JPWO2008105195A1 - チルト式ステアリング装置 - Google Patents

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Abstract

チルト式ステアリング装置は、ステアリングホイールを取付けたステアリングシャフト11を回転自在に支持しチルトピボット軸23で揺動可能に支持されたステアリングコラム12と、該ステアリングコラム12をチルト動作可能に保持する車体側部材に固定されたチルトブラケット24とを備える。ステアリングコラム12とチルトブラケット24との間には、応力緩和部材25a,25bが介装される。

Description

本発明は、ステアリングホイールを取付けたステアリングシャフトを回転自在に支持するステアリングコラムと、このステアリングコラムをチルト動作可能に支持するチルトブラケットとを備えたチルト式ステアリング装置に関する。
従来、チルト式ステアリング装置として、例えばステアリングコラムの周囲に四角形状の支持部を形成し、この支持部と車体側ブラケットの対向平板部との間に当板(スライドプレートを介装し、複数個の締付ねじを締付けることにより、ステアリングコラムの四角形状の支持部に対して、当板を左右両側から押圧することより、支持部及び車体側ブラケットの対向平板部との間に摺動抵抗を付与し、この摺動抵抗をステアリングホイールからの外部入力(運転者の操舵力)より大きく、且つチルト駆動力より小さくなるように設定した電動位置調整式ステアリングコラム装置が知られている。
特開2005−199760号公報(第1頁、図3)
しかしながら、上記特許文献1に記載の従来例にあっては、ステアリングコラムの四角形状の支持部と車体側ブラケットの対向平板部との間に摺動抵抗を付与するようにしているが、ステアリングコラムの四角形状の支持部が車体側ブラケットの対向平板部に挟持される構造となっているので、ステアリングコラムと車体側ブラケットの対向平板部との間の平行度にズレが生じている場合には、ステアリングコラムを抉り車体側ブラケットの対向平板部に片当たり(接触面全体で均等に接触せずに、局部的に接触すること)するような状態で組付けることになる。このようにステアリングコラムが車体側ブラケットの対向平板部に片当たりした状態で、ステアリングコラムを位置調整した場合、摺動面が潤滑油切れを起こして摺動面が傷つき、位置調整時に異音が発生したり、電動アクチュエータの駆動電流が上昇してしまうという未解決の課題がある。
この未解決の課題を解決するために、車体側ブラケットや車体の寸法精度を上げて、ステアリングコラムと車体側ブラケットの対向平板部との平行度を上げる方法が考えられるが、この場合には夫々の部品の寸法精度を向上させる必要があり、製造コストが嵩むという新たな課題がある。
そこで、本発明は上記従来例の未解決の課題に着目してなされたものであり、各部品の寸法精度を向上させることなく、ステアリングコラムと車体側ブラケットとの間が片当たり状態となっても摺動面の損傷や位置調整時の異音の発生を防止することができるチルト式ステアリング装置を提供することを目的としている。
上記目的を達成するために、第1の態様に係るチルト式ステアリング装置は、ステアリングホイールを取付けたステアリングシャフトを回転自在に支持しチルトピボット軸で揺動可能に支持されたステアリングコラムと、該ステアリングコラムをチルト動作可能に保持する車体側部材に固定されたチルトブラケットとを備えたチルト式ステアリング装置であって、
前記ステアリングコラムと前記チルトブラケットとの間には、応力緩和部材が介装されることを特徴としている。
また、第2の態様に係るチルト式ステアリング装置は、第1の態様に係る発明において、前記応力緩和部材は合成樹脂材で形成されていることを特徴としている。
さらに、第3の態様に係るチルト式ステアリング装置は、第1の態様に係る発明において、前記応力緩和部材は、前記ステアリングコラム及び前記チルトブラケットの何れか一方に固定されていることを特徴としている。
さらにまた、第4の態様に係るチルト式ステアリング装置は、第1の態様に係る発明において、前記ステアリングコラム及び前記チルトブラケットの何れか一方に嵌合凹部が形成され、該嵌合凹部に前記応力緩和部材が嵌合されて固定されていることを特徴としている。
なおさらに、第5の態様に係るチルト式ステアリング装置は、第1の態様に係る発明において、前記ステアリングコラム及び前記チルトブラケットの何れか一方に嵌合凹部が形成され、該嵌合凹部に前記応力緩和部材に形成した嵌合凸部が嵌合されていることを特徴としている。
