JPWO2010131528A1 - 受信装置および復調方法 - Google Patents

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Abstract

適切なサンプリングを行うためには、回路面積およびコストが増大するという問題を解決する受信装置を提供する。A/D変換器2は、アナログ信号であるコヒーレント信号を、サンプリング・クロック信号に同期してサンプリングすることでデジタル信号に変換する。DSP3は、A/D変換器2が変換したデジタル信号を復調し、その復調したデジタル信号に基づいて、デジタル信号の誤り率が最小となるサンプリング・クロック信号の位相を算出する。サンプリング・クロック抽出回路4は、コヒーレント信号から、コヒーレント信号のシンボル・レートのクロック信号を抽出する。位相調整回路5は、サンプリング・クロック抽出回路4が抽出したクロック信号の位相を、DSP3が算出した位相に調整し、その位相を調整したクロック信号をサンプリング・クロック信号として生成する。

Description

本発明は、受信装置および復調方法に関し、特には、光伝送システムのコヒーレント受信方式において、A/D変換器が用いられた受信装置およびその復調方法に関する。
近年、ネットワークの高速化および大容量化に伴い、光伝送システムにおいて、コヒーレント光通信の重要性が増している。これは、コヒーレント光通信が光雑音耐力、非線形性耐力および周波数利用効率に優れているためである。また、コヒーレント光通信の受信方式として、光信号の波形に生じる分散歪みを補償でき、かつ、光学系部品の数が少ないデジタルコヒーレント方式が注目を集めている。
デジタルコヒーレント方式では、受信器は、A/D変換器と、DSP(Digital Signal Processor)を備える。受信光信号は、A/D変換器にてサンプリング・クロックに基づいてサンプリングされることで、デジタル信号にA/D変換される。そして、デジタル信号は、DSPにてデジタル信号処理が施されて復調される。
デジタルコヒーレント方式において光通信の信頼性を確保するためには、受信光信号の強度および位相に関する情報が失われないように、A/D変換が行われることが重要である。
一般的に、A/D変換器のサンプリング・レートを受信光信号のシンボル・レートと比較して十分高くすることで、受信光信号の情報を失わずにA/D変換を行うことができる。
しかしながら、受信器内の各種デバイスの性能限界などの技術的な制約のために、サンプリング・レートを受信光信号のシンボル・レートと比較して十分高くすることは困難である。また、サンプリング・レートを十分高くすることができたとしても、デジタル信号処理にかかるDSPの負荷が増加するため、DSPの回路基部および駆動周波数が増加し、DSPの回路面積やコストが増加してしまう。
以上のように、サンプリング・レートを光信号のシンボル・レートと比較して十分高くすることは、技術的な制約や、DSPの回路面積やコストの増加などの問題のために実現性が乏しい。
したがって、受信光信号の情報が失われないようにしながら、サンプリング・レートを低くすることが望ましい。さらに言えば、サンプリング・レートと受信光信号のシンボル・レートが等しいことが望ましい。なお、受信光信号のシンボル・レートと等しいサンプリング・レートで行われるサンプリングは、ボーレートサンプリングと呼ばれる。
ボーレートサンプリングを用いて、受信光信号の情報を失わずA/D変換を行うためには、受信光信号とサンプリング・クロックとの位相同期が確保される必要がある。受信光信号とサンプリング・クロックとの位相同期が確保できないと、受信光信号の情報を高い信号対雑音比でデジタル化することができず、受信光信号の誤り率が大きくなる。
受信信号とサンプリング・クロックとの位相同期を確保することが可能な技術には、特許文献1に記載のクロック再生回路がある。
特許文献1に記載のクロック再生回路では、A/D変換器が、IF信号(光受信信号に対応)をサンプリング・クロックに基づいてサンプリングしてA/D変換する。A/D変換されたIF信号は、デジタル信号処理にて復調されて、ベースバンド信号に変換される。そして、クロック再生回路は、IF信号のタイミング信号を、ベースバンド信号に基づいて調整してIF信号とサンプリング・クロックを位相同期させている。
