッシャー46の抜けを防止する。この扁平状に押し潰した一方端部は、穴を有する環部31となる。
さらに、ライン連結部3が1本の線材の折り曲げ加工品から形成されている場合、図10(a)及び(b)に示すように、その軸部32及び抜止部33の周囲に、保護部35が設けられていてもよい。この保護部35の外形は、軸部32の周囲において円筒状に形成され、且つ抜止部33の周囲において球状に形成されている。もっとも、前記保護部35の外形(抜止部33の周囲における外形)は、球状に限定されず、例えば、円筒状、円錐台状、半球状などに形成されていてもよい。前記保護部35の外形(抜止部33の周囲における外形)は、保持部52の一方端面52aに接する部分が曲面状に形成されていることが好ましい。なぜなら、保護部35と保持部52の一方端面52aと間の摩擦を低減でき、保護部35を有する軸部32が円滑に回転するからである。前記保護部35は、例えば、ポリアセタール、ポリエチレン、ABS樹脂などのポリマーを用いて形成できる。図11は、前記保護部35が設けられた軸部32及び抜止部33が、ボディ2の挿通部51及び保持部52に入れられた状態を示す。1本の線材の折り曲げ加工品からなるライン連結部3の軸部32及び抜止部33は、円形状ではないため、軸部32が挿通部51内において円滑に回転しないおそれがある。前記保護部35の形成は、軸部32を円滑に回転することを可能にする。
また、図12(a)及び(b)に示すように、軸部32の前方にキャップ部36が設けられていてもよい。このキャップ部36は、厚いリング状に形成されている。このキャップ部36は、例えば、硬質ゴムなどを用いて形成できる。図13は、前記キャップ部36が設けられた軸部32が、ボディ2の挿通部51に入れられた状態を示す。キャップ部36は、ボディ2の外側であってボディ2の前端に近接するように配置される。前記キャップ部36の装着は、ライン連結部3が回転するときに、ボディ2の前端部2aの破損を防止する。
なお、図14に示すように、ボディ2の前端部2aを覆うようなキャップ部37を設けてもよい。かかるキャップ部37の装着は、ボディ2の前端部2aの肉厚が非常に薄い場合、前記前端部2aの破損を効果的に防止する。
また、上記実施形態のルアー1は、ライン連結部3の環部31が、挿通部51の一方の開口の中心軸周りに回転するように構成されている。このように環部31が回転するだけでなく、環部31がボディ2の左右方向又は上下方向に揺れ動くように変更することもできる。
図15〜図17は、環部31がボディ2の左右方向に揺動可能なルアー1を示す。このルアー1は、例えば、ボディ2の前方部に、挿通部51に繋がる溝部47がボディ2の左右方向に拡がって形成されている。この溝部47は、抜止部33が挿通不能な間隔を有する溝である。従って、保持部52に収納された抜止部33が、前記溝部47から抜け出ることはない。かかるルアー1は、上記実施形態と同様に、環部31が、挿通部51の一方の開口の中心軸の周りに回転する。さらに、かかるルアー1は、抜止部33が保持部52に係止され且つ挿通部51に繋がる溝部47が形成されている。このため、軸部32が、溝部に沿ってボディ2の左右方向(図17に示す矢印方向)に揺動する。よって、かかるルアー1の環部31は、回転すると共に、左右方向にも揺動し得る。
図18及び図19は、環部31がボディ2の上下方向に揺動可能なルアー1を示す。このルアー1は、例えば、ボディ2の前方部に、挿通部51に繋がる溝部48がボディ2の上下方向に拡がって形成されている。この溝部48は、抜止部33が挿通不能な間隔を有する溝である。かかるルアー1の環部31は、回転すると共に、上下方向(図19の矢印方向)にも揺動し得る。
なお、ボディ2の左右方向及び上下方向にそれぞれ拡がる2箇所の溝部47,48を1つのボディ2に形成することにより、回転すると共に、左右方向及び上下方向にも揺動し得る環部31を有するルアー1を提供できる。
なお、ボディ2に上記溝部47及び/又は溝部48を形成する場合、ライン連結部3の抜止部33は、図15〜図19に示すように、球状に形成されていることが好ましい。球状の抜止部33であれば、軸部32が左右方向又は上下方向に揺動したときに、抜止部33が保持部52内においてスムースに動くからである。
また、ライン連結部3の抜止部33が、上述のように中央部分に孔を有する形状に形成されている場合、図20に示すように、抜止部33の中央部分の孔に、ボール39を嵌めてもよい。特に、ライン連結部3が、上述のように1本の線材を折り曲げ加工することによって形成されている場合、抜止部33の中央部分の孔に、ボール39を嵌めることが好ましい。前記ボール39は、抜止部33とは独立して回転し得るように、抜止部33の孔に嵌められていることが好ましい。前記ボール39を抜止部33に嵌めることにより、抜止部33(ライン連結部3)が、保持部52内において、よりスムースに回転する。さらに、ライン連結部3が、極めて強い力で外側へ引っ張られたときにも、抜止部33が、挿通部51からボディ2の外部へと抜け出るおそれがない。前記ボール39の材質は、特に限定されないが、ステンレスなどの金属が好ましい。
