JPWO2010119949A1 - 薬剤フィーダ及び薬剤払出装置 - Google Patents

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Abstract

(課題)薬剤フィーダにおいて、その駆動装置に改良を加えることにより、錠剤の詰まりを検知した場合にモータを逆転させることなく、モータは正転を維持しつつロータを逆転させることによって錠剤の詰まりを解消できるようにすることである。(解決手段)薬剤フィーダの駆動装置17は、駆動モータ、歯車伝達装置、出力軸31及び切替装置を備え、前記歯車伝達装置は、駆動モータのモータ軸41と前記出力軸31との間に設けられた正転伝達経路45と逆転伝達経路46によって構成され、前記駆動モータの駆動力を前記切替装置によって前記伝達経路45、46のいずれか一方に切り替えて出力するようにした。【選択図】図7

Description

この発明は、錠剤、カプセル剤その他の固形薬剤を種類ごとに収容し、処方情報に基づいて所定数量の薬剤を一錠ずつ払い出す薬剤フィーダ及びその複数の薬剤フィーダを搭載した薬剤払出装置に関するものである。
固形薬剤(以下、単に「錠剤」という。)の払出装置においては、錠剤を一錠ずつ払い出すための所要数のカセット式の薬剤フィーダが搭載される。その薬剤フィーダは、薬剤収納部の底部に設けたロータの外周面に多数のポケットが設けられ、そのロータの回転にともない薬剤収納部内の錠剤が1錠ずつ排出口から外部に払い出される(特許文献1)。
前記薬剤払出装置における払い出し過程において、錠剤の形状やロータの外周に設けられたポケットへの進入時の姿勢等に起因する何らかのトラブルによって錠剤の詰まりが生じ、これによってロータが拘束されその回転が阻止されることがある。
錠剤の詰まりの発生を検知した場合にその詰まり状態を解除する方法として、ロータを駆動する直流モータの電流が一定以上の過電流となったことを検知すると、これを錠剤の詰まりによってモータがロックしたと判断し、ロータを一時的に逆転させる方法が知られている(特許文献2)。
また、その他の方法として、錠剤の排出数量をカウントし、一定時間内のカウント数が所定の数量より少なくなった場合に詰まりが発生したと判断してロータを一時的に逆転させる方法も知られている(特許文献3)。
前記のいずれの場合もロータを逆転させる方法として、モータ電流の極性を反転させることによりモータを逆転させる方法がとられていた。
特開2005−289506号公報 特開2000−103404号公報 特許第3895989号公報
しかし、ロータを逆転させるために、モータ電流の極性を反転してモータを逆転させる前記従来の方法は、逆転時にモータに大きなトルクが作用するため、このような正逆転を繰り返すとモータに加わる負担が増大し、モータの寿命に影響する問題がある。
そこで、この発明の課題は、薬剤フィーダ及びこれを搭載した薬剤払出装置において、払出カセットのロータを駆動する駆動装置に改良を加えることにより、錠剤の詰まりを検知した場合にモータを逆転させることなく、モータは正転のままロータのみを逆転させることによって錠剤の詰まりを解消できるようにすることである。
前記の課題を解決するために、薬剤フィーダに係る発明は、薬剤の払出カセットと駆動装置の組み合わせからなり、前記払出カセットは、薬剤を収納する薬剤収納部及びその薬剤収納部の底部に設けられたロータを備え、前記駆動装置は、駆動モータ、歯車伝達装置、出力軸及び切替装置を備え、前記歯車伝達装置は、前記駆動モータのモータ軸と前記出力軸との間に設けられた歯車列によって構成された正転伝達経路と逆転伝達経路を有し、前記駆動モータの駆動力を前記切替装置によって前記伝達経路のいずれか一方に切り替えて前記払出カセットに出力するようにしたものである。
上記の薬剤フィーダにおいては、駆動装置によって払出カセットが駆動されると、駆動力が正転伝達経路を経て伝達されることによりロータが正転され、錠剤の払い出しが行われる。また、錠剤の詰まり等のトラブルの発生が検知された場合は、切替装置の作用によって駆動力の伝達経路を逆転伝達経路に切り替えることにより、モータは正転のままロータを逆転させ、錠剤の詰まりの解消を試みる。
また、前記の課題を解決するために、薬剤払出装置に係る発明は、所要数の薬剤フィーダ、制御回路及び表示部を備えた薬剤払出装置において、前記薬剤フィーダは、薬剤の払出カセットと駆動装置の組み合わせからなり、前記払出カセットは、薬剤を収納する薬剤収納部及びその薬剤収納部の底部に設けられたロータを備え、前記駆動装置は、駆動モータ、歯車伝達装置、出力軸、切替装置、錠剤計数センサ、ロータ回転検知センサを備え、前記歯車伝達装置は、前記駆動モータのモータ軸と前記出力軸との間に設けられた正転伝達経路と逆転伝達経路によって構成され、前記駆動モータの駆動力は前記切替装置によって前記伝達経路のいずれか一方に切り替えて前記払出カセットに出力され、前記制御回路において、前記ロータ回転検知センサの信号に基づきロータの停止が検知された場合に前記ロータを一定時間逆転させたのち正転に戻すように前記駆動装置を制御するようにしたものである。
