JP5548015B2 - 清掃用シートおよび清掃具 - Google Patents

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Description

本発明は、清掃用シートおよび清掃具に関する。
机や棚、パーソナルコンピューターのキーボードやモニター等などの被清掃面に付着した細かな塵埃を絡め取るために使用される清掃具として、柔軟な繊維束を治具に固定してなるものが提案されている(特許文献1)。
具体的に、特許文献1の清掃具は、複数の繊維を揃えてなる柔軟な繊維束を不織布製の基布に固定した上で、それらの繊維束及び基布を束ねてその中央部を紐で縛って緊縛構造物となし、さらに緊縛構造物の中央部から一定の長さおいた両側部分で切断し、繊維をほぐして嵩高な起毛状態となしており、起毛状態の部分を球状の外観を呈するように構成してなるものである。
特開2008−55106号公報
特許文献1の清掃具は、起毛状態の繊維部分で塵埃を絡め取るものであるが、起毛状態にある部分が球状に形成されているため、起毛状態にある繊維を被清掃面に接触させた場合に形成される繊維と被清掃面との当接状態は、どの繊維についてみても同様の状態となり、当接状態を様々に変化させることが難しい。ところが、同一の被清掃面に付着した多数の塵埃について、塵埃の被清掃面への付着の強さの度合いに差があることが通常であるため、既述した繊維と被清掃面の当接状態は多様であることが好ましい。こうしたことから、特許文献1の清掃具では、塵埃の被清掃面への付着の強さのばらつき度合い如何によっては塵埃の絡め取り残りが生じる虞がある。また、特許文献1の清掃具では、塵埃の絡め取りに頻繁に使用される繊維の部分について、繊維同士の絡み合いが強くなりやすく、さらに絡み合う繊維が繊維塊たる毛玉を形成してしまって繊維による塵埃の絡め取り能力を低下させる虞もある。
本発明は、上記問題点に鑑み、被清掃面と塵埃との付着度合いにばらつきがあるような場合であっても効果的に満遍なく塵埃を拭い取ることが可能となり、塵埃の絡め取りに頻繁に使用される繊維の部分について繊維塊の形成を抑制することが可能となるような清掃用シートおよび清掃具を提供することを目的とする。
本発明は、(1)多数の繊維を並べて該繊維の流れ方向を横断する方向に接合して熱融着による接合線を形成した繊維結束体を折り曲げて重ねることで繊維の流れ方向に沿って延びる折り曲げ部を形成するとともに該折り曲げ部で連接して互いに重なる繊維層の重なり構造を形成しており、折り曲げ部で連接して互いに重なる繊維層の少なくとも一方の少なくとも折り曲げ部を起端とした一部、接合線から繊維層の内面側稜線までの距離が折り曲げ部を起端として接合線の延びる方向に沿って折り曲げ部から離れるに従い漸次長くなるように構成されており、前記互いに重なる繊維層の間には、基材シートを折り曲げて重ね合わせ、側縁部を接着して形成されている帯状の袋体が介装されている、ことを特徴とする清掃用シート、
(2)折り曲げ部で連接して互いに重なる繊維層の少なくとも折り曲げ部を起端とした一部は、いずれも接合線から繊維層の内面側稜線までの距離が折り曲げ部を起端として接合線の延びる方向に沿って折り曲げ部から離れるに従い漸次長くなるように構成されている、ことを特徴とする上記(1)に記載の清掃用シート、
(3)互いに重なる繊維層の少なくとも一方の少なくとも折り曲げ部を起端とした一部で、互いに重なる繊維層は、繊維の流れ方向に部分的に重なり合あう、上記(1)又は(2)に記載の清掃用シート、
(4)体には該袋体の長手方向の一端縁で開口して清掃用シートの外側に連通する空間部が形成されており、袋体は、空間部の奥行方向が接合線の延びる方向に沿うように配置されている、上記(1)から(3)のいずれかに記載の清掃用シート、
(5)上記(4)に記載の袋体の空間部に柄を挿入してなる清掃具、
を要旨とする。
本発明によれば、被清掃面と塵埃との付着度合いにばらつきがあるような場合であっても効果的に満遍なく塵埃を拭い取ることが可能となり、塵埃の絡め取りに頻繁に使用される繊維の部分について繊維塊の形成を抑制することが可能となるような清掃用シートおよび清掃具が得られる。
