JPWO2009104254A1 - 位置認識装置、補正方法、及び補正プログラム - Google Patents

位置認識装置、補正方法、及び補正プログラム Download PDF

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Abstract

位置認識装置は、移動体の現在位置を特定するための情報を取得し、移動体の現在位置における気圧を検出し、気圧情報に基づいて気圧高度変化量を算出する第1算出手段と、前記取得手段で取得された情報及び気圧高度変化量を用いて移動体の現在位置を特定する特定手段と、を備え、移動体の現在位置における高度変化量であって気圧高度変化量とは異なる高度変化量を算出し、高度変化量が一定か否かを判定し、一定と判定された場合に、気圧高度変化量が一定となるように気圧センサのオフセット値を補正する。また、位置認識装置は、気象情報を取得し、気象情報、気圧情報、気圧高度変化量に基づいて気圧変化が激しい状態か否かを判定し、気圧変化が激しい状態であると判定した場合、気圧高度変化量とは異なる高度変化量に基づいて、気圧高度変化量を補正する。これにより、気圧センサのオフセット値の補正や気圧センサから得られる気圧高度変化量の補正が可能となる。

Description

本発明は、気圧検出手段のオフセット値を補正する手法及び気圧高度変化量を補正する手法に関する。
現行の簡易ナビゲーション製品(ポータブルナビ等)には、GPSが測位できないトンネルや地下駐車場などでも現在位置の算出(慣性航法)を行うことができるように、角速度センサと加速度センサが搭載されている。特許文献1には、加速度センサを補正するために、気圧センサを内蔵したシステムが記載されている。傾斜している道路では、加速度センサが重力加速度の影響を受けるため車両の加速度を正しく求めることができない。そこで、気圧センサからの高度変化量を使用し、道路傾斜角に変換して加速度センサの補正を行う。
特開2004−138553号公報
しかしながら、上記の補正方法は、気圧センサからの高度変化量を使用し、加速度センサを補正するのみであり、気圧センサ自体を補正することはできなかった。例えば、車内でナビゲーション装置を使用する場合、車内環境では温度変化が大きいため、内蔵している気圧センサの出力が変動してしまう。気圧センサの出力が変動すると正確な高度変化量が算出できないため、結果として位置精度が悪化するという問題点があった。
本発明が解決しようとする課題としては、上記のものが例として挙げられる。本発明の目的は、気圧センサのオフセット値の補正や気圧センサから得られる高度変化量の補正を可能とする位置認識装置、補正方法及び補正プログラムを提供することにある。
請求項1に記載の発明は、移動体の現在位置を特定するための情報を取得する取得手段と、前記移動体の現在位置における気圧を検出して気圧情報を出力する気圧検出手段と、前記気圧情報に基づいて気圧高度変化量を算出する第1算出手段と、前記取得手段で取得された情報及び前記気圧高度変化量を用いて前記移動体の現在位置を特定する特定手段と、を備える位置認識装置であって、前記移動体の現在位置における高度変化量であって前記気圧高度変化量とは異なる高度変化量を算出する第2算出手段と、前記第2算出手段で算出された高度変化量が一定か否かを判定する高度変化判定手段と、前記高度変化判定手段により高度変化量が一定と判定された場合に、前記気圧高度変化量が一定となるように前記気圧検出手段におけるオフセット値を補正する第1補正手段と、を備えることを特徴とする。
請求項5に記載の発明は、移動体の現在位置を特定するための情報を取得する取得手段と、前記移動体の現在位置における気圧を検出して気圧情報を出力する気圧検出手段と、前記気圧情報に基づいて気圧高度変化量を算出する第1算出手段と、前記取得手段で取得された情報及び前記気圧高度変化量を用いて前記移動体の現在位置を特定する特定手段と、を備える位置認識装置であって、前記移動体の現在位置における高度変化量であって前記気圧高度変化量とは異なる高度変化量を算出する第2算出手段と、前記移動体の現在位置における気圧変化が激しい状態か否かを判定する気圧変化判定手段と、前記気圧変化判定手段により気圧変化が激しい状態であると判定された場合に、前記第2算出手段により算出された高度変化量に基づいて、前記気圧高度変化量を補正する補正手段と、を備えることを特徴とする。
請求項8に記載の発明は、移動体の現在位置を特定するための情報を取得する取得手段と、前記移動体の現在位置における気圧を検出して気圧情報を出力する気圧検出手段と、前記気圧情報に基づいて気圧高度変化量を算出する算出手段と、
前記取得手段で取得された情報及び前記気圧高度変化量を用いて前記移動体の現在位置を特定する特定手段と、を備える位置認識装置における前記気圧検出手段のオフセット値の補正方法であって、前記移動体の現在位置における高度変化量であって前記気圧高度変化量とは異なる高度変化量を算出する算出工程と、前記算出工程で算出された高度変化量が一定か否かを判定する高度変化判定工程と、前記高度変化判定工程で高度変化量が一定と判定された場合に、前記気圧高度変化量が一定となるように前記気圧検出手段のオフセット値を補正する補正工程と、を備えることを特徴とする。
