JPWO2010029902A1 - 清掃シート - Google Patents

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Abstract

本発明は、塵埃、ゴミに対する捕捉能力に優れた清掃シートを提供する。本発明の清掃シートは、基材シート(2)と、この基材シート(2)に接合される清掃面形成シート(3)とからなり、基材シート(2)と清掃面形成シート(3)との接合部(6、6)相互間において、清掃面形成シート(2)に弛み部(5)を形成すると共に、弛み部(5)に、塵埃、ゴミを捕捉するための切れ目(7)を多数形成してなるものである。

Description

本発明は、家屋の床、壁などを清掃するときに用いる清掃シートに関する。
家屋の床、壁、窓、或いは家具などに付着した塵埃、ゴミを除去するための清掃シートとして、従来から種々の製品が提供されており、多くの製品は、不織布を材料として清掃シートを製作している。清掃シートは、長い柄を備えた清掃器具の台板に取り付けて、台板に保持された状態で用いられる。或いは、清掃シートは、比較的短い握り柄と、脚部を有する清掃器具に適用し、脚部を清掃シートの保持部に差し込むことで清掃シートを握り柄に保持した状態で用いられる。
不織布を材料とする清掃シートは、通常、使い捨てタイプの製品であり、製造コストが安価であると共に、拭き取り能力に優れていることが求められている。
特許文献1は、不織布からなるシートに多数の切れ目を設けてなる清掃シートを開示している。この清掃シートによれば、切れ目に塵埃、ゴミが捕捉されることで被清掃面に対する清掃が行われる。
実開平3−65548号公報
特許文献1に示す清掃シートは、不織布シートに何らの加工を施さない清掃シートに比較して拭き取り能力は向上するが、塵埃、ゴミの捕捉量は未だ十分なものではなかった。
特に、粒状の比較的大きなゴミに対しては、捕捉能力は小さいものであった。
本発明は、上記問題点に鑑み、粒状の比較的大きなゴミに対しても確実に捕捉でき、効率的に清掃を行うことができる清掃シートを提供することを目的とする。
本発明は、基材シートと、この基材シートに接合される清掃面形成シートとからなり、基材シートと清掃面形成シートとの接合部相互間において、清掃面形成シートに弛み部を形成すると共に、弛み部に、塵埃、ゴミを捕捉するための切断部を多数形成してなることを特徴とする清掃シートである。
清掃面形成シートの弛み部において、基材シートと清掃面形成シートとの接合部相互間の基材シートに沿う距離L1と、前記接合部相互間の清掃面形成シートに沿う距離L2とが、L1<L2の関係を有している。
切断部は切れ目として構成しても、或いは透孔として構成してもよい。切れ目又は透孔の形状は任意に構成できる。
切断部を切れ目として構成した場合、切れ目の直線方向が接合部の長手方向に平行となるように多数の切れ目を配置して所定パターンの切れ目を形成することが好ましい。
清掃面形成シートと基材シートとの接合部の位置を清掃面形成シートの端縁部としてもよいが、前記端縁部よりも内側の部位を基材シートに接合して接合部を形成してもよい。後者の場合、前記接合部と清掃面形成シートの端縁部との間に清掃面形成シートの延長部が形成される。この延長部に切れ込みを設けて短冊部を形成することができる。
前記延長部に帯状片を設けることができ、また延長部及び帯状片に切れ込みを設けて短冊部を形成することができる。
前記延長部に、基部とこの基部から折れ曲がった斜面部とからなる折曲板を設けることができ、この場合、折曲板の斜面部には、粘着面を形成することが好ましい。
前記延長部を折り曲げて彎曲状折曲部を設け、この彎曲状折曲部に切れ込みを設けて中空状短冊部を形成することができる。
基材シートと清掃面形成シートとの接合部を複数設けて、清掃面形成シートに複数の弛み部を形成することができ、この場合、複数の弛み部を相互に高さが異なるように形成することができる。弛み部の相互高さが異なる態様としては、清掃面形成シートの中心部において最も高さが大きく、清掃面形成シートの端部に向かって順次高さが小さくなるように形成することが好ましい。
清掃面形成シートに複数の弛み部を設けるに当り、複数の弛み部相互間に、多数の開口穴を有する平坦部を設け、各平坦部を接着剤を介して基材シートに接合して接合部を形成することができる。このように平坦部が接着剤を介して基材シートに接合されることにより、平坦部と基材シートとの間に接着剤層が形成される。この接着剤層は、平坦部の開口穴を通して外部に露出している。
