JPWO2008108012A1 - 棒状化粧料の容器 - Google Patents

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Abstract

一体化される外筒体1と棒状化粧料3が挿入組み込みされる中皿体2とのあいだに可動筒体4を上下出没自在に組込む容器において、化粧料3を傷つけないようにする。外筒体1の内周面に螺旋溝1aを形成する一方、中皿体2の外周面に位置決め溝2fを形成し、外筒体1と中皿体2とのあいだの隙間に挿入する可動筒体4の下端部に、螺旋溝1aに係合して可動筒体4の上下出没移動をするための外側突起4bを形成する一方、該上下出没移動に伴い位置決め溝2fに出入りする内側突起4aを形成して、可動筒体4の出没移動操作に強弱があるようにする。

Description

本発明は、口紅等の棒状化粧料の容器の技術分野に属するものである。
一般に、口紅等の棒状の化粧料は、該外筒体の上端部に筒本体の下端部を相対回動自在に支持すると共に、外筒体の内周面に形成した螺旋溝に、内周面に化粧料が支持された中皿体の外周面に形成した突起を螺合し、外筒体を筒本体に対して回動することに連動して中皿体が上動することで筒本体上端から出没自在に突出するようになっている(例えば特許文献1)。ところがこのものは、中皿体の筒本体に対する上動で化粧料が突出するものであるため、使用者はどうしても化粧料の突出を長くしがちで、化粧料が軟化傾向にある昨今、長く突出した化粧料が折れ易くなるだけでなく、化粧料を充分に仕舞い込まないで蓋をしたとき、化粧料が蓋によって押し潰されるという問題がある。
これに対し、中皿体に対して筒本体を下動させることで化粧料が突出するようにし、これによって化粧料が突出状態で蓋をしても化粧料がつぶれることがないようにしたものが知られている(例えば特許文献2)。
実用新案登録第3017926号公報 実開昭61−61911号公報
ところが前記筒本体を下動させるものは、筒本体を中皿体に対して摺動自在にしたものや、筒本体の内周面に螺旋溝を形成し、該螺旋溝に中皿体の外周面に形成の突起を係止し、中皿体の筒本体に対する回動によって中皿体を下動させるものであるが、前者の摺動するものの場合、思わず力を入れて下動させると、下動しすぎてしまうという問題があり、また、後者の場合、螺旋溝が筒本体の内周面に形成されているため、筒本体を回動したとき螺旋溝が化粧料の外周面に接触して化粧料を傷付けてしまうだけでなく、螺旋溝に化粧料が入り込んで筒本体の円滑な上下動が阻害されるという問題があり、ここに本発明が解決せんとする課題がある。
本発明は、上記の如き実情に鑑みこれらの課題を解決することを目的として創作されたものであって、請求項1の発明は、外筒体と、該外筒体の内周面に対して外周面が間隙を存する内嵌状態で外筒体に一体的に設けられ、上側部に棒状化粧料の下端部を取付けるための皿部が形成された中皿体とが設けられ、互いに対向する外筒体の内周面あるいは中皿体の外周面の一方に螺旋溝が形成されると共に、さらに、前記棒状化粧料を外嵌し、前記外筒体と中皿体とのあいだの間隙に嵌入する下端部を有し、該下端部に前記螺旋溝に係合する係合突起が形成され、螺旋溝に沿った外筒体に対する相対回動で前記外筒体と中皿体とのあいだの間隙に上下出没移動して棒状化粧料の露出をする可動筒体とを備えて構成される棒状化粧料の容器である。
請求項2の発明は、外筒体内周面あるいは中皿体外周面のうちの螺旋溝が形成されない側の面と、該面に対向する可動筒体側の面とのあいだには、山越えをすることで可動筒体の回動に抵抗を与えるための山越え手段が設けられていることを特徴とする請求項1記載の棒状化粧料の容器である。
請求項3の発明は、山越え手段は、外筒体内周面あるいは中皿体外周面のうちの螺旋溝のない側の面に形成の位置決め溝に対し、該位置決め溝側に向けて可動筒体から突出した位置決め突起が、可動筒体の上下出没移動に伴い山越えをすることで構成されていることを特徴とする請求項2記載の棒状化粧料の容器である。
請求項4の発明は、位置決め溝は、可動筒体が外筒体から最も突出した位置の位置決めを少なくともする位置に設けられていることを特徴とする請求項3記載の棒状化粧料の容器である。
請求項5の発明は、位置決め溝は上下方向に複数段形成されていることを特徴とする請求項3または4記載の棒状化粧料の容器である。
請求項6の発明は、螺旋溝の溝底と係止突起とのあいだには、位置決め溝に位置決め突起が没入している没入量に相当する隙間が形成されていることを特徴とする請求項3乃至5の何れか1記載の棒状化粧料の容器である。