また、本発明の第6の態様に係るチルト式ステアリング装置は、第1の態様に係る発明において、前記ステアリングコラム及び前記チルトブラケットの何れか一方に嵌合凸部が形成され、該嵌合凸部に前記応力緩和部材に形成した嵌合凹部が嵌合されていることを特徴としている。
さらに、本発明の第7の態様に係るチルト式ステアリング装置は、第1の態様に係る発明において、前記ステアリングコラムを前記チルトブラケットに対してチルト動作させる電動アクチュエータを備えていることを特徴としている。
本発明によれば、ステアリングコラムとチルトブラケットとの間には、応力緩和部材が介装されるので、ステアリングコラムとチルトブラケットや車体側部材の寸法精度が悪く、ステアリングコラムと応力緩和部材との間又は応力緩和部際とチルトブラケットとの間が片当たりする状態となったときに、時間の経過と共に応力緩和部材がこれに接触する摺動面に馴染んで摺動面の接触面積が広がり、摺動面の面圧を下げることができ、この摺動面の面圧低下に伴って、摺動面の潤滑切れや損傷を防止することができると共に、異音の発生や電動アクチュエータを設けた場合の駆動電流の増加を防ぐことができるという効果が得られる。しかも、各部品の寸法精度を向上させる必要もなく、製造コストの低減を図ることができるという効果も得られる。
本発明によるステアリング装置を車両に搭載した状態を示す全体構成図である。 ステアリングコラム装置のステアリングホイールを除いた左側面図である。 チルトブラケットの一例を示すステアリングコラムを断面とした正面図である。 電動チルト機構を示す図2のA−A線上の断面図である。 図4のB−B線上の断面図である。 アウタコラムの他の例を示す正面図であって、(a)は応力緩和部材を分離した状態の正面図、(b)は応力緩和部材を装着した状態の正面図である。 アウタコラムの更に他の例を示す正面図であって、(a)は応力緩和部材を分離した状態の正面図、(b)は応力緩和部材を装着した状態の正面図である。 本発明の第2の実施形態を示す図3と同様のチルトブラケットの正面図である。 第2の実施形態の変形例を示す応力緩和部材を分離した状態を示すチルトブラケットの正面図である。 第2の実施形態の変形例を示す応力緩和部材を固定した状態を示すチルトブラケットの正面図である。 第2の実施形態における他の変形例を示す応力緩和部材を分離した状態を示すチルトブラケットの正面図である。 第2の実施形態における他の変形例を示す応力緩和部材を固定した状態を示すチルトブラケットの正面図である。
符号の説明
10…ステアリングコラム装置、11…ステアリングシャフト、12…ステアリングコラム、12a…アウタコラム、12b…インナコラム、12c,12d…突出部、13…ステアリングホイール、14,16…ユニバーサルジョイント、15…中間シャフト、17…ステアリングギヤ、18…タイロッド、19…転舵輪、21…車体側部材、24…チルトブラケット、24b…取付板部、24c,24d…案内板部、24e…底板部、24g…ガタ詰めプレート、25a,25b…応力緩和部材、26a,26b…嵌合凹部、27a,27b…嵌合凹部、28a,28b…嵌合凸部、30…電動チルト機構、50…電動テレスコ機構、61a,61b…嵌合凹部、62a,62b…嵌合孔部、63a,63b…嵌合凸部
以下、本発明の実施の形態を図面に基づいて説明する。
図1は、本発明によるステアリング装置を組付けた車両を示す全体構成図、図2は本発明によるステアリング装置の第1の実施形態を示す左側面図、図3はチルトブラケットの正面図、図4は電動チルト機構を示す図2のA−A線上の断面図、図5は図4のB−B線上の断面図である。
図1において、ステアリングコラム装置10は、ステアリングシャフト11を回動自在に支持するステアリングコラム12を有する。ステアリングシャフト11には、その後端にステアリングホイール13が装着され、ステアリングシャフト11の前端にはユニバーサルジョイント14を介して中間シャフト15が連結されている。中間シャフト15にはその前端にユニバーサルジョイント16を介してラックアンドピニオン機構等からなるステアリングギヤ17が連結されている。このステアリングギヤ17の出力軸がタイロッド18を介して転舵輪19に連結されている。
そして、運転者がステアリングホイール13を操舵すると、ステアリングシャフト11、ユニバーサルジョイント14、中間シャフト15、ユニバーサルジョイント16を介してその回転力がステアリングギヤ17に伝達され、ラックアンドピニオン機構で回転運動が車両幅方向の直線運動に変換されてタイロッド18を介して転舵輪19を転舵する。
