JP5713504B2 - 清掃シートおよび清掃具 - Google Patents
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Description
シート構造体は、シート原材に所定のパターンで多数の切れ目を形成してなる切れ目群を設けてシート原材の厚み方向に対して交差する方向にシート原材を引き伸ばして切れ目群の少なくとも一部を構成する複数の切れ目を拡幅してなる複数のスリット穴を形成しているシート材を備えており、
シート材は、複数のヒートシール線を備えるとともに、該ヒートシール線の形成部分の厚みを該ヒートシール線の非形成部分の厚みよりも薄くして凹凸段差を形成しており、
清掃部に、シート材における少なくとも一部のスリット穴と凹凸段差が位置しており、
少なくとも2本のヒートシール線の一部は、清掃部内に位置してスリット穴を挟むように形成されている、ことを特徴とする清掃シート、
(2)シート構造体は、基材シートとシート材とを備えており、且つ、該基材シートとシート材とを互いに所定の位置で融着して融着部を形成している、上記(1)に記載の清掃シート、
(3)融着部は、シート材の周縁よりも内側位置に、該シート材の周縁に沿って延びるように形成されて、該シート材の周縁に自由端を形成しており、
シート材は、融着部の形成位置からシート材の自由端に向かって基材シートから立ち上がっている、上記(2)に記載の清掃シート、
(4)シート材は短冊状に形成されており、
清掃部は、基材シートの少なくとも一方面上に複数のシート材を備えてなる構造を有しており、該複数のシート材は、シート材の短手方向に互いに間隔をあけて配置されている、上記(1)から(3)のいずれかに記載の清掃シート、
(5)清掃部は、複数のシート材を積層してなる構造を備える、上記(1)に記載の清掃シート、
(6)台座と、被清掃面に対して該台座を所定方向に移動可能に台座と接続した把持柄を有しており、
上記(1)から(5)のいずれかに記載の清掃シートを台座に取り付けてなる清掃具、を要旨とする。
本発明の清掃シート1は、図1に示すように、清掃部7を形成しているシート構造体21からなる。
シート構造体21(21a)は、清掃部7を有する構造体であり、シート材2を備えるものである。ここでは、図1の例に示すように、清掃シート1が1枚のシート材2でシート構造体21を構成している場合を例として説明を進める。
清掃部7は、シート構造体21の表面22のうちの少なくとも一方の表面22aの所定領域を含む所定の部分として特定される。シート構造体21の全体が清掃部7となっていてもよい。清掃部7は、清掃シート1のうち清掃時に被清掃面の塵や埃の拭い取りに使用される部分であり、清掃シート1が後述するような台座16に取り付けられて清掃具15に使用される場合には、清掃シート1のうち、その清掃シート1が台座16に取り付けられた状態において台座16の底面19側に位置する部分である。
シート材2は、シート原材23を引き伸ばしたものにスリット穴3を形成した構造を備えるものである。シート材2は、図1や、図3から図8、図10の例に示すように平面視矩形状に形成されていてもよいし、そのほか適宜形状に形成されてよい。
シート材2の材料は、シート原材23の材料でもあるが、特に限定されず、紙、合成樹脂フィルム、不織布などを用いることができる。このとき、紙としては、エアレード等を挙げることができる。また、不織布が上記に挙げたほかの材料に比べて軽量性、強度、耐久性、接着性に優れる観点からは、シート材2は、不織布からなるシートであることが特に好ましい。
シート材2には、スリット穴3が所定のパターンで形成されている。スリット穴3の形成数は、特に限定されないが、清掃シート1に十分な塵や埃の拭い取り能力を確保する観点から、シート材2には、2以上のスリット穴3、通常は、多数のスリット穴3が好適に形成される。
