JPWO2010082600A1 - オレウロペインおよびその分解物を含有する歯周組織健康維持剤 - Google Patents

オレウロペインおよびその分解物を含有する歯周組織健康維持剤 Download PDF

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Abstract

歯ぐきの健康を維持し、歯肉の健康を維持し、歯を支える組織の健康を維持し、歯周病を予防、治療または改善し、歯周組織の健康を維持し、または歯槽骨の吸収を抑制する剤を提供する。更には、これらの作用効果を有する有効成分を含む飲食品、口腔用組成物および医薬組成物を提供する。詳細には、本発明は、オレウロペインおよびその分解物から選ばれる少なくとも1種を含む歯ぐきの健康維持剤、歯肉の健康維持剤、歯を支える組織の健康維持剤、歯周病予防/治療/改善剤、歯周組織健康維持剤および歯槽骨吸収抑制剤、ならびにそれらを含む飲食品、口腔用組成物および医薬組成物に関する。

Description

本発明は、オレウロペインおよびその分解物を含む、歯ぐきの健康維持剤、歯肉の健康維持剤、歯を支える組織の健康維持剤、歯周病予防/治療/改善剤、歯周組織健康維持剤および歯槽骨吸収抑制剤、ならびにそれらの剤を含む飲食品、口腔用組成物および医薬組成物に関する。
歯周病(慢性辺縁性歯周炎)は、歯周組織における歯周病原因菌の感染成立により歯を支えている結合組織や歯槽骨の破壊・吸収が生じ、最終的には歯牙の喪失をきたす疾患である。歯牙の喪失や重度の歯槽骨の破壊・吸収は、咀嚼機能に重大な障害を生じさせ、大幅なQOLの低下をもたらすだけでなく、高齢者においては全身の健康状態を損なう原因の一つとなっている。この歯槽骨の破壊・吸収は、破骨細胞の形成亢進や活性化の要因が大きく関与していることが知られている。したがって、破骨細胞の形成抑制や破骨細胞による歯槽骨吸収機能の抑制は、歯周病における歯槽骨破壊・吸収防止において有効的なアプローチになりうる。
従来、歯周病に深く関わる因子である口腔内の歯周病原因菌(ポルフィロモナス・ジンジバリス(Porphyromonas gingivalis)、アクチノバチラス・アクチノマイセテスコミタンス(Actinobacillus actinomycetemcomitans)など)に着目し、それらが産生する内毒素(リポポリサッカライド(LPS))の産生の防止や除去、歯周病原因菌自体の殺菌や除去などの試みがなされてきた。また、歯周組織に病徴が生じている場合には、それに応じた剤で病徴自体を抑制することにより歯周病を予防、改善する対症療法的な処理の試みもなされてきた。しかし、歯周病は慢性的な疾患である故に、症状が進行してしまうと、従前の歯周病原因の排除や対症療法的な処理だけでは改善しにくいという問題が残っていた。
そこで、破骨細胞の形成亢進や活性化を直接抑制することで、歯槽骨の吸収を防止する試みがなされている。特に、歯槽骨吸収の予防、改善効果を得るためには長期間の使用が必要となるため、長期使用による安全性上の問題を生じない成分として、食品としても使用できる成分を用いる提案がなされている。これらの提案としては、硫酸化グリコサミノグリカンナトリウムとカルシウム化合物の併用(特許文献1)、牛乳から調製された塩基性シスタチンやその分解物(特許文献2)があるが、未だ満足できる改善効果は得られていなかった。
特開平7−053388号公報 特開2000−281587号公報
本発明の目的は、破骨細胞による歯槽骨の吸収を抑制・阻害する骨吸収抑制剤を提供することにある。更には、歯周病に伴う歯槽骨の吸収を抑制・阻害することによって、歯周病の予防、治療または改善を図る組成物を提供することにある。
本発明者らは、上記課題を解決するために鋭意検討した結果、オレウロペインおよびその分解物に優れた破骨細胞形成抑制効果および破骨細胞による歯槽骨吸収抑制効果があることを見出し、本発明を完成させた。
