JPWO2008062835A1 - 直列配置軸流ファン - Google Patents

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Abstract

本発明は、2つの軸流ファンが直列に配置される直列配置軸流ファンにおける風量特性の向上に関するものである。直列配置軸流ファンは、第1軸流ファンの第1インペラ(211)、および、中心軸に沿って第1軸流ファンに接続される整流装置(43)、および、中心軸に沿って整流装置に接続される第2軸流ファンの第2インペラ(311)を備える。第1インペラ(211)の回転によって発生された空気流に対して整流装置(43)によって第2インペラ(311)の回転方向(R1)上流側に向かう旋回成分が付与される。このため、第2インペラに向かって進入する空気流に対して第2インペラの相対回転速度が、大きくなる。これにより、空気流は第2インペラによって十分にエネルギが与えられ、静圧エネルギが上昇される。よって、本発明の直列配置軸流ファンにおいては、高い静圧特性を発揮することができる。

Description

本発明は、冷却効果を高めるために2つの軸流ファンが直列に配置される直列配置軸流ファンに関するものである。
従来より、パーソナルコンピュータやサーバ等の電子機器では、筐体内部の電子部品を冷却するための冷却ファンが設けられており、筐体内部の電子部品の高密度実装化に伴って冷却ファンの性能向上が要求されている。特に、サーバ等の比較的大型の電子機器では、静圧が高く、かつ、風量が大きい冷却ファンが求められている。
例えば、冷却ファンの静圧を高める方法として、2つの軸流ファンを直列に配置する方法がある。また、冷却ファンの静圧を高める方法の1つとして、特許文献1では、2つのインペラが回転軸方向において直列に配置されている構成が開示されている。
特許3717803号公報
上述のような従来技術の直列配置軸流ファンでは、上流側ファンによって発生されるエアの流れが下流側ファンへ流入する際にエネルギ損失が生じるため、風量および静圧の値の低下が課題となっている。
例えば、風量および静圧が同特性の2つの軸流ファンを回転軸に沿って直列(つまり、2つの軸流ファンがほぼ同軸上)に配置する直列配置軸流ファンでは、1つの軸流ファンと比較して最大静圧(風量がゼロのときの静圧)が2倍となることが期待される。しかし、実際には1.5倍程度の静圧に留まっており、上流側ファンと下流側ファンとの間に静翼を設けたファンであっても1.8倍程度の静圧に留まっていることが実験的に分かっている。
従来技術の直列配置軸流ファンにおいては、上流側ファンと下流側ファンとが同一方向に回転している。この場合、上流側ファンから下流側ファンに向けて流れる空気の速度成分には、上流側ファンの回転方向と同一の方向の旋回成分が含まれている。このため、下流側ファンには、下流側ファンの回転方向と同一の方向の旋回成分を有する速度成分の空気が流入することになる。これにより、空気の流れに対する下流側ファンの相対回転速度が小さくなり、下流側が空気に対して十分に仕事をすることができない。上述した作用が静圧特性を十分に向上することができない要因の一つと考えられる。
また、特許文献1に開示される直列配置軸流ファンにおいては、下流側ファンと上流側ファンの回転方向が異なっている。このため、下流側ファンと上流側ファンの回転方向が同一の方向になった場合において、上流側ファンが回転することで発生するエアの流れに対して下流側ファンが十分に仕事をすることが想定されていない。
本発明は、上記課題に鑑みなされたものであり、直列配置軸流ファンの風量および静圧の特性を向上することを目的の一つとしている。
上記目的を達成するため、本発明の請求項1に記載の直列配置軸流ファンは、径方向外方に向けて伸びる、中心軸を中心として周方向に並んで配置された複数の第1翼を有する第1インペラと、前記中心軸を中心として前記第1インペラを回転させる第1モータ部と、第1インペラに対して前記中心軸に沿って配置され、径方向外方に向けて伸びる、前記中心軸を中心として周方向に並んで配置された複数の第2翼を有する第2インペラと、前記中心軸を中心として前記第2インペラを回転させる第2モータ部と、前記第1インペラと前記第2インペラとの間に配置される整流装置と、前記第1インペラおよび前記第2インペラを囲み、エアが流れる流路を構成するハウジングと、を備え、第1インペラの回転と、第2インペラの回転とによって、ほぼ同じ方向のエアの流れが発生しており、前記整流装置は、複数の整流板を備えており、前記整流板のそれぞれは前記第1インペラ側に位置する第1エッジと前記第2インペラ側に位置する第2エッジを有しており、前記第1エッジは前記第2エッジに対して前記第2インペラの回転方向下流側に位置する部位を有することを特徴とする。
