JPWO2008143081A1 - 油性固形化粧料 - Google Patents

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英俊 曽根
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Abstract

本発明は、油性固形化粧料として、従来品を上回る、成形性ならびに皮膚補修効果、皮膚保湿効果および化粧持続性を有するものの提供を課題とする。かかる課題は、ポリアミド樹脂、分岐アルコールおよび2価アルコールを含む油性固形化粧料によって解決される。

Description

本発明は、ポリアミド樹脂、とくにアミド末端ポリアミド樹脂および/またはエステル末端ポリアミド樹脂、分岐アルコールと2価アルコールとを含有することを特徴とする油性固形化粧料に関する。
従来の油性固形化粧料では、化粧持続性を高める簡単な方法としてワックスやロウ類を増量していた。しかしながら、その弊害として、皮膚補修効果、皮膚保湿性といった好ましい品質を犠牲にせざるを得ないという問題がある。
一方、化粧料に使用される固形化剤には一般的に使用されているワックスやロウ類の他にポリアミド樹脂を使用したものがある。例えば特許文献1には、特定のHLB値を有する両親媒性化合物に結合したポリマーによって構造化された液状脂肪相を含む構造化された組成物が記載されているところ、かかる組成物はロウなしで液状油分をスティック状に成形することができ、前記ポリマーによって組成物を不透明化することなく構造化することができる。
特許文献2には、ポリアミド樹脂によって構造化された液状の連続脂肪相を含有し、ロウを含有しない固形形態であり、着色物質と液状脂肪相とポリマーが生理学的に許容される媒体を構成する組成物が記載されている。
さらに、特許文献3には、ポリアミド樹脂とリンゴ酸ジイソステアリルとジイソステアリン酸ポリグリセリル-2と液状油を含有するものが、口紅、ヘアスティック、ハンドスティック等の油性固形化粧料として利用される旨記載されている。また、同文献には、ポリアミド樹脂と、12−ヒドロキシステアリン酸エステルであるヒドロキシステアリン酸エチルヘキシル(IOHS)とを含む油性固形化粧料も記載されている。
さらにまた、特許文献6には、特定のポリアミド樹脂と2−オクチルドデカノールおよび2−ヘキシルデシルアルコール、または1,3−ブチレングリコールを含むスティックが記載されている。
しかしながら、ポリアミド樹脂を用いたこれらの油性固形化粧料においては、皮膚補修効果、皮膚保湿効果、化粧持続性が必ずしも十分ではない。
したがって、これらの相容れない品質、すなわち、皮膚補修効果および皮膚保湿効果、さらに化粧持続性を同時に達成する油性固形化粧料を実現するための技術および製品の開発が強く求められている。
特許第3466138号公報 特許第3609010号公報 米国公開2006/0280763号公報 特表2002−534535号公報 特表2002−516619号公報 特公平7−98731号公報
したがって、本発明の目的は、油性固形化粧料として、従来品を上回る、皮膚補修効果、皮膚保湿効果および化粧持続性を有するものを提供することにある。
本発明者らは、上記課題に鑑み、化粧持続性を高めるワックスやロウ類に匹敵する性状のもので大量に配合可能な成分と、皮膚補修効果、皮膚保湿効果、化粧持続性を維持・向上させる成分、さらには生産性、安定性等に問題が生じないこれらの組み合わせを探索してきた。その中で、驚くべきことに、ある種のアルコール類を、固化力とともに弾力性にも富むポリアミド樹脂とともに用いることによって、ポリアミド樹脂の上記特性および化粧料の化粧持続性の維持・向上がなされるばかりでなく皮膚補修効果、皮膚保湿効果も向上することを見出し、さらに鋭意研究を進めた結果本発明を完成するに至った。