なお、ステアリングコラム12の車両後方部位には、後述する電動チルト機構30及び電動テレスコ機構50を駆動するコントロールスイッチ、コンビスイッチやコラムカバー等の周辺部品Pが配設されている。
ステアリングコラム装置10は、図2及び図3に示すように、ステアリングホイール13を取付けたステアリングシャフト11と、このステアリングシャフトを回転自在に支持するステアリングコラム12とで構成されている。
ステアリングコラム12は、アウタコラム12aと、このアウタコラム12aに摺動自在に保持されたインナコラム12bとで構成され、インナコラム12bの前後両端側端部内周面に配設された転がり軸受(図示せず)によってステアリングシャフト11が回転自在に支持されている。
また、ステアリングコラム12が図2及び図3に示すようにアウタコラム12aと、このアウタコラム12aに摺動自在に保持されたインナコラム12bとで構成されている。
アウタコラム12aはそのユニバーサルジョイント14側の後端(図2において左端)が車体側部材21に取付けられたロアブラケット22にチルトピボット軸23によって上下方向に揺動自在に支持され、ステアリングホイール13側の前端(図2において右端)が車体側部材21に取付けられチルトブラケット24に上下方向に移動自在に支持されている。
このチルトブラケット24は、図3に示すように、車体側部材21に取付けられる中央部が上方に膨出された膨出部24aを有する取付板部24bと、この取付板部24bの膨出部24aの左右位置から下方に延長する案内板部24c及び24dと、これら案内板部24c及び24dの下端部間を連結する底板部24eとで方形枠状に形成されている。
そして、チルトブラケット24の取付板部24b、案内板部24c,24d及び底板部24eで囲まれる案内空間24f内に前述したアウタコラム12aが挿通されている。
このアウタコラム12aは、図3に示すように、左右側部に水平方向に突出し、平坦な端面を有する突出部12c及び12dが形成されており、これら突出部12c及び12dの先端側の摺接部に直方体状の応力緩和部材25a及び25bが固定されている。
ここで、応力緩和部材25a及び25bは、耐摩耗性に優れたPOM(ポリアセタール)樹脂、PA(ポリアミド)樹脂、PEEK(ポリエーテルエーテルケトン)樹脂、PPS(ポリフェニレンサルファイド)樹脂、PAI(ポリアミド・イミド)樹脂、PTFE(4フッ化エチレン)樹脂等の合成樹脂で形成され、突出部12c及び12dに接着、溶着等で固定されている。ここで、応力緩和部材25a及び25bの摺動性(耐久性)をより向上させるためには、例えばPOMに含油させたものなどの含油樹脂を適用することができる。
そして、一方の応力緩和部材25aはチルトブラケット24の案内板部24cの内側面に配設されたステアリングコラム12のガタ付きを防止するガタ詰めプレート24gに摺接され、他方の応力緩和部材25bはチルトブラケット24の案内板部24dの内側面に摺接されている。
ここで、ガタ詰めプレート24gは、図3に示すように、案内板部24dに上下方向に所定間隔を保って形成された一対の雌ねじ24hに螺合する一対の突出調整ボルト24iを有し、これら一対の突出調整ボルト24iによって、案内板部24dの内周面からの突出長が調整され、調整された突出長が突出調整ボルト24iに止めナット24jを螺合することにより保持される。
また、ステアリングコラム12が、チルトブラケット24の案内板部24c及び24dの車両前方側(図2で左側)に配設された電動チルト機構30によって上下方向に移動可能に保持されている。この電動チルト機構30は、図4に示すように、チルトブラケット24の案内板部24cの下端部に一体に形成された略方形枠状のギヤハウジング31内に抑え部材32によって固定配置した転がり軸受33と、前述したチルトブラケット24の取付板部24bの下面に配設した転がり軸受34とによって案内板部24cに沿って上下方向に延長し、且つ回転自在に支持されたねじ軸35を有する。
このねじ軸35には、ギヤハウジング31内の転がり軸受33の近傍位置にウォームホイール36が装着され、このウォームホイール36にウォーム37が噛合されている。このウォーム37は、図5に示すように、ギヤハウジング31内に配設された転がり軸受38及び39によって回転自在に保持され、その一端が、チルトブラケット24の案内板部24cに形成された取付板部24kに固定された電動モータ40の出力軸40aにカップリング40bを介して連結されている。