清掃面形成シートは、基材シートの一方の面に接合されていても、或いはその表裏両面に接合されていてもよい。
基材シート及び清掃面形成シートは、それぞれ不織布から構成することが好ましい。
本発明清掃シートは、基材シートと、この基材シートに接合される清掃面形成シートとからなり、基材シートと清掃面形成シートとの接合部相互間において、清掃面形成シートに弛み部を形成すると共に、弛み部に、塵埃、ゴミを捕捉するための切断部を多数形成してなるものであるから、本発明清掃シートを用いて被清掃面を清掃するに当たり、清掃面形成シートにおける弛み部に皺が生じて不規則な形状の屈曲部が形成され、それにより、清掃シートと被清掃面との間の摩擦力が大きくなり、この大きな摩擦力が働くことによって清掃面形成シートに形成された切断部に塵埃、ゴミが確実に捕捉され、塵埃、ゴミの捕捉量を増大できる。
従って、本発明によれば、簡単な構造でありながら拭き取り能力を著しく増大できるものであり、また製造が容易であり、製造コストも安価で済むなどの効果を奏するものである。
図1aは、切断部として切れ目を形成した本発明実施形態を示す斜視図、図1bは、図1aのI−I線縦断面図である。 複数の弛み部を設けた本発明の実施形態を示す縦断面図である。 清掃面形成シートを基材シートの表裏両面に設けた本発明の実施形態を示す縦断面図である。 図4a、4b、4c、4dは、それぞれ切れ目の形成パターンを示す平面図である。 図5aは、本発明の清掃シートを清掃器具に取り付けた状態を示す斜視図、図5bは、図5aの部分縦断面図である。 図6a、6b、6c、6dは、それぞれ本発明の作用を説明するための模式図である。 図7a、7bは、それぞれ基材シートと清掃面形成シートとの接合部相互間の基材シートに沿う距離L1と、前記接合部相互間の清掃面形成シートに沿う距離L2との関係を示す説明図である。 本発明の他の実施形態を示す縦断面図である。 図9a、9bは、それぞれ本発明の他の実施形態を示す縦断面図である。 本発明の他の実施形態を示す縦断面図である。 図11a、11bはそれぞれ本発明の他の実施形態を示す平面図である。 本発明の他の実施形態を示す縦断面図である。 本発明の他の実施形態を示す斜視図である。 図14a、14bは、それぞれ切断部として透孔を形成した清掃面形成シートを示す平面図である。 切断部として透孔を形成した本発明実施形態を示す斜視図である。 本発明の他の実施形態を示す縦断面図である。 図17aは、本発明の他の実施形態を示す斜視図、図17bは、図17aに示す清掃シートを清掃器具に取り付けて清掃を行うときの本発明の作用を示す模式図である。 本発明の他の実施形態を示す斜視図である。 本発明の他の実施形態を示す斜視図である。 接合部を非連続状に形成した本発明の実施形態を示す平面図である。
本発明の清掃シート1は、図1a、1bに示すように、基材シート2と、塵埃、ゴミを捕捉するための切断部を多数形成してなる清掃面形成シート3とからなる。切断部としては、清掃面形成シート3に切断刃を押し当てて小さな切れ目を多数切断形成したものでも、或いは清掃面形成シート3にスリット形状、円形状などの切り欠きを施して小孔を多数形成したものでもよい。このように、本発明において切断部は、切れ目として構成される態様と、小孔として構成される態様とを含む。切断部が切れ目7として構成される態様は図1aに示されている。同図に示すように、切れ目7は所定のパターンで多数形成されている。
図1a、1bに示すように、清掃シート1は、矩形状の基材シート2と矩形状の清掃面形成シート3との間に空間部8が形成されるように清掃面形成シート3を弛ませた状態で基材シート2に接合してなるものである。
同図に示すように、矢印A−Bで示す方向が、清掃面形成シート3に弛みを持たせる方向となっている。
図1a、1bに示すように、清掃面形成シート3の左右両端縁部を基材シート2に接合し、接合部6を形成する。同図において、一方の端縁部における接合部を6aとして表わし、他方の端縁部における接合部を6bとして表わす。
接合部6a、6bは、基材シート2の左右両端縁部位置よりも所定間隔をおいて内側の位置に形成されていると共に、これらの接合部6a、6bは、基材シート2の左右両端縁部と平行な方向(図1aにおいて矢印C−D方向)に形成されている。
清掃面形成シート3を弛ませた状態で基材シート2に接合することにより、清掃面形成シート3には、凸状の弛み部5が形成される。