本発明の請求項11に記載の直列配置軸流ファンは、直列配置軸流ファンであって、径方向外方に向けて伸びる中心軸を中心として周方向に並んで配置された複数の第1翼を有する第1インペラと、前記中心軸を中心として前記第1インペラを回転させる第1モータ部と、第1インペラに対して前記中心軸に沿って配置され、径方向外方に向けて伸びる前記中心軸を中心として周方向に並んで配置された複数の第2翼を有する第2インペラと、前記中心軸を中心として前記第2インペラを回転させる第2モータ部と、前記第1インペラと前記第2インペラとの間に配置される整流装置と、前記第1インペラおよび前記第2インペラを囲み、エアが流れる流路を構成するハウジングと、を備え、第1インペラの回転と、第2インペラの回転とによって、ほぼ同じ方向のエアの流れが発生しており、前記整流装置は、複数の整流板を備えており、前記複数の整流板によって前記第1インペラが回転することによって発生されたエアの流れに前記第2インペラの回転方向とは逆方向の流速成分が付与されることを特徴とする。
本発明の直列配置軸流ファンにおいては、第1インペラの回転によって発生された空気流に対して整流装置によって第2インペラの回転方向上流側に向かう旋回成分が付与される。このため、第2インペラに向かって進入する空気流に対して第2インペラの相対回転速度が、大きくなる。これにより、空気流は第2インペラによって十分にエネルギが与えられ、静圧エネルギが上昇される。よって、本発明の直列配置軸流ファンにおいては、高い静圧特性を発揮することができる。
本発明の一実施の形態に係る直列配置軸流ファン1を分解して示す斜視図である。 本発明の一実施の形態に係る直列配置軸流ファン1の中心軸を含む平面で切断した場合の縦断面図である。 図2における直列配置軸流ファン1の第1静翼24と整流板43とが組み合わされている部分Aが示されている斜視図である。 図2における中心軸J1を中心とする任意の半径を有する円筒面で切断した際の第1翼211と、第1静翼24と、整流板43と、第2翼311と、第2静翼34の断面を示す断面図である。
符号の説明
1 直列配置軸流ファン
2 第1軸流ファン
3 第2軸流ファン
4 整流装置
21 第1インペラ
31 第2インペラ
41 ハウジング
42 ベース部
43 整流板
211 第1翼
311 第2翼
212,312 ハブ
22,32 モータ部
221,321 固定組立体
2211,3211 ベース部
2212,3212 軸受保持部
2213,2214 玉軸受
2215,3215 電機子
2216,3216 回路基板
222,322 ロータ部
2221,3221 ヨーク
2222,3222 界磁用磁石
J1 中心軸
図1は、本発明の一実施の形態に係る直列配置軸流ファン1を分解して示す斜視図である。図2は、この直列配置軸流ファン1の中心軸を含む平面で切断した場合の縦断面図である。直列配置軸流ファン1は、例えば、サーバ等の電子機器を空冷するための電動式冷却ファンとして用いられる。図1および図2に示されているように、直列配置軸流ファン1は、図1中の上側に配置される第1軸流ファン2、および、中心軸J1に沿って第1軸流ファン2に接続されて図1中の中段に配置される整流装置4、および、中心軸J1に沿って整流装置4に接続されて図1中の下側に配置される第2軸流ファン3を備える。第1軸流ファン2および整流装置4、第2軸流ファン3はビス(図示省略)等により互いに対して固定される。
本実施の形態に係る直列配置軸流ファン1は、図2に示されている第1軸流ファン2の第1インペラ21と第2軸流ファン3の第2インペラ31とが、中心軸J1を中心として同一方向に回転することにより、図2中の上側(すなわち、第1軸流ファン2側)からエアが取り込まれ、下側(すなわち、第2軸流ファン3側)へと送出されて中心軸J1方向のエアの流れが発生する。詳細には、第1軸流ファン2の第1インペラ21と第2軸流ファン3の第2インペラ31とは、図2中における上側から見て中心軸J1を中心として時計回りに回転する。また、以下の説明において、「軸方向」とは回転軸に平行な方向であり、「径方向」とは回転軸に垂直な方向である。更に、中心軸J1方向において、エアが取り込まれる側である図2中の上側を「上側」もしくは「吸気側」と呼び、エアが排出される側である図2中の下側を「下側」もしくは「排気側」と呼ぶ。ただし、中心軸J1は必ずしも重力方向と一致する必要はない。