請求項9に記載の発明は、移動体の現在位置を特定するための情報を取得する取得手段と、前記移動体の現在位置における気圧を検出して気圧情報を出力する気圧検出手段と、前記気圧情報に基づいて気圧高度変化量を算出する算出手段と、前記取得手段で取得された情報及び前記気圧高度変化量を用いて前記移動体の現在位置を特定する特定手段と、を備える位置認識装置における前記気圧高度変化量の補正方法であって、前記移動体の現在位置における高度変化量であって前記気圧高度変化量とは異なる高度変化量を算出する算出工程と、前記移動体の現在位置における気圧変化が激しい状態か否かを判定する気圧変化判定工程と、前記気圧変化判定工程で気圧変化が激しい状態であると判定された場合に、前記算出工程で算出された高度変化量に基づいて、前記気圧高度変化量を補正する補正工程と、を備えることを特徴とする。
請求項10に記載の発明は、移動体の現在位置を特定するための情報を取得する取得手段、前記移動体の現在位置における気圧を検出して気圧情報を出力する気圧検出手段、前記気圧情報に基づいて気圧高度変化量を算出する第1算出手段、前記取得手段で取得された情報及び前記気圧高度変化量を用いて前記移動体の現在位置を特定する特定手段、を備える位置認識装置において実行される前記気圧検出手段のオフセット値の補正プログラムであって、前記移動体の現在位置における高度変化量であって前記気圧高度変化量とは異なる高度変化量を算出する第2算出手段、前記第2算出手段で算出された高度変化量が一定か否かを判定する高度変化判定手段、前記高度変化判定手段により高度変化量が一定と判定された場合に、前記気圧高度変化量が一定となるように前記気圧検出手段におけるオフセット値を補正する補正手段、として前記位置認識装置を機能させることを特徴とする。
請求項11に記載の発明は、
移動体の現在位置を特定するための情報を取得する取得手段と、前記移動体の現在位置における気圧を検出して気圧情報を出力する気圧検出手段と、前記気圧情報に基づいて気圧高度変化量を算出する算出手段と、前記取得手段で取得された情報及び前記気圧高度変化量を用いて前記移動体の現在位置を特定する特定手段と、を備える位置認識装置において実行される前記気圧高度変化量の補正プログラムであって、前記移動体の現在位置における高度変化量であって前記気圧高度変化量とは異なる高度変化量を算出する算出手段、前記移動体の現在位置における気圧変化が激しい状態か否かを判定する気圧変化判定手段、前記気圧変化判定工程で気圧変化が激しい状態であると判定された場合に、前記算出工程で算出された高度変化量に基づいて、前記気圧高度変化量を補正する補正手段、として前記位置認識装置を機能させることを特徴とする。
実施例に係るナビゲーション装置の構成を示すブロック図である。 実施例に係る位置認識装置の機能構成を示すブロック図である。 実施例に係るオフセット値補正処理のフローチャートである。 実施例に係る気圧高度変化量補正処理のフローチャートである。
符号の説明
1 ナビゲーション装置
11 加速度センサ
12 角速度センサ
13 気圧センサ
18 GPS受信機
20 システムコントローラ
22 CPU
36 データ記憶ユニット
38 通信装置
100 位置認識装置
本発明の1つの観点では、移動体の現在位置を特定するための情報を取得する取得手段と、前記移動体の現在位置における気圧を検出して気圧情報を出力する気圧検出手段と、前記気圧情報に基づいて気圧高度変化量を算出する第1算出手段と、前記取得手段で取得された情報及び前記気圧高度変化量を用いて前記移動体の現在位置を特定する特定手段と、を備える位置認識装置は、前記移動体の現在位置における高度変化量であって前記気圧高度変化量とは異なる高度変化量を算出する第2算出手段と、前記第2算出手段で算出された高度変化量が一定か否かを判定する高度変化判定手段と、前記高度変化判定手段により高度変化量が一定と判定された場合に、前記気圧高度変化量が一定となるように前記気圧検出手段におけるオフセット値を補正する第1補正手段と、を備えることを特徴とする。移動体の現在位置における高度変化量とは、移動体が現在位置に至るまでの所定期間(または所定距離間)の高度変化量である。このように、気圧高度変化量とは異なる高度変化量が一定であるとき、気圧高度変化量が一定となるようにオフセット値を補正することで、気圧センサの精度を上げることができる。
上記の位置認識装置の他の一態様では、前記取得手段は、GPS衛星からの電波を受信する受信手段から当該電波に含まれる測位用情報を取得し、前記第2算出手段は、前記測位用情報に基づいて前記移動体の現在位置における高度変化量を算出することを特徴とする。
上記の位置認識装置の他の一態様では、道路情報を記憶する記憶手段をさらに備え、前記第2算出手段は、前記移動体の現在位置の道路情報に基づいて、前記移動体の現在位置における高度変化量を算出することを特徴とする。
上記の位置認識装置の他の一態様では、前記移動体の現在位置における気圧変化が激しい状態か否かを判定する気圧変化判定手段と、前記気圧変化判定手段により気圧変化が激しい状態であると判定された場合に、前記第2算出手段により算出された高度変化量に基づいて、前記気圧高度変化量を補正する第2補正手段と、をさらに備えることを特徴とする。このように、気圧変化が激しい状態であると判定したとき、気圧変化の影響を受けない気圧高度変化量とは異なる高度変化量に基づいて、気圧高度変化量を補正することで、気圧センサの精度を上げることができる。
