JPWO2009054066A1 - 液晶表示パネル、それを備えた液晶表示装置及びその製造方法 - Google Patents

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Abstract

本発明は、一対の基板間に液晶を封止した液晶表示パネル、それを備えた液晶表示装置及びその製造方法に関し、回路基板との接続を容易に行える液晶表示パネル、それを備えた液晶表示装置及びその製造方法を提供することを目的とする。液晶表示パネル6は、帯状に形成されて並列する複数の走査電極17を有する走査電極基板7と、帯状に形成されて並列するデータ電極19を有するデータ電極基板9と、走査電極基板7上の一端辺側に形成されてデータ電極19と電気的接続をとる複数の接続端子10とを有している。

Description

本発明は、一対の基板間に液晶を封止した液晶表示パネル、それを備えた液晶表示装置及びその製造方法に関する。
積層方式の反射型表示素子を構成する表示パネルは、例えば対向配置された一対の樹脂フィルム基板間に表示材料を封止した構造を有している。当該表示パネルは、回路基板との接続のために樹脂フィルム基板の縁部に接続端子が設けられている。
図8及び図9は、従来の積層方式の反射型カラー液晶表示装置の製造方法を示している。対向配置された一対の基板107、109間に赤色(R)の光を反射するB用コレステリック液晶を封止してR用液晶表示パネル106rを製造する。次に、図8(a)に示すように、R用液晶表示パネル106rと回路基板(不図示)とを接続する中継基板108dを基板107の一端部に露出した接続端子(不図示)に接続する。中継基板108dには、フレキシブルプリント基板(FPC)が用いられる。
次に、図8(b)に示すように、基板109の一端部に露出した接続端子(不図示)に中継基板108sを接続する。両基板107、109にそれぞれ形成された当該接続端子は、両基板107、109が互いに対向する対向面側に形成されている。このため、基板109に中継基板108sを取り付けるためには、中継基板108dを取り付けたR用液晶表示パネル106rを反転させなければならない。
次に、R用液晶表示パネル106rと同様の製造方法により製造したG用液晶表示パネル106gを準備する。G用液晶表示パネル106gは、一対の基板107、109間に緑色(G)の光を反射するG用コレステリック液晶が封止されている。次に、図9(a)に示すように、R用液晶表示パネル106rの基板109上に接着剤を塗布して接着層34を形成する。次いで、接続基板108d、108sを接続したG用液晶表示パネル106gを接着層34を用いてR用液晶表示パネル106r上に固着する。さらに、図示は省略するが、G用液晶表示パネル106gの基板109上に接着層を形成して、G、R用液晶表示パネル106g、106と同様の構造であって青色(B)の光を反射するB用コレステリック液晶を封止したB用液晶表示パネル106bを固着する。
次に、B、G、R用液晶表示パネル106b、106g、106rの各中継基板108d、108sを不図示の回路基板に接続する。これにより、積層方式の反射型カラー液晶表示装置が完成する。
国際公開第06/100711号パンフレット
反射型カラー液晶表示装置は、互いに異なる色の光を反射する複数の液晶表示パネルを積層してカラー表示を行うことができる。図9(b)に示すように、同一形状のG、R用液晶表示パネル106g、106rを積層するため、下層のR用液晶表示パネル106rは、回路基板との接続用の端子が上層のG用液晶表示パネル106gによって隠れてしまう。このため、B、G、R用液晶表示パネル106b、106g、106rと回路基板とを接続する中継基板108d、108sの取り付け作業が行い難いという問題がある。
