JPWO2008117412A1 - 歩行者支援システム - Google Patents

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Abstract

タグを用いて歩行者の移動を支援する歩行者支援システムである。この歩行者支援システムは、移動経路上空に張り巡らされているケーブルに配置される情報格納部を備えた複数のタグ、歩道を移動する歩行者が所持し、タグとの非接触通信が可能なガイド装置、タグマップ情報が記録されたデータベースを備え、該タグマップ情報を用いて出発地から目的地までの経路に沿って存在するタグのタグIDを順番に有する経路情報を作成して直接、あるいは間接的にガイド装置に設定する中央管制装置を備えている。ガイド装置はタグよりタグIDを読み取り、該タグIDと経路情報が有するタグIDとを照合して経路上のどの地点を歩行しているか識別し、該経路情報に基づいて歩行者の歩行を支援する情報 (進行方向)を提示する。

Description

本発明は、歩行者支援システムに係わり、特に、非接触タグを利用して歩行者の移動をサポートする歩行者支援システムに関する。
非接触タグを利用して歩行者の移動をサポートする歩行者支援システムが提案されている。第1の従来技術(特許文献1)は、方向情報を保持したタグを路面上に配置し、これを歩行者の所持する非接触リーダによって読み取る事によって、誘導を可能とした歩行者支援システムである。この歩行者支援システムは、(1)道路に線状または面状に配置され、情報格納手段を有する複数のタグと、(2)歩行者が所持していて前記タグと非接触で通信可能なタグリーダと、(3)該タグリーダからの情報を前記歩行者に提供する案内手段とを備えている。
第2の従来技術(特許文献2)は、緊急時、漏洩同軸ケーブルを利用して携帯電話と無線通信を行うことにより、最適な避難誘導などを可能とした避難誘導システムである。この避難誘導システムは、(1)地下通路などの施設内に布設されると共にICタグが適宜間隔で装着された漏洩同軸ケーブルと、(2)該漏洩同軸ケーブルと接続されて緊急時に対処する避難誘導装置と、(3) ICタグ及び漏洩同軸ケーブルを介して避難誘導装置との間で無線通信される緊急駆動機能付き携帯電話機とから構成されている。緊急時、避難誘導装置と携帯電話機との間でICタグ及び漏洩同軸ケーブルを介した無線通信により、避難誘導を可能とする。
第3の従来技術(特許文献3)は、ICタグを利用して利用者を案内する案内システムであり、ICタグ通信機が内蔵された利用者端末と、所定位置に分散配置された複数のアクセス端局を備え、該アクセス端局は、該利用者端末との間で近距離無線通信を行うICタグと所定の通信回線を介してサーバシステムとの間で通信を行って該ICタグに記憶された情報の送信及び更新を制御する制御装置とを備えている。サーバシステムは、複数のアクセス端局の中から選択した所定のアクセス端局に案内情報を送信し、該選択されたアクセス端局は、送信された案内情報を当該アクセス端局のICタグに記憶し、利用者端末は該選択されたアクセス端局のICタグと近距離無線通信を行って当該ICタグから案内情報を受信して出力する。
第1従来技術の歩行者支援システムは、ICタグを路面に線状または面状に配置するため、歩道に立て看板や放置自転車等が並べられるとタグからの信号あるいはタグへの信号がこれらにより遮断され、タグとタグリーダ間の通信が正常に行われなくなる。このため、身障者特に目の不自由な方の移動を支援する支援システムには利用上の限界がある。
第2従来技術は、情報伝送手段として漏洩同軸ケーブルを設置する必要があり、道路といった広大な地域に設置するには極めてコスト高となり実現が困難である。
第3従来技術は、所定位置に分散配置された複数のアクセス端局よりICタグを介して利用者端末に情報を提供するものであり、歩行者、取り分け目の不自由な方の移動を支援するものではない。
以上から本発明の目的は、歩道等の移動経路(以下、歩道)に立て看板や放置自転車等が並べられても確実にタグからの信号を読み取って歩行者を支援する歩行者支援システムを提供することである。
本発明の別の目的は、目的地までの経路に沿って存在するタグのタグIDを順番に有する経路情報を作成して歩行者が所持するガイド装置にセットし、この経路情報とタグから読
み取ったタグIDとを照らし合わせながら歩行者を目的地へ誘導する歩行者支援システムを提供することである。
