JPWO2009001731A1 - 導電性接触子ホルダおよび導電性接触子ユニット - Google Patents

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Abstract

伝送信号のロスが少なく、電気特性に優れた導電性接触子ホルダおよび導電性接触子ユニットを提供する。この目的のため、絶縁性材料によって形成され、異なる回路構造間の電気信号の入出力を行う導電性接触子を、両端部を除く略全長にわたって挿通した状態で保持する絶縁性ホルダ部材と、略柱状をなす導電性材料によって形成され、絶縁性ホルダ部材によって保持される導電性ブロック部材と、を備え、導電性ブロック部材は、互いに相反する二つの表面が、絶縁性ホルダ部材の表面のうち導電性接触子の両端部を突出させる表面から露出している。

Description

本発明は、半導体集積回路などの回路構造の電気的な検査に用いる導電性接触子を収容する導電性接触子ホルダおよび導電性接触子ユニットに関する。
ICチップなどの半導体集積回路の電気的な検査を行う際には、その半導体集積回路が有する外部接続用電極の設置パターンに対応して複数の導電性接触子を所定の位置に収容する導電性接触子ユニットが用いられる。この導電性接触子ユニットは、複数の導電性接触子を収容するために絶縁性部材を用いて形成される導電性接触子ホルダを備える。
ところで、近年の半導体集積回路は、高速演算処理を実現するために、数百メガヘルツ(MHz)〜数百ギガヘルツ(GHz)程度の高い周波数を有する電気信号(高周波信号)によって動作する構造を有するようになってきており、半導体集積回路の高集積化および小型化も著しく進んでいる。下記特許文献1および2では、そのような特性を有する半導体集積回路の検査にも対応可能な技術が開示されている。
特開2001−99889号公報 特開2005−49163号公報
しかしながら、上述した従来技術では、信号を伝送する導電性接触子間のクロストーク対策が十分に施されていないため、検査対象と回路構造との間の伝送信号のロスが大きく、導電性接触子ユニットの電気特性に問題があった。
本発明は、上記に鑑みてなされたものであって、伝送信号のロスが少なく、電気特性に優れた導電性接触子ホルダおよび導電性接触子ユニットを提供することを目的とする。
上述した課題を解決し、目的を達成するために、本発明に係る導電性接触子ホルダは、両端部が異なる回路構造とそれぞれ接触することによって前記異なる回路構造間の電気信号の入出力を行う導電性接触子を複数個収容する導電性接触子ホルダであって、絶縁性材料によって形成され、各導電性接触子の両端部を外部へ突出させた状態で収容して保持する絶縁性ホルダ部材と、導電性材料によって形成され、互いに平行な二つの底面を有する略柱状をなし、前記絶縁性ホルダ部材によって保持される導電性ブロック部材と、を備え、前記導電性ブロック部材は、前記二つの底面の各々が、前記絶縁性ホルダ部材の表面のうち前記導電性接触子の両端部をそれぞれ突出させる二つの表面のいずれかから露出していることを特徴とする。
また、本発明に係る導電性接触子ホルダは、上記発明において、前記絶縁性ホルダ部材は、各々が板状をなし、板厚方向に積層された第1および第2ホルダ部材からなり、前記導電性ブロック部材は、前記第1および第2ホルダ部材によって板厚方向に挟持されていることを特徴とする。
また、本発明に係る導電性接触子ホルダは、上記発明において、前記第1ホルダ部材は、板厚方向に貫通され、前記導電性ブロック部材の一方の底面が露出する第1開口部を有し、前記第2ホルダ部材は、板厚方向に貫通され、前記導電性ブロック部材の他方の底面が露出する第2開口部を有し、前記第1および第2開口部は、前記導電性ブロック部材の底面を露出する側の開口面の面積が、当該開口面と相反する側の開口面の面積よりも小さいことを特徴とする。
また、本発明に係る導電性接触子ホルダは、上記発明において、前記導電性ブロック部材は、略柱状をなす本体部と、前記二つの底面の一方を有し、前記本体部から当該本体部の高さ方向に突起する略柱状の第1突起部と、前記二つの底面の他方を有し、前記本体部から前記第1突起部が突起する方向と相反する方向に突起する略柱状の第2突起部と、を備え、前記二つの底面と平行な平面における前記本体部の断面積は、前記二つの底面の面積よりも大きいことを特徴とする。
また、本発明に係る導電性接触子ホルダは、上記発明において、前記導電性ブロック部材は、前記第1開口部から露出する第1ブロック部材と、前記第2開口部から露出する第2ブロック部材と、前記第1および第2ブロック部材を相対的に移動可能に連結する連結手段と、前記第1ブロック部材と前記第2ブロック部材との相対的な移動方向をガイドするガイド手段と、を有することを特徴とする。
