JP6546528B2 - 清掃用具 - Google Patents

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Description

本発明は、清掃用具に関する。
複数のシートから形成された基材シートを使用した清掃用具は、公知である。例えば、特許文献1は、基材シートと、柄と基材シートに挿入される挿入部とを有するハンドル部材とを含む清掃用具が開示されている。また、特許文献2には、繊維によってゴミを絡め取る清掃用シートが開示されている。
特表2010−500088号 特開平7−184815号
特許文献1に開示の清掃用具は、基材シートを構成するシートのうちの少なくとも一つのシートが薬剤を含浸した親水性繊維を含み、主としてウエット状態で使用される。一方、特許文献2に開示の清掃用シートは、上下面を形成する不織布層間に、それらに絡合一体化された、合成樹脂製のネットシートが配置されており、主としてドライ状態で使用される。
特許文献1の清掃用具によれば、ウエット状態のシートによって床面に平面的に散らばる埃や埃塵を拭き取ることができるが、床面にこびりついた汚れや髪の毛等の立体的なゴミを捕集することはできない。
一方、特許文献2の清掃用シートによれば、上下面を形成する不織布層によって、床面に散らばる小さな埃塵を捕捉することはできる。しかし、清掃用シートのうちの網目状のネットシートは、厚さ方向において両側に位置する不織布層に絡合一体化されていることによって拭き取り面側において露出されず、その網目によってかかる比較的に大きなゴミを捕集したり、こびりついた汚れを拭き取ることはできない。
本発明は、ネットシートを有することによって、平面的な汚れやこびりついた汚れを拭き取ることができ、立体的なゴミを掻き取り、捕集することのできる清掃用具の提供を課題としている。
前記課題を解決するために、本発明は、基材シートと、柄と前記基材シートに挿入される挿入部とを有するハンドル部材とを含む清掃用具に関する。
本発明の清掃用具は、 前記基材シートは、厚さ方向と、前記挿入部に取り付けられる取付け面とその反対側に位置する拭き取り面とを有し、前記厚さ方向において複数のシートが積層された複層構造を有し、前記複数のシートは、繊維不織布製の第1シートと、前記第1シートの前記取付け面側に位置する、合成樹脂製のネットシートとを含み、前記ネットシートの前記取付け面側又は前記拭き取り面側に位置する繊維不織布製の第2シートをさらに有し、前記ネットシートと前記第2シートとの少なくとも一部が、互いに積層された状態で一体的に折り畳まれて複合層が形成され、清掃時において、前記拭き取り面側に前記ネットシートが露出される。
前記ネットシートは、前記第1シートよりも剛性が高いことから、使用者がハンドル部材を把持して持ち上げたときに、第1シートが垂下した状態となり、ネットシートが拭き取り面側において露出される。
前記第1シートは、親水性の繊維不織布から形成され、液体が含浸された湿潤状態であって、前記基材シートが清掃対象面から離間した状態において、前記第1シートが垂下して前記ネットシートが前記拭き取り面側に露出することから、ダストやしつこい汚れを第1シートで拭き取ることができるとともに、ネットシートで掻き取ることもできる。
前記複合層の折り畳まれる向きと、前記複合層の前記厚さ方向において隣接するシートの折り畳まれる向きとが前記厚さ方向において互いに異なることから、基材シートは立体的な形状をなし、ゴミの捕集力及び清掃効率が向上する。
前記第1シートが複数の開孔を有し、前記ネットシートの網目が前記第1シートの開孔よりも大きいことから、第1シートでは捕集できないような大きなゴミを捕集することができる。
