JPWO2009019780A1 - エレベータの調速機 - Google Patents

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Abstract

エレベータの調速機においては、調速機シーブと回転体との間にクラッチ機構が設けられている。アクチュエータは、調速機シーブの回転により電流を発生する直流発電機からの通電の有無に応じて、クラッチ機構による回転の伝達・遮断を切り替える。整流回路は、調速機シーブの回転方向が第1及び第2の方向のうちの予め決められた方向であるときのみ、直流発電機からアクチュエータに電流を流す。

Description

この発明は、かごの走行速度が予め設定された過速度に達したことを検出するエレベータの調速機に関するものである。
近年、かごの上昇時の定格速度が下降時の定格速度よりも高く設定されるエレベータが提案されている。このようなエレベータに用いられる従来の調速機では、かごの走行により回転される調速機シーブと、調速機シーブの回転が伝達されて回転される回転体との間に、クラッチ機構が設けられている。クラッチ機構は、かごの下降時には調速機シーブから回転体に回転を伝達し、かごの上昇時には調速機シーブから回転体への回転の伝達を遮断する。また、回転体には、かごの下降時に走行速度の超過を検出する機構が搭載されている。さらに、調速機シーブには、かごの上昇時に走行速度の超過を検出する機構が搭載されている(例えば、特許文献1参照)。
特開2000−327241号公報
上記のような従来の調速機では、クラッチ機構をどのように駆動するか述べられておらず、通常の駆動方法では外部からの給電が必要になってしまう。
この発明は、上記のような課題を解決するためになされたものであり、外部からの給電を必要とせず、かごの上昇時と下降時とで異なる閾値を用いてかごの走行速度を監視することができるエレベータの調速機を得ることを目的とする。
この発明によるエレベータの調速機は、かごに接続された調速機ロープが巻き掛けられ、かごの上昇に伴って第1の方向へ回転され、かごの下降に伴って第1の方向とは反対の第2の方向へ回転される調速機シーブ、調速機シーブに設けられ、調速機シーブの回転によりかごの走行速度が第1の閾値に達したことを検出する第1の速度検出機構、調速機シーブの回転が伝達されて回転される回転体、回転体に設けられ、回転体の回転によりかごの走行速度が第1の閾値よりも低い第2の閾値に達したことを検出する第2の速度検出機構、調速機シーブと回転体との間に設けられ、調速機シーブと回転体との間で回転を伝達・遮断するクラッチ機構、調速機シーブの回転により電流を発生する直流発電機、直流発電機からの通電の有無に応じて、クラッチ機構による回転の伝達・遮断を切り替えるアクチュエータ、及び調速機シーブの回転方向が第1及び第2の方向のうちの予め決められた方向であるときのみ、直流発電機からアクチュエータに電流を流す整流回路を備えている。
また、この発明によるエレベータの調速機は、かごに接続された調速機ロープが巻き掛けられ、かごの上昇に伴って第1の方向へ回転され、かごの下降に伴って第1の方向とは反対の第2の方向へ回転される調速機シーブ、調速機シーブの回転速度に応じて変位される操作部材と、操作部材により操作される検出スイッチとを有する速度検出機構、調速機シーブの回転により電流を発生する直流発電機、直流発電機からの通電の有無に応じて、操作部材と検出スイッチとの相対的な位置関係を変化させるアクチュエータ、及び調速機シーブの回転方向が第1及び第2の方向のうちの予め決められた方向であるときのみ、直流発電機からアクチュエータに電流を流す整流回路を備えている。
この発明の実施の形態1によるエレベータ装置を示す構成図である。 図1の調速機の断面図である。 図2の第1のクラッチ板が第2のクラッチ板から引き離された状態を示す断面図である。 図2の調速機シーブを示す正面図である。 図1の調速機の要部を示す側面図である。 図5の調速機をVI−VI線に沿って見た正面図である。 図6の非常止め作動機構が動作した状態を示す正面図である。 この発明の実施の形態2によるエレベータの調速機の断面図である。 この発明の実施の形態3によるエレベータの調速機の断面図である。 図9の検出スイッチが第2の位置に変位された状態を示す断面図である。
以下、この発明の好適な実施の形態について図面を参照して説明する。
実施の形態1.
