JP4178314B2 - ラックピニオン式舵取装置 - Google Patents
ラックピニオン式舵取装置 Download PDFInfo
- Publication number
- JP4178314B2 JP4178314B2 JP2002382527A JP2002382527A JP4178314B2 JP 4178314 B2 JP4178314 B2 JP 4178314B2 JP 2002382527 A JP2002382527 A JP 2002382527A JP 2002382527 A JP2002382527 A JP 2002382527A JP 4178314 B2 JP4178314 B2 JP 4178314B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- rack
- shaft
- pinion
- bush
- rack shaft
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
Links
Images
Landscapes
- Transmission Devices (AREA)
Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、自動車用の舵取装置の一形式として広く利用されているラックピニオン式舵取装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
ラックピニオン式舵取装置は、操舵部材(ステアリングホイール)に連結されたピニオン軸と、該ピニオン軸に噛合され、軸長方向への移動自在に支持されたラック軸とを備え、操舵部材の回転に連動するピニオン軸の回転をラック軸の軸長方向への移動に変換し、ラック軸の両端部に連結された左右の操向車輪を押し引きすることにより車両を操向するものである。
【0003】
前記ラック軸は、筒形をなすラックハウジングの内部に支持されている。この支持は、一側においては、ラック軸のピニオン軸との噛合部の反対側を押圧し、ラック軸の軸長方向への移動を案内するラックガイドによりなされ、他側においては、ラックハウジングに内嵌された円筒形をなすブッシュによりなされている。
【0004】
このように支持されたラック軸には、前述の如く行われる操舵動作の間に操向車輪からの路面反力等の外力が加えられ、この外力の作用により撓みが生じることがあり、この撓みが生じた場合、ラック軸は、ブッシュに対して撓んだ方向に強く当接するため、ラック軸とブッシュとの摺動抵抗が大きくなり、操舵感が悪化するという問題があった。
【0005】
この問題を解決するために、ラック軸を支持するブッシュとラックハウジングとの嵌合部に弾性材料により形成された支持体を介装し、この支持体の変形を伴ってブッシュが径方向に変位することにより外力の作用によるラック軸の撓みを吸収するようにしたラックピニオン式舵取装置がある(特許文献1参照)。
【0006】
【特許文献1】
実用新案登録第2566042号公報
【0007】
【発明が解決しようとする課題】
図4は、特許文献1に記載されたラックピニオン式舵取装置の要部を示す断面図である。
【0008】
図において51はラック軸、50はラックハウジングであり、ラック軸51は、ラックハウジング50の一端部に螺嵌されたブッシュ保持部材52に内嵌保持された円筒形をなすブッシュ53に支持されている。このブッシュ53とブッシュ保持部材52との嵌合部には、軸長方向に適長離隔した2箇所に支持体であるOリング54,54が全周に亘って介装されており、ブッシュ53は、ブッシュ保持部材52との間に確保された嵌合隙間の範囲内においてOリング54,54の弾性変形を伴って径方向に変位することが可能とされている。
【0009】
以上の構成により、路面反力等の外力の作用によりラック軸51に撓みが生じても、この撓みは、ブッシュ53がOリング54,54の変形を伴いつつ変位することにより吸収される。
【0010】
しかしながら、図4に記載されたラックピニオン式舵取装置においては、支持体として使用されたOリング54,54がブッシュ保持部材52とブッシュ53との嵌合部の全周に亘って介在するから、Oリング54,54の変形を伴うブッシュ53及びラック軸51の変位は半径方向のどの方向にも均等に生じる。
【0011】
ブッシュ53及びラック軸51の変位がピニオン軸側又はその反対側に生じた場合、この変位の影響によりピニオン軸とラック軸との噛合部の噛合状態が変化する。例えば、ラック軸51がピニオン軸側に変位した場合は、噛合部の噛合圧力が高くなることにより操舵操作が重く感じられ、ラック軸51がピニオン軸の反対側に変位した場合は、噛合部の噛合圧力が低くなり、噛合部のバックラッシが増大してピニオン軸の回転に対して即座にラック軸51が移動せず、操舵の応答性が悪化するという問題があった。
【0012】
本発明は斯かる事情に鑑みてなされたものであり、外力の作用によるラック軸の撓みを吸収し、ラック軸の軸長方向への移動を滑らかに案内することにより良好な操舵感を得ると共に、応答性の悪化も防止できるラックピニオン式舵取装置を提供することを目的とする。
【0013】
【課題を解決するための手段】