そこで、図8(a)乃至図9(a)に示すように、G、R用液晶表示パネル106g、106rを積層する前に、G、R用液晶表示パネル106g、106rに中継基板108d、108sを実装してから積層する方法がある。あるいは、上層に配置される液晶表示パネルと下層に配置される液晶表示パネルとで接続端子の形成位置を変えるという方法で対処する提案がある。しかし、基板107上に形成された接続端子と、基板109上に形成された接続端子とは、互いに対向する基板面上に形成されている。このため、いずれの方法であっても、中継基板の取り付け工程において、B、G、R用液晶表示パネル106b、106g、106rをそれぞれ反転させる必要がある。この反転作業は、積層型液晶表示装置の量産性を阻害する要因となる。また、中継基板が液晶表示パネルの積層の作業性を悪化させるという問題がある。このような理由から、液晶表示パネルの積層後に、液晶表示パネルと回路基板との接続を容易に行える積層構造やその製造方法の実現が求められている。
本発明の目的は、回路基板との接続を容易に行える液晶表示パネル、それを備えた液晶表示装置及びその製造方法を提供することにある。
上記目的は、第1の電極を有する第1の基板と、第2の電極を有する第2の基板とが、液晶層を挟んで対向して形成された液晶表示パネルにおいて、前記第1の電極と前記第2の電極の電気的接続をとる端子が前記第2の基板又は前記第1の基板のいずれか一方に形成されていることを特徴とする液晶表示パネルによって達成される。
上記目的は、第1の電極を有する第1の基板と、第2の電極を有する第2の基板とが、液晶層を挟んで対向して構成された液晶表示パネルが回路基板上に設置され、前記第1の電極と前記第2の電極の電気的接続をとる端子が前記第2の基板又は前記第1の基板のいずれか一方に形成され、前記端子と前記回路基板とが電気的に接続されたことを特徴とする液晶表示装置によって達成される。
上記目的は、第1の電極を有する第1の基板と、第2の電極を有する第2の基板とが、液晶層を挟んで対向して構成された液晶表示パネルが複数積層されて回路基板上に載置され、前記第1の電極と前記第2の電極の電気的接続をとる端子が前記第2の基板又は前記第1の基板のいずれか一方に形成され、各液晶表示パネルの前記端子と前記回路基板とが電気的に接続されたことを特徴とする液晶表示装置によって達成される。
上記目的は、第1の電極と、前記第1の電極とは電気的に分離した端子とを第1の基板に、及び第2の電極を第2の基板に形成する工程と、前記第1の電極と前記第2の電極とが対向するように形成して、前記第2の電極と前記端子とを電気的に接続する工程と、前記端子と回路基板とを電気的に接続する工程とを有することを特徴とする液晶表示装置の製造方法によって達成される。
上記目的は、第1の電極と、前記第1の電極とは電気的に分離した端子とを第1の基板に、及び第2の電極を第2の基板に形成し、前記第1の電極と前記第2の電極とを対向するように前記第1の基板と前記第2の基板とを貼り合わせ、前記第2の電極と前記端子とを電気的に接続する液晶表示パネルの製造工程と、前記液晶表示パネルを複数積層して回路基板上に載置し、複数の前記液晶表示パネルの各々の前記端子と前記回路基板とを電気的に接続する工程とを有することを特徴とする液晶表示装置の製造方法によって達成される。
本発明によれば、回路基板との接続を容易に行える液晶表示パネル及びそれを備えた液晶表示装置が実現できる。
本発明の一実施の形態による液晶表示パネル6の概略構成を示す図である。 本発明の一実施の形態による液晶表示パネル6の分解図である。 本発明の一実施の形態による液晶表示装置の製造方法(その1)を説明する図である。 本発明の一実施の形態による液晶表示装置の製造方法(その2)を説明する図である。 本発明の一実施の形態による液晶表示装置の製造方法(その3)を説明する図である。 本発明の一実施の形態による液晶表示装置の製造方法(その4)を説明する図である。 本発明の一実施の形態による液晶表示装置の製造方法(その5)を説明する図である。 従来の積層型液晶表示装置の製造方法(その1)を説明する図である。 従来の積層型液晶表示装置の製造方法(その2)を説明する図である。
