JP5577736B2 - エレベータ用調速機 - Google Patents

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Description

この発明は、エレベータ用調速機に関するものである。
従来から広く使用されているエレベータ用調速機として、ディスク型調速機とフライボール型調速機がある。これらに代表される従来の調速機の過速検出機構は、回転方向依存性がない。このため、いずれの回転方向においても、同じ速度で過速検出が行われる。
しかしながら、例えば、カゴの上昇速度が下降速度よりも速いエレベータのカゴ側調速機においては、カゴの下降速度に合わせて設定した過速検出機構が、カゴの上昇時にも動作してしまう。このため、カゴの上昇速度、下降速度のそれぞれに合わせた過速検出を行うことができないという問題があった。
これに対し、一つの調速機に検出動作速度が異なる独立した二つの過速検出機構を備えたものが提案されている。かかる調速機においては、検出動作速度が遅い方の過速検出機構へは、ラチェットを介して綱車の回転が伝達される。一方、検出動作速度が速い方の過速検出機構へは、ラチェットがフリーとなり、綱車の回転が伝達されない。これにより、カゴの上昇速度が下降速度よりも速いエレベータのカゴ側調速機において、上昇速度、下降速度のそれぞれに合わせた過速検出を実施することができる(例えば、特許文献1参照)。
特開2000−327241号公報
しかし、特許文献1記載のものは、ラチェットがフリーになる方向に回転している間は、ラチェットから振動・騒音が発生する上、ラチェット部品の磨耗により、エレベータの安全部品としての調速機の安全性、信頼性が低下するという問題があった。
また、カゴの上昇速度が下降速度よりも速いエレベータにおいて、オモリ側非常止めが適用され、オモリ側調速機が備えられている場合は、カゴの上昇方向の過速検出は、必ずしも、カゴ側調速機で実施する必要はない。しかし、オモリ側調速機を備えることは、冗長な構成となり、コストが高くなるという問題があった。
この発明は、上述のような課題を解決するためになされたもので、その目的は、簡単な構成で、振動・騒音の発生や部品の磨耗による信頼性の低下を防止しつつ、回転方向依存性の付加された過速検出機構を実現することができるエレベータ用調速機を提供することである。
この発明に係るエレベータ用調速機は、エレベータの昇降体と連動するロープが巻き掛けられ、前記昇降体の昇降速度に応じて回転速度を変化させる綱車と、前記綱車の側面に設けられ、前記綱車の回転速度の増減に伴って、前記綱車の側面に沿って前記綱車の径方向外側への移動量を増減させ、予め決められた量だけ外側に移動したときに、検出器に過速検出されるフライウエイトと、前記綱車に対し、前記綱車の側面に沿って回転可能に設けられ、一対の係止用切り欠き部と前記一対の係止用切り欠き部の前記綱車中心側端部を連結する連結切り欠き部とを有したストッパと、前記綱車中心側に付勢力を受けながら前記連結切り欠き部に移動可能に挿通された転がり軸受と、を備え、前記綱車が予め決められた方向に回転した場合は、前記転がり軸受が、外周面を前記連結切り欠き部の縁部と接触させて回転しながら、前記連結切り欠き部から前記係止用切り欠き部の一方側に移動して、前記綱車が予め決められた回転速度になったときに、前記付勢力に抗して、前記係止用切り欠き部の一方に収まり、前記ストッパが前記フライウエイトに対して前記綱車の径方向外側に保持されて、前記フライウエイトが前記予め決められた量以上に外側ヘ移動することを防止し、前記綱車が前記予め決められた方向とは反対方向に回転した場合は、前記転がり軸受が、外周面を前記連結切り欠き部の縁部と接触させて回転しながら、前記連結切り欠き部から前記係止用切り欠き部の他方側に移動し、前記綱車が予め決められた回転速度になったときに、前記付勢力に抗して、前記係止用切り欠き部の他方に収まり、前記ストッパが前記フライウエイトに対して前記綱車の径方向外側から外れる位置に保持されるものである。
この発明によれば、簡単な構成で、振動・騒音の発生や部品の磨耗による信頼性の低下を防止しつつ、回転方向依存性の付加された過速検出機構を実現することができる。
