JPWO2010082668A1 - 導波管・平面線路変換器 - Google Patents

導波管・平面線路変換器 Download PDF

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Abstract

導波管・平面線路変換器(1)は、マイクロ波ないしミリ波が電送される四角筒状の導波管(3)と、導波管(3)の開口縁部(5)に取り付けられ、これらの波の増幅および周波数変換を行う平面線路基板(7)とを有する。平面線路基板(7)は、導波管(3)が接続される第1導体層(9)と、第2導体層(11)と、両者の間に配置される誘電体(13)とを有する。第1導体層(9)は、アンテナパターン(15)と、アンテナパターン(15)の周囲に配置される第1接地導体(17)とを有する。第2導体層(11)は、アンテナパターン(15)に電気的に接続されるストリップ導体(19)と、第1接地導体(17)に電気的に接続される第2接地導体(21)とを有する。一対のアンテナパターン(15)は、これらの間に生じる電界の位置および向きが導波管(3)内部における最大電界の位置および向きと一致するように、導波管(3)に対して設けられる。

Description

本発明は、導波管・平面線路変換器に関する。より詳しくは、マイクロ波ないしミリ波が電送される導波管と、これらの波の増幅および周波数変換のための平面線路基板とを備える導波管・平面線路変換器に関する。
導波管で電送されるマイクロ波ないしミリ波を増幅するため、あるいは、その周波数を変換するため、導波管と平面線路回路とを結合するインターフェース部に、導波管・平面線路変換器が設けられる。
特許文献1は、筒状の導波管とこの導波管に取り付けられる平面線路基板とを備えた導波管・平面線路変換器を開示する。
平面線路基板は、上下方向の積層構造を有する。平面回路基板の上層は、導波管の開口縁部に適合した枠状に形成されて、この導波管の開口縁部が密着して固定される第1の接地導体と、この接地導体の枠内に配置されて、λ/2型共振アンテナを構成するアンテナパターンとを有する。
また、平面線路基板の下層は、先端部がアンテナパターンに対向する位置にまで伸びるストリップ導体と、このストリップ導体の周囲に配置される第2の接地導体とを有する。
特開平08−139504号公報
特許文献1に記載の導波管・平面線路変換器では、導波管を介した電送の際、導波管内部に電界が発生する。このとき、導波管結合部での最大電界の位置は、導波管の幅方向の中央線上にあり、この最大電界の向きは、前記中央線における一方側から他方側に向かう方向であり、平面線路基板が積層される方向と直交する。一方、このとき、平面線路基板では、アンテナパターンの端部近傍に、平面線路基板が積層される方向の電界が発生する。この電界は上述の導波管内部で発生する最大電界とは向きが異なるため、アンテナパターンによる電磁界分布と導波管による電磁界分布との結合が抑制される。これにより、導波管・平面線路変換器の変換特性が劣化し得る。
本発明はこうした状況に鑑みてなされたものであり、優れた変換特性を有する導波管・平面線路変換器を提供することを目的とする。
上記目的を達成するため、本発明に係る導波管・平面線路変換器は、導波管と前記導波管の開口縁部が密着して固定される平面線路基板とを有し、一対のアンテナパターンが、前記平面線路基板における前記導波管の開口縁部内側の範囲に、間隙をおき対向して配置され、前記一対のアンテナパターンの間に生じる電界の位置および向きが、前記導波管内部における最大電界の位置および向きと一致するように、前記導波管と前記一対のアンテナパターンとが配置されている、ことを特徴とする。
本発明によれば、一対のアンテナパターンの間に生じる電界の位置および向きは、導波管内部に生じる電界の位置および向きと一致することから、アンテナパターンによる電磁界分布と導波管による電磁界分布との結合が容易になる。これにより、優れた変換特性が得られる。
