JP7002490B2 - 清掃シート - Google Patents

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Description

本開示は、清掃シートに関する。
衛生意識の高まりから、使い捨てることが可能な清掃シートが市販されている。また、種々のタイプの清掃シートが開発されている。
例えば、特許文献1には、基材シートと、柄と前記基材シートに挿入される挿入部とを有するハンドル部材とを含む清掃用具において、前記基材シートは、前記挿入部に取り付けられる取付け面とその反対側に位置する拭き取り面とを有し、厚さ方向において複数のシートが積層された複層構造であって、前記複数のシートのうちの前記厚さ方向において対向するシートどうしの少なくとも一部において折り畳まれる向きが、前記厚さ方向において互いに異なることを特徴とする前記清掃用具が開示されている。
特開2017-118963号公報
特許文献1に記載の清掃用具は、複数のシートが積層された積層構造を有し、拭き取り面を下にして被清掃面を清掃するものであるが、積層構造を形成する複数のシートのうち、拭き取り面を構成するシートは、被清掃面の清掃に寄与するものの、積層構造を形成する複数のシートのうち、その他のシートは、被清掃面の清掃に寄与しない場合があった。
従って、本開示は、被清掃面の清掃性に優れる清掃シートを提供することを目的とする。
本開示者らは、ベースシートと、複数のシートとを備えており、第1方向と、第1方向の周方向を構成する第2方向とを有する清掃シートであって、上記複数のシートのそれぞれが、第2方向に沿う方向に延びているとともに、上記複数のシートが、第1方向に順に配置されており、上記複数のシートのそれぞれが、固定端部と、自由端部とを備えているとともに、一方の端部領域と、他方の端部領域とを有しており、上記複数のシートのそれぞれにおいて、上記固定端部が上記ベースシートに連結されており、上記複数のシートの少なくとも一部において、上記自由端部が、上記一方の端部領域及び他方の端部領域において、上記ベースシートに連結されていることを特徴とする清掃シートを見出した。
本開示の清掃シートは、被清掃面の清掃性に優れる。
図1は、第1実施形態に従う清掃シート1を説明するための図である。 図2は、第1実施形態に従う清掃シート1を説明するための図である。 図3は、第1実施形態に従う清掃シート1を説明するための図である。 図4は、第1実施形態に従う清掃シート1を説明するための図である。 図5は、清掃シート1用のハンディ用清掃具151の斜視図である。 図6は、第2実施形態に従う清掃シート1を説明するための図である。 図7は、第2実施形態に従う清掃シート1を説明するための図である。 図8は、第3実施形態に従う清掃シート1を説明するための図である。 図9は、第4実施形態に従う清掃シート1を説明するための図である。
[定義]
・清掃シートに関する「非展開状態」及び「展開状態」
本明細書では、清掃シートに関する「非展開状態」及び「展開状態」のそれぞれは、原則として、清掃シートが、2つの異なる状態を採ることができる場合に用いられる用語である。
具体的には、「非展開状態」は、清掃シートが展開していない状態を意味し、保管時等にとる形態であり、そして「展開状態」は、清掃シートが、被清掃面の清掃に用いられる際の状態を意味する。
なお、本明細書では、清掃シートには、「非展開状態」を採らないものが含まれる。「非展開状態」を採らない清掃シートでは、特に言及がない場合であっても、清掃シートは、展開状態に相当する状態で説明がなされている。また、「非展開状態」を採らない清掃シートであっても、理解のしやすさの観点から、被清掃面の清掃に用いられる際の状態を、「展開状態」として説明される場合がある。
・「第1方向」、「第2方向」、「直交方向」及び「厚さ方向」
本明細書では、「第1方向」は、第1方向一方向と、第1方向他方向とに区画される。「第2方向」は、第1方向の周方向を構成する方向であり、第2方向一方向と、第2方向他方向とに区画される。「直交方向」は、第1方向と直交する方向であり、ベースシート上に配置される。「直交方向」は、直交方向一方向と、直交方向他方向とに区画される。「厚さ方向」は、第1方向及び直交方向と直交する方向である。「厚さ方向」は、厚さ方向一方向と、厚さ方向他方向とに区画される。
・「清掃シート部分角度」
本明細書では、「清掃シート部分角度」は、展開状態における清掃シートの清掃シート部分が、第2方向に有する角度を意味する。例えば、清掃シートが、単一の清掃シート部分を備えている場合には、清掃シート部分角度は、ベースシートが、複数のシートを間に挟んで形成する角度を意味する。なお、ベースシートが平面上にある場合には、清掃シート部分角度は、180°である。
また、例えば、清掃シートが複数の清掃シート部分を備えている場合には、複数の清掃シート部分のそれぞれが、清掃シート部分角度を有する。
・「所定の方向に沿う方向」
本明細書では、「所定の方向に沿う方向」とは、所定の方向と、好ましくは45°未満、より好ましくは30°以下、さらに好ましくは20°以下、そしてさらにいっそう好ましくは5°以下の交差角を有する方向を意味する。
なお、本明細書では、「所定の方向と平行(又は並行)な方向」とは、所定の方向との交差角が5°以下である方向を意味する。
上記所定の方向としては、例えば、第1方向、第2方向、直交方向、厚さ方向等が挙げられる。
具体的には、本開示は以下の態様に関する。
[態様1]
ベースシートと、複数のシートとを備えており、第1方向と、第1方向の周方向を構成する第2方向とを有する清掃シートであって、
上記複数のシートのそれぞれが、第2方向に沿う方向に延びているとともに、上記複数のシートが、第1方向に順に配置されており、
上記複数のシートのそれぞれが、固定端部と、自由端部とを備えているとともに、一方の端部領域と、他方の端部領域とを有しており、
上記複数のシートのそれぞれにおいて、上記固定端部が上記ベースシートに連結されており、
上記複数のシートの少なくとも一部において、上記自由端部が、上記一方の端部領域及び他方の端部領域において、上記ベースシートに連結されている、
ことを特徴とする、上記清掃シート。
上記清掃シートは、複数のシートのそれぞれが、第2方向に沿う方向に延びているとともに、複数のシートが、第1方向に順に配置されており、そして複数のシートの少なくとも一部の自由端部における、一方の端縁と、他方の端縁とが、ベースシートに連結されている。従って、清掃シートを第1方向に動かしながら被清掃面を清掃する場合に、複数のシートの中で、あるシートが被清掃面を清掃して汚れが付着した場合であっても、あるシートに隣接する隣接シートが被清掃面を清掃することができる。また、複数のシートの中で、一方の端部領域及び他方の端部領域においてベースシートに連結されているシート(以下、「端部固定シート」と称する場合がある)が、複数のシートが第1方向に倒れることを抑制することができる。
以上より、上記清掃シートは、第1方向に移動しながら清掃面を清掃する際に、新たな清掃面を供給しつつ、端部固定シートが、複数のシートが倒れることを抑制することができるため、清掃シートが、被清掃面の清掃性に優れる。
[態様2]
上記複数のシートの少なくとも一部が、複数の折返し部により、第1方向を構成する第1方向一方向と、第1方向他方向とに交互に折返されている蛇腹構造を有する蛇腹構造シートであるとともに、上記蛇腹構造を形成する両端のシート部分が、上記一方の端部領域及び他方の端部領域を構成している、態様1に記載の清掃シート。