(A)本発明の清掃用シートの実施例の1つを模式的に示すための概略平面図である。(B)本発明の清掃用シートの実施例の1つについて、清掃用シートの後側から清掃用シートを見た状態を模式的に示すための概略模式図である。(C)本発明の清掃用シートの実施例の1つについて、清掃用シートの左側面の状態を模式的に示すための概略模式図である。 (A)本発明の清掃用シートを構成する繊維結束体と基材シートの配置関係を模式的に示すための概略分解斜視模式図である。(B)繊維結束体を説明するための概略平面図である。 (A)本発明の清掃用シートの実施例の1つを製造する工程を説明するための工程断面図である。(B)本発明の清掃用シートの実施例の1つを製造する工程を説明するための工程断面図である。(C)本発明の清掃用シートの実施例の1つを製造する工程を説明するための工程断面図である。(D)本発明の清掃用シートの他の実施例の1つを製造する工程の一部を説明するための工程断面図である。 (A)本発明の清掃用シートの他の実施例の1つを模式的に示すための概略平面図である。(B)図4(A)のa−a線断面を模式的に説明するための断面模式図である。 (A)本発明の清掃用シートを構成する繊維結束体と基材シートの積層構造体の例を模式的に示す平面模式図である。(B)本発明の清掃用シートを構成する繊維結束体と基材シートの積層構造体の例を模式的に示す平面模式図である。(C)本発明の清掃用シートを構成する繊維結束体と基材シートの積層構造体の例を模式的に示す平面模式図である。 本発明の清掃用シートを用いた清掃具を模式的に示す斜視模式図である。
本発明の清掃用シート1について図面に基づき説明する。なお、本明細書において、特に指定がない限り、清掃用シート、繊維層重なり体、繊維結束体ならびに袋体について、左右というとき、その左右を指定する方向は、繊維の流れ方向(図1の(A)において矢印Xに沿う方向であり、矢印Xは、右方向を示す)とする。また、清掃用シート、繊維層重なり体等について前後というとき、その前後を指定する方向は、柄の挿入口をなす開口部から折り曲げ部に向かう方向(図1(A)において矢印Yに沿う方向であり、矢印Yは、前方向を示す)であるものとする。
(清掃用シート1)
本発明の清掃用シート1は、繊維層重なり体2と袋体6とからなる。繊維層重なり体2は、図2に示すような繊維結束体11を用いて形成される。
(繊維結束体11)
繊維結束体11は、図2(A)(B)に示すように、多数の繊維3の流れ方向を揃えて繊維3を並べてなる繊維集合体(ウェブということがある)に接合線5を形成してなる。接合線5は、ウェブを構成する繊維3を、繊維3の流れ方向を横断する方向に相互に接合して略直線状に形成される。このとき接合線5の延びる方向は、繊維3の流れ方向を直交することが好ましい。繊維結束体11は、後述の折り曲げ軸Rをなす位置を起点として接合線5の延びる方向に沿って外側に向かった所定位置(位置Y1、Y2)までの部分(図2(A)(B)において斜線で示す部分N(左右方向に接合線5から繊維3の自由端部までの部分であって接合線5の延びる方向に位置Y1から位置Y2までの部分))で、折り曲げ軸Rの位置から接合線5の延びる方向に沿って外側に向かって接合線5から繊維3の自由端までの繊維3の長さが漸次異なるように、構成される。図2の例では、繊維結束体11のうち接合線5を中心として左右両側に存在する部分N(N1、N2)それぞれにおいて、接合線5から繊維3の自由端までの繊維3の長さが、折り曲げ軸Rの位置から接合線5の延びる方向に沿って外側に向かって漸次長くなる。すなわち折り曲げ軸Rから接合線5の延びる一方向に沿って外側に向かって折り曲げ軸Rから離れた距離の異なる位置T1、T2(折り曲げ軸Rに近いほうを位置T1、遠いほうを位置T2)について、位置T1における接合線5から繊維3の自由端までの繊維3の長さH1よりも、位置T2における接合線5から繊維3の自由端までの繊維3の長さH2が長い。
部分Nは、図2の例では、繊維結束体11のうち接合線5を中心として左右両側に存在するが、これに限定されない。部分Nは、繊維結束体11のうち接合線5を中心として左右少なくとも一方側に存在すればよい。すなわち、部分N1,N2は少なくともいずれか一方が存在すればよく、位置Y1,Y2は少なくともいずれか一方が存在すればよい。位置Y1が存在し、位置Y2が存在しない場合、部分Nは、折り曲げ軸Rから位置Y1までの範囲で指定される部分で形成される。位置Y2が存在し、位置Y1が存在しない場合、部分Nは、折り曲げ軸Rから位置Y2までの範囲で指定される部分で形成される。