(ルアーの製造方法)
ボディとボディに設けられたライン連結部とを有する上記ルアーは、例えば、下記のような方法で製造することが好ましい。
この製造方法で使用されるライン連結部は、上記実施形態と同様に、環部と、環部から延設された軸部と、軸部の端部側に設けられた抜止部と、を少なくとも有する。また、ボディは、前記軸部を挿通可能で且つ前記抜止部を挿通不能な挿通部と、前記抜止部を回転可能に収納する保持部と、を有する。さらに、本製造方法で使用されるボディは、前記環部を覆うカバー部をさらに有する。カバー部は、ボディの前端部から突出する環部を覆う部分又は部材である。
このカバー部は、ボディと一体的に形成されていてもよいし、或いは、ボディとは別体の部材で形成されていてもよい。
図21は、本製造方法で使用されるボディを示す。このボディ2は、左右対称の2つの半割成形体21,22を接合することによって形成される。
この2つの半割成形体21,22の前方部には、図22にも示すように、上記実施形態と同様に、第1凹部55及び第2凹部56がそれぞれ形成されている。さらに、2つの半割成形体21,22の前端部2aには、カバー部29を形成するための突出片59がそれぞれ一体的に設けられている。各突出片59の内側には、第3凹部57がそれぞれ形成されている。突出片59とボディ2の前端部2aの境界部分は、薄肉部2bとされている。かかる薄肉部2bにおいて、カバー部29を容易に切除できる。
カバー部29は、前記2つの半割成形体21,22を接合したときに、各突出片59が向かい合って一体化することにより形成される部分である。このカバー部29の内部は、軸部31を収納可能な空洞部分を有する。このカバー部29の空洞部分は、前記2つの半割成形体21,22を接合したときに、各成形体21,22の各第3凹部57,57が向かい合うことにより形成される空洞部分である。図23に示すように、この空洞部分の内部に軸部31を配置することにより、軸部31がカバー部29によって覆われる。
次に、ルアーの製造手順を説明する。
図21及び図23に示すように、一方の半割成形体22の凹部(第1凹部55,第2凹部56及び第3凹部57)にライン連結部3を入れる。その後、一方の半割成形体22と他方の半割成形体21を接着剤などを介して接合することにより、ボディ2を形成する(図24参照)。
ライン連結部3の軸部32及び抜止部33は、ボディ2の内部に入っている共に、ライン連結部3の環部31は、カバー部29によって覆われている。
そして、図25に示すように、ボディ2の表面に、所望の装飾を施す。なお、図25において、装飾は、便宜上、斜線で表している。
装飾方法としては特に限定されず、例えば、(1)ボディ2の表面に塗料を用いて所望の絵柄を描く、(2)ボディ2の表面に、接着剤を介して所望の装飾生地を貼り付ける、などが挙げられる。
必要に応じて、ボディ2に釣り針6、錘71及び羽根72などを取り付けた後、図25に示すように、カバー部29を除去する。薄肉部2bにおいて切断すれば、カバー部29を容易に切除できる。カバー部29を除去した後、ライン連結部3の環部31が露出し、ルアー1が完成する。
このようにして、回転可能なライン連結部を有するルアーを得ることができる。
カバー部21を利用した本製造方法によれば、環部31を含むライン連結部3の全体が、カバー部29及びボディ2によって覆われている。このため、ボディ2の表面に装飾を施すとき、環部31や軸部32に塗料や接着剤が付着することはない。よって、本製造方法によれば、軸部32と挿通部51の間、又は抜止部33と保持部52の間に、塗料や接着剤が入り込むことを防止できる。従って、本製造方法によれば、軸部32(環部31)が円滑に回転し得るルアーを得ることができる。
(回転可能な針連結部を有するルアー)
回転可能な針連結部を有する本発明のルアーは、ボディと、ライン連結部と、針連結部と、を有する。この針連結部は、上記実施形態及びその変更例に示すようなライン連結部と同様の構造である。
具体的には、図26及び図27に示すように、このルアー1は、ボディ2と、ボディの前端部から外側へ突出した環部34と、を有する。このボディ2の外形は、任意の形状に形成でき、例えば、図示した例では、小魚を真似た形状に形成されている。前記環部34は、ラインを結ぶための部分である。この環部34は、ボディ2に固着されていてもよい。また、この環部34は、上記実施形態のライン連結部3と同様の構造を採用することにより、ボディ2に対して回転可能とされていてもよい。