上記清掃シートでは、複数のシートの少なくとも一部が、所定の蛇腹構造を有する蛇腹構造シートである。従って、蛇腹構造シートが、(i)その面積を、蛇腹構造を有しないシートよりも大きくすることができ、(ii)清掃シートを第1方向に動かしながら被清掃面を清掃する場合に、複数のシートが第1方向に倒れることを抑制することができ、(iii)清掃シートを第2方向に動かしながら被清掃面を清掃する場合に、蛇腹構造シートを構成するシート部分の中で、あるシート部分が、被清掃面を清掃して汚れが付着した場合であっても、あるシート部分に隣接する隣接シート部分が被清掃面を清掃することができる。
以上より、清掃シートが、被清掃面の清掃性に優れる。
[態様3]
上記蛇腹構造シートが、上記複数の折返し部の少なくとも一部で、上記複数のシートのうち、第1方向に隣接するシートに連結されている、態様2に記載の清掃シート。
上記清掃シートでは、蛇腹構造シートが、複数の折返し部の少なくとも一部で、上記複数のシートのうち、第1方向に隣接するシートに連結されている。従って、清掃シートを第1方向に動かしながら被清掃面を清掃する場合に、上記蛇腹構造シートが、複数のシートが第1方向に倒れることを抑制することができ、ひいては、清掃シートが、被清掃面の清掃性に優れる。
[態様4]
上記複数のシートの少なくとも一部が、第1方向に折返されていない非折返しシートである、態様1~3のいずれか一項に記載の清掃シート。
上記清掃シートでは、複数のシートの少なくとも一部が、第1方向に折返されていないので、清掃シートを第1方向に動かしながら被清掃面を清掃する際に、第1方向に折返されていないシートが、被清掃面に面接触しやすくなる。従って、清掃シートを第1方向に往復させて被清掃面を清掃する際に、清掃シートが、一往復当たりの被清掃面の清掃性に優れる。
[態様5]
上記非折返しシートの少なくとも一部が、上記複数のシートのうち、第1方向に隣接するシートに連結されている、態様4に記載の清掃シート。
上記清掃シートでは、非折返しシートの少なくとも一部が、第1方向に隣接するシートに連結されている。従って、清掃シートを第1方向に動かしながら被清掃面を清掃する場合に、上記非折返しシートが、複数のシートが第1方向に倒れることを抑制することができ、ひいては、清掃シートが、被清掃面の清掃性に優れる。
[態様6]
上記清掃シートが、非展開状態を採ることができるように構成されている、態様1~5のいずれか一項に記載の清掃シート。
上記清掃シートは、非展開状態を採ることができるように構成されているので、使用前又は使用後に清掃シートをコンパクト化することができる。
[態様7]
上記清掃シートがウェット型であり、上記非展開状態において、上記清掃シートが、所定距離離間している、一対の展開用把持部を備えている、態様6に記載の清掃シート。
上記清掃シートは、所定の、一対の展開用把持部を備えているので、非展開状態から展開状態に展開しやすい。
図1~図4は、本開示の実施形態の1つ(以下、「第1実施形態」と称する)に従う清掃シート1を説明するための図である。具体的には、図1は、展開状態における清掃シート1の正面、平面及び左側面側の斜視図である。図2は、展開状態における清掃シート1の背面、底面及び左側面側の斜視図である。図3は、非展開状態における清掃シート1の正面、平面及び左側面側の斜視図である。図4は、清掃シート1の製造方法を説明するための図である。
なお、図5は、清掃シート1用のハンディ用清掃具151の斜視図である。
第1実施形態に従う清掃シート1は、ハンディ用清掃具151に取り付けられて用いられる清掃シートである。また、第1実施形態に従う清掃シート1は、薬液を含む、ウェット型の清掃シートである。清掃シート1は、非展開状態と、展開状態とを形成することができ、具体的には、展開状態における、単一の清掃シート部分5と、非展開状態における、単一の積層構造3とを形成することができる。また、第1実施形態に従う清掃シート1では、展開状態において、清掃シート部分5が、約180°の清掃シート部分角度を有する。
なお、展開状態における清掃シート1では、厚さ方向一方向T1の下手、厚さ方向他方向T2の下手、第1方向一方向D11の下手、及び第1方向他方向D12の下手から清掃シート1を観察した状態を、それぞれ、正面、背面、平面及び底面として取り扱う。
また、非展開状態における清掃シート1では、ベースシート第1部分21aの側を正面とし、ベースシート第2部分21b側を背面とする以外は、展開状態における清掃シート1と同様である。
展開状態における清掃シート1(清掃シート部分5)は、第1方向D1、直交方向DC及び厚さ方向Tと、第1方向D1の周方向を構成する第2方向D2とを有する。第1方向D1は、お互いに反対方向である第1方向一方向D11と、第1方向他方向D12とに区画され、直交方向DCは、お互いに反対方向である直交方向一方向DC1と、直交方向他方向DC2とに区画され、厚さ方向Tは、お互いに反対方向である厚さ方向一方向T1と、厚さ方向他方向T2とに区画される。第2方向D2は、お互いに反対方向である第2方向一方向D21と、第2方向他方向D22とに区画される。なお、第2方向D2は、平面視において直交方向DCと一致する。
なお、非展開状態における清掃シート1(積層構造3)は、展開状態における清掃シート1(清掃シート部分17)と、後述する、ベースシート第2部分21bが同一の方向を有するように、第1方向D1、直交方向DC及び厚さ方向T、並びに第2方向D2を有している。
非展開状態における清掃シート1(積層構造3,図3を参照)は、ベースシート第1部分21aを、ベースシート第2部分21bから遠ざかるように第2方向D2に展開することにより、展開状態における清掃シート1(清掃シート部分5,図1及び図2を参照)が形成され、展開状態における清掃シート1が、被清掃面の清掃に用いられる。換言すると、展開状態における清掃シート1(清掃シート部分5)は、第2方向D2に畳むことができ、非展開状態における清掃シート1(積層構造3)にすることができる。
図1及び図2に示されるように、展開状態における清掃シート1は、ベースシート21と、複数のシート、すなわち、第1シート23、第2シート25、第3シート27、第4シート29、第5シート31、第6シート33、第7シート35、第8シート37及び第9シート39を含む9枚のシートとを備えている。
ベースシート21は、第2方向D2の中央において第1方向D1に延びる融着部11により、ベースシート第1部分21aと、ベースシート第2部分21bとに区画されている。
ベースシート21は、第1シート23~第9シート39と反対側の面に配置された、把持部13を形成するための把持部形成用シート41を備えている。具体的には、把持部形成用シート41は、第2方向D2の中央において第1方向D1に延びる融着部11により、把持部形成用シート第1部分41aと、把持部形成用シート第2部分41bとに区画されており、ベースシート第1部分21aと、ベースシート第2部分21bとは、それぞれ、第1シート23~第9シート39と反対側の面に配置された、把持部13を形成するための把持部形成用シート第1部分41aと、第1シート23~第9シート39と反対側の面に配置された、把持部13を形成するための把持部形成用シート第2部分41bを備えている。
