JPWO2008053791A1 - 撮像装置および撮像装置における映像信号生成方法 - Google Patents
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Abstract
撮像素子の画素配列のうち、第1方向および第2方向の各方向に配列された複数画素の画素信号を加算して読み出す手段を備えた撮像装置において、加算する画素信号の組み合わせパターンを1フレーム毎に変更する第1手段、ならびに組み合わせパターンの異なる複数フレーム分の加算信号に基づいて、1フレーム分の映像信号を生成する第2手段を備えている。
Description
この発明は、撮像装置および撮像装置における映像信号生成方法に関する。
多画素静止画が撮影可能なイメージセンサで動画を撮影した場合、読み出し速度が間に合わず、低フレームレートとなってしまう。高フレームレートを実現する方法として、画素信号の加算読み出しを行なう方法や、画素信号の間引き読み出しを行なう方法が知られている。
画素信号の加算読み出しは、イメージセンサの隣接する複数画素、例えば、水平方向2画素と垂直方向2画素の合計4画素の信号を加算ことによって行なわれる。このような画素信号の加算読み出しを行なうと、解像度が劣化する。そこで、特開2002−57943号公報には、水平・垂直方向の画素信号を加算する場合に、行単位で加算位相を反転させる技術が開示されている。この従来技術では、水平方向の解像度の劣化を低減できるが、解像度の劣化防止という観点からは不十分である。
画素信号の加算読み出しは、イメージセンサの隣接する複数画素、例えば、水平方向2画素と垂直方向2画素の合計4画素の信号を加算ことによって行なわれる。このような画素信号の加算読み出しを行なうと、解像度が劣化する。そこで、特開2002−57943号公報には、水平・垂直方向の画素信号を加算する場合に、行単位で加算位相を反転させる技術が開示されている。この従来技術では、水平方向の解像度の劣化を低減できるが、解像度の劣化防止という観点からは不十分である。
この発明は、画素信号の加算読み出しを行なう場合に解像度の劣化を低減させることができる撮像装置および撮像装置における映像信号生成方法を提供することを目的とする。
この発明は、画素信号の間引き読み出しを行なう場合に解像度の劣化を低減させることができる撮像装置および撮像装置における映像信号生成方法を提供することを目的とする。
この発明による第1の撮像装置は、撮像素子の画素配列のうち、第1方向および第2方向の各方向に配列された複数画素の画素信号を加算して読み出す手段を備えた撮像装置において、加算する画素信号の組み合わせパターンを1フレーム毎に変更する第1手段、ならびに組み合わせパターンの異なる複数フレーム分の加算信号に基づいて、1フレーム分の映像信号を生成する第2手段を備えていることを特徴とする。
第2手段としては、例えば、組み合わせパターンの異なる複数フレーム分の加算読み出し信号と、該複数フレーム間の動き情報とに基づいて、該複数フレーム分の加算信号から1フレーム分の映像信号を生成するものが用いられる。
この発明による撮像装置における第1の映像信号生成方法は、撮像素子の画素配列のうち、第1方向および第2方向の各方向に配列された複数画素の画素信号を加算して読み出す手段を備えた撮像装置における映像信号生成方法において、加算する画素信号の組み合わせパターンを1フレーム毎に変更する第1ステップ、ならびに組み合わせパターンの異なる複数フレーム分の加算信号に基づいて、1フレーム分の映像信号を生成する第2ステップを備えていることを特徴とする。
第2ステップでは、例えば、組み合わせパターンの異なる複数フレーム分の加算信号と、該複数フレーム間の動き情報とに基づいて、該複数フレーム分の加算信号から1フレーム分の映像信号が生成される。
この発明による第2の撮像装置は、撮像素子の画素配列のうち、第1方向および第2方向の各方向に配列された複数画素の画素信号を間引して読み出す手段を備えた撮像装置において、間引きパターンを1フレーム毎に変更する第1手段、ならびに間引きパターンの異なる複数フレーム分の間引き読出し信号に基づいて、1フレーム分の映像信号を生成する第2手段を備えていることを特徴とする。
第2手段としては、例えば、間引きパターンの異なる複数フレーム分の間引き読出し信号と、該複数フレーム間の動き情報とに基づいて、該複数フレーム分の間引き読出し信号から1フレーム分の映像信号を生成するものが用いられる。
この発明による撮像装置における第2の映像信号生成方法は、撮像素子の画素配列のうち、第1方向および第2方向の各方向に配列された複数画素の画素信号を間引して読み出す手段を備えた撮像装置における映像信号生成方法において、間引きパターンを1フレーム毎に変更する第1ステップ、ならびに間引きパターンの異なる複数フレーム分の間引き読出し信号に基づいて、1フレーム分の映像信号を生成する第2ステップを備えていることを特徴とする。
第2ステップでは、例えば、間引きパターンの異なる複数フレーム分の間引き読出し信号と、該複数フレーム間の動き情報とに基づいて、該複数フレーム分の間引き読出し信号から1フレーム分の映像信号が生成される。
この発明は、画素信号の間引き読み出しを行なう場合に解像度の劣化を低減させることができる撮像装置および撮像装置における映像信号生成方法を提供することを目的とする。
この発明による第1の撮像装置は、撮像素子の画素配列のうち、第1方向および第2方向の各方向に配列された複数画素の画素信号を加算して読み出す手段を備えた撮像装置において、加算する画素信号の組み合わせパターンを1フレーム毎に変更する第1手段、ならびに組み合わせパターンの異なる複数フレーム分の加算信号に基づいて、1フレーム分の映像信号を生成する第2手段を備えていることを特徴とする。
第2手段としては、例えば、組み合わせパターンの異なる複数フレーム分の加算読み出し信号と、該複数フレーム間の動き情報とに基づいて、該複数フレーム分の加算信号から1フレーム分の映像信号を生成するものが用いられる。
