JP2004309305A - 通信システムおよび情報提供方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】方向を含む地物案内情報を提供することができる通信システムおよび情報提供方法を提供する。
【解決手段】通信システム100は、RFタグ10と、タグリーダー20と、案内装置30とを備え、タグリーダー20を用いて道路に線状または面状に配置された複数のRFタグ10から読み取った情報を歩行者に提供する場合、複数のRFタグ10は、タグリーダー20からの情報要求信号に応答して、所定の増減規則に従って割り当てたIDと、連接するRFタグ10のIDの増減方向と地物の方向を関連付けた地物情報をタグリーダー20に送信する。タグリーダー20は、移動しながらRFタグ10から取得したIDの増減方向に基づいて移動方向を検出し、この検出結果に基づいて当該移動方向に対応した地物情報を案内装置30に送信する。案内装置30は、受信した案内情報を音声に変換して歩行者に提供する。これにより、方向を含む地物情報を提供できる。
【選択図】 図1

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
この発明は、RF(Radio Frequency)タグ、タグリーダーおよび案内手段を備える通信システムおよび情報提供方法に関する。詳しくは、複数のタグは、所定の増減規則に従って割り当てた識別子と、隣接するタグの識別子の増減方向と地物の方向を関連付けた地物情報とを保有し、タグリーダーからの情報要求信号に応答して、識別子と地物情報をタグリーダーに送信し、タグリーダーは、移動する際にタグから取得した識別子の増減方向に基づいて移動方向を検出する方向検出手段を備え、この方向検出手段の検出結果に基づいて当該移動方向に対応した地物情報を案内手段に送信することによって、タグリーダーにより進行方向を特定することができ、方向を含む地物案内情報などのきめ細かな情報を提供することができるようにした通信システム等に係るものである。
【0002】
【従来の技術】
従来、目の不自由な人のために歩道に点字ブロックが貼ってある。図15は、点字ブロックによる情報提供の例を示す図である。しかし、このような点字ブロックには進行方向を表すブロックAと注意を促すブロックBの2種類しかなく、これらによって得られる情報は非常に限られている。
【0003】
近年、道路に配置された位置情報を格納したタグと、位置情報を読み取るタグリーダーを備える歩行者支援情報提供システムが提案されている(例えば、特許文献1参照)。
【0004】
このような歩行者支援情報提供システムは、歩行者用道路に面的に配置され敷設されるタグと、このタグに内蔵される位置情報を記憶するメモリ及び該位置情報を路面上から非接触で読み取り可能とする通信手段と、歩行者が所持し道路面の位置情報を読み取る手段を有するタグリーダーとを備え、通信・放送メディアから受信する情報を位置情報と種別情報による選別により当該歩行者に固有の案内情報を装置可能な携帯端末とを具備するものである。
【0005】
この歩行者支援情報提供システムにより、「車道になります」、「段差があります」、「ホームの端に近づきました」、「○○バス停留所前です」等のような案内情報を提供することができる。
【0006】
【特許文献1】
特開2001−349744号公報(第2,3頁、第1図)
【0007】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上述したような歩行者支援情報提供システムでは、「段差があります」のような何かがあるということと、「○○バス停留所前です」のような何処であるという位置情報しか提供できない。どの方向に何があるのかと、所定の地物にはどう行けばよいのかといった方向を含む案内情報を提供できない欠点があった。
【0008】
そこで、この発明は、タグリーダーにより進行方向を特定することができ、方向を含む地物案内情報を提供することができるようにした通信システムおよび情報提供方法を提供することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】
この発明に係る通信システムは、道路に線状または面状に配置され、情報格納手段を有する複数のタグと、歩行者が所持していてタグと非接触で通信可能なタグリーダーと、該タグリーダーからの情報を歩行者に提供する案内手段とを備える通信システムであって、複数のタグは、所定の増減規則に従って割り当てた識別子と、隣接するタグの識別子の増減方向と地物の方向を関連付けた地物情報とを保有し、タグリーダーからの情報要求信号に応答して、識別子と地物情報をタグリーダーに送信し、タグリーダーは、移動する際に複数のタグから取得した識別子の増減方向に基づいて移動方向を検出する方向検出手段を備え、当該方向検出手段の検出結果に基づいて、当該移動方向に対応した地物情報を案内手段に送信するものである。
