JP2003123416A - ヘッドアセンブリおよび記録媒体駆動装置 - Google Patents

ヘッドアセンブリおよび記録媒体駆動装置

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JP2003123416A
JP2003123416A JP2001318985A JP2001318985A JP2003123416A JP 2003123416 A JP2003123416 A JP 2003123416A JP 2001318985 A JP2001318985 A JP 2001318985A JP 2001318985 A JP2001318985 A JP 2001318985A JP 2003123416 A JP2003123416 A JP 2003123416A
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JP
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piezoelectric actuator
head slider
head
piezoelectric
slider
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JP2001318985A
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Takeshi Mita
剛 三田
Katsuharu Hida
勝春 肥田
Kazuaki Kurihara
和明 栗原
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Fujitsu Ltd
Original Assignee
Fujitsu Ltd
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Publication date
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    • G11INFORMATION STORAGE
    • G11BINFORMATION STORAGE BASED ON RELATIVE MOVEMENT BETWEEN RECORD CARRIER AND TRANSDUCER
    • G11B5/00Recording by magnetisation or demagnetisation of a record carrier; Reproducing by magnetic means; Record carriers therefor
    • G11B5/48Disposition or mounting of heads or head supports relative to record carriers ; arrangements of heads, e.g. for scanning the record carrier to increase the relative speed
    • G11B5/54Disposition or mounting of heads or head supports relative to record carriers ; arrangements of heads, e.g. for scanning the record carrier to increase the relative speed with provision for moving the head into or out of its operative position or across tracks
    • G11B5/55Track change, selection or acquisition by displacement of the head
    • G11B5/5521Track change, selection or acquisition by displacement of the head across disk tracks
    • G11B5/5552Track change, selection or acquisition by displacement of the head across disk tracks using fine positioning means for track acquisition separate from the coarse (e.g. track changing) positioning means
    • GPHYSICS
    • G11INFORMATION STORAGE
    • G11BINFORMATION STORAGE BASED ON RELATIVE MOVEMENT BETWEEN RECORD CARRIER AND TRANSDUCER
    • G11B21/00Head arrangements not specific to the method of recording or reproducing
    • G11B21/16Supporting the heads; Supporting the sockets for plug-in heads
    • G11B21/20Supporting the heads; Supporting the sockets for plug-in heads while the head is in operative position but stationary or permitting minor movements to follow irregularities in surface of record carrier