本発明の他の観点では、移動体の現在位置を特定するための情報を取得する取得手段と、前記移動体の現在位置における気圧を検出して気圧情報を出力する気圧検出手段と、前記気圧情報に基づいて気圧高度変化量を算出する第1算出手段と、前記取得手段で取得された情報及び前記気圧高度変化量を用いて前記移動体の現在位置を特定する特定手段と、を備える位置認識装置は、前記移動体の現在位置における高度変化量であって前記気圧高度変化量とは異なる高度変化量を算出する第2算出手段と、前記移動体の現在位置における気圧変化が激しい状態か否かを判定する気圧変化判定手段と、前記気圧変化判定手段により気圧変化が激しい状態であると判定された場合に、前記第2算出手段により算出された高度変化量に基づいて、前記気圧高度変化量を補正する補正手段と、を備えることを特徴とする。
上記の位置認識装置の他の一態様では、前記気圧変化判定手段は、前記気圧情報及び前記気圧高度変化量の少なくとも一つに基づいて前記移動体の現在位置における気圧変化が激しい状態か否かを判定することを特徴とする。
上記の位置認識装置の他の一態様では、外部から気象情報を取得する気象情報取得手段をさらに備え、前記気圧変化判定手段は、前記気象情報に基づいて前記移動体の現在位置における気圧変化が激しい状態か否かを判定することを特徴とする。
本発明の他の観点では、移動体の現在位置を特定するための情報を取得する取得手段と、前記移動体の現在位置における気圧を検出して気圧情報を出力する気圧検出手段と、前記気圧情報に基づいて気圧高度変化量を算出する算出手段と、前記取得手段で取得された情報及び前記気圧高度変化量を用いて前記移動体の現在位置を特定する特定手段と、を備える位置認識装置によって実行される前記気圧検出手段のオフセット値の補正方法は、前記移動体の現在位置における高度変化量であって前記気圧高度変化量とは異なる高度変化量を算出する算出工程と、前記算出工程で算出された高度変化量が一定か否かを判定する高度変化判定工程と、前記高度変化判定工程で高度変化量が一定と判定された場合に、前記気圧高度変化量が一定となるように前記気圧検出手段のオフセット値を補正する補正工程と、を備えることを特徴とする。
本発明の他の観点では、移動体の現在位置を特定するための情報を取得する取得手段と、前記移動体の現在位置における気圧を検出して気圧情報を出力する気圧検出手段と、前記気圧情報に基づいて気圧高度変化量を算出する算出手段と、前記取得手段で取得された情報及び前記気圧高度変化量を用いて前記移動体の現在位置を特定する特定手段と、を備える位置認識装置によって実行される前記気圧高度変化量の補正方法は、前記移動体の現在位置における高度変化量であって前記気圧高度変化量とは異なる高度変化量を算出する算出工程と、前記移動体の現在位置における気圧変化が激しい状態か否かを判定する気圧変化判定工程と、前記気圧変化判定工程で気圧変化が激しい状態であると判定された場合に、前記算出工程で算出された高度変化量に基づいて、前記気圧高度変化量を補正する補正工程と、を備えることを特徴とする。
本発明の他の観点では、移動体の現在位置を特定するための情報を取得する取得手段、前記移動体の現在位置における気圧を検出して気圧情報を出力する気圧検出手段、前記気圧情報に基づいて気圧高度変化量を算出する第1算出手段、前記取得手段で取得された情報及び前記気圧高度変化量を用いて前記移動体の現在位置を特定する特定手段、を備える位置認識装置において実行される前記気圧検出手段のオフセット値の補正プログラムは、前記移動体の現在位置における高度変化量であって前記気圧高度変化量とは異なる高度変化量を算出する第2算出手段、前記第2算出手段で算出された高度変化量が一定か否かを判定する高度変化判定手段、前記高度変化判定手段により高度変化量が一定と判定された場合に、前記気圧高度変化量が一定となるように前記気圧検出手段におけるオフセット値を補正する補正手段、として前記位置認識装置を機能させることを特徴とする。
本発明の他の観点では、移動体の現在位置を特定するための情報を取得する取得手段と、前記移動体の現在位置における気圧を検出して気圧情報を出力する気圧検出手段と、前記気圧情報に基づいて気圧高度変化量を算出する算出手段と、前記取得手段で取得された情報及び前記気圧高度変化量を用いて前記移動体の現在位置を特定する特定手段と、を備える位置認識装置において実行される前記気圧高度変化量の補正プログラムは、前記移動体の現在位置における高度変化量であって前記気圧高度変化量とは異なる高度変化量を算出する算出手段、前記移動体の現在位置における気圧変化が激しい状態か否かを判定する気圧変化判定手段、前記気圧変化判定工程で気圧変化が激しい状態であると判定された場合に、前記算出工程で算出された高度変化量に基づいて、前記気圧高度変化量を補正する補正手段、として前記位置認識装置を機能させることを特徴とする。 上記の補正方法及び補正プログラムによっても、気圧センサのオフセット値の補正や気圧センサから得られる高度変化量の補正が可能となり、気圧センサの精度を上げることができる。なお、補正プログラムは、記録媒体に記録した状態で好適に取り扱うことができる。
以下、図面を参照して本発明の好適な実施例について説明する。なお、以下の説明は、本発明を車両用のナビゲーション装置に適用した例を示す。
[ナビゲーション装置]