本発明の別の目的は、工事、事故などにより歩道を通行するに当たって障害が発生した場合、これを検出して自動的に中央管制センタのタグマップ情報を更新でき、しかも、最新の歩道情報に基づいた経路情報を作成してガイド装置に提供することである。
本発明の別の目的は、経路情報より予測したタグIDと実際にタグより読み取ったタグIDが異なるとき、目的地への新経路を探索してガイド装置にセットする歩行者支援システムを提供することである。
本発明の別の目的は、ガイド装置がタグ等に記録されている広告を許可するエリアでは、経路情報提供料金(システム構築、維持、管理費等の一切を含む)を広告主に一部課金し、ガイド装置が広告を禁止するエリアでは、経路情報提供料金を全額ガイド装置所有者に課金するようにした歩行者支援システムを提供することである。
特開2004−309305号公報 特開2006−163655号公報 特開2005−167863号公報
本発明はタグを用いて歩行者の移動を支援する歩行者支援システムであり、歩道上空に張り巡らされているケーブルに配置される情報格納部を備えた複数のタグ、歩道を移動する歩行者が所持し、前記タグとの非接触通信が可能なガイド装置、タグマップ情報が記録されたデータベースを備え、該タグマップ情報を用いて出発地から目的地までの経路に沿って存在するタグのタグIDを順番に有する経路情報を作成して直接、あるいは間接的に前記ガイド装置に設定する中央管制装置を備え、前記ガイド装置は前記タグよりタグIDを読み取り、該タグIDと前記経路情報が有するタグIDとを照合して経路上のどの地点を移動しているか識別し、該経路情報に基づいて歩行者の移動を支援する情報を提示する。
ガイド装置所持者の身体障害情報を目的地情報と共に入力されたとき、前記中央管制装置は前記身体障害を考慮した経路情報を作成する。
前記歩行者支援システムは、電柱などの歩道に沿って存在する構造物に配置され、前記中央管制装置とタグ間、前記中央管制装置とガイド装置間の通信を仲介するローカルな情報管制装置を備えている。情報管制装置は、工事現場、事故現場等に配置された物標に組み込まれたタグより事象の種類、規模、位置情報等を読み取り、該情報を中央管制装置に送信し、中央管制装置は該情報に基づいてタグマップ情報を更新する。
ガイド装置は前記経路情報より次のタグIDを予測し、この予測したタグIDと実際にタグより読み取ったタグIDが異なるとき、該読み取ったタグIDを付して中央管制装置にリルートを要求し、中央管制装置は該通知されたタグIDの地点から目的地への(ガイド装置所持者の情報を考慮した)最良の新経路を探索し、旧経路情報と新経路情報の差分をガイド装置に送信し、該ガイド装置は該差分に基づいて保持する経路情報を更新する。
前記タグの第2の情報格納領域に広告情報(若しくはGDAに蓄えた広告を提示させるキー)を記録し、前記ガイド装置は広告を許可するエリアでは、該タグの該第2の情報格納領域等より広告情報を読み取って歩行者に提供し、広告を禁止するエリアでは、広告情報を歩行者に提供しないように制御し、前記中央管制装置は、経路情報提供料金(システム構築、維持、管理費等の一切を含む)をガイド装置の所有者および広告主に課金する課金データを記録する課金データベースを備え、ガイド装置が広告を許可するエリアでは、経路情報提供料金を広告主に一部課金し、ガイド装置が広告を禁止するエリアでは、経路情報提供料金を全額ガイド装置の所有者に課金する。
本発明の歩行者支援システムの構成図である。 本発明の歩行者支援システムの別の構成図である。 中央管制センタCCNTの構成図である。 経路情報探索配信処理フローである。 ガイド装置GDAの構成図である。 ローカルな情報管制装置LCNTの構成図である。 ローカルな情報管制装置LCNTの別の構成図である。 タグTGの構成図である。 ガイド装置GDAがメモリにセットされた経路情報を用いて歩行者を経路案内する経路誘導制御の処理フローである。 経路情報より予測したタグIDと実際にタグTGより読み取ったタグIDが一致しない場合の制御説明図である。 工事、事故などを検出した場合の地図更新制御フローである。 課金処理を含む経路誘導制御フローである。 課金処理フローである。
(A)歩行者支援システムの構成