しかしながら、特許文献1に記載のクロック再生回路では、IF信号とサンプリング・クロックとが位相同期した後で、IF信号のタイミング信号が変化した場合でも、IF信号とサンプリング・クロックを位相同期させることを前提としている。このため、初めて信号が受信されたような初状態においては、ベースバンド信号がサンプリング・クロックと位相同期していない誤ったサンプリング・クロックに基づいて復調されたものとなる。したがって、初状態においては、ベースバンド信号に基づいてサンプリング・クロックが生成されても、IF信号とサンプリング・クロックは位相同期しないという問題があった。
初状態においても、受信光信号とサンプリング・クロックとを位相同期させることが可能な技術には、特許文献2に記載の光受信装置がある。
図1は、特許文献2に記載の光受信装置の構成を示したブロック図である。
光受信装置では、高速A/D変換部104aは、受光部103が受信した受信信号を、サンプリング・クロックに同期してサンプリングすることでA/D変換する。デジタルフィルタ部105は、高速A/D変換部104aでA/D変換された受信信号の波形歪みを補償して受信信号を再生する。
制御値算出部108は、デジタルフィルタ部105で波形歪みが補償された信号から、サンプリング・タイミングの最適なタイミングからの誤差を示す誤差情報を抽出する。電圧制御発振部104bは、その誤差情報に基づいてサンプリング・クロックの位相を調整することで、受信信号とサンプリング・クロックを位相同期させている。
光受信装置の上記の処理は、デジタルフィルタ部105が行う波形歪みの補償がある程度正しいことを前提としている。このため、初めて信号が受信されたような初状態においては、デジタルフィルタ部105のタップ係数が不適切な値となり、波形歪みが補償できず、誤ったサンプリング・タイミングの誤差情報が抽出されることがある。
このため、特許文献2に記載の光受信装置は、初状態では、図2に示したフローチャートの動作を行うことで、初状態においても受信信号をサンプリング・クロックと位相同期させている。
具体的には、光受信装置は、先ず、波形歪みの状態を規定の初期状態に設定し、その波形歪みの状態に対応するタップ係数をルックアップ・テーブルからロードして、デジタルフィルタ部105に設定する。
続いて、光受信装置は、クロック再生のロックステータスが“ロック”か否か、つまり、再生された信号の波形歪みが所定時間以内に所定範囲に収まるか否かを判断する。
ロックステータスが“ロック”でない場合、光受信装置は、波形歪みの状態を次の状態に設定し、その設定した状態に対応するタップ係数をロードして、デジタルフィルタ部105に設定する。
光受信装置は、上記の動作を、ロックステータスが“ロック”になるまで繰り返すことで、受信信号をサンプリング・クロックと位相同期させている。
これにより、初状態においても、受信信号をサンプリング・クロックと位相同期させることが可能になる。
特開平9―224063号公報 特開2008―205654号公報
特許文献2に記載の光受信装置では、初状態における波形歪みの状態を予想しておくことが困難であるため、初状態において受信信号をサンプリング・クロックと位相同期させるためには、ルックアップ・テーブルのバリエーションを多く揃えておく必要がある。
このため、ルックアップ・テーブルが肥大化し、大容量の記憶装置が必要となる。したがって、初状態において受信信号をサンプリング・クロックと位相同期させて適切なサンプリングを行うためには、光受信装置の回路面積およびコストが増大するという問題があった。
なお、波形歪みの状態のバリエーションが多くなると、ロックステータスを“ロック”にするために繰り返す処理が多くなるため、受信信号をサンプリング・クロックと位相同期させるまでに係る時間が長くなるという問題もある。
本発明の目的は、上記の課題である、適切なサンプリングを行うためには、回路面積およびコストが増大するという問題を解決する受信装置および復調方法を提供することである。
本発明による受信装置は、アナログ信号を受信する受信手段と、前記受信手段が受信したアナログ信号から、該アナログ信号のシンボル・レートと同じ周波数のクロック信号を抽出する抽出手段と、前記受信手段が受信したアナログ信号を、サンプリング・クロック信号に同期してサンプリングすることでデジタル信号に変換する変換手段と、前記変換手段が変換したデジタル信号を復調し、該復調したデジタル信号に基づいて、該デジタル信号の誤り率が最小となる前記サンプリング・クロック信号の位相を算出する制御手段と、前記抽出手段が抽出したクロック信号の位相を、前記制御手段が算出した位相に調整し、該位相が調整されたクロック信号を前記サンプリング・クロック信号として生成する調整手段と、を含む。