スリット穴3の形状は適宜選択可能である。スリット穴3は、図1Bに示すような条状に形成されるほか、図12Cに示すようなV字状などの屈曲部を有する細長状、図9A,図9Bに示すようなC字状、S字状などの湾曲部を有する形状、それら以外にも波型状等、適宜形状に形成されてよい。その他にも、スリット穴3は、分岐形状を有するものでもよい。したがって、スリット穴3は、図9Cから図9Hに示すように、十字形状のように4方向への分岐を有する形状(図9C)、6方向への分岐を有する形状(図9D)、8方向への分岐を有する形状(図9E)、Y字状、T字状の形状など3方向への分岐を有する形状(図9F,図9G,図9H)など適宜形状に形成されてよい。図9に示すように、分岐点からスリット穴の延在端までの距離が同じ(図9H)でも異なっていてもよい(図9G)。スリット穴3の幅は、適宜設定可能であり、スリット穴3の延在方向に異なる位置において互いに同じくしていても異なっていてもよい。具体的に、図9Cのスリット穴3を例にとって見た場合に、分岐点N0からスリット穴3のそれぞれの延在端N1,N2,N3,N4までの距離WLが互いに同じくされてよく、スリット穴3の幅について、スリット穴3の延在方向に異なる位置における幅W1、W2が互いに同じであってよい。さらに、スリット穴3の幅について、スリット穴3の延在方向に分岐点N0から延在端N1,N2,N3,N4に向かって幅狭になるように形成されていてもよい。すなわち、スリット穴3について、異なる位置における幅W1、W2について、幅W2のほうが幅W1よりも小さくなっていてもよい。なお、スリット穴3の幅は、向かい合う側縁部間の距離で特定される。
また、図2B,図2Cに示すように、シート材2に形成されるスリット穴3は、スリット穴3の延在方向に沿った側縁部4がシート材2の表面10から斜めに立ち上がって立ち上がり部11を形成している、ことが好ましい。このとき、図2B,図2Cに示すように、スリット穴3の延在方向に沿った互いに向かい合う両側縁部4,4について立ち上がり部11が形成されている、ことがより好ましい。
シート材2は、多数のスリット穴3を形成してなるスリット群5を所定パターンで形成している。スリット群5は、少なくとも清掃部形成領域Rに形成される。ここに、清掃部形成領域Rは、シート材2の表面領域のうち清掃部7に含まれる領域として設定される。すなわち、シート材2の表面領域のうち所定の領域が、清掃部形成領域Rとして設定され、その領域にスリット群5が形成され、また、その領域が台座16の底面側に位置することになる領域となり、清掃シート1のうちその領域で区画特定される部分は、清掃シート1において清掃部7を構成する部分とされる。
スリット群5の形成パターンは、適宜選択可能であるが、図1Bの例で示すように、多数のスリット穴3を所定の方向に沿って1列に整列形成してなるスリット列6を、そのスリット列6の延びる方向(図1ではY方向)に対して直交する方向(図1ではX方向)に多数列を配して形成されるパターンであると、シート材2に多数のスリット穴3を所定の整列パターンに一様に配置することができて好ましい。なお、スリット列6の延びる方向は、スリット穴3の整列方向である。また、スリット列6の並び方向を、配列方向とする。図1Bのスリット列6のパターンは一例であり、スリット列6の延びる方向は、Y方向に限らず、X方向とされていてもよい。なお、図1B中、X方向及びY方向は、それぞれ、清掃シート1の厚み方向を法線とする平面上にX−Y2次元座標系を張った場合のX軸方向及びY軸方向を示す。このことは、図3から図8、及び、図10においても同様である。
