JPH06259905A - 記録再生装置用アクチュエータ及びこれを用いた記録再生装置 - Google Patents
記録再生装置用アクチュエータ及びこれを用いた記録再生装置Info
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- JPH06259905A JPH06259905A JP4286993A JP4286993A JPH06259905A JP H06259905 A JPH06259905 A JP H06259905A JP 4286993 A JP4286993 A JP 4286993A JP 4286993 A JP4286993 A JP 4286993A JP H06259905 A JPH06259905 A JP H06259905A
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- Adjustment Of The Magnetic Head Position Track Following On Tapes (AREA)
- Moving Of The Head To Find And Align With The Track (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 高周波数域における外乱を抑圧することがで
き、かつ、ヘッドの浮上挙動に全く影響を与えない高性
能かつ高信頼性を有する記録再生装置用アクチュエータ
及びこれを用いた記録再生装置を提供すること。 【構成】 薄板３ａ，３ｂの両端には、圧電素子４ａ，
４ｂの端部のうちいずれか一端を接続するための折り曲
げ部５ａ，５ｂ，６ａ，６ｂが対角線上に設けられてお
り、そこに圧電素子４ａ，４ｂの各端を接続することに
より、一組の薄板３ａ，３ｂ及び圧電素子４ａ，４ｂが
一体化され薄形微動機構部２が構成され、一方の薄板３
ａをサスペンション１４に固定し、他方の薄板３ｂをス
ライダ１に固定することにより、各圧電素子４ａ，４ｂ
を駆動して、サスペンション１４に対してスライダ１を
微小変位させることが可能なように構成された記録再生
装置用アクチュエータ。
き、かつ、ヘッドの浮上挙動に全く影響を与えない高性
能かつ高信頼性を有する記録再生装置用アクチュエータ
及びこれを用いた記録再生装置を提供すること。 【構成】 薄板３ａ，３ｂの両端には、圧電素子４ａ，
４ｂの端部のうちいずれか一端を接続するための折り曲
げ部５ａ，５ｂ，６ａ，６ｂが対角線上に設けられてお
り、そこに圧電素子４ａ，４ｂの各端を接続することに
より、一組の薄板３ａ，３ｂ及び圧電素子４ａ，４ｂが
一体化され薄形微動機構部２が構成され、一方の薄板３
ａをサスペンション１４に固定し、他方の薄板３ｂをス
ライダ１に固定することにより、各圧電素子４ａ，４ｂ
を駆動して、サスペンション１４に対してスライダ１を
微小変位させることが可能なように構成された記録再生
装置用アクチュエータ。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、情報記録媒体（以下デ
ィスクという）に対して記録再生の機能を担う記録再生
ヘッドの高精度な位置決めを実現できる記録再生装置用
アクチュエータ及びこれを用いた記録再生装置に関す
る。
ィスクという）に対して記録再生の機能を担う記録再生
ヘッドの高精度な位置決めを実現できる記録再生装置用
アクチュエータ及びこれを用いた記録再生装置に関す
る。
【０００２】
【従来の技術】近年、記録再生装置の小型化・大容量化
の要請が高まっており、このための技術として高記録密
度化が要求されている。その中で、磁気ディスク装置の
高記録密度化は、ビット密度（ディスク半径方向の記録
密度）の増加及びトラック密度（ディスク半径方向の記
録密度）の増加の両面から行われている。ここで、トラ
ック密度の増加にあっては、ヘッドの位置決め精度の向
上が必要とされる。
の要請が高まっており、このための技術として高記録密
度化が要求されている。その中で、磁気ディスク装置の
高記録密度化は、ビット密度（ディスク半径方向の記録
密度）の増加及びトラック密度（ディスク半径方向の記
録密度）の増加の両面から行われている。ここで、トラ
ック密度の増加にあっては、ヘッドの位置決め精度の向
上が必要とされる。
【０００３】図５は、従来の磁気ディスク装置における
アクチュエータの概略を示したものである。図に示した
アクチュエータ２１は、ヘッド２２を取着するサスペン
ション２３が接続されたアーム２４を軸受２８に支持さ
れた回動軸２９周りに回動させることによりヘッド２２
をディスク３０上の任意の位置に位置決めする機能を担
う、ボイスコイル２５及び磁石２６等から構成されるボ
イスコイルモータである。
アクチュエータの概略を示したものである。図に示した
アクチュエータ２１は、ヘッド２２を取着するサスペン
ション２３が接続されたアーム２４を軸受２８に支持さ
れた回動軸２９周りに回動させることによりヘッド２２
をディスク３０上の任意の位置に位置決めする機能を担
う、ボイスコイル２５及び磁石２６等から構成されるボ
イスコイルモータである。
【０００４】ここで、ヘッド２２の位置決め精度を低下
させる主要因として、ディスク３０を回転させるスピン
ドル３１の非同期振れがある。この非同期振れの振幅は
１μｍ以下であるが、周波数が数百Ｈｚから１ｋＨｚ程
度であり、従来のアクチュエータ２１の構成では、サス
ペンション２３、アーム２４、及びボイスコイル２５の
共振のため、非同期振れの影響を完全に除去する位置決
め精度を実現することが困難であった。これに対し、従
来のアクチュエータ（以下粗動アクチュエータという）
に加えて、ヘッド２２の微小な位置決めを可能にするた
めの微動アクチュエータを備えた２段アクチュエータが
提案されている。
させる主要因として、ディスク３０を回転させるスピン
ドル３１の非同期振れがある。この非同期振れの振幅は
１μｍ以下であるが、周波数が数百Ｈｚから１ｋＨｚ程
度であり、従来のアクチュエータ２１の構成では、サス
ペンション２３、アーム２４、及びボイスコイル２５の