符号の説明
2 駆動回路基板
2d、2s 接続部
3 液晶層
6 液晶表示パネル
6g、106g G用液晶表示パネル
6r、106r R用液晶表示パネル
7 走査電極基板
8 導電性接続部
8a 接続材
9 データ電極基板
10 接続端子
12 下層電極
14、26 導体層
16 導電層
16a 金属膜
17 走査電極
18 接続パッド部
19 データ電極
21 シール剤
22 接合部
23 引き出し電極部
23a 透明電極膜
24 引き出し端子
30、32 レジストパターン
30a、32a レジスト
34 接着層
35 加熱加圧ヘッド
36 接続線材
37 ステージ
107、109 基板
108d、108s 中継基板
本発明の一実施の形態による液晶表示パネル、それを備えた液晶表示装置及びその製造方法について図1乃至図7を用いて説明する。まず、本実施の形態の液晶表示パネル6の概略構成について図1及び図2を用いて説明する。図1は、本実施の形態による液晶表示パネル6の概略構成を示している。図1(a)は、液晶表示パネル6の断面構成を示し、図1(b)は、液晶表示パネル6の基板端部の要部を示す斜視図である。図1(b)では、導電性接続部8の図示を省略している。図2は、液晶表示パネル6の分解図であって、図2(a)は、データ電極基板9をデータ電極19の形成面の裏面側から見た図であり、図2(b)は、走査電極17の走査電極17の形成面側から見た図である。
図1(a)乃至図2(b)に示すように、液晶表示パネル6は、帯状に形成されて並列する複数の走査電極(第1の電極)17を有する走査電極基板(第1の基板)7と、帯状に形成されて並列するデータ電極(第2の電極)19を有するデータ電極基板(第2の基板)9とが、液晶層3を挟んで対向して形成された構造を有している。走査電極17及びデータ電極19は、対面して交差して配置されている。両電極17、19で画定された各交差領域がそれぞれ画素(不図示)となる。画素がマトリクス状に配列されて表示画面を形成している。液晶表示パネル6は、XYマトリクス電極構成を有している。なお、図1(a)での符号17は、複数の走査電極17の存在領域を示している。
走査電極基板7及びデータ電極基板9は、両基板7、9の周囲に枠状に形成されたシール剤21で貼り合わされている。液晶層3は、シール剤21の内周側であって両基板7、9間に封止されている。液晶層3は、所定の波長の光を選択的に反射するように平均屈折率nや螺旋ピッチpが調整されたコレステリック液晶を有している。
また、液晶表示パネル6は、走査電極基板7上の一端辺側に形成されてデータ電極19と電気的接続をとる複数の接続端子10を有している。接続端子10は、走査電極17とは電気的に分離して形成されている。接続端子10は、走査電極17の延びる方向とほぼ直交する方向に延びて形成されている。接続端子10は、データ電極19と同数形成されている。接続端子10は、走査電極17と同一材料で同時に同層に形成された下層電極12と、下層電極12上に形成された導体層14とを有している。本実施の形態では、接続端子10は、走査電極基板7に形成されているが、データ電極基板9側に形成されて走査電極17と電気的接続をとるようになっていてもよい。
データ電極基板9は、複数の接続端子10にそれぞれ対向して配置された接続パッド部18を有している。接続パッド部18は、データ電極基板9の一端辺側までデータ電極19を延伸して形成された引き出し電極部23と、引き出し電極部23上に形成された導電層16とを有している。接続パッド部18は、他の領域より幅広に形成された接合部22を有している。接続端子10に対向する接続パッド部18の対向面積は接合部18によって広くなるので、接続パッド部18と接続端子10との電気的接続を十分に確保することができる。また、複数の接合部18は、データ電極基板9の基板面法線方向に見て、千鳥配置されている。これにより、接続パッド部18は、データ電極19の一直線上に配置することができる。