さらに、上記ボディ2の後端部には、釣り針6を取り付けるための針連結部8が設けられている。
針連結部8は、上記実施形態のライン連結部3と同様に、ボディ2に対して回転可能となるように、ボディ2に設けられている。
ボディ2に対して回転可能な針連結部8は、釣り針6を取り付けるための環部81と、前記環部81から延設された軸部82と、前記軸部82の端部側に設けられた抜止部83と、を有する。針連結部8の環部81、軸部82及び抜止部83の詳細構造は、上記ライン連結部3の環部31、軸部32及び抜止部33と同様であるので、上記実施形態及びその変更例を参照されたい。
また、ボディ2の後方部の内部には、針連結部8を保持するための保持空間部9が形成されている。この保持空間部9は、前記針連結部8の軸部82を挿通可能で且つ前記針連結部8の抜止部83を挿通不能な挿通部91と、前記抜止部83を回転可能に収納する保持部92と、を有する。保持空間部9の挿通部91及び保持部92の詳細構造は、上記保持空間部5の挿通部51及び保持部52と同様であるので、上記実施形態及びその変更例を参照されたい。
前記針連結部8は、その環部81が挿通部91の一方の開口からボディ2の外部へと突出するように、保持空間部9内に保持されている。かかる針連結部8の環部81は、挿通部81の一方の開口の中心軸の周りに回転可能である。従って、この環部81に取り付けられた釣り針6は、ボディ2に対して回転し得る。
釣り針6の形状は、特に限定されず、1本の釣り針、3つの針の軸部が一体化されたトレブルフックなどが挙げられる。
このルアー1は、針連結部8の環部81に釣り針6を取り付け、環部34にラインを結んで使用される。この針連結部8の環部81がボディ2に対して回転可能であるため、使用時、釣り針6に掛かった魚が暴れたときに、針連結部8の環部81が適宜回転する。よって、ルアー自体が回転することを抑制できる。従って、魚が釣り針から外れ難く、且つ仕掛けのもつれも防止できる。
本発明のルアーは、イカ、タコ、ブラックバス、スズキ、シイラなどの各種の釣りに使用できる。
1…ルアー、2…ボディ、3…ライン連結部、29…カバー部、31…環部、32…軸部、33…抜止部、47,48…溝部、5…保持空間部、51…挿通部、52…保持部、8…針連結部

Claims (6)

  1. ボディと、前記ボディに設けられたライン連結部と、を有するルアーであって、
    前記ライン連結部が、ラインを結ぶための環部と、前記環部から延設された軸部と、前記軸部の端部側に設けられた抜止部と、を有し、前記ボディが、前記軸部を挿通可能で且つ前記抜止部を挿通不能な挿通部と、前記抜止部を回転可能に収納する保持部と、を有し、前記軸部が前記挿通部に挿通され且つ前記抜止部が前記保持部に収納されることによって、前記環部が前記挿通部の一方の開口からボディの外側へ突出されている、ルアー。
  2. 前記挿通部の内表面が凹凸を有する請求項1に記載のルアー。
  3. 前記環部、軸部及び抜止部が、1本の線材を折曲げ加工することによって一体的に形成されている請求項1又は2に記載のルアー。
  4. 前記ボディが、前記挿通部に繋がり且つ前記抜止部が挿通不能な溝部を有し、前記溝部が、前記ボディの左右方向又は上下方向の少なくともいずれか一方の方向に拡がっている請求項1〜3のいずれかに記載のルアー。
  5. ボディと、前記ボディに設けられたライン連結部と、を有するルアーの製造方法であって、
    前記ライン連結部が、ラインを結ぶための環部と、前記環部から延設された軸部と、前記軸部の端部側に設けられた抜止部と、を有し、前記ボディが、前記軸部を挿通可能で且つ前記抜止部を挿通不能な挿通部と、前記抜止部を回転可能に収納する保持部と、前記環部を覆うカバー部と、を有し、前記ボディの挿通部内に軸部を挿通し且つ前記保持部内に抜止部を収納すると共に、前記ボディのカバー部によって前記環部を覆った後、ボディの表面に装飾を施し、前記装飾を施した後、前記カバー部を除去してボディから環部を露出させる、ルアーの製造方法。
  6. ボディと、前記ボディに設けられたライン連結部と、前記ボディに設けられた針連結部と、を有するルアーであって、
    前記針連結部が、釣り針を取り付けるための環部と、前記環部から延設された軸部と、前記軸部の端部側に設けられた抜止部と、を有し、前記ボディが、前記軸部を挿通可能で且つ前記抜止部を挿通不能な挿通部と、前記抜止部を回転可能に収納する保持部と、を有し、前記軸部が前記挿通部に挿通され且つ前記抜止部が前記保持部に収納されることによって、前記環部が前記挿通部の開口からボディの外側へ突出されている、ルアー。
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