なお、ベースシート第1部分21a及び把持部形成用シート第1部分41aと、ベースシート第2部分21b及び把持部形成用シート第2部分41bとには、ハンディ用清掃具151の清掃シート取付部153a及び清掃シート取付部153bを把持させるための把持部13を形成するように把持部用融着部15が形成されている。把持部用融着部15は、公知の部分であるため説明を省略する。
把持部形成用シート41、及び第1シート23~第9シート39のそれぞれは、熱融着性繊維と、保水性繊維とを含むスパンレース不織布から構成されており、薬液を含んでいる。また、ベースシート21は、熱融着性繊維からなるスパンボンド不織布から構成されている。
展開状態における清掃シート1において、第1シート23~第9シート39のそれぞれは、全体として第2方向D2と並行な方向に延びている(第2方向D2と並行な方向に展開している)とともに、第1シート23~第9シート39が、その順番で、第1方向D1に所定のピッチPで配置されている。なお、第1シート23~第9シート39のそれぞれは、第1方向D1に所定のピッチPと略同一の長さを有するため、第1シート23~第9シート39の間隔は、略0である。
第1シート23は、第1固定端部71と、第1自由端部73とを備えているとともに、第2方向一方向D21の端部に配置された、一方の第1端部領域75と、第2方向他方向D22側の端部に配置された、他方の第1端部領域77とを有している。
第1シート23は、11の折返し部(符号を付していない)により、第1方向一方向D11と、第1方向他方向D12とに交互に折返されてる第1蛇腹構造43を有している。具体的には、第1シート23は、第2方向他方向D22において、第1方向他方向D12、次いで、第1方向一方向D11に交互に計11の折返し部で折返されている第1蛇腹構造43を有している。
なお、11の折返し部(符号を付していない)は、非展開状態における清掃シート1(積層構造17)では、第2方向D2に延びており、そして展開状態における清掃シート(清掃シート部分19)では、第1方向D1と直交する方向に概ね延びている。
第1シート23は、11の折返し部(符号を付していない)により、第1シート第n部分(n=1~12)に区画され、第1蛇腹構造43を構成する両端の第1シート第1部分23a及び第1シート第12部分23bは、それぞれ、一方の第1端部領域75及び他方の第1端部領域77に該当し、第1シート第1部分23a及び第1シート第12部分23bのそれぞれは、第1固定端部71としてベースシート21に連結されている。具体的には、第1シート第1部分23a及び第1シート第12部分23bは、それぞれ、第1固定端部71として、ベースシート第1部分21a及びベースシート第2部分21bに連結されている。
第2シート25は、第1シート23と同様に、第2固定端部81と、第2自由端部83とを備えているとともに、第2方向一方向D21の端部に配置された、一方の第2端部領域85と、第2方向他方向D22の端部に配置された、他方の第2端部領域87とを有している。また、第2シート25は、11の折返し部(符号を付していない)により、第1方向一方向D11と、第1方向他方向D12とに交互に折返されてる第2蛇腹構造45を有し、第2シート25は、第1シート23と同様に、11の折返し部(符号を付していない)により、第2シート第n部分(n=1~12)に区画される。
第2蛇腹構造45を構成する両端の第2シート第1部分25a及び第2シート第12部分25bは、それぞれ、一方の第2端部領域85及び他方の第2端部領域87に該当し、第2固定端部81としてベースシート21に連結されている。具体的には、第2シート第1部分25a及び第2シート第12部分25bは、それぞれ、ベースシート第1部分21a及びベースシート第2部分21bに連結されている。
第3シート27~第9シート39は、第1シート23と同様に、第3蛇腹構造47~第9蛇腹構造59を有している。第3シート27~第9シート39の詳細な説明は、省略する。
図3に示されるように、非展開状態における清掃シート1では、厚さ方向Tにおいて、ベースシート第1部分21aと、ベースシート第2部分21bとの間に、複数のシート、すなわち、第1シート23~第9シート39を含む9枚のシートが配置されている。
展開状態における清掃シート1において、第1シート23~第9シート39が、その順番で、第1方向D1に所定のピッチPで配置されている点は、展開状態における清掃シート1と同様である。
第1シート23では、厚さ方向Tにおいて、第1シート第1部分23a~第1シート第12部分23bがその順番で積層されている。第2シート25では、厚さ方向Tにおいて、第2シート第1部分25a~第2シート第12部分25bがその順番で積層されている。第3シート27~第9シート39は、第1シート23及び第2シート25と同様である。
図3に示されるように、非展開状態における清掃シート1は、ベースシート21(ベースシート第1部分21a及びベースシート第2部分21b)を、複数のシート(特に、第9シート39)よりも、第1方向他方向D12側に長く構成させることにより形成された、一対の展開用把持部89を備えている。一対の展開用把持部89は、厚さ方向Tに所定距離dだけ離間しているので、使用者が、一対の展開用把持部89を把持して、清掃シート1を展開させやすい。
非展開状態における清掃シート1(積層構造3)の一対の展開用把持部89を把持し、ベースシート第1部分21aをベースシート第2部分21bから遠ざかるように第2方向D2、具体的には第2方向一方向D21に展開させると、ベースシート第1部分21aに連結している第1シート23~第9シート39のそれぞれが、第2方向D2に展開する。
第1実施形態に従う清掃シート1は、特に限定されず、例えば、図4に示されるように製造することができる。
把持部形成用シート41が融着されたベースシート21に、第1シート23を構成する第1シート用積層体101、第2シート25を構成する第2シート用積層体103、第3シート27を構成する第3シート用積層体105、第4シート29を構成する第4シート用積層体107、第5シート31を構成する第5シート用積層体109、第6シート33を構成する第6シート用積層体111、第7シート35を構成する第7シート用積層体113、第8シート37を構成する第8シート用積層体115、第9シート39を構成する第9シート用積層体117を、その順番で、第1方向D1に所定のピッチPで配置する。
把持部形成用シート41、ベースシート21、及び第1シート用積層体101~第9シート用積層体117を、直交方向DCの中心を通り、第1方向D1に延びる第1方向中心線CL1に沿って融着させ、融着部11を形成することにより、融着シート119を形成する。次いで、融着シート119の、第1シート用積層体101~第9シート用積層体117のそれぞれを構成するシートの端部(符号を付していない)にホットメルト接着剤121を塗工し、次いで、融着シート119を、融着部11のところで折畳んで、第1シート用積層体101~第9シート用積層体117のそれぞれのホットメルト接着剤121が塗工された部分同士を接着させることにより、清掃シート1が形成される。
第1実施形態に従う清掃シート1は、被清掃面の清掃性に優れる。また、第1実施形態に従う清掃シート1は、展開状態と、非展開状態とを採ることができ、コンパクト性に優れる。
図6及び図7は、本開示の別の実施形態(以下、「第2実施形態」と称する)に従う清掃シート1を説明するための図である。具体的には、図6は、展開状態における清掃シート1の正面、平面及び左側面側の斜視図である。図7は、非展開状態における清掃シート1の正面、平面及び左側面側の斜視図である。