清掃面形成シート3の弛み部5において、基材シート2と清掃面形成シート3との接合部6a、6b相互間の基材シート2に沿う距離L1(図1b、図7a)と、前記接合部6a、6b相互間の清掃面形成シート3に沿う距離L2(図1b、図7a)とが、L1<L2の関係を有している。即ち、L1は、基材シート2における接合部6a、6b間の水平直線距離であり、またL2は、清掃面形成シート3を平らに展開した場合における接合部6a、6b間の水平直線距離である。
基材シート2と弛み部5との間には、空間部8が形成されている。清掃面形成シート3の切れ目7は、清掃面形成シート3の表面側から裏面側まで貫通して形成されており、従って、切れ目7は、空間部8と連通している。
切れ目7の形状は直線状、曲線状、屈曲線状、直線と曲線の組み合わせからなる形状など任意の形状に形成できる。図1aには、直線状の切れ目7を形成した態様が示されている。
図1aに示す清掃面形成シート3において、切れ目7の直線方向が接合部6の長手方向(矢印C−D方向)に平行となるように多数の直線状の切れ目7を配置している。このような切れ目7を有する清掃面形成シート3を平らに展開した図が、図4aに示されている。
この図4aに示すように、清掃面形成シート3において、個々の切れ目7は、清掃面形成シート3に弛みを持たせる方向(矢印A−B方向)に沿って所定間隔ごとに多数形成されており、この一群が、切れ目列9を形成している。さらに、切れ目列9は、矢印C−D方向に沿って複数列形成されており、これら切れ目列9の集合体が、切れ目列群10を形成している。
図1aに示す清掃シート1において、清掃面形成シート3が接合されている左右両端縁部よりも外側の部分には、清掃面形成シート3で覆われていない基材シート2の端部領域が露出しており、この基材シート端部領域は図1aにおいて、取付部17として示されている。取付部17は、清掃シート1を清掃器具の台板に取り付けるに当って、台板に係止固定するための固定片として機能する。
清掃シート1を構成する基材シート2と清掃面形成シート3のそれぞれの材料としては、不織布、紙、織布、合成樹脂など種々の材料を用いることができるが、軽量性、強度、耐久性、接着性の点から、不織布を用いることが好ましい。
基材シート2と清掃面形成シート3をそれぞれ不織布にて形成する場合、不織布としては、スパンレース不織布、スパンボンド不織布、サーマルボンド不織布、エアスルー不織布、ポイントボンド不織布等を用いることができる。不織布を構成する繊維は、天然繊維、合成繊維、複合繊維等を用いることができる。
清掃面形成シート3は、伸縮性に優れる材質からなるものであることが好ましい。清掃面形成シート3が伸縮性に優れていると、図1aに示す切れ目の構成パターンにおいては、清掃時に被清掃面との間の摩擦により切れ目7が引っ張られて口を開きやすくなり、その結果、塵埃、ゴミの捕捉が容易となる。伸縮性に優れる材料としては、スパンレース不織布が挙げられる。
清掃シートを清掃器具の台板に取り付ける際に、その取付強度を大きなものとするために、基材シート2の材質としては、スパンボンド不織布或いはエアスルー不織布であることが好ましい。
基材シート2及び清掃面形成シート3は、それぞれ、1枚の不織布から構成してもよく或いは、不織布を複数枚重ねあわせた積層体から構成してもよい。
基材シート2は、部分的に材質が異なっていてもよい。例えば、基材シート2のうちの、取付部17を構成する部分は、伸縮性の小さい材質のものとし、それ以外の部分を伸縮性に優れた材質のものとすることができる。
基材シート2と清掃面形成シート3は、共に同一の着色が施されていても或いは、異なった着色が施されていてもよい。また、基材シート2及び清掃面形成シート3は、それぞれ部分的に異なる着色部を有するように構成されていてもよい。このように構成することで、清掃シート1のデザイン性をより向上させることができる。
基材シート2と清掃面形成シート3の形状は矩形状に限定されず、例えば、多角形状、楕円形状など任意の形状とすることができる。
図1aに示す清掃面形成シート3(これを平らに展開した平面図が図4aに示されている)において、切れ目7の直線方向が接合部6の長手方向(矢印C−D方向)と平行となるように直線状の切れ目7が形成されているが、切れ目7の態様として図1a、図4aに示す態様のものに限定されず、図4bに示すように、切れ目7の直線方向が前記矢印C−D方向と直交する方向となるように直線状の切れ目7が形成されていてもよい。また、特に図示しないが、切れ目7の直線方向が前記矢印C−D方向に対して90度よりも小さい角度で交差する方向となるように直線状の切れ目7が形成されていてもよい。