本発明に係る清掃用具によれば、基材シートは、厚さ方向において複数のシートが積層された複層構造を有し、複数のシートは、繊維不織布製の第1シートと、第1シートの取付け面側に位置する、合成樹脂製のネットシートとを含み、清掃時において、拭き取り面側にネットシートが露出されるので、清掃対象面にこびりついた汚れを拭き取ったり、比較的に大きなゴミを捕集することができる。
図面は、本発明の特定の実施の形態を示し、発明の不可欠な構成ばかりでなく、選択的及び好ましい実施の形態を含む。
本発明の第1実施形態に係る清掃用具の斜視図。 清掃用具の分解斜視図。 図1のIII−III線に沿う断面図。 図1のIV−IV線に沿う断面図。 (a)複合層を形成する繊維不織布シートとネットシートとの平面図。(b)図5(a)のV(b)で囲んだ領域の一部拡大図。(c)図5(a)のV(c)で囲んだ領域の一部拡大図。 折り畳まれた状態の第1複合層の斜視図。 ハンドルを把持し、基材シートが床面から離間した状態における清掃用具の斜視図。 清掃用具の使用状態における、拭き取り面側の平面図。 第2実施形態に係る清掃用具のハンドル部材の平面図。 ハンドル部材の側面図。 ハンドルを把持し、基材シートが床面から離間した状態における清掃用具の斜視図 図11のXII−XII線に沿う断面図。
下記の実施の形態は、図1〜図12に示す清掃用具に関し、発明の不可欠な構成ばかりではなく、選択的及び好ましい構成を含む。
<第1実施形態>
図1〜図3を参照すると、清掃用具10は、長さ方向Y及び幅方向Xと、塵や埃等を捕集するための基材シート(清掃シート,ワイプス)30と、基材シート30を保持するためのハンドル部材20とを含む。ハンドル部材20は、柄21と、柄21の一方端に連結された、基材シート30に挿入される二股状の挿入部22とを有する。ハンドル部材20の柄21と挿入部22とは、分離可能又は分離不能に連結された別体から構成されているが、後記の本発明の効果を奏する限りにおいて、一体に成形されていてもよい。
基材シート30は、幅方向Xへ並行して延びる先端縁30a及び後端縁30bと、長さ方向Yに並行して延びる両側縁30c,30dとによって画定された略長方形状であって、厚さ方向Zと、ハンドル部材20の挿入部22によって支持される取付け面(上面)31と、拭き取り面(下面)32とを有する。また、基材シート30は、その幅方向Xの寸法を2等分する縦断中心線Pと、その長さ方向Yの寸法を2等分する横断中心線Qと、ハンドル部材20の挿入部が挿抜可能に挿入される被挿入部23を有する取付部24と、清掃対象面(フロア、タイル、家具等)の汚れを拭き取るための刷毛部25とを有する。基材シート30の取付部24と刷毛部25とは、縦断中心線P上において長さ方向Yへ延びる中央接合ライン11と、中央接合ライン11の両側において長さ方向Yへ延びるサイド接合ライン12とによって互いに接合されている。サイド接合ライン12は、長さ方向Yへ間隔を空けて配置された複数の接合部位から形成されている。
取付部24は、繊維不織布製の取付シートから形成されている。取付シートは、上面側に位置する第1取付シート27と、拭き取り面32側に位置する第2取付シート28とを有する。第2取付シート28は、刷毛部25を形成する各層とほぼ同じ外形寸法又はそれよりも僅かに大きな外形寸法を有する一方、第1取付シート27は、第2取付シート28とほぼ同じ幅方向Xの寸法を有するが、長さ方向Yの寸法がそれよりも小さくなっている。第1及び第2取付シート27,28のうちの長さ方向Yへ並行して延びる両側縁部は、幅方向Xへ延びる複数のスリット27a,28aによって短冊状を有している。取付部24は、中央接合ライン11とサイド接合ライン12との間において第1取付シート27と第2取付シート28との間に形成された空間からなる被挿入部23を有する。中央接合ライン11とサイド接合ライン12では、公知の接合手段、例えば、ホットメルト接着剤等の接着剤による接着、縫着や溶着によって各シートが接合されており、好ましくは、熱エンボス/デボス加工や超音波加工による溶着手段によって積層された各シートが接合されている。なお、第1及び第2取付シート27,28のスリット27a,28aは、オプションであって、その長さ、数や離間寸法が適宜調整することができる。