    • G11B21/21Supporting the heads; Supporting the sockets for plug-in heads while the head is in operative position but stationary or permitting minor movements to follow irregularities in surface of record carrier with provision for maintaining desired spacing of head from record carrier, e.g. fluid-dynamic spacing, slider

Landscapes

  • Moving Of The Head To Find And Align With The Track (AREA)
  • Supporting Of Heads In Record-Carrier Devices (AREA)
  • Adjustment Of The Magnetic Head Position Track Following On Tapes (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 圧電アクチュエータに供給される電気信号の
周波数帯域をさらに広げることができるヘッドアセンブ
リを提供する。 【解決手段】 圧電アクチュエータ28、29は電圧の
非供給時にヘッドスライダ21の基準姿勢を確立する。
電圧が印加されると、圧電アクチュエータ28、29で
は先端28b、29bが基部端28a、29aに引き寄
せられる。こうして圧電アクチュエータ28、29は、
基準姿勢から回転中心CR回りで一方向にのみヘッドス
ライダ21の姿勢を変化させる偶力を生み出す。振子の
原理でヘッドスライダが揺動する場合に比べて、回転中
のヘッドスライダ21で生成される慣性モーメントは低
く抑え込まれる。ヘッドスライダ21と圧電アクチュエ
ータ28、29とで構成される振動系の固有振動数は高
められることができる。広い周波数帯域でサーボ信号の
周波数は確保されることができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、任意の記録媒体を
用いて情報を記録する記録媒体駆動装置に関し、特に、
揺動アームと、揺動アームの先端から前方に延びるヘッ
ドサスペンションと、ヘッドスライダと、ヘッドサスペ
ンションに対してヘッドスライダの姿勢を変化させるマ
イクロアクチュエータとを備える記録媒体駆動装置に関
する。
【0002】
【従来の技術】例えば特開平11−273041号公報
に開示されるように、ヘッドスライダとヘッドサスペン
ションとの間にいわゆる圧電アクチュエータを挟み込ん
だヘッドアセンブリは広く知られる。このヘッドアセン
ブリでは、ヘッドサスペンションに固定される共通の第
1固定片から2本の圧電アクチュエータがヘッドスライ
ダに向かって並列に延びる。各圧電アクチュエータの先
端はヘッドスライダ上の共通の第2固定片に接続され
る。ヘッドスライダは、圧電アクチュエータの伸縮に基
づき第1固定片を中心に揺動移動することができる。す
なわち、ヘッドスライダは例えば磁気ディスクの半径方
向に微小に変位することができる。ヘッドスライダ上の
磁気ヘッドは高い精度で磁気ディスク上の記録トラック
を追従し続けることができる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】圧電アクチュエータに
は、いわゆるサーボ制御に基づき電気信号すなわちサー
ボ信号が供給される。サーボ信号の周波数が高められれ
ば、磁気ヘッドの位置精度はさらに高められることがで
きる。こうして位置精度が高められれば、磁気ディスク
の記録密度は一層高められていくことができる。
【0004】ヘッドスライダと圧電アクチュエータとは
ある種の振動系を構成する。したがって、この振動系の
固有振動数にサーボ信号の周波数が一致すると、ヘッド
スライダの異常変位すなわち共振現象は引き起こされ
る。振動系の固有振動数が高められれば、サーボ信号の
周波数帯域はさらに広げられることができる。
【0005】本発明は、上記実状に鑑みてなされたもの
で、圧電アクチュエータに供給される電気信号の周波数
帯域をさらに広げることができるヘッドアセンブリを提
供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明によれば、支持部材と、ヘッドスライダと、
支持部材およびヘッドスライダの間に配置されて、電気
信号の非供給時にヘッドスライダの基準姿勢を確立する
圧電アクチュエータ群とを備え、前記圧電アクチュエー
タ群は、前記基準姿勢から回転中心回りで一方向にのみ
ヘッドスライダの姿勢を変化させる偶力を生み出すこと
を特徴とするヘッドアセンブリが提供される。
【0007】こうしたヘッドアセンブリでは、ヘッド素
子の微小移動にあたってヘッドスライダの回転が利用さ
れる。振子の原理でヘッドスライダが揺動する場合に比
べて、回転中のヘッドスライダで生成される慣性モーメ
ントは低く抑え込まれることができる。したがって、圧
電アクチュエータ群の各圧電アクチュエータには比較的
に小さなモーメントのみが作用する。その結果、ヘッド
スライダと圧電アクチュエータ群とで構成される振動系
の固有振動数は高められることができる。広い周波数帯
域でサーボ信号の周波数は確保されることができる。
【0008】しかも、このヘッドアセンブリでは、電気
信号の非供給時に確立される基準姿勢から回転中心回り
で一方向にのみヘッドスライダは姿勢を変化させる。し
たがって、基準姿勢から少なくとも2方向にヘッドスラ
