JPWO2010131361A1 - モータ駆動制御装置 - Google Patents

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Abstract

上位装置1に指令パターン変更部8を備え、検出器3に検出器通信パラメータ変更部34を備え、モータ駆動制御装置2に通信パラメータ変更部26と制御ゲイン変更部23を備え、検出器通信の通信異常判定部29の判定に基づき、予め決められた複数の通信パラメータと制御ゲインと指令パターンを同期して変更することにより、モータ4を駆動制御する。

Description

本発明はモータ駆動制御装置に関し、特に、通信データの受信結果に基づいてモータ駆動制御を行うモータ駆動制御装置に関する。
モータ駆動制御装置と位置情報検出器との間の通信環境下において、通信異常の発生率が高いと、モータが停止することがあることから、通信異常の発生率に応じて通信速度を変更することがある。
例えば、通信信頼性の確保を目的として通信異常の発生率に応じて通信速度を変更させる制御方法として、特許文献1に開示された技術がある。この特許文献1に開示された技術では、通信異常が発生する通信環境下で通信異常回数をカウントし、ある通信異常回数の閾値に達した場合に通信速度を変更することにより、通信信頼性が常に確保される。
特開平11−275172号公報
しかしながら、上記従来の技術によれば、モータ駆動制御装置と位置情報検出器との間の通信環境下で通信速度を下げると、位置情報検出器からのデータ伝送時間が長くなる。このため、位置情報検出器からの位置情報をモータ駆動制御装置が取得するまでの遅れ時間が増加し、デジタル制御系の無駄時間が増大する。この結果、指令パターンと制御ゲインが同じ条件下では、モータ駆動制御システムの安定性が損なわれ、モータ速度のオーバシュートが増加したり、モータの回転むらが増大したりして、モータの動作が不安定になるという問題があった。
一方、通信速度を変更することなく、モータ駆動制御装置と位置情報検出器との間の通信異常に対処するには、通信路のケーブル長やノイズ耐量などのワーストケースを前提としたシステム構成となるため、その分だけ通信速度が下がり、制御の応答性に支障をきたすという問題があった。
本発明は、上記に鑑みてなされたものであって、通信異常の発生率が高い場合においても、通信信頼性を確保するとともに、制御の応答性を低下させることなく、モータの動作が不安定化するのを防止することが可能なモータ駆動制御装置を得ることを目的とする。
上述した課題を解決し、目的を達成するために、本発明のモータ駆動制御装置は、制御ゲインを変更する制御ゲイン変更部と、通信パラメータを変更する通信パラメータ変更部と、通信状態の異常性を判定する通信異常判定部と、前記通信異常判定部の判定結果に基づいて、前記制御ゲインと前記通信パラメータとが同期して変更されるように指示する環境適応制御部とを備えることを特徴とする。
この発明によれば、通信異常の発生率が高い場合においても、通信信頼性を確保するとともに、制御の応答性を低下させることなく、モータの動作が不安定化するのを防止することが可能なモータ駆動制御装置を得ることが可能という効果を奏する。
図1は、本発明に係るモータ駆動制御装置の実施例1の概略構成を示すブロック図である。 図2は、図1の環境適応制御部の概略構成を示すブロック図である。 図3は、図1の環境適応制御部の初期設定モードの動作を示すフローチャートである。 図4は、図1の環境適応制御部の環境適応制御モードの動作を示すフローチャートである。 図5は、図1の環境適応制御部の動作を示すタイミングチャートである。 図6は、図1の環境適応制御部の環境適応制御前後の切り替えパターンを示す図である。 図7は、本発明に係るモータ駆動制御装置の実施例2の概略構成を示すブロック図である。 図8は、図7の軸連動環境適応制御部の概略構成を示すブロック図である。 図9は、図7の上位装置環境適応制御部の概略構成を示すブロック図である。 図10は、図7の軸連動環境適応制御部の初期設定モードの動作を示すフローチャートである。 図11は、図7の軸連動環境適応制御部の自軸環境適応制御モードの動作を示すフローチャートである。 図12は、図7の上位装置環境適応制御部の指令パターンの切り替え方法を示すタイミングチャートである。
以下に、本発明に係るモータ駆動制御装置の実施例を図面に基づいて詳細に説明する。なお、この実施例によりこの発明が限定されるものではない。
図1は、本発明に係るモータ駆動制御装置の実施例1の概略構成を示すブロック図である。図1において、モータ駆動制御装置2には、駆動制御装置インタフェース部10、位置指令取得部11、位置制御処理部12、速度制御処理部13、電流制御処理部14、電圧変換回路18、電流検出器19、速度変換処理部20、制御ゲイン記憶部22、制御ゲイン変更部23、検出器位置情報取得部24、通信パラメータ記憶部25、通信パラメータ変更部26、表示部27、環境適応制御部28、通信異常判定部29、通信異常カウンタ30および駆動制御装置検出器通信部31が設けられている。
また、上位装置1には、位置指令生成部5および上位装置インタフェース部6が設けられている。また、検出器3には、検出器通信部32、検出器通信パラメータ記憶部33および検出器通信パラメータ変更部34が設けられている。
そして、モータ駆動制御装置2は、駆動制御装置インタフェース部10を介して上位装置1に接続され、駆動制御装置検出器通信部31を介して検出器3に接続され、電圧変換回路18を介してモータ4に接続されている。
ここで、上位装置1は、モータ駆動制御装置2に位置指令を伝えることができる。検出器3は、モータ4の位置を検出し、モータ4の位置情報をモータ駆動制御装置2に送信することができる。モータ駆動制御装置2は、上位装置1から伝えられた位置指令および検出器3から送信されたモータ4の位置情報に基づいて、モータ4を駆動制御することができる。
