JPWO2009116544A1 - 携帯型分析装置 - Google Patents

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Abstract

携帯型分析装置A1は、検体のサンプリング用具6を差し込むための孔部3を形成する孔部形成手段と、孔部3にサンプリング用具6が差し込まれたときに、前記検体の分析処理を実行することが可能な分析処理手段と、を備えており、前記孔部形成手段は、孔部3の内面部の一部に相当する第1の領域R1を有する第1の部材1と、孔部3の内面部の他の部分に相当する第2の領域R2を有する第2の部材2とを含んでいる。第1および第2の部材1,2は、互いに連結されたまま相対移動可能であり、この相対移動により、第1および第2の領域R1,R2の少なくとも一方を外部に向けて露出させて、クリーニングし易くすることができる。

Description

本発明は、持ち運びに適するように構成され、かつ血液や尿などの所望の検体の分析を行なうのに用いられる携帯型分析装置に関する。
携帯型分析装置の具体例として、特許文献1,2に記載されたものがある。これらの文献に記載された携帯型分析装置は、血液などの所定の検体を分析するための機器や処理回路が比較的硬質のケース内に組み込まれており、全体が持ち運びに適した形状およびサイズとなっている。前記ケースの先端部には孔部が設けられており、検体のサンプリング用具が前記孔部に差し込まれることにより、前記検体の分析処理が可能である。
このような構成によれば、携帯型分析装置を手軽に持ち運ぶことができることに加え、サンプリング用具を取り替えることにより、検体の分析処理を繰り返し実行することができる。たとえば、糖尿病患者は、毎食後の一定時間内に血糖値を測定して自己の血糖値を管理することが望まれる。これに対し、前記した携帯型分析装置は、そのような用途に適する。
しかしながら、前記従来技術においては、次に述べるように、未だ改善すべき余地があった。
すなわち、分析処理を行なう場合には、その分析処理の都度、サンプリング用具が孔部に差し込まれる。このため、前記サンプリング用具が汚れている場合には、前記孔部内が汚れる虞がある。とくに、前記サンプリング用具の外面には血液などの検体が付着し易く、この検体が前記孔部内に進入する場合がある。また、ユーザが携帯型分析装置の使用方法を十分に理解していない場合には、ユーザが前記サンプリング用具を用いることなく、前記孔部に検体を直接導入させて、この孔部内を汚すこともある。その一方、携帯型分析装置においては、衛生上の観点から、前記したように孔部内が汚れること自体好ましいものではない。また、携帯型分析装置が、たとえば光学的手法によって検体を分析するように構成されている場合には、光源からの光を検体に照射したり、検体からの反射光または透過光を受光素子に導くための透明窓部が孔部内に設けられている場合が多い。したがって、前記透明窓部が汚れてその透光性が損なわれたのでは、検体の適正な分析処理が困難となる。これとは異なり、電気的または電気化学的な手法によって検体の分析を行なう場合には、孔部内に電極が配置される場合があるが、この電極が汚れた場合にも適正な分析処理が困難となる。
これに対し、前記従来技術においては、孔部内が汚れた場合に、この部分を容易かつ的確にクリーニングするための手段は講じられていない。従来において、前記孔部内をクリーニングするには、携帯型分析装置を分解し、前記孔部の内面部に相当する箇所を露出させる必要がある。ところが、そのような作業は容易ではない。また、携帯型分析装置を分解した際には、その分解部品を紛失する虞も生じる。
特開2007−303968号公報 特開2004−184255号公報
本発明の目的は、検体のサンプリング用具を差し込むための孔部内が汚れた場合に、この部分のクリーニングを容易かつ的確に行なうことが可能な携帯型分析装置を提供することにある。
上記の課題を解決するため、本発明では、次の技術的手段を講じている。
本発明により提供される携帯型分析装置は、検体のサンプリング用具を差し込むための孔部を形成する孔部形成手段と、前記孔部に前記サンプリング用具が差し込まれたときに、前記検体の分析処理を実行することが可能な分析処理手段と、を備えている、携帯型分析装置であって、前記孔部形成手段は、前記孔部の内面部の一部に相当する第1の領域を有する第1の部材と、前記孔部の内面部の他の部分に相当する第2の領域を有する第2の部材とを含んでおり、前記第1および第2の部材は、互いに連結されたまま相対移動可能とされており、この相対移動により、前記第1および第2の領域どうしが互いに対向接近して前記孔部を形成する第1の状態と、この第1の状態が解消されて前記第1および第2の領域の少なくとも一方が外部に向けて露出する第2の状態とのいずれかに選択的に切り換え可能とされていることを特徴としている。
好ましくは、前記第1および第2の部材は、これらの一端部どうしが対向接近した状態と、前記一端部どうしの間が先広がり状に開いた状態とに選択的に切り換えられることができるように前記第1および第2の部材の対向方向に相対回転可能であり、前記第1の状態は、前記一端部どうしを対向接近させることにより設定されるとともに、前記第2の状態は、前記一端部どうしの間を開かせることにより設定され、かつ前記第2の状態においては、前記第1および第2の領域が前記一端部どうしの間の空間部に面する。
好ましくは、本発明に係る携帯型分析装置は、前記第1および第2の部材が前記第1の状態にあるときに、前記第1および第2の部材を前記対向方向とは交差する一定方向に相対的にスライドさせることを可能とするスライドガイド手段をさらに備えており、前記第1および第2の部材は、前記第1の状態に設定されているときには、前記一定方向に所定寸法以上位置ずれするように相対的にスライドさせられた場合に限り前記相対回転が許容されて、前記第2の状態への切り換えを行なうことができる。