請求項7の発明は、位置決め突起の突出量は、位置決め溝の溝深さと同じか、溝深さよりも大きいものであることを特徴とする請求項3乃至6の何れか1記載の棒状化粧料の容器である。
請求項1の発明とすることで、外筒体に対して中皿体は一体化されて上下移動することはなく、棒状化粧料を外嵌する筒体を可動筒体として外筒体に対して上下出没移動させるようにして、棒状化粧料が突出状態でキャップをしても潰れることがないようにしながら、可動筒体を出没移動させるための螺旋溝は、互いに対向する外筒体の内周面あるいは中皿体の外周面の一方に形成される結果、棒状化粧料を傷つけたりすることがないものにできることになる。
請求項2または3の発明とすることで、棒状化粧料の出没状態を認識することができる。
請求項4の発明とすることで、可動筒体が最も突出した位置を認識できることになる。
請求項5の発明とすることで、可動筒体を上下動する操作に強弱がでることになって棒状化粧料の突出量のコントロールが容易になる。
請求項6の発明とすることで、位置決め突起が位置決め溝から出ることが円滑になる。
請求項7の発明とすることで、位置決め突起が位置決め溝に没入する場合に、位置決め溝を叩くことになってクリック音が発生し、棒状化粧料の突出量のコントロールが容易になる。
第一の実施の形態の容器の縦断面図である。 外筒体を示すものであって、(A)は平面図、(B)は正面図、(C)は縦断面図である。 中皿体を示すものであって、(A)は正面図、(B)は縦断面図である。 可動筒体を示すものであって、(A)は正面図、(B)は縦断面図である。 蓋体を示すものであって、(A)は正面図、(B)は縦断面図である。 (A)は内側突起が位置決め溝に没入している状態を示す要部拡大断面図、(B)は内側突起が位置決め溝から出た状態を示す要部拡大断面図である。 第二の実施の形態の容器の縦断面図である。 (A)は外筒体の縦断面図、(B)は中皿体の正面図、(C)は中皿体の縦断面図である。 (A)は内側突起が位置決め溝に没入している状態を示す要部拡大断面図、(B)は内側突起が位置決め溝から出た状態を示す要部拡大断面図である。
符号の説明
1 外筒体
1a 螺旋溝
2 中皿体
2f 位置決め溝
3 化粧料
4 可動筒体
4a 内側突起
4b 外側突起
5 蓋体
次ぎに、本発明の第一の実施の形態について図1〜6に基づいて説明する。図面において、1は有底円筒状をした外筒体であって、該外筒体1は、内周面に螺旋溝(螺子溝)1aが形成され、底面1bに形成の係止孔1cに、中皿体2の下端部に形成の係止溝2aが無理嵌め状に係止することで外筒体1と中皿体2とを一体化するよう支持している。中皿体2の外径は外筒体1の内径(螺旋溝の外径)よりも小径になっており、これによって中皿体2の外周面と外筒体1の内周面とのあいだには隙間Xが形成されている。さらに中皿体2の内筒面側には、上半側に位置して皿底部2bが形成され、該皿底部2bを底面とし、該皿底部2bの上側筒内に形成される皿部Yに棒状をした化粧料3の下部が挿入組込みされるようになっている。また、中皿体2の外径は、皿底部2bの下面2c対応位置を境として、下面2cよりも下側の外周部位2dの外径Aは上側の外周部位2eの外径Bよりも小径(A<B)になっている。さらに前記下側外周部位2dには、下面2c対応部位を最上段のものとして所定間隔を存して複数段の位置決め溝2fが周回り状に形成されている。因みに、前記外周部位2dの外径Aを上側の外周部位2eの外径Bと等しい(A=B)設定にしても本発明を実施することができる。
一方、4は両端が開口した円筒状の可動筒体(中蓋)であって、該可動筒体4は下端部は、前記中皿体2の内周面と外筒体1の外周面とにあいだに形成される隙間Xに上端側から嵌入している。そして可動筒体4の前記隙間Xに嵌入した下端部には、前記位置決め溝2fに嵌入する内側突起(位置決め突起)4aが内周面に形成されると共に、前記螺旋溝1aに螺合(係合)する外側突起(係合突起)4bが外周面に形成されるが、外側突起4bと螺旋溝1aとのあいだには、下側外周部位2dに形成の位置決め溝2fに内側突起4aが没入している没入量(本実施の形態では位置決め溝2fの溝深さと内側突起4aの没入量とが同じになっているが、これに限定されず、没入量の方が大きくても小さくても本発明を実施することができる。)Cに相当する分の隙間Zが確保されている。そして可動筒体4は、該可動筒体4を外筒体1に対して螺旋溝1aに沿う状態で相対回動することで、可動筒体4は外筒体1と中皿体2とのあいだに形成される隙間Xに上下出没移動(進退移動)することになり、このとき、可動筒体4を、外筒体1に固定状態に組込まれた化粧料3に対して相対回動する状態で下側に移動させることで、化粧料3を上側から露出できるようになっている。因みに、位置決め溝2fか内側突起4aの少なくとも一方の上下端部をテーパ面(面取り)にすることで内側突起4aの出入りを円滑にすることができる。