ここで、モータ駆動制御装置2において、駆動制御装置インタフェース部10は、上位装置1との間で通信の仲介を行うことができる。
位置指令取得部11は、駆動制御装置インタフェース部10を介して受け取ったデータから位置指令を取り出し、位置制御処理部12に受け渡すことができる。
位置制御処理部12は、位置指令取得部11より受け取った位置指令と検出器3にて検出された位置情報に基づいて位置フィードバックループを形成し、速度指令を生成することができる。ここで、位置制御処理部12には、位置制御ゲイン乗算器15および減算器61が設けられている。そして、減算器61は、位置指令取得部11より受け取った位置指令から検出器3にて検出された位置情報を減算し、位置制御ゲイン乗算器15に出力することができる。位置制御ゲイン乗算器15は、減算器61からの出力に位置制御ゲインKpを乗算することで、速度指令を生成することができる。なお、位置制御ゲインKpは、位置フィードバックループ処理の応答性を決めることができる。
速度変換処理部20は、検出器3にて検出されたモータ4の位置情報を速度情報に変換し、速度制御処理部13に出力することができる。なお、位置制御処理部12および速度変換処理部20に送られるモータ4の位置情報は、遅れ時間21を伴なっていてもよい。この遅れ時間21は、CPUの演算時間や、検出器3を用いたデジタル速度検出方式に起因する検出無駄時間などループ内に含まれる無駄時間を合計したものである。
速度制御処理部13は、位置制御処理部12より受け取った速度指令と速度変換処理部20より受け取った速度情報に基づいて速度フィードバックループを形成し、トルク指令を生成することができる。ここで、速度制御処理部13には、速度制御ゲイン乗算器16および減算器62が設けられている。そして、減算器62は、位置制御処理部12より受け取った速度指令から速度変換処理部20より受け取った速度情報を減算し、速度制御ゲイン乗算器16に出力することができる。速度制御ゲイン乗算器16は、減算器62からの出力に速度制御ゲインKvを乗算することで、トルク指令を生成することができる。なお、速度制御ゲインKvは、速度フィードバックループ処理の応答性を決めることができる。
電流検出器19は、モータ4に供給されるモータ電流を検出し、電流制御処理部14に出力することができる。
電流制御処理部14は、速度制御処理部13より受け取ったトルク指令と電流検出器19より受け取ったモータ電流の検出値に基づいて電流フィードバックループを形成し、電圧指令を生成することができる。ここで、電流制御処理部14には、電流制御ゲイン乗算器17および減算器63が設けられている。そして、減算器63は、速度制御処理部13より受け取ったトルク指令から電流検出器19より受け取ったモータ電流の検出値を減算し、電流制御ゲイン乗算器17に出力することができる。電流制御ゲイン乗算器17は、減算器63からの出力に電流制御ゲインKcを乗算することで、電圧指令を生成することができる。なお、電流制御ゲインKcは、電流フィードバックループ処理の応答性を決めることができる。
電圧変換回路18は、電流制御処理部14から出力された電圧指令をモータ電流に変換し、モータ4に出力することができる。
制御ゲイン記憶部22は、N(Nは正の整数)個の制御ゲインGNを予め記憶することができる。
制御ゲイン変更部23は、環境適応制御部28からの環境適応制御情報に基づいて、制御ゲイン記憶部22に記憶されているN個の制御ゲインGNのいずれかを位置制御ゲインGiおよび速度制御ゲインGjとし、位置制御処理部12の位置制御ゲインKpおよび速度制御処理部13の速度制御ゲインKvを位置制御ゲインGiおよび速度制御ゲインGjにそれぞれ変更することができる。なお、環境適応制御は、検出器3との通信において、ノイズや通信ケーブル長などの通信環境によって発生する通信異常回数に基づき通信パラメータ(通信周期、通信速度、受信デジタルフィルタ)と制御ゲイン(位置制御ゲイン、速度制御ゲイン)を同期して変更させることを言う。そして、環境適応制御情報には、変更させる通信パラメータおよび制御ゲイン並びに切り替えタイミングの情報を含むことができる。
駆動制御装置検出器通信部31は、検出器3との間でシリアル通信を行い、検出器3にて検出された位置情報を受信することができる。
検出器位置情報取得部24は、駆動制御装置検出器通信部31を介して受け取ったデータから位置情報を取り出し、位置制御処理部12および速度変換処理部20に受け渡すことができる。
通信パラメータ記憶部25は、N個の通信パラメータPNを予め記憶することができる。
通信パラメータ変更部26は、環境適応制御部28からの環境適応制御情報に基づいて、検出器3との通信に用いられる通信パラメータを、通信パラメータ記憶部25に記憶されているN個の通信パラメータPNのいずれかに変更することができる。なお、通信パラメータPNとしては、通信周期P1、通信速度P2および受信デジタルフィルタP3を挙げることができる。
通信異常カウンタ30は、検出器3との通信において、所定の周期の通信異常回数をカウントすることができる。
通信異常判定部29は、通信異常カウンタ30によるカウント結果に基づいて、検出器3との間の通信状態の異常性を判定することができる。
環境適応制御部28は、通信異常判定部29の判定結果に基づいて、位置制御処理部12および速度制御処理部13の制御ゲイン(位置制御ゲインKpおよび速度制御ゲインKv)と、検出器3との通信に使用される通信パラメータ(通信周期P1、通信速度P2および受信デジタルフィルタP3)とが同期して変更されるように指示することができる。
表示部27は、検出器3の異常を知らせるアラームなどを表示したり、その他の各種の情報を表示したりすることができる。
また、上位装置1において、位置指令生成部5は、モータ4の駆動制御に用いられる位置指令を生成することができる。