図1はこの発明の実施の形態1によるエレベータ装置を示す構成図である。図において、かご1及び釣合おもり2は、昇降路3内を昇降される。昇降路3の上部には、機械室4が設けられている。機械室4内には、かご1及び釣合おもり2を昇降させる巻上機5が設置されている。巻上機5は、駆動シーブ6と、駆動シーブ6を回転させるとともに駆動シーブ6の回転を制動する巻上機本体7とを有している。
巻上機5の近傍には、そらせ車8が設けられている。駆動シーブ6及びそらせ車8には、複数本(図では1本のみ示す)の主索9が巻き掛けられている。主索9の第1の端部には、かご1が吊り下げられている。主索9の第2の端部には、釣合おもり2が吊り下げられている。
機械室4内には、エレベータ制御装置10及び調速機11が設置されている。エレベータ制御装置10は、巻上機5を制御する。即ち、かご1の昇降は、エレベータ制御装置10により制御される。また、エレベータ制御装置10には、かご1の下降時の下降用定格速度と、かご1の上昇時の上昇用定格速度とが設定されている。さらに、上昇用定格速度は、下降用定格速度よりも高く設定されている。
調速機11は、かご1が予め設定された過速度に達したことを検出し、かご1を非常停止させる。調速機11には、調速機ロープ12の上端部が巻き掛けられている。調速機ロープ12の下端部は、昇降路3内の下部に設けられた張り車13に巻き掛けられている。また、調速機ロープ12は、かご1に搭載された非常止め装置14に接続されている。昇降路3の底部には、かご緩衝器15及び釣合おもり緩衝器16が設置されている。
図2は図1の調速機11の断面図である。支持台21には、調速機シーブ支持部21aと回転体支持部21bとが設けられている。調速機シーブ支持部21aには、第1及び第2の調速機シーブ軸受22,23を介して、調速機シーブ24が回転可能に支持されている。
調速機シーブ24の回転軸は、水平に配置されている。調速機シーブ24の外周部には、調速機ロープ12が巻き掛けられる。これにより、調速機シーブ24は、かご1の上昇に伴って第1の方向へ回転され、かご1の下降に伴って第1の方向とは反対の第2の方向へ回転される。
回転体支持部21bには、第1及び第2の回転体軸受25,26を介して、円板状の回転体27が回転可能に支持されている。回転体27は、調速機シーブ24と同軸に配置され、調速機シーブ24の回転が伝達されて調速機シーブ24と一体に回転される。
調速機シーブ24の回転軸と回転体27の回転軸との間には、調速機シーブ24と回転体27との間で回転を伝達・遮断するクラッチ機構28が設けられている。クラッチ機構28は、調速機シーブ24と一体に回転される第1のクラッチ板29と、回転体27と一体に回転される第2のクラッチ板30とを有している。第1のクラッチ板29は、第2のクラッチ板30に対して接離可能である。
調速機シーブ支持部21aには、複数のクラッチ押圧ばね31、複数のアクチュエータ32、直流発電機33、及び複数の整流回路34が支持されている。クラッチ押圧ばね31は、第1のクラッチ板29を第2のクラッチ板30に結合する方向へ付勢する。
アクチュエータ32は、クラッチ機構28による回転の伝達・遮断を切り替える。具体的には、アクチュエータ32は、クラッチ押圧ばね31に抗して第1のクラッチ板29を第2のクラッチ板30から引き離す駆動力を発生する。また、アクチュエータ32としては、ソレノイドコイルを有する電磁アクチュエータが用いられている。
直流発電機33は、調速機シーブ24の回転軸の周囲に配置されており、調速機シーブ24の回転により電流を発生する。整流回路34は、直流発電機33とアクチュエータ32のソレノイドコイルとの間に電気的に接続されており、正負いずれかの電流のみをソレノイドコイルに通電する。即ち、整流回路34は、調速機シーブ24の回転方向が第1及び第2の方向のうちの予め決められた方向であるときのみ、直流発電機33からソレノイドコイルに電流を流す。
