JP3763823B2 - 信号機制御装置 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、交差点における歩行者用信号機の青信号を制御する信号機制御システムに用いられる端末、信号機制御装置および信号機制御プログラムに関する。
【0002】
【従来の技術】
従来の交差点における歩行者用信号機の信号切替制御は、例えば、青信号が20秒、黄信号が5秒、赤信号が30秒というように各信号の点灯時間が予め定められた定周期方式であるため、車椅子利用者、高齢者や幼児連れの人にとっては、青信号の初期に横断歩道を渡ったても、横断途中で青信号が赤信号に切り替わって危険な状態が発生する場合がある。
【0003】
この問題を改善するために従来技術として、例えば、通行者の信号送出し手段から送出された通行を許可する許可標示灯の表示時間の時間延長信号を受信する受信手段と、上記受信手段が、前記時間延長信号を受信した場合、許可標示灯の表示時間を延長する延長手段とを備え、通行速度が一般の者と比較して遅い特定の通行者は、信号送出し手段から時間延長信号を歩行者用信号機に送信することにより、許可標示灯の表示時間を延長して安全に横断歩道を渡ることができる交通信号制御装置が提案されている(特許文献1参照)。
【0004】
また、端末利用者が老人や身障者であることを示すID信号を無線で送信するためのID発信手段と、該ID発信手段から受信したID信号を識別し、該ID信号の識別内容に従って、歩行者用信号機の点灯を制御する信号制御手段とを備え、信号機のポールに取り付けられた押しボタンスイッチボックスの身障者及び老人用ボタンを押すことにより、歩行者用信号機の青信号の点灯時間を長くして、老人や身障者も安心して横断歩道を渡ることができる交差点制御システムが提案されている(特許文献2参照)。
【0005】
【特許文献1】
特開平10−320688号公報
【特許文献2】
特開平10−232993号公報
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、特許文献1に記載の交通信号制御装置では、通行者は、信号送出し手段から時間延長信号を送信しても、時間延長信号が正しく送信または受信されたかを確認する手段がないので、例えば、時間延長信号が正しく送信または受信されなかった場合、通行者は、青信号が延長されると思い込んで横断歩道を渡ると横断途中で赤信号に切り替わって危険な状態になる場合が発生するという問題がある。
【0007】
また、特許文献2に記載の交差点制御システムでは、車椅子利用者などの身障者が、ID発信手段からID信号を無線で送信してから、歩行者用信号機のポールに取り付けられた身障者用ボタンを押す必要がある。この身障者及び老人用ボタンは、例えば、歩道と横断歩道(車道)との境い目の位置にあり、この位置は横断歩道に降りるためにスロープになっていることが多く、車椅子利用者などの身障者にとっては、この身障者用ボタンが押しづらく使い勝手がよくないという問題がある。
また、この身障者用ボタンを押しても、いつの青信号が延長されるのか、どれくらい延長されるのか、横断歩道を渡り始めてもあと青信号の残り点灯時間が何秒あるかなどわからないという課題がある。
【0008】
本発明は以上の事情を考慮してなされたものであり、例えば、車椅子利用者などの端末利用者は、信号機のポールなどに取り付けられた押しボタンを押す必要が無く、端末の操作ボタンを一回押すだけで、端末から信号機制御装置に対して青信号の点灯時間を延長する要求信号を発信することができ、横断歩道を渡る前に、送信結果情報により信号機制御装置が該要求信号を正しく受信できたかどうかを確認することができる信号機制御システムに用いられる端末を提供するものである。
【0011】
課題を解決するための手段