第1軸流ファン2は、第1インペラ21と、第1モータ部22と、第1ハウジング23と、複数の第1静翼24と、を有している。第1インペラ21は、中心軸J1を中心として径方向外方に向けて伸びる複数の第1翼211を有している。また、複数の第1翼211は、中心軸J1を中心として周方向に等ピッチにて配置されている。本実施の形態では、第1翼211の枚数は5枚である。第1モータ部22は、中心軸J1を中心として第1インペラ21を図2中において上側から見て時計回りに回転させる。これにより、中心軸J1方向のエアの流れ(すなわち、図2中の上側から下側へと向かうエアの流れ)が発生される。第1ハウジング23は、第1インペラ21の径方向外側を囲むことで第1インペラ21が中心軸J1を中心に回転することで発生したエアの流れの流路を形成している。複数の第1静翼24は、第1インペラ21の下側(すなわち、第1インペラ21と整流装置4との間)において第1モータ部22から中心軸J1を中心として径方向外方に向けて伸びるとともに第1ハウジング23に接続されて第1モータ部22を支持している。本実施の形態では17本であり、以下、17本の第1静翼24をまとめて「第1静翼群」と総称する場合もある。第1軸流ファン2では、第1ハウジング23の内側に第1インペラ21、第1モータ部22および第1静翼群が配置される。本実施形態においては、後述する静翼の効果を有する支持リブのことを便宜的に静翼と呼ぶ。
なお、図2では、図示の都合上、第1翼211および第1静翼24についてはそれぞれ、側方から見た概略形状を示している。また、後述する第2軸流ファン3の第2翼311および第2静翼34についても、第1翼211および第1静翼24と同様に、それぞれを側方から見た概略形状を示している。
図2に示すように、第1モータ部22は、固定組立体221、および、回転組立体であるロータ部222を備え、ロータ部222は、後述する軸受機構を介して中心軸J1を中心に固定組立体221に対して回転可能に支持される。
固定組立体221は、図2中上側から見た平面視において中心軸J1を中心とする略円盤状のベース部2211を備えている。ベース部2211は、複数の第1静翼24を介して第1ハウジング23の略円筒状の内周面に固定されて固定組立体221の各部を保持する。ベース部2211はアルミニウム製であり、同じくアルミニウム製の複数の第1静翼24および第1ハウジング23と共にアルミダイカストにより形成される。ただし、ベース部2211、第1静翼24および第1ハウジング23に使用される材料および製造方法は、例えば、アルミニウムおよびアルミダイカストに限定されず、例えば、樹脂材料を用いた射出成形によって形成して良い。
図2に示すように、ベース部2211の中央には、ベース部2211から上側(すなわち、吸気側)に向けて突出する略円筒状の軸受保持部2212が固定されている。軸受保持部2212の内側には、軸受機構の一部となる玉軸受2213,2214が中心軸J1方向の上部および下部に離間して設けられる。
固定組立体221は、また、軸受保持部2212の外側面に取り付けられる電機子2215、および、電機子2215の下側に取り付けられるとともに電機子2215に電気的に接続されてロータ部232の回転を制御する回路を有する略円環板状の回路基板2216をさらに備える。回路基板2216は、複数のリード線を束ねたリード線群を介して直列配置軸流ファン1の外部に設けられた外部電源に接続される。なお、図2では、リード線群および外部電源の図示は省略している。
ロータ部222は、中心軸J1を中心とする略円筒状であって磁性を有する金属製のヨーク2221、ヨーク2221の側壁部の内側(すなわち、内側面)に固定されて電機子2215と径方向において対向する略円筒状の界磁用磁石2222、および、中心軸J1と同軸上で後述するハブ212の中央から下側に向けて突出するシャフト2223を備える。
シャフト2223は、軸受保持部2212に挿入されて玉軸受2213,2214により固定組立体22に対して回転可能に支持される。第1軸流ファン2では、シャフト2223および玉軸受2213,2214が、中心軸J1を中心にヨーク2221をベース部2211に対して回転可能に支持する軸受機構の役割を果たす。
第1インペラ21は、第1モータ部22のヨーク2221の外側を覆う有蓋略円筒状のハブ212、および、ハブ212の側壁部の外側(すなわち、外側面)から径方向外方に向けて伸び、中心軸J1を中心として周方向に並んで配列される複数の第1翼211を備える。ハブ212は樹脂製であり、同じく樹脂製の第1翼211と共に射出成形により形成される。