清掃用シート1について、部分Nが繊維結束体11のうち接合線5を中心として左右両側に存在する場合、部分Nの範囲を指定する位置Y1では、接合線5を中心として左側に形成される部分N(N1)を指定する位置Y1(Y1a)と、接合線5を中心として右側に形成される部分N(N2)を指定する位置Y1(Y1b)と、両方について、それぞれ接合線5の延びる方向に同じ距離だけ折り曲げ軸Rから離れた位置にあるが、これに限定されず、Y1aとY1bは、折り曲げ軸Rから離れる距離を互いに異にしていてもよい。このことは位置Y2についても同じである。すなわち、Y2aとY2bは、折り曲げ軸Rから離れる距離を互いに異にしていてもよい。
また、清掃用シート1について、位置Y1、Y2は、図2の例に示すような繊維結束体11の側端縁と折り曲げ軸Rとの間の位置にある場合に限定されない。位置Y1、Y2は、それぞれ独立に繊維結束体11の側端縁の位置にあってもよい。この場合、繊維結束体11は、折り曲げ軸Rから接合線5の延びる方向に沿って外側に向かって繊維結束体11の側端縁位置まで、接合線5から繊維3の自由端までの繊維3の長さが漸次異なるように構成される。
(繊維3)
繊維結束体11を構成する繊維3としては、例えば綿、毛等の天然繊維、ポリエチレン、ポリプロピレン、ポリエチレンテレフタレート、ナイロン、ポリアクリル等の合成繊維、芯鞘型繊維、海島型繊維、サイドバイサイド型繊維等の複合繊維等が用いられるが、繊維相互を部分的に熱融着して結合する場合には、芯がポリプロピレン、鞘がポリエチレンからなる芯鞘型複合繊維が、鞘を構成するポリエチレンの優れた熱融着性と、芯を構成するポリプロピレンの腰の強さとを併せ持つため好ましい。繊維結束体11を構成する繊維3は0.01mm〜0.3mm径程度の太さのものが使用されることが適度に埃を絡め取ることができて好ましい。また、繊維結束体11は、材質、太さ、色等が同一の繊維のみで構成されていても、これらの異なる2種類以上の繊維で構成されていても良い。繊維結束体11の繊維3の長さは、3cmから15cm程度の範囲であることが好ましい。
繊維結束体11の接合線5は、熱融着により形成する方法にて形成されるほか、接着剤による繊維3同士の接着による方法にて形成されることも可能である。接着剤には、二液硬化型接着剤、熱可塑性樹脂系接着剤、エラストマー系接着剤、熱硬化樹脂系接着剤、瞬間接着型接着剤、ホットメルト型接着剤等を用いることができるが、加熱・冷却による迅速な接着作業が可能である観点からはホットメルト型接着剤が好ましく、また繊維への浸透性が良く深い接着層を得られる観点からは溶液型またはエマルジョン型の、熱可塑性樹脂系接着剤またはエラストマー系接着剤が好ましい。
(繊維層重なり体2)
繊維層重なり体2は、繊維結束体11を折り曲げ軸Rを軸にして折り曲げて重ねることで形成される。このとき、繊維層重なり体2には、先端に繊維3の流れ方向に沿って延びる折り曲げ部4が折り曲げ軸Rの位置に形成されるとともに、折り曲げ部4で連接する繊維層7(7a,7b)が形成される。すなわち、繊維層7a,7bは、それぞれの一方端同士で連なり、その連なる部分が折り曲げ部4をなしている。そして、このとき、繊維層7a,7bは、互いに向かい合って重なり、重なり構造を形成する。また、繊維層7a,7bにて形成される重なり構造では、一方の繊維層7aにおける対向面側の稜線(内面側稜線13(13a))と、他方の繊維層7bにおける内面側稜線13(13b)とが略一致している(図1(A)(B))。そして繊維層7a,7bは、袋体6に接合されて互いに向かい合う状態で固定されており、重なり構造が維持される。
繊維層重なり体2の繊維層7は、折り曲げ部4を起端として接合線5の延びる方向に沿って折り曲げ部4から所定の間隔をおいた所定の位置Kまでの部分(図1(A)において部分M)で、接合線5から繊維層7の内面側稜線13までの距離が、折り曲げ部4を起端として接合線5の延びる方向に沿って折り曲げ部4から離れるに従い、漸次異なるように構成されている。部分Mは、左右方向に接合線5から繊維層7の外縁部までの部分であって、折り曲げ部4を起端として接合線5の延びる方向に沿って折り曲げ部4から所定の間隔をおいた所定の位置までの部分である。図1の例では、部分Mは、向かいあう繊維層7a,7bのいずれについても(図1(C))、そして接合部5を中心とした左右の内面側稜線13,13のいずれの側ついても(図1(A))、形成されている。繊維層重なり体2の平面視上、一方の繊維層7における2つの部分M(Ma)をあわせた部分の輪郭形状と、他方の繊維層7における2つの部分M(Mb)をあわせた部分の輪郭形状とが符合している。図1(A)では、2つの部分Mbは、2つの部分Maの裏側に隠れる。