また、本発明に係る導電性接触子ホルダは、上記発明において、前記第1ブロック部材は、略柱状をなす第1本体部と、前記二つの底面の一方を有し、前記第1本体部から当該第1本体部の高さ方向に突起する略柱状の第1突起部と、を有し、前記第2ブロック部材は、略柱状をなし、高さ方向が前記第1本体部の高さ方向と一致する第2本体部と、前記二つの底面の他方を有し、前記第1突起部が前記第1本体部から突起する方向と相反する方向に前記第2本体部から突起する略柱状の第2突起部と、を有し、前記二つの底面と平行な平面における前記第1および第2本体部の断面積は、前記二つの底面の面積よりも大きいことを特徴とする。
また、本発明に係る導電性接触子ホルダは、上記発明において、複数の前記導電性接触子は、前記導電性ブロック部材の側面の外周に沿って配置されたことを特徴とする。
また、本発明に係る導電性接触子ホルダは、上記発明において、前記導電性ブロック部材は、各回路構造に対してアース電位の供給を行うアース用導電性接触子を挿通して保持する挿通孔を有することを特徴とする。
本発明に係る導電性接触子ユニットは、上記いずれかの発明に係る導電性接触子ホルダと、前記絶縁性ホルダ部材に収容される複数の前記導電性接触子と、を備えたことを特徴とする。
また、本発明に係る導電性接触子ユニットは、上記発明において、複数の前記導電性接触子は、前記導電性ブロック部材の側面の外周に沿って配置されたことを特徴とする。
また、本発明に係る導電性接触子ユニットは、上記発明において、前記導電性ブロック部材は、各回路構造に対してアース電位の供給を行うアース用導電性接触子を挿通して保持する挿通孔を有することを特徴とする。
本発明によれば、異なる回路構造間の電気信号の入出力を行う導電性接触子を保持する絶縁性ホルダ部材と、この絶縁性ホルダ部材によって保持され、互いに相反する二つの表面が、絶縁性ホルダ部材の表面のうち導電性接触子の両端部を突出させる表面から露出している導電性ブロック部材とを備えたことにより、導電性接触子の周辺に強力なグランドを形成することができる。したがって、伝送信号のロスが少なく、電気特性に優れた導電性接触子ホルダおよび導電性接触子ユニットを提供することが可能となる。
図1は、本発明の実施の形態1に係る導電性接触子ユニットの構成を示す分解斜視図である。 図2は、本発明の実施の形態1に係る導電性接触子ユニットの要部の構成を示す部分断面図である。 図3は、本発明の実施の形態1に係る導電性接触子ユニットを用いた検査時の状態を示す図である。 図4は、本発明の実施の形態2に係る導電性接触子ユニットの構成を示す分解斜視図である。 図5は、本発明の実施の形態2に係る導電性接触子ユニットの要部の構成を示す部分断面図である。 図6は、本発明の実施の形態2に係る導電性接触子ユニットを用いた検査時の状態を示す図である。
符号の説明
1、11 導電性接触子ユニット
2、12 導電性接触子
3、8 導電性接触子ホルダ
4 第1ホルダ部材
5 第2ホルダ部材
6、9 導電性ブロック部材
6a 本体部
6b、91b 第1突起部
6c、92b 第2突起部
7 ネジ
21、121 第1プランジャ
21a、22a、121a、122a 先端部
21b、22b、121b、122b フランジ部
21c、22c、121c、122c ボス部
21d、22d、121d、122d 基端部
22、122 第2プランジャ
23、93、123 バネ部材
23a,123a 密着巻き部
23b、123b 粗巻き部
41 第1開口部
51 第2開口部
41a、42a、51a、52a、911a、921a 小径部
41b、42b、51b、52b、911b、921b 大径部
42、52、911、921 挿通孔
43、53 ネジ孔
91 第1ブロック部材
91a 第1本体部
92 第2ブロック部材
92a 第2本体部
94 ガイド部材
100 半導体集積回路
101、201 接続用電極
102、202 グランド電極
200 回路基板
912、913、922、923 凹部
以下、添付図面を参照して本発明を実施するための最良の形態(以後、「実施の形態」と称する)を説明する。なお、図面は模式的なものであって、各部分の厚みと幅との関係、それぞれの部分の厚みの比率などは現実のものとは異なる場合もあることに留意すべきであり、図面の相互間においても互いの寸法の関係や比率が異なる部分が含まれる場合があることは勿論である。
(実施の形態1)