スリット群5が複数のスリット列6を備える場合には、互いに隣り合うスリット列6,6は、スリット穴3をスリット列6の配列方向に見た場合に、図1Bのようにスリット穴3の形成位置が並ぶように配置されてもよいし、また、図13Aのようにスリット穴3の形成位置がずれた位置となるように配置されていてもよい。前者の場合には、スリット穴3がシート材2に格子状に配置され、後者の場合には、スリット穴3がシート材2に千鳥状に配置される。スリット群5が、一列に並ぶスリット穴3からなるスリット列6を、スリット穴3の形成位置がスリット列6の配列方向にも並ぶように整列配置して形成されている場合、清掃時に、どのスリット穴3も適度に開いた状態とすることが容易となって好ましい。また、隣り合うスリット列6,6は、図1Bの例では、スリット列6,6同士互いに離れて形成されているが、図14Aのように部分的に重なりあって形成されていてもよい。図14Aのシート材2の例は、所定の2つのスリット列6,6が互いにスリット列6,6の延びる方向に沿って部分的に重なりあうとともに、その重なり合う部分で各スリット列6,6を構成するスリット穴3が交互に配置されているように構成されている。そして、このシート材2の例では、そのような部分的に重なりあうスリット列6,6の組み合わせが、所定間隔をおいて複数組形成されている。なお、このようなスリット列6,6の組み合わせは、図14Bに示すように、間隔をおかずに複数組形成されていてもよい。この場合、スリット群5はメッシュ状のパターンに形成されうることになる。
シート材2は、次のように製造される。すなわち、図1Aのようにシート原材23に所定のパターンで多数の切れ目24を形成してなる切れ目群25を設ける。次に、切れ目群25の形成されたシート原材23を、その厚み方向に対して交差する方向に引っ張ることで、引き伸ばす。図1Aでは、例えば、互いに逆向きの矢印で示す方向Ts1と方向Ts2に、シート原材23が引き伸ばされればよい。シート原材23を引き伸ばす大きさは、適宜設定可能である。そして、この引き伸ばしが実施されたときに、切れ目群25を構成する少なくとも一部の切れ目24が引きのばされて拡幅され、貫通穴となる。その切れ目24の開口により拡幅形成された貫通穴が、スリット穴3をなす。シート材2が塵や埃の拭い取り能力に優れたものとなる点で、切れ目群25を構成する切れ目24の全体が開口してスリット穴3となることが好ましい。このとき、多数のスリット穴3が所定の位置にパターン形成されてスリット群5が形成される。
図1の例に示す清掃シート1は、シート材2で構成される。この清掃シート1は、切れ目を引き伸ばされて形成されるスリット穴3を有するため、従来のような製造工程時の抜きカス付着の虞のないものである。したがって、この清掃シート1によれば、清掃時に被清掃面に抜きカスが付着してかえって被清掃面が汚れてしまうといった問題を生じる虞も抑制される。また、スリット穴3が形成されていることから、清掃時に、スリット穴3が適度に開いて塵や埃を効果的に拭い取ることが可能である。
清掃シート1は、乾燥した状態で使用されてよいのみならず、所定の薬液をシート材2に含浸させて濡れた状態で使用されてもよい。薬液としては、清掃時に使用可能な薬液を適宜採用することができ、例えば、界面活性剤やアルコールなどを挙げることができる。
(ヒートシール線27)
清掃シート1には、図3A,図3Bに示すように、シート構造体21を構成するシート材2の所定位置にヒートシール線27が形成されていてもよい。
清掃シート1には、図1Bに示すように、シート構造体21における清掃部7の外側部分の所定位置に切れ込みが入れられて取り付け部9を形成してもよい。このとき、清掃部7の外側部分が耳部29をなす。耳部29は、取り付け部形成部30を有して構成されており、取り付け部形成部30は、清掃シート1を台座16に取り付ける際に台座16の上面側に巻き付けられて台座16の少なくとも上面に向かい合わせになる部分として特定される。また、このとき、耳部29の取り付け部形成部30に形成されることになる取り付け部9は、清掃シート1を台座16に取り付ける際の台座16の係止片に係止されて取り付け構造を構成する。図1の清掃シート1の例では、シート構造体21における清掃部7は、シート材2のスリット群5の形成された部分として特定され、その清掃部7の外側部分として耳部29が特定され、耳部29に切れ込みが形成されて取り付け部9が形成されている。取り付け部9を形成する切り込みの形状及び形成数は特に限定さればいが、図1の例では、切り込みは4箇所にそれぞれ十字型に形成されており、それぞれが台座16に取り付ける際の取り付け部9をなす。