図1は本発明の歩行者支援システムの構成図であり、歩道等の移動経路WRD(以下歩道と総称する)に沿って電柱PPLが設置され、該電柱により電力を供給する電力線ECLが支持されている。すなわち、歩道上空に電力線ECLが張り巡らされており、該電力線ECLには、情報格納部(RAM)を備えた多数のRFIDタグTGが所定間隔で配置されている。各タグTGは電力線ECLより電力を供給され、タグリーダからの読み取り要求によりRAMに記録されている情報を読み取って該タグリーダに供給し、またタグライタからの書き込み要求によりRAMにデータを書き込めるようになっている。各タグは所定サービスエリアにおいて一意性を確保できるように固有の識別子(タグID)を備え、RAMに保存している。
中央管制センタCCNTは、サービスエリア毎にタグ(タグID)で作成された地図情報(タグマップ情報という)を有している。タグマップ情報はカーナビにおける地図情報と同種のもので、タグをノードとし、該タグの接続関係、右左折情報などを備えている。中央管制センタCCNTは、該タグマップ情報を用いて出発地から目的地までの経路に沿って存在するタグのタグIDを順番に有する経路情報を作成して直接、あるいは間接的にガイド装置GDAに設定する。
ガイド装置GDAは歩道を移動する歩行者WPNが所持し、前記タグTGとの非接触通信が可能なタグリーダを備え、中央管制センタCCNTにより作成された経路情報をメモリに設定され、該経路情報と前記タグTGより読み取ったタグIDとを用いて歩行支援情報(右左折情報など)を提示するようになっている。すなわち、ガイド装置GDAはタグよりタグIDを読み取り、該タグIDと前記経路情報が有するタグIDとを照合して経路上のどの地点を歩行しているか識別し、該経路情報に基づいて歩行者の移動を支援する情報を音声等の聴覚情報あるいは矢印表示等の視覚情報として提示する。
ローカルな情報管制装置LCNTは、電柱PPLなどの歩道に沿って存在する構造物に配置され、中央管制装置CCNTから指示されたタグIDなどの情報をタグTGに書き込むようになっている。また、情報管制装置LCNTは中央管制装置CCNTとガイド装置GDA間との通信を仲介する。さらに、情報管制装置LCNTは、工事現場、事故現場等に配置された物標(三角コーン、バリケード等)OSLに組み込まれたタグより事象の種類、規模、位置情報等を読み取り、該情報を中央管制装置CCNTに送信する機能を備えており、中央管制装置CCNTは該情報に基づいてデータベースのタグマップ情報を更新する。なお、物標OSLに組み込まれたタグより情報を読み取るためには工事責任者が該タグの機能をアクティベイトする必要がある(イタズラ等を防ぐ為)。
中央管制装置CCNTとローカルな情報管制装置LCNTとは例えばインターネットINTにより通信可能に接続されているが、インターネットを介さずPLC (Power Line Communication)
技術などにより直接通信可能に構成することもできる。
歩行者は自分が利用できるパソコンPC(携帯電話等代替機能を果たせる情報端末であれば何でも良いが、以下パソコンPCで総称する)を用いて中央管理センタCCNTとインターネット接続し、該中央管理センタに出発地から目的地までの経路探索を依頼し、探索された経路情報を取得して記憶し、適宜、ガイド装置GDAをパソコンPCに接続してそのメモリに経路情報を転送記憶する。
パソコンPCは中央管理センタCCNTに経路探索要求するに際して、
・出発地や個人情報(ガイド装置の識別番号等)、
・身体障害の有無とその箇所(耳、目、足等)
・経由地情報
・目的地
・広告許容/禁止情報
などを入力する。
なお、パソコンPCを使用せずガイド装置GDAにインターネット通信機能を備え、該ガイド装置GDAより直接中央管理センタCCNTに直接経路探索を要求して経路情報を取得することもできる。
また、図1の歩行者支援システムでは、情報管制装置LCNTを設けたが、これは必ずしも必要ではなく、中央管制センタCCNTとタグTG間をPLC 技術により直接通信可能に構成することもできる。
さらに、図1では、情報管制装置LCNTからタグライタを用いてタグに情報を書き込むようになっているが、図2に示すように、PLCユニットを電力線ECLに接続してPLC技術によりタグに情報を書き込むように構成することもできる。
また、図1では電力線ECLにタグを配置したが、電話線、CATV配信線に配置しても良く、しかも、必要に応じて電柱、あるいはビルの側面等に配置しても良い。
(B) 中央管制装置CCNT