図1は、本発明の実施の形態1に係る導電性接触子ユニットの構成を示す分解斜視図である。また、図2は、本実施の形態1に係る導電性接触子ユニットの要部の構成を示す部分断面図である。図1および図2に示す導電性接触子ユニット1は、ICチップなどの半導体集積回路に代表される所定の回路構造の電気的特性を検査する装置である。導電性接触子ユニット1は、導電性材料を用いて形成され、検査対象である半導体集積回路と検査用回路を搭載した回路基板との間で電気信号の送受信を行う複数の導電性接触子2と、複数の導電性接触子2を所定のパターンで収容保持する導電性接触子ホルダ3とを備える。
導電性接触子ホルダ3は、各々が絶縁性が高い合成樹脂材などの絶縁性材料を用いて板状に形成され、板厚方向に沿って積層された第1ホルダ部材4および第2ホルダ部材5と、導電性材料を用いて形成され、互いに平行な二つの底面を有する略柱状をなし、第1ホルダ部材4および第2ホルダ部材5によって挟持される導電性ブロック部材6とを備える。第1ホルダ部材4および第2ホルダ部材5は、絶縁性ホルダ部材を構成する。
第1ホルダ部材4は、導電性ブロック部材6の一方の表面を露出させる第1開口部41と、導電性接触子2を挿通する複数の挿通孔42と、第2ホルダ部材5との締結用のネジ7を螺合する複数のネジ孔43とを有する。第1開口部41、挿通孔42およびネジ孔43は、第1ホルダ部材4の板厚方向に沿って第1ホルダ部材4をそれぞれ貫通している。
第1開口部41は、検査対象と対向する側(図1、2の上面側)の開口面の面積が、第2ホルダ部材5と対向する側の開口面の面積よりも小さい。このため、第1開口部41は、図2に示すように小径部41aと大径部41bとからなる段付き孔形状をなしている。
挿通孔42は、小径部42aと大径部42bとからなる段付き孔形状をなしている。小径部42aは検査対象と対向する側(図1、2の上面側)に開口を有する一方、大径部42bは第2ホルダ部材5と対向する側に開口を有する。
第2ホルダ部材5は、導電性ブロック部材6の表面のうち第1ホルダ部材4から露出する表面とは異なる表面を露出させる第2開口部51と、各々が第1ホルダ部材4の挿通孔42のいずれかと連通し、導電性接触子2を挿通する複数の挿通孔52と、各々が第1ホルダ部材4のネジ孔43のいずれかと連通し、ネジ7を螺合するネジ孔53とを有する。
第2開口部51は、回路基板と対向する側(図1、2の下面側)の開口面積が、第1ホルダ部材4と対向する側の開口面積よりも小さい。このため、第2開口部51は、図2に示すように小径部51aと大径部51bとからなる段付き孔形状をなしている。大径部51bの開口面は、第1開口部41の大径部41bの開口面と同形をなす。
挿通孔52は、小径部52aと大径部52bとからなる段付き孔形状をなしている。小径部52aは回路基板と対向する側(図1、2の下面側)に開口を有する一方、大径部52bは第1ホルダ部材4と対向する側に開口を有する。大径部52bの径は、大径部42bの径と同じである。
なお、図1では、導電性接触子2およびネジ7の各々について、1本のみを代表的に記載している。
第1ホルダ部材4および第2ホルダ部材5を構成する絶縁性材料としては、良好な絶縁性を有する合成樹脂材を用いることができる。また、絶縁性材料として、摺動性のよい樹脂材料やマシナブルセラミック、テフロン(登録商標)等を使用することもできる。
第1ホルダ部材4および第2ホルダ部材5に対して開口部、挿通孔、ねじ孔を形成する際には、母材をなす絶縁性材料に対してドリル加工、エッチング、打抜成形のいずれかを行うか、あるいはレーザ、電子ビーム、イオンビーム、ワイヤ放電などのいずれかを用いた加工を施す。
次に、導電性ブロック部材6の構成を説明する。導電性ブロック部材6は、直方体をなす本体部6aと、本体部6aからこの本体部6aの高さ方向に突起した直方体をなす第1突起部6bと、本体部6aから第1突起部6bが突起する方向と相反する方向に突起した直方体をなす第2突起部6cと、を有する。導電性ブロック部材6の二つの底面と平行な平面における本体部6aの断面積は、二つの底面の面積よりも大きい。導電性ブロック部材6が第1ホルダ部材4および第2ホルダ部材5によって挟持された状態で、第1突起部6bが有する底面(図2の上面)は第1ホルダ部材4の第1開口部41から露出する一方、第2突起部6cが有する底面(図2の下面)は第2ホルダ部材5の第2開口部51から露出する。なお、本体部6a、第1突起部6b、第2突起部6cは略柱状をなしていればよく、直方体以外の形状をなしていてもよい。