上記では清掃シート1が1枚のシート材2でシート構造体21(21a)を構成している場合を例として説明したが、清掃シート1は、図4A,図4Bに示すように、重なりあう複数枚のシート材2(2a,2b)でシート構造体21(21b)を構成してもよい。図4A,図4Bでは、2枚のシート材2の積層構造でシート構造体21bを構成した場合を例示するが、3枚以上のシート材2が重なりあわされてなる3層の積層構造でシート構造体21を構成していてもよい。
シート構造体21bにおいて、複数のシート材2は、適宜、互いに位置あわせされつつ重ね合わされて積層構造を形成する。このとき、シート材2におけるスリット穴3の相対的な位置関係は適宜設定されてよい。シート材2を重ね合わせた際のスリット穴3の位置関係を適宜設定することは、具体的に、シート材2のスリット穴3の形成パターン及びスリット群5の形成パターンを適宜設定することで実現可能である。例えば、シート材2を重ね合わせたときに、スリット穴3,3同士が重なりあうような位置関係となるようにシート材2にスリット穴3及びスリット群5がパターン形成されてよいし、スリット穴同士が交差するような位置関係となるようにシート材2にスリット穴3及びスリット群5がパターン形成されてよいし、スリット穴同士が交差しないような位置関係となるように互いにずれた位置に配置されるようにシート材2にスリット穴3及びスリット群5がパターン形成されてよい。なお、清掃シート1が、複数のシート材2,2を備える場合においては、上記したような3パターンの位置関係の中でも、図4に示すように、スリット穴3,3が交差するような位置関係となるようにシート材2を積層してシート構造体21bが構成されることが、清掃時にスリット穴が適度に開いた状態とすることが容易となって好ましい。そこで、この場合について更に具体的に説明する。
図11A,図11Bに示すように、清掃シート1のシート構造体21bにおいては、その平面視上、個々のシート材2(2a、2b)について、シート材2aに形成されたスリット群5aの少なくとも一部を構成するスリット穴3aと、シート材2aに対して向かい合わせに重なり合うシート材2bに形成されたスリット群5bの少なくとも一部を構成するスリット穴3bとが、互いに交差する。このとき、シート材2を構成する重なり合わさる複数のシート材2a,2bとしては、スリット穴3a、3bとで互いに交差する部分が生じるようなスリット群5を形成したものの組み合わせが選択されて、そのようなシート材2a、2bが相互に位置あわせされつつ重ね合わさる。図4の例では、図11Aに示すように、一方のシート材2aとして、所定方向を延在方向とする条状のスリット穴3aを多数形成してなるスリット列6aを複数列形成してなるパターンでスリット群5aを形成したものが選択されており、さらに、これに重なりあう他方のシート材2bとして、図11Bに示すように、上記一方のシート材2aのスリット穴3aとは延在方向を異にする条状のスリット穴3bを多数形成してなるスリット列6bを複数列形成してなるパターンでスリット群5bを形成したものが選択されている。そして、そのようなシート材2a、2bがスリット群5a、5bの位置を合わせて重ね合わさることで、それぞれのシート材2a、2bに形成されたスリット穴3a、3bが互いに交差する。
清掃シート1のシート構造体21において、向かい合わせのシート材2a,2bのそれぞれに形成され互いに交差するスリット穴3a,3bは、清掃シート1の平面視上、清掃シート1の厚み方向を法線とする平面に平行な所定の軸を中心にして一方のシート材2aのスリット穴3aを反転させた形状と他方のシート材2bのスリット穴3bの形状とが重なるように形成されている、ことが好ましい。ここに、所定の軸を中心にして反転させた形状とは、スリット穴3aに対応する形状を軸周りに180度回転させた際に得られる形状である。例えば、図4Aでは、清掃シート1の厚み方向を法線とする平面に平行な所定の軸としてスリット列6の配列方向(X軸方向)に沿って延びる直線Lを軸として想定する。シート材2aのスリット穴3aをこの直線Lを中心軸にして反転させると、このスリット穴3aに対して交差するシート材2bのスリット穴3bに重ねあわさることになる。