この場合において、内側突起4aが最上段の位置決め溝2fに没入している状態で、可動筒体4を外筒体1に対して相対回動させて可動筒体4を下側移動せしめた場合に、内側突起4aは、位置決め溝2fから抵抗ある状態で強制的に抜け出る(山越えする)ことになって下側外周部位2dの外周面に摺接することになり、これによって可動筒体4の下端部位は、溝深さC分、弾性変形して(膨らんで)大径になるが、この変形は、外側突起4bと螺旋溝1aとのあいだに形成される隙間Zによって吸収されることになって可動筒体4の螺旋溝1aに沿う円滑な相対回動が阻害されることはない。因みに、可動筒体4の下端部位の弾性変形は、可動筒体4が伸縮弾性が有る樹脂材で形成される場合には該樹脂材自体の弾性特性によって確保でき、金属材のように弾性がないものについては縦方向に切り込みを入れる等して確保することができる。
そして前記最上段の位置決め溝2fから内側突起4aが出た状態で可動筒体4をさらに下動させていくと、該内側突起4aは、その下段の位置決め溝2fに弾性復帰する状態で嵌入し、次いでここから抜け出て再び下側外周部位2dに摺接して次の下段の位置決め溝2fに嵌入し、これを繰り返しながら可動筒体4は最下位置まで下動することになる。また、可動筒体4を外筒体1に対して逆側に相対回動して上動させた場合も、下動する場合とは逆方向の繰り返しをしながら最上位置まで上動することになる。このように内側突起4aが位置決め溝2fに対して嵌入−抜け出しすることと、下側外周面部2dの摺動との繰り返しをすることで、可動筒体4の上下移動操作に強弱の変化が発生することになって可動筒体4の移動を感覚的に認識できると共に、位置決め溝2fへの嵌入時、内側突起4aが位置決め溝2fの溝底を叩く状態となってクリック音が発生して聴覚的な認識もできるようになっている。
そして可動筒体4を上動させていって内側突起4aが最上段の位置決め溝2fに嵌入した状態でさらに上動させようとしたときに、前述したように中皿体2の上側外径部位2eの外径Bが下側外周部位2dの外径Aよりも大径か等しい設定(A≦B)になっているため、外側突起4bは螺旋溝1aの溝底に当接した以上に膨出しようとし、これによって外側突起4bは螺旋溝1aから抜け出ることが規制され、これ以上の上動が規制されるようになっている。
叙述の如く構成された本発明の実施の形態において、外筒体1に対して中皿体2は一体化されていて上下移動することはなく、化粧料3を外嵌する筒体を可動筒体4として外筒体1に対して上下出没移動することになり、これによって化粧料3が可動筒体4から突出した状態でキャップをしても潰れることがない。しかも可動筒体4を出没移動させるための螺旋溝1aは、中皿体2に対向する外筒体1の内周面に形成されていて化粧料3とは対向することがない結果、化粧料3を傷つけたりすることがない。
そのうえ外筒体1に対して可動筒体4を相対回動させて出没移動せしめる場合に、可動筒体4に形成の内側突起4aが、中皿体2の外周面に形成の位置決め溝2fを出入りする状態で移動することになるが、この出入りするときの抵抗によって回動操作に強弱の変化が出ることになって化粧料3の可動筒体4からの突出量のコントロールができ、出しすぎてしまうことを回避できることになる。
またこの位置決め溝2fを可動筒体4が最も突出した位置に設定することで、可動筒体4を突出しすぎる操作を回避できることになる。しかもこのものでは、これ以上可動筒体4の突出操作したときに、内側突起4aは位置決め溝2fを越えることがないよう上側外周部位2eが大径か等しい設定になっていて内側突起4aが肥えることがないよう配慮されており都合がよい。
しかもこの場合、図6(A)に示すように、内側突起4aが位置決め溝2fに没入した状態で、該没入量Cに相当する分(あるいはそれ以上)だけ、外側突起4bと螺旋溝1aとのあいだに隙間Zが確保されているため、図6(B)に示すように内側突起4aが位置決め溝2aから出て下側外周部2dに摺接したとき、外側突起4bが螺旋溝1aに押圧して摺動抵抗が大きくなって円滑な可動筒体4の移動が阻害されてしまうことがない。