この発明による撮像装置における第1の映像信号生成方法は、撮像素子の画素配列のうち、第1方向および第2方向の各方向に配列された複数画素の画素信号を加算して読み出す手段を備えた撮像装置における映像信号生成方法において、加算する画素信号の組み合わせパターンを1フレーム毎に変更する第1ステップ、ならびに組み合わせパターンの異なる複数フレーム分の加算信号に基づいて、1フレーム分の映像信号を生成する第2ステップを備えていることを特徴とする。
第2ステップでは、例えば、組み合わせパターンの異なる複数フレーム分の加算信号と、該複数フレーム間の動き情報とに基づいて、該複数フレーム分の加算信号から1フレーム分の映像信号が生成される。
この発明による第2の撮像装置は、撮像素子の画素配列のうち、第1方向および第2方向の各方向に配列された複数画素の画素信号を間引して読み出す手段を備えた撮像装置において、間引きパターンを1フレーム毎に変更する第1手段、ならびに間引きパターンの異なる複数フレーム分の間引き読出し信号に基づいて、1フレーム分の映像信号を生成する第2手段を備えていることを特徴とする。
第2手段としては、例えば、間引きパターンの異なる複数フレーム分の間引き読出し信号と、該複数フレーム間の動き情報とに基づいて、該複数フレーム分の間引き読出し信号から1フレーム分の映像信号を生成するものが用いられる。
この発明による撮像装置における第2の映像信号生成方法は、撮像素子の画素配列のうち、第1方向および第2方向の各方向に配列された複数画素の画素信号を間引して読み出す手段を備えた撮像装置における映像信号生成方法において、間引きパターンを1フレーム毎に変更する第1ステップ、ならびに間引きパターンの異なる複数フレーム分の間引き読出し信号に基づいて、1フレーム分の映像信号を生成する第2ステップを備えていることを特徴とする。
第2ステップでは、例えば、間引きパターンの異なる複数フレーム分の間引き読出し信号と、該複数フレーム間の動き情報とに基づいて、該複数フレーム分の間引き読出し信号から1フレーム分の映像信号が生成される。
図1は、デジタルカメラの電気的構成を示すブロック図である。
図2は、映像系処理部3の電気的構成を示すブロック図である。
図3は、加算の組合せパターンの種類を示す模式図である。
図4は、イメージセンサ1から読み出される加算信号を示す模式図である。
図5は、4フレーム分の加算信号を組合せたることによって得られる1フレーム分の映像を示す模式図である。
図6は、基準となる加算信号F5と加算信号F1との間の加算信号とを比較した場合に、有効画素の全てにおいて動きがないと判別された場合を示す模式図である。
図7は、基準となる加算信号F5と加算信号F1との間の加算信号とを比較した場合に、動きがないと判別された画素と、動きがあると判別された画素とが混在している場合を示す模式図である。
図8は、基準となるフレームF5(組合せパターン(a))と、フレームF4(組合せパターン(d))とを比較する場合を説明するための模式図である。
図9は、差分値|Xd−Xad|に対する重みwの関係を表すグラフである。
図10は、デジタルカメラの記録時の動作を示すフローチャートである。
図11は、パターン(a)の加算信号とパターン(d)の加算信号とを組合わせることによって得られる1フレーム分の映像を示す模式図である。
図12は、撮像方式として3板式が採用されている場合の各撮像素子における時間毎の加算の組合せパターンを示す模式図である。
図13は、図11に示す4種類の加算信号を組み合わせることによって得られる1フレーム分の映像を示す模式図である。
図14は、画素数が信号加算時と等しくかつ画素間隔が均等間隔となる映像を生成する場合の従来手法を説明するための模式図である。
図15は、画素数が信号加算時と等しくかつ画素間隔が均等間隔となる映像を生成する場合の実施例の手法を説明するための模式図である。
図16は、画素数が信号加算時と等しくかつ画素間隔が均等間隔となる映像を生成する場合の他の実施例の手法を説明するための模式図である。
図17は、間引きパターンの種類を示す模式図である。
図18は、イメージセンサ1から読み出される間引き読出し信号を示す模式図である。
図2は、映像系処理部3の電気的構成を示すブロック図である。
図3は、加算の組合せパターンの種類を示す模式図である。
図4は、イメージセンサ1から読み出される加算信号を示す模式図である。
図5は、4フレーム分の加算信号を組合せたることによって得られる1フレーム分の映像を示す模式図である。
図6は、基準となる加算信号F5と加算信号F1との間の加算信号とを比較した場合に、有効画素の全てにおいて動きがないと判別された場合を示す模式図である。
図7は、基準となる加算信号F5と加算信号F1との間の加算信号とを比較した場合に、動きがないと判別された画素と、動きがあると判別された画素とが混在している場合を示す模式図である。
図8は、基準となるフレームF5(組合せパターン(a))と、フレームF4(組合せパターン(d))とを比較する場合を説明するための模式図である。
図9は、差分値|Xd−Xad|に対する重みwの関係を表すグラフである。
図10は、デジタルカメラの記録時の動作を示すフローチャートである。
図11は、パターン(a)の加算信号とパターン(d)の加算信号とを組合わせることによって得られる1フレーム分の映像を示す模式図である。
図12は、撮像方式として3板式が採用されている場合の各撮像素子における時間毎の加算の組合せパターンを示す模式図である。
図13は、図11に示す4種類の加算信号を組み合わせることによって得られる1フレーム分の映像を示す模式図である。
図14は、画素数が信号加算時と等しくかつ画素間隔が均等間隔となる映像を生成する場合の従来手法を説明するための模式図である。
図15は、画素数が信号加算時と等しくかつ画素間隔が均等間隔となる映像を生成する場合の実施例の手法を説明するための模式図である。