共振のため、非同期振れの影響を完全に除去する位置決
め精度を実現することが困難であった。これに対し、従
来のアクチュエータ（以下粗動アクチュエータという）
に加えて、ヘッド２２の微小な位置決めを可能にするた
めの微動アクチュエータを備えた２段アクチュエータが
提案されている。
【０００５】図６及び図７は、従来の２段アクチュエー
タの代表例を示したものである。これらは、１９９２年
５月２８日に開催された「情報機器のメカトロニクス基
本技術の最前線」（日本機械学会）講習会テキストの６
５頁から６８頁に掲載されたものである。
タの代表例を示したものである。これらは、１９９２年
５月２８日に開催された「情報機器のメカトロニクス基
本技術の最前線」（日本機械学会）講習会テキストの６
５頁から６８頁に掲載されたものである。
【０００６】図６に示す２段アクチュエータにおいて
は、サスペンション２３の根元に圧電素子３２を設け、
ヘッド２２を取着したサスペンション２３を微動させる
ことによりヘッド２２の微小な位置決めを行う微動アク
チュエータが設けられている。この方法は、主にサーボ
面サーボ方式と呼ばれる磁気ディスク装置に適用される
２段アクチュエータである。サーボ面サーボ方式とは、
複数枚のディスクのうち一面をサーボ情報のみが書かれ
た面とし、この面からのサーボ情報を用いて他の面上の
ヘッドを位置決めするものである。本従来例における２
段アクチュエータは、異なるディスク間で生じる熱的な
位置ずれ（熱オフトラック）を補正するために有効であ
る。
は、サスペンション２３の根元に圧電素子３２を設け、
ヘッド２２を取着したサスペンション２３を微動させる
ことによりヘッド２２の微小な位置決めを行う微動アク
チュエータが設けられている。この方法は、主にサーボ
面サーボ方式と呼ばれる磁気ディスク装置に適用される
２段アクチュエータである。サーボ面サーボ方式とは、
複数枚のディスクのうち一面をサーボ情報のみが書かれ
た面とし、この面からのサーボ情報を用いて他の面上の
ヘッドを位置決めするものである。本従来例における２
段アクチュエータは、異なるディスク間で生じる熱的な
位置ずれ（熱オフトラック）を補正するために有効であ
る。
【０００７】しかし、上記した構成の微動アクチュエー
タを、スピンドル３１の非同期振れ等の高周波の外乱の
抑圧に用いようとすると、上記した微動アクチュエータ
を高速で動作させることはできるが、サスペンション２
３の構造共振（通常２から３ｋＨｚ）により、ヘッド２
２を高帯域まで移動・追従させることはできない。
タを、スピンドル３１の非同期振れ等の高周波の外乱の
抑圧に用いようとすると、上記した微動アクチュエータ
を高速で動作させることはできるが、サスペンション２
３の構造共振（通常２から３ｋＨｚ）により、ヘッド２
２を高帯域まで移動・追従させることはできない。
【０００８】図７は、ヘッド２２を構成するスライダ３
３自体に、圧電素子３２を埋め込んで、微動アクチュエ
ータを構成したものである。この方法は、データ面サー
ボ方式にも適用されるものである。データ面サーボ方式
とは、ディスクの各面にそれぞれサーボ情報を書き込ま
れており、この情報を各ヘッドが読みだしてフィードバ
ックすることにより位置決めを行うものである。上記し
た微動アクチュエータはヘッド自体を変位させるため、
サーボ情報のサンプリング速度が上げられれば、周波数
１ｋＨｚ近くの外乱に対しても追従させることが可能と
なる。したがって、本従来例における２段アクチュエー
タは、スピンドル３１の非同期振れ等の高周波微小振動
を吸収するために用いることも可能である。
３自体に、圧電素子３２を埋め込んで、微動アクチュエ
ータを構成したものである。この方法は、データ面サー
ボ方式にも適用されるものである。データ面サーボ方式
とは、ディスクの各面にそれぞれサーボ情報を書き込ま
れており、この情報を各ヘッドが読みだしてフィードバ
ックすることにより位置決めを行うものである。上記し
た微動アクチュエータはヘッド自体を変位させるため、
サーボ情報のサンプリング速度が上げられれば、周波数
１ｋＨｚ近くの外乱に対しても追従させることが可能と
なる。したがって、本従来例における２段アクチュエー
タは、スピンドル３１の非同期振れ等の高周波微小振動
を吸収するために用いることも可能である。
【０００９】しかし、上記した微動アクチュエータを駆
動する際は、ヘッド自体が変形することから、トラック
方向に変位が生じるだけでなく、スライダ３３の浮上面
３４にもねじれや歪みなどの変形が生じる。近年ビット
密度を向上させるためにヘッド２２の浮上量は０．１μ
ｍ以下が実現されており、さらに低浮上化するための技
術開発が進められている。このような状況下にあって、
ヘッド２２をトラック方向に変位させる際に、浮上面３
４に０．０１μｍオーダーの変形が生じても、所定の浮
上量が変化し、浮上量が大きくなった場合は信号品質の
劣化、浮上量が小さくなった場合はヘッド２２とディス
ク３０との間の接触による損傷が生じる場合があった。
動する際は、ヘッド自体が変形することから、トラック
方向に変位が生じるだけでなく、スライダ３３の浮上面
３４にもねじれや歪みなどの変形が生じる。近年ビット
密度を向上させるためにヘッド２２の浮上量は０．１μ
ｍ以下が実現されており、さらに低浮上化するための技
術開発が進められている。このような状況下にあって、
ヘッド２２をトラック方向に変位させる際に、浮上面３
４に０．０１μｍオーダーの変形が生じても、所定の浮
上量が変化し、浮上量が大きくなった場合は信号品質の
劣化、浮上量が小さくなった場合はヘッド２２とディス
ク３０との間の接触による損傷が生じる場合があった。
【００１０】
【発明が解決しようとする課題】以上説明したように、
従来のアクチュエータを有する記録再生装置にあって
は、スピンドルの非同期振れ等の高周波数域における外
乱を抑圧することが困難であったり、ヘッドの浮上挙動
に影響を与え信頼性が低い等の問題があった。
従来のアクチュエータを有する記録再生装置にあって
は、スピンドルの非同期振れ等の高周波数域における外
乱を抑圧することが困難であったり、ヘッドの浮上挙動
に影響を与え信頼性が低い等の問題があった。
