JPWO2008087836A1 - 弾性境界波装置の製造方法 - Google Patents

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Abstract

IDTの厚みをさほど薄くせずとも、堆積法により誘電体膜を形成した場合に誘電体膜中の不連続性部分が生じ難く、電気的特性の劣化が生じ難い弾性境界波装置の製造方法を提供する。圧電基板1上に、IDT4を形成した後に、IDT4を覆うように下層誘電体膜5を形成し、下層誘電体膜5の上面の凹凸を緩和するように平坦化工程を実施し、上面の凹凸が緩和された下層誘電体膜5を覆うように上層誘電体膜7を形成する、弾性境界波装置の製造方法。

Description

本発明は、例えば共振子や帯域フィルタとして用いられる弾性境界波装置の製造方法に関し、より詳細には、誘電体の膜質の不均一が緩和された構造を有する弾性境界波装置の製造方法に関する。
携帯電話機の帯域フィルタなどに弾性表面波装置が広く用いられている。他方、パッケージ構造の簡略化及び小型化を図り得るため、弾性表面波装置に代わり、弾性境界波装置が注目されている。
下記の特許文献1には、弾性境界波装置の製造方法の一例が開示されている。特許文献1に記載の製造方法では、まず、LiNbOなどからなる圧電基板上に、フォトリソグラフィ法によりIDTを含む電極が形成される。しかる後、IDTを覆うように、スパッタリング、蒸着またはCVDなどの堆積法によりSiOなどからなる誘電体膜が形成される。このようにして得られた弾性境界波装置では、圧電基板と誘電体膜との境界においてIDTにより弾性境界波が励振され、該境界を弾性境界波が伝搬する。
ところで、IDTは、複数本の電極指を有し、電極指間には電極の存在しないスペースが存在する。従って、電極が存在する部分と、上記スペースのように電極が存在しない部分との高さが異なることとなる。そのため、堆積法により誘電体膜を形成する場合、電極が存在する部分と電極が存在しない部分との高さの差により、誘電体膜が斜めに成長したり、形成される誘電体膜の膜質が不均一になったりしがちであった。その結果、得られた弾性境界波装置の特性が劣化するおそれがあった。
特許文献1では、上記問題を解決するには、IDTなどの電極の膜厚を薄くすることが効果的であると記載されている。より具体的には、弾性境界波の波長λとしたときに、IDTの膜厚Hを0.1λ以下とすることが望ましい旨が記載されている。
WO2004/070946
しかしながら、特許文献1に記載のように、IDTの厚みを0.1λ程度としたとしても、誘電体膜において、電極指間のスペースの中央において誘電体膜中に弾性的不連続部分が形成されがちであった。これを、図10及び図11を参照して説明する。
図10及び図11は、以下の仕様で弾性境界波装置を作製した場合のSiO膜中の弾性的不連続部分の存在を模式的に示す模式的正面断面図である。
a)図10に示す弾性境界波装置の仕様:
LiNbO基板上に、λ=3.6μm、厚み0.103λ、デューティ=0.6のIDTを形成し、さらに厚さ6μmのSiO膜をRFマグネトロンスパッタにより成膜した。
図10から明らかなように、LiNbO基板101上にIDT102が配置されている。IDT102は、電極指102a,102bを有する。IDT102を覆うように、SiO膜103が形成されている。SiO膜103中に、弾性的不連続部分103aが生じている。弾性的不連続部分103aは、電極指102a,102b間のスペースの中央において、該スペース上方に位置している。この弾性的不連続部分103aは、LiNbO基板の上面から0.18λの高さから、0.348λの高さに至っている。この弾性的不連続部分103aは、堆積法によりSiO膜を成膜する際に、電極指102a側で堆積したSiO膜と、電極指102b側で堆積したSiO膜が上記スペース中央において衝突することにより形成されていると考えられる。
弾性的不連続部分103aが生じると、弾性境界波を励振させた際に、電気的特性が劣化するおそれがあった。
