JPWO2009119474A1 - 熱交換器及びそれを備えた冷凍サイクル装置 - Google Patents

熱交換器及びそれを備えた冷凍サイクル装置 Download PDF

Info

Publication number
JPWO2009119474A1
JPWO2009119474A1 JP2010505612A JP2010505612A JPWO2009119474A1 JP WO2009119474 A1 JPWO2009119474 A1 JP WO2009119474A1 JP 2010505612 A JP2010505612 A JP 2010505612A JP 2010505612 A JP2010505612 A JP 2010505612A JP WO2009119474 A1 JPWO2009119474 A1 JP WO2009119474A1
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
heat transfer
heat exchanger
fin
heat
hole
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2010505612A
Other languages
English (en)
Other versions
JP5132762B2 (ja
Inventor
雄亮 田代
雄亮 田代
守 濱田
守 濱田
畝崎 史武
史武 畝崎
武之 前川
武之 前川
裕之 森本
裕之 森本
山下 浩司
浩司 山下
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsubishi Electric Corp
Original Assignee
Mitsubishi Electric Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Mitsubishi Electric Corp filed Critical Mitsubishi Electric Corp
Priority to JP2010505612A priority Critical patent/JP5132762B2/ja
Publication of JPWO2009119474A1 publication Critical patent/JPWO2009119474A1/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5132762B2 publication Critical patent/JP5132762B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F28HEAT EXCHANGE IN GENERAL
    • F28FDETAILS OF HEAT-EXCHANGE AND HEAT-TRANSFER APPARATUS, OF GENERAL APPLICATION
    • F28F1/00Tubular elements; Assemblies of tubular elements
    • F28F1/10Tubular elements and assemblies thereof with means for increasing heat-transfer area, e.g. with fins, with projections, with recesses
    • F28F1/12Tubular elements and assemblies thereof with means for increasing heat-transfer area, e.g. with fins, with projections, with recesses the means being only outside the tubular element
    • F28F1/24Tubular elements and assemblies thereof with means for increasing heat-transfer area, e.g. with fins, with projections, with recesses the means being only outside the tubular element and extending transversely
    • F28F1/32Tubular elements and assemblies thereof with means for increasing heat-transfer area, e.g. with fins, with projections, with recesses the means being only outside the tubular element and extending transversely the means having portions engaging further tubular elements
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F25REFRIGERATION OR COOLING; COMBINED HEATING AND REFRIGERATION SYSTEMS; HEAT PUMP SYSTEMS; MANUFACTURE OR STORAGE OF ICE; LIQUEFACTION SOLIDIFICATION OF GASES
    • F25BREFRIGERATION MACHINES, PLANTS OR SYSTEMS; COMBINED HEATING AND REFRIGERATION SYSTEMS; HEAT PUMP SYSTEMS
    • F25B39/00Evaporators; Condensers
    • F25B39/02Evaporators
    • F25B39/022Evaporators with plate-like or laminated elements
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F25REFRIGERATION OR COOLING; COMBINED HEATING AND REFRIGERATION SYSTEMS; HEAT PUMP SYSTEMS; MANUFACTURE OR STORAGE OF ICE; LIQUEFACTION SOLIDIFICATION OF GASES
    • F25BREFRIGERATION MACHINES, PLANTS OR SYSTEMS; COMBINED HEATING AND REFRIGERATION SYSTEMS; HEAT PUMP SYSTEMS
    • F25B47/00Arrangements for preventing or removing deposits or corrosion, not provided for in another subclass
    • F25B47/006Arrangements for preventing or removing deposits or corrosion, not provided for in another subclass for preventing frost
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F28HEAT EXCHANGE IN GENERAL
    • F28FDETAILS OF HEAT-EXCHANGE AND HEAT-TRANSFER APPARATUS, OF GENERAL APPLICATION
    • F28F13/00Arrangements for modifying heat-transfer, e.g. increasing, decreasing
    • F28F13/18Arrangements for modifying heat-transfer, e.g. increasing, decreasing by applying coatings, e.g. radiation-absorbing, radiation-reflecting; by surface treatment, e.g. polishing
    • F28F13/185Heat-exchange surfaces provided with microstructures or with porous coatings
    • F28F13/187Heat-exchange surfaces provided with microstructures or with porous coatings especially adapted for evaporator surfaces or condenser surfaces, e.g. with nucleation sites
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F25REFRIGERATION OR COOLING; COMBINED HEATING AND REFRIGERATION SYSTEMS; HEAT PUMP SYSTEMS; MANUFACTURE OR STORAGE OF ICE; LIQUEFACTION SOLIDIFICATION OF GASES
    • F25BREFRIGERATION MACHINES, PLANTS OR SYSTEMS; COMBINED HEATING AND REFRIGERATION SYSTEMS; HEAT PUMP SYSTEMS
    • F25B2500/00Problems to be solved
    • F25B2500/01Geometry problems, e.g. for reducing size