液晶表示パネル6は、両基板7、9間に形成されて走査電極17又はデータ電極19のいずれか一方(本実施の形態ではデータ電極19)と接続端子10とを接続する導電性接続部8を有している。後程図5及び図6を用いて説明するように、導電性接続部8は、接続パッド部18上に形成された接合材8aを溶解することによって、接続パッド部18と接続端子10との間を層間接続するようになっている。
図2(b)に示すように、走査電極基板7は、複数の走査電極17からそれぞれ引き出して形成された引き出し端子24を有している。引き出し端子24は、複数の走査電極17の一端部にそれぞれ形成されている。引き出し端子24は、接続端子10の配置された走査電極基板7の一端辺に直交する他端辺側に配置されている。引き出し端子24は、走査電極17と同一材料で同時に同層に形成された下層電極(不図示)と、当該下層電極上に形成された導体層26とを有している。導体層26は接続端子10の導体層14と同時に同一材料で形成されている。
走査電極基板7又はデータ電極基板9のうちの接続端子10が形成されたいずれかの基板の大きさは、他方の基板よりも大きく形成されている。本実施の形態では、接続端子10は、走査電極基板7に形成されているので、走査電極基板7は、データ電極基板9より大きく形成されている。これにより、接続端子10及び引き出し端子24は、液晶表示パネル6の端部に露出するようになっている。さらに、接続端子10及び引き出し端子24は、データ電極基板9側に向かって露出している。このため、液晶表示パネル6は、回路接続用端子を片側より取り出せる構造になる。これにより、液晶表示パネル6は、反転せずに容易に中継基板を接続することができるので、後程説明するように、液晶表示パネル6を備えた液晶表示装置の製造工程を簡略化でき、製造歩留まりの向上を図ることができる。
次に、本実施の形態による液晶表示装置の製造方法について図3乃至図7を用いて説明する。図3及び図4は、液晶表示パネル6の接続パッド部18の製造工程断面図である。図5及び図6は、接続パッド部18の加熱加圧工程を説明する図である。図7は、液晶表示パネルと回路基板との接続工程を説明する図である。
図3(a)に示すように、例えば、ポリカーボネート(PC)フィルムで形成されたデータ電極基板9上にインジウム錫酸化物(Indium Tin Oxide;ITO)又はインジウム亜鉛酸化物(Indium Zic Oxide;IZO)等の透明電極膜23aを形成する。
次に、図3(b)に示すように、透明電極膜23a上の全面にレジスト30aを塗布する。次いで、図3(c)に示すように、レジスト30aを露光、現像して、将来的にデータ電極19(図3(c)では不図示)及び接続パッド部18が形成される領域にレジスト30aが残されたレジストパターン30を形成する。次いで、図3(d)に示すように、レジストパターン30をマスクとして透明導電膜23aをエッチングする。次いで、図3(e)に示すように、レジストパターン30を剥離することにより、データ電極19(不図示)及び引き出し電極部23が形成される。データ電極19は、約0.2mm(ミリメートル)の幅に形成され、約0.24mmのピッチに形成される。
次に、図4(a)に示すように、データ電極基板9の引き出し電極部23の形成領域に、例えばスパッタリング法を用いて銅で形成された金属膜16aを成膜する。次に、図4(b)に示すように、金属膜16a上の全面にレジスト32aを塗布する。次いで、図4(c)に示すように、レジスト32aを露光、現像して、将来的に接続パッド部18が形成される領域にレジスト32aが残されたレジストパターン32を形成する。
次に、図4(d)に示すように、レジストパターン32をマスクとして金属膜16aをエッチングする。次いで、図4(e)に示すように、レジストパターン32を剥離することにより、引き出し電極部23上に導電層16が形成される。これにより、接続パッド部18が完成する。
