JP5839563B2 - 払拭材 - Google Patents

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本発明は、線状材が略並列状に集合した線状材層とシート材とが積層して線状材とシート材が接合してなる払拭材に関する。
特開平9−149873号公報には、連続的に供給される熱溶着性基材シートに、連続的に供給される熱溶着性フィラメントのトウを重ね、それらシートとトウとをそれらの幅方向に延び、長さ方向に間欠的に配設される溶着線で接合して一体化して複合シートとし、互いに隣接する溶着線間の中央でトウを切断し、かつ、基材シートを所要の長さで切断した使い捨て拭き取り用具が記載されている。
この使い捨て拭き取り用具は、隣接する溶着線間の中央でトウを切断することにより形成された、溶着線の両側にトウによる刷片部が床面等の汚れの拭き取りに用いられるが、より効果的に床面等の上の塵芥を拭き取る上で改善が求められていた。
特開平9−149873号公報
本発明は、線状材が略並列状に集合した線状材層とシート材とが積層して線状材とシート材が接合してな払拭材であって、側方に有する房状部において様々な塵芥を効果的に捕捉し得る払拭材を提供することを目的とする。
(1) 本発明の払拭材は、
線状材が略並列状に集合した線状材層とシート材とが積層し、前記線状材層を構成する線状材と前記シート材が接合し、線状材層とは逆の側においてシート材が保持されることにより、線状材層が払拭部として用いられる払拭材であって、
前記線状材層の線状材方向の両端側又は一端側が、端部が自由端であり基部がシート材に接合された線状材からなる房状部を構成し、前記両端側の両方若しくは一方の房状部又は前記一端側の房状部の基部から端部側へ離隔した位置における線状材方向に直交する方向の間隔おきに、シート材と線状材層が接合された離隔接合箇所を有することを特徴とする。
払拭材のシート材における線状材層とは逆の側がモップヘッド等の保持器具の底面部(又はその他の作用部)に相対するようにしてシート材を保持器具に保持することにより、線状材層を払拭部として用いることができる。
その場合に、離隔接合箇所を有する房状部の基部又は房状部の基部と離隔接合箇所の間の位置を保持器具の底面部(又はその他の作用部)の縁部に位置させ、シート材のうち離隔接合箇所よりも線状材方向外方部を保持器具の底面部よりも上方位置(又はその他の作用部から見て後方位置)で保持することにより、房状部の離隔接合箇所がシート材と共に上方へ引き上げられた(又はその他の作用部から見て後方へ引かれた)状態で保持することができる。
それにより、保持器具の底面部(又はその他の作用部)の縁部及びその外方に位置する房状部が、線状材方向に直交する方向における間隔おきに繰り返し上方に位置してその下側に(又はその他の作用部から見て後方に位置してその作用部側に)ポケット状部が形成され、波状をなすこととなる。そのため、その房状部において大小様々な塵芥を効果的に捕捉し得る。
(2) 本発明の払拭材は、上記線状材層のシート材とは逆の側のうち線状材方向両端側の房状部の間の部分が面状の拭部を構成しているものとすることができる。
(3) 本発明の払拭材は、上記離隔接合箇所が、房状部の基部から端部側へ、房状部の線状材方向長さの15乃至70%離隔しているものとすることができる。
(4) 本発明の払拭材は、線状材方向に直交する方向において、上記各離隔接合箇所の寸法に対し、隣り合う離隔接合箇所同士の間隔の寸法が、2乃至10倍であるものとすることができる。
(5) 本発明の払拭材使用方法は、
線状材が略並列状に集合した線状材層とシート材とが積層し、前記線状材層を構成する線状材と前記シート材が接合した払拭材であって、前記線状材層の線状材方向の両端側又は一端側が、端部が自由端であり基部がシート材に接合された線状材からなる房状部を構成し、前記両端側の両方若しくは一方の房状部又は前記一端側の房状部の基部から端部側へ離隔した位置における線状材方向に直交する方向の間隔おきに、シート材と線状材層が接合された離隔接合箇所を有する払拭材を、シート材における線状材層とは逆の側が保持器具の底面部に接するようにしてシート材を保持器具に保持して線状材層を払拭部として用いる方法であって、