第2実施形態に従う清掃シート1は、ハンディ用清掃具151(図5を参照)に取り付けられて用いられる清掃シートである。また、第2実施形態に従う清掃シート1は、薬液を含む、ウェット型の清掃シートである。清掃シート1は、非展開状態と、展開状態とを形成することができ、具体的には、展開状態における、単一の清掃シート部分5と、非展開状態における、単一の積層構造3とを形成することができる。また、第2実施形態に従う清掃シート1では、清掃シート部分5が、展開状態において、約180°の清掃シート部分角度を有する。
展開状態における清掃シート1(清掃シート部分5)は、お互いに直交する、第1方向D1、直交方向DC及び厚さ方向T、並びに第2方向D2を備えている。展開状態における清掃シート1(清掃シート部分5)における、第1方向D1、直交方向DC及び厚さ方向T、並びに第2方向D2は、第1実施形態のものと同様である。非展開状態における清掃シート1(積層構造3)は、展開状態における清掃シート1(清掃シート部分17)と、後述する、ベースシート第2部分201bが同一の方向を有するように、第1方向D1、直交方向DC及び厚さ方向T、並びに第2方向D2を有している。
図6に示されるように、展開状態における清掃シート1は、ベースシート201と、複数のシート、すなわち、第1シート211、第2シート213、第3シート215及び第4シート217を含む4枚のシートとを備えている。
ベースシート201は、第2方向D2の中央において第1方向D1に間欠的に延びている融着部203により、ベースシート第1部分201aと、ベースシート第2部分201bとに区画されている。
ベースシート201は、第1シート211~第4シート217と反対側の面に配置された、把持部13を形成するための把持部形成用シート221を備えている。具体的には、把持部形成用シート221は、第2方向D2の中央において第1方向D1に間欠的に延びている融着部203により、把持部形成用シート第1部分221aと、把持部形成用シート第2部分221bとに区画されており、ベースシート第1部分201aと、ベースシート第2部分201bとは、それぞれ、第1シート211~第4シート217と反対側の面に配置された、把持部13を形成するための把持部形成用シート第1部分221aと、第1シート211~第4シート217と反対側の面に配置された、把持部13を形成するための把持部形成用シート第2部分221bを備えている。
なお、第2実施形態に従う清掃シート1は、第1実施形態に従う清掃シート1と同様の把持部用融着部15を備えている。把持部用融着部15は、公知の部分であるため説明を省略する。
把持部形成用シート221、及び第1シート211~第4シート217のそれぞれは、熱融着性繊維と、保水性繊維とを含むスパンレース不織布から構成されており、薬液を含んでいる。また、ベースシート201は、熱融着性繊維からなるスパンボンド不織布から構成されている。
展開状態における清掃シート1において、第1シート211~第4シート217のそれぞれは、全体として第2方向D2と並行な方向に延びている(第2方向D2と並行な方向に展開している)とともに、第1シート211~第4シート217が、その順番で、第1方向D1に所定のピッチPで配置されている。なお、第1シート211~第4シート217のそれぞれは、第1方向D1に所定のピッチPよりも若干短い長さを有するため、第1シート211~第4シート217は、若干の間隔をあけて配置されている。
第1シート211は、第1固定端部231と、第1自由端部233とを備えているとともに、第2方向一方向D21の端部に配置された、一方の第1端部領域235と、第2方向他方向D22の端部に配置された、他方の第1端部領域237とを有している。
第1シート211は、15の折返し部(符号を付していない)により、第1方向一方向D11と、第1方向他方向D12とに交互に折返されてる第1蛇腹構造241を有している。具体的には、第1シート211は、第2方向他方向D22において、第1方向他方向D12、次いで、第1方向一方向D11に交互に計15の折返し部で折返されている第1蛇腹構造241を有している。
第1シート23は、15の折返し部(符号を付していない)により、第1シート第n部分(n=1~16)に区画され、第1蛇腹構造241を構成する両端の第1シート第1部分211a及び第1シート第16部分211bは、それぞれ、一方の第1端部領域235及び他方の第1端部領域237に該当し、第1シート第1部分211a及び第1シート第16部分211bのそれぞれは、第1固定端部231としてベースシート201に連結されている。具体的には、第1シート第1部分211a及び第1シート第16部分211bは、それぞれ、第1固定端部231として、ベースシート第1部分201a及びベースシート第2部分201bに連結されている。
第2シート213~第4シート217は、第1シート211と同様に、第2蛇腹構造243~第4蛇腹構造247を有している。第2シート213~第4シート217の詳細な説明は、省略する。
図7に示されるように、非展開状態における清掃シート1では、厚さ方向Tにおいて、ベースシート第1部分201aと、ベースシート第2部分201bとの間に、複数のシート、すなわち、第1シート211~第4シート217を含む4枚のシートが配置されている。
非展開状態における清掃シート1において、第1シート211~第4シート217が、その順番で、第1方向D1に所定のピッチPで配置されている点は、展開状態における清掃シート1と同様である。
第1シート211では、厚さ方向Tにおいて、第1シート第1部分211a~第1シート第16部分211bがその順番で積層されている。第2シート213~第4シート217は、第1シート211と同様である。
図7に示されるように、非展開状態における清掃シート1は、ベースシート201(ベースシート第1部分201a及びベースシート第2部分201b)を、複数のシート(特に、第4シート217)よりも、第1方向他方向D12側に長く構成させることにより形成された、一対の展開用把持部89を備えている。一対の展開用把持部89(ベースシート第1部分201a及びベースシート第2部分201b)は、厚さ方向Tに所定距離dだけ離間しているので、使用者が、一対の展開用把持部89を把持して、清掃シート1を展開させやすい。
非展開状態における清掃シート1(積層構造3)の一対の展開用把持部89を把持し、ベースシート第1部分21aをベースシート第2部分21bから遠ざかるように第2方向D2、具体的には第2方向一方向D21に展開させると、ベースシート第1部分21aに連結している第1シート211~第4シート217が、第2方向D2に展開する。
第2実施形態に従う清掃シート1は、(i)融着部11を形成せずに、融着シート119を折畳むことにより折畳み構造体を形成し、次いで、折畳み構造体に、第1方向D1に間欠的に融着部203を形成する点、及び(ii)ホットメルト接着剤121を塗工しない点を除き、図4に示される第1実施形態に従う清掃シート1と同様に製造することができる。
第2実施形態に従う清掃シート1は、第1実施形態に従う清掃シート1と同様に、被清掃面の清掃性に優れる。また、第2実施形態に従う清掃シート1は、展開状態と、非展開状態とを採ることができ、コンパクト性に優れる。
