JP2012026291A - 軸流ファン - Google Patents
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Abstract
【課題】
直列使用の軸流ファンにおける大風量化と低騒音化の両立
【解決手段】
空気の流れ方向に対して上流側から、第1の軸流ファン100-1と第1の整流格子200-2と第2の軸流ファン100-2と第2の整流格子200-2が置かれた直列使用の軸流ファンにおいて、前記第1の整流格子が前記第1の軸流ファンの回転方向に対して“く”の字型に反る形状を有する静翼を備え、前記第2の整流格子が空気の流れ方向に水平に向く後縁形状を有する静翼を備える。
【選択図】図1
直列使用の軸流ファンにおける大風量化と低騒音化の両立
【解決手段】
空気の流れ方向に対して上流側から、第1の軸流ファン100-1と第1の整流格子200-2と第2の軸流ファン100-2と第2の整流格子200-2が置かれた直列使用の軸流ファンにおいて、前記第1の整流格子が前記第1の軸流ファンの回転方向に対して“く”の字型に反る形状を有する静翼を備え、前記第2の整流格子が空気の流れ方向に水平に向く後縁形状を有する静翼を備える。
【選択図】図1
Description
本発明はファンの回転軸方向に直列に配列された軸流ファンに関する。
家電製品やOA・IT機器には、発熱電子部品の冷却用に冷却ファンが搭載されている。近年、市場においてはこれら家電製品やOA・IT機器の小型化・高性能化が進められている。この小型化・高性能化に伴って機器の内部構造における電子部品の高密度化により電子部品からの発熱量が増加する傾向にある。
電子部品からの発熱量増加に対しては、冷却ファンとして小型でかつ風量の得やすい小型軸流ファンが採用されるのが一般的である。
ところが、小型軸流ファンを用いて冷却を行う場合、所望の冷却風量を得るためにはファンを高速回転させざるを得ない。しかしながら、高速回転させることによって風量は増加するものの、騒音が増大するという問題が発生してしまう。
ところが、小型軸流ファンを用いて冷却を行う場合、所望の冷却風量を得るためにはファンを高速回転させざるを得ない。しかしながら、高速回転させることによって風量は増加するものの、騒音が増大するという問題が発生してしまう。
一方、電子部品の高密度化による圧力損失の増加に対処するため、軸流ファンをファンの回転軸方向に直列に並べて使用する構造が採用されている。
特にデータセンタにおけるサーバ機器類に代表されるように、長時間の連続運転を前提とした機器類においては、冷却ファンの故障により冷却機能が完全に停止しないよう冗長性を確保するという観点からも、複数の軸流ファンを直列に並べて使用する構成が採用されている。
したがって直列に並べて使用する軸流ファンにおいては、冷却風量増加時における低騒音化技術が重要視されている。
上記特許文献1は、ファンの回転軸方向に2個の軸流ファンが直列に配列されている。この上流側軸流ファンと下流側軸流ファンとの間に内面と外面を備えた固定子と呼ばれる枠と、この枠の中心部から放射状に取り付けられた羽根を備える装置(以下、整流格子という)が取り付けられている。この整流格子によって軸流ファンから生じる空気流の旋回成分が取り除かれて騒音の発生が抑制される。
ところが、特許文献1における整流格子は空気の流れ方向に対して自身の上流側に置かれた軸流ファンから吐き出された空気流に対しては作用するが、下流側に置かれた軸流ファンから吐き出された空気流に対しては作用しない。
そのため、前記整流格子の作用により上流側の軸流ファンから吐き出された空気流の旋回成分を取り除くことはできても、下流側の軸流ファンから吐き出された空気流の旋回成分は取り除けない。したがって、特許文献1は直列使用の軸流ファン全体として見た場合、必ずしも騒音発生という前記課題に対して有効な手段を与えているとは言い難い。
本発明の目的は、直列使用の軸流ファンにおける大風量化と低騒音化を図った軸流ファンを提供することにある。
上記目的は、空気の流れに対して上流側に設置された第1の軸流ファンと、この第1の軸流ファンの下流側に設置された第1の整流格子と、この第2の整流格子の下流側に設置された第2の軸流ファンと、この第2の軸流ファンの下流側に設置された第2の整流格子とを備えた軸流ファンにおいて、前記第1の整流格子を構成する静翼は前記第1の軸流ファンの回転方向に対して反る形状であり、前記第2の整流格子を構成する静翼は前記空気の流れ方向に対して平行に向く後縁形状であることにより達成される。
を特徴とする軸流ファン。
を特徴とする軸流ファン。
また上記目的は、前記第1の整流格子を構成する静翼はU字状に反る形状であることにより達成される。
また上記目的は、前記第1の整流格子を構成する静翼は2分割されていることにより達成される。
また上記目的は、空気の流れに対して上流側に設置された第1の軸流ファンと、この第1の軸流ファンの下流側に設置された第1の整流格子と、この第1の整流格子の下流側に設置された第2の軸流ファンと、この第2の軸流ファンの下流側に設置された第2の整流格子を備え、前記第2の軸流ファンは前記第1の軸流ファンの回転とは異なる軸流ファンにおいて、前記第1の整流格子を構成する静翼は前記第1の軸流ファンの回転方向に対して腹を向ける形状であり、前記第2の整流格子を構成する静翼は前記空気の流れ方向に対して平行に向く後縁形状であることにより達成される。
また上記目的は、前記第1と第2の軸流ファンと前記第1と第2の整流格子はサーバ機器類の冷却装置として使用されることにより達成される。
本発明によれば、直列使用の軸流ファンにおける大風量化と低騒音化を図った軸流ファンを提供できる。
以下、本発明の一実施例を図にしたがって説明するが、図2〜図5を使って直列配列による軸流ファンと整流格子の概略を説明する。
図1は軸流ファンと整流格子を交互に直列に並べた概略構成図である。
図2は軸流ファン単体の側面図である。
図3は軸流ファン単体の斜視図である。
図4は整流格子単体の側面図である。
図5は整流格子単体の斜視図である。
図1において、矢印で示した空気の流れ方向に対して上流側から、第1の軸流ファン1と、この第1の軸流ファン1の下流側に第1の整流格子2が直列に配置されている。この第1の整流格子2の下流側には第2の軸流ファン3は配置され、この第2の軸流ファン3の下流側には第2の整流格子4が配置されている。
図2は軸流ファン単体の側面図である。
図3は軸流ファン単体の斜視図である。
図4は整流格子単体の側面図である。
図5は整流格子単体の斜視図である。
図1において、矢印で示した空気の流れ方向に対して上流側から、第1の軸流ファン1と、この第1の軸流ファン1の下流側に第1の整流格子2が直列に配置されている。この第1の整流格子2の下流側には第2の軸流ファン3は配置され、この第2の軸流ファン3の下流側には第2の整流格子4が配置されている。
図2,図3において、第1と第2の軸流ファン1,3は中央にボス101を備えている。このボス101の外周には複数枚の動翼102が取り付けられている。前記ボス101にはモータ103が連結され、このモータ103によってボス101が回転することで動翼102が回転するようになっている。支柱105は前記モータ103をケーシング104に支持するものである。
図4,図5において、第1と第2の整流格子2,4は内枠201と外枠202を備えている。この内枠201と外枠202とは内枠201から放射状に複数枚伸びた静翼203によって連結されている。
上述した特許文献1では第1の軸流ファン1と第2の軸流ファン3との間に整流格子2が介在されたものであり、下流側の第2の整流格子4が存在しない。したがって、特許文献1では、整流格子2の作用により第1の軸流ファン1から吐き出された空気流の旋回成分を取り除くことはできても、第2の軸流ファン3から吐き出された空気流の旋回成分は取り除けない。
そこで、本発明の発明者らは第2の軸流ファン3の下流側に第2の整流格子4を取り付けるとともに、第2の整流格子4の静翼についてその形状を種々検討した結果、以下のごとき実施例を得た。
図6は本発明の実施例1に係る直列使用の軸流ファンのある円筒面である。