離隔接合箇所を有する房状部の基部又は房状部の基部と離隔接合箇所の間の位置を保持器具の作用部の縁部に位置させ、シート材のうち離隔接合箇所よりも線状材方向外方部を保持器具の作用部から見て後方位置で保持することにより、房状部の離隔接合箇所がシート材と共に作用部から見て後方へ引かれた状態で線状材層を払拭部として用いることを特徴とする。
離隔接合箇所を有する房状部の基部又は房状部の基部と離隔接合箇所の間の位置を保持器具の底面部等の作用部の縁部に位置させ、シート材のうち離隔接合箇所よりも線状材方向外方部を保持器具の上方位置等の作用部から見て後方位置で保持することにより、房状部の離隔接合箇所がシート材と共に上方等の作用部から見て後方へ引かれた状態とすることにより、モップヘッド等の器具の底面部等の作用部の縁部及びその外方に位置する房状部が、線状材方向に直交する方向における間隔おきに繰り返し上方等の作用部から見て後方に位置してその下側等の作用部側にポケット状部が形成され、波状をなすこととなる。そのため、その房状部において大小様々な塵芥を効果的に捕捉し得る状態で線状材層を払拭部として払拭材を使用することができる。
(6) 上記払拭材使用方法は、上記線状材層のシート材とは逆の側のうち線状材方向両端側の房状部の間の部分が面状の拭部を構成しているものとすることができる。
(7) 上記払拭材使用方法は、上記離隔接合箇所が、房状部の基部から端部側へ、房状部の線状材方向長さの15乃至70%離隔しているものとすることができる。
(8) 上記払拭材使用方法は、線状材方向に直交する方向において、上記各離隔接合箇所の寸法に対し、隣り合う離隔接合箇所同士の間隔の寸法が、2乃至10倍であるものとすることができる。
本発明の払拭材によれば、保持器具の底面部(又はその他の作用部)の縁部及びその外方に位置する房状部が、線状材方向に直交する方向における間隔おきに繰り返し上方に位置してその下側に(又はその他の作用部から見て後方に位置してその作用部側に)ポケット状部が形成され、波状をなすこととすることができ、その房状部において大小様々な塵芥を効果的に捕捉し得る。
払拭材の模式的底面図である。 払拭材の平面図である。 払拭材をモップのモップヘッドに装着した状態の模式的要部断面図である。 図3におけるW線の模式的端面図である。
(1) 本発明の実施の形態の一例を、図面を参照しつつ説明する。図面は何れも本発明の実施の形態としての払拭材に関するものである。
払拭材Aは、ほぼ一定長さのポリエステル単繊維(2乃至4デシテックス)からなる図1における横方向の線状材10が図1における縦方向に略並列状に集合して所定長さ(図1における縦方向)で所定幅(図1における横方向)の平面方形状で所要厚さ(図1における図の平面に垂直な方向。図3における上下方向。)の層状をなす線状材層12と、その線状材層12と同等の方形状をなすポリエステル繊維製の不織布製のシート材14が積層し、線状材層12とシート材14が熱融着により接合したものである。
熱融着は、横方向中央位置の中央融着部C並びにその左右対称位置の左融着部L及び右融着部Rにおける各縦方向直線に沿って縦方向に配列された円弧状融着線S群によって行われている。各円弧状融着線Sは、左方に凸のものと右方に凸のものが縦方向に互い違いに並び、各円弧状融着線Sにおける縦方向の前端部及び後端部は、それぞれ、隣接する円弧状融着線Sの後端部及び前端部の側方に縦方向位置が重なるように側方にやや間隔をおいて位置することにより、左方に凸の円弧状融着線S群と右方に凸の円弧状融着線S群の不連続箇所を補完し合っている。
線状材層12の左端側は、左端部が自由端であり基部が左融着部Lによりシート材14に接合された線状材10からなる左房状部18を構成し、線状材層12の右端側は、右端部が自由端であり基部が右融着部Rによりシート材14に接合された線状材10からなる右房状部20を構成する。
