JP5104068B2 - 位置調整式ステアリング装置 - Google Patents
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Description
さらに、請求項3に係る位置調整式ステアリング装置は、請求項1又は2に係る発明において、前記導通部材は、一端が前記ステアリングコラム及び前記車体側ブラケットの何れか一方に固定され、他端が前記ステアリングコラム及び前記車体側ブラケットの他方に摺接する導電性金属片で構成されていることを特徴としている。
なおさらに、請求項5に係る位置調整式ステアリング装置は、請求項1乃至4の何れか1つに係る発明において、前記ステアリングコラム及び前記車体側ブラケットとの間に絶縁性材が介挿されていることを特徴としている。
さらに、本発明の請求項7に係る位置調整式ステアリング装置は、請求項1乃至6の何れか1つに係る発明において、前記ステアリングコラムの位置調整を手動機構によって行うことを特徴としている。
図1は、本発明による位置調整式ステアリング装置を組付けた車両を示す全体構成図、図2は本発明による位置調整式ステアリング装置の第1の実施形態を示す左側面図、図3は図2の電動チルト機構及び電動テレスコ機構を除いたA−A線上の断面図、図4は導電部材を示す底面図、図5は導電部材を取付けた状態の拡大底面図、図6は電動チルト機構を示す図2のB−B線上の断面図、図7は図6のC−C線上の断面図である。
ステアリングコラム12は、アウターコラム12aと、このアウターコラム12aに摺動自在に保持されたインナーコラム12bとで構成され、インナーコラム12bの前後両端側端部内周面に配設された転がり軸受(図示せず)によってステアリングシャフト11が回転自在に支持されている。
このアウターコラム12aは、図3に示すように、左右側部に水平方向に突出し、平坦な端面を有する突出部12c及び12dが形成されており、これら突出部12c及び12dの先端側の摺接部に直方体状の応力緩和部材25a及び25bが固定されている。
ここで、ガタ詰めプレート26は、図3に示すように、案内板部24cに上下方向に所定間隔を保って形成された一対の雌ねじ24hに螺合する一対の突出調整ボルト26a及び26bを有し、これら一対の突出調整ボルト26a及び26bによって、案内板部24cの内周面からの突出長が調整され、調整された突出長が突出調整ボルト26a及び26bに止めナット26c及び26dを螺合することにより保持されている。
そして、図5に拡大図示するように、コラム側平板部27aがその挿通孔27dを通じて留めねじ28を車体側アッパーブラケット24の車両後方側端面12eに形成した雌ねじ29に螺合させることにより、車両後方側端面12eに固定され、ブラケット側平板部27cに形成された接触部27eがバネ材の弾性力によって所定の予圧を与えるように車体側アッパーブラケット24の案内板部24cにおける車両後方側端面24fに接触されている。
また、このナットホルダ44に突出形成された係合ピン47がアウターコラム12aに一体に設けられた形成された突出部12cに形成された軸方向に延長する長孔12mに係合されており、ナットホルダ44のねじ軸35における軸芯回りの回転運動が規制され、ねじ軸35の正逆回転によってナットホルダ44が上下方向に移動される。
この電動テレスコ機構50は、インナーコラム12bのステアリングホイール側(図2で右端側)に取付けた連結板部57とこの連結板部57に連結されたアウターシャフト58a及びこのアウターシャフト58aに連結されたインナーシャフト58bとを有する連結ロッド58を有する。
次に、上記実施形態の動作を説明する。
さらにまた、応力緩和部材25a及び25bをアウターコラム12aの突出部12c及び12dに装着するので、応力緩和部材25a及び25bの摺動方向の長さが突出部12c及び12dの長さでよく、応力緩和部材25a及び25bを必要最小限の大きさに設定することができる。
また、上記第1の実施形態においては、導通部材27を留めねじ28によってアウターコラム12aの車両後方側端面24fに固定した場合について説明したが、これに限定されるものではなく、ボルト、リベット等の他の固着手段を適用したり、溶接、接着等の固着手段を適用したりすることもできる。しかも、導通部材27はアウターコラム12aの車両後方側端面24fに固定する場合に限らず、アウターコラム12aの側面に固定するようにしてもよく、さらには車体側アッパーブラケット24の案内板部24cにブラケット側平板部27cを固定し、コラム側平板部27aに接触部を形成して、この接触部をアウターコラム12aに形成したピボット軸23の中心を中心とする円弧面でなる接触面に接触させるようにしてもよい。
さらに、上記実施形態においては、導通部材27を所定の予圧を与えた状態で、車体側アッパーブラケット24の案内板部24cにおける車両後方側端面24fに接触させているので、車両後方側端面24fの円弧面は、必ずしもチルトピボット軸23の中心を中心とする円弧面である必要はなく、チルトピボット軸23の中心から少しずれた位置を中心とする円弧面としてもよい。
なおさらに、上記実施形態においては、電動チルト機構30を有する位置調整式ステアリング装置に本発明を適用した場合について説明したが、これに限定されるものではなく、電動チルト機構30を省略した通常の手動チルト機構を有する位置調整式ステアリング装置にも本発明を適用することができる。
Claims (7)
- ステアリングホイールを取付けたステアリングシャフトを回転自在に支持し、車両前方側で揺動自在に支持されたステアリングコラムと、車体側部材に車両後方側で固定されて前記ステアリングコラムを位置調整動作可能に支持すると共に、導電性を有する車体側ブラケットとを備えた位置調整式ステアリング装置であって、
前記ステアリングコラムと前記車体側ブラケットとの間に導通部材を配設し、
前記車体側ブラケットは、前記ステアリングコラムをチルト動作可能に支持し、前記導電部材が接触する端面が当該ステアリングコラムのチルト動作時の回転中心と同等の回転中心を有する円弧状に形成されていることを特徴とする位置調整式ステアリング装置。 - ステアリングホイールを取付けたステアリングシャフトを回転自在に支持し、車両前方側でピボット軸によって揺動自在に支持されたステアリングコラムと、車体側部材に前記ピポット軸より車両後方側で固定されて前記ステアリングコラムを位置調整動作可能に支持すると共に、導電性を有する車体側ブラケットとを備えた位置調整式ステアリング装置であって、
前記ステアリングコラムと前記車体側ブラケットとの間に導通部材を配設し、
前記導通部材は、一端が前記車体側ブラケットの案内板部に固定され、他端が前記ステアリングコラムに形成した前記ピボット軸の中心軸を中心とする円弧面に接触されていることを特徴とする位置調整式ステアリング装置。 - 前記導通部材は、一端が前記ステアリングコラム及び前記車体側ブラケットの何れか一方に固定され、他端が前記ステアリングコラム及び前記車体側ブラケットの他方に摺接する導電性金属片で構成されていることを特徴とする請求項1又は2に記載の位置調整式ステアリング装置。
- 前記導電性金属片はバネ材で構成され、自身の弾性力によって前記車体側ブラケット又は前記ステアリングコラムに所定予圧を与えた状態で接触されていることを特徴とする請求項3に記載の位置調整式ステアリング装置。
- 前記ステアリングコラム及び前記車体側ブラケットとの間に絶縁性材が介挿されていることを特徴とする請求項1乃至4の何れか1項に記載の位置調整式ステアリング装置。
- 前記絶縁性材は、前記ステアリングコラム及び前記車体ブラケット間の摺動性を確保する固体潤滑材又は応力緩和部材であることを特徴とする請求項5に記載の位置調整式ステアリング装置。
- 前記ステアリングコラムの位置調整を手動機構によって行うことを特徴とする請求項1乃至6の何れか1項に記載の位置調整式ステアリング装置。
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