図8は、本開示のさらに別の実施形態(以下、「第3実施形態」と称する)に従う清掃シート1を説明するための図である。具体的には、図8は、展開状態における清掃シート1の正面、平面及び左側面側の斜視図である。なお、第3実施形態に従う清掃シート1は、非展開状態において、第1実施形態に従う清掃シート1と同様の形状を有するので図示は省略する(図3を参照)。
なお、第3実施形態に従う清掃シート1は、第1実施形態に従う清掃シート1と類似する部分が多いため、適宜、第1実施形態に従う清掃シート1の形状等を引用し、第3実施形態に従う清掃シート1を説明する。
第3実施形態に従う清掃シート1は、ハンディ用清掃具151に取り付けられて用いられる清掃シートである。また、第1実施形態に従う清掃シート1は、薬液を含む、ウェット型の清掃シートである。清掃シート1は、非展開状態と、展開状態とを形成することができ、具体的には、展開状態における、単一の清掃シート部分5と、非展開状態における、単一の積層構造(図示せず)とを形成することができる。また、第3実施形態に従う清掃シート1では、展開状態において、清掃シート部分5が、約180°の清掃シート部分角度を有する。
展開状態における清掃シート1(清掃シート部分5)は、お互いに直交する、第1方向D1、直交方向DC及び厚さ方向T、並びに第2方向D2を備えている。展開状態における清掃シート1(清掃シート部分5)における、第1方向D1、直交方向DC及び厚さ方向T、並びに第2方向D2は、第1実施形態のものと同様である。
図8に示されるように、展開状態における清掃シート1は、ベースシート21と、複数のシート、すなわち、第1シート23、第2シート25、第3シート27、第4シート29、第5シート31、第6シート33、第7シート35、第8シート37及び第9シート39を含む9枚のシートとを備えている。
ベースシート21(ベースシート第1部分21a及びベースシート第2部分21b)と、把持部形成用シート41(把持部形成用シート第1部分41a及び把持部形成用シート第2部分41b)とは、第1実施形態と同様であるため、説明を省略する。
把持部形成用シート41、及び第1シート23~第9シート39のそれぞれは、熱融着性繊維と、保水性繊維とを含むスパンレース不織布から構成されており、薬液を含んでいる。また、ベースシート21は、熱融着性繊維からなるスパンボンド不織布から構成されている。
展開状態における清掃シート1において、第1シート23~第9シート39のそれぞれは、全体として第2方向D2と並行な方向に延びている(第2方向D2と並行な方向に展開している)とともに、第1シート23~第9シート39が、その順番で、第1方向D1に所定のピッチPで配置されている。なお、第1シート23~第9シート39のそれぞれは、第1方向D1に所定のピッチPと略同一の長さを有するため、第1シート23~第9シート39の間隔は、略0である。
第3実施形態に従う清掃シート1では、複数のシートを構成する奇数番目のシート(すなわち、第1シート23、第3シート27、第5シート31、第7シート35及び第9シート39)は、第1実施形態に従う清掃シート1の第1シート23(及び第2シート25~第9シート39)と同一の形状を有する。すなわち、上記奇数番目のシートは、第2方向他方向D22において、第1方向他方向D12、次いで、第1方向一方向D11に交互に計11の折返し部で折返されている。
なお、図8では、第1シート23の折返し部である、11の第1折返し部301の一部が示されているが、第3シート27、第5シート31、第7シート35及び第9シート39の折返し部は、省略されている。
一方、第3実施形態に従う清掃シート1では、複数のシートを構成する偶数番目のシート(すなわち、第2シート25、第4シート29、第6シート33及び第8シート37)は、第1実施形態に従う清掃シート1の第1シート23(並びに第2シート25~第9シート39)と、直交方向DC及び厚さ方向Tを通る平面に関して面対称の関係にある。換言すると、上記偶数番目のシートは、第2方向他方向D22において、第1方向一方向D11、次いで、第1方向他方向D12に交互に計11の折返し部で折返されている。
なお、図8では、第2シート25の折返し部である、11の第2折返し部303の一部が示されているが、第4シート29、第6シート33及び第8シート37の折返し部は、省略されている。
従って、第3実施形態に従う清掃シート1では、上記奇数番目のシートと、上記偶数番目のシートとは、折返し部がお互いに向かい合うように配置されている。
第3実施形態に従う清掃シート1では、上記奇数番目のシートと、上記偶数番目のシートとは、お互いに向かい合う折返し部(直交方向DCの中央に配置された折返し部を除く)において、ホットメルト接着剤305によりお互いに接合されている。
第3実施形態に従う清掃シート1は、被清掃面の清掃性に優れる。
図9は、本開示のさらに別の実施形態(以下、「第4実施形態」と称する)に従う清掃シート1を説明するための図である。具体的には、図9は、展開状態における清掃シート1の正面、平面及び左側面側の斜視図である。
第4実施形態に従う清掃シート1は、ハンディ用清掃具151(図5を参照)に取り付けられて用いられる清掃シートである。また、第4実施形態に従う清掃シート1は、薬液を含む、ウェット型の清掃シートである。清掃シート1は、展開状態を形成することができ、具体的には、展開状態における、単一の清掃シート部分5を形成することができる。第4実施形態に従う清掃シート1では、清掃シート部分5が、展開状態において、約180°の清掃シート部分角度を有する。
なお、第4実施形態に従う清掃シート1は、非展開状態を形成しない。
展開状態における清掃シート1(清掃シート部分5)は、お互いに直交する、第1方向D1、直交方向DC及び厚さ方向T、並びに第2方向D2を備えている。展開状態における清掃シート1(清掃シート部分5)における、第1方向D1、直交方向DC及び厚さ方向T、並びに第2方向D2は、第1実施形態のものと同様であるため、説明を省略する。
図9に示されるように、展開状態における清掃シート1は、ベースシート401と、複数のシート、すなわち、第1シート403、第2シート405、第3シート407、第4シート409、第5シート411、第6シート413、第7シート415、第8シート417及び第9シート419を含む9枚のシートとを備えている。
ベースシート401は、第1シート403~第9シート419と反対側の面に配置された、把持部(図示せず)を形成するための把持部形成用シート421を備えている。把持部形成用シート421は、第1実施形態における把持部形成用シート41と同様であるため、説明を省略する。
把持部形成用シート421、及び第1シート403~第9シート419のそれぞれは、熱融着性繊維と、保水性繊維とを含むスパンレース不織布から構成されており、薬液を含んでいる。また、ベースシート401は、熱融着性繊維からなるスパンボンド不織布から構成されている。
展開状態における清掃シート1において、第1シート403~第9シート419のそれぞれは、全体として第2方向D2と並行な方向に延びている(第2方向D2と並行な方向に展開している)とともに、第1シート403~第9シート419が、その順番で、第1方向D1に、所定のピッチPで配置されている。
第1シート403~第9シート419のそれぞれは、180°以上の中心角を有する円弧と、弦とから形成される弓形形状を有する。上記弓形形状は、半円部と、残余部とに区画される。