【００１１】そこで、本発明では、上記問題を解決し、
高周波数域における外乱を抑圧することができ、かつ、
ヘッドの浮上挙動に全く影響を与えない高性能かつ高信
頼性を有する記録再生装置用アクチュエータ、及びこの
アクチュエータを備えた高密度記録が可能な記録再生装
置を提供することを目的とする。
高周波数域における外乱を抑圧することができ、かつ、
ヘッドの浮上挙動に全く影響を与えない高性能かつ高信
頼性を有する記録再生装置用アクチュエータ、及びこの
アクチュエータを備えた高密度記録が可能な記録再生装
置を提供することを目的とする。
【００１２】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明では、情報記録媒体に情報の記録再生を行う
記録再生ヘッドを情報記録媒体の所定の位置に移動させ
る機能を備えたアームの一端に接続される第１の接続部
材と、前記記録再生ヘッドに接続される第２の接続部材
と、前記記録再生ヘッドが前記アームに対して変位可能
となるように前記第１の接続部材と前記第２の接続部材
とを連結する駆動部材とから構成されることを特徴とす
る記録再生装置用アクチュエータ、並びに、情報記録媒
体と、この情報記録媒体を保持する回転手段と、前記情
報記録媒体に情報の記録再生を行う記録再生ヘッドと、
この記録再生ヘッドを前記情報記録媒体の所定の位置に
移動させる機能を備えたアームと、このアームの一端に
接続される第１の接続部材と、前記記録再生ヘッドに接
続される第２の接続部材と、前記記録再生ヘッドが前記
アームに対して変位可能となるように前記第１の接続部
材と前記第２の接続部材とを連結する駆動部材とを具備
することを特徴とする記録再生装置と、情報記録媒体に
情報の記録再生を行う記録再生ヘッドを情報記録媒体の
所定の位置に移動させる機能を備えたアームに対して、
前記記録再生ヘッドが変位可能となるように前記アーム
と前記記録再生ヘッドとを連結する駆動部材から構成さ
れることを特徴とする記録再生装置用アクチュエータ、
並びに、情報記録媒体と、この情報記録媒体を保持する
回転手段と、前記情報記録媒体に情報の記録再生を行う
記録再生ヘッドと、この記録再生ヘッドを前記情報記録
媒体の所定の位置に移動させる機能を備えたアームと、
このアームに対して、前記記録再生ヘッドが変位可能と
なるように前記アームと前記記録再生ヘッドとを連結す
る駆動部材とを具備することを特徴とする記録再生装置
を提供する。
に、本発明では、情報記録媒体に情報の記録再生を行う
記録再生ヘッドを情報記録媒体の所定の位置に移動させ
る機能を備えたアームの一端に接続される第１の接続部
材と、前記記録再生ヘッドに接続される第２の接続部材
と、前記記録再生ヘッドが前記アームに対して変位可能
となるように前記第１の接続部材と前記第２の接続部材
とを連結する駆動部材とから構成されることを特徴とす
る記録再生装置用アクチュエータ、並びに、情報記録媒
体と、この情報記録媒体を保持する回転手段と、前記情
報記録媒体に情報の記録再生を行う記録再生ヘッドと、
この記録再生ヘッドを前記情報記録媒体の所定の位置に
移動させる機能を備えたアームと、このアームの一端に
接続される第１の接続部材と、前記記録再生ヘッドに接
続される第２の接続部材と、前記記録再生ヘッドが前記
アームに対して変位可能となるように前記第１の接続部
材と前記第２の接続部材とを連結する駆動部材とを具備
することを特徴とする記録再生装置と、情報記録媒体に
情報の記録再生を行う記録再生ヘッドを情報記録媒体の
所定の位置に移動させる機能を備えたアームに対して、
前記記録再生ヘッドが変位可能となるように前記アーム
と前記記録再生ヘッドとを連結する駆動部材から構成さ
れることを特徴とする記録再生装置用アクチュエータ、
並びに、情報記録媒体と、この情報記録媒体を保持する
回転手段と、前記情報記録媒体に情報の記録再生を行う
記録再生ヘッドと、この記録再生ヘッドを前記情報記録
媒体の所定の位置に移動させる機能を備えたアームと、
このアームに対して、前記記録再生ヘッドが変位可能と
なるように前記アームと前記記録再生ヘッドとを連結す
る駆動部材とを具備することを特徴とする記録再生装置
を提供する。
【００１３】
【作用】第１及び第２の接続部材を駆動部材（例えば圧
電素子）で連結して、薄形微動機構を構成し、各接続部
材を、それぞれアーム及び記録再生ヘッドに接続するこ
とにより、アームに対して記録再生ヘッドを微小変位さ
せることが可能な微動アクチュエータを構成することが
できる。
電素子）で連結して、薄形微動機構を構成し、各接続部
材を、それぞれアーム及び記録再生ヘッドに接続するこ
とにより、アームに対して記録再生ヘッドを微小変位さ
せることが可能な微動アクチュエータを構成することが
できる。
【００１４】また、駆動部材の一端に記録再生ヘッドを
接続し、駆動部材の他端をアームに接続することによっ
ても同様に、アームに対して記録再生ヘッドを微小変位
させることが可能な微動アクチュエータを構成すること
ができる。さらに、上記したような微動アクチュエータ
を用いることにより、高密度記録が可能な記録再生装置
を構築することが可能となる。
接続し、駆動部材の他端をアームに接続することによっ
ても同様に、アームに対して記録再生ヘッドを微小変位
させることが可能な微動アクチュエータを構成すること
ができる。さらに、上記したような微動アクチュエータ
を用いることにより、高密度記録が可能な記録再生装置
を構築することが可能となる。
【００１５】
【実施例】本発明の実施例について、図面を参照しつつ
詳細に説明する。
詳細に説明する。
【００１６】ここでは、記録再生装置の一例として、回
転揺動型アクチュエータを有する磁気ディスク装置につ
いて説明するが、本発明は、この実施例に限定されず、
リニヤアクチュエータを有するものや、光ディスク装置
等の他の記録再生装置にも応用できるものである。図４
は、本発明に係るアクチュエータを備えた磁気ディスク
装置の概略を示したものである。
転揺動型アクチュエータを有する磁気ディスク装置につ
いて説明するが、本発明は、この実施例に限定されず、
リニヤアクチュエータを有するものや、光ディスク装置