また、本発明による復調方法は、アナログ信号を受信し、前記受信されたアナログ信号から、該アナログ信号のシンボル・レートと同じ周波数のクロック信号を抽出し、前記受信されたアナログ信号を、サンプリング・クロック信号に同期してサンプリングすることでデジタル信号に変換し、前記変換されたデジタル信号を復調し、該復調したデジタル信号に基づいて、該デジタル信号の誤り率が最小となる前記サンプリング・クロック信号の位相を算出し、前記抽出されたクロック信号の位相を、前記算出された位相に調整し、該位相が調整されたクロック信号を前記サンプリング・クロック信号として生成する。
本発明によれば、回路面積およびコストの増大を抑制しながら、適切なサンプリングを行うことが可能になる。
特許文献2に記載のA/D変換制御装置の構成を示したブロック図である。 特許文献2に記載のA/D変換制御装置の動作を説明するためのフローチャートである。 本発明による第1の実施形態の受信装置の構成を示したブロック図である。 本発明による第2の実施形態の受信装置の構成を示したブロック図である。 本発明による第3の実施形態の受信装置の構成を示したブロック図である。 本発明による第4の実施形態の受信装置の構成を示したブロック図である。 本発明による第5の実施形態の受信装置の構成を示したブロック図である。 遅延同期ループの構成の一例を示した回路図である。 本発明による第6の実施形態の受信装置の構成を示したブロック図である。 本発明による第7の実施形態の受信装置の構成を示したブロック図である。
以下、本発明の実施形態について図面を参照して説明する。
(第1の実施形態)
図3は、本発明による第1の実施形態の受信装置の構成を示したブロック図である。図1において、受信装置は、光受信部1と、A/D変換器(ADC)2と、DSP(Digital Signal Processor)3と、サンプリング・クロック抽出回路4と、位相調整回路5とを含む。
光受信部1は、受信手段の一例である。光受信部1は、光コヒーレント信号を受信し、その受信した光コヒーレント信号を、電気信号であるコヒーレント信号a1に変換する。光受信部1は、コヒーレント信号a1をA/D変換器2およびサンプリング・クロック抽出回路4に入力する。なお、光コヒーレント信号およびコヒーレント信号a1は、アナログ信号である。
A/D変換器2は、変換手段の一例である。A/D変換器2は、光受信部1から入力されたコヒーレント信号a1を、サンプリング・クロック信号clk2に同期してサンプリングすることで、デジタル信号d1に変換する。A/D変換器2は、デジタル信号d1をDSP3に入力する。
なお、本実施形態では、A/D変換器2が、コヒーレント信号a1のシンボル1個に対して1回サンプリングする場合を想定したものである。つまり、A/D変換器2のサンプリング・レートがコヒーレント信号a1(光コヒーレント信号)のシンボル・レートと一致する場合を想定している。
DSP3は、制御手段の一例である。DSP3は、A/D変換器2から入力されたデジタル信号d1に対してデジタル信号処理を施して、デジタル信号d1を復調する。DSP3は、復調されたデジタル信号d1を、再生後電気信号として出力する。
また、DSP3は、復調されたデジタル信号d1に基づいて、デジタル信号d1の誤り率が最小となるサンプリング・クロック信号clk2の位相を算出する。
具体的には、先ず、DSP3は、デジタル信号d1に基づいて、そのデジタル信号d1のサンプリング・クロック信号clk2によるサンプリング・タイミングを抽出する。なお、サンプリング・タイミングを抽出する抽出方法としては、例えば、MuellerとMullerによる「デジタル同期データ受信機におけるタイミング回復(Timing Recovery in Digital Synchronous Data Receivers)」、IEEE、Trans.Comm.Vol.COM−24、No.5、516−531ページ、1976年5月」などが知られている。なお、抽出方法は、「デジタル同期データ受信機におけるタイミング回復」に限らず適宜変更可能である。
