JPWO2008152733A1 - ロボット - Google Patents

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Abstract

本発明は、移動機構(17)を備え、少なくとも1つの案内箇所を有する案内区域内を移動して携帯受信端末(10)を所持する被案内人を案内するロボット(100)であって、当該ロボット(100)の、上記案内区域内における現在位置を認識する位置認識部と、上記位置認識部に現在位置を認識させながら当該ロボットを各案内箇所に移動させる移動制御部(14)と、各案内箇所に移動する毎に該各案内箇所に応じたコンテンツ情報を、当該ロボット周囲の被案内人が所持する携帯受信端末(10)に向けて送信する送信部(20)とを備えた。

Description

本発明は、移動機構を備え、少なくとも1つの案内箇所を有する案内区域内を移動して携帯受信端末を所持する被案内人を案内するロボットに関する。
近年の科学技術の進歩とともに、様々なロボットが開発され、かつて人間が行っていた作業を人間に代わってロボットが行うことが多くなってきている。特に、決まった手順を踏んで繰り返し行うことが要求される単純な作業は、人間よりもロボットの方が正確に実行することができるため、こうした単純作業の実行にロボットが用いられることが多い。最近では、コンピュータ技術がロボット技術に応用されることで、複雑なアルゴリズムに従って作業を実行することができるロボットが登場するようになり、単純作業の実行にとどまらず、複雑で高度な作業の実行にもロボットが用いられるようになってきている。高度な作業を実行できるロボットとしては、例えば、自律移動機能を備えるとともに、移動しながら自分の現在位置を認識する機能を備えたロボットが知られており、こうしたロボットの中には、目標となる場所の指定を案内客から受けると、現在位置からその場所までの行き方やその場所に関する説明を表示画面上に表示することで、案内客を案内するロボットも存在する(例えば、特許文献1および特許文献2参照)。
特開2003−050559号公報 特開2005−172879号公報
ところで、大きな展示会場などの大勢の人間が集まる会場での案内の場合には、各展示物の展示場所など、会場内の各箇所において一度に複数の案内客を案内することが必要になる。一方、特許文献1や特許文献2に記載されているロボットなど、自律移動が可能なロボットの表示画面の大きさは、ロボットの自律移動の上で限界があり、案内客の数が多いと、表示画面に表示された内容を案内客全員が充分に閲覧できるとは限らない。このように、案内役の役目をロボットが充分に果たすには、さらなる工夫が望まれる。
本発明は、上記事情に鑑み、被案内人の数が多くても、各被案内人に対して充分な情報を提供を提供することができるロボットを提供することを目的とする。
上記目的を達成するための本発明のロボットは、
移動機構を備え、少なくとも1つの案内箇所を有する案内区域内を移動して携帯受信端末を所持する被案内人を案内するロボットであって、
当該ロボットの、上記案内区域内における現在位置を認識する位置認識部と、
上記位置認識部に現在位置を認識させながら当該ロボットを各案内箇所に移動させる移動制御部と、
各案内箇所に移動する毎に該各案内箇所に応じたコンテンツ情報を、当該ロボット周囲の被案内人が所持する携帯受信端末に向けて送信する送信部とを備えたことを特徴とする。
本発明のロボットは、案内箇所に応じたコンテンツ情報を、ロボット周囲の被案内人がそれぞれ所持する携帯受信端末に送信するので、本発明のロボットは、被案内人の数が多くても各被案内人に対して充分な情報を提供を提供することができる。
また、本発明のロボットにおいて、「上記送信部が、当該ロボットの周囲の、当該ロボットにより案内される被案内人の存在想定領域内でのみ受信可能な微弱電波を送信するものである」という形態は、好ましい形態である。
このような形態によれば、ロボットから遠く離れた所にいて案内を受ける必要のない人にはコンテンツ情報が届かないこととなる。このため、案内を受ける必要のない人に対して混信を生じさせることが避けられ、ロボットの周囲にいて案内を受ける必要がある被案内人だけが案内を受けることができる。
また、本発明のロボット、および、上述の好ましい形態の本発明のロボットにおいて、「上記携帯受信端末は、互いに混信を避けた複数チャンネルの中から切替自在に切り替えられたいずれかのチャンネルの信号を受信するものであって、上記送信部は、上記複数チャンネルを使って、案内箇所に応じるとともに互いに異なる複数のコンテンツ情報を送信するものである」という形態も、好ましい形態である。
このような形態によれば、被案内人は、同じ主旨の案内であっても、例えば、大人用のコンテンツ情報と子供用のコンテンツ情報のように、被案内人の都合に合わせた案内を受けることができる。
また、送信部が微弱電波を送信する本発明のロボットにおいて、「前記位置認識部が、当該ロボットの現在位置を認識するとともに、前記案内区域内に、当該ロボットとは別体の移動自在な他のロボットであって、該他のロボットの周囲の、該他のロボットにより案内される被案内人の存在想定領域内でのみ受信可能な微弱電波を送信する該他のロボットが存在する場合の、該他のロボットの現在位置を認識するものであって、前記移動制御部は、当該ロボットを移動させようとしている案内箇所に前記他のロボットが存在する場合に、当該ロボットを、当該案内箇所であって、前記他のロボットが送信する微弱電波との混信を避けた位置に移動させるものであり、前記送信部は、当該ロボットが前記位置に移動した状態で、当該案内箇所に応じたコンテンツ情報を送信するものである」という形態は好ましい形態である。
このような形態によれば、他のロボットとの混信が避けられた位置で、各被案内人に対して充分な情報が提供されることとなる。
