JP2009543168A - 丸薬ディスペンサ用の計数器及び記録器 - Google Patents

丸薬ディスペンサ用の計数器及び記録器 Download PDF

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Abstract

丸薬分配メカニズム(21)の一部を形成する二つの相対移動可能なシャーシ構成要素(50, 52)と、丸薬若しくは錠剤(28)を通過させて分配する丸薬送達/分配チャネル(32)と、計数(又は記録)メカニズムとを備える、丸薬ディスペンサ(24)用の計数器(又は記録器)である。計数(又は記録)メカニズムは、一つ若しくは複数の作動インジケータ(11)と、一つ若しくは複数の作動インジケータ(11)の第1のもの(12)を漸増的に進める爪歯止(14)と、爪歯止(14)を始動させる駆動メカニズム(16)とを備える。爪歯止(14)は、二つのシャーシ構成要素(50, 52)の第1のものに取り付けられる。駆動メカニズム(16)は、二つのシャーシ構成要素(50, 52)の第2のものに取り付けられる。
【選択図】 図13

Description

本発明は、錠剤又は丸薬が容器から分配されるとそれらを計数/記録する、計数器及び記録器に関する。
計数器/記録器は、通常、容器の首部にねじ止めされる。その結果、容器に収容された錠剤又は丸薬を、計数器/記録器を介して容器から直接分配することができる。
この計数器を有する錠剤又は丸薬のディスペンサ(「丸薬ディスペンサ」)は、当該分野において知られており、例えば、それらの開示を参照により本明細書に組み込む、WO2005/005280、WO2005/004786、及びWO2005/004787に開示されている。それらの丸薬ディスペンサはそれぞれ容器の首部にねじ止めされ、その結果、容器のキャップは、それを丸薬ディスペンサの首部にねじ止めすることによってディスペンサの蓋をするのに使用される。したがって、ディスペンサはキャップと容器との間に適合する。
上記の丸薬ディスペンサは全て、第1のシャーシ構成要素及び第2のシャーシ構成要素を備える丸薬分配メカニズムをともに封入する、下部ケーシング及び上部ケーシングを有する。キャップねじは第2のシャーシ構成要素にねじ止めされ、下部ケーシングは容器にねじ止めされる。
丸薬分配メカニズムにより、逆さまにした容器から丸薬を分配することが可能になる。つまり、逆さまにすることによって、重力が丸薬を容器内から丸薬分配メカニズム内へと供給する。メカニズムは、第2のシャーシ構成要素を第1のシャーシ構成要素に対して(即ち、容器に向かって)押し下げると動作し(単一の作動)、作動させると、丸薬分配メカニズムは、単一の丸薬を容器から分配する。
上述の丸薬ディスペンサはそれぞれ、電気機械的計数メカニズムを更に有する。計数メカニズムは、丸薬が分配されたときのみ計数する。例えば、容器が直立しており、それによって重力が丸薬を容器の底部で保持する場合は、丸薬は分配されない。計数は、液晶ディスプレイ又はスクリーンに表示される。したがって、これらのディスペンサの計数メカニズムを動作させるために電池が必要である。電池はコストを増大させる。更に、電子部品の誤動作が発生した場合、或いは電池残量が低くなり過ぎた場合、スクリーン上に誤った読取り値が表示される可能性がある。したがって、本発明は、電子部品若しくは電池、又は他の電源に依存しない計数器を提供することを追求する。
機械的(又は非電子的)計数器、即ち電源を必要としない、エーロゾルディスペンサ用の計数器が開発されてきた。そのような一つの装置が、その開示を参照により本明細書に組み込むWO2004/001664に開示されている。WO2004/001664の装置は作動計数器であり、エーロゾルの作動回数が計数され、回転式インジケータホイール上に表示される。インジケータホイールは、軸線方向に配置された回転式の三つの作動インジケータホイールを備える。これらの一つは、ディスペンサの各作動ごとに爪歯止によってその軸線の周りで漸増的に一段ずつ回転(駆動)される「一の位(units)」ホイールである。次のものは、「一の位」ホイールが丸一回転するごとに(これは「一の位」ホイールが十回漸増的に回転した後に生じる)ノック歯車(knock gear)によって漸増的に一段ずつ回転(駆動)される「十の位」ホイールである。第3のホイールは「百の位」ホイールである。これは、「十の位」ホイールが十回漸増的に回転すると、別のノック歯車によって漸増的に一段ずつ回転(駆動)される。
数がホイール上にどのように印刷されるかに応じて、WO2004/001664の回転式インジケータホイールは、ディスペンサの作動回数を数え上げるか、或いは逆に数えることができる。
機械的計数メカニズムは単に作動を計数する。ディスペンサの作動ごとに分配があるので、これはエーロゾル送達装置の場合に有用である。しかし、丸薬送達システムなどのように、作動が必ずしも分配をもたらさない場合、そのような機械的計数メカニズムは必ずしも正確な分配計数を生じない。したがって、分配されている丸薬の数を正確に計数し、ただし電池又は外部電源を必要としない、丸薬ディスペンサ用の計数器を提供することが望ましい。
機械的計数器はまた、次の問題を抱える可能性がある。計数器が000まで数を逆に数えるか、又は999まで数え上げた場合(百の位ホイールが9まで番号を付けられていると仮定して)、エーロゾルディスペンサが継続して使用されると、回転式インジケータホイールは回転し続ける傾向があり、それによって、次に作動すると不正確な計数が表示される。例えば、計数器が数を逆に数えている場合、000の後、999が表示される。或いは、数え上げている場合、999の後、000が表示される。しかし、この問題を回避するため、WO2004/001664は計数器ロックアウトを提供する。
いずれにせよ、ゼロの計数又は好ましい最大の(若しくは最小の)計数のいずれかに達しても、誤った計数情報を提供しない、代替計数メカニズムを提供することも望ましい。
本発明は、丸薬分配メカニズムの一部を形成する二つの相対移動可能なシャーシ構成要素と、丸薬又は錠剤を通過させて分配する丸薬送達/分配チャネル(pill delivery or dispensement channel)と、計数メカニズムとを備え、計数メカニズムが、一つ又は複数の作動インジケータと、一つ又は複数の作動インジケータの第1のものを漸増的に進める爪歯止と、爪歯止を始動させる駆動メカニズムとを備え、爪歯止めが二つのシャーシ構成要素の第1のものに取り付けられ、二つのシャーシ構成要素を互いに対して移動することによって、駆動メカニズムが爪歯止に対して移動され、丸薬分配メカニズムが作動するように、駆動メカニズムが二つのシャーシ構成要素の第2のものに取り付けられた、丸薬ディスペンサ用の計数器であって、駆動メカニズムが、チャネルが空の場合に正の分配位置と負の分配位置との間を移動することができる丸薬検出機構に接続され、負の分配位置が、丸薬検出機構の少なくとも一部が丸薬送達/分配チャネル内に位置付けられるか、又はチャネルを遮断し、それによってチャネル内に分配する丸薬が存在しないことが、即ち分配の失敗が確認されるようなものであり、駆動メカニズムが爪歯止に対して移動すると、正の分配位置から負の分配位置への移動により、駆動メカニズムが爪歯止を始動させることが防止される、計数器を提供する。
分配の失敗の間、駆動機構が爪歯止を始動しない結果として、シャーシ構成要素を相対的に移動させても、爪歯止は第1の作動インジケータを進めない。これは、計数器(又は服用計数器若しくは記録器)が、丸薬の分配を引き起こさない作動を計数しないことを意味する。
好ましくは、丸薬検出機構の正の分配位置は、丸薬検出機構のどの部分も丸薬送達/分配チャネル内に位置付けられないようなものである。その代わりに、丸薬又は一連の丸薬がチャネル内に位置することができるように、チャネルは空である。
好ましくは、丸薬検出機構はチャネルの一部を形成し、最も好ましくは、チャネルの壁(又は壁の一部)を形成する。
好ましくは、成功する丸薬分配の間、丸薬がチャネルを通過するとき、分配された丸薬は丸薬検出機構に接して位置し、それにより、丸薬検出機構はその負の分配位置へ移動することができない。