続いて、DSP3は、デジタル信号の誤り率を測定すると共に、サンプリング・タイミングがずれるように、クロック信号clk1の位相を調整するための制御信号d2を生成し、制御信号d2を位相調整回路5に入力する。なお、誤り率は、例えば、ビットエラーレート(BER:Bit Error Rate)である。
その後、DSP3は、上記の動作を繰り返すことで、サンプリング・タイミングを徐々にずらしていき、かつ、サンプリング・タイミングをずらすたびに誤り率を算出する。DSP3は、算出した誤り率の中で、最小の誤り率を検索し、その誤り率が最小となるサンプリング・タイミングを、デジタル信号d1の誤り率が最小となるサンプリング・クロック信号clk2の位相として算出する。
DSP3は、クロック信号clk1の位相を、その算出した位相にするための制御信号d2を生成し、制御信号d2を位相調整回路5に入力する。
サンプリング・クロック抽出回路4は、光受信部1から入力されたコヒーレント信号a1から、コヒーレント信号a1のシンボル・レートと同じ周波数のクロック信号clk1を抽出し、クロック信号clk1を位相調整回路5に入力する。
位相調整回路5は、調整手段の一例である。位相調整回路5は、サンプリング・クロック抽出回路4から入力されたクロック信号clk1の位相を、DSP3から入力された制御信号d2に基づいて調整することで、クロック信号clk1の位相をDSP3が算出した位相に調整する。位相調整回路5は、その位相を調整したクロック信号clk1を、サンプリング・クロック信号clk2として生成する。
なお、クロック信号clk1は、コヒーレント信号a1のシンボル・レートと同じ周波数を有している。また、クロック信号clk1の位相は調整されているが、クロック信号clk1の逓倍や分周は行われていない。このため、A/D変換器2のサンプリング・レートとコヒーレント信号a1のシンボル・レートとは互いに一致している。
位相調整回路5は、サンプリング・クロック信号clk2をA/D変換器2に入力する。
以上説明したように、本実施形態によれば、A/D変換器2は、アナログ信号であるコヒーレント信号a1を、サンプリング・クロック信号clk2に同期してサンプリングすることでデジタル信号d1に変換する。DSP3は、A/D変換器2が変換したデジタル信号d1を復調し、その復調したデジタル信号に基づいて、デジタル信号d1の誤り率が最小となるサンプリング・クロック信号clk2の位相を算出する。サンプリング・クロック抽出回路4は、コヒーレント信号a1から、コヒーレント信号a1のシンボル・レートのクロック信号clk1を抽出する。位相調整回路5は、サンプリング・クロック抽出回路4が抽出したクロック信号clk1の位相を、DSP3が算出した位相に調整し、その位相を調整したクロック信号clk1をサンプリング・クロック信号clk2として生成する。
この場合、クロック信号clk1の位相が、デジタル信号d1の誤り率が最小となる位相に調整されて、サンプリング・クロック信号clk2が生成される。また、コヒーレント信号a1が、サンプリング・クロック信号clk2に同期してサンプリングされて、デジタル信号d1に変換される。なお、デジタル信号d1の誤り率が最小になれば、コヒーレント信号a1とサンプリング・クロック信号clk2とが位相同期していると見なせる。
したがって、光コヒーレント信号の波形歪みが大きくても、ルックアップ・テーブルを用いずに適切なサンプリングを行うことが可能になる。したがって、回路面積およびコストの増大を抑制しながら、適切なサンプリングを行うことが可能になる。また、コヒーレント信号a1をサンプリング・クロック信号clk2と位相同期させるまでに係る時間の増大化を抑制することが可能になる。
(第2の実施形態)
図4は、本発明による第2の実施形態の受信装置の構成を示したブロック図である。なお、図4において、図3と同じ機能を有するものには同じ符号を付し、その説明を省略することがある。
図4では、サンプリング・クロック抽出回路4は、帯域通過フィルタ6と、位相同期ループ7とを含む。また、位相調整回路5の一例として、位相補間回路8が用いられている。
なお、他の構成は、図3で示した構成と同じである。また、光受信部1は、コヒーレント信号a1を、A/D変換器2と、サンプリング・クロック抽出回路4の帯域通過フィルタ6に入力する。DSP3は、制御信号d2を位相補間回路8に入力する。