図16は、画素数が信号加算時と等しくかつ画素間隔が均等間隔となる映像を生成する場合の他の実施例の手法を説明するための模式図である。
図17は、間引きパターンの種類を示す模式図である。
図18は、イメージセンサ1から読み出される間引き読出し信号を示す模式図である。
以下、図面を参照して、この発明の実施例について説明する。
図1は、デジタルカメラの電気的構成を示している。
このデジタルカメラに用いられている撮像方式は単板式である。また、この例では、単板式に用いられる色フィルタアレイはベイヤー配列であるとする。
イメージセンサ1によって得られたアナログ映像信号はAFE(Analog Front End)2に送られ、デジタル映像信号に変換される。AFE2によって得られたデジタル映像信号は、映像系処理部3によって所定の処理が施された後、圧縮処理部4に送られる。イメージセンサ1としては、この例では、CCDが用いられている。
マイク5によって得られたアナログ音声信号は、音声系処理部6によってデジタル音声信号に変換された後、圧縮処理部4に送られる。圧縮処理部4に送られた音声および映像信号は、圧縮処理部4によって圧縮された後、外部メモリ7に格納される。
外部メモリ7に格納された圧縮データを再生する場合には、外部メモリ7に格納された圧縮データが伸張処理部8に送られて、伸張される。伸張処理部8によって得られたデジタル映像信号は、表示部に送られて表示される。伸張処理部8によって得られたデジタル音声信号は、音声出力回路部9でアナログ音声信号に変換されて出力される。
メモリ11は、信号処理時にデータが一時的に記録されるメモリである。TG12は、タイミング制御信号,イメージセンサ駆動パルス等を生成する。CPU10は、システム全体を制御する。
図2は、映像系処理部3の構成を示している。
映像系処理部3は、メモリ31、解像度向上部32および信号処理部33を備えている。AFE2によって得られたデジタル映像信号は、メモリ31に送られて保存されるとともに解像度向上部32に送られる。解像度向上部32は、所定フレーム数分のデジタル映像信号に基づいて、解像度向上処理を行なって1フレーム分のデジタル映像信号を生成する。信号処理部33は、解像度向上部32によって得られたデジタル映像信号からY,U,Vの輝度信号と色差信号とを生成する。
画素信号の加算読み出し時の動作について説明する。本実施例では、CPU10によってTG12を制御することにより、イメージセンサ1上での加算の組合せパターンを変更して加算信号の読み出しを行なう。イメージセンサ1から読み出されたアナログ映像信号(加算信号or加算読出し信号)は、AFE2によってデジタル映像信号に変換された後、映像系処理部3に送られ、解像度向上処理等の処理が行なわれる。映像系処理部3によって得られたデジタル映像信号は、圧縮処理部4で圧縮された後、外部メモリ7に格納される。
図3は、加算の組合せパターンの種類を示している。この例では、加算の組合せパターンの種類は(a)〜(d)の4種類ある。各組合せパターンを示す各図((a)〜(d))において、左上のブロックはGB−G画素(GBライン上のG画素)に対する加算の組合せパターンを、右上のブロックはB画素に対する加算の組合せパターンを、左下のブロックはR画素に対する加算の組合せパターンを、右下のブロックはGR−G画素(GRライン上のG画素)に対する加算の組合せパターンを、それぞれ示している。
パターン(b)は、パターン(a)に比べて加算対象となる色の画素を右方向に1画素分ずらしている。パターン(c)は、パターン(a)に比べて加算対象となる色の画素を下方向に1画素分ずらしている。パターン(d)は、パターン(a)に比べて加算対象となる色の画素を右方向および下方向に1画素分ずらしている。
イメージセンサ1は、所定時間毎(Δ秒毎)に、(a)→(b)→(c)→(d)→(a)の順番で加算の組合せパターンを変更して、加算信号の読み出しを行なう。この結果、イメージセンサ1から読み出される加算信号は、図4に(a)〜(d)に示すようになる。図4の(a)〜(d)で示す加算信号は、図3のパターン(a)〜(d)に対応している。
イメージセンサ1から読み出された加算信号は、AFE2によってデジタル映像信号に変換された後、映像系処理部3内のメモリ31に格納されるとともに解像度向上部32に送られる。メモリ31には、最新の所定フレーム数分の映像データが格納されるようになっている。解像度向上部32では、1フレーム毎に、現フレームとその前の3乃至4フレームとの合計4乃至5フレーム分の映像データに基づいて、解像度向上処理を行なって1フレーム分の映像データを生成する。
解像度向上部32は、例えば、現フレームとその前の3フレームとからなる4フレーム分の映像データを組み合わせて、1フレーム分の映像を生成する。このように、4フレーム分の映像データを組み合わせると、図5に示すようになり、高解像度の映像が生成される。
ただし、4フレームの映像間に動きがある場合には、これらの映像をそのまま組み合わせると見にくい映像が生成されるおそれがある。そこで、フレーム間の動き情報を考慮して、1フレーム分の映像を生成することが好ましい。以下、フレーム間の動き情報を考慮して1フレーム分の映像を生成する場合の、解像度向上部32の処理内容について説明する。この場合の解像度向上部32の処理方法には、2種類の方法がある。
まず、第1方法について説明する。ここでは、図4のt秒時の加算信号をF1、t+Δ秒時の加算信号をF2、t+2Δ秒時の加算信号をF3、t+3Δ秒時の加算信号をF4とする。また、t+4Δ秒時の加算信号をF5とし、F1〜F5の加算信号に基づいて1フレーム分の映像データを生成する場合について説明する。F1〜F5のうち、最新のフレームF5を基準フレームとする。
第1方法では、加算の組合せパターンが同じ2つのフレームを比較することにより、それらのフレームで加算信号が存在する画素(有効画素)毎に動きがあるかどうかを判別する。この場合には、基準となる加算信号F5と、その4フレーム前に得られた同じ組合せパターン(この例ではパターン(a))の加算信号F1とを比較して、有効画素それぞれについて、対応する画素間で動きがあるか否かを判別する。動きがあるか否かは、それらの画素値の差が所定の閾値未満であるか否かを判別することによって行なわれれる。