【0010】
例えば、線状に配置され、隣接するタグは、互いに増加するあるいは減少する関係の1次元の識別子を保有する。また、面状に配置され、隣接するタグは、互いに増加するあるいは減少する関係の2次元の識別子を保有するようになされる。
【0011】
この発明に係る通信システムによれば、道路に線状または面状に配置された複数のタグには所定の増減規則に従って割り当てた識別子と、隣接するタグの識別子の増減方向と地物の方向を関連付けた地物情報が格納されている。タグリーダーからの情報要求信号があったとき、タグにより識別子と地物情報がタグリーダーに送信される。タグリーダーでは移動する際にタグから取得した識別子の増減方向に基づいて移動方向が検出され、この検出結果に基づいて、当該移動方向に対応した地物情報が案内手段に送信される。
【0012】
これによって、タグリーダーにより歩行者の進行方向を特定することができため、歩行者にどの方角に地物がある、あるいは所定の地物にはどう行けば良いといた方向を含む地物案内情報などのきめ細かな情報を提供することが可能となる。
【0013】
この発明に係る情報提供方法は、タグリーダーを用いて道路に線状または面状に配置された複数のタグから読み取った情報を案内手段を介して歩行者に提供する情報提供方法であって、予め複数のタグに所定の増減規則に従って割り当てた識別子と、隣接するタグの識別子の増減方向と地物の方向を関連付けた地物情報とを記憶し、タグでは、タグリーダーからの情報要求信号があった場合、識別子と地物情報をタグリーダーに送信し、タグリーダーでは、移動する際に複数のタグから取得した識別子の増減方向に基づいて移動方向を検出し、当該検出結果に基づいて、当該移動方向に対応した地物情報を案内手段に送信することを特徴とするものである。
【0014】
この発明に係る情報提供方法によれば、タグリーダーを用いて道路に線状または面状に配置された複数のタグから読み取った情報を案内装置を介して歩行者に案内する場合、タグリーダーにより歩行者の進行方向を特定することができため、歩行者にどの方角に地物がある、あるいは所定の地物にはどう行けば良いといた方向を含む地物案内情報などのきめ細かな情報を提供することが可能となる。
【0015】
【発明の実施の形態】
以下、図面を参照しながら、この発明の第1の実施の形態について説明する。図1は、第1の実施の形態としての通信システム100の構成例を示している。図1に示すように、通信システム100は、タグとしてのRF(Radio Frequency)タグ10と、タグリーダー20と、案内手段としての案内装置30とから構成されている。RFタグ10とタグリーダー20との間は非接触で通信可能である。また、タグリーダー20と案内装置30との間は無線通信可能である。この通信システム100は盲人向けの応用例である。
【0016】
図1に示すRFタグ10は、情報格納手段を有し、短波帯域でタグリーダー20と通信を行うものである。図2は、RFタグ10の構成例を示す図である。図2に示すように、RFタグ10は、アンテナ11と、送受信回路12と、制御部13と、メモリ14と、電源回路15とから構成されている。
【0017】
アンテナ11は、タグリーダーからの情報要求信号(所定周波数の電磁波)の受信およびRFタグ10からタグリーダーへの情報送信に用いられる。また、RFタグ10は電池を有せず、アンテナ11で、タグリーダー20からの情報要求信号が受信されると、アンテナ11に電磁誘導による駆動電圧が励起され、この駆動電圧によるAC電流は電源回路15で整流されて制御部13と送受信回路12に供給される。
【0018】
送受信回路12は、アンテナ11を介して信号の送受信を行うものである。送受信回路12によりタグリーダー20からの情報要求信号をアンテナ11を介して受信し、この情報要求信号に対して、制御部13がメモリ14からID(識別子)、地物情報および歩行上の注意を促す情報を読み出し、送受信回路12によりタグリーダー20へ送信する。
【0019】
制御部13は、メモリ14に予め記憶されたグログラムに従ってRFタグの動作を制御する。メモリ14は、情報格納手段を構成し、制御用プログラム以外に、予め所定の増減規則に従って割り当てたID(識別子)と、隣接するRFタグ10のIDの増減方向と地物の方向を関連付けた地物情報および歩行上の注意を促す情報とが格納されている。IDとしては、例えば1、2、3、4・・・、または01、02、03、・・・等を用いることができる。
【0020】
また、歩行上の注意情報の一例には、路上用としては横断歩道、階段、曲がり角等、駅構内用としては階段、プラットフォームの端、エレベータ前といた情報があげられる。地物情報としては、路上では例えば「駅は前方5mを左折といった情報、駅構内では例えば、「山の手線内回りに乗り換えるには階段を上がって右折2番線です」といった情報があげられる。