上位装置インタフェース部6は、モータ駆動制御装置2との間で通信の仲介を行うことができる。
また、検出器3において、検出器通信部32は、モータ駆動制御装置2との間でシリアル通信を行い、検出器3にて検出された位置情報をモータ駆動制御装置2に送信することができる。
検出器通信パラメータ記憶部33は、N個の通信パラメータPN´を予め記憶することができる。
検出器通信パラメータ変更部34は、通信パラメータ変更部26からの変更指令に基づいて、モータ駆動制御装置2との通信に用いられる通信パラメータを、検出器通信パラメータ記憶部33に記憶されているN個の通信パラメータPN´のいずれかに変更することができる。なお、通信パラメータPN´としては、通信周期P1´、通信速度P2´および受信デジタルフィルタP3´を挙げることができる。そして、検出器通信パラメータ変更部34にて変更される通信周期P1´、通信速度P2´および受信デジタルフィルタP3´は、通信パラメータ変更部26にて変更される通信周期P1、通信速度P2および受信デジタルフィルタP3に対応させることができる。
そして、位置指令生成部5にて生成された位置指令は、上位装置インタフェース部6を介して上位装置1からモータ駆動制御装置2に送られる。そして、位置指令がモータ駆動制御装置2に送られると、駆動制御装置インタフェース部10を介して受信され、位置指令取得部11に送られる。そして、位置指令取得部11において、駆動制御装置インタフェース部10を介して受け取ったデータから位置指令が取り出され、位置制御処理部12に受け渡される。
一方、検出器3にて検出されたモータ4の位置情報は、検出器通信部32を介して検出器3からモータ駆動制御装置2に送られる。そして、モータ4の位置情報がモータ駆動制御装置2に送られると、駆動制御装置検出器通信部31を介して受信され、検出器位置情報取得部24に送られる。そして、検出器位置情報取得部24において、駆動制御装置検出器通信部31を介して受け取ったデータからモータ4の位置情報が取り出され、遅れ時間21を伴なって位置制御処理部12に受け渡される。
そして、位置指令生成部5にて生成された位置指令および検出器3にて検出されたモータ4の位置情報が位置制御処理部12に送られると、その位置指令から位置情報が減算器61にて減算された後、位置制御ゲイン乗算器15にて位置制御ゲインKpが乗算されることで速度指令が生成され、速度制御処理部13に出力される。
また、検出器位置情報取得部24にて取り出されたモータ4の位置情報は、遅れ時間21を伴なって速度変換処理部20に受け渡される。そして、モータ4の位置情報が速度変換処理部20に送られると、その位置情報が速度情報に変換され、速度制御処理部13に出力される。
そして、位置制御処理部12から出力された速度指令と速度変換処理部20から出力された速度情報が速度制御処理部13に送られると、その速度指令から速度情報が減算器62にて減算された後、速度制御ゲイン乗算器16にて速度制御ゲインKvが乗算されることでトルク指令が生成され、電流制御処理部14に出力される。
一方、電圧変換回路18を介してモータ4に供給されるモータ電流は電流検出器19にて検出され、電流制御処理部14に出力される。そして、速度制御処理部13から出力されたトルク指令と電流検出器19から出力されたモータ電流の検出値が電流制御処理部14に出力されると、そのトルク指令からモータ電流の検出が減算器63にて減算された後、電流制御ゲイン乗算器17にて電流制御ゲインKcが乗算されることで電圧指令が生成され、電圧変換回路18に出力される。
そして、電圧指令が電圧変換回路18に出力されると、モータ電流に変換された後、モータ4に出力される。
また、駆動制御装置検出器通信部31にモータ4の位置情報が送られると、所定の周期の通信異常回数が通信異常カウンタ30にてカウントされ、そのカウント結果が通信異常判定部29に送られる。そして、通信異常判定部29において、通信異常カウンタ30によるカウント結果に基づいて、検出器3との間の通信状態の異常性が判定され、その判定結果が環境適応制御部28に送られる。
そして、環境適応制御部28において、通信異常判定部29の判定結果に基づいて、位置制御処理部12の位置制御ゲインKpおよび速度制御処理部13の速度制御ゲインKvを変更するように制御ゲイン変更部23に指示するとともに、検出器3との間の通信に設定される通信周期P1、通信速度P2および受信デジタルフィルタP3を変更するように通信パラメータ変更部26に指示する。ここで、環境適応制御部28は、位置制御ゲインKpおよび速度制御ゲインKvと、通信周期P1、通信速度P2および受信デジタルフィルタP3とは同期して変更されるように制御ゲイン変更部23および通信パラメータ変更部26に指示する。
そして、位置制御ゲインKpおよび速度制御ゲインKvを変更するように制御ゲイン変更部23に指示されると、制御ゲイン記憶部22に記憶されているN個の制御ゲインGNのいずれかが位置制御ゲインGiおよび速度制御ゲインGjとして、位置制御ゲインKpおよび速度制御ゲインKvとそれぞれ変更される。
また、通信周期P1、通信速度P2および受信デジタルフィルタP3を変更するように通信パラメータ変更部26に指示されると、通信パラメータ記憶部25に記憶されているN個の通信パラメータPNのいずれかが通信周期P1、通信速度P2および受信デジタルフィルタP3として変更される。
ここで、位置制御ゲインKpおよび速度制御ゲインKvと、通信周期P1、通信速度P2および受信デジタルフィルタP3とを同期して変更させることにより、検出器3との間の通信異常の発生率が高い場合においても、通信信頼性を確保するとともに、モータ駆動制御の応答性を低下させることなく、モータ4の動作が不安定化するのを防止することが可能となる。
図2は、図1の環境適応制御部の概略構成を示すブロック図である。図2において、環境適応制御部28には、初期設定モード選択部40、自軸環境適応制御モード選択部41、環境適応制御切替処理部43および制御処理変更部44が設けられている。