更に、図4cに示すように、切れ目7の直線方向が矢印C−D方向と平行となるような切れ目7と、切れ目7の直線方向が前記矢印C−D方向と直交する方向となるような切れ目7を交互に複数組み合わせて切れ目列9を構成するようにしてもよい。
また、図4dに示すように、切れ目7の直線方向が矢印C−D方向と平行となるような切れ目7を複数設けてなる切れ目列9aと、切れ目7の直線方向が前記矢印C−D方向と直交する方向となるような切れ目7を複数設けてなる切れ目列9bとを交互に配置して切れ目列群を構成してもよい。
切れ目7は規則的なパターンで配置される態様のものに限定されず、不規則なパターンで配置されていてもよい。
図1に示す清掃シート1においては、接合部6は直線状に形成されているが、これに限定されず、接合部6の線形状は曲線状であってもよい。また接合部6は非連続状に形成されていてもよい。
接合部6の形成方法としては、ヒートシール、接着剤による接着、超音波シールなどを挙げることができる。
上記接着剤としては、ホットメルト型接着剤、二液硬化型接着剤、熱可塑性樹脂系接着剤、エラストマー系接着剤、熱硬化樹脂系接着剤、瞬間接着型接着剤などを用いることができる。なかでも、加熱、冷却による迅速な接着作業が可能である観点からホットメルト型接着剤が好ましい。
接合部6を非連続状に形成するには、例えばヒートシールにて点状の熱融着部を形成する。図20は、このような点状の熱融着部26を形成した清掃シートの例を示す。図中、27は非熱融着部である。
このように、接合部6を非連続状に形成した清掃シートにおいても、連続状の接合部6を形成した清掃シートの場合と同様、清掃時に塵埃、ゴミは例えば矢印P方向に導かれ、周囲に配置された切れ目7に捕捉され、塵埃、ゴミの拭き取りが行われる。
本発明清掃シートは、図5aに示すような、長い柄72とその先端に設けられた台板70とからなる清掃器具75に取り付けて用いることができる。清掃シート1は台板70に取り付けられる。台板70の下面80、前端面81、後端面及び上面端部付近は清掃シート1によって覆われ、清掃シート1の取付部17が台板70に設けられた係止具71に係止されることにより清掃シート1は台板70に固定される。
この状態において、基材シート2は台板70に直接接触し、清掃面形成シート3は外側に現れている。
清掃シート1を台板70に取り付けた状態において、切れ目7は台板70の下面80に対応して位置するが、台板70の下面80の端部Rより更に前端面81にまで達して切れ目7が位置するように構成することが好ましい。尚、前端面81に限らず同様に、後端面にまで切れ目7が位置するように構成することが好ましい。
前記の如くして清掃シート1を取り付けてなる清掃器具75を用いて被清掃面を清掃するときの本発明の作用につき説明する。
図6aに示すように、床50の被清掃面51に対向している清掃面形成シート3は弛み部5を有している。図6bに示すように、清掃面形成シート3を被清掃面51に押し付け、矢印E−F方向に台板70を動かすと、清掃面形成シート3の弛み部5に皺が生じて屈曲部20が形成される。
屈曲部20の形状は台板70の移動距離、移動方向及び台板70が被清掃面51に対して押し付ける力の大きさによって不規則に変化するものであり、常に図6bに示すような形状の屈曲部20が生じるとは限らず、例えば図6cに示すような形状の屈曲部20が生じる場合もある。
このように台板70の動きに伴って清掃面形成シート3に、不規則な形状の屈曲部20が形成されるため、清掃シート1と被清掃面51との間の摩擦力が大きくなり、この大きな摩擦力が働くことによって清掃面形成シート3に形成された切れ目7に塵埃、ゴミが確実に捕捉され、塵埃、ゴミの捕捉量を増大できる。
特に、切れ目7の直線方向が接合部6の長手方向に平行となるように切れ目7を配置してなる清掃シート(即ち、図1に示す態様の清掃シート)を用いた場合には、以下に述べるように本発明の作用効果は顕著なものとなる。ここで、切れ目7の直線方向が接合部6の長手方向に平行となる方向とは、図1において矢印C−D方向である。
図1に示す態様の清掃シートを用いた場合、切れ目7の直線方向(図1において矢印C−D方向)と台板70の移動方向(図6b、6cにおいて矢印E−F方向)とは相互に直角方向になる。