本発明は、各種機能を操作するための操作ボタンを有する操作部と、操作部の一つの操作ボタンにより指示された信号機の青信号の点灯時間を延長する要求信号を無線で送信する端末側通信部を有する携帯可能な端末と無線通信が可能な信号機制御装置であって、信号機の近辺に設置され、端末側通信部から送信された要求信号を受信し、前記要求信号を受信したことを知らせる応答情報を端末側通信部に送信する装置側通信部と、前記要求信号に基づいて青信号の点灯時間を延長するよう信号機を制御する信号機制御部とを備え、
前記装置側通信部が、青信号状態において端末側通信部から要求信号を受信したとき、前記装置側通信部を介して現在の青信号ではなく次の青信号の点灯時間を延長することを知らせる応答情報を前記端末側通信部に送信することを特徴とする信号機制御装置を提供するものである。
この構成によれば、端末利用者は、信号機が青信号状態のときに青信号延長の要求信号を信号機制御装置に送信しても、現在の青信号ではなく次の青信号の点灯時間が延長されることを確認することができるので、誤って現在の青信号中に渡ってしまう危険性を防止することができる。
【0013】
記信号機制御装置は、要求信号に含まれる利用者情報を認識する要求信号認識部をさらに備え、前記信号機制御部は、認識された利用者情報に基づいて青信号の延長の有無、延長時間を決定し、信号機の青信号の点灯時間を制御する構成にしてもよい。
この構成によれば、端末利用者の状況に合わせ、青信号の延長の有無、延長時間などが決定されるので、青信号の点灯時間の制御を最適に実施することができる。
【0016】
前記信号機制御装置は、前記装置側通信部を介して、次に青信号に切り替わるまでの待ち時間情報及び青信号に切り替わってから残り青信号の点灯時間情報を含む応答情報を前記端末側通信部に送信する構成にしてもよい。
この構成によれば、端末利用者は、次に青信号に切り替わるまでの待ち時間及び青信号に切り替わってから残り点灯時間を確認することができるので、より安全に横断歩道を渡ることができる。
【0017】
前記要求信号認識部が青信号を延長しない利用者情報を認識したとき、前記信号機制御装置は、前記装置側通信部を介して、青信号を延長しないことを知らせる応答情報を前記端末側通信部に送信し、赤信号ならば所定時間経過後に青信号に切り替える構成にしてもよい。
この構成によれば、青信号を延長しない端末利用者が、要求信号を信号機制御装置に送信したとき、押しボタン式青信号切替スイッチとして利用することができる。
【0018】
前記端末側通信部及び装置側通信部は、IrDAコントロール方式による双方向光通信を行う構成にしてもよい。
この構成によれば、端末利用者は、信号機制御装置に対して端末を正確な位置や方向に容易に特定でき、他の機器との干渉も起こりにくいので、誰にでも簡単に端末と信号機制御装置間で双方向光通信することができる。
【0019】
前記端末側通信部及び装置側通信部は、Bluetoothなどの微弱電波信号により近距離無線通信を行う構成にしてもよい。
この構成によれば、端末利用者は、遮蔽物による影響が少なく、誰にでも簡単に端末と信号機制御装置間で微弱電波信号により近距離無線通信をすることができる。
【0021】
【発明の実施の形態】
以下、図に示す実施例に基づいて本発明を詳述する。なお、本発明はこれによって限定されるものではない。
【0022】
本発明の一実施例による信号機制御システムの構成を示すブロック図である。図1に示すように、信号機制御システムは、携帯可能な端末1と、信号機の近辺に設置され、信号機を遠隔制御する信号機制御装置(以下、ステーションという)2とから構成される。
【0023】
端末1は、CPU11、表示部12、操作部13、通信部14、メモリー15、時計16、音声出力部17、バッテリー18、バス19などで構成される。
【0024】
ステーション2は、CPU21、主メモリー22、副メモリー23、通信部24、要求信号認識部25、信号機制御部26、電源部27、バス28などから構成される。
【0025】
端末1の構成において、CPU11は、コンピュータの中央演算装置で構成され、メモリー15のプログラム記憶部の領域に記憶された制御プログラムにより端末1の各部をバス19を介して制御する。
【0026】
