JPWO2009054411A1 - 板ガラスの製造方法 - Google Patents

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Abstract

フロート成形による板ガラスの製造方法であって、ガラスリボン4の成形域F1を、溶融ガラス3の粘度分布に基づいて溶融ガラス3の流動方向に上流列、中流列、下流列に区画し、かつ少なくとも上流列および下流列において前記ガラスリボンの幅方向に中央部と両側部とに区画し、溶融ガラス3の流動が定常状態において、ガラスリボン4の成形域F1の上流列の中央部の区画a1および下流列の中央部の区画c1のヒータ11の出力を切るとともに、ガラスリボン4の成形域F1の区画に対応して天井壁7の上方空間17が仕切られ、上流列の中央部の区画a1または下流列の中央部の区画c1の少なくともいずれか一方の区画に対応する上方空間17の領域A1、C1から浴槽内18に流入する単位面積あたりのガス流量をその両側部の領域の単位面積あたりのガス流量に対して制御する。

Description

本発明は、板ガラスの製造方法に関し、詳細には、フロート成形による板ガラスの製造方法に関する。
フロート成形による板ガラスの製造は、浴槽に湛えられた溶融金属の表面上に溶融ガラスを連続的に供給し、浴槽の天井を貫通して浴槽内に露呈した複数のヒータにより溶融ガラスを加熱しつつ、溶融ガラスを溶融金属の表面に沿って所定の方向に流動させ、所望の幅・厚みの帯板状のガラスリボンを成形して板ガラスを得るものである。フロート成形によると生産性が高く、また平坦性に有効であるので、例えば建築用板ガラスや液晶ディスプレイのガラス基板の製造などに広く用いられ、品質の向上を図るための提案が従来なされている(例えば、特許文献1、2参照)。
特許文献1に開示されたフロート成形による板ガラスの製造方法は、ヒータを設ける領域をガラスリボンの進行方向に複数列に区割りし、いずれか2列の間で、幅方向に区割りする部位を幅方向で1箇所以上相違させている。
幅方向に隣接する区画のヒータでそれらの単位面積あたりの発熱量が互いに相違すると、それにより、両区画を通過するガラスリボンの部位に幅方向に温度差が生じるが、いずれか2列の間で、幅方向に区割りする部位を幅方向で1箇所以上相違させることにより、上記温度差が緩和される。その結果、ガラスリボンの肉厚偏差が低減する。
また、特許文献2に開示されたフロート成形による板ガラスの製造方法は、浴槽に湛えられた溶融金属が酸化されて生じた酸化物がガラスリボンに付着することが欠点の一要因となることから、浴槽内をガラスリボンに覆われる空間Aとその他の空間Bとに仕切り、空間Aには不活性のガスを流入させてガラスリボンの変質を抑制するとともに、空間Bには還元性のガスを流入させて溶融金属の酸化を抑制するようにしている。
特開平8−325024号公報 特開平11−21137号公報
近年、ディスプレイの大型化に伴い、表示品質のさらなる向上・安定化が要請され、それに用いるガラス基板には一層の平坦化および欠点の抑制が求められている。
特に、液晶ディスプレイ用ガラス基板である無アルカリガラスは、通常のソーダライムシリカガラスに比べて粘性が高く、フロート成形温度が100℃以上高く、薄板(0.3〜0.7mm)であるため、フロート成形時における板ガラスの平坦化や欠点の抑制が難しい。そして、液晶ディスプレイ用ガラス基板は成形後に表面を研磨するが、成形工程での平坦度や欠点は研磨量に影響し、生産性やコストに影響を及ぼす。これまで、ガラスリボンの平坦化のために、ヒータ出力を浴槽内の各部で適宜調整する場合、ヒータ出力を部分的に低く設定すると、該当部の浴槽内の温度が低下し、ガラスの欠点が増加するという問題があり、板ガラスの平坦化と欠点の抑制を両立させることは難しかった。また、微細欠点が問題にならない場合や、生産条件により欠点が発生しにくい場合であって、さらに平坦化を求める場合に、ヒータ出力を部分的に低く設定するだけでは、目的の平坦度を得ることは難しかった。