この例では、整流回路34は、調速機シーブ24の回転方向が第1の方向であるとき、即ちかご1の上昇時に、直流発電機33からアクチュエータ32に電流を流す。また、アクチュエータ32は、直流発電機33から電流が流されたときにクラッチ機構28による回転の伝達を遮断し、直流発電機33からの電流が整流回路34で遮断されたときにクラッチ機構28により回転を伝達させる。
従って、かご1の上昇時には、図3に示すように、第1のクラッチ板29が第2のクラッチ板30から引き離され、調速機シーブ24のみが回転される。また、かご1の下降時には、第1のクラッチ板29が第2のクラッチ板30に結合され、調速機シーブ24とともに回転体27が回転される。
図4は図2の調速機シーブ24を示す正面図である。調速機シーブ24には、図2及び図3では省略したが、第1の速度検出機構35が設けられている。第1の速度検出機構35は、調速機シーブ24の回転により、かご1の走行速度(上昇速度)が第1の閾値に達したことを検出する。第1の閾値は、上昇用定格速度の1.3倍程度に設定されている。
第1の速度検出機構35は、一対の第1のフライウエイト36a,36b、第1のリンク37、第1の平衡ばね38及び第1の検出スイッチ39を有している。第1のフライウエイト36a,36bは、調速機シーブ24に回動可能に搭載されている。第1のリンク37は、第1のフライウエイト36a,36b間に連結されている。第1の平衡ばね38は、調速機シーブ24と第1のフライウエイト36aとの間に設けられている。
第1の検出スイッチ39は、調速機シーブ支持部21aに設けられている。第1のフライウエイト36aには、第1の検出スイッチ39を操作する第1の操作ピン36cが設けられている。
調速機シーブ24は、かご1の走行速度に応じた速度で回転される。このとき、第1のフライウエイト36a,36bは、調速機シーブ24の回転速度、即ちかご1の走行速度に対応した遠心力を受ける。そして、かご1の走行速度が所定値以上になると、第1のフライウエイト36a,36bは第1の平衡ばね38に逆らって回動される。
さらに、かご1の走行速度が第1の閾値に達すると、第1の操作ピン36cにより第1の検出スイッチ39が操作される。これにより、巻上機5のモータの電源が遮断されるとともに、巻上機5のブレーキによりかご1が非常停止される。
図5は図1の調速機11の要部を示す側面図、図6は図5の調速機11をVI−VI線に沿って見た正面図である。回転体27には、図2及び図3では省略したが、第2の速度検出機構40が設けられている。第2の速度検出機構40は、回転体27の回転により、かご1の走行速度(下降速度)が第1の閾値よりも低い第2の閾値に達したことを検出する。第2の閾値は、下降用定格速度の1.3倍程度に設定されている。
第2の速度検出機構40は、一対の第2のフライウエイト41a,41b、第2のリンク42、第2の平衡ばね43及び第2の検出スイッチ44を有している。第2のフライウエイト41a,41bは、回転体27に回動可能に搭載されている。第2のリンク42は、第2のフライウエイト41a,41b間に連結されている。第2の平衡ばね43は、回転体27と第1のフライウエイト41aとの間に設けられている。
第2の検出スイッチ44は、回転体支持部21bに設けられている。第2のフライウエイト41aには、第2の検出スイッチ44を操作する第2の操作ピン41cが設けられている。
回転体27は、かご1の下降時に走行速度に応じた速度で回転される。このとき、第2のフライウエイト41a,41bは、回転体27の回転速度、即ちかご1の走行速度に対応した遠心力を受ける。そして、かご1の走行速度が所定値以上になると、第2のフライウエイト41a,41bは第2の平衡ばね43に逆らって回動される。