ある画素に関して、加算信号F5の画素値をXt+4で表し、加算信号F1の画素値Xtで表すと、次式(1)を満たすときに、その画素に動きがないと判別する。
|Xt−Xt+4|<α …(1)
そして、基準となる加算信号F5における空白画素(加算信号が存在しない画素)のうち、動きがないと判断された有効画素の間にある空白画素に対しては、別の組合せパターンの加算信号F2〜F4を組み合せる。基準となる加算信号F5における空白画素(加算信号が存在しない画素)のうち、動きがあると判別された有効画素の間にある空白画素については加算信号F5によって補間する。なお、加算信号F5における空白画素のうち、動きがないと判別された有効画素と動きがあると判別された有効画素の間の空白画素については、加算信号F5によって補間した値と別の組合せパターンの加算信号F2〜F4とを用いて補間する。
図6は、基準となる加算信号F5と加算信号F1との間の加算信号とを比較した場合に、有効画素の全てにおいて、動きがないと判別された場合を示している。図6においては、図示を簡略化するために、GB−G、B、R、GR−Gの4画素単位毎に動きの有無を判別した例を示しているが、1画素毎に動きの有無を判別してもよい。
図6において、符号”a”が付けられている各4画素単位は加算信号F5における有効画素を、符号”b”が付けられている各4画素単位は加算信号F2における有効画素を、符号”c”が付けられている各4画素単位は加算信号F3における有効画素を、符号”d”が付けられている各4画素単位は加算信号F4における有効画素を、それぞれ示している。また、○印は、動きがないと判別された画素であることを示している。図6に示すような場合には、加算信号F5に別の組合せパターンの加算信号F2〜F4が組み合わされることにより、1フレーム分の映像が生成される。
図7は、基準となる加算信号F5と加算信号F1との間の加算信号とを比較した場合に、動きがないと判別された画素と、動きがあると判別された画素とが混在している場合を示している。
図7において、○印は動きがないと判別された画素であることを示し、◎印は動きがあると判別された画素であることを示している。△印は、動きがないと判別された画素と動きがあると判別された画素との間の画素を、×印は動きがあると判別された画素の間にある画素を示している。
×印の画素の画素値は、加算信号F5のみによって補間される。△印の画素の画素値は、加算信号F5で補間した値と、別の組合せパターンの加算信号F2〜F4とを用いて補間される。例えば、△印で囲まれた”c”に対応する4画素内の所定の色の画素は、その上側の4画素(○印で囲まれた”a”)内の対応する色の画素とその下側の4画素(◎印で囲まれた”a”)内の対応する色の画素とから生成した補間画素値と、加算信号F3における当該△印で囲まれた”c”内の対応する色の画素値とを加重加算することにより生成される。
なお、基準となるフレームF5の有効画素の間に位置していない端部分の空白画素については、動きがあるか否かの判別や補間ができないので、無視することにする。
次に、第2方法について説明する。ここでは、図4のt秒時の加算信号をF1、t+Δ秒時の加算信号をF2、t+2Δ秒時の加算信号をF3、t+3Δ秒時の加算信号をF4とする。また、t+4Δ秒時の加算信号をF5とし、F2〜F5の加算信号に基づいて1フレーム分の映像データを生成する場合について説明する。F2〜F5のうち、最新のフレームF5を基準フレームとする。
第2方法では、基準となるフレームと、組合せパターンが異なる他のフレームとを比較することにより、上記他のフレームで加算信号が存在する画素(有効画素)毎に動きがあるかどうかを判別する。この場合には、各加算信号F2〜F4それぞれを、基準となる加算信号F5と比較する。ただし、比較される2つのフレームは加算の組合せパターンが異なるため、両者の有効画素の位置は異なる。そこで、基準となるフレームにおいて、比較する他方のフレームの加算信号が存在している画素に対応する画素値を補間により生成した後、両者を比較する。
基準となるフレームF5(組合せパターン(a))と、フレームF4(組合せパターン(d))とを比較する場合について説明する。
図8に示すように、フレームF5の有効画素を補間することにより、フレームF4の組合せパターン(d)の有効画素(黒丸印で示す画素)に対応する画素値を補間する。次に、フレームF5によって補間した各画素(黒丸印で示す画素)の値と、フレームF4の対応する画素の値とを比較する。
図8の黒丸で表される任意の画素に関し、フレームF5によって補間した画素値をXadで表し、フレームF4の対応する画素値をXdとする。
両画素値の差の絶対値が次式(2)の条件を満たす場合、つまり、両画素値の差の絶対値が第1の閾値α1より小さい場合には、その画素には動きがないと判別して、フレームF4の対応する画素をフレームF5に組み合わせる(当該画素値としてフレーム4の対応する画素値を採用する)。
|Xd−Xad|<α1 …(2)
両画素値の差の絶対値が次式(3)の条件を満たす場合、つまり、両画素値の差の絶対値が第1の閾値α1より大きな第2の閾値α2(α2>α1)より大きい場合には、その画素では動きがあると判別し、当該画素値としてフレーム5から生成された補間値を採用する。
|Xd−Xad|>α2 …(3)
両画素値の差の絶対値が次式(4)の条件を満たす場合、つまり、両画素値の差の絶対値がα1以上でかつα2以下である場合には、当該画素値を、フレーム5から生成された補間値XadとフレームF4の対応する画素の画素値Xdとを用いて生成する。
α1≦|Xd−Xad|≦α2 …(4)
具体的には、図9に示すような、予め定められれた、差分値|Xd−Xad|に対する重みwの関係に基づいて、重みwを求める。そして、次式(5)により、当該画素の画素値Xを求める。