本発明は、上述した課題に鑑みてなされたものであり、平坦性に優れ欠点の少ない板ガラスの製造方法を提供することを目的とする。
上記の目的は、本発明に係る下記(1)〜(5)の板ガラスの製造方法により達成される。
(1)浴槽に湛えられた溶融金属の表面上に溶融ガラスを連続的に供給し、前記浴槽の天井を貫通して前記浴槽内に露呈した複数のヒータにより前記溶融ガラスを加熱しつつ、前記溶融ガラスを前記溶融金属の表面に沿って所定の方向に流動させ、帯板状のガラスリボンにフロート成形する板ガラスの製造方法であって、
前記浴槽は、前記ガラスリボンを所定の板厚に成形する成形域と、成形後に徐冷を行う徐冷域とを有しており、
前記ガラスリボンの成形域を、前記溶融ガラスの粘度分布に基づいて前記溶融ガラスの流動方向に上流列、中流列、下流列に区画し、かつ少なくとも上流列および下流列において前記ガラスリボンの幅方向に中央部と両側部とに区画し、
前記溶融ガラスの流動が定常な状態において、前記ガラスリボンの成形域の上流列の中央部の区画および下流列の中央部の区画のヒータの出力を1KW/m以下とするとともに、前記ガラスリボンの成形域の区画に対応して前記天井の上方空間が仕切られ、前記上流列の中央部または前記下流列の中央部の少なくともいずれか一方の区画に対応する上方空間の領域から前記浴槽内に流入する単位面積あたりのガス流量をその両側部の領域の単位面積あたりのガス流量に対して制御することを特徴とする板ガラスの製造方法。
(2)前記ガラスリボンの成形域の前記上流列の中央部または前記下流列の中央部の少なくともいずれか一方の区画に対応する上方空間の領域から前記浴槽内に流入する単位面積あたりのガス流量をその両側部の領域の単位面積あたりのガス流量に対して20%以上〜100%未満に制御することを特徴とする(1)に記載の板ガラスの製造方法。
(3)前記ガラスリボンの成形域の前記上流列の中央部または前記下流列の中央部の少なくともいずれか一方の区画に対応する上方空間の領域から前記浴槽内に流入する単位面積あたりのガス流量をその両側部の領域の単位面積あたりのガス流量に対して100%超〜200%に制御することを特徴とする(1)に記載の板ガラスの製造方法。
(4)前記ガラスリボンの成形域の上流列は、前記溶融ガラスの粘度分布が103.8〜105.3ポイズであり、この上流列における中央部と両側部とは、前記溶融ガラスの供給部に設けられて前記溶融ガラスの流動を前記所定の方向にガイドするガラスガイドの出口幅の端から中央に向けてそれぞれ0〜450mmの地点で区画され、
前記ガラスリボンの成形域の下流列は、前記溶融ガラスの粘度分布が105.7〜107.5ポイズであり、この下流列における中央部と両側部とは、ガラスリボンの中央部の幅が両側縁間の幅に対し20〜40%となる地点で区画されることを特徴とする(1)〜(3)のいずれかに記載の板ガラスの製造方法。
(5)前記ガラスリボンの成形域の中流列において、下流列側の端から上流列側へ4000〜5000mmの領域を中流後段列として区画し、この中流後段列においてガラスリボンの中央部の幅が両側縁間の幅に対し20〜40%となる地点で中央部と両側部とに区画し、
前記溶融ガラスの流動が定常状態において、前記ガラスリボンの成形域の中流後段列の中央部の区画のヒータの単位面積あたりの出力を両側部の区画のヒータの単位面積あたりの出力に比べて50%以下とすることを特徴とする(4)に記載の板ガラスの製造方法。
本発明は、フロートバスにおける溶融ガラスの流動が定常な状態において、ガラスリボンの成形域の上流列の中央部の区画および下流列の中央部の区画のヒータの出力を切って生産を行うことにより、ガラスリボンの幅方向の肉厚が均一化される。さらに、ガラスリボンの成形域の上流列の中央部または下流列の中央部の少なくともいずれか一方の区画に対応する上方空間の領域から浴槽内に流入する単位面積あたりのガス流量を、その両側部の領域の単位面積あたりのガス流量に対して制御して生産を行うことにより、両区画における浴槽内の雰囲気温度の過度の低下が防止され、浴槽内の溶融金属蒸気の凝集及び該凝集物のガラスリボン上への落下が抑制される。また、微細欠点が問題にならない場合や、生産条件により欠点が発生しにくい場合にも、さらなる平坦化を図ることができる。それにより、平坦性に優れ、かつ欠点の少ない板ガラスを得ることができる。