イダの姿勢を変化させる場合に比べて、圧電アクチュエ
ータ群に組み込まれる圧電アクチュエータの構成は簡素
化されることができる。できる限り少数の圧電アクチュ
エータで圧電アクチュエータ群は構成されることができ
ることから、圧電アクチュエータ群に接続される金ボー
ルといった接続端子の個数は減らされることができる。
比較的に簡単な構成で、しかも、確実に、圧電アクチュ
エータ群に電気信号は供給されることができる。
【0009】例えば、圧電アクチュエータ群は、支持部
材に固着される基部端から第1方向に沿って延び、先端
でヘッドスライダに固着される長尺の第1圧電アクチュ
エータと、支持部材に固着される基部端から、第1方向
に平行であって反対向きに規定される第2方向に沿って
延び、先端でヘッドスライダに固着される長尺の第2圧
電アクチュエータとを備えればよい。特に、第1圧電ア
クチュエータは電気信号の供給時に第1方向に収縮すれ
ばよく、第2圧電アクチュエータは、電気信号の供給時
に、第1方向に平行であって反対向きに規定される第2
方向に収縮すればよい。こういったヘッドアセンブリで
は、ヘッドスライダの回転の実現にあたって2つの圧電
アクチュエータのみが利用される。ヘッドアセンブリの
構造は簡素化される。前述の偶力の生成にあたって、こ
れらの第1および第2圧電アクチュエータは、回転中心
を基準に点対称に配置されればよい。
【0010】ヘッドアセンブリは、各圧電アクチュエー
タの基部端に固定される第1取り出し電極と、各圧電ア
クチュエータの先端から各圧電アクチュエータの表面に
沿って各圧電アクチュエータの基部端に向かって延びる
第2取り出し電極とをさらに備えてもよい。こういった
ヘッドアセンブリでは、各圧電アクチュエータの基部端
側に集中的に第1および第2取り出し電極は配置される
ことができる。比較的に簡単に第1および第2圧電アク
チュエータに金ボールといった接続端子は接合されるこ
とができる。比較的に簡単な構成で第1および第2圧電
アクチュエータには電気信号は供給されることができ
る。
【0011】各圧電アクチュエータは、基部端側で第1
取り出し電極に接続される露出端から先端に向かって延
びる複数の第1内部電極層と、第1内部電極層同士の間
に配置されて、先端側で第2取り出し電極に接続される
露出端から基部端に向かって延びる複数の第2内部電極
層と、第1および第2内部電極層の間に挟み込まれる活
性層とを備えればよい。活性層に電気信号が供給される
と、いわゆる圧電横効果に基づき、電気信号すなわち電
圧の印加方向に直交する方向(d31方向)に活性層は
収縮する。すなわち、第1および第2内部電極層に沿っ
て収縮する。こうして圧電アクチュエータの収縮は実現
される。活性層の収縮量は電圧の大きさに応じて決定さ
れることができる。活性層は例えばPNN−PT−PZ
といった圧電材料から構成されればよい。
【0012】各圧電アクチュエータは、基部端から先端
までの間で、第1および第2内部電極層の少なくともい
ずれか一方の露出面に固定される不活性層をさらに備え
てもよい。こういった圧電アクチュエータでは、電気信
号の供給時に活性層のみが収縮する。活性層の収縮時、
不活性層は活性層の収縮を妨げる。その結果、こういっ
た圧電アクチュエータは電気信号の供給時に屈曲する。
圧電アクチュエータは、収縮とともに屈曲を利用して前
述の偶力を生み出すことができる。不活性層は前述の活
性層と同一の素材で構成されればよい。
【0013】以上のようなヘッドアセンブリは、例えば
ハードディスク駆動装置(HDD)といった高密度の磁
気ディスク駆動装置その他の記録媒体駆動装置に組み込
まれることができる。
【0014】
【発明の実施の形態】以下、添付図面を参照しつつ本発
明の一実施形態を説明する。
【0015】図1は記録媒体駆動装置の一具体例に係る
ハードディスク駆動装置(HDD)11の内部構造を概
略的に示す。このHDD11は、例えば平たい直方体の
内部空間を区画する箱形の筐体本体12を備える。収容
空間には、記録媒体としての1枚以上の磁気ディスク1
3が収容される。磁気ディスク13はスピンドルモータ
14の回転軸に装着される。スピンドルモータ14は例
えば7200rpmや10000rpmといった高速度
で磁気ディスク13を回転させることができる。筐体本
体12には、筐体本体12との間で収容空間を密閉する
蓋体すなわちカバー(図示せず)が結合される。
【0016】収容空間には、垂直方向に延びる支軸15
回りで揺動するキャリッジ16がさらに収容される。こ
のキャリッジ16は、支軸15から水平方向に延びる剛
体の揺動アーム17と、この揺動アーム17の先端に取
り付けられるヘッドサスペンションアセンブリ18とで
構成される。このヘッドサスペンションアセンブリ18
では、揺動アーム17の先端から前方に向かってヘッド
サスペンション19が延びる。周知の通り、ヘッドサス
ペンション19の先端には浮上ヘッドスライダ21が支
持される。ヘッドサスペンション19は本発明の支持部
材として機能する。
【0017】浮上ヘッドスライダ21には、磁気ディス
ク13の表面に向かってヘッドサスペンション19から
押し付け力が作用する。磁気ディスク13の回転に基づ
き磁気ディスク13の表面で生成される気流の働きで浮
上ヘッドスライダ21には浮力が作用する。ヘッドサス
ペンション19の押し付け力と浮力とのバランスで磁気
ディスク13の回転中に比較的に高い剛性で浮上ヘッド
スライダ21は浮上し続けることができる。
【0018】こうした浮上ヘッドスライダ21の浮上中
に、キャリッジ16が支軸15回りで揺動すると、浮上
ヘッドスライダ21は半径方向に磁気ディスク13の表
面を横切ることができる。こうした移動に基づき浮上ヘ
ッドスライダ21は磁気ディスク13上の所望の記録ト
ラックに位置決めされる。このとき、キャリッジ16の
揺動は例えばボイスコイルモータ(VCM)といったア