すなわち、本発明は下記の組成物を提供するものである。
[1]オレウロペインおよびその分解物から選ばれる少なくとも1種を含む歯ぐきの健康維持剤;
[2]前記[1]に記載の歯ぐきの健康維持剤を含む飲食品;
[3]オレウロペインおよびその分解物から選ばれる少なくとも1種を含む歯肉の健康維持剤;
[4]前記[3]に記載の歯肉の健康維持剤を含む飲食品;
[5]オレウロペインおよびその分解物から選ばれる少なくとも1種を含む歯を支える組織の健康維持剤;
[6]前記[5]に記載の歯を支える組織の健康維持剤を含む飲食品;
[7]オレウロペインおよびその分解物から選ばれる少なくとも1種を含有することを特徴とする歯周病予防/治療/改善剤;
[8]前記[7]に記載の歯周病予防/治療/改善剤を含む飲食品;
[9]オレウロペインおよびその分解物から選ばれる少なくとも1種を含有することを特徴とする歯周組織健康維持剤;
[10]前記[9]に記載の歯周組織健康維持剤を含む飲食品;
[11]オレウロペインおよびその分解物から選ばれる少なくとも1種を含有することを特徴とする歯槽骨吸収抑制剤;および
[12]前記[11]に記載の歯槽骨吸収抑制剤を含む飲食品
である。
本発明によれば、歯槽骨の吸収を抑制・阻害する歯槽骨吸収抑制剤、歯ぐきの健康維持剤、歯肉の健康維持剤、歯を支える組織の健康維持剤、歯周病予防/治療/改善剤、歯周組織健康維持剤および歯槽骨吸収抑制剤を提供でき、特に、優れた歯槽骨の吸収を抑制・阻害効果を有する組成物を提供できる。また、歯槽骨の吸収が生じている歯周病の症状を改善させたり、健全な咀嚼機能を維持させる効果も期待できる。
本明細書中で用いる「歯槽骨吸収抑制」とは、歯周病原菌により活性化された破骨細胞による歯槽骨の吸収を抑制することをいう。
また、本明細書中で用いる「歯ぐきの健康維持」とは口腔内の歯ぐきの恒常性を維持することをいい、「歯ぐき」とは歯(歯根部分)を囲む周囲の部分をいう。例えば、歯と歯の間の歯肉(歯間乳頭)、付着歯肉、遊離歯肉および歯槽骨などの部分を指す。
また、本明細書中で用いる「歯肉の健康維持」とは、口腔内の歯肉の恒常性を維持することをいう。
また、本明細書中で用いる「歯を支える組織の健康維持」とは、歯(歯根部分)を囲む周囲の部分、例えば、歯肉、歯根膜のような軟組織のみならず、その周囲の硬組織を含む部分の恒常性を維持することをいう。
また、本明細書中で用いる「健康維持」とは、健全な状態を維持すること(恒常性を維持すること)をいい、不健全な状態になること(恒常性を失うこと)を予防する概念も含まれる。
オレウロペインの破骨細胞形成抑制効果(in vitro)を示すグラフである。 ヒドロキシチロソールの破骨細胞形成抑制効果(in vitro)を示すグラフである。 オレウロペインの破骨細胞の骨吸収抑制効果(in vitro)を示すグラフである。 ヒドロキシチロソールの破骨細胞の骨吸収抑制効果(in vitro)を示すグラフである。 オレウロペインの歯槽骨吸収抑制効果(in vivo)を示すグラフである。 ヒドロキシチロソールの歯槽骨吸収抑制効果(in vivo)を示すグラフである。
以下、本発明につき更に詳細に説明する。
本発明に使用するオレウロペインは、モクセイ科オリーブ属の植物、例えばオリーブ(Olea europaea Linne)やその同属種(例えば、Olea welwitschii、Olea paniculataなど)、品種の代表例としては、例えばネバディブロンコ、マンザニロ、ピクアル、ホジブランコ、アルベキナ、カタマラ、コロネイキ、ピッチョリーネ、パラゴン、ワッガベルダル、ミッション、ワシントン、ウエストオーストラリアミッション、サウスオーストラリアベンダル、アザパ、バルネア、コルニカブラ、ゴルダル、フラントイオ、レッチーノ、チプレッシーノ、ルッカ、アスコラーナテレナ、コレッジョッラ、モロイオロ、ブラックイタリアン、コラティーナ、ヘレナ、ロシオーラ、ワンセブンセブン、エルグレコ、ハーディズマンモスなどの花、果皮、果実、葉、樹皮、根または種子、特に葉に多量に含まれるポリフェノール性の物質であり、従来から血小板凝集阻害作用、血糖値上昇抑制作用などを有することが報告されている。