すなわち本発明は、ポリアミド樹脂、分岐アルコールおよび2価アルコールを含む油性固形化粧料に関する。
また、本発明は、ポリアミド樹脂が、下記アミド末端ポリアミド樹脂
Figure 2008143081
(R:相互に同一でも異なってもよいC〜C22アルキル基、R:ダイマー酸残基、R:エチレンジアミン残基、R3a:水素、n=2〜4)
および下記エステル末端ポリアミド樹脂
Figure 2008143081
(R、R、R、R3aおよびnは、上記において定義したとおりである)
からの1種または2種以上である、油性固形化粧料に関する。
また、本発明は、分岐アルコールがヘキシルデカノール、イソステアリルアルコール、オクチルドデカノール、デシルテトラデカノール、ドデシルヘキサデカノール、テトラデシルオクタデカノール、ヘキサデシルエイコサノールからの1種または2種以上である、前記油性固形化粧料に関する。
さらに、本発明は、2価アルコールが1,3−ブチレングリコール、ペンチレングリコール、プロピレングリコール、ジプロピレングリコール、へキシレングリコール、オクチレングリコール、平均分子量が200〜2000であるポリプロピレングリコールからの1種または2種以上である、前記油性固形化粧料に関する。
さらにまた、本発明は、12−ヒドロキシステアリン酸エステルをさらに含む、前記油性固形化粧料に関する。
またさらに、本発明は、油剤をさらに含む、前記油性固形化粧料に関する。
さらに、本発明は、シリコーン油をさらに含む、前記油性固形化粧料に関する。
また、本発明は、増粘剤および/またはゲル化剤をさらに含む、前記油性固形化粧料に関する。
さらに、本発明は、シリコーン油がメチルフェニルポリシロキサンおよび/またはジメチルポリシロキサンである、前記油性固形化粧料に関する。
また、本発明は、ポリアミド樹脂を含む油性固形化粧料の化粧持続性を高める方法であって、該油性固形化粧料に分岐アルコールおよび2価アルコールを添加する工程を含む前記方法に関する。
上記のとおり本発明の油性固形化粧料は、ポリアミド樹脂とともに分岐アルコールおよび2価アルコールを含有することによって、従来品が達成し得なかった、相容れない品質である皮膚補修効果、皮膚保湿効果および化粧持続性を、同時に充足せしめるものである。
本発明において、ポリアミド樹脂は、化粧持続性を有するとともに、ワックスやロウ類に類似の性状を有するため、化粧料の成形を容易にする、大量に配合可能な成分である。
また、分岐アルコールおよび2価アルコールは、化粧料においてはいずれも保湿成分や溶剤として用いられるものであるところ、本発明においては、いずれも皮膚保湿効果のみならず化粧持続性および皮膚補修効果の向上または少なくとも維持に寄与する。
さらに、これらの各成分は、いずれも成分自体および化粧料の生産性、安定性等における問題はなく、また、併用することによってそれぞれの効果が相乗的に高まるのである。
本発明の油性固形化粧料は、皮膚補修効果、皮膚保湿効果および化粧持続性のいずれにおいても優れるという効果を有する。
また、本発明の油性固形化粧料のうち、ポリアミド樹脂が上記アミド末端ポリアミド樹脂および/またはエステル末端ポリアミド樹脂からの1種または2種以上であるものによれば、皮膚補修効果、皮膚保湿効果および化粧持続性の効果がとくに優れるという効果を有する。