好ましくは、前記スライドガイド手段は、前記第1および第2の部材の一方に設けられ、かつ前記一定方向に延びる細幅部およびこの細幅部の一端に繋がった幅広部を有するガイド溝と、前記第1および第2の部材の他方に設けられ、かつ前記ガイド溝に係入する断面非円形状の凸部と、を備えており、前記凸部が前記細幅部に係入しているときには、前記第1および第2の部材の相対回転が阻止された状態で前記第1および第2の部材どうしが前記一定方向に相対的にスライド可能であり、前記第1および第2の部材を相対的にスライドさせて、前記凸部を前記幅広部に係入させたときには、前記第1および第2の部材どうしの相対回転が許容される。
好ましくは、本発明に係る携帯型分析装置は、前記第1および第2の部材を前記位置ずれを生じている状態から前記第1の状態に復帰させるときに、前記対向方向において前記第2の部材を前記第1の部材に接近させるようにガイドし、かつ前記第1および第2の部材が前記第1の状態に復帰した後には、前記第1および第2の部材どうしの相対的な位置関係を維持させる補助ガイド手段をさらに備えている。
好ましくは、前記補助ガイド手段は、前記第1および第2の部材のうち、一方に設けられた係合用の突起と、他方に設けられたガイド面とを有しており、前記突起は、前記第1および第2の部材が前記第1の状態にあるときに、これら第1および第2の部材が前記対向方向において互いに離反することを抑制するように、前記ガイド面に係合する。
好ましくは、前記ガイド面の少なくとも一部は傾斜しており、前記第2の部材が前記第1の状態から前記第1の部材に相対して前進したときには、これら第1および第2の部材どうしの間に前記対向方向の遊びを生じる。
好ましくは、前記第1および第2の部材は、これらの対向方向に延びる中心軸周りに相対回転可能であり、かつこの相対回転により、前記第1および第2の状態のいずれかを選択的に切り換え可能であり、前記第2の状態においては、前記第1の領域は前記第2の部材に対向しない配置とされて外部に露出するとともに、前記第2の領域は前記第1の部材に対向しない配置とされて外部に露出する。
好ましくは、前記第1および第2の部材は、これらの対向方向とは交差する方向に相対的にスライド可能であり、このスライドにより、前記第1および第2の状態のいずれかに選択的に切り換え可能とされている。
好ましくは、本発明に係る携帯型分析装置は、前記分析処理手段を内部に収容し、かつ前記第1および第2の部材が前記第1の状態にあるときにこれら第1および第2の部材の周囲を覆うケースを備えており、このケースは、前記第1および第2の部材を個別に覆う複数の部分に分割されており、前記第1および第2の部材が相対移動する際には、これに伴って前記複数の部分も相対移動する。
好ましくは、本発明に係る携帯型分析装置は、前記第1および第2の部材の相対的な位置関係を検出し、かつこれらが前記第1の状態に正確に設定されているか否かを判断可能な判断手段を備えており、この判断手段によって前記第1の状態に適正に設定されていないと判断されたときには、その旨の報知動作が行なわれる。
好ましくは、本発明に係る携帯型分析装置は、前記第1および第2の部材が前記第1の状態に設定されたときに、この第1の状態が維持されるように前記第1および第2の部材の相対移動を阻止し、かつ所定の操作が行なわれたときに前記第1および第2の部材の相対移動を許容するロック機構をさらに備えている。
好ましくは、前記分析処理手段は、前記検体に対して所定条件下において光を照射してその透過光または反射光を受けることによって前記検体の所定成分についての測定処理を行なうように構成されており、前記第1および第2の領域の少なくとも一方には、前記光を透過させるための透光部材が設けられ、この透光部材は、前記第1および第2の部材を前記第2の状態に設定したときに外部に露出し、クリーニングすることが可能である。
好ましくは、前記分析処理手段は、前記透光部材の透過光量に基づいてこの透光部材の汚れの有無を検出可能であり、前記透光部材が汚れていることが検出されたときには、その旨の報知動作が行なわれる。
好ましくは、前記分析処理手段は、前記サンプリング用具の所定箇所に接触するように第1および第2の領域の少なくとも一方に設けられた電極を備え、かつこの電極を利用して得られた情報に基づいて前記検体の所定成分についての測定処理を行なうことが可能であり、前記電極は、前記第1および第2の部材を前記第2の状態に設定したときに外部に露出し、クリーニングすることが可能である。
好ましくは、前記分析処理手段は、前記検体が血液の場合にこの血液中のグルコース濃度を測定するように構成されている。
本発明のその他の特徴および利点は、添付図面を参照して以下に行なう発明の実施の形態の説明から、より明らかになるであろう。
本発明が適用された携帯型分析装置の一例を示す斜視図である。 図1に示す携帯型分析装置の所定部分どうしを位置ずれさせた状態を示す斜視図である。 図1に示す携帯型分析装置の所定部分を開口させた状態を示す斜視図である。 図1のIV−IV断面図である。 図4の要部拡大断面図である。 図1に示す携帯型分析装置の第1および第2の部材を示す分解斜視図である。 図5のVII−VII断面図である。 図1に示す携帯型分析装置の第2の部材の前進を開始させる状態を示す要部断面図である。 図2のIX−IX要部断面図である。 図3のX−X要部断面図である。 本発明が適用された携帯型分析装置の他の例を示す要部断面図である。 図11に示す携帯型分析装置の動作状態を示す要部断面図である。 本発明が適用された携帯型分析装置の他の例を示す要部断面図である。 図14Aおよび図14Bは、本発明が適用された携帯型分析装置の他の例を示す要部斜視図である。 図15Aおよび図15Bは、本発明が適用された携帯型分析装置の他の例を示す要部斜視図である。 図16A〜図16Cは、本発明が適用された携帯型分析装置の他の例を示す要部斜視図である。