本発明に係る板ガラスの製造方法を実施する装置の一例を示す断面図である。 図1におけるII−II線断面図である。 図2におけるIII-III線断面図である。 図1におけるIV-IV線断面図である。
符号の説明
1 浴槽
2 溶融金属
3 溶融ガラス
4 ガラスリボン
7 天井壁(天井)
9 仕切り板
10 ガス供給管
11 ヒータ
17 上方空間
18 下方空間(浴槽内)
以下、図面を参照して、本発明に係る板ガラスの製造方法の一実施形態を詳細に説明する。
図1は、本発明に係る板ガラスの製造方法を実施する装置の一例を示す断面図、図2は図1におけるII−II線断面図、図3は図2におけるIII-III線断面図、図4は図1におけるIV-IV線断面図である。
図1に示すように、フロート設備の浴槽1には溶融金属2が湛えられており、溶融金属2の表面上に溶融ガラス3がツイール15により流量を制御されつつリップ16から連続的に供給される。溶融金属2は、典型的には錫である。
さらに図2を参照して、溶融金属2の表面上に供給された溶融ガラス3は、ガラスガイド19により案内されて、図中左側から右側に向けて流動する。ガラスガイド19は、例えば浴槽1の底壁に立設され、リップ16の下方にあたる溶融ガラス3の供給部において溶融金属2の表面から露呈した一対の障壁で構成され、これら一対の障壁は溶融ガラス3の流動方向に向けて配置されている。
溶融ガラス3は、浴槽1内に露呈した複数のヒータ11により加熱され、上記所定の方向に流動して帯板状のガラスリボン4を形成する。ガラスリボン4は、浴槽1の出口12から取り出され、その後、不図示のレヤー(徐冷炉)にて徐冷され、洗浄後、所定の寸法に切断される。
浴槽1の天井構造6は、レンガ壁で構成されて溶融金属2の上方に配置された天井壁7と、天井壁7を上方から覆うケーシング8と、を有している。溶融ガラス3を加熱する複数のヒータ11は、ガラスリボン4の成形域F1および徐冷域F2に適宜分布し、それぞれ天井壁7を貫通して、その発熱部を浴槽1内に露呈させて配置されている。
ケーシング8にはガス供給管10が設けられ、天井壁7の上方にあって天井壁7とケーシング8との間の上方空間17にガスが供給される。天井壁7には各ヒータ11を挿通させる貫通孔が設けられており、天井壁7の上方空間に供給されたガスは、この貫通孔におけるヒータ11と天井壁7との隙間を通して、天井壁7の下方空間、すなわち浴槽内18に流入する。
浴槽内18に供給するガスは、不活性なガスを主たる成分とし、溶融ガラス3の変質を防止する。尚、還元性のガスを含ませて、溶融金属2の酸化物が生じることを防止し、それにより、ガラスリボン4に欠点が生じることを防止するようにしてもよい。
生産開始時や工事後の生産再開時などのスタートアップ時は、典型的にはガラスリボン4の温度を全体的に高めに設定し、溶融ガラス3を成形域F1から徐冷域F2へ順調に流動させる。ここで、スタートアップ時とは、浴槽1の出口12から引き出されるガラスリボン4の量(ton/時間)のバラツキが5%超となる状態をいうものとする。
溶融ガラス3の流動が定常な状態において、溶融ガラス3の供給部の近傍にあたるガラスリボン4の成形域F1の上流側では、ガラスリボン幅方向中央部の溶融ガラス3は周囲に広がらずに山になりやすく、ガラスリボン4の中央部の肉厚が大きくなる傾向にある。また、ガラスリボン4の成形域F1の下流側では、ガラスリボン4の側縁部分の肉厚が大きくなる傾向にある。ここで、定常状態とは、浴槽出口から引き出されるガラスリボン4の量(ton/時間)のバラツキが5%以内となる状態をいうものとする。
そこで、図2に示すように、ガラスリボン4の成形域F1を、溶融ガラス3の粘度分布に基づいて溶融ガラス3の流動方向に上流列、中流列、下流列(それぞれa列、b列、c列の3列)に区画し、かつ少なくともa、c列においてガラスリボン4の幅方向に中央部(a1、c1)と両側部(a2、a3、c2、c3)とに区画する。