X=w・Xd+(1−w)・Xad …(5)
基準となるフレームF5と他のフレームF2、F3との間においても同様な処理を行なう。
なお、基準となるフレームF5の有効画素の間に位置していない端部分の空白画素については、動きがあるか否かの判別や補間ができないので、無視することにする。
図10は、デジタルカメラの記録時の動作を示している。
記録が開始されると(ステップS1)、CPU10は、加算の組合せパターンを変更するために、イメージセンサ1に入力されているTG信号を変更する(ステップS2)。
イメージセンサ1は、TG信号に基づいて、信号を加算して出力する(ステップS3)。イメージセンサ1から出力されたアナログ映像信号はAFE2に送られ、デジタル映像信号に変換される(ステップS4)。AFE2によって得られたデジタル映像信号は、映像系処理部3内のメモリ31に送られて保存されるとともに解像度向上部32に送られ、解像度処理部32では動き情報を元に所定フレーム数分のデジタル映像信号を利用して高解像度映像データを生成する(ステップS5)。
解像度向上部32によって得られたデジタル映像信号に対して、信号処理部33および圧縮伸張部4によって所定の信号処理が施された後(ステップS6)、外部メモリ7に書き込まれる(ステップS7)。記録終了でなければ(ステップS8)、ステップS2に戻る。記録終了であれば、記録処理を終了する。
上記実施例では、加算の組合せパターンの順番を、図4の(a)→(b)→(c)→(d)→(a)→…としている。この順番は、映像上に動きがある場合に、高解像度の映像を生成できる順番となっている。
つまり、映像上に僅かな動きが存在している場合、2Δ秒間に比べてΔ秒間の方がよりフレーム間の信号を組み合わせられる確率が高くなる。図4の場合、(a)と(d)の信号を組み合わせたり、(b)と(c)の信号を組み合わせたりした場合には、信号が斜め方向に存在するため、(b)と(d)の信号を組合せたり、(a)と(c)の信号を組合せたりした場合に比べて、高解像の映像を生成できる。
したがって、加算の組合せパターンの順番を、(a)→(b)→(d)→(c)→(a)→…とするよりも、本実施例のように(a)→(b)→(c)→(d)→(a)→…とした方が、映像中に動きがある場合に、より高解像の映像を生成できる。
上記実施例では、水平垂直方向の加算を2画素毎に行う例について説明したが、本願発明は、水平垂直方向の加算を3画素毎、4画素毎等に行なうような他の加算読出し方式に対しても適用することができる。
このデジタルカメラに用いられている撮像方式は単板式である。また、この例では、単板式に用いられる色フィルタアレイはベイヤー配列であるとする。
イメージセンサ1によって得られたアナログ映像信号はAFE(Analog Front End)2に送られ、デジタル映像信号に変換される。AFE2によって得られたデジタル映像信号は、映像系処理部3によって所定の処理が施された後、圧縮処理部4に送られる。イメージセンサ1としては、この例では、CCDが用いられている。
マイク5によって得られたアナログ音声信号は、音声系処理部6によってデジタル音声信号に変換された後、圧縮処理部4に送られる。圧縮処理部4に送られた音声および映像信号は、圧縮処理部4によって圧縮された後、外部メモリ7に格納される。
外部メモリ7に格納された圧縮データを再生する場合には、外部メモリ7に格納された圧縮データが伸張処理部8に送られて、伸張される。伸張処理部8によって得られたデジタル映像信号は、表示部に送られて表示される。伸張処理部8によって得られたデジタル音声信号は、音声出力回路部9でアナログ音声信号に変換されて出力される。
メモリ11は、信号処理時にデータが一時的に記録されるメモリである。TG12は、タイミング制御信号,イメージセンサ駆動パルス等を生成する。CPU10は、システム全体を制御する。
図2は、映像系処理部3の構成を示している。
映像系処理部3は、メモリ31、解像度向上部32および信号処理部33を備えている。AFE2によって得られたデジタル映像信号は、メモリ31に送られて保存されるとともに解像度向上部32に送られる。解像度向上部32は、所定フレーム数分のデジタル映像信号に基づいて、解像度向上処理を行なって1フレーム分のデジタル映像信号を生成する。信号処理部33は、解像度向上部32によって得られたデジタル映像信号からY,U,Vの輝度信号と色差信号とを生成する。
画素信号の加算読み出し時の動作について説明する。本実施例では、CPU10によってTG12を制御することにより、イメージセンサ1上での加算の組合せパターンを変更して加算信号の読み出しを行なう。イメージセンサ1から読み出されたアナログ映像信号(加算信号or加算読出し信号)は、AFE2によってデジタル映像信号に変換された後、映像系処理部3に送られ、解像度向上処理等の処理が行なわれる。映像系処理部3によって得られたデジタル映像信号は、圧縮処理部4で圧縮された後、外部メモリ7に格納される。
図3は、加算の組合せパターンの種類を示している。この例では、加算の組合せパターンの種類は(a)〜(d)の4種類ある。各組合せパターンを示す各図((a)〜(d))において、左上のブロックはGB−G画素(GBライン上のG画素)に対する加算の組合せパターンを、右上のブロックはB画素に対する加算の組合せパターンを、左下のブロックはR画素に対する加算の組合せパターンを、右下のブロックはGR−G画素(GRライン上のG画素)に対する加算の組合せパターンを、それぞれ示している。
パターン(b)は、パターン(a)に比べて加算対象となる色の画素を右方向に1画素分ずらしている。パターン(c)は、パターン(a)に比べて加算対象となる色の画素を下方向に1画素分ずらしている。パターン(d)は、パターン(a)に比べて加算対象となる色の画素を右方向および下方向に1画素分ずらしている。