図1に、ナビゲーション装置1の構成を示す。図1に示すように、ナビゲーション装置1は、自立測位装置10、GPS受信機18、システムコントローラ20、ディスクドライブ31、データ記憶ユニット36、インタフェース37、通信装置38、表示ユニット40、音声出力ユニット50及び入力装置60を備える。
自立測位装置10は、加速度センサ11、角速度センサ12及び気圧センサ13を備える。加速度センサ11は、例えば圧電素子からなり、車両の加速度を検出し、加速度データを出力する。角速度センサ12は、例えば振動ジャイロからなり、車両の方向変換時における車両の角速度を検出し、角速度データ及び相対方位データを出力する。気圧センサ13は、例えば半導体からなり、車両の周囲の気圧を検出し、気圧データを出力する。
GPS受信機18は、複数のGPS衛星から、測位用データを含む下り回線データを搬送する電波19を受信する。測位用データは、緯度及び経度情報等から車両の絶対的な位置を検出するために用いられる。
システムコントローラ20は、インタフェース21、CPU(Central Processing Unit)22、ROM(Read Only Memory)23及びRAM(Random Access Memory)24を含んでおり、ナビゲーション装置1全体の制御を行う。
インタフェース21は、加速度センサ11、角速度センサ12及び気圧センサ13並びにGPS受信機18とのインタフェース動作を行う。そして、これらから、車速パルス、加速度データ、相対方位データ、角速度データ、気圧データ、GPS測位データ、絶対方位データ等をシステムコントローラ20に入力する。CPU22は、システムコントローラ20全体を制御する。ROM23は、システムコントローラ20を制御する制御プログラム等が格納された図示しない不揮発性メモリ等を有する。RAM24は、入力装置60を介して使用者により予め設定された経路データ等の各種データを読み出し可能に格納したり、CPU22に対してワーキングエリアを提供したりする。
システムコントローラ20、CD−ROMドライブ又はDVD−ROMドライブなどのディスクドライブ31、データ記憶ユニット36、通信用のインタフェース37、表示ユニット40、音声出力ユニット50及び入力装置60は、バスライン30を介して相互に接続されている。
ディスクドライブ31は、システムコントローラ20の制御の下、CD又はDVDといったディスク33から、音楽データ、映像データなどのコンテンツデータを読み出し、出力する。なお、ディスクドライブ31は、CD−ROMドライブ又はDVD−ROMドライブのうち、いずれか一方としてもよいし、CD及びDVDコンパチブルのドライブとしてもよい。データ記憶ユニット36は、例えば、HDDなどにより構成され、地図データなどのナビゲーション処理に用いられる各種データを記憶するユニットである。通信装置38は、例えば、FMチューナやビーコンレシーバ、携帯電話や専用の通信カードなどにより構成され、VICS(Vehicle Information Communication System)センタなどから配信される情報を取得する。
表示ユニット40は、システムコントローラ20の制御の下、各種表示データをディスプレイなどの表示装置に表示する。具体的には、システムコントローラ20は、データ記憶ユニット36から地図データを読み出す。表示ユニット40は、システムコントローラ20によってデータ記憶ユニット36から読み出された地図データなどを表示画面上に表示する。表示ユニット40は、バスライン30を介してCPU22から送られる制御データに基づいて表示ユニット40全体の制御を行うグラフィックコントローラ41と、VRAM(Video RAM )等のメモリからなり即時表示可能な画像情報を一時的に記憶するバッファメモリ42と、グラフィックコントローラ41から出力される画像データに基づいて、液晶、CRT(Cathode Ray Tube)等のディスプレイ44を表示制御する表示制御部43と、ディスプレイ44とを備える。ディスプレイ44は、情報表示部として機能し、例えば対角5〜10インチ程度の液晶表示装置等からなり、車内のフロントパネル付近に装着される。
音声出力ユニット50は、システムコントローラ20の制御の下、CD−ROMドライブ31又はDVD−ROM32、若しくはRAM24等からバスライン30を介して送られる音声デジタルデータのD/A(Digital to Analog)変換を行うD/Aコンバータ51と、D/Aコンバータ51から出力される音声アナログ信号を増幅する増幅器(AMP)52と、増幅された音声アナログ信号を音声に変換して車内に出力するスピーカ53とを備えて構成されている。
入力装置60は、各種コマンドやデータを入力するための、キー、スイッチ、ボタン、リモコン、音声入力装置等から構成されている。入力装置60は、車内に搭載された当該車載用電子システムの本体のフロントパネルやディスプレイ44の周囲に配置される。また、ディスプレイ44がタッチパネル方式である場合には、ディスプレイ44の表示画面上に設けられたタッチパネルも入力装置60として機能する。
なお、図1におけるCPU22などは、本発明における位置認識装置に相当する。具体的には、CPU22は、第1算出手段、特定手段、第2算出手段、高度変化判定手段、第1補正手段、気圧変化判定手段、第2補正手段に相当する。
[位置認識装置]
次に、本発明による位置認識装置100について説明する。図2は、位置認識を実行するための位置認識装置100の機能構成を示す。なお、位置認識装置100は、実体的には、図1に示すナビゲーション装置1の構成要素により実現される。