帯域通過フィルタ6は、光受信部1から入力されたコヒーレント信号a1内の所定の周波数の信号のみを通過させることで、コヒーレント信号a1から所定の周波数の信号を基本クロック信号clk3として抽出する。
所定の周波数は、クロック信号clk1の周波数、つまり、コヒーレント信号a1のシンボル・レートと同じ周波数である。したがって、コヒーレント信号a1からクロック信号clk1を抽出するのに不必要な周波数情報をカットすることができる。
帯域通過フィルタ6は、基本クロック信号clk3を位相同期ループ7に入力する。
位相同期ループ7は、帯域通過フィルタ6から入力された基本クロック信号clk3の位相をロックし、その位相をロックした基本クロック信号clk3をクロック信号clk1として生成する。これにより、基本クロック信号clk3のジッタが低減されて、適切なクロック信号clk1が生成される。
位相同期ループ7は、クロック信号clk1を位相補間回路8に入力する。
なお、帯域通過フィルタ6のQ値は、高ければ高い方が良い。しかしながら、クロック信号clk1は、位相同期ループ7にて基本クロック信号clk3の位相がロックされることで抽出されるため、帯域通過フィルタ6のQ値は、位相同期ループ7が基本クロック信号clk3の位相をロックできる程度に高ければよい。このため、例えば、帯域通過フィルタ6は、Q値がLSI(Large Scale Integration)内にオンチップ実装可能な値である10程度のLCフィルタなどで容易に実現可能である。
位相補間回路8は、サンプリング・クロック抽出回路4から入力されたクロック信号clk1の位相を、DSP3から入力された制御信号d2に基づいて調整することで、クロック信号clk1の位相をDSP3が算出した位相に調整する。位相補間回路8は、その位相を調整したクロック信号clk1をサンプリング・クロック信号clk2として生成する。
本実施形態によれば、帯域通過フィルタ6は、コヒーレント信号a1から、コヒーレント信号a1のシンボル・レートと同じ周波数の信号を、基本クロック信号clk3として抽出する。位相同期ループ7は、帯域通過フィルタ6が抽出した基本クロック信号clk3の位相をロックし、その位相をロックしたクロック信号clk3をクロック信号clk1として生成する。
この場合、コヒーレント信号a1のシンボル・レートと同じ周波数の信号である基本クロック信号clk3の位相がロックされて、クロック信号clk1が生成される。
したがって、コヒーレント信号a1の波形歪みが大きくても、クロック信号clk1を容易に生成することが可能になり、さらに、ジッタの少ないクロック信号clk1を生成することが可能になる。
(第3の実施形態)
図5は、本発明による第3の実施形態の受信装置の構成を示したブロック図である。なお、図5において、図3または図4と同じ機能を有するものには同じ符号を付し、その説明を省略することがある。
図5では、サンプリング・クロック抽出回路4は、位相同期ループ7と、インジェクション・ロック型電圧制御発振器9とを含む。なお、他の構成は、図4で示した構成と同じである。また、光受信部1は、コヒーレント信号a1を、A/D変換器2と、サンプリング・クロック抽出回路4のインジェクション・ロック型電圧制御発振器9に入力する。
インジェクション・ロック型電圧制御発振器9は、予め定められた特定の周波数帯域内の周波数で発振する。なお、特定の周波数帯域は、クロック信号clk1の周波数、つまり、コヒーレント信号a1のシンボル・レートと同じ周波数を含む周波数帯域である。
また、インジェクション・ロック型電圧制御発振器9は、その特定の周波数帯域内の周波数成分を有する信号が入力されると、発振周波数を、その入力された周波数成分にロックする。
これにより、インジェクション・ロック型電圧制御発振器9は、光受信部1から入力されたコヒーレント信号a1のシンボル・レートと同じ周波数に、発振周波数をロックすることになる。
インジェクション・ロック型電圧制御発振器9は、そのロックした発振周波数の信号を基本クロック成分信号clk4として生成し、基本クロック成分信号clk4を位相同期ループ7に入力する。
位相同期ループ7は、インジェクション・ロック型電圧制御発振器9から入力された基本クロック成分信号clk4の位相をロックし、その位相をロックした基本クロック成分信号clk1をクロック信号clk1として生成する。これにより、基本クロック成分信号clk4のジッタが低減されて、適切なクロック信号clk1が生成される。