この発明の実施の形態1におけるエレベータ用調速機の正面図である。 図1のA−A線における断面図である。 この発明の実施の形態1におけるエレベータ用調速機の要部を示す正面図である。 この発明の実施の形態1におけるエレベータ用調速機の要部を示す正面図である。 この発明の実施の形態1におけるエレベータ用調速機の要部を示す正面図である。 図1のB−B線における断面図の要部を示す図である。 図6のC部詳細図である。 この発明の実施の形態2におけるエレベータ用調速機の図7相当図である。 この発明の実施の形態3におけるエレベータ用調速機の図7相当図である。 この発明の実施の形態4におけるエレベータ用調速機の図7相当図である。 この発明の実施の形態5におけるエレベータ用調速機の図9相当図である。 この発明の実施の形態6におけるエレベータ用調速機の図10相当図である。 この発明の実施の形態7におけるエレベータ用調速機の要部を示す正面図である。 この発明の実施の形態8におけるエレベータ用調速機の要部を示す正面図である。 この発明の実施の形態9におけるエレベータ用調速機の要部を示す正面図である。
この発明を実施するための形態について添付の図面に従って説明する。なお、各図中、同一又は相当する部分には同一の符号を付しており、その重複説明は適宜に簡略化ないし省略する。
実施の形態1.
一般に、エレベータの昇降路は、建築物の各階を跨った鉛直方向に延びる空間からなる。この昇降路上部には、機械室が設けられる。この機械室には、巻上機が設けられる。この巻上機には、巻上ロープが巻回される。この巻上ロープの一端には、エレベータのカゴが吊持される。一方、巻上ロープの他端には、オモリが吊持される。そして、巻上機の回転は、制御装置に制御される。そして、巻上機の回転に追従して、カゴ及びオモリが設定された速度で昇降する。
また、カゴ下部には、非常止め装置が設けられる。この非常止め装置には、アームを介して無端状の調速機ロープが接続される。この調速機ロープ下端の湾曲部は、張り車に巻き掛けられる。一方、調速機ロープ上端の湾曲部は、機械室等に設けられた調速機の綱車に巻き掛けられる。以下、図1乃至図5を用いて、本実施の形態の調速機をより詳細に説明する。
図1はこの発明の実施の形態1におけるエレベータ用調速機の正面図である。図2は図1のA−A線における断面図である。
図1及び図2において、1は調速機である。この調速機1は、綱車2を備える。この綱車2は、主軸3に軸支される。また、綱車2には、調速機ロープ4が巻き掛けられる。
この調速機ロープ4は、無端状にカゴに取り付けられる。この調速機ロープ4は、カゴと連動する。そして、調速機ロープ4は、カゴの昇降に応じて、綱車2を回転させる。即ち、綱車2は、カゴの上昇速度に応じて一方向への回転速度を変化させるともに、カゴの下降速度に応じて他方向への回転速度を変化させる。
この綱車2の側面には、一対のディスク型のフライウエイト5がピン6を介して回動可能に設けられる。これらのフライウエイト5は、綱車2の回転速度の増減に伴って、綱車2の側面に沿って、綱車2の径方向外側への移動量を増減させる。これらのフライウエイト5は、リンク7により連結される。これにより、両フライウエイト5の回転角度が同一となるようになっている。
また、フライウエイト5の一方の一端には、リンク8を介して、平衡ばね9が設けられる。この平衡ばね9は、フライウエイト5の一方を綱車2中心側へ常時付勢している。また、リンク8には、ばね力調整用ナット10が設けられる。このばね力調整用ナット10は、平衡ばね9の付勢力を調整するためのものである。さらに、フライウエイト5の他方の一端には、綱車2の径方向外側に向けて、ドグ11が設けられる。
また、綱車2の一側部側に近接して、作動カム12が設けられる。この作動カム12は、過速スイッチ13に設けられる。そして、作動カム12が上下に移動すると、過速スイッチ13が動作するようになっている。さらに、綱車2の一側部下方には、ロープキャッチ14がカゴを取り付けた側の調速機ロープ4に近接して設けられる。
このロープキャッチ14は、フック15の下端に引っ掛かって吊持される。このフック15は、ピン16を介して中央で軸支される。また、ロープキャッチ14の対向側には、固定シュー17が設けられる。これにより、調速機ロープ4は、綱車2の一側部下方で、ロープキャッチ14と固定シュー17に囲まれる。