Abstract

寒冷地の室外機、冷凍装置の室内機では、蒸発器として作用する熱交換器の温度が空気露点温度以下に冷却され、その温度が0℃以下の時、表面に着霜現象が生じる。着霜は風路抵抗や熱抵抗の増加を引き起こし、装置の能力の低下につながる。しかし着霜が遅延できれば省エネ化が可能となる。そのため、熱交換器のフィン表面に、複数の穴、例えば数ナノオーダーの半径の穴を複数設けて、フィン表面に生じる凝縮水滴の発生を抑える。また、ギブス・トムソン効果を生じさせる穴を複数設けて凝固点を低下させ、着霜による能力低下を遅延させる。

Description

この発明は、空調機、低温機器、給湯機器等に配備されている、空気と熱交換を行う熱交換器に関する。特に、熱交換器を構成するフィンの空気との伝熱面に複数の穴を設けることで、伝熱面に生成する霜の領域、生成温度を制御し、伝熱面に着霜する場合でも、風路が塞がるまでの時間が遅延され、装置の性能をより長く維持できる技術に関する。
従来の冷凍サイクルシステムにおいて、そこで使用されている熱交換器の伝熱面を構成するフィンの表面温度が0℃以下になると、空気中の水蒸気はフィン表面で凝縮水滴となり、その後冷やされて氷滴となり、結果として霜となる着霜という現象が生じる。
フィン表面上に着霜すると、霜が厚くなるにつれフィン表面の熱抵抗が増していき、その結果、空気との熱交換量が減少し、装置の性能低下につながる。
さらに霜が成長することで、フィン間が閉塞し、風路抵抗が増加し、装置の性能は大きく低下する。
また、フィン表面に付着した霜を除去するために、装置は定期的にデフロストを行う必要があり、これもまた装置の性能を著しく低下させていた。
この着霜問題に対応するため、フィン表面にプラズマ照射を行い、フィン表面を超親水性にして、親水化処理により水の排水性を高め、着霜遅延を行うものがあった(例えば、特許文献1参照)。
特開2002−90084号公報(図2、図4)
以上のように、一般的な従来の熱交換器では、霜の発生により、熱抵抗、風路抵抗が大きくなり、着霜時に性能が悪化する問題があった。
また、特許文献1に示したような熱交換器では、着霜に対して親水性でないと着霜遅延効果が発揮できず、経年的に表面状態を維持し親水性を持たせなければならなかった。
この発明は、後述する霜の生成過程の以下の2つの相変化
(1)水蒸気から凝縮水滴への相変化
(2)凝縮水滴から氷滴への相変化
に注目し、熱交換器のフィンに多数の穴を設けることで、着霜領域の制限、凝固温度の低下を行い、着霜が生じても性能を長く維持して、省エネを図ろうとするものである。
なお、フィンに設ける穴の半径はナノサイズであり、通常室内や室外で想定されるごみやちり等の径に比べて十分に小さいため、穴が塞がることはなく、経年的に性能は維持できる。
この発明に係る熱交換器は、熱交換器を構成する伝熱用のフィンの表面に穴を設け、その穴の半径を空気条件とフィンの表面温度によって決まる凝縮水滴(又は凝縮液滴)の臨界半径よりも小さくして、凝縮水滴の生成できる領域を制限したものである。
また、熱交換器を構成する伝熱用のフィンの表面にギブス・トムソン効果が生じる穴を設け、該穴内で凝縮水滴(又は凝縮液滴)の凝固点を0℃以下に低下するようにしたものである。
また、熱交換器を構成する複数枚平行に並べられた伝熱用のフィンに対して、各々のフィンの片面のみに穴を持たせ、霜層によるフィン間の閉塞に要する時間を遅延させ、さらにデフロストに要する時間を短くするようにしたものである。
この発明の熱交換器によれば、フィン表面上において、着霜範囲が狭くなる、着霜量が少なくなる、あるいは着霜が遅延する等の作用が生じて、着霜が生じても性能を維持し、省エネを図ることが可能となる。
この発明の実施の形態1を示す冷凍サイクル装置の構成図である。 この発明の実施の形態1を示す蒸発器(熱交換器)の斜視図である。 凝縮水滴の生成過程を示した模式図である。 式(1)の核の半径r依存性を示すグラフである。 圧力比の核の臨界半径r*依存性を示すグラフである。 穴を持つ表面と穴のない表面で、凝縮水滴のできる過程を示した模式図である。 従来の場合におけるフィンへの着霜状態を示す説明(a)と、実施の形態1の蒸発器(熱交換器)のフィンを示す模式図(b)である。 蒸発器(熱交換器)のフィンの伝熱管付近の温度分布図(a)と、この発明の実施の形態2に係るフィンの構成例1(b)、フィンの構成例2(c)を示す模式図である。 凝固点降下の臨界半径r*依存性を示すグラフである。 フィン表面における穴のある位置と穴のない位置での凝縮水滴の振舞いを示した図である。 この発明の実施の形態3を示す蒸発器(熱交換器)の向かい合うフィンを示す概略図である。 この発明の実施の形態4を示す蒸発器(熱交換器)のフィンの模式図である。 この発明の実施の形態4を示すスリットを持つフィンの模式図である。
符号の説明
11 室外機、12 室内機、21 圧縮機、22 凝縮器(熱交換器)、23 凝縮器用ファン、24 膨張手段、25 蒸発器(熱交換器)、26 蒸発器用ファン、31 フィン、32 伝熱管、41 冷却面の表面、42 水蒸気、43 核、44 凝縮水滴、45 合体後の凝縮水滴、46 氷滴、47 針状の霜、50 無処理のフィン表面、51 表面に半径1nm以下の穴を持つフィン表面、52 半径1nm以下の穴、53 核、54 凝縮水滴、61 フィン、62 伝熱管、63 実施の形態1による臨界半径r*以下の穴、64 霜、71 フィン表面 72 伝熱管、73 ギブス・トムソン効果による凝縮水滴の凝固点の低下に供する穴、81 フィン表面、83 ギブス・トムソン効果による凝縮水滴の凝固点の低下に供する穴、84 凝縮水滴、91 フィン、92 スリット。
実施の形態1.
この発明に係る熱交換器の実施の形態1について、それが用いられている冷凍サイクル装置を例にして図を用いて説明する。図1は、冷凍装置の冷媒回路を表している。この冷凍装置は、蒸気圧縮式の冷凍サイクル運転を行うことによって、屋内の冷凍に使用される装置である。図1において、11は室外機、12は室内機である。室外機11は、圧縮機21、凝縮器22、凝縮器22に空気を送る凝縮器用ファン23を備え、室内機12は、膨張手段24、蒸発器25、蒸発器25に空気を送る蒸発器用ファン26を備えている。圧縮機21、凝縮器22、膨張手段24、及び蒸発器25は冷凍サイクル回路を構成し、その内部には循環用冷媒が充填されている。本装置は主にユニットクーラーやショーケースなどの低温機器に見られる形態である。