また、CPU11は、例えば、メモリー15のプログラム記憶部の領域に記憶された表示制御プログラムにより表示部12を制御する表示制御部、通信プログラムにより通信部14を制御する通信制御部、音声変換プログラムや音声変換辞書により各種情報を音声信号に変換する音声変換部、設定プログラムにより青信号の延長の有無、車椅子の利用状況、歩行速度などに関する利用者情報を設定する設定部として機能する。
【0027】
また、CPU11は、操作部13の一つの通信兼青信号延長ボタンが操作されたとき、端末側の通信部14を介して、青信号の点灯時間を延長する要求信号を無線で送信するよう構成されている。
また、CPU11は、端末側の通信部14が装置側の通信部24から所定時間内に応答情報を受信しないとき、要求信号が正しく送信または受信されなかったことを知らせる送信結果情報を表示部12の画面に表示するよう構成されている。
【0028】
表示部12は、例えば、LCD(液晶ディスプレイ)、PD(プラズマディスプレイ)、ELD(ELディスプレイ)などで構成され、CPU11の制御により、利用者情報、応答情報を含む要求信号の送信結果情報などの各種情報を画面に表示する。
【0029】
操作部13は、例えば、小型スイッチ、タッチパネルなどで構成され、各種機能を操作するための操作ボタンとして機能する。
ステーション2に対して端末側の通信部14から青信号点灯時間を延長する要求信号を無線で送信するための通信兼青信号延長ボタン、利用者情報を設定するための設定ボタンなどを備えている。
【0030】
通信部14は、例えば、IrDA(Infrared Data Association)Control方式で、IrDA通信が可能なIr発光素子、Ir受光素子、Ir信号処理回路、インタフェースなどで構成され、CPU11の制御により、端末1とステーション2間の双方向光通信を行う。また、通信部14は、Bluetoothなどの微弱電波信号により近距離無線通信をする構成にしてもよい。
【0031】
CPU11の制御により、端末側の通信部14は、操作部13の一つの通信兼青信号延長ボタンにより指示された信号機の青信号の点灯時間を延長する要求信号を装置側の通信部24に無線で送信するよう構成されている。
また、CPU11の制御により、端末側の通信部14は、装置側の通信部24から要求信号を受信したことを知らせる応答情報を受信するよう構成されている。
【0032】
メモリー15は、例えば、RAM、ROM、EEPROM、フラッシュROMなどの半導体メモリで構成され、経路案内や周辺施設情報などをステーション2に要求するAモード及び信号機に青信号延長の要求信号を送信するBモードなどのアプリケーションプログラムや各種制御プログラムを記憶するプログラム記憶部、青信号の点灯時間を延長する要求信号を記憶する要求信号記憶部、青信号の延長の有無、車椅子の利用状況、歩行速度などに関する利用者情報を記憶する利用者情報記憶部、要求信号を受信したことを知らせる応答情報を記憶する応答情報記憶部として機能する領域を備えている。
【0033】
時計16は、例えば、クロック発振器、カウンタなどで構成され、クロック発振器は、CPU11を駆動するクロック信号、信号の時間算出などに用いられる。
音声出力部17は、例えば、マイクロホン、イヤホンなどで構成され、CPU11の制御により、音声信号に変換された応答情報を出力する。
バッテリー18は、例えば、充電可能なニッカド電池、リチウム電池などで構成され、端末の各部に電力を供給している。
【0034】
信号機制御装置2の構成において、CPU21は、コンピュータの中央演算装置で構成され、主メモリー22に記憶された制御プログラムによりステーション2の各部をバス28を介して制御する。
また、CPU21は、主メモリー22に記憶された制御プログラムにより要求信号に含まれる利用者情報に基づいて青信号の延長の有無、延長時間を決定し、信号機の青信号の点灯時間を制御するよう構成されている。
【0035】
また、CPU21は、装置側の通信部24が、信号機が青信号状態において端末側の通信部14から要求信号を受信したとき、装置側の24通信部を介して、現在の青信号ではなく次の青信号の点灯時間を延長することを知らせる応答情報を端末側の通信部14に送信するよう構成されている。