図2及び図3を参照すると、基材シート30の刷毛部25は、厚さ方向Zにおいて折り畳まれた状態で積層された複数のシート層から形成されており、取付け面31側から順に、第1繊維層(第1層)40、第1複合層(第2層)50、第2繊維層(第3層)60、第2複合層(第4層)70、第3繊維層(第5層)80を有する。これらの積層された複数の層は、中央接合ライン11によって互いに接合される。また、取付部24と刷毛部25のうちの第1繊維層40と第1複合層50とは、サイド接合ライン12によって互いに接合されている。本実施形態において、刷毛部25は、5層で形成されているが、それ以下又はそれ以上の層数で構成されていてもよいし、後記の本発明に係る効果を奏する限りにおいて、1つの複合層50,70と1つの繊維層40,60,80を含む少なくとも2層構造を有していればよい。
刷毛部25を構成する第1〜第3繊維層40,60,80は、疎水性又は親水性、好ましくは親水性であって、繊維シート、例えば、スパンボンド繊維不織布、エアスルー繊維不織布、スパンボンド・メルトブローン・スパンボンド(以下SMSとする)繊維不織布、スパンレース繊維不織布等の各種公知の繊維不織布から形成されている。第1〜第3繊維層40,60,80に使用される親水性のシートとしては、親水化処理された合成繊維のほかに、コットンやパルプの天然繊維やレーヨン等のセルロース系繊維を用いることができる。基材シート30を清掃対象面に付着した汚れを拭き取るためのウエット用の清掃シートと使用する場合には、第2取付シート28と後記のネットシート56、76とを除く、刷毛部25を構成するすべてのシートが液体を含浸した親水性繊維不織布から形成されていることが好ましい。親水性繊維不織布に含浸する液体は、主として水で構成された水溶性洗浄剤であって、ほかに、界面活性剤、溶剤、防腐剤、消臭剤、香料を単独又は複数組み合わせて使用することもできる。また、製造工程において事前に液体を含浸させない場合であっても、使用前に、使用者が自ら親水性不織布に水や薬剤を含浸させて使用することもできる。
図2〜図4を参照すると、第1及び第2複合層50,70は、第1〜第3繊維層40,60,80に使用される繊維不織布と同じ材料から形成された、取付け面31側に位置する繊維シート55,75と、合成樹脂製のネットシート(有孔シート)56,76とから構成された複層構造を有する。ネットシート56,76は、疎水性であって、ポリエチレン(PE)、ポリプロピレン(PP)やポリエチレンテレフタレート(PET)、ナイロン、アクリル等の合成樹脂を使用した合成樹脂(プラスチック)シートから形成されている。
図5(a)は、第1複合層50を構成する繊維シート55と、ネットシート56とを分離した状態を示す図である。図示していないが、第2複合層70を形成する繊維シート75とネットシート76も第1複合層50を構成する各シート55,56と同じ材料から形成されている。また、既述のとおり、第1〜第3繊維層40,60,80は、繊維シート55,75と同じシートから形成されている。
繊維シート55は、複数の開孔55aを有する有孔シートであって、ネットシート56は、複数の網目56aを有するネットワーク構造を有する。繊維シート55の厚さは、0.1〜0.2mmであって、ネットシートの厚さは、0.15〜0.25mmである。繊維シート55の開孔55aは、長さ方向Yへ長い楕円形であって、長径の長さは、1.0〜2.0mmである。一方、ネットシート56の網目56aは、幅方向Xへ長いひし形であって、その長い方の対角線は、3.0〜4.0mmであって、繊維シート55の1つの開孔55aの開口面積よりも、1つの網目の面積の方が大きくなっている。