等の他の記録再生装置にも応用できるものである。図４
は、本発明に係るアクチュエータを備えた磁気ディスク
装置の概略を示したものである。
【００１７】情報を記録するための磁気ディスク１１は
スピンドル１２に装着され、一定速度で回転される。磁
気ディスク１１にアクセスして情報の記録再生を行う磁
気ヘッド１３は、薄板状のサスペンション１４の先端に
取着されている。また、サスペンション１４は、図示し
ない駆動コイルを保持するボビン部等を有するアーム１
５の一端に接続されている。ここで、サスペンション１
４は特に設けなくても良くアーム１５の先端部を薄形化
することにより、サスペンション１４と同様の効果をも
たせても良い。
スピンドル１２に装着され、一定速度で回転される。磁
気ディスク１１にアクセスして情報の記録再生を行う磁
気ヘッド１３は、薄板状のサスペンション１４の先端に
取着されている。また、サスペンション１４は、図示し
ない駆動コイルを保持するボビン部等を有するアーム１
５の一端に接続されている。ここで、サスペンション１
４は特に設けなくても良くアーム１５の先端部を薄形化
することにより、サスペンション１４と同様の効果をも
たせても良い。
【００１８】アーム１５の他端には、リニアモータの一
種であるボイスコイルモータ１６が設けられている。ボ
イスコイルモータ１６は、アーム１５のボビン部に巻き
上げられた図示しない駆動コイルと、それを挟み込むよ
うに対向して配置された永久磁石および対向ヨークによ
り構成される磁気回路とから構成される。
種であるボイスコイルモータ１６が設けられている。ボ
イスコイルモータ１６は、アーム１５のボビン部に巻き
上げられた図示しない駆動コイルと、それを挟み込むよ
うに対向して配置された永久磁石および対向ヨークによ
り構成される磁気回路とから構成される。
【００１９】アーム１５は、固定軸１７の上下２箇所に
設けられた図示しないボールベアリングによって保持さ
れ、ボイスコイルモータ１６により回転揺動が自在にで
きるようになっている。
設けられた図示しないボールベアリングによって保持さ
れ、ボイスコイルモータ１６により回転揺動が自在にで
きるようになっている。
【００２０】なお、磁気ディスク１１上での磁気ヘッド
１３の位置決めは、磁気ディスク１１に書き込まれたサ
ーボ情報を磁気ヘッド１３により読み出し、この情報を
ボイスコイルモータ１６にフィードバックする位置決め
サーボ系により、アーム１５を回動させることにより行
われる。すなわち、かかる機能を担っているのが粗動ア
クチュエータということになる。以上の各構成部品は筐
体１８内に配置され、装置全体を密閉するために薄板状
のカバー１９により上部から覆われて、磁気ディスク装
置が構成される。
１３の位置決めは、磁気ディスク１１に書き込まれたサ
ーボ情報を磁気ヘッド１３により読み出し、この情報を
ボイスコイルモータ１６にフィードバックする位置決め
サーボ系により、アーム１５を回動させることにより行
われる。すなわち、かかる機能を担っているのが粗動ア
クチュエータということになる。以上の各構成部品は筐
体１８内に配置され、装置全体を密閉するために薄板状
のカバー１９により上部から覆われて、磁気ディスク装
置が構成される。
【００２１】図１は、本発明に係る磁気ディスク装置に
おける微動アクチュエータの第１実施例を示す分解斜視
図である。本発明の特徴は、サスペンション１４と磁気
ヘッド１３を構成するスライダ１との間に、図示したよ
うな薄形微動機構部２を配置することにある。この薄形
微動機構部２は、対向する一組の薄板３ａ，３ｂと、能
動的に変形可能な駆動部材として電圧コントロールによ
り伸縮変形が自在な一組の圧電素子４ａ，４ｂとから構
成される。ここで、各薄板３ａ，３ｂの両端には、各圧
電素子４ａ，４ｂの端部のうちいずれか一端を接続する
ための折り曲げ部５ａ，５ｂ，６ａ，６ｂが対角線上に
設けられており、そこに圧電素子４ａ，４ｂの各端を接
続することにより、一組の薄板３ａ，３ｂ及び圧電素子
４ａ，４ｂが一体化され薄形微動機構部２が構成され
る。ここで、一方の薄板３ａをサスペンション１４に固
定し、他方の薄板３ｂをスライダ１に固定することによ
り、ヘッドアセンブリが完成され、各圧電素子４ａ，４
ｂを駆動することにより、サスペンション１４に対して
スライダ１を微小変位させることが可能な微動アクチュ
エータが構成される。即ち、圧電素子４ａ，４ｂをとも
に伸ばすように変形させることにより、磁気ディスク１
１上でスライダ１の先端部の記録再生機能部７を図中の
Ａ方向に微小変位させることができ、逆に圧電素子４
ａ，４ｂをともに縮めるように変形させることにより記
録再生機能部７を図中のＢ方向に微小変位させることが
できる。
おける微動アクチュエータの第１実施例を示す分解斜視
図である。本発明の特徴は、サスペンション１４と磁気
ヘッド１３を構成するスライダ１との間に、図示したよ
うな薄形微動機構部２を配置することにある。この薄形
微動機構部２は、対向する一組の薄板３ａ，３ｂと、能
動的に変形可能な駆動部材として電圧コントロールによ
り伸縮変形が自在な一組の圧電素子４ａ，４ｂとから構
成される。ここで、各薄板３ａ，３ｂの両端には、各圧
電素子４ａ，４ｂの端部のうちいずれか一端を接続する
ための折り曲げ部５ａ，５ｂ，６ａ，６ｂが対角線上に
設けられており、そこに圧電素子４ａ，４ｂの各端を接
続することにより、一組の薄板３ａ，３ｂ及び圧電素子
４ａ，４ｂが一体化され薄形微動機構部２が構成され
る。ここで、一方の薄板３ａをサスペンション１４に固
定し、他方の薄板３ｂをスライダ１に固定することによ
り、ヘッドアセンブリが完成され、各圧電素子４ａ，４
ｂを駆動することにより、サスペンション１４に対して
スライダ１を微小変位させることが可能な微動アクチュ
エータが構成される。即ち、圧電素子４ａ，４ｂをとも
に伸ばすように変形させることにより、磁気ディスク１
１上でスライダ１の先端部の記録再生機能部７を図中の
Ａ方向に微小変位させることができ、逆に圧電素子４
ａ，４ｂをともに縮めるように変形させることにより記
録再生機能部７を図中のＢ方向に微小変位させることが
できる。