イメージセンサ1は、所定時間毎(Δ秒毎)に、(a)→(b)→(c)→(d)→(a)の順番で加算の組合せパターンを変更して、加算信号の読み出しを行なう。この結果、イメージセンサ1から読み出される加算信号は、図4に(a)〜(d)に示すようになる。図4の(a)〜(d)で示す加算信号は、図3のパターン(a)〜(d)に対応している。
イメージセンサ1から読み出された加算信号は、AFE2によってデジタル映像信号に変換された後、映像系処理部3内のメモリ31に格納されるとともに解像度向上部32に送られる。メモリ31には、最新の所定フレーム数分の映像データが格納されるようになっている。解像度向上部32では、1フレーム毎に、現フレームとその前の3乃至4フレームとの合計4乃至5フレーム分の映像データに基づいて、解像度向上処理を行なって1フレーム分の映像データを生成する。
解像度向上部32は、例えば、現フレームとその前の3フレームとからなる4フレーム分の映像データを組み合わせて、1フレーム分の映像を生成する。このように、4フレーム分の映像データを組み合わせると、図5に示すようになり、高解像度の映像が生成される。
ただし、4フレームの映像間に動きがある場合には、これらの映像をそのまま組み合わせると見にくい映像が生成されるおそれがある。そこで、フレーム間の動き情報を考慮して、1フレーム分の映像を生成することが好ましい。以下、フレーム間の動き情報を考慮して1フレーム分の映像を生成する場合の、解像度向上部32の処理内容について説明する。この場合の解像度向上部32の処理方法には、2種類の方法がある。
まず、第1方法について説明する。ここでは、図4のt秒時の加算信号をF1、t+Δ秒時の加算信号をF2、t+2Δ秒時の加算信号をF3、t+3Δ秒時の加算信号をF4とする。また、t+4Δ秒時の加算信号をF5とし、F1〜F5の加算信号に基づいて1フレーム分の映像データを生成する場合について説明する。F1〜F5のうち、最新のフレームF5を基準フレームとする。
第1方法では、加算の組合せパターンが同じ2つのフレームを比較することにより、それらのフレームで加算信号が存在する画素(有効画素)毎に動きがあるかどうかを判別する。この場合には、基準となる加算信号F5と、その4フレーム前に得られた同じ組合せパターン(この例ではパターン(a))の加算信号F1とを比較して、有効画素それぞれについて、対応する画素間で動きがあるか否かを判別する。動きがあるか否かは、それらの画素値の差が所定の閾値未満であるか否かを判別することによって行なわれれる。
ある画素に関して、加算信号F5の画素値をXt+4で表し、加算信号F1の画素値Xtで表すと、次式(1)を満たすときに、その画素に動きがないと判別する。
|Xt−Xt+4|<α …(1)
そして、基準となる加算信号F5における空白画素(加算信号が存在しない画素)のうち、動きがないと判断された有効画素の間にある空白画素に対しては、別の組合せパターンの加算信号F2〜F4を組み合せる。基準となる加算信号F5における空白画素(加算信号が存在しない画素)のうち、動きがあると判別された有効画素の間にある空白画素については加算信号F5によって補間する。なお、加算信号F5における空白画素のうち、動きがないと判別された有効画素と動きがあると判別された有効画素の間の空白画素については、加算信号F5によって補間した値と別の組合せパターンの加算信号F2〜F4とを用いて補間する。
図6は、基準となる加算信号F5と加算信号F1との間の加算信号とを比較した場合に、有効画素の全てにおいて、動きがないと判別された場合を示している。図6においては、図示を簡略化するために、GB−G、B、R、GR−Gの4画素単位毎に動きの有無を判別した例を示しているが、1画素毎に動きの有無を判別してもよい。
図6において、符号”a”が付けられている各4画素単位は加算信号F5における有効画素を、符号”b”が付けられている各4画素単位は加算信号F2における有効画素を、符号”c”が付けられている各4画素単位は加算信号F3における有効画素を、符号”d”が付けられている各4画素単位は加算信号F4における有効画素を、それぞれ示している。また、○印は、動きがないと判別された画素であることを示している。図6に示すような場合には、加算信号F5に別の組合せパターンの加算信号F2〜F4が組み合わされることにより、1フレーム分の映像が生成される。
図7は、基準となる加算信号F5と加算信号F1との間の加算信号とを比較した場合に、動きがないと判別された画素と、動きがあると判別された画素とが混在している場合を示している。
図7において、○印は動きがないと判別された画素であることを示し、◎印は動きがあると判別された画素であることを示している。△印は、動きがないと判別された画素と動きがあると判別された画素との間の画素を、×印は動きがあると判別された画素の間にある画素を示している。
×印の画素の画素値は、加算信号F5のみによって補間される。△印の画素の画素値は、加算信号F5で補間した値と、別の組合せパターンの加算信号F2〜F4とを用いて補間される。例えば、△印で囲まれた”c”に対応する4画素内の所定の色の画素は、その上側の4画素(○印で囲まれた”a”)内の対応する色の画素とその下側の4画素(◎印で囲まれた”a”)内の対応する色の画素とから生成した補間画素値と、加算信号F3における当該△印で囲まれた”c”内の対応する色の画素値とを加重加算することにより生成される。
なお、基準となるフレームF5の有効画素の間に位置していない端部分の空白画素については、動きがあるか否かの判別や補間ができないので、無視することにする。
次に、第2方法について説明する。ここでは、図4のt秒時の加算信号をF1、t+Δ秒時の加算信号をF2、t+2Δ秒時の加算信号をF3、t+3Δ秒時の加算信号をF4とする。また、t+4Δ秒時の加算信号をF5とし、F2〜F5の加算信号に基づいて1フレーム分の映像データを生成する場合について説明する。F2〜F5のうち、最新のフレームF5を基準フレームとする。