発明を実施するための形態
以下、本発明の好ましい実施の形態を、図面を参照して具体的に説明する。
図1〜図10は、本発明が適用された携帯型分析装置の一例を示している。本実施形態の携帯型分析装置A1は、図1に示すように、孔部3が形成されている第1の状態から図2に示すように前部が位置ずれした状態、および図3に示すように前部が開口した第2の状態に設定することが可能である。この携帯型分析装置A1は、収納保管時や検体の分析処理時には図1に示す第1の状態とされる。ただし、後述するように、孔部3内が汚れ、この部分をクリーニングする場合には、図2に示す位置ずれ状態を経て、図3に示す第2の状態に設定される。
携帯型分析装置A1は、ユーザが片手で把持するのに適する形状およびサイズ(たとえば、図1の第1の状態において、全体の前後方向寸法が6〜10cm程度、横幅4〜7cm程度、厚さ1.5〜3.5cm程度)であり、血糖値測定装置として構成されている。図4および図5に示すように、この携帯型分析装置A1は、比較的硬質の合成樹脂製のケース4内に、孔部3を形成する第1および第2の部材1,2、データ処理部5、ならびに液晶パネルを用いたディスプレイ装置7が組み込まれた構成を有している。図面には示されていないが、データ処理部5やディスプレイ装置7の駆動用の電池または充電池を備えた電源部も、ケース4内に設けられている。第1および第2の部材1,2は、本発明でいう孔部形成手段の一例に相当する。
この携帯型分析装置A1においては、サンプリング用具6を利用して血液をサンプリングし、この血液中のグルコース濃度を光学的手法により測定可能である。この測定手法については、既存の手法を採用することが可能である。具体的には、図1に示すように、サンプリング用具6は、小片状に形成された使い捨てタイプのものであり、その内部には、このサンプリング用具6の先端部に開口部60aを有するキャピラリ60が形成され、かつその途中部分には所定の試薬が設けられた反応部61が設けられている。開口部60aに血液を点着すると、この血液は毛細管現象によりキャピラリ60内を進行して反応部61に到達し、この反応部61において前記試薬と反応する。この反応部61においては、血液中のグルコース濃度に対応した発色を呈する。
図5によく表われているように、第1および第2の部材1,2には、LEDなどの光源70、およびフォトダイオードなどを用いた受光素子71が設けられている。これら光源70および受光素子71に加えて、データ処理部5を組み合わせた構成は、本発明でいう分析処理手段の一例に相当する。この携帯型分析装置A1においては、透過光方式が採用されており、サンプリング用具6が孔部3に差し込まれた状態において、光源70から反応部61に光が照射され、かつその透過光が受光素子71によって受けられる。データ処理部5は、マイクロコンュータを用いて構成されており、前記した受光素子71から出力された信号に基づいて血液中のグルコース濃度を演算し、その値をディスプレイ装置7に表示させる。図面では省略しているが、光源70や受光素子71を樹脂封止した状態で搭載している基板72,73とデータ処理部5とは、配線接続されている。
孔部3は、第1および第2の部材1,2が互いに対向接近(接触も含む)して上下に重なり合っていることにより形成されている。第1の部材1は、孔部3の内面部の一部に相当する第1の領域R1を有している。第2の部材2は、孔部3の内面部の他の部分に相当する第2の領域R2を有している。第1および第2の部材1,2は、ともに孔部3内での光の散乱反射を生じ難くする観点から、光反射率の低いたとえば黒色の樹脂製である。第1および第2の領域R1,R2には、透光部材19,29が設けられている。これらの透光部材19,29は、孔部3から光源70や受光素子71に向けてダスト類が不当に進行することを阻止しつつ、光源70から受光素子71への光の進行を許容する役割を果たす。これらの透光部材19,29が汚れた場合には、グルコースの濃度測定を適切に行なうことが困難となるため、これらをクリーニングする必要が生じることとなる。
データ処理部5は、透光部材19,29の汚れの有無を判断可能に構成されている。より具体的には、ケース4内には、孔部3にサンプリング用具6が差し込まれているか否かを判断するためのセンサ(図示略)が設けられている。データ処理部5は、孔部3にサンプリング用具6が差し込まれていないときに、光源70を発光駆動させてその際の受光素子71の受光量を検出し、この受光量が所定値以下であれば、透光部材19,29は汚れていると判断する。このような判断は、たとえば予め設定された時間間隔で周期的に実行され、あるいはグルコース濃度測定が終了してサンプリング用具6が孔部3から抜かれる都度に実行される。透光部材19,29が汚れていると判断されたときには、ディスプレイ装置7にその旨を報知するための表示がなされる。
図6によく表われているように、第1の部材1は、光源70が搭載された基板72を装着するための凹部10aを前部に形成している上板部10と、この上板部10の後部から下向きに突出した一対の側壁部11とを有している。一対の側壁部11の内向き面には、一対の凸部12が設けられている。一対の側壁部11どうしは、連結部13を介して連結され、この連結部13には、下向きの突出部14が設けられている。上板部10の上面部には、1または複数の突起16aやボス16bが突設されている。図4および図5に示すように、第1の部材1は、それら突起16aやボス16bがケース4の上壁部40の下面部の適当な凹部に係合した状態とされて、ネジ体90を利用して上壁部40に固定して取り付けられている。