本実施の形態においては、さらに、ストッパ18が設けられる。このストッパ18の本体は、主軸3に回転可能に設けられる。このストッパ18の本体には、一対の係止用切り欠き部19が設けられる。これらの係止用切り欠き部19の綱車2中心側端部は、連結切り欠き部20によって連結される。この連結切り欠き部20は、主軸3を中心とした円弧状に形成される。そして、この連結切り欠き部20に沿って移動自在に、レバー21の一端22が挿通される。一方、レバー21の他端23は、綱車2に軸支される。
また、レバー21よりも主軸3側には、ピン24がストッパ18側に突出して綱車2に設けられる。一方、レバー21にも、ピン25が綱車2側に突出して設けられる。そして、これらのピン24、25の間に、引きばね26が設けられる。これらの引きばね26は、レバー21を、綱車2中心側に常時付勢している。
次に、図3〜図5を用いて、調速機1の動作を説明する。
図3〜図5はこの発明の実施の形態1におけるエレベータ用調速機の要部を示す正面図である。
まず、ストッパ18がない場合の調速機1の動作を説明する。
綱車2がカゴの昇降と同期して回転すると、綱車2の回転速度に応じた遠心力をフライウエイト5が受ける。ここで、カゴが定格速度以内で昇降している間は、フライウエイト5に加わる遠心力よりも、平衡ばね9による力の方が大きい。このため、フライウエイト5と綱車2との相対位置は、初期設定状態から変化しない。
そして、カゴの昇降速度が定格速度を超えると、フライウエイト5に加わる遠心力が平衡ばね9の力に打ち勝つ。このため、フライウエイト5が綱車2の径方向外側に移動を開始する。
さらに、カゴの昇降速度が第一の過速検出速度に達すると、フライウエイト5先端のドグ11が作動カム12に当接する。かかる当接により、過速スイッチ13が動作する。即ち、作動カム12及び過速スイッチ13は、カゴの上昇・下降に関らず、フライウエイト5が予め決められた量だけ外側に移動したときに、綱車2の過速検出を行う検出器として機能する。そして、過速スイッチ13の動作により、エレベータの巻上機及びブレーキへの動力が遮断される。かかる遮断により、通常は、カゴが停止する。
また、カゴが停止しないで、カゴの下降速度が第一の過速検出速度を超えて第二の過速検出速度に達すると、フライウエイト5が、さらに、綱車2の径方向外側に移動する。かかる移動により、ドグ11がフック15上端に作動カム12側から当接する。かかる当接により、フック15がピン16を中心に回転する。このフック15の回転により、フック15の下端がロープキャッチ14から外れる。
そして、ロープキャッチ14が、重力により落下し、固定シュー17との間で、調速機ロープ4を挟む。これにより、調速機ロープ4が制動される。この調速機ロープ4の制動に連動し、カゴに設けられた非常止め装置が動作する。この非常止め装置の動作により、カゴが停止する。
次に、ストッパ18がある場合の調速機1の動作を説明する。本実施の形態においては、綱車2の回転速度が予め決められた閾値を超えると、レバー21が綱車2の径方向外側へ移動するように、レバー21の質量と引きばね26のばね乗数とが決められる。そして、カゴが上昇方向に加速すると、ストッパ18は、レバー21の一端22に綱車2の回転方向に押される。これにより、ストッパ18は、綱車2と一体となって回転する。
そして、図3に示すように、カゴの上昇速度が閾値を超えると、レバー21の一端22は、遠心力により、綱車2の径方向外側に移動し、係止用切り欠き部19の一方に収まる。これにより、ストッパ18は、綱車2に対し、相対的に回転することができない状態で保持される。即ち、ストッパ18は、綱車2と一体となって回転することになる。
このとき、カゴの上昇方向が定格速度を超えて、フライウエイト5が綱車2の径方向外側に移動しようとする。しかし、ストッパ18の突出端が、フライウエイト5に対し、綱車2の径方向外側に配置されている。このため、フライウエイト5は、予め決められた以上に移動すると、ストッパ18の突出端と干渉することになる。