以上のように、この発明の薬剤フィーダ及び薬剤払出装置においては、錠剤の詰まりが発生した場合に、駆動モータを逆転することなく駆動力の伝達経路を切り替えることによりロータを逆転させ、錠剤の詰まりの解除を試みることができる。よって、この発明によれば、モータを逆転させることがないのでモータに加わる負担が軽減され、長期の寿命を維持できる効果がある。
第一実施形態の薬剤払出装置の斜視図である。 薬剤フィーダの断面図である。 薬剤フィーダのロータ部分の縦断斜視図である。 図2のX1−X1線における概略横断平面図である。 駆動装置の斜視図である。 図5のX2−X2線における断面図である。 図6のX3−X3における断面図である。 正転伝達時の歯車列を示す概略図である。 図8の縦断側面図である。 逆転伝達時の歯車列を示す説明図である。 図10の縦断側面図である。 ロータ回転検知センサの正面図である。 第一実施形態の薬剤払出装置の制御ブロック図である。 同上のフローチャートである。 同上のロータ正転方向駆動のフローチャートである。 同上のロータ逆転方向駆動のフローチャートである。 第2実施形態の駆動装置の断面図である。 図17のX4−X4線における断面図である。 正転伝達時の歯車列を示す説明図である。 図19の縦断側面図である。 逆転伝達時の歯車列を示す説明図である。 図20の縦断側面図である。 第3実施形態の概略断面図である。 (a)図23のクラッチ部分の拡大断面図、(b)図23の雄スプライン部分の一部拡大平面図である。 第4実施形態の概略断面図である。
以下、この発明の実施形態を添付図面に基づいて説明する。
[第1実施形態]
第1実施形態の薬剤払出装置11は、図1に示したように、正面の扉12の内部に多数の薬剤フィーダ13(図2参照)が収納される。また、前記扉12の右隣には操作表示パネル14が設けられる。
前記の薬剤フィーダ13は、図2に示したように、払出カセット16と駆動装置17の組み合わせによって構成される。払出カセット16は、従来公知のもの(特許文献1参照)であり、錠剤を収納する薬剤収納部18、その薬剤収納部18の底部に設けられたロータ19及び前記薬剤収納部18の底面に設けられた歯車伝達部21等からなる。
駆動装置17の駆動力は前記の歯車伝達部21を経てロータ19に伝達され、その回転に伴って薬剤収納部18内の錠剤T(図3参照)は、ロータ19の外周面に設けられた多数の縦リブ20間のポケット22に分配される。排出口23の近傍において、矢印aで示したように、スリット24aからポケット22を横断するように、櫛状の弾性剛毛を有する仕切り部材24が差し込まれており、ポケット22内の錠剤Tは、その仕切り部材24の下方に1錠のみが存在するように仕切られる。仕切られた1個の錠剤Tが排出口23に合致した際に、外部の容器等に払い出される。排出口23には、発光素子と受光素子からなる光学式の錠剤計数センサ25が設けられる。
歯車伝達部21は、入力軸26に取付けられたウォーム歯車27、これに噛み合ったウォーム輪28及びそのウォーム輪28に噛み合ったロータ歯車29とからなる。図示の場合、ウォーム歯車27の螺旋は右ねじである(図4参照)。前記の入力軸26は駆動装置17の出力軸31(図4参照)とカップリング32、33を介して着脱自在に連結される。
図4は図2のX1−X1線から見た場合の各歯車27、28、29の回転方向を示している。図において矢印Aは時計回り方向の回転、即ち正転を示し、矢印Bは反時計回り方向の回転、即ち逆転を示す。図はロータ歯車29が正転し、ロータ軸30と一体のロータ19が正転する払出状態を示している。
この場合、入力軸26が逆転すると、前記のようにウォーム歯車27が右ネジであるので、ウォーム輪28が逆転し、ロータ歯車29及びロータ軸30が正転することになる。入力軸26の回転が逆転であるというのは、白抜き矢印Eで示したように負荷側から駆動源側を見た場合の入力軸26の回転方向が矢印Bで示したように反時計回りである場合をいう。
このように、本明細書においては、すべての回転体の回転方向は、負荷側から駆動源側を見た場合の時計回り方向の回転を正転と称してAで示し、反時計回り方向の回転を逆転と称してBで示す。
払出カセット16の歯車伝達部21は以上のようなものであり、ロータ19を正転させ錠剤の払い出しを行う場合は、入力軸26に逆転入力を加え、反対に、ロータ19を逆転させる場合は、入力軸26に正転入力を加える必要がある。
前記の駆動装置17は、図5に示したように、蓋ケース35に軸受スリーブ37が突き出して設けられ、その軸受スリーブ37に出力軸31の先端部が挿通される。その出力軸31の先端にカップリング32が取付けられる。駆動装置17は、蓋ケース35の側縁に設けられた4か所の取付け部35aを装置11の適宜部分にビス止めされ、前記出力軸31が前方を向くように装置11に固定される。
前記の駆動装置17と組み合わされる払出カセット16を装置11の前方から水平方向に押し込むと(図4の矢印a参照)、駆動装置17の出力軸31と、払出カセット16の入力軸26とが、カップリング32、33を介して連結される。
前記の駆動装置17は、図5に示したように、一端開放の本体ケース34、その開放端面を閉鎖する蓋ケース35及び本体ケース34の閉塞端面を覆うカバーケース36を有する。その蓋ケース35に軸受スリーブ37が突き出して設けられ、その軸受スリーブ37に前記のように出力軸31の先端部が挿通される。蓋ケース35に内部の電気部品のリード線挿通穴40が設けられる。