本発明に係るラックピニオン式舵取装置は、操舵に応じて回転するピニオン軸と、該ピニオン軸に噛合するラック軸と、該ラック軸を軸長方向への移動自在に支持し、筒形をなすラックハウジングと、該ラックハウジングと前記ラック軸との間に介装されたブッシュとを備えるラックピニオン式舵取装置において、前記ブッシュと前記ラックハウジングとの間に介装され、周方向の前記ピニオン軸側及び前記ピニオン軸の反対側の剛性が他の部分の剛性より高い支持体を備えることを特徴とする。
【0014】
本発明においては、操向車輪から伝達される路面反力等の外力の作用によってラック軸に撓みが生じた場合、支持体の変形を伴ってブッシュが変位し、撓みを吸収する。ラックハウジングとブッシュとの間の支持体は周方向のピニオン軸側及びピニオン軸の反対側の剛性が他の部分より高いから、ブッシュ及びラック軸は、ピニオン軸側及びピニオン軸の反対側には変位し難く、その他の方向には変位し易い。その結果、ピニオン軸とラック軸との噛合部に影響を与え易い方向にブッシュの変位が生じ難く、噛合部の噛合状態を良好に保つことができ、ラック軸の撓みに起因する操舵感の悪化を防止できる。
【0017】
【発明の実施の形態】
以下、本発明をその実施の形態を示す図面に基づいて詳述する。
【0018】
図1は、本発明に係るラックピニオン式舵取装置の全体構成を示す模式図である。
【0019】
図において1は円筒形をなすラックハウジングであり、ラックハウジング1は軸長方向を左右方向として車体(図示せず)に固定支持されている。このラックハウジング1の内部には、ラック軸2が軸長方向への移動自在に支持されている。
【0020】
ラック軸2の両端部は、ラックハウジング1の左右両側に突出させてあり、この突出端は、車両を操向するための操向車輪5,5(一般的には前輪)に、タイロッド3,3及びナックルアーム4,4を介して連結されている。
【0021】
ラックハウジング1の一端部側には、軸心間に適宜の距離をもって交叉するように、円筒形をなすピニオンハウジング6が連設されており、このピニオンハウジング6の内部には、ピニオン軸7が回動自在に支持されている。
【0022】
ピニオン軸7の一端部は、ピニオンハウジング6から上方に向けて突出しており、中間軸8を介して操舵軸9の一端部に連結されている。この操舵軸9は、コラムハウジング(図示せず)により回動自在に支持され、後上方に延長されており、この延長端にはステアリングホイール10が固着されている。
【0023】
ピニオンハウジング6内に延設されたピニオン軸7の他端部には、図示しないピニオンが一体形成されており、このピニオンは、ピニオンハウジング6とラックハウジング1との交叉部においてラック軸2に噛合させてある。ラック軸2は、ピニオンとの噛合部の反対側を押圧し、ラック軸2の軸長方向への移動を案内するラックガイド(図示せず)と、ラックハウジング1の他端部に配した後述するブッシュ12(図2参照)とにより支持されている。
【0024】
以上の構成により、ステアリングホイール10が回転操作された場合、この回転は、操舵軸9、中間軸8及びピニオン軸7を介してピニオンに伝達される。ピニオンとラック軸2とが噛合し、ラック軸2は軸長方向への移動自在に支持されているから、ピニオンの回転はラック軸2の軸長方向への移動に変換される。ラック軸2が移動することにより、ラック軸2の両端部に連結されているタイロッド3,3を介してナックルアーム4,4が押し引きされ、操向車輪5,5が操向される。
【0025】
図2は、ラックハウジング1の他端部の縦断面図である。
【0026】
ラックハウジング1の他端部には、円筒形をなすブッシュ保持部材11が螺嵌され、このブッシュ保持部材11の内周面には、円筒形をなし、ラック軸2の軸長方向への移動を支持するブッシュ12が保持されている。このブッシュ12は、合成樹脂材料により作製されており、周方向の1箇所に割り溝12aが設けられていることから、径方向に弾性変形することが可能とされている。また、ブッシュ12の両端部には、半径方向外向きに張り出すようにフランジ12b,12bが周設されており、ブッシュ保持部材11の内周面には、ブッシュ12のフランジ12b,12b間に対応する長さを有した凸部11aが形成されている。ブッシュ12は、割り溝12aの幅を狭めることにより両側のフランジ12b,12bが縮径されて凸部11aを挟むように嵌め合わされ、フランジ12b,12bの作用により軸長方向への移動不可に装着されている。ブッシュ保持部材11とブッシュ12との間には半径方向に適宜の環状隙間が確保されており、この環状隙間に支持体13が設けられている。
【0027】
図3は、図2のIII−III線による横断面図である。
【0028】
支持体13は、ゴム等の弾性材料によりなる弾性部13a,13aと、弾性部13a,13aが存在しない空隙部13b,13bとを備える。この弾性部13a,13aは、図2に示したように、ブッシュ保持部材11とブッシュ12との間の嵌合隙間の軸長方向に略全長に亘って設けてある。また、弾性部13a,13aは、半径方向に相対する2箇所に周方向に所定の長さに亘って設けられており、周方向における残りの部分は、空隙部13b,13bとされている。弾性部13a,13aの配設位置は、例えば、ピニオン軸7側及びその反対側にしてある。
【0029】
前述した如く、車両走行中におけるラック軸2には、操向車輪5,5、ナックルアーム4,4及びタイロッド3,3を介して伝達される路面反力等、種々の外力が加わっており、ラック軸2には、この外力の方向及び大きさに対応した撓みが生じる。