また、本発明の油性固形化粧料のうち、分岐アルコールがヘキシルデカノール、イソステアリルアルコール、オクチルドデカノール、デシルテトラデカノール、ドデシルヘキサデカノール、テトラデシルオクタデカノール、ヘキサデシルエイコサノールからの1種または2種以上であるもの、あるいは2価アルコールが1,3−ブチレングリコール、ペンチレングリコール、プロピレングリコール、ジプロピレングリコール、へキシレングリコール、オクチレングリコール、平均分子量が200〜2000であるポリプロピレングリコールからの1種または2種以上であるものにおいては、皮膚補修効果、皮膚保湿効果および化粧持続性の効果がとくに優れるという効果を有する。
さらに、本発明の油性固形化粧料のうち、12−ヒドロキシステアリン酸エステルをさらに含むものにおいては、皮膚補修効果、皮膚保湿効果および化粧持続性の効果がとくに優れるという効果を有する。
さらにまた、本発明の油性固形化粧料のうち、油剤をさらに含むものにおいては、化粧料の固化性及び感触と皮膚保湿効果がより優れるという効果を有する。
本発明の油性固形化粧料のうち、シリコーン油をさらに含むものにおいては、化粧料の感触及び皮膚保湿効果がより優れるという効果を有する。
本発明の油性固形化粧料のうち、増粘剤および/またはゲル化剤をさらに含むものにおいては、化粧料の固形性がより優れるという効果を有する。
本発明の油性固形化粧料のうち、シリコーン油がメチルフェニルポリシロキサンおよび/またはジメチルポリシロキサンであるものにおいては、化粧料の皮膚保湿効果がより優れるという効果を有する。
本発明のポリアミド樹脂を含む油性固形化粧料の化粧持続性を高める方法によれば、該油性固形化粧料に分岐アルコールおよび2価アルコールを添加するという簡便な方法によって、皮膚補修効果、皮膚保湿効果を損なうことなく、前記油性固形化粧料の化粧持続性を高めることができる。
以下、本発明についてさらに詳細に説明する。
なお、本明細書において、「固化性」、「皮膚補修効果」、「皮膚保湿効果」および「化粧持続性」とは、それぞれ下記のとおりの意味を有する。
「固化性」・・・所望の固形または半固形等の形状を有し得る性質または程度。
「皮膚補修効果」・・・Treatment effectに相当し得る、肌荒れを予防または改善する効果。
「皮膚保湿効果」・・・Moisture preserving effectに相当し得る、皮膚からの水分の蒸散を抑制する効果。
「化粧持続性」・・・Long lasting effectに相当し得る、化粧による所望の効果を持続せしめる効果。
また、本明細書において、「固形化粧料」とは、常温(約25℃)において固形形状を保持し得る、口紅、リップクリーム、ファンデーション、アイカラー、ほほ紅、アイブロー、デオドラント剤、フレグランスヘアスティックまたはハンドスティック等の化粧料に用い得る材料である。
さらに、ある成分を化粧料に添加することによって化粧持続性等を「高める」とは、当該成分を含有する化粧料の化粧持続性等が当該成分を含有しない化粧料の化粧持続性等を上回ることを意味する。
本発明において使用されるポリアミド樹脂はとくに限定されないが、下記式で表されるアミド末端ポリアミド樹脂および/またはエステル末端ポリアミド樹脂が好ましい。
アミド末端ポリアミド樹脂
Figure 2008143081
エステル末端ポリアミド樹脂
Figure 2008143081
(R:相互に同一でも異なってもよいC〜C22アルキル基、R:ダイマー酸残基、R:エチレンジアミン残基、R3a:水素、n=2〜4)
上記式において、Rは直鎖または分岐鎖のアルキル基であり得るところ、直鎖アルキル基としてはC:オクチル基(Octyl)、C10:デシル基(Decyl)、C12:ラウリル基(Lauryl)、C14:ミリスチル基(Myristyl)、C16:パルミチル基(Palmityl)、C18:ステアリル基(Stearyl)、C20:アルキジル基(Arachidyl)、C22:ベヘニル基(Behenyl)が例として挙げられる。これらのうち、また分岐鎖アルキル基としてはC:2−エチルヘキサン基(2−Ethylhexyl)、C:イソノニル基(Isononyl)、C10:イソデシル基(Isodecyl)、C13:イソトリデシル基(Isotridecyl)、C18:イソステアリル基(Isostearyl)が例として挙げられる。これらのうち、C〜C20アルキル基が好ましく、C14〜C20アルキル基がより好ましく、C14〜C18アルキル基が最も好ましい。