また、送信部が微弱電波を送信する本発明のロボットにおいて、「前記携帯受信端末は、互いに混信を避けた複数チャンネルの中から切替自在に切り替えられたいずれかのチャンネルの信号を受信するものであって、前記位置認識部が、当該ロボットの現在位置を認識するとともに、前記案内区域内に、当該ロボットとは別体の移動自在な他のロボットであって、該他のロボットの周囲の、該他のロボットにより案内される被案内人の存在想定領域内でのみ受信可能な微弱電波を、前記複数チャンネルのうちのいずれかのチャンネルを使って送信する該他のロボットが存在する場合の、該他のロボットの現在位置を認識するものであり、該他のロボットが使っているチャンネルを認識し、該チャンネルが当該ロボットが現在使っているチャンネルと同一であるか否かを判定するチャンネル判定部と、前記他のロボットにより案内される被案内人の存在想定領域が、当該ロボットにより案内される被案内人の存在想定領域と少なくとも一部で重なることを検出する重なり検出部とを備え、前記チャンネル判定部が、前記他のロボットが使っているチャンネルが当該ロボットが現在使っているチャンネルと同一であると判定し、かつ、前記重なり検出部が、前記他のロボットにより案内される被案内人の存在想定領域が、当該ロボットにより案内される被案内人の存在想定領域と少なくとも一部で重なることを検出した場合には、前記送信部は、当該ロボットが現在使っているチャンネルに代えて、前記複数チャンネルのうち、前記他のロボットが使っているチャンネルとは異なるチャンネルを使って前記コンテンツ情報を送信するものである」という形態も好ましい形態である。
このような形態によれば、チャンネルを変更することで他のロボットとの混信が避けられる。
また、送信部が微弱電波を送信する本発明のロボットにおいて、「前記位置認識部が、当該ロボットの現在位置を認識するとともに、前記案内区域内に、当該ロボットとは別体の移動自在な他のロボットであって、該他のロボットの周囲の、該他のロボットにより案内される被案内人の存在想定領域内でのみ受信可能な微弱電波を送信する該他のロボットが存在する場合の、該他のロボットの現在位置を認識するものであって、前記移動制御部は、当該ロボットを移動させようとしている案内箇所に前記他のロボットが存在する場合に、当該ロボットを、前記他のロボットとの混信を避けた位置で待機させるものである」という形態も好ましい形態である。
このような形態によれば、当該ロボットを移動させようとしている案内箇所に他のロボットが存在する場合には、当該ロボットは他のロボットとの混信を避けた位置で待機することとなり、他のロボットとの混信が避けられる。
当該ロボットを、当該案内箇所であって、前記他のロボットが送信する微弱電波との混信を避けた位置に移動させる本発明のロボットにおいて、「前記位置認識部が、当該ロボットの現在位置を認識するとともに、前記案内区域内に、当該ロボットとは別体の移動自在な他のロボットであって、該他のロボットの周囲の、該他のロボットにより案内される被案内人の存在想定領域内でのみ受信可能な微弱電波を送信する該他のロボットが存在する場合の、該他のロボットの現在位置を認識するものであって、前記送信部は、前記微弱電波の電波強度の変更により、該微弱電波が受信可能である領域の拡縮が自在なものであって、前記送信部は、当該ロボットが前記位置に移動した状態で、前記他のロボットが当該案内箇所に存在しない場合と比べ前記微弱電波の電波強度を弱めて前記コンテンツ情報を送信するものである」という形態も好ましい形態である。
このような形態によれば、当該ロボットを移動させようとしている案内箇所に他のロボットが存在する場合であって、かつ、現在使用している微弱電波の強度では、他のロボットが送信する微弱電波との混信が避けられない場合であっても、電波強度を弱めることで、他のロボットとの混信を避けてコンテンツ情報を送信することができる。
本発明によれば、被案内人の数が多くても、各被案内人に対して充分な情報を提供を提供することができる。
本発明の一実施形態としてのロボットと、そのロボットを用いて、携帯受信端末を有する案内客に案内を行う案内システムを示す図である。 図1のロボットが案内客を案内する展示会場を表した模式図である。 案内客を案内する際の、図1のロボットの動作を表すフローチャートである。 2台のロボットの現在位置と予想受信可能領域を表した図である。
以下、本発明の実施形態について説明する。
図1は、本発明の一実施形態としてのロボットと、そのロボットを用いて、携帯受信端末を有する案内客に案内を行う案内システムを示す図である。
この案内システムは、展示物が展示されている展示会場において、ロボット100が、案内客とともに展示物の間を移動しながら案内客に対して展示物についての情報(コンテンツ)を提供をすることで案内客を案内するシステムである。この案内システムは、複数のロボット100を用いて、各ロボット100の周囲にいる一群の案内客に対して案内を行うシステムであるが、これら複数のロボット100は全て同一種類のロボットであるので、図1では複数のロボット100全てについての図示は省略されて、1台のロボット100について、その外観と概略的な構成とが示されている。この図に示すように、この案内システムは、ロボット100と、無線LANによってロボット100と交信してロボット100の行動状況を管理するロボット管理サーバ30と、案内客に提供されるコンテンツをロボット100に無線LANで配信するコンテンツ配信サーバ40と、ロボット100によって案内される案内客がそれぞれ有する携帯受信端末10とによって構成されている。