前記駆動装置17は、図6に示したように、駆動モータ38と切替モータ39の2種類の直流モータを有する。これらのモータ38、39は、それぞれ各モータ軸41、42(図7参照)が直交方向となる向きに配置される。前記の駆動モータ38は、正転するか停止するかのいずれかであり、逆転するように制御されることはない。切替モータ39は、正逆両方向に回転するよう制御される。
駆動モータ38は、本体ケース34の背面に取付けられ、前記のカバーケース36によってカバーされる。駆動モータ38のモータ軸41は本体ケース34の内部に突き出し、その突き出した部分に駆動歯車43が取付けられる。また、前記の出力軸31に出力歯車44が取付けられる。出力軸31の後端部は、本体ケース34の閉塞端面を貫通してカバーケース36の内部に達する。
図6に示したように、モータ軸41と出力軸31の間には、前記の駆動歯車43と出力歯車44を含んだ歯車伝達装置60が設けられる。この歯車伝達装置60は、複数の歯車によって正転伝達経路45(図7、図8参照)と逆転伝達経路46(図7、図10参照)の2系統の伝達経路を有する。
前記の駆動歯車43、出力歯車44及び切替歯車47を両伝達経路45、46に共通の部材とすることにより、伝達経路の簡素化を図っている。切替歯車47は、常に駆動歯車43に噛み合い、後述のように、切替モータ39を含む切替装置の作用によって、正転伝達経路45に属したり、逆転伝達経路46に属したりするように切り替えられる。
図6及び図7は、前記の切替歯車47が正転伝達経路45に属している場合を示している。また、図8及び図9は、正転伝達経路45をわかり易く示すため、逆転伝達経路46を省略した状態を図示している。
正転伝達経路45は、相互に噛み合った駆動歯車43、切替歯車47、中間歯車48、出力歯車44によって構成される。図8に示したように、中間歯車48は2段歯車であり、その大径部48aと切替歯車47が噛み合い、小径部48bと出力歯車44が噛み合う。歯車の数が偶数個(4個)であるので、駆動モータ38が正転した場合、出力歯車44は逆転し、出力軸31が逆転する。
前記のように、出力軸31に連結された払出カセット16側においては、入力軸26が逆転することによりロータ19が正転されるので(図4参照)、駆動装置17において駆動モータ38が正転することにより、正転伝達経路45を経てロータ19に正転の駆動力が伝達され、錠剤の払い出しが行われる。
また、後述のように切替モータ39の作動によって切替歯車47が逆転伝達経路46側に切り替えられた場合、その逆転伝達経路46は、図10に示したように、相互に噛み合った駆動歯車34、切替歯車47、第1中間歯車49、第2中間歯車50、出力歯車44の歯車列によって構成される。第1中間歯車49と、第2中間歯車50はそれぞれ2段歯車であり、前者の大径部49aが切替歯車47と噛み合い、小径部49bが第2中間歯車50の大径部50aと噛み合う。第2中間歯車50の小径部50bが出力歯車44と噛み合う。
この場合は、歯車の数が奇数個(5個)であるので、駆動モータ38が正転した場合、出力歯車44も正転する。その結果、出力軸31と連結された払出カセット16側においては、入力軸26が正転することによりロータ19が逆転される。即ち、駆動モータ38の正転駆動力が逆転伝達経路46を経て伝達されることによりロータ19が逆転され、錠剤の詰まり解消等の作用が行われる。
次に、前記の正転伝達経路45及び逆転伝達経路46の歯車の軸方向の配置について説明する。説明の便宜上、図6に示したように、歯車の存在する軸方向の位置を3層に分け、駆動モータ38側から順にa層、b層、c層と称する。
まず、図8及び図9に基づいて正転伝達経路45について説明する。駆動歯車43はb層に存在し(図9参照)、その駆動歯車43と常に噛み合う切替歯車47も同じb層に存在する。切替歯車47と噛み合った中間歯車48は前記のように2段歯車であり、その大径部48aがb層にあって切替歯車47と噛み合う。小径部48bはc層にある。その小径部48bは同じc層にある出力歯車44と噛み合う。
また、逆転伝達経路46についてみると、図6及び図11からわかるように、駆動歯車43と切替歯車47がb層にあることは前記と同様である。第1中間歯車49の大径部49aがb層にあって切替歯車47と噛み合い、小径部49bはa層にある。第2中間歯車50の大径部50aがa層にあって第1中間歯車49の小径部49bと噛み合う。小径部50bはc層まで延び、c層にある出力歯車44に噛み合う。第2中間歯車50の小径部50bは所要の減速比が得られるよう出力歯車44に比べ小径に形成される。
前記の正転伝達経路45と逆転伝達経路46を比較すると、前者の中間歯車48は後者の第1中間歯車49と実質的に同じ大きさの歯車であるから、両方の歯車列48、49の歯車の数の差は1個、即ち第2中間歯車50の有無にある。
逆転伝達時においては、図10に示したように、第2中間歯車50の大径部50aを前段の第1中間歯車49に噛み合わせ、その小径部50bを後段の出力歯車44に噛み合わせていることにより、図8に示した正転伝達時に比べ、小径部50bとこれより大径の出力歯車44との噛み合いによる減速部が1段多くなる。このため、正転伝達時に比べ逆転伝達時の方が大きな減速比が得られ、同時に相対的に大きな逆転トルクが得られる。