以上説明したように、本実施形態によれば、インジェクション・ロック型電圧制御発振器9は、コヒーレント信号a1のシンボル・レートと同じ周波数に、発振周波数をロックし、そのロックした発振周波数の信号を基本クロック成分信号clk4として生成する。位相同期ループ7は、インジェクション・ロック型電圧制御発振器9が生成した基本クロック成分信号clk4の位相をロックし、その位相をロックした基本クロック成分信号clk4をクロック信号clk1として生成する。
この場合、コヒーレント信号a1のシンボル・レートと同じ発振周波数の基本クロック成分信号clk4の位相がロックされて、クロック信号clk1が生成される。
したがって、コヒーレント信号a1の波形歪みが大きくても、クロック信号clk1を容易に生成することが可能になり、さらに、ジッタの少ないクロック信号clk1を生成することが可能になる。
(第4の実施形態)
図6は、本発明による第4の実施形態の受信装置の構成を示したブロック図である。なお、図6において、図3〜図5と同じ機能を有するものには同じ符号を付し、その説明を省略することがある。
図6では、サンプリング・クロック抽出回路4は、帯域通過フィルタ6と、位相同期ループ7と、インジェクション・ロック型電圧制御発振器9を含む。なお、他の構成は、図4で示した構成と同じである。
帯域通過フィルタ6は、コヒーレント信号a1から、コヒーレント信号a1のシンボル・レートと同じ周波数の信号を、基本クロック信号clk3として抽出する。帯域通過フィルタ6は、基本クロック信号clk3を、インジェクション・ロック型電圧制御発振器9に入力する。
インジェクション・ロック型電圧制御発振器9は、帯域通過フィルタ6から入力された基本クロック信号clk3のシンボル・レートと同じ周波数に、発振周波数をロックして、そのロックした発振周波数の信号を基本クロック成分信号clk4として生成する。インジェクション・ロック型電圧制御発振器9は、基本クロック成分信号clk4を位相同期ループ7に入力する。
位相同期ループ7は、インジェクション・ロック型電圧制御発振器9から入力された基本クロック成分信号clk4の位相をロックして、クロック信号clk1を生成する。これにより、基本クロック成分信号clk4のジッタが低減されて、適切なクロック信号clk1が生成される。
以上説明したように、本実施形態によれば、帯域通過フィルタ6は、コヒーレント信号a1から、コヒーレント信号a1のシンボル・レートと同じ周波数の信号を、基本クロック信号clk3として抽出する。インジェクション・ロック型電圧制御発振器9は、基本クロック信号clk3のシンボル・レートと同じ周波数に、発振周波数をロックし、そのロックした発振周波数の信号を基本クロック成分信号clk4として生成する。位相同期ループ7は、インジェクション・ロック型電圧制御発振器9が生成した基本クロック成分信号clk4の位相をロックして、クロック信号clk1を生成する。
この場合、コヒーレント信号a1のシンボル・レートと同じ周波数の信号である基本クロック信号clk3が抽出される。また、基本クロック信号clk3の周波数と同じ発振周波数の基本クロック成分信号clk4の位相がロックされて、クロック信号clk1が生成される。
したがって、コヒーレント信号a1の波形歪みが大きくても、正確なクロック信号clk1を容易に生成することが可能になる。
(第5の実施形態)
図7は、本発明による第5の実施形態の受信装置の構成を示したブロック図である。なお、図7において、図3〜図6と同じ機能を有するものには同じ符号を付し、その説明を省略することがある。図7では、位相調整回路5の一例として、遅延同期ループ10が用いられている。なお、他の構成は、図4で示した構成と同じである。
位相同期ループ7は、クロック信号clk1を遅延同期ループ10に入力し、DSP3は、制御信号d2を遅延同期ループ10に入力する。
図8は、遅延同期ループ10の構成の一例を示した回路図である。図8において、遅延同期ループ10は、クロックバッファ201〜208を有する遅延部200と、位相比較回路209と、チャージポンプ回路210と、低域通過フィルタ211と、セレクタ212とを含む。なお、クロックバッファの数は、図8では、8だけだが、実際には、8に限らず、2以上であればよい。