携帯受信端末10は、画像を表示する表示画面と、携帯受信端末10に接続されたイヤホンとを備えており、この携帯受信端末10にロボット100から展示物についての情報(コンテンツ)を表した電波信号が送信されると、携帯受信端末10はその電波信号を受信して電波信号で表されるコンテンツについて画像を表示画面に表示したり、イヤホンを介して音声を発生させる。案内客は、表示画面に表示される画像と、イヤホンを介して聞こえてくる音声とによって、展示物についての案内を受けることができる。ここで、ロボット100が送信する電波信号は、送信源であるロボット100から2m〜3m以内に存在する携帯受信端末10だけが受信できるような、電波強度の小さい放送用の微弱電波である。以下では、このように、ロボット100から送信される微弱電波を携帯受信端末10が受信できるロボット100周囲の領域を、ロボット100の受信可能領域と呼ぶ。従って、この案内システムでは、ロボット100の受信可能領域内にいる案内客だけが、ロボット100からコンテンツの提供を受けることができることになる。ここで、ロボット100の受信可能領域は、電波強度を大きく(小さく)することで拡大(縮小)することが可能であり、また、ロボット100は、周波数が互いに異なる複数チャンネルの微弱電波を送信することができ、どのチャンネルでも任意のコンテンツを送信できる。また、これら複数のチャンネルを用いて、異なるコンテンツを同時に送信することもできる。電波強度の変更や複数のチャンネルの使い分けは、後述するように、状況に応じて行われる。なお、このように電波信号を用いて送信先にチャンネルに応じたコンテンツを提供するシステムとしては、例えば、ワンセグによるコンテンツ配信システムを挙げることができる。
次に、ロボット100の構成について説明する。このロボット100には、ロボット100の移動目標となる目的位置を設定するとともに、目的位置での動作内容を決定する行動計画部11と、行動計画部11の指示を受けて、目的位置までの経路を作成する経路作成部12と、経路作成部12によって作成された経路に従ってロボット100が目的位置まで移動するための、ロボット100の自律走行を制御する自律走行部13とが備えられている。経路作成部12には、展示会場の展示物の位置など、展示会場に存在する物の位置を表した地図情報を備えており、上記の経路の作成とは、この地図上において、目的位置までどのように移動するべきかを決定することである。ここで、ロボット100は、複数の車輪をモータによって回転させることによって移動を行うロボットであって、この図では、これらの車輪やモータはまとめて走行部17として表されており、ロボット100の走行方向や走行速度の制御は、自律制御部13の指示や、ロボット100の移動方向に存在する障害物を検知する超音波センサ(距離センサ)16の検知結果に基づき、走行制御部14が走行部17を制御することによって行われる。また、このロボット100には、ロボット100の周囲の様子を撮影するカメラ15が備えられており、自律走行部13は、カメラ15の撮影で得られた画像データに基づき、上記の地図上におけるロボット100の現在位置を求め、その現在位置のデータを、行動計画部11とロボット情報通信部18とに出力する。一方、走行制御部14が決定するロボット100の走行方向や走行速度のデータも、行動計画部11とロボット情報通信部18とに出力される。行動計画部11とロボット情報通信部18とに出力される、現在位置のデータと、ロボット100の走行方向や走行速度のデータにより、ロボット100の現在の動きが表され、以下では、これらをまとめて位置情報と呼ぶ。この位置情報は、ロボット情報通信部18から、ロボット管理サーバ30に送信される。また、ロボット情報通信部18からは、ロボット100が現在行っている動作の情報や、ロボット100が使用している微弱電波の電波強度およびチャンネルの情報も管理サーバ30に送信される。また、複数のロボット100の間には、後述する、移動の際の優先順位が設けられており、ロボット100の優先順位の情報も管理サーバ30に送信される。以下では、優先順位の情報や、微弱電波の電波強度およびチャンネルの情報をまとめて状態情報と呼ぶ。ここで、管理サーバ30には、他のロボット100からも、それぞれのロボット100の位置情報や状態情報が送信されており、管理サーバ30は、これらの他のロボット100の位置情報や状態情報を、ロボット情報通信部18を送信する。これにより、行動計画部11は、他のロボット100の位置、走行方向、走行速度、動作内容、使用している微弱電波の電波強度およびチャンネル、優先順位についての情報を常時得ることができる。
また、このロボット100にはコンテンツ取得部19が備えられており、コンテンツ取得部19は、行動計画部11の指示に基づき、コンテンツ配信サーバ40にコンテンツを送信するよう要求し、その要求によって応じて送られてきたコンテンツを取得する。コンテンツ配信部20は、ロボット100周囲の案内客に展示物について案内を行うため、微弱電波放送装置21に指示を与えて、コンテンツの内容を表す、上述の微弱電波を、各案内客が有する携帯受信端末10に向かって送信させる。
ここで、行動計画部11と、経路生成部12と,自律走行部13と、走行制御部14とを合わせたものが、本発明にいう移動制御部の一例に相当し、行動計画部11とロボット情報通信部18とを合わせたものが、本発明にいう位置認識部の一例に相当する。また、行動計画部11と、コンテンツ取得部19と、コンテンツ配信部20と、微弱電波放送装置21を合わせたものが、本発明にいう送信部の一例に相当する。また、行動計画部11とロボット情報通信部18とを合わせたものが、本発明にいうチャンネル判定部および重なり判定部の各一例に相当する。