なお、払出カセット16の歯車伝達部21(図4参照)が、前記の場合より歯車の数が1個だけ多いか又は少ない場合は、前記とは逆に、入力軸26に正転を入力した場合にロータ19が正転することになる。従って、その場合は駆動装置17の前記正転伝達経路45は逆転伝達を行う歯車列、即ち逆転伝達経路となる。また逆転伝達経路46は正転伝達を行う歯車列、即ち正転伝達経路となる。
いずれの場合も、駆動装置17においては、払出カセット16の歯車伝達部21の構成にかかわらず、ロータ19に正転を伝達する正転伝達経路と、逆転を伝達する逆転伝達経路とが設けられ、いずれか一方の歯車列を選択するように切り替えを行い、出力軸31を正転又は逆転させる。どちらの歯車列に切り替えるかは払出カセット16の歯車伝達部21の構成によって定められる。
次に、切替装置について説明する。切替装置は、図6及び図7に示したように、正逆両方向に回転するように制御される切替モータ39、そのモータ軸42に取付けられたウォーム歯車51及びウォーム輪52によって構成される。ウォーム輪52の回転軸53は、前記駆動モータ38の駆動軸41とは分離されているが同軸状態に設けられる。ウォーム輪52の軸方向の位置は、図6に示したように、前記のc層にある。
前記のウォーム輪52には、その中心角で見て90度の範囲にわたる切り欠き部54が設けられる(図7参照)。その切り欠き部54より小さい中心角をもった扇形のストッパ55が蓋ケース35の内面に形成され、そのストッパ55が切り欠き部54内に突き出している。切り欠き部54とストッパ55の中心角の角度差θ(図6参照)の範囲内でウォーム輪52の回転角度が規制される。ウォーム輪52は、前記角度差θの範囲内で回転範囲が規制された回転部材としての機能を有する。
前記の切替モータ39は、ウォーム輪52が前記の角度差θに所要の余裕角を加えた角度範囲を回転するように制御される。これにより、ウォーム輪52は確実にストッパ55に当たって停止する。これにより、切替歯車47の左右2か所の停止位置を正確に設定することができる。
切替モータ39をステッピングモータによって構成すれば、その回転角度を精度よく制御できるので、ストッパ55を省略することができる。
前記のウォーム輪52の駆動モータ38側の端面に軸56によって前記の切替歯車47が回転自在に支持される。この切替歯車47の位置は、図8及び図9に示したように、周方向には駆動歯車43と噛み合う回転半径をもった位置である。また、周方向には、ウォーム輪52が右回転(図9の矢印C参照)してストッパ55に当って停止状態にある場合において、中間歯車48と噛み合う位置である。
また、前記の角度差θは、切替モータ39が逆転してウォーム歯車51及びウォーム輪52がそれぞれ逆転した場合(図10の矢印D参照)に、ウォーム輪52がストッパ55の反対面に当たって停止した状態において、切替歯車47が正転伝達経路45の中間歯車48から外れ、逆転伝達経路46の第1中間歯車49と噛み合う大きさに設定される。
なお、前記扇形のストッパ55に代えて、その両側面の位置に規制ピンを立てたものであってもよい。
図6に示したように、前記出力軸31のカバーケース36側に貫通した端部にロータ回転検知センサ58が設けられる。ロータ回転検知センサ58は、図12に示したように、多数のスリット69が設けられた回転板57と、そのスリット69を通過する光を感知する2つの光学式センサ59a、59bによって構成される2相パルス出力型のロータリエンコーダを用いるものである。各センサ59a、59bの配置は、図示の場合、回転板57の径方向に対向した位置に定めているが、この配置に限られず、所定の位相差が得られる任意の配置を選ぶことができる。
前記センサ59a、59bから位相のずれた2相のパルス信号が後述の制御回路61(図13参照)に出力され、その制御回路61において、回転板57の正転と逆転、即ち、ロータ19の正転と逆転が検知される。また、いずれか一方のセンサ59a、59bの信号により、ロータ19の回転の有無が検知される。
次に、以上延べた薬剤払出装置11の制御ブロック図を図13に基づいて説明する。制御回路61はマイクロコンピュータによって構成され、RAM及びROMを備えたメモリ回路65が付設される。そのメモリ回路65に格納されたプログラムにより、以下の各種の制御が行われる。
即ち、制御回路61から駆動回路62を経て前記薬剤フィーダ13の駆動モータ38の制御が行われ、また駆動回路63を経て切替モータ39の制御が行われる。また、前記薬剤フィーダ13に設けた錠剤計数センサ25及びロータ回転検知センサ58の検知信号が制御回路61に入力される。
詰まりエラー、欠品エラー等の表示部64が装置11に設けられ、制御回路61からの信号により表示される。また、パーソナルコンピュータ等によって構成された入力装置66及びタイマ67が制御回路61に付設され、入力装置66から入力された処方情報等が前記のメモリ回路65に格納される。
次に、前記制御回路61の制御動作を図14から図16に示したフローチャートに基づいて説明する。
錠剤払出動作を開始すると、ステップ(以下、単にSと表示)1において、駆動モータ38、ロータ回転検知センサ58、錠剤計数センサ25、タイマ67がそれぞれ起動される。S2において、ロータ19が正転方向に回転している場合(YES)は、S3においてロータ19が回転しているか否かを判断し、回転している場合(YES)は、S4において前記の錠剤計数センサ25から得られる信号に基づき、錠剤が落下しているか否かを判断する。