ここで、初期設定モード選択部40は、初期設定モードが選択された場合、初期設定モードで動作するように環境適応制御切替処理部43に指示することができる。自軸環境適応制御モード選択部41は、自軸環境適応制御モードが選択された場合、自軸環境適応制御モードで動作するように環境適応制御切替処理部43に指示することができる。
環境適応制御切替処理部43は、自軸環境適応制御モードが選択された場合、通信異常判定部29からの通信異常回数に対応した自軸通信状態情報45に基づき、通信異常回数が予め設定されている条件になった場合に、位置制御ゲインKpおよび速度制御ゲインKvと、通信周期P1、通信速度P2および受信デジタルフィルタP3とを同期して変更させることができる。ここで、環境適応制御切替処理部43は、位置制御ゲインKpおよび速度制御ゲインKvと、通信周期P1、通信速度P2および受信デジタルフィルタP3とを同期して変更させるために、環境適応制御情報46を通信パラメータ変更部26および制御ゲイン変更部23に出力することができる。
また、環境適応制御切替処理部43は、初期設定モードが選択された場合、環境適応制御状態になった場合のモータ動作を模擬することにより、環境適応制御時の運転状況を事前に確認することができる。
制御処理変更部44は、通信制御タイミングの変更に伴う必要な処理の変更を行うことができる。
図3は、図1の環境適応制御部の初期設定モードの動作を示すフローチャートである。なお、予め決められている通信パラメータ(通信周期、通信速度、受信デジタルフィルタ)と制御ゲイン(位置制御ゲイン、速度制御ゲイン)はN個ずつあるものとする。
図3において、初期設定モードが選択された場合、環境適応制御切替処理部43は、n=1に設定し(ステップS100)、通信パラメータおよび速度制御ゲインのn番目の組み合わせを環境適応制御情報46として通信パラメータ変更部26と制御ゲイン変更部23に同時に伝える(ステップS110)。なお、環境適応制御情報46に含まれる切り替えのタイミングは、通信周期36に同期するように設定することができる。
次に、駆動制御装置検出器通信部31は、通信パラメータ変更部26にて変更された通信パラメータに基づいて検出器3との通信を行うと同時に、位置制御処理部12と速度制御処理部13は、制御ゲイン変更部23にて変更された制御ゲインに基づいて位置制御処理および速度制御処理を行う(ステップS120)。
また、通信異常カウンタ30は、検出器3との通信の通信異常回数をカウントし(ステップS130)、通信異常回数を記憶する(ステップS140)。そして、n≧Nという条件を満たすかどうかを判断し(ステップS150)、n≧Nという条件を満たさない場合、nを1だけインクリメントした後(ステップS160)、ステップS110に戻り、n≧Nという条件を満たすまで以上の動作を繰り返す。
そして、n≧Nという条件を満たした場合(ステップS150)、N個の通信パラメータと制御ゲインの全ての組み合わせのうち、通信異常回数が最小になる通信パラメータと制御パラメータを設定する(ステップS170)。
なお、初期設定モードでnを1だけインクリメントさせるタイミングは、ある周期で自動的に変更するようにしてもよいし、外部入力にしたがって変更するようにしてもよい。また、通信パラメータと制御ゲインを切り替えるタイミングは通信周期36に一致させることが好ましい。また、制御ゲイン(位置制御ゲインKp、速度制御ゲインKv)は、予め決められた時定数に従って切り替えるようにしてもよい。
また、N個の通信パラメータと制御ゲインの全ての組み合わせのうち、通信異常回数が最小になる通信パラメータと制御パラメータを設定するようにしてもよいが、図3の処理で実行した任意の通信パラメータと制御ゲインを初期状態として設定するようにしてもよい。
図4は、図1の環境適応制御部の環境適応制御モードの動作を示すフローチャートである。なお、図2の環境適応制御切替処理部43は、環境適応制御モードでは、通信アラームとなる通信異常回数を判定するアラーム閾値とは別に、環境適応制御の実施を判定する環境適応制御閾値を設けることができる。ここで、環境適応制御閾値は、アラーム閾値より小さな値に設定することができる。
図4において、環境適応制御モードが選択された場合、図3の初期設定モードで予め設定された通信パラメータと制御ゲインに基づいて、駆動制御装置検出器通信部31は、検出器3との間で通信を行うと同時に、位置制御処理部12および速度制御処理部13は、位置制御処理および速度制御処理を行う(ステップS200)。
次に、環境適応制御切替処理部43は、自軸の通信異常回数を示す自軸通信状態情報45が予め設定されている環境適応制御閾値未満の場合(ステップS210)、予め設定された通信パラメータと制御ゲインに基づいて、検出器3との間の通信と、位置制御処理部12および速度制御処理部13の制御処理を継続させる。
そして、環境適応制御切替処理部43は、自軸通信状態情報45が予め決められている環境適応制御閾値以上(ステップS210)かつ予め決められているアラーム閾値未満の場合(ステップS220)、環境適応制御に基づいて通信パラメータと制御ゲインを変更させる(ステップS230)。
一方、環境適応制御切替処理部43は、自軸の通信異常回数を示す自軸通信状態情報45が予め設定されているアラーム閾値を越えると(ステップS220)、通信異常アラームを発生し(ステップS240)、モータ4を停止させるとともに、表示部27に表示させる。
図5は、図1の環境適応制御部の動作を示すタイミングチャートである。なお、基本的に変更処理の簡素化のために、通信周期、通信速度および受信デジタルフィルタは1/2倍、1倍、2倍に変更されるものとする。また、制御処理が煩雑になるため、速度制御周期39は変更しないものとする。また、図5(a)は、環境適応制御により通信速度を1/2倍に変更した場合を示す。図5(b)は、環境適応制御により通信速度を2倍に変更した場合を示す。
