JP4004508B2 - 払拭材 - Google Patents

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本発明は、線状体が略並列状に集合した線状体層とシート材とが積層して線状体とシート材が接合してなり、線状体層が面状の拭部を構成する払拭材に関する。
実用新案登録第3107183号公報(特許文献1)には、矩形状の上面と下面とを有するベース層と、そのベース層の長さ方向と直交する方向に繊維を配列させた連続繊維がベース層の少なくと一方の面に対し接合されている拭材層とからなり、拭材層の少なくとも繊維長さ方向両端部がベース層から自由に動くフレアー状端部を形成するようにベース層に接合されている清掃用複合シートの発明が記載されている。
この清掃用複合シートにおいては、連続繊維が横方向に動く自由度が大きいため、連続繊維が床面を擦るとき、それらの連続繊維間にゴミを取り込んでポケットに保持し易い。
しかしながら、連続繊維が横方向に動く自由度が大きいため、折角取り込んだゴミの脱落も比較的容易であると共に、清掃対象面に付着した塵埃その他の汚れを掻き取る能力において十分でない嫌いがある。
実用新案登録第3107183号公報
本発明は、上記背景技術の下で行われたものであって、その目的とするところは、清掃対象面に付着した塵埃その他の汚れを効果的に掻き取り、清掃対象部上の塵埃等を線状体層に効果的に取り込み、取り込んだ塵埃等の脱落を効果的に防ぐことにより、優れた清掃効果を奏し得る払拭材を提供することある。
(1) 上記目的を達成する本発明の払拭材は、
線状体が略並列状に集合した線状体層とシート材とが積層し、前記線状体層を構成する線状体と前記シート材が接合し、前記シート材に接合された線状体層のうちシート材と逆側の全部又は一部が面状の拭部を構成する払拭材であって、
前記拭部の全部又は一部である所定拭部において、その全面にわたり分散配置された多数の接合部により、線状体層を構成する線状体と前記シート材が接合していることを特徴とする。
この払拭材においては、線状体層により構成される拭部により、清掃対象物を拭いて清掃を行うことができる。
所定拭部は、その全面にわたり分散配置された多数の接合部により、線状体層を構成する線状体とシート材が接合している。それらの多数の接合部の周縁部は、それぞれが掻き取り効果及び線状体層への塵埃取り込み効果を有するので、所定拭部の全面にわたり、清掃対象面に付着した塵埃その他の汚れを効果的に掻き取ることができる。
また、接合部同士の間においては、線状体層を構成する略並列状に集合した線状体がそれぞれ横方向(線状体の軸方向に対し交差する方向)に動いて清掃対象部上の塵埃等を線状体層に効果的に取り込むことができると共に、所定拭部の全面にわたり多数の接合部が分散配置されているため、線状体層を構成する各線状体が横方向に大きく動きすぎて取り込んだ塵埃等が脱落するのを効果的に防ぐことができる。
このように、所定拭部の全面にわたり、清掃対象面に付着した塵埃その他の汚れを効果的に掻き取り、清掃対象部上の塵埃等を線状体層に効果的に取り込み、取り込んだ塵埃等の脱落を効果的に防ぐことにより、優れた清掃効果を奏する。
(2) 本発明の払拭材においては、上記接合部は、閉曲線囲繞形状をなすものとすることができる。
(3) また上記(2)記載の接合部は、接合外周部と、その接合外周部の内側に非接合部を備えてなるものとすることができる。
この場合、所定拭部は、その全面にわたり分散配置された多数の接合部における接合外周部により、線状体層を構成する線状体とシート材が接合しており、それらの接合外周部の外周縁部及び内周縁部は、何れも掻き取り効果及び線状体層への塵埃取り込み効果に優れるので、所定拭部の全面にわたり、清掃対象面に付着した塵埃その他の汚れをより効果的に掻き取って取り込むことができる。
また、各接合外周部の内外において、線状体層を構成する略並列状に集合した線状体がそれぞれ横方向(線状体の軸方向に対し交差する方向)に動いて清掃対象部上の塵埃等を線状体層に効果的に取り込むことができると共に、所定拭部の全面にわたり多数の接合部が分散配置されているため、各接合外周部の内外において線状体層を構成する線状体が横方向に大きく動きすぎて取り込んだ塵埃等が脱落するのを効果的に防ぐことができる。特に、各接合外周部の内側の非接合部において、取り込んだ塵埃等を効果的に保持し得る。
(4) 更に、本発明の払拭材は、上記所定拭部を構成する線状体の両端側が、それぞれ上記シート材に接合されずに房状部を形成しているものとすることができる。