好ましくは、駆動メカニズム及び丸薬検出機構は、計数メカニズムの単一の構成要素として一体的に形成される。
好ましくは、駆動メカニズムは回転式駆動歯車である。
好ましくは、丸薬検出機構は丸薬検出アームである。好ましくは、それは駆動歯車の回転軸線に垂直に延びる。好ましくは、丸薬検出アームの丸薬係合面は、丸薬分配チャネルを通して丸薬を分配する間、丸薬が丸薬分配チャネルを通って移動する方向に平行に延びる。
好ましくは、丸薬検出機構の移動はその旋回又は回転運動である。
好ましくは、計数メカニズムは純粋に機械的な計数器であり、即ち電子部品を有さない。
好ましくは、作動インジケータ又はそのそれぞれは、インジケータホイール、より好ましくは計数器ホイールである。
好ましくは、作動インジケータ又はそのそれぞれは、例えばその印若しくは計数を変更するように、その中心軸の周りを回転する。
好ましくは、作動インジケータは、見当合わせされた印を用いて窓を通してその計数を表示するように、作動インジケータが進むか、又は回転すると、一度に印一つずつ計数器の窓と見当合わせされる複数の印をその上に有する。窓は、好ましくは、二つ以上の作動インジケータの印を同時に見当合わせするか、又はそれらの見当が合っていることを可能にするのに十分な大きさである。
本発明は、また、丸薬ディスペンサが作動した際の丸薬の分配を記録する、丸薬ディスペンサ用の記録器であって、丸薬ディスペンサが作動した際の丸薬の分配に応答して、記録メカニズムを駆動する駆動部を含む機械的記録メカニズムを有し、駆動部が、記録メカニズムを駆動する駆動モードと、記録メカニズムを駆動しない非駆動モードとを有し、駆動部が、丸薬ディスペンサが作動しても丸薬が分配されないとき、非駆動モードを採用し、作動によって丸薬が分配されるとき、駆動モードを採用するように構成配置された、記録器を提供する。
好ましくは、駆動部は、丸薬ディスペンサが作動すると分配される丸薬によって、駆動モードに位置するように構成配置される。
好ましくは、駆動部の駆動モード及び非駆動モードは、記録器内の駆動部の異なる位置に対応する。
好ましくは、駆動部は、記録メカニズムを駆動する記録メカニズムの被駆動面に係合する駆動面を有し、駆動面は、駆動部の駆動モードにおいてのみ被駆動面と駆動係合する。
好ましくは、駆動面及び被駆動面は歯車形態である。
計数器、服用計数器、又は記録器は、丸薬ディスペンサに組み入れられてもよく、例えば、丸薬ディスペンサのケーシング内に実質的に嵌合されてもよい。
好ましくは、ディスペンサは、ディスペンサを作動させた際に分配されるときに丸薬が横断する丸薬分配経路を有し、駆動部は、ディスペンサを作動させた際に丸薬分配経路を横切る丸薬によって駆動モードで維持され(「分配作動イベント」)、ディスペンサを作動させても丸薬が経路を横断しない場合は非駆動モードを採用する(「非分配作動イベント」)ように構成配置される。
好ましくは、駆動部は、分配作動イベントの間丸薬がそこに接して位置して、駆動部を駆動モードで維持するように構成配置された制御面を有する。
好ましくは、丸薬ディスペンサは、複数の丸薬又は錠剤を収容する容器に取り付けられる。好ましくは、丸薬ディスペンサは容器の開いた首部にねじ止めされる。好ましくは、容器のキャップは丸薬ディスペンサの首部上に取り付けられる。したがって、丸薬ディスペンサの首部は容器の首部に対応する形状を有するべきである。
好ましくは、丸薬検出機構は丸薬係合面を備える。好ましくは、その丸薬係合面は、丸薬ディスペンサの丸薬分配チャネルの第1の壁の少なくとも一部を規定する。好ましくは、二つのシャーシ構成要素の第1のものの表面からフランジが延びて、丸薬分配チャネルの壁を規定する。その壁は丸薬係合面と向かい合う。好ましくは、二つのシャーシ構成要素上に(若しくはそれらに対して)設けられた二つの更なる平坦面又はフランジによって、チャネルの第3及び第4の壁が設けられ、それらの一つは、好ましくは、最初に言及したフランジがそこから延びる面である。
成形された錠剤若しくは丸薬は、通常、立面図で見て長方形の輪郭を有するので、チャネルを規定する四つの壁は、好ましくは、ディスク形状の錠剤若しくは丸薬がそこを通過するのに適したほぼ正方形又は長方形のチャネルを規定する。ただし、ディスク形状以外の錠剤又は丸薬のため、チャネルの他の形状が提供されてもよい。しかし、本質的には、チャネルの断面は、好ましくは、予め定められたサイズ及び形状の錠剤又は丸薬であって、向きが制御された錠剤又は丸薬が、制約を受けずにそこを通過できるように設計される。
好ましくは、両方とも回転式作動インジケータホイールの形態である二つ以上の作動インジケータが設けられる。好ましくは、それらは一つ又は複数のノック歯車によって連結される。ノック歯車により、先行する回転式作動インジケータホイールが適切な角度だけ回転すると、隣接したホイールが漸増的に進むことが可能になる。回転の適切な角度は、通常、約360°である。このタイプの好ましい配置では、N個のホイールがある場合、N-1個のノック歯車がある。
好ましくは、回転式作動インジケータホイールは、第1のホイール(一の位ホイール)及び第2のホイール(十の位ホイール)を備える。百の位ホイールも設けられてもよい。第4のホイールが設けられる場合、千の位ホイールである。
更なる漸増的ホイール、例えば、一の位ホイールが日にちを表す場合、「部分日(part day)」又は「時間」ホイールが、一の位ホイールの前に位置付けられてもよい。その場合、その追加ホイールは、毎日の中の時間間隔又は期間を示してもよい。例えば、追加ホイールは、ホイールの周りで反復するAM及びPMインジケータ(又は選択された現地言語の同等のインジケータ)を有する半日インジケータホイールであってもよい。その場合、半日インジケータホイールが二回ノックするごとに一の位ホイールをノックするノック歯車を設けることができる。丸薬を午前又は午後の一日二回服用する必要がある場合、これは有用であり(計数を一目見れば、次の丸薬をいつ服用すべきかが分かる)、一の位ホイールはまた、二日若しくは三日など、丸薬を服用すべき日にちを教える。したがって、計数メカニズムはユーザに対する備忘録の役割をする。
本発明の第2の態様による、代替の、ただし好ましい計数メカニズムでは、一の位インジケータが、一の位の印を含むことによって計数と、投薬間隔の印、例えばAM及びPMが交互になった印との両方を提供する、計数器の作動インジケータの配置が提供される。好ましい一実施形態では、組み合わされた印は、一日に二回服用される丸薬について、1PM、2AM、3PMなど(又は選択された現地言語の同等のインジケータ)を示す。
この好ましく且つ有利な配置により、計数メカニズムは、丸薬の使用を計数する(又は、数を逆に数える場合、容器内に残っている丸薬の数を計数する)とともに、投薬間隔の印を用いて次の丸薬をいつ服用すべきかについての備忘録も提供することができる。
異なる服用間隔の場合、異なる投薬間隔の印、例えば時間又は更には数の第2の組が提供される。その場合、組み合わされた印は、二時間ごとに服用する必要がある丸薬に対して、例えば、1/9am、2/11am、3/1pm、4/3pmを示してもよく、第1の数字は計数を提供し、各印の後半は服用すべき時間を提供する。
やはり、数え上げる代わりに、計数メカニズムは、より有用には、4/9am、3/11am、2/1pm、1/3pmと数を逆に数えてもよい。
数を逆に数えるとき、計数メカニズムは、通常、最初に、容器内にあることが見込まれる丸薬の数(又は、より一般的には、見込まれる数であるが、丸薬の新たな補給品を後で回収する場合にいくつか予備の丸薬を見越すため、いくつか少ない数)を反映する数(予め定められた開始数)に設定される。その結果、印は、逆に数えられると、いくつの丸薬が残っているか(「追加の」丸薬がある場合はそれらを除く)をユーザに伝え、それら丸薬の補給品がどのくらいの期間足りるかを示す。
好ましくは、計数は、好ましくは透明なプラスチック又はガラス製の窓ガラスが嵌め込まれた窓を通して、印によって示される。窓は、好ましくは、丸薬ディスペンサの外部ケーシングの一部に形成される。