第2方法では、基準となるフレームと、組合せパターンが異なる他のフレームとを比較することにより、上記他のフレームで加算信号が存在する画素(有効画素)毎に動きがあるかどうかを判別する。この場合には、各加算信号F2〜F4それぞれを、基準となる加算信号F5と比較する。ただし、比較される2つのフレームは加算の組合せパターンが異なるため、両者の有効画素の位置は異なる。そこで、基準となるフレームにおいて、比較する他方のフレームの加算信号が存在している画素に対応する画素値を補間により生成した後、両者を比較する。
基準となるフレームF5(組合せパターン(a))と、フレームF4(組合せパターン(d))とを比較する場合について説明する。
図8に示すように、フレームF5の有効画素を補間することにより、フレームF4の組合せパターン(d)の有効画素(黒丸印で示す画素)に対応する画素値を補間する。次に、フレームF5によって補間した各画素(黒丸印で示す画素)の値と、フレームF4の対応する画素の値とを比較する。
図8の黒丸で表される任意の画素に関し、フレームF5によって補間した画素値をXadで表し、フレームF4の対応する画素値をXdとする。
両画素値の差の絶対値が次式(2)の条件を満たす場合、つまり、両画素値の差の絶対値が第1の閾値α1より小さい場合には、その画素には動きがないと判別して、フレームF4の対応する画素をフレームF5に組み合わせる(当該画素値としてフレーム4の対応する画素値を採用する)。
|Xd−Xad|<α1 …(2)
両画素値の差の絶対値が次式(3)の条件を満たす場合、つまり、両画素値の差の絶対値が第1の閾値α1より大きな第2の閾値α2(α2>α1)より大きい場合には、その画素では動きがあると判別し、当該画素値としてフレーム5から生成された補間値を採用する。
|Xd−Xad|>α2 …(3)
両画素値の差の絶対値が次式(4)の条件を満たす場合、つまり、両画素値の差の絶対値がα1以上でかつα2以下である場合には、当該画素値を、フレーム5から生成された補間値XadとフレームF4の対応する画素の画素値Xdとを用いて生成する。
α1≦|Xd−Xad|≦α2 …(4)
具体的には、図9に示すような、予め定められれた、差分値|Xd−Xad|に対する重みwの関係に基づいて、重みwを求める。そして、次式(5)により、当該画素の画素値Xを求める。
X=w・Xd+(1−w)・Xad …(5)
基準となるフレームF5と他のフレームF2、F3との間においても同様な処理を行なう。
なお、基準となるフレームF5の有効画素の間に位置していない端部分の空白画素については、動きがあるか否かの判別や補間ができないので、無視することにする。
図10は、デジタルカメラの記録時の動作を示している。
記録が開始されると(ステップS1)、CPU10は、加算の組合せパターンを変更するために、イメージセンサ1に入力されているTG信号を変更する(ステップS2)。
イメージセンサ1は、TG信号に基づいて、信号を加算して出力する(ステップS3)。イメージセンサ1から出力されたアナログ映像信号はAFE2に送られ、デジタル映像信号に変換される(ステップS4)。AFE2によって得られたデジタル映像信号は、映像系処理部3内のメモリ31に送られて保存されるとともに解像度向上部32に送られ、解像度処理部32では動き情報を元に所定フレーム数分のデジタル映像信号を利用して高解像度映像データを生成する(ステップS5)。
解像度向上部32によって得られたデジタル映像信号に対して、信号処理部33および圧縮伸張部4によって所定の信号処理が施された後(ステップS6)、外部メモリ7に書き込まれる(ステップS7)。記録終了でなければ(ステップS8)、ステップS2に戻る。記録終了であれば、記録処理を終了する。
上記実施例では、加算の組合せパターンの順番を、図4の(a)→(b)→(c)→(d)→(a)→…としている。この順番は、映像上に動きがある場合に、高解像度の映像を生成できる順番となっている。
つまり、映像上に僅かな動きが存在している場合、2Δ秒間に比べてΔ秒間の方がよりフレーム間の信号を組み合わせられる確率が高くなる。図4の場合、(a)と(d)の信号を組み合わせたり、(b)と(c)の信号を組み合わせたりした場合には、信号が斜め方向に存在するため、(b)と(d)の信号を組合せたり、(a)と(c)の信号を組合せたりした場合に比べて、高解像の映像を生成できる。
したがって、加算の組合せパターンの順番を、(a)→(b)→(d)→(c)→(a)→…とするよりも、本実施例のように(a)→(b)→(c)→(d)→(a)→…とした方が、映像中に動きがある場合に、より高解像の映像を生成できる。
上記実施例では、水平垂直方向の加算を2画素毎に行う例について説明したが、本願発明は、水平垂直方向の加算を3画素毎、4画素毎等に行なうような他の加算読出し方式に対しても適用することができる。
上記実施例1では、イメージセンサ1に4種類の加算信号を順番に生成させているが、2種類の加算信号を交互に生成させるようにしてもよい。例えば、図4のパターン(a)の加算信号と、図4のパターン(d)の加算信号とを交互に生成させるようにしてもよい。解像度向上部32は、パターン(8)の加算信号と、パターン(d)の加算信号とを組合わせる。この組合せ結果は、図11に示すような映像となる。ただし、図5に比べて不足する画素(空白画素)が発生するので、空白画素に対しては補間により画素値を生成する。
上記実施例1では、撮像方式として単板式が採用されているが、撮像方式として3板式が採用されている場合には、各撮像素子における時間毎の加算の組合せパターンを図12に示すようにすればよい。この場合、4フレーム分の加算信号を組み合わせると、図13に示すようになる。
実施例1〜3では、信号加算時の画素数(元の画素数をN×Nとし、水平垂直方向の加算を2画素毎に行う場合には、信号加算時の画素数はN/2×N/2となる)に比べて、画素数を増加させることにより、高い解像度の映像(N×Nの画素数の映像)を生成する例について説明したが、ここでは、画素数が信号加算時と等しい映像(N/2×N/2の映像)を生成する場合について説明する。