図3は中央管制センタCCNTの構成図であり、インターネット通信するためのインターフェース(通信IF)11、プロセッサ(CPU)12、各種プログラム(経路探索ソフト、タグマップ情報管理ソフト、課金ソフトなど)を記憶するメモリ13、経路探索に必要なタグマップ情報を備えたタグマップデータベース14、探索したユーザ毎の経路情報を保存する経路情報データベース、サービスエリアの地図上の地点とタグIDとの対応を記憶する地点対応タグIDデータベース16、経路情報を提供されたユーザや広告主に対する課金データを記憶する課金データベース17を備えている。
図4は経路情報探索配信処理フローである。歩行者が所持するパソコンPC(図1参照)より経路探索配信要求がインターネットINTを介してあると、プロセッサ12はパソコンPC
との相互会話によりサービスを提供するエリアの地図をパソコン画面に表示して出発地、目的地、経由地等を入力させる(GoogleMap等を拡張し、動作が軽くインタラクティブ性の強いWEB技術を利用して、表示された地図上で経路上の主要ポイントをタブレット等を用いて直接入力しても良い)。また、ガイド装置の装置ID、身体障害の有無、広告許容/禁止情報なども入力させる(ステップ101)。なお、地図を用いないで出発地、目的地、経由地の施設名称、電話番号、住所等を入力することもできる。なお、経路に公共交通機関等が含まれる場合、個人情報は秘匿した上で、身障者の利用が予測される時間を利用予定駅の事務所等に通知して、事前に介助サービス等の依頼をしても良い。
ついで、プロセッサ12は、地点対応タグIDデータベース16を参照して入力された出発地、目的地、経由地のタグIDを取得し、しかる後、利用者から送付された身体障害の有無等の追加情報を考慮した上で、タグマップデータベース14を参照して出発地点から経由地を介して目的地に到る最適な経路情報を作成する(ステップ102)。経路情報は、出発地から目的地までの移動経路に沿って存在するタグのタグIDを用いた一連の線形リスト構造体として作成され、進行方向を示すデータを含んでいる。線形リスト構造体(図5参照)は、着目しているタグのタグID(例えばNO.N)とその前後のタグのタグID(NO.N−1,NO.N+1)とで1単位のデータを形成し、該着目タグにおける右左折直進データLRSが括り付けになっている。なお、SOP(Start of Path)は出発地、EOP(End of Path)は目的地である。
プロセッサ12は作成した経路情報を装置IDに対応させて経路情報データベース15に登録すると共に、パソコン(ユーザ端末)PCに配信する(ステップ103)。パソコンPCは配信された経路情報を内蔵のメモリに保存し(ステップ104)、ガイド装置GDAが接続されて経路情報の転送要求があれば(ステップ105)、メモリに保存してある経路情報をガイド装置GDAに送信する(ステップ106)。
以上では、タグマップ情報をタグマップデータベースに14に記憶し、該タグマップ情報を用いて経路情報を作成した。しかし、車載用のナビゲーションシステムと同様に地図情報を地図データベースに保存し、この地図情報を用いて出発地から目的地までの経路を求め、該経路に沿って配置されたタグのタグIDを地点対応タグIDデータベース16より求めてタグIDよりなる経路情報を作成するように構成することもできる。
(C)ガイド装置
図5はガイド装置GDAの構成図であり、タグとの間で非接触通信が可能なタグリーダ部21、経路情報等を格納するメモリ22、タグより読み取られたタグIDを参照して経路情報のどの地点を移動しているか識別し、該経路情報に基づいて少なくとも進むべき方向を判断するプロセッサ(CPU)23、進むべき方向(左折、右折、直進)や道路横断などを歩行者に矢印で表示、あるいは音声で通知する液晶ディスプレイ、スピーカ、触覚刺激を与える点字デバイスと同様の装置などを備えたユーザインターフェース24、パソコンより経路情報を取得するためのUSB、Bluetoothなどのパソコンインターフェース(PC IF)25、ハードディスクやメモリカードなどの外部記憶ユニット26、ローカルな情報管制装置LCNTとの間で双方向の通信を行う無線送受信部27を備えている。
タグリーダ部21はタグからの信号を受信するタグアンテナ21a、受信部21b、受信データを(暗号解除等も含めて)デコードするデコーダ21cを備えている。無線送受信部27は、送受信アンテナ27a、送受信部27b、モデム27cを備えている。
(D)情報管制装置LCNT