好ましくは、シャッター装置も設けられる。シャッター装置は、好ましくは、別個の、ただし最終のホイールとして、例えば、「一の位」ホイール及び「十の位」ホイールのみが設けられている場合、第3のホイールとして設けられる。シャッターホイールは、最終の所望の計数に達すると示された計数に被さるシャッターと、好ましくは、それによって装置が作動インジケータと同じ輪軸上に取り付けられるハブとを備える。
シャッター装置はノック歯車によっても作動されてもよい。しかし、より好ましくは、先行する作動インジケータ(例えば、「十の位」ホイールなどの作動ホイール)の側面から延びる駆動ピンによって作動される。これは、駆動ピンが、好ましくはシャッターを一度だけ進めるために設けられるためであり、この配置により、計数の構成要素の数が低減される。
或いは、シャッターは、例えば作動インジケータがホイールの場合、インジケータの一つの一部として設けられてもよい。便利には、シャッターは、「十の位」ホイール(又は、使用される場合は「百の位」ホイール)の一部として、換言すれば、最も外側の(最も大きい数を表す)作動インジケータホイールの一部として設けられてもよい。
シャッターは、好ましくは印を備えていないが、有用には、窓を通して表示するため、「空」などが記入されていてもよい。シャッターは、計数器をその好ましい最終計数を超えて巻き進めることによって進められると、インジケータ(一つ又は複数)と窓との間で作動インジケータ(一つ又は複数)に被さる。
好ましくは、外部ケーシングは上部ケーシング及び下部ケーシングを含む。好ましくは、窓は上部ケーシングに設けられる。
好ましくは、ケーシング構成要素は、ケーシング内に収容されている計数メカニズムを使用できるようにするため、又は丸薬ディスペンサの単純化された組立て/分解(例えば、再生利用のため)を可能にするため、分離可能である。好ましくは、上部ケーシング及び下部ケーシングは、互いにスナップ嵌めし、再び容易に分離できるようにするため、スナップ嵌めコネクタを備える。
好ましくは、ケーシングは計数器の作動インジケータを封入する。
好ましくは、分配ノズルがケーシングから外に延びる。好ましくは、ノズルは第2のシャーシ構成要素と一体である。それは、分配された丸薬又は錠剤をそこで分配し、ユーザが取って投与できるようにするため、丸薬分配メカニズムのチャネルと連通している。
ノズルはその上にねじ山を有してもよい。好ましくは、ねじ山により、丸薬ディスペンサをその上に嵌合させるように適合された容器のキャップを、丸薬ディスペンサにねじ止めすることが可能になる。その結果、容器及び丸薬ディスペンサを両方とも、同じキャップによって閉じることができる。
好ましくは、丸薬ディスペンサは、丸薬ディスペンサを容器のねじ切りされた首部にねじ止めできるようにするため、内部ねじ山を備える。好ましくは、内部ねじ山は外部ケーシングの内部に設けられる。
好ましくは、向かい合った壁を規定する、めすおすソケットが、外部ケーシングに向かい合った第1のシャーシ構成要素上に設けられる。好ましくは、それは一般に管状であり、好ましくは、内部ねじ山と向かい合う。最も好ましくは、それは、丸薬ディスペンサを容器上に更にしっかり取り付けることを可能にするため、容器の首部内に嵌合するように適合される。最も好ましくは、向かい合った壁が容器の首部内に嵌合して、丸薬の封止を形成し、それによって、容器及びそれに嵌合された丸薬ディスペンサが丸薬の分配に備えて逆さまにされると、丸薬を容器から丸薬ディスペンサ内へ案内する。丸薬の封止は、好ましくは気密であるが、変わりに、ねじ山、又は従来のようにねじ蓋式キャップによる別個の封止が、従来のように、薬剤容器のねじ蓋式キャップによる気密封止を提供してもよい。
好ましくは、向かい合った壁を有する、めすおすソケットはまた、チャネルと連通しているほぼ軸線方向に配置された内腔を備える。内腔は容器の内部に向かって開いている。その結果、丸薬ディスペンサ及び容器の配置が逆さまのとき、容器からの丸薬は、内腔を介して丸薬ディスペンサに直接入ることができる。
好ましくは、内腔は、チャネルに向かって狭まるように、実質的に先細状又は円錐形の形状を有する。このことは、容器からの丸薬又は錠剤が、チャネルに近付くにつれてそれら自体が整列するようにする助けとなり、その結果、それらがチャネルを通り抜けるように正確に向き付けられる。先細状又は円錐形の形状は、好ましくは、丸薬のこの事前の向き付けを助けるため、断面がほぼ長方形(例えば、先細になったスロット)である。
好ましくは、第1のシャーシ構成要素及び第2のシャーシ構成要素は、丸薬分配メカニズムが作動ごとにリセットするように、離れる方向に付勢される。付勢は、好ましくは、付勢要素によって、一般的にはばねによって提供され、その一例は圧縮したコイルばねである。
好ましくは、駆動歯車は、第2のシャーシ構成要素に対して固定の軸線の周りを回転するように取り付けられ、爪歯止及び作動インジケータは、第1のシャーシ構成要素に対して一つ又は複数の固定の軸線の周りを回転するように取り付けられる。好ましくは、爪歯止の軸線は、駆動歯車の軸線に平行であり、丸薬ディスペンサを作動させている間二つのシャーシ構成要素が相対的に移動するにつれて、軸線が相対的に移動している間平行なままである。
好ましくは、爪歯止の回転軸線は回転式作動インジケータ又はそのそれぞれの回転軸線と同軸である。
好ましくは、爪歯止及び各回転式作動インジケータは全て、その周りを回転する単一の輪軸に装着される。
好ましくは、ノック歯車又はそのそれぞれの回転軸線は、それと関連付けられた回転式作動インジケータ又はそのそれぞれの回転軸線に対して固定される。好ましくは、その軸線は、それと関連付けられた回転式作動インジケータ又はそのそれぞれの回転軸線に平行であるが、そこから間隔が空けられる。
本発明はまた、計数器を有する丸薬ディスペンサであって、丸薬分配を生じさせるため、第1のシャーシ構成要素を第2のシャーシ構成要素に対して運動させることを作動のために必要とし、運動によって丸薬ディスペンサのチャネルに沿って丸薬を移動させることができる丸薬分配メカニズムを有する、丸薬ディスペンサを提供する工程を含み、丸薬ディスペンサを作動させた際の丸薬ディスペンサからの丸薬分配を含む、丸薬ディスペンサの正の作動を計数する方法において、正の分配の際、丸薬若しくは錠剤が丸薬ディスペンサのチャネルを出るか、又はそこを通過すると、チャネルに沿って進む錠剤若しくは丸薬が、丸薬ディスペンサ内に取り付けられた丸薬検出機構の丸薬係合面に係合し、その係合が、チャネル又は二つのシャーシ構成要素の一つのどちらかである丸薬ディスペンサの機構に対して、丸薬検出機構を第1の位置で維持し、それによって、二つのシャーシ構成要素のその相対運動によって作動を計数するように計数器が進み、その作動において分配される丸薬がチャネル内に存在しないので、丸薬ディスペンサが作動しても丸薬ディスペンサから丸薬が分配されないことを含む負の作動の際、丸薬検出機構の丸薬係合面に係合する丸薬がなく、それによって、丸薬分配メカニズムが作動すると、丸薬検出機構が機構(チャネル又は二つのシャーシ構成要素の一つのどちらか)に対して移動することが可能になり、その移動によって計数器が動作不能になるか、或いは計数器が作動を計数することが防止される、方法を提供する。
好ましくは、二つのシャーシ構成要素の相対移動は直線移動である。
好ましくは、チャネルはほぼ直線であり、中心軸を有する。好ましくは、その軸線は、容器とノズルとの間をほぼそれらの中心線に沿って延びる。
好ましくは、二つのシャーシ構成要素の相対移動はチャネルの軸線に平行な直線移動である。
好ましくは、丸薬検出機構の移動は、丸薬検出機構と、丸薬検出機構に接続された、計数器の駆動歯車との両方の回転を伴う。
好ましくは、駆動歯車は計数器の爪歯止に係合する。
好ましくは、シャーシ構成要素の相対移動により、爪歯止の回転軸線に対する駆動歯車の一次的駆動移動が引き起こされる。
好ましくは、シャーシ構成要素の移動は、爪歯止の回転軸線に垂直な直線移動である。
負の分配の際の丸薬検出機構の移動により、好ましくは回転である、駆動歯車の二次的非駆動移動が引き起こされる。その二次的移動は、駆動歯車の一次的移動の間、駆動歯車が爪歯止を駆動するのを防止するものであり、一次的移動は、好ましくは、この負の分配の間であっても、シャーシ構成要素の相対移動の間依然として生じる。