繊維シート55に形成された開孔55aは、ウォータージェットやニードルパンチによって形成することができる。例えば、繊維シート55をスパンレース製法によって製造する場合には、複数の開孔部を有するメッシュ状の搬送ベルトに繊維ウエブを搬送させて、上方から流体(水、空気)を噴射することによって、複数の開孔55aを形成することができる。各繊維層40,60,80及び繊維シート55、75に使用される繊維不織布の複数の開孔は、オプションであって、繊維間においてダストや髪の毛を捕集できる限りにおいて、開孔は形成されずに表面が平滑であってもよいし、開孔の大きさが異なるものであってもよいし、開孔の代わりに繊維不織布を貫通しない凹部が複数形成されていてもよい。また、繊維不織布として、剛性が異なるものを複数使用してもよい。
図6を参照すると、第1複合層(第2複合層70も同じ構成)50において、繊維シート55とネットシート56とは、互いに積層された状態で一体的に折り畳まれている。繊維シート55とネットシート56とは、一体性を向上させるために、互いに接着剤や溶着手段によって接合されていてもよい。本明細書において、複合層50,70の拭き取り面32側に位置する繊維層60,80を第1シート、複合層50,70においてネットシート56,76とともに折り込まれる繊維シート55,75を第2シートともいう。
再び、図1及び図2を参照すると、刷毛部25を構成する各層40,50,60,70,80は、厚さ方向Zにおいて折曲された状態で互いに中央接合ライン11を介して接合されている。各層40,50,60,70,80は、それぞれ、縦断中心線Pに関して互いに対称に位置する、先端縁30a側に位置する第1折曲域41,51,61,71,81と、後端縁30b側に位置する第2折曲域42,52,62,72,82とを有する。第1繊維層40の第1折曲域41と第2折曲域42とは、幅方向Xへ延び、かつ、互いに長さ方向Yにおいて間隔を空けて配置された複数の折曲ラインによって折曲された複数の襞部(プリーツ)を有し、厚さ方向Zへ重なる上方へ凸となる大小2つのΩ状の部分から形成された断面形状を有する。第1複合層50の第1折曲域51と第2折曲域52とは、幅方向Xへ延びる複数の折曲ラインによって折曲された複数の襞部を有し、厚さ方向Zへ重なり、下方へ凸となる大小2つのΩ状の部分からなる断面形状を有する。
また、第2繊維層60の第1折曲域61と第2折曲域62とは、幅方向Xへ延びる複数の折曲ラインによって折曲された複数の襞部を有し、厚さ方向Zへ重なって、上方へ凸となる大小2つのΩ状の部分からなる断面形状を有する。第2複合層70の第1折曲域71と第2折曲域72とは、幅方向Xへ延びる複数の折曲ラインによって折曲された複数の襞部を有し、厚さ方向Xへ重なって、下方へ凸となる大小2つのΩ状の部分からなる断面形状を有する。第3繊維層80の第1折曲域81と第2折曲域82とは、幅方向Xへ延びる複数の折曲ラインによって折曲された複数の襞部を有し、厚さ方向Zへ重なって、上方へ凸となる大小2つのΩ状の部分からなる断面形状を有する。
刷毛部25の各層40,50,60,70,80がかかる折曲態様を有することによって、厚さ方向Zにおいて互いに隣接する各層の折り畳まれる向きが、厚さ方向Zにおいて互いに異なっている。ここで、「折り畳まれる向きが、厚さ方向Zにおいて互いに異なる」とは、本実施形態のように、第1繊維層40が上方へ凸となるように折り畳まれるのに対し、それに隣接する第1複合層50が下方へ凸となるように折り畳まれている態様を意味し、厚さ方向Zにおいて対向する層どうしが互いに同一の折り畳み態様でなくてもよく、例えば、第1繊維層40が上方へ凸となる1つのΩ状の断面形状を有するのに対し、第1複合層50が下方へ凸となる大小2つ又はそれ以上のΩ状部分からなる断面形状を有していてもよい。また、断面Ω状に折り畳まれる他に、階段状、ピラミッド状等の各種公知の断面形状に折り畳まれていてもよい。さらに、厚さ方向Zにおいて対向する層どうしが、厚さ方向Zにおいて互いに異なる向きに折り曲げられている限りにおいて、各層において第1折曲域と第2折曲域とは横断中心線Qに関して対称ではなく非対称でもよいし、相似形であってもよい。また、複合層50,70において、繊維シート55,75とネットシート56,76とは、全体ではなくそれらの一部のみがともに折り畳まれていてもよい。また、厚さ方向Zにおいて対向するシートどうしの少なくとも一部が、厚さ方向Zにおいて互いに異なる方向へ折り畳まれていればよい。
