JPWO2008114345A1 - 磁気ヘッド支持体および磁気ディスク装置 - Google Patents

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Abstract

(課題)磁気ディスク装置の厚みを増加させることなく、アーム機構に対する外乱を抑制して、磁気ヘッドの高精度な位置合わせを実現する磁気ヘッド支持体及び磁気ディスク装置を提供する。(解決手段)磁気ヘッドが搭載されたスライダと、前記スライダを支持するサスペンションと、前記スライダの側面のうち、前記磁気ヘッドが搭載されていない面にそれぞれ対向して配置された一対の圧電アクチュエータとを有し、前記圧電アクチュエータは、前記サスペンションと前記スライダに固定され、前記スライダを回転変位させる。【選択図】図4

Description

本発明は、磁気ディスク装置に関し、特に、磁気ヘッドの高精度な位置合わせ制御が可能な磁気ヘッド支持体及び磁気ディスク装置に関する。
磁気ディスク装置(HDD:Hard Disk Drive)においては、磁気ディスク、磁気ヘッド、信号処理等の技術改良によって、以前から非常に高い伸び率で磁気ディスクへの高記録密度化が進んでいる。そのため、磁気ディスクのトラックが狭ピッチ化し、そのようなトラックに対して磁気ヘッドを高精度に位置合わせすることが必要になってきている。
磁気ヘッドの位置合わせ制御は、磁気ヘッドが搭載されたキャリッジアームを、アーム軸を中心にして磁気ディスク上でスライド動作させることによって行なわれる。このような動作モード(シーク動作モード)では、磁気ヘッドを次の目標のトラックに到達させるために、予め決められた速度パターンに沿ったフィードバック制御が行なわれる。
近年、シーク動作の高速化に伴い、上述したアーム機構による制御のみでは、磁気ヘッドの高精度な位置決め制御を行なうことが困難になってきている。そこで、このような磁気ヘッドの高精度な位置決め制御を可能にするための対策として、アーム機構の先端部分に磁気ヘッドを微小変位させる新たな機構を設けることが提案されている。即ち、キャリッジアームを駆動する第1のアクチュエータに加えて、磁気ヘッドを微小変位させる第2のアクチュエータ(微小変位アクチュエータ)を搭載した“2重アクチュエータ”を採用する。このような機構は、異なるディスク間で生じる熱的な位置ずれを補正するために、特に有効である。
この微小変位アクチュエータは、アーム機構の先端部分を高速に変動させるため、アーム機構の構造共振周波数(例えば、アーム機構に含まれるサスペンションの共振周波数は10KHz前後)に影響を与えて、スムーズなシーク動作を妨げるようなことがないようにする必要がある。そこで、このようなアーム機構に対する影響を抑制しながら、磁気ヘッドを微小変位させる機構が提案されている(例えば、特許文献1及び特許文献2参照)。
特許文献1及び2では、微小変位アクチュエータとして、サスペンションとスライダの間に一対の圧電アクチュエータを設け、スライダを回転変位させることによって、アーム機構に対する影響を抑制しながら磁気ヘッドを微小変位させる。
特開2003−284362号公報 特開2001−84723号公報
(発明が解決しようとする課題)
しかしながら、特許文献1及び2に開示された磁気ディスク装置では、微小変位アクチュエータがサスペンションとスライダに挟まれた空間に配置されているため、スライダ部分、すなわちサスペンションの先端部分の厚みが増大してしまう。通常、磁気ディスク装置では、複数枚のディスクが重ねて配置された構成を有しており、このような構成が各ディスクについて適用されると、磁気ディスク装置全体の厚みが大幅に増大してしまう、或いは、磁気ディスクの搭載枚数に制限を生じてしまうといった問題を生じる。
また、スライダがサスペンションから離れた位置に配置されることになるため、スライダが回転揺れ(rolling)を起こし易くなる。そして、このような回転揺れが、アーム機構のシーク動作に対し、外乱として悪影響を与える可能性も高くなる。
本発明は、上述の問題点に鑑みてなされたものであり、磁気ディスク装置の厚みを増加させることなく、アーム機構に対する外乱を抑制して、磁気ヘッドの高精度な位置合わせを実現する磁気ヘッド支持体及び磁気ディスク装置を提供することを目的とする。
(課題を解決するための手段)
上記の課題を解決するために、本発明では、以下の手段を採用する。
すなわち、本発明の一観点によれば、本発明の磁気ヘッド支持体は、磁気ヘッドが搭載されたスライダと、前記スライダを支持するサスペンションと、前記スライダの側面のうち、前記磁気ヘッドが搭載されていない面にそれぞれ対向して配置された一対の圧電アクチュエータとを有し、前記圧電アクチュエータは、前記サスペンションと前記スライダに固定され、前記スライダを回転変位させることを特徴とする。
また、本発明の他の観点によれば、本発明の磁気ヘッド支持体は、磁気ヘッドが搭載されたスライダと、前記スライダを支持するサスペンションと、前記スライダの面のうち、前記サスペンションと対向する面と異なる面に配置され、前記スライダを回転変位させる一対の圧電アクチュエータとを有することを特徴とする。
また、本発明の他の観点によれば、本発明は、磁気ヘッドを搭載した磁気ヘッド支持体を有する磁気ディスク装置であって、前記磁気ヘッド支持体は、磁気ヘッドが搭載されたスライダと、前記スライダを支持するサスペンションと、前記スライダの側面のうち、前記磁気ヘッドが搭載されていない面にそれぞれ対向して配置された一対の圧電アクチュエータとを有し、前記圧電アクチュエータは、前記サスペンションと前記スライダに固定され、前記スライダを回転変位させることを特徴とする。
(発明の効果)
このような構成にすることにより、本発明によれば、スライダの側面に配置された圧電アクチュエータによってスライダの重心を変位させずにスライダを回転変位させるため、磁気ディスク装置の厚みを増加させることなく、アーム機構に対する外乱を抑制して、磁気ヘッドの高精度な位置合わせを行なうことが可能となる。
図1は、本発明の実施例1に係る磁気ディスク装置の内部を示す平面図である。 図2は、本発明の実施例1に係る磁気ディスク装置を制御する回路の概略構成を示す図である。 図3A及び図3Bは、本発明の実施例1に係る磁気ヘッド支持体を示す図である。 図4は、圧電アクチュエータの固定方法を示す図である。 図5は、図5は、各圧電アクチュエータの詳細構造を示す図である。 図6A及び図6Bは、シミュレーションにより求めたスライダの変位量を示す図(その1)である。 図7A及び図7Bは、シミュレーションにより求めたスライダの変位量を示す図(その2)である。 図8A及び図8Bは、シミュレーションにより求めたスライダの変位量を示す図(その3)である。 図9は、弾性部材のヤング率を変化させた場合におけるスライダの変位量を示したグラフである。 図10は、スライダの側面の長手方向の長さよりも短いアクチュエータの例を示した図である。 図11は、アクチュエータのサスペンションに固定する側の端部をスライダ5から離れた位置に設けた例を示した図である。
符号の説明
1…磁気ディスク装置
2…ハウジング
3…回転軸
4…磁気ディスク
4c…磁気ディスク表面
5…スライダ
5a…スライダ本体5a
5b…磁気ヘッド
6…サスペンション
6p…先端部
6g…ジンバル
7…アーム軸
8…キャリッジアーム
9…電磁アクチュエータ
10…制御部
11a,11b,11c…配線
12…CPU
14…RAM
15…ROM
17…バス
19…入出力装置
20…磁気ヘッド支持体
22…ベースプレート
30,40…圧電アクチュエータ
31,41…圧電材料
32a,32b,42a,42b…電極
33,43…圧電デバイス
35,45…弾性部材
37,39,47,49…端部
37p,47p,39p,49p…接続用パッド
38,48…接着剤
以下、本発明の実施形態を、図面を参照しながら詳細に説明する。なお、本実施形態は例示であり、実施形態に示された構成に限定されない。
(実施例1)
−磁気ディスク装置−
本発明による磁気ヘッド支持体を搭載した磁気ディスク装置の例を、図1及び図2を用いて説明する。図1は、本発明の実施例1に係る磁気ディスク装置の内部を示す平面図であり、図2は、本発明の実施例1に係る磁気ディスク装置を制御する回路の概略構成を示す図である。
図1に示した磁気ディスク装置1はハードディスクドライブ(HDD)であり、外装としてハウジング2を有する。ハウジング2の内部には、回転軸3に装着されて回転する磁気ディスク4と、磁気ディスク4に対して情報記録と情報再生を行う磁気ヘッドが搭載されたスライダ5と、スライダ5を保持するサスペンション6と、サスペンション6が固定されてアーム軸7を中心に磁気ディスク4の表面に沿って移動するキャリッジアーム8と、キャリッジアーム8を駆動する電磁アクチュエータ9とが設けられている。なお、ハウジング2にはカバー(図示せず)が取り付けられて、ハウジング2とカバーで形成された内部空間に上述の構成部品が収容される。
磁気ディスク装置1は更に、図2に示すように、磁気ディスク装置1の動作を制御する制御部10を有する。制御部10は、例えばハウジング2内部に設けられたコントロールボード(不図示)に搭載される。制御部10は、図2に示すように、CPU(Central Processing Unit)12、CPU12が処理するデータ等を一時的に記憶させておくRAM(Random
Access Memory)14、制御用のプログラム等を格納するROM(Read Only Member)15、外部に対して信号の入出力を行う入出力回路19、これらの回路間で信号を伝送するバス17等から構成される。
また、サスペンション6に搭載されるスライダ5は、図2に示すように、スライダ本体5aに形成された磁気ヘッド5bを有する。磁気ヘッド5bは、例えば、制御回路10内の入出力回路19と配線11aによって接続され、磁気ディスク4への情報の記録(ライト動作)及び磁気ディスク4に記憶された情報の再生(リード動作)を行う。このリード動作及びライト動作が行なわれる際に、電磁アクチュエータ9によってキャリッジアーム8が駆動され、磁気ヘッド5bを磁気ディスク4上の所望のトラックに移動させる。
ライト動作時には、磁気ヘッド5bは、制御回路10からの電気信号(電気的な記録信号)を受け、当該記録信号に応じた磁界を、磁気ディスク4の各微小領域に印加する。そして、記録信号に担持された情報を(各微小領域の磁化方向に置き換えて)記録する。リード動作時には、磁気ヘッド5bが、各微小領域に記録された情報を、各微小領域の磁化に応じた電気信号(電気的な再生信号)として取り出す。そして、取り出された再生信号を制御部10に送る。
また、ブロック形状を有するスライダ5の両サイドには、図に示すように、スライダ5を回転変位させる圧電アクチュエータ30及び40が配置される。アクチュエータ30及び40は、配線11b及び11cを介して制御部10に接続され、制御部10からの制御信号に基づいて(自らの)形状を変形させることにより、スライダ5を回転変位させる。なお、アクチュエータ30及び40の詳細については、後述する。
−磁気ヘッド支持体−
本発明による磁気ヘッド支持体の例を、図3を用いて説明する。なお、磁気ヘッド支持体はHGA(head gimbal assembly)と呼ばれることもある。図3は、本発明の実施例1に係る磁気ヘッド支持体を示す図である。図3Aが磁気ヘッド支持体の斜視図であり、図3Bが磁気ヘッド支持体を横から(図3に示すX方向から)見た図である。
図3に示すように、磁気ヘッド支持体20とは、一般に、サスペンション6にベースプレート22及びスライダ5等を取り付けた構造体のことをいうが、ベースプレート22及びスライダ5を取り付ける前の状態、すなわち、サスペンション6のみを磁気ヘッド支持体20という場合もある。また、サスペンション6にベースプレート22又はスライダ5のいずれか一方を取り付けた構造体のことを、磁気ヘッド支持体20いう場合もある。ここで、サスペンション6は、例えば厚さ20μmのステンレス鋼からなる板状部材である。図に示すように、ベースプレート22は、サスペンション6のキャリッジアーム8側の一端に接合され、他方の端に設けられた先端部6pには、スライダ5が取り付けられる。具体的には、磁気ヘッド5bが形成されたスライダ5は、磁気ディスク表面4cに対向する位置に配置され、サスペンション6の先端部6pに設けられたジンバル(gimbal)6gの部分に固定される。
また、図3に示すように、サスペンション6上に形成された配線11aが、磁気ヘッド5bの電極(不図示)と電気的に接続される。同様にサスペンション6上に形成された配線11b,11cが、圧電アクチュエータ30及び40の電極(不図示)と電気的に接続される。なお、配線11a,11b及び11cはいずれも制御部10と電気的に接続され、磁気ヘッド5b,圧電アクチュエータ30及び40は、制御部40からの制御信号によって制御される。
−圧電アクチュエータ−
本発明による圧電アクチュエータの例を、図4及び図5を用いて説明する。図4は、圧電アクチュエータの固定方法を示す図であり、図5は、各圧電アクチュエータの詳細構造を示す図である。
図4に示すように、圧電アクチュエータ30は、スライダ5の側面に、(より具体的には、スライダ5の側面のうち、磁気ヘッド5bが搭載されていない側面に対向して)配置され、その一方の端部39の領域でのみ、接着剤でスライダ5と固定される。このように、圧電アクチュエータ30は、スライダ5が有する面のうち、サスペンション5に対向する面とは異なる面側に配置される。ここで使用される接着剤としては、例えば、樹脂製の接着剤が使用可能である。また、他方の端部37は、サスペンション6のジンバル部分6gの下面(磁気ディスク装置に対向する面)に固定される。この端部37の固定でも、端部37と同様に、例えば樹脂製の接着剤が使用可能である。
圧電アクチュエータ40は、スライダ5を挟んで圧電アクチュエータ30とは反対側に、(より具体的には、スライダ5の側面のうち、磁気ヘッド5bが搭載されていない側面に対向して)配置される。このように、圧電アクチュエータ40は、圧電アクチュエータ30と同様に、スライダ5が有する面のうち、サスペンション5に対向する面とは異なる面側に配置される。このように、圧電アクチュエータ30と圧電アクチュエータ40とは、スライダ5を挟んでその対向する側面にそれぞれ配置される。圧電アクチュエータ40についても、圧電アクチュエータ30と同様の方法で、スライダ5或いはサスペンション6に固定される。即ち、例えば樹脂製の接着剤によって、圧電アクチュエータ40の一方の端部49(不図示)の領域でのみ、スライダ5の側面に固定され、他方の端部47がサスペンション6のジンバル部分6gの下面(磁気ディスク装置に対向する面)に固定される。
図5は、スライダ及び圧電アクチュエータ30及び40を上面から見た図である、図5に示すように、圧電アクチュエータ30では、長手方向を有する弾性部材35が、当該長手方向に沿った面で圧電デバイス33に貼り付けられた構成を有している。なお、圧電デバイス33は、圧電材料31を挟んで、その両側に一対の電極32a,32bが配設された構造を有している。圧電アクチュエータ30の一方の端には、サスペンション6に固定するための接続用パッド37pが設けられている。接続用パッド37pは、図中に点線で示したように、圧電材料31の部分にのみ設けるようにしても良いが、固定力を強める観点から、実線で示したようにできるだけ大きな形状とすることが望ましい。また、圧電アクチュエータ30の他方の端には、スライダ5に固定するための接続用パッド39pが設けられている。
圧電アクチュエータ40についても、図5で示したように、圧電アクチュエータ30と同様の構造を有している。圧電アクチュエータ40では、長手方向を有する弾性部材45が、当該長手方向に沿った面で圧電デバイス43に貼り付けられた構成を有している。なお、圧電デバイス43は、圧電材料41を挟んで、その両側に一対の電極42a,42bが配設された構造を有している。圧電アクチュエータ40の一方の端には、サスペンション6に固定するための接続用パッド47pが設けられている。接続用パッド47pは、図中に点線で示したように、圧電材料41の部分にのみ設けるようにしても良いが、固定力を強める観点から、実線で示したようにできるだけ大きい形状とすることが望ましい。また、圧電アクチュエータ40の他方の端には、スライダ5に固定するための接続用パッド49pが設けられている。
なお、スライダ5と圧電アクチュエータ30,40との固定には、例えば樹脂性の接着剤38,48が用いられる。このように、接続用パッド39p及び49pは、スライダ5の重心を中心にした点対称の位置関係となることが望ましい。この場合、圧電アクチュエータ30及び40は、スライダ5と、スライダ5の重心Gに対して点対称の位置で固定されることになる。
また、圧電デバイス33を構成する圧電材料31、及び、圧電デバイス43を構成する圧電材料41の部分は、例えば、図示しない活性層(圧電体と当該圧電体を挟持する一対の電極とからなる層)が複数積層された構成を有していても良い。このような構成により、電極32a,32b或いは電極42a,42bに印加される電圧が低くても、圧電アクチュエータ30及び40の変位量を、大きく得ることが可能となる。なお、電極32a,32b及び電極42a,42bを、図5に示された配置と垂直の位置に(即ち、紙面に向かって手前側の面と向う側の面に)、圧電材料31,41を挟むように、それぞれ配置するようにしても良い。
圧電デバイス33の電極32a,32bに電圧が加えられると、加えられた電圧に応じて、圧電材料31は矢印Aの方向に縮み始める。弾性部材35は、この圧電デバイス33の変形による力(外力)を受け、その内部に応力が生じる。そして、弾性部材35には、矢印Aとは反対方向の応力が生じる。これらの力が作用し、圧電アクチュエータ30の端部39には、X1方向とY1方向の間の方向にF1の力が加わる。ここで、圧電アクチュエータ30の反対側の端部37はサスペンション6に固定されているため、端部39は、F1の力によって、点線で示されるように、X1とY1の間の方向に変位する。
同様に、圧電デバイス43の電極42a,42bに電圧が加えられると、加えられた電圧に応じて、圧電材料41は矢印Aの方向に縮み始める。弾性部材45は、この圧電デバイス43の変形による力(外力)を受け、その内部に応力が生じる。そして、弾性部材45には、矢印Aとは反対方向の応力が生じる。これらの力が作用し、圧電アクチュエータ40の端部49には、X2方向とY2方向の間の方向にF2の力が加わる。ここで、圧電アクチュエータ40の反対側の端部47はサスペンション6に固定されているため、端部49は、F2の力によって、点線で示されるように、X2とY2の間の方向に変位する。
このように、圧電アクチュエータ30,40の端部37,47は、サスペンション6に固定されているため、それらの位置が変位しない。その状態で、圧電アクチュエータ30,40が点線の方向に湾曲するため、スライダ5に対してF1及びF2の力が加わり、スライダ5は、重心Gを中心にしてR方向に回転変位する。このとき、スライダ5は重心Gを中心に回転変位するため、回転変位によりスライダ5の重心Gの位置は殆ど変動しない。なお、圧電アクチュエータ30,40の特性のバラツキ等により、回転の中心がスライダ5の重心Gと完全に一致しない場合もあるが、一対の圧電アクチュエータを使用することにより、重心Gの変動は少なく抑えられる。従って、この回転変位が、励振作用によって、アーム機構のシーク動作に対し、外乱として悪影響を与えることを回避できる。なお、F1及びF2の力は、スライダ5が重心Gを中心にして回転するように作用すれば十分であるが、スライダ5は重心位置の変動をより少なくするために、常に、F1の力とF2の力とが反対の向きであって、それらの力の大きさが同じであることが望ましい。
また、圧電アクチュエータ30,40からの力スライダ5に対して、スライダ5が回転するための力が効率的に伝わるようにするために、弾性部材35を、圧電デバイス33よりもスライダ5側に配置することが望ましい。
−検証結果1−
次に、実際にスライダ5にアクチュエータ30,40を搭載したケースを想定し、スライダ5がどのように変位するのかをシミュレーションによって求めた結果を示す。図6〜8は、シミュレーションにより求めたスライダの変位量を示す図である。
図6は、弾性部材としてSUSを使用した場合の検証結果である。
図6Aは、弾性部材としてSUSを使用した場合における圧電アクチュエータの変形を示した図である。図6Bは、図6Aのアクチュエータをスライダに搭載した場合における圧電アクチュエータの変形とスライダの変位を示した図である。なお、検証における主な条件を以下のように設定した。
・圧電デバイスの形状 230×200×850(単位:μm)
・圧電デバイスの電極の厚さ 2.0μm
・弾性部材の形状 230×20×850(単位:μm)
・弾性部材のヤング率 197GPa
・圧電アクチュエータとスライダとの接着面 230×100(単位:μm)
・圧電アクチュエータとサスペンションとの接着面 200×100(単位:μm)
上記の条件で、スライダの変位をシミュレーションで求めたところ、スライダは図6Bのように変位し、最大の変位量を有する点における変位量は、164nmであった。ここで、MXは圧電アクチュエータ内に表示されているが、スライダ内においても同様に変位しており、その変位量は最大164nmであった。なお、“変位量”とは、圧電デバイスが変化する前の状態を基準として、圧電素子が変化した後に、各ポイントが変化した量を示したものである。
図6〜8において、最大の変位量を有する点は、図中の「MX」の文字が記載された位置である。また、図6〜8中のスライダ及び圧電アクチュエータ内の線は、等しい変位量の点を連ねたものであり、そこに示された数字(丸付き数字)は、変位量を表したものである。つまり、図6A、図7A及び図8Aでは、丸付き数字9が付されているエリアが、変位が最も小さいエリアであり、丸付き数字1が付されているエリアが、変位が最も大きいエリアである。図6B、図7B及び図8Bでは、丸付き数字5が付されているエリアが最も変位が小さいエリアであり、そこから両サイドに離れるに従って、徐々に変位が大きいエリアになる。また、図6〜8中の点線は、変位する前のスライダ及び圧電アクチュエータを示したものであり、実線は、変位後のスライダ及び圧電アクチュエータを示したものである。
図7は、弾性部材として樹脂材料を使用した場合の検証結果である。
図7Aは、弾性部材として樹脂材料を使用した場合における圧電アクチュエータの変形を示した図である。図7Bは、図7Aの圧電アクチュエータをスライダに搭載した場合における圧電アクチュエータの変形とスライダの変位を示した図である。なお、検証における主な条件としては、弾性体のヤング率を2.4GPaとし、その他の条件は図6と同じ設定とした。
上記の条件で、スライダの変位をシミュレーションで求めたところ、スライダは図7Bのように変位し、最大の変位量を有する点における変位量は、222nmであった。
図8は、弾性部材を使用しない場合の検証結果である。
図8Aは、弾性部材を使用しない場合における圧電アクチュエータの変形を示した図ある。図8Bは、図8Aの圧電アクチュエータをスライダに搭載した場合における圧電アクチュエータの変形とスライダの変位を示した図である。なお、検証における主な条件は、弾性部材の設定を行なわないことを除き、図6同じ設定とした。
上記の条件で、スライダの変位をシミュレーションで求めたところ、スライダは図8Bのように変位し、最大の変位量を有する点における変位量は、211nmであった。
このように、弾性部材として、圧電アクチュエータの長手方向に縮小する性質を有する樹脂材を使用した方が、金属のSUS材を使用した場合と比較して、大きな変位量が得られた。また、弾性部材を使用した場合と使用しない場合とを比較すると、弾性部材を使用した方が(即ち、圧電アクチュエータの長手方向に沿って弾性部材を貼り付けた方が)、弾性部材を使用しない場合と比較して、大きな変位量が得られた。
次に、弾性部材のヤング率を変化させた場合におけるスライダの変位をシミュレーションによって求めた結果を示す。なお、図9は、弾性部材のヤング率を変化させた場合におけるスライダの変位量を示したグラフである。ここでのスライダの変位量は、スライダは図6〜8と同様、スライダの最大の変位量を有する点における変位量である。
なお、ここでのシミュレーションを行なう際のアクチュエータは、以下のような方法で製造した場合を想定した。
(1)材料
・圧電材料としてはPNN−PT−PZセラミックを使用する。
・電極材料として白金(Pt)を使用する。
なお、圧電材料としては,ジルコン酸チタン酸鉛(PZT:lead zirconium titanate)等のペロブスカイト型の結晶構造を有する酸化物強誘電体も使用可能である。また、電極材料としては、金(Au)等の導電性を有する金属も使用可能である。
(2)製造方法
a:PNN−PT−PZからなるグリーンシート上にPt電極をスクリーン印刷したものを用意する。
b:次に、用意した複数のグリーンシートを積層する。
c:次に、グリーンシートを積層した後、大気中、1050℃の温度で焼成する。
d:次に、得られた焼成体を、圧電デバイスの大きさに切断する。
e:次に、例えば図5の圧電アクチュエータ30,40のように、個片に切断された圧電デバイスを、別に用意した弾性部材に接着させる。このとき、弾性部材の材料として、例えばエポキシ系樹脂を使用する。
なお、弾性部材の材料としては、弾性を有する材料であれば、エポキシ系樹脂以外の材料も使用可能である。但し、圧電デバイスの強度を補強する観点から、例えば、靭性が所定の値を有する材料であることが望ましい。
図9に示すように、弾性率を大きくしていくと、それに伴ってスライダの変位量は徐々に増加する。そして、最大の変位量に達した後で、変位量は徐々に減少する。このように、大きな変位量を得たい場合には、弾性部材として、最適なヤング率を有する材料を使用することが必要である。なお、このような大きな変位量を得ることができる材料としては、エポキシ系の樹脂からなる材料が挙げられる。なお、エポキシ系の樹脂のヤング率は、およそ2.4GPaである。
また、図9から、弾性部材として、ヤング率が0.2〜8.3GPaの材料を用いれば、弾性部材を使用しない場合と比較して、大きな変位量が得られることが分かる。更には、より大きな変位量を得るためには、弾性部材として、ヤング率が0.4〜5.0GPaの材料を用いることが望ましい。
このように、実施例1によれば、スライダ5の側面に配置された圧電アクチュエータ30,40によってスライダを回転変位させる。このとき、スライダ5は、その重心Gを中心に回転変位するため、回転変位の最中におけるスライダ5の重心位置の変動が抑制される。その結果、磁気ディスク装置の厚みを増加させることなく、アーム機構に対する外乱を抑制して、磁気ヘッドの高精度な位置合わせを行なうことが可能となる。
更には、圧電アクチュエータ30,40が、圧電デバイス33,43に所定のヤング率を有する弾性部材35,45を貼り付けた構成を有することによって、以下の2つの効果が得られる。
1)圧電アクチュエータ30,40が、スライダ5に対して、スライダ5が回転する方向に効率的に力を与える。
2)圧電デバイス33,43の強度が、弾性部材35,45によって補強される。
(実施例2)
圧電アクチュエータの第1の変形例を以下に示す。なお、実施例1と同じ構成物については実施例1と同じ符号を付し、その説明を省略した。図10は、スライダの側面の長手方向の長さよりも短いアクチュエータの例を示した図である。図10に示すように、アクチュエータ30,40は、スライダの側面(の長手方向)に対して、約半分の長さを有している。アクチュエータ30とアクチュエータ40とは、スライダ5の重心Gに対してそれぞれ点対象の位置に配置される。
このような形状及び配置にすることにより、圧電アクチュエータ30,40の変形方向を逆にして、スライダ5を、図10中におけるR1の方向だけでなく、R2の方向にも変形させることが可能となる。なお、圧電アクチュエータ30,40の変形方向を(実施例1と)逆方向にするには、圧電材料31,41として分極し難い材料を使用し、電極32a,32b及び電極42a,42bに対して、反対の電圧を印加するようにすれば良い。
(実施例3)
圧電アクチュエータの第2の変形例を以下に示す。図11は、アクチュエータのサスペンションに固定する側の端部を、スライダ5から離れた位置に設けた例である。図11に示すように、アクチュエータ30,40はL字型の形状を有する。具体的には、アクチュエータ30,40は、サスペンション6に固定する側の端部37,47をスライダ5から外側に向かって引き伸ばした形状を有している。換言すれば、アクチュエータ30及び40は、端部37及び47の位置で、スライダ5から外側に向かって延びた形状を有している。その他の構成については、実施例2と同じである。