次に、案内客の案内を行う際のロボット100の動作について説明する。ここでは、例として、3つの展示物が存在する展示会場の中で、複数のロボット100が各展示箇所を巡りながら案内客に案内を行う状況において、これら複数のロボット100のうちの1台のロボット100の動作について説明する。なお、これら複数のロボット100は、それぞれ別個に案内客を連れて各展示箇所を巡り、案内を実行するものである。
図2は、図1のロボットが案内客を案内する展示会場を表した模式図、図3は、案内客を案内する際の、図1のロボットの動作を表すフローチャートである。
図2に示すように、展示会場300には、3つの展示物A,B,Cが展示されており、以下でその動作を説明するロボット100は、3つの展示物A,B,Cをこの順番で巡って案内を行う。ここで、この展示会場300が、本発明にいう案内区域の一例に相当する。以下では、ロボット100が案内位置301で展示物Aについての案内を終えたロボット100が、図の矢印で示すように展示物Bについて案内を行うために展示物Aについての案内位置301から移動して、最終的に展示物Bについて案内を行うまでのロボット100がの動作を例にとって、図3のフローチャートを用いて説明する。
展示物Bについて案内を行うために、まず、図1の行動計画部11がロボット100の目的位置として、展示物Bについての案内位置302を設定する。そして、設定された目的位置に移動するためのロボット100の移動経路が経路作成部12によって作成され、その経路に沿ってロボット100の移動が自律走行部13の制御の下で開始される(図3のステップS1)。移動の開始とともに、行動計画部11の指示に基づき、コンテンツ取得部19が、コンテンツ配信サーバ40に展示物Bについてのコンテンツを送信するよう要求し、その要求によって応じて送られてきたコンテンツを取得する。そして、ロボット100の周囲の案内客の携帯受信端末10に対して、微弱電波の送信が開始される。
ロボット100は、この微弱電波の送信によって、上述した複数のチャンネルのうちの2つのチャンネルを使用して、展示物Bについての大人用のコンテンツと、その大人用のコンテンツの内容を子供用にわかりやすくした子供用のコンテンツとを同時に送信する。案内客は、携帯受信端末10を設定していずれかのチャンネルを選択することができ、案内客がどのチャンネルに合わせるべきかは、微弱電波の送信が開始に先立って、ロボット100が有する図1の入出力装置(スピーカ・表示画面)22を用いて、音声と画像とでアナウンスされる。ここで、ロボット100が移動しながら送信するコンテンツは、展示物Bについての概要説明であって、案内客は、携帯受信端末10のイヤホンを介した音声によってその概要説明を受ける。後述するように、展示物Bについての詳しい説明は、ロボット100が停止して案内客が落ち着いて携帯受信端末10の表示画面を閲覧できる状態において、携帯受信端末10を介した画像と音声との両方を用いて行われる。
また、図1の行動計画部11は、自律走行部13および走行制御部14とから得られる、上述の位置情報に基づいて、ロボット100の現在位置と、その現在位置でのロボット100の移動方向および移動速度とを把握し、ロボット100の現在位置を、経路生成部12が有する地図上にマッピングする。さらに、行動計画部11は、現在のロボット100の移動方向と移動速度、およびロボット100が現在使用している微弱電波の電波強度に基づいて所定時間(例えば、数秒)後の受信可能領域(以下、予想受信可能領域と呼ぶ)を求めて、その位置も地図上にマッピングする。この予想受信可能領域は、例えば、ロボット100が現在停止している場合は、ロボット100が現在いる位置を中心とした受信可能領域であり、ロボット100が現在移動している場合は、現在位置から、現在の移動方向に、現在の移動速度に上記の所定時間を乗じた距離だけずれた位置を中心とした受信可能領域である。現在位置のマッピングと予想受信可能領域のマッピングは、ロボット100の案内の間、常時行われて新しい現在位置と予想受信可能領域に書き換えられていく。
また、図1に示すロボット管理サーバ30からは、ロボット100のロボット情報通信部18に対して、図2に示す他のロボット100の位置情報や状態情報が絶えず送られており、行動計画部11は、目的位置への移動が開始されると、これらの情報に基づき、ロボット100の近くに他のロボット100がいるか否かを判定する(ステップS2)。具体的には、ロボット100から所定距離以内に、他のロボット100が存在しているかが、ロボット100の現在位置と、他のロボット100の現在位置とに基づいて判定される。以下では、動作の説明を行っているロボット100と、他のロボット100とを明確に区別するため、他のロボット100を他ロボット200と呼ぶ。近くに他ロボット200がいない場合は(ステップS2;No)、自律走行部13の制御の下で目的位置への移動が続けられる(ステップS16)。近くに他ロボット200がいる場合は(ステップS2;Yes)、図1の行動計画部11は、他ロボット200の位置を、経路生成部12が有する地図上にマッピングし(ステップS3)、さらに、他ロボット200がコンテンツを送信中であるか否かかを判定する(ステップS4)。コンテンツ送信中でなければ(ステップS4;No)、自律走行部13の制御の下で目的位置への移動が続けられる(ステップS16)。他ロボット200がコンテンツ送信中であれば(ステップS4;Yes)、行動計画部11が、他ロボット200の状態情報に示されている、他ロボット200の現在の移動速度、移動方向、他ロボット200が現在使用している微弱電波の電波強度に基づき、上述のロボット100の予想受信可能領域のマッピングと同様に、他ロボット200の予想受信可能領域のマッピングを行う。すなわち、他ロボット200が停止中であれば(ステップS5;Yes)、他ロボット200が現在いる位置を中心に他ロボット200の受信可能領域を経路生成部12が有する地図上にマッピングし(ステップS6)、他ロボット200が停止中でなければ(ステップS5;No)、他ロボット200の現在位置から、他ロボット200の移動方向に、他ロボット200の現在の移動速度に上記の所定時間を乗じた距離だけずれた位置を中心とした受信可能領域を、地図上にマッピングする(ステップS7)。次に、ロボット100がこのまま移動しても、ロボット100の受信可能領域と、他ロボット200の受信可能領域との重なりを生じることがないかどうかが、行動計画部11により判定される(ステップS8)。この判定は、具体的には、マッピングされた、ロボット100の予想受信可能領域と他ロボット200の予想受信可能領域との2つの予想受信可能領域の重なりの有無を調べることによって行われる。