【００２２】その際、スライダ１自体には全く応力が加
わらないため、スライダ１の浮上面７にねじれや歪みな
どの変形が生じることはない。したがって、磁気ヘッド
１３の浮上挙動に全く影響を与えない高性能かつ高信頼
性を有するアクチュエータを構成することが可能とな
る。
わらないため、スライダ１の浮上面７にねじれや歪みな
どの変形が生じることはない。したがって、磁気ヘッド
１３の浮上挙動に全く影響を与えない高性能かつ高信頼
性を有するアクチュエータを構成することが可能とな
る。
【００２３】また、記録再生機能部８を有するスライダ
１をサスペンション１４に対して直接微小変位させるこ
とができるため、サスペンション１４の構造共振等の影
響を受けることがなく、スピンドル１２の非同期振れ等
の高周波数域における外乱の抑圧が可能となる。その結
果、磁気ヘッド１３のトラック方向の位置決め精度が向
上し、トラック密度の増大による高密度記録が可能な磁
気ディスク装置を実現することが可能となる。
１をサスペンション１４に対して直接微小変位させるこ
とができるため、サスペンション１４の構造共振等の影
響を受けることがなく、スピンドル１２の非同期振れ等
の高周波数域における外乱の抑圧が可能となる。その結
果、磁気ヘッド１３のトラック方向の位置決め精度が向
上し、トラック密度の増大による高密度記録が可能な磁
気ディスク装置を実現することが可能となる。
【００２４】図２は、本発明に係る磁気ディスク装置に
おける微動アクチュエータの第２実施例を示す分解斜視
図である。ここで、図１に示した部分と同一部分または
同一機能を有する部分については同一番号を付すことと
する。本実施例における薄形微動機構部２は、対向する
一組の薄板３ａ，３ｂと、能動的に変形可能な駆動部材
として電圧コントロールにより曲げ変形が自在な一組の
圧電素子４ａ，４ｂから構成される。各薄板３ａ，３ｂ
の一端には、各圧電素子４ａ，４ｂの一端を接続するた
めの折り曲げ部５，６が設けられており、そこに圧電素
子４ａ，４ｂの各端を接続することにより、一組の薄板
３ａ，３ｂ及び圧電素子４ａ，４ｂが一体化されること
により構成される。ここで、一方の薄板３ａをサスペン
ション１４に固定し、他方の薄板３ｂをスライダ１に固
定することにより、ヘッドアセンブリが完成され、各圧
電素子４ａ，４ｂを駆動することにより、サスペンショ
ン１４に対してスライダ１を微小変位させることが可能
な点に関しては第１実施例と同様である。即ち、圧電素
子４ａ，４ｂをスライダ１の浮上面７に平行な面内で、
ともに同じ方向に曲げ変形せることにより、磁気ディス
ク１１上でスライダ１の先端部の記録再生機能部８を図
中のＡ方向もしくはＢ方向に微小変位させることができ
る。このような構成によっても、第１実施例で示したも
のと同様の効果を得ることができる。なお、本実施例に
おいては、圧電素子４ａ，４ｂを１個設けるだけでも同
様な効果を得ることが可能である。
おける微動アクチュエータの第２実施例を示す分解斜視
図である。ここで、図１に示した部分と同一部分または
同一機能を有する部分については同一番号を付すことと
する。本実施例における薄形微動機構部２は、対向する
一組の薄板３ａ，３ｂと、能動的に変形可能な駆動部材
として電圧コントロールにより曲げ変形が自在な一組の
圧電素子４ａ，４ｂから構成される。各薄板３ａ，３ｂ
の一端には、各圧電素子４ａ，４ｂの一端を接続するた
めの折り曲げ部５，６が設けられており、そこに圧電素
子４ａ，４ｂの各端を接続することにより、一組の薄板
３ａ，３ｂ及び圧電素子４ａ，４ｂが一体化されること
により構成される。ここで、一方の薄板３ａをサスペン
ション１４に固定し、他方の薄板３ｂをスライダ１に固
定することにより、ヘッドアセンブリが完成され、各圧
電素子４ａ，４ｂを駆動することにより、サスペンショ
ン１４に対してスライダ１を微小変位させることが可能
な点に関しては第１実施例と同様である。即ち、圧電素
子４ａ，４ｂをスライダ１の浮上面７に平行な面内で、
ともに同じ方向に曲げ変形せることにより、磁気ディス
ク１１上でスライダ１の先端部の記録再生機能部８を図
中のＡ方向もしくはＢ方向に微小変位させることができ
る。このような構成によっても、第１実施例で示したも
のと同様の効果を得ることができる。なお、本実施例に
おいては、圧電素子４ａ，４ｂを１個設けるだけでも同
様な効果を得ることが可能である。
【００２５】上記した本発明にかかる第１及び第２実施
例においては、能動的に変形可能な駆動部材として、圧
電素子を用いているが、本発明はこの場合に限れず、他
の駆動部材（例えば形状記憶合金や磁歪素子）を用いて
も良い。また、薄型微動機構部２とスライダ１との接続
は、図１及び図２に示したように、両者の長手方向が一
致するようにする必要はなく、スライダ１を薄型微動機
構部２に対して任意の方向性を持たせて固定しても良
い。
例においては、能動的に変形可能な駆動部材として、圧
電素子を用いているが、本発明はこの場合に限れず、他
の駆動部材（例えば形状記憶合金や磁歪素子）を用いて
も良い。また、薄型微動機構部２とスライダ１との接続
は、図１及び図２に示したように、両者の長手方向が一
致するようにする必要はなく、スライダ１を薄型微動機
構部２に対して任意の方向性を持たせて固定しても良
い。
【００２６】図３は、本発明に係る磁気ディスク装置に
おける微動アクチュエータの第３実施例を示す斜視図で
ある。ここで、図１に示した部分と同一部分または同一
機能を有する部分については同一番号を付すこととす
る。本実施例においては、能動的に変形可能な駆動部材
として電圧コントロールにより曲げ変形が自在な一組の
圧電素子４ａ，４ｂのみから、微動機構部が構成されれ
ている。即ち、各圧電素子４ａ，４ｂの一端にはスライ
ダ１が接続され、他端には、サスペンション１４に接続
されている。ここで、各圧電素子４ａ，４ｂを曲げ変形
させることにより、サスペンション１４に対してスライ
ダ１を微小変位させることが可能である。本実施例は、
図示した場合のように、例えば、スライダ１が非常に小
さく構成されており、微動機構部の剛性が余り要求され
ないような場合に適用される。特に、スライダ１が完全
浮上型ではなく、接触型の場合などに有効である。な
お、圧電素子４ａ，４ｂは、曲げ変形可能なものばかり
でなく、伸縮変形可能なもの、あるいは、曲げ変形及び
伸縮変形可能なものを組み合わせて用いても良い。
おける微動アクチュエータの第３実施例を示す斜視図で
ある。ここで、図１に示した部分と同一部分または同一
機能を有する部分については同一番号を付すこととす
る。本実施例においては、能動的に変形可能な駆動部材
として電圧コントロールにより曲げ変形が自在な一組の
圧電素子４ａ，４ｂのみから、微動機構部が構成されれ
ている。即ち、各圧電素子４ａ，４ｂの一端にはスライ
ダ１が接続され、他端には、サスペンション１４に接続
されている。ここで、各圧電素子４ａ，４ｂを曲げ変形
させることにより、サスペンション１４に対してスライ
ダ１を微小変位させることが可能である。本実施例は、
図示した場合のように、例えば、スライダ１が非常に小
さく構成されており、微動機構部の剛性が余り要求され
ないような場合に適用される。特に、スライダ１が完全
浮上型ではなく、接触型の場合などに有効である。な
お、圧電素子４ａ，４ｂは、曲げ変形可能なものばかり
でなく、伸縮変形可能なもの、あるいは、曲げ変形及び
伸縮変形可能なものを組み合わせて用いても良い。
【００２７】以上説明した本発明によれば、スピンドル
の非同期振れ等の高周波数域における外乱を抑圧するこ
とができ、かつ、ヘッドの浮上挙動に全く影響を与えな
い高性能かつ高信頼性を有する記録再生装置用アクチュ
エータ、及びこのアクチュエータを備えた高密度記録が
可能な記録再生装置を提供することができる。
の非同期振れ等の高周波数域における外乱を抑圧するこ
とができ、かつ、ヘッドの浮上挙動に全く影響を与えな
い高性能かつ高信頼性を有する記録再生装置用アクチュ
エータ、及びこのアクチュエータを備えた高密度記録が
可能な記録再生装置を提供することができる。
【００２８】
【発明の効果】以上説明したように、本発明では、アー
ムに対して記録再生ヘッドを微小変位させることが可能
であり、その際、ヘッドを構成するスライダには全く応
力が加わらないため、スライダの浮上面にねじれや歪み
などの変形が生じることはない。したがって、ヘッドの
浮上挙動に全く影響を与えない高性能かつ高信頼性を有
する記録再生装置用アクチュエータを構成することが可
能となる
ムに対して記録再生ヘッドを微小変位させることが可能
であり、その際、ヘッドを構成するスライダには全く応
力が加わらないため、スライダの浮上面にねじれや歪み
などの変形が生じることはない。したがって、ヘッドの
浮上挙動に全く影響を与えない高性能かつ高信頼性を有
する記録再生装置用アクチュエータを構成することが可
能となる
【００２９】また、記録再生機能部を有するスライダを
サスペンションに対して直接微小変位させることができ
るため、サスペンションの構造共振等の影響を受けるこ
とがなく、スピンドルの非同期振れ等の高周波数域にお
ける外乱の抑圧が可能となる。
サスペンションに対して直接微小変位させることができ
るため、サスペンションの構造共振等の影響を受けるこ
とがなく、スピンドルの非同期振れ等の高周波数域にお
ける外乱の抑圧が可能となる。
【００３０】その結果、磁気ヘッドのトラック方向の位
置決め精度が向上し、トラック密度の増大による高密度
記録が可能な磁気ディスク装置を構築することが可能と
なる。
置決め精度が向上し、トラック密度の増大による高密度
記録が可能な磁気ディスク装置を構築することが可能と
なる。
【図１】本発明に係る磁気ディスク装置における微動ア
クチュエータの第１実施例を示す分解斜視図。
クチュエータの第１実施例を示す分解斜視図。
【図２】本発明に係る磁気ディスク装置における微動ア
クチュエータの第２実施例を示す分解斜視図。
クチュエータの第２実施例を示す分解斜視図。
【図３】本発明に係る磁気ディスク装置における微動ア
クチュエータの第３実施例を示す斜視図。
クチュエータの第３実施例を示す斜視図。
【図４】本発明に係るアクチュエータを備えた磁気ディ
スク装置の概略図。
スク装置の概略図。
【図５】従来の磁気ディスク装置におけるアクチュエー
タの概略図。
タの概略図。
【図６】従来の２段アクチュエータの代表例を示した
図。
図。
【図７】従来の２段アクチュエータの代表例を示した
図。
図。
１ スライダ ２ 薄形微動機構部 ３ 薄板（接続部材） ４ 圧電素子（駆動部材） ５，６ 折り曲げ部 ７ 記録再生機能部 １１ 磁気ディスク １２ スピンドル １３ 磁気ヘッド １４ サスペンション １５ アーム １６ ボイスコイルモータ １７ 固定軸 １８ 筐体 １９ カバー
Claims (4)
- 【請求項１】 情報記録媒体に情報の記録再生を行う記
録再生ヘッドを情報記録媒体の所定の位置に移動させる
機能を備えたアームの一端に接続される第１の接続部材
と、前記記録再生ヘッドに接続される第２の接続部材
と、前記記録再生ヘッドが前記アームに対して変位可能
となるように前記第１の接続部材と前記第２の接続部材
とを連結する駆動部材とから構成されることを特徴とす
る記録再生装置用アクチュエータ。 - 【請求項２】 情報記録媒体と、この情報記録媒体を保
持する回転手段と、前記情報記録媒体に情報の記録再生
を行う記録再生ヘッドと、この記録再生ヘッドを前記情
報記録媒体の所定の位置に移動させる機能を備えたアー
ムと、このアームの一端に接続される第１の接続部材
と、前記記録再生ヘッドに接続される第２の接続部材
と、前記記録再生ヘッドが前記アームに対して変位可能
となるように前記第１の接続部材と前記第２の接続部材
とを連結する駆動部材とを具備することを特徴とする記
録再生装置。 - 【請求項３】 情報記録媒体に情報の記録再生を行う記
録再生ヘッドを情報記録媒体の所定の位置に移動させる
機能を備えたアームに対して、前記記録再生ヘッドが変
位可能となるように前記アームと前記記録再生ヘッドと
を連結する駆動部材から構成されることを特徴とする記
録再生装置用アクチュエータ。 - 【請求項４】 情報記録媒体と、この情報記録媒体を保
持する回転手段と、前記情報記録媒体に情報の記録再生
を行う記録再生ヘッドと、この記録再生ヘッドを前記情
報記録媒体の所定の位置に移動させる機能を備えたアー
ムと、このアームに対して、前記記録再生ヘッドが変位
可能となるように前記アームと前記記録再生ヘッドとを
連結する駆動部材とを具備することを特徴とする記録再
生装置。
Priority Applications (2)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4286993A JPH06259905A (ja) | 1993-03-03 | 1993-03-03 | 記録再生装置用アクチュエータ及びこれを用いた記録再生装置 |
| US08/429,575 US5745319A (en) | 1992-08-12 | 1995-04-27 | Recording/reproducing apparatus with coarse and fine head positioning actuators and an elastic head gimbal |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4286993A JPH06259905A (ja) | 1993-03-03 | 1993-03-03 | 記録再生装置用アクチュエータ及びこれを用いた記録再生装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH06259905A true JPH06259905A (ja) | 1994-09-16 |
Family
ID=12648049
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP4286993A Pending JPH06259905A (ja) | 1992-08-12 | 1993-03-03 | 記録再生装置用アクチュエータ及びこれを用いた記録再生装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH06259905A (ja) |
Cited By (12)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO1998019304A1 (fr) * | 1996-10-31 | 1998-05-07 | Tdk Corporation | Tete d'enregistrement/reproduction, mecanisme de positionnement de tete d'enregistrement/reproduction et dispositif d'enregistrement/reproduction |
| US6088181A (en) * | 1996-05-30 | 2000-07-11 | Kabushiki Kaisha Toshiba | Magnetic recording/reproducing device using composite head |
| US6327120B1 (en) | 1997-04-17 | 2001-12-04 | Fujitsu Limited | Actuator using piezoelectric element and head-positioning mechanism using the actuator |
| US6381104B1 (en) | 1998-11-13 | 2002-04-30 | Tdk Corporation | Write/read head supporting mechanism, and write/read system |
| US6621661B1 (en) | 1998-11-13 | 2003-09-16 | Tdk Corporation | Write/read head supporting mechanism including a microactuator and a slider connected to a ground region of a suspension |
| US6744603B1 (en) | 1998-11-13 | 2004-06-01 | Tdk Corporation | Write/read head supporting mechanism, and write/read system |
| JP2006073186A (ja) * | 2004-08-30 | 2006-03-16 | Shinka Jitsugyo Kk | マイクロアクチュエータ、ヘッドジンバルアッセンブリ及びこれを用いたディスクドライブ |
| US7146623B2 (en) | 2002-12-12 | 2006-12-05 | Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. | Head support device and it's driving method, and drive disk using same |
| JP2007042266A (ja) * | 2005-07-29 | 2007-02-15 | Shinka Jitsugyo Kk | マイクロアクチュエータ、ヘッドジンバルアセンブリ及びディスクドライブユニット |
| WO2008114345A1 (ja) * | 2007-03-16 | 2008-09-25 | Fujitsu Limited | 磁気ヘッド支持体および磁気ディスク装置 |
| JP2008299952A (ja) * | 2007-05-31 | 2008-12-11 | Fujitsu Ltd | ヘッドスライダおよびそれを用いた磁気ディスク装置 |
| US7804665B2 (en) | 2005-01-05 | 2010-09-28 | Panasonic Corporation | Head support device, disk device having the head support device, and portable electronic device having the disk device |