オレウロペインは、ヒトやラットが摂取すると体内で加水分解されて分解物となる。本発明に使用するオレウロペインの分解物には、これら哺乳動物体内でオレウロペインが代謝や分解されることにより生成するすべての物質が含まれ、例えば、ヒドロキシチロソール、エレノール酸、オレウロペインアグリコンなどが含まれる。
本発明で使用するオレウロペインおよびその分解物は、オリーブ葉を抽出溶媒で抽出することにより得ることができる。この際に使用する抽出溶媒としては、水、エタノールのほか、石油エーテル、ヘキサン、ブタノール、プロパノール、メタノール、ポリエチレングリコール、プロピレングリコール、ブチレングリコールおよびこれら溶媒の混合液が挙げられるが、温水および水−エタノール混合液が好ましい。水−エタノール混合液の混合比(水:エタノール)は、体積比で好ましくは約100:1〜約1:200、より好ましくは約20:1〜約1:20であり、最も好ましくは約1:9〜1:1である。
抽出方法については、その溶媒の温度や原料に対する溶媒の重量比率、または抽出時間についても、種々の原料および使用する溶媒に対しそれぞれを任意に設定することができる。また、抽出時の溶媒の温度は約−4℃〜約200℃の範囲であればよいが、約30℃〜約150℃が好ましく、約40℃〜約80℃がより好ましい。
また、抽出に用いるオリーブ葉は、特開2003−335693に開示されているように、比較的オレウロペイン含量が高い生葉が好ましく、生葉を常圧または減圧下、65℃以下または85℃〜145℃の温度で一定時間乾燥することにより、オリーブ葉中のオレウロペイン含量を高めることができる。
本発明で使用するオレウロペインおよびその分解物は、例えば、このようにオリーブ葉から溶媒抽出した粗抽出液の溶媒を留去させた後、スチレンジビニルベンゼン重合樹脂(ダイアイオンHP20:三菱化学)、アンバーライトXAD樹脂:ロームアンドハース社、デュオライトS樹脂:ダイアモンドシャムロック社などの樹脂カラムに通し、減圧下で濃縮し、高温乾燥させることにより得ることができる。本発明で使用するオレウロペインおよびその分解物には、このようにして得られる粗精製物が含まれる。
このようにして得られるオレウロペインおよびその分解物の粗精製物には、オリーブ生葉から熱水抽出した場合には約35重量%以上のオレウロペインおよび約47重量%のポリフェノール類(オレウロペイン、カテキン類、ルチンなど)が含まれ、オレウロペインとしては約35重量%以上含まれるものが好ましい。
本発明の剤およびそれを含む組成物に使用するオレウロペインおよびその分解物とは、この粗精製物をいう。
さらに、これらの粗精製物は、適宜精製、濃縮、乾燥などの操作を施して使用することができる。例えば、酸(無機酸、有機酸等)またはアルカリ(水酸化ナトリウム、水酸化カルシウム、アンモニア等)の添加による分解、醗酵処理、微生物を用いた代謝変換処理、イオン交換樹脂や活性炭、ケイ藻土等による成分吸着、クロマトグラフィーを用いた分画、濾紙やメンブランフィルター、限外濾過膜などを用いた濾過、加圧または減圧、加温または冷却、スプレードライ、凍結乾燥、pH調整、脱臭、脱色、長時間の静置保管などが例示でき、これらを任意に選択して組合わせた処理を行ってオレウロペインおよびヒドロキシチロソールなどのその分解物の精製標品を得ることができる。
本発明の剤およびそれを含む組成物に使用するオレウロペインおよびその分解物とは、この精製標品をもいう。