第2の部材2は、第1の部材1に相対して前後方向(孔部3に対するサンプリング用具6の抜き差し方向)にスライド可能である。また、第2の部材2は、第1の部材1に相対して上下方向に回転可能である。
より具体的には、第2の部材2は、図6に示すような形態であり、後部寄りの両側面には、第1の部材1の凸部12が係入するガイド溝22が形成されている。これら凸部12とガイド溝22との組み合わせ構造は、本発明でいうスライドガイド手段の一例に相当する。ガイド溝22は、前後方向に延びる細幅部22aの後端に、それよりも上下幅が大きい幅広部22bが繋がった形状を有している。幅広部22bの上部には、凸部12をガイド溝22に対してその上方から円滑に進入させるための切欠き状の凹溝22cが形成されている(ただし、図6以外の図面においては、この凹溝22cを省略している)。凸部12がガイド溝22に係入することにより、第2の部材2を第1の部材1に支持させた状態でスライドさせることができ、図2および図9に示した位置ずれ状態に設定可能である。
凸部12は、断面非円形状であり、ガイド溝22の細幅部22aに係入しているときには、第2の部材2が第1の部材1に相対して回転することが阻止される。これに対し、図9に示すように、第2の部材2が所定寸法だけ前進すると、凸部12が幅広部22bに係入することとなって、第2の部材2は第1の部材1に相対して回転可能となる。このことにより、図3および図10に示す第2の状態を設定可能である。この第2の状態においては、第1および第2の部材1,2の先端部どうしが大きく離反し、それらの間に先広がりの空間部3’が形成される。
図6によく表われているように、第2の部材2の上面側には、前後方向に延びて後部が幅広部25aとされた一対のスリット25が形成されている。一方、第1の部材1の上板部10の下面部には、一対の係合用の突起15が設けられており、これらが一対のスリット25に進入する。進入は、幅広部25aから行なわれる。各突起15は、図7に示すように、断面L字状であり、その下部先端部には水平部15aが形成されている。第2の部材2には、水平部15aと第1の部材1の下向き面17との間に挟まれた挟み込み部26が設けられており、この挟み込み部26の下面がガイド面26aとなっている。このガイド面26aと突起15との組み合わせ構造は、本発明でいう補助ガイド手段の一例に相当する。
図5に示すように、挟み込み部26の肉厚tは、前方ほど増大しており、ガイド面26aは前下がり状に傾斜している。第1および第2の部材1,2が同図に示す第1の状態に設定されているときには、挟み込み部26が突起15の水平部15aと第1の部材1の下向き面17との間に隙間の無いように挟み込まれることにより、第1および第2の部材1,2の上下方向の相対的な位置決め固定が図られるようになっている。
第1の部材1には、第2の部材2の位置検出を行なうためのセンサS1が設けられている。本実施形態では、第2の部材2の後端を検出させているが、検出位置はこれに限らない。データ処理部5は、第1および第2の部材2が第1の状態としての本来の適正な位置関係にあるか否かをセンサS1からの出力信号に基づいて判断するように構成され、第1および第2の部材1,2が適正な位置関係にないときには、ディスプレイ装置7にその旨を報知するための表示がなされる。
図6によく表われているように、第2の部材2の後部には、係合用の枠部24が設けられており、この枠部24に形成された後部開口状の切欠き孔24aには、第1の部材1の突起部14が挿通するようになっている。これらの組み合わせ構造は、本発明でいうロック機構の一例に相当し、第1の状態においては、突起部14の上部の幅広部14aが切欠き孔24a内に位置し、枠部24の後部の一対のストッパ部24bが幅広部14aの後面部に係合している。このことにより、第2の部材2が第1の部材1に相対して前方に移動することは阻止されている。突起部14の下端部は、図4および図5に示すように、ケース4の下壁部41に設けられた孔部41aに挿通し、ケース4の下方に突出している。ユーザが、図8の矢印N1に示すように、突起部14の下端部を上方に押圧して幅広部14aをストッパ部24bよりも上方に上昇させると、これらの係合が解除され、第2の部材2を前進させることが可能である。突起部14を上方に押圧したときには、図6に示された連結部13が上方に撓むが、突起部14の押圧を解除すると、連結部13の弾性復元力によって突起部14は元の通常位置に下降する。
ケース4は、第2の部材2の下面部および側面部を覆う補助部4bと、それ以外の部分を覆う主要部4aとに分割されている。補助部4bと第2の部材2とは補助カバー28を介してたとえばネジ体(図示略)を利用して互いに組み付けられており、第2の部材2の前進時および回転時には、これに伴って補助部4bも前進および回転し、主要部4aから離反する。第1の状態では、補助部4bと主要部4aとの間に大きな隙間を生じないように、これらが適切に接触するように構成されている。
次に、携帯型分析装置A1の作用について説明する。
まず、携帯型分析装置A1は、通常時には、図1、図5および図6に示すように、第1および第2の部材1,2が互いに対向接近し、第1および第2の領域R1,R2によって孔部3が形成された第1の状態に設定される。血糖値測定を行なう場合、前記第1の状態において、孔部3にサンプリング用具6を差し込む。次いで、サンプリング用具6の開口部60aに血液を点着し、この血液を反応部61に進行させる。この血糖値測定においては、既述したように、光源70からサンプリング用具6の反応部61に光が照射されてその透過光が受光素子71によって受けられる。データ処理部5は、反応部61の光透過率を求め、これに基づいて前記血液のグルコース濃度を演算し、その値をディスプレイ装置7に表示させる。血糖値測定を終了した後には、ユーザがサンプリング用具6を孔部3から抜き取り、廃棄することとなる。