クチュエータ22の働きを通じて実現されればよい。周
知の通り、複数枚の磁気ディスク13が筐体本体12内
に組み込まれる場合には、隣接する磁気ディスク13同
士の間で1本の揺動アーム17に対して2つのヘッドサ
スペンションアセンブリ18が搭載される。
【0019】図2に示されるように、ヘッドサスペンシ
ョンアセンブリ18では、ヘッドサスペンション19の
先端で平板部材24が打ち抜かれる。この平板部材24
は、いわゆるジンバルばね25の働きで姿勢を変化させ
ることができる。平板部材24の表面に浮上ヘッドスラ
イダ21が受け止められる。浮上ヘッドスライダ21に
はいわゆる磁気ヘッド素子26が搭載される。この磁気
ヘッド素子26は、例えば、磁気ディスク13に情報を
書き込む際に使用される薄膜磁気ヘッドといった書き込
み素子と、磁気ディスク13から情報を読み取る際に使
用される巨大磁気抵抗効果素子(GMR)やトンネル接
合磁気抵抗効果素子(TMR)といった読み取り素子と
で構成されればよい。
【0020】浮上ヘッドスライダ21と平板部材24と
の間には圧電アクチュエータ群27が挟み込まれる。圧
電アクチュエータ群27には、基部端28aで平板部材
24に固着されて、基部端28aから第1方向DR1に
延びる長尺の第1圧電アクチュエータ28が含まれる。
この第1圧電アクチュエータ28の先端28bは浮上ヘ
ッドスライダ21に固着される。同様に、圧電アクチュ
エータ群27には、基部端29aで平板部材24に固着
されて、基部端29aから第2方向DR2に延びる長尺
の第2圧電アクチュエータ29が含まれる。第2圧電ア
クチュエータ29の先端29bは浮上ヘッドスライダ2
1に固着される。第2方向DR2は、第1方向DR1に
平行であって反対向きに規定される。いずれの固着にあ
たっても例えばエポキシ系接着剤が用いられればよい。
【0021】図3から明らかなように、第1および第2
圧電アクチュエータ28、29は、例えば浮上ヘッドス
ライダ21の上面に直交する規定の回転中心CRを基準
に点対称に配置される。したがって、第1および第2圧
電アクチュエータ28、29が共に収縮すると、回転中
心CR回りに偶力は生み出される。浮上ヘッドスライダ
21には回転中心CR回りで回転力が作用する。この回
転力に基づき浮上ヘッドスライダ21の姿勢変化は引き
起こされる。
【0022】図4に示されるように、本発明の第1実施
形態に係る第1圧電アクチュエータ28は、前述の基部
端28aを構成する第1圧電セラミック塊31と、同様
に前述の先端28bを構成する第2圧電セラミック塊3
2とを備える。第1圧電アクチュエータ28の基部端2
8a側の端面では、第1圧電セラミック塊31の露出面
に第1取り出し電極層33が固定される。同様に、第1
圧電アクチュエータ28の先端28b側の端面では、第
2圧電セラミック塊32の露出面に第2取り出し電極層
34が固定される。第1および第2取り出し電極層3
3、34は例えばPtといった導電性金属材料から構成
されればよい。
【0023】第1および第2圧電セラミック塊31、3
2の間には圧電セラミック層35aの積層体35が挟み
込まれる。この積層体35では、圧電セラミック層35
a同士の間に交互に第1および第2内部電極層36、3
7が挟み込まれる。各第1内部電極層36は第1圧電セ
ラミック塊31を貫通して第1圧電セラミック塊31の
露出面に辿り着く。こうして第1内部電極層36の露出
端は第1取り出し電極層33に接続される。第1内部電
極層36は第2圧電セラミック塊32内に進入すること
はない。同様に、各第2内部電極層37は第2圧電セラ
ミック塊32を貫通して第2圧電セラミック塊32の露
出面に辿り着く。こうして第2内部電極層37の露出端
は第2取り出し電極層34に接続される。反対に、第2
内部電極層37は第1圧電セラミック塊31内に進入す
ることはない。第1および第2内部電極層36、37に
挟み込まれる圧電セラミック層35aは本発明の活性層
を構成する。第1および第2圧電セラミック塊31、3
2や圧電セラミック層35aは例えばPNN−PT−P
Zといった圧電性材料で構成されればよい。第1および
第2内部電極層36、37には例えばPtといった導電
性金属が用いられればよい。
【0024】第1圧電アクチュエータ28には、先端2
8bすなわち第2圧電セラミック塊32の外表面から積
層体35の外表面に沿って基部端28aに向かって広が
る表面電極層38が固定される。この表面電極層38は
例えば第1内部電極層36との間に1圧電セラミック層
35aを挟み込んでもよい。この表面電極層38は一端
で第2取り出し電極層34に接続される。表面電極層3
8の他端は、第1取り出し電極層33に行き着く以前に
途切れる。すなわち、表面電極層38と第1取り出し電
極層33との電気的なつながりは阻止される。こうして
表面電極層38および第2取り出し電極層34は本発明
の第2取り出し電極を構成する。表面電極層38は例え
ばPtといった導電性金属材料から構成されればよい。
【0025】第1取り出し電極層33および表面電極層
38は基部端28aすなわち第1圧電セラミック塊31
の周囲で平板部材24の表面から立ち上がる。第1取り
出し電極層33の露出面には例えば金ボールといった導
電性の接続端子39が取り付けられる。取り付けには例
えばはんだペーストが用いられればよい。同様に、第1
圧電セラミック塊31の周囲で表面電極層38には導電
性の接続端子41が取り付けられる。
【0026】その一方で、平板部材24の表面には導電
性の端子パッド42、43が配置される。各接続端子3
9、41は平板部材24上の端子パッド42、43に受
け止められる。端子パッド42、43には、ヘッドサス
ペンション19の表面に沿って延びる導電性の配線パタ
ーン44が接続される。配線パターン44は例えばHD
D11内のコントローラチップ(図示されず)に接続さ