導電性ブロック部材6の二つの底面の面積は、第1開口部41の小径部41aの開口面の面積および第2開口部51の小径部51aの開口面の面積よりも小さい。これに対し、導電性ブロック部材6の二つの底面と平行な平面における本体部6aの断面積は、第1開口部41の小径部41a開口面の面積および第2開口部51の小径部51aの開口面の面積よりも大きい。したがって、導電性接触子ユニット1を組み付けた状態で、導電性ブロック部材6は、第1開口部41の小径部41aおよび第2開口部51の小径部51aによって抜け止めされる。
第1突起部6bおよび第2突起部6cが本体部6aから突起している方向の導電性ブロック部材6の厚さ(高さ)は、絶縁性ホルダ部材の板厚(第1ホルダ部材4の板厚と第2ホルダ部材5の板厚の和)よりも大きい。
図2にも示すように、導電性ブロック部材6は、第1ホルダ部材4および第2ホルダ部材5によって挟持された状態で、各ホルダ部材の板厚方向(図2の上下方向)に沿って微小距離だけ移動可能である。この移動を可能とするため、導電性ブロック部材6の側面と第1開口部41および第2開口部51の内側面との間にも微小な隙間が設けられている。このように、導電性ブロック部材6が絶縁性ホルダ部材に対して移動可能であるため、検査の際に導電性ブロック部材6と外部の回路構造との位置合わせを適切に行うことができる。
導電性ブロック部材6は、導電性接触子ホルダ3の強度を向上する機能に加えて、導電性接触子2を電気信号が通過する際に発生し放射される電磁波や、外部から伝播されてくる電磁波が、他の導電性接触子2に達するのを防止する機能(電磁波遮蔽機能)を有する。
導電性ブロック部材6が電磁波遮蔽機能を十分に発揮するためには、導電性ブロック部材6を構成する導電性材料の体積固有抵抗が1〜100μΩ・cm程度と小さい方がより好ましい。加えて、導電性ブロック部材6を構成する導電性材料は、検査時の様々な温度条件下において使用可能であることが好ましい。このような点に鑑み、導電性ブロック部材6を構成する導電性材料としては、高強度かつ耐熱性を有し、熱膨張係数が小さい導電性材料、例えばインバー材やコバール材(登録商標)などの低熱膨張金属、半導体、セラミック、ガラス等が好適である。
次に、図2を参照して導電性接触子2の構成を説明する。導電性接触子2は、電気信号の送受信を行う信号用導電性接触子であり、先鋭端を有する第1プランジャ21、第1プランジャ21と相反する向きに突出する先鋭端を有する第2プランジャ22、および第1プランジャ21と第2プランジャ22とを連結するバネ部材23を備える。
第1プランジャ21は、先端部21aと、先端部21aの径よりも大きい径を有するフランジ部21bと、フランジ部21bを介して先端部21aと反対方向に突出し、フランジ部21bの径よりも小さくかつバネ部材23の内径よりも若干大きい径の円柱状をなし、バネ部材23の端部が圧入されるボス部21cと、ボス部21cの径よりも小さくかつバネ部材23の内径よりも小さい径の円柱状をなし、ボス部21cからフランジ部21bと反対側に延在する基端部21dと、を有し、長手方向の中心軸に対して軸対称な形状をなしている。第1プランジャ21は、フランジ部21bが挿通孔42の小径部42aと大径部42bとの境界をなす階段状部分に当接することによって第1ホルダ部材4から抜け止めされている。
第2プランジャ22は、先端部22aと、先端部22aの径よりも大きい径を有するフランジ部22bと、フランジ部22bを介して先端部22aと反対方向に突出し、フランジ部22bの径よりも小さくかつバネ部材23の内径よりも若干大きい径の円柱状をなし、バネ部材23の端部が圧入されるボス部22cと、ボス部22cの径よりも小さくかつバネ部材23の内径よりも小さい径の円柱状をなし、ボス部22cからフランジ部22bと反対側に延在する基端部22dと、を有し、長手方向と平行な中心軸に対して軸対称な形状をなしている。第2プランジャ22は、フランジ部22bが挿通孔52の小径部52aと大径部52bとの境界をなす階段状部分に当接することによって第2ホルダ部材5から抜け止めされている。
バネ部材23は均一な径を有するコイルバネであり、第1プランジャ21に取り付けられる側が密着巻き部23aである一方、第2プランジャ22に取り付けられる側が粗巻き部23bとなっている。密着巻き部23aの端部はフランジ部21bに当接する一方、粗巻き部23bの端部はフランジ部22bに当接している。導電性接触子2に荷重が加わると、バネ部材23は湾曲して密着巻き部23aの少なくとも一部が第2プランジャ22の基端部22dに接触する。これにより、第1プランジャ21、バネ部材23の密着巻き部23aおよび第2プランジャ22を順次経由した最短経路による電気導通が実現される。
以上の構成を有する導電性接触子2は、導電性ブロック部材6の側面の外周に沿って導電性ブロック部材6を包囲するように複数個配置されている。