正の分配の際、駆動歯車の一次的移動の間、駆動歯車が爪歯止を駆動するのを防止する二次的移動が生じないので、駆動歯車の一次的移動は爪歯止を駆動することができる。
駆動歯車は、好ましくは、駆動歯車の歯と爪歯止の歯との係合によって爪歯止を駆動する。
好ましくは、本発明のこの第2の態様の計数器及び丸薬検出機構は、本発明の第1の態様の計数メカニズムを形成し、本発明の第1の態様による計数器(又は服用計数器若しくは記録器)の部分である。
好ましくは、負の分配の間の丸薬検出機構の回転によって、丸薬分配チャネルを通る、又はその中に入る丸薬検出機構のアームの揺動が引き起こされ、揺動の結果、駆動歯車が爪歯止の軸線に対して移動すると、駆動歯車がその軸線の周りを回転し、それにより、爪歯止の軸線に対する駆動歯車の運動の結果として、爪歯止を爪歯止の軸線の周りで回転させないようにして、駆動歯車が爪歯止の周りを回転する。しかし、正の分配の間、アームのそのような揺動は生じず、それにより、駆動歯車は回転せず、その結果、爪歯止の軸線に対する駆動歯車の移動によって爪歯止の回転が引き起こされる。
本発明のこれら及び他の特徴を、添付図面を参照して例証として以下に記載する。
容器に装着された本発明の丸薬ディスペンサの斜視図である。 丸薬ディスペンサ及びその機械的計数器(又は記録器)の分解斜視図である。 丸薬ディスペンサ及び計数器を分解し再組立てする方法を示す図である。 丸薬ディスペンサ及び計数器を分解し再組立てする方法を示す図である。 丸薬ディスペンサ及び計数器を分解し再組立てする方法を示す図である。 丸薬ディスペンサ及び計数器を分解し再組立てする方法を示す図である。 丸薬ディスペンサ及び計数器を分解し再組立てする方法を示す図である。 丸薬ディスペンサ及び計数器を分解し再組立てする方法を示す図である。 丸薬ディスペンサ及び計数器を分解し再組立てする方法を示す図である。 丸薬ディスペンサ及び計数器を分解し再組立てする方法を示す図である。 丸薬ディスペンサ及び計数器を分解し再組立てする方法を示す図である。 丸薬ディスペンサ及び計数器を分解し再組立てする方法を示す図である。 正の分配の間の爪歯止、丸薬検出機構、及び計数器の駆動歯車の動作を示す概略図である。 正の分配の間の爪歯止、丸薬検出機構、及び計数器の駆動歯車の動作を示す概略図である。 負の分配の間の爪歯止、丸薬検出機構、及び計数器の駆動歯車の動作を示す概略図である。 計数器のシャッターメカニズムの動作を示す図である。 計数器のシャッターメカニズムの動作を示す図である。 計数器のシャッターメカニズムの動作を示す図である。 計数器のシャッターメカニズムの動作を示す図である。 計数器のシャッターメカニズムの動作を示す図である。 計数器のシャッターメカニズムの動作を示す図である。 計数器のシャッターメカニズムの動作を示す図である。 計数器のシャッターメカニズムの動作を示す図である。
最初に図1を参照すると、容器26に装着された丸薬ディスペンサ24が示される。容器26は、複数の丸薬又は錠剤28(一つが図13に示される)を含む一般的な薬剤容器である。容器26は、丸薬ディスペンサ24がねじ止めされている首部(図示なし)を含む。この目的のため、丸薬ディスペンサは内部ねじ山58を有する(図13を参照)。図示されないが、容器26の首部は、丸薬ディスペンサ24の頂部に設けられた分配ノズル54に形状がほぼ一致する。分配ノズル54及び首部は、同じサイズ(直径)及びねじ山(ノズル54の場合は56)を有するようにして設けられるので、容器26を閉じるのと丸薬ディスペンサ24を閉じるのと両方に同じキャップ(図示なし)を使用することができる。
丸薬ディスペンサ24は、丸薬ディスペンサ24の内部に位置する、機械的作動インジケータ計数器又は計数メカニズム10を有する。計数メカニズム10の計数は、丸薬ディスペンサ24の側部にある窓42を通して表示される。
次に図2を参照すると、丸薬ディスペンサ24及び計数メカニズム10の構成要素のほとんどの分解斜視図を見ることができる。計数メカニズム10は少なくとも五つの可動部を有する。これらの可動部は、二つのインジケータホイール11、ノック歯車36、爪歯止14、及び駆動歯車16をその上に有する丸薬検出機構18を含む。
インジケータホイール11の一つは、第1の回転式作動インジケータホイール、即ち一の位ホイール12である。一の位ホイール12は、爪歯止14の爪車アーム15のスプロケットによって係合する鋸歯面又は傾斜した歯車形態13(図11を参照)を備える。
図14に示されるように、爪歯止14は、駆動歯車16によって係合する歯車形態17(図11に明瞭に示される)を備え、その駆動歯車16は一致する歯車形態を有する。
爪歯止14及び二つのホイール11は、それらの周りを回転する二つの輪軸支持脚43に固定された輪軸29に取り付けられる。
駆動歯車16は、丸薬検出機構、即ち丸薬検出アーム18に接続される。それらはともに単一構造を形成する。
ノック歯車36は、一の位ホイール12の一回転ごとに、第2の回転式作動インジケータホイール、即ち十の位ホイール19をノックするために設けられる。ノック歯車36は、このタイプの計数器(円筒状計数器)の従来の歯車である。実際に、それぞれ添付図面に示されるのと同様の構造及び機能のものである、爪歯止、ノック歯車、一の位ホイール、及び十の位ホイールは全て、上述の従来技術文書WO2004/001664に開示されている。したがって、それらの特徴の十分な考察及びそれらの機能的相互関係はここでは不要である。
計数メカニズム10の様々な要素は、丸薬ディスペンサ24の第1及び第2のシャーシ構成要素50及び52に取り付けられる。第1のシャーシ構成要素50は、第2のシャーシ構成要素52と(且つその中へ)滑動的に係合する。
第2のシャーシ構成要素52は、その一端に一体的に形成された分配ノズル54を有する。
二つのシャーシ構成要素50及び52の相対的な軸線方向の滑動により、丸薬が、丸薬ディスペンサ24の丸薬分配チャネル32(図13)を通って前進することが可能になり、それによって丸薬を、一度に一つずつ丸薬分配チャネル32及び分配ノズル54を通して容器26から分配することができる。丸薬ディスペンサ24のこの作動メカニズム21は、図13、14、及び15を参照して更に詳細に後述する。
駆動歯車16及び丸薬検出アーム18の単一構造は、固定の軸線上で第2のシャーシ構成要素52に回転可能に取り付けられる。インジケータホイール11、ノック歯車36、及び爪歯止14は全て、別の固定の軸線上で第1のシャーシ構成要素50に取り付けられる。この配置により、第1及び第2のシャーシ構成要素50及び52の相対運動が、丸薬検出アーム18及び駆動歯車16をインジケータホイール11及び爪歯止14に対して移動させる。これは、丸薬分配機能を可能にすることに追加されるものである。
図2を再び参照すると、外部ケーシングは、計数メカニズム10とシャーシ構成要素50及び52の主本体とを封入する。外部ケーシングは二部分のものである。容器26の首部にねじ止めされる内部ねじ山58を有する下部ケーシング48がある。下部ケーシング48は、丸薬ディスペンサを組み立てる間、第1のシャーシ構成要素50をその中に受け入れる。次に、第2のシャーシ構成要素52をその第1のシャーシ構成要素50上に積み重ねることができる。次に、上部ケーシング46をその組立体に被せて(又はその上に)スナップ嵌めして、シャーシ構成要素50及び52並びに計数メカニズム10を外部ケーシング内に保持する。
上部ケーシング46は、第2のシャーシ構成要素52のノズル54がそこを通過する頂部開口部51又は穴を更に備える。
上部ケーシング46は窓42を更に備え、丸薬ディスペンサ24が組み立てられると、その窓を通して計数メカニズム10から示された計数を見ることができる。窓42を封止又は閉止するため、透明な窓ガラス44が提供され、その窓ガラス44は、好ましくは、窓42内の適所に接着又はスナップ嵌めされる。
第1のシャーシ構成要素50は、円形のめすおすソケット60を更に備える。それは、第1のシャーシ構成要素の底部から、即ち首部54が第2のシャーシ構成要素52から延びるのと反対方向で垂下する。