れればよい。
【0027】接続端子39、41から第1圧電アクチュ
エータ28に所定の電圧で電気信号が供給されると、第
1および第2内部電極層36、37の間で各圧電セラミ
ック層35aに例えば1kV/mm程度の電界強度で電
圧が印加される。この電圧の印加に基づき、各圧電セラ
ミック層35aでは電圧の向きに応じていわゆる分極が
実現される。こうして分極が確立された後に各圧電セラ
ミック層35aに再び電気信号が供給されると、いわゆ
る圧電横効果に基づき、分極の方向に直交する方向(d
31方向)に圧電セラミック層35aは電圧の大きさに
応じて収縮する。その結果、第1圧電アクチュエータ2
8は収縮する。なお、第2圧電アクチュエータ29は第
1圧電アクチュエータ28と同様な構成を備えればよ
い。
【0028】電気信号の非供給時、例えば図3に示され
るように、圧電アクチュエータ群27は平板部材24上
で浮上ヘッドスライダ21の基準姿勢を確立する。第1
および第2圧電アクチュエータ28、29に電圧が印加
されると、第1および第2圧電アクチュエータ28、2
9は共に収縮する。各先端28a、29aは基部端28
b、29bに向かって引き寄せられる。第1および第2
圧電アクチュエータ28、29は回転中心CR回りで偶
力を生み出す。この偶力に基づき、例えば図3に示され
るように、浮上ヘッドスライダ21は基準姿勢から回転
中心CR回りで一方向にのみ回転することができる。こ
うして平板部材24上で浮上ヘッドスライダ21の姿勢
変化は引き起こされる。電圧の印加が解除されると、第
1および第2圧電アクチュエータ28、29は原形まで
伸張する。浮上ヘッドスライダ21は回転中心CR回り
で基準姿勢に復帰する。
【0029】いま、磁気ディスク13上の記録トラック
に対して浮上ヘッドスライダ21上の磁気ヘッド素子2
6が位置決めされる場面を想定する。ここで、HDD1
1内のコントローラチップは、第1および第2圧電アク
チュエータ28、29に例えば0V〜30Vの範囲で電
気信号を供給することができると仮定する。圧電アクチ
ュエータ群27に30Vの最大電圧が印加されると、第
1および第2圧電アクチュエータ28、29は最大限に
収縮する。このとき、磁気ヘッド素子26には、記録ト
ラックにほぼ直交する方向に例えば1.0μm程度の最
大直線移動量すなわち最大ストロークが平板部材24上
で確保されることができる。
【0030】位置決めの開始にあたって、圧電アクチュ
エータ群27には15Vの電気信号が供給される。した
がって、磁気ヘッド素子26は、例えば図5に示される
ように、最大ストロークの2分の1(=0.5μm)の
ストロークで平板部材24上で位置決めされる。続い
て、キャリッジ16すなわち揺動アーム17の揺動に基
づき記録トラックに対して磁気ヘッド素子26は位置決
めされる。
【0031】記録トラックに対する磁気ヘッド素子26
の追従が始まると、コントローラチップはいわゆるサー
ボ制御に基づき圧電アクチュエータ群27に電気信号を
供給する。圧電アクチュエータ群27に供給される電気
信号の電圧が15Vから減少すると、第1および第2圧
電アクチュエータ28、29は伸張する。浮上ヘッドス
ライダ21は回転中心CR回りに反時計CL1回りに回
転する。この回転に応じて磁気ヘッド素子26は磁気デ
ィスク13の半径方向に移動することができる。反対
に、圧電アクチュエータ群27に供給される電気信号の
電圧が15Vから増加すると、第1および第2圧電アク
チュエータ28、29は収縮する。浮上ヘッドスライダ
21は回転中心CR回りに時計CL2回りに回転する。
この回転に応じて磁気ヘッド素子26は磁気ディスク1
3の半径方向に前述とは反対向きに移動することができ
る。こうして磁気ヘッド素子26は高い精度で記録トラ
ックを追従し続けることができる。
【0032】以上のようなヘッドサスペンションアセン
ブリ18では、磁気ヘッド素子26の微小移動にあたっ
て浮上ヘッドスライダ21の回転が利用される。回転時
に浮上ヘッドスライダ21で生成される慣性モーメント
は低く抑え込まれる。したがって、第1および第2圧電
アクチュエータ28、29には比較的に小さなモーメン
トのみが作用する。その結果、浮上ヘッドスライダ21
と圧電アクチュエータ群27とで構成される振動系の固
有振動数は高められることができる。広い周波数帯域で
サーボ信号の周波数は確保されることができる。これに
対し、例えば振子の原理で浮上ヘッドスライダ21の移
動を生み出す場合には、浮上ヘッドスライダ21全体の
質量が慣性モーメントの生成に寄与してしまう。しか
も、軌道の中心から質量中心までの距離は増大する。比
較的に大きな慣性モーメントは生み出されてしまう。そ
の結果、比較的に低い周波数帯域でサーボ信号との間に
共振現象は引き起こされてしまう。
【0033】しかも、前述のヘッドサスペンションアセ
ンブリ18では、浮上ヘッドスライダ21の回転の実現
にあたって2つの圧電アクチュエータ28、29のみが
利用される。ヘッドサスペンションアセンブリ18の構
造は簡素化される。その上、比較的に簡単に第1および
第2圧電アクチュエータ28、29に接続端子39、4
1は接合されることができる。比較的に簡単な構成で第
1および第2圧電アクチュエータ28、29には電気信
号は供給されることができる。ここで、例えば国際出願
PCT/JP01/02417号に開示されるように、
ヘッドスライダの回転中心回りに4点で各々独立に駆動
される圧電アクチュエータが設けられれば、浮上ヘッド
スライダと圧電アクチュエータとで構成される振動系の
固有振動数は高められることができる。しかしながら、
この場合には、接続端子の増加に伴い圧電アクチュエー
タの構造は複雑化してしまう。
【0034】なお、前述のヘッドサスペンションアセン
ブリ18では、例えば図6に示されるように、第1およ