次に、図4(f)に示すように、接続パッド部18上に、例えばめっき法を用いてSn、Ag及びBiのいずれかを含む半田材で形成された接続材8aを形成する。本実施の形態では、データ電極基板19はフィルム基板であるため、耐熱性に制限がある。このため、接続材8aには、例えば130℃〜140℃程度の低温型の半田材が用いられる。こうして、データ電極基板9が完成する。次に、走査電極基板7を製造する。走査電極基板7の接続端子10及び引き出し端子24は、接続パッド部18と同様の形成工程により形成される。その際、走査電極17と接続端子10とは電気的に分離して形成される。
次に、走査電極17及びデータ電極19を交差して向かい合わせ、さらに走査電極基板7上に形成された接続端子10及び引き出し端子24の一部がそれぞれ露出するように、両基板7、9を貼り合わせる(図1参照)。両基板7、9は、シール剤21により貼り合わされる。次に、両基板7、9間にコレステリック液晶を注入して注入口を封止する。当該コレステリック液晶は、例えば赤色の光を反射するように平均屈折率nや液晶分子の螺旋ピッチpが調整されている。
次に、図5に示すように、液晶を封止した両基板7、9の走査電極基板7側をステージ37上に載置し、次いで、接続パッド部18が形成された領域のデータ電極基板9上に加熱加圧ヘッド35を載置する。
次いで、接続パッド部18の領域をステージ37及び加熱加圧ヘッド35により両基板7、9の両面から加熱加圧する。図6(a)に示すように、接続パッド部18は、他の領域より幅広に形成された接合部22を有している。このため、加熱加圧ヘッド35により接続材8aを溶解すると、図6(b)に示すように、表面張力により接続材8aの膜厚が増すようになる。このように、接続材8aが溶融して導電性接続部8が形成され、接続端子10と接続パッド部18とが接続される。これにより、接続端子10は、導電性接続部8を介してデータ電極19と電気的に接続される。こうして、赤色の光を反射するR用液晶表示パネル6rが完成する。
次に、図7(a)に示すように、R用液晶表示パネル6rを駆動回路基板2上に載置する。本実施の形態による積層型液晶表示装置を駆動するための駆動回路基板2は、接続端子10及び引き出し端子24(図7(a)乃至図7(c)では不図示)とそれぞれ接続する階段状の接続部2d、2sを有している。
次に、図7(b)に示すように、ワイヤーボンディングにより、接続端子10と最下段の接続部2dとを接続線材36で接続し、引き出し端子24と最下段の接続部2sとを接続線材36で接続する。以上の製造工程を経て、モノクロカラー表示が可能な単層の液晶表示装置が完成する。なお、単層の液晶表示装置に用いられる駆動回路基板は、階段状の接続部を有していなくてよい。
次に、R用液晶表示パネル6rと同様の製造方法を用いて、例えば緑色(G)の光を選択的に反射するG用液晶表示パネル6gを製造する。G用液晶表示パネル6gは、緑色の光を選択的に反射するように平均屈折率nや液晶分子の螺旋ピッチpが調整されたコレステリック液晶を有している。
次に、図7(b)に示すように、R用液晶表示パネル6rのデータ電極基板9上に接着剤を塗布して接着層34を形成する。次いで、G用液晶表示パネル6gの走査電極基板7をR用液晶表示パネル6rのデータ電極基板9上に載置する。次いで、接着層34を用いてG、R用液晶表示パネル6g、6rを積層して固定する。次いで、ワイヤーボンディングにより、接続端子10と中段の接続部2dとを接続線材36で接続し、引き出し端子24と中段の接続部2sとを接続線材36で接続する。