錠剤が落下している場合(YES)は、S5において錠剤の計数を継続し、S6において予め処方情報として設定されている錠剤数を払い出すまで計数する。設定数に達している場合(YES)は、S7において錠剤払出動作を停止し、錠剤払出動作終了の表示を表示部64で行い錠剤払出動作を完了する。
前記S4において、錠剤が落下していない場合(NO)は、S10においてタイマ計測を開始し、S11においてn秒間経過しない間(NO)はS4に戻る。n秒間経過した場合(YES)は、S12において動作を停止し、S13において錠剤欠品に関するエラー表示を行い、動作を終了する。
前記S2において錠剤が落下していない場合(NO)は、S14に移行しロータ19が回転しているか否か見る。回転している場合(YES)はロータ19が逆転している場合であるから、S15のサブルーティン(後述の図15参照)においてロータ19の正転方向の駆動を行い、S3にリターンする。
また、前記S14においてロータ19が回転していない場合(NO)は、起動当初から錠剤の詰まりその他のトラブルでロータ19が回転しない場合であるから、S16においてタイマ計測を開始し、S17においてn秒間経過しない間(NO)はS14に戻り、経過した場合(YES)は、S18のサブルーティン(後述の図16参照)においてロータ19の逆転方向駆動を行い、錠剤の詰まりの解消を試みる。
前記S18のサブルーティンにおいて逆転方向駆動を試みた後、S19のサブルーティンにおいてロータ19の正転方向駆動を行う。S20においてロータ19が正転方向に回転している場合(YES)ならば、錠剤の詰まりが解消したものとしてS4に戻る。回転していない場合(NO)は、S21において動作を停止し、S21において錠剤の詰まりに関するエラー表示を行い、動作を終了する。
前記S3において、ロータ19が回転していない場合(NO)は、ロータ19が正転して払い出しを行っている途中に錠剤の詰まり等によってロータ19が停止した場合であるから、前記のS16に移行し、前述のS17からS19までの動作によってロータ19の逆転、正転を行い、錠剤の詰まりの解消を試みる。S20においてロータ19が正転方向に回転している場合(YES)、していない場合(NO)以降の動作は前述の場合と同様である。
図15に示したロータ正転方向駆動のサブルーティンは、S101において駆動モータ38が停止している場合(YES)は、S102において切替モータ39を駆動する。駆動モータ38が停止していない場合(NO)は、S103において駆動モータ38を停止させる。
切替モータ39の駆動によりS104においてロータ19を正転方向に切替え、S105において切替モータ39を停止させ、S106において駆動モータ38を駆動し、S107においてロータ19を正転方向に駆動したのちリターンする。
図16に示したロータ19の逆転方向駆動のサブルーティンは、S201において駆動モータ38が停止している場合(YES)は、S202において切替モータ39を駆動する。駆動モータ38が停止していない場合(NO)は、S203において駆動モータ38を停止させる。
切替モータ39の駆動により、S204においてロータ19を逆転方向駆動に切り替え、S205において切替モータ39を停止し、S206において駆動モータ38を駆動する。その駆動モータ38の駆動により、S207においてロータ19の逆転方向駆動を行い、S208おいてタイマ計測を開始する。S209においてn秒間の経過を見て、NOの場合はS206に戻る。YESの場合は、S210において駆動モータ38を駆動してリターンする。
第一実施形態の薬剤払出装置11は以上のようなものであり、その薬剤フィーダ13においては、薬剤の詰まりを解除するべくロータ19を逆転させる場合に、駆動モータ38を一旦停止させ、切替モータ39の駆動によって、駆動力の伝達経路を逆転伝達経路46に切り替える。その後駆動モータ38を正転させることにより、駆動力が逆転伝達経路46を経てロータ19に伝達され、ロータ19を逆転させる。このように、駆動モータ38を逆転させることなく、正転させることによってロータ19を逆転させることができる。このため、駆動モータ38に掛る負担を軽減させることができる。
また、前記のように、制御回路61において、ロータ回転検知センサ58から得られる信号に基づきロータ19の回転が行われているか否かを判断する手段(図14のS3)、錠剤計数センサ25の信号に基づき錠剤の払い出しが行われているか否かを判断する手段(同S4)を備え、これらの判断手段によってロータが回転しており、かつ錠剤の払い出しが一定時間行われていない場合(同S11)に、錠剤の欠品に関するエラー表示(同S13)を行う。これによって、錠剤の払い出しが行われない場合に、これを錠剤の詰まりと区別して、錠剤の欠品であることを確実に検知することができる。
さらに、前記正転伝達経路45に比べ逆転伝達経路46による駆動力伝達の場合における減速比が大になるように設定しているので、ロータ19の逆転時に相対的に大きいトルクを加えることができる。これにより、錠剤の詰まりを円滑に解消することができる。