さらに、かご1の走行速度が第2の閾値に達すると、第2の操作ピン41cにより第2の検出スイッチ44が操作される。これにより、巻上機5のモータの電源が遮断されるとともに、巻上機5のブレーキによりかご1が非常停止される。
また、調速機11には、非常止め装置14を作動させるための非常止め作動機構(第3の速度検出機構)45が設けられている。非常止め作動機構45は、トリップレバー46、爪47、引きばね48、ラチェット49、支持ピン50、支持フック51、ロープ掴み支え52、可動側ロープ掴み53、固定側ロープ掴み54及びロープ掴みばね55を有している。
トリップレバー46及び爪47は、それぞれ回転体27に回動可能に搭載されている。引きばね48は、回転体27と爪47との間に設けられ、ラチェット49の歯に噛み合う方向へ爪47を付勢する。トリップレバー46は爪47に係合しており、これにより爪47はラチェット49から離れた状態で保持されている。
ラチェット49は、回転体27の回転軸と同軸に配置されている。また、ラチェット49は、通常は回転体27が回転されても停止されており、爪47が噛み合うことにより回転体27とともに回動される。
支持ピン50の基端部は、ラチェット49に固定されている。支持ピン50の先端部には、支持フック51が係合されている。支持フック51には、ロープ掴み支え52が係合されている。
可動側ロープ掴み53は、ロープ掴み支え52に支持されている。ロープ掴み支え52が支持フック51に係合されている状態では、可動側ロープ掴み53は調速機ロープ12から離れている。固定側ロープ掴み54は、支持台21上に固定されている。
かご1の走行速度(下降速度)が第2の閾値を超え、第3の閾値(例えば、下降用定格速度の1.4倍程度)に達すると、第2のフライウエイト41a,41bがさらに回動され、トリップレバー46の爪47との係合が解除される。トリップレバー46の爪47との係合が解除されると、引きばね48により爪47が回動され、爪47がラチェット49の歯に噛み合う。
かご1の下降時には、回転体27は図6の反時計方向へ回転されているので、爪47がラチェット49に噛み合うと、ラチェット49も図6の反時計方向へ回転される。このラチェット49の回転により、支持ピン50の支持フック51との係合が解除され、続けて支持フック51が重力で回動されて支持フック51のロープ掴み支え52との係合が解除される。
これにより、ロープ掴み支え52が重力で下動し、可動側ロープ掴み53と固定側ロープ掴み54との間に調速機ロープ12が挟持され、ロープ掴みばね55が圧縮される。図7は図6の非常止め作動機構45が動作した状態を示す正面図である。調速機ロープ12がロープ掴み53,54間に把持されることにより、調速機ロープ12の循環移動が停止され、非常止め装置14が制動動作する。
このような調速機11では、調速機シーブ24の回転により電流を発生する直流発電機33を調速機シーブ支持部21aに設け、クラッチ機構28による回転の伝達・遮断を切り替えるアクチュエータ32と直流発電機33との間に整流回路34を設け、かご1の上昇時のみ直流発電機33からの電流をアクチュエータ32に通電し、第1のクラッチ板29を第2のクラッチ板30から引き離すようにしたので、外部からの給電を必要とせず(即ち停電時であっても)、かご1の上昇時と下降時とで異なる閾値を用いてかご1の走行速度を監視することができる。
また、何等かの原因で第1のクラッチ板29が第2のクラッチ板30から離れなくなった場合には、かご1の走行方向に関係なく、第1の閾値よりも低い第2の閾値でかご1を非常停止させることになるので、フェールセーフの働きが確保されており、故障時の信頼性も高い。
なお、第1の閾値は上昇用定格速度に基づいて設定され、第3の閾値は下降用定格速度に基づいて設定されるので、第1及び第3の閾値はどちらが大きくてもよい。
実施の形態2.