めすおすソケット60は、容器26の首部内に嵌合するものであり、下部ケーシング48の内部ねじ山58に対して向かい合った壁61を形成する。めすおすソケット60は、テーパ壁62(図5及び13)を有するテーパスロット63の形態である内部構成物を更に有する。内部構成物は、容器26及び丸薬ディスペンサ24を逆さまにした際、錠剤又は丸薬28が容器26から丸薬ディスペンサ24内へ通過するとき、それらを整列させるのを助けるものである。
上部ケーシング46は、下部ケーシング48内に設けられた穴49にスナップ嵌めされる三つのクリップ47(図4を参照)を備える。ただし、クリップ47及び穴49は異なるように配置されてもよく、代替の閉止メカニズムが外部ケーシングに設けられてもよい。
上部ケーシング46のクリップ47、及び下部ケーシング48のクリップ47を受け入れる穴49により、服用計数器24を組み立て、分解することは簡単である。組立て及び分解の好ましい方法を、図3〜11を参照して以下に記載する。
最初に図3を参照すると、組み立てられた丸薬ディスペンサ24が示される(図1に比べて上下逆さま)。それを分解するためには、尖った道具、又は恐らくはこの目的専用の三叉の器具を使用して、三つのラッチ若しくはクリップ47を押し下げて穴49から外す。次に、上部ケーシング46及び下部ケーシング48を引き離すことによって軸線方向に分離することができる。次に、計数メカニズム10及び丸薬分配メカニズム(二つのシャーシ構成要素50及び52を含む)を備える作動メカニズム21にアクセスすることができる。
二つのシャーシ構成要素50及び52を分離するため、最初に、図5に示されるように、丸薬検出機構を係脱位置23にセットするべきである。この係脱位置23では、爪歯止14の歯付き面17が駆動歯車16の歯又は歯車形態から係脱される。次に、この時点では第2のシャーシ構成要素52上にある(図5を参照)クリップ25を、第1のシャーシ構成要素40から解放する必要がある。クリップ25は、テーパスロット63内に見られ、そこを介してアクセスして解放される。クリップ25は、二つのシャーシ構成要素50及び52を軸線方向で固定する。次に、その解放により、図6に示されるように、二つのシャーシ構成要素50及び52を滑動させて離すことが可能になる。
やはり図6を参照すると、二つのシャーシ構成要素50及び52を付勢して離すコイルばね27が、二つのシャーシ構成要素50及び52の間に設けられる。シャーシ構成要素50及び52を滑動させて離すと、ばね27が緩くなるか緩んで脱落する。これは、第2のシャーシ構成要素52の穴55と整列しているスピンドル53に取り付けられているばね27がこれを防止する助けとなるにもかかわらず起こるものである。いずれにせよ、ばね27は、緩んだ場合、保持されるべきなので、二つのシャーシ構成要素が再組立てされたとき、二つのシャーシ構成要素50及び52の間で再度位置付けることができる。
二つのシャーシ構成要素を分離すると、ホイール11及び爪歯止14を第1のシャーシ構成要素50から分解することができる。これは、例えば、ホイール11の計数をリセットするために必要なことがある。これを行うため、ホイール11及び爪歯止14の輪軸29を、ホイール11及び爪歯止14から、更に、両方とも第1のシャーシ構成要素50と一体に形成された(図7を参照)輪軸支持脚43の少なくとも一つから引き抜く。次に、爪歯止14及びインジケータホイール11を第1のシャーシ構成要素50から取り外すことができる。
ホイール11を取り外すと、次にそれらを、使用されている特定の容器26内に通常見られる丸薬の数に応じて変わる、好ましい開始数に容易にリセットすることができる。70個の丸薬を含む容器の場合、この数は、例えば63であってもよい。これにより、計数がゼロに達した後、容器26内に7個の丸薬が残ることが可能になるので、ユーザは、丸薬の新たな補給品を得るまでそれら7個の予備の丸薬を有する。
ホイール11をリセットした後、ホイール11及び爪歯止14をその輪軸29に再度嵌めることができる。ただし、計数器のこれらの片は小さいので、これは手間が掛かる場合がある。したがって、図8に示されるように、ホイール11はホイール位置合わせ穴31を備える。ホイール位置合わせ穴31により、ホイール11をそれらの好ましい開始方向で保持するように、ホイール位置合わせピン33をホイール11を介して嵌めることが可能になる。穴31は、そのような位置にある各ホイール11を、その好ましい開始方向で維持されるように位置合わせできるように設けられる。しかし、様々な異なる好ましい開始方向に適応するため、各ホイール11に一つを超える穴31が設けられてもよい。
この好ましい実施形態では、位置合わせピン33は直径1mmのピンである。
この実施形態では、シャッター40も設けられる。それもこの時点でリセットされてもよく、別のホイール位置合わせ穴31を備える場合、ピン33はその穴31も通って延びることができる。
次に、輪軸29をホイール11及び爪歯止14の中心に再びねじ込んで、二つの輪軸支持脚43の間を延びるようにすることによって、ホイール11及び爪歯止14(ドラム型又は円筒状組立体)を第1のシャーシ構成要素50に再度嵌めることができる。次に、位置合わせピン33を取り外すことができる。
次に、図9に示されるように、二つのシャーシ構成要素50及び52をともに軸線方向に差し込むことによってそれらを再組立てする前に、ばね27を、そのばね受入れスピンドル53(第1のシャーシ構成要素50上)に再度嵌めることができる。シャーシ構成要素50及び52は、クリップ25の弾性によって互いに嵌る。しかし、それらが互いにクリップ止めされると、駆動歯車16及び爪歯止14が互いに適切に、即ち図11に示されるような形で係合していることを確保するように注意するべきである。これにより、丸薬ディスペンサ24の各作動の間、インジケータホイール11に対する爪車システムの正確な動作が生じることが補償される。
作動メカニズム21が図10に示されるように再組立てされると、上部ケーシング46及び下部ケーシング48を、図12に示されるように作動メカニズム21の周りで互いにスナップ嵌めすることができる。これにより、丸薬ディスペンサ24の(再)組立てが完了する。
機械的作動インジケータ計数器10の丸薬検出機構の動作を、図13、14、及び15を参照して以下に記載する。
図13は、二つのシャーシ構成要素50及び52が停止しているかデフォルト状態にある、丸薬ディスペンサ24の丸薬送達/分配チャネル32内の錠剤又は丸薬28を概略的に示す。概略図のみなので、チャネル32の部分のみがこれらの図に示される。
丸薬28は、重力を受けて、容器26から、めすおすソケット60のテーパスロット63を通り、そのテーパ壁62によって案内されて、そのチャネル32内に至っている。この経路によって丸薬28は向き付けられている。
図14及び15は第2の実施形態を示す。図13の実施形態に類似しているが、インジケータホイール12が誤った方向に回旋するのを防止する逆止め爪57を更に有している。この機構は当該技術において知られている。しかし、図13の実施形態は、その代わりに、インジケータホイールの輪軸における摩擦によって、それらが誤った方向に回旋するのを防止している。
図14では、二つのシャーシ構成要素50及び52は、図13の「停止」位置から丸薬送達位置に向かって、相対的に軸線方向にずれている。この図示される位置では、第1のシャーシ構成要素50の成型壁34が分配ノズル54に入り込んで、それとノズルの内壁又は底壁との間に間隙59を開き始めている。したがって、丸薬又は錠剤28は、分配のために間隙59を通ってチャネルからほぼ自由に落ちることができる。二つのシャーシ構成要素50及び52を継続して軸線方向にずらすことによって、丸薬ディスペンサを更に(又は完全に)作動させることにより、間隙59が、錠剤28が重力を受けて間隙59を通ってチャネル32から落ちるのに十分な大きさになる。つまり、それが分配となる。