また、ギヤハウジング31のねじ軸35を挿通する挿通孔31a内にねじ軸35を覆う円筒覆体41が配設され、この円筒覆体41の先端にねじ軸35の外周面に摺接する大きな弾性を有するポリウレタン等の合成樹脂で製作されたダンパー42が配設されている。同様に、転がり軸受34の下端面にもねじ軸35の外周面に摺接するダンパー43が配設されている。
そして、ねじ軸35のダンパー42及び43間に、断面方形のナットホルダ44に保持されたナット45が螺合されている。このナットホルダ44はチルトブラケット24の案内板部24cに形成された上下方向に延長する案内溝46内に係合している。また、このナットホルダ44に突出形成された係合ピン47がアウタコラム12aに一体に設けられた形成された凸部12cに形成された軸方向に延長する長孔12mに係合されており、ナットホルダ44のねじ軸35における軸芯回りの回転運動が規制され、ねじ軸35の正逆回転によってナットホルダ44が上下方向に移動される。
したがって、電動モータ40によってウォーム37を正逆転駆動することにより、ウォームホイール36を介してねじ軸35が正逆転駆動され、これによってナットホルダ44が上下動され、アウタコラム12aがチルトピボット軸23を中心として上下に揺動されてチルト機能を発揮することができる。ここで、電動モータ40、ウォーム37、ウォームホイール36、ねじ軸35及びナット45等で電動アクチュエータ48が構成されている。
また、ステアリングコラム12のアウタコラム12a及びインナコラム12b間に電動テレスコ機構50が設けられている。
このテレスコ機構50は、インナコラム12bのステアリングホイール側(図2で右端側)に取付けた連結板部57とこの連結板部57に連結されたアウタシャフト58a及びこのアウタシャフト58aに連結されたインナシャフト58bとを有する連結ロッド58を有する。インナシャフト58bは外周面に雄ねじが形成され、この雄ねじに、図示しないウォームホイールが螺合され、このウォームホイールに噛合するウォームを図示しない電動モータで回転駆動することにより、インナシャフト58bがステアリングコラム12の軸方向に直線移動することにより、インナコラム12bをアウタコラム12aに対して進退させてテレスコ調整を行う。
次に、上記実施形態の動作を説明する。
今、運転者が、ステアリングコラム装置10のステアリングコラム12のチルト調整を行うには、図1に示すステアリングコラム12の車両後方部位に配設された周辺部品Pに設けられたチルト機構用のコントロールスイッチをチルトアップ方向(又はチルトダウン方向)に操作すると、電動チルト機構30の電動モータ40を例えば正転(又は逆転)駆動される。
これに応じて、ウォーム37を介してウォームホイール36を介してねじ軸35を逆転(又は正転)駆動することにより、ナット45が図4で見て上方(又は下方)に移動し、これによってナットホルダ44に形成された係合ピン47がアウタコラム12aに設けられた突出部12cに形成された長孔12mに係合しているので、アウタコラム12aがチルトピボット軸23を中心として上方(下方)に回動し、チルトアップ(又はチルトダウン)調整を行うことができる。このとき、ステアリングコラム12のアウタコラム12aに形成された突出部12c及び12dの先端に応力緩和部材25a及び25bが装着され、これら応力緩和部材25a及び25bがガタ詰めプレート24g及びチルトブラケット24の案内板部24dの内側面に摺接しているので、ステアリングコラム12とチルトブラケット24との摺接面の平行度がズレている場合に、組立時にガタ詰めプレート24g及び案内板部24dに応力緩和部材25a及び25bが片当たりするような状態となるが、時間の経過とともに応力緩和部材25a及び25bがガタ詰めプレート24g及び案内板部24dの摺接面に馴染み、摺接面の面積が広がり、摺接面の面圧を下げることができる。
このように摺接面の面圧が下がることで、摺接面の潤滑切れや損傷を確実に防止することができると共に、摺接時に異音の発生や電動チルト機構30の電動モータ40を駆動する駆動電流の上昇を防ぐことができる。さらに、寸法精度を向上させる必要もなくなり、製造コストの低減を図ることができる。
さらにまた、応力緩和部材25a及び25bをアウタコラム12aの突出部12c及び12dに装着するので、応力緩和部材25a及び25bの摺動方向の長さが突出部12c及び12dの長さでよく、応力緩和部材25a及び25bを必要最小限の大きさに設定することができる。