従って、フライウエイト5は、綱車2の径方向外側にはほとんど移動することができない。即ち、カゴの上昇速度が第一の過速検出速度に達しても、フライウエイト5先端のドグ11が作動カム12に当接することはない。このため、過速スイッチ13が動作することもない。
一方、カゴの上昇速度が減速し、閾値程度まで低下すると、レバー21の一端22は、綱車2の径方向内側、即ち、連結切り欠き部20に移動する。このため、ストッパ18は、綱車2に対し、連結切り欠き部20の長さ分だけ相対的に回転可能となる。
このとき、綱車2が減速していても、慣性の法則により、ストッパ18は、ほぼ等速で回転を続けようとする。このため、図4に示すように、ストッパ18は、綱車2に対し、相対的に回転する。続いて、カゴが下降方向に加速すると、ストッパ18は、レバー21の一端22に押される。これにより、ストッパ18は、綱車2と一体となって回転する。
そして、カゴの下降速度が閾値を超えると、図5に示すように、レバー21の一端22は、遠心力により、綱車2の径方向外側に移動し、係止用切り欠き部19の他方に収まる。これにより、ストッパ18の突出端は、フライウエイト5の外側から外れる位置に保持される。即ち、フライウエイト5の移動を制限するものはない。このため、カゴの下降速度が第一及び第二過速検出速度に達した際は、それぞれの速度に応じた過速検出動作が行われる。
かかる構成の調速機1によれば、両回転方向のうち予め決められた方向に綱車2が回転しているとき、ストッパ18は、フライウエイト5が予め決められた量以上に綱車2の径方向外側へ移動することを防止する。このため、簡単な構成で、振動・騒音の発生や部品の磨耗による信頼性の低下を防止しつつ、回転方向依存性の付加された過速検出機構を実現することができる。
また、綱車2が予め決められた方向に回転しているとき、ストッパ18の本体は、レバー21により、フライウエイト5に対し、綱車2の径方向外側に保持される。一方、綱車2が予め決められた方向と反対方向に回転しているとき、ストッパ18の本体は、レバー21により、フライウエイト5に対し、綱車2の径方向外側に保持される。このため、より安定して、回転方向依存性の付加された過速検出機構を実現することができる。
なお、レバー21の一端22が綱車2の径方向外側に移動するように設定された綱車2の回転速度の閾値は、カゴの上昇・下降速度のいずれか低い方の定格速度の半分程度に設定しておくことが好ましい。この場合、意図しない過速検出を効果的に防ぐことができる。また、カゴが上昇方向に走行している場合にのみ、過速検出を行うためには、カゴ上昇方向に綱車2が回転しているときに、フライウエイト5の移動を防止しないように、ストッパ18を構成すればよい。
しかしながら、上記構成の調速機1によっても、ストッパ18とレバー21との間には、多少の摩擦抵抗が発生する。かかる摩擦抵抗は、ストッパ18が綱車2に対して円滑に回転することを妨げる。そこで、本実施の形態においては、ストッパ18とレバー21との間の摩擦抵抗を大きく低下させるように改良した。かかる改良により、ストッパ18は、綱車2に対して円滑に回転することができる。以下、改良した調速機1について説明する。
図6は図1のB−B線における断面図の要部を示す図である。図7は図6のC部詳細図である。
本実施の形態においては、図6に示すように、レバー21の他端23は、玉軸受27を介して綱車2に軸支される。これに対し、レバー21の一端には、図7に示すように、転がり軸受体が設けられる。
この転がり軸受体は、カムフォロア28を備える。このカムフォロア28は、ワッシャ29を介してレバー21側に押し付けられる。このカムフォロア28の軸は、レバー21を貫通している。このカムフォロア28の軸端部には、綱車2側からナット30がねじ込まれる。かかる構成により、カムフォロア28は、レバー21に支持される。そして、カムフォロア28が、連結切り欠き部20に沿って移動自在に挿通される。
かかる改良された調速機1においては、綱車2が予め決められた方向に回転した場合、カムフォロア28は、外周面をストッパ18の連結切り欠き部20の縁部と接触させて、レバー21に対して回転しながら、ストッパ18の連結切り欠き部20から係止用切り欠き部19の一方側に移動する。