本実施形態では、ガラスリボン4の成形域F1の上流列のa列は、溶融ガラスの粘度分布が103.8〜105.3ポイズ(無アルカリガラスの場合1120〜1300℃相当、ソーダライムガラスの場合895〜1070℃相当)であり、a列における中央部と両側部とは、ガラスガイド19の出口幅Wの端から中央に向けてそれぞれ0〜450mm、好ましくは0〜300mm、より好ましくは150〜250mmの地点で区画されている。
また、本実施形態では、ガラスリボン4の成形域F1の下流列のc列は、溶融ガラス3の粘度分布が105.7〜107.5ポイズ(無アルカリガラスの場合945〜1080℃相当、ソーダライムガラスの場合740〜860℃相当)であり、c列における中央部と両側部とは、ガラスリボンの中央部の幅が両側縁間の幅に対し20〜40%となる地点で区画されている。
そして、溶融ガラス3の流動が定常な状態においては、a列の中央部の区画a1およびc列の中央部の区画c1の単位面積あたりのヒータ11の出力を1KW/m以下、好ましくは0.5KW/m以下、より好ましくは0.05KW/m以下とする。さらに好ましくはヒータ11の出力を切る。
区画a1では溶融ガラス3の供給部のためガラスリボン4の肉厚が大きくなる傾向にある。区画a1のヒータ11の出力を切ることにより区画a1の雰囲気温度が低下し、溶融ガラス3が周囲に効率的に広がりやすくなり、それにより、ガラスリボン4の幅方向にその肉厚が均一化される。
また、区画c1ではガラスリボン4のリボン幅が縮幅されやすい。区画c1のヒータ11の出力を切ることにより区画c1の雰囲気温度は区画c2、c3の雰囲気温度に比べて低下し、区画c2、c3の両側縁は縮幅されにくくなり、それにより、ガラスリボン4の幅方向にその肉厚が均一化される。
尚、中流列のb列において、c列側の端からa列側へ4000〜5000mmの領域を中流後段列(b´列)として区画し、この中流後段列においてガラスリボン4の中央部の幅が両側部間の幅に対し20〜40%となる地点で中央部(b´1)と両側部(b´2、b´3)とに区画するようにしてもよい。中流後段列(b´列)では、c列と同様にガラスリボン4のリボン幅が縮幅されやすい傾向のため、中流後段列(b´列)の中央部の区画b´1のヒータ11の単位面積あたりの出力を両側部の区画b´2、b´3のヒータ11の単位面積あたりの出力に比べて50%以下に抑制することが好ましい。より好ましくは、5〜30%、さらに好ましくは5〜20%、最も好ましくは5〜10%に抑制する。それにより、区画b´2、b´3の両側縁は、縮幅されにくくなり、それにより、ガラスリボン4の幅方向にその肉厚が均一化される。
さらに、図1、図3、および図4に示すように、ガラスリボン4の成形域F1の区画a1〜a3、c1〜c3に対応して天井壁7の上方空間17を仕切り板9で領域A1〜A3、C1〜C3に仕切り、少なくとも領域A1またはC1のいずれか一方へのガス供給量を制御する。欠点を抑制する場合には領域A1および/またはC1から浴槽内18に流入する単位面積あたりのガス流量を、その両側部の領域から浴槽1内に流入する単位面積あたりのガス流量の20以上〜100%未満とする。
区画a1および区画c1は、溶融ガラス3の流動が定常な状態においてヒータ11の出力が切られて雰囲気温度が低下しており、そこにガスを過度に供給すると、雰囲気温度の更なる低下を招き、浴槽内18の溶融金属蒸気が凝集してガラスリボン4の表面に落下して付着する可能性がある。定常時において、区画a1および区画c1に対応する天井壁7の上方空間17の領域A1および/または領域C1から浴槽1内に流入する単位面積あたりのガス流量を減少させることにより、雰囲気温度の過度の低下を防止し、溶融金属蒸気の凝集を防止する。それにより、ガラスリボン4の欠点が削減される。
また、微細欠点が問題にならない場合や、生産条件により欠点が発生しにくい場合であって、さらに平坦化を求める場合には、領域A1および/またはC1から浴槽内18に流入する単位面積あたりのガス流量を、その両側部の領域から浴槽1内に流入する単位面積あたりのガス流量の100%超〜200%とする。それにより、ガラスリボン4の平坦性が向上する。