この払拭材により清掃を行う場合、払拭材の房状部により比較的粗いゴミを絡め取り、線状体層により構成される拭部により比較的細かい塵埃を効果的に拭き取ることができる。
(5) また本発明の払拭材は、上記線状体層を構成する線状体の一部として、他の線状体よりも剛性が高い剛線状体を満遍なく含むものとすることができる。
この場合、剛単繊維が清掃対象に接することにより、こびり付いた汚れを効果的に掻き取り得る。房状部を有する場合、その房状部における剛単繊維が、溝状部やその他の凹部並びに隅角部等の塵埃等を効果的に掻き出し得る。
(6) 更に、本発明の払拭材は、上記線状体及びシート材が熱溶融性を有し、上記線状体層を構成する線状体と上記シート材との接合が熱融着によるものであることが好ましい。
線状体とシート材が熱溶融性を有する場合、線状体層を構成する線状体とシート材との接合を熱融着により容易且つ確実に行い得る。
(7) また本発明の払拭材は、上記接合部において上記線状体層が上記シート材側に窪んだ凹部を形成しているものであることが好ましい。この場合、線状体層における接合部の周縁部(接合外周部の場合は外周縁部及び内周縁部)の掻き取り効果及び塵埃取り込み効果が高められる。
本発明の払拭材は、所定拭部において、その全面にわたり分散配置された多数の接合部により、線状体層を構成する線状体とシート材が接合しているので、その所定拭部の全面にわたり、清掃対象面に付着した塵埃その他の汚れを効果的に掻き取り、清掃対象部上の塵埃等を線状体層に効果的に取り込み、取り込んだ塵埃等の脱落を効果的に防ぐことにより、優れた清掃効果を奏する。
本発明の実施の形態を、図面を参照しつつ説明する。図面は何れも本発明の実施の形態としての払拭材に関するものであって、図1は平面図、図2は取付状態を示す側面図である。図3は別の実施の形態についての平面図である。なお、図1乃至図3に共通の符号は同一意義である。
図1に記載の払拭材Aは、ほぼ一定長さの熱溶融性の単繊維10(線状体)が略並列状に集合して所要厚さ(図1における図の平面に垂直な方向)で所定長さ(図1における縦方向)の平面方形状の層状をなす線状体層12と、前記単繊維10より長い長さを幅とし前記所定長さより長い方形状の熱溶融繊維製の不織布14(シート材)が積層した積層物を用いて製造し得る。
この積層物の線状体層12の表面部(不織布14と逆側の部分)のうち各単繊維10方向(左右方向)における両側部を除いた部分が所定拭部W(拭部の全部)を構成する。この所定拭部Wにおいて、その全面にわたり満遍なく分散配置されて互いに独立状をなす多数の同一の円形熱融着部16(接合部)により、線状体層12を構成する単繊維10と不織布14が接合している。各円形熱融着部16においては、線状体層12が不織布14側に窪んだ凹部を形成している。なお、所定拭部Wの形状や不織布14に対する位置は必ずしも幅又は長さ方向において対称状であることを要しない。
線状体層を構成する線状体とシート材との熱融着による接合は、接合部に対応する突部を設けた熱ローラや熱板を用い、その突部を線状体層に対し押圧してその線状体層を構成する線状体をシート材に対し熱融着させることにより行ない得る。なお、線状体及びシート材は熱溶融性を有するものに限らない。また、接合部による線状体層を構成する線状体とシート材との接合は、熱融着に限らず、接着剤等のその他の手段によるものであってもよい。素材によっては、溶融薬剤、紫外線等を用いて接合行なうことも可能である。
線状体層12における所定拭部Wの両外方部を構成する単繊維10の両端側は、それぞれ不織布14に接合されずに房状部18を構成している。不織布14の両側は、線状体層12の単繊維10方向両側に拡がった拡開部14aを構成している。
線状体層12又は不織布14を構成する熱溶融性の繊維の例としては、ポリエステル、ポリプロピレン、ポリエチレン等の各種合成繊維を挙げることができる。これらの繊維は例えば0.5乃至5デシテックス(好ましくは2乃至4デシテックス)のものを用い得るがこれに限るものではない。またこれらの繊維は、着塵剤を(例えば、含有、含浸、外添等により)有するものでもよい。なお、線状体層12には、シート材及び熱溶融性の線状体の熱溶融により非熱溶融性の線状体とシート材が接合し得る程度の非熱融着性の線状体が混合していてもよい。
各円形熱融着部16は、直径4mmであり、その中心から長さ方向に7.5mmの位置に隣接円形熱融着部16の中心が位置し、また、長さ方向における隣接円形熱融着部16同士の間の中央から幅方向に7.5mmの位置にも円形熱融着部16の中心が位置することにより、所定拭部Wの全面にわたり円形熱融着部16が千鳥状に満遍なく分散配置されている。これにより、所定拭部Wにおける各単繊維10は、その両端部付近及びそれらの間の複数箇所において、円形熱融着部16により不織布14と接合している。