このように、刷毛部25を構成する各層40,50,60,70,80が、平面状のシート部材を複数の襞部が形成されるように折り畳むことによって、屈曲点、変曲点が生じてゴミの捕集力を向上させることができる。また、各層において、厚さ方向Zにおいて互いに隣接する層どうしが、厚さ方向Zにおいて同じ向きに折り畳まれておらず、異なる向きに折り畳まれていることによって、各層間には、複数の空間S1〜S6が形成されている。具体的には、第1繊維層40の第1折曲域41と第1複合層50の第1折曲域51間に第1空間S1,第1繊維層40の第2折曲域42と第1複合層50の第2折曲域52との間に位置する第2空間S2、第1複合層50の第1折曲域51と第2折曲域52との間の部分と第2繊維層60の第1折曲域61と第2折曲域62との間の部分との間に位置する第3空間S3、第2繊維層60の第1折曲域61と第2複合層70の第1折曲域71との間に位置する第4空間S4、第2繊維層60の第2折曲域62と第2複合層70の第2折曲域72との間に位置する第5空間S5、第2複合層70の第1折曲域71と第2折曲域72との間に位置する部分と第3繊維層80の第1折曲域81と第2折曲域82との間に位置する部分との間に位置する第6空間S6が、それぞれ画定されている。
この種のハンデイタイプの清掃用具においては、基材シートを立体的かつ嵩高にしてできるだけ広い範囲でゴミを絡め取るように捕集するために、刷毛部として、合成樹脂から形成されたフィラメントの長繊維束(トウ)を用いることがある。かかる場合には、繊維を毛羽立たせることによって、基材シートを繊維不織布のみから形成する場合に比して、嵩増して捕集面積が大きくなるが、使用前に繊維を毛羽立たせるためにほぐす必要があって手間であったり、使用中に毛羽立った繊維が凹凸のある清掃対象面に引っ掛ってちぎれてしまう問題等がある。本実施形態に係る清掃用具10によれば、積層されるシート状の各層40,50,60,70,80が厚さ方向Zにおいて互いに異なる向きに折曲されることから平面的に積層されずに立体形状をなし、基材シート30内部に複数の空間S1〜S6が形成されることによって基材シート30全体の嵩が増して捕集面積が大きくなるので、トウを使用するときの上記のような問題が生じることはない。
第1及び第2複合層50,70は、繊維シート55,75とネットシート56,76とが互いに重ねられた状態で折り重ねられていることから、第1〜第3繊維層40,60,80よりも剛性が高くなっている。図7を参照すると、使用者がハンドル部材20を把持して、基材シート30が清掃対象面から離間した状態において、刷毛部25において最も拭き取り面32側に位置する第3繊維層80が自重によって垂下した状態となる。一方、第3繊維層80の取付け面31側に位置する第2複合層70は、第3繊維層80よりも剛性が高く、その上に積層された各層40,50の重さによっても垂れ下がらずに突っ張った状態となるので、拭き取り面32側において第2複合層70のネットシート76が露出している。基材シート30では、サイド接合ライン12によって取付部24、第1繊維層40及び第1複合層50が互いに接合されており、かつ、第1複合層50がその上に積層された部分の重さによって垂れ下がらずに突っ張った状態となるので、第2複合層70には、実質的に、その上に積層された第2繊維層60の重さのみが負荷されているともいえる。