尚、ガラスリボン4の成形域の中流後段列において中央部の区画b´1のヒータ11の出力を抑制する場合には、A1〜A3、C1〜C3と同様に、区画b´1〜b´3に対応して天井壁7の上方空間17を仕切り板9でB´1〜B´3に仕切って、領域B´1から浴槽1内に流入する単位面積あたりのガス流量をB´2、B´3から流入する単位面積あたりのガス流量に対して制御(減少または増加)してもよい。
浴槽1内に供給するガスは、上述の通り不活性なガスを主たる成分とし、そこに還元性のガスを含ませてもよい。例えば、ガラスリボン4の成形域F1の上流列のa列の区画a1〜a3に供給するガスは窒素100%のガスとする。また、ガラスリボン4の成形域F1の中流列のb列に供給するガスは、水素を1.5〜10%含む水素と窒素との混合ガスとする。また、ガラスリボン4の成形域F1の下流列のc列の区画c1〜c3に供給するガスは、水素を7.5〜10%、好ましくは8〜9%含む水素と窒素との混合ガスとする。尚、成形されたガラスリボン4の徐冷域F2では、水素を7.5〜10%含む水素と窒素との混合ガスを供給する。
さらに、徐冷後のガラスリボン4の幅方向の板厚に局所的な偏差がある場合は、中流列(b列)において、中流後段列(b’列)の上流端から上流列(a列)側へ4500〜6000mmの領域を中流中段列(b’’列)として区画し(不図示)、徐冷後のガラスリボン4の幅方向の板厚偏差に応じて、中流中段列(b’’列)の幅方向のヒータ11の出力を制御することが好ましい。
具体的には、次のように制御することが好ましい。
(1)浴槽1の出口12から引き出されたガラスリボン4が不図示の徐冷炉で徐冷された後に、ガラスリボン4の幅方向(ガラスリボン4の両側縁からそれぞれ400mmの範囲は除く)の板厚を20mmピッチで測定する。
(2)平均板厚に対する板厚偏差が任意の500mm間で10μm以上となる箇所を対象に、平均板厚よりも厚い箇所に相当するヒータ11の出力を上げ、平均板厚よりも薄い箇所に相当するヒータ11の出力を下げるように制御する。
(3)ヒータ11の出力を上げ下げする量は、板厚偏差に応じて設定する。例えば、板厚偏差が+10μm以上であれば、単位面積あたりのヒータ11の出力を5〜35%、好ましくは5〜25%上げ、板厚偏差が−10μm以上であれば、単位面積あたりのヒータ11の出力を5〜35%、好ましくは5〜25%下げる。
(4)前記制御は、板厚測定結果に基づき、自動的に行なってもよいし、手動で行なってもよい。
以下に、本発明の板ガラスの製造方法の実施例を説明する。実施例1〜実施例4のそれぞれについて、溶融ガラスの流動が定常な状態における、ガラスリボンの成形域の上流列、中流後段列、下流列の中央部の各区画(a1、b´1、c1)および両側部の各区画(a2、a3、b´2、b´3、c2、c3)の単位面積あたりのヒータ出力と、上流列、中流後段列、下流列の中央部の各区画に対応する上方空間の各領域(A1、B´1、C1)および上流列、中流後段列、下流列の両側部の各区画に対応する上方空間の各領域(A2、A3、B´2、B´3、C2、C3)から浴槽内に流入する単位面積あたりのガス流量とを表1に示す。
実施例1および実施例4は、ガラスリボンの平坦性を確保しつつ、欠点を抑制する場合の例である。この実施例1では、上流列の中央部の区画(a1)および下流列の中央部の区画(c1)のヒータ出力を切り、中流後段列の中央部の区画(b´1)の単位面積あたりのヒータ出力をその両側部の区画(b´2、b´3)の単位面積あたりのヒータ出力の50%以下にしている。そして、上流列の中央部の区画に対応する上方空間の領域(A1)から浴槽内に流入する単位面積あたりのガス流量は、その両側部の領域(A2、A3)から浴槽内に流入する単位面積あたりのガス流量と均等とし、中流後段列の中央部の区画および下流列の中央部の区画に対応する上方空間の各領域(B´1、C1)から浴槽内に流入する単位面積あたりのガス流量を、その両側部の領域(B´2、B´3、C2、C3)から浴槽内に流入する単位面積あたりのガス流量よりも減少させている。