位置認識装置100は、情報取得部101と、高度変化量計算部102と、判定部103と、オフセット値補正部104と、気圧高度変化量補正部105と、現在地特定部106と、を備える。
情報取得部101は、加速度センサ11、角速度センサ12、気圧センサ13、GPS受信機18からそれぞれ、加速度情報、方位情報、気圧情報、測位用情報を取得する。また、情報取得部101は、後述の現在地特定部106が現在地を特定した後、データ記憶ユニット36から現在地の道路情報を取得し、通信装置38から現在地の気象情報を取得する。具体的に気圧情報は、気圧センサ13の実際の出力値(電圧)からオフセット値(電圧)を差し引いた値である。道路情報には、道路の傾斜情報などが含まれる。気象情報には、台風情報や天候の変化など、気圧変化に関する情報が含まれる。
高度変化量計算部102は、情報取得部101が取得した気圧情報に基づいて、気圧高度変化量を算出する。気圧高度変化量とは、気圧センサ13から取得した気圧情報に基づいて算出される高度変化量である。また、高度変化量計算部102は、情報取得部101が取得した測位用情報に基づいて、移動体の現在位置における高度変化量を算出する。さらに、高度変化量計算部102は、情報取得部101が取得した道路情報に基づいて、移動体の現在位置における高度変化量を算出する。即ち、高度変化量計算部102は、本発明における第1算出手段、第2算出手段、として機能する。
判定部103は、高度変化量計算部102が測位用情報に基づいて算出した高度変化量及び道路情報に基づいて算出した高度変化量が、それぞれ一定か否かを判定する。また、判定部103は、情報取得部101が取得した気象情報に基づいて、気圧変化が激しい状態か否かを判定する。また、判定部103は、気圧情報及び気圧高度変化量の少なくとも一つに基づいて、気圧変化が激しい状態か否かを判定する。即ち、判定部103は、本発明における高度変化判定手段及び気圧変化判定手段として機能する。
オフセット値補正部104は、判定部103が、気圧高度変化量とは異なる高度変化量が一定であると判定した場合、気圧高度変化量が一定となるように気圧センサのオフセット値を補正する。なお、「気圧高度変化量とは異なる高度変化量」とは、高度変化量計算部102が測位用情報に基づいて算出した高度変化量と、高度変化量計算部102が道路情報に基づいて算出した高度変化量と、を含む。ここで、「気圧高度変化量が一定となるように」とは、気圧高度変化量とは異なる高度変化量と同じ一定の変化量になるようにという意味である。気圧センサ13のオフセット値は、温度などに左右されやすく、高度変化量が一定であったとしても気圧高度変化量が一定とならない可能性がある。そこで、上記の補正を行い、気圧センサの精度を上げる。具体的には、オフセット値補正部104は、補正後のオフセット値を気圧センサ13に送り、既存のオフセット値と入れ替える。
気圧高度変化量補正部105は、判定部103が気圧変化が激しい状態であると判定した場合、測位用情報に基づいて算出した高度変化量及び道路情報に基づいて算出した高度変化量の少なくとも一方に基づいて、気圧高度変化量を補正する。気圧変化が激しい状態である場合、気圧情報が変動しやすいため、気圧センサの精度が下がる。そこで、気圧高度変化量とは異なる高度変化量に基づいて気圧高度変化量を補正することで、気象などの激しい気圧変化による影響を低減する。ただし、測位用情報は、GPS受信機18の状態次第で取得できない場合もある。道路情報についても、現在地の道路情報がデータ記憶ユニット36に記憶されていない場合もある。即ち、測位用情報に基づいて算出した高度変化量及び道路情報に基づいて算出した高度変化量は常に算出できるわけではない。よって、判定部103が気圧変化が激しい状態であると判定した場合、測位用情報に基づいて算出した高度変化量及び道路情報に基づいて算出した高度変化量のどちらかを取得できなかったときは、取得できた方に基づいて気圧高度変化量を補正し、両方を取得できたときは、両方に基づいて気圧高度変化量を補正する。そして、気圧高度変化量補正部105は、補正後の気圧高度変化量を現在地特定部106に送る。
現在地特定部106は、加速度情報、方位情報、測位用情報、気圧高度変化量に基づいて、現在地を特定する。なお、前述のように、測位用情報は、GPS受信機18の状態次第で取得できない場合もある。測位用情報が取得できなくても加速度情報、方位情報、気圧高度変化量、で現在地を特定することが可能である。
[オフセット値補正処理]
以下で、本実施例におけるオフセット値補正処理について図3を用いて説明する。なお、以下の処理は、CPU22が予め用意されたプログラムを実行し、図2に示す各要素として機能することにより実現される。
具体的には、まず情報取得部101は、加速度情報及び方位情報を取得し(ステップS1)、測位用情報を取得し(ステップS2)、気圧情報を取得する(ステップS3)。高度変化量計算部102は、取得した測位用情報に基づいて高度変化量を算出し(ステップS4)、現在地特定部106に測位用情報を送る。また、高度変化量計算部102は、取得した気圧情報に基づいて気圧高度変化量を算出し(ステップS5)、現在地特定部106に気圧高度変化量を送る。