図5(a)において、例えば、環境適応制御前H1では、2番目の通信パラメータおよび2番目の制御ゲインに設定したものとする。そして、環境適応制御後H2において、2番目の通信パラメータおよび2番目の制御ゲインを3番目の通信パラメータおよび3番目の制御ゲインに変更し、通信周期36と受信デジタルフィルタを2倍、通信速度を1/2倍にし、制御ゲインを低下させたものとする。
なお、駆動制御装置検出器通信部31と検出器通信部32は、予め基準となる通信速度の1/2倍の通信速度および2倍の通信速度までの送信および受信を行うことができるものとする。
自軸通信状態情報45が環境適応制御閾値以上かつアラーム閾値未満という条件が成立した場合、その後の通信周期36のタイミングに同期して通信パラメータと制御ゲインが切り替えられ、駆動制御装置検出器通信部31から検出器通信リクエスト37が送信される。なお、通信周期36に同期したタイミングでは、検出器3との間の通信と位置制御処理部12および速度制御処理部13の制御処理が行われていないため、通信パラメータと制御ゲインが切り替えられても、これらの通信処理と制御処理に影響が及ぶことはない。ここで、通信周期36、通信速度および受信デジタルフィルタは、常にモータ駆動制御装置2から変更されるように構成することができる。
駆動制御装置検出器通信部31から検出器通信リクエスト37が送信されると、検出器3は、検出器通信リクエスト37に応答して、モータ4の位置情報を含む検出器通信データ38がモータ駆動制御装置2に送信される。このため、検出器3の通信周期は、モータ駆動制御装置2の通信周期36と一致するように変更される。また、検出器3の検出器通信部32は、検出器通信パラメータ変更部34において、検出器通信パラメータ記憶部33に格納されている通信パラメータを元に検出器3の通信周期P1´を変更させる。
また、検出器通信部32は、1/2倍の通信速度で受信可能でかつ通信データの決められた箇所を特定の‘1’と‘0’の組み合わせのパターンとすることで、受信データから通信速度を検出し、通信速度P2´を変更させる。そして、検出器通信部32は、その検出した通信速度に基づいて検出器通信データ38をモータ駆動制御装置2に送信するとともに、検出器通信パラメータ記憶部33に格納されている通信パラメータを元に受信デジタルフィルタP3´を変更させる。
また、図5(a)の場合は、環境適応制御後H2は通信周期36が2倍になり、環境適応制御前H1に2回送信されていた位置情報が環境適応制御後H2には1回しか検出器3から送信されないようになる。このため、制御処理変更部44は、通信周期36の変更に伴って位置情報取得処理を行わないようにする変更を行う。
一方、図5(b)において、例えば、環境適応制御前H1では、2番目の通信パラメータおよび2番目の制御ゲインに設定したものとする。そして、環境適応制御後H2において、2番目の通信パラメータおよび2番目の制御ゲインを1番目の通信パラメータおよび1番目の制御ゲインに変更し、通信周期36と受信デジタルフィルタを1/2倍、通信速度を2倍にし、制御ゲインを変更したものとする。
また、検出器3の検出器通信部32は、2倍の通信速度まで受信できる回路であるとすると、検出器通信リクエスト37のデータパターン(‘1’と‘0’の組み合わせ)から通信速度を検出し、検出器通信リクエスト37を受信する。そして、検出器通信部32は、検出器通信リクエスト37を受信すると、モータ4の位置情報を含む検出器通信データ38をモータ駆動制御装置2に送信し、その位置情報が駆動制御装置検出器通信部31にて受信される。
さらにまた、環境適応制御情報46に含まれる切り替えタイミングに基づいて、環境適応制御中というメッセージが表示部27に表示される。
図6は、図1の環境適応制御部の環境適応制御前後の切り替えパターンを示す図である。なお、図6(a)は、通信異常が発生する環境下で、指令パターンまたは制御ゲインを変更せずに、通信パラメータである通信速度を1/2倍、通信周期を2倍、受信デジタルフィルタを2倍に変更した時のモータ速度を示す。図6(b)は、通信異常が発生する環境下で、指令パターンを変更せずに、通信パラメータである通信速度を1/2倍、通信周期を2倍、受信デジタルフィルタを2倍に変更すると同時に、速度制御ゲインを1/2倍に変更した時のモータ速度を示す。
図6(a)において、環境適応制御前H1に通信異常が発生したため、環境適応制御後H2に指令パターンまたは制御ゲインを変更せずに、通信パラメータを変更すると、モータ4の動作が不安定になり、モータ停止状態になる。
これに対し、図6(b)に示すように、環境適応制御前H1に通信異常が発生したため、環境適応制御後H2に指令パターンを変更せずに、通信パラメータを変更すると同時に制御ゲインを変更すると、モータ4の動作が不安定になるのを防止でき、モータの運転を継続させることができる。
以上のように、上述した実施例1によれば、通信異常が発生する環境下で、通信パラメータと制御ゲインを同期して変更することができるので、モータ4の不安定な動作を引き起こすことなく、安定した運転を継続することが可能となるとともに、通信異常アラームによりモータが停止するのを防止することができる。
また、検出器3との間の通信の通信ケーブル長が短い場合や、通信異常の発生率が低い環境下で、通信パラメータ(通信周期P1、通信速度P2、受信デジタルフィルタP3)と同期して制御ゲイン(位置制御ゲインKp、速度制御ゲインKv)を変更することができるので、通信速度を上げることができ、遅れ時間21を短縮することができる。このため、図5の速度制御周期39を短縮することなく、モータ駆動制御の応答性を向上させることが可能となり、ワーストケースを前提として予め通信速度を上げる必要がなくなることから、システム構成のコストアップを抑制することができる。