上記式において、Rとしては、ダイマー酸残基であるダイマージリノール酸残基ならびに二塩基酸であるアジピン酸、ピメリン酸、スベリン酸、アゼライン酸、セバシン酸、ウンデカン二酸、ドデカン二酸、トリデカン二酸、テトラデカン二酸、ペンタデカン二酸、オクタデカン二酸、ノナデカン二酸およびエイコサン二酸の残基が挙げられる。これらのうち、ダイマージリノール酸残基が最も好ましい。
上記好ましいポリアミド樹脂の例として、アミド末端ポリアミド樹脂では、シルバクリアA200V、A2614Vを挙げることができ、また、エステル末端ポリアミド樹脂の例としてはユニクリア100VGを挙げることができるが、本発明に用いられるポリアミド樹脂はこれらに限定されない。
尚、詳細について、アミド末端ポリアミド樹脂は特許文献4に、また、エステル末端ポリアミド樹脂は特許文献5に記載されている。
ポリアミド樹脂の含有量は限定されないが、固化性の観点から油性固形化粧料全体の5〜70質量%が好ましく、10〜65質量%がより好ましく、15〜63質量%が最も好ましい。
アミド末端ポリアミド樹脂は、(a−1)高粘度アミド末端ポリアミド樹脂と(a−2)低粘度アミド末端ポリアミド樹脂とからなるものとすることができる。(a−1)の量は、アミド末端ポリアミド樹脂総量に対して、好ましくは3〜40質量%であり、より好ましくは5〜30質量%であり、最も好ましくは10〜20質量%である。(a−2)の量は好ましくは4〜40質量%であり、より好ましくは5〜35質量%であり、最も好ましくは15〜25質量%である。(a−1)と(a−2)の合計量は、他の成分の種類および含有量ならびに固形化粧料において望まれる諸特性に応じて調整される。
本発明において使用される分岐アルコールの種類はとくに限定されないが、炭素数10〜40のものが好ましく用いられる。本発明において好ましく用いられる分岐アルコールとしては、ヘキシルデカノール、イソステアリルアルコール、オクチルドデカノール、デシルテトラデカノール、ドデシルヘキサデカノール、テトラデシルオクタデカノール、ヘキサデシルエイコサノールが例示される。分岐アルコールは単一種を用いてもよく、また、複数種を併用してもよい。また、本発明において使用される分岐アルコールの量もとくに限定されないが、皮膚補修効果、皮膚保湿効果、化粧持続性の維持・向上の観点から油性固形化粧料全体の0.1〜20質量%が好ましく、0.3〜15質量%がより好ましく、0.5〜12質量%が最も好ましい。
本発明に使用される2価アルコールの種類はとくに限定されないが、1,3−ブチレングリコール、ペンチレングリコール、プロピレングリコール、ジプロピレングリコール、へキシレングリコール、オクチレングリコール、平均分子量が200〜2000であるポリプロピレングリコール等が好ましく用いられる。2価アルコールは単一種を用いてもよく、また、複数種を併用してもよい。
また、本発明において使用される2価アルコールの量もとくに限定されないが、皮膚補修効果、皮膚保湿効果、化粧持続性の維持・向上の観点から油性固形化粧料全体の0.01〜10質量%が好ましく、0.03〜7質量%がより好ましく、0.05〜5質量%が最も好ましい。