このような形状及び配置にすることにより、実施例2と同様、スライダ5を、図10中におけるR1の方向だけでなく、R2の方向にも変形させることが可能となることに加え、磁気ヘッド5bの変位量を、より大きく得ることが可能となる。
本発明による磁気ヘッド支持体及び磁気ディスク装置は、磁気ディスク装置の厚みを増加させることなく、磁気ヘッドの高精度な位置合わせを実現する。そのため、本発明は、高記録密度を有する磁気ディスク装置として極めて有効である。

Claims (15)

  1. 磁気ヘッドが搭載されたスライダと、
    前記スライダを支持するサスペンションと、
    前記スライダの側面のうち、前記磁気ヘッドが搭載されていない面にそれぞれ対向して配置された一対の圧電アクチュエータとを有し、
    前記圧電アクチュエータは、前記サスペンションと前記スライダに固定され、前記スライダを回転変位させる
    ことを特徴とする磁気ヘッド支持体。
  2. 前記圧電アクチュエータの各々は長手方向を有する部材であって、その一端が前記スライダの側面に固定され、その他端が前記サスペンションに固定される
    ことを特徴とする請求項1に記載の磁気ヘッド支持体。
  3. 前記圧電アクチュエータは、前記スライダとの固定箇所に対して、前記長手方向に力を与えるとともに前記長手方向に対して垂直方向の力を与える
    ことを特徴とする請求項2に記載の磁気ヘッド支持体。
  4. 前記圧電アクチュエータは、前記スライダに、前記スライダの重心に対して点対称をなす位置で固定される
    ことを特徴とする請求項1のいずれかに記載の磁気ヘッド支持体。
  5. 前記各圧電アクチュエータは、弾性部材と、前記弾性部材の長手方向に沿って貼り付けられた圧電デバイスとよりなる
    ことを特徴とする請求項1のいずれかに記載の磁気ヘッド支持体。
  6. 前記弾性材料のヤング率が、0.2GPa以上且つ8.3Gpa以下である
    ことを特徴とする請求項5に記載の磁気ヘッド支持体。
  7. 前記弾性材料がエポキシ系樹脂である
    ことを特徴とする請求項5に記載の磁気ヘッド支持体。
  8. 前記圧電デバイスが、前記スライダ側に配置される
    ことを特徴とする請求項5のいずれかに記載の磁気ヘッド支持体。
  9. 前記圧電デバイスは、圧電材料からなる圧電体と、前記圧電体を挟持する一対の電極とからなる
    ことを特徴とする請求項5のいずれかに記載の磁気ヘッド支持体。
  10. 前記圧電デバイスは、圧電材料からなる圧電体と前記圧電体を挟持する一対の電極とからなる活性層が、複数積層されている
    ことを特徴とする請求項9に記載の磁気ヘッド支持体。
  11. 前記圧電材料は、PNN−PT−PZセラミックである
    ことを特徴とする請求項9に記載の磁気ヘッド支持体。
  12. 前記圧電アクチュエータは、前記スライダの重心に対して点対称をなす位置に配置される
    ことを特徴とする請求項1に記載の磁気ヘッド支持体。
  13. 前記圧電アクチュエータが、前記他端の位置で前記スライダから外側に向かって延びた形状を有している
    ことを特徴とする請求項1に記載の磁気ヘッド支持体。
  14. 磁気ヘッドが搭載されたスライダと、
    前記スライダを支持するサスペンションと、
    前記スライダの面のうち、前記サスペンションと対向する面と異なる面に配置され、前記スライダを回転変位させる一対の圧電アクチュエータとを有する
    ことを特徴とする磁気ヘッド支持体。
  15. 磁気ヘッドを搭載した磁気ヘッド支持体を有する磁気ディスク装置であって、
    前記磁気ヘッド支持体は、
    磁気ヘッドが搭載されたスライダと、
    前記スライダを支持するサスペンションと、
    前記スライダの側面のうち、前記磁気ヘッドが搭載されていない面にそれぞれ対向して配置された一対の圧電アクチュエータとを有し、
    前記圧電アクチュエータは、前記サスペンションと前記スライダに固定され、前記スライダを回転変位させる
    ことを特徴とする磁気ディスク装置。
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