図1(A)の例では、接合部5を中心として左右に形成される部分M,Mについて、接合部5を中心とした左側に形成される部分Mを指定する位置K(Ka1)(図1中、矢印で示す)と、接合部5を中心とした右側に形成される部分Mを指定する位置K(Ka2)(図1中、矢印で示す)とは、折り曲げ部4から接合線5の延びる方向に沿って同じ距離だけ離れた位置となっている。
また、接合部5を中心とした左右の部分M,Mのいずれについても、接合線5から繊維層7の内面側稜線13までの距離が、折り曲げ部4を起端として接合線5の延びる方向に沿って折り曲げ部4から離れるに従い漸次長くなる。すなわち、いずれの部分Mにおいて、折り曲げ部4から相対的に近い位置についての接合線5から繊維層7の内面側稜線13までの距離(L1)よりも、折り曲げ部4から遠い位置についての接合線5から繊維層7の内面側稜線13までの距離(L2)のほうが長い。
ここに、接合線5から繊維層7の内面側稜線13までの距離は、接合線5と内面側稜線13との間隔を示しており、折り曲げ部4の位置を起点として繊維層重なり体2の前後方向に折り曲げ部4から離れた距離を指定することで特定される指定位置に応じて定められる。清掃用シート1については、指定位置が、折り曲げ部4の位置を起点として接合線5の延びる方向に沿って折り曲げ部4から漸次離れた位置となるにしたがい、接合線5と内面側稜線13との間隔も漸次異なる値となる。
本発明の清掃用シート1においては、繊維層重なり体2は、繊維層7(7a,7b)の少なくとも一方の少なくとも一部で、接合線5から繊維層7の内面側稜線13までの距離が折り曲げ部4を起端として接合線5の延びる方向に沿って折り曲げ部4から離れるに従い漸次異なるように構成されていればよい。したがって、部分Mの形成される部分の形成箇所数や範囲は、図1の例に限定されず、適宜定められる。部分Mは、向かいあう繊維層7(7a,7b)のいずれか一方について形成されていればよく、繊維層7の接合部5を中心とした左右の内面側稜線13,13のいずれか一方側について少なくとも形成されていればよい。また、部分Mは、繊維層7a,7bの一方または両方の全体にわたって形成されていてもよい。
部分Mが繊維層7の接合部5を中心とした左右の内面側稜線13,13の両側について形成されている場合、接合部5よりも左側右側の部分Mを指定するそれぞれ位置Ka1とKa2が存在するが、位置Ka1とKa2の位置関係は、図1(A)の例に限定されない。すなわち、位置Ka1とKa2は、折り曲げ部4から接合線5の延びる方向に沿って異なる距離だけ離れた位置とされていてもよい。こうした位置Ka1とKa2の位置関係については、向かいあう繊維層7a,7bのいずれに形成される部分Mについても同様のことがいえる。
また、部分Mにおいて、接合線5から繊維層7の内面側稜線13までの距離が漸次異なるが、その異なり方のパターン(稜線パターン)は、上記の例に限定されない。部分Mでは、接合線5から繊維層7の内面側稜線13までの距離が折り曲げ部4を起端として接合線5の延びる方向に沿って折り曲げ部4から離れるに従い漸次短くなっていてもよい。また、部分Mでは、折り曲げ部4を起端として接合線5の延びる方向に沿って折り曲げ部4から離れるに従い接合線5から繊維層7の内面側稜線13までの距離が漸次短くなる部分と漸次長くなる部分とが組みあわされていてもよい。さらに、部分Mが繊維層7の接合部5を中心とした左右両側について形成されている場合、繊維層7の接合部5を中心とした左側に形成される部分Mにおける稜線パターンと、繊維層7の接合部5を中心とした右側に形成される部分Mにおける稜線パターンとが、同じであっても異なっていてもよい。たとえば、繊維層7の接合部5を中心とした左側に形成される部分Mでは、接合線5から繊維層7の内面側稜線13までの距離が折り曲げ部4を起端として接合線5の延びる方向に折り曲げ部4から離れるに従い漸次長くなり、繊維層7の接合部5を中心とした右側に形成される部分Mでは、接合線5から繊維層7の内面側稜線13までの距離が折り曲げ部4を起端として接合線5の延びる方向に折り曲げ部4から離れるに従い漸次短くなっていてもよい。