次に、図8はこの発明の実施の形態2によるエレベータの調速機の断面図である。図において、支持台61には、調速機シーブ支持部61aと回転体支持部61bとが設けられている。調速機シーブ支持部61aには、調速機シーブ24が回転可能に支持されている。調速機シーブ24の回転軸は、水平に配置されている。
調速機シーブ24の外周部には、調速機ロープ12が巻き掛けられている。これにより、調速機シーブ24は、かご1の上昇に伴って第1の方向へ回転され、かご1の下降に伴って第1の方向とは反対の第2の方向へ回転される。また、調速機シーブ24には、図4に示したような第1の速度検出機構35が設けられている。
調速機シーブ24の回転軸には、第1の傘歯車62が固定されている。回転体支持部61bには、第1及び第2の鉛直軸63,64が回転可能に保持されている。回転体である第2の鉛直軸64は、第1の鉛直軸63の上方に、第1の鉛直軸63と同軸に配置されている。第1の鉛直軸63の下端部には、第1の傘歯車62と噛み合う第2の傘歯車65が固定されている。
第1の鉛直軸63と第2の鉛直軸64との間には、第1の鉛直軸63と第2の鉛直軸64との間で回転を伝達・遮断するクラッチ機構28が設けられている。クラッチ機構28は、第1の鉛直軸63と一体に回転される第1のクラッチ板29と、第2の鉛直軸64と一体に回転される第2のクラッチ板30とを有している。第1のクラッチ板29は、第2のクラッチ板30に対して接離可能である。
回転車支持部61bには、複数のクラッチ押圧ばね31、複数のアクチュエータ32、直流発電機33、及び複数の整流回路34が支持されている。クラッチ押圧ばね31は、第1のクラッチ板29を第2のクラッチ板30に結合する方向へ付勢する。
アクチュエータ32は、クラッチ機構28による回転の伝達・遮断を切り替える。具体的には、アクチュエータ32は、クラッチ押圧ばね31に抗して第1のクラッチ板29を第2のクラッチ板30から引き離す駆動力を発生する。また、アクチュエータ32としては、ソレノイドコイルを有する電磁アクチュエータが用いられている。
直流発電機33は、第1の鉛直軸63の周囲に配置されており、第1の鉛直軸63の回転により電流を発生する。整流回路34は、直流発電機33とアクチュエータ32のソレノイドコイルとの間に電気的に接続されており、正負いずれかの電流のみをソレノイドコイルに通電する。即ち、整流回路34は、第1の鉛直軸63の回転方向、即ち調速機シーブ24の回転方向が第1及び第2の方向のうちの予め決められた方向であるときのみ、直流発電機33からソレノイドコイルに電流を流す。
この例では、整流回路34は、調速機シーブ24の回転方向が第1の方向であるとき、即ちかご1の上昇時に、直流発電機33からアクチュエータ32に電流を流す。また、アクチュエータ32は、直流発電機33から電流が流されたときにクラッチ機構28による回転の伝達を遮断し、直流発電機33からの電流が整流回路34で遮断されたときにクラッチ機構28により回転を伝達させる。
従って、かご1の上昇時には、第1のクラッチ板29が第2のクラッチ板30から引き離され、調速機シーブ24及び第1の鉛直軸63は回転されるが、第2の鉛直軸64は回転されない。また、かご1の下降時には、第1のクラッチ板29が第2のクラッチ板30に結合され、調速機シーブ24及び第1の鉛直軸63とともに第2の鉛直軸64が回転される。
第2の鉛直軸64には、第2の速度検出機構(フライボール調速機構)65が設けられている。第2の速度検出機構60は、第2の鉛直軸64の回転により、かご1の走行速度(下降速度)が第1の閾値よりも低い第2の閾値に達したことを検出する。第2の閾値は、下降用定格速度の1.3倍程度に設定されている。
第2の速度検出機構60は、上部回転板66、複数の支持腕67、複数のフライボール68、下部回転板69、複数のリンク70、第2の平衡ばね71、従動板72、第2の検出スイッチ73及び操作部材74を有している。
上部回転板66は、第2の鉛直軸64の上端部に固定され、第2の鉛直軸64と一体に回転される。各支持腕67の基端部(上端部)は、上部回転板66に揺動可能に連結されている。各支持腕67の先端部(下端部)には、フライボール68が固定されている。下部回転板69は、上部回転板66の下方で第2の鉛直軸64を囲繞している。