図3は、導電性接触子ユニット1を用いた検査時の状態を示す図である。図3において、導電性接触子ユニット1の第1ホルダ部材4側には、検査対象である半導体集積回路100が装着される。半導体集積回路100の接続用電極101は導電性接触子2の第1プランジャ21の先端部21aと接触する一方、半導体集積回路100のグランド電極102は導電性ブロック部材6の第1突起部6bの表面と面的に接触する。
これに対して、導電性接触子ユニット1の第2ホルダ部材5側の表面には、検査用の信号を生成する信号処理回路に接続される回路基板200が取り付けられる。回路基板200の接続用電極201は導電性接触子2の第2プランジャ22と接触する一方、回路基板200のグランド電極202は導電性ブロック部材6の第2突起部6cの表面と面的に接触する。
このように、導電性接触子ユニット1を用いて半導体集積回路100の検査を行う際には、第1突起部6bの表面が半導体集積回路100のグランド電極102と面的に接触する一方、第2突起部6cの表面が回路基板200のグランド電極202と面的に接触するため、導電性接触子2の周辺には強力なグランドが形成される。その結果、隣接する導電性接触子2の間のクロストークを減少させ、半導体集積回路100と回路基板200との間で伝送される信号のロスを抑制することが可能となり、導電性接触子ホルダ3の電気特性を向上させることができる。
以上説明した本発明の実施の形態1によれば、異なる回路構造間の電気信号の入出力を行う導電性接触子を保持する絶縁性ホルダ部材と、この絶縁性ホルダ部材によって保持され、互いに相反する二つの表面が、絶縁性ホルダ部材の表面のうち導電性接触子の両端部を突出させる表面から露出している導電性ブロック部材とを備えたことにより、導電性接触子の周辺に強力なグランドを形成することができる。したがって、伝送信号のロスが少なく、電気特性に優れた導電性接触子ホルダおよび導電性接触子ユニットを提供することが可能となる。
(実施の形態2)
図4は、本発明の実施の形態2に係る導電性接触子ユニットの構成を示す分解斜視図である。また、図5は、本実施の形態2に係る導電性接触子ユニットの要部の構成を示す部分断面図である。図4および図5に示す導電性接触子ユニット11は、導電性ブロック部材の構成を除いて、上記実施の形態1に係る導電性接触子ユニット1と同様の構成を有する。このため、図4および図5において、導電性接触子ユニット1の構成要素と同じ構成要素については、図1および図2と同じ符号を付してある。
以下、本実施の形態2に係る導電性接触子ホルダ8の構成を説明する。導電性接触子ホルダ8は、第1ホルダ部材4と、第2ホルダ部材5と、導電性材料を用いて形成され、互いに平行な二つの底面を有する略柱状をなし、第1ホルダ部材4および第2ホルダ部材5によって挟持される導電性ブロック部材9とを備える。
導電性ブロック部材9は、第1ホルダ部材4の第1開口部41から露出する第1ブロック部材91と、第2ホルダ部材5の第2開口部51から露出する第2ブロック部材92と、第1ブロック部材91および第2ブロック部材92を相対的に移動可能に連結し、互いの板厚方向に付勢する複数のバネ部材93(連結手段)と、第1ブロック部材91と第2ブロック部材92との相対的な移動方向をガイドする複数のピン状のガイド部材94(ガイド手段)と、を備える。
第1ブロック部材91は、直方体をなす第1本体部91aと、導電性ブロック部材9が有する二つの底面の一方を有し、第1本体部91aからこの第1本体部91aの高さ方向に突起した直方体をなす第1突起部91bと、を有する。導電性ブロック部材9の二つの底面と平行な平面における第1本体部91aの断面積は、二つの底面の面積よりも大きい。なお、第1本体部91aおよび第1突起部91bは略柱状をなしていればよく、直方体以外の形状をなしていてもよい。
第2ブロック部材92は、直方体をなし、高さ方向が第1本体部91aの高さ方向と一致する第2本体部92aと、導電性ブロック部材9が有する二つの底面の他方を有し、第1突起部91bが第1本体部91aから突起する方向と相反する方向に第2本体部92aから突起した直方体をなす第2突起部92bと、を有する。導電性ブロック部材9の二つの底面と平行な平面における第2本体部92aの断面積は、二つの底面の面積よりも大きい。ここでも、第2本体部92aおよび第2突起部92bは略柱状をなしていればよく、直方体以外の形状をなしていてもよい。