図6はローカルな情報管制装置LCNTの構成図であり、プロセッサ(CPU)31、各種情報を保存するメモリ32、インターネット通信するための通信インターフェース33、タグTGに中央管制センタCCNTから指示された情報を書き込むと共に工事現場、事故現場等に設置された物標OSL(図1参照)に貼り付けられたタグから必要な情報を読み取るタグリーダ・ライタ34、ガイド装置GDAと双方向の通信を行う無線送受信部35を備えている。
タグリーダ・ライタ34はタグTGとの間で信号の送受信を行うアンテナ34a、送受信
部34b、受信データをデコードし、送信データをエンコードするデコーダ/エンコーダ34cを備えている(以下、デコーダ/エンコーダは、それぞれ暗号化/暗号解除操作も行うものとする)。無線送受信部35は、送受信アンテナ35a、送受信部35b、モデム35cを備えている。
図6はタグTGにタグリーダ・ライタ34より情報を書き込む構成であるが、図7に示すようにPLCユニット36を用いて書き込むこともできる。この場合、タグリーダ・ライタ34に替えてタグリーダ34′を設ける。タグリーダ34′はアンテナ34a′、受信部34b′、受信データをデコードするデコーダ34c′を備えている。
(E)タグTG
図8はタグTGの構成図であり、外部のタグリーダ、タグライタとの間で信号の送受信を行うタグアンテナ41、送受信部42、受信データをデコードし、送信データをエンコードするデコーダ/エンコーダ43、情報を格納するRAM44a,44b、情報の書き込み、読み出しを制御する制御部45、電力線ECLを通過する送信信号を相互電磁誘導結合器MIDCから取得し、該信号に含まれるサージ波を吸収するサージ吸収器46、第1の周波数成分である制御信号のみを通過させるバンドパスフィルタ47、第2の周波数成分であるデータ信号のみを通過させるバンドパスフィルタ48、低周波成分のみを通過させるローパスフィルタ49、低周波信号を整流して各部にパワーを供給する整流器50を備えている。
第1のRAM44aは、特定の管理者(たとえば中央監視センタ)以外の指示による書き換えが困難な情報記憶領域である。制御部45はセキュリティ機能を備え、書き込み/読み出し要求に際し、予め定めたキーワード(パスワード)が入力されたかチェックし、入力された場合のみ第1のRAM44aにアクセス可能としている。第1のRAM44aには例えばタグID等が記憶される。第2のRAM44bは、スポンサー(広告主)等、一定の要件を満たした企業等が特定のタグライタを用いて外部から書き換え可能な情報記憶領域であり、広告(宣伝)用の音声データ(又は、利用開始時点で広告の提示を許可した利用者のGDAの記憶エリアに、経路情報と共にオンサイトで提供されるリッチ広告情報を併せてアップロードしておき、そのエリアに関与するスポンサーのタグを読み取った際、GDAに当該広告情報を表示させる為のキー)等が記憶される。
上記の第1、第2の2つのRAM44a,44bを設けることにより、イタズラ等によってシステムの基本サービスの安全性が破綻しない配慮と伴に、歩行者に企業、商店の宣伝等を提供する事を可能とし、システム設置コストの一部を経路の周辺企業等に負担してもらう事を可能としている。
(F)経路誘導制御
図9はガイド装置GDA(図5参照)がメモリにセットされた経路情報を用いて歩行者を経路案内する経路誘導制御の処理フローである。
ガイド装置GDAのロセッサ23は、まず、i=0とし(ステップ201)、第i番目の経路データをメモリ22から読み取る(ステップ202)。なお、プロセッサ23は第i番目の経路データの中央のタグIDが次に実際のタグTGから読み取るべきものであると予測する。
ついで、プロセッサ23は、タグよりタグIDを読み取れたかチェックし(ステップ203)、読み取れれば、予測したタグIDと実際にタグTGより読み取ったタグIDが一致するかチェックし(ステップ204)、一致すれば、第i番目の経路データに含まれる右左折直進データLRSを参照し、現地点で右折するのか、左折するのか、直進するのか判定を行う(ステップ205)。
右折あるいは左折であれば、プロセッサ23は、経路情報に付加されている歩行者の身障の部位を参照し、歩行者が視力に欠陥を有している場合にはユーザインターフェース24のスピーカより音声で大きめに”進む方向は右(又は左)です”と方向案内し(触覚刺激によるならば、曲る方向の手に点字デバイス等と同様の機構で刺激を与える)、歩行者