判定部103は、高度変化量が一定か否かを判定する(ステップS6)。高度変化量が一定であると判定部103が判定した場合(ステップS6;Yes)、判定部103は、オフセット値補正部104に高度変化量が一定であるという判定結果を送る。高度変化量が一定でないと判定部103が判定した場合(ステップS6;No)、オフセット値補正処理を終了する。
オフセット値補正部104は、高度変化量が一定であるという判定結果を受け取った場合(ステップS7;Yes)、気圧高度変化量が一定となるようにオフセット値を補正する(ステップS8)。オフセット値補正部104がオフセット値を補正したら、高度変化量計算部102は、オフセット値補正後の気圧情報に基づいて気圧高度変化量を算出する(ステップS5)。一方、オフセット値補正部104が高度変化量が一定であるとの判定結果を受け取らなかった場合(ステップS7;No)、オフセット値補正処理を終了する。一方、現在地特定部106は、加速度情報、方位情報、測位用情報、気圧高度変化量に基づいて、現在地を特定する(ステップS9)。
次に、情報取得部101は、特定した現在地の道路情報を取得する(ステップS10)。高度変化量計算部102は、取得した道路情報に基づいて高度変化量を算出する(ステップS11)。判定部103は、高度変化量が一定か否かを判定する(ステップS12)。高度変化量が一定であると判定した場合(ステップS12;Yes)、判定部103は、オフセット値補正部104に高度変化量が一定であるという判定結果を送る。オフセット値補正部104は、高度変化量が一定であるという判定を受け取った場合(ステップS7;Yes)、気圧高度変化量が一定となるようにオフセット値を補正する(ステップS8)。オフセット値補正部104がオフセット値を補正したら、高度変化量計算部102は、オフセット値補正後の気圧情報に基づいて気圧高度変化量を算出する(ステップS5)。一方、判定部103が、高度変化量が一定でないと判定した場合(ステップS6;No)、オフセット値補正処理は終了する。
[気圧高度変化量補正処理]
以下で、本実施例における気圧高度変化量補正処理について図4を用いて説明する。なお、以下の処理は、CPU22が予め用意されたプログラムを実行し、図2に示す各要素として機能することにより実現される。
具体的には、まず情報取得部101は、加速度情報及び方位情報を取得し(ステップS21)、測位用情報を取得し(ステップS22)、気圧情報を取得する(ステップS23)。高度変化量計算部102は、取得した測位用情報に基づいて高度変化量を算出する(ステップS24)。また、高度変化量計算部102は、取得した気圧情報に基づいて気圧高度変化量を算出する(ステップS25)。
判定部103は、気圧情報及び気圧高度変化量の少なくとも一つに基づいて、気圧変化が激しい状態か否かを判定する(ステップS26)。気圧変化が激しい状態でないと判定部103が判定した場合(ステップS26;No)、現在地特定部106は、加速度情報、方位情報、測位用情報、気圧高度変化量に基づいて、現在地を特定する(ステップS28)。一方、気圧変化が激しい状態であると判定部103が判定した場合(ステップS26;Yes)、気圧高度変化量補正部105は、測位用情報に基づいて算出した高度変化量及びステップS30で道路情報に基づいて算出する高度変化量の少なくとも一方に基づいて気圧高度変化量を補正する(ステップS27)。そして、現在地特定部106は、加速度情報、方位情報、測位用情報、補正後の気圧高度変化量に基づいて、現在地を特定する(ステップS28)。
次に、情報取得部101は、特定した現在地の道路情報を取得する(ステップS29)。高度変化量計算部102は、取得した道路情報に基づいて高度変化量を算出し、気圧高度変化量補正部105に送る(ステップS30)。また、情報取得部101は、特定した現在地の気象情報を取得する(ステップS31)。判定部103は、取得した気象情報に基づいて、気圧変化が激しい状態か否かを判定する(ステップS32)。
気圧変化が激しい状態であると判定した場合(ステップS32;Yes)、判定部103は、気圧高度変化量補正部105に気圧変化が激しい状態であるという判定結果を送る。気圧高度変化量補正部105は、気圧変化が激しい状態であるという判定結果を受け取った場合(ステップS26;Yes)、測位用情報に基づいて算出した高度変化量及び道路情報に基づいて算出した高度変化量の少なくとも一方に基づいて気圧高度変化量を補正する(ステップS27)。そして、現在地特定部106は、加速度情報、方位情報、測位用情報、補正後の気圧高度変化量に基づいて、現在地を特定する(ステップS28)。
なお、気圧高度変化量補正部105が気圧変化が激しい状態であるという判定を受け取らなかった場合(ステップS26;No)、処理はステップS28に進む。また、気圧変化が激しい状態ではないと判定部103が判定した場合(ステップS32;No)、気圧高度変化量補正処理は終了する。
以上述べたように本実施例の位置認識装置によれば、気圧センサのオフセット値や気圧高度変化量を補正することが可能となる。
[変形例]
上記の実施例では、測位用情報に基づいて算出した高度変化量及び道路情報に基づいて算出した高度変化量といった、気圧高度変化量とは異なる高度変化量を用いて、オフセット値の補正と気圧高度変化量の補正とを行っていたが、本発明の適用はこの形態に限られない。高度量を用いて、オフセット値の補正と気圧高度量の補正とを行ってもよい。即ち、気圧高度量と異なる高度量を算出し、高度量が一定と判定された場合、気圧高度量が一定となるように、オフセット値を補正することとしてもよい。また、気圧高度量と異なる高度量を算出し、気圧変化が激しい状態と判定された場合、気圧高度量と異なる高度量に基づいて、気圧高度変化量を補正することとしてもよい。