導電性ブロック部材9の二つの底面の面積は、第1開口部41の小径部41aの開口面の面積よりも小さい。これに対し、導電性ブロック部材9の二つの底面と平行な平面における第1本体部91aの断面積は、第1開口部41の小径部41aの開口面の面積よりも大きい。また、導電性ブロック部材9の二つの底面の面積は、第2開口部51の小径部51aの開口面の面積よりも小さい。これに対し、導電性ブロック部材9の二つの底面と平行な平面における第2本体部92aの断面積は、第2開口部51の小径部51aの開口面の面積よりも大きい。したがって、導電性接触子ユニット11を組み付けた状態で、導電性ブロック部材9は、第1開口部41の小径部41aおよび第2開口部51の小径部51aによって抜け止めされる。
導電性ブロック部材9は、アース電位供給用の導電性接触子12(アース用導電性接触子)を収容保持する。ここで、導電性接触子12は、導電性接触子2と同様の構成を有している。すなわち、導電性接触子12は、第1プランジャ121、第2プランジャ122およびバネ部材123を備える。第1プランジャ121は先端部121a、フランジ部121b、ボス部121cおよび基端部121dを有し、第2プランジャ122は先端部122a、フランジ部122b、ボス部122cおよび基端部122dを有する。また、バネ部材123は密着巻き部123aおよび粗巻き部123bを有する。
第1ブロック部材91には、導電性接触子12を挿通する挿通孔911が設けられている。挿通孔911は、第1プランジャ121の先端部121aの径よりも若干大きく、フランジ部121bの径よりも小さい径を有する小径部911aと、フランジ部121bの径よりも大きい径を有する大径部911bとを有する。一方、第2ブロック部材92には、導電性接触子12を挿通する挿通孔921が設けられている。挿通孔921は、第2プランジャ122の先端部122aの径よりも若干大きく、フランジ部122bの径よりも小さい径を有する小径部921aと、フランジ部122bの径よりも大きい径を有する大径部921bとを有する。大径部911bと大径部921bは同じ径を有する。
導電性接触子12の第1プランジャ121は、フランジ部121bが挿通孔911の小径部911aと大径部911bとの境界をなす階段状部分に当接することによって第1ブロック部材91から抜け止めされている。また、導電性接触子12の第2プランジャ122は、フランジ部122bが挿通孔921の小径部921aと大径部921bとの境界をなす階段状部分に当接することによって第2ブロック部材92から抜け止めされている。
第1ブロック部材91の第1本体部91aには、バネ部材93を収容する凹部912およびガイド部材94を収容する凹部913が所定の位置にそれぞれ形成されている。第2ブロック部材92の第2本体部92aには、バネ部材93を収容する凹部922およびガイド部材94を収容する凹部923が所定の位置にそれぞれ形成されている。
ガイド部材94は凹部923に固着されており、検査時に半導体集積回路100および回路基板200から外力を受けて板厚方向の第1ブロック部材91と第2ブロック部材92との距離が短くなったとき、ガイド部材94の固定されていない先端部が凹部913に深く挿入していきながら両者の相対的な移動方向をガイドする。なお、ガイド部材94はピン型のものを想定しているが、他の形状をなしていてもよい。また、ガイド部材94を第1本体部91aの凹部913に固着するようにしてもよい。
図5にも示すように、導電性ブロック部材9は、第1ホルダ部材4および第2ホルダ部材5によって挟持された状態で、各ホルダ部材の板厚方向(図5の上下方向)に沿って微小距離だけ移動可能である。この移動を可能とするため、第1ブロック部材91の側面と第1開口部41の内側面、および第2ブロック部材92と第2開口部51の内側面との間にもそれぞれ微小な隙間が設けられている。このように、導電性ブロック部材9が絶縁性ホルダ部材に対して移動可能であるため、検査の際に導電性ブロック部材9と外部の回路構造との位置合わせを適切に行うことができる。
第1ブロック部材91および第2ブロック部材92は、バネ部材93によって絶縁性ホルダ部材の板厚方向に沿って外部へ突出する方向へ付勢されている。導電性ブロック部材9がバネ部材93によって付勢されている方向の導電性ブロック部材9の厚さは、バネ部材93の伸縮状態によらず、絶縁性ホルダ部材の板厚(第1ホルダ部材4の板厚と第2ホルダ部材5の板厚の合計)よりも大きい。
図6は、以上の構成を有する導電性接触子ユニット11を用いた検査時の状態を示す図である。図6において、導電性接触子ユニット11の第1ホルダ部材4側には半導体集積回路100が装着される。半導体集積回路100の接続用電極101は導電性接触子2の第1プランジャ21の先端部21aと接触する一方、半導体集積回路100のグランド電極102は第1ブロック部材91の第1突起部91bの表面および導電性接触子12の第1プランジャ121の先端部121aと接触する。