【0021】
図3は、点字ブロックに埋め込まれたRFタグのIDの構成例を示す図である。図3に示すように、IDとしては1、2、3、4・・・等連続した数字が用いられている。なお、一列に並べられているRFタグ10のIDは必ずしも連続する必要はないが、増減が判る範囲で変化するように設定される。例えば、IDとして1〜100の値を用いる場合には、1,2,4,6,8,9,・・・,99,100,2,3,5,6,・・・のように設定したものを用いてもよい。これにより、歩行者の移動と共にタグリーダー20が受信するRFタグのIDが増減することを検出でき、進行方向を特定することが可能となる。
【0022】
図4は、他のIDの構成例を示す図である。この図4はサブIDを用いる場合を示している。図4に示すように、ID番号2と3の間に、サブID(2−1)が用いられている。このようにサブIDを設けることにより、工事などに伴いRFタグ10の数が増減した場合のIDの再割り当てが容易になる。例えば、1,2,2−1,2−2,2−3,2−4,3,4,5というようにID番号2とID番号3の間に2−1,2−2,2−3,2−4といったサブIDを挿入したり、1,2,3,3−1,2,3,4,5,6,6−3,4,5,6の3−1(3=1)と6−1(6=3)のように一連のID番号を連続するためにサブIDを用いることも可能である。
【0023】
図5は、点字ブロックに設置されたRFタグのIDの構成例を示す図である。ここで、それぞれの点字ブロックにRFタグ10が配置され、それらは線状または面状に配置されている。またRFタグ10には方向を含む地物情報等の案内情報も格納されている。
【0024】
図5に示すように、ID番号01,02,03、08,09および11,12のRFタグ10は線状に配置されている。これらのRFタグ10のIDは1次元のIDである。また、ID番号0−0,0−1,1−0,1−1のRFタグ10は面状に配置されている。これらのRFタグのIDは2次元のIDである。
【0025】
また、図5に示すように、ID番号01,02,03のRFタグ10には、「前方:五反田駅」、「後方:品川駅」、「右前方:ホテル」、「左前方:横断歩道、役所」等という方向を含む地物情報を格納されている(図の左から右へ移動する場合)。また、ID番号08,09のRFタグ10には、「前方:五反田駅」、「後方:品川駅」、「右後方:ホテル」、「左後方:横断歩道、役所」等という方向を含む地物情報を格納されている(図の左から右へ移動する場合)。また、ID番号11,12のRFタグ10には、「前方:ホテル」、「後方:横断歩道、役所」、「右後方:品川駅」、「左後方:五反田駅」等という方向を含む地物情報を格納されている(図の上から下へ移動する場合)。
【0026】
図6は、方向情報の例を示す図である。図6に示すように、RFタグ10には、「前方」、「左前方」、「右前方」、「後方」、「左後方」、「右後方」のような方向情報を格納することが可能である。このような方向情報を地物情報と関連付けて、予めRFタグ10のメモリに記憶させることで、方向を含む地物情報を提供することが可能となる。この図6に示す方向情報はある特定の方向から見る場合の例であり、他の方向に対して同様である。
【0027】
また、図1に示すタグリーダー20は、盲人用杖の先の方に装着され、RFタグ10に格納されているID、地物情報および歩行上の注意を促す情報等を非接触で読み取ることが可能である。また、このタグリーダー20は、RFタグ10から取得した案内情報を無線通信により案内装置30へ転送するようになされる。
【0028】
図7は、タグリーダー20の構成例を示す図である。図7に示すように、タグリーダー20は、アンテナ21と、送受信回路22と、CPU23と、ROM24と、RAM25と、無線通信部26とから構成されている。
【0029】
送受信回路22は、CPU23の制御により周期的に情報要求信号をアンテナ21を介して送信し、また、RFタグ10からの応答信号(IDと案内情報)を受信するようになされる。
【0030】
CPU23は、ROM24に記憶されているプログラムに従って、RAM25をワークエリアとして使用しながら、タグリーダー20の動作を制御する。また、CPU23は、方向検出手段としても機能する。CPU23は、タグリーダー20が移動する際に、複数の点字ブロックのRFタグ10から取得したIDの増減方向に基づいて移動方向を検出し、その検出結果に基づいて、当該移動方向に対応した地物情報および歩行上の注意を促す情報を案内装置30に送信するように制御する。
【0031】
無線通信部26は、案内装置30との間に無線通信を行うものである。送受信回路22により受信した案内情報(地物情報および歩行上の注意を促す情報)は、この無線通信部26により案内装置30に送信される。