本発明において使用される12−ヒドロキシステアリン酸エステルも公知の物質であるところ、その種類はとくに限定されないが、エステルのアルコール部分の炭素数が1〜30のものが好ましい。より具体的な好ましい例として、ヒドロキシステアリン酸エチルヘキシル、ヒドロキシステアリン酸オクチル、ヒドロキシステアリン酸フィトステリル、ヒドロキシステアリン酸コレステリル等が挙げられる。
本発明において使用される12−ヒドロキシステアリン酸エステルの量もとくに限定されないが、皮膚補修効果、皮膚保湿効果、化粧持続性の維持・向上の観点から油性固形化粧料全体の7〜70質量%が好ましく、10〜65質量%がより好ましく、12〜63質量%がさらにより好ましく、24〜60質量%が最も好ましい。
本発明の油性固形化粧料において12−ヒドロキシステアリン酸エステルを用いたものは、皮膚補修効果、皮膚保湿効果および化粧持続性の効果がとくに優れるという効果を有するため好ましい。
本発明に使用される油剤の種類はとくに限定されないが、例としては、動植物油脂、水添動植物油脂として例えばアボガド油、アマニ油、アーモンド油、イボタロウ、エノ油、オリーブ油、カカオ脂、カポックロウ、カヤ油、カルナウバロウ、肝油、キャンデリラロウ、牛脂、牛脚脂、牛骨脂、硬化牛脂、キョウニン油、鯨ロウ、硬化油、小麦胚芽油、ゴマ油、コメ胚芽油、コメヌカ油、サトウキビロウ、サザンカ油、サフラワー油、シアバター、シナギリ油、シナモン油、ジョジョバロウ、セラックロウ、タートル油、大豆油、茶実油、ツバキ油、月見草油、トウモロコシ油、豚脂、ナタネ油、日本キリ油、ヌカロウ、胚芽油、馬脂、パーシック油、パーム油、パーム核油、ヒマシ油、硬化ヒマシ油、ヒマシ油脂肪酸メチルエステル、ヒマワリ油、ブドウ油、ベイベリーロウ、ホホバ油、マカデミアナッツ油、ミツロウ、ミンク油、綿実油、綿ロウ、モクロウ、モクロウ核油、モンタンロウ、ヤシ油、硬化ヤシ油、トリヤシ油脂肪酸グリセライド、羊脂、落花生油、ラノリン、液状ラノリン、還元ラノリン、ラノリンアルコール、硬質ラノリン、酢酸ラノリン、ラノリン脂肪酸イソプロピル、ラウリン酸ヘキシル、POEラノリンアルコールエーテル、POEラノリンアルコールアセテート、ラノリン脂肪酸ポリエチレングリコール、POE水素添加ラノリンアルコールエーテル、卵黄油等;
炭化水素油として、オゾケライト、スクワラン、スクワレン、セレシン、パラフィン、パラフィンワックス、流動パラフィン、プリスタン、ポリイソブチレン、マイクロクリスタリンワックス、ワセリン等;
高級脂肪酸としては、ラウリン酸、ミリスチン酸、パルミチン酸、ステアリン酸、ベヘン酸、ウンデシレン酸、オレイン酸、リノール酸、リノレン酸、アラキドン酸、エイコサペンタエン酸(EPA)、ドコサヘキサエン酸(DHA)、イソステアリン酸、12−ヒドロキシステアリン酸等;
高級アルコールとして、ラウリルアルコール、ミリスチルアルコール、パルミチルアルコール、ステアリルアルコール、ベヘニルアルコール、ヘキサデシルアルコール、オレイルアルコール、セトステアリルアルコール、コレステロール、フィトステロール、POEコレステロールエーテル、モノステアリルグリセリンエーテル(バチルアルコール)、モノオレイルグリセリルエーテル(セラキルアルコール)等;
エステル油として、モノエステルではイソノナン酸エステルであるイソノナン酸イソノニル、イソノナン酸イソトリデシル等、2−エチルヘキサン酸エステルであるエチルヘキサン酸セチル、エチルヘキサン酸ヘキシルデシル等、ミリスチン酸エステルであるミリスチン酸イソプロピル、ミリスチン酸イソセチル、ミリスチン酸オクチルドデシル等、イソステアリン酸エステルであるイソステアリン酸エチル、イソステアリン酸イソプロピル、イソステアリン酸ヘキシルデシル、イソステアリン酸イソステアリル等、乳酸エステルである乳酸イソステアリル、乳酸オクチルドデシル等、ヒドロキシステアリン酸