実施例2は、欠点がさほど問題にならない場合に、さらに平坦性を求める場合の例である。この実施例2では、上流列の中央部の区画(a1)および下流列の中央部の区画(c1)のヒータ出力を切り、中流後段列の中央部の区画(b´1)の単位面積あたりのヒータ出力をその両側部の区画(b´2、b´3)の単位面積あたりのヒータ出力の50%以下にしている。そして、上流列の中央部の区画および下流列の中央部の区画に対応する上方空間の各領域(A1、C1)から浴槽内に流入する単位面積あたりのガス流量は、その両側部の領域(A2、A3、C2、C3)から浴槽内に流入する単位面積あたりのガス流量よりも増加させ、中流後段列の中央部の区画に対応する上方空間の領域(B´1)から浴槽内に流入する単位面積あたりのガス流量を、その両側部の領域(B´2、B´3)から浴槽内に流入する単位面積あたりのガス流量よりも減少させている。
実施例3は、欠点が問題になる場合に、欠点を防止しつつ、平坦性も向上させる場合の例である。この実施例3では、上流列の中央部の区画(a1)および下流列の中央部の区画(c1)のヒータ出力を切り、中流後段列の中央部の区画(b´1)の単位面積あたりのヒータ出力をその両側部の区画(b´2、b´3)の単位面積あたりのヒータ出力の50%以下にしている。そして、上流列の中央部の区画および中流後段列の中央部の区画に対応する上方空間の各領域(A1、B´1)から浴槽内に流入する単位面積あたりのガス流量は、その両側部の領域(A2、A3、B´2、B´3)から浴槽内に流入する単位面積あたりのガス流量よりも減少させ、下流列の中央部の区画に対応する上方空間の領域(C1)から浴槽内に流入する単位面積あたりのガス流量を、その両側部の領域(C2、C3)から浴槽内に流入する単位面積あたりのガス流量よりも増加させている。
Figure 2009054411
実施例1〜4の条件にて、無アルカリガラスのガラスリボンの成形を行った。その結果、液晶ディスプレイ用ガラス基板として平坦性に優れ、欠点の少ない板ガラスが得られた。
以上、説明したように、本実施形態の板ガラスの製造方法によれば、溶融ガラス3の流動が定常な状態において、ガラスリボン4の成形域F1の上流列のa列の中央部の区画a1および下流列のc列の中央部の区画c1のヒータ11の出力を切ることにより、ガラスリボン4の幅方向にその肉厚を容易に均一化できる。
さらに、ガラスリボン4の成形域F1の上流列のa列の中央部の区画a1および/または下流列のc列の中央部の区画c1に対応する天井壁7の上方空間の領域A1、C1から浴槽1内に流入する単位面積あたりのガス流量を、その両側部の領域の単位面積あたりのガス流量に対して減少させることにより、両区画a1、c1における雰囲気温度の過度の低下を防止して、浴槽内18の溶融金属蒸気の凝集を抑制し、ガラスリボン表面へ凝集物の落下を防止することができる。それにより、平坦性に優れ欠点の少ない板ガラスを安定して生産することができる。
また、微細欠点が問題にならない場合や、生産条件により欠点が発生しにくい場合には、ガラスリボン4の成形域F1の上流列のa列の中央部の区画a1および/または下流列のc列の中央部の区画c1に対応する天井壁7の上方空間の領域A1、C1から浴槽1内に流入する単位面積あたりのガス流量を、その両側部の領域の単位面積あたりのガス流量に対して増加させることにより、さらなる平坦化を図ることができる。
上述のように、特に液晶ディスプレイ用の無アルカリガラスの場合はフロート成形時における板ガラスの平坦化及び欠点の抑制が難しいが、本明によれば、無アルカリガラスであっても平坦性に優れ欠点の少ない板ガラスを得ることができる。そして、液晶ディスプレイ用ガラス基板の場合はフロート成形後に板ガラス表面を研磨するが、平坦性に優れ欠点の少ない板ガラスでは研磨量を削減することができ、生産性の向上やコストの削減を図ることができる。さらに、区画a1、c1のヒータ11を切り、領域A1、C1の単位面積あたりのガス流量を減少させることにより、大幅な省エネによるコスト削減も可能となる。