【0032】
また、図1に示す案内装置30は、タグリーダー20から伝送されてきた案内情報を歩行者に提供するものである。例えば、案内情報をディスプレイに表示するものであり、案内情報を点字で表示するものであり、または案内情報を音声に変換して音声で案内するものである。この例では、案内装置30は、案内情報を音声に変換して音声で案内するものである。
【0033】
図8は、案内装置30の構成例を示す図である。図8に示すように、案内装置30は、受信回路31と、音声変換回路32と、スピーカ33とから構成されている。
【0034】
この案内装置30では、受信部31によりタグリーダー20から送られてきた案内情報が受信され、受信された案内情報は音声変換回路32およびスピーカ33により音声に変換され、歩行者に提供される。この例では、スピーカ33は案内装置30の本体と別体に設けられ、案内装置30とリード線で接続されている。なお、音声変換回路32はタグリーダー20に設けてもよい。
【0035】
続いて、情報提供方法について、図1に示す通信システム100においてRFタグ10、タグリーダー20および案内装置30の動作について、図9、図10および図11を参照しながら説明する。図9はRFタグ10の動作例を示すフローチャートであり、図10はタグリーダー20の動作例を示すフローチャートであり、図11は案内装置30の動作例を示すフローチャートである。
【0036】
ここで、通信システム100において、RFタグ10はIDと、方向を含む地物情報および歩行上の注意を促す情報等の案内情報とを予め格納されていて、タグリーダー20からの情報要求信号があった場合、それに応答してIDと案内情報をタグリーダー20に送信する。タグリーダー20は歩行者に所持され所定方向に移動しながら周期的に情報要求信号を送信し、RFタグ10からのIDおよび案内情報を受信し、移動方向を検出して、当該移動方向に対応した案内情報を案内装置30に送信する。案内装置30は受信した案内情報を音声に変換して歩行者に提供する場合を前提とする。
【0037】
これを動作条件にして、RFタグ10では、まず、図9に示すフローチャートのステップS111で、RFタグ10の電源がオンになる。ここで、RFタグ10はタグリーダーからの情報要求信号をアンテナ11により受信すると、アンテナ11に電磁誘導による駆動電圧が励起され、この駆動電圧によるAC電流は電源回路15で整流されて送受信回路12と制御部13に供給される。これにより、RFタグは電源オンの状態になる。
【0038】
次に、ステップS112で、タグリーダー20からの情報要求信号を受信したか否かを判断する。ここで、制御部13により情報要求信号を受信したか否かを判断する。情報要求信号が受信されていないと判断された場合、ステップS112で続けて情報要求信号を受信したか否かを判断する。一方、情報要求信号を受信したと判断された場合、次のステップS113で、情報送信を行う。ここで、RFタグ10はメモリ14に記憶されているIDおよび案内情報をタグリーダー20に送信する。
【0039】
ステップS113で送信を行った後、ステップS112に戻り、上述したステップS112とステップS113の動作を繰り返し行う。
【0040】
また、タグリーダー20では、まず、図10に示すフローチャートのステップS121で、タグリーダー20の電源がオンになる。この場合、例えば、タグリーダー20を所持する歩行者がタグリーダー20の電源スイッチをオン側に切り替えることによりタグリーダー20の電源がオンになる。
【0041】
次に、ステップS122で、情報要求信号の送信タイミングであるか否かを判断する。この場合、CPU23により情報要求信号の送信タイミングの判断を行う。情報要求信号の送信タイミングではないと判断された場合、ステップS122で続けて情報要求信号の送信タイミングであるか否かを判断する。一方、情報要求信号の送信タイミングであると判断された場合、次のステップS123で、情報要求信号の送信を行う。
【0042】
次に、ステップS124で、RFタグ10からの応答があるか否かを判断する。ここで、CPU23によりRFタグ10からの応答有無の判断を行う。RFタグ10からの応答があったと判断された場合には、次のステップS125で、移動方向の検出を行う。この場合、タグリーダー20はRFタグ10からIDおよび案内情報を受信し、受信したIDの増減の時間変化に基づいて移動方向を検出する。
【0043】
移動方向の検出は、過去に受信したIDの増減状態の判断を行う。最も近いRGタグ10だけではなく、近くのRFタグ10からの信号も受信する可能性があり、受信されるIDは、ある一定時間統計的に判断することによって増減の判断が行われる。例えば、図5に示す場合、最初に受信したID番号(ID:01)が小さい、その後受信したID番号(ID:02、ID:03)が段々大きくなることにより移動方向が図面の左側から右への方向であることを検出できる。