柄Hを備えたシート材状清掃材保持用のモップ用保持板Mの下面側に、払拭材Aを、線状体層12を下側にして位置させ、不織布14の拡開部14aをモップ用保持板Mのシート材保持部M1に保持させることにより、払拭材Aをモップ用保持板Mに保持させて線状体層12により床面等の清掃を行うことができる。
清掃においては、線状体層12のうち外側の房状部18により比較的粗いゴミを絡め取り、所定拭部Wにおいて比較的細かい塵埃を拭き取ることができる。
所定拭部Wの全面にわたり分散配置された多数の円形熱融着部16周縁部は、それぞれが掻き取り効果及び線状体層への塵埃取り込み効果を有するので、所定拭部Wの全面にわたり、清掃対象面に付着した塵埃その他の汚れを効果的に掻き取って線状体層12に取り込むことができる。また、所定拭部Wのうち円形熱融着部16同士の間の部分においては、線状体層12を構成する略並列状に集合した単繊維10がそれぞれ横方向(図1における縦方向)に動いて清掃対象部上の塵埃等を線状体層12に効果的に取り込むことができると共に、所定拭部Wの全面にわたり多数の円形熱融着部16が分散配置されているため、線状体層12を構成する各単繊維10が横方向に大きく動きすぎて取り込んだ塵埃等が脱落するのを効果的に防ぐことができる。
なお、熱融着部は、円形以外の閉曲線囲繞形状(平面視において)とすることもできる。その例としては、楕円、正多角形等の多角形、絵柄、文字等を挙げることができるが、これらに限定されるものではない。
熱融着部は、閉曲線により囲繞された内部の面積の8割以上が一辺10mmの1つの正方形内に含まれ、直径3mmの1つの円の8割以上の面積の部分を含むものとすることが望ましい。このようなサイズの熱融着部の場合に、所定拭部の全面にわたり、清掃対象面に付着した塵埃その他の汚れを掻き取り、清掃対象部上の塵埃等を線状体層に取り込み、取り込んだ塵埃等の脱落を防ぐ効果をより一層発揮し得る。
また本発明の払拭材は、所定拭部における熱融着部と非熱融着部の面積比が1:10乃至1:1であることが好ましい。所定拭部における熱融着部と非熱融着部の面積比が1:10乃至2:3(好ましくは1:5乃至2:3)の場合に、所定拭部の全面にわたり、清掃対象面に付着した塵埃その他の汚れを掻き取り、清掃対象部上の塵埃等を線状体層に取り込み、取り込んだ塵埃等の脱落を防ぐ効果をより一層発揮し得る。
また、線状体は、単繊維に限るものではなく糸等であってもよく、必ずしも一定長さであることを要するものではない。また、線状体同士がある程度絡まり合っていても差し支えない。
また、シート材の幅は線状体の長さよりも必ずしも長いことを要するものではなく、シート材の長さは線状体層の長さよりも必ずしも長いことを要するものではない。
シート材が不織布である場合、熱溶融繊維と非熱溶融性繊維からなり、全体として熱溶融性を有する不織布であってもよい。また、シート材は不織布に限らず、熱溶融性の合成樹脂シート材等であってもよい。
熱融着部は、所定拭部の全面にわたり満遍なく分散配置する以外に、ある程度の疎密がある分散配置とすることもできる。また、熱融着部は、全て同一の形状及び大きさであることを要するものではなく、大小の熱融着部や、異なる形状の熱融着部が混在するものとすることもできる。
また、線状体層12を構成する単繊維10の一部として、他の単繊維10よりも10倍程度剛性が高く10倍程度径が太い剛単繊維(例えば5乃至100デシテックス、好ましくは20乃至60デシテックスのものとすることができる。)を満遍なく含むものとすることができる。この場合、房状部18における剛単繊維は、溝状部やその他の凹部並びに隅角部等の塵埃等を掻き出し、これを所定拭部Wにより拭き取ることにより、効率的に清掃を行い得る。また、所定拭部Wにおける剛単繊維が清掃対象に接することによりこびり付いた汚れを掻き取り、これを拭き取ることにより、効率的に清掃を行い得る。
図3に記載の払拭材Bにおける所定拭部Wにおいては、円形熱融着部16ではなく、その全面にわたり満遍なく分散配置されて互いに独立状をなす多数の同一の円環状熱融着部20における熱融着外周部20aにより、線状体層12を構成する単繊維10と不織布14が接合している。各熱融着外周部20aにおいては、線状体層12が不織布14側に窪んだ円環状の凹部を形成している。