遅延同期ループ10に入力されたクロック信号clk1は、遅延部200および位相比較回路209に入力される。
遅延部200に含まれるクロックバッファ201〜208のそれぞれは、遅延量が設定可能な遅延回路である。クロックバッファ201〜208は、直列に接続される。また、最前段のクロックバッファ201の入力端子には、サンプリング・クロック抽出回路4からのクロック信号clk1が入力される。
クロックバッファ201〜208のそれぞれは、設定されている遅延量だけ遅延して遅延クロック信号を生成する。クロックバッファ201〜207のそれぞれは、生成した遅延クロック信号を、後段のクロックバッファとセレクタ212に入力する。また、最後段のクロックバッファ208は、生成した遅延クロック信号をセレクタ212に入力すると共に、その遅延クロック信号を帰還信号として位相比較回路209に入力する。
これにより、遅延部200は、サンプリング・クロック抽出回路4からのクロック信号clk1を段階的に遅延して、それぞれ位相の異なる複数(本実施形態では、8個)の遅延クロック信号を生成する。そして、遅延部200は、その生成した遅延クロック信号のそれぞれをセレクタ212に入力すると共に、最も位相が遅れた遅延クロック信号を帰還信号として位相比較回路209に入力することになる。
位相比較回路209は、クロック信号clk1の位相と、帰還信号の位相とを比較して、その比較結果をチャージポンプ回路210に入力する。
ここで、位相比較回路209は、互いに位相が異なる進相パルス信号および遅相パルス信号を含むパルス信号を用いて比較結果を表す。
例えば、クロック信号clk1(以下、基準信号と称することもある)の位相より帰還信号の位相の方が遅れている場合、それらの位相差に応じた長さ分だけ、遅相パルス信号の幅が進相パルス信号の幅よりも長いパルス信号を比較結果として生成する。
一方、基準信号の位相より帰還信号の位相の方が進んでいる場合、それらの位相差に応じて長さ分だけ、進相パルス信号の幅が遅相パルス信号の幅よりも長いパルス信号を比較結果として生成する。
チャージポンプ回路210は、比較結果(つまり、進相パルス信号および遅相パルス信号の情報)を直流成分に変換することでアナログ信号に変換し、そのアナログ信号に変換された比較結果を誤差信号として低域通過フィルタ211に入力する。
低域通過フィルタ211は、誤差信号の高周波成分を除去して、クロックバッファ202〜208のそれぞれの遅延量を示す遅延制御信号を生成する。低域通過フィルタ211は、その遅延制御信号をクロックバッファ202〜208のそれぞれに入力して、遅延制御信号が示す遅延量をクロックバッファ202〜208のそれぞれに設定する。
以上により、帰還信号の位相が基準信号の位相と同期がとれた場合(または、それらの位相が360度の整数倍だけずれた場合)、遅延クロック信号のそれぞれがロックされることとなる。また、遅延回路は8つの異なる均等に振り分けられたクロックを生成することになる。
セレクタ212は、それらの遅延クロック信号のいずれかを、DSP3からの制御信号d2に応じて、サンプリング・クロック信号clk2として選択し、その選択したサンプリング・クロック信号clk2をA/D変換器2に入力する。
なお、DSP3は、デジタル信号d1の誤り率が最小となるサンプリング・クロック信号clk2の位相と、現在のサンプリング・クロック信号clkの位相との差を求め、その差の大きさ分だけ遅延された遅延クロック信号を選択するための信号を制御信号d2として生成する。
本実施形態によれば、遅延同期ループ10を用いてサンプリング・クロック信号clk2を生成することができる。
(第6の実施形態)
図9は、本発明による第2の実施形態の受信装置の構成を示したブロック図である。なお、図9において、図3〜7と同じ機能を有するものには同じ符号を付し、その説明を省略することがある。
図9では、サンプリング・クロック抽出回路4は、図5と同様に、位相同期ループ7と、インジェクション・ロック型電圧制御発振器9とを含む。また、位相調整回路5としては、図7と同様に遅延同期ループ10が用いられている。なお、他の構成は、図3で示した構成と同じである。
図9で示した構成でも、光コヒーレント信号の波形歪みが大きくても、ルックアップ・テーブルを用いずに適切なサンプリングを行うことが可能になる。
(第7の実施形態)