図8を参照すると、このように、基材シート30を持ち上げた状態において、第3繊維層80が垂下した状態となり、第2複合層70が拭き取り面32側に露出し、そのままの状態で清掃対象面に基材シート30の拭き取り面32を当てたときには、幅方向Xの中央部分に変位した第3繊維層80からなる第1拭き取り部分87と、第1拭き取り部分87の両側に位置し、露出した第2複合層70のネットシート76からなる第2拭き取り部分88とによって、ダストを捕集することができる。
ここで、ネットシート56,76は、各繊維層40,60,80を構成する繊維不織布よりも高い剛性を有している。したがって、第1及び第2複合層50,70が繊維シート55,75を有さずにネットシート56,76のみから形成されている場合であっても、それらの拭き取り面32側に位置する繊維層のみが垂れ下がり、ネットシート56,76は突っ張った状態を維持し、拭き取り面32から外部に露出する。また、各繊維層40,60,80を親水性繊維不織布で形成して液体を含浸させることによって、その自重により、より確実に垂れ下げさせることができる。
このように、清掃用具10の拭き取り面32が第3繊維層80から形成された第1拭き取り部分87と、ネットシート76から形成された第2拭き取り部分88とを有することによって、第3繊維層80がドライな状態において、繊維不織布から形成された第1拭き取り部分87において、複数の開孔によって塵芥、髪の毛やペットの毛等の比較的に小さなゴミを捕集することができる。また、繊維不織布に比べて剛性の高い合成樹脂製のネットシートから形成された第2拭き取り部分88において、繊維シート75の開孔よりも面積の大きな複数の網目によって、糸くずや清掃対象面にこびり付いたしつこい汚れ等を掻き取るように除去することができる。
第2拭き取り部分88を形成する第2複合層70は、繊維不織布から形成された繊維シート75とともに折り込まれた複層構造を有していることから、ネットシート76によって掻き取られたゴミは繊維シート75に移行して繊維間に保持されるので保持性に優れるとともに、液状の汚れは、繊維シート75に速やかに吸収される。繊維シート75に保持されたゴミは、繊維間に入り込んで、ネットシート75側に逆戻りするのを防止される。また、繊維シート75がウエット状態であることによって、ネットシート76で掻き取った、清掃対象面にこびりついた汚れを拭き取ることができる。また、第3繊維層80が、ウエット状態にある場合には、ウエット状態の第1拭き取り部分87によって清掃対象面に付着した汚れを拭き取ることができ、第2拭き取り部分88によってゴミを捕集することができるので、状況に応じて、ハンドル部材20を操作して基材シート30を傾けながら、適宜、拭き取り面32のうちの清掃対象面に接触させる部分を使い分けることができる。
清掃用具10は、ハンディタイプであって、基材シート30を傾けてサッと床面を拭いたり、ハンドル部材20を操作して基材シート30を回転させながら比較的に狭い隙間に差し入れて基材シート30全体を使用してダストを捕集したりする。そのとき、ウエット状態にある第1〜第3繊維層40,60,80によってダストや汚れを拭き取ることができるとともに、第1及び第2複合層50,70のネットシート56,76によって、清掃対象面に付着したしつこい汚れや比較的に大きなゴミを掻き取って繊維シート55,75に吸収、移動させて保持することができる。また、刷毛部25を構成する各層40,50,60,70,80が複数の襞部を有していることから拭取り性が向上するとともに、厚さ方向Zにおいて対向する層が互いに厚さ方向Zへ異なる方向へ折り畳まれていることによって立体形状をなし、それらの間に複数の空間S1〜S6が形成されるので、各層が平面状である場合に比して、捕集面積が大きくなってより多くのゴミを捕集することができ、清掃効率が向上する。