ただし、清掃用シート1が、図1(A)に示す例のように、部分Mを、繊維層7の接合部5を中心として左右両側に形成しており、且つ、いずれの部分Mでも、接合線5から繊維層7の内面側稜線13までの距離が、折り曲げ部4を起端として接合線5の延びる方向に沿って折り曲げ部4から離れるに従い漸次長くなるように構成されている場合、次のような効果を得ることができる。まず清掃用シート1に柄を取りつけた清掃具についてみるに、繊維層重なり体2の繊維3を起毛させた状態しても、先端に向かって先細な形状となる(図6)。すると、清掃具においては、清掃時に塵埃の絡め取りに特に高頻度で使用される清掃具先端付近の繊維3の存在する部分で、清掃具の先端を起端として接合部5から繊維3の自由端までの距離が漸次異なっている状態が、柄を中心とした周囲360度どの方向についても形成されることになる。ところで清掃具においては、清掃時に高い頻度で塵埃の絡め取りに使用される部分をなす繊維について、繊維同士の絡まりによる繊維塊の発生の危険が大きい。この点、清掃用シート1では、清掃時に塵埃の絡め取りに高頻度で使用される繊維3の存在する部分で、柄を中心とした周囲360度どの方向についても清掃具の先端を起端として接合部5から繊維3の自由端までの距離が漸次異なるので、高頻度で使用される繊維3同士の絡み合いを生じるおそれが低減されている。このため、図1(A)に示す清掃用シート1に柄を取りつけた清掃具では、毛玉の発生といった繊維塊の発生の虞が効果的に抑制されている。
図1の例では、繊維層重なり体2を構成する繊維層7a,7bは、繊維結束体11を折り曲げ軸Rを軸にして折り曲げて全体に重なり合っている。このほかにも、本発明の清掃具用シート1は、繊維層7a,7bは部分的に重なり合っていてもよい。繊維結束体11として、折り曲げ軸Rを軸として非対称な形状に形成されたものを用いることで、部分的に重なり合った繊維層7a,7bの重なり構造を有する繊維層重なり体2を形成することができる。具体的に、部分的に重なり合った繊維層7a,7bの重なり構造を有する繊維層重なり体2は、例えば、繊維結束体11として、それぞれ図5(A)から(C)に示すような、繊維結束体11の平面視上、台形、並行四辺形、緩やかなS字状に形成されたものなどを用いることで、形成することができる。
繊維層7a,7bが部分的に重なり合っている場合、図4(A),(B)に示すように、繊維層重なり体2に、繊維層7a,7bの対向面側に形成される内面側稜線13a,13bが互いにずれて一致しない部分(ずれ部24)を形成させることができる。すなわち、繊維層7a,7bの少なくともいずれか一方側の部分Mにおける内面側稜線13が、その部分Mに向かい合う他方側の繊維層7の部分における内面側稜線13に符合しない。そして、このとき、繊維層重なり体2には、ずれ部24の形成によって段差が形成される(図4(B))。このように繊維層重なり体2に段差が形成されることで、清掃用シート1の繊維3と被清掃面との接触状態を多様なものとすることができ、被清掃面に付着した塵埃の絡め取り残しを効果的に抑制することができる。
(袋体6)
袋体6は、平面視上、帯状に形成されており、折り曲げ部4で連接する繊維層7,7の間に、介装されている(図1(A)(B))。この袋体6は、その長手方向の一端縁で開口して開口部9を形成するとともに開口部9にて清掃用シート1の外側に連通する空間部10を形成している。また、清掃用シート1においては、空間部10の奥行方向が接合線5の延びる方向に沿うように袋体6が繊維層7,7の層間に配置されて、袋体6が繊維層7,7に接着されて、接着部8が形成されている。清掃用シート1においては、接着部8は、適宜の形成パターンで形成されてよく、また、袋体6への形成位置、形成箇所数も適宜設定可能であるが、図1(A)(B)の例についてみるに、接着部8は、略連続線状のパターンにて形成され、そして袋体6の外両面の左右側縁部計4箇所に形成される。また、4箇所の接着部8は、いずれもその長手方向が接合線5の延びる方向に沿うように、形成される。
接着部8は、連続線状に限定されず、点線状に形成されてよい。接着部8が点線状に形成されている場合、繊維層7を構成する繊維3に、接合線5を固定端とする繊維3と、接着部8を固定端とする繊維3を混在させることができる。こうすると、繊維3の長さがより多様化して、清掃時に繊維層重なり体2を構成する繊維3の絡まりによる毛玉の発生をより効果的に抑制することができる。
袋体6と繊維層7との相互の位置関係は、繊維層重なり体2の前後方向について、適宜設定されてよい。袋体6と繊維層7との相対的な位置関係は、袋体6の開口部9と繊維層7,7の周縁部とが揃うような位置関係であってもよいし、繊維層7a,7bの周縁部よりも内側に袋体6の開口部9があるような位置関係であってもよく、また、繊維層7a,7bの周縁部よりも外側に袋体6の開口部9があるような位置関係であってもよい。
袋体6の大きさは、適宜設定することができるが、袋体6が繊維層7a,7bの間に介装されている状態において袋体6の左右側縁部が繊維層重なり体2の左右方向に繊維層7の内面側稜線13よりも内側に収まるような大きさであればよい。
袋体6は、図2(A)、図3(C)、図5(A)から(C)に示すような帯状の基材シート12の幅方向両側縁部に基材シート12の長手方向に沿って接着剤を塗布して、これを、接着剤の塗布面を内向きにして折り曲げて重ね合わせて側縁部を接着することで形成できる。このとき、袋体6では、非接着端縁が開口部9をなし、さらに基材シート12を構成するシートにて、開口部9より外部に連通する空間部10が形成されている。袋体6を形成するために使用する接着剤としては、上記したような繊維3同士の接着に使用可能な接着剤を用いることができ、例えば、二液硬化型接着剤、熱可塑性樹脂系接着剤、エラストマー系接着剤、熱硬化樹脂系接着剤、瞬間接着型接着剤、ホットメルト型接着剤等を用いることができる。
袋体6を形成するにあたり、基材シート12を折り曲げて重ね合わせる際、基材シート12の端縁同士をつきあわせて面一の状態を形成していてもよいし、基材シート12の端縁同士が互いにずらされてもよい。
なお、袋体6は、上記の例に挙げるものに限定されず、2枚の矩形帯状の基材シート片からなるものでもよい。この場合、袋体6は、次のように調製される。2枚の矩形帯状の基材シート片を準備して、基材シート片の長手方向一側端縁部を除く3辺の部分に基材シート片の縁部分に沿って接着剤を塗布する。そして、接着剤を塗布された2枚の基材シートを、接着剤塗布面同士を対面させて基材シート片の長手方向を揃えて重ね合わせる。このとき、2枚の基材シートは、接着剤を塗布されていない基材シート片の長手方向一側端縁部同士を、つきあわせられる。こうして両基材シートを接着することで、袋体6を形成することができる。
また、清掃用シート1においては、繊維層7a,7bの間に、袋体6にかえて、筒状体が介装されていてもよい。この筒状体は、2枚の帯状の基材シート片を用いて形成することができる。例えば、2枚の帯状の基材シート片を準備して、基材シート片の幅方向両側縁部に基材シート片の長手方向に沿って接着剤を塗布して、これらを、接着剤塗布面同士を対面させて基材シート片の長手方向を揃えて重ね合わせて接着することで、筒状体を形成することができる。
(基材シート12、基材シート片)
基材シート12、基材シート片は、織布、不織布など特に限定されるものではないが、多数の繊維を交絡させてなる不織布が好ましい。不織布としては、スパンレース不織布、スパンボンド不織布、サーマルボンド不織布、エアスルー不織布、ポイントボンド不織布等を用いることができるが、スパンボンド不織布、サーマルボンド不織布が好ましい。不織布を構成する繊維は、ポリプロピレン、ポリエチレン、ポリエチレンテレフタレート等の樹脂製の繊維、これらを鞘芯型やサイドバイサイド型の複合繊維としたもの等が挙げられる。
(清掃用シート1の製造方法)
次に、清掃用シート1の製造方法について説明する。
多数の長尺な繊維14をそれらの繊維14の長手方向を揃えてシート状に並置して束ねて長帯状の繊維集合体シート(ウェブシート15)を得る。次に、ウェブシート15に、間隔をおいて(適宜間隔ごとに)、ウェブシート15を構成する各繊維の流れ方向(長手方向)と交差する方向(繊維を横断する方向)(例えば、長尺な繊維14の長手方向と直交する方向)に接合して長繊維接合線16を形成する(図3(A))。その後、長繊維接合線16を覆うように帯状の基材シート12を配置する。ここに基材シート12には、ウェブシート15との対向面にホットメルト接着剤などの接着剤が塗布されている。接着剤は、基材シート12の幅方向側縁に、基材シート12の長手方向に沿って線状に塗布されて、基材シート12に線状塗布部を形成している。基材シート12は、線状塗布部の延びる方向が長繊維接合線16の延びる方向に沿うようにウェブシート15上に配置される。これにより、基材シート12はウェブシート15に接着されて線状塗布部がシート接着部17をなす(図3(B))。