これに対して、導電性接触子ユニット11の第2ホルダ部材5側の表面には回路基板200が取り付けられる。回路基板200の接続用電極201は導電性接触子2の第2プランジャ22と接触する一方、回路基板200のグランド電極202は第2ブロック部材92の第2突起部92bの表面および導電性接触子12の第2プランジャ122の先端部122aと接触する。
このように、導電性接触子ユニット11を用いて半導体集積回路100の検査を行う際には、第1突起部91bの表面が半導体集積回路100のグランド電極102と面的に接触する一方、第2突起部92bの表面が回路基板200のグランド電極202と面的に接触するため、導電性接触子2の周辺には強力なグランドが形成される。
また、導電性接触子ホルダ8では、導電性ブロック部材9がアース用の導電性接触子12を保持しているため、半導体集積回路100のグランド電極102の表面と第1突起部91bの表面との間に不整合がある場合や、回路基板200のグランド電極202と第2突起部92bの表面との間の不整合がある場合であっても、第1プランジャ121の先端部121aとグランド電極102、および第2プランジャ122の先端部122aとグランド電極202とをそれぞれ接触させることができる。この場合、導電性接触子12のバネ部材123に荷重が加わると、バネ部材123は湾曲して導電性ブロック部材9と直接接触し、導電性接触子12の電位と導電性ブロック部材9の電位(アース電位)が等しくなるので、グランド電極102の表面と第1突起部91bの表面との間に不整合がある場合や、グランド電極202と第2突起部92bの表面との間の不整合がある場合でも、導電性接触子2の周囲に強力なグランドが形成されることに変わりはない。
なお、アース用導電性接触子として導電性ブロック部材9に保持される導電性接触子12の容積は、導電性ブロック部材9の容積に対して無視することができ、導電性ブロック部材9に与えられる電荷によって生じる導電性ブロック部材9の電位の変動値はほぼゼロと見なすことができる。このため、導電性ブロック部材9の電位は、アース電位に安定して維持される。
以上説明した本発明の実施の形態2によれば、異なる回路構造間の電気信号の入出力を行う導電性接触子を保持する絶縁性ホルダ部材と、この絶縁性ホルダ部材によって保持され、互いに相反する二つの表面が、絶縁性ホルダ部材の表面のうち導電性接触子の両端部を突出させる表面から露出している導電性ブロック部材とを備えたことにより、導電性接触子の周辺に強力なグランドを形成することができる。したがって、上記実施の形態1と同様に、伝送信号のロスが少なく、電気特性に優れた導電性接触子ホルダおよび導電性接触子ユニットを提供することが可能となる。
また、本実施の形態2によれば、導電性ブロック部材がアース電位供給用の導電性接触子を収容して保持する構成としたため、導電性ブロック部材の表面に設けられる電極と回路構造の接続用電極との間に不整合が生じた場合であっても確実な接触を図ることができる。したがって、本実施の形態2によれば、接触対象の回路構造の表面の状態によらずに強力なグランドを確実に形成することができる。
(その他の実施の形態)
ここまで、本発明を実施するための最良の形態として、実施の形態1、2を詳述してきたが、本発明はそれらの実施の形態によって限定されるべきものではない。例えば、実施の形態1の導電性ブロック部材6に対して導電性接触子12を収容する挿通孔を形成し、この挿通孔に導電性接触子12を収容するようにしてもよい。また、実施の形態2の導電性ブロック部材9において挿通孔911を塞ぎ、アース用の導電性接触子12を収容しない構成としてもよい。
また、導電性接触子として上記以外の構成を有するものを適用してもよい。さらに、信号用の導電性接触子とアース用の導電性接触子の形状や構成が異なっていてもよい。
なお、以上の説明においては、本発明に係る導電性接触子ユニットを半導体集積回路の検査に用いる場合を想定していたが、検査対象として半導体チップを搭載したパッケージ基板やウェハレベルの検査に用いる高密度プローブユニットにも適用可能であることは勿論である。
このように、本発明は、ここでは記載していない様々な実施の形態等を含みうるものであり、特許請求の範囲により特定される技術的思想を逸脱しない範囲内において種々の設計変更等を施すことが可能である。
以上のように、本発明に係る導電性接触子ホルダおよび導電性接触子ユニットは、ICチップなどの半導体集積回路の電気的な検査を行う際に有用であり、特に高周波数の電気信号を用いた検査を行うのに適している。

Claims (13)

  1. 両端部が異なる回路構造とそれぞれ接触することによって前記異なる回路構造間の電気信号の入出力を行う導電性接触子を複数個収容する導電性接触子ホルダであって、