そして、綱車2が予め決められた回転速度以上になると、引きばね26の付勢力に抗して、カムフォロア28は、ストッパ18の係止用切り欠き部19の一方に収まる。これにより、ストッパ18は、フライウエイト5に対して綱車2の径方向外側に保持される。即ち、フライウエイト5が予め決められた量以上に外側へ移動することはない。
これに対し、綱車2が予め決められた方向とは反対方向に回転した場合、カムフォロア28は、外周面をストッパ18の連結切り欠き部20の縁部と接触させて、レバー21に対して回転しながら、ストッパ18の連結切り欠き部20から係止用切り欠き部19の他方側に移動する。
そして、綱車2が予め決められた回転速度以上になると、引きばね26の付勢力に抗して、カムフォロア28は、ストッパ18の係止用切り欠き部19の他方に収まる。これにより、ストッパ18は、フライウエイト5に対して綱車2の径方向外側から外れる位置に保持される。即ち、フライウエイト5は予め決められた量以上に外側へ移動できる。
以上で説明した実施の形態1によれば、カムフォロア28の回転により、ストッパ18とレバー21との間の摩擦抵抗を大きく低下させることができる。これにより、ストッパ18は、綱車2に対してより円滑に回転することができる。このため、簡単な構成で、振動・騒音の発生や部品の磨耗による信頼性の低下をより確実に防止しつつ、回転方向依存性の付加された過速検出機構を実現することができる。また、ストッパ18とレバー21の磨耗による機能損失の恐れも非常に小さくなる。このため、調速機1の信頼性を大幅に向上することができる。
実施の形態2.
図8はこの発明の実施の形態2におけるエレベータ用調速機の図7相当図である。なお、実施の形態1と同一又は相当部分には同一符号を付して説明を省略する。
実施の形態1の転がり軸受体は、カムフォロア28を備えていた。一方、実施の形態2の転がり軸受体は、ローラフォロア31を備えている。
このローラフォロア31には、ピン32が挿通している。このピン32は、ワッシャ33及びレバー21も貫通している。このピン32の頭部は、ローラフォロア31をレバー21側に押し付ける。そして、レバー21の綱車2側では、ピン32の先端部に止め輪34が取り付けられる。かかる構成により、ローラフォロア31は、レバー21に支持される。
実施の形態2においては、ローラフォロア31は、連結切り欠き部20に沿って移動自在に挿通される。そして、ローラフォロア31は、外周面をストッパ18の連結切り欠き部20の縁部と接触させて回転しながら、ストッパ18の連結切り欠き部20から係止用切り欠き部19側に移動する。
以上で説明した実施の形態2によれば、ローラフォロア31の回転により、ストッパ18とレバー21との間の摩擦抵抗を大きく低下させることができる。このため、実施の形態1と同様に、ストッパ18は、綱車2に対してより円滑に回転することができる。
実施の形態3.
図9はこの発明の実施の形態3におけるエレベータ用調速機の図7相当図である。なお、実施の形態1と同一又は相当部分には同一符号を付して説明を省略する。
実施の形態1の転がり軸受体は、カムフォロア28を備えていた。一方、実施の形態3の転がり軸受体は、玉軸受35を備えている。
この玉軸受35は、ピン36の一端側の段差部に嵌め込まれる。そして、玉軸受35のレバー21とは反対側では、ピン36の一端に止め輪37が取り付けられる。これにより、玉軸受35は、ピン36の一端側の段差部に固定される。一方、ピン36の他端側の段差部は、レバー21を貫通している。そして、レバー21の綱車2側では、ピン36の他端側の段差部先端に止め輪38が取り付けられる。かかる構成により、玉軸受35は、レバー21に支持される。
実施の形態3においては、玉軸受35は、連結切り欠き部20に沿って移動自在に挿通される。そして、玉軸受35は、外周面をストッパ18の連結切り欠き部20の縁部と接触させて回転しながら、ストッパ18の連結切り欠き部20から係止用切り欠き部19側に移動する。
以上で説明した実施の形態3によれば、玉軸受35の回転により、ストッパ18とレバー21との間の摩擦抵抗を大きく低下させることができる。このため、実施の形態1と同様に、ストッパ18は、綱車2に対してより円滑に回転することができる。
実施の形態4.