第1の実施形態における導波管・平面線路変換器の分解斜視図である。 第1の実施形態における第1導体層の平面図である。 第1の実施形態における第2導体層の平面図である。 第2の実施形態における導波管・平面線路変換器の分解斜視図である。 第2の実施形態における第2導体層の変形例を示す平面図である。 第3の実施形態における導波管・平面線路変換器の分解斜視図である。 第3の実施形態における第1導体層の平面図である。 第4の実施形態における導波管・平面線路変換器の分解斜視図である。 第4の実施形態における第1導体層の平面図である。 第5の実施形態における導波管・平面線路変換器の分解斜視図である。 第6の実施形態における導波管・平面線路変換器の分解斜視図である。 第7の実施形態における導波管・平面線路変換器の分解斜視図である。
以下、この発明の実施形態について図面を参照しながら詳細に説明する。なお、図中同一または相当部分には同一符号を付す。
図1は、本発明の第1の実施形態における導波管・平面線路変換器1の分解斜視図である。なお、図1において、第1導体層9と第2導体層11とにおいて、実在部分と空間(刳り抜かれた部分など)を区別するため、実在部分をハッチングで示す。以下の図面でも同様とする。
導波管・平面線路変換器1は、マイクロ波ないしミリ波が電送される四角筒状の導波管3と、導波管3の開口縁部5に取り付けられて、これらの波の増幅および周波数変換を行う平面線路基板7とを有する。このとき、導波管3の開口縁部5の長軸と平行な方向を幅方向、短軸と平行な方向を高さ方向、導波管3の伸びる方向を上下方向とする。
平面線路基板7は、導波管3が接続される第1導体層9と、第2導体層11と、両者の間に配置される中間層としての誘電体13とから構成される薄板である。このとき、各層は上下方向に積層し、一体に結合されている。第1導体層9と第2導体層11とは、後述する一対のアンテナパターンと該アンテナパターンに接続された平面線路とを構成する。
図2は、第1の実施形態における第1導体層の平面図である。
第1導体層9は、導体薄膜、例えば、銅の薄膜から構成され、コンダクターバックト・コプレーナ線路として機能する。第1導体層9は、一対のアンテナパターン15と、第1接地導体17とを有する。一対のアンテナパターン15は、導波管3の開口縁部5内側に配置され、所定幅の間隙GAだけ離間して線対称をなす2つの長方形の導体から構成される。第1接地導体17は、一対のアンテナパターン15の周囲に配置され、導波管3の開口縁部5に密着して固定される。
図3は、第1の実施形態における第2導体層11の平面図である。
第2導体層11は、導体薄膜、例えば、銅の薄膜から構成され、コプレーナ線路として機能する。第2導体層11は、ストリップ導体19と、第2接地導体21とを有する。ストリップ導体19は、一対のアンテナパターン15が相対する方向に延び、アンテナパターン15の各々と対向している。また、誘電体13を厚さ方向に貫通する内部に導体が充填されたビアホール23を介して、ストリップ導体19はアンテナパターン15と電気的に接続される。第2接地導体21は、ストリップ導体19の周囲に配置され、ビアホール23と同様、誘電体13を厚さ方向に貫通する内部に導体が充填されたビアホール25を介して、第1接地導体17と電気的に接続される。
図1,2に示すように、一対のアンテナパターン15は、導波管3の開口縁部5と第1接地導体17との接合部のうち、ストリップ導体19に重なる部分29に接触し、互いの開放端31は間隙GAを挟んで対向する。この一対のアンテナパターン15は、それぞれλ/4型共振アンテナを構成する。このとき、これらの共振周波数は異なる。
ここで、導波管3を介して電送する際、導波管3内の電界が最大となる位置は、導波管3内部の幅方向の中央線B上にあり、その最大電界の向きは中央線Bにおける一方側から他方側に向かう方向となる。また平面線路基板7では、一対のアンテナパターン15の間(すなわち間隙GA)において、アンテナ結合により一方のアンテナパターン15から他方のアンテナパターン15に向かう電界が生じる。本実施形態では、導波管3の中央線Bと間隙GAとが重なるようにアンテナパターン15が配置される。この結果、一対のアンテナパターン15の間(間隙GA)に生じる電界の位置および向きは、導波管3内部に生じる最大電界の位置および向きと一致する。