なお、図9では、第1シート403の弓状形状である第1弓状形状を構成する第1半円部423と、第1残余部425とが示されているが、第2シート405~第9シート419の弓状形状の符号は、省略されている。
第1シート403~第9シート419のそれぞれは、固定端部と、自由端部とを備えているとともに、上記残余部が、上記固定端部を構成している。
また、第1シート403~第9シート419のそれぞれは、第2方向一方向D21の端部に配置された、一方の端部領域と、第2方向他方向D22側の端部に配置された、他方の端部領域とを有している。
第1シート403~第9シート419のそれぞれにおいて、上記固定端部がベースシート401に連結されており、第1シート403~第9シート419のそれぞれにおいて、上記自由端部が、一方の端部領域と、他方の端部領域とにおいて、ベースシート401に連結されている。
また、第1シート403~第9シート419のそれぞれにおいて、上記自由端部が、一方の端部領域と、他方の端部領域とにおいて、ベースシート401に連結されている。
なお、図9では、第1シート403の、固定端部、自由端部、一方の端部領域、及び他方の端部領域である、それぞれ、第1固定端部427、第1自由端部429、一方の第1端部領域431及び他方の第1端部領域433が示されているが、第2シート405~第9シート419のそれらの符号は、省略されている。
第4実施形態に従う清掃シート1は、被清掃面の清掃性に優れる。
本開示の清掃シートは、第1方向と、第1方向の周方向を構成する第2方向とを備えている。第1方向及び第2方向については、上述の通りである。
なお、本開示の清掃シートは、第1方向の周方向を構成する第2方向を備えているが、このことは、展開状態における清掃シートの、第1方向と直交する直交断面が、第2方向に沿って、円弧形状を有すること(例えば、上記直交断面が、円、扇形等であること)を意味するものではない。
展開状態における本開示の清掃シートは、第2方向に沿って、例えば、湾曲形状(例えば、円弧、楕円弧)、直線形状、それらの任意の組み合わせ等であることができる。
本開示の清掃シートは、ベースシートと、複数のシートとの組み合わせを清掃シート部分と称した場合に、一又は複数の清掃シート部分を含むことができる。
本開示の清掃シートが、複数の清掃シート部分を含む場合には、上記清掃シートは、複数の清掃シート部分を、任意の形態で含むことができる。上記清掃シートは、例えば、第1方向、第2方向、直交方向等に、連続して又は所定の距離離間して配置された複数の清掃シート部分を含むことができる。この場合には、清掃シートは、例えば、複数の清掃シート部分が、複数の清掃シート部分のそれぞれのベースシートを、別体のシート(例えば、把持用シート)等に、連続して又は所定距離離間させて連結させたものであってもよく、そして複数の清掃シート部分のベースシートが連結している、例えば、複数の清掃シート部分のベースシートが一体のシートから構成されているものであってもよい。
当該清掃シートの複数の清掃シート部分は、例えば、片面清掃型のフロア用清掃具の片面の清掃面に配置されることができ、そして両面清掃型のフロア用清掃具の両面の清掃面に配置されることができる。
また、上記清掃シートは、例えば、第2方向に連続して、又は所定の距離離間して配置された複数の清掃シート部分を備えていることができる。この場合には、上記清掃シートは、例えば、複数の清掃シート部分を、複数の清掃シート部分のベースシート同士が向かい合うように(複数の清掃シート部分の複数のシートが反対側を向くように)連結させたものであることができる。
例えば、清掃シートが、以下の2つの清掃シート部分を含むとともに、2つの清掃シート部分が、計360°の清掃シート部分角度(例えば、2つの清掃シート部分のそれぞれが180°の清掃シート部分角度)を有する場合には、清掃シートは、以下のように形成されうる。
・第1清掃シート部分(ベースシート及び複数のシートを含む)
・第2清掃シート部分(ベースシート及び複数のシートを含む)
第1清掃シート部分及び第2清掃シート部分を、それらのベースシートを向かい合わせるように連結する(例えば、第1清掃シート部分のベースシートと、第2清掃シート部分のベースシートとを連結する)。
上記連結としては、例えば、接着剤による接着部、熱融着性繊維による融着部等が挙げられる。
本開示の清掃シート(清掃シート部分)では、複数のシートのそれぞれが、第2方向に沿う方向に延びているとともに、上記複数のシートが、第1方向に順に配置されている。
上記複数のシートは、第1方向に順に配置されていれば特に制限されず、例えば、所定のピッチPで配置されることができる。複数のシートのそれぞれが、第1方向に所定の長さを有する場合には、例えば、複数のシートのそれぞれの第1方向の長さをピッチPと等しくし、複数のシートのうち、第1方向に隣接するシートとの間隔を0としてもよい。
本開示の清掃シート(清掃シート部分)では、複数のシートのそれぞれが、固定端部と、自由端部とを備えている。また、複数のシートのそれぞれは、第2方向の両端に配置された、一方の端部領域と、他方の端部領域とを有している。
本開示の清掃シート(清掃シート部分)では、上記一方の端部領域と、他方の端部領域とは、清掃シートの周方向又は第2方向における端部である。
例えば、清掃シート部分角度が180°である場合(ベースシートが平面上に配置されている場合)には、一方の端部領域と、他方の端部領域とは、清掃シートの第2方向における端部であり、そして清掃シート部分角度が180°以外の場合には、一方の端部領域と、他方の端部領域とは、清掃シートの第2方向における端部である。
複数のシートのそれぞれにおいて、上記固定端部は、ベースシートに連結されており、そして自由端部は、原則として、固定端部よりも、ベースシートから遠い位置に配置されている。
上記固定端部において、複数のシートのそれぞれは、ベースシートに、当技術分野で公知の手段、例えば、接着剤による接着部、熱融着性繊維による融着部等により連結されることができる。
複数のシートの少なくとも一部(好ましくは40%以上、より好ましくは60%以上、さらに好ましくは80%以上、そしてさらにいっそう好ましくは100%の枚数)において、自由端部が、一方の端部領域及び他方の端部領域において、ベースシートに連結されている。それにより、清掃シートを第1方向に動かして被清掃面を清掃する際に、端部固定シートが、複数のシートが倒れることを抑制するので、清掃シートが、被清掃面の清掃性に優れる。
なお、一方の端部領域及び他方の端部領域において、上記自由端部は、ベースシートに、当技術分野で公知の手段、例えば、接着剤による接着部、熱融着性繊維による融着部等により連結されることができる。
本開示の清掃シート(清掃シート部分)では、複数のシートのそれぞれは、特に制限無く、任意の形状を有することができる。
本開示の清掃シート(清掃シート部分)では、複数のシートの少なくとも一部(好ましくは40%以上、より好ましくは60%以上、さらに好ましくは80%以上、そしてさらにいっそう好ましくは100%の枚数)が、複数の折返し部により、第1方向を構成する第1方向一方向と、第1方向他方向とに交互に折返されている蛇腹構造を有する蛇腹構造シートであることができる。
また、蛇腹構造シートにおいて、蛇腹構造を形成する両端のシート部分が、一方の端部領域及び他方の端部領域を構成していることができる。
なお、この場合において、蛇腹構造を形成する両端のシート部分は、一方の端部領域及び他方の端部領域として、シートの固定端部及び自由端部を構成する。