なお、駆動モータ38の過電流を検知した場合や、錠剤計数センサ25によって錠剤の払い出しが行われないことを検知した場合に、錠剤の詰まりが発生したと判断して、前記の切り替えによりロータ19を逆転させるようにしてもよい。
これらの作用効果は、後述の第二実施形態においても同様に奏することができる。
[第二実施形態]
図17から図22に示した第二実施形態の薬剤払出装置11の基本的な構成は前記第一実施形態の場合(図1参照)と同様である。また、薬剤フィーダ13を構成する払出カセット16の構成も前記の場合(図2から図4参照)と同一であるが、駆動装置17の内部構造において相違がある。
即ち、図17及び図18に示したように、第二実施形態における駆動装置17においては、駆動モータ38と切替駆動部としての切替ソレノイド71(以下、単にソレノイド71という。)が設けられる。駆動モータ38のモータ軸41と、ソレノイド71のプランジャ72の軸は平行であり、かつこれらは出力軸31と直交する向きに配置される。
前記のモータ軸41にウォーム歯車73が取付けられ、そのウォーム歯車73に噛み合ったウォーム輪74がケース75に回転自在に取付けられる。ウォーム輪74は2段歯車であり、その小径部74bがウォーム歯車73に噛み合う。また、大径部74aが切替歯車47に噛み合う。前記のウォーム歯車73は左ネジであり、駆動モータ38が正転すると、そのモータ軸41に連結されたウォーム歯車73が正転し、これに噛み合ったウォーム輪74は正転する(図19参照)。
前記ウォーム輪74の支持軸76がケース75に支持され(図18参照)、そのウォーム輪74を挟んで前記支持軸76に2本の揺動アーム77、77の上端部が揺動可能に取付けられる。その揺動アーム77、77の中間部に切替歯車47の支持軸78の両端部が回転自在に取付けられる。また、一方の揺動アーム77の下端部にこれと直交する1本の中間リンク79の先端部がピン80によって屈曲自在に連結される(図17参照)。
前記中間リンク79の後端部は、前記ソレノイド71のプランジャ72にピン81によって屈曲自在に連結される。ソレノイド71が作動されプランジャ72が水平方向に進退すると、前記2か所のピン80、81において屈曲しながら揺動アーム77、77を揺動させ、切替歯車47を正転伝達経路45に属させたり、逆転伝達経路46に属させたりする切替え作用を行う。
この場合の正転伝達経路45は、図19及び図20に示したように、駆動歯車としてのウォーム輪74、切替歯車47、中間歯車48及び出力歯車44からなる4つ(偶数)の歯車によって構成される。出力歯車44が出力軸31に取付けられることは、第一実施形態の場合と同様である。切替歯車47は2段歯車であり、その小径部47bが前記ウォーム輪74の大径部74aと噛み合う。また、切替歯車47の大径部47aが中間歯車48と噛み合う。
また、逆転伝達経路46は、図21及び図22に示したように、駆動歯車としてのウォーム輪74、切替歯車47、第1中間歯車49、第2中間歯車50及び出力歯車44からなる5つ(奇数)の歯車によって構成される。第1中間歯車49、及び第2中間歯車50はそれぞれ2段歯車であり、前者の大径部49aが切替歯車47の大径部47aと噛み合い、その小径部49bが第2中間歯車50の大径部50aと噛み合う。また、第中間歯車50の小径部50bが出力歯車44と噛み合う。
以上の各歯車の軸方向の位置関係は、図18に示したように、2段歯車によって構成されるウォーム輪74は、その大径部74aがa層に存在し、小径部74bがb層とc層にわたり存在する。
正転伝達経路45についてみると、図20に示したように、切替歯車47の大径部47aがb層にあり、小径部47bがa層にある。その小径部47bが前記のウォーム輪74の大径部74aに噛み合う。中間歯車48はb層にあって前記切替歯車47の大径部47aと噛み合う。出力歯車44はb層にあって中間歯車48と噛み合う。
逆転伝達経路46についてみると、図22示したように、第1中間歯車49の大径部49aはb層にあり(図中、切替歯車47の大径部47aの背後にある。)、小径部49bはc層にある。その大径部49aは、b層にある前記の切替歯車47の大径部47aと噛み合う。第二中間歯車50の大径部50aがc層にあり、小径部50bがb層にある。前記大径部50aが第一中間歯車49の小径部49bと噛み合い、小径部50bはb層にある出力歯車44と噛み合う。第二中間歯車50の小径部50bは出力歯車44に比べ所要の減速比が得られるような小径に形成される。
前記の正転伝達経路45と逆転伝達経路46を比較すると、切替歯車47以降の歯車列は、正転伝達経路45の場合は中間歯車48と出力歯車44との1か所の噛み合いだけであり(図17参照)減速比も相対的に小さい。これに対し、逆転伝達経路46の場合は、第一中間歯車49の小径部49bと第二中間歯車50の大径部50aとの噛み合い、第二中間歯車50の小径部50bと出力歯車44との噛み合いにより、2か所の減速部分が存在するので、相対的に大きな減速比が得られる。
第二実施形態の薬剤払出装置は以上のような構成であって、図19に示したように、切替歯車47を正転伝達経路45側に切り替え、駆動モータ38を正転させウォーム歯車73を介してウォーム輪74を正転させると正転伝達経路45を経て出力軸31が逆転する。これによって、図3に示したように、払出カセット16側においてはロータ19が正転され、錠剤の払い出しが行われる。