本実施形態によれば、上述のように一対のアンテナパターン15の間に生じる電界の位置および向きが導波管3内部に生じる電界の位置および向きと一致することから、アンテナパターン15による電磁界分布と導波管3による電磁界分布との結合がしやすくなる。これにより、高い変換効率が得られて、変換特性に優れる。
また、アンテナパターン15は、λ/4型共振アンテナを構成するため、交差偏波が原理的に発生しない。同様の理由で、エッチングなどの製造バラツキにより、アンテナパターン15の形状の対称性が失われた場合にも、交差偏波の発生は抑制される。このように、アンテナパターン15からの導波管3あるいはストリップ導体19に結合されない電力の発生が抑制されるため、導波管・平面線路変換器1は、交差偏波による特性劣化が抑えられて高周波特性に優れる。
また、一対のアンテナパターン15は、これらが共振周波数の異なる共振アンテナを構成することから、これら共振アンテナの通過帯域を隣接した2共振とさせることができる。これにより、1共振の場合に比して、導波管・平面線路変換器1の帯域幅は大きい。
以上説明したように、本実施形態では、図1〜図3に示すように、一対のアンテナパターン15は、導波管3の長方形の開口4の縁部5の内側に、間隙GAをおいて、互いに対向して配置されている。一対のアンテナパターン15の開放端は、間隙GAを挟んで対向する。間隙GAは、導波管3の高さ方向の中央線Cに、その高さ方向の中央線Dが重なる位置に形成されている。また、一対のアンテナパターン15は、中央線Dを中心に線対称の形状に形成されている。さらに、一対のアンテナパターン15は、中央線Bに重なる位置に形成されている。
次に、第1の実施形態とは異なる態様の第2から第7の実施形態について説明する。なお以下では、実施の形態1との相違点を中心に説明し、同一の構成については同一の符号を図に付す。
図4は、第2の実施形態における導波管・平面線路変換器35の分解斜視図である。
本実施形態では、第1の実施形態で示したビアホール23は省略される。ストリップ導体19の先端部は開放端であり、ストリップ導体19先端付近とアンテナパターン15の1つは容量結合によって電気的に接続される。なお、容量結合を避けたい部分については、例えば、ストリップ導体19の線幅を細くする、誘電体の誘電率を周囲よりも低くする等してもよい。
本実施形態によれば、ビアホールを要することなく、アンテナパターン15とストリップ導体19とを電気的に接続することができる。これにより、アンテナパターン15とストリップ導体19とビアホール25との位置合わせが不要となるため、製造上のバラツキを低減する上で有利になる。
なお本実施形態では、第2導体層11に代えて、図5に示す第2導体層12を使用することができる。この第2導体層12では、ストリップ導体20は、その先端が第2接地導体21と誘導性結合で接続されるとともに、アンテナパターン15と容量結合によって接続されている。この第2導体層12を用いた場合にも、上述と同様の効果が発揮され得る。
図6は、第3の実施形態における導波管・平面線路変換器37の分解斜視図であり、図7は、第3の実施形態における第1導体層39の平面図である。
本実施形態では、第1導体層39には、一対のアンテナパターン15の代わりに、他方に向けて凸となる半円状の一対のアンテナパターン41が設けられる。このようにすれば、アンテナパターン41の外縁に角部がなくなるため、アンテナにおける損失を低減することができる。
図8は、第4の実施形態における導波管・平面線路変換器43の分解斜視図であり、図9は、第4の実施形態における第1導体層45の平面図である。
本実施形態では、第1導体層45に、一対のアンテナパターン15の代わりに、他方から離れるに連れて漸次細くなる形状、例えば台形、を呈する一対のアンテナパターン47が設けられる。これらアンテナパターン47における開放端部49の幅は、第1接地導体17に接触する部分50の幅に比して長くなっている。このようにすれば、アンテナパターン47が構成する共振型アンテナの共振周波数は低くなる。なお、共振周波数を高くするためには、上記とは反対に、第1接地導体17に接触させる部分50の幅を開放端部49の幅に比較して長くすればよい。また、第1接地導体17に接触させる部分50の幅を調整することで、導波管・平面線路変換器の動作周波数を変更することも可能である。