図10はこの発明の実施の形態4におけるエレベータ用調速機の図7相当図である。なお、実施の形態3と同一又は相当部分には同一符号を付して説明を省略する。
実施の形態3の転がり軸受体においては、玉軸受35がストッパ18と直接接触する構成となっていた。一方、実施の形態4の転がり軸受体においては、玉軸受39がストッパ18と直接接触する構成とはなっていない。
即ち、実施の形態4においては、玉軸受39は、レバー21に取り付けられる。この玉軸受39の内輪には、回転ピン40の段差部が挿入される。そして、レバー21の綱車2側では、回転ピン40の段差部の先端に止め輪41が取り付けられる。かかる構成により、回転ピン40は、レバー21に支持される。
実施の形態4においては、回転ピン40は、連結切り欠き部20に沿って移動自在に挿通される。そして、回転ピン40は、外周面をストッパ18の連結切り欠き部20の縁部と接触させて回転しながら、ストッパ18の連結切り欠き部20から係止用切り欠き部19側に移動する。
以上で説明した実施の形態4によれば、回転ピン40の回転により、ストッパ18とレバー21との間の摩擦抵抗を大きく低下させることができる。このため、実施の形態1と同様に、ストッパ18は、綱車2に対してより円滑に回転することができる。
実施の形態5.
図11はこの発明の実施の形態5におけるエレベータ用調速機の図9相当図である。なお、実施の形態3と同一又は相当部分には同一符号を付して説明を省略する。
実施の形態5の転がり軸受体は、実施の形態3の転がり軸受体に緩衝部材42を付加したものである。
この緩衝部材42は、ストッパ18と玉軸受35との互いの接触部よりも剛性の低いゴム等の高分子材料で形成される。この緩衝部材42は、玉軸受35の外周面全体を覆うように設けられる。
以上で説明した実施の形態5によれば、実施の形態3に比べ、ストッパ18と玉軸受35との衝突時の衝撃力及び衝突音を緩和することができる。このため、レバー21の一端22の信頼性と騒音低減とを実現することができる。
実施の形態6.
図12はこの発明の実施の形態6におけるエレベータ用調速機の図10相当図である。なお、実施の形態4と同一又は相当部分には同一符号を付して説明を省略する。
実施の形態6の転がり軸受体は、実施の形態4の転がり軸受体に緩衝部材43を付加したものである。
この緩衝部材43は、ストッパ18と回転ピン40との互いの接触部よりも剛性の低いゴム等の高分子材料で形成される。この緩衝部材43は、回転ピン40の外周面全体を覆うように設けられる。
以上で説明した実施の形態6によれば、実施の形態4に比べ、ストッパ18と回転ピン40との衝突時の衝撃力及び衝突音を緩和することができる。このため、レバー21の一端22の信頼性と騒音低減とを実現することができる。
実施の形態7.
図13はこの発明の実施の形態7におけるエレベータ用調速機の要部を示す正面図である。なお、実施の形態1と同一又は相当部分には同一符号を付して説明を省略する。
実施の形態7の調速機1は、実施の形態1の調速機1に緩衝部材44を付加したものである。
この緩衝部材44は、ストッパ18と転がり軸受体との互いの接触部よりも剛性の低いゴム等の高分子材料で形成される。この緩衝部材44は、ストッパ18の係止用切り欠き部19と連結切り欠き部20の縁部全体を覆うように設けられる。
以上で説明した実施の形態7によれば、実施の形態1〜4に比べ、ストッパ18と軸受体との衝突時の衝撃力及び衝突音を緩和することができる。このため、レバー21の一端22の信頼性と騒音低減とを実現することができる。
実施の形態8.