各円環状熱融着部20は、外径15mm、内径12mmの円環状の熱融着外周部20aの内側に、直径12mmの非熱融着部20bを備えてなる。各円環状熱融着部20の中心から長さ方向に26mmの位置に隣接円環状熱融着部20の中心が位置し、また、長さ方向における隣接円環状熱融着部20同士の間の中央から幅方向に13mmの位置にも円環状熱融着部20の中心が位置することにより、所定拭部Wの全面にわたり円環状熱融着部20が千鳥状に満遍なく分散配置されている。これにより、所定拭部Wにおける各単繊維10は、その両端部付近及びそれらの間の複数箇所において、円環状熱融着部20により不織布14と接合している。
この場合、所定拭部Wは、その全面にわたり分散配置された多数の円環状熱融着部20における熱融着外周部20aの外周縁部及び内周縁部は、何れも掻き取り効果及び線状体層への塵埃取り込み効果に優れるので、所定拭部Wの全面にわたり、清掃対象面に付着した塵埃その他の汚れをより効果的に掻き取って線状体層12に取り込むことができる。また、各熱融着外周部20aの内外において、線状体層12を構成する略並列状に集合した単繊維10がそれぞれ横方向(図3における縦方向)に動いて清掃対象部上の塵埃等を線状体層12に効果的に取り込むことができると共に、所定拭部Wの全面にわたり多数の円環状熱融着部20が分散配置されているため、各熱融着外周部20aの内外において線状体層12を構成する単繊維10が横方向に大きく動きすぎて取り込んだ塵埃等が脱落するのを効果的に防ぐことができる。特に、各熱融着外周部20aの内側の非熱融着部20bにおいて、取り込んだ塵埃等を効果的に保持し得る。
この例においても、所定拭部Wにおける熱融着部と非熱融着部の面積比が1:10乃至1:1であることが好ましいが、この場合の熱融着部の面積は熱融着外周部20aの面積であり、非熱融着部の面積は熱融着外周部20aの内外の面積である。
この例のような、熱融着外周部と、その熱融着外周部の内側に非熱融着部を備えてなる熱融着部は、円環状に限るものではない。その例としては、楕円、正多角形等の多角形、絵柄、文字等を環状に構成したものを挙げることができるが、これに限らない。また、熱融着部は、閉曲線により囲繞された内部の面積の8割以上が一辺20mmの1つの正方形内に含まれ、且つ、幅1mm以上5mm以下(好ましくは3mm又は2mm以下)の熱融着外周部と、その熱融着外周部の内側に、直径3mmの1つの円の8割以上の面積の部分を含む非熱融着部を備えてなるものであることが好ましい。
このようなサイズの熱融着外周部の内側に非熱融着部を備えた熱融着部の場合に、所定拭部の全面にわたり、清掃対象面に付着した塵埃その他の汚れを掻き取り、清掃対象部上の塵埃等を線状体層に取り込み、取り込んだ塵埃等の脱落を防ぐ効果をより一層発揮し得る。
平面図である。 取付状態を示す側面図である。 平面図である。
符号の説明
10 単繊維
12 線状体層
14 不織布
14a 拡開部
16 円形熱融着部
18 房状部
20 円環状熱融着部
20a 熱融着外周部
20b 非熱融着部
A 払拭材
B 払拭材
H 柄
M モップ用保持板
M1 シート材保持部
W 所定拭部

Claims (6)

  1. 線状体が略並列状に集合した線状体層とシート材とが積層し、前記線状体層を構成する線状体と前記シート材が接合し、前記シート材に接合された線状体層のうちシート材と逆側の全部又は一部が面状の拭部を構成する払拭材であって、
    前記拭部の全部又は一部である所定拭部において、その全面にわたり分散配置された多数の接合部により、線状体層を構成する線状体と前記シート材が接合しており、
    前記接合部が、閉曲線囲繞形状をなし、且つ、接合外周部と、その接合外周部の内側に非接合部を備えてなるものであることを特徴とする払拭材。
  2. 所定拭部における接合部と非接合部の面積比が1:10乃至1:1である請求項に記載の払拭材。
  3. 上記所定拭部を構成する線状体の両端側が、それぞれ上記シート材に接合されずに房状部を形成している請求項1又は2に記載の払拭材。
  4. 上記線状体層を構成する線状体の一部として、他の線状体よりも剛性が高い剛線状体を満遍なく含む請求項1乃至3の何れかに記載の払拭材。
  5. 上記線状体及びシート材が熱溶融性を有し、上記線状体層を構成する線状体と上記シート材との接合が熱融着によるものである請求項1乃至4の何れかに記載の払拭材。
  6. 上記接合部において上記線状体層が上記シート材側に窪んだ凹部を形成している請求項1乃至5の何れかに記載の払拭材。
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