また、運転者が、ステアリングコラム装置10のステアリングコラム12のテレスコ調整を行うには、図1に示すステアリングコラム12の車両後方部位に配設された周辺部品Pに設けられたテレスコ機構用のコントロールスイッチを伸張方向(又は収縮方向)に操作すると、電動テレスコ機構50の図示しない電動モータを正転(又は逆転)駆動することにより、連結ロッド58をステアリングコラム12の軸方向に移動させて、連結板部57を介してインナコラム12bをアウタコラム12aに対して伸縮させてテレスコ調整を行うことができる。
なお、上記第1の実施形態においては、応力緩和部材25a及び25bをアウタコラム12aの突出部12c及び12dに接着又は溶着する場合について説明したが、これに限定されるものではなく、応力緩和部材25a及び25bをネジ止め等の他の固着手段を適用して固定するようにしてもよい。
また、上記第1の実施形態においては、応力緩和部材25a及び25bをアウタコラム12aの突出部12c及び12dの平坦な端面に装着した場合について説明したが、これに限定されるものではなく、アウタコラム12aと応力緩和部材25a及び25bとを分離した状態を表す図6(a)及び両者を装着した状態を表す図6(b)に示すように、突出部12c及び12dの端面に面積の大きい嵌合凹部26a及び26bを形成し、これら嵌合凹部26a及び26bに応力緩和部材25a及び25bを嵌合させて装着するようにしてもよい。このようにすることにより、応力緩和部材25a及び25bがアウタコラム12aの突出部12c及び12dに形成した嵌合凹部26a及び26b内に嵌合されるので、突出部12c及び12dに応力緩和部材25a及び25bが確実に保持されることになり、アウタコラム12aをチルト動作させる際に、応力緩和部材25a及び25bが剥がれることを確実に防止することができる。
さらには、アウタコラム12aと応力緩和部材25a及び25bとを分離した状態を表す図7(a)及び両者を装着した状態を表す図7(b)に示すように、突出部12c及び12dの端面に面積の小さい一対の嵌合凹部27a及び27bを形成すると共に、応力緩和部材25a及び25bに、嵌合凹部27a及び27bに嵌合する嵌合凸部28a及び28bを形成し、図7(b)に示すように、応力緩和部材25a及び25bの嵌合凸部28a及び28bを突出部12c及び12dに形成した嵌合凹部27a及び27bに嵌合させて、応力緩和部材25a及び25bを突出部12c及び12dに装着するようにしてもよい。ここで、嵌合凹部27a,27b及び嵌合凸部28a,28bの断面形状は、円形や軸方向に延びる矩形等の任意形状とすることができ、これらの数は軸方向に2個追加して計4個とすることもでき、嵌合凹部及び嵌合凸部の数は任意数とすることができる。
次に、本発明の第2の実施形態を図8について説明する。ここで、図8は第1の実施形態の図3と同様の断面図である。
この第2の実施形態では、応力緩和部材25a及び25bをチルトブラケット24側に固定するようにしたものである。
すなわち、第2の実施形態では、図8に示すように、応力緩和部材25a及び25bを、ガタ詰めプレート24gの平坦な内側面及びチルトブラケット24の案内板部24dの平坦な内側面に、接着、溶着、ネジ止め等の固着手段で固定したことを除いては前述した第1の実施形態と同様の構成を有し、図3との対応部分には同一符号を付し、その詳細説明はこれを省略する。
この場合、応力緩和部材25a及び25bの上下方向の長さがステアリングコラム12のチルト調整範囲に応じた長さに設定されている。
この第2の実施形態によると、応力緩和部材25a及び25bがガタ詰めプレート24g及び案内板部24dに固定されており、これら応力緩和部材25a及び25bにアウタコラム12aの突出部12c及び12dの平坦な端面が摺接するので、前述した第1の実施形態と同様の作用効果を得ることかできる。
なお、上記第2の実施形態においては、応力緩和部材25a及び25bをガタ詰めプレート24gの平坦な内側面及びチルトブラケット24の案内板部24dの平坦な内側面に固定した場合について説明したが、これに限定されるものではなく、アウタコラム12aと応力緩和部材25a及び25bとを分離した状態を表す図9及び両者を装着した状態を表す図10に示すように、ガタ詰めプレート24gの内側端面及び案内板部24dの内側端面に面積の大きい嵌合凹部61a及び61bを形成し、これら嵌合凹部61a及び61bに応力緩和部材25a及び25bを嵌合させて装着するようにしてもよい。このようにすることにより、応力緩和部材25a及び25bがガタ詰めプレート24gの内側面及び案内板部24dの内側面に形成した嵌合凹部61a及び651b内に嵌合されるので、ガタ詰めプレート24g及び案内板部24dに応力緩和部材25a及び25bが確実に保持されることになり、アウタコラム12aをチルト動作させる際に、応力緩和部材25a及び25bが剥がれることを確実に防止することができる。