図4は、2台のロボットの現在位置と予想受信可能領域を表した図である。
この図では、ロボット100が図のX方向に移動し、他ロボット200が図のY方向に移動している時の状況が表されている。ロボット100の現在の受信可能領域100aは、ロボット100の移動につれて、点線で示す予想受信可能領域100bに移動することが予測される。一方、他ロボット200の現在の受信可能領域200aは、他ロボット200の移動につれて、2点鎖線で示す予想受信可能領域200bに移動することが予測される。2つの予想受信可能領域100b,200bは、図の斜線領域で重なっており、図4に示す状況では、行動計画部11は、ロボット100がこのまま移動すると、ロボット100の受信可能領域と、他ロボット200の受信可能領域との重なりを生じると判定する(図2のステップS8;Yes)。一方、予想受信可能領域の重なりが存在しない場合には、行動計画部11は、ロボット100がこのまま移動しても、ロボット100の受信可能領域と、他ロボット200の受信可能領域との重なりを生じることがないと判定し(図2のステップS8;No)、自律走行部13の制御の下で目的位置への移動が続けられる(ステップS16)。
図1に示す案内システムでは、ロボットの移動に関してロボットの間で優先順位があらかじめ設けられており、2台のロボットが接近してこのまま移動を続けると受信可能領域が重なるという状況では、優先順位が低い方のロボットが、受信可能領域の重なりを回避する措置をとって、優先順位が高い方のロボットはそのまま移動を続けられるように定められている。このような優先順位の情報は、ロボットの状態情報に含まれており、図1のロボット管理サーバ30から各ロボットに送信される。
ステップS8において、ロボット100がこのまま移動すると、ロボット100の受信可能領域と、他ロボット200の受信可能領域との重なりを生じると判定された場合は、行動計画部11は、次に、他ロボット200よりもロボット100の方が優先順位が高いか否かを判定する(ステップS9)。ロボット100の方が優先順位が高いと判定された場合は(ステップS9;Yes)、自律走行部13の制御の下で目的位置への移動がそのまま続けられる(ステップS16)。ロボット100の方が優先順位が低いと判定された場合は(ステップS9;No)、行動計画部11は、続いて、上述した複数のチャンネルのうち、他ロボット200が使用していないチャンネルが2つ以上存在するか否かを判定する(ステップS10)。ここで、2つ以上のチャンネルの有無を判定するのは、大人用のコンテンツと子供用のコンテンツのそれぞれ同時に送るために、チャンネルを2つ確保することが必要なためである。また、ロボット100では複数のチャンネルが選択可能であるけれども、例えば、ロボット100が、自分より優先順位の高い多数の他ロボット200と一度に遭遇した場合には、他ロボット200が使用していないチャンネルが存在しないという事態が生じることがあり、このような場合には、ステップS10でNoが選択されることとなる。逆に、使用可能なチャンネルの数に余裕がある場合には、ステップS10でYesが選択される。
他ロボット200が使用していないチャンネルが存在する場合は(ステップS10;Yes)、次に、行動計画部11により、ロボット100が現在使用しているチャンネルが、他ロボット100が使用していないチャンネルであるか否かが判定される(ステップS11)。ロボット100が現在使用しているチャンネルが、他ロボット200が使用していないチャンネルである場合には(ステップS11;Yes)、このままの状態で目的位置への移動が続けられる(ステップS16)。ロボット100が現在使用しているチャンネルが、他ロボット200が使用しているチャンネルである場合には(ステップS11;No)、このまま、そのチャンネルの使用を継続すると、図4の斜線領域のように、ロボット100の受信可能領域と、他ロボット200の受信可能領域とが重なった領域で、微弱電波の混信が発生する。そこで、行動計画部11は、図1のコンテンツ配信部20に、一旦、微弱電波の送信を停止させるとともに、他ロボット200が使用していないチャンネルの1つを選択して、入出力装置(スピーカ・表示画面)22を介して、案内客に、選択したチャンネルに携帯受信端末10の受信チャンネルを変更するよう指示する。そして、行動計画部11は、コンテンツ配信部20に、微弱電波を送信するチャンネルを、上記の選択されたチャンネルに変更させて(ステップS12)送信を再開させ、目的位置への移動が続けられる(ステップS16)。ステップS11の判定は、大人用のコンテンツ送信のためのチャンネルと、子供用のコンテンツ送信のためのチャンネルとのそれぞれについて行われ、必要に応じてステップS12においてチャンネルが変更される。