そのうえ内側突起4aが位置決め溝2fに没入する際、内側突起4aが位置決め溝2fを叩くことになってクリック音が発生し、操作を実感することもできる。
尚、本発明は前記実施の形態に限定されるものでなく、図7〜9に示す第二の実施の形態のように、中皿体側に螺旋溝を形成しても本発明を実施することができる。つまりこのものは外筒体6の内周面に位置決め溝6aが形成される一方、外筒体6に回り止めされる状態で一体化される中皿体7の外周面に螺旋溝7aが形成されている。そして外筒体6の内周面と中皿体7の外周面とのあいだに形成される隙間に可動筒体8の下端部が挿入しているが、該下端部には、前記螺旋溝7aに螺合(係合)する内側突起8aと、位置決め溝6aに没入する外側突起8bとが形成されている他は、前記第一の実施の形態と同様の構成になっているので、その詳細については省略する。
そしてこの第二の実施の形態のものは、可動筒体8を外筒体6に対して螺旋溝7aに沿う状態で相対回動させて上下出没移動させた場合に、外側突起8bが位置決め溝6aを出入りする移動を伴うことになって可動筒体8の出没移動操作に強弱の変化が発生し、これによって操作状態を把握できて化粧料3の突出量をコントロールでき、出しすぎてしまうことを意識的に回避できることになる。
さらにまた、本発明を実施するにあたり、前記第一、第二の実施の形態のものは、山越え手段として、位置決め突起と位置決め溝の大きさ(上下長さ)を略同じもの(没入代は確保される状態で)に設定したがこれに限定されるものでなく、位置決め溝を位置決め突起よりも長いもの(谷山の長さの関係を例えば逆にするもの)としても同様にして実施できることは言うまでもない。
本発明は、口紅等の棒状化粧料の容器に有用であって、棒状化粧料を外嵌する筒体を可動筒体とし、外筒体の内周面あるいは中皿体の外周面の一方に該可動筒体を出没移動させるための螺旋溝を設けることで、外筒体に対して上下出没移動させるようにし、棒状化粧料を傷つけたり、棒状化粧料が突出状態でキャップをしても潰れることがないようにすることができるだけでなく、棒状化粧料の出没状態を容易に認識でき、さらに、上下動操作の際にクリック音を発生させることで、棒状化粧料の突出料のコントロールを容易にすることができる。

Claims (7)

  1. 外筒体と、
    該外筒体の内周面に対して外周面が間隙を存する内嵌状態で外筒体に一体的に設けられ、上側部に棒状化粧料の下端部を取付けるための皿部が形成された中皿体とが設けられ、
    互いに対向する外筒体の内周面あるいは中皿体の外周面の一方に螺旋溝が形成されると共に、さらに、
    前記棒状化粧料を外嵌し、前記外筒体と中皿体とのあいだの間隙に嵌入する下端部を有し、該下端部に前記螺旋溝に係合する係合突起が形成され、螺旋溝に沿った外筒体に対する相対回動で前記外筒体と中皿体とのあいだの間隙に上下出没移動して棒状化粧料の露出をする可動筒体とを備えて構成される棒状化粧料の容器。
  2. 外筒体内周面あるいは中皿体外周面のうちの螺旋溝が形成されない側の面と、該面に対向する可動筒体側の面とのあいだには、山越えをすることで可動筒体の回動に抵抗を与えるための山越え手段が設けられていることを特徴とする請求項1記載の棒状化粧料の容器。
  3. 山越え手段は、外筒体内周面あるいは中皿体外周面のうちの螺旋溝のない側の面に形成の位置決め溝に対し、該位置決め溝側に向けて可動筒体から突出した位置決め突起が、可動筒体の上下出没移動に伴い山越えをすることで構成されていることを特徴とする請求項2記載の棒状化粧料の容器。
  4. 位置決め溝は、可動筒体が外筒体から最も突出した位置の位置決めを少なくともする位置に設けられていることを特徴とする請求項3記載の棒状化粧料の容器。
  5. 位置決め溝は上下方向に複数段形成されていることを特徴とする請求項3または4記載の棒状化粧料の容器。
  6. 螺旋溝の溝底と係止突起とのあいだには、位置決め溝に位置決め突起が没入している没入量に相当する隙間が形成されていることを特徴とする請求項3乃至5の何れか1記載の棒状化粧料の容器。
  7. 位置決め突起の突出量は、位置決め溝の溝深さと同じか、溝深さよりも大きいものであることを特徴とする請求項3乃至6の何れか1記載の棒状化粧料の容器。
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