さらにまた、ノイズ等による通信異常が実際に発生していない状態においても、初期設定モードにより、環境適応制御状態になった場合のモータ動作を模擬できるため、環境適応制御時の運転状況を事前に確認することができる。
さらにその上に、自軸環境適応制御モード状態となって環境適応制御の通信パラメータ、制御ゲインの設定を実際にしている状態なのか、初期設定モードにおいて環境適応制御の通信パラメータ、制御ゲインの設定をしている状態なのかを表示部27に表示させることができ、現在の状態を容易に確認することも可能である。
図7は、本発明に係るモータ駆動制御装置の実施例2の概略構成を示すブロック図である。図7において、モータ駆動制御装置102には、図1のモータ駆動制御装置2の環境適応制御部28の代わりに軸連動環境適応制御部35が設けられている。
ここで、軸連動環境適応制御部35は、通信異常判定部29の判定結果に基づいて、位置制御処理部12および速度制御処理部13の制御ゲイン(位置制御ゲインKpおよび速度制御ゲインKv)と、検出器3との通信に使用される通信パラメータ(通信周期P1、通信速度P2および受信デジタルフィルタP3)と、位置指令の生成に使用される指令パターン(指令速度NV、指令加速度NA)が同期して変更されるように指示することができる。
また、軸連動環境適応制御部35は、他軸についての通信パラメータ(通信周期P1、通信速度P2および受信デジタルフィルタP3)と制御ゲインと指令パターンが変更されるのに連動して、自軸についての通信パラメータ(通信周期P1、通信速度P2および受信デジタルフィルタP3)と制御ゲイン(位置制御ゲインKpおよび速度制御ゲインKv)と指令パターン(指令速度NV、指令加速度NA)を変更させることができる。
また、上位装置101には、図1の上位装置1の構成に加え、指令パターン記憶部7、指令パターン変更部8および上位装置環境適応制御部9が設けられている。
ここで、指令パターン記憶部7は、N個の指令パターンRNを予め記憶することができる。
指令パターン変更部8は、上位装置環境適応制御部9からの指令パターン変更情報に基づいて、位置指令の生成に使用される指令パターンを、指令パターン記憶部7に記憶されているN個の指令パターンRNのいずれかに変更することができる。なお、指令パターンRNとしては、指令速度NVおよび指令加速度NAを挙げることができる。
上位装置環境適応制御部9は、軸連動環境適応制御部35から出力された指令パターンの変更指示に基づいて、指令パターンを切り替えるタイミングを生成し、指令パターン変更部8に指令パターンを変更するように指示することができる。
図8は、図7の軸連動環境適応制御部の概略構成を示すブロック図である。図8において、軸連動環境適応制御部35には、図2の環境適応制御切替処理部43の代わりに軸連動環境適応制御切替処理部50が設けられるとともに、他軸連動環境適応制御モード選択部42が別途設けられている。
ここで、他軸連動環境適応制御モード選択部42は、他軸環境適応制御モードが選択された場合、他軸環境適応制御モードで動作するように軸連動環境適応制御切替処理部50に指示することができる。
軸連動環境適応制御切替処理部50は、自軸環境適応制御モードが選択された場合、通信異常判定部29からの通信異常回数に対応した自軸通信状態情報45に基づき、通信異常回数が予め設定されている条件になった場合に、位置制御ゲインKpおよび速度制御ゲインKvと、通信周期P1、通信速度P2および受信デジタルフィルタP3と、指令速度NVおよび指令加速度NAを同期して変更させることができる。ここで、軸連動環境適応制御切替処理部50は、位置制御ゲインKpおよび速度制御ゲインKvと、通信周期P1、通信速度P2および受信デジタルフィルタP3と、指令速度NVおよび指令加速度NAを同期して変更させるために、環境適応制御情報46を通信パラメータ変更部26および制御ゲイン変更部23に出力するとともに、自軸環境適応制御情報47を上位装置101に出力することができる。
また、軸連動環境適応制御切替処理部50は、他軸環境適応制御モードが選択された場合、自軸が環境適応制御を行う条件が成立していなくても、他軸が環境適応制御を行う条件になった場合に自軸が連動して環境適応制御を行うことができる。なお、連動する軸の組み合わせは、予め決めておくことができる。また、軸連動環境適応制御切替処理部50は、他の軸が環境適応制御を行う条件になった場合に自軸が連動して行う環境適応制御中であることを示す他軸連動環境適応制御情報48を出力することができる。
また、軸連動環境適応制御切替処理部50は、初期設定モードが選択された場合、自軸環境適応制御状態になった場合のモータ動作を模擬することにより、自軸環境適応制御時の運転状況を事前に確認することができる。
図9は、図7の上位装置環境適応制御部の概略構成を示すブロック図である。図9において、上位装置環境適応制御部9には、指令パターン初期設定モード選択部52、指令パターン環境適応制御モード選択部53および上位装置切替処理部54が設けられている。
ここで、指令パターン初期設定モード選択部52は、指令パターン初期設定モードが選択された場合、指令パターン初期設定モードで動作するように上位装置切替処理部54に指示することができる。
指令パターン環境適応制御モード選択部53は、指令パターン環境適応制御モードが選択された場合、指令パターン環境適応制御モードで動作するように上位装置切替処理部54に指示することができる。
上位装置切替処理部54は、指令パターン環境適応制御モードが選択された場合、上位装置101に接続されている複数軸の自軸環境適応制御情報47と予め決まっている連動する軸の組み合わせから、連動して指令パターンを変更する軸に対して指令変更パターン情報51を発行することができる。また、上位装置101に接続されている複数軸の自軸環境適応制御情報47と予め決まっている連動する軸の組み合わせのいずれかの軸の自軸環境適応制御情報47が送信された場合、連動する全軸に対して他軸連動環境適応制御指令49を発行することができる。