【0044】
次に、ステップS126で、歩行上の注意を促す情報と方向を含む地物情報等の案内情報を案内装置30に送信する。ここで、タグリーダー20は検出した移動方向に基づいて、地物の方向を対応させ、無線通信部26により移動方向に対応した案内情報を無線で送信する。案内情報を送信する後に、ステップS122に戻り、上述したステップS122からステップS126までの動作を繰り返し行う。
【0045】
一方、ステップS124で、RFタグ10からの応答がないと判断される場合には、ステップS127へ進む。ステップS127で、タイムアウトになったか否かを判断する。タイムアウトになっていない場合には、ステップS124に戻り、RFタグ10からの応答があるか否かを続けて判断する。ステップS127で、タイムアウトになったと判断された場合には、ステップS122に戻り、上述した動作を繰り返し行う。
【0046】
同じ内容の情報が続く場合には、必要に応じて案内情報に対して間引きを行った後、案内装置30に送信するようになされている。なお、この間引き処理は、案内装置30で行うようにしてもよい。
【0047】
また、案内装置30では、まず、図11に示すフローチャートのステップS131で、案内装置30の電源がオンになる。この場合、例えば、案内装置30を所持する歩行者が案内装置30の電源スイッチをオン側に切り替えることにより案内装置30は電源オンの状態になる。
【0048】
次に、ステップS132で、タグリーダー20からの信号を受信したか否かを判断する。受信していない場合には、ステップS132でタグリーダー20からの信号を受信したか否かを続けて判断する。一方、タグリーダー20からの信号を受信したと判断された場合には、次のステップS133で、歩行上の注意を促す情報と地物情報等の案内情報を表示する。この例では、受信した案内情報を音声変換してスピーカ33により歩行者に提供するようになされている。
【0049】
受信した案内情報を歩行者に提供した後、ステップS132に戻り、上述したステップS132とステップS133の動作を繰り返し行う。
【0050】
なお、歩行上の注意を促す情報と地物情報等の案内情報を、案内装置30に設けられるディスプレイまたは点字表示手段により表示するようにしてもよい。または、音声とディスプレイ或いは音声と点字表示手段を同時に用いて案内情報を歩行者に提供するようにしてもよい。
【0051】
また、この例では、RFタグ10とタグリーダー20の距離が短いため、多くの種類のRFタグが利用可能である。
【0052】
このように本実施の形態においては、タグリーダー20を用いて道路に線状または面状に配置された複数のRFタグ10から読み取った情報を案内装置30を介して歩行者に案内する場合、複数のRFタグ10は、タグリーダー20からの情報要求信号に応答して、所定の増減規則に従って割り当てたIDと、連接するRFタグ10のIDの増減方向と地物の方向を関連付けた地物情報をタグリーダー20に送信する。タグリーダー20は、移動する際にRFタグ10から取得したIDの増減方向に基づいて移動方向を検出し、この検出結果に基づいて当該移動方向に対応した地物情報を案内装置30に送信する。案内装置30は、受信した案内情報を音声に変換して歩行者に提供するようになされる。
【0053】
これによって、タグリーダー20により歩行者の進行方向を特定することができるため、歩行者にどの方角に地物があるのか、あるいは所定の地物にはどう行けばよいのかといった方向を含む地物案内情報などのきめ細かな情報を提供することができる。
【0054】
また、サブIDを設けることができるため、工事などに伴いRFタグ10の数が増減した場合のIDの再割当が容易になる。
【0055】
以下、図面を参照しながら、この発明の第2の実施の形態について説明する。図12は、第2の実施の形態としての通信システム200の構成を示している。また、この図12において、図1と対応する部分には、同一符号を付し、その詳細説明は省略する。
【0056】
図12に示すように、通信システム200は、RFタグ10と、タグリーダー40とから構成されている。この通信システム200は一般人向けの応用例としての通信システムである。RFタグ10は、上述した第1の実施の形態のものと同じ構成を有している。また、タグリーダー40は、案内手段と一体にしたものである。
【0057】
図13は、タグリーダー40の構成示す図である、図13に示すように、タグリーダー40は、アンテナ41と、送受信回路42と、CPU43と、ROM44と、RAM45と、表示部46と、音声変換回路47と、スピーカ48とから構成されている。
【0058】