図14に示される位置では、丸薬28は依然として丸薬検出アーム18に係合しているが、矢印35によって示されるように、この時点でアーム18の終了点にある。その結果、丸薬ディスペンサの作動の間、錠剤28は、丸薬検出アーム18を正の分配方向で保持している。丸薬検出アーム18をその方向で保持することにより、駆動歯車16及び爪歯止14両方の軸線の相対運動を生じさせている二つのシャーシ構成要素50及び52の相対運動が、駆動歯車16の歯と爪歯止14の歯とを係合させて、爪歯止14をその軸線の周りで回転させることを可能にしている。したがって、この運動は計数器10にその作動を計数させている。
それに比べて、図15は、丸薬ディスペンサ24の作動の間丸薬がチャネル32内に存在しない、作動の結果を示す。この状況では、丸薬検出アーム18は、矢印37によって示されるように、負の分配位置22へと自由に回転できる。丸薬検出器アーム18の回転はまた、歯車16が爪歯止14の軸線に対して移動するにつれて、駆動歯車16の回転を引き起こしている。その回転により、駆動歯車が爪歯止14の周りを回転することが可能になった。したがって、駆動歯車16のその相対移動によって爪歯止14の回転は引き起こされない。したがって、計数器10はその作動を計数していない。
二つのシャーシ構成要素50及び52を圧縮(分配/作動)状態から解放すると、ばね27がシャーシ構成要素50及び52を付勢して再び離し、図13に示されるようなそれらの「停止」状態にする。そのリセット移動の間、作動が図15の位置から始まる負の作動であった場合、駆動歯車16及び丸薬検出アーム18は回転して、図13に示されるようなそれらのデフォルト位置に戻る。駆動歯車16は爪歯止14の周りのみを再び回転するので、駆動歯車16の移動は爪歯止14の回転を引き起こさない。しかし、図14の正の作動位置からだと、シャーシ構成要素50及び52を解放すると、二つのシャーシ構成要素50及び52がそれらの「停止」状態に戻る運動によって、爪歯止14が回転して、図13のその開始位置に再び戻る。それは、爪歯止14の歯15と駆動歯車16の歯との係合によるものである。しかし、その回転は、インジケータホイール11の回転(即ち、元に戻ってそれ以前の計数を無効にする(uncount)も引き起こすことはない。それは、爪歯止14の爪車アーム15が代わりに、一の位ホイール12の鋸歯面13に乗り、それを乗り越えるためであり、逆止め爪57が、これが起こることを確保する。好ましい実施形態では上述の作動メカニズム21を含む、本発明の計数器は、丸薬ディスペンサの作動の間、分配チャネル内に錠剤がない場合(負の作動)は増分しない。したがって、これによって計数間違いが防止される。しかし、計数器は正の作動を計数する。
インジケータホイールは、第1のホイール(一の位ホイール12)及び第2のホイール(十の位ホイール19)を備える。ノック歯車36は、当業者には理解されるように、一の位ホイール12が一回転し終わるごとに、一の位ホイール12から十の位ホイール19に駆動を伝達するように動作する。
百の位ホイールも設けられてもよい。第4のホイールが設けられる場合、千の位ホイールとなる。そのような追加のホイールそれぞれに対して、隣接した(下位の数を表す)ホイールが一回転し終わるごとにそこから駆動を伝達する、更なるノック歯車が必要となる。
一の位ホイールが日にちを表す場合、一の位ホイールの前に、更なる増分ホイール、例えば「部分日」又は「時間」ホイールが位置付けられてもよい。その結果、その追加のホイールは一日の内の時間間隔又は期間を示してもよい。例えば、追加のホイールは、ホイールの周りで反復するAM及びPMインジケータ(又は選択された現地言語の同等のインジケータ)を有する半日インジケータホイールであってもよい。次に、半日インジケータホイールが二回ノックするごとに一の位ホイールをノックする、ノック歯車を設けることができる。これは、丸薬を一日に二回服用する必要がある場合、計数を一目見て次の丸薬を午前又は午後のいつ服用すべきかが分かるので、有用であり、一の位ホイールは更に、丸薬を服用すべき日付、例えば二日目又は三日目なども知らせる。したがって、計数メカニズムはユーザに対する備忘録の役割をする。
しかし、図16〜23に図示される実施形態では、一の位インジケータは、一の位の印を含むことによって一の位の計数と、投薬間隔の印、例えばAMとPMが交互になった印との両方を提供する。したがって、組み合わされた印は、1PM、2AM、3PMなどを連続的に示す。ただし、選択された現地言語の同等のインジケータが代わりに設けられてもよい。丸薬が一日に二回服用されるべきである場合、これらの印が使用される。
この好ましく且つ有利な配置により、計数メカニズムは、丸薬の使用を計数する(又は、数を逆に数える場合、容器内に残っている丸薬の数を計数する)とともに、次の丸薬をいつ服用すべきかに関する備忘録を提供する。
異なる服用間隔の場合、異なる投薬間隔の印、例えば回数、又は更には数の第2の組が提供される。
やはり図16〜23を参照して、その好ましい実施形態の計数メカニズム10のシャッターメカニズムの動作を以下に記載する。
計数メカニズムは、二つの「計数」ホイール、即ち十の位ホイール19及び一の位ホイール12を有する。これらは「円筒状」の計数器を形成する。更に、十の位ホイール19からの円筒状計数器に沿って、一の位ホイール12から離れた位置に、シャッター装置39が設けられる。シャッター装置39は、ハブと、インジケータホイール11の軸線に平行な方向で延びるがそれから間隔を空けたシャッター40とを備える。シャッター40は、インジケータホイール両方の上を延びるのに十分な長さであり、それらのホイール11の周面の分弧上に設けられた印を覆うのに十分な幅である。したがって、シャッター40は、図23に示されるように、窓42と見当合わせされるように移動されたとき、計数を閉塞する。
シャッター装置のハブは、ホイール11及び爪歯止14と同じ輪軸29に装着される。
シャッターのハブを駆動する別のノック歯車の代わりに、駆動ピン38は、十の位ホイール19から横方向に延びてシャッター装置39を係合する。この駆動ピン38は、図17に示されたように、インジケータホイール11の軸線に平行な方向で延び、ただし輪軸29から間隔を空けられる。
図17に示されるように、十の位ホイール19はこの時ゼロを示している。円筒状計数器も数を逆に数えている。したがって、十の位ホイール19が更に回転すると、十の位ホイール19はゼロを超えて進む。それは、(恐らくは9又は99の)誤った読取り値をもたらす。したがって、シャッター40は、その誤った読取り値を防止するために設けられる。
駆動ピン38がシャッター装置39と係合しているので、十の位ホイールが更に回転することにより、シャッター装置が、シャッター装置39の回転リミッター41及び輪軸支持脚43の上にそれぞれ設けられたラッチング機構41a及び43aが協働することによってシャッター装置39が歯止めされる、図16に示されるその非遮断位置から回転する。その回転により、インジケータホイール11の計数が閉塞されるように、シャッター40が窓42と見当合わせされる。図19は、窓42を通した計数を示す。図20は、駆動ピン38によって窓を覆う位置に持ち上げられている円筒状計数器及びシャッター40の切欠図である。図23は、その位置にあって窓42を閉塞している(閉塞位置)シャッターを示す。
回転リミッター41は、ハブから延びる弓形のフランジである。フランジは、ハブ及び輪軸29と同軸の部分円を規定する円弧の形態である。シャッターホイール39が駆動ピン38によって係合されていないとき、回転リミッター41の第1の端部はそれに隣接した輪軸支持脚43の前面に接している。これにより、シャッターがその閉塞位置から一単位回転分(one rotation)離れた位置で保持される。
回転リミッター41は更に、シャッター40がその閉塞位置を超えて回転するのを防止する役目をする。図21に示されるように、回転リミッター41はその第2の端部において輪軸支持脚43の反対側に係合することができる。したがって、円弧を適切な長さにすることによって、シャッターは、窓42に対して短い位置範囲のみを占めることができる。これにより、シャッター40が、自由回転によって望ましくない(回復不能な)位置まで回転することが防止される。
シャッター40は、進められてその閉塞位置に来ると、シャッター40に接して位置する駆動ピン38と、輪軸支持脚43の後側に接して位置する回転リミッター41との両方によって、その閉塞位置でしっかり保持される。