第1軸流ファン2では、電機子2215に駆動電流が供給されることで、電機子2215と界磁用磁石2222との間で中心軸J1を中心とするトルクが発生する。さらに第1モータ部22の回路基板2216に構成される回路を介して電機子2215に供給される駆動電流が制御されることで、ロータ部222に取り付けられた第1インペラ21の複数の第1翼211が、中心軸J1を中心として図2中における上側から見て時計回りに予め設定された回転数にて回転する。これにより、図2中の上側(すなわち、吸気側)からエアが取り込まれて下側(すなわち、排気側)へと送出される。本実施の形態においては、回転数は約3000rpmに設定されている。
第2軸流ファン3は、第2インペラ31と、第2モータ部32と、第2ハウジング33と、複数の第2静翼34とを有している。第2インペラ31は、中心軸J1を中心として径方向外方に向けて伸びる複数の第2翼311を有している。また、複数の第2翼は、中心軸J1を中心として周方向に等ピッチにて配置されている。本実施の形態では、第2翼311の枚数は5枚である。第2モータ部32は、中心軸J1を中心として第2インペラ31を図2中において上側から見て時計回りに回転させる。このことにより、中心軸J1方向のエアの流れ(すなわち、図2中の上側から下側へと向かうエアの流れ)を発生する。第2ハウジング33は、第2インペラ31の径方向外側を囲むことで第2インペラ31が中心軸J1を中心に回転することで発生したエアの流れの流路を形成している。複数の第2静翼34は、第2インペラ31の下側において第2モータ部32から中心軸J1を中心として径方向外方に向けて伸びるとともに第2ハウジング33に接続されて第2モータ部32を支持している。本実施の形態では17本であり、以下、17本の第2静翼34をまとめて「第2静翼群」と総称する場合もある。第2軸流ファン3では、第2ハウジング33の内側に第2インペラ31、第2モータ部32および第2静翼群が配置される。
図3は、図2における直列配置軸流ファン1の第1静翼24と整流板43とが組み合わされている部分Aが示されている斜視図である。直列配置軸流ファン1全体として見た場合、連続する第1ハウジング23、風洞部41および第2ハウジング33の内側において空気流の流路には、図2中の上側(すなわち、吸気側)から順に、第1インペラ21、第1静翼群、整流装置4、第2インペラ31、および、第1静翼群とは異なる他の複数の静翼である第2静翼群が配置される。直列配置軸流ファン1では、第1静翼24の本数と第2静翼34の本数とが等しくされる。
図2に示すように、第2モータ部32の構成は第1モータ部22の構成と同様であり、固定組立体321、および、固定組立体321の上側(すなわち、吸気側)に配置されて固定組立体321に対して回転可能に支持されるロータ部322を備える。
固定組立体321は、複数の第2静翼34を介して第2ハウジング33の略円筒状の内周面に固定されて固定組立体321の各部を保持するベース部3211、玉軸受3213,3214が内側に設けられる略円筒状の軸受保持部3212、軸受保持部3212の外周に取り付けられる電機子3215、および、電機子3215の下側に取り付けられるとともに電機子3215に電気的に接続されて電機子3215を制御する回路を有する略円環板状の回路基板3216を備える。
ベース部3211はアルミニウム製であり、同じくアルミニウム製の複数の第2静翼34および第2ハウジング33と共にアルミダイカストにより形成される。ただし、ベース部3211、第2静翼34および第2ハウジング33に使用される材料および製造方法は、例えば、アルミニウムおよびアルミダイカストに限定されず、例えば、樹脂材料を用いた射出成形によって形成して良い。回路基板3216は、複数のリード線を束ねたリード線群を介して直列配置軸流ファン1の外部に設けられた外部電源に接続される。
ロータ部322は、中心軸J1を中心とする略円筒状であって磁性を有する金属製のヨーク3221、ヨーク3221の側壁部の内側(すなわち、内側面)に固定されて電機子3215と径方向において対向する略円筒状の界磁用磁石3222、および、中心軸J1と同軸上で後述するハブ312の中央から下側に向けて突出するシャフト3223を備える。シャフト3223は、軸受保持部3212内において玉軸受3213,3214により回転可能に支持される。第2軸流ファン3では、シャフト3223および玉軸受3213,3214が、中心軸J1を中心にヨーク3221をベース部3211に対して回転可能に支持する軸受機構の役割を果たす。
第2インペラ31は、第2モータ部32のヨーク3221の外側を覆う有蓋略円筒状のハブ312、および、ハブ312の外側面から径方向外方に向けて伸びる複数の第2翼311を備える。また、複数の第2翼311は、中心軸J1を中心とする周方向に並んで配列される。ハブ312は樹脂製であり、同じく樹脂製の第2翼311と共に射出成形により形成される。
第2軸流ファン3では、第2モータ部32が駆動されることにより、第2インペラ31の複数の第2翼311が中心軸J1を中心として図2中において上側から見て時計回りに予め設定された回転数にて回転する。これにより、図2中の上側(すなわち、第1軸流ファン2側)からエアが取り込まれて下側(すなわち、第2静翼34側)へと送出される。本実施の形態においては、回転数は、約3000rpmに設定されている。
本実施形態においては、第1軸流ファン2と第2軸流ファン3としては全く同じ構成で全く同じ風量および静圧を発揮する2つの軸流ファンが用いられる。そして、2つの軸流ファンの間に後述する整流装置4が介在されることで、1つの軸流ファンと比較して倍以上の静圧の値を発揮することができる。また、同一の軸流ファンを用いることで、生産ラインの管理が容易となり生産性を向上することが可能である。ただし、風量値のバランスを考慮して第1軸流ファン2と第2軸流ファン3との形状は同一とするものの回転数を異ならせる等の相違があっても良い。また、第1軸流ファン2と第2軸流ファン3とが全く異なる形状であっても良い。
中心軸J1方向において、第1軸流ファン2と第2軸流ファン3の間には、図2に示されているように、整流装置4が配置されている。整流装置4は、風洞部41と、ベース部42と、複数の整流板43と、を有している。
風洞部41は、中心軸J1方向の上側の端面の形状が図2に示されているように、第1軸流ファン2の排気側の端面の形状と略同一になるように形成されている。よって、第1軸流ファン2の第1ハウジング23の内周面と風洞部41の内周面とは、第1軸流ファン2と整流装置4とが接続されることで連続した面を形成している。また、風洞部41は中心軸J1方向の下側の端面の形状が図2に示されているように、第2軸流ファン3の吸気側の端面と略同一になるように形成されている。よって、第2軸流ファン3の第2ハウジング33の内周面と風洞部41の内周面とは、第2軸流ファン3と整流装置4とが接続されることで連続した面を形成している。これらの構成により、第1軸流ファン2から送出されたエアが滑らかに第1ハウジング23から風洞部41および第2ハウジング33の内周面に沿って第2軸流ファン3から外部に送出される。
整流装置4のベース部42は、中心軸J1を中心とする略円筒状に形成されている。複数の整流板43(本実施形態では、17本であり、以下、17本の整流板43をまとめて「整流板群」と総称する場合もある。)は、ベース部42の外側面から径方向外方に向けて伸び、中心軸J1を中心として周方向に並んで配列されるとともに風洞部41に接続されている。ベース部42はアルミニウム製であり、同じくアルミニウム製の複数の整流板43およびハウジング41と共にアルミダイカストにより形成される。ただし、ベース部42、整流板43およびハウジング41に使用される材料および製造方法は、例えば、アルミニウムおよびアルミダイカストに限定されず、樹脂材料を用いた射出成形によって形成して良い。
第1静翼24と整流板43とは、図3に示されているように、第1静翼24の下側の端面と、整流板43の上側の端面とが、中心軸J1方向上側から見てほぼ一致するように構成されている。図3においては、複数の第1静翼24のうちの1つとそれに対応する整流板43の一部分のみを示しているが、第1静翼24の上側の端面全体と、整流板43の上側の端面全体とが、中心軸J1方向上側から見てほぼ一致するように構成されている。
図4は、図2における中心軸J1を中心とする任意の半径を有する円筒面で切断した際の第1翼211と、第1静翼24と、整流板43と、第2翼311と、第2静翼34の断面を展開した状態を示す断面図である。尚、図4においては、説明を容易にするために、第1、第2静翼24,34と整流板43とを離して図示している。
第1静翼24は、第1翼211側に位置する上側エッジ241と整流板43側に位置する下側エッジ242を有している。上側エッジ241は、下側エッジ242よりも回転方向R1において上流側に位置するように構成されている。これにより、第1翼211が回転することによって発生するエアの流れを受ける受風面243が中心軸J1に対して排気方向側に向くように湾曲しながら傾斜する部位を有する。この構成により、第1翼211が回転することによって発生するエアの流れが有する回転方向R1とほぼ同一の方向の旋回速度成分は、第1静翼24に干渉することによって、中心軸J1方向の速度成分に変換される。以下、本実施形態において、旋回速度成分とは、中心軸J1を中心とする周方向における接線と平行な方向の速度成分のことをさす。
第1静翼24の受風面243を通過したエアは、第1静翼24と連続的に形成されている整流板43の傾斜面433を通過する。整流板43は、第1静翼24側に位置する上側エッジ431と第2翼311側に位置する下側エッジ432を有している。上側エッジ431は、下側エッジ432よりも第1翼211の回転方向R1において下流側に位置するように構成されている。これにより、受風面243から流れてくるエアを受ける傾斜面433が、中心軸J1に対して吸気側方向に向くように湾曲しながら傾斜する部位を有する。これにより、受風面243から送出されたエアが傾斜面433を通過する際に、エアの流れが有する中心軸J1方向の速度成分が、回転方向R1とは反対方向の旋回速度成分に変換される。
第1静翼24と整流板43とが組み合わされた状態において、受風面243と傾斜面433とは互いの面が図3に示されているように、滑らかに組み合わされるのが理想的である。この構成により、受風面243の表面上を流れるエアは、滑らかに傾斜面433に送出される。また、受風面243から傾斜面433にかけて滑らかに中心軸J1に対する傾斜角度が変化しており、第1静翼24および整流板41が、効率良くエアの流れの流速方向を変化させている。
整流板41に沿って下側に排出されたエアは、図4に示されているように、第2翼311の回転方向に対して上流側に向かう旋回速度成分を有している。よって、第2翼311によって整流板41から第2軸流ファン3に流入されるエアの旋回速度成分を中心軸J1速度成分に変換することが可能である。整流板41から第2軸流ファン3に流入されるエアは、第2翼311の回転方向において下流側に面する面に干渉し、旋回速度成分が中心軸J1方向の速度成分に変換される。これらは、エアの流れが有する速度成分と第2翼311の回転方向において下流側に面する面の中心軸J1に対する傾斜角度とその回転速度によって第2翼311から送出されるエアの流速方向が決定される。つまり、流入されるエアの流れのベクトルと回転している第2翼311によってエアに与えられる力のベクトルの和によって流速方向が決定される。
第2静翼34は、図4に示されているように、第2翼311側に位置する上側エッジ341と排気側に位置する下側エッジ342を有している。上側エッジ341は、下側エッジ342よりも第2翼311の回転方向R1において上流側に位置するように構成されている。これにより、第2翼311が回転することによって発生するエアの流れを受ける受風面343が中心軸J1に対して排気方向側に向くように湾曲しながら傾斜する部位を有する。この構成により、第2翼311が回転することによって発生するエアの流れが有する回転方向R1とほぼ同一の方向の旋回速度成分は、第2静翼34に干渉することによって、中心軸J1方向の速度成分に変換される。
インペラ21,31が回転することによって発生する、エアの流れは上述の通り旋回速度成分を有している。しかし、旋回速度成分を効率的に中心軸J1方向の速度成分に変換することで、エアはスムーズに吸気側から排気側に向けて送出される。また、旋回速度成分が中心軸J1方向の速度成分に変換されることで、エアに静圧エネルギが付与され、直列配置軸流ファン1の静圧特性が向上する。第2軸流ファン3に流入されるエアの旋回速度成分が第2インペラ31の回転方向と同一の方向の速度成分を有している場合には、第2インペラ31によってエアに十分に静圧エネルギを付与することができない。また、上記の構成により、効率良くエアが、吸気側から排気側に流れることで、直列配置軸流ファン1自体の効率が向上する。よって直列配置軸流ファン1の消費電力の低減が図られる。
第1軸流ファン2から流入されるエアの流速方向を複数の整流板43にて変換する際には、急激に変換することができない。急激に流速方向を変換させた場合には、エアの流れの流速方向に働いている慣性に伴って、エアの流れの内部に渦が発生する虞がある。しかし、流速方向を緩やかに変換することによって、エアの流れの内部に渦が発生し難くなる。急激な流速方向の変換を低減するためには、整流板43の中心軸J1に対する傾斜角を吸気側から排気側に向けて徐々に大きくしていく必要がある。このためには、整流板43の中心軸J1方向の長さが必要である。整流板43の中心軸J1方向の長さが、軸流ファン2,3の中心軸J1方向の長さの約半分程度の長さが理想的である。
ただし、第1軸流ファン2から排出されるエアは、第1軸流ファン2から離れるに従って静圧エネルギが下降する傾向がある。従って、第1軸流ファン2と整流板43との中心軸J1方向の間隔は近いほど良い。また、整流板43の中心軸J1方向の長さが長い場合には、整流板43によってエアの流れの速度成分を旋回成分に変換すると同時に静圧エネルギを下降させる虞がある。このため、整流板43の中心軸J1方向の長さは長過ぎない方が良い。整流板43の中心軸J1方向の長さは、軸流ファン2,3の長さよりも短く構成される方が理想的である。
上記においては、第1軸流ファン2および第2軸流ファン3が、第1静翼24および第2静翼34を有している構成を示したが、第1静翼24および第2静翼34がベース部2211,3211と第1ハウジング23および第2ハウジング33とを接続するのみで、静翼の効果を有さない支持リブによって構成されても良い。この場合であれば、第1インペラ21が回転することによって発生するエアの流れが支持リブに沿って、流速方向が変換されずに整流装置4に流入される。整流装置4に流入されたエアは、複数の整流板43によって第2インペラ31の回転方向において上流側に向かう旋回速度成分のエアの流れに変換されるため、整流装置4が構成されていない直列配置軸流ファンに対して静圧特性および風量特性を向上することが可能である。
また、上述の構成によると、第1軸流ファン2、第2軸流ファン3および整流装置は、それぞれ独立したものを組み合わせる構成であるが、第1軸流ファン2の第1ハウジング23、第2軸流ファン3の第2ハウジング33および整流装置4のハウジング41を単一部材として一体形成しても良い。
以上、直列配置軸流ファン1について説明したが、上記の構成はあくまでも一例であり、第1軸流ファン2によって発生されたエアの流れが、整流装置4によって第2インペラ31の回転方向に対して上流側に向かう旋回速度成分に変換されるような構成であれば、上記の形状および構成には限定されない。

Claims (22)

  1. 直列配置軸流ファンであって、
    径方向外方に向けて伸びる、中心軸を中心として周方向に並んで配置された複数の第1翼を有する第1インペラと、
    前記中心軸を中心として前記第1インペラを回転させる第1モータ部と、
    第1インペラに対して前記中心軸に沿って配置され、径方向外方に向けて伸びる、前記中心軸を中心として周方向に並んで配置された複数の第2翼を有する第2インペラと、
    前記中心軸を中心として前記第2インペラを回転させる第2モータ部と、
    前記第1インペラと前記第2インペラとの間に配置される整流装置と、
    前記第1インペラおよび前記第2インペラを囲み、エアが流れる流路を構成するハウジングと、
    を備え、
    第1インペラの回転と、第2インペラの回転とによって、ほぼ同じ方向のエアの流れが発生しており、前記整流装置は、複数の整流板を備えており、前記整流板のそれぞれは前記第1インペラ側に位置する第1エッジと前記第2インペラ側に位置する第2エッジを有しており、前記第1エッジは前記第2エッジに対して前記第2インペラの回転方向下流側に位置する部位を有することを特徴とする直列配置軸流ファン。
  2. 前記ハウジングは、
    前記第1インペラを囲む第1ハウジングと、
    前記第2インペラを囲む第2ハウジングと、
    前記複数の整流板を囲む風洞部と、
    で構成されていることを特徴とする請求項1に記載の直列配置軸流ファン。
  3. 前記第1モータ部から径方向外方に向けて伸び、前記第1ハウジングと径方向外方において接続する複数の第1支持リブが構成されていることを特徴とする請求項2に記載の直列配置軸流ファン。
  4. 前記複数の第1支持リブのそれぞれの前記第1インペラの回転方向上流側に向く面が、前記中心軸方向において前記第2インペラ側に向くように前記中心軸に対して湾曲あるいは傾斜していることを特徴とする請求項3に記載の直列配置軸流ファン。
  5. 前記第2モータ部から径方向外方に向けて伸び前記第2ハウジングと径方向外方において接続する複数の第2支持リブが構成されていることを特徴とする請求項2から4のいずれかに記載の直列配置軸流ファン。
  6. 前記複数の第2支持リブのそれぞれの前記第2インペラの回転方向上流側に向く面が、前記第2インペラとは反対側に向くように前記中心軸に対して湾曲あるいは傾斜していることを特徴とする請求項5に記載の直列配置軸流ファン。
  7. 前記整流装置は、前記中心軸を中心とするベース部を有しており、前記複数の整流板は前記ベース部から径方向外方に向けて伸び、径方向外方において前記風洞部に接続されていることを特徴とする請求項2から6のいずれかに記載の直列配置軸流ファン。
  8. 前記ベース部は、略円筒形状に形成されていることを特徴とする請求項7に記載の直列配置軸流ファン。