より具体的には、上記弾性的不連続部分103aが生じると、弾性境界波の音速が不均一となり、IDT102による電気機械変換効率が劣化し、電気機械結合係数が小さくなったり、伝搬損失が大きくなったり、周波数ばらつきが増大したりするおそれがある。
b)図11に示す弾性境界波装置の仕様:
LiNbO基板201上に、λ=1.6μm、厚み0.113λ及びデューティ=0.5のIDTを形成し、さらに厚み6μmのSiO膜203を形成した。
ここでは、弾性的不連続部分203a〜203cが、電極指202a,202b間、電極指202b,202c間及び電極指202cと図示されていない外側の電極指との間の各スペースにおいて、SiO膜中に生じている。
弾性的不連続部分203a〜203cは、LiNbO基板201の上面から0.15λの高さから、0.46〜0.5λの高さに至っている。
図10及び図11に示したように、IDTの厚みを0.103λまたは0.113λ程度としたとしても、SiO膜中に大きな弾性的不連続部分103a,203a〜203cが生じ、それによって、電気的特性が劣化するおそれのあることがわかる。
他方、特許文献1に記載のように、IDTの膜厚を0.1λ以下、すなわちさらに薄くすれば、IDTの厚みによる影響を抑制することができる。しかしながら、IDTの厚みを余り薄くすると、電気的抵抗が増加したり、十分な大きさの電気機械結合係数を得ることができなくなる。
本発明の目的は上述した従来技術の欠点を解消し、堆積法により誘電体膜が形成される工程を備える弾性境界波装置の製造方法であって、IDTの厚みをさほど薄くせずとも、誘電体膜中の弾性的不連続部分の発生を効果的に抑制することを可能とする、弾性境界波装置の製造方法を提供することにある。
本願の第1の発明は、上から順に、上層誘電体膜/下層誘電体膜/IDT電極/圧電体の順でこれらが積層されてなる弾性境界波装置の製造方法であって、圧電体の上面にIDTを形成する工程と、堆積法により前記IDTを覆うように下層誘電体膜を形成する工程と、前記下層誘電体膜の上面の凹凸を緩和する平坦化工程と、前記上面の凹凸が緩和された下層誘電体膜を覆うように下層誘電体膜上に上層誘電体膜を形成する工程とを備えることを特徴とする。
本願の第2の発明は、上から順に、上層誘電体膜/下層誘電体膜/IDT/圧電体の順序でこれらが積層されてなる積層構造を有する弾性境界波装置の製造方法であって、圧電体の上面にIDTと下層誘電体膜との厚みの差を緩和するための厚み調整用誘電体膜を形成する工程と、前記厚み調整用誘電体膜上に、IDTの形成される部分が開口部とされているレジストパターンを形成する工程と、前記レジストパターンをマスクとして前記厚み調整用誘電体膜をエッチングする工程と、IDTを形成するための金属膜を積層する工程と、前記レジスト膜を除去するとともに、レジスト膜上の金属膜を除去し、IDT電極を形成するとともに、IDT電極間のスペースに前記厚み調整用誘電体膜を残存させる工程と、前記IDT及び前記厚み調整用誘電体膜が残存している部分を覆うように堆積法により下層誘電体膜を形成する工程と、前記下層誘電体膜の上面の凹凸を緩和する平坦化工程と、前記下層誘電体膜の上面を覆うように上層誘電体膜を形成する工程とを備えることを特徴とする。
なお、本明細書において堆積法とは、媒質材料を堆積しながら成膜する方法であり、スパッタリング、蒸着、CVDなどの媒質材料を堆積しつつ成膜する方法を広く含むものとする。
第1,第2の発明においては、好ましくは、前記平坦化工程において、前記下層誘電体膜上に、上面が平坦なレジスト層を形成し、該レジスト層の上面から一様にエッチングを行われ、それによって前記下層誘電体膜の上面の凹凸が緩和され平坦化される。この場合には、表面が平坦なレジスト層を形成しエッチングを一様に行うだけで、容易に下層誘電体膜の上面の凹凸が緩和され上面を平坦化することができ、かつ下層誘電体膜の厚みの精度も高め得る。