前記した第1の状態においては、突起部14と枠部24とが係合し、第1および第2の部材1,2は、相対的に前後方向にスライドしないようにロックされている。このため、たとえば光源70と受光素子71との前後方向の位置関係が不適切となることは防止される。加えて、図7を参照して説明したように、第2の部材2の挟み込み部26は、突起15の水平部15aと第1の部材1の下向き面17との間に隙間の無いように挟み込まれているために、第1および第2の部材1,2どうしが上下方向に位置ずれすることも防止される。したがって、光源70と受光素子71との上下方向の距離も適切な寸法に維持されることとなり、血糖値を正確に測定することができる。
孔部3に差し込まれるサンプリング用具6の表面が汚れていると、透光部材19,29も汚れる可能性がある。ユーザが携帯型分析装置A1の使用法を十分に理解していない場合、孔部3にサンプリング用具6が差し込まれることなく、孔部3の先端開口部に血液が直接点着される場合もあり、このような場合にも透光部材19,29が汚れてしまう。その一方、データ処理部5は、既述したように、透光部材19,29が汚れているか否かを判断する機能を有し、かつ汚れていると判断したときにはその旨をディスプレイ装置7を介して報知させる処理を実行する。したがって、透光部材19,29が汚れた場合、ユーザはその旨を的確に察知し、それら透光部材19,29のクリーニングをタイミングよく行なうことができることとなる。
透光部材19,29をクリーニングするには、第1および第2の部材1,2を図2および図9に示すように位置ずれさせた後に、図3および図10に示す第2の状態に設定する。このような設定を行なうには、まず図8の矢印N1で示すように、突起部14を上方に押圧し、この突起部14の幅広部14aが枠部24に係合しない配置とする。このことにより、第1および第2の部材1,2のロック状態が解除され、第2の部材2を第1の部材1に相対させて前進させて、図2および図9に示す状態に設定することができる。この状態においては、ガイド溝22の幅広部22bに凸部12が位置するために、第2の部材2を下方に向けて回転させて、図3および図10に示す第2の状態に設定することができる。前記回転時には、突起15がスリット25の幅広部25aから抜け外れる。したがって、突起15が前記回転動作の妨げになることはない。
第1および第2の部材1,2を前記第2の状態に設定した際には、透光部材19,29が空間部3’に面して、携帯型分析装置A1の外部に露出した状態となる。このため、透光部材19,29のクリーニングを容易かつ的確に行なうことができる。このクリーニングは、たとえば綿棒を用いて透光部材19,29の表面を擦ることにより行なわれる。
前記クリーニングを行なう場合、携帯型分析装置A1を複数の部品に分解するといった煩雑な作業は不要である。したがって、携帯型分析装置A1を分解することに起因して部品を紛失するといった虞も無くすことができる。前記第1の状態から前記第2の状態への切り換えは、第2の部材2を第1の部材1に相対させて所定寸法だけ前進させた後に下方に回転させることにより行なわれ、その操作にはドライバーなどの工具を用いる必要もない。したがって、前記切り換えを、容易かつ迅速に行なうことができ、ユーザの作業負担も小さい。
前記クリーニングを終了した後には、携帯型分析装置A1を前記第1の状態に復帰させる。この復帰作業においては、前記した一連の手順とは反対に、第2の部材2を第1の部材1寄りに回転させてから、第2の部材2を後退させればよい。したがって、その操作も容易である。第2の部材2が十分に後退されず、本来の適正な位置に戻されていない場合には、センサS1を介してその旨がデータ処理部5によって検出されてディスプレイ装置7にその旨の報知がなされる。このため、元の第1の状態に適切に復帰されないまま放置され、あるいは携帯型分析装置A1が使用されるといった不具合も適切に回避される。
ガイド面26aは、前下がりの傾斜状であるために、図2および図9に示した状態から第2の部材2を後退させるときには、水平部15aと第1の部材1の下向き面17との間における挟み込み部26の上下方向の遊びが徐々に小さくなっていく。したがって、図7に示したように前記の遊びが無い状態に設定する動作を円滑に行なわせることができる。また、第2の部材2が第1の状態から少しでも前進させたときには、前記の遊びが生じて、摩擦抵抗が減少するために、第2の部材2を弱い力で円滑にスライドさせることができ、操作性が良いものとなる。
図11〜図16Cは、本発明の他の実施形態を示している。これらの図において、前記実施形態と同一または類似の要素には、前記実施形態と同一の符号を付している。
図11に示す携帯型分析装置A2は、検体の分析処理方式として、光反射方式を採用している。第2の部材2は、スライド動作を行なうことなく、図12に示すように回転させることができるようになっている。