また、上位装置切替処理部54は、指令パターン初期設定モードが選択された場合、指令パターン環境適応制御状態になった場合のモータ動作を模擬することにより、指令パターン環境適応制御時の運転状況を事前に確認することができる。
図10は、図7の軸連動環境適応制御部の初期設定モードの動作を示すフローチャートである。図10において、初期設定モードが選択された場合、軸連動環境適応制御切替処理部50は、n=1に設定し(ステップS101)、通信パラメータ、速度制御ゲインおよび指令パターンのn番目の組み合わせを環境適応制御情報46として通信パラメータ変更部26と制御ゲイン変更部23に同時に伝えるとともに、自軸環境適応制御情報47として上位装置切替処理部54に同時に伝える(ステップS111)。なお、環境適応制御情報46および自軸環境適応制御情報47に含まれる切り替えのタイミングは、通信周期36に同期するように設定することができる。
次に、駆動制御装置検出器通信部31は、通信パラメータ変更部26にて変更された通信パラメータに基づいて検出器3との通信を行うと同時に、位置制御処理部12と速度制御処理部13は、指令パターン変更部8にて変更された指令パターンおよび制御ゲイン変更部23にて変更された制御ゲインに基づいて位置制御処理および速度制御処理を行う(ステップS121)。
また、通信異常カウンタ30は、検出器3との通信の通信異常回数をカウントし(ステップS131)、通信異常回数を記憶する(ステップS141)。そして、n≧Nという条件を満たすかどうかを判断し(ステップS151)、n≧Nという条件を満たさない場合、nを1だけインクリメントした後(ステップS161)、ステップS111に戻り、n≧Nという条件を満たすまで以上の動作を繰り返す。
そして、n≧Nという条件を満たした場合(ステップS151)、N個の通信パラメータと制御ゲインと指令パターンとの全ての組み合わせのうち、通信異常回数が最小になる通信パラメータと制御パラメータと指令パターンを設定する(ステップS171)。
図11は、図7の軸連動環境適応制御部の自軸環境適応制御モードの動作を示すフローチャートである。図11において、自軸環境適応制御モードが選択された場合、図10の初期設定モードで予め設定された通信パラメータと制御ゲインと指令パターンとに基づいて、駆動制御装置検出器通信部31は、検出器3との間で通信を行うと同時に、位置制御処理部12および速度制御処理部13は、位置制御処理および速度制御処理を行う(ステップS201)。
次に、軸連動環境適応制御切替処理部50は、自軸の通信異常回数を示す自軸通信状態情報45が予め設定されている環境適応制御閾値未満の場合(ステップS211)、予め設定された通信パラメータと制御ゲインと指令パターンとに基づいて、検出器3との間の通信と、位置制御処理部12および速度制御処理部13の制御処理を継続させる。
そして、軸連動環境適応制御切替処理部50は、自軸通信状態情報45が予め決められている環境適応制御閾値以上(ステップS211)かつ予め決められているアラーム閾値未満の場合(ステップS221)、環境適応制御に基づいて通信パラメータと制御ゲインと指令パターンとを変更させる(ステップS231)。
一方、軸連動環境適応制御切替処理部50は、自軸の通信異常回数を示す自軸通信状態情報45が予め設定されているアラーム閾値を越えると(ステップS221)、通信異常アラームを発生し(ステップS241)、モータ4を停止させるとともに、表示部27に表示させる。
図12は、図7の上位装置環境適応制御部の指令パターンの切り替え方法を示すタイミングチャートである。なお、図12(a)は、通信異常が発生する環境下で、通信パラメータと制御ゲインを変更すると同時に、指令加速度を1/2倍にした場合のモータ速度を示す。図12(b)は、通信異常が発生する環境下で、通信パラメータと制御ゲインを変更すると同時に、指令速度を1/2倍にした場合のモータ速度を示す。
ここで、指令パターンが変更されるタイミングは、例えば、指令パターンを滑らかに変更させるためには、指令パターンの1サイクルが終了して次のサイクルに移る境目に設定することが好ましい。
これにより、通信異常が発生する環境下で、通信パラメータと制御ゲインの変更と同時に指令パターン(指令速度、指令加速度)も変更することができ、通信異常が発生した場合の位置情報の推定誤差を小さくすることが可能となることから、モータ4の安定した動作を実現することが可能となるとともに、通信アラームによりモータ4が停止されることなく、モータ4の運転を継続させることができる。
また、実際にノイズ等による通信異常を発生していない状態においても、初期設定モードにより、環境適応制御状態になった場合のモータ動作を模擬できるため、環境適応制御時の運転状況を事前に確認することができる。この結果、通信異常が発生するような通信環境になった場合においても、モータ4を停止させることなく動作を継続させるための予め決められた通信パラメータ、制御ゲインおよび指令パターンに従ってモータ4を駆動させることが可能となる。
次に、他軸環境適応制御モードが選択された場合の動作について説明する。
他軸連動環境適応制御モードが選択されると、図8の軸連動環境適応制御切替処理部50において、自軸環境適応制御モードが選択された時の処理と同様に、通信異常判定部29からの通信異常回数である自軸通信状態情報45に基づいて、通信異常回数が予め設定されている範囲になった場合に通信パラメータ(通信周期、通信速度、受信デジタルフィルタ)と制御ゲイン(位置制御ゲイン、速度制御ゲイン)が同期して変更される。なお、制御ゲイン(位置制御ゲイン、速度制御ゲイン)を切り替える場合、制御ゲインに時定数を設定するようにしてもよい。
また、自軸の通信異常回数に基づき通信パラメータと制御ゲインを変更する環境適応制御中であることを示す自軸環境適応制御情報47と、他の軸が環境適応制御を行う条件になった場合に自軸が連動して行う環境適応制御中であることを示す他軸連動環境適応制御情報48が、軸連動環境適応制御切替処理部50から出力される。