が耳に疾患を有している場合にはユーザインターフェース24の液晶装置で進む方向を矢印で大きめに点滅表示するとともに、「進む方向は右(又は左)です」を文字表示する(ステップ206)。なお、直進の場合には常に直進案内をせず、所定回数毎に直進案内をするのが良い。また、道路を横断する場合には、“道路横断します”と音声あるいはディスプレイ等で案内する。
以上の案内処理後、プロセッサ23は、無線送受信部27よりステップ203において読み取ったタグIDをローカルの情報管理装置LCNTに送信し、該情報管理装置LCNTを介して中央管理センタCCNTに送信する(ステップ207)。中央管理センタCCNTはガイド装置の装置IDに対応させて該タグIDを保存し、適宜、別途設定されている家族等のパソコンや携帯電話等に移動状況をメール等で通知する。
しかる後、プロセッサ23は目的地に到達したかチェックし(ステップ208)、到達していれば処理を終了し、到達してなければiを歩進し(i=i+1、ステップ209)、ステップ202以降の処理を繰り返す。
一方、ステップ204において、予測したタグIDと実際にタグTGより読み取ったタグIDとが一致しなければ、プロセッサ23は、情報管理装置LCNTを介してリルート要求メッセージを中央管理センタCCNTに送信する(ステップ210)。このリルート要求メッセージにはステップ203において読み取ったタグIDとガイド装置GDAの装置IDを付加する。
中央管理センタCCNTは通知された装置IDから目的地を割り出し、通知されたタグIDの地点から目的地への新経路を探索し、情報管理装置LCNTを介して旧経路情報と新経路情報の差分をガイド装置GDAに送信する。プロセッサ23は、リルート経路情報である前記差分を受信すれば(ステップ211)、メモリ22に記憶されている旧経路情報を更新し(ステップ212)、該更新後の新経路情報より第i番目の経路データを読み取り、ステップ204以降の処理を繰り返す。
図10は、i=Nの際、経路情報より予測したタグID(No.N)と実際にタグTGから読み取ったタグID(No.K)とが一致しない場合の制御を示している。かかる場合、ガイド装置GDAは情報管理装置LCNTを介して中央管理センタCCNTにリルート要求(タグTGより読み取ったタグID(No.K)およびGDAの装置ID)を含んでいる)を送信する。中央管理センタCCNTは要求に基いて新経路を探索し、情報管理装置LCNTを介して旧経路情報と新経路情報との差分をガイド装置GDAに送信する。ガイド装置GDAは差分データを受信して旧経路情報を更新する。
(G)工事、事故などを検出した場合の地図更新制御
図11は工事、事故などを検出した場合の地図更新制御フローである。
ローカルの情報管制装置LCNTは工事、事故などにより予定していた経路が突発的に利用することができなくなったことを物標OSL(図1参照)に組み込まれたタグより検出すると(ステップ301)、該タグより事象の種類、規模、位置情報等を読み取り、該情報を中央管制センタCCNTに送信する(ステップ302)。中央管制センタCCNTは該情報に基づいてタグマップ情報を更新する(ステップ303)。たとえば、利用できなくなった歩道部分に対応するタグIDに通行禁止フラグを付加する。
ついで、中央管制センタCCNTはユーザに提供した経路情報より通行禁止フラグが付加されたタグIDを含むものを検索し(ステップ304)、検索できれば、該タグIDに対応する歩道部分を迂回する新経路を探索し(リルート、ステップ306)、情報管制装置LCNTを介して旧経路情報と新経路情報の差分をガイド装置GDAに送信する。ガイド装置GDAは差分データに基づいて経路情報を更新すると共に、歩行者(別途通知依頼を設定した家族等も含む)に経路変更を行う旨を通知する(ステップ307)。
(H)課金処理
図9の経路誘導制御の処理フローにおいてタグTGのRAM44bに記憶されている広告(宣伝)を提示する処理を説明しなかった。しかし、図12に示すように広告(宣伝)を提示する処
理及び課金処理を図9のフローに加えるようにすることができる。