次に、図示は省略するが、R用液晶表示パネル6rと同様の製造方法を用いて、例えば青色(B)の光を選択的に反射するように平均屈折率nや液晶分子の螺旋ピッチpが調整されたコレステリック液晶を備えたB用液晶表示パネル6bを製造する。次いで、G用液晶表示パネル6gのデータ電極基板9上に接着剤を塗布して接着層を形成する。次いで、B用液晶表示パネル6bの走査電極基板7をG用液晶表示パネル6gのデータ電極基板9上に載置する。次いで、接着層を用いてB、G、R用液晶表示パネル6b、6g、6rを積層して固定する。次いで、ワイヤーボンディングにより、B用液晶表示パネル6bの接続端子と最上段の接続部2dとを接続線材36で接続し、B用液晶表示パネル6bの引き出し端子と最上段の接続部2sとを接続線材36で接続する。これにより、フルカラー表示が可能な積層型液晶表示装置が完成する。
以上説明したように、本実施の形態によれば、B、G、R用液晶表示パネル6b、6g、6rの接続端子10及び引き出し端子24は、データ電極基板9に対面する走査電極基板7の基板面に形成されている。このため、B、G、R用液晶表示パネル6b、6g、6rは、接続線材36を一方の基板面から引き出して駆動回路基板2の接続部2d、2sに接続できる。これにより、液晶表示パネルを積層した後に、液晶表示パネルと駆動回路基板との接続を行うことができる。また、B、G、R用液晶表示パネル6b、6g、6rを反転することなく、B、G、R用液晶表示パネル6b、6g、6rと駆動回路基板2とを接続することができる。これにより、B、G、R用液晶表示パネル6b、6g、6rを反転するための反転機等が不要になり、製造工程の自動化を図り易くなる。従来と異なり、液晶表示パネル上に積層する液晶表示パネル(例えば、図7(c)に示すG用液晶表示パネル6gに相当)には、中継基板が接続されていない。このため、B、G、R用液晶表示パネル6b、6g、6r同士の積層を阻害する部材がなく、容易に接着層を形成するための樹脂をG、R用液晶表示パネル6g、6r上に塗布することができる。
また、従来のように接続端子の取り出す位置を変更する場合に比べ、液晶表示パネルの形状を同一とすることができるので、製造工程での管理工数を低減できる。さらに、接続端子は、フォトリソグラフィやスパッタリング法等で一括処理できる。このため、対向する一対の基板側面に接続材料を形成してデータ電極又は走査電極と接続端子とを接続する方法や、対向する一対の基板間に貫通穴を通してデータ電極又は走査電極と接続端子とを接続させる方法に比べて接続工程が容易になる。さらに、当該接続工程が容易になるため、表示部の高精細化に伴う狭ピッチ化にも対応が可能になる。
本発明は、上記実施の形態に限らず種々の変形が可能である。上記実施の形態では、液晶表示パネルは、ワイヤーボンディングを用いて駆動回路基板と接続されているが、本発明はこれに限られない。例えば、液晶表示パネルは、FPCを用いて駆動回路基板と接続されていても、同様の効果が得られる。
また、上記実施の形態では、データ電極9側から加熱して接続パッド部18を過熱しているが、本発明はこれに限られない。接続パッド部18は、両基板7、9の両側から加熱されてももちろんよい。
走査電極及びデータ電極が対向して配置された表示パネル及びそれを備えた表示装置に適用できる。

Claims (20)

  1. 第1の電極を有する第1の基板と、第2の電極を有する第2の基板とが、液晶層を挟んで対向して形成された液晶表示パネルにおいて、
    前記第1の電極と前記第2の電極の電気的接続をとる端子が前記第2の基板又は前記第1の基板のいずれか一方に形成されていること
    を特徴とする液晶表示パネル。
  2. 前記端子が形成された前記第1の基板又は前記第2の基板のいずれかの大きさが、他方の基板よりも大きいこと
    を特徴とする請求項1記載の液晶表示パネル。
  3. 前記第1及び第2の基板間に形成されて前記第1の電極又は前記第2の電極のいずれか一方と前記端子とを接続する導電性接続部をさらに有すること
    を特徴とする請求項1記載の液晶表示パネル。
  4. 第1の電極を有する第1の基板と、第2の電極を有する第2の基板とが、液晶層を挟んで対向して構成された液晶表示パネルが回路基板上に設置され、