他ロボット200が使用していないチャンネルが存在しない場合は(ステップS10;No)、微弱電波の混信を回避するため、行動計画部11は、コンテンツ配信部20に、所定の時間の間(例えば、数秒間)、微弱電波の送信を停止させ(ステップS13)、ロボット100は、送信を停止した状態で移動を続ける。そして、上記の所定の時間の経過後に、行動計画部11は、ロボット100がこのまま移動を続けても、ロボット100の受信可能領域と、他ロボット200の受信可能領域との重なりが生じないかを判定する(ステップS14)。例えば、所定の時間の間にロボット100が、他ロボット200の受信可能領域を通り過ぎてしまった場合には、ステップS14でYesが選択され、このまま目的位置への移動が続けられる(ステップS16)。所定の時間が経過しても、ロボット100の受信可能領域と、他ロボット200の受信可能領域との重なりが生じる可能性がなくならない場合には、ステップS14でNoが選択され、微弱電波の混信を回避するため、行動計画部11の指示により、走行制御部14はロボット100の走行を停止させ、ロボット100は一時停止する(ステップS15)。そして、混信を起こさずに移動できる状況になるまで、以上説明してきたステップS2以降の過程を繰り返し、混信を起こさずに移動できる状況になると、目的位置に向かって移動を行う(ステップS16)。
ロボット100が目的位置の近くに到着するまで(ステップS17;No)、ステップS2以降の過程が繰り返され、ロボット100が目的位置の近くに到着すると(ステップS17;Yes)、行動計画部11は、図1に示すロボット管理サーバ30からは送られてくる他ロボット200の位置情報や状態情報に基づき、目的位置の周辺に他ロボット200がいるか否かを判定する(ステップS18)。ここで、ロボット100が目的位置の近くにいるかどうかの判定は、具体的には、ロボット100の現在位置から目的位置までの距離が、所定の接近距離以内であるかどうかを行動計画部11が判断することで行われる。一方、目的位置の周辺に他ロボット200がいるか否かの判断は、仮にロボット100が目的位置にいるとしたときの受信可能範囲が、他ロボット200の現在の受信可能範囲と重なる程度にまで、他ロボット200が目的位置に近い位置にいるかどうかでより判断される。
目的位置の周辺に他ロボット200がいない場合は(ステップS18;No)、次に、目的位置が案内位置であるか否かが判定される(ステップS24)。この段階で目的位置として設定されているのは、図2の展示物Bの案内位置304であるのでステップS24でYesが選択され、ロボット100は、目的位置である案内位置304に進んで、この案内位置304に停止した状態でロボット周囲の案内客の携帯受信端末10に対し、展示物Bについての詳しい説明を表したコンテンツを送信する(ステップS30)。このとき、案内客は、携帯受信端末10の表示画面とイヤホンとにより、画像と音声との両方で展示物Bについての詳しい説明を受けることができる。
一方、目的位置の周辺に他ロボット200がいる場合は(ステップS18;Yes)、このまま目的位置に進むと、他ロボット200との混信が発生する。例えば、図2に示すように、案内位置302に他ロボット200が存在する場合には、他ロボット200を避ける措置が必要となる。
ここで、図2に示す展示会場では、案内客が展示物を近くで見ながら展示物についての詳しい説明を受けられる領域として、各展示物の周囲に案内エリアが設けられており、この案内エリア内に、この案内システムのロボットが展示物についての詳しい説明を行う際にロボットの停止位置として複数の案内位置が設けられている。この案内エリアが、本発明にいう案内箇所の一例に相当する。図2には、展示物Bの案内エリア310が示されており、ロボット100の目的位置として設定されている案内位置302は、この案内エリア310内に存在する案内位置の内の1つであり、案内位置302の他にも、案内位置302の左方に別の案内位置304が存在する。
そこで、目的位置の周辺に他ロボット200がいる場合は(ステップS18;Yes)、行動計画部11は、ロボット100の現在の受信可能領域の広さ(すなわち、現在の微弱電波の電波強度)を維持したままでも、他ロボット200の受信可能領域と重ならずにすむような案内位置が案内エリア310内に存在するかどうかを判定する(ステップS19)。例えば、図2では、ロボット100の現在の目的位置である案内位置302の左方にある別の案内位置304では、ロボット100の受信可能領域100aが他ロボット200の受信可能領域と重なることがない(ステップS19;Yes)。行動計画部11は、このような状況では、現在の目的位置である案内位置302に代えて、その左方にある案内位置304を新たな目的位置に設定して(ステップS23)、以上説明したステップS2以降の過程を、この新たな新たな目的位置について繰り返す。なお、図2の状況は、案内エリア310内に他ロボット200が一台だけの例であるが、案内エリア310内に他ロボット200が複数存在する場合には、ステップS19において、いずれの他ロボット200の受信可能領域と重ならない案内位置の存在の有無が判定される。
ロボット100の現在の微弱電波の電波強度を維持したままでは、ロボット100の受信可能領域が他ロボット200の受信可能領域と重ならずにすむ案内位置が案内エリア310内に存在しない場合は(ステップS19;No)、行動計画部11は、次に、ロボット100が現在使用している微弱電波の電波強度を所定レベルまで弱めて受信可能領域を狭くすることで、他ロボット200の受信可能領域と重ならずにすむ案内位置が見い出せないかを検討する(ステップS20)。受信可能領域を狭くすることで、他ロボット200の受信可能領域と重なりを回避できる案内位置が見つかった場合は(ステップS20;Yes)、微弱電波の電波強度を所定レベルまで弱めるとともに(ステップS21)、その案内位置を新たな目的位置に設定して(ステップS23)、以上説明したステップS2以降の過程を繰り返す。