図10は、本発明による第2の実施形態の受信装置の構成を示したブロック図である。なお、図10において、図3〜9と同じ機能を有するものには同じ符号を付し、その説明を省略することがある。
図10では、サンプリング・クロック抽出回路4は、図6と同様に、帯域通過フィルタ6と、位相同期ループ7と、インジェクション・ロック型電圧制御発振器9とを含む。また、位相調整回路5としては、図7と同様に遅延同期ループ10が用いられている。なお、他の構成は、図3で示した構成と同じである。
図10で示した構成でも、光コヒーレント信号の波形歪みが大きくても、ルックアップ・テーブルを用いずに適切なサンプリングを行うことが可能になる。
以上説明した各実施形態において、図示した構成は単なる一例であって、本発明はその構成に限定されるものではない。
この出願は、2009年5月11日に出願された日本出願特願2009−114503号公報を基礎とする優先権を主張し、その開示の全てをここに取り込む。

Claims (5)

  1. アナログ信号を受信する受信手段と、
    前記受信手段が受信したアナログ信号から、該アナログ信号のシンボル・レートと同じ周波数のクロック信号を抽出する抽出手段と、
    前記受信手段が受信したアナログ信号を、サンプリング・クロック信号に同期してサンプリングすることでデジタル信号に変換する変換手段と、
    前記変換手段が変換したデジタル信号を復調し、該復調したデジタル信号に基づいて、該デジタル信号の誤り率が最小となる前記サンプリング・クロック信号の位相を算出する制御手段と、
    前記抽出手段が抽出したクロック信号の位相を、前記制御手段が算出した位相に調整し、該位相が調整されたクロック信号を前記サンプリング・クロック信号として生成する調整手段と、を含む受信装置。
  2. 請求項1に記載の受信装置において、
    前記抽出手段は、
    前記受信手段が受信したアナログ信号から、該アナログ信号のシンボル・レートと同じ周波数の信号を、基本クロック信号として抽出する帯域通過フィルタと、
    前記帯域通過フィルタが抽出した基本クロック信号の位相をロックし、該位相がロックされた基本クロック信号を、前記クロック信号を生成する位相同期ループと、を含む、受信装置。
  3. 請求項1に記載の受信装置において、
    前記抽出手段は、
    前記受信手段が受信したアナログ信号のシンボル・レートと同じ周波数に、発振周波数をロックし、該ロックされた発振周波数の信号を基本クロック成分信号として生成するインジェクション・ロック型電圧制御発振器と、
    前記インジェクション・ロック型電圧制御発振器が生成した基本クロック成分信号の位相をロックし、該位相がロックされた基本クロック成分信号を前記サンプリング・クロック信号として生成する位相同期ループと、を含む、受信装置。
  4. 請求項1に記載の受信装置において、
    前記抽出手段は、
    前記受信手段が受信したアナログ信号から、該アナログ信号のシンボル・レートと同じ周波数の信号を、基本クロック信号として抽出する帯域通過フィルタと、
    前記帯域通過フィルタが抽出した基本クロック信号の周波数に、発振周波数をロックし、該ロックされた発振周波数の信号を基本クロック成分信号として生成するインジェクション・ロック型電圧制御発振器と、
    前記インジェクション・ロック型電圧制御発振器が生成した基本クロック成分信号の位相をロックして、該位相がロックされた基本クロック成分信号を前記サンプリング・クロック信号として生成する位相同期ループと、を含む、受信装置。
  5. アナログ信号を受信し、
    前記受信されたアナログ信号から、該アナログ信号のシンボル・レートと同じ周波数のクロック信号を抽出し、
    前記受信されたアナログ信号を、サンプリング・クロック信号に同期してサンプリングすることでデジタル信号に変換し、
    前記変換されたデジタル信号を復調し、該復調したデジタル信号に基づいて、該デジタル信号の誤り率が最小となる前記サンプリング・クロック信号の位相を算出し、
    前記抽出されたクロック信号の位相を、前記算出された位相に調整し、該位相が調整されたクロック信号を前記サンプリング・クロック信号として生成する、復調方法。
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