また、CPU21は、装置側の通信部24を介して、次に青信号に切り替わるまでの待ち時間情報及び青信号に切り替わってから残り青信号の点灯時間情報を含む応答情報を端末側の通信部14に送信するよう構成されている。
【0036】
また、CPU21は、要求信号認識部25が青信号を延長しない利用者情報を認識したとき、装置側の通信部24を介して、青信号を延長しないことを知らせる応答情報を端末側の通信部14に送信し、信号機が現在赤信号ならば所定時間経過後に青信号に切り替えるよう構成されている。
【0037】
主メモリー22は、例えば、ROM、ハードディスクなどで構成され、ステーション2を動作させる制御プログラム、経路案内図の作成を実行するアプリケーションプログラムなどを記憶するプログラム記憶部、周辺施設情報などの各種サービス情報を記憶するサービス情報記憶部として機能する領域を備えている。
【0038】
副メモリー23は、例えば、RAM、EEPROM、フラッシュROM、ハードディスクなどで構成され、端末側の通信部14から送信された要求信号を集計して記憶する要求信号記憶部として機能する領域を備えている。
【0039】
通信部24は、例えば、IrDA(Infrared Data Association)Control方式で、IrDA通信が可能なIr発光素子、Ir受光素子、Ir信号処理回路、インタフェースなどで構成され、CPU21の制御により、端末1とステーション2間の双方向光通信を行う。また、通信部24は、Bluetoothなどの微弱電波により近距離無線通信をする構成にしてもよい。
装置側の通信部24は、CPU21の制御により、端末側の通信部14から送信された要求信号を受信し、要求信号を受信したことを知らせる応答情報を端末側の通信部14に送信するよう構成されている。
【0040】
要求信号認識部25は、例えば、要求信号認識プログラムで構成され、端末側の通信部14から受信した要求信号の要求内容、要求信号に含まれる利用者情報を認識するよう構成されている。要求信号認識部25は、利用者情報から青信号の延長の有無、車椅子の利用状況、歩行速度などを認識する。
【0041】
信号機制御部26は、例えば、通信回線を介して信号機を遠隔制御する信号機制御プログラムで構成され、要求信号に含まれる利用者情報に基づいて青信号点灯時間の決定して信号機の信号切り換えを遠隔制御する。
【0042】
電源部27は、ステーション2の各部を駆動する直流安定化電源であり、この直流安定化電源は商用交流電源から変換される。
【0043】
図2は本実施例による利用者情報設定画面の表示例を示す図である。図2に示すように、表示部12は、利用者情報を設定する画面を表示し、青信号を延長するか否か、車椅子を利用しているか否か、歩行速度は何km/hであるかを予め設定し、設定した利用者情報をメモリー15の利用者情報記憶部の領域に記憶する。
よって、端末側の通信部14から利用者情報を含む要求情報が装置側の通信部24に送信されると、信号機制御部26は、要求信号に含まれる利用者情報に基づいて青信号の点灯時間を延長するよう信号機を制御するので、端末利用者は、より安全に横断歩道を渡ることができる。
【0044】
図3は本実施例による送信結果情報の表示例を示す図である。図3に示すように、要求信号の送信直後に応答情報を含む要求信号の送信結果情報(端末側メッセージ)を表示部12の画面に表示するように構成されている。
この送信結果情報を音声信号に変換して音声で出力する構成にすることもできる。
よって、端末利用者は、送信結果情報を音声でも聞くことができるため、より安全に横断歩道を渡ることができる。
【0045】
また、端末側の通信部14が、装置側の通信部24から所定時間内に応答情報を受信しないとき、表示部12は、要求信号が正しく送信または受信されなかったことを報知する送信結果情報を画面に表示する。
また、要求信号に青信号を延長しない利用者情報が含まれるとき、青信号を延長しない設定になっていることを示す送信結果情報を画面に表示する。