【0030】
ラック軸2が、ピニオン軸7側及びその反対側に向かう方向から傾いた方向に撓んだ場合、ピニオン軸7側及びその反対側には弾性部13a,13aが設けられ、その他の部分には空隙部13b,13bが設けられていることから、ブッシュ12及びラック軸2は、ピニオン軸7側及びその反対側に向かう方向には反力が加えられるために変位し難く、この方向に直交する方向には反力が加えられないために変位し易い。このようにブッシュ12及びラック軸2の変位が生じる結果、ピニオンとラック軸2との噛合部に与える影響は軽減される。
【0031】
従って、本発明に係るラックピニオン式舵取装置においては、外力の作用によるラック軸2の撓みをブッシュ12の変位により吸収してラック軸2の軸長方向への移動を滑らかに案内すると共に、ブッシュ12及びラック軸2の変位は、ピニオンとラック軸2との噛合部に影響を与え易いピニオン軸7側及びその反対側に生じ難いから、噛合部の噛合状態を良好に保つことができ、応答性の悪化を防止して良好な操舵感を得られる。
【0032】
以上の実施の形態においては、弾性部13a,13aをブッシュ保持部材11とブッシュ12との嵌合隙間の軸長方向に略全長に亘って設けたが、前記嵌合隙間の軸長方向の一部に設けてもよい。
【0033】
また、ブッシュ保持部材11とブッシュ12との嵌合隙間の軸長方向の一部においては、弾性部13aを全周に設け、他の部分においては、弾性部13aと空隙部13bとが前記嵌合隙間の周方向に位置するように構成してもよく、弾性部13aと空隙部13bとが前記嵌合隙間の周方向に位置する部分があるように構成されていればよい。
【0034】
また、弾性部13a,13a及び空隙部13b,13bは、夫々2箇所づつ設けたが、弾性部13a及び空隙部13bを設ける数は特に限定されない。
【0035】
また、弾性部13a,13aを、ピニオン軸7側及び該ピニオン軸7の反対側に配設したが、弾性部13a,13aの配設位置は特に限定されない。
【0036】
また、支持体13の構成は、弾性部13a,13a及び空隙部13b,13bに限らず、剛性が異なる2種以上の弾性材料により構成する等、剛性が周方向に異なるように構成されていればよい。
【0037】
また、本発明に係るラックピニオン式舵取装置は、以上に示した構成に限られず、例えば、ブッシュ保持部材11を備えず、ラックハウジング1に支持体13を介してブッシュ12が固定される構成等、異なる構成を採用することが可能である。
【0038】
さらに、以上の実施の形態においては、運転者によりステアリングホイール10に加えられる操作力のみで舵取りを行わせるマニュアルステアリング装置への適用例について述べたが、本発明は、油圧アクチュエータ又は電動モータの発生力により舵取りを補助するパワーステアリング装置への適用も可能であることは言うまでもない。
【0039】
【発明の効果】
以上、詳述したように、本発明に係るラックピニオン式舵取装置においては、外力の作用によるラック軸の撓みを支持体の変形を伴いつつブッシュが変位することによって吸収し、ラック軸の軸長方向への移動を滑らかに案内することができ、また、支持体の周方向のピニオン軸側及びピニオン軸の反対側の剛性を他の部分より高くすることにより、ピニオン軸とラック軸との噛合部に影響を与え易い方向であるピニオン軸側及び該ピニオン軸の反対側にはブッシュ及びラック軸が変位し難いため、噛合部の噛合状態を良好に維持しつつ外力の作用によるラック軸の撓みを吸収することができ、応答性の悪化を防止して良好な操舵感が得られる等、本発明は優れた効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るラックピニオン式舵取装置の全体構成を示す模式図である。
【図2】ラックハウジングの他端部の縦断面図である。
【図3】図2のIII−III線による横断面図である。
【図4】特許文献に記載されたラックピニオン式舵取装置の要部を示す断面図である。
【符号の説明】
1 ラックハウジング
2 ラック軸
7 ピニオン軸
12 ブッシュ
13 支持体
Claims (1)
- 操舵に応じて回転するピニオン軸と、該ピニオン軸に噛合するラック軸と、該ラック軸を軸長方向への移動自在に支持し、筒形をなすラックハウジングと、該ラックハウジングと前記ラック軸との間に介装されたブッシュとを備えるラックピニオン式舵取装置において、
前記ブッシュと前記ラックハウジングとの間に介装され、周方向の前記ピニオン軸側及び前記ピニオン軸の反対側の剛性が他の部分の剛性より高い支持体を備えることを特徴とするラックピニオン式舵取装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2002382527A JP4178314B2 (ja) | 2002-12-27 | 2002-12-27 | ラックピニオン式舵取装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2002382527A JP4178314B2 (ja) | 2002-12-27 | 2002-12-27 | ラックピニオン式舵取装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2004210136A JP2004210136A (ja) | 2004-07-29 |