冷凍装置内の冷媒は圧縮機21で圧縮され、高温高圧となって凝縮器22へと流れ込む。そして、冷媒は凝縮器22で放熱し液冷媒となり、その後、膨張手段24により膨張され気液二相の冷媒となる。蒸発器25で冷媒は周囲空気から吸熱を行い、気体となって圧縮機21へと戻る。したがって、この冷凍サイクル装置は庫内の空気を冷却する冷房運転を行う。
図2に図1の蒸発器25の詳細を示した。図2に示す蒸発器25は、冷凍装置や空調機に広く利用されているフィンチューブ式の熱交換器である。凝縮器25は主として複数のフィン(伝熱フィン)31と複数の伝熱管32とで構成されている。フィン31は所定の間隔で複数枚積層されており、各フィン31に設けた貫通穴を貫通して伝熱管32が設けられている。凝縮器25は伝熱管32を通じて流れ込んだ液冷媒が気化することで吸熱を行い、外部の空気とフィン31を介して熱交換する。フィン31には加工しやすく熱伝導率のよいアルミ板等が適している。また、空気との熱交換過程を効率的に行うため、図2の矢印に示すように、蒸発器25にはフィン31に向かって平行に、蒸発器ファン26により空気が送り込まれる。
例えば、冷蔵条件では周囲の空気温度が0℃、冷媒の蒸発温度が約−10℃であり、冷凍条件では周囲の空気温度が−20℃、蒸発温度が約−30℃である。そのような条件では、共にフィン31の表面は0℃以下であり、フィン31には着霜が生じる。着霜が生じると、蒸発器25を流れる風量が減少し、空気との熱交換量が低下し、蒸発器の冷却性能が悪化する。
以上のことから、フィン31に生成する霜の量を減少できれば、霜層による風路抵抗減少が可能となる。そこで実施の形態1では、以下の式(1)〜(4)から導かれる半径の穴をフィン31に設けて、霜の量を減らし、霜の高さを低くする。そしてそれにより、風路閉塞に至る時間を遅延することで、着霜に至っても装置の性能低下を抑えるようにしている。
次に、着霜の過程を詳細に説明する。ここでは、霜の生成・成長過程を図3を用いて説明する。0℃以上の温度の空気と冷却された表面41が接していて、表面温度が空気の温度と湿度で決まる露点温度以下に冷却されているとき、空気中の水蒸気42は表面41で冷却され、表面41上に核43となり凝縮され、凝縮水滴44が形成される。表面に処理の行われていない表面41上では、この凝縮が至る所で発生する。凝縮水滴44はその後、隣同士の凝縮水滴44と合体することで、表面エネルギーを下げ、成長を続ける。この合体はランダムに生じるため、表面41上には径の大きさが異なる凝縮水滴45が存在する。そして表面41の温度が0℃以下となると、凝縮水滴は0℃以下に冷却され凝固し、氷滴46となる。その氷滴46から針状に霜47が発生し、全体として霜層が形成されていく。
空気の温度が0℃以下の時、文献では昇華により霜が形成されると報告があるが、−40℃まで水の過冷却液体が存在する報告もある。しかし本質的には霜の生成過程は0℃以上の場合と変わらない。冷却された表面上で生成した凝縮水滴若しくは氷滴が合体し、その氷滴から針状に霜が発生し、全体として霜層が形成されていく。
上記の水蒸気から霜への成長過程は、2つの相変化により生じている。一つは水蒸気から凝縮水滴への相変化で、もう一つは凝縮水滴から氷滴への相変化である。相変化は安定な環境相に核が発生し、その核が成長することで異なる相ができていく。核が成長するためには、熱力学的に相全体の自由エネルギーGを下げる必要があり、その変化量dGは半径rの核が生成したとき以下の式(1)で与えられる。
dG=−(4πr3/3v)dμ+4πr2γ (1)
ここでvは分子1個の体積、dμ は分子一個あたりの化学ポテンシャルの変化量、γは表面エネルギー密度を表わす。核が成長することでGを下げることは、rが増加することでdGが小さくなればよい。式(1)のr依存性を図4に示す。図4の縦軸は式dGの値を表わし、横軸は核の半径rを表わす。右辺一項はrの増加とともに負に減少し、二項はrの増加とともに正に増加する。図4から、式(1)はあるr=r*で極大値を持ち、0<r<r*ではrの増加と共にdGは増え、一方r>r*ではrの増加と共にdGは減少する。つまり半径rがr*以上の核のみが成長を続けることができる。このrを臨界半径r*と呼ぶ。r*は式(1)をrで微分することで得られ、以下の式(2)で与えられる。
r*=2γv/dμ (2)
次に、水蒸気から凝縮水滴への相変化の制御を説明する。ここでは、上記の生成過程が水蒸気から凝縮水滴の場合を考える。気相の変化を考えるとき、式(2)のdμ は各々の相の圧力を用いて以下の式(3)で与えられる。
dμ=kTlog(p/pe) (3)
ここで、kはボルツマン定数、Tはフィン表面の温度(又は凝縮水滴の温度)、pは水蒸気圧、peは凝縮水滴の平衡蒸気圧を表わす。
式(3)を式(2)に代入することで、以下の式(4)が得られる。
p/pe=exp((2γv)/(kTr*)) (4)
図5は凝縮水滴を0℃としたときのp/ peをr*の関数として表わした図である。但し、γ =76 [erg/cm2]、v=3×10-23 [cm3](水の0℃における物性値)を用いた。なお図3に示したp/ peのr*依存性はTを変化させても(例えばT=263,283 [K]としても)、値は大きく変化しない。つまり、水蒸気から凝縮水滴への相変化はこの図で考えることができる。