また、図21に示したように、ソレノイド71を作動させ、そのプランジャ72、中間リンク79及び揺動アーム77を介して切替歯車47を逆転伝達経路46側に切り替える。駆動モータ38を正転させウォーム輪74を正転させると、逆転伝達経路46を経て出力軸31が正転する。これによって、払出カセット16側においてはロータ19が逆転され、錠剤の詰まりの解除が試みられる。
前記の逆転伝達経路46を経た逆転伝達時においては、前述のように、正転伝達経路45を経た正転伝達時に比べ大きな減速比が得られ、同時に相対的に大きな逆転トルクが得られる。
その他、出力軸31にロータ回転検知センサ58(図18参照)を設ける点は第一実施形態の場合と同様である。また、制御ブロック図及びフローチャートは、前記の図13から図16に示したものにおいて「切替モータ」とあるのを「切替ソレノイド」と置き換えたものである。
[第三実施形態]
図23に示した第三実施形態の薬剤フィーダにおける駆動装置17は、駆動モータ38と切替モータ39を備える。これらのモータ軸41、42の方向は直交方向であり、モータ軸41と平行のスライド軸83が設けられる。スライド軸83はダンパ84を介して出力軸31と一体に回転可能に設けられる。出力軸31の先端にカップリング32が取り付けられる。
前記駆動モータ38のモータ軸41と、出力軸31の間には正転伝達経路45と逆転伝達経路46が設けられる。正転伝達経路45は、モータ軸41に取り付けられた駆動歯車85とこれと噛み合った出力歯車86によって構成される。出力歯車86はスライド軸83と同軸状態に配置される。出力歯車86のボス部の内径面にクラッチ87の被係合部である雌スプライン88(図24(a)参照)が形成され、スライド軸83に設けられた雄スプライン89と係合し得るようになっている。
また、逆転伝達経路46は、前記の駆動歯車85、中間歯車90及び出力歯車91によって構成され、出力歯車91はスライド軸83と同軸状態に配置される。出力歯車91のボス部にクラッチ87の被係合部である雌スプライン88(図24(a)参照)が設けられ、スライド軸83に設けられた前記の雄スプライン89と係合し得るようになっている。第一中間歯車90に比べ出力歯車91は十分な大径に形成されているので、この部分において正転伝達経路45に比べて大きな減速比が得られるようになっている。
なお、スライド軸83の一定ストロークLの往復移動の際に、雄スプライン89が円滑に雌スプライン88に係合し得るようにするため、図24(b)に示したように、雄スプライン89の両端部を先鋭に形成しておくことが望ましい。
前記のダンパ84は、出力軸31の後端部に設けられ、内部にバネ92が収納される。前記スライド軸83の後端部をダンパ84に挿入し、前記バネ92を押し当てている。スライド軸83のダンパ84への挿入部分にはDカットが施され、スライド軸83と出力軸31が相対的なスライドを許容しつつ一体回転できるようになっている。
前記のスライド軸83の先端部には、切替モータ39によって駆動される揺動アーム93が押し当てられ、その揺動アーム93が図の実線状態から一定角度揺動すると、スライド軸83を軸方向に一定ストロークLだけ移動させ、出力歯車86の雌スプライン88と係合状態にあった雄スプライン89をその雌スプライン88から脱出させ、出力歯車91の雌スプライン88と係合させる。
なお、図示を省略しているが、出力軸31には、前記第一実施形態の場合と同様のロータ回転検知センサ58が設けられる。
第三実施形態は以上のようなものであり、切替モータ39が停止状態にある場合は、揺動アーム93が図23の実線状態に後退しスライド軸83の雄スプライン89は出力歯車86の雌スプライン88と係合している。
前記の状態で駆動モータ38が正転すると、正転伝達経路45を構成する駆動歯車85及びこれに噛み合った出力歯車86、雌雄スプライン88、89によって構成されたクラッチ87を経てスライド軸83及び出力軸31を逆転させる。カップリング32を介して連結された払出カセット16(図3参照)においては、逆転トルクが入力されることにより、ロータ19が正転する。
なお、前記の場合において中間歯車90及び出力歯車91が連動するが、その雌スプライン88は雄スプライン89と係合していないので、スライド軸83に対し駆動力は伝達されない。
切替モータ39が作動され、揺動アーム93によってスライド軸83が一定ストロークLだけスライドすると、その雄スプライン89は出力歯車86の雌スプライン88との係合を脱し、第2中間歯車91の雌スプライン88と係合する。このとき、スライド軸83の移動はダンパ84において吸収されるので、出力軸31の軸方向の位置は不変である。
前記の切り替えによって、駆動モータ38の正転の駆動力は逆転伝達経路46を経てスライド軸83及び出力軸31を正転させる。その正転がカップリング32を介して払出カセット16に伝達されロータ19を逆転させる。
この逆転伝達経路46を経て駆動力の伝達が行われている場合は、正転伝達経路45を通じて伝達される場合に比べて大きな減速比が得られるので、ロータ19に伝達される逆転トルクも相対的に大きくなる。