左房状部18における線状材方向(横方向)の一定位置における線状材方向に直交する方向(縦方向)の全長にわたる一定間隔おきに、線状材10とシート材14を縦横十字状に熱融着した離隔接合箇所Tが設けられている。離隔接合箇所Tの縦横の寸法は、何れも左房状部18の線状材方向長さの10%程度であり、離隔接合箇所Tの位置は、左房状部18の基部から端部側へ、左房状部18の線状材方向長さの20乃至30%程度離隔した位置である。線状材方向に直交する方向において、各離隔接合箇所Tの寸法に対し、隣り合う離隔接合箇所T同士の間隔の寸法は4倍程度である。また、右房状部20にも、左房状部18と左右対称位置に同様に離隔接合箇所Tが設けられている。
払拭材Aを保持するための柄を備えた平面視長方形板状のモップヘッドM(保持器具)の底面部に、払拭材Aを、線状材層12を下側にして位置させ、シート材14のうち離隔接合箇所Tよりも外方側の部分である拡開部14aをモップ用保持板Mのシート材保持部M1に保持させることにより、払拭材Aをモップ用保持板Mに保持させて線状材層12により床面等の清掃を行うことができる。
その場合に、図3に示すように、左房状部18の基部(左融着部L位置)とその離隔接合箇所Tの間の位置をモップヘッドMの底面部の縁部M2に位置させ、シート材14のうち離隔接合箇所Tよりも線状材方向外方部である拡開部14aをモップヘッドMの上面部のシート材保持部M1で保持することにより、左房状部18の離隔接合箇所Tがシート材14と共に上方へ引き上げられた状態で保持されることとなる。
それにより、モップヘッドMの底面部の縁部M1及びその外方に位置する左房状部18が、線状材方向に直交する方向における間隔おきに繰り返し上方に位置し、図3及び図4に示すように、左房状部18のうち離隔接合箇所Tによって引き上げられた上部18a、上部18aに従って上方に位置する上部18aの両側の中上部18b、中上部18bの側方においてやや上方に位置する中下部18c、中下部18cの側方において下方に位置する下部18d等により波状を形成することとなる。左房状部18のうち上方に位置する部分の下側には、それぞれポケット状部Pが形成される(なお、左房状部18は多数の線状材10からなるものであるが、図3及び図4においては1本の線で模式的に示されている。)。
そのため、その左房状部18において大小様々な塵芥を効果的に捕捉し得る。右房状部20及びその離隔接合箇所Tについても同様である。
(2) 払拭材は、線状材が略並列状(ほぼ並列状であれば十分であり、幾何学的に互いに平行であることを要しない。)に集合した線状材層とシート材とが積層し、線状材層を構成する線状材とシート材が接合したものである。この払拭材は、線状材層とは逆の側においてシート材がモップのヘッドやその他の保持器具に保持されることにより、線状材層が払拭部として用いられる。
(3) 線状材層を構成する線状材は、単繊維に限るものではなく糸等であってもよく、必ずしも一定太さであることを要するものではない。複数種の線状材が混合して線状材層を構成していてもよい。また線状材同士がある程度絡まり合っていても差し支えない。線状材は、熱溶融性であることが好ましいが、非熱溶融性であってもよく、両者を混合して線状材層を構成することもできる。熱溶融性の繊維の例としては、ポリエステル、ポリプロピレン、ポリエチレン等の各種合成繊維を挙げることができる。線状材としては、例えば0.5乃至5デシテックス(好ましくは2乃至4デシテックス)のものを用い得るがこれに限るものではない。また線状材は、着塵剤を(例えば、含有、含浸、外添等により)有するものでもよい。
(4) シート材としては、例えば、不織布、織布、紙、合成樹脂フィルム等を用いることができる。シート材は熱溶融性を有するものが好ましいがこれに限るものではない。シート材として好ましいのは不織布、特に熱溶融性を有する不織布である。このような不織布は、熱溶融繊維と非熱溶融性繊維からなり、全体として熱溶融性を有するものとすることもできる。不織布を構成する熱溶融性の繊維の例としては、ポリエステル、ポリプロピレン、ポリエチレン等の各種合成繊維を挙げることができる。
(5) 線状材層を構成する線状材とシート材との接合は、両者の一方又は両方が熱溶融性を有する場合は熱融着により行うことができる他、接着剤等のその他の手段によるものであってもよい。素材によっては、溶融薬剤、紫外線等を用いて接合行なうことも可能である。