【0046】
図4は本発明を適用した交差点の道路交通管制システムの配置例を示す図である。図4において、A1とA2は道路R1を渡るための横断歩道で、A3とA4は道路R2を渡るための横断歩道である。
また、C1、C2、C3及びC4は、車両用信号機である。C1とC2、及びC3とC4はそれぞれ進行方向と対向方向という形で信号の青→黄→赤の動作は連動して行われる。
【0047】
また、P1、P2、P3及びP4は、道路R1を渡るために横断歩道A1、A2に設置されている歩行者用信号機であり、信号機の青→赤の動作は連動して行われる。同様に、P5、P6、P7及びP8は、道路R2を渡るために横断歩道A3、A4に設置されている歩行者用信号機であり、信号の青→赤の動作は連動して行われる。
また、歩行者用信号機P1、P2、P3及びP4には、それぞれ交通弱者用青信号延長ボタンSW1、SW2、SW3、SW4が設置されている。
【0048】
また、Dは統合信号制御機である。この統合信号制御機Dに青信号の延長の指示を行うことのできるステーションS1、S2、S3、S4が、歩行者用信号機P1、P2、P3、P4の近くに設置されている。
図4に示す道路交通管制システムでは、ステーション(信号機制御装置)は、主に端末から送信される要求信号を受信する受信装置として機能し、信号機の制御を統合信号制御機Dにより行うものとする。
【0049】
図5は図4に示す道路交通管制システムの構成を示すブロック図である。図5において、統合信号制御機Dは、管制センターと有線または無線で接続されて、管制センターCCからの指示に従って、各車両用信号機(C1、C2、C3、C4)、各歩行者用信号機(P1、P2、P3、P4、P5、P6、P7、P8)を制御している。また、統合信号制御機Dは、管制センターCCとは独立して各信号機を制御してもよい。
また、図4に示す道路交通管制システムと同様に、ステーション(信号機制御装置)は、主に端末から送信される要求信号を受信する受信装置として機能し、信号機の制御を統合信号制御機Dにより行うものとする。
【0050】
また、統合信号制御機DとステーションS1、S3とは、有線または無線で接続され、統合信号制御機DはステーションS1、S3からの青信号の延長要求に従って各信号機を制御している。
また、ステーションS1は対向するステーションS2と有線または無線で接続され、ステーションS3は対向するステーションS4と有線または無線で接続され、各ステーションは対向するステーションをそれぞれ制御している。
【0051】
図6は本実施例による信号時間テーブルの構成を示す図である。図6において、統合信号制御機Dが、信号時間テーブルを記憶しているものとする。信号時間テーブルは、E、F、G、の4つの状態で構成されている。
例えば、Eは車両信号機C1、C2が青、車両信号機C3、C4が赤で歩行者用信号機P1、P2、P3、P4が赤、歩行者用信号機P5、P6、P7、P8が青の状態である。
【0052】
FはC1、C2が黄で、その他はすべて赤の状態である。
Gは、C1、C2が赤、C3、C4が青で歩行者用信号機P1、P2、P3、P4が青、P5、P6、P7、P8が赤の状態である。
Hは、C3、C4が黄で、その他はすべて赤の状態である。
【0053】
例えば、Ebの状態で歩行者信号機P1、P2、P3、P4に青信号延長の指示がされた場合、P1、P2、P3、P4はEb及びFbの状態を過ぎてGbの状態となった場合に青信号の延長が行われる。
例えば、Fbの状態で歩行者信号機P1、P2、P3、P4に青信号延長の指示がされた場合、P1、P2、P3、P4はFbの状態を過ぎてGbの状態となった場合に青信号の延長が行われる。
【0054】
例えば、Gaの状態で歩行者信号機P1、P2、P3、P4に青信号延長の指示がされた場合、P1、P2、P3、P4はGa、Ha、Eb、Fbの状態を過ぎてGbの状態となった場合に青信号の延長が行われる。
例えば、Haの状態で歩行者信号機P1、P2、P3、P4に青信号延長の指示がされた場合、P1、P2、P3、P4はHa、Eb、Fbの状態を過ぎてGbの状態となった場合に青信号の延長が行われるる。