回転リミッター41に加えて、十の位ホイール19の歯車形態は、その最終計数(通常はゼロ計数)に達した後、望ましくない更なる回転を防止するメカニズムを更に備える。図18に示されるように、通常はノック歯車36によって係合される十の位ホイール19の歯車形態45は、十の位ホイールの周りを部分的にのみ延びる。その結果、ノック歯車36は、十の位ホイール19が歯車欠落形態に達するとそれを更に回旋させることができない。したがって、シャッターがその閉塞位置に移動されると、十の位ホイール19をそれ以上回転させて、シャッター装置を更に駆動することはできない。
最終計数に達した後であっても、丸薬ディスペンサ24の正の作動ごとに爪歯止14が一の位ホイール12を進めると、それが依然として自由に回転できることが好ましい。これは、予め定められた計数(計数器の開始数)を超える丸薬が容器26内に提供されることが通常であるためである。そのときに一の位ホイール12を物理的に阻害することによって、作動メカニズムも物理的に阻害されてもよい。その結果、それら残りの丸薬の分配が防止される。したがって、開示の実施形態では、十の位ホイール19及びシャッター装置39のどちらもそれ以上回転できないにもかかわらず、一の位ホイール12は依然として回転することができる。したがって、作動メカニズムはそれらの最後の丸薬を分配するように依然として動作することができるが、シャッター40は窓42を閉ざしたままである。
本発明を単に例証として上記に記載してきた。ただし、添付の特許請求の範囲に規定されるような本発明の範囲内で、詳細を変更してもよいことに留意されたい。

Claims (55)

  1. 丸薬分配メカニズムの一部を形成する二つの相対移動可能なシャーシ構成要素と、
    丸薬又は錠剤を通過させて分配する丸薬送達/分配チャネルと、
    計数メカニズムと、を備え、
    前記計数メカニズムが、
    一つ又は複数の作動インジケータと、
    前記一つ又は複数の作動インジケータの第1のものを漸増的に進める爪歯止と、
    前記爪歯止を始動させる駆動メカニズムと、を備え、
    前記二つのシャーシ構成要素を相対的に移動させることによって、前記駆動メカニズムが前記爪歯止に対して移動され、前記丸薬分配メカニズムが作動するように、前記爪歯止が前記二つのシャーシ構成要素の第1のものに取り付けられ、前記駆動メカニズムが前記二つのシャーシ構成要素の第2のものに取り付けられた、丸薬ディスペンサ用の計数器であって、
    前記駆動メカニズムは、前記チャネルが空の場合に正の分配位置と負の分配位置との間を移動することができる丸薬検出機構に接続され、前記負の分配位置は、前記丸薬検出機構の少なくとも一部が前記丸薬送達/分配チャネル内に位置付けられるか、又は前記チャネルを遮断し、それによって前記チャネル内に分配する丸薬が存在しないこと、即ち分配の失敗が確認されるようなものであり、前記駆動メカニズムが前記爪歯止に対して移動すると、前記正の分配位置から前記負の分配位置への移動により、前記駆動メカニズムが前記爪歯止を始動させることが防止される、計数器。
  2. 前記丸薬検出機構の前記正の分配位置が、前記丸薬検出機構のどの部分も前記丸薬送達/分配チャネル内に位置付けられないようなものである、請求項1に記載の計数器。
  3. 前記丸薬検出機構が前記チャネルの壁の一部を形成する、請求項1又は請求項2に記載の計数器。
  4. 前記駆動メカニズム及び前記丸薬検出機構が、前記計数メカニズムの単一の構成要素として一体的に形成された、請求項1から3のいずれか一項に記載の計数器。
  5. 前記駆動メカニズムが回転式駆動歯車である、請求項1から4のいずれか一項に記載の計数器。
  6. 前記丸薬検出機構が、前記駆動歯車の回転軸線に垂直に延びる丸薬検出アームである、請求項1から5のいずれか一項に記載の計数器。
  7. 前記丸薬検出機構の移動がその旋回又は回転運動である、請求項1から6のいずれか一項に記載の計数器。
  8. 前記作動インジケータ又はそれぞれの前記作動インジケータがインジケータホイールである、請求項1から7のいずれか一項に記載の計数器。
  9. 記作動インジケータ又はそれぞれの前記作動インジケータが、その計数を変更するようにその中心軸の周りを回転する、請求項1から8のいずれか一項に記載の計数器。
  10. 前記作動インジケータが、見当合わせされた印を用いて窓を通してその計数を表示するように、前記作動インジケータが進むか、又は回転すると、一度に印一つずつ前記服用計数器の前記窓と見当合わせされる複数の印をその上に有する、請求項1から9のいずれか一項に記載の計数器。
  11. 最終の所望の計数に達するか、又はそれを超えると、前記印を閉塞するシャッター装置が更に設けられた、請求項1から10のいずれか一項に記載の計数器。
  12. 前記シャッター装置が別個のシャッターホイールであり、前記シャッターホイールが、隣接した作動インジケータの側面から延びる駆動ピンによって作動される、請求項11に記載の計数器。
  13. 前記丸薬検出機構が丸薬係合面を備え、前記丸薬係合面が、前記丸薬ディスペンサの前記丸薬分配チャネルの第1の壁の少なくとも一部を規定し、前記二つのシャーシ構成要素の前記第1のものの表面からフランジが延びて、前記丸薬係合面と向かい合う前記丸薬分配チャネルの壁を規定する、請求項1から12のいずれか一項に記載の計数器。
  14. 前記二つのシャーシ構成要素上に若しくはそれらに対して設けられた二つの更なる平坦面又はフランジによって、前記チャネルの第3及び第4の壁が提供されている、請求項13に記載の計数器。
  15. 前記駆動メカニズムが、前記第2のシャーシ構成要素に対して固定の軸線の周りを回転するように取り付けられた駆動歯車であり、前記爪歯止及び回転式作動インジケータホイールの形態である前記作動インジケータが、前記第1のシャーシ構成要素に対して一つ若しくは複数の固定の軸線の周りを回転するように取り付けられた、請求項1から14のいずれか一項に記載の計数器。
  16. 前記爪歯止の前記軸線が、前記駆動歯車の前記軸線に平行であり、
    前記丸薬ディスペンサが作動し、前記二つのシャーシ構成要素が相対的に移動して、前記軸線が相対的に移動している間も平行なままである、請求項15に記載の計数器。
  17. 前記爪歯止の回転軸線が作動インジケータ又はそのそれぞれの軸線と同軸である、請求項1から16のいずれか一項に記載の計数器。
  18. 前記爪歯止及び各回転式作動インジケータが全て、その周りを回転する単一の輪軸に装着された、請求項17に記載の計数器。
  19. 両方とも回転式作動インジケータホイールの形態である二つ以上の作動インジケータが設けられ、前記ホイールが一つ又は複数のノック歯車によって連結された、請求項1から18のいずれか一項に記載の計数器。
  20. 前記回転式作動インジケータホイールが、第1のホイール(一の位ホイール)及び第2のホイール(十の位ホイール)を備える、請求項19に記載の計数器。
  21. 前記一の位インジケータが、一の位の印を含むことによって計数と、投薬間隔の印との両方を提供し、前記投薬間隔の印が、最後の作動がいつ生じたか又は前記丸薬分配機構から丸薬を分配するため次にいつ作動させるかのどちらかに関して、ユーザに対する備忘録を提供する、請求項20に記載の計数器。
  22. 前記投薬間隔の印がAM及びPMが交互になった印を含む、請求項21に記載の計数器。
  23. 少なくとも一の位インジケータ上の一の位の印及び十の位インジケータ上の十の位の印を用いて、丸薬ディスペンサの作動の計数を示す作動インジケータを備え、前記一の位インジケータが、その一の位の印を用いて計数と、更に投薬間隔の印との両方を提供する、前記作動インジケータの配置を有し、前記投薬間隔の印が、最後の作動がいつ生じたか又は前記ディスペンサから丸薬を分配するため次にいつ作動させるかのどちらかに関して、ユーザに対する備忘録を提供する、丸薬ディスペンサ用の計数器。
  24. 前記投薬間隔の印がAM及びPMが交互になった印を含む、請求項23に記載の計数器。