エステルであるヒドロキシステアリン酸エチルヘキシル、ヒドロキシステアリン酸オクチル、ヒドロキシステアリン酸フィトステリル、ヒドロキシステアリン酸コレステリル等、オレイン酸エステルであるオレイン酸オレイル、オレイン酸フィトステリル、オレイン酸オクチルドデシル等、ネオペンタン酸エステルであるネオペンタン酸イソデシル、ネオペンタン酸イソステアリル等、パルミチン酸エステルであるパルミチン酸イソプロピル、パルミチン酸エチルヘキシル等、その他にはリシノレイン酸オクチルドデシル、エルカ酸オクチルドデシル等、
ジエステルでは、アジピン酸ジイソブチル、アジピン酸ジイソプロピル、コハク酸ジエチルヘキシル、ジエチルヘキサン酸ネオペンチルグリコール、ジカプリン酸ネオペンチルグリコール、リンゴ酸ジイソステアリル、ジリノール酸ジイソプロピル、ジオクタン酸エチレングリコール、ステアロイルオキシステアリン酸オクチルドデシル、セバシン酸ジイソプロピル等、
トリエステルでは、トリエチルヘキサノイン、トリエチルヘキサン酸トリメチロールプロパン、トリ(カプリル/カプリン酸)グリセリン、トリイソステアリン酸トリメチロールプロパン、トリエチルヘキサン酸エリスリチル等;
テトラエステルでは、テトラエチルヘキサン酸ペンタエリスリチル、テトライソステアリン酸ペンタエリスリチル等、
ポリエステルでは、ポリグリセリン脂肪酸エステルであるイソステアリン酸ポリグリセリル−2、ジイソステアリン酸ポリグリセリル−2等、
高粘性のエステル油剤として、(ヒドロキシステアリン酸/ステアリン酸/ロジン酸)ジペンタエリスリチル、イソステアリン酸水添ヒマシ油、ダイマージリノール酸水添ヒマシ油、(イソステアリン酸ポリグリセリル-2/ダイマージリノール酸)コポリマー、ダイマージリノール酸(フィトステリル/イソステアリル/セチル/ステアリル/ベヘニル)、ダイマージリノール酸ダイマージリノレイルビス(フィトステリル/ベヘニル/イソステアリル)、ダイマージリノール酸ジ(イソステアリル/フィトステリル)、ダイマージリノレイル水添ロジン縮合物、ジイソステアリン酸ダイマージリノレイル、ダイマージリノール酸ダイマージリノレイル等が挙げられる。また、上記以外の油剤でも本発明の目的を達成する範囲のものであれば用いることが可能である。
本発明において使用される油剤の量もとくに限定されないが、固化性の観点から油性固形化粧料全体の1〜15質量%が好ましく、2〜12質量%がより好ましく、5〜10質量%が最も好ましい。
本発明の油性固形化粧料において、その他の成分としてシリコーン油や増粘剤および/またはゲル化剤をさらに含むものは、固化性および皮膚保湿性の観点から好ましい。
本発明において用いられるシリコーン油はとくに限定されないが、例として、ジメチルポリシロキサン、メチルフェニルポリシロキサン、アルキル変性オルガノポリシロキサン、末端変性オルガノポリシロキサン、フッ素変性オルガノポリシロキサン、アモジメチコーン、アミノ変性オルガノポリシロキサン、揮発性シリコーン、アルキルジメチコン等のシリコーン化合物が挙げられるが、汎用性に優れたメチルフェニルポリシロキサン、ジメチルポリシロキサンを用いることができる。
本発明において使用されるシリコーン油の量もとくに限定されないが、固化性および皮膚保湿性の観点から油性固形化粧料全体の1〜20質量%が好ましく、3〜15質量%がより好ましく、5〜10質量%が最も好ましい。