送受信回路42は、CPU43に制御により周期的に情報要求信号をアンテナ41を介して送信し、また、RFタグ10からの応答信号(IDと案内情報)を受信するようになされる。
【0059】
CPU43は、ROM44に記憶されているプログラムに従って、RAM45をワークエリアとして使用しながら、タグリーダー40の動作を制御する。また、CPU43は、方向検出手段としても機能する。CPU43は、タグリーダー40が移動する際に、複数の点字ブロックのRFタグ10から取得したIDの増減方向に基づいて移動方向を検出し、その検出結果に基づいて、当該移動方向に対応した地物情報および歩行上の注意を促す情報等の案内情報を表示部46に表示するように制御する。また、上述案内情報を音声に変換するように制御する。
【0060】
表示部46は、画像で案内する案内手段を構成し、送受信回路42により受信した案内情報をディスプレイに表示するようになされている。また、音声変換回路47およびスピーカ48は、音声で案内する案内手段を構成し、受信した案内情報を音声に変換して歩行者に提供するようになされている。この例ではスピーカ48がタグリーダー40の本体内に設けられているが、第1の実施の形態のように本体と別体に設けるようにしてもよい。
【0061】
続いて、図12に示す通信システム200においてタグリーダー40の動作について、図14を参照しながら説明する。図14はタグリーダー40の動作例を示すフローチャートである。
【0062】
ここで、通信システム200において、RFタグ10はIDと、方向を含む地物情報および歩行上の注意を促す情報等の案内情報とを予め格納されていて、タグリーダー40からの情報要求信号があった場合、それに応答して地物情報をタグリーダー40に送信する。タグリーダー40は歩行者に所持され所定方向に移動しながら周期的に情報要求信号を送信し、RFタグ10からのIDおよび案内情報を受信し、移動方向を検出して、当該移動方向に対応した案内情報を表示部46に表示し、またこの案内情報を音声に変換して歩行者に提供する場合を前提とする。
【0063】
これを動作条件にして、RFタグ10では、上述した第1の実施の形態と同様に、まず、図9に示すフローチャートのステップS111で、RFタグの電源がオンになる。ここで、RFタグ10はタグリーダーからの情報要求信号をアンテナ11により受信すると、アンテナ11に電磁誘導による駆動電圧が励起され、この駆動電圧によるAC電流は電源回路15で整流されて送受信回路12と制御部13に供給される。これにより、RFタグは電源オンの状態になる。
【0064】
次に、ステップS112で、タグリーダー40からの情報要求信号を受信したか否かを判断する。ここで、制御部13により情報要求信号を受信したか否かを判断する。情報要求信号が受信されていないと判断される場合、ステップS112で続けて情報要求信号を受信したか否かを判断する。一方、情報要求信号を受信したと判断された場合、次のステップS113で、情報送信を行う。ここで、RFタグ10はメモリ14に記憶されているIDおよび案内情報をタグリーダー40に送信する。
【0065】
ステップS113で送信を行った後、ステップS112に戻り、上述したステップS112とステップS113の動作を繰り返し行う。
【0066】
また、タグリーダー40では、まず、図14に示すフローチャートのステップS221で、タグリーダー40の電源がオンになる。この場合、例えば、タグリーダー40を所持する歩行者がタグリーダー40の電源スイッチをオン側に切り替えることによりタグリーダー20の電源がオンになる。
【0067】
次に、ステップS222で、情報要求信号の送信タイミングであるか否かを判断する。この場合、CPU43により情報要求信号の送信タイミングの判断を行う。情報要求信号の送信タイミングではないと判断される場合、ステップS222で続けて情報要求信号の送信タイミングであるか否かを判断する。一方、情報要求信号の送信タイミングであると判断された場合、次のステップS223で、情報要求信号の送信を行う。
【0068】
次に、ステップS224で、RFタグ10からの応答があるか否かを判断する。ここで、CPU43によりRFタグ10からの応答有無の判断を行う。RFタグ10からの応答があったと判断される場合には、次のステップS225で、移動方向の検出を行う。この場合、タグリーダー40はRFタグ10からIDおよび案内情報を受信し、受信したIDの増減の時間変化に基づいて移動方向を検出する。
【0069】
移動方向の検出は、過去に受信したIDの増減状態の判断を行う。最も近いRGタグ10だけではなく、近くのRFタグ10からの信号も受信する可能性があり、受信されるIDは、ある一定時間統計的に判断することによって増減の判断が行われる。例えば、図5に示す場合、最初に受信したID番号(ID:01)が小さい、その後受信したID番号(ID:02、ID:03)が段々大きくなることにより移動方向が図面の左側から右への方向であることを検出できる。