  25. 請求項1から20のいずれか一項にも従う場合の、請求項23又は24に記載の計数器。
  26. 少なくとも一の位インジケータ上の一の位の印及び十の位インジケータ上の十の位の印を用いて、丸薬ディスペンサの作動の計数を示す作動インジケータを備え、最終の所望の計数に達するか、又はそれを超えると、前記印を閉塞するシャッター装置が更に設けられた、丸薬ディスペンサ用の計数器。
  27. 前記シャッター装置が別個のシャッターホイールであり、前記シャッターホイールが、隣接した作動インジケータの側面から延びる駆動ピンによって作動される、請求項26に記載の計数器。
  28. 請求項1から25のいずれか一項に従属する場合の、請求項26又は請求項27に記載の計数器。
  29. 請求項1から28のいずれか一項に記載の計数器を備える、丸薬ディスペンサ。
  30. 複数の丸薬又は錠剤を収容する容器に取り付けられる、請求項29に記載の丸薬ディスペンサ。
  31. 前記計数器からの計数が、前記丸薬ディスペンサの前記外部ケーシングの窓を通して前記印によって示される、請求項29又は30に記載の丸薬ディスペンサ。
  32. 前記丸薬ディスペンサの外部ケーシングが、前記ケーシング内に収容された前記計数メカニズムを使用できるように分離可能な上部ケーシング及び下部ケーシングを備える、請求項29から31のいずれか一項に記載の丸薬ディスペンサ。
  33. 計数器を有する丸薬ディスペンサであって、丸薬分配を生じさせるため、第1のシャーシ構成要素を第2のシャーシ構成要素に対して運動させることを作動のために必要とし、前記運動によって丸薬ディスペンサのチャネルに沿って丸薬を移動させることができる丸薬分配メカニズムを有する、丸薬ディスペンサを提供する工程を含み、
    前記丸薬ディスペンサを作動させた際の前記丸薬ディスペンサからの丸薬分配を含む、前記丸薬ディスペンサの正の作動を計数する方法において、
    正の分配の際、丸薬若しくは錠剤が前記丸薬ディスペンサの前記チャネルを出るか、又はそこを通過すると、前記チャネルに沿って進む錠剤若しくは丸薬が、前記丸薬ディスペンサ内に取り付けられた丸薬検出機構の丸薬係合面に係合し、その係合が、前記チャネル又は前記二つのシャーシ構成要素の一つのどちらかである前記丸薬ディスペンサの機構に対して、前記丸薬検出機構を第1の位置で維持し、それによって、前記二つのシャーシ構成要素の相対運動によって作動を計数するように前記計数器が進み、
    その作動において分配される丸薬が前記チャネル内に存在しないので、前記丸薬ディスペンサが作動しても前記丸薬ディスペンサから丸薬が分配されないことを含む負の作動の際、前記丸薬検出機構の前記丸薬係合面に係合する丸薬がなく、それによって、前記丸薬分配メカニズムが作動すると、前記丸薬検出機構が前記機構(前記チャネル又は前記二つのシャーシ構成要素の一つのどちらか)に対して移動することが可能になり、その移動によって前記計数器が動作不能になるか、或いは前記計数器が前記作動を計数することが防止される、方法。
  34. 前記丸薬検出機構の移動が、前記丸薬検出機構と、前記丸薬検出機構に接続された前記計数器の駆動歯車との両方の回転を伴う、請求項33に記載の方法。
  35. 第2のシャーシ構成要素に対する第1のシャーシ構成要素の運動により、駆動歯車が前記計数器の爪歯止に対して移動する、請求項33又は34に記載の方法。
  36. 前記駆動歯車の歯が前記爪歯止の歯に係合する、請求項35に記載の方法。
  37. 前記シャーシ構成要素の相対移動により、前記爪歯止の軸線に対する前記駆動歯車の一次的駆動移動が引き起こされ、負の分配の際の前記丸薬検出機構の移動により、前記駆動歯車の一次的移動の間に前記駆動歯車が前記爪歯止を駆動するのを防止する二次的非駆動移動が引き起こされる、請求項35又は36に記載の方法。
  38. 前記一次的移動が直線移動である、請求項37に記載の方法。
  39. 前記二次的移動が回転移動である、請求項37又は38に記載の方法。
  40. 請求項1から28のいずれか一項に記載の計数器を使用して実施される方法であって、請求項33から39のいずれか一項に記載の計数器及び丸薬検出機構が、請求項1から28のいずれか一項に記載の計数器を形成する、請求項33から39のいずれか一項に記載の方法。
  41. 請求項29から32のいずれか一項に記載の丸薬ディスペンサを使用して実施される方法であって、請求項33から39のいずれか一項に記載の前記計数器及び前記丸薬検出機構が請求項29から32のいずれか一項に記載の丸薬ディスペンサ用の前記計数器を形成する、請求項33から39のいずれか一項に記載の方法。
  42. 負の分配の間の前記丸薬検出機構の回転によって、前記丸薬分配チャネルを通る、又はその中に入る前記丸薬検出機構のアームの揺動が引き起こされ、前記揺動の結果、駆動歯車が前記爪歯止の前記軸線に対して移動すると、前記駆動歯車の形態である前記駆動機構がその軸線の周りを回転し、それにより、前記爪歯止の前記軸線に対する前記駆動歯車の運動の結果として、前記爪歯止を前記爪歯止の軸線の周りで回転させないようにして、前記駆動歯車が前記爪歯止の周りを回転し、正の分配の間、前記アームの前記揺動は生じず、それにより、前記駆動歯車は回転せず、その結果、前記爪歯止の前記軸線に対する前記駆動歯車の移動によって前記爪歯止の回転が引き起こされる、請求項1に記載の計数器を使用する場合の、請求項40又は41に記載の方法。
  43. 前記丸薬ディスペンサが作動した際の丸薬の分配を記録する、丸薬ディスペンサ用の記録器であって、前記丸薬ディスペンサが作動した際の丸薬の分配に応答して、記録メカニズムを駆動する駆動部を含む機械的記録メカニズムを有し、前記駆動部が、前記記録メカニズムを駆動する駆動モードと、前記記録メカニズムを駆動しない非駆動モードとを有し、前記駆動部が、前記丸薬ディスペンサが作動しても丸薬が分配されないとき、前記非駆動モードを採用し、前記作動によって丸薬が分配されるとき、前記駆動モードを採用するように構成配置された、記録器。
  44. 前記駆動部が、前記丸薬ディスペンサが作動すると分配される丸薬によって、前記駆動モードに位置するように構成配置された、請求項43に記載の記録器。
  45. 前記駆動部の駆動モード及び非駆動モードが、前記記録器内の前記駆動部の異なる位置に対応する、請求項43又は44に記載の記録器。
  46. 前記駆動部が、前記記録メカニズムを駆動する前記記録メカニズムの被駆動面に係合する駆動面を有し、前記駆動面が、前記駆動部の前記駆動モードにおいてのみ前記被駆動面と駆動係合する、請求項43から45のいずれか一項に記載の記録器。
  47. 前記駆動面及び前記被駆動面が歯車形態である、請求項43から46のいずれか一項に記載の記録器。
  48. 請求項43から47のいずれか一項に記載の記録器を組み込んだ丸薬ディスペンサ。
  49. 前記ディスペンサが、前記ディスペンサを作動させた際に分配される丸薬が横断する丸薬分配経路を有し、前記駆動部が、前記ディスペンサを作動させた際に前記丸薬分配経路を横切る丸薬によって前記駆動モードで維持され(「分配作動イベント」)、前記ディスペンサを作動させても丸薬が前記経路を横断しない場合は前記非駆動モードを採用する(「非分配作動イベント」)ように構成配置された、請求項48に記載のディスペンサ。
  50. 前記駆動部が、分配作動イベントの間、丸薬をそこに接して位置させ、前記駆動部を前記駆動モードで維持するように構成配置された制御面を有する、請求項49に記載のディスペンサ。
  51. 添付図面を参照して実質的に上述したような丸薬ディスペンサ。
  52. 添付図面を参照して実質的に上述したようなディスペンサ用の計数器。
  53. 添付図面を参照して実質的に上述したような、ディスペンサからの分配を計数する方法。
  54. 添付図面を参照して実質的に上述したような、計数器用のシャッターを動作させる方法。
  55. 添付図面を参照して実質的に上述したような、ディスペンサ用の記録器。
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