さらには、アウタコラム12aと応力緩和部材25a及び25bとを分離した状態を表す図11及び両者を装着した状態を表す図12に示すように、ガタ詰めプレート24gの内側端面及び案内板部24dの内側端面に面積の小さい一対の嵌合凹部としての嵌合孔部62a及び62bを形成すると共に、応力緩和部材25a及び25bに、嵌合孔部62a及び62bに嵌合する嵌合凸部63a及び63bを形成し、図13に示すように、応力緩和部材25a及び25bの嵌合凸部63a及び63bをガタ詰めプレート24g及び案内板部24dに形成した嵌合孔部62a及び62bに嵌合させて、応力緩和部材25a及び25bをガタ詰めプレート24g及び案内板部24dに固定するようにしてもよい。なお、嵌合孔部62a及び62bに代えて嵌合孔部62a及び62bを有底とした嵌合凹部を適用するようにしてもよい。また、ガタ詰めプレート24gの内側端面及び案内板部24dの内側端面に嵌合凸部を形成し、これら嵌合凸部に嵌合する嵌合凹部を応力緩和部材25a及び25bに形成するようにしてもよく、さらには応力緩和部材25a及び25bの一方例えば応力緩和部材25aに嵌合凹部を、他方の応力緩和部材25bに嵌合凸部を夫々形成し、これら応力緩和部材25a及び25bに対向するガタ詰めプレート24gの内側端面及び案内板部24dの内側端面に嵌合凸部及び嵌合凹部を形成するようにしてもよい。
なおさらに、上記第1及び第2の実施形態においては、アウタコラム12aとガタ詰めプレート24g及び案内板部24dとの何れか一方に応力緩和部材25a及び25bを固定する場合について説明したが、これに限定されるものではなく、ガタ詰めプレート24gに応力緩和部材25aを固定する共に、アウタコラム12aの突出部12dに応力緩和部材25bを固定したり、又はその逆にアウタコラム12aの突出部12cに応力緩和部材25aを固定すると共に、案内板部24dに応力緩和部材25bを固定したりしてもよく、さらには、左右の応力緩和部材25a及び25bの何れか一方を省略するようにしてもよい。
なおさらに、上記第1及び第2の実施形態においては、電動チルト機構30を有するステアリング装置に本発明を適用した場合について説明したが、これに限定されるものではなく、電動チルト機構30を省略した通常の手動チルト機構を有するステアリング装置にも本発明を適用することができる。
なお、本出願は、2007年2月28日出願の日本特許出願(特願2007−050133)に基づくものであり、その内容はここに参照として取り込まれる。

Claims (7)

  1. ステアリングホイールを取付けたステアリングシャフトを回転自在に支持しチルトピボット軸で揺動可能に支持されたステアリングコラムと、該ステアリングコラムをチルト動作可能に保持する車体側部材に固定されたチルトブラケットとを備えたチルト式ステアリング装置であって、
    前記ステアリングコラムと前記チルトブラケットとの間には、応力緩和部材が介装されることを特徴とするチルト式ステアリング装置。
  2. 前記応力緩和部材は合成樹脂材で形成されていることを特徴とする請求項1に記載の電動チルト式ステアリング装置。
  3. 前記応力緩和部材は、前記ステアリングコラム及び前記チルトブラケットの何れか一方に固定されていることを特徴とする請求項1に記載のチルト式ステアリング装置。
  4. 前記ステアリングコラム及び前記チルトブラケットの何れか一方に嵌合凹部が形成され、該嵌合凹部に前記応力緩和部材が嵌合されて固定されていることを特徴とする請求項1に記載のチルト式ステアリング装置。
  5. 前記ステアリングコラム及び前記チルトブラケットの何れか一方に嵌合凹部が形成され、該嵌合凹部に前記応力緩和部材に形成した嵌合凸部が嵌合されていることを特徴とする請求項1に記載のチルト式ステアリング装置。
  6. 前記ステアリングコラム及び前記チルトブラケットの何れか一方に嵌合凸部が形成され、該嵌合凸部に前記応力緩和部材に形成した嵌合凹部が嵌合されていることを特徴とする請求項1に記載のチルト式ステアリング装置。
  7. 前記ステアリングコラムを前記チルトブラケットに対してチルト動作させる電動アクチュエータを備えていることを特徴とする請求項1に記載のチルト式ステアリング装置。
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