そして、長尺な繊維14の長手方向に隣り合う長繊維接合線16と長繊維接合線16の間にてウェブシート15は繊維14の流れ方向を横断する方向に切断される。ウェブシート15は、所定の切断パターンで切断される。図3(B)中、ウェブシート15の切断パターンは、符号18で示す。これにより、図3(C)に示すように、繊維結束体11と基材シート2との積層構造体19が得られる。さらに、積層構造体19において、基材シート2の露出面上、基材シート2の長手方向に沿った両側縁部にホットメルト接着剤などの接着剤を塗布する。そして、積層構造体19を折り曲げ軸Rを軸として、繊維結束体11が基材シート2の外側に配置されるように、矢印P方向に折り曲げ、基材シート2の接着剤塗布面および繊維結束体11を重ね合わせる。これにより、折り曲げ部4が形成されるとともに、繊維層7a,7bの重なり構造が形成され、さらに袋体6が形成されるとともに、袋体6が繊維層7a,7bの層間に介装された状態も形成される。また、このとき、長繊維接合線16が接合線5をなし、シート接着部17が接着部8をなす。こうして、清掃用シート1が製造される。
なお、上記の製造方法は、図1,2に示す清掃用シート1の製造方法を例として説明されたものである。したがって、本発明の清掃用シート1を製造するにあたり、ウェブシート15の切断パターンは、図3(B)に示すパターンに限定されない。得ようとする繊維結束体11の形状に応じて適宜選択される。例えば、台形上の繊維結束体11を形成させようとする場合には、切断パターンは、図3(D)の符号18に示すように長尺な繊維14の流れ方向を斜めに横断するように斜め方向にウェブシート15を切断するようなパターンであればよい。この場合、清掃用シート1として、図4(A),(B)に示すように、繊維層重なり体2を構成する繊維層7,7が部分的に重なりあうように構成されているものが得られる。
図1,2の例の清掃用シート1を製造するにあたっては、繊維結束体11を折り曲げる際の折り曲げ軸Rの位置は、繊維3の流れ方向を横断する方向に、繊維結束体11の中央位置となっている。繊維結束体11が折り曲げ軸Rを軸にして折り曲げられると、繊維結束体11が半折され、繊維結束体11の端縁同士がつきあわせられる。このため、形成される繊維層重なり体2を構成する繊維層7a,7bは、繊維3の流れ方向を横断する方向についての端縁の位置を互いに揃えられている。この点、本発明の清掃用シート1においては、繊維層7,7について、繊維3の流れ方向を横断する方向の端縁の位置が互いにずれていてもよい。したがって、折り曲げ軸Rは、繊維3の流れ方向を横断する方向に、繊維結束体11の中央位置からずれた位置とされてもよい。具体的には、例えば、図5(A)に示すように、繊維結束体11を折り曲げる際の折り曲げ軸を、折り曲げ軸Rから並行にややずれた位置の軸Raに変更してもよい。
(清掃用シート1を用いた清掃具20)
清掃用シート1は、図6に示すように、柄21を取り付けられて清掃具20として用いられる。すなわち、袋体6の開口部9を柄21の挿入部とし、開口部9より空間部10の奥方に向かって清掃用シート1に柄21を挿入することで柄21に清掃用シート1が取り付けられて、清掃具20が得られる。なお、柄21の形状、素材は、清掃用シート1に装着可能であれば特に限定されない。柄21の形状は、棒状体に形成されたものであってよいし、棒状の把持部の先端に舌片状の支持部を形成したものであってもよい。柄21の素材は、プラスチック、金属、木材などを用いることができるが、軽量、安価な点でプラスチックが好ましい。プラスチックを材料として用いる場合、ポリエチレン系樹脂やポリプロピレン系樹脂等のポリオレフィン系樹脂が好ましい。
清掃具20は、清掃用シート1を柄21に対して着脱自在に装着されてなるものでもよいし、清掃用シート1と柄21とを互いに接着してなるものでもよい。清掃用シート1と柄21との接着は、柄21のうち空間部10内に挿入される部分に予め接着剤を塗布して、柄21を清掃用シート1に挿入して相互に接着することで具体的に実現できる。このほか、清掃具20は、清掃用シート1を製造する際に形成される積層構造体19に、接着剤を塗布した柄21を折り曲げ軸Rをまたがないように配置し、積層構造体19を折り曲げ軸Rを軸として折り曲げることによっても、得ることができる。
(清掃具20の使用)