熱融着による線状材とシート材との接合は、例えば、接合部に対応する突部を設けた熱ローラや熱板を用い、その突部を線状材層に対し押圧してその線状材層を構成する線状材をシート材に対し熱融着させることにより行ない得る。
また、シート材の幅は線状材の長さよりも必ずしも長いことを要するものではなく、シート材の長さは線状材層の長さよりも必ずしも長いことを要するものではない。
(6) 線状材層は、線状材方向の両端側が、端部が自由端であり基部がシート材に接合された線状材からなる房状部を構成するもののほか、線状材方向の一端側のみが、端部が自由端であり基部がシート材に接合された線状材からなる房状部を構成するものとすることができる。後者の場合、線状材方向の他端はシート材に接合されたものとすることができる。
房状部の基部は、線状材方向に直交する直線に沿ってシート材に接合されたものとすることができる。すなわち、房状部の基部は、例えば線状材方向に直交する直線状をなす線状又は帯状の接合部において接合されたものとすることができるほか、例えば線状材方向に直交する直線に沿った正弦波状、三角波状、又はパルス波状等の波形状をなす線状又は帯状の接合部において接合されたものとすることができる。このような接合部は、線状材方向に直交する方向に連続したものとすることができるほか、線状材方向に直交する方向において不連続の接合部を線状材方向に複数並列して不連続箇所を補完し合う(すなわち接合箇所が重なり合うようにする)ものとすることもできる。
(7) 線状材層の線状材方向の両端側が房状部を構成する場合の両房状部の基部同士の間の線状材層、或いは、線状材層の線状材方向の一端側のみが房状部を構成し、線状材方向の他端はシート材に接合されたものである場合の房状部の基部と他端との間の線状材層は、線状材方向に直交する方向において連続又は不連続の1又は2以上の接合部によって接合されていてもよく、接合部を有しないものとすることもできる。また、前記両房状部の基部同士の間の線状材層、或いは、房状部の基部と他端との間の線状材層のうちシート材とは逆の側は、線状材層が面状をなす面状の拭部を構成しているものとすることができるほか、線状材層が線状材方向において1又は2箇所以上で切断されて房状をなすように形成されているものとすることもできる。
(8) 両端側の両方若しくは一方の房状部又は一端側のみの房状部の基部から端部側へ離隔した位置における線状材方向に直交する方向の一定間隔おき又は非一定間隔おきに(例えば、線状材方向に直交する方向における線状材層の全長或いは所定の長さにわたり)、シート材と線状材層が接合された離隔接合箇所を有する。
線状材方向に直交する方向において、各離隔接合箇所の寸法に対し、隣り合う離隔接合箇所同士の間隔の寸法は、例えば2乃至10倍(好ましくは3乃至6倍)とすることができる。離隔接合箇所の線状材方向に直交する方向又は線状材方向の寸法は、例えば房状部の基部から端部までの長さの5乃至30%程度とすることができる。
離隔接合箇所は、線状材方向に直交する方向の線分状、交差線状、円形状、多角形状等、適宜の形状で熱融着又はその他の手段によりシート材と線状材が接合されたものとすることができる。
また、離隔接合箇所は、房状部の基部から端部側へ、房状部の線状材方向長さの15乃至70%(好ましくは20乃至50%)離隔しているものとすることができる。
両端側の両方の房状部に離隔接合箇所を有する場合、線状材方向に直交する方向における離隔接合箇所の位置は、両房状部において同一であってもよく異なっていてもよい。
(9) 離隔接合箇所を有する房状部の基部又は房状部の基部と離隔接合箇所の間の位置を保持器具の作用部の縁部に位置させ、シート材のうち離隔接合箇所よりも線状材方向外方部を保持器具の作用部から見て後方位置で保持することにより、房状部の離隔接合箇所がシート材と共に作用部から見て後方へ引かれた状態で線状材層を払拭部として用いることができる。
保持器具の作用部というのは、払拭材のシート材における線状材層とは逆の側において保持器具に払拭材を保持し、保持器具から払拭材に押圧力等を伝えて清掃作業等を行うための部分であり、例えば平面状、曲面状、凹凸状等でもよく、その他の形状であることを妨げない。