台板70が被清掃面51上を移動するときの摩擦力により、切れ目7はその直線方向と直角方向の力を受けて引っ張られるが、上記のように、清掃面形成シート3に、不規則な形状の屈曲部20が形成されることによって、清掃シート1と被清掃面51との間に大きな摩擦力が生じ、それにより、切れ目7の直線方向と直交する方向に切れ目7を引っ張る力も大きくなり、その結果、切れ目7の隙間が大きく開口し、そのため塵埃、ゴミが切れ目7に捕捉され易くなり、塵埃、ゴミの捕捉量も多大となって、拭き取り能力が向上する。
図4bに示すように、切れ目7の直線方向(図4bにおいて矢印A−B方向)が接合部6(図1a)の長手方向(図4bにおいて矢印C−D方向)と直角方向となるように切れ目7を配置してなる場合、即ち、切れ目7の直線方向と台板70の移動方向(図6b、6cにおいて矢印E−F方向)とが平行である場合も同様に、上記した屈曲部20による摩擦力増大という作用が生じ、この大きな摩擦力によって、切れ目7における塵埃、ゴミの捕捉も効率よく行われる。
清掃時に不規則な形状の屈曲部20が形成されることによる作用効果は上記した通りであるが、上記以外に、屈曲部20形成時にゴミが屈曲部20に絡み付いてゴミの除去が容易となるという作用効果もある。
本発明清掃シートは、図5aに示すような長い柄72の先端に台板70を設けた清掃器具75に適用することに限定されるものではなく、比較的短い握り柄と挿入脚部を有する清掃器具に適用することも可能である。握り柄と脚部を有する清掃器具に本発明清掃シートを適用する場合、清掃面形成シート3とは反対側の基材シート2面に前記脚部を差し込むための保持部を設け、この保持部に前記脚部を差し込むことで本発明清掃シートを握り柄に保持し、握り柄を手で握って清掃を行うことができる。
また、本発明清掃シートを手袋構造(ミトン)に構成し、手袋内部に手を入れて、手で保持した状態で清掃を行なうこともできる。
本発明清掃シートを握り柄に保持して使用する場合及び手袋構造として使用する場合のいずれの場合も、上記したと同様の作用効果を生じるものである。
本発明の清掃シートにおいて、特に図示しないが、清掃面形成シート3にエンボス加工を施して、清掃面形成シート3に微細な凹凸を多数形成することができる。清掃面形成シート3に微細な凹凸を多数形成することにより、塵埃、ゴミの捕捉作用は一層向上する。
図2に示すように、基材シート2と清掃面形成シート3との接合部6を複数設けて、清掃面形成シート3に複数の弛み部を設けることができる。図2に示す態様では、5つの弛み部5a、5b、5c、5d、5eが設けられている。
複数の弛み部5a、5b、5c、5d、5eは、矢印A−B方向に沿って並列して設けられる。即ち、基材シート2と清掃面形成シート3を接合する接合部6が所定間隔毎に複数設けられ、相隣り合う接合部6、6間に突起状の弛み部5a、5b、5c、5d又は5eが形成される。弛み部5a、5b、5c、5d、5eは、それぞれ空間部8を有している。
各接合部6、6間の距離は同一でも異なっていてもよい。即ち、幅寸法が同一である複数列の弛み部5a、5b、5c、5d、5eを形成しても、或いは幅寸法が異なる複数列の弛み部5a、5b、5c、5d、5eを形成してもよい。
また、弛み部5a、5b、5c、5d、5eは、いずれも同じ高さに形成されていても、或いは弛み部相互間で高さを異ならせてもよい。例えば、図2に示す態様では、清掃面形成シート3の中心部における弛み部5aは最も高さが大きく形成され、清掃面形成シート3の端部に向かって順次、弛み部の高さが小さくなるように形成されている。
この構成において、図7bに示す如く、清掃面形成シート3の弛み部5において、基材シート2と清掃面形成シート3との接合部6、6相互間の基材シート2に沿う距離L1と、前記接合部6、6相互間の清掃面形成シート3に沿う距離L2とが、L1<L2の関係を有している。即ち、L1は、基材シート2における接合部6、6間の水平直線距離であり、またL2は、清掃面形成シート3を平らに展開した場合における接合部6、6間の水平直線距離である。
一般的に、清掃器具に清掃シートを取り付けて床を清掃したとき、清掃シートの全面に亘って均一に塵埃、ゴミが捕捉されずに、特定の部位に局部的に塵埃、ゴミが捕捉されるという傾向がある。局部的に塵埃、ゴミが捕捉される部位は主に、清掃器具の台板の前端部に対応した部位である。従って、清掃シートの中央付近は比較的塵埃、ゴミの捕捉量が少ない。