    前記第1の電極と前記第2の電極の電気的接続をとる端子が前記第2の基板又は前記第1の基板のいずれか一方に形成され、
    前記端子と前記回路基板がと電気的に接続されたこと
    を特徴とする液晶表示装置。
  5. 前記端子と前記回路基板とは、ワイヤーボンディングにより接続されていること
    を特徴とする請求項4記載の液晶表示装置。
  6. 前記端子が形成された前記第1の基板又は前記第2の基板のいずれかの大きさが、他方の基板よりも大きいこと
    を特徴とする請求項4記載の液晶表示装置。
  7. 前記第1及び第2の基板間に形成されて前記第1の電極又は前記第2の電極のいずれか一方と前記端子とを接続する導電性接続部をさらに有すること
    を特徴とする請求項4記載の液晶表示装置。
  8. 第1の電極を有する第1の基板と、第2の電極を有する第2の基板とが、液晶層を挟んで対向して構成された液晶表示パネルが複数積層されて回路基板上に載置され、
    前記第1の電極と前記第2の電極の電気的接続をとる端子が前記第2の基板又は前記第1の基板のいずれか一方に形成され、
    各液晶表示パネルの前記端子と前記回路基板とが電気的に接続されたこと
    を特徴とする液晶表示装置。
  9. 前記端子と前記回路基板とは、ワイヤーボンディングにより接続されていること
    を特徴とする請求項8記載の液晶表示装置。
  10. 前記端子が形成された前記第1の基板又は前記第2の基板のいずれかの大きさが、他方の基板よりも大きいこと
    を特徴とする請求項8記載の液晶表示装置。
  11. 第1の電極と、前記第1の電極とは電気的に分離した端子とを第1の基板に、及び第2の電極を第2の基板に形成する工程と、
    前記第1の電極と前記第2の電極とが対向するように形成して、前記第2の電極と前記端子とを電気的に接続する工程と、
    前記端子と回路基板とを電気的に接続する工程と
    を有することを特徴とする液晶表示装置の製造方法。
  12. 前記第2の電極の端部において接合材によって前記端子と前記第2の電極とを電気的に接続すること
    を特徴とする請求項11記載の液晶表示装置の製造方法。
  13. 前記接合材が半田材であること
    を特徴とする請求項12記載の液晶表示装置の製造方法。
  14. 前記半田材は、Sn、Ag及びBiのいずれかを含むこと
    を特徴とする請求項13記載の液晶表示装置の製造方法。
  15. 前記端子と前記回路基板とをワイヤーボンディングにより接続すること
    を特徴とする請求項11記載の液晶表示装置の製造方法。
  16. 前記端子が形成された前記第1の基板を前記第2の基板より大きく形成すること
    を特徴とする請求項11記載の液晶表示装置の製造方法。
  17. 第1の電極と、前記第1の電極とは電気的に分離した端子とを第1の基板に、及び第2の電極を第2の基板に形成し、
    前記第1の電極と前記第2の電極とを対向するように前記第1の基板と前記第2の基板とを貼り合わせ、前記第2の電極と前記端子とを電気的に接続する液晶表示パネルの製造工程と、
    前記液晶表示パネルを複数積層して回路基板上に載置し、複数の前記液晶表示パネルの各々の前記端子と前記回路基板とを電気的に接続する工程と
    を有することを特徴とする液晶表示装置の製造方法。
  18. 前記第2の電極の端部において接合材によって前記端子と前記第2の電極とを電気的に接続すること
    を特徴とする請求項17記載の液晶表示装置の製造方法。
  19. 前記端子と前記回路基板とをワイヤーボンディングにより接続すること
    を特徴とする請求項17記載の液晶表示装置の製造方法。
  20. 前記端子が形成された前記第1の基板を前記第2の基板より大きく形成すること
    を特徴とする請求項17記載の液晶表示装置の製造方法。
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