例えば、空気条件が温度7℃、相対湿度85%、フィンの表面温度が-10℃のとき、表面に穴52が設けられたフィン表面51(図6(b))と、そうでない表面50(図6(a))との霜の成長過程の違いを図6を用いて示す。温度7℃、相対湿度65%のとき、空気中の水蒸気圧はp=854 [Pa]である。凝縮水滴の温度はおおよそ表面温度と等しい-10℃と考えられるので、凝縮水滴の-10℃における平衡蒸気圧はpe =286 Paであり、おおよそpはpeの3倍となる。このような条件下での臨界半径r*は、図5よりr*=1nmである。つまりr>1 nmの核53は成長できる。従って、図6(a)、図6(b)に示すようにr>1 nmの核53は成長を続け、隣の凝縮水滴と合体しより大きな水滴54となっていく。一方、表面に半径が1 nm以下の穴52が開いていると、穴52内部では半径1 nm以上の凝縮水滴が生成できないので、穴52内部には凝縮水滴は発生できず、図6(b)に示すように水滴が合体しやすい領域とそうでない領域とが表面上にできる。その結果、図6(b)に示すように、穴52の開けられたフィン表面51では凝縮水滴の合体が制限され、無処理の表面50に比べて着霜量が減り、また霜高さも低くなる。
穴52の径の基準値は装置を使用する状況によって変化する。但し穴径が小さすぎるとフィン表面に無数に穴を設けなければ上記の効果は期待できない。おおよそ0.5 nm以上の半径の穴が空いていれば、現行の空調機や冷凍機に使用されるものに対応できる。
なお、フィンに設ける穴の径はナノサイズであり、通常室内や室外で想定されるごみやちり等の径に比べて十分に小さいため、穴が塞がることはなく、経年的に性能は維持できる。
フィンに設ける穴の深さは、実際のフィンの強度を考えると、フィンを貫通しないことが望ましい。フィンにナノオーダーの穴を空ける手法としては、陽極酸化法が挙げられる。陽極酸化法とは処理対象となる金属を陽極とし、不溶性電極を陰極として電解質溶液中で直流電解操作を行うものである。陰極と陽極とが通電することで、陽極の金属の表面が酸化し、金属の一部がイオン化して電解質溶液中に溶解する。特にアルミニウム、ニオブ、タンタルなどが陽極酸化法により酸化皮膜を持つ。この酸化皮膜は電気伝導率が悪いため、陽極酸化処理が進むにつれ、金属酸化物が素地上に形成され、規則正しく成長した細穴構造ができる。細穴の深さは電圧を印加する時間によって決まるが、先に述べたように貫通しない程度がよい。また、酸化皮膜は熱伝導率も悪いので、表面と空気との熱交換を悪化させるため、必ずしも深い穴を空けることが良いとはいえない。しかし、本質的には貫通した穴に対しても、上述の効果は変わらない。極端に薄いフィンを持った熱交換器に対しては、貫通した穴を空けてもよい。
以上のことから、空気条件とフィン表面(冷却面)温度条件によって決まる臨界半径よりも小さな穴をフィンの風上側に設けることで、フィン表面の穴以外の領域にだけ凝縮水滴を発生させることができ、フィン上の着霜量を減らして、霜高さも低くすることができる。こうすることで、風上側では空気が通過しても水蒸気は凝縮されず風下側へと流れていく。その結果、フィンの閉塞を遅延することができ、着霜による能力低下を遅延できる。またこの効果を利用して、フィン間の間隔をより狭くし、小型で性能の良い熱交換器を得ることが可能となる。
また、例えば空調機で用いられる蒸発器(熱交換器)は空気との熱交換量を増やすために、フィンの間隔を一般の熱交換器に比べて狭くしている。そのため、図7(a)に示すように、風上側と風下側を比較すると、風上側に付く霜64の量が多く、また霜64の高さも風上側が高く、風下に近づくにつれ低くなる。これは風上側で空気中の水蒸気の大部分が凝縮水滴となるため、風下側に近づくにつれ空気中に含まれる水蒸気量が減るためである。このような熱交換器に対しては、風上側の着霜量を減らすことで、風上側に付く霜の高さを低くすることができ、フィン全体に平均的に着霜させて、風路閉塞の時間を遅延できる。そのため、図7(b)に示すように、フィン61の風上側に前述した臨界半径r*以下の穴63を設けることで、風上側に付く霜の量を減らして、風上側に付く霜の高さを低くすることができる。なお、図7中の符号62は伝熱管を表している。
実施の形態2.
次に、この発明の実施の形態2の熱交換器を説明する。図8に蒸発器(熱交換器)25を構成しているフィン71及び伝熱管72を示した。既に述べたように、凝縮器(熱交換器)25は伝熱管72を通じて流れ込んだ液冷媒が気化することで吸熱を行い、外部の空気とフィン71を介して熱交換する。上述したように、冷凍条件では周囲の空気温度が−20℃、蒸発温度が約−30℃であり、フィン71表面は0℃以下となり着霜が生じる。また、図8に示すように伝熱管72の周りはフィン71表面でも特に温度が低いといえる。実施の形態2では、以下の式(5)、(6)のギブス・トムソン効果によって、凝縮水滴の凝固点の低下に供する穴73を、フィン71の全体若しくは伝熱管72の周りに設けることで、着霜に至る時間を遅延させ、装置の性能低下を抑えるようにしたものである。
次に、凝縮水滴から氷滴への相変化の制御を説明する。実施の形態1で示した相の生成過程が、凝縮水滴から氷滴の場合を考える。融液相の変化を考えるとき、dμ は液相の温度Tを用いて、以下の式(5)で与えられる。
dμ=L(Tm-T)/Tm (5)
ここでLは融解潜熱、Tmは凝固温度を表わす。
式(5)を式(2)に代入することで、以下の式(6)が得られる。
Tm-T=(2γvTm/L)・(1/r*) (6)
式(6)の左辺は凝固温度と液相の温度差を表わしている。
図9は水のTm-Tのr*依存性を表わした図である。但し、Tm =273[K]、L =9.97×10-14 [erg](水の物性値)を用いた。図9から、r*が十分に大きいときTm-Tは0に漸近しており、液相温度はTmと一致する。これはバルクの系で見られる凝固の状態である。一方、r*の減少とともにTm-Tが増加している。つまり、r*が小さいほどTmが凝固点とならず凝固点降下が生じる。この効果はギブス・トムソン効果といわれる。
例えば図10に示すように、表面81に半径が10nmの穴83が多数空いている場合を考える。この穴83が凝縮水滴84で埋まっているとき、その凝縮水滴84の半径は10nmと考えることができる。この時、図9から穴83内の凝縮水滴84の凝固温度は−15℃近くになっていることがわかる。この時、表面81が−10℃に冷却されていても、穴83内の凝縮水滴84は凝固せず、穴83以外の領域だけで氷滴85となる。その結果、着霜量は減少する。つまり式(6)のr*の半径を持つ穴の中では、穴内の凝縮水滴の凝固点が0℃以下となる。このギブス・トムソン効果をもつ穴83を、フィン全体に設けて着霜による閉塞時間を遅延する。また、そのような穴83を蒸発器(熱交換器)の伝熱管周辺に多数設けることで、伝熱管周りで氷滴となる凝縮水滴が減り、0℃以下の低温で装置を運転するとき、伝熱管周辺の着霜量を減少させることができる。