また、フロアやタイルに基材シート30の拭き取り面32全体を押し当てるようにして使用する場合には、垂下した第3繊維層80の側面が先にフロアやタイルに当接され、中央接合ライン11の位置する中央接合部分を基点として一方側縁30c側又は他方側縁30d側へ倒れて、拭き取り面32は、幅方向Xにおいて倒伏した第3繊維層80によって形成された第1拭き取り部分87と、露出した第2複合層70のネットシート76から形成された第2拭き取り部分88とに二分されることもある。かかる場合であっても、第1拭き取り部分87と第2拭き取り部分88とによって、大小様々なゴミを捕集するとともに、しつこい汚れを拭き取ることができる。
基材シートは、厚さ方向Zにおいて、繊維層40,60,80と複合層50,70とが交互に積層されていることによって、複合層50,70のネットシート56,76で掻き取られたゴミが繊維シート55,75のみならず、それに接する繊維層40,60,80にも移動させて保持することができる。ただし、所要の保持性を発揮する限りにおいて、繊維層40,60,80と複合層50,70とが交互に積層されていなくてもよく、複合層50,70の拭き取り面側に1つの繊維層が位置していれば、複合層どうしが積層されていてもよい。
<第2実施形態>
図9は、第2実施形態に係る清掃用具10のハンドル部材20の平面図、図10は、ハンドル部材20の側面図、図11は、使用者がハンドル部材20を把持して持ち上げた状態における清掃用具の斜視図、図12は、図11のXII−XII線に沿う断面図である。本実施形態に係る清掃用具10の基本構成は、第1実施形態に係る清掃用具10と同様であるので、相違する点についてのみ、以下に説明する。
本実施形態に係る清掃用具のハンドル部材20は、柄21と、それと別体又は一体の二股状の挿入部22とを有する。挿入部22は、第1弾性部91と第2弾性部92とを有する。第1及び第2弾性部91,92は、基端部91a,92aと、先端部91b,92bと、先端部91b,92bから次第に幅広となる中間部91c,92cと、基端部91a,92a側から先端部91b,92b側へ向かって下方へ湾曲して延びる下方フレーム94,95と、基端部91a,92a側から先端部91b,92b側へ向かって上方に湾曲して延びる上方フレーム93,96とを有する。
第1弾性部91と第2弾性部92とは同形であるので、第1弾性部91の形状についてのみ説明すると、上方及び下方フレーム93,95は、軟質の合成樹脂から形成された、可撓性を有する薄板状であって、平面視において、互いに基端部91aから中間部91cに向かって次第に遠ざかるように離間寸法が大きくなり、中間部91cから先端部91bに向かって互いに近づいて収束している。また、第1弾性部91の側面視において、上方フレーム93は、基端部91aから上り勾配に延びて中間部91cにおいて上方へ凸曲し、中間部91cから先端部91bへ向かって下り勾配に延びている。一方、下方フレーム95は、基端部91aにおいて上方フレーム93と分岐して下り勾配に延び、中間部91cにおいて下方へ凸曲し、中間部91cから先端部91bへ向かって上り勾配に延びて上方フレーム95と合流している。
挿入部22がかかる立体形状を有することから、第1及び第2弾性部91,92は、上方及び下方フレーム93,94,95,96のうちの一方又は両方を押圧して弾性変形させ、互いに近づけるように撓ませることによって、弾性復元力を生じさせることができる。図11を参照すると、基材シート30のサイド接合ライン12の接合部は、上方及び下方フレーム93,94,95,96の形状に沿うように、幅方向Xの外側へ凸曲する配置態様をなしている。ハンドル部材20を基材シート30に取り付けるときに、一対の挿入部23の挿入口から第1及び第2弾性部91,92が挿入されるが、被挿入部23の挿入口は第1及び第2弾性部91,92の先端部91b,92bの幅寸法とほぼ同じ大きさであって、挿入部22をさらに挿入方向へ移動させることによって、挿入口を通過するときに、上方及び/又は下方フレーム93−96が互いに近づくように押圧されて撓み、弾性復元力が生じる。