粗精製物または精製標品として得られたオレウロペインおよびその分解物は、そのまま、または希釈、濃縮もしくは凍結乾燥した後、必要に応じて粉末状またはペースト状などに調製し、適宜製剤化して本発明の歯ぐきの健康維持剤、歯肉の健康維持剤、歯を支える組織の健康維持剤、歯周病予防/治療/改善剤、歯周組織健康維持剤または歯槽骨吸収抑制剤に使用することができる。また、さらに必要により活性炭などを用いて脱臭、脱色等の精製処理を施してから使用することもできる。
本発明の歯ぐきの健康維持剤、歯肉の健康維持剤、歯を支える組織の健康維持剤、歯周病予防/治療/改善剤、歯周組織健康維持剤または歯槽骨吸収抑制剤は、単独でも使用できるが、飲食品、口腔用組成物または医薬組成物の有効成分として配合することもができる。
また、本発明の歯ぐきの健康維持剤、歯肉の健康維持剤、歯を支える組織の健康維持剤、歯周病予防/治療/改善剤、歯周組織健康維持剤または歯槽骨吸収抑制剤を含有する飲食品、口腔用組成物または医薬組成物には、上記抽出物を含有する歯ぐきの健康維持剤、歯肉の健康維持剤、歯を支える組織の健康維持剤、歯周病予防/治療/改善剤、歯周組織健康維持剤または歯槽骨吸収抑制剤に、本発明の効果を損なわない範囲において、通常これらの組成物に使用できる成分を配合することができる。例えば、飲食品には、タンパク質、脂質、糖質、炭水化物、食物繊維、油分、アルコール類、高分子物質、増粘剤、粘結剤、粘稠剤、乳化剤、ガムベース、包接化合物、酸化防止剤・抗酸化剤、キレート剤、甘味剤、pH調整剤、塩類、アミノ酸類、香料、生薬、防腐剤、酸味料、軟化剤、着色料、光沢剤、ビタミン類、水;口腔用組成物には、界面活性剤、研磨剤、粘結剤、賦形剤、可溶化剤、結合剤、潤沢剤、懸濁剤、湿潤剤、ビタミン類、pH調整剤、有機酸、糖アルコール、甘味料、抗酸化剤、着色料、殺菌剤、防腐剤、香料、水;医薬組成物には、界面活性剤、粘結剤、賦形剤、可溶化剤、結合剤、潤沢剤、懸濁剤、湿潤剤、ビタミン類、pH調整剤、有機酸、糖アルコール、甘味料、抗酸化剤、着色料、殺菌剤、防腐剤、香料などを配合することができる。
本発明の飲食品、口腔用組成物または医薬組成物の形態としては、錠剤、顆粒剤、細粒剤、粉剤、チュアブルタブレット、キャンディ、グミ、チューイングガム、粉歯磨、シート状剤、口腔用パスタ、糖衣錠、貼付剤などの固形の組成物または当該固形の組成物製剤を封入したカプセル剤などの経口投与可能な組成物、薬飲料、マウスウォッシュ、マウスリンス、液状歯磨、うがい液などの液体・液状の組成物、ヨーグルト、練歯磨、低粘度ジェル、クリーム、軟膏剤、口腔用ゲルなどの半固形の組成物、その他一般の形態を挙げることができ、歯ぐきの健康維持、歯肉の健康維持、歯を支える組織の健康維持、歯周病予防/治療/改善、歯周組織健康維持および歯槽骨の吸収抑制、特に歯肉炎や歯周炎に伴う歯槽骨の吸収の予防または改善のための健康食品、機能性食品、特定保健用食品、栄養機能食品、病者用食品、歯磨、薬用歯磨などの化粧品、医薬部外品や医薬品に分類される用途に使用することができる。
本発明の飲食品、口腔用組成物または医薬組成物は、オレウロペインおよびその分解物から選ばれる少なくとも1種を有効成分とし、歯ぐきの健康維持、歯肉の健康維持、歯を支える組織の健康維持、歯周病予防/治療/改善、歯周組織健康維持および歯槽骨の吸収抑制、歯肉炎、歯周炎または歯槽骨減少の予防/治療/改善のために用いられる旨の表示、例えば「歯ぐきを健康に保つ」、「歯を支える健康な歯ぐきを保つ」など、あるいは、歯肉に炎症のある者、歯周組織に炎症のある者、歯槽骨が減少している者に用いられる旨の表示、例えば「歯ぐきの健康が気になる方」向け、「歯ぐきが気になる方」向け、「歯ぐきが下がってきたと感じる方」向け、「歯ぐきに違和感を感じる方」向けなど、を付した組成物とすることができる。