清掃シート1のシート構造体21においては、すでに述べたように、シート材2を、図4A,図4Bに示すような2枚を重ね合わせる場合に限定されず、3枚以上を重ね合わせてもよい。ただし、この場合、互いに向かい合わせに重なり合うシート材2同士について、それぞれのシート材2に形成されたスリット群5のうちの少なくとも一部のスリット穴3同士が交差するように構成されることが、清掃時におけるスリット穴3の適切な開きの実現の点で、好ましい。
清掃シート1には、重なり合うシート材2,2同士が所定の部分で接合されて接合部8が形成されている。接合部8は、図4Aの例では、シート材2の清掃部7の外側且つスリット列6の配列方向に外側所定の位置に、シート材2の側端縁に沿って条状に形成されている。清掃シート1において、接合部8は形成位置や形状は、図4Aの例に限られない。たとえば、接合部8の形成位置については、隣り合うスリット列6の間の位置など、スリット群5の形成される清掃部7内の所定位置に形成されてもよいし、また、接合部8の形状についても、曲線状、破線状、点状、帯状、波形状など、適宜形状に形成されてよい。
上記では、シート構造体21の形態として、シート構造体21がシート材2で形成される形態について説明し、さらに、シート構造体21が耳部29を有する場合について、清掃部7及び耳部29全体をシート材2にて形成する形態について説明したが、シート構造体21の形態は、これに限定されない。シート構造体21が耳部29を備えるものである場合に、図6A,図6Bのシート構造体21(21c)に示すように、シート材2とは別体で準備された耳部形成片31がシート材2に対して所定の位置で接合されて耳部29が形成されていてよい。この場合、耳部29の少なくとも一部が、耳部形成片31で形成されることになる。すなわち、図6A,図6Bに示す例では、清掃シート1を構成するシート構造体21cは、シート材2で構成される清掃部7と、その清掃部7の外側に耳部29を備えて構成されており、また、耳部29は、清掃部7の外側の所定部分にて、取り付け部形成部30,30を形成しており、その取り付け部形成部30,30をそれぞれ耳部形成片31、31で構成していることになる。図6の例では、耳部29のうち、清掃部7の側端縁のうちY方向に延びる2つの側端縁(側辺)からX方向に沿って清掃部7の外側の部分を除いた部分が、取り付け部形成部30,30をなし、それらが耳部形成片31、31で構成される。なお、その耳部29の取り付け部形成部30を形成するそれぞれの耳部形成片31には、取り付け部9が形成されてよい。
耳部形成片31は、その形状を、特に限定されずに適宜選択可能であるが、短冊状でシート状であることが、調製容易であるとともにシート材2に対して面あたりでも接合できることによる接合容易性を考慮すれば、好適である。また、耳部形成片31は、その材料を特に限定されずに適宜選択可能であるが、上述のシート材2の材料として使用可能なものを適宜選択されてよい。耳部形成片31をシート材2に安定して固定するとともに、清掃具15で清掃を実施するにあたり、清掃シート1全体として台座16にしっかりと固定可能とする観点から、シート材2よりも伸びの少ない材質が用いられることが好ましく、スパンボンド不織布もしくはエアスルー不織布であることが好ましい。
耳部形成片31とシート材2との接合に関しては、シート構造体21cの平面視上、シート材2の端縁部の位置に耳部形成片31の端縁部が接合されて耳部形成片接合部32が形成されてよい。
耳部形成片31とシート材2との接合により耳部形成片接合部32を形成する方法は、特に限定されず、上記したような接合部8を形成する方法と同様の方法、例えばヒートシールによる接合方法などを、適宜選択可能である。