本発明において用いられる増粘剤およびゲル化剤もとくに限定されないが、例として、アルギン酸、ポリアスパラギン酸、デオキシリボ核酸およびその塩、グアーガム、寒天、ゼラチン、ポリアクリル酸ナトリウム、セルロースエステル、アルギン酸カルシウム、カルボキシビニルポリマー、エチレン/アクリル酸共重合体、ビニルピロリドン系ポリマー、ビニルアルコール/ビニルピロリドン共重合体、窒素置換アクリルアミド系ポリマー、ポリアクリルアミド、カチオン化ガーガム、ジメチルアクリルアンモニウム系ポリマー、アクリル酸メタクリル酸アクリル共重合体、POE/POP共重合体、ポリビニルアルコール、プルラン、タマリンド種子多糖類、キサンタンガム、カラギーナン、ハイメトキシルペクチン、ローメトキシルペクチン、アラビアゴム、結晶セルロース、アラビノガラクタン、カラヤガム、トラガカントガム、アルブミン、カゼイン、カードラン、ジェランガム、デキストリン脂肪酸エステル、セルロース、ポリエチレンイミン、高重合ポリエチレングリコール、カチオン化シリコーン重合体、合成ラテックス、シリコン系のゲル化剤であるC18以上のアルキルジメチコンやシリコーンポリアミド共重合体、N−2−エチルヘキサノイル−L−グルタミン酸ジブチルアミド、N−ラウロイル−L−グルタミン酸ジブチルアミド、(ベヘン酸エイコサン二酸)グリセリル、(ベヘン酸エイコサン二酸)ポリグリセリル−10等天然または人工の増粘剤またはゲル化剤が挙げられる。
さらに、本発明の油性固形化粧料では、油性化粧料に通常用いられる有機系紫外線防御剤、油剤、増粘ゲル化剤、界面活性剤、防腐剤、抗菌剤、香料、保湿剤、塩類、溶媒、酸化防止剤、キレート剤、中和剤、pH調整剤、昆虫忌避剤、生理活性成分等の各種成分を使用することができる。
本発明で用いる生理活性成分としては、皮膚に塗布した場合に皮膚に何らかの生理活性を与える物質が例として挙げられる。例えば、抗炎症剤、老化防止剤、ひきしめ剤、抗酸化剤、保湿剤、血行促進剤、抗菌剤、殺菌剤、乾燥剤、冷感剤、温感剤、ビタミン類、アミノ酸、創傷治癒促進剤、刺激緩和剤、鎮痛剤、細胞賦活剤、酵素成分等が挙げられる。本発明では、これらの生理活性成分を1種または2種以上配合することが好ましい。
本発明の油性固形化粧料の形態としては、例えば口紅、リップクリーム、ファンデーション、アイカラー、ほほ紅、デオドラント剤、フレグランスヘアスティックまたはハンドスティックなどが挙げられる。
本発明のポリアミド樹脂を含む油性固形化粧料の化粧持続性を高める方法は、該油性固形化粧料に分岐アルコールおよび2価アルコールを添加する工程を含むものであるところ、前記分岐アルコールおよび2価アルコールの油性固形化粧料への添加は、ポリアミド樹脂の添加とともに、またはポリアミド樹脂の添加の前または後のいずれにおいて行ってもよい。すなわち、本発明の前記方法によれば、最終的に分岐アルコールおよび2価アルコールを含有するものとすることによって、油性固形化粧料の化粧持続性とともに皮膚修復効果、皮膚保湿効果を高めることができるのである。
以下に、本発明である油性固形化粧料に関する実施例および比較例を挙げてさらに具体的に説明するが、本発明は、これらによって何ら限定されるものではない。また特に断らない限り、以下に記載する「%」は「質量%」を意味する。
(有用性の評価)
[試料調製法]
通常の方法により成形し、25℃で24時間経過したものを各試験の試料とした。
また、各実施例および比較例の処方(口紅、ほほ紅、ファンデーション、アイカラー、デオドラント剤)は、表2、4、6、8、10に順次示すとおりであった。
なお、各実施例において用いたポリアミド樹脂は、アミド末端ポリアミド樹脂であった。
[有用性評価方法]
20代から40代までの女性パネラーを無作為に20名選出し、皮膚補修効果、皮膚保湿効果、化粧持続性について評価を行った。評価の基準は下記表1に記載のとおりとした。また、表2、4、6、8、10に順次処方を示した各実施例および比較例の評価結果は、それぞれ表3、5、7、9、11に順次示すとおりであった。
Figure 2008143081
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以上に示すとおり、本発明の油性固形化粧料は、化粧持続性においてワックスやロウ類を用いたものを上回る効果を有し、かつ高配合が可能な上、皮膚補修効果、皮膚保湿効果、化粧持続性の維持・向上においても優れた性能を有することが分かった。
(固化性等の評価)
[試料]
特許文献1と特許文献2に実施例として記載されている下記の成分からなる組成物(比較例21および比較例22)をそれぞれ調製し、固化性および伸展性や付着性の評価を行った。
Figure 2008143081
Figure 2008143081
[結果]
上記各組成物は、本願発明の化粧料とは異なり分岐アルコールおよび2価アルコールを含まないものであるところ、ペースト状であり、口紅を成形することが困難であった。また、口紅と頬紅の成形物はいずれも伸展性が悪く感触的に本願発明の化粧料に劣った。
特許文献3に実施例として記載されている下記の成分からなる組成物(比較例23)を調製し、伸展性や付着性の評価を行った。
Figure 2008143081
[結果]
上記組成物も、本願発明の化粧料とは異なり分岐アルコールおよび2価アルコールを含まないものであるところ、伸展性や付着性等の感触的に本願発明の化粧料に劣った。
本発明によれば、油性固形化粧料従来品を上回る、皮膚補修効果、皮膚保湿効果および化粧持続性を有するものが提供される。したがって、本発明は、化粧品産業およびその関連産業の発展に寄与するところ大である。

Claims (10)

  1. ポリアミド樹脂、分岐アルコールおよび2価アルコールを含む油性固形化粧料。
  2. ポリアミド樹脂が、下記アミド末端ポリアミド樹脂
    Figure 2008143081
    (R:相互に同一でも異なってもよいC〜C22アルキル基、R:ダイマー酸残基、R:エチレンジアミン残基、R3a:水素、n=2〜4)
    および下記エステル末端ポリアミド樹脂
    Figure 2008143081
    (R、R、R、R3aおよびnは、上記において定義したとおりである)
    からの1種または2種以上である、請求項1に記載の油性固形化粧料。
  3. 分岐アルコールがヘキシルデカノール、イソステアリルアルコール、オクチルドデカノール、デシルテトラデカノール、ドデシルヘキサデカノール、テトラデシルオクタデカノール、ヘキサデシルエイコサノールからの1種または2種以上である、請求項1または2に記載の油性固形化粧料。
  4. 2価アルコールが1,3−ブチレングリコール、ペンチレングリコール、プロピレングリコール、ジプロピレングリコール、へキシレングリコール、オクチレングリコール、平均分子量が200〜2000であるポリプロピレングリコールからの1種または2種以上である、請求項1〜3のいずれかに記載の油性固形化粧料。
  5. 12−ヒドロキシステアリン酸エステルをさらに含む、請求項1〜4のいずれかに記載の油性固形化粧料。
  6. 油剤をさらに含む、請求項1〜5のいずれかに記載の油性固形化粧料。
  7. シリコーン油をさらに含む、請求項1〜6のいずれかに記載の油性固形化粧料。
  8. 増粘剤および/またはゲル化剤をさらに含む、請求項1〜6のいずれかに記載の油性固形化粧料。
  9. シリコーン油がメチルフェニルポリシロキサンおよび/またはジメチルポリシロキサンである、請求項7に記載の油性固形化粧料。
  10. ポリアミド樹脂を含む油性固形化粧料の化粧持続性を高める方法であって、該油性固形化粧料に分岐アルコールおよび2価アルコールを添加する工程を含む前記方法。
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