び第2圧電アクチュエータ28、29の表面電極層38
は平板部材24の表面に重ね合わせられてもよい。この
とき、第1圧電セミラック塊31の周囲で表面電極層3
8は平板部材24側の端子パッド43に重ね合わせられ
る。重ね合わせられた表面電極層38と端子パッド43
とは例えば導電性の接着剤で互いに接着されればよい。
こうして第1および第2圧電アクチュエータ28、29
は平板部材24に固定されると同時に、表面電極層38
と端子パッド43との間で電気接続は確立される。こう
いった第1および第2圧電アクチュエータ28、29に
よれば、第1および第2内部電極層36、37や表面電
極層38と浮上ヘッドスライダ21との電気的な接触は
確実に回避されることができる。
【0035】次に各圧電アクチュエータ28、29の製
造方法を簡単に説明する。例えば図7に示されるよう
に、同一形状の第1および第2帯状グリーンシート51
a、51bが用意される。グリーンシート51a、51
bの厚みは例えば20μm程度に設定される。第1およ
び第2グリーンシート51a、51bは例えばPNN−
PT−PZといった圧電材料の圧粉体で構成されればよ
い。第2グリーンシート51bの表面には例えばPtと
いった導電性材料の薄膜52が付加される。こういった
薄膜52の形成にあたっては例えばスクリーン印刷が用
いられればよい。
【0036】第2グリーンシート51bでは、隣接する
薄膜52同士の間にグリーンシートの露出域が確保され
る。この露出域は第2グリーンシート51bの幅方向に
第2グリーンシート51bを完全に横切る。第2グリー
ンシート51bの幅方向に規定される薄膜52の中心線
54と、露出域の中心線55との間隔Lは第1および第
2圧電アクチュエータ28、29の長さに設定されれば
よい。
【0037】続いて第2グリーンシート51bは相次い
で積層される。積層される第2グリーンシート51bの
枚数は第1および第2圧電アクチュエータ28、29の
収縮量に基づき調整されればよい。このとき、上下の第
2グリーンシート51bの間では、下側第2グリーンシ
ート51b側の薄膜52の中心線53に上側第2グリー
ンシート51b側の露出域の中心線55は重ね合わせら
れる。上下の第2グリーンシート51bの間には1枚以
上の第1グリーンシート51aが挟み込まれてもよい。
こうして挟み込まれる第1グリーンシート51aの枚数
は、第1および第2圧電アクチュエータ28、29の活
性層の厚みに基づき調整されればよい。最下層の第2グ
リーンシート51bの下側や最上層の第2グリーンシー
ト51bの上側にさらに第1グリーンシート51aが重
ね合わせられてもよい。こうして図8に示されるように
グリーンシートの積層体56は形成される。
【0038】積層体56は大気中で例えば1050℃程
度で焼成される。順番に重ね合わせられた第1および第
2グリーンシート51a、51bは焼成に基づき相互に
一体化する。その後、前述の各中心線54、55に沿っ
て積層体56は切り分けられる。こうして1列の圧電ア
クチュエータ群で構成される積層体57は切り出され
る。図9に示されるように、積層体57の上面で露出す
る第1グリーンシート51aの表面には例えばPtとい
った導電性材料で電極薄膜58が形成される。同様に、
積層体57の2つの切断面には電極薄膜59、61がそ
れぞれ形成される。一方の切断面に形成される電極薄膜
59は電極薄膜58に接続される。電極薄膜58、61
同士の間には積層体57の露出域が確保される。
【0039】その後、積層体57から第1および第2圧
電アクチュエータ28、29は切り出される。前述の切
断面に直交する平面61で切り込みは入れられる。こう
して各圧電アクチュエータ28、29は完成する。完成
した圧電アクチュエータ28、29は、前述のように平
板部材24や浮上ヘッドスライダ21に接着される。
【0040】本発明者は、前述のような第1および第2
圧電アクチュエータ28、29を用いて磁気ヘッド素子
26の変位量およびサーボ制御時の共振周波数を実測し
た。こういった実測にあたってレーザドップラー速度計
およびサーボアナライザが用いられた。第1および第2
圧電アクチュエータ28、29には9層の活性層が形成
された。第1および第2圧電アクチュエータ28、29
の先端28b、29bは前述のように浮上ヘッドスライ
ダ21に接着される一方で、第1および第2圧電アクチ
ュエータ28、29の基部端28a、29aは任意のセ
ラミック基板上に接着された。30Vp-p の正弦波で構
成される電気信号が第1および第2圧電アクチュエータ
28、29に供給された。その結果、1.0μm以上の
変位量および20kHz以上の共振周波数が確認され
た。
【0041】図10は本発明の第2実施形態に係る第1
および第2圧電アクチュエータ28、29を示す。この
第2実施形態に係る第1および第2圧電アクチュエータ
28、29では、基部端28a、29aから先端28
b、29bまでの間で、第1および第2内部電極層3
6、37の少なくともいずれか一方の露出面に不活性層
63が固定される。こういった不活性層63は例えばP
NN−PT−PZで構成されればよい。不活性層63で
は、内部電極層36、37に基づく電流経路が形成され
ないことから、圧電材料の伸縮は生じない。不活性層6
3の形成にあたって、前述の第1および第2圧電アクチ
ュエータ28、29の製造方法では、最下層の第2グリ
ーンシート51bの下側や最上層の第2グリーンシート
51bの上側に数多くの第1グリーンシート51aが重
ね合わせられればよい。図中、前述のヘッドサスペンシ
ョンアセンブリ18や第1および第2圧電アクチュエー
タ28、29と均等な機能や効果を発揮する構成には同
一の参照符号が付される。
【0042】電気信号が供給されると、例えば図11か
ら明らかなように、圧電セラミック層35aの積層体3
5、すなわち、第1および第2圧電アクチュエータ2