リンク70は、下部回転板69と支持腕67との間に連結されている。これにより、下部回転板69は、上部回転板66とともに回転される。また、遠心力によりフライボール68が支持腕67の基端部を中心として斜め上方へ変位されることにより、下部回転板69は上方へ変位される。
第2の平衡ばね71は、圧縮ばねであり、上部回転板66と下部回転板69との間に設けられている。従動板72は、下部回転板69の下方で第2の鉛直軸64を囲繞している。従動板72は、下部回転板69の上下方向への変位に追従するように下部回転板69に連結されている。また、下部回転板69の回転は、従動板72には伝達されない。
第2の検出スイッチ73は、回転体支持部61bに設けられている。操作部材74は、従動板72に固定され、第2の検出スイッチ73を操作する。
第2の鉛直軸64は、かご1の下降時に走行速度に応じた速度で回転される。このとき、フライボール68は、第2の鉛直軸64の回転速度、即ちかご1の走行速度に対応した遠心力を受ける。そして、かご1の走行速度が所定値以上になると、フライボール68は第2の平衡ばね71に逆らって斜め上方へ変位され、これに伴って下部回転板69、従動板72及び操作部材74が上方へ変位される。
さらに、かご1の走行速度が第2の閾値に達すると、操作部材74により第2の検出スイッチ73が操作される。これにより、巻上機5のモータの電源が遮断されるとともに、巻上機5のブレーキによりかご1が非常停止される。
このような調速機では、第2の鉛直軸64の回転、即ち調速機シーブ24の回転により電流を発生する直流発電機33を回転体支持部61bに設け、クラッチ機構28による回転の伝達・遮断を切り替えるアクチュエータ32と直流発電機33との間に整流回路34を設け、かご1の上昇時のみ直流発電機33からの電流をアクチュエータ32に通電し、第1のクラッチ板29を第2のクラッチ板30から引き離すようにしたので、外部からの給電を必要とせず、かご1の上昇時と下降時とで異なる閾値を用いてかご1の走行速度を監視することができる。
実施の形態3.
次に、図9はこの発明の実施の形態3によるエレベータの調速機の断面図である。図において、支持台61には、調速機シーブ支持部61aと回転体支持部61bとが設けられている。調速機シーブ支持部61aには、調速機シーブ24が回転可能に支持されている。調速機シーブ24の回転軸は、水平に配置されている。
調速機シーブ24の外周部には、調速機ロープ12が巻き掛けられている。これにより、調速機シーブ24は、かご1の上昇に伴って第1の方向へ回転され、かご1の下降に伴って第1の方向とは反対の第2の方向へ回転される。
調速機シーブ24の回転軸には、第1の傘歯車62が固定されている。回転体支持部61bには、鉛直軸75が回転可能に保持されている。鉛直軸75の下端部には、第1の傘歯車62と噛み合う第2の傘歯車65が固定されている。
鉛直軸75には、速度検出機構(フライボール調速機構)76が設けられている。速度検出機構76は、鉛直軸75の回転により、かご1の走行速度が第1及び第2の閾値に達したことを検出する。第1の閾値は、かご1が上昇しているときの閾値であり、上昇用定格速度の1.3倍程度に設定されている。また、第2の閾値は、かご1が下降しているときの閾値であり、下降用定格速度の1.3倍程度に設定されている。従って、第2の閾値は、第1の閾値よりも低く設定されている。
速度検出機構76は、上部回転板66、複数の支持腕67、複数のフライボール68、下部回転板69、複数のリンク70、平衡ばね71、従動板72、検出スイッチ73及び操作部材74を有している。
上部回転板66は、鉛直軸75の上端部に固定され、鉛直軸75と一体に回転される。各支持腕67の基端部(上端部)は、上部回転板66に揺動可能に連結されている。各支持腕67の先端部(下端部)には、フライボール68が固定されている。下部回転板69は、上部回転板66の下方で鉛直軸75を囲繞している。
リンク70は、下部回転板69と支持腕67との間に連結されている。これにより、下部回転板69は、上部回転板66とともに回転される。また、遠心力によりフライボール68が支持腕67の基端部を中心として斜め上方へ変位されることにより、下部回転板69は上方へ変位される。
平衡ばね71は、圧縮ばねであり、上部回転板66と下部回転板69との間に設けられている。従動板72は、下部回転板69の下方で鉛直軸75を囲繞している。従動板72は、下部回転板69の上下方向への変位に追従するように下部回転板69に連結されている。また、下部回転板69の回転は、従動板72には伝達されない。
検出スイッチ73は、回転体支持部61bに上下動可能に設けられている。操作部材74は、従動板72に固定され、検出スイッチ73を操作する。
鉛直軸75は、かご1の走行速度に応じた速度で回転される。このとき、フライボール68は、鉛直軸75の回転速度、即ちかご1の走行速度に対応した遠心力を受ける。そして、かご1の走行速度が所定値以上になると、フライボール68は平衡ばね71に逆らって斜め上方へ変位され、これに伴って下部回転板69、従動板72及び操作部材74が上方へ変位される。即ち、操作部材74は、調速機シーブ24の回転速度に応じて上下に変位される。
回転体支持部61bには、検出スイッチ73の上下方向への変位を案内するガイド体77が設けられている。検出スイッチ73は、図9に示す第1の位置と図10に示す第2の位置との間で変位可能である。検出スイッチ73が第1の位置にあるとき、フライボール68が遠心力により変位していなければ、検出スイッチ73の操作片と操作部材74との間には、所定の間隔g1が確保されている。
また、検出スイッチ73が第2の位置にあるとき、フライボール68が遠心力により変位していなければ、検出スイッチ73の操作片と操作部材74との間には、所定の間隔g2(g2>g1)が確保されている。
回転体支持部61bには、検出スイッチ73を第1の位置に保持するように付勢する押しばね78と、押しばね78に抗して検出スイッチ73を第2の位置へ変位させるアクチュエータ79とが設けられている。アクチュエータ79としては、ソレノイドコイルを有する電磁アクチュエータが用いられている。
調速機シーブ支持部61aには、調速機シーブ24の回転により電流を発生する直流発電機80が設けられている。アクチュエータ79は、直流発電機80からの通電の有無に応じて、検出スイッチ73の初期位置(フライボール68が遠心力により変位していないときの位置)を第1の位置と第2の位置との間で変化させる。
アクチュエータ79のソレノイドコイルと直流発電機80との間には、整流回路81が電気的に接続されている。整流回路81は、正負いずれかの電流のみをソレノイドコイルに通電する。即ち、整流回路81は、調速機シーブ24の回転方向が第1及び第2の方向のうちの予め決められた方向であるときのみ、直流発電機80からソレノイドコイルに電流を流す。
この例では、整流回路81は、調速機シーブ24の回転方向が第1の方向であるとき、即ちかご1の上昇時に、直流発電機80からアクチュエータ79に電流を流す。また、直流発電機80からアクチュエータ79への電流が整流回路81で遮断されたとき、検出スイッチ73は操作部材74に対して第1の位置に配置される。さらに、直流発電機80からアクチュエータ79に電流が流されたとき、アクチュエータ79により、第1の位置よりも操作部材74から離隔した第2の位置に検出スイッチ73が変位される。
第1の位置は、第2の閾値に対応するように予め調整されている。また、第2の位置は、第1の閾値に対応するように予め調整されている。
このような調速機では、調速機シーブ24の回転により電流を発生する直流発電機80を調速機シーブ支持部61aに設け、検出スイッチ73と操作部材74との間の距離を変化させるアクチュエータ79と直流発電機80との間に整流回路81を設け、かご1の上昇時のみ直流発電機80からの電流をアクチュエータ79に通電し、検出スイッチ73を操作部材74から離隔させるようにしたので、外部からの給電を必要とせず、かご1の上昇時と下降時とで異なる閾値を用いてかご1の走行速度を監視することができる。
また、何等かの原因で検出スイッチ73が第1の位置から動かせなくなった場合には、かご1の走行方向に関係なく、第1の閾値よりも低い第2の閾値でかご1を非常停止させることになるので、フェールセーフの働きが確保されており、故障時の信頼性も高い。