【0070】
次に、ステップS226で、歩行上の注意を促す情報と地物情報等の案内情報を表示部46に表示する。ここで、タグリーダー40は検出した移動方向に基づいて、地物の方向を対応させ、移動方向に対応した案内情報を表示部46に表示する。また、同時にこの案内情報を音声変換してスピーカ48により歩行者に提供するようになされている。案内情報を表示する後に、ステップS222に戻り、上述したステップS222からステップS226までの動作を繰り返し行う。
【0071】
一方、ステップS224で、RFタグ10からの応答がないと判断される場合には、ステップS227へ進む。ステップS227で、タイムアウトになったか否かを判断する。タイムアウトになっていない場合には、ステップS224に戻り、RFタグ10からの応答があるか否かを続けて判断する。ステップS227で、タイムアウトになったと判断された場合には、ステップS222に戻り、上述した動作を繰り返し行う。
【0072】
同じ内容の情報が続く場合には、必要に応じて案内情報に対して間引きを行った後に表示するようになされている。
【0073】
なお、この例では、RFタグ10とタグリーダー40の距離が比較的長くたるため、RFタグ10とタグリーダー40間の通信にUHF帯かそれ以上の周波数を用い、ある程度に離れてもRFタグ10の情報が読み取れる方式を利用するようになされる。
【0074】
このように本実施の形態においては、タグリーダー40を用いて道路に線状または面状に配置された複数のRFタグ10から読み取った情報を歩行者に提供する場合、複数のRFタグ10は、タグリーダー40からの情報要求信号に応答して、所定の増減規則に従って割り当てたIDと、連接するRFタグ10のIDの増減方向と地物の方向を関連付けた地物情報をタグリーダー40に送信する。タグリーダー40は、移動する際にRFタグ10から取得したIDの増減方向に基づいて移動方向を検出し、この検出結果に基づいて当該移動方向に対応した地物情報を表示部46に表示し、また案内情報を音声に変換して歩行者に提供するようになされる。
【0075】
これによって、タグリーダー40により歩行者の進行方向を特定することができるため、歩行者にどの方角に地物があるのか、あるいは所定の地物にはどう行けばよいのかといった方向を含む地物案内情報などのきめ細かな情報を提供することができる。
【0076】
また、サブIDを設けることができるため、工事などに伴いRFタグ10の数が増減した場合のIDの再割当が容易になる。
【0077】
なお、上述実施の形態においては、点字ブロック1枚にRFタグ10を1個配置したものを示したが、これに限定されるものではない。隣接するRFタグ10の距離は必要に応じてもっと短い間隔、あるいは長い間隔で設置してもよい。
【0078】
また、上述実施の形態においては、RFタグ10には歩行上の注意を促す情報および方向を含む地物情報等の案内情報を予め格納するものであるが、これに限定されるものではない。RFタグ10には上述の情報以外に距離情報も記憶するようにしてもよい。この場合、距離情報を追加することにより正確な案内を行うことが可能となる。
【0079】
また、上述した第1の実施の形態の場合、タグリーダー20からの案内情報を、杖の手元部分に設けられた点字表示装置に表示させることも考えられる。
【0080】
また、上述した通信システム100,200は、路上や駅構内だけではなく、様々な建物内、敷地内の案内誘導に応用可能である。
【0081】
【発明の効果】
本発明に係る通信システムおよび情報提供方法によれば、タグリーダーを用いて道路に線状または面状に配置された複数のタグから読み取った情報を案内手段を介して歩行者に案内する場合、複数のタグは、タグリーダーからの情報要求信号に応答して、所定の増減規則に従って割り当てた識別子と、連接するタグの識別子の増減方向と地物の方向を関連付けた地物情報をタグリーダーに送信し、タグリーダーは、移動する際にタグから取得した識別子の増減方向に基づいて移動方向を検出し、この検出結果に基づいて当該移動方向に対応した地物情報を案内手段に送信するようになされる。
【0082】
この構成によって、タグリーダーにより歩行者の進行方向を特定することができるため、歩行者にどの方角に地物があるのか、あるいは所定の地物にはどう行けばよいのかといった方向を含む地物案内情報などのきめ細かな情報を提供することができる。
【0083】
この発明は、RFタグ、タグリーダーおよび案内手段を備える通信システムに適用して極めて好適である。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1の実施の形態としての通信システム100の構成例を示す図である。
【図2】RFタグ10の構成例を示す図である。