離隔接合箇所を有する房状部の基部又は房状部の基部と離隔接合箇所の間の位置を保持器具の底面部等の作用部の縁部に位置させ、シート材のうち離隔接合箇所よりも線状材方向外方部を保持器具の上方位置等の作用部から見て後方位置で保持することにより、房状部の離隔接合箇所がシート材と共に上方等の作用部から見て後方へ引かれた状態とすることにより、モップヘッド等の器具の底面部等の作用部の縁部及びその外方に位置する房状部が、線状材方向に直交する方向における間隔おきに繰り返し上方等の作用部から見て後方に位置してその下側等の作用部側にポケット状部が形成され、波状をなすこととなる。そのため、その房状部において大小様々な塵芥を効果的に捕捉し得る状態で線状材層を払拭部として払拭材を使用することができる。
10 線状材
12 線状材層
14 シート材
14a 拡開部
18 左房状部
20 右房状部
A 払拭材
C 中央融着部
L 左融着部
M モップヘッド
M1 シート材保持部
M2 縁部
P ポケット状部
R 右融着部
S 円弧状融着線
T 離隔接合箇所

Claims (8)

  1. 線状材が略並列状に集合した線状材層とシート材とが積層し、前記線状材層を構成する線状材と前記シート材が接合し、シート材における線状材層とは逆の側が保持器具の底面部に接するようにしてシート材が保持器具に保持されることにより、線状材層が払拭部として用いられる払拭材であって、
    前記線状材層の線状材方向の両端側又は一端側が、端部が自由端であり基部がシート材に接合された線状材からなる房状部を構成し、前記両端側の両方若しくは一方の房状部又は前記一端側の房状部の基部から端部側へ離隔した位置における線状材方向に直交する方向の間隔おきに、シート材と線状材層が接合された離隔接合箇所を有し、
    離隔接合箇所を有する房状部の基部又は房状部の基部と離隔接合箇所の間の位置を保持器具の作用部の縁部に位置させ、シート材のうち離隔接合箇所よりも線状材方向外方部を保持器具の作用部から見て後方位置で保持することができ、
    線状材方向に直交する方向において、前記各離隔接合箇所の寸法に対し、隣り合う離隔接合箇所同士の間隔の寸法が、2乃至10倍であることを特徴とする払拭材。
  2. 上記線状材層のシート材とは逆の側のうち線状材方向両端側の房状部の間の部分が面状の拭部を構成している請求項1記載の払拭材。
  3. 上記離隔接合箇所が、房状部の基部から端部側へ、房状部の線状材方向長さの15乃至70%離隔している請求項1又は2記載の払拭材。
  4. 上記保持器具が、シート材を保持するモップヘッドである請求項1、2又は3記載の払拭材。
  5. 線状材が略並列状に集合した線状材層とシート材とが積層し、前記線状材層を構成する線状材と前記シート材が接合した払拭材であって、前記線状材層の線状材方向の両端側又は一端側が、端部が自由端であり基部がシート材に接合された線状材からなる房状部を構成し、前記両端側の両方若しくは一方の房状部又は前記一端側の房状部の基部から端部側へ離隔した位置における線状材方向に直交する方向の間隔おきに、シート材と線状材層が接合された離隔接合箇所を有する払拭材を、シート材における線状材層とは逆の側が保持器具の底面部に接するようにしてシート材を保持器具に保持して線状材層を払拭部として用いる方法であって、
    離隔接合箇所を有する房状部の基部又は房状部の基部と離隔接合箇所の間の位置を保持器具の作用部の縁部に位置させ、シート材のうち離隔接合箇所よりも線状材方向外方部を保持器具の作用部から見て後方位置で保持することにより、房状部の離隔接合箇所がシート材と共に作用部から見て後方へ引かれた状態で線状材層を払拭部として用いることを特徴とする払拭材使用方法。
  6. 上記線状材層のシート材とは逆の側のうち線状材方向両端側の房状部の間の部分が面状の拭部を構成している請求項5記載の払拭材使用方法。
  7. 上記離隔接合箇所が、房状部の基部から端部側へ、房状部の線状材方向長さの15乃至70%離隔している請求項5又は6記載の払拭材使用方法。
  8. 線状材方向に直交する方向において、上記各離隔接合箇所の寸法に対し、隣り合う離隔接合箇所同士の間隔の寸法が、2乃至10倍である請求項5、6又は7記載の払拭材使用方法。
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