本発明の歯ぐきの健康維持剤、歯肉の健康維持剤、歯を支える組織の健康維持剤、歯周病予防/治療/改善剤、歯周組織健康維持剤または歯槽骨吸収抑制剤の1日摂取量の目安は、オレウロペインの日用量として約500mg/日以下、好ましくは約3〜200mg/日、より好ましくは約10〜100mg/日であり、また、オレウロペイン分解物であるヒドロキシチロソールの日用量として約150mg/日以下、好ましくは約0.5〜100mg/日、最も好ましくは約3〜50mg/日である。
また、かかる剤を含む組成物に含まれるオレウロペインおよびヒドロキシチロソールの量は、飲食品のうち飲料組成物についてはオレウロペインとして約0.0005−0.15重量%、好ましくは約0.002−0.025重量%、ヒドロキシチロソールとして約0.0001−0.05重量%、好ましくは約0.0006−0.01重量%、タブレット、キャンディーまたはチューイングガムについてはオレウロペインとして約0.02−7重量%、好ましくは約0.05−1.5重量%、ヒドロキシチロソールとして約0.004−3重量%、好ましくは約0.02−1重量%、カプセル剤についてはオレウロペインとして約0.1−15重量%、好ましくは約0.2−3重量%、ヒドロキシチロソールとして約0.01−5重量%、好ましくは約0.05−1.5重量%であり、口腔用組成物についてはオレウロペインとして約0.0001−0.5重量%、好ましくは約0.003−0.2重量%であり、ヒドロキシチロソールとして約0.00002−0.15重量%、好ましくは約0.0005−0.1重量%である。
以下、実施例および比較例を示して本発明を具体的に説明するが、本発明は下記実施例に限定されるものではない。なお、各例中の配合量は、特に規定がない限り重量%を示す。
オレウロペインおよびその分解物であるヒドロキシチロソールについて、骨髄細胞から破骨細胞の形成抑制効果、破骨細胞による骨吸収抑制効果、およびラットにおける歯槽骨吸収抑制効果を調べるため、以下の試験を実施した。
試験例1:破骨細胞形成抑制試験
<試験方法>
骨芽細胞と骨髄細胞の共存培養により破骨細胞形成を行い、それにオレウロペイン(ChromaDex Inc.社)またはヒドロキシチロソール(Longschem Co. Ltd.社)を添加してその形成の抑制を評価した。α−MEM/10%FBSで調製した骨芽細胞懸濁液を培養後、マウスの脛骨から骨髄細胞を取り、培養皿に添加し培養した。培養は、オレウロペインまたはヒドロキシチロソールを添加しないで培養したコントロールに破骨細胞が形成された時点で終了させた。形成された破骨細胞は固定を行った後にTRAP染色を行い、顕微鏡で観察を行った。その結果を、コントロールに対する比として図1および2に示す。
<試験結果>
図1および2に示したとおり、オレウロペインおよびヒドロキシチロソールの濃度の増大にともなって破骨細胞形成抑制効果の増大が認められ、オレウロペインでは35μg/mLの濃度においてコントロールに対してほぼ80%の破骨細胞形成抑制効果が認められ、ヒドロキシチロソールでは20μg/mLの濃度においてコントロールに対して約80%の破骨細胞形成抑制効果が認められ、低濃度においてオレウロペインおよびヒドロキシチロソールの優れた破骨細胞形成抑制効果が示された。
試験例2:破骨細胞による骨吸収抑制試験(in vitro)
<試験方法>
コラーゲンゲル上にα−MEM/10%FBSで調製した骨芽細胞と骨髄細胞を加え、誘導因子であるPGE2およびVD3を加え共存培養を行った。培養で形成された破骨細胞を集めて骨吸収活性抑制試験に使用した。dentine sliceに破骨細胞を播種し、オレウロペインまたはヒドロキシチロソールを含む培地中で24時間培養した。培養後、dentine slice上の細胞を綿棒で取り除き、Mayer's hematoxylin Solutionで吸収窩を染色した。Pit数の観察は顕微鏡下で行った。その結果を、オレウロペインまたはヒドロキシチロソールを含まない培地中で培養したコントロールに対する比として図3および4に示す。