【0055】
図7は本実施例による信号機の信号制御の手順(1)を示すフローチャートである。図7〜図11に示すフローチャートにおいて、例えば、図4に示す道路交通管制システムにおいて、歩行者Mが、横断歩道A1を渡る際に、端末MからステーションS1に歩行者信号P1の青信号延長の要求信号を送信した例を説明する。
【0056】
図7に示すフローチャートにおいて、
S100:歩行者Mが、ステーションS1に向けて、端末Mの操作部13の通信兼青信号延長ボタンを押す。
S101:端末M側で、通信兼青信号延長ボタンが押されたときの状態が、例えば、経路案内や周辺施設情報などをステーションS1に要求するAモードの状態かこれらを要求しないBモードの状態であるかを判断する。
Aモードであれば、S102に進み、Aモードでなければ、つまりBモードであれば、S103に進む。
S102:経路案内や周辺施設情報などの取得要求をステーションS1に送信し、図8に示すS200に進む。
【0057】
図8は本実施例による信号機の信号制御の手順2を示すフローチャートである。図8に示すフローチャートおいて、
S200:ステーションS1は、要求信号の受信待機状態である。
S201:例えば、Aモードの経路案内や周辺施設情報などの取得要求を端末Mから受信する。
S202:要求されている情報を主メモリー22内の各種サービス情報記憶部に記憶されているデータの中から検索する。
S203:該当する情報を端末Mに送信する。
S204:再び、要求信号の受信待機状態に戻って処理を終了する。
【0058】
図7に示すフローチャートにおいて、
S110:端末Mは、S203で送信された情報を受信すると、その情報を画面に表示する。
S111:処理を終了する。
【0059】
S103:S101で、Aモードでなければ、端末M側で、端末M内のメモリー15に記憶されている利用者情報を検索し、この利用者が青信号延長の対象者かどうかを判断する。対象者の場合は、S106に進み、対象者でない場合はS104に進む。
S104:図3に示す端末側メッセージに従って、青信号の延長は行わないことを端末画面に数秒間表示する。
S105:通信兼青信号延長ボタンを押す前の状態に戻って処理を終了する。
【0060】
S106:歩行者信号機P1の青信号延長の要求をステーションS1に送信する。
S107:端末Mにおいて、ステーションS1と正常に通信が開始できたかどうかを判断する。正常に通信開始ができた場合は、図8のS205に進み、正常に通信できなかった場合は、S108に進む。
【0061】
S108:図3に示す端末側メッセージに従って、青信号延長の要求が正常に送信されなかったことを端末画面に表示し、再度青信号延長を要求する場合にはS106に戻る。
S109:要求しない場合には通信兼青信号延長ボタンを押す前の状態に戻って処理を終了する。
【0062】
図8に示すフローチャートにおいて、
S205:ステーションS1は端末Mから歩行者信号機P1の青信号延長要求を受信し、その受信内容が正常かどうかを判断する。正常の場合は、S206に進み、正常でない場合は、S108に進む。
S206:端末Mから歩行者信号機P1の青信号延長要求を正常に受信する。
S207:ステーションS1は信号制御機DにP1の青信号延長の要求を送信し、図9に示すS300に進む。
【0063】
図9は本実施例による信号機の信号制御の手順3を示すフローチャートである。図9に示すフローチャートにおいて、
S300:統合信号制御機Dは、ステーションS1からのP1の青信号の延長要求を受信する。また、S300で、統合信号制御機Dが、ステーションS1からのP1の青信号の延長要求を受信した場合は、信号機P1に設置された交通弱者用青信号延長ボタンSW1は押されたものと判断されるので、歩行者Mは交通弱者用青信号延長ボタンSW1を押す必要はない。
【0064】
S301:信号機P1の次の青信号の時間(Y1)をY1=g×n倍(nは延長する倍率)で算出する。
S302:統合信号制御機Dのメモリーに記憶する。