図14はこの発明の実施の形態8におけるエレベータ用調速機の要部を示す正面図である。なお、実施の形態1と同一又は相当部分には同一符号を付して説明を省略する。
実施の形態8の調速機1は、実施の形態1の調速機1に第1抑止部材45、緩衝部材46を付加したものである。
第1抑止部材45は、レバー21の下方で、綱車2の側面からストッパ18側に突出するように設けられる。この第1抑止部材45は、円柱状に形成される。緩衝部材46は、レバー21よりも剛性の低いゴム等の高分子材料で形成される。そして、緩衝部材46は、第1抑止部材45の外周面全体を覆うように円筒状に形成される。
かかる構成の調速機1においては、転がり軸受体が連結切り欠き部20に配置されているときに、緩衝部材46を介して第1抑止部材45がレバー21と接触する。かかる接触により、第1抑止部材45は、転がり軸受体が綱車2の径方向内側へ移動することを抑止する。かかる抑止により、転がり軸受と連結切り欠き部20の綱車2径方向内側縁部との間には、隙間47が形成される。即ち、第1抑止部材45は、転がり軸受が連結切り欠き部20の綱車2径方向内側縁部と接触することを防止する。
以上で説明した実施の形態8によれば、第1抑止部材45は、転がり軸受体が連結切り欠き部20の縁部と接触することを防止する。このため、ストッパ18と転がり軸受体との摩擦抵抗を0にすることができる。これにより、過速検出機構に回転方向依存性をより確実に付与することができる。
また、緩衝部材46が、第1抑止部材45を覆っている。このため、第1抑止部材45とレバー21との衝突時の衝撃力及び衝突音を緩和することができる。即ち、レバー21及び第1抑止部材45の信頼性と騒音低減とを実現することができる。
実施の形態9.
図15はこの発明の実施の形態9におけるエレベータ用調速機の要部を示す正面図である。なお、実施の形態1と同一又は相当部分には同一符号を付して説明を省略する。
実施の形態9の調速機1は、実施の形態1の調速機1に第2抑止部材48、緩衝部材49を付加したものである。
第2抑止部材48は、レバー21の上方で、綱車2の側面からストッパ18側に突出するように設けられる。この第2抑止部材48は、円柱状に形成される。緩衝部材49は、レバー21よりも剛性の低いゴム等の高分子材料で形成される。そして、緩衝部材49は、第2抑止部材48の外周面全体を覆うように円筒状に形成される。
かかる構成の調速機1においては、転がり軸受体が係止用切り欠き部19に配置されているときに、緩衝部材49を介して第2抑止部材48がレバー21と接触する。かかる接触により、第2抑止部材48は、転がり軸受体が綱車2の径方向外側へ移動することを抑止する。かかる抑止により、転がり軸受と係止用切り欠き部19の綱車2径方向外側縁部との間には、隙間50が形成される。即ち、第2抑止部材48は、転がり軸受が係止用切り欠き部19の綱車2径方向外側縁部と接触することを防止する。
以上で説明した実施の形態9によれば、第2抑止部材48は、転がり軸受体が係止用切り欠き部19の縁部と接触することを防止する。このため、調速機1が高い回転速度で回転して、レバー21に大きな遠心力が加わっても、ストッパ18と転がり軸受体との摩擦抵抗を0にすることができる。これにより、レバー21の一端22の信頼性を向上した上で、過速検出機構に回転方向依存性をより確実に付与することができる。
また、緩衝部材49が、第2抑止部材48を覆っている。このため、第2抑止部材48とレバー21との衝突時の衝撃力及び衝突音を緩和することができる。即ち、レバー21及び第2抑止部材48の信頼性と騒音低減とを実現することができる。
1 調速機、 2 綱車、 3 主軸、 4 調速機ロープ、 5 フライウエイト、
6 ピン、 7 リンク、 8 リンク、 9 平衡ばね、
10 ばね力調整用ナット、 11 ドグ、 12 作動カム、 13 過速スイッチ、
14 ロープキャッチ、 15 フック、 16 ピン、 17 固定シュー、
18 ストッパ、 19 係止用切り欠き部、 20 連結切り欠き部、
21 レバー、 22 一端、 23 他端、 24 ピン、 25 ピン、