第1,第2の発明においては、下層誘電体膜を平坦化する平坦化工程は、下層誘電体膜の上面を研磨することにより行ってもよい。研磨法を用いることにより、圧電基板を形成するためのマザーのウェハの表面と同レベルまで下層誘電体膜表面を平坦化することができる。
第1,第2の発明では、好ましくは、前記IDTにより励振される弾性境界波の波長λとしたときに、前記平坦化工程後に、前記下層誘電体膜が前記IDT上に位置している部分において、前記圧電基板の上面から前記下層誘電体膜の上面までの距離が0.4λ以下である部分が設けられるように、前記平坦化工程が行われる。上記弾性的不連続部分は、IDTの上面から0.4λ以下の高さ部分に設けられているので、下層誘電体膜の上面までの距離が0.4λ以下の部分が設けられている場合には、該部分においては弾性的不連続部分が生じていたとしても、該弾性的不連続部分の少なくとも一部が除去されることになる。従って、弾性境界波装置の特性の劣化を効果的に防止することができる。
本発明の製造方法では、下層誘電体膜の形成及び平坦化工程はそれぞれ複数回行われてもよい。その場合においても、平坦化工程を複数回行うことにより、上面が平坦な下層誘電体膜を積層して、上方に形成される上層誘電体膜を均一な膜質で形成することができる。
また、本発明において、IDTが複数本の電極指を有し、複数本の電極指間において、下層誘電体膜に弾性的不連続部分が生じない発明となるように下層誘電体膜が形成される場合には、上記下層誘電体膜において弾性的不連続部分が生じない。従って、上記不連続性部分の存在による電気的特性の劣化を抑制することができる。
(発明の効果)
第1の発明に係る弾性境界波装置の製造方法では、下層誘電体膜をIDTを覆うように形成した後、平坦化工程により、下層誘電体膜の上面の凹凸が緩和される。そのため、上面の凹凸が緩和された下層誘電体膜を覆うように、堆積法により上層誘電体膜を形成した場合、上層誘電体膜において、前述した不連続性部分が生じ難い。よって、IDTの厚みをさほど薄くせずとも、堆積法により下層誘電体膜及び上層誘電体膜を形成したとしても、弾性境界波装置における電気的特性の劣化が生じ難い。
第2の発明によれば、IDTと、IDTと下層誘電体膜の厚みの差を緩和するための厚み調整用誘電体膜をIDTの電極指間のスペースに設けた後に、IDT及び厚み調整用誘電体膜が残存している部分を覆うように堆積法により下層誘電体膜が形成されるので、IDTの電極が存在する部分と、上記スペースとの高さが厚み調整用誘電体膜の形成により小さくされるので、下層誘電体膜における不連続性部分が生じ難い。加えて、下層誘電体膜の上面の凹凸が平坦化工程によりさらに緩和された後に、上層誘電体膜が形成されるので、上層誘電体膜中においても、不連続性部分が生じ難い。
よって、IDTの厚みをさほど薄くせずとも、誘電体膜における上記不連続性部分の発生を効果的に抑制することができ、弾性境界波装置の電気的特性の劣化を抑制することができる。
図1(a)〜(d)は、本発明の第1の実施形態に係る弾性境界波装置の製造方法を説明するための各模式的正面断面図である。 図2(a)〜(d)は、本発明の第1の実施形態に係る弾性境界波装置の製造方法を説明するための各模式的正面断面図である。 図3(a),(b)は、本発明の第1の実施形態に係る弾性境界波装置の製造方法を説明するための各模式的正面断面図である。 図4は、第1の実施形態において、平坦化工程を実施する前の下層誘電体膜上の凹凸を説明するための模式的正面断面図である。 図5は、第1の実施形態において、平坦化工程後の下層誘電体膜の上面の凹凸を説明するための模式的正面断面図である。 図6は、第1の実施形態及び比較例で得られた弾性境界波装置のインピーダンス周波数特性を示す図である。 図7は、第1の実施形態で得られた弾性境界波装置において生じている不連続性部分の位置を示す模式的正面断面図である。 図8は、第1の実施形態において、IDTの膜厚を異ならせて製造した場合の不連続性部分の位置を模式的に示す正面断面図である。 図9(a)〜(c)は、第2の実施形態の弾性境界波装置の製造方法の各工程を説明するための模式的正面断面図である。 図10は、従来の弾性境界波装置の製造方法で得られた弾性境界波装置における誘電体膜中の不連続性部分を説明するための模式的正面断面図である。 図11は、従来の弾性境界波装置の製造方法で得られた弾性境界波装置における誘電体膜中の不連続性部分を説明するための模式的正面断面図である。