S303:信号機P1の状態が、図6に示すE、F、G、Hのどの状態であるかを判断する。
Ebの状態の場合はS304に、Fbの状態の場合はS305に、Gaの状態の場合はS306に、Haの状態の場合はS307に進む。
【0065】
S304:信号機P1が次に青信号になるまでの時間(X1)を、X1=e2+fの式で算出し、S308に進む。
S305:信号機P1が次に青信号になるまでの時間(X1)を、X1=f2で算出し、S308に進む。
S306:信号機P1が次に青信号になるまでの時間(X1)を、X1=g2+h+e+fで算出し、S308に進む。
【0066】
S307:信号機P1が次に青信号になるまでの時間(X1)を、X1=h2+e+fで算出し、S308に進む。
S308:算出された次に青信号になるまでの時間(X1)と、S302で記憶した次の青信号時間をステーションS1に送信する。
S309:次に青信号になるまでの時間(X1)をカウントする。信号機P1がEbの状態の場合はS310に、Fbの状態の場合はS311に、Gaの状態の場合はS312に、Haの状態の場合はS313に進む。
【0067】
図10は本実施例による信号機の信号制御の手順4を示すフローチャートである。図10に示すフローチャートにおいて、
S310:統合信号制御機Dは、信号機に対してフローに記載の指示を行い、信号機P1が青になった時点で、S314に進む。
S311:統合信号制御機Dは、信号機に対してフローに記載の指示を行い、信号機P1が青になった時点で、S314に進む。
S312:統合信号制御機Dは、信号機に対してフローに記載の指示を行い、信号機P1が青になった時点で、S314に進む。
【0068】
S313:統合信号制御機Dは信号機に対してフローに記載の指示を行い、信号機P1が青になった時点で、S314に進む。
S314:統合信号機P1の青信号の残り時間(Y1)をカウントし、S315に進む。
S315:統合信号制御機Dは信号機に対してフローに記載の指示を行う。
S316:処理を終了し、通常の信号制御に戻る。
【0069】
図8に示すフローチャートにおいて、
S208:ステーションS1は、次に青信号になるまでの時間(X1)と、S302で記憶した次の青信号時間(Y1)を信号制御機Dから受信し、S209に進む。
S209:統合信号制御機DとステーションSとの通信にかかる時間、及びステーションSと端末Mとの通信にかかる時間の合計(α)を、青信号になるまでの時間(X1)から減算した時間(X2)を算出する(X2=X1−α)。
【0070】
S210:X2と次の青信号時間(Y1)を端末Mに送信する。
αの設定は、端末携帯者の感覚のズレで実信号機の変化が端末側から受ける情報より後にならないように充分な値で設定する。これにより端末で青信号が終了しても実信号機の変化は常にその後になるようにすることによって、安心感を端末携帯者に提供することが可能となる。
【0071】
図11は本実施例による信号機の信号制御の手順5を示すフローチャートである。
S120:端末Mでは、X2(次に青信号になるまでの時間−通信に要する時間)と次の青信号時間(Y1)をステーションS1から受信する。
S121:端末Mの時計機能を使ってX2秒のカウントダウンを開始する。
S122:残り秒数を図3に示す端末側メッセージに従って画面に表示する。
S123:端末Mの音声変換部にて残り秒数を音声に変換して、音声出力部より読み上げることもできる。
【0072】
S124:X2秒のカウントダウンが0秒かどうかを判断する。0でなければ、S121に戻り、0になった場合は、S125に進む。
S125:端末Mの時計機能を使って青信号の残り時間のカウントダウンを開始する。
S126:残り秒数を図2に示すメッセージに従って画面に表示する。
【0073】
S127:端末Mの音声変換部にて残り秒数を音声に変換して、音声出力部より読み上げることもできる。
S128:青信号の残り秒数のカウントダウンが0秒かどうかを判断する。0でなければ、S125に戻り、0になった場合は、S129に進む。
S129:S100の通信兼青信号延長ボタンを押す前の状態に戻って処理を終了する。