  9. 前記複数の整流板の数と前記複数の第1支持リブの本数とが同一であり、前記中心軸方向において前記複数の整流板のそれぞれの前記第1インペラ側の端部と、前記複数の整流板のそれぞれの前記第2エッジと、が前記中心軸方向において第1インペラ側から見てほぼ重なっていることを特徴とする請求項4に記載の直列配置軸流ファン。
  10. 前記第1ハウジングの前記風洞部側の端面の形状と前記風洞部の前記第1ハウジング側の端面の形状とが略同一であり、前記風洞部の前記第2ハウジング側の端面の形状と前記第2ハウジングの前記風洞部側の端面の形状とが略同一であることを特徴とする請求項2から9のいずれかに記載の直列配置軸流ファン。
  11. 直列配置軸流ファンであって、
    径方向外方に向けて伸びる中心軸を中心として周方向に並んで配置された複数の第1翼を有する第1インペラと、
    前記中心軸を中心として前記第1インペラを回転させる第1モータ部と、
    第1インペラに対して前記中心軸に沿って配置され、径方向外方に向けて伸びる前記中心軸を中心として周方向に並んで配置された複数の第2翼を有する第2インペラと、
    前記中心軸を中心として前記第2インペラを回転させる第2モータ部と、
    前記第1インペラと前記第2インペラとの間に配置される整流装置と、
    前記第1インペラおよび前記第2インペラを囲み、エアが流れる流路を構成するハウジングと、
    を備え、
    第1インペラの回転と、第2インペラの回転とによって、ほぼ同じ方向のエアの流れが発生しており、前記整流装置は、複数の整流板を備えており、前記複数の整流板によって前記第1インペラが回転することによって発生されたエアの流れに前記第2インペラの回転方向とは逆方向の流速成分が付与されることを特徴とする直列配置軸流ファン。
  12. 前記ハウジングは、
    前記第1インペラを囲む第1ハウジングと、
    前記第2インペラを囲む第2ハウジングと、
    前記複数の整流板を取り囲む風洞部と、
    で構成されていることを特徴とする請求項11に記載の直列配置軸流ファン。
  13. 前記第1モータ部から径方向外方に向けて伸び、前記第1ハウジングと径方向外方において接続する複数の第1支持リブが構成されていることを特徴とする請求項12に記載の直列配置軸流ファン。
  14. 前記複数の第1支持リブのそれぞれの前記第1インペラの回転方向上流側に向く面が、前記中心軸方向において前記第2インペラ側に向くように前記中心軸に対して湾曲あるいは傾斜していることを特徴とする請求項13に記載の直列配置軸流ファン。
  15. 前記第2モータ部から径方向外方に向けて伸び、前記第2ハウジングと径方向外方において接続する複数の第2支持リブが構成されていることを特徴とする請求項12から14のいずれかに記載の直列配置軸流ファン。
  16. 前記複数の第2支持リブのそれぞれの前記第2インペラの回転方向上流側に向く面が、前記中心軸方向において前記第2インペラとは反対側に向くように前記中心軸に対して湾曲あるいは傾斜していることを特徴とする請求項15に記載の直列配置軸流ファン。
  17. 前記整流装置は、前記中心軸を中心とするベース部を有しており、前記複数の整流板は前記中心軸を中心として前記ベース部から径方向外方に向けて伸び、径方向外方において前記風洞部に接続されていることを特徴とする請求項12から16のいずれかに記載の直列配置軸流ファン。
  18. 前記ベース部は、略円筒形状に形成されていることを特徴とする請求項17に記載の直列配置軸流ファン。
  19. 前記複数の整流板の数と前記複数の第1支持リブの本数とが同一であり、前記複数の整流板のそれぞれの前記第1インペラ側の端部と、前記複数の整流板のそれぞれの前記第2エッジと、が前記中心軸方向において第1インペラ側から見てほぼ重なっていることを特徴とする請求項14に記載の直列配置軸流ファン。
  20. 前記第1ハウジングの前記風洞部側の端面の形状と前記風洞部の前記第1ハウジング側の端面の形状とが略同一であり、前記風洞部の前記第2ハウジング側の端面の形状と前記第2ハウジングの前記風洞部側の端面の形状とが略同一であることを特徴とする請求項12から19のいずれかに記載の直列配置軸流ファン。
  21. 前記第1インペラと第2インペラの回転方向が同一であることを特徴とする請求項1から20のいずれかに記載の直列配置軸流ファン。
  22. 前記第1インペラの回転速度が前記第2インペラの回転数よりも速いもしくは同等であることを特徴とする請求項1から21のいずれかに記載の直列配置軸流ファン。
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