26 引きばね、 27 玉軸受、 28 カムフォロア、 29 ワッシャ、
30 ナット、 31 ローラフォロア、 32 ピン、 33 ワッシャ、
34 止め輪、 35 玉軸受、 36 ピン、 37、38 止め輪、
39 玉軸受、 40 回転ピン、 41 止め輪、 42〜44 緩衝部材、
45 第1抑止部材、 46 緩衝部材、 47 隙間、 48 第2抑止部材、
49 緩衝部材、 50 隙間

Claims (8)

  1. エレベータの昇降体と連動するロープが巻き掛けられ、前記昇降体の昇降速度に応じて回転速度を変化させる綱車と、
    前記綱車の側面に設けられ、前記綱車の回転速度の増減に伴って、前記綱車の側面に沿って前記綱車の径方向外側への移動量を増減させ、予め決められた量だけ外側に移動したときに、検出器に過速検出されるフライウエイトと、
    前記綱車に対し、前記綱車の側面に沿って回転可能に設けられ、一対の係止用切り欠き部と前記一対の係止用切り欠き部の前記綱車中心側端部を連結する連結切り欠き部とを有したストッパと、
    前記綱車中心側に付勢力を受けながら前記連結切り欠き部に移動可能に挿通された転がり軸受と、
    を備え、
    前記綱車が予め決められた方向に回転した場合は、前記転がり軸受が、外周面を前記連結切り欠き部の縁部と接触させて回転しながら、前記連結切り欠き部から前記係止用切り欠き部の一方側に移動して、前記綱車が予め決められた回転速度になったときに、前記付勢力に抗して、前記係止用切り欠き部の一方に収まり、前記ストッパが前記フライウエイトに対して前記綱車の径方向外側に保持されて、前記フライウエイトが前記予め決められた量以上に外側ヘ移動することを防止し、
    前記綱車が前記予め決められた方向とは反対方向に回転した場合は、前記転がり軸受が、外周面を前記連結切り欠き部の縁部と接触させて回転しながら、前記連結切り欠き部から前記係止用切り欠き部の他方側に移動し、前記綱車が予め決められた回転速度になったときに、前記付勢力に抗して、前記係止用切り欠き部の他方に収まり、前記ストッパが前記フライウエイトに対して前記綱車の径方向外側から外れる位置に保持されることを特徴とするエレベータ用調速機。
  2. 前記ストッパ及び前記転がり軸受よりも剛性の低い材料で形成され、前記転がり軸受の外周面を覆った緩衝部材、
    を備えたことを特徴とする請求項1記載のエレベータ用調速機。
  3. 前記ストッパ及び前記転がり軸受よりも剛性の低い材料で形成され、前記係止用及び連結切り欠き部の縁部を覆った緩衝部材、
    を備えたことを特徴とする請求項1記載のエレベータ用調速機。
  4. 前記綱車の側面に軸支され、前記転がり軸受を支持したレバー、
    を備えたことを特徴とする請求項1〜請求項3のいずれかに記載のエレベータ用調速機。
  5. 前記綱車に側面に設けられ、前記転がり軸受が前記連結切り欠き部に配置されているときに、前記レバーと接触して、前記転がり軸受が前記綱車の径方向内側へ移動することを抑止し、前記転がり軸受が前記連結切り欠き部の縁部と接触することを防止する第1抑止部材、
    を備えたことを特徴とする請求項4記載のエレベータ用調速機。
  6. 前記綱車の側面に設けられ、前記綱車が前記係止用切り欠き部に配置されているときに、前記レバーと接触して、前記転がり軸受が前記綱車の径方向外側へ移動することを抑止し、前記転がり軸受が前記係止切り欠き部の縁部と接触することを防止する第2抑止部材、
    を備えたことを特徴とする請求項4又は請求項5に記載のエレベータ用調速機。
  7. 前記レバー及び前記第1抑止部材よりも剛性の低い材料で形成され、前記第1抑止部材の前記レバーとの接触部を覆った緩衝部材、
    を備えたことを特徴とする請求項5に記載のエレベータ用調速機。
  8. 前記レバー及び前記第2抑止部材よりも剛性の低い材料で形成され、前記第2抑止部材の前記レバーとの接触部を覆った緩衝部材、
    を備えたことを特徴とする請求項6に記載のエレベータ用調速機。
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