清掃具20は、好ましくは、清掃用シート1の繊維層重なり体2を構成する繊維3を起毛させて、繊維層重なり体2全体を毛羽立たせて繊維層重なり体2を嵩高な起毛状態として使用される。繊維層重なり体2を起毛状態とする方法としては、繊維層重なり体2をエアブローする方法を好ましく用いることができる。エアブローは、従前より公知なエアブロー装置を適宜用いて実施することができる。繊維層重なり体2を起毛状態とする方法は、清掃用シート1に柄21を挿入した前後いずれの時機に実施されてもよい。繊維層重なり体2を起毛状態とされたものは、清掃具用部品として用いられ、その清掃具用部品に柄21を挿入して清掃具20をなすことになる。
(本発明の清掃具20の他例)
なお、本発明の清掃具20において、柄21と清掃用シート1とが相互に接着している場合にあっては、繊維層重なり体2の繊維層7a,7bの間の袋体6が取り除かれていてもよい。すなわち、本発明の清掃具20では、繊維層重なり体2の繊維層7a,7bに対して直接接するように、柄21が挿入されて、繊維層7a,7bに対して柄21が直接接着されていてもよい。この場合、繊維層7a,7bは、柄21に接合されて互いに向かい合う状態で固定される。
このような清掃具は次のように製造することができる。
まず、棒状の柄21の一方端を起端として他方端に向かった所定の範囲について柄21の周面に接着剤を塗布して、柄21の一方端側と他方側に、それぞれ接着剤塗布部分と接着剤非塗布部分を形成する。次に、柄21を、折り曲げ軸Rをまたがないように繊維結束体11上に直接配置する。このとき、柄21の長手方向と接合線5の延びる方向とが揃えられる。また、柄21の接着剤塗布部分と繊維結束体11とが直接接触し、柄21の接着剤非塗布部分は、繊維結束体11の端縁よりも外側に配置される。その後、繊維結束体11を折り曲げ軸Rで折り曲げる。このとき、折り曲げ部4が形成されるとともに折り曲げ部4で連接して互いに重なる繊維層7a,7bが形成され、繊維層重なり体2が形成されるとともに、繊維層7a,7bの両方が柄21に対して接着した状態が形成される。そして、柄21の接着剤非塗布部分は、繊維層重なり体2の外側に露出した状態となる。こうして、繊維層7a,7bの間に柄21が直接接着された構造体が形成され、この構造体が清掃具をなす。
本発明は、パーソナルコンピューターのキーボードやモニター等などの被清掃面に付着した細かな塵埃を絡め取るために有益である。
1 清掃用シート
2 繊維層重なり体
3 繊維
4 折り曲げ部
5 接合線
6 袋体
7 繊維層
8 接着部
9 開口部
10 空間部
11 繊維結束体
12 基材シート
13 稜線
14 長尺な繊維
15 ウェブシート
16 長繊維接合線
17 シート接着部
18 切断パターン
19 積層構造体
20 清掃具
21 柄

Claims (5)

  1. 多数の繊維を並べて該繊維の流れ方向を横断する方向に接合して熱融着による接合線を形成した繊維結束体を折り曲げて重ねることで繊維の流れ方向に沿って延びる折り曲げ部を形成するとともに該折り曲げ部で連接して互いに重なる繊維層の重なり構造を形成しており、
    折り曲げ部で連接して互いに重なる繊維層の少なくとも一方の少なくとも折り曲げ部を起端とした一部、接合線から繊維層の内面側稜線までの距離が折り曲げ部を起端として接合線の延びる方向に沿って折り曲げ部から離れるに従い漸次長くなるように構成されており、
    前記互いに重なる繊維層の間には、基材シートを折り曲げて重ね合わせ、側縁部を接着して形成されている帯状の袋体が介装されている、ことを特徴とする清掃用シート。
  2. 折り曲げ部で連接して互いに重なる繊維層の少なくとも折り曲げ部を起端とした一部は、いずれも接合線から繊維層の内面側稜線までの距離が折り曲げ部を起端として接合線の延びる方向に沿って折り曲げ部から離れるに従い漸次長くなるように構成されている、ことを特徴とする請求項1に記載の清掃用シート。
  3. 互いに重なる繊維層の少なくとも一方の少なくとも折り曲げ部を起端とした一部で、互いに重なる繊維層は、繊維の流れ方向に部分的に重なり合あう、請求項1又は2に記載の清掃用シート。
  4. 体には該袋体の長手方向の一端縁で開口して清掃用シートの外側に連通する空間部が形成されており、袋体は、空間部の奥行方向が接合線の延びる方向に沿うように配置されている、請求項1から3のいずれかに記載の清掃用シート。
  5. 請求項4に記載の袋体の空間部に柄を挿入してなる清掃具。
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