清掃シート1が、清掃部7をシート材2で形成したシート構造体21(21a、21b、21c)を構成している場合を例として説明したが、清掃シート1は、図8A,図8Bに示すように、清掃部7に基材シート33とシート材2の積層構造を形成しているシート構造体21(21d)を備えるものであってよい。
基材シート33は、特にその大きさを限定されるものではないが、シート材2の大きさと比較してシート材2の大きさ以上であることが好適であり、シート構造体21dとされた状態で上述した耳部29の取り付け部形成部30を少なくとも形成できる程度の大きさを有するようにシート材2よりも大寸法であることが、より好適である。
シート構造体21dは、清掃部7と、その清掃部7の外側に耳部29を備えて構成される。清掃部7は、基材シート33とシート材2との積層構造を備えており、シート構造体21dの平面視上、スリット穴3で構成されるスリット群5の形成部分を含む所定の領域(清掃部形成領域R)で区画される部分として特定される。耳部29は、清掃部7の外側所定部分に取り付け部形成部30,30を形成しており、図8の例では、取り付け部形成部30,30は、基材シート33におけるシート材2の非積層部分(非対面部分)で構成される。なお、この例では、基材シート33におけるシート材2の非積層部分は、シート構造体21の平面視上、耳部29のうち、清掃部7の側端縁のうちY方向に延びる2つの側端縁(側辺)からX方向に沿って清掃部7の外側の部分を除いた部分となっている。さらに、耳部29の取り付け部形成部30は、上記したような取り付け部9を形成されていることが好適である。
シート構造体21dは、基材シート33とシート材2とを位置あわせしつつ基材シート33とシート材2とを接合して基材シート接合部34を形成することで調製される。基材シート33とシート材2との接合については、基材シート33とシート材2とが融着されて接合されていることが好ましい。この場合、基材シート33とシート材2とが融着されて融着部が形成されて、その融着部が基材シート接合部34をなす。基材シート33とシート材2との接合で形成される基材シート接合部34の形成方法は、上記したシート材2,2同士を接合して接合部8を形成する際に使用可能な方法と同様の方法を、適宜選択可能である。
上記では、シート構造体21が清掃部7に基材シート33とシート材2とを積層した積層構造を備えるように構成されてよいことを、シート構造体21dを用いて説明した。このとき、シート構造体21dでは、基材シート33の1つの面に対して直接向かい合わせに配置されるシート材2の枚数は1枚であった。この点につき、シート構造体21は、これに限定されず、図10A,図10Bに示すシート構造体21eのように、基材シートの少なくとも1つの面に対して複数のシート材2が直接向かい合わされて配置されていてもよい。
清掃シート1においては、シート構造体21は、図19Aに示すシート構造体21fのように、基材シート33の少なくとも1つの面に対して、複数のシート材2を互いに間隔をあけつつ直接向かい合わせて配置し、且つ、シート構造体21の平面視上、シート材2の側周面の少なくとも一部が少なくとも1枚の基材シート33の外周縁に沿い、さらに、基材シート33の周縁を含む内側領域にシート材2全体が存在するように構成されていてよい。図19Aに示す清掃シート1の例では、シート構造体21fの全体が清掃部7とされる。このような清掃シート1によれば、シート構造体21fの外周端までくまなく清掃時に使用可能な部分とすることができる。
本発明の清掃シート1を取り付けた清掃具15は、例えば床清掃用のモップであり、図15に示すように、把持柄17を付けた台座16に清掃シート1を取付けてなる。図15は、図4に示す清掃シート1を台座16に取り付けた清掃具15を示す概略斜視模式図である。