符号の説明
1…圧電基板
2…厚み調整用誘電体膜
3…レジストパターン
4…IDT
4A…金属膜
5…下層誘電体膜
6…平坦化レジスト層
7…上層誘電体膜
以下、図面を参照しつつ、本発明の具体的な実施形態を説明することにより、本発明を明らかにする。
図1(a)〜(d)、図2(a)〜(d)及び図3(a),(b)を参照して、本発明の第1の実施形態の製造方法を説明する。
本実施形態の弾性境界波装置の製造方法では、図1(a)に示すように、圧電基板1をまず用意する。本実施形態では、圧電基板1は、15°YカットX伝搬のLiNbOからなる。
次に、図1(b)に示すように、圧電基板1上に厚み調整用誘電体膜2をスパッタリングにより形成する。厚み調整用誘電体膜2は、SiOからなる。スパッタリングに際しての成膜温度は200℃、スパッタリングガスはArガス、Oガス、ガス圧は0.3Paとし、厚み調整用誘電体膜2の厚みは100nmとした。
しかる後、上記厚み調整用誘電体膜2上に全面にフォトレジスト層を形成し、フォトリソグラフィ法によりパターニングする。このようにして、図1(c)に示すように、レジストパターン3が形成される。レジストパターン3では、開口部がIDTが形成される位置とされている。このレジストパターン3をマスクとして、厚み調整用誘電体膜2をエッチングする。すなわち、図1(d)に示すように、エッチングにより、レジストパターン3に覆われていない領域において、厚み調整用誘電体膜2を除去する。このエッチングは、RIE(Reactive Ion Etching)またはドライエッチングにより行われる。
しかる後、図2(a)に示すように、全面にIDTを形成するための金属膜を蒸着により形成する。図2(a)に示すように、レジストパターン3の開口部に、金属膜が堆積されて、IDT4が形成される。また、レジストパターン3上にも、金属膜4Aが成膜されることになる。
なお、IDT4とともに、IDTの両側に一対の反射器を同時に形成した。本実施形態では、IDT4の両側に一対の反射器を設けることにより、1ポート型の弾性境界波共振子を作製した。なお、IDTは複数本の電極指を有し、電極指の対数が50対、反射器の電極指の本数は各51本とした。また、IDT及び反射器における電極指周期による波長λは3.42μmとし、デューティは0.5とした。また、IDTにおいては、電極指交叉幅がIDTの中央で35λ、IDTの弾性境界波伝搬方向両端では12λとなるように、交叉幅重み付を施した。IDTと反射器との電極指中心間距離は0.5λとした。
また、IDTは、複数の金属膜をスパッタリングにより積層することにより形成した。より具体的には、上から順に、NiCr/Ti/Al/Ti/Ni/Au/Ni/Tiを20/10/100/10/10/140/5/10nmの厚みとなるようにこれらの金属膜を積層した。
次に、リフトオフ法により、レジストパターン3と、レジストパターン3上に積層されている金属膜4Aを除去する。このようにして、図2(b)に示すように、IDT4が形成され、かつIDT4が存在しない部分に厚み調整用誘電体膜2が残存することとなる。
上記厚み調整用誘電体膜2が存在するため、IDT4が形成されている部分と、IDT4が形成されていない部分、例えば電極指間のスペースとの高さの差が小さくされている。
しかる後、図2(c)に示すように、SiO膜をスパッタリングにより成膜することにより、下層誘電体膜5を形成する。ここでは、下層誘電体膜5は、成膜温度270℃、スパッタリングガスとしてAr、Oを用い、ガス圧を0.1Paとし、厚さ1000nmとなるように形成した。下方のIDT4と厚み調整用誘電体膜2との厚みが異なるので、得られた下層誘電体膜5では、上面に凸部5aと凹部5bとが形成されることになる。この凸部5aと凹部5bとの高さの差は上述したIDT4と厚み調整用誘電体膜2の高さの差となる。もっとも、厚み調整用誘電体膜2が設けられている分だけ、上記凸部5aと凹部5bとの高さの差は小さくされている。
しかる後、図2(d)に示すように、平坦化レジスト層をスピンコーティング法により3000nmの厚みとなるように形成する。この平坦化レジスト層6を、エッチングにより除去しつつ、下層誘電体膜5の上面を平坦化する。この平坦化工程は、エッチングガスを用いて行われる。ここでは、エッチングガスとして、CFとCHFとを混合してなり、圧力7Paのエッチングガスを用いた。なお、SiOのエッチング速度と上記平坦化レジスト層6のエッチング速度との比は1.02である。このようにして、図3(a)に示すように、エッチングガスを矢印で示すように吹きつけることによりエッチングを行い、下層誘電体膜5の上面を平坦化した。その結果、下層誘電体膜5の厚みは500nmとなった。
しかる後、図3(b)に示すように、下層誘電体膜5上に、上層誘電体膜7を、スパッタリングにより成膜した。上層誘電体膜7は、SiOからなり、スパッタリングによる成膜に際しては、ターゲットとしてSiO板を用い、成膜温度270℃とし、スパッタリングガスとしてAr、Oを用い、ガス圧0.1Paとした。すなわち、堆積法を用いて上層誘電体膜7を形成した。
次に、このようにして得られた弾性境界波装置のインピーダンス−周波数特性を図6に実線で示す。なお、図6の横軸は、共振周波数を基準とした規格化周波数であり、縦軸はインピーダンス20log10│Z│(dB)である。比較のために、比較例として、上記平坦化用レジスト6の形成及び平坦化工程を行わずに、図2(c)に示す構造を得た後に、直ちに上層誘電体膜を成膜したことを除いては同様にして弾性境界波装置を製造した。この比較例の弾性境界波装置のインピーダンス周波数特性を図6に破線で示す。
また、上記実施形態及び比較例で得られた弾性境界波装置の共振周波数Fr、共振周波数Frと反共振周波数Faとの差(Fa−Fr)の共振周波数Frに対する比(Fa−Fr)/Fr、及び反共振点のインピーダンスZaを下記の表1に示す。
Figure 2008087836
図6及び表1から明らかなように、比較例の場合と比べて、上記実施形態によれば、上記平坦化レジスト層6を形成して平坦化処理を行っているため、(Fa−Fr)/Frが比較例の場合と比べて増大し、従って、IDTによる電気機械変換効率が高められ、よって電気機械結合係数を高め得ることがわかる。
また、実施形態によれば、比較例に比べて反共振点のインピーダンスZaが高くなり、それによって伝搬損失を低減し得ることがわかる。
また、共振周波数Frのばらつきσも比較例に比べて小さくなっていることがわかる。従って、周波数ばらつきを小さくすることができ、歩留りを高めることができ、弾性境界波装置のコストを低減し得ることがわかる。
なお、図3(a)では、上記平坦化工程により、下層誘電体膜5の上面が平坦とされていた。もっとも、図3(a)は、平坦化による効果を略図的に示しているものであり、エッチングガスを用いて平坦化工程を実施した場合、必ずしも下層誘電体膜5の上面は図示のように完全に平坦化されるものではない。
実際には、図5に模式的拡大断面図で示すように、平坦化工程後の下層誘電体膜5の上面においても幾分の凹凸は存在する。もっとも、平坦化工程前の下層誘電体膜5の上面は図4に示すように、IDT4が設けられている部分と、IDT4が存在しない部分との高さの差により大きな凹凸を有する。これに対して、上記平坦化工程を実施することにより、図5に示すように、下層誘電体膜5の上面の凹凸を小さくすることができる。
すなわち、本発明における平坦化工程とは、下層誘電体膜5の上面の凹凸が、図4に示す状態から図5に示す状態に変化するように、凹凸を緩和する工程を広く含むものとし、必ずしも下層誘電体膜の上面を完全に平坦化するものに限らないことを指摘しておく。
なお、本実施形態においても、IDTの電極指間においては、誘電体膜中に、前述した弾性的不連続部分が生じる。図7は、上記実施形態において、IDT4の電極指間のスペース上方に生じた弾性的不連続部分を模式的に示す模式的断面図である。ここでは、圧電基板1の上面1aから上方に、高さ0.18λから、0.32λにわたる弾性的不連続部分8が設けられている。
また、図8は、発明の課題の項の説明において示した図11と同様の厚みのIDT電極を形成したことを除いては、上記実施形態と同様にして弾性境界波装置を製作した場合の不連続性部分の位置を模式的に示す正面断面図である。図8においても、不連続性部分9a〜9cは、隣り合う電極指間の中央において、圧電基板1の上面から0.14λから0.4λの位置までに存在している。
従って、図7及び図8から明らかなように、IDTの膜厚が多少変更されたとしても、上記弾性的不連続部分は、本実施形態の製造方法では、電極指間のスペースの中央において、圧電基板の上面から0.1λ〜0.4λの位置にあることがわかる。よって、上記平坦化工程に際しては、圧電基板1の上面1aから、0.1λ以下となるように下層誘電体膜をエッチングすることが望ましく、少なくとも0.4λ以下とすれば、弾性的不連続部分の少なくとも一部が除去され、弾性的不連続部分が小さくされている。その結果、弾性的不連続部分の存在による影響を軽減し得ることがわかる。よって、好ましくは、本発明においては、上記平坦化工程に際しては、下層誘電体膜5の上面が、圧電基板1の上面1aから0.4λ以下となる部分が存在するようにエッチングを行うことが望ましい。
次に、第2の実施形態の製造方法を説明する。第2の実施形態では、第1の実施形態と同様にして、圧電基板1上に、IDT4とIDT4が形成されていない領域に残存している厚み調整用誘電体膜2とを形成する。
しかる後、図9(a)に示すように、下層誘電体膜5をスパッタリングにより全面に形成する。この下層誘電体膜5の形成もまた、第1の実施形態の下層誘電体膜5の形成と同様にして同一材料を用いて行われる。
第2の実施形態が第1の実施形態と異なるところは、平坦化工程が、CMP(Chemical Mechanical Polishing)により行われることにあり、それによって図9(b)に示すように下層誘電体膜5の上面5cが平坦化される。このように、平坦化工程は、エッチングの他、CMPなどの研磨方法や、レーザー加工、イオンミリング等を用いて行われてもよい。
しかる後、図11(c)に示すように、下層誘電体膜5上に、上層誘電体膜7が形成される。上層誘電体膜7は、第1の実施形態の上層誘電体膜7と同様にして形成される。
CMP法により研磨した場合、圧電基板1を得るためのウェハの表面と同レベルまで平坦化することができる。従って、上層誘電体膜7における弾性的不連続部分の発生をより確実に防止することができる。
なお、上述した第1,第2の実施形態では、1ポート型弾性境界波共振子の製造方法につき説明したが、本発明に係る弾性境界波装置の製造方法は、1ポート型弾性境界波共振子に限らず、他の共振子構造を有するものであってもよく、あるいは縦結合型フィルタ、ラダー型フィルタ、縦結合共振子型フィルタ、横結合共振子型フィルタ、反射型SPUDTを用いたトランスバーサル型フィルタ、弾性境界波光スイッチ、弾性境界波光フィルタなど、弾性境界波を用いた装置に広く適用することができる。
また、IDTを含む電極は、AlやAuなどの単一の金属で形成されてもよく、あるいは、複数の金属膜を積層してなる積層金属膜であってもよい。すなわち、Au、Alなどに、さらにPt、Ag、Cu、Ni、Ti、Fe、W、Taなどの金属もしくはこれらを主体とする合金膜を積層してもよい。また、密着性や耐電力性を高めるために、AlやAuもしくはこれらの合金に加えて、Ti、Cr、NiCr、Ni、PtまたはPdなどの薄い金属層を、密着層あるいは耐電力性向上層として他の金属膜と圧電体との間、あるいは他の金属膜と誘電体との間等に配置してもよい。
また、上記圧電基板1は、LiNbOに限らず、LiTaOなどの他の圧電単結晶、あるいはPZTなどの圧電セラミックスなど適宜の圧電材料により形成され得る。
また、下層誘電体膜及び上層誘電体膜を構成する誘電体材料についてもSiOに限らず、Si、ガラス、SiC、ZnO、Ta、AlN、Alなどの適宜の誘電体を用いることができる。
さらに、上層誘電体膜の上方に、さらに他の弾性媒質層を積層してもよい。
また、弾性境界波装置の強度を高めたり、腐食性ガスの侵入を防止するための保護層を上層誘電体膜上に設けてもよく、場合によっては、本発明の弾性境界波装置を他のパッケージに封入してもよい。上記保護層を構成する材料としては特に限定されず、ポリイミドやエポキシ樹脂などの合成樹脂、酸化チタン、窒化アルミニウム、酸化アルミニウムなどの無機絶縁性材料、Au、AlまたはWなどの金属を用いることができる。

Claims (7)

  1. 上から順に、上層誘電体膜/下層誘電体膜/IDT電極/圧電体の順でこれらが積層されてなる弾性境界波装置の製造方法であって、
    圧電体の上面にIDTを形成する工程と、
    堆積法により前記IDTを覆うように下層誘電体膜を形成する工程と、
    前記下層誘電体膜の上面の凹凸を緩和する平坦化工程と、
    前記上面の凹凸が緩和された下層誘電体膜を覆うように下層誘電体膜上に上層誘電体膜を形成する工程とを備えることを特徴とする、弾性境界波装置の製造方法。
  2. 上から順に、上層誘電体膜/下層誘電体膜/IDT/圧電体の順序でこれらが積層されてなる積層構造を有する弾性境界波装置の製造方法であって、
    圧電体の上面にIDTと下層誘電体膜との厚みの差を緩和するための厚み調整用誘電体膜を形成する工程と、
    前記厚み調整用誘電体膜上に、IDTの形成される部分が開口部とされているレジストパターンを形成する工程と、
    前記レジストパターンをマスクとして前記厚み調整用誘電体膜をエッチングする工程と、
    IDTを形成するための金属膜を積層する工程と、
    前記レジスト膜を除去するとともに、レジスト膜上の金属膜を除去し、IDT電極を形成するとともに、IDT電極間のスペースに前記厚み調整用誘電体膜を残存させる工程と、
    前記IDT及び前記厚み調整用誘電体膜が残存している部分を覆うように堆積法により下層誘電体膜を形成する工程と、
    前記下層誘電体膜の上面の凹凸を緩和する平坦化工程と、
    前記下層誘電体膜の上面を覆うように上層誘電体膜を形成する工程とを備えることを特徴とする、弾性境界波装置の製造方法。
  3. 前記平坦化工程において、前記下層誘電体膜上に、上面が平坦なレジスト層を形成し、該レジスト層の上面から一様にエッチングを行い、それによって前記下層誘電体膜の上面の凹凸を緩和して平坦化する、請求項1または2に記載の弾性境界波装置の製造方法。
  4. 前記平坦化工程が前記下層誘電体膜の上面を研磨することにより行われる、請求項1または2に記載の弾性境界波装置の製造方法。
  5. 前記IDTにより励振される弾性境界波の波長λとしたときに、前記平坦化工程後に、前記下層誘電体膜が前記IDT上に位置している部分において、前記圧電基板の上面から前記下層誘電体膜の上面までの距離が0.4λ以下である部分が設けられるように、前記平坦化工程が行われる、請求項1〜4のいずれか1項に記載の弾性境界波装置の製造方法。
  6. 前記下層誘電体膜の形成及び前記平坦化工程がそれぞれ複数回行われる、請求項1〜4のいずれか1項に記載の弾性境界波装置の製造方法。
  7. 前記IDTが、複数本の電極指を有し、複数本の電極指間のスペースにおいて、前記下層誘電体膜に下層誘電体膜が弾性境界波伝搬方向において不連続となっている弾性的不連続部分が生じない厚みに、前記下層誘電体膜が形成される、請求項1〜4のいずれか1項に記載の弾性境界波装置の製造方法。
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