つまり、図6は図1に示した第1と第2の軸流ファン1,3の動翼102の断面と、第1と第2の整流格子2,4の静翼203の断面を円筒面として部分的に取り出したものである。
つまり、図6は図1に示した第1と第2の軸流ファン1,3の動翼102の断面と、第1と第2の整流格子2,4の静翼203の断面を円筒面として部分的に取り出したものである。
図6において、矢印で示す空気の流れ方向に対して上流側から、回転する第1の軸流ファン1の動翼102a(以下、第1の動翼102aという)が存在する。この動翼102aの下流側には第1の整流格子2の静翼203a(以下、第1の静翼203aという)が静止した状態で存在する。この静翼203aの下流側には第2の軸流ファン3の動翼102b(以下、第2の動翼102bという)が回転しながら存在する。回転する動翼102bの下流側には第2の整流格子4の静翼203b(以下、第2の静翼203bという)が静止した状態で置かれている。
前記第1の動翼102aと第2の動翼102bは同一方向に回転し、かつそれぞれの回転軸は同一直線上に存在する。また、第1の静翼203aは動翼102aおよび動翼102bの回転方向に対してU字状に反った形状となっている。第2の静翼203bは空気の流れ方向に対して平行に向く後縁形状を有している。
これら整流格子2,4によって空気流は回転場においては相対速度302aで、静止場においては絶対速度303aで動翼102aに流入する。一般に3次元円筒座標系で表現される回転場において相対速度は、周速度と絶対速度の和として与えられる。
前記動翼102aを通過した空気流は、回転場においては相対速度302bで、静止場においては絶対速度303bで流出する。
図7は一般的な軸流ファンの動翼における空気流の流入速度と流出速度の関係を示すグラフ図である。
図7において、空気流は動翼に対して、回転場においては相対流入速度302(a)および相対流入角305(a)で、静止場においては絶対流入速度303(a)および絶対流入角304(a)で流入する。空気流は動翼を通過した後、回転場においては相対流出速度302(b)および相対流出角305(b)で、静止場においては絶対流出速度303(b)および絶対流出角304(b)で流出する。動翼の作用により空気流が受ける速度の変化は、回転場においては前記相対流入速度305(a)と前記相対流出速度305(b)との差306(b)であり、静止場においては前記絶対流出速度303(b)と前記絶対流入速度303(a)との差306(a)である。
式1は動翼の作用により空気流が得る理論全圧上昇を示すものである。式中の記号はそれぞれ、Pthは理論全圧上昇、ρは空気の密度、uは周速度、wθin は相対流入速度の旋回成分、wθout は相対流出速度の旋回成分、vθin は絶対流入速度の旋回成分、vθout は絶対流出速度の旋回成分を表す。式1は空気流が得る理論全圧上昇は動翼の作用により空気流が受ける速度の変化に比例することを意味している。
前記第1の動翼102aにおいては、図6における前記第1の動翼102aに対する空気流の流入速度および流出速度に対応するだけの理論全圧上昇が式1から得られる。
前記第1の動翼102aから流出した空気流は静止場において前記第1の静翼203aに前記絶対速度303bで流入し、前記第1の静翼203aの作用により減速されて絶対速度303cで流出する。前記第1の静翼203aは前記第2の動翼102bの回転方向に対してU字状に反る形状を有している結果、前記絶対速度303cは逆予旋回と呼ばれる前記第2の動翼102bの回転方向に対して逆向きの旋回成分を有することとなる。
式2は一般的な静翼の作用により空気流が得る理論静圧上昇を示すものである。式中の記号はそれぞれ、Δpsは理論静圧上昇、ρは空気の密度、Vin は絶対流入速度、Vout は絶対流出速度を表す。式2より静翼の作用により空気流の絶対速度が減速されることで空気流は静圧上昇していることがわかる。
前記第1の静翼203aにおいては、図6における前記第1の静翼203aに対する空気流の流入速度および流出速度に対応するだけの理論静圧上昇が式2から得られる。
前記第1の静翼203aから流出した空気流は、回転場においては相対速度302cで、静止場においては絶対速度303cで前記第2の動翼102bに流入する。前記第2の動翼102bを通過した空気流は、回転場においては相対速度302dで、静止場においては絶対速度303dで流出する。このとき、式1が示す空気流の理論全圧上昇において、絶対流入速度の旋回成分の符号が負であることから、その符号が正の場合と比較すると理論全圧上昇を大きくすることできる。この効果により、絶対流入速度の旋回成分の符号が正の場合と同じ大きさの理論全圧上昇を空気流に与える際に、周速度を小さくすることが可能となる。
式3はモータの回転数の変化による騒音の大きさの変化を示すものである。式中のNは変化前の回転数、N'は変化後の回転数、LAは変化前の騒音、LA'は変化後の騒音を表す。
前記第2の動翼102bの周速度を小さくすることでモータの回転数が減少すると、式3に示されるように騒音が低減される。
前記第2の動翼102bから流出した空気流は静止場において前記第2の静翼203bに前記絶対速度303dで流入し、前記第2の静翼203bの作用により減速されて絶対速度303eで流出する。その際に空気流は式2が示すだけの理論静圧上昇を得る。
図8は軸流ファンの性能曲線と抵抗曲線を示すグラフ図である。
図8において、軸流ファンの風量は一般的に、軸流ファンの使用環境における風量と圧力損失の特性曲線401と軸流ファン固有の風量と圧力の特性曲線402の交点である動作点によって決められる。したがって、前記第2の静翼の作用により静圧上昇が得られることは、前記風量と圧力の特性曲線が風量と圧力の特性曲線403に変化することを表し、その結果動作点が大風量側へと移動する。すなわち、風量が増加する。
図8において、軸流ファンの風量は一般的に、軸流ファンの使用環境における風量と圧力損失の特性曲線401と軸流ファン固有の風量と圧力の特性曲線402の交点である動作点によって決められる。したがって、前記第2の静翼の作用により静圧上昇が得られることは、前記風量と圧力の特性曲線が風量と圧力の特性曲線403に変化することを表し、その結果動作点が大風量側へと移動する。すなわち、風量が増加する。
本実施例において、図1に示す前記第1の軸流ファン1が故障した場合、前記第1の軸流ファン1は障害物となる。このとき前記第2の軸流ファン2を最大回転数で運転する。
図6に示したように、前記第1の静翼203aの作用により前記第2の動翼102bに逆予旋回を与えることで、式1において逆予旋回を与えないとき以上の空気流の理論全圧上昇を上昇させることができる。また、前記第2の静翼203bの作用により、図1において前記第2の整流格子4がない場合と比較して、より大きな風量を得ることができる。すなわち、前記第1の軸流ファン1が故障した時における風量の低下をより小さく抑えることができる。
以上のように、本実施例においては第1の静翼203aと第2の静翼203bの形状が異なることによって軸流ファンの騒音低減と風量増加、および故障時の性能劣化抑制作用が得られることがいえる。
ところで、本発明の実施例1である図1で説明した第1の軸流ファン1と第2の軸流ファン2の回転方向が異なる場合について説明する。
一般に、回転方向の異なる2つの軸流ファンを直列に並べて使用するものは二重反転ファンと呼ばれている。この二重反転ファンは空気の流れ方向に対して上流側の軸流ファンを通過した空気流が有する旋回成分が、下流側のファンに対して逆予旋回となる。そのため、実施例1に示した逆予旋回による圧力上昇を常に期待できる。
一般に、回転方向の異なる2つの軸流ファンを直列に並べて使用するものは二重反転ファンと呼ばれている。この二重反転ファンは空気の流れ方向に対して上流側の軸流ファンを通過した空気流が有する旋回成分が、下流側のファンに対して逆予旋回となる。そのため、実施例1に示した逆予旋回による圧力上昇を常に期待できる。
ところが、使用環境の変化等により上流側の軸流ファンへの空気の流入条件が変化し、下流側の軸流ファンに対する逆予旋回が大きくなりすぎると、図9に示すように翼背面の空気流が大きな圧力上昇に耐えられずに剥離してしまい、損失が生じてしまう。
そこで実施例2では、回転する第1の動翼102aと回転する第2の動翼102cが設けられたものである。この第2の動翼102cの回転方向が異なる際に、静止した第1の静翼203aが前記第1の動翼102aの回転方向に対して腹を向けており、静止した第2の静翼203bは空気の流れ方向に対して平行に向く後縁形状となっている。
以下に図10を用いて本実施例の作用を説明する。
図10は本発明の実施例2に係る軸流ファンのある円筒面である。
図10において、前記第1の静翼203aを通過した空気流は静止場において絶対速度303cを有する。空気流は前記第2の動翼102cに、回転場においては相対速度302dで、静止場においては絶対速度303dで流入する。このとき、前記第1の静翼203aの作用により空気流が前記第2の動翼102cに流入する際に逆予旋回が大きくなりすぎず、流れの剥離に起因する損失の発生が抑えられ、望ましくは式1により期待される理論全圧上昇が得られる。前記第2の動翼102cを通過した空気流は実施例1に示したように、静止した第2の静翼203bの作用により静圧上昇が得られる。
図10は本発明の実施例2に係る軸流ファンのある円筒面である。
図10において、前記第1の静翼203aを通過した空気流は静止場において絶対速度303cを有する。空気流は前記第2の動翼102cに、回転場においては相対速度302dで、静止場においては絶対速度303dで流入する。このとき、前記第1の静翼203aの作用により空気流が前記第2の動翼102cに流入する際に逆予旋回が大きくなりすぎず、流れの剥離に起因する損失の発生が抑えられ、望ましくは式1により期待される理論全圧上昇が得られる。前記第2の動翼102cを通過した空気流は実施例1に示したように、静止した第2の静翼203bの作用により静圧上昇が得られる。
以上より、本実施例において図1における前記第1の整流格子2が有する静翼203aの形状と前記第2の整流格子4が有する静翼203bの形状が異なることで、軸流ファン、特に二重反転ファンにおける損失の発生を抑制する効果が得られる。
本発明における実施例3を図11で説明する。
図11は本発明の実施例3を備えた軸流ファンと整流格子の構成図である。
図11において、矢印で示した空気の流れ方向に対して上流側から順に、第1の軸流ファン1と第1の整流格子2と第2の整流格子2aと第2の軸流ファン3と第3の整流格子4が置かれる構成となっている。
図11は本発明の実施例3を備えた軸流ファンと整流格子の構成図である。
図11において、矢印で示した空気の流れ方向に対して上流側から順に、第1の軸流ファン1と第1の整流格子2と第2の整流格子2aと第2の軸流ファン3と第3の整流格子4が置かれる構成となっている。
図12は本発明の実施例3に係る直列使用の軸流ファンのある円筒面である。
図12において、本実施例は静止した第1の静翼203aは回転する第1の動翼102aの回転方向に対して前縁が反る形状を有しており、静止した第2の静翼203bは前記第1の動翼の回転方向に対して後縁が反る形状を有しており、静止した第3の静翼203cは空気の流れ方向に対して平行に向く後縁形状を有する構成となっている。
図12において、本実施例は静止した第1の静翼203aは回転する第1の動翼102aの回転方向に対して前縁が反る形状を有しており、静止した第2の静翼203bは前記第1の動翼の回転方向に対して後縁が反る形状を有しており、静止した第3の静翼203cは空気の流れ方向に対して平行に向く後縁形状を有する構成となっている。
換言すると、第1の静翼203aと第2の静翼203bは図6の実施例1で説明した第1の静翼203aを二つの翼で形成したものである。これはU字状となった静翼203a一体の金型で成型しようとすると金型が抜けない形状となる場合がある、本実施例では二つの翼で静翼を形成したものである。このように分割しておくことにより容易な成型が可能となる。
次に、図12を用いて本実施例の作用を説明する。
前記第1の動翼102aを通過した空気流は静止場における絶対速度301bで前記第1の静翼203aに流入する。静止場において前記第1の静翼203aを通過した空気流は旋回成分が緩和された絶対速度303cを有して、前記第2の静翼203bに流入する。前記第2の静翼203bを通過した空気流は絶対速度303dを有するが、これは回転する第2の動翼102bに対する逆予旋回を有する。前記第2の動翼102bに流入する空気流に逆予旋回を与える際に、前記第1の静翼203aの作用により空気流の旋回成分を緩和することで、前記第2の静翼203bを空気流が通過する際に生じ得る流れの剥離を抑制する効果が得られる。その結果、流れの剥離に起因する損失の発生を抑制、望ましくは除去することができる。
前記第1の動翼102aを通過した空気流は静止場における絶対速度301bで前記第1の静翼203aに流入する。静止場において前記第1の静翼203aを通過した空気流は旋回成分が緩和された絶対速度303cを有して、前記第2の静翼203bに流入する。前記第2の静翼203bを通過した空気流は絶対速度303dを有するが、これは回転する第2の動翼102bに対する逆予旋回を有する。前記第2の動翼102bに流入する空気流に逆予旋回を与える際に、前記第1の静翼203aの作用により空気流の旋回成分を緩和することで、前記第2の静翼203bを空気流が通過する際に生じ得る流れの剥離を抑制する効果が得られる。その結果、流れの剥離に起因する損失の発生を抑制、望ましくは除去することができる。
以上より、本実施例において図11における第1の整流格子2が有する静翼203aと第2の整流格子2aが有する静翼203bの形状が異なることで、前記第2の軸流ファン3に流入する空気流に整流格子を使用して逆予旋回を与えようとする際に、流れの剥離に起因する損失を抑制する効果があるといえる。
また、本実施例におけるもう1つの作用として、上述したように前記第1の静翼203aおよび前記第2の静翼203bを鋳型で製作する際に比較的容易に製作を行うことが可能であるという点が挙げられる。
本発明における実施例4を図13で説明する。
図13は本発明の実施例4を備えた軸流ファンと整流格子の構成図である。
図13において、矢印で示した空気の流れ方向に対して上流側から順に、第1の整流格子2と第1の軸流ファン1と第2の整流格子4と第2の軸流ファン3と第3の整流格子5から構成されている。
図13は本発明の実施例4を備えた軸流ファンと整流格子の構成図である。
図13において、矢印で示した空気の流れ方向に対して上流側から順に、第1の整流格子2と第1の軸流ファン1と第2の整流格子4と第2の軸流ファン3と第3の整流格子5から構成されている。
本実施例は、図13のある円筒面である図14に示すように、静止した第1の静翼203aは回転する第1の動翼102aの回転方向に後縁が反る形状を有しており、静止した第2の静翼203bは回転する第2の動翼102bの回転方向に対してU字状に反る形状を有しており、静止した第3の静翼203cは空気の流れ方向に対して平行に向く後縁形状を有する構成となっている。
次に、図14を用いて本実施例の作用を説明する。
空気流は前記第1の動翼102aに流入する際に、前記第1の静翼203aを静止場における絶対速度303bを有するように通過する。一般に軸流ファンにおいて、設計段階で想定される使用環境と実際の使用環境が異なるために、環境に起因する空気の流入条件によって流れの剥離による損失が発生する。前記第1の静翼203aの作用はこの損失を抑制、望ましくは除去することである。
空気流は前記第1の動翼102aに流入する際に、前記第1の静翼203aを静止場における絶対速度303bを有するように通過する。一般に軸流ファンにおいて、設計段階で想定される使用環境と実際の使用環境が異なるために、環境に起因する空気の流入条件によって流れの剥離による損失が発生する。前記第1の静翼203aの作用はこの損失を抑制、望ましくは除去することである。
以上より、本実施例において図13に示す第1の整流格子2が有する静翼203aと、第2の整流格子4が有する静翼203bと、第3の整流格子5が有する静翼203cの形状が異なることで、使用環境の変化に起因する前記第1の軸流ファン1への流入条件の違いによる損失の発生を抑制する効果が得られる。
本発明における実施例5を図15で説明する。
図15は本発明の実施例5に係るブレードサーバの概略構成図である。
図15において、ブレードサーバ500は筐体501と、前記筐体内に置かれたサーバブレード502と、前記サーバブレードを冷却するための冷却ファンモジュール503によって構成されている。
図15は本発明の実施例5に係るブレードサーバの概略構成図である。
図15において、ブレードサーバ500は筐体501と、前記筐体内に置かれたサーバブレード502と、前記サーバブレードを冷却するための冷却ファンモジュール503によって構成されている。
前記冷却ファンモジュール503として本発明の構成では、例えば実施例1を採用することにより、実施例1の作用から大風量でかつ低騒音のブレードサーバが得られる。故障した際の冗長性にも優れている前記冷却ファンモジュールを実現することが可能である。
また本実施例における冷却ファンモジュールの用途としては、ブレードサーバのみに限定されるものではなく、ラックサーバやPCサーバ等のサーバ機器類全般を対象とした冷却ファンモジュールである。
以上のごとく本発明によれば、第1の整流格子の作用により前記第2の軸流ファンの回転数が下げられることができるので騒音を大幅に低減できる。また前記第1の整流格子と前記第2の整流格子の作用で静圧上昇が得られることにより風量が増加する。
さらに、前記第2の整流格子を設けているので仮に第1の軸流ファンが故障したとしても冷却性能の低下を抑えることが可能である。
一方、前記第1の整流格子の作用により前記第2の軸流ファンで生じる空気流の剥離を抑制することで損失の発生を抑制することが可能となるばかりでなく、前記第1の軸流ファンへの空気流の流入条件により生じる損失を抑制することが可能となる。
さらに、低騒音で大風量の軸流vファンを提供できたことにより、故障時の冗長性にも優れたサーバ用冷却ファンモジュールを実現することが可能である。
1・・・第1の軸流ファン、2・・・第1の整流格子、3・・・第2の軸流ファン、4・・・第2の整流格子、101・・・ボス、102・・・動翼、103・・・モータ、104・・・ケーシング、105・・・支柱、201・・・内枠、202・・・外枠、203・・・静翼。
さらに、低騒音で大風量の軸流ファンを提供できたことにより、故障時の冗長性にも優れたサーバ用冷却ファンモジュールを実現することが可能である。
Claims (5)
- 空気の流れに対して上流側に設置された第1の軸流ファンと、この第1の軸流ファンの下流側に設置された第1の整流格子と、この第2の整流格子の下流側に設置された第2の軸流ファンと、この第2の軸流ファンの下流側に設置された第2の整流格子とを備えた軸流ファンンにおいて、
前記第1の整流格子を構成する静翼は前記第1の軸流ファンの回転方向に対して反る形状であり、前記第2の整流格子を構成する静翼は前記空気の流れ方向に対して平行に向く後縁形状であることを特徴とする軸流ファン。 - 請求項1記載の軸流ファンンにおいて、
前記第1の整流格子を構成する静翼はU字状に反る形状であることを特徴とする軸流ファン。 - 請求項1記載の軸流ファンンにおいて、
前記第1の整流格子を構成する静翼は2分割されていることを特徴とする軸流ファン。 - 空気の流れに対して上流側に設置された第1の軸流ファンと、この第1の軸流ファンの下流側設置された第1の整流格子と、この第1の整流格子の下流側に設置された第2の軸流ファンと、この第2の軸流ファンの下流側に設置された第2の整流格子を備え、前記第2の軸流ファンは前記第1の軸流ファンの回転とは異なる軸流ファンンにおいて、
前記第1の整流格子を構成する静翼は前記第1の軸流ファンの回転方向に対して腹を向ける形状であり、前記第2の整流格子を構成する静翼は前記空気の流れ方向に対して平行に向く後縁形状であることを特徴とする軸流ファン。 - 請求項1乃至4のいずれかに記載の軸流ファンにおいて、
前記第1と第2の軸流ファンと前記第1と第2の整流格子はサーバ機器類の冷却装置として使用されることを特徴とする直列使用の軸流ファン。
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