一方、受信可能領域を狭くしても、他ロボット200の受信可能領域と重なりを回避できる案内位置が見出せない場合は(ステップS20;No)、図2に示す所定の待機位置303を新たな目的位置に設定して(ステップS22)、以上説明したステップS2以降の過程を繰り返す。この案内システムでは、展示物の案内エリアに入れなかったロボットが待機するための待機位置が、この案内システムが有する案内ロボットそれぞれに与えられており、他のロボットの存在のために待機位置に入れないということが起こらないよう工夫されている。このため、所定の待機位置303を新たな目的位置に設定してステップS2以降の過程が繰り返される場合には、ステップ18では必ずNoが選択される。そして、さらにステップS24で目的位置は案内位置ではないと判定されて、待機位置303に進み、この位置で待機状態に入る(ステップS25)。ここで、この待機位置303は、他ロボット200の移動経路からはずれた場所に位置しており、このため、この待機位置303では他ロボット200との混信が避けられており、ロボット100がこの待機位置303にいる間には、図1の案内客に待ち時間用のコンテンツが送信される。
また、この待機位置において、行動計画部11は、ロボット100の現在の微弱電波の電波強度を維持したままでも、他ロボット200の受信可能領域と重ならずにすむような案内位置が案内エリア310内に存在するかどうかを判定し(ステップS26)、そのような案内位置が存在すれば、その案内位置を新たな目的位置に設定して(ステップS23)、その案内位置に進む(ステップS29)。なお、この待機位置から案内位置に進む際には、コンテンツの送信は停止され、このため、ステップS2以降の過程を踏むことなくロボット100は、案内位置に進むことができる。そして、案内位置に停止した状態でロボット周囲の案内客の携帯受信端末10に対し、展示物Bについての詳しい説明を表したコンテンツを送信する(ステップS30)。ロボット100の現在の微弱電波の電波強度を維持したままでは、ロボット100の受信可能領域が他ロボット200の受信可能領域と重ならずにすむ案内位置が案内エリア310内に存在しない場合は(ステップS26;No)、行動計画部11は、次に、ロボット100が現在使用している微弱電波の電波強度を所定レベルまで弱めて受信可能領域を狭くすることで、他ロボット200の受信可能領域と重ならずにすむ案内位置が見い出せないかを検討する(ステップS27)。受信可能領域を狭くすることで、他ロボット200の受信可能領域と重なりを回避できる案内位置が見つかった場合は(ステップS27;Yes)、微弱電波の電波強度を所定レベルまで弱めるとともに(ステップS28)、その案内位置を新たな目的位置に設定してその案内位置に進み、ロボット周囲の案内客の携帯受信端末10に対し、展示物Bについての詳しい説明を表したコンテンツを送信する(ステップS30)。一方、受信可能領域を狭くしても、他ロボット200の受信可能領域と重なりを回避できる案内位置が見出せない場合は(ステップS27;No)、ステップS25に戻り、そのまま待機状態を続ける。そして、最終的に、混信が発生しない状態となったときに、展示物Bについての詳しい説明を表したコンテンツの送信が行われる。
以上が、展示物Bについての詳しい説明が行われるまでの、ロボット100の動作の説明である。展示物Bについての詳しい説明が完了すると、ロボット100は、今度は展示物Cについて図3の過程を繰り返し、案内客に対し、展示物Cについての詳しい説明を行う。
以上説明してきたように、ロボット100は、展示物の傍で詳しい説明を行う際には、他ロボット200との受信可能領域の重なりを避けるように移動するか、電波強度を弱くして受信可能領域を狭くするか、あるいは受信可能領域の重なりが解消されるまで待機するといった措置をとることで混信の発生を回避することができる。また、移動中には、チャンネルの変更を行うことで、複数のロボットが存在していても混信が発生しないよう工夫されている。
ここで、案内位置で詳しい説明を行う際に、チャンネルの変更に代えて、上記のような他のロボットとの受信可能領域の重なりを避ける措置を講ずるのは、展示物周辺は、複数のロボットで混み合う可能性が高いため、チャンネル数が足らなくなる事態や、チャンネル変更が間に合わない事態が発生しやすいためである。しかし、ロボットの数と同程度以上のチャンネル数が存在する場合には、こうした事態が起きることは少ないので、本発明では、上記のような受信可能領域の重なりを避ける措置に加えて、チャンネルの変更を行うロボットが採用されてもよい。
このようなロボットの構成は、図1に示すロボット100の構成と同じである。また、このようなロボットの動作を表すフローチャートは、図3のフローチャートにおいて、ステップS19でNoが選択された後に、ステップS10の判定、ステップS11の判定、ステップS12のチャンネル変更の各過程が存在するフローチャートであって、チャンネル変更ができず、チャンネル変更では混信が避けられない場合(新たに加わったステップS10の判定でNoが選択された場合)には、図3のフローチャートのステップS20以降の受信可能領域の重なりを避ける措置を行い、他ロボットとは異なるチャンネルを使用することで混信が避けられる場合(新たに加わったステップS11やステップS12の過程を踏んだ場合)には、そのまま図3のフローチャートのステップS23以降の過程に進むフローチャートである。従って、これら新たな過程が3つ加わる点を除けば、上記のロボットの動作は、以上説明してきたロボット100の動作と同じであり、また、これら新たに加わった過程については、図3のステップS10からステップS12においてその内容を説明しているため、ここでは重複説明は省略する。
また、以上の例では、図1のロボット管理サーバを介して、ロボット同士の情報が