<試験結果>
図3および4に示したとおり、オレウロペインおよびヒドロキシチロソールの濃度の増大にともなって骨吸収の抑制効果の増大が認められ、オレウロペインでは35μg/mLの濃度においてコントロールに対してほぼ90%の骨吸収抑制効果が認められ、ヒドロキシチロソールでは20μg/mLの濃度においてコントロールに対して約90%の骨吸収抑制効果が認められ、低濃度においてオレウロペインおよびヒドロキシチロソールの優れた骨吸収抑制効果が示された。
試験例3:ラットにおける歯槽骨吸収抑制試験(in vivo)
<試験方法>
ラットに0.1重量%のオレウロペインまたは0.025重量%のヒドロキシチロソールを配合した餌を与えて飼育し、口腔内に歯周病原菌(ポルフィロモナス・ジンジバリス(Porphyromonas gingivalis))を投与して歯周病を惹起させた(P.g.(+)オレウロペインまたはヒドロキシチロソール)。8週間後に歯槽骨吸収を評価し、歯周病原菌を投与していないコントロール(P.g.(-))およびオレウロペインまたはヒドロキシチロソールを配合していない餌を与えたコントロール(P.g.(+))との比較により歯周病改善効果を評価した。その結果を、図5および6に示す。
<試験結果>
図5および6に示したとおり、オレウロペインまたはヒドロキシチロソール配合餌を与えたラットにおいては、非配合餌を与えたラットと統計学的に有意な差で歯周病の改善効果が認められ、低濃度においてオレウロペインおよびヒドロキシチロソールの優れた歯周病改善効果が示された。このように、オレウロペインおよびヒドロキシチロソールには歯周病の改善効果、すなわち歯周病の進行を阻害して恒常性を維持する効果が認められるので、これら有効成分を含む本発明の剤には歯周病の予防効果や治療効果が認められる。
上記したように、本発明のオレウロペインおよびその分解物は、低濃度において顕著な破骨細胞形成抑制効果、破骨細胞による骨吸収抑制効果、歯槽骨吸収抑制効果ならびに歯周病の改善効果を有することが示された。ここで、オレウロペインおよびその分解物が、骨を吸収する破骨細胞の生成数を抑制(分化抑制)することにより骨量の低減が防止/抑制されることが示され、破骨細胞自体による骨吸収作用も抑制することが示されたことにより、本発明のオレウロペインおよびその分解物は、歯槽骨の吸収、それに伴う歯槽骨周囲に存在する組織の退縮、吸収、腫れなどの異常によって生じる歯周病予防/治療/改善効果が認められ、また、歯ぐきの健康維持効果、歯肉の健康維持効果、歯を支える組織の健康維持効果、歯周組織健康維持効果および歯槽骨吸収抑制効果が認められた。
以下に、本発明に係る処方例を記載する。
実施例1:チューイングガム

成分 配合量(%)
ヒドロキシチロソール 0.4
炭酸カルシウム 7.0
キシリトール 58.0
マルチトール 8.0
香料 3.0
ガムベース 残部
合計 100.0
(1日4粒)
実施例2:キャンディ
成分 配合量(%)
ヒドロキシチロソール 0.3
マルチトール 10.0
パラチニット 残部
アスパルテーム 0.1
香料 0.2
合計 100.0
(1日4粒)
実施例3:タブレット
成分 配合量(%)
オレウロペイン 0.7
ポリデキストロース 7.0
シュガーエステル 2.0
キシリトール 15.0
パラチノース 残部
香料 1.0
合計 100.0
(1日4粒)
実施例4:チュアブルタブレット
成分 配合量(%)
オレウロペイン 0.35
アラビアガム 1.2
ショ糖脂肪酸エステル 1.8
パラチニット 残部
香料 3.0
合計 100.0
(1日4粒)
実施例5:粒カプセル
ゼラチンおよびソルビトールからなる内カプセル皮膜40重量部でカプセル内溶液60重量部を被包し、さらに糖質からなる外カプセル皮膜110重量部で糖衣することにより粒カプセルを調製した。