それにより、その面積が、蛇腹構造を有しないシートよりも大きくなり、清掃シートを第1方向に動かしながら被清掃面を清掃する場合に、複数のシートが第1方向に倒れることを抑制することができ、そして清掃シートを第2方向に動かしながら被清掃面を清掃する場合に、蛇腹構造シートを構成するシート部分の中で、あるシート部分が、被清掃面を清掃して汚れが付着した場合であっても、あるシート部分に隣接する新たなシート部分が被清掃面を清掃することができる。
上記蛇腹構造シートは、複数のシートの中で、第1方向に隣接する隣接シートに連結されていなくともよく、そして連結されていてもよい。また、蛇腹構造シートが隣接シートに連結されている場合には、複数の折返し部の少なくとも一部(好ましくは40%以上、より好ましくは60%以上、さらに好ましくは80%以上、そしてさらにいっそう好ましくは100%の個数)において、隣接シートに連結されていることが好ましい。
それにより、清掃シートを第1方向に動かしながら被清掃面を清掃する場合に、上記蛇腹構造シートが、複数のシートが第1方向に倒れることを抑制することができる。
上記蛇腹構造シートは、隣接シートに、当技術分野で公知の手段、例えば、接着剤、熱融着性繊維の融着等により連結されることができる。
本開示の清掃シート(清掃シート部分)では、複数のシートの少なくとも一部が、複数の折返し部により、第1方向を構成する第1方向一方向と、第1方向他方向とに交互に折返されていなくともよく、例えば、単一の折返し部により、第1方向一方向又は第1方向他方向に折返されている単一折返しシートであってもよく、そして折返されていない非折返しシートであってもよい。
上記単一折返しシート及び非折返しシートは、特に制限されず、例えば、扇形、例えば、真円の楕円型、楕円の扇形等の形状を有することができる。
上記単一折返しシート及び非折返しシートは、被清掃面に面接触しやすい。
上記単一折返しシート又は非折返しシートは、複数のシートのうち、第1方向に隣接する隣接シートに連結されていなくともよく、そして連結されていてもよい。それにより、清掃シートを第1方向に動かしながら被清掃面を清掃する場合に、上記単一折返しシート又は非折返しシートが、複数のシートが第1方向に倒れることを抑制することができる。
上記単一折返しシート又は非折返しシートは、隣接シートに、当技術分野で公知の手段、例えば、接着剤による接着部、熱融着性繊維による融着部等により連結されることができる。
本開示の清掃シートは、非展開状態を採らなくても、そして非展開状態を採ることができてもよく、そして非展開状態を採ることができることが好ましい。それにより、使用前又は使用後に清掃シートをコンパクト化することができる。
上記非展開状態における清掃シートとしては、清掃シートの清掃シート部分において、ベースシートが、複数のシートを間に挟んで折り畳まれたものが挙げられる。
本開示の清掃シートがウェット型であるとともに、清掃シートが非展開状態を採ることができる場合には、非展開状態における清掃シートが、清掃シートを展開させるための一対の展開用把持部を備えていることが好ましい。清掃シートがウェット型である場合には、薬液により、非展開状態における清掃シートにおいて、複数のシート同士が貼り付き、展開させにくくなる場合があるからである。清掃シートの展開しやすさの観点から、上記一対の展開用把持部は、非展開状態における清掃シートの複数のシートから、清掃シートの外方(例えば、第1方向)に突出していることが好ましく、一対の展開用把持部は、所定距離だけ離間して配置されていることがより好ましく、そして一対の展開用把持部は、疎水性布帛から構成されることがさらに好ましい。
本開示の清掃シートでは、清掃シート部分の清掃シート部分角度は任意であり、0°超且つ360°以下であり、好ましくは150°以上である。被清掃面の清掃性の観点からである。
ベースシートに、清掃具又は使用者が把持するための把持部用の部材をさらに備えている場合には、上記清掃シート部分角度は、150°以上且つ360°未満であることが好ましい。被清掃面の清掃性の観点からである。
また、ベースシートを、清掃具又は使用者が把持するための把持部として用いる場合には、上記清掃シート部分角度は、360°であることができる。
本開示の清掃シートは、ウェット型、ドライ型のいずれでもよく、そして本開示の清掃シートでは、ベースシート及び複数のシートは、当技術分野で用いられているシート、例えば、布帛(例えば、不織布、織布、編物)を、特に制限なく含むことができる。上記布帛は、複数の孔が配置された有孔シートであってもよく、そして孔が配置されていない無孔シートであってもよい。なお、上記有孔シートは、例えば、特開2017-118963号公報に記載の、ウォータージェット法、ニードルパンチ法により形成された有孔シートであることができる。
また、上記ベースシート及び複数のシートは、ネットシートを含むことができる。上記ネットシートとしては、合成樹脂製の網目構造を有するものが挙げられる。また、上記ネットシートは、単独で上記ベースシート及び複数のシートを構成してもよく、そして他のシート状物、例えば、上述の布帛に貼付された状態で上記ベースシート及び複数のシートを構成することができる。換言すると、上記ベースシート及び複数のシートのそれぞれは、ネットシートと、他のシート状物(例えば、布帛)との積層物であってもよい。
上記ネットシートの積層物では、ネットシートが、ネットシートの積層物の一方面又は他方面を構成するように配置されることができる。
上記ベースシート及び複数のシートの少なくとも一部、例えば、全部は、熱融着性繊維を含むことができる。それにより、固定端部、自由端部等を融着部から構成しやすくなる。
上記熱融着性繊維としては、合成繊維、例えば、熱融着性繊維、例えば、ポリオレフィン系ポリマー、例えば、ポリエチレン若しくはポリプロピレン;ポリエステル系ポリマー、例えば、テレフタレート系ポリマー、例えば、ポリエチレンテレフタレート(PET),ポリブチレンテレフタレート,ポリペンチレンテレフタレート;ポリアミド系ポリマー、例えば、ナイロン6若しくはナイロン6,6;アクリル系ポリマー;ポリアクリロニトリル系ポリマー;又はそれらの変性物、あるいはそれらの組み合わせ等から形成された繊維が挙げられる。
本開示の清掃シートでは、ベースシート及び複数のシートの少なくとも一部、例えば、全部は、保水性繊維を含むことができる。それにより、清掃シートが、薬液を含みやすくなる、液体の汚れを吸収しやすくなる等の作用を有する。
上記保水性繊維としては、セルロース系繊維、例えば、パルプ繊維、再生セルロース繊維、及び半合成セルロース繊維が挙げられる。上記再生セルロース繊維としては、レーヨン繊維、例えば、ビスコースから得られるビスコースレーヨン、ポリノジック及びモダール、セルロースの銅アンモニア塩溶液から得られる銅アンモニアレーヨン繊維(「キュプラ」とも称される);有機化合物及び水の混合溶液である有機溶剤を用いた有機溶剤紡糸法によって得られ、セルロース誘導体を経ないリヨセル及びテンセル等が挙げられる。
上記半合成セルロース繊維としては、例えば、アセテート繊維、例えば、トリアセテート繊維及びジアセテート繊維が挙げられる。
上記ネットシート、有孔シート及び無孔シートは、その目の粗さから、汚れの掻取性が、概ね以下の関係にある。
ネットシート>有孔シート>無孔シート