図10は、第5の実施形態における導波管・平面線路変換器53の分解斜視図である。
本実施形態の導波管・平面線路変換器53は、図1に示す構成に、シールドキャップ55が追加される。シールドキャップ55は、第2導体層11の下に配置されて、第2接地導体21に接続される。本実施の形態によれば、第2導体層11の下面から電力が放射することがシールドキャップ55によって防止されるため、前記電力による平面回路基板の他の素子に対する干渉を回避することができる。
図11は、第6の実施形態における導波管・平面線路変換器57の分解斜視図である。
本実施形態の導波管・平面線路変換器57は、図1に示す構成から、第2接地導体21とビアホール25とが省略されたものである。このとき、ストリップ導体19における伝送線路は、マイクロストリップ線路として構成され、ビアホール23を介して、アンテナパターン15と接続される。本実施形態によれば、導波管・平面線路変換器の構造の簡易化が図られる。
図12は、第7の実施形態における導波管・平面線路変換器59の分解斜視図である。
本実施形態の導波管・平面線路変換器59は、図1に示す構成に、第2導体層11の下に配置される誘電体61と、誘電体61の下に配置される第3導体層63とが追加されたものである。すなわち、平面線路基板7は、最上層が第1導体層9によって構成され、最下層が第3導体層63によって構成され、これらの間の中間層が誘電体13・第2導体層11・誘電体61によって構成された1つの薄板をなす。
第3導体層63には第3接地導体65が形成される。第1導体層9の第1接地導体17は、誘電体13,61を厚さ方向に貫通する内部に導体が充填されたビアホール67により第3接地導体65と接続されて、ストリップ導体19に対してトリプレート線路として構成される。
本実施形態によれば、ストリップ導体19が第1接地導体17と第3接地導体65とによって挟み込まれることで、漏洩が小さく抑えられた伝送線路が平面線路基板7に構成される。また、平面線路基板7によって導波管3の開口部が密封されるために、導波管・平面線路変換器59は、気密機能を備えるものとなる。
本発明に係る導波管・平面線路変換器について、好ましくは、前記平面線路基板は、上下方向の積層構造を具備し、前記平面線路基板の最上層を構成する第1の層は、前記導波管の開口縁部内側の範囲において間隙をおいて配置される一対のアンテナパターンと、該一対のアンテナパターンの周囲に配置されて、前記導波管の開口縁部に密着して固定される第1接地導体とを有し、前記平面線路基板の最上層の下に配置される第2の層には、前記一対のアンテナパターンが相対する方向に延びて前記一対のアンテナパターンと対向して、前記アンテナパターンに接続されるストリップ導体と、該ストリップ導体の周囲に配置されて、前記第1接地導体に接続される第2接地導体とを有し、前記一対のアンテナパターンは、前記導波管の開口縁部に密着して固定される前記第1接地導体の部分のうち、前記ストリップ導体の直上に位置する部分に接触することを特徴とする。
また好ましくは、前記一対のアンテナパターンは、これらの開放端が前記間隙を介して対向し、前記間隙は、前記導波管内部の幅方向中央線の直下に位置することを特徴とする。
また好ましくは、前記ストリップ導体は、前記アンテナパターンと容量結合を介して接続されることを特徴とする。
また好ましくは、前記第1の層と前記第2の層との間には、誘電体が配置されることを特徴とする。
また好ましくは、前記一対のアンテナパターンは、それぞれλ/4型共振アンテナを構成することを特徴とする。
また好ましくは、前記一対のアンテナパターンは、異なる共振周波数を有する共振アンテナを構成することを特徴とする。
本出願は、2009年1月19日に出願された、日本国特許出願特願2009―8868号に基づく。本明細書中に、その明細書、特許請求の範囲、図面全体を参照して取り込むものとする。