第1及び第2弾性部91,92が、被挿入部23内において弾性復元力を生じることよって、被挿入部23は、第1及び第2弾性部91,92の形状に沿う立体形状をなしている。それによって、使用者がハンドル部材20を把持して基材シート30が清掃対象面から離間した状態において、サイド接合ライン12によって互いに接合された取付部24と、第1繊維層40及び第1複合層50とから形成された上側部分98は上方へ斜めに引き上げられて、第1複合層50のネットシート56が外部に露出する。また、第3繊維層80は、垂下した状態となるので、積層された各層が厚さ方向Zにおいて互いに離間した状態となり、第1実施形態よりもさらに基材シート30が全方位的に拡げられて嵩が増し、より多くのゴミを捕集することができる。特に、第1及び第2複合層50,70のネットシート56,76の拭き取り面32側の部分が、外部に露出された状態となるので、第1複合層50の拭き取り面32側の部分のみが露出される場合に比べて、各繊維層では掻き取ることのできないゴミや汚れをより多く、かつ、広範囲に捕集及び拭き取ることができる。
本発明に係る清掃用具を構成する部材には、特に明記されていない限りにおいて、本明細書に記載されている材料のほかに、この種の分野において通常用いられている公知の材料を制限なく用いることができる。また、本明細書において使用されている「第1」〜「第6」等の用語は、同様の要素、位置等を単に区別するために用いてある。
10 清掃用具
20 ハンドル部材
21 柄
22 挿入部
30 基材シート
31 取付け面
32 拭き取り面
50 第1複合層
55 繊維シート(第2シート)
55a 開孔
56 ネットシート
56a 網目
60 第2繊維層(第1シート)
70 第2複合層
75 繊維シート(第2シート)
76 ネットシート
80 第3繊維層(第1シート)
X 幅方向
Y 長さ方向
Z 厚さ方向

Claims (5)

  1. 基材シートと、柄と前記基材シートに挿入される挿入部とを有するハンドル部材とを含む清掃用具において、
    前記基材シートは、厚さ方向と、前記挿入部に取り付けられる取付け面とその反対側に位置する拭き取り面とを有し、前記厚さ方向において複数のシートが積層された複層構造を有し、
    前記複数のシートは、繊維不織布製の第1シートと、前記第1シートの前記取付け面側に位置する、合成樹脂製のネットシートとを含み、
    前記ネットシートの前記取付け面側又は前記拭き取り面側に位置する繊維不織布製の第2シートをさらに有し、
    前記ネットシートと前記第2シートとの少なくとも一部が、互いに積層された状態で一体的に折り畳まれて複合層が形成され、
    清掃時において、前記拭き取り面側に前記ネットシートが露出されることを特徴とする前記清掃用具。
  2. 前記ネットシートは、前記第1シートよりも剛性が高い請求項1に記載の清掃用具。
  3. 前記第1シートは、親水性の繊維不織布から形成され、液体が含浸された湿潤状態であって、前記基材シートが清掃対象面から離間した状態において、前記第1シートが垂下して前記ネットシートが前記拭き取り面側に露出する請求項1又は2に記載の清掃用具。
  4. 前記複合層の折り畳まれる向きと、前記複合層の前記厚さ方向において隣接するシートの折り畳まれる向きとが前記厚さ方向において互いに異なる請求項に記載の清掃用具。
  5. 前記第1シートが複数の開孔を有し、前記ネットシートの網目が前記第1シートの開孔よりも大きい請求項1〜のいずれかに記載の清掃用具。
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