上記の実施例では、気圧高度変化量補正処理において、気圧情報及び気圧高度変化量の少なくとも一つに基づいて気圧変化が激しい状態か否かを判定する処理と、気象情報に基づいて気圧変化が激しい状態か否かを判定する処理を含んでいたが、本発明では、気圧情報、気圧高度変化量、気象情報のいずれか一つのみに基づいて判定してもよく、これら3つを任意に組み合わせて判定してもよい。
上記の実施例では、オフセット値補正処理と気圧高度変化量補正処理との2つの処理について説明をした。本発明では、これら2つの処理のいずれか一方のみを採用してもよく、両方を採用してもよい。
上記の実施例のオフセット値補正処理では、オフセット値補正部104は、補正後のオフセット値を気圧センサ13に送り、既存のオフセット値と入れ替えることとしていたが、本発明の適用はこの形態には限られない。オフセット値補正部104は、気圧高度変化量が一定となるようにした補正量を気圧センサ13に送り、この補正量を現在のオフセット値に対して加算、減算するなどして既存のオフセット値を補正することとしてもよい。
本発明は、位置認識機能を有する各種のナビゲーション装置に利用することができる。
請求項に記載の発明は、移動体の現在位置を特定するための情報を取得する取得手段と、前記移動体の現在位置における気圧を検出して気圧情報を出力する気圧検出手段と、前記気圧情報に基づいて気圧高度変化量を算出する算出手段と、前記取得手段で取得された情報及び前記気圧高度変化量を用いて前記移動体の現在位置を特定する特定手段と、を備える位置認識装置における前記気圧検出手段のオフセット値の補正方法であって、前記移動体の現在位置における高度変化量であって前記気圧高度変化量とは異なる高度変化量を算出する算出工程と、前記算出工程で算出された高度変化量が一定か否かを判定する高度変化判定工程と、前記高度変化判定工程で高度変化量が一定と判定された場合に、前記気圧高度変化量が一定となるように前記気圧検出手段のオフセット値を補正する補正工程と、を備えることを特徴とする。
請求項に記載の発明は、移動体の現在位置を特定するための情報を取得する取得手段、前記移動体の現在位置における気圧を検出して気圧情報を出力する気圧検出手段、前記気圧情報に基づいて気圧高度変化量を算出する第1算出手段、前記取得手段で取得された情報及び前記気圧高度変化量を用いて前記移動体の現在位置を特定する特定手段、を備える位置認識装置において実行される前記気圧検出手段のオフセット値の補正プログラムであって、前記移動体の現在位置における高度変化量であって前記気圧高度変化量とは異なる高度変化量を算出する第2算出手段、前記第2算出手段で算出された高度変化量が一定か否かを判定する高度変化判定手段、前記高度変化判定手段により高度変化量が一定と判定された場合に、前記気圧高度変化量が一定となるように前記気圧検出手段におけるオフセット値を補正する補正手段、として前記位置認識装置を機能させることを特徴とする。

Claims (13)

  1. 移動体の現在位置を特定するための情報を取得する取得手段と、
    前記移動体の現在位置における気圧を検出して気圧情報を出力する気圧検出手段と、
    前記気圧情報に基づいて気圧高度変化量を算出する第1算出手段と、
    前記取得手段で取得された情報及び前記気圧高度変化量を用いて前記移動体の現在位置を特定する特定手段と、
    を備える位置認識装置であって、
    前記移動体の現在位置における高度変化量であって前記気圧高度変化量とは異なる高度変化量を算出する第2算出手段と、
    前記第2算出手段で算出された高度変化量が一定か否かを判定する高度変化判定手段と、
    前記高度変化判定手段により高度変化量が一定と判定された場合に、前記気圧高度変化量が一定となるように前記気圧検出手段におけるオフセット値を補正する第1補正手段と、
    を備えることを特徴とする位置認識装置。
  2. 前記取得手段は、GPS衛星からの電波を受信する受信手段から当該電波に含まれる測位用情報を取得し、
    前記第2算出手段は、前記測位用情報に基づいて前記移動体の現在位置における高度変化量を算出することを特徴とする請求項1に記載の位置認識装置。
  3. 道路情報を記憶する記憶手段をさらに備え、
    前記第2算出手段は、前記移動体の現在位置の道路情報に基づいて、前記移動体の現在位置における高度変化量を算出することを特徴とする請求項1又は2に記載の位置認識装置。
  4. 前記移動体の現在位置における気圧変化が激しい状態か否かを判定する気圧変化判定手段と、
    前記気圧変化判定手段により気圧変化が激しい状態であると判定された場合に、前記第2算出手段により算出された高度変化量に基づいて、前記気圧高度変化量を補正する第2補正手段と、
    をさらに備えることを特徴とする請求項1〜3に記載の位置認識装置。
  5. 移動体の現在位置を特定するための情報を取得する取得手段と、
    前記移動体の現在位置における気圧を検出して気圧情報を出力する気圧検出手段と、
    前記気圧情報に基づいて気圧高度変化量を算出する第1算出手段と、