8、29の活性層のみが収縮する。活性層は、基部端2
8a、29aに向けて先端28b、29bを引き寄せ
る。その一方で、不活性層63は収縮しない。活性層す
なわち圧電セラミック層35aの積層体35の収縮を妨
げる。その結果、こういった第1および第2圧電アクチ
ュエータ28、29では電気信号の供給時に第1および
第2アクチュエータ28、29は屈曲する。こういった
屈曲に基づき、浮上ヘッドスライダ21は、前述と同様
に回転中心CR回りで姿勢を変化させることができる。
【0043】本発明者は、前述と同様に、この第2実施
形態に基づき磁気ヘッド素子26の変位量およびサーボ
制御時の共振周波数を実測した。第1および第2圧電ア
クチュエータ28、29には5層の活性層すなわち圧電
セラミック層35aが形成された。1.0μm以上の変
位量および20kHz以上の共振周波数が確認された。
活性層の減少にも拘わらず、前述と同等な変位量は確保
された。すなわち、少ない活性層で大きな姿勢変化が実
現されることができた。
【0044】この場合、例えば図12に示されるよう
に、第1および第2圧電アクチュエータ28、29は浮
上ヘッドスライダ21の長手方向全体にわたって延びて
もよい。こうして第1および第2圧電アクチュエータ2
8、29の長さLが延長されると、前述と同様に20k
Hz以上の共振周波数が維持されると同時に、1.4μ
m以上の変位量は確保されることができた。
【0045】図13は本発明の第3実施形態に係る第1
および第2圧電アクチュエータ28、29を示す。この
第3実施形態に係る第1および第2圧電アクチュエータ
28、29では、基部端28a、29aや先端28b、
29bに補強用の突片64が一体に形成される。こうい
った第1および第2圧電アクチュエータ28、29によ
れば、平板部材24や浮上ヘッドスライダ21に対して
第1および第2圧電アクチュエータ28、29の接触面
積すなわち接着面積は増大する。したがって、前述と同
様に1.0μm以上の変位量および20kHz以上の共
振周波数が確保されると同時に、平板部材24や浮上ヘ
ッドスライダ21の接合強度は高められることができ
る。こうした突片64の形成にあたって、前述の第1お
よび第2圧電アクチュエータ28、29の製造方法で
は、積層体57から各圧電アクチュエータ28、29は
所定の形状で打ち抜かれればよい。図中、前述のヘッド
サスペンションアセンブリ18や第1および第2圧電ア
クチュエータ28、29と均等な機能や効果を発揮する
構成には同一の参照符号が付される。
【0046】(付記1) 支持部材と、ヘッドスライダ
と、支持部材およびヘッドスライダの間に配置されて、
電気信号の非供給時にヘッドスライダの基準姿勢を確立
する圧電アクチュエータ群とを備え、前記圧電アクチュ
エータ群は、前記基準姿勢から回転中心回りで一方向に
のみヘッドスライダの姿勢を変化させる偶力を生み出す
ことを特徴とするヘッドアセンブリ。
【0047】(付記2) 付記1に記載のヘッドアセン
ブリにおいて、前記圧電アクチュエータ群は、電気信号
の供給時に第1方向に収縮する長尺の第1圧電アクチュ
エータと、電気信号の供給時に、第1方向に平行であっ
て反対向きに規定される第2方向に収縮する長尺の第2
圧電アクチュエータとを備えることを特徴とするヘッド
アセンブリ。
【0048】(付記3) 付記2に記載のヘッドアセン
ブリにおいて、前記第1および第2圧電アクチュエータ
は、前記回転中心を基準に点対称に配置されることを特
徴とするヘッドアセンブリ。
【0049】(付記4) 付記1に記載のヘッドアセン
ブリにおいて、前記圧電アクチュエータ群は、支持部材
に固着される基部端から第1方向に沿って延び、先端で
ヘッドスライダに固着される長尺の第1圧電アクチュエ
ータと、支持部材に固着される基部端から、第1方向に
平行であって反対向きに規定される第2方向に沿って延
び、先端でヘッドスライダに固着される長尺の第2圧電
アクチュエータとを備えることを特徴とするヘッドアセ
ンブリ。
【0050】(付記5) 付記4に記載のヘッドアセン
ブリにおいて、前記第1および第2圧電アクチュエータ
は、前記回転中心を基準に点対称に配置されることを特
徴とするヘッドアセンブリ。
【0051】(付記6) 付記4または5に記載のヘッ
ドアセンブリにおいて、前記各圧電アクチュエータの基
部端に固定される第1取り出し電極と、前記各圧電アク
チュエータの先端から各圧電アクチュエータの表面に沿
って各圧電アクチュエータの基部端に向かって延びる第
2取り出し電極とをさらに備えることを特徴とするヘッ
ドアセンブリ。
【0052】(付記7) 付記6に記載のヘッドアセン
ブリにおいて、前記各圧電アクチュエータは、前記基部
端側で前記第1取り出し電極に接続される露出端から前
記先端に向かって延びる複数の第1内部電極層と、第1
内部電極層同士の間に配置されて、前記先端側で前記第
2取り出し電極に接続される露出端から前記基部端に向
かって延びる複数の第2内部電極層と、第1および第2
内部電極層の間に挟み込まれる活性層とを備えることを
特徴とするヘッドアセンブリ。
【0053】(付記8) 付記7に記載のヘッドアセン
ブリにおいて、前記活性層はPNN−PT−PZで構成
されることを特徴とするヘッドアセンブリ。
【0054】(付記9) 付記7または8に記載のヘッ
ドアセンブリにおいて、前記各圧電アクチュエータは、
前記基部端から前記先端までの間で、第1および第2内
部電極層の少なくともいずれか一方の露出面に固定され
る不活性層をさらに備えることを特徴とするヘッドアセ
ンブリ。
【0055】(付記10) 付記9に記載のヘッドアセ
ンブリにおいて、前記不活性層はPNN−PT−PZで
構成されることを特徴とするヘッドアセンブリ。
【0056】(付記11) 揺動アームと、揺動アーム
の先端から前方に延びるヘッドサスペンションと、ヘッ