なお、穴83間の間隔はその穴径と等しいオーダーの数nm程度の間隔が望ましいく、最低限でも200nm×200nmの平面に200個の穴83が必要であり、50個程度の穴数では最適な効果は見込まれない。
以上の効果を持つ穴83をフィンに設けることで着霜量の減少が期待できる。こうすることで、蒸発器の温度がより低温になるような運転をしても、フィン間が閉塞される時間を遅延でき、装置の性能向上につながり省エネとなる。
なお、フィンに設ける穴83の径はナノサイズであり、通常室内や室外で想定されるごみやちり等の径に比べて十分に小さいため、穴が塞がることはなく、経年的に性能は維持できる。
実施の形態3.
次に、この発明の実施の形態3の構成について説明する。図11に蒸発器(熱交換器)のよく知られた構成の一例を示している。この蒸発器(熱交換器)は、複数のフィン31が一定の間隔で複数枚平行に並べられて、そこに伝熱管32が通されている。このような熱交換器においてフィン31が0℃以下まで冷却され、着霜が始まると、向かい合うフィン31の両面から霜が成長する。そしてある時間経つと、フィン31間が霜で閉塞され、フィン31が埋まり、蒸発器の性能が低下する。このため蒸発器のデフロストを行い、フィン31間の霜を溶かす。一般的なデフロスト方法は、四方弁を切り替えて、冷媒の流れる向きを逆転させ、蒸発器熱交換器と凝縮器熱交換器を変えて霜を溶かすものである。
フィン31の表面に特別な処理を行わない従来のフィンに対して、実施の形態3では、向かい合うフィン31の片面にだけ実施の形態1もしくは実施の形態2で述べた穴52,63,73,83をフィン31表面の全体に設ける。こうすることで、フィン31片面では上述の過程を経て霜が成長するが、穴52,63,73,83がある面ではフィン31全体で凝縮水滴が生成し難く、さらに凝固点も低下し、霜の成長は無処理の面よりも遅くなる。その結果、風路閉塞に至るまでの時間を延長できる。
また、従来のフィンでは霜が向かい合うフィン31両方に霜がほぼ同量付着していたが、片面に実施の形態1もしくは実施の形態2で述べた穴を持つフィン31は、霜を片面のみで支えることになる。このため、デフロストの際に霜が落下し易くなり、デフロストに要する時間も短くなって、省エネにも寄与する。
また、フィンに設ける穴の径はナノサイズであり、通常室内や室外で想定されるごみやちり等の径に比べて十分に小さいため、穴が塞がることはなく、経年的に性能は維持できる。
実施の形態4.
さらに、この発明の実施の形態4の構成について説明する。図12に実施の形態1に示した凝縮器(熱交換器)の伝熱フィン31を示す。前述したようにフィン31は各々が一定の間隔で複数枚平行に並べられており、0℃以下まで冷却されると、着霜が始まる。その後、フィン31間が霜で閉塞され、フィン31が埋まり、装置の性能が低下する。
フィンの表面に穴を設けていない従来のフィンに対して、実施の形態4ではフィン31に、実施の形態1もしくは実施の形態2で述べた穴52,63,73,83を、風方向と平行に列状に配して複数列に設けている。こうすることで、フィン31間が閉塞しても風の通り道が確保され、風速低下を遅延できる。
この際、フィン31に設ける穴は、ピッチを小さくし密集させるか若しくは複数列を互いに近接して配置するほうがよい。なおこれは、実施の形態4だけでなく、他の実施の形態においても当てはまることである。
以上のように、ナノサイズの穴52,63,73,83をフィンに設けることで着霜遅延効果が得られることがわかる。また、空気との熱交換を効率的に行うよう、フィンにスリットを持つ熱交換器にも上記穴を設けることは有効である。例えば図13の上段に示すように、スリットフィンは空気との熱交換を積極的に行わせるためにスリット92をフィン91上に持つ。しかし、スリット92部での凝縮水滴の生成量が多く、着霜量も多くなる。そして霜の量が増えてくるとスリット92の効果がなくなる。このスリット92部の着霜を軽減するため、図13の下段に示すように、スリット92部分に穴52,63,73,83を集中的に設けると、スリット92部の着霜が軽減し、スリット92の効果を長く維持することができる。
この発明が適用できる熱交換器の種類は以上に説明したものに限るものではなく、例えば自動車に使われているコルゲートフィンを持つ熱交換器にも適用可能である。
この発明により、フィン表面に生じる空気中の水蒸気の凝縮水滴を、特定の領域にだけ生成させることが可能となり、フィン表面に生じる着霜量を減少させることができる。
また、穴52,63,73,83をフィンの風上側に設けることで、フィン表面の霜層は、風の進行方向に対して高さがほぼ一定となる。これにより風路抵抗が軽減され、着霜時の性能が向上し、省エネを図ることができる。
また、穴73,83内の凝縮水滴の凝固点は、ギブス・トムソン効果により低下するので、フィン全体にそのような穴73,83を設けることで、熱交換器を0℃以下の低温で運転する際に、フィンの着霜が遅延される。
また、同様にフィンの伝熱管周りに穴52,63,73,83を集中的に設けることで、熱抵抗軽減でき、熱交換器を0℃以下の低温で運転する際に、能力低下を遅延できる。
さらに、フィンの片面のみに上述の穴を持たせることで、霜の成長を向かい合うフィンの片方のみに限定でき、フィン間の閉塞にかかる時間を遅らせることができ、しかもデフロストの際、霜がフィンから剥がれ易くなり、デフロストに要する時間が短くなる。
なお、フィンに設ける穴径はナノサイズであり、通常室内や室外で想定されるごみやちり等の径に比べて十分に小さいため、穴が塞がることはなく経年的に性能が維持できる。
この本発明を利用すれば、0℃以下で空気と熱交換する熱交換器の表面に生じる着霜問題の改善が可能となる。特に、冷凍サイクルシステムでは、着霜により、熱交換器に風路閉塞が生じ、熱抵抗やデフロストといった性能低下を引き起こす結果を生じていた。しかしこの発明により、風路閉塞に至るまでの時間を延長でき、熱交換器の性能低下を遅延し、省エネを図ることも可能である。

Claims (10)

  1. 流体が通る伝熱管と、前記伝熱管が貫通し空気と熱交換を行う伝熱フィンとを備えた熱交換器であって、
    前記伝熱フィンの周囲の空気温度及び空気湿度と、前記伝熱フィンの表面温度とによって決まる凝縮水滴の臨界半径r*よりも小さい半径を持つ穴が、前記伝熱フィンの表面に複数設けられていることを特徴とする熱交換器。
  2. 前記臨界半径r*が、p/pe=exp((2γv)/(kTr*))の関係にあるものであり、
    pは水蒸気圧、peは凝縮水滴の平衡蒸気圧、γは表面エネルギー密度、vは分子1個の体積、kはボルツマン定数、Tは伝熱フィンの表面温度である、ことを特徴とする請求項1記載の熱交換器。
  3. 流体が通る伝熱管と、前記伝熱管が貫通し空気と熱交換を行う伝熱フィンとを備えた熱交換器であって、
    前記伝熱フィンの表面に、Tm-T=(2γvTm/L)・(1/r*)、
    ただし、γは表面エネルギー密度、vは分子1個の体積、Tmは凝固温度、Lは融解潜熱、Tは伝熱フィンの表面温度、で与えられるr*よりも小さな半径を持つ穴が、前記伝熱フィンの表面に複数設けられていることを特徴とする熱交換器。
  4. 前記伝熱フィンの片面にだけ前記穴を設けていることを特徴とする請求項1〜3のいずれか1項に記載の熱交換器。
  5. 前記伝熱フィンの表面にスリットを有するものにおいて、前記スリットの近傍に前記穴を設けていることを特徴とする請求項1〜3のいずれか1項に記載の熱交換器。
  6. 前記伝熱フィンの風上側となる領域に前記穴が設けられていることを特徴とする請求項1〜3のいずれか1項に記載の熱交換器。
  7. 前記伝熱フィンの前記伝熱管の周囲に前記穴が設けられていることを特徴とする請求項1〜3のいずれか1項に記載の熱交換器。
  8. 空気の通過方向と平行に前記穴が列状に設けられていることを特徴とする請求項1〜3のいずれか1項に記載の熱交換器。
  9. 前記伝熱フィンに設けられる複数の穴は、ピッチを小さくし密集されるか若しくは複数列を互いに近接して配置されることを特徴とする請求項1〜8のいずれか1項に記載の熱交換器。
  10. 請求項1〜9のいずれか1項に記載の熱交換器を、蒸発器として備えた冷凍サイクル装置。
JP2010505612A 2008-03-24 2009-03-23 熱交換器及びそれを備えた冷凍サイクル装置 Active JP5132762B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2010505612A JP5132762B2 (ja) 2008-03-24 2009-03-23 熱交換器及びそれを備えた冷凍サイクル装置

Applications Claiming Priority (4)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2008075816 2008-03-24
JP2008075816 2008-03-24
PCT/JP2009/055585 WO2009119474A1 (ja) 2008-03-24 2009-03-23 熱交換器及びそれを備えた冷凍サイクル装置
JP2010505612A JP5132762B2 (ja) 2008-03-24 2009-03-23 熱交換器及びそれを備えた冷凍サイクル装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPWO2009119474A1 true JPWO2009119474A1 (ja) 2011-07-21
JP5132762B2 JP5132762B2 (ja) 2013-01-30

Family

ID=41113667

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2010505612A Active JP5132762B2 (ja) 2008-03-24 2009-03-23 熱交換器及びそれを備えた冷凍サイクル装置

Country Status (5)

Country Link
EP (1) EP2256452B1 (ja)
JP (1) JP5132762B2 (ja)
CN (1) CN101960247B (ja)
MY (1) MY160844A (ja)
WO (1) WO2009119474A1 (ja)

Families Citing this family (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2011122769A (ja) * 2009-12-10 2011-06-23 Mitsubishi Electric Corp 熱交換器用の伝熱材及び伝熱面の加工方法
US9234706B2 (en) 2010-05-12 2016-01-12 Mitsubishi Electric Corporation Cross-fin type heat exchanger and refrigeration cycle apparatus including the same
JP2012088051A (ja) * 2012-01-26 2012-05-10 Mitsubishi Electric Corp 熱交換器用の伝熱材及び伝熱面の加工方法
CN104807264B (zh) * 2014-01-23 2017-05-24 珠海格力电器股份有限公司 抑制热泵机组结霜方法和热泵机组
CN110004681A (zh) * 2019-04-16 2019-07-12 广东技术师范大学 一种内循环干衣机及干燥系统
CN110388767A (zh) * 2019-07-23 2019-10-29 山东奇威特太阳能科技有限公司 空气源热泵蒸发器及设计方法和含该蒸发器的空气源热泵

Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2000356440A (ja) * 1999-06-16 2000-12-26 Ishikawajima Harima Heavy Ind Co Ltd 氷蓄熱装置
JP2001149735A (ja) * 1999-11-25 2001-06-05 Ebara Corp 除湿又は熱交換用機能素子とその製造方法
JP2002001106A (ja) * 2000-06-20 2002-01-08 Ebara Corp 除湿又は熱交換用機能素子とその製造方法
JP2002090084A (ja) * 2000-09-14 2002-03-27 Daikin Ind Ltd フィンとその製造方法及び該フィンを備えた熱交換器

Family Cites Families (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0381139A (ja) * 1989-08-24 1991-04-05 Showa Alum Corp 熱交換器用アルミニウム・フィン材
AU2640099A (en) * 1999-02-25 2000-09-14 Seiko Epson Corporation Structure member excellent in water-repellency and manufacturing method thereof
AU1461501A (en) * 1999-12-03 2001-06-12 Caterpillar Inc. Patterned hydrophilic-oleophilic metal oxide coating and method of forming
CN2613741Y (zh) * 2003-04-02 2004-04-28 双鸿科技股份有限公司 具有微小凸粒的散热器
US20070031639A1 (en) * 2005-08-03 2007-02-08 General Electric Company Articles having low wettability and methods for making
EP1750018A3 (en) * 2005-08-03 2011-12-14 General Electric Company Surfaces and articles resistant to impacting liquids

Patent Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2000356440A (ja) * 1999-06-16 2000-12-26 Ishikawajima Harima Heavy Ind Co Ltd 氷蓄熱装置
JP2001149735A (ja) * 1999-11-25 2001-06-05 Ebara Corp 除湿又は熱交換用機能素子とその製造方法
JP2002001106A (ja) * 2000-06-20 2002-01-08 Ebara Corp 除湿又は熱交換用機能素子とその製造方法
JP2002090084A (ja) * 2000-09-14 2002-03-27 Daikin Ind Ltd フィンとその製造方法及び該フィンを備えた熱交換器

Also Published As

Publication number Publication date
WO2009119474A1 (ja) 2009-10-01
JP5132762B2 (ja) 2013-01-30
CN101960247A (zh) 2011-01-26
EP2256452A4 (en) 2013-07-31
CN101960247B (zh) 2012-07-18
MY160844A (en) 2017-03-31
EP2256452A1 (en) 2010-12-01
EP2256452B1 (en) 2015-04-22

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5132762B2 (ja) 熱交換器及びそれを備えた冷凍サイクル装置
JP5456160B2 (ja) クロスフィン型熱交換器及びこのクロスフィン型熱交換器を用いた冷凍サイクル装置
JP5661202B2 (ja) プレートフィンチューブ式熱交換器及びそれを備えた冷凍空調システム
JP4849086B2 (ja) 冷凍サイクル装置、冷凍・空調装置、給湯装置
JP2016020757A (ja) 冷凍サイクル装置及びこれに使用されるクロスフィンチューブ型熱交換器の製造方法
JP5170290B2 (ja) 冷凍サイクル装置、冷凍・空調装置、給湯装置
JP2010175131A (ja) 熱交換装置、冷凍・空調装置、熱交換器製造方法
JP2007093071A (ja) 冷却装置
JP5397522B2 (ja) 冷凍サイクル装置、冷凍・空調装置、給湯装置
CN101865590B (zh) 冰箱
JP2017150756A (ja) 熱交換器およびフィンの製造方法
WO2016121396A1 (ja) 冷却器及びその製造方法並びにその冷却器を備えた冷蔵庫
CN114061179A (zh) 一种换热蒸发器及冰箱
JP2006105541A (ja) 空気調和装置およびその室外ユニット
JP2011122769A (ja) 熱交換器用の伝熱材及び伝熱面の加工方法
KR100360845B1 (ko) 열 교환기에서 냉매관과 휜의 결합 방법
JP2009270787A (ja) 熱交換器、冷蔵庫及び空調装置
JP6140426B2 (ja) エバポレータ
JP3620094B2 (ja) 氷蓄熱装置
JP2009250491A (ja) 冷蔵庫
JP2012088051A (ja) 熱交換器用の伝熱材及び伝熱面の加工方法
KR200218076Y1 (ko) 2중열원 열펌프형 빙축열장치
KR20020044903A (ko) 냉장고용 플라스틱 증발기
JP2009058178A (ja) 蒸発器用熱交換器
CN103105086A (zh) 冷凝管、冷凝器、制冷制热装置

Legal Events

Date Code Title Description
A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20120214

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20120413

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20121009

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20121106

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20151116

Year of fee payment: 3

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 5132762

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250