すなわち、ステップ202において、タグTGより記憶データを読み取れる状態になると、ガイド装置GDAのプロセッサ23は当該タグTGによる広告提示を許可しているか否かを広告許可・禁止データ(経路情報に付加されている)を参照して調べ、(ステップ401)、広告を禁止していればガイド装置の所有者の課金額T1(初期値は0)に一定金額(タグ1個の単価)を加算することにより経路情報提供料金をガイド装置の所有者に課金し(ステップ402)、ステップ203以降の処理を行う。一方、広告を許可していれば、ガイド装置GDAのプロセッサは広告スポンサーの課金額T2(初期値は0)に一定金額(タグ1個の単価)を加算することにより経路情報提供料金を広告スポンサーに課金し(ステップ403)、タグから読み取った(或いは広告提示キーを用いる場合は、GDAのメモリ等から読み取った)広告をスピーカ或いはディスプレイにより提示し(ステップ404)、以後、ステップ203以降の処理を行う。そして、目的地に到達後、情報管制装置LCNTを介して課金情報を中央管制センタCCNTに送信し(ステップ405)、中央管制センタCCNTは課金データベース17(図3)の課金情報を更新する。この課金モデルは、移動経路の全体についてどちらか一方が適用されても良いし、経路の部分毎に切り分けて適用されても良い。
以上は、ガイド装置で課金処理して中央管制センタCCNTに報告した場合であるが、図13に示すように中央管制センタCCNTが経路情報作成時に課金処理しても良い。ただし、各タグにどのスポンサーの広告等が記憶されているかの情報が例えば地点対応タグIDデータベース16に登録されている必要がある。
図13において、中央管制センタCCNTのプロセッサ12は経路情報を作成すると(ステップ501)、経路上のどのエリア(勿論、経路全体でも良い)で広告提示が許可されているか調べ(ステップ502)、禁止されているエリアについては経路情報提供料金をガイド装置の所有者に課金し(ステップ503)、課金データベースを更新する(ステップ504)。経路情報提供料金は例えば経路情報を構成するタグ数×単価で計算する。一方、ステップ502において広告が許可されていれば、広告スポンサー毎に該スポンサーの広告を含むタグ数を計算し、タグ数に応じて広告スポンサーに課金し、広告のないタグはガイド装置の所有者に課金し(ステップ505)、課金データベースを更新する(ステップ504)。なお、広告の無いガイド装置に関する課金は自治体等に課しても良い。
・発明の効果
本発明によれば、歩道上空の電力線ケーブルなどにタグを配置するため、歩道に立て看板や放置自転車等が並べられても確実にタグからの信号を読み取って歩行者を支援することができる。
本発明によれば、目的地までの経路に沿って存在するタグのタグIDを順番に有する経路情報を作成して歩行者が所持するガイド装置にセットすることにより、この経路情報とケーブルに配置したタグから読み取ったタグIDを照らし合わせながら歩行者を目的地へ誘導することができる。
本発明によれば、工事、事故などにより歩道を通行するに当たって障害が発生した場合、これを検出して自動的に中央管制センタのタグマップ情報を更新でき、しかも、最新の歩道情報に基づいた経路情報をガイド装置に提供できる。
本発明によれば、経路情報より予測したタグIDと実際にタグより読み取ったタグIDとが異なるとき、目的地への新経路を探索してガイド装置にセットすることにより、歩行者が途中で進行方向を誤っても目的地に誘導することができる。
本発明によれば、ガイド装置がタグ(若しくはGDA)に記録されている広告を許可するエリアについては、経路情報提供料金を広告主に一部課金し、ガイド装置が広告を禁止するエリアについては、経路情報提供料金を全額ガイド装置所有者に課金することにより、各種ケーブルを管轄する企業にシステム設置コストの一部を回収させることが可能になる。すなわち、ユーザとサービス提供者がインフラの改良コストの一部を負担して、バリアフリーなITS(Intelligent Transporting System)環境を実現することができる。

Claims (13)

  1. タグを用いて歩行者の移動を支援する歩行者支援システムにおいて、
    情報格納部を備え、移動経路上空に張り巡らされているケーブルに配置される複数のタグ、
    所持され、前記タグとの非接触通信が可能なガイド装置、
    タグマップ情報が記録されたデータベースを備え、該タグマップ情報を用いて出発地から目的地までの経路に沿って存在するタグのタグIDを順番に有する経路情報を作成して直接、あるいは間接的に前記ガイド装置に設定する中央管制装置、
    を備え、前記ガイド装置は前記タグよりタグIDを読み取り、該タグIDと前記経路情報が有するタグIDとを照合して経路上のどの地点を移動しているか識別し、該経路情報に基づいて歩行者の移動を支援する情報を提示することを特徴とする歩行者支援システム。