JP4178314B2 true JP4178314B2 (ja) | 2008-11-12 |
Family
ID=32818063
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2002382527A Expired - Fee Related JP4178314B2 (ja) | 2002-12-27 | 2002-12-27 | ラックピニオン式舵取装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP4178314B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US7665747B2 (en) * | 2006-10-13 | 2010-02-23 | Gm Global Technology Operations, Inc. | Steering gear assembly having rack bushing |
-
2002
- 2002-12-27 JP JP2002382527A patent/JP4178314B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2004210136A (ja) | 2004-07-29 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP2966818B2 (ja) | 電動パワーステアリング装置 | |
JP5685170B2 (ja) | ラックアンドピニオン式ステアリングギヤ | |
KR20120139963A (ko) | 자동차 조향장치의 랙바 지지장치 | |
JP2012245810A (ja) | ラック軸支持装置および車両用操舵装置 | |
JP2007112240A (ja) | 電動式パワーステアリング装置 | |
JP4192626B2 (ja) | ラックピニオン式舵取装置 | |
US6467567B2 (en) | Power steering apparatus | |
JP5133090B2 (ja) | パワーステアリング装置 | |
JP4178314B2 (ja) | ラックピニオン式舵取装置 | |
JP5316125B2 (ja) | ラックアンドピニオン式ステアリング装置 | |
US6053273A (en) | Steering system for vehicle | |
US7780176B2 (en) | Center take-off rack-and-pinion steering apparatus | |
JP5001519B2 (ja) | ステアリング装置 | |
JP2006123643A (ja) | ステアリング装置 | |
KR20170065223A (ko) | 자동차의 조향 컬럼 | |
KR101764934B1 (ko) | 자동차 조향장치의 랙바 지지장치 | |
KR20220040184A (ko) | 차량용 랙 부시 장치 | |
JP2004189038A (ja) | 車両用操舵装置 | |
JP2009202864A (ja) | ステアリング装置 | |
JP5168005B2 (ja) | ステアリング装置 | |
JP3942147B2 (ja) | 電動パワーステアリング装置 | |
KR20190105416A (ko) | 자동차 조향장치의 랙바 지지장치 | |
JP5434250B2 (ja) | 車両用ステアリングダンパ装置及びステアリング装置 | |
JP2021154891A (ja) | 衝撃吸収部材およびダンパ装置 | |
KR100482150B1 (ko) | 자동차 스티어링 기어박스의 랙바 지지구조 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20050926 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20080129 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20080314 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20080729 |
|
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20080811 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110905 Year of fee payment: 3 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110905 Year of fee payment: 3 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120905 Year of fee payment: 4 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130905 Year of fee payment: 5 |
|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |