JP2009202864A - ステアリング装置 - Google Patents

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Yasuo Shimizu
康夫 清水
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勝治 渡辺
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Abstract

【課題】万が一の車両の衝突によって、ステアリングギヤボックス13が移動しても、ハンドル11等を跳ね上げたり、ステアリングギヤボックス13のピニオン部37がブレーキペダル10等と干渉したりするのを抑制できるステアリング装置を提供する。
【解決手段】ステアリングコラム12に設けられハンドル11を介して入力される操舵トルクを計測する操舵トルクセンサ23と、ステアリングギヤボックス13に設けられピニオン部37を回転させる電動モータ32と、操舵トルクセンサ23で計測された操舵トルクに基づいて、電動モータ32の回転を制御する制御装置17とを有し、ステアリングコラム12とピニオン部37を、車両1の進行方向に向かって左右方向に2等分するセンタ面16を挟んで、互いに反対側に配置している。あるいは、ピニオン部37を車両の車幅方向中央さらにはステアリングギヤボックス13の中央に位置するように配置している。
【選択図】図2

Description

本発明は、ステアリングコラムとラック&ピニオン式のステアリングギヤボックスを備えた車両のステアリング装置に関する。
ステアリング装置としては、
電動パワーステアリング装置のように、ステアリングコラムとステアリングギヤボックスとが自在継ぎ手で連結され、運転者がハンドル(ステアリングホイール)を操舵すると、操舵力がハンドルからステアリングコラムと自在継ぎ手を介してステアリングギヤボックスに伝達されるだけでなく、電動モータを連動させて前記操舵力を補助し、タイヤの転舵をアシストする手法が提案されている(例えば、特許文献1参照)。
特開2004−130899号公報
従来の電動パワーステアリング装置において、ラック&ピニオン式のステアリングギヤボックスが用いられた場合、ステアリングギヤボックスのピニオン部に自在継ぎ手が連結されているので、ハンドルから見て、車両の進行方向の斜め下方向に、ステアリングコラム、自在継ぎ手とピニオン部がほぼ一直線状に連結され配置されている。また操舵トルクを検出する操舵トルクセンサや電動モータや電動モータの減速機などが適宜配置されている。
万が一、車両が衝突した際に、車両のフレームが変形してエンジンとステアリングギヤボックスがキャビンに向かって移動すると、ステアリングギヤボックスが円滑に移動できなかったり、ステアリングギヤボックスの移動に伴って連結されているステアリングコラムとハンドルを跳ね上げてエアバッグの展開位置が想定より上方にシフトしたりする、というような課題があった。
そして、ステアリングギヤボックスが更に移動すると、ステアリングギヤボックスにおいて突出しているピニオン部がキャビン内に侵入し、ピニオン部や減速機やモータや操舵トルクセンサ等が運転席足元のブレーキペダルやアクセルペダル等と干渉するので、一層のステアリングギヤボックスの移動を妨げるという課題があった。
本発明は、前記課題に鑑み、万が一の車両の衝突によって、ステアリングギヤボックスが円滑に移動できなかったり、ハンドル等を跳ね上げたり、ピニオン部や電動モータや減速機などがブレーキペダル等と干渉したりするのを抑制できるステアリング装置を提供することを目的とする。
本発明は、ステアリングコラムとラック&ピニオン式のステアリングギヤボックスを備えた車両のステアリング装置において、
前記ステアリングコラムに設けられハンドルを介して入力される操舵トルクを計測する操舵トルクセンサと、前記ステアリングギヤボックスに設けられ前記ステアリングギヤボックスのピニオン部を回転させる電動モータと、前記操舵トルクセンサで計測された前記操舵トルクに基づいて、前記電動モータの回転を制御する制御装置とを有し、
前記ステアリングコラムと前記ピニオン部を、前記車両の進行方向に向かって左右方向に2等分するセンタ面を挟んで、互いに反対側に配置したことを特徴とする。また、前記ピニオン部を、前記車両の車幅方向中央、さらには、前記ステアリングギヤボックスの中央に位置するように配置したことを特徴とする。
これにより、ハンドルから見て、車両の進行方向の斜め下方向に、ステアリングコラムのみが存在し、ピニオン部や電動モータや操舵トルクセンサなどはこの方向には存在していない。このため、万が一の車両の衝突の際に、フレームが変形しステアリングギヤボックスがキャビンの方向に移動する際に、ステアリングギヤボックスにおいて突出しているピニオン部の移動方向にステアリングコラムや自在継ぎ手が存在しないので、ステアリングギヤボックスが円滑に移動でき、衝突エネルギを最大限吸収できるばかりか、ステアリングコラムとハンドルとが跳ね上げられることはない。また、運転者は、手で行うハンドルの操作と、足で行うアクセルペダルとブレーキペダルの操作を、同時に行う必要があるので、ステアリングコラムの下方、すなわち、前記車両の車幅方向中央(前記ステアリングギヤボックスの中央や前記センタ面)から離れ、前記ピニオン部の前記センタ面を挟んで反対側にアクセルペダルとブレーキペダルとが配置されている。このため、万が一の車両の衝突の際に、フレームが変形しステアリングギヤボックスがキャビンの方向に移動しても、ステアリングギヤボックスにおいて突出しているピニオン部の移動方向にアクセルペダルとブレーキペダルは存在していないので、ピニオン部の移動がアクセルペダルとブレーキペダルによって干渉されることはない。そして、これらによれば、結果的にフレームを円滑に変形できる変形量を大きくできるので、フレームの変形によるエネルギ吸収設計を容易にし、且つ衝突エネルギを最大限吸収させることができる。
また、前記操舵トルクセンサは、磁歪式トルクセンサであることが好ましい。磁歪式トルクセンサは、トーションバーを用いることなく、ハンドルが直結するステアリングコラムのコラム軸の表面に直接メッキで磁歪膜を施しているので、トーションバー式トルクセンサに比べ、コラム軸の剛性を大きくできる。このため、ハンドルの曲げ剛性と捩じり剛性が大きくなりコラム振動低減、及び操舵フィールが向上する。
また、回転する前記ピニオン部のピニオン軸を概ね鉛直方向に立てることが好ましい。ピニオン部はステアリングギヤボックスからピニオン軸の方向に突出しているので、ピニオン軸を概ね鉛直方向に立てることにより、ピニオン部をキャビンから離すことができる。フレームが変形して、ピニオン部がキャビンの方向に移動しても、離した分だけ余計に移動してもピニオン部はキャビンに突入しなくなる。そして、離した分だけ、フレームを円滑に変形できる変形量を大きくでき、大きな衝突エネルギを吸収させることができる。
また、前記ステアリング装置は、前記ステアリングコラムと前記ピニオン部を連結し、前記操舵トルクを前記ステアリングコラムから前記ピニオン部へ伝達するケーブルを有し、前記ケーブルは、前記ステアリングギヤボックスの長手方向にはわせることが好ましい。ケーブルであれば、可撓性を有するので、ピニオン部がキャビン方向に移動しても、ケーブルが撓って曲がることで、ステアリングコラムとハンドルを跳ね上げることはない。また、ケーブルは既に配置されているステアリングギヤボックスに沿って配置されることになるので、ステアリングギヤボックスがエンジンルームの他の部品と干渉していないのと同様に、ケーブルも容易に他の部品に干渉しないように引き回すことができ、高い搭載性が得られる。また、ケーブルをステアリングギヤボックスの長手方向にはわせることは、冗長性を持たせて配線していることになるので、万が一の衝突時にエンジンルーム内の他の部品がキャビン方向に移動することでケーブルの一部が移動しても、ステアリングコラムが引き摺られることなく、このケーブルの一部の移動によるステアリングコラムの移動を抑制することができる。
また、前記電動モータは、1つであり、回転して転舵又は転舵のアシストを行っていることが好ましい。1つであれば、万が一の衝突時において生じるステアリングギヤボックスの慣性力を小さくできるので、ステアリングギヤボックスの初期移動遅れを減少させ円滑に移動させることができるとともに移動終了時のオーバーシュートを減少できる。これにより他の部品との干渉防止やフレームの変形によるエネルギ吸収設計の自由度を大きくできる。
本発明によれば、万が一の車両の衝突によって、ステアリングギヤボックスが移動する際に、円滑に移動でき、しかも移動過程または終了時にハンドル等を跳ね上げたり、ピニオン部がブレーキペダル等と干渉したりするのを抑制できるステアリング装置を提供できる。
次に、本発明の実施形態について、適宜図面を参照しながら詳細に説明する。なお、各図において、共通する部分には同一の符号を付し重複した説明を省略する。
図1に、本発明の実施形態に係るステアリング装置2を有する車両1の側方からの透視図を示す。車両1には、フレーム4が設けられており、フレーム4の上の車両1の進行方向前方に、エンジン3が配置されている。タイヤ7lも図示を省略したハブを介してフレーム4に回転可能に固定されている。ステアリング装置2は、ハンドル11と、ハンドル11に直結するステアリングコラム12と、可撓性を有する機械式のケーブル14と、このケーブル14でステアリングコラム12に連結するステアリングギヤボックス13とで構成され、ステアリングギヤボックス13は、例えば車両1の進行方向においてエンジン3の後方に配置されフレーム4に固定されている(エンジン3の前方でも良い)。そして、ステアリングギヤボックス13の後方には、運転者6が搭乗するためのキャビン(車室)5が設けられている。キャビン5内には、運転者6の座るシート8が設けられ、運転者6がシート8に着座すると、運転者6の正面にハンドル11が配置され、運転者6の足元には、アクセルペダル9とブレーキペダル10等(マニュアルトランスミッションの場合にクラッチペダルも含まれる)が配置されるようになっている。アクセルペダル9とブレーキペダル10の車両1の進行方向には、トーボード15が設けられ、キャビン5を仕切っている。
運転者6が、ハンドル11を操舵して回転させることによって、操舵トルクが生じ、操舵トルクは、ステアリングコラム12に伝達されてコラム軸21を回転させる。操舵トルクは、ステアリングコラム12からケーブル14を介してラック&ピニオン式のステアリングギヤボックス13に伝達されてピニオン軸31を回転させ、ステアリングギヤボックス13によってタイヤ7lを転舵させている。
万が一、車両1が正面衝突した際には、車両1のフレーム4が車両1の進行方向の先端側からつぶれて変形し、衝突エネルギを吸収する。この変形に伴って、エンジン3は相対的にキャビン5に近づき、フレーム4が更に変形すると、ステアリングギヤボックス13が相対的にキャビン5に近づくことになる。ステアリングギヤボックス13がキャビン5に近づいても、ケーブル14は可撓性を有するので撓って曲がり、キャビン5に対するハンドル11及びステアリングコラム12の位置関係が変わることはない。このため、衝突しても、運転者6に対するハンドル11の位置関係は変わらず、ハンドル11から展開するエアバッグは、確実に運転者をとらえることができる。
また、自在継ぎ手で連結する場合、ハンドル11の回転とステアリングギヤボックス13のピニオン軸31の回転の等速性を保持させるためにピニオン軸31を傾斜させなくてはならなかったが、ステアリングコラム12とステアリングギヤボックス13とがケーブル14で連結され、ケーブル14が操舵トルクを伝達するので、コラム軸21とピニオン軸31とを自在継ぎ手で連結する必要が無い。このため、ピニオン軸31を、コラム軸21に依存しないで配置することができ、図1に示すように、概ね鉛直方向に立てた状態で配置することができる。ピニオン軸31はステアリングギヤボックス13から突出しているので、ピニオン軸31を概ね鉛直方向に立てることにより、ピニオン軸31をキャビン5から離すことができる。フレーム4が変形して、ピニオン軸31がキャビン5の方向に、離した分だけ余計に移動してもピニオン軸31はキャビン5に突入しなくなる。そして、離した分だけ、フレーム4を円滑に変形できる変形量を大きくできる。
図2に、本発明の実施形態に係るステアリング装置2の車両の正面方向からの透視図を示す。ステアリング装置2は、いわゆるパワーステアリング装置であって、運転者によってハンドル11から入力される操舵トルクを、ステアリングコラム12、ケーブル14を介してステアリングギヤボックス13に伝達し、そのタイロッド44l、44rを介してタイヤ7l、7rに伝達し、タイヤ7l、7rを転舵する。このような車両の舵を切る機械的な基本動作に対して、ステアリング装置2ではさらに、操舵トルクセンサ23と車速センサ18等の信号に基づいて制御装置17が電動モータ32を駆動制御して、車両の舵を切る機械的な基本動作をアシスト(動力補助)し、操舵トルクの軽減を図っている。
ステアリングコラム12には、ハンドル11から操舵トルクを伝達され回転するコラム軸21と、コラム軸21に設けられハンドル11から入力される操舵トルクを計測する操舵トルクセンサ23と、コラム軸21に設けられコラム軸21に伝達した操舵トルクをケーブル14の運動に変換する樹脂製の第1プーリ26を有している。コラムハウジング22は車両に固定され、コラム軸21は、軸受け27、28、29によって、コラムハウジング22に対して回転自在に固定されている。コラムハウジング22は、キャビン5内の図示されないコラムハンガに固定されている。
操舵トルクセンサ23は、磁歪式トルクセンサであり、トーションバーを用いることなく、ハンドル11が直結するコラム軸21の表面に直接メッキで、第1磁歪膜24と第2磁歪膜25を施しているので、トーションバー式トルクセンサに比べ、コラム軸21の剛性、即ち曲げ剛性と捩じり剛性を大きくできる。このため、コラム軸21の曲げ剛性が大きくでき、ステアリングコラム12の長さを短くしても取り付け支持剛性を大きくとれハンドル11の上下振動を低減できるばかりか、ハンドル11の捩じり剛性が大きくなり、ケーブル14で低下した捩じり剛性をトーションバー式のトルクセンサの剛性以上に高めることができ操舵フィールを向上できる。
ケーブル14は、ステアリングコラム12とステアリングギヤボックス13を連結し、ラック軸41に沿う方向であるステアリングギヤボックス13の長手方向にはわされている。支持部49が、ギヤボックスハウジング43の上に固定され、支持部49にブラケット48が固定され、そのブラケット48にケーブル14が固定されている。このため、ケーブル14は、ステアリングギヤボックス13の長手方向に沿って配置することができる。このため、ステアリングギヤボックス13がエンジンルームの他の部品と干渉しないように配置されているのと同様に、ケーブル14も容易に他の部品に干渉しないように引き回すことができる。また、ケーブル14をステアリングギヤボックス13の長手方向にはわせることは、ケーブル14の長さに余裕を持たせ、いわゆる冗長性を持たせて配線していることになるので、万が一の衝突時にエンジンルーム内の他の部品がキャビン5(図1参照)方向に移動することでケーブル14の一部が移動しても、ケーブル14と連結されるステアリングコラム12が引き摺られることはない。
また、ステアリングコラム12には、ケーブル14を引き出すためのケーブル誘導孔30が設けられ、ステアリングギヤボックス13にも、ケーブル14を引き出すためのケーブル誘導孔50が設けられている。これらケーブル誘導孔30と50とは、ステアリングギヤボックス13の長手方向の対向していない同じ方向を向いて開口している。
また、ケーブル14は、図2の図中に点線で示すケーブル14rのような経路をはわせてもよい。このようにはわせることによれば、車両の正面から見て、ケーブル14rやピニオン軸31をエンジン3の背後に配置しないことが可能になる。
ピニオン軸31には、ピニオン部37が取り付けられている。ピニオン部37はラックギヤ38に噛み合っており、ラックギヤ38とピニオン部37とでラック&ピニオン39を構成している。ラック&ピニオン39は、ピニオン軸31の回転トルクをラック軸41の軸方向の推力に変換する。ラックギヤ38は、ラック軸41に刻まれて設けられている。
ウォームホイールギヤ35の外歯は、ウォームギヤ34に噛み合わされている。ウォームギヤ34は、ブラシレスの電動モータ32の回転軸に連結している。電動モータ32は、運転者の操舵に対して動力補助をする。ウォームギヤ34とウォームホイールギヤ35とで減速装置33が構成されている。減速装置33は、電動モータ32の発生させる補助トルクを倍力する。ラック&ピニオン39は、倍力された補助トルクをラック軸41の軸方向の推力に変換する。ラック軸41の両端にはタイロッド44l、44rの一端が固定され、各タイロッド44l、44rの他端には自動車の前輪(転舵輪)となるタイヤ7l、7rが取り付けられている。
ラック軸41は、一端が滑り軸受け42によって、他端がラックガイド67(図5参照)によって支持され、ステアリングギヤボックス13内を回転させないで軸方向に移動が自在にできるように保持されている。ピニオン軸31は、軸受け45、46、47によって、ステアリングギヤボックス13内に回転自在に支持されている。
ステアリングコラム12と、ピニオン部37(ピニオン軸31)とは、車両の進行方向に向かって左右方向に2等分するセンタ面16を挟んで、互いに反対側に配置されている。これにより、ハンドル11から見て、車両の進行方向の斜め下方向に、ステアリングコラム12のみが存在し、ピニオン部37(ピニオン軸31)はこの方向には存在していない。当然電動モータや減速機なども存在していない。このため、万が一の車両の衝突の際に、フレーム4が変形しステアリングギヤボックス13がキャビン5の方向に移動しても、ステアリングギヤボックス13において突出しているピニオン部37(ピニオン軸31)の移動方向にステアリングコラム12は存在していないので、ステアリングコラム12とハンドル11とが跳ね上げられることはない。
また、万が一の車両の衝突の際に、フレーム4が変形しステアリングギヤボックス13がキャビン5の方向に移動しても、ステアリングギヤボックス13において突出しているピニオン部37(ピニオン軸31)の移動方向にアクセルペダル9とブレーキペダル10は存在していないので、ピニオン部37(ピニオン軸31)の移動がアクセルペダル9とブレーキペダル10によって干渉されることはない。当然電動モータや減速機なども存在していない。
運転者がハンドル11を操舵することによって、操舵トルクが生じ、操舵トルクはコラム軸21に伝達される。伝達された操舵トルクは、操舵トルクセンサ23に検出され、検出した信号として、出力VT1と出力VT2を出力する。出力VT1、VT2は、制御装置17に入力される。制御装置17はコンピュータで構成され、自動車の車速を検出する車速センサ18から車速信号を受信する。また、制御装置17は、電動モータ32にモータ電流を送電すると共に、電動モータ32からモータ電流を計測した電流計測信号と、電動モータ32の回転子の回転角を計測したモータ回転角信号などを受信する。制御装置17は、受信した出力VT1、VT2と、車速信号、電流計測信号、モータ回転角信号等に基づいて、電動モータ32にモータ電流を出力する。
電動モータ32は、モータ電流により、操舵トルクを補助する補助トルクを出力し、補助トルクは、減速装置33、ラック&ピニオン39を経由して、ラック軸41に伝達するとともに直線運動に変換される。運転者が直に発生させた操舵トルクは、後記するが、第1プーリ26、ケーブル14、第2プーリ36、ピニオン軸31、ラック&ピニオン39を経由して、ラック軸41に伝達するとともに直線運動に変換される。なお、第1プーリ26、ケーブル14、第2プーリ36を省いて、電動モータ32からのみピニオン軸31及びラック軸41にトルクを伝えてもよい。このことによれば、ステアバイワイヤ(SBW)装置を構成でき、電動モータ32は、転舵の主たる動力源になる。
そして、電動モータ32は、パワーステアリング装置においても、ステアバイワイヤ装置においても、1つでよいので、万が一の衝突時において生じるステアリングギヤボックスの慣性力を小さくできるので、ステアリングギヤボックスの初期移動遅れを減少させ円滑に移動させることができるとともに移動終了時のオーバーシュートを減少できる。これにより他の部品との干渉防止や、フレーム4の変形によるエネルギ吸収設計の自由度を大きくできる。
また、電動モータ32を操舵トルクを補助する補助トルクの出力源とするパワーステアリング装置においては、ラック軸41に伝達した操舵トルクの直線運動と補助トルクの直線運動とは合わさって、タイロッド44l、44rを動かし、タイヤ7l、7rの走行方向を変化させる。操舵トルクに補助トルクが合わさることで、運転者の操舵に必要な操舵トルクを軽減することができる。
具体的に、数式を使って説明する。操舵トルクセンサ23により検出される操舵トルクをTsとし、電動モータ32によるピニオン軸31上の補助トルクをTAとし、操舵トルクTsに対する補助トルクTAの比例係数を、例えば、一定のkAとすると、TA=kA×Tsとなる。負荷であるピニオン部37上のピニオントルクをTpとすると、ピニオントルクTpは操舵トルクTsと補助トルクTAの和(Tp=Ts+TA)であるから、Ts=Tp/(1+kA)と表現できる。この式によれば、操舵トルクTsは、ピニオントルクTpの1/(1+kA)、(kA>0又はkA=0)となってピニオントルクTpより小さくなり、操舵トルクTsは軽減される。
前記では、理解を容易にするために比例係数kAを定数としたが、kAは車速の増大に伴って小さくなることが好ましい。このことにより、自動車が高速走行になるに従ってタイヤ7l、7rを路面に対して回転させる負荷が減少しても、タイヤ7l、7rを回転させるのに要する操舵トルクTsを大きくして運転者に手応え感を付与することができる。具体的に、車速Vを変数として比例係数kAを変化させ、kA=0ならばTs=Tp、kA=3ならばTs=Tp/4のように、車速Vに応じて比例係数kAを変化させた操舵トルクTsを付与できる。
図3に、ステアリングコラム12の断面図を示す。コラム軸21には、コラム軸21とハンドル11(図1参照)とを締結するセレーション51が設けられている。また、コラム軸21と第1プーリ26とを締結するセレーション52が設けられている。
磁歪式の操舵トルクセンサ23は、例えば、機械構造用鋼材(SC材)や、クロムモリブデン鋼材(SCM)のような鉄合金からなるコラム軸21の表面に、磁気歪効果、即ちトルクを印加することにより透磁率や損失等の磁気特性が変化する、例えばFe−Ni合金やFe−Co合金やSmFe合金等の磁歪材からなる薄膜の第1磁歪膜24と第2磁歪膜25をそれぞれ設ける。この第1磁歪膜24と第2磁歪膜25は、例えば、めっき法、溶射法、スパッタ法や蒸着法、接着法等の製法でコラム軸21上に直接形成されている。第1磁歪膜24と第2磁歪膜25とは、同一の磁歪材からなるが、互いに反対方向の異方性が付与される。したがって、コラム軸21に操舵トルクを入力すると、例えば第1磁歪膜24の透磁率が増大し、第2磁歪膜25の透磁率が減少する。そして、第1磁歪膜24と第2磁歪膜25に適当な間隔(0.1mm〜1mm程度)を有して、第1磁歪膜24と第2磁歪膜25それぞれの磁気歪効果(逆磁歪効果ともいう)による透磁率変化を検出する第1検出コイル53と第2検出コイル54が設けられている。第1検出コイル53と第2検出コイル54は、ボビン55の筒形状の外周面に形成された2つの溝それぞれに多重巻きされたコイルである。ボビン55には、例えば、電磁鋼板等の軟磁性体からなる円筒ヨーク56とこの円筒ヨーク56の端面に端面ヨーク57、58が設けられ、磁気的な外乱ノイズのタフネスを向上させている。
前記の例えば、第1磁歪膜24の透磁率の増大と、第2磁歪膜25の透磁率の滅少を第1検出コイル53と第2検出コイル54で検知して、第1磁歪膜24の透磁率の増大と、第2磁歪膜25の透磁率の減少の大きさを電気的に又はソフト的に求めることにより操舵トルクの大きさを、また、第1磁歪膜24と第2磁歪膜25のどちらの磁歪膜の透磁率が増大、減少したのかを電気的に又はソフト的に調べて操舵トルクの作用方向を検出し、この検出結果を出力VT1、VT2として出力している。
また、図3に示すように、第1プーリ26の外周面には、断面略半円の1本の螺旋溝62が複数周回設けられる。この螺旋溝62には、ケーブル14を構成する2本のケーブル14aとケーブル14bが巻き回される。ケーブル14aとケーブル14bとは、可撓性を有する細い金属製の線(例えばピアノ線)を縒って束ねることで形成することができる。ケーブル14aの一端には、円筒状の留め金63aが固定され、その留め金63aは、第1プーリ26の上端面に設けられた円形の穴に嵌合される。そして、ケーブル14aの一端側から螺旋溝62に沿ってケーブル14aが巻き回されている。同様に、ケーブル14bの一端には、円筒状の留め金63bが固定され、その留め金63bは、第1プーリ26の下端面に設けられた円形の穴に嵌合される。そして、ケーブル14bの一端側から螺旋溝62に沿ってケーブル14bが巻き回されている。
図4に、図3のA−A方向の矢視断面図を示す。ステアリングコラム12には、ステアリングギヤボックス13の長手方向に、ケーブル誘導孔30が設けられている。ケーブル誘導孔30には、ケーブル14aをステアリングコラム12から引き出しているものと、ケーブル14bをステアリングコラム12から引き出しているものとがある。ケーブル14a用とケーブル14b用のケーブル誘導孔30は、同一の構造をしており、コラムハウジング22に固定されている段差つきの筒形状のベース64と、内側にケーブル14aまたはケーブル14bを通しベース64に嵌められた筒65と、筒65をコラムハウジング22に支持するホルダ66とを有している。
ケーブル14aとケーブル14bとは互いに、それぞれの一端側から第1プーリ26に逆方向に巻かれているので、例えば、コラム軸21を右回転(図4の時計回り方向)に回転すると、ケーブル14aが巻かれると同時にケーフル14bが巻き解される。そして、ケーブル14aは、ケーブル誘導孔30からステアリングコラム12内に引き込まれ、ケーブル14bは、ケーブル誘導孔30からステアリングコラム12の外に押出される。
図5に、ステアリングギヤボックス13のピニオン部37周りの断面図を示す。なお、線分Bの上方は車両の進行方向に垂直な平面で切断した断面図であり、線分Bの下方はラック軸の長手方向に垂直な平面で切断した断面図である。
図5に示すように、ステアリングギヤボックス13には、ステアリングギヤボックス13の長手方向に、ケーブル誘導孔50が設けられている。ケーブル誘導孔50には、ケーブル14aをステアリングギヤボックス13から引き出しているものと、ケーブル14a用のケーブル誘導孔50の裏にあって図示を省略しているが、ケーブル14bをステアリングコラム12から引き出しているケーブル誘導孔50とがある。ケーブル14a用とケーブル14b用のケーブル誘導孔50は、図4に示すケーブル誘導孔30と同一の構造をしており、ギヤボックスハウジング43に固定されている段差つきの筒形状のベース74と、内側にケーブル14aまたはケーブル14bを通しベース74に嵌められた筒75と、筒75をギヤボックスハウジング43に支持するホルダ76とを有している。
第2プーリ36の外周面には、断面略半円の1本の螺旋溝62が複数周回設けられる。第2プーリ36も樹脂製であり、螺旋溝62には、ケーブル14を構成する2本のケーブル14aとケーブル14bが巻き回される。ケーブル14aのもう一端には、円筒状の留め金68aが固定され、その留め金68aは、第2プーリ36の上端面に設けられた円形の穴に嵌合される。そして、ケーブル14aのもう一端側から螺旋溝62に沿ってケーブル14aが巻き回されている。同様に、ケーブル14bのもう一端には、円筒状の留め金68bが固定され、その留め金68bは、第2プーリ36の下端面に設けられた円形の穴に嵌合される。そして、ケーブル14bのもう一端側から螺旋溝62に沿ってケーブル14bが巻き回されている。
ケーブル14aとケーブル14bとは互いに、それぞれのもう一端側から第2プーリ36に逆方向に巻かれているので、例えば、ケーブル14aが、ステアリングコラム12内に引き込まれることで、ケーブル誘導孔50からステアリングギヤボックス13の外に押出され、第2プーリ36から巻き解されながら第2プーリ36を回転させる。ケーブル14bが、ステアリングコラム12の外に押出されることで、ケーブル誘導孔50からステアリングギヤボックス13内に引き込まれ、第2プーリ36に巻かれながら第2プーリ36を回転させる。そして、ピニオン軸31を回転させることができる。
前記説明したように、コラム軸21の回転(操舵トルク)を、第1プーリ26、ケーブル14、第2プーリ36を介して、ピニオン軸31に伝えることができる。ピニオン軸31は軸受け45、46、47によって回転自在に支持されている。ピニオン軸31の軸受け46と47の間は、ウォームホィールギヤ35がピニオン軸31に一体的に設けられる。このウォームホィールギヤ35には電動モータ32(図2参照)の回転軸に設けられたウォームギヤ34が噛み合わされ電動モータ32の回転トルクを倍力してピニオン軸31に伝達する。
(変形例)
図6に、本発明の実施形態の変形例に係るステアリング装置2の車両1の正面方向からの透視図を示す。変形例のステアリング装置2が、図2の実施形態のステアリング装置2と異なる点は、ピニオン部37や、ピニオン部37を含んだラックギヤ39や、ピニオン軸31や、減速装置33や、電動モータ32や、第2プーリ36が、車両1の車幅方向中央、具体的には、左右のタイヤ7l、7rの中間地点、ステアリングギヤボックス13の中心(中央)さらにはセンタ面16の近傍に位置するように配置されている点が異なっている。
一般的に、ステアリングコラム12は、右ハンドルでも、左ハンドルでも、車両1の車幅方向中央、すなわち、ステアリングギヤボックス13の中心(中央)や、センタ面16の近傍から離れて配置されている。このため、アクセルペダル9とブレーキペダル10等のペダル類も、運転者がハンドル11とアクセルペダル9等の操作を同時に行う必要があるので、ステアリングコラム12の下方、すなわち、車両1の車幅方向中央(ステアリングギヤボックス13の中心(中央)やセンタ面16の近傍)から離れて配置される。このため、万が一の車両1の衝突の際に、フレーム4が変形しステアリングギヤボックス13がキャビン5の方向に移動しても、ステアリングギヤボックス13において突出しているピニオン部37等の移動方向にアクセルペダル9等は存在していないので、ピニオン部37等の移動がアクセルペダル9等によって干渉されることはない。そして、これらによれば、結果的にフレーム4を円滑に変形できる変形量を大きくできるので、フレーム4の変形によるエネルギ吸収設計を容易にし、且つ衝突エネルギを最大限吸収させることができる。
また、逆に、ピニオン部37等が、車両1の車幅方向中央(ステアリングギヤボックス13の中心(中央)やセンタ面16)の近傍に位置するように配置されているステアリングギヤボックス13は、右ハンドル仕様のステアリング装置2にも、左ハンドル仕様のステアリング装置2にも用いることができ造り分ける必要が無いので量産に適している。もちろん、どちらの仕様においても本発明の効果を発揮できる。
本発明の実施形態に係るステアリング装置を有する車両の側方からの透視図である。 本発明の実施形態に係るステアリング装置の車両の正面方向からの透視図である。 ステアリングコラムの断面図である。 図3のA−A方向の矢視断面図である。 ステアリングギヤボックスのピニオン部周りの断面図であり、線分Bの上方は車両の進行方向に垂直な平面で切断した断面図であり、線分Bの下方はラック軸の長手方向に垂直な平面で切断した断面図である。 本発明の実施形態の変形例に係るステアリング装置の車両の正面方向からの透視図である。