清掃時、清掃シート1は、清掃具15の台座16に装着されるとともに清掃部7を床面などの被清掃面に押し当てられ、清掃者から把持柄17に加えられた力が台座16に伝わって台座16とともに被清掃面上を所定の方向に移動する。このとき、台座16の移動方向が、図16に示す清掃方向Fである。なお図16は、清掃具15を、その台座16の底面19側から見た状態を模式的に示す図である。ここに例示する清掃シート1では、最表面のシート材2aのスリット穴3aの延在方向E1が清掃方向Fを横切るように各スリット穴3aが形成されているため、清掃時には、最表面に露出したシート材2aに形成されたスリット穴3aを開かせてその幅を拡大させようとする拡幅力が清掃シート1に作用する。ここで、清掃シート1の最表面に露出したシート材2aを、便宜上、露出シート材とよぶ。基材シート1は、清掃時には、台座の動きに応じて、拡幅力の作用により最表面に露出した露出シート材(シート材2a)のスリット穴3aが更に開き、そのスリット穴3aの側縁部4等にて塵や埃がかきとられる。
上記では、清掃シート1が、清掃具15の台座16に取り付けられて使用される場合について説明したが、清掃シート1は、そのままテーブルなどの塵等をふき取るシートとして用いることも可能である。
2,2a,2b シート材
3,3a,3b スリット穴
4,4a,4b 側縁部
5,5a,5b スリット群
6,6a,6b スリット列
7 清掃部
8 接合部
9 取り付け部
10,10a,10b 表面
11 立ち上がり部
15 清掃具
16 台座
17 把持柄
18 係止片
19 底面
21,21a,21b,21c,21d,21e,21f シート構造体
22 シート構造体の表面
22a シート構造体の表面のうちの一方面
23 シート原材
24 切れ目
25 切れ目群
26 切れ目列
27 ヒートシール線
28 凹凸段差
29 耳部
30 取り付け部形成部
31 耳部形成片
32 耳部形成片接合部
33 基材シート
34 基材シート接合部
35 自由端
36 シート材立ち上がり端部
Claims (6)
- 清掃部を形成しているシート構造体からなる清掃シートであって、
シート構造体は、シート原材に所定のパターンで多数の切れ目を形成してなる切れ目群を設けてシート原材の厚み方向に対して交差する方向にシート原材を引き伸ばして切れ目群の少なくとも一部を構成する複数の切れ目を拡幅してなる複数のスリット穴を形成しているシート材を備えており、
シート材は、複数のヒートシール線を備えるとともに、該ヒートシール線の形成部分の厚みを該ヒートシール線の非形成部分の厚みよりも薄くして凹凸段差を形成しており、
清掃部に、シート材における少なくとも一部のスリット穴と凹凸段差が位置しており、
少なくとも2本のヒートシール線の一部は、清掃部内に位置してスリット穴を挟むように形成されている、ことを特徴とする清掃シート。 - シート構造体は、基材シートとシート材とを備えており、且つ、該基材シートとシート材とを互いに所定の位置で融着して融着部を形成している、請求項1に記載の清掃シート。
- 融着部は、シート材の周縁よりも内側位置に、該シート材の周縁に沿って延びるように形成されて、該シート材の周縁に自由端を形成しており、
シート材は、融着部の形成位置からシート材の自由端に向かって基材シートから立ち上がっている、請求項2に記載の清掃シート。 - シート材は短冊状に形成されており、
清掃部は、基材シートの少なくとも一方面上に複数のシート材を備えてなる構造を有しており、該複数のシート材は、シート材の短手方向に互いに間隔をあけて配置されている、請求項1から3のいずれかに記載の清掃シート。 - 清掃部は、複数のシート材を積層してなる構造を備える、請求項1に記載の清掃シート。
- 台座と、被清掃面に対して該台座を所定方向に移動可能に台座と接続した把持柄を有しており、
請求項1から5のいずれかに記載の清掃シートを台座に取り付けてなる清掃具。
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