そこで前記したように、清掃面形成シート3の中心部の弛み部5aの高さを最も大きく形成し、清掃面形成シート3の端部に向かって順次、弛み部の高さが小さくなるように形成すれば、清掃シートの中央付近にも確実に清掃時の力が及ぼされる。そのため清掃シートの前端付近のみならず、中央付近においても必要な拭き取り力が作用し、その結果、清掃シート全体で均一な塵埃、ゴミの捕捉を行うことができる。
本発明は、多数の切れ目7を有する清掃面形成シート3を弛ませた状態で、基材シート2の一方の面に接合してなる態様に限定されず、図3に示すように、前記清掃面形成シート3を基材シート2の表裏両面に接合して設けるようにしてもよい。
本発明は、図8に示すように、清掃面形成シート3と基材シート2との接合部6の位置を、清掃面形成シート3の端縁部とせずに、端縁部よりも内側に引っ込んだ位置とすることができる。即ち、清掃面形成シート3の端縁部よりも内側の部位を基材シート2に接合して接合部6を形成することができる。
それにより接合部6と清掃面形成シート3の端縁部との間に清掃面形成シート3の延長部18が形成される。この延長部18は、端部清掃面19として構成される。
図11aに示すように、延長部18に多数の切れ込みを設けることによって多数の短冊部23が形成される。短冊部23を形成することにより、この短冊部23の部分でも塵埃、ゴミの拭き取りを行うことができる。
図16及び図17a、17bに示すように、清掃面形成シート3の左右の延長部18のそれぞれに、その長手方向に沿って折曲板31を設けることができる。折曲板31は、図16に示すように、1枚の細長いシートを2つに折り曲げた形状を有し、基部32とこの基部32から折れ曲がった斜面部33とからなり、斜面部33は折曲部34を基点に所定角度に立ち上がっている。
折曲板31はヒートシール、接着剤による接着などにより、延長部18に接合される。35は、延長部18と折曲板31との接合部を示す。
斜面部33の基部32対応面には粘着剤を塗布するか、粘着テープを貼着して粘着面33aが形成されている。一方、基部32の斜面部33対応面には剥離剤を塗布するか、剥離テープを貼着して剥離性面32aを形成し、これにより粘着面33aを有する斜面部33が基部32と接触して両者が接合してしまうのを防止している。上記粘着剤、剥離剤としては従来公知のものを用いることができる。
折曲板31は、プラスチック、不織布などの材料から構成される。プラスチックで構成する場合、斜面部33を弾性片として機能させることができる。上記プラスチック材料としては、ポリプロピレン、ポリエチレン、PETなどを用いることができる。
折曲板31は、プラスチック、不織布などからなるシート材料を長手方向に沿って2つ折りすることにより製作できる。また、折曲板31は、プラスチック材料の射出成形、押出成形などにより製造できる。
折曲板31を設けた清掃シート1を図17bに示すように清掃器具75の台板70に取り付けて被清掃面51の清掃を行なう場合、折曲板31における斜面部33が塵埃、ゴミを引っ掛けて一方向に掃く役割を果たす。このように折曲板31は、端部清掃面19として機能する。
また斜面部33と基部32との間に、隙間が形成されているので、大きなゴミはこの隙間に入り込む。ここにおいて、斜面部33の内面には粘着面33aが形成されているので、隙間に入り込んだ大きなゴミは、この粘着面33aによって確実に捕捉される。このように折曲板31を設けることにより、粒状のゴミの如く比較的大きく、重量の大きなゴミを容易に捕集して除去できる効果がある。
清掃面形成シート3を基材シート2上に接合するに当り、図12に示すように、清掃面形成シート3の左右両端縁部をそれぞれ内側に折り曲げて彎曲状折曲部22を形成し、これらの彎曲状折曲部22の位置においてヒートシールなどの接合手段を施し、清掃面形成シート3と基材シート2を接合するようにしてもよい。図12において、それぞれの彎曲状折曲部22の基端部付近が接合され、接合部6a、6bが形成される。
更に、彎曲状折曲部22に多数の切れ込みを設けることによって、図13に示すように清掃面形成シート3の左右両端部に中空状短冊部24を設けることができる。
中空状短冊部24を設けた場合には、中空状短冊部24が塵埃、ゴミを拭き取る作用を行うため清掃効率を増大できる効果がある。このように彎曲状折曲部22は、端部清掃面19として機能する。
図9aに示すように、清掃面形成シート3の左右両端部における延長部18の上面にそれぞれ帯状片21を設けることができる。それぞれの帯状片21は接合部6の長手方向(図1における矢印C−D方向)に沿って、ヒートシール、接着剤による接着などの接合手段により延長部18に接合される。
帯状片21の材料としては、不織布、プラスチックなどが用いられるが、不織布が好ましい。不織布としては、清掃面形成シート3に用いられる不織布と同様の材質のものを用いることができる。
延長部18と帯状片2のそれぞれに、図11bに示すように、多数の切れ込みを設けて、短冊部25を形成することができる。
図9bに示すように、清掃面形成シート3の延長部18と基材シート2との間に帯状片21を挟みこんだ状態で接合してもよい。
図10は清掃面形成シート3のそれぞれの延長部分18上に複数の帯状片21a、21b、21cを積層して設けた態様を示している。複数の帯状片21a、21b、21cの幅寸法(帯状片の長手方向とは直交する方向の寸法)は同一でも、異なっていてもよい。幅寸法を異ならせる場合、図10に示すように、帯状片の積層体の最上層(帯状片21c)が最も幅寸法が大きくなるように構成することが好ましい。
このように構成することにより、例えば床の清掃に当たって、床のコーナー部の清掃が容易となる。即ち、帯状片の積層体における最上層の帯状片21cが床のコーナー部に入り込んで、コーナー部の塵埃、ゴミを拭き取ることができる。
上記したように、延長部18に設けられる帯状片21もまた、端部清掃面19として機能するものである。
上記した本発明の実施形態は、清掃面形成シートに設けられる切断部が切れ目7として構成される場合について述べたが、本発明はこれに限定されるものではなく、上記切断部は、図14に示すように透孔であってもよい。即ち、図14aに示すように、上記切断部はスリット状或いは長円状の透孔30として構成することができ、また図14bに示すように、上記切断部は円形の透孔30として構成することができる。透孔30の形状は任意に設計でき、例えば四角形、菱形などでもよい。
図15には、このような透孔30を清掃面形成シート3に多数形成してなる清掃シートが示されている。
清掃面形成シート3に透孔30を多数形成してなる清掃シートを用いて清掃を行なう場合も、前記したと同様な作用効果が発揮される。この場合、塵埃、ゴミは透孔30に捕捉されて、塵埃、ゴミの拭き取りが行われる。
本発明の別の実施形態として、以下に説明するように、清掃シートに接着剤によるゴミ捕捉機能を併有させることができる。
図18に示すように、清掃面形成シート3に複数の弛み部5を設け、それぞれの弛み部5相互間に平坦部60を設ける。また、清掃面形成シート3の端部と弛み部5との間にも平坦部60を設ける。これらの平坦部60を接着剤により基材シート2に接着する。平坦部60が基材シート2に接着されることにより、平坦部60が、清掃面形成シート3と基材シート2との接合部6を形成する。
複数の弛み部5にはそれぞれ、切れ目7が設けられており、一方、複数の平坦部60にはそれぞれ、多数の開口穴40が形成されている。これらの開口穴40を通して平坦部60の内部に形成されている接着剤層が外部に露出して臨んでいる。
平坦部60を基材シート2に接着するための接着剤として、常温でも接着性を維持する接着剤が用いられる。そのような接着剤として、ホットメルト型接着剤、二液硬化型接着剤、熱可塑性樹脂系接着剤、エラストマー系接着剤、熱硬化樹脂系接着剤、瞬間接着型接着剤等を適宜用いることができ、なかでもホットメルト型接着剤が好ましい。ホットメルト型接着剤として、国民淀粉化学(上海)有限公司製の商品番号「5Q122E」や「DMC5266」などを用いることができる。
上記の如く構成される清掃シートを用いて被清掃面の清掃を行うときは、上記した如き、切れ目7を有する清掃面形成シート3による塵埃、ゴミ捕捉機能が発揮されるだけでなく、次の如き機能が発揮される。
即ち、清掃シートを被清掃面に押し付けたとき、開口穴40を通して外部に露出する接着剤層の表面が被清掃面に接触する。これにより、通常では捕捉しにくい比較的大きな粒状のゴミであっても、接着剤の粘着力によりそのようなゴミを付着して、被清掃面より除去することができる。このように、主に軽くて小さなゴミは、弛み部5の面で捕捉され、重くて大きなゴミは平坦部60の面で捕捉されることになる。
ここにおいて、開口穴40を通して外部に露出する接着剤層は、突出形状の弛み部5相互間の窪んだ部位に存在するため、接着剤層露出部が過度に被清掃面に粘着して清掃器具の動きを抑制するという虞はない。
図18に示す本発明の実施形態は、弛み部5に切れ目7を形成してなる構造のものであるが、本発明の他の実施形態として、切れ目7に代えて、図14a、14bに示すような透孔30を形成してなる構造のものでもよい。
このように、切れ目7に代えて、透孔30を形成してなる実施形態を図19に示す。同図に示す清掃シートは、開口穴40を有する平坦部60と、透孔30を有する弛み部5とを備えている。この態様の清掃シートも図18に示す清掃シートと同様の作用を発揮し、主に軽くて小さなゴミは、弛み部5の面で捕捉され、重くて大きなゴミは平坦部60の面で捕捉される。
本発明清掃シートは清掃器具に取り付けて用いる形態のものに限定されず、シート状の形態のまま手で直接握って清掃を行なうこともできる。
また、本発明清掃シートは床の清掃以外に、壁、窓、天井、机、家具など、種々の清掃対象物の清掃に適用でき、特定の清掃目的に限定されるものではない。
本発明は、例えば床用の清掃器具に取り付けて床の清掃に用いることができ、清掃能力を向上できる清掃シートとして有益なものである。

Claims (16)

  1. 基材シートと、この基材シートに接合される清掃面形成シートとからなり、基材シートと清掃面形成シートとの接合部相互間において、清掃面形成シートに弛み部を形成すると共に、弛み部に、塵埃、ゴミを捕捉するための切断部を多数形成してなることを特徴とする清掃シート。
  2. 清掃面形成シートの弛み部において、基材シートと清掃面形成シートとの接合部相互間の基材シートに沿う距離L1と、前記接合部相互間の清掃面形成シートに沿う距離L2とが、L1<L2の関係を有している請求項1記載の清掃シート。
  3. 切断部は切れ目又は透孔として構成される請求項1記載の清掃シート。
  4. 切断部は切れ目として構成され、切れ目の直線方向が接合部の長手方向に平行となるように多数の切れ目を配置してなる請求項1記載の清掃シート。
  5. 清掃面形成シートの端縁部よりも内側の部位を基材シートに接合して接合部を形成し、この接合部と清掃面形成シートの端縁部との間に清掃面形成シートの延長部を形成し、この延長部に切れ込みを設けて短冊部を形成した請求項1記載の清掃シート。
  6. 清掃面形成シートの端縁部よりも内側の部位を基材シートに接合して接合部を形成し、この接合部と清掃面形成シートの端縁部との間に清掃面形成シートの延長部を形成し、この延長部に帯状片を設けた請求項1記載の清掃シート。
  7. 延長部及び帯状片に切れ込みを設けて短冊部を形成した請求項6記載の清掃シート。
  8. 清掃面形成シートの端縁部よりも内側の部位を基材シートに接合して接合部を形成し、この接合部と清掃面形成シートの端縁部との間に清掃面形成シートの延長部を形成し、この延長部に、基部とこの基部から折れ曲がった斜面部とからなる折曲板を設けた請求項1記載の清掃シート。
  9. 折曲板の斜面部には、粘着面が形成されている請求項8記載の清掃シート。
  10. 清掃面形成シートの端縁部よりも内側の部位を基材シートに接合して接合部を形成し、この接合部と清掃面形成シートの端縁部との間に清掃面形成シートの延長部を形成し、この延長部を折り曲げて彎曲状折曲部を設け、この彎曲状折曲部に切れ込みを設けて中空状短冊部を形成した請求項1記載の清掃シート。
  11. 基材シートと清掃面形成シートとの接合部を複数設けて、清掃面形成シートに複数の弛み部を形成した請求項1記載の清掃シート。
  12. 複数の弛み部は相互に高さが異なっており、清掃面形成シートの中心部において最も高さが大きく、清掃面形成シートの端部に向かって順次高さが小さくなるように形成される請求項11記載の清掃シート。
  13. 複数の弛み部相互間に、多数の開口穴を有する平坦部を設け、各平坦部を接着剤を介して基材シートに接合して接合部を形成する請求項11記載の清掃シート。
  14. 平坦部と基材シートとの間に接着剤層が形成され、平坦部の開口穴を通して接着剤層が外部に露出している請求項13記載の清掃シート。
  15. 清掃面形成シートは、基材シートの表裏両面に接合されている請求項1記載の清掃シート。
  16. 基材シート及び清掃面形成シートは、それぞれ不織布から構成される請求項1記載の清掃シート。
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