    絶縁性材料によって形成され、各導電性接触子の両端部を外部へ突出させた状態で収容して保持する絶縁性ホルダ部材と、
    導電性材料によって形成され、互いに平行な二つの底面を有する略柱状をなし、前記絶縁性ホルダ部材によって保持される導電性ブロック部材と、
    を備え、
    前記導電性ブロック部材は、
    前記二つの底面の各々が、前記絶縁性ホルダ部材の表面のうち前記導電性接触子の両端部をそれぞれ突出させる二つの表面のいずれかから露出していることを特徴とする導電性接触子ホルダ。
  2. 前記絶縁性ホルダ部材は、各々が板状をなし、板厚方向に積層された第1および第2ホルダ部材からなり、
    前記導電性ブロック部材は、前記第1および第2ホルダ部材によって板厚方向に挟持されていることを特徴とする請求項1記載の導電性接触子ホルダ。
  3. 前記第1ホルダ部材は、板厚方向に貫通され、前記導電性ブロック部材の一方の底面が露出する第1開口部を有し、
    前記第2ホルダ部材は、板厚方向に貫通され、前記導電性ブロック部材の他方の底面が露出する第2開口部を有し、
    前記第1および第2開口部は、
    前記導電性ブロック部材の底面を露出する側の開口面の面積が、当該開口面と相反する側の開口面の面積よりも小さいことを特徴とする請求項2記載の導電性接触子ホルダ。
  4. 前記導電性ブロック部材は、
    略柱状をなす本体部と、
    前記二つの底面の一方を有し、前記本体部から当該本体部の高さ方向に突起する略柱状の第1突起部と、
    前記二つの底面の他方を有し、前記本体部から前記第1突起部が突起する方向と相反する方向に突起する略柱状の第2突起部と、
    を備え、
    前記二つの底面と平行な平面における前記本体部の断面積は、前記二つの底面の面積よりも大きいことを特徴とする請求項3記載の導電性接触子ホルダ。
  5. 前記導電性ブロック部材は、
    前記第1開口部から露出する第1ブロック部材と、
    前記第2開口部から露出する第2ブロック部材と、
    前記第1および第2ブロック部材を相対的に移動可能に連結する連結手段と、
    前記第1ブロック部材と前記第2ブロック部材との相対的な移動方向をガイドするガイド手段と、
    を有することを特徴とする請求項3記載の導電性接触子ホルダ。
  6. 前記第1ブロック部材は、
    略柱状をなす第1本体部と、
    前記二つの底面の一方を有し、前記第1本体部から当該第1本体部の高さ方向に突起する略柱状の第1突起部と、
    を有し、
    前記第2ブロック部材は、
    略柱状をなし、高さ方向が前記第1本体部の高さ方向と一致する第2本体部と、
    前記二つの底面の他方を有し、前記第1突起部が前記第1本体部から突起する方向と相反する方向に前記第2本体部から突起する略柱状の第2突起部と、
    を有し、
    前記二つの底面と平行な平面における前記第1および第2本体部の断面積は、前記二つの底面の面積よりも大きいことを特徴とする請求項5記載の導電性接触子ホルダ。
  7. 複数の前記導電性接触子は、
    前記導電性ブロック部材の側面の外周に沿って配置されたことを特徴とする請求項1〜6のいずれか一項記載の導電性接触子ホルダ。
  8. 前記導電性ブロック部材は、
    各回路構造に対してアース電位の供給を行うアース用導電性接触子を挿通して保持する挿通孔を有することを特徴とする請求項1〜6のいずれか一項記載の導電性接触子ホルダ。
  9. 複数の前記導電性接触子は、
    前記導電性ブロック部材の側面の外周に沿って配置されたことを特徴とする請求項8記載の導電性接触子ホルダ。
  10. 請求項1〜6のいずれか一項記載の導電性接触子ホルダと、
    前記絶縁性ホルダ部材に収容される複数の前記導電性接触子と、
    を備えたことを特徴とする導電性接触子ユニット。
  11. 複数の前記導電性接触子は、
    前記導電性ブロック部材の側面の外周に沿って配置されたことを特徴とする請求項10記載の導電性接触子ユニット。
  12. 前記導電性ブロック部材は、
    各回路構造に対してアース電位の供給を行うアース用導電性接触子を挿通して保持する挿通孔を有することを特徴とする請求項10記載の導電性接触子ユニット。
  13. 複数の前記導電性接触子は、
    前記導電性ブロック部材の側面の外周に沿って配置されたことを特徴とする請求項12記載の導電性接触子ユニット。
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