そして、上位装置101に接続されている複数軸の自軸環境適応制御情報47と予め決まっている連動する軸の組み合わせのいずれかの軸の自軸環境適応制御情報47が送信された場合、連動する全軸に対して他軸連動環境適応制御指令49が、上位装置切替処理部54から発行される。
そして、軸連動環境適応制御切替処理部50において、上位装置切替処理部54から送信される他軸連動環境適応制御指令49に同期して、通信パラメータ(通信周期、通信速度、受信デジタルフィルタ)と制御ゲイン(位置制御ゲイン、速度制御ゲイン)が変更される。
また、上位装置切替処理部54からは、上位装置101に接続されている複数軸の自軸環境適応制御情報47と予め決まっている連動する軸の組み合わせから、連動して指令パターンを変更する軸に対して指令変更パターン情報51が発行される。
そして、指令変更パターン情報51が上位装置切替処理部54から発行されると、図7の指令パターン変更部8において、位置指令の生成に使用される指令パターンが、指令パターン記憶部7に記憶されているN個の指令パターンRNのいずれかに変更される。
これにより、通信異常が発生する環境下で、他軸の通信パラメータと制御ゲインと指令パターンの変更と同期して自軸の通信パラメータと制御ゲインと指令パターンを変更することができ、X−Yテーブルなどで2軸以上のモータ4の補間動作を行う際に、各軸の制御ゲインと指令パターンを合わせて変更して運転を継続することができる。
以上のように本発明に係るモータ駆動制御装置は、検出器との間の通信環境に応じて通信パラメータと制御ゲインを同期して変更させることができ、検出器との間の通信異常の発生率が高い環境下においても、モータの運転を継続させる方法に適している。
1、101 上位装置
2、102 モータ駆動制御装置
3 検出器
4 モータ
5 位置指令生成部
6 上位装置インタフェース部
7 指令パターン記憶部
8 指令パターン変更部
9 上位装置環境適応制御部
10 駆動制御装置インタフェース部
11 位置指令取得部
12 位置制御処理部
13 速度制御処理部
14 電流制御処理部
15 位置制御ゲイン乗算器
16 速度制御ゲイン乗算器
17 電流制御ゲイン乗算器
18 電圧変換回路
19 電流検出器
20 速度変換処理部
21 遅れ時間
22 制御ゲイン記憶部
23 制御ゲイン変更部
24 検出器位置情報取得部
25 通信パラメータ記憶部
26 通信パラメータ変更部
27 表示部
28 環境適応制御部
29 通信異常判定部
30 通信異常カウンタ
31 駆動制御装置検出器通信部
32 検出器通信部
33 検出器通信パラメータ記憶部
34 検出器通信パラメータ変更部
35 軸連動環境適応制御部
36 通信周期
37 検出器通信リクエスト
38 検出器通信データ
39 速度制御周期
40 初期設定モード選択部
41 自軸環境適応制御モード選択部
42 他軸連動環境適応制御モード選択部
43 環境適応制御切替処理部
44 制御処理変更部
45 自軸通信状態情報
46 環境適応制御情報
47 自軸環境適応制御情報
48 他軸連動環境適応制御情報
49 他軸連動環境適応制御指令
50 軸連動環境適応制御切替処理部
51 指令変更パターン情報
52 指令パターン初期設定モード選択部
53 指令パターン環境適応制御モード選択部
54 上位装置切替処理部
61〜63 減算器

Claims (8)

  1. 制御ゲインを変更する制御ゲイン変更部と、
    通信パラメータを変更する通信パラメータ変更部と、
    通信状態の異常性を判定する通信異常判定部と、
    前記通信異常判定部の判定結果に基づいて、前記制御ゲインと前記通信パラメータとが同期して変更されるように指示する環境適応制御部とを備えることを特徴とするモータ駆動制御装置。
  2. 前記通信パラメータは、通信周期、通信速度および受信デジタルフィルタであることを特徴とする請求項1に記載のモータ駆動制御装置。
  3. 前記環境適応制御部は、前記通信状態の異常回数が最小になるように前記制御ゲインと前記通信パラメータとを変更させることを特徴とする請求項1または2に記載のモータ駆動制御装置。
  4. 前記環境適応制御部は、前記通信状態の異常回数が閾値以下になるように前記制御ゲインと前記通信パラメータとを変更させることを特徴とする請求項1または2に記載のモータ駆動制御装置。
  5. 前記制御ゲインと前記通信パラメータとが同期して変更されるように前記環境適応制御部から指示された場合、前記制御ゲイン変更部は、前記制御ゲインを予め決められた時定数に従って切り替えることを特徴とする請求項1から4のいずれか1項に記載のモータ駆動制御装置。
  6. 制御ゲインを変更する制御ゲイン変更部と、
    通信パラメータを変更する通信パラメータ変更部と、
    指令パターンを受信するインタフェース部と、
    通信状態の異常性を判定する通信異常判定部と、
    前記通信異常判定部の判定結果に基づいて、前記制御ゲインと前記通信パラメータと前記指令パターンが同期して変更されるように指示する軸連動環境適応制御部とを備えることを特徴とするモータ駆動制御装置。
  7. 前記軸連動環境適応制御部は、他軸についての通信パラメータと制御ゲインが変更されるのに連動して自軸についての通信パラメータと制御ゲインを変更させることを特徴とする請求項6に記載のモータ駆動制御装置。
  8. 前記軸連動環境適応制御部は、他軸についての通信パラメータと制御ゲインと指令パターンが変更されるのに連動して自軸についての通信パラメータと制御ゲインと指令パターンを変更させることを特徴とする請求項6に記載のモータ駆動制御装置。
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