さらに、徐冷後のガラスリボン4の幅方向の板厚に局所的な偏差がある場合は、徐冷後のガラスリボン4の幅方向の板厚に応じて、中流中段列の幅方向の単位面積あたりのヒータ11の出力を制御することで、局所的な板厚偏差を抑えることができる。
尚、本発明は、上述した実施形態に限定されるものではなく、適宜、変形、改良等が自在である。その他、上述した実施形態における各構成要素の材質、形状、寸法、数値、形態、数、配置場所、等は本発明を達成できるものであれば任意であり、限定されない。
なお、本出願は、2007年10月25日出願の日本出願(特願2007−277701)に基づくものであり、その内容はここに参照として取り込まれる。

Claims (5)

  1. 浴槽に湛えられた溶融金属の表面上に溶融ガラスを連続的に供給し、前記浴槽の天井を貫通して前記浴槽内に露呈した複数のヒータにより前記溶融ガラスを加熱しつつ、前記溶融ガラスを前記溶融金属の表面に沿って所定の方向に流動させ、帯板状のガラスリボンにフロート成形する板ガラスの製造方法であって、
    前記浴槽は、前記ガラスリボンを所定の板厚に成形する成形域と、成形後に徐冷を行う徐冷域とを有しており、
    前記ガラスリボンの成形域を、前記溶融ガラスの粘度分布に基づいて前記溶融ガラスの流動方向に上流列、中流列、下流列に区画し、かつ少なくとも上流列および下流列において前記ガラスリボンの幅方向に中央部と両側部とに区画し、
    前記溶融ガラスの流動が定常な状態において、前記ガラスリボンの成形域の上流列の中央部の区画および下流列の中央部の区画のヒータの出力を1KW/m以下とするとともに、前記ガラスリボンの成形域の区画に対応して前記天井の上方空間が仕切られ、前記上流列の中央部または前記下流列の中央部の少なくともいずれか一方の区画に対応する上方空間の領域から前記浴槽内に流入する単位面積あたりのガス流量をその両側部の領域の単位面積あたりのガス流量に対して制御することを特徴とする板ガラスの製造方法。
  2. 前記ガラスリボンの成形域の前記上流列の中央部または前記下流列の中央部の少なくともいずれか一方の区画に対応する上方空間の領域から前記浴槽内に流入する単位面積あたりのガス流量をその両側部の領域の単位面積あたりのガス流量に対して20%以上〜100%未満に制御することを特徴とする請求項1に記載の板ガラスの製造方法。
  3. 前記ガラスリボンの成形域の前記上流列の中央部または前記下流列の中央部の少なくともいずれか一方の区画に対応する上方空間の領域から前記浴槽内に流入する単位面積あたりのガス流量をその両側部の領域の単位面積あたりのガス流量に対して100%超〜200%に制御することを特徴とする請求項1に記載の板ガラスの製造方法。
  4. 前記ガラスリボンの成形域の上流列は、前記溶融ガラスの粘度分布が103.8〜105.3ポイズであり、この上流列における中央部と両側部とは、前記溶融ガラスの供給部に設けられて前記溶融ガラスの流動を前記所定の方向にガイドするガラスガイドの出口幅の端から中央に向けてそれぞれ0〜450mmの地点で区画され、
    前記ガラスリボンの成形域の下流列は、前記溶融ガラスの粘度分布が105.7〜107.5ポイズであり、この下流列における中央部と両側部とは、ガラスリボンの中央部の幅が両側縁間の幅に対し20〜40%となる地点で区画されることを特徴とする請求項1〜3のいずれか一項に記載の板ガラスの製造方法。
  5. 前記ガラスリボンの成形域の中流列において、下流列側の端から上流列側へ4000〜5000mmの領域を中流後段列として区画し、この中流後段列においてガラスリボンの中央部の幅が両側縁間の幅に対し20〜40%となる地点で中央部と両側部とに区画し、
    前記溶融ガラスの流動が定常状態において、前記ガラスリボンの成形域の中流後段列の中央部の区画のヒータの単位面積あたりの出力を両側部の区画のヒータの単位面積あたりの出力に比べて50%以下とすることを特徴とする請求項4に記載の板ガラスの製造方法。
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