なお、実施の形態3では、アクチュエータ79により検出スイッチ73を変位させたが、検出スイッチ73と操作部材74との相対的な位置関係を変化させることができればよく、操作部材74の初期位置をアクチュエータ79で変化させてもよい。
また、実施の形態3では、非常止め作動機構について示さなかったが、実施の形態3の調速機に非常止め作動機構を設けてもよいのは勿論である。
さらに、上記の例では、上昇用定格速度が下降用定格速度よりも高い場合を示したが、場合によっては、下降用定格速度を上昇用定格速度よりも高く設定することも可能ではある。

Claims (5)

  1. かごに接続された調速機ロープが巻き掛けられ、上記かごの上昇に伴って第1の方向へ回転され、上記かごの下降に伴って上記第1の方向とは反対の第2の方向へ回転される調速機シーブ、
    上記調速機シーブに設けられ、上記調速機シーブの回転により上記かごの走行速度が第1の閾値に達したことを検出する第1の速度検出機構、
    上記調速機シーブの回転が伝達されて回転される回転体、
    上記回転体に設けられ、上記回転体の回転により上記かごの走行速度が上記第1の閾値よりも低い第2の閾値に達したことを検出する第2の速度検出機構、
    上記調速機シーブと上記回転体との間に設けられ、上記調速機シーブと上記回転体との間で回転を伝達・遮断するクラッチ機構、
    上記調速機シーブの回転により電流を発生する直流発電機、
    上記直流発電機からの通電の有無に応じて、上記クラッチ機構による回転の伝達・遮断を切り替えるアクチュエータ、及び
    上記調速機シーブの回転方向が上記第1及び第2の方向のうちの予め決められた方向であるときのみ、上記直流発電機から上記アクチュエータに電流を流す整流回路
    を備えているエレベータの調速機。
  2. 上記調速機シーブの回転方向が上記第1の方向であるとき、上記整流回路により上記直流発電機から上記アクチュエータに電流が流され、
    上記直流発電機から上記アクチュエータへの電流が上記整流回路で遮断されたとき、上記調速機シーブの回転が上記クラッチ機構により上記回転体に伝達され、
    上記直流発電機から上記アクチュエータに電流が流されたとき、上記クラッチ機構による回転の伝達が上記アクチュエータにより遮断される請求項1記載のエレベータの調速機。
  3. 上記回転体の回転により上記かごの走行速度が上記第2の閾値よりも高い第3の閾値に達したことを検出し、上記調速機ロープを把持する非常止め作動機構をさらに備えている請求項1記載のエレベータの調速機。
  4. かごに接続された調速機ロープが巻き掛けられ、上記かごの上昇に伴って第1の方向へ回転され、上記かごの下降に伴って上記第1の方向とは反対の第2の方向へ回転される調速機シーブ、
    上記調速機シーブの回転速度に応じて変位される操作部材と、上記操作部材により操作される検出スイッチとを有する速度検出機構、
    上記調速機シーブの回転により電流を発生する直流発電機、
    上記直流発電機からの通電の有無に応じて、上記操作部材と上記検出スイッチとの相対的な位置関係を変化させるアクチュエータ、及び
    上記調速機シーブの回転方向が上記第1及び第2の方向のうちの予め決められた方向であるときのみ、上記直流発電機から上記アクチュエータに電流を流す整流回路
    を備えているエレベータの調速機。
  5. 上記調速機シーブの回転方向が上記第1の方向であるとき、上記整流回路により上記直流発電機から上記アクチュエータに電流が流され、
    上記直流発電機から上記アクチュエータへの電流が上記整流回路で遮断されたとき、上記検出スイッチは上記操作部材に対して第1の位置に配置され、
    上記直流発電機から上記アクチュエータに電流が流されたとき、上記アクチュエータにより、上記第1の位置よりも上記操作部材から離隔した第2の位置に上記検出スイッチが変位される請求項1記載のエレベータの調速機。
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