【0074】
【発明の効果】
本発明によれば、車椅子利用者などの端末利用者は、信号機のポールなどに取り付けられた押しボタンを押す必要が無く、端末の操作ボタンを一回押すだけで、端末から信号機制御装置に対して青信号の点灯時間を延長する要求信号を送信することができ、横断歩道を渡る前に、送信結果情報により信号機制御装置が該要求信号を正しく受信できたかどうかを確認することができる。
そして、要求信号が正しく送信または受信できなかった場合は、再度、要求信号の送信をやり直してから横断歩道を渡ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例による信号機制御システムの構成を示すブロック図である。
【図2】本実施例による利用者情報設定画面の表示例を示す図である。
【図3】本実施例による送信結果情報の表示例を示す図である。
【図4】本発明を適用した交差点の道路交通管制システムの配置例を示す図である。
【図5】図4に示す道路交通管制システムの構成を示すブロック図である。
【図6】本実施例による信号時間テーブルの構成を示す図である。
【図7】本実施例による信号機の信号制御の手順1を示すフローチャートである。
【図8】本実施例による信号機の信号制御の手順2を示すフローチャートである。
【図9】本実施例による信号機の信号制御の手順3を示すフローチャートである。
【図10】本実施例による信号機の信号制御の手順4を示すフローチャートである。
【図11】本実施例による信号機の信号制御の手順5を示すフローチャートである。
【符号の説明】
1 端末
11 CPU
12 表示部
13 操作部
14 通信部
15 メモリー
16 時計
17 音声出力部
18 バッテリー
2 ステーション
21 CPU
22 主メモリー
23 副メモリー
24 通信部
25 要求信号認識部
26 信号機制御部
27 電源部
R1、R2 道路
A1、A2、A3、A4 横断歩道
C1、C2、C3、C4 車両用信号機
P1、P2、P3、P4、P5、P6、P7、P8 歩行者用信号機
SW1、SW2、SW3、SW4 交通弱者用青信号延長ボタン
S1、S2、S3、S4 ステーション
D 統合信号制御機
M 歩行者(歩行者の端末)

Claims (5)

  1. 各種機能を操作するための操作ボタンを有する操作部と、操作部の一つの操作ボタンにより指示された信号機の青信号の点灯時間を延長する要求信号を無線で送信する端末側通信部を有する携帯可能な端末と無線通信が可能な信号機制御装置であって、信号機の近辺に設置され、端末側通信部から送信された要求信号を受信し、前記要求信号を受信したことを知らせる応答情報を端末側通信部に送信する装置側通信部と、前記要求信号に基づいて青信号の点灯時間を延長するよう信号機を制御する信号機制御部とを備え
    前記装置側通信部が、青信号状態において端末側通信部から要求信号を受信したとき、前記装置側通信部を介して現在の青信号ではなく次の青信号の点灯時間を延長することを知らせる応答情報を前記端末側通信部に送信することを特徴とする信号機制御装置。
  2. 前記要求信号に含まれる利用者情報を認識する要求信号認識部をさらに備え、前記信号機制御部は、認識された利用者情報に基づいて青信号の延長の有無や、延長時間を決定し、信号機の青信号の点灯時間を制御することを特徴とする請求項記載の信号機制御装置。
  3. 前記装置側通信部を介して、次に青信号に切り替わるまでの待ち時間情報及び青信号に切り替わってから残り青信号の点灯時間情報を含む応答情報を前記端末側通信部に送信することを特徴とする請求項記載の信号機制御装置。
  4. 前記装置側通信部は、IrDAコントロール方式による双方向光通信を行うよう構成されたことを特徴とする請求項記載の信号機制御装置。
  5. 前記装置側通信部は、Bluetoothなどの微弱電波信号により近距離無線通信を行うよう構成されたことを特徴とする請求項記載の信号機制御装置。
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