カプセル内溶液
成分 配合量
オレウロペイン 12.0
ビタミンC 7.2
ビタミンE 2.4
グリセリン脂肪酸エステル 1.0
紅花油 残部
合計 60重量部
内カプセル皮膜
成分 配合量
ゼラチン 36.0
ソルビトール 残部
合計 40重量部
外カプセル皮膜
成分 配合量
卵殻カルシウム 1.0
アスパルテーム 0.1
アラビアガム 0.6
ゼラチン 0.2
カルバナワックス 0.1
シェラック 0.3
香料 0.4
パラチニット 残部
合計 110重量部
実施例6:練歯磨
成分 配合量(%)
リン酸水素カルシウム 20.0
グリセリン 20.0
ソルビット液 15.0
プロピレングリコール 3.0
アルキルグルコシド 2.0
ヒドロキシエチルセルロース 1.5
ラウリル硫酸ナトリウム 1.5
パラオキシ安息香酸エステル 0.5
メントール 0.2
塩化セチルピリジニウム 0.1
サッカリンナトリウム 0.1
オレウロペイン 0.05
香料 0.7
精製水 残量
合計 100.0
実施例7:洗口液
成分 配合量(%)
グリセリン 15.0
エタノール 8.0
ポリオキシエチレン硬化ヒマシ油 1.0
ペパーミント油 0.5
メントール 0.3
パラオキシ安息香酸メチル 0.3
酢酸dl−α−トコフェロール 0.05
サッカリンナトリウム 0.05
塩化セチルピリジニウム 0.05
ヒドロキシチロソール 0.02
精製水 残量
合計 100.0
実施例8:口腔用パスタ
成分 配合量(%)
グリセリン 20.0
流動パラフィン 11.0
セタノール 9.0
ポリオキシエチレン
ソルビタンモノステアレート 4.0
塩化セチルトリメチルアンモニウム 2.0
レシチン 2.0
ソルビタンモノパルミテート 1.0
ニコチン酸トコフェロール 1.0
ラウリル硫酸ナトリウム 0.3
塩化セチルピリジニウム 0.05
サッカリン 0.05
ヒドロキシチロソール 0.05
香料 0.3
精製水 残量
合計 100.0
本発明の歯ぐきの健康維持剤、歯肉の健康維持剤、歯を支える組織の健康維持剤、歯周病予防/治療/改善剤、歯周組織健康維持剤および歯槽骨吸収抑制剤、ならびにそれらを含む飲食品、口腔用組成物および医薬組成物は、特に歯槽骨の吸収の予防または改善のための健康食品、機能性食品、特定保健用食品、栄養機能食品、病者用食品、歯磨、薬用歯磨などの化粧品、医薬部外品や医薬品に分類される用途に使用することができる。

Claims (12)

  1. オレウロペインおよびその分解物から選ばれる少なくとも1種を含む歯ぐきの健康維持剤。
  2. 請求項1に記載の歯ぐきの健康維持剤を含む飲食品。
  3. オレウロペインおよびその分解物から選ばれる少なくとも1種を含む歯肉の健康維持剤。
  4. 請求項3に記載の歯肉の健康維持剤を含む飲食品。
  5. オレウロペインおよびその分解物から選ばれる少なくとも1種を含む歯を支える組織の健康維持剤。
  6. 請求項5に記載の歯を支える組織の健康維持剤を含む飲食品。
  7. オレウロペインおよびその分解物から選ばれる少なくとも1種を含有することを特徴とする歯周病予防/治療/改善剤。
  8. 請求項7に記載の歯周病予防/治療/改善剤を含む飲食品。
  9. オレウロペインおよびその分解物から選ばれる少なくとも1種を含有することを特徴とする歯周組織健康維持剤。
  10. 請求項9に記載の歯周組織健康維持剤を含む飲食品。
  11. オレウロペインおよびその分解物から選ばれる少なくとも1種を含有することを特徴とする歯槽骨吸収抑制剤。
  12. 請求項11に記載の歯槽骨吸収抑制剤を含む飲食品。
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