ドスライダと、ヘッドサスペンションおよびヘッドスラ
イダの間に配置されて、電気信号の非供給時にヘッドス
ライダの基準姿勢を確立する圧電アクチュエータ群とを
備え、前記圧電アクチュエータ群は、前記基準姿勢から
回転中心回りで一方向にのみヘッドスライダの姿勢を変
化させる偶力を生み出すことを特徴とする記録媒体駆動
装置。
【0057】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、圧電アク
チュエータに供給される電気信号の周波数帯域は広げら
れることができる。簡単な構造でありながら十分な変位
量は実現されることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 記録媒体駆動装置の一具体例に係るハードデ
ィスク駆動装置(HDD)の構造を概略的に示す平面図
である。
【図2】 ヘッドサスペンションアセンブリの構造を詳
細に示す拡大部分斜視図である。
【図3】 第1および第2圧電アクチュエータの配置を
示す平板部材の拡大平面図である。
【図4】 平板部材上で本発明の第1実施形態に係る圧
電アクチュエータの構造を概略的に示す拡大斜視図であ
る。
【図5】 浮上ヘッドスライダの動作を概略的に示す平
板部材の拡大平面図である。
【図6】 第1実施形態の変形例に係る圧電アクチュエ
ータの構造を概略的に示す拡大斜視図である。
【図7】 圧電アクチュエータの製造にあたって用いら
れる第1および第2グリーンシートを概略的に示す斜視
図である。
【図8】 圧電アクチュエータの製造にあたって用いら
れるグリーンシートの積層体を概略的に示す斜視図であ
る。
【図9】 積層体に形成される電極薄膜を示す拡大斜視
図である。
【図10】 本発明の第2実施形態に係る圧電アクチュ
エータの構造を概略的に示す拡大斜視図である。
【図11】 第2実施形態に係る圧電アクチュエータの
動きを概略的に示す平板部材の拡大平面図である。
【図12】 第2実施形態の変形例に係る圧電アクチュ
エータの構造を概略的に示す平板部材の拡大平面図であ
る。
【図13】 本発明の第3実施形態に係る圧電アクチュ
エータの構造を概略的に示す平板部材の拡大平面図であ
る。
【符号の説明】
11 記録媒体駆動装置としてのハードディスク駆動装
置(HDD)、17揺動アーム、18 ヘッドアセンブ
リとしてのヘッドサスペンションアセンブリ、19 支
持部材としてのヘッドサスペンション、21 ヘッドス
ライダ、27圧電アクチュエータ群、28 第1圧電ア
クチュエータ、28a 基部端、28b 先端、29
第2圧電アクチュエータ、29a 基部端、29b 先
端、33 第1取り出し電極、34 第2取り出し電極
を構成する第2取り出し電極層、35a 活性層として
の圧電セラミック層、36 第1内部電極層、37第2
内部電極層、38 第2取り出し電極を構成する表面電
極層、63 不活性層、CR 回転中心。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 栗原 和明 神奈川県川崎市中原区上小田中4丁目1番 1号 富士通株式会社内 Fターム(参考) 5D042 LA01 MA15 5D059 AA01 BA01 CA18 DA19 DA26 EA02 EA03 5D096 NN03 NN07

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 支持部材と、ヘッドスライダと、支持部
    材およびヘッドスライダの間に配置されて、電気信号の
    非供給時にヘッドスライダの基準姿勢を確立する圧電ア
    クチュエータ群とを備え、前記圧電アクチュエータ群
    は、前記基準姿勢から回転中心回りで一方向にのみヘッ
    ドスライダの姿勢を変化させる偶力を生み出すことを特
    徴とするヘッドアセンブリ。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載のヘッドアセンブリにお
    いて、前記圧電アクチュエータ群は、支持部材に固着さ
    れる基部端から第1方向に沿って延び、先端でヘッドス
    ライダに固着される長尺の第1圧電アクチュエータと、
    支持部材に固着される基部端から、第1方向に平行であ
    って反対向きに規定される第2方向に沿って延び、先端
    でヘッドスライダに固着される長尺の第2圧電アクチュ
    エータとを備えることを特徴とするヘッドアセンブリ。
  3. 【請求項3】 請求項2に記載のヘッドアセンブリにお
    いて、前記第1および第2圧電アクチュエータは、前記
    回転中心を基準に点対称に配置されることを特徴とする
    ヘッドアセンブリ。
  4. 【請求項4】 請求項2または3に記載のヘッドアセン
    ブリにおいて、前記各圧電アクチュエータの基部端に固
    定される第1取り出し電極と、前記各圧電アクチュエー
    タの先端から各圧電アクチュエータの表面に沿って各圧
    電アクチュエータの基部端に向かって延びる第2取り出
    し電極とをさらに備えることを特徴とするヘッドアセン
    ブリ。
  5. 【請求項5】 揺動アームと、揺動アームの先端から前
    方に延びるヘッドサスペンションと、ヘッドスライダ
    と、ヘッドサスペンションおよびヘッドスライダの間に
    配置されて、電気信号の非供給時にヘッドスライダの基
    準姿勢を確立する圧電アクチュエータ群とを備え、前記
    圧電アクチュエータ群は、前記基準姿勢から回転中心回
    りで一方向にのみヘッドスライダの姿勢を変化させる偶
    力を生み出すことを特徴とする記録媒体駆動装置。
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