本発明によれば、優れた変換特性を有する導波管・平面線路変換器を実現することが可能となる。
1、35、37、43、53、57、59 導波管・平面線路変換器
3 導波管
4 開口
5 開口縁部
7 平面線路基板
9、39、45 第1導体層
11、12 第2導体層
13、61 誘電体
15、41、47 アンテナパターン
17、51 第1接地導体
19、20 ストリップ導体
21 第2接地導体
23、25、67 ビアホール
27 接合部
31 開放端
49 開放端部
55 シールドキャップ
63 第3導体層
65 第3接地導体


Claims (11)

  1. 導波管と、
    前記導波管の開口縁部が密着して固定される平面線路基板と、
    を有し、
    一対のアンテナパターンが、前記平面線路基板における前記導波管の開口縁部内側の範囲に、間隙をおき対向して配置され、
    前記一対のアンテナパターンの間に生じる電界の位置および向きが、前記導波管内部における最大電界の位置および向きと一致するように、前記導波管と前記一対のアンテナパターンとが配置されている、
    ことを特徴とする導波管・平面線路変換器。
  2. 前記平面線路基板は、上下方向の積層構造を具備し、
    前記平面線路基板の最上層を構成する第1の層は、前記導波管の開口縁部内側の範囲において間隙をおいて配置される一対のアンテナパターンと、該一対のアンテナパターンの周囲に配置されて、前記導波管の開口縁部に密着して固定される第1接地導体とを有し、
    前記平面線路基板の最上層の下に配置される第2の層は、前記一対のアンテナパターンが相対する方向に延びて前記一対のアンテナパターンと対向して、前記アンテナパターンに接続されるストリップ導体と、該ストリップ導体の周囲に配置されて、前記第1接地導体に接続される第2接地導体とを有し、
    前記一対のアンテナパターンは、前記導波管の開口縁部に密着して固定される前記第1接地導体の部分のうち、前記ストリップ導体の直上に位置する範囲に接触することを特徴とする請求項1に記載の導波管・平面線路変換器。
  3. 前記一対のアンテナパターンは、これらの開放端が前記間隙を介して対向し、
    前記間隙は、前記導波管内部の幅方向中央線の直下に位置することを特徴とする請求項2に記載の導波管・平面線路変換器。
  4. 前記ストリップ導体は、前記アンテナパターンと容量結合を介して接続されることを特徴とする請求項2に記載の導波管・平面線路変換器。
  5. 前記第1の層と前記第2の層との間には、誘電体が配置されることを特徴とする請求項2に記載の導波管・平面線路変換器。
  6. 前記一対のアンテナパターンは、それぞれλ/4型共振アンテナを構成することを特徴とする請求項2に記載の導波管・平面線路変換器。
  7. 前記一対のアンテナパターンは、異なる共振周波数を有する共振アンテナを構成することを特徴とする請求項2に記載の導波管・平面線路変換器。
  8. 開口を有する導波管と、
    一対のアンテナパターンと該一対のアンテナパターンに電気的に接続された平面線路とを有し、前記導波管の前記開口の縁部が取り付けられた基板と、を備え、
    前記一対のアンテナパターンは、前記導波管の前記開口縁部の内側に、間隙をおいて、互いに対向して配置されている、
    ことを特徴とする導波管・平面線路変換器。
  9. 前記開口縁部は長方形であり、
    前記一対のアンテナパターンは、これらの開放端が前記間隙を介して対向し、
    前記間隙は、前記開口縁部の短辺の中点を結ぶ線に重なる位置に位置する、ことを特徴とする請求項8に記載の導波管・平面線路変換器。
  10. 前記一対のアンテナパターンは、前記中点を結ぶ線を中心に線対称の形状に形成されている、ことを特徴とする請求項9に記載の導波管・平面線路変換器。
  11. 前記一対のアンテナパターンは、前記開口縁部の長辺の中点を結ぶ線に重なる位置に形成されている、ことを特徴とする請求項9に記載の導波管・平面線路変換器。
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