水平垂直方向の加算を2画素毎行なう場合について説明する。従来において、例えば、図4(a)に示すような加算を行なった場合には、画素間隔が不均等となるため、斜め線にガタツキが生じる。そこで、画素間隔が均等間隔となるように補間することを考える。画素間隔が均等間隔となるような画素配列は、図14に○印で示すような画素配列となる。そこで、○印の各画素の画素値を、周辺の画素から補間することによって生成する。しかしながら、この補間のために利用する画素数は少ないため、映像が劣化するという問題がある。
実施例4では、実施例1と同様に、イメージセンサ1によって図4に示す4種類のパターン(a)〜(d)の加算信号を順次生成させ、映像系処理部3により解像度向上処理を行なって4フレーム分の加算信号を組み合わせるまたは補間することにより、図5に示すような1フレーム分の映像を生成する。そして、図15に示すように、得られた1フレーム分の映像から、画素間隔が均等となる配列の各画素(○印の画素)の画素値を補間することにより、画素数が信号加算時と等しくかつ画素間隔が均等間隔となる映像を生成する。この場合には、補間のためにより多くの画素を利用できるので、映像劣化を抑えることができる。
水平垂直方向の加算を2画素毎行なう場合について説明する。従来において、例えば、図4(a)に示すような加算を行なった場合には、画素間隔が不均等となるため、斜め線にガタツキが生じる。そこで、画素間隔が均等間隔となるように補間することを考える。画素間隔が均等間隔となるような画素配列は、図14に○印で示すような画素配列となる。そこで、○印の各画素の画素値を、周辺の画素から補間することによって生成する。しかしながら、この補間のために利用する画素数は少ないため、映像が劣化するという問題がある。
実施例4では、実施例1と同様に、イメージセンサ1によって図4に示す4種類のパターン(a)〜(d)の加算信号を順次生成させ、映像系処理部3により解像度向上処理を行なって4フレーム分の加算信号を組み合わせるまたは補間することにより、図5に示すような1フレーム分の映像を生成する。そして、図15に示すように、得られた1フレーム分の映像から、画素間隔が均等となる配列の各画素(○印の画素)の画素値を補間することにより、画素数が信号加算時と等しくかつ画素間隔が均等間隔となる映像を生成する。この場合には、補間のためにより多くの画素を利用できるので、映像劣化を抑えることができる。
実施例4では、4フレーム分の加算信号を組み合わせるまたは補間することにより生成された1フレーム部の映像(図5参照)から、図15の○印で示す画素の画素値を補間している。実施例5では、実施例2で説明した2フレーム分の加算信号を組み合わせた映像(図11参照)に対して、図16に示すように○印の画素の画素値を補間することにより、画素数が信号加算時と等しくかつ画素間隔が均等間隔となる映像を生成する。
実施例6では、画素数が信号加算時と等しい映像を生成する場合に、実施例4、5のように画素間隔が均等間隔となる映像を生成するのではなく、図5、図11のような複数フレーム分の加算信号を組み合わせた後のベイヤー配列画像からRGB画像を生成し、得られたRGB画像を縮小することにより、両素数が信号加算時と等しい映像を生成する。この際、図11に示すように複数フレーム分の加算信号の組合せ後のベイヤー配列画像に空白画素が存在する場合には、縮小する際に画像を補間する。
上記実施例1〜6においては、加算読出しによって得られた加算信号(加算読出信号)に対して、映像系処理部3によって解像度を向上させるための処理(解像度向上処理という)が行なわれているが、間引き読出しによって得られた間引き読出し信号に対しても、上記実施例1〜6と同様な解像度向上処理を行なうことができる。
加算読出しでは、加算する画素信号の組合わせパターンを、例えば、図3の(a)〜(d)に示すように、1フレーム毎に変更することにより、図4に(a)〜(d)に示すような加算信号(加算読出し信号)がイメージセンサ1から順次読み出されている。
間引き読出しにおいては、間引きパターンが、例えば、図17の(a)〜(d)に示すように、1フレーム毎に変更せしめられる。図17の(a)〜(d)においては、残す画素が○印で囲まれており、○印で囲まれた画素以外の画素が間引かれることを表している。
具体的には、図1のCPU10がTG12を制御することによって、イメージセンサ1上での間引きパターンを変更して、間引きパターンの異なる画像の読出しを行なう。イメージセンサ1から読み出されたアナログ映像信号(間引き読出し信号)は、AFE2によってデジタル映像信号に変換された後、映像系処理部3に送られ、解像度向上処理等の処理が行なわれる。映像系処理部3によって得られたデジタル映像信号は、圧縮処理部4で圧縮された後、外部メモリ7に格納される。
間引きパターンを、例えば、図17の(a)〜(d)に示すように、1フレーム毎に変更することにより、図18に(a)〜(d)に示すような信号(間引き読出し信号)がイメージセンサ1から順次読み出される。
実施例7では、間引きパターンが異なる複数フレーム分の間引き読出し信号に基づいて、上記実施例1〜6と同様な解像度向上処理を行なうことによって、1フレーム分の映像信号が生成される。
加算読出しでは、加算する画素信号の組合わせパターンを、例えば、図3の(a)〜(d)に示すように、1フレーム毎に変更することにより、図4に(a)〜(d)に示すような加算信号(加算読出し信号)がイメージセンサ1から順次読み出されている。
間引き読出しにおいては、間引きパターンが、例えば、図17の(a)〜(d)に示すように、1フレーム毎に変更せしめられる。図17の(a)〜(d)においては、残す画素が○印で囲まれており、○印で囲まれた画素以外の画素が間引かれることを表している。
具体的には、図1のCPU10がTG12を制御することによって、イメージセンサ1上での間引きパターンを変更して、間引きパターンの異なる画像の読出しを行なう。イメージセンサ1から読み出されたアナログ映像信号(間引き読出し信号)は、AFE