符号の説明
1 車両
2 ステアリング装置
3 エンジン
4 フレーム
5 キャビン
6 運転者
7l、7r タイヤ
8 シート
9 アクセルペダル
10 ブレーキペダル
11 ハンドル
12 ステアリングコラム
13 ステアリングギヤボックス
14、14a、14b、14r ケーブル
15 トーボード
16 センタ面
17 制御装置
18 車速センサ
21 コラム軸
22 コラムハウジング
23 操舵トルクセンサ
24 第1磁歪膜
25 第2磁歪膜
26 第1プーリ
27、28、29 軸受け
30 ケーブル誘導孔
31 ピニオン軸
32 電動モータ
33 減速装置
34 ウォームギヤ
35 ウォームホイールギヤ
36 第2プーリ
37 ピニオン部
38 ラックギヤ
39 ラック&ピニオン
41 ラック軸
42 滑り軸受け
43 ギヤボックスハウジング
44l、44r タイロッド
45、46、47 軸受け
48 ブラケット
49 支持部
50 ケーブル誘導孔
51、52 セレーション
53 第1検出コイル
54 第2検出コイル
55 ボビン
56 円筒ヨーク
57、58 端面ヨーク
62 螺旋溝
63a、63b 留め金
64 ベース
65 筒
66 ホルダ
67 ラックガイド
68a、68b 留め金
74 ベース
75 筒
76 ホルダ

Claims (7)

  1. ステアリングコラムとラック&ピニオン式のステアリングギヤボックスを備えた車両のステアリング装置において、
    前記ステアリングコラムに設けられ、ハンドルを介して入力される操舵トルクを計測する操舵トルクセンサと、
    前記ステアリングギヤボックスに設けられ、前記ステアリングギヤボックスのピニオン部を回転させる電動モータと、
    前記操舵トルクセンサで計測された前記操舵トルクに基づいて、前記電動モータの回転を制御する制御装置とを有し、
    前記ステアリングコラムと前記ピニオン部を、前記車両の進行方向に向かって左右方向に2等分するセンタ面を挟んで、互いに反対側に配置したことを特徴とするステアリング装置。
  2. ステアリングコラムとラック&ピニオン式のステアリングギヤボックスを備えた車両のステアリング装置において、
    前記ステアリングコラムに設けられ、ハンドルを介して入力される操舵トルクを計測する操舵トルクセンサと、
    前記ステアリングギヤボックスに設けられ、前記ステアリングギヤボックスのピニオン部を回転させる電動モータと、
    前記操舵トルクセンサで計測された前記操舵トルクに基づいて、前記電動モータの回転を制御する制御装置とを有し、
    前記ピニオン部を前記車両の車幅方向中央に位置するように配置したことを特徴とするステアリング装置。
  3. ステアリングコラムとラック&ピニオン式のステアリングギヤボックスを備えた車両のステアリング装置において、
    前記ステアリングコラムに設けられ、ハンドルを介して入力される操舵トルクを計測する操舵トルクセンサと、
    前記ステアリングギヤボックスに設けられ、前記ステアリングギヤボックスのピニオン部を回転させる電動モータと、
    前記操舵トルクセンサで計測された前記操舵トルクに基づいて、前記電動モータの回転を制御する制御装置とを有し、
    前記ピニオン部を前記ステアリングギヤボックスの中央に位置するように配置したことを特徴とするステアリング装置。
  4. 前記操舵トルクセンサは、磁歪式トルクセンサであることを特徴とする請求項1乃至請求項3のいずれか1項に記載のステアリング装置。
  5. 回転する前記ピニオン部のピニオン軸を概ね鉛直方向に立てたことを特徴とする請求項1乃至請求項4のいずれか1項に記載のステアリング装置。
  6. 前記ステアリングコラムと前記ピニオン部を連結し、前記操舵トルクを前記ステアリングコラムから前記ピニオン部へ伝達するケーブルを有し、
    前記ケーブルは、前記ステアリングギヤボックスの長手方向にはわせたことを特徴とする請求項1乃至請求項5のいずれか1項に記載のステアリング装置。
  7. 前記電動モータは、1つであり、回転して転舵又は転舵のアシストを行うことを特徴とする請求項1乃至請求項6のいずれか1項に記載のステアリング装置。
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