より具体的には、図11に示すように、この携帯型分析装置A2に用いられるサンプリング用具6Aは、検体と試薬とを反応させるための反応部61に加えて、光反射率の高い光反射部68を有している。光源70から発せられた光は、反応部61および光反射部68に照射され、かつそれらの反射光は2つの受光素子71A,71Bによって個別に受けられて、データ処理部5(同図では省略)に送出される。データ処理部5は、受光素子71Aからの出力信号に基づいてグルコース濃度を求める一方、受光素子71Bからの出力信号に基づいて透光部材19の透光性を判断する。すなわち、受光素子71Bからの出力信号が所定レベル以下となったときには、透光部材19に汚れがあると判断し、その旨がディスプレイ装置7を利用して報知される。2つの受光素子71A,71Bは、光源70を搭載している基板72に搭載されており、この基板72は第1の部材1に取り付けられている。透光部材19は、第1の領域R1に設けられている。このため、第2の領域R2には、光学部品は設けられていない。第2の領域R2は、第1の領域R1と対向接近したときに孔部3を形成し、かつこの孔部3にサンプリング用具6Aが差し込まれたときに、これを支持する役割を果たすだけの構成であればかまわない。
第2の部材2の後端部は、軸91を介して第1の部材1またはケース4に連結されており、この軸91を中心として上下方向に回転可能である。第1および第2の部材1,2の先端部には、係合用の孔部18および突起27が設けられており、図11に示す第1の状態においては、突起27の上端部が孔部18に進入してその側壁部に係合することにより、第2の部材2が下方に回転することが阻止されるようにロックされる。孔部18の前部には、開口部18aが形成されている。図11の矢印N2に示すように、この開口部7aから突起27を後方に押圧して後退させると、この突起27と孔部18の側壁部との係合状態を解除し、第2の部材2を下方に回転させることが可能となる。
本実施形態においては、図11に示す第1の状態において、第2の部材2を回転させて、図12に示す第2の状態に設定すると、透光部材19が露出する。このため、透光部材19が汚れた際には、この透光部材19を容易かつ適切にクリーニングすることが可能である。本実施形態では、前記した実施形態とは異なり、第2の部材2を前方にスライドさせる必要がないため、その分だけ操作が単純化されて容易となる。また、図11に示す第1の状態においては、突起27と孔部18の側壁とを係合させることにより、第1および第2の部材1,2どうしを所定の位置関係に維持させることができる。突起27や孔部18を用いた係合手段のみでは、第1および第2の部材1,2の相対的な位置決め精度がやや劣る場合もあるが、本実施形態の携帯型分析装置A2は、前記した実施形態の携帯型分析装置A1とは異なり、光反射方式を採用し、光源70や受光素子71A,71Bが第1の部材1側に纏めて設けられている。このため、仮に第1および第2の部材1,2の位置関係に少々の誤差が発生しても、これに起因して光源70や受光素子71A,71Bの位置関係に狂いが生じることはなく、検体の分析精度が大きく低下する不具合はない。本実施形態から理解されるように、本発明においては、第1および第2の部材1,2をスライドさせることなく、単に相対回転可能に連結させただけの構成とすることもできる。
図13に示す携帯型分析装置A3は、電気的または電気化学的手法によって検体の分析を行なうタイプである。第1の領域R1には、サンプリング用具6Bの電極67に接触させて電圧印加を行なうための電極80が設けられている。この携帯型分析装置A3においては、検体と試薬との反応部に電圧を印加して、その応答電流を取り出し、前記反応部の電気的特性に基づいて検体の分析を行なう。このような方式は、特許文献2に記載の分析装置も同様であるため、携帯型分析装置A3の構成の詳細な説明は省略する。この携帯型分析装置A3においては、電極80が汚れると、電気導通性能が低下する虞がある。この電極80は、第1および第2の部材1,2が対向接近した第1の状態のままでは、孔部3内に位置しているために、クリーニングし難い。これに対し、本発明を適用し、同図仮想線に示すように、第2の部材2を回転させた第2の状態に設定すれば、電極80を外部に露出させて、そのクリーニングを容易に行なうことができる。
図14Aおよび図14Bに示す携帯型分析装置A4においては、第2の部材2の一側端部2’またはこれを覆うケース4の補助部4bの一側端部4b’が、軸部92を介して第1の部材1に直接または間接的に連結されている。第1および第2の部材1,2は、軸部92のケース4の前後方向に延びる中心軸C1周りに相対回転可能である。このことにより、第1および第2の部材1,2は、図14Aに示すように、互い対向接近して孔部3を形成する第1の状態と、図14Bに示すように、第2の部材2の他側端部2”が第1の部材1の下方に大きく開いた第2の状態とに切り換え設定可能である。図14A,図14Bにおいては、第1および第2の領域R1,R2、およびその周辺部の構成を簡略して示している。この点は、図15A〜図16Cにおいても同様である。
本実施形態においても、図14Bに示した第2の状態に設定した際には、第1および第2の領域R1,R2が外部に向けて適切に露出する。したがって、それらの領域のクリーニングを容易かつ適切に行なうことが可能である。本実施形態から理解されるように、第1および第2の部材1,2を相対回転させる場合、必ずしもこれら第1および第2の部材1,2の先端側が開口するように回転しなくてもよく、先端側とは異なる部分が開口するようにされていてもかまわない。
図15Aおよび図15Bに示す携帯型分析装置A5においては、第1および第2の部材1,2が、軸部93を介して直接または間接的に連結され、相対回転可能とされている。ただし、第1および第2の部材1,2は、軸部93の上下方向に延びる中心軸C2周りの水平方向に相対回転可能である。このことにより、第1および第2の部材1,2は、図15Aに示すように、互いに対向接近して孔部3を形成する第1の状態と、図15Bに示すように、第1および第2の領域R1,R2が互いに対向することなく、ともに外部に露出した第2の状態とに切り換え設定可能である。本実施形態においても、図15Bに示した第2の状態に設定することにより、第1および第2の領域R1,R2を容易かつ適切にクリーニングすることができる。
図16A〜図16Cに示す携帯型分析装置A6においては、第1および第2の部材1,2がそれらの前後方向に相対的にスライド可能とされている。第1および第2の部材1,2は、スライドが可能であることにより、図16Aに示すように第1および第2の領域R1,R2が互いに対向して孔部3が形成されている状態とは別に、図16Bおよび図16Cの少なくとも一方の状態に設定可能である。図16Bに示す状態においては、第2の領域R2が第1の部材1よりも前方に突出して外部に露出している。図16Cに示す状態においては、第1の領域R1が第2の部材2よりも前方に突出して外部に露出している。第1および第2の部材1,2を相対的にスライド可能に設けるための手段としては、たとえばそれらの一方に前後方向に延びるガイド溝を形成し、かつ他方に前記ガイド溝に係入してその長手方向に移動可能な凸部を設けるといった手段を採用することができる。
本実施形態においては、第1および第2の部材1,2が相対回転しないものの、図16Bまたは図16Cに示すように、第1および第2の領域R1,R2の双方または一方を外部に露出させることができる。したがって、第1および第2の領域R1,R2の双方または一方を容易かつ適切にクリーニングすることができる。本実施形態から理解されるように、本発明においては、第1および第2の部材を相対回転させることなく、単に相対スライドさせることによって、第1および第2の領域の少なくとも一方を外部に露出させるようにした構成とすることもできる。
本発明は、上述した実施形態に限定されない。本発明に係る携帯型分析装置の各部の具体的な構成は、種々に設計変更自在である。
本発明でいう第1および第2の部材は、互いに対向接近した際に、これらによってサンプリング用具を差し込むための孔部を形成する構成を有していればよく、その具体的な形状やサイズなどは限定されない。第1および第2の部材のそれぞれは、必ずしも単一部材である必要はなく、複数の部材が組み合わされた構成とすることもできる。第1および第2の部材は、互いに連結されていることが要件とされるが、この連結は、直接的な連結である必要はなく、ケースやその他の部材を介して間接的に連結されていてもかまわない。
サンプリング用具を差し込むための孔部は、サンプリング用具の少なくとも一部を差し込み可能な形状であればよい。常時は孔部の先端開口を適当なカバーにより覆って孔部へのダスト類の進入を阻止しておき、分析処理時にのみ、前記先端開口を開放させる構成とすることもできる。サンプリング用具としては、種々のサンプリング用具を用いることが可能であり、試薬が設けられているか否かは問わない。
本発明でいう分析処理手段は、検体の分析処理機能を有していればよく、分析処理対象となる検体の種類や具体的な成分は、限定されない。たとえば、血液中のグルコース以外の成分、尿の特定成分などを測定対象とすることもできる。本発明の携帯型分析装置の「携帯型」とは、テーブル上などに常時設置して使用されるいわゆる設置型、または据え置き型などの比較的大きなサイズの分析装置とは異なり、片手で把持するなどして携帯に適するサイズおよび形状とされたものの意である。

Claims (16)

  1. 検体のサンプリング用具を差し込むための孔部を形成する孔部形成手段と、
    前記孔部に前記サンプリング用具が差し込まれたときに、前記検体の分析処理を実行することが可能な分析処理手段と、
    を備えている、携帯型分析装置であって、
    前記孔部形成手段は、前記孔部の内面部の一部に相当する第1の領域を有する第1の部材と、前記孔部の内面部の他の部分に相当する第2の領域を有する第2の部材とを含んでおり、
    前記第1および第2の部材は、互いに連結されたまま相対移動可能とされており、この相対移動により、前記第1および第2の領域どうしが互いに対向接近して前記孔部を形成する第1の状態と、この第1の状態が解消されて前記第1および第2の領域の少なくとも一方が外部に向けて露出する第2の状態とのいずれかに選択的に切り換え可能とされていることを特徴とする、携帯型分析装置。
  2. 請求項1に記載の携帯型分析装置であって、
    前記第1および第2の部材は、これらの一端部どうしが対向接近した状態と、前記一端部どうしの間が先広がり状に開いた状態とに選択的に切り換えられることができるように前記第1および第2の部材の対向方向に相対回転可能であり、
    前記第1の状態は、前記一端部どうしを対向接近させることにより設定されるとともに、前記第2の状態は、前記一端部どうしの間を開かせることにより設定され、かつ前記第2の状態においては、前記第1および第2の領域が前記一端部どうしの間の空間部に面するように構成されている、携帯型分析装置。
  3. 請求項2に記載の携帯型分析装置であって、
    前記第1および第2の部材が前記第1の状態にあるときに、前記第1および第2の部材を前記対向方向とは交差する一定方向に相対的にスライドさせることを可能とするスライドガイド手段をさらに備えており、
    前記第1および第2の部材は、前記第1の状態に設定されているときには、前記一定方向に所定寸法以上位置ずれするように相対的にスライドさせられた場合に限り前記相対回転が許容されて、前記第2の状態への切り換えを行なうことができるように構成されている、携帯型分析装置。
  4. 請求項3に記載の携帯型分析装置であって、
    前記スライドガイド手段は、
    前記第1および第2の部材の一方に設けられ、かつ前記一定方向に延びる細幅部およびこの細幅部の一端に繋がった幅広部を有するガイド溝と、
    前記第1および第2の部材の他方に設けられ、かつ前記ガイド溝に係入する断面非円形状の凸部と、を備えており、
    前記凸部が前記細幅部に係入しているときには、前記第1および第2の部材の相対回転が阻止された状態で前記第1および第2の部材どうしが前記一定方向に相対的にスライド可能であり、
    前記第1および第2の部材を相対的にスライドさせて、前記凸部を前記幅広部に係入させたときには、前記第1および第2の部材どうしの相対回転が許容される構成とされている、携帯型分析装置。
  5. 請求項3または4に記載の携帯型分析装置であって、
    前記第1および第2の部材を前記位置ずれを生じている状態から前記第1の状態に復帰させるときに、前記対向方向において前記第2の部材を前記第1の部材に接近させるようにガイドし、かつ前記第1および第2の部材が前記第1の状態に復帰した後には、前記第1および第2の部材どうしの相対的な位置関係を維持させる補助ガイド手段をさらに備えている、携帯型分析装置。
  6. 請求項5に記載の携帯型分析装置であって、
    前記補助ガイド手段は、前記第1および第2の部材のうち、一方に設けられた係合用の突起と、他方に設けられたガイド面とを有しており、
    前記突起は、前記第1および第2の部材が前記第1の状態にあるときに、これら第1および第2の部材が前記対向方向において互いに離反することを抑制するように、前記ガイド面に係合するように構成されている、携帯型分析装置。
  7. 請求項6に記載の携帯型分析装置であって、
    前記ガイド面の少なくとも一部は傾斜しており、前記第2の部材が前記第1の状態から前記第1の部材に相対して前進したときには、これら第1および第2の部材どうしの間に前記対向方向の遊びを生じるように構成されている、携帯型分析装置。
  8. 請求項1に記載の携帯型分析装置であって、
    前記第1および第2の部材は、これらの対向方向に延びる中心軸周りに相対回転可能であり、かつこの相対回転により、前記第1および第2の状態のいずれかを選択的に切り換え可能であり、
    前記第2の状態においては、前記第1の領域は前記第2の部材に対向しない配置とされて外部に露出するとともに、前記第2の領域は前記第1の部材に対向しない配置とされて外部に露出するように構成されている、携帯型分析装置。
  9. 請求項1に記載の携帯型分析装置であって、
    前記第1および第2の部材は、これらの対向方向とは交差する方向に相対的にスライド可能であり、このスライドにより、前記第1および第2の状態のいずれかに選択的に切り換え可能とされている、携帯型分析装置。
  10. 請求項1ないし9のいずれかに記載の携帯型分析装置であって、
    前記分析処理手段を内部に収容し、かつ前記第1および第2の部材が前記第1の状態にあるときにこれら第1および第2の部材の周囲を覆うケースを備えており、
    このケースは、前記第1および第2の部材を個別に覆う複数の部分に分割されており、前記第1および第2の部材が相対移動する際には、これに伴って前記複数の部分も相対移動するように構成されている、携帯型分析装置。
  11. 請求項1ないし10のいずれかに記載の携帯型分析装置であって、
    前記第1および第2の部材の相対的な位置関係を検出し、かつこれらが前記第1の状態に正確に設定されているか否かを判断可能な判断手段を備えており、
    この判断手段によって前記第1の状態に適正に設定されていないと判断されたときには、その旨の報知動作が行なわれるように構成されている、携帯型分析装置。
  12. 請求項1ないし11のいずれかに記載の携帯型分析装置であって、
    前記第1および第2の部材が前記第1の状態に設定されたときに、この第1の状態が維持されるように前記第1および第2の部材の相対移動を阻止し、かつ所定の操作が行なわれたときに前記第1および第2の部材の相対移動を許容するロック機構をさらに備えている、携帯型分析装置。
  13. 請求項1ないし12のいずれかに記載の携帯型分析装置であって、
    前記分析処理手段は、前記検体に対して所定条件下において光を照射してその透過光または反射光を受けることによって前記検体の所定成分についての測定処理を行なうように構成されており、
    前記第1および第2の領域の少なくとも一方には、前記光を透過させるための透光部材が設けられ、
    この透光部材は、前記第1および第2の部材を前記第2の状態に設定したときに外部に露出し、クリーニングすることが可能とされている、携帯型分析装置。
  14. 請求項13に記載の携帯型分析装置であって、
    前記分析処理手段は、前記透光部材の透過光量に基づいてこの透光部材の汚れの有無を検出可能であり、
    前記透光部材が汚れていることが検出されたときには、その旨の報知動作が行なわれるように構成されている、携帯型分析装置。
  15. 請求項1ないし12のいずれかに記載の携帯型分析装置であって、
    前記分析処理手段は、前記サンプリング用具の所定箇所に接触するように第1および第2の領域の少なくとも一方に設けられた電極を備え、かつこの電極を利用して得られた情報に基づいて前記検体の所定成分についての測定処理を行なうことが可能であり、
    前記電極は、前記第1および第2の部材を前記第2の状態に設定したときに外部に露出し、クリーニングすることが可能とされている、携帯型分析装置。
  16. 請求項1ないし15のいずれかに記載の携帯型分析装置であって、
    前記分析処理手段は、前記検体が血液の場合にこの血液中のグルコース濃度を測定するように構成されている、携帯型分析装置。
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