-
1993
- 1993-03-03 JP JP4286993A patent/JPH06259905A/ja active Pending
Cited By (17)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US6088181A (en) * | 1996-05-30 | 2000-07-11 | Kabushiki Kaisha Toshiba | Magnetic recording/reproducing device using composite head |
| US6496321B1 (en) | 1996-05-30 | 2002-12-17 | Kabushiki Kaisha Toshiba | Magnetic recording/reproducing device using composite head |
| US6246552B1 (en) | 1996-10-31 | 2001-06-12 | Tdk Corporation | Read/write head including displacement generating means that elongates and contracts by inverse piezoelectric effect of electrostrictive effect |
| WO1998019304A1 (fr) * | 1996-10-31 | 1998-05-07 | Tdk Corporation | Tete d'enregistrement/reproduction, mecanisme de positionnement de tete d'enregistrement/reproduction et dispositif d'enregistrement/reproduction |
| US6538854B2 (en) | 1997-04-17 | 2003-03-25 | Fujitsu Limited | Actuator using piezoelectric element and head-positioning mechanism using the actuator |
| US6327120B1 (en) | 1997-04-17 | 2001-12-04 | Fujitsu Limited | Actuator using piezoelectric element and head-positioning mechanism using the actuator |
| US6744603B1 (en) | 1998-11-13 | 2004-06-01 | Tdk Corporation | Write/read head supporting mechanism, and write/read system |
| US6621661B1 (en) | 1998-11-13 | 2003-09-16 | Tdk Corporation | Write/read head supporting mechanism including a microactuator and a slider connected to a ground region of a suspension |
| US6381104B1 (en) | 1998-11-13 | 2002-04-30 | Tdk Corporation | Write/read head supporting mechanism, and write/read system |
| US7050266B2 (en) | 1998-11-13 | 2006-05-23 | Tdk Corporation | Write/read head supporting mechanism and write/read system having a flexible grounding member |
| US7161765B2 (en) | 1998-11-13 | 2007-01-09 | Tdk Corporation | Write/read head supporting mechanism, and write/read system |
| US7146623B2 (en) | 2002-12-12 | 2006-12-05 | Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. | Head support device and it's driving method, and drive disk using same |
| JP2006073186A (ja) * | 2004-08-30 | 2006-03-16 | Shinka Jitsugyo Kk | マイクロアクチュエータ、ヘッドジンバルアッセンブリ及びこれを用いたディスクドライブ |
| US7804665B2 (en) | 2005-01-05 | 2010-09-28 | Panasonic Corporation | Head support device, disk device having the head support device, and portable electronic device having the disk device |
| JP2007042266A (ja) * | 2005-07-29 | 2007-02-15 | Shinka Jitsugyo Kk | マイクロアクチュエータ、ヘッドジンバルアセンブリ及びディスクドライブユニット |
| WO2008114345A1 (ja) * | 2007-03-16 | 2008-09-25 | Fujitsu Limited | 磁気ヘッド支持体および磁気ディスク装置 |
| JP2008299952A (ja) * | 2007-05-31 | 2008-12-11 | Fujitsu Ltd | ヘッドスライダおよびそれを用いた磁気ディスク装置 |
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