【図3】IDの構成例を示す図である。
【図4】他のIDの構成例を示す図である。
【図5】点字ブロックに設置されたRFタグのIDの構成例を示す図である。
【図6】方向情報の例を示す図である。
【図7】タグリーダー20の構成を示す図である。
【図8】案内装置30の構成例を示す図である。
【図9】RFタグ10の動作例を示すフローチャートである。
【図10】タグリーダー20の動作例を示すフローチャートである。
【図11】案内装置30の動作例を示すフローチャートである。
【図12】第2の実施の形態としての通信システム200の構成例を示す図である。
【図13】タグリーダー40の構成例を示す図である。
【図14】タグリーダー40の動作例を示すフローチャートである。
【図15】従来の点字ブロックによる情報提供の例を示す図である。
【符号の説明】
10・・・RFタグ、11,21・・・アンテナ、12,22・・・送受信回路、13・・・制御部、14・・・メモリ、15・・・電源回路、20,40・・・タグリーダー、23,43・・・CPU、24,44・・・ROM、25,45・・・RAM、26・・・無線通信部、30・・・案内装置、31・・・受信部、32,47・・・音声変換回路、33,48・・・スピーカ、100、200・・・通信システム

Claims (10)

  1. 道路に線状または面状に配置され、情報格納手段を有する複数のタグと、歩行者が所持していて前記タグと非接触で通信可能なタグリーダーと、該タグリーダーからの情報を前記歩行者に提供する案内手段とを備える通信システムであって、
    前記複数のタグは、
    所定の増減規則に従って割り当てた識別子と、隣接する前記タグの識別子の増減方向と地物の方向を関連付けた地物情報とを保有し、
    前記タグリーダーからの情報要求信号に応答して、前記識別子と地物情報を前記タグリーダーに送信し、
    前記タグリーダーは、
    移動する際に前記複数のタグから取得した前記識別子の増減方向に基づいて移動方向を検出する方向検出手段を備え、
    当該方向検出手段の検出結果に基づいて、当該移動方向に対応した地物情報を前記案内手段に送信する
    ことを特徴とする通信システム。
  2. 前記タグは、
    歩行上の注意を促す情報をさらに保有し、
    前記タグリーダーからの情報要求信号に応答して、前記地物情報と共に前記歩行上の注意を促す情報を前記タグリーダーに送信する
    ことを特徴とする請求項1に記載の通信システム。
  3. 線状に配置され、隣接する前記タグは、
    互いに増加するあるいは減少する関係の1次元の識別子を保有する
    ことを特徴とする請求項1に記載の通信システム。
  4. 面状に配置され、隣接する前記タグは、
    互いに増加するあるいは減少する関係の2次元の識別子を保有する
    ことを特徴とする請求項1に記載の通信システム。
  5. 前記タグリーダーは、
    前記タグに応答を促すための信号を定期的に送信する
    ことを特徴とする請求項1に記載の通信システム。
  6. 前記タグリーダーは、
    前記タグから取得した情報を有線または無線の転送手段により前記案内手段に送信する
    ことを特徴とする請求項1に記載の通信システム。
  7. 前記案内手段は、
    前記タグリーダーからの歩行上の注意を促す情報および地物情報を表示するディスプレイを備える
    ことを特徴とする請求項1に記載の通信システム。
  8. 前記案内手段は、
    前記タグリーダーからの歩行上の注意を促す情報および地物情報を表示する点字表示手段を備える
    ことを特徴とする請求項1に記載の通信システム。
  9. 歩行上の注意を促す情報および方向を含む地物情報を音声に変換する音声変換手段をさらに備え、
    前記音声変換手段は、前記タグリーダーまたは前記案内手段に設けられる
    ことを特徴とする請求項1に記載の通信システム。
  10. タグリーダーを用いて道路に線状または面状に配置された複数のタグから読み取った情報を案内手段を介して歩行者に提供する情報提供方法であって、
    予め前記複数のタグに所定の増減規則に従って割り当てた識別子と、隣接する前記タグの識別子の増減方向と地物の方向を関連付けた地物情報とを記憶し、
    前記タグでは、
    前記タグリーダーからの情報要求信号があった場合、前記識別子と地物情報を前記タグリーダーに送信し、
    前記タグリーダーでは、
    移動する際に前記複数のタグから取得した前記識別子の増減方向に基づいて移動方向を検出し、
    当該検出結果に基づいて、当該移動方向に対応した地物情報を前記案内手段に送信する
    ことを特徴とする情報提供方法。
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