交換されるものであるが、本発明のロボットは、ロボット同士で直接、位置情報や状態情報を交換するものであってもよい。例えば、互いのIPアドレスを持っており、そのIPアドレスを用いて無線LANによって情報交換を行なってもよく、RF−IDなどをロボットに搭載することによって、自身の一定範囲内にいるロボットを検知し、その情報を取得するものであってもよい。
また、以上の例では、コンテンツ配信サーバ40からコンテンツを取得した上で、携帯受信端末10にコンテンツが送信されているが、本発明のロボットは、各展示物についてのコンテンツをあらかじめロボット内のハードディスク装置などに記憶しておき、その記憶されているコンテンツを送信するものであってもよい。

Claims (7)

  1. 移動機構を備え、少なくとも1つの案内箇所を有する案内区域内を移動して携帯受信端末を所持する被案内人を案内するロボットであって、
    当該ロボットの、前記案内区域内における現在位置を認識する位置認識部と、
    前記位置認識部に現在位置を認識させながら当該ロボットを各案内箇所に移動させる移動制御部と、
    各案内箇所に移動する毎に該各案内箇所に応じたコンテンツ情報を、当該ロボット周囲の被案内人が所持する携帯受信端末に向けて送信する送信部とを備えたことを特徴とするロボット。
  2. 前記送信部が、当該ロボットの周囲の、当該ロボットにより案内される被案内人の存在想定領域内でのみ受信可能な微弱電波を送信するものであることを特徴とする請求項1記載のロボット。
  3. 前記携帯受信端末は、互いに混信を避けた複数チャンネルの中から切替自在に切り替えられたいずれかのチャンネルの信号を受信するものであって、
    前記送信部は、前記複数チャンネルを使って、案内箇所に応じるとともに互いに異なる複数のコンテンツ情報を送信するものであることを特徴とする請求項1又は2記載のロボット。
  4. 前記位置認識部が、当該ロボットの現在位置を認識するとともに、前記案内区域内に、当該ロボットとは別体の移動自在な他のロボットであって、該他のロボットの周囲の、該他のロボットにより案内される被案内人の存在想定領域内でのみ受信可能な微弱電波を送信する該他のロボットが存在する場合の、該他のロボットの現在位置を認識するものであって、
    前記移動制御部は、当該ロボットを移動させようとしている案内箇所に前記他のロボットが存在する場合に、当該ロボットを、当該案内箇所であって、前記他のロボットが送信する微弱電波との混信を避けた位置に移動させるものであり、
    前記送信部は、当該ロボットが前記位置に移動した状態で、当該案内箇所に応じたコンテンツ情報を送信するものであることを特徴とする請求項2記載のロボット。
  5. 前記位置認識部が、当該ロボットの現在位置を認識するとともに、前記案内区域内に、当該ロボットとは別体の移動自在な他のロボットであって、該他のロボットの周囲の、該他のロボットにより案内される被案内人の存在想定領域内でのみ受信可能な微弱電波を送信する該他のロボットが存在する場合の、該他のロボットの現在位置を認識するものであって、
    前記送信部は、前記微弱電波の電波強度の変更により、該微弱電波が受信可能である領域の拡縮が自在なものであって、
    前記送信部は、当該ロボットが前記位置に移動した状態で、前記他のロボットが当該案内箇所に存在しない場合と比べ前記微弱電波の電波強度を弱めて前記コンテンツ情報を送信するものであることを特徴とする請求項4記載のロボット。
  6. 前記携帯受信端末は、互いに混信を避けた複数チャンネルの中から切替自在に切り替えられたいずれかのチャンネルの信号を受信するものであって、
    前記位置認識部が、当該ロボットの現在位置を認識するとともに、前記案内区域内に、当該ロボットとは別体の移動自在な他のロボットであって、該他のロボットの周囲の、該他のロボットにより案内される被案内人の存在想定領域内でのみ受信可能な微弱電波を、前記複数チャンネルのうちのいずれかのチャンネルを使って送信する該他のロボットが存在する場合の、該他のロボットの現在位置を認識するものであり、
    該他のロボットが使っているチャンネルを認識し、該チャンネルが当該ロボットが現在使っているチャンネルと同一であるか否かを判定するチャンネル判定部と、
    前記他のロボットにより案内される被案内人の存在想定領域が、当該ロボットにより案内される被案内人の存在想定領域と少なくとも一部で重なることを検出する重なり検出部とを備え、
    前記チャンネル判定部が、前記他のロボットが使っているチャンネルが当該ロボットが現在使っているチャンネルと同一であると判定し、かつ、前記重なり検出部が、前記他のロボットにより案内される被案内人の存在想定領域が、当該ロボットにより案内される被案内人の存在想定領域と少なくとも一部で重なることを検出した場合には、前記送信部は、当該ロボットが現在使っているチャンネルに代えて、前記複数チャンネルのうち、前記他のロボットが使っているチャンネルとは異なるチャンネルを使って前記コンテンツ情報を送信するものであることを特徴とする請求項2記載のロボット。
  7. 前記位置認識部が、当該ロボットの現在位置を認識するとともに、前記案内区域内に、当該ロボットとは別体の移動自在な他のロボットであって、該他のロボットの周囲の、該他のロボットにより案内される被案内人の存在想定領域内でのみ受信可能な微弱電波を送信する該他のロボットが存在する場合の、該他のロボットの現在位置を認識するものであって、
    前記移動制御部は、当該ロボットを移動させようとしている案内箇所に前記他のロボットが存在する場合に、当該ロボットを、前記他のロボットとの混信を避けた位置で待機させるものであることを特徴とする請求項2記載のロボット。
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