    前記取得手段で取得された情報及び前記気圧高度変化量を用いて前記移動体の現在位置を特定する特定手段と、
    を備える位置認識装置であって、
    前記移動体の現在位置における高度変化量であって前記気圧高度変化量とは異なる高度変化量を算出する第2算出手段と、
    前記移動体の現在位置における気圧変化が激しい状態か否かを判定する気圧変化判定手段と、
    前記気圧変化判定手段により気圧変化が激しい状態であると判定された場合に、前記第2算出手段により算出された高度変化量に基づいて、前記気圧高度変化量を補正する補正手段と、
    を備えることを特徴とする位置認識装置。
  6. 前記気圧変化判定手段は、前記気圧情報及び前記気圧高度変化量の少なくとも一つに基づいて前記移動体の現在位置における気圧変化が激しい状態か否かを判定することを特徴とする請求項5に記載の位置認識装置。
  7. 外部から気象情報を取得する気象情報取得手段をさらに備え、
    前記気圧変化判定手段は、前記気象情報に基づいて前記移動体の現在位置における気圧変化が激しい状態か否かを判定することを特徴とする請求項5又は6に記載の位置認識装置。
  8. 移動体の現在位置を特定するための情報を取得する取得手段と、
    前記移動体の現在位置における気圧を検出して気圧情報を出力する気圧検出手段と、
    前記気圧情報に基づいて気圧高度変化量を算出する算出手段と、
    前記取得手段で取得された情報及び前記気圧高度変化量を用いて前記移動体の現在位置を特定する特定手段と、
    を備える位置認識装置における前記気圧検出手段のオフセット値の補正方法であって、
    前記移動体の現在位置における高度変化量であって前記気圧高度変化量とは異なる高度変化量を算出する算出工程と、
    前記算出工程で算出された高度変化量が一定か否かを判定する高度変化判定工程と、
    前記高度変化判定工程で高度変化量が一定と判定された場合に、前記気圧高度変化量が一定となるように前記気圧検出手段のオフセット値を補正する補正工程と、
    を備えることを特徴とする補正方法。
  9. 移動体の現在位置を特定するための情報を取得する取得手段と、
    前記移動体の現在位置における気圧を検出して気圧情報を出力する気圧検出手段と、
    前記気圧情報に基づいて気圧高度変化量を算出する算出手段と、
    前記取得手段で取得された情報及び前記気圧高度変化量を用いて前記移動体の現在位置を特定する特定手段と、
    を備える位置認識装置における前記気圧高度変化量の補正方法であって、
    前記移動体の現在位置における高度変化量であって前記気圧高度変化量とは異なる高度変化量を算出する算出工程と、
    前記移動体の現在位置における気圧変化が激しい状態か否かを判定する気圧変化判定工程と、
    前記気圧変化判定工程で気圧変化が激しい状態であると判定された場合に、前記算出工程で算出された高度変化量に基づいて、前記気圧高度変化量を補正する補正工程と、
    を備えることを特徴とする補正方法。
  10. 移動体の現在位置を特定するための情報を取得する取得手段、
    前記移動体の現在位置における気圧を検出して気圧情報を出力する気圧検出手段、
    前記気圧情報に基づいて気圧高度変化量を算出する第1算出手段、
    前記取得手段で取得された情報及び前記気圧高度変化量を用いて前記移動体の現在位置を特定する特定手段、
    を備える位置認識装置において実行される前記気圧検出手段のオフセット値の補正プログラムであって、
    前記移動体の現在位置における高度変化量であって前記気圧高度変化量とは異なる高度変化量を算出する第2算出手段、
    前記第2算出手段で算出された高度変化量が一定か否かを判定する高度変化判定手段、
    前記高度変化判定手段により高度変化量が一定と判定された場合に、前記気圧高度変化量が一定となるように前記気圧検出手段におけるオフセット値を補正する補正手段、
    として前記位置認識装置を機能させることを特徴とする補正プログラム。
  11. 請求項10に記載の補正プログラムを記録したことを特徴とする記録媒体。
  12. 移動体の現在位置を特定するための情報を取得する取得手段と、
    前記移動体の現在位置における気圧を検出して気圧情報を出力する気圧検出手段と、
    前記気圧情報に基づいて気圧高度変化量を算出する算出手段と、
    前記取得手段で取得された情報及び前記気圧高度変化量を用いて前記移動体の現在位置を特定する特定手段と、
    を備える位置認識装置において実行される前記気圧高度変化量の補正プログラムであって、
    前記移動体の現在位置における高度変化量であって前記気圧高度変化量とは異なる高度変化量を算出する算出手段、
    前記移動体の現在位置における気圧変化が激しい状態か否かを判定する気圧変化判定手段、
    前記気圧変化判定工程で気圧変化が激しい状態であると判定された場合に、前記算出工程で算出された高度変化量に基づいて、前記気圧高度変化量を補正する補正手段、
    として前記位置認識装置を機能させることを特徴とする補正プログラム。
  13. 請求項12に記載の補正プログラムを記録したことを特徴とする記録媒体。
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