以上述べた第三実施形態の駆動装置は、前記第一及び第二実施形態の場合と同様に、払出カセット16と組み合わされて前記の薬剤フィーダ13を構成し、薬剤払出装置11に搭載される。この場合の制御ブロック図、そのフローチャートは図13から図16に示したものと同様である。
[第四実施形態]
図25に示した第四実施形態の駆動装置17の基本的構成は前記第三実施形態の場合と共通するが、切替装置において相違点がある。即ち、この場合の切替装置は、切替モータ39のモータ軸42に偏芯カム94が取り付けられる。また、正転伝達経路45の出力歯車86と逆転伝達経路46の出力歯車91の間においてスライド軸83にクラッチ板95が取り付けられる。
切替モータ39が停止している場合は、図示のように、偏芯カム94がスライド軸83に作用せず、クラッチ板95は出力歯車86の係合突起96に係合することにより、スライド軸83を経て出力軸31を逆転させる。
切替モータ39が駆動されると、偏芯カム94がスライド軸83を一定ストロークLだけスライドさせる。これによってクラッチ板95は出力歯車86との係合が外れ、出力歯車91側に移動し、その係合突起96と係合することによりスライド軸83を経て出力軸31を正転させる。
なお、この第四実施形態の駆動装置も出力軸31のロータ回転検知センサが設けられ、前記第三実施形態の場合と同様に、払出カセット16と組み合わせて前記の薬剤フィーダ13を構成し、薬剤払出装置11に搭載される。この場合の制御ブロック図、そのフローチャートは図13から図16示したものと同様である。
11 薬剤払出装置
13 薬剤フィーダ
16 払出カセット
17 駆動装置
18 薬剤収納部
19 ロータ
25 錠剤計数センサ
26 入力軸
31 出力軸
38 駆動モータ
39 切替モータ
41 モータ軸
43 駆動歯車
44 出力歯車
45 正転伝達経路
46 逆転伝達経路
47 切替歯車
57 回転板
58 ロータ回転検知センサ
61 制御回路
62 駆動回路
63 駆動回路
71 ソレノイド

Claims (8)

  1. 薬剤の払出カセットと駆動装置の組み合わせからなる薬剤フィーダにおいて、
    前記払出カセットは、薬剤を収納する薬剤収納部及びその薬剤収納部の底部に設けられたロータを備え、
    前記駆動装置は、駆動モータ、歯車伝達装置、出力軸及び切替装置を備え、
    前記歯車伝達装置は、前記駆動モータのモータ軸と前記出力軸との間に設けられた所要数の歯車によって構成された正転伝達経路と逆転伝達経路を有し、
    前記駆動モータの駆動力を前記切替装置によって前記伝達経路のいずれか一方に切り替えて前記払出カセットに出力することを特徴とする薬剤フィーダ。
  2. 前記逆転伝達経路は、正転伝達経路に比べ減速比が大であることを特徴とする請求項1に記載の薬剤フィーダ。
  3. 前記正転伝達経路を構成する歯車数と、逆転伝達経路を構成する歯車数との差が奇数となることを特徴とする請求項1又は2に記載の薬剤フィーダ。
  4. 前記歯車伝達装置の出力軸に取り付けられた多数のスリットを有する回転板、その回転板に付設された一対の光学式センサよりなるロータリエンコーダによりロータ回転検知センサを構成したことを特徴とする請求項1から3のいずれかに記載の薬剤フィーダ。
  5. 前記切替装置は、切替駆動部と、回転範囲が規制された回転部材とからなり、前記回転部材に前記切替歯車が回転自在に支持され、
    前記切替駆動部の駆動により前記回転部材を一定角度回転することにより、該切替歯車を常に駆動歯車に噛み合わせつつ、その切替歯車を前記いずれか一方の伝達経路に組み入れることを特徴とする請求項1から4のいずれかに記載の薬剤フィーダ。
  6. 前記切替駆動部が、切替モータとそのモータ軸に連結されたウォーム歯車によって構成され、前記回転部材が前記ウォーム歯車に噛み合わされたウォーム輪によって構成され、前記ウォーム輪を前記駆動歯車と同軸状態に支持したことを特徴とする請求項5に記載の薬剤フィーダ。
  7. 薬剤フィーダ、制御回路及び表示部を備えた薬剤払出装置において、
    前記薬剤フィーダは、薬剤の払出カセットと駆動装置の組み合わせからなり、前記払出カセットは、薬剤を収納する薬剤収納部及びその薬剤収納部の底部に設けられたロータを備え、
    前記駆動装置は、駆動モータ、歯車伝達装置、出力軸、切替装置、錠剤計数センサ、ロータ回転検知センサを備え、前記歯車伝達装置は、前記駆動モータのモータ軸と前記出力軸との間に設けられた正転伝達経路と逆転伝達経路によって構成され、前記駆動モータの駆動力は前記切替装置によって前記伝達経路のいずれか一方に切り替えて前記払出カセットに出力され、
    前記制御回路は、前記ロータ回転検知センサの信号に基づきロータの停止が検知された場合に前記ロータを一定時間逆転させたのち正転に戻すように前記駆動装置を制御することを特徴とする薬剤払出装置。
  8. 前記制御回路は、前記ロータ回転検知センサの信号に基づきロータの回転が行われていることを検知し、かつ、前記錠剤計数センサの信号に基づき一定時間錠剤の払出が行われていないことが検知された場合に、前記表示部に対し錠剤の欠品に関するエラー表示信号を出力することを特徴とする請求項7に記載の薬剤払出装置。
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