  2. 前記ガイド装置は、前記タグとの間で非接触通信が可能なタグリーダ部、前記経路情報を格納する経路情報メモリ、前記タグより読み取られたタグIDを参照して前記経路情報のどの地点を歩行しているか識別し、該経路情報に基づいて少なくとも進むべき方向を判断する制御部、進むべき方向を歩行者に提示する提示部、を備えたことを特徴とする請求項1記載の歩行者支援システム。
  3. 前記中央管制装置は、出発地から目的地までの経路に沿って存在するタグのタグIDを用いて線形リスト構造体により経路情報を作成すると共に、該経路情報に進行方向を示すデータを含める、
    ことを特徴とする請求項1記載の歩行者支援システム。
  4. ガイド装置所持者の身体障害情報を目的地情報と共に入力されたとき、前記中央管制装置は前記身体障害を考慮した経路情報を作成する、
    ことを特徴とする請求項1記載の歩行者支援システム。
  5. 前記ガイド装置は前記タグより読み取ったタグIDを前記中央管制装置に送信し、該中央管制装置は歩行者の位置を管理し、該歩行者の位置を別途設定されている端末にメール通信する、
    ことを特徴とする請求項4記載の歩行者支援システム。
  6. 電柱などの歩道に沿って存在する構造物に配置され、前記中央管制装置とタグ間、前記中央管制装置とガイド装置間の通信を仲介するローカルな情報管制装置、
    を備えることを特徴とする請求項1記載の歩行者支援システム。
  7. 前記情報管制装置は、前記タグとの間で非接触通信が可能なタグリーダ・ライタ部、前記ガイド装置との間で双方向通信可能な無線通信部、
    を有することを特徴とする請求項6記載の歩行者支援システム。
  8. 前記情報管制装置は、前記ケーブルが電力線であるとき、該電力線に情報を乗せて所定のタグに送信する電力線搬送通信部、前記ガイド装置との間で双方向通信可能な無線通信部、
    を有することを特徴とする請求項6記載の歩行者支援システム。
  9. 前記情報管制装置は、工事現場、事故現場等に配置された物標に組み込まれたタグより事象の種類、規模、位置情報等を読み取り、該情報を中央管制装置に通知し、中央管制装置は該情報に基づいてタグマップ情報を更新する、
    ことを特徴とする請求項6記載の歩行者支援システム。
  10. 前記中央管制装置は、前記通知された工事地点や事故地点のタグIDを含む経路情報が存在する場合、該地点を迂回する経路を作成し、前記情報管制装置を介して旧経路情報と新経路情報の差分をガイド装置に送信し、該ガイド装置は該差分に基づいて保持する経路情報を更新する、
    ことを特徴とする請求項9記載の歩行者支援システム。
  11. 前記ガイド装置は前記経路情報より次のタグIDを予測し、この予測したタグIDと実際にタグより読み取ったタグIDとが異なるとき、該読み取ったタグIDを付して中央管制装置にリルートを要求し、中央管制装置は該通知されたタグIDの地点から目的地への新経路を探索し、旧経路情報と新経路情報との差分をガイド装置に送信し、該ガイド装置は該差分に基づいて保持する経路情報を更新する、
    ことを特徴とする請求項1記載の歩行者支援システム。
  12. 前記タグは、2つの情報格納領域を備え、タグIDなどを記憶する第1の情報格納領域にはセキュリティ手段を介して情報を書き込み、第2の情報格納領域には、特定のタグライタを用いて外部よりデータを書き込めるようにしたことを特徴とする請求項1記載の歩行者支援システム。
  13. 前記タグの第2の情報格納領域に広告情報(若しくは広告提示を許可するキー情報)を記録し、前記ガイド装置は広告が許可されたエリアを通過する場合、該タグの該第2の情報格納領域(若しくは前記ガイド装置の適切な情報格納領域)より広告情報を読み取って歩行者に提供し、広告が禁止されたエリアを通過する場合、広告情報を歩行者に提供しないように制御し、前記中央管制装置は、経路情報提供料金をガイド装置の所有者および広告主に課金する課金データを記録する課金データベースを備え、ガイド装置が広告を許可するエリアについては、経路情報提供料金を広告主に一部課金し、ガイド装置が広告を禁止するエリアについては、経路情報提供料金を全額ガイド装置の所有者に課金する、
    ことを特徴とする請求項1記載の歩行者支援システム。
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