本開示の清掃シートが、上記ネットシート、有孔シート及び無孔シートの少なくとも2種を含む場合には、汚れの掻取性の観点から、相対的に高い掻取性を有する高掻取性シートと、相対的に低い掻取性を有する低掻取性シートとが、以下のように配置されることができる。
(i)清掃シート部分において、高掻取性シートを中央に(相対的に多く)配置し、低掻取性シートを端部に(相対的に多く)配置する。
清掃シート部分の中央に高掻取性シートを(相対的に多く)配置すると、清掃シートの展開状態において、高掻取性シートが被清掃面に近い位置に(相対的に多く)配置され、そして低掻取性シートがその周縁に(相対的に多く)配置されやすくなるため、高掻取性シートが汚れを落とし、そして低掻取性シートが汚れを拭き取ることができるため、清掃シートの清掃性が向上する。
(ii)清掃シートを先端側領域及び基端側領域に区画した場合に、先端側領域に高掻取性シートを(相対的に多く)配置し、基端側領域に低掻取性シートを(相対的に多く)配置する。
先端側領域に高掻取性シートを(相対的に多く)配置することにより、清掃シートの先端側領域が汚れを落とし、基端側領域に低掻取性シートを(相対的に多く)配置することにより、清掃シートの基端側領域が汚れを拭き取ることができる。
上記先端側領域と、基端側領域とは、清掃シートを所定の方向(例えば、第1方向)の中央において、上記所定の方向と直交する方向(例えば、直交方向)に延びる直交線によ区画することができる。また、上記先端側領域は、使用者から相対的に遠い領域であり、そして上記基端側領域は、使用者から相対的に近い領域である。
上記布帛としては、例えば、スパンレース不織布、スパンボンド不織布等が挙げられる。上記清掃シートがドライ型である場合には、複数のシートは、スパンレース不織布、スパンボンド不織布等を含むことができる。
上記清掃シートがウェット型である場合には、ベースシート及び複数のシートは、スパンレース不織布、スパンボンド不織布等を含むことができる。また、上記清掃シートが、ウェット型である場合には、清掃シート部分の両端に配置されるシート部分が、相対的に疎水性の高い布帛である疎水性布帛(例えば、合繊繊維からなるスパンボンド不織布)から構成され、そしてそれら間に配置されるシート部分が、相対的に親水性の高い布帛である親水性布帛(例えば、熱融着性繊維及び保水性繊維を含むスパンレース不織布)から構成され、親水性布帛に薬液を含ませることができる。それにより、親水性布帛が保持する薬液が、使用時に疎水性布帛を超えにくくなり、例えば、親水性布帛が保持する薬液が疎水性布帛を超え、使用者に触れにくくなる。また、親水性布帛が保持する薬液が、疎水性布帛を超えて揮発しにくくなる。
本開示の清掃シートは、当技術分野で公知のトウをさらに含むことができ、そして含まなくともよい。
本開示の清掃シートは、清掃具又は使用者が清掃シートを把持するための把持部をさらに備えていることができる。上記把持部は、清掃シートの任意の位置に配置することができる。
本開示の清掃シートが、単一の清掃シート部分を備えている場合であって、例えば、清掃シート部分角度が360°未満のときには、ベースシートの、複数のシートと反対側の面に把持部を有することができる。上記把持部は、例えば、ベースシートに、追加のシート状部材、例えば、把持部形成用シートを連結、例えば、融着することにより形成されうる。
また、上記把持部は、単一の把持部から構成されていてもよく、そして複数の把持部分から構成されていてもよい。例えば、2つの把持部分に、清掃具の、二股に分かれた清掃シート取付部を挿入することにより、又は2つの把持部分に、使用者の親指と、人差し指から小指までとを挿入することにより、清掃シートが清掃具又は使用者の手からずれることを抑制することができる。
本開示の清掃シートが把持部を備えている場合には、当該把持部は、任意の方向に延びていることができ、清掃具又は使用者の把持しやすさの観点からは、把持部が、第1方向に開口している挿入口部を備えているとともに、第1方向と沿う方向に延びていることが好ましい。
また、上記挿入口部が、第1方向に延出している延出部、例えば、複数のシートから第1方向に遠ざかるように延出している延出部を備えていることが好ましい。それにより、使用者が、清掃具を把持部に差し込みやすくなり、そして使用者が、身体の一部を把持部に差し込みやすくなる。
1 清掃シート
3 積層構造
5 清掃シート部分
11 融着部
13 把持部
15 把持部用融着部
21 ベースシート
21a ベースシート第1部分
21b ベースシート第2部分
23 第1シート
25 第2シート
27 第3シート
29 第4シート
31 第5シート
33 第6シート
35 第7シート
37 第8シート
39 第9シート
41 把持部形成用シート
41a 把持部形成用シート第1部分
41b 把持部形成用シート第2部分
43 第1蛇腹構造
45 第2蛇腹構造
47 第3蛇腹構造
49 第4蛇腹構造
51 第5蛇腹構造
53 第6蛇腹構造
55 第7蛇腹構造
57 第8蛇腹構造
59 第9蛇腹構造
71 第1固定端部
73 第1自由端部
81 第2固定端部
83 第2自由端部
89 展開用把持部
1 第1方向
11 第1方向一方向
12 第1方向他方向
2 第2方向
21 第2方向一方向
22 第2方向他方向
C 直交方向
C1 直交方向一方向
C2 直交方向他方向
T 厚さ方向
1 厚さ方向一方向
2 厚さ方向他方向

Claims (7)

  1. ベースシートと、複数のシートとを備えており、第1方向と、第1方向の周方向を構成する第2方向とを有する清掃シートであって、
    前記複数のシートのそれぞれが、第2方向に沿う方向に延びているとともに、前記複数のシートが、第1方向に順に配置されており、
    前記複数のシートのそれぞれが、固定端部と、自由端部とを備えているとともに、一方の端部領域と、他方の端部領域とを有しており、
    前記複数のシートのそれぞれにおいて、前記固定端部が前記ベースシートに連結されており、
    前記複数のシートの少なくとも一部において、前記自由端部が、前記一方の端部領域及び他方の端部領域において、前記ベースシートに連結されている、
    ことを特徴とする、前記清掃シート。
  2. 前記複数のシートの少なくとも一部が、複数の折返し部により、第1方向を構成する第1方向一方向と、第1方向他方向とに交互に折返されている蛇腹構造を有する蛇腹構造シートであるとともに、前記蛇腹構造を形成する両端のシート部分が、前記一方の端部領域及び他方の端部領域を構成している、請求項1に記載の清掃シート。
  3. 前記蛇腹構造シートが、前記複数の折返し部の少なくとも一部で、前記複数のシートのうち、第1方向に隣接するシートに連結されている、請求項2に記載の清掃シート。
  4. 前記複数のシートの少なくとも一部が、第1方向に折返されていない非折返しシートである、請求項1~3のいずれか一項に記載の清掃シート。
  5. 前記非折返しシートの少なくとも一部が、前記複数のシートのうち、第1方向に隣接するシートに連結されている、請求項4に記載の清掃シート。
  6. 前記清掃シートが、非展開状態を採ることができるように構成されている、請求項1~5のいずれか一項に記載の清掃シート。
  7. 前記清掃シートがウェット型であり、前記非展開状態において、前記清掃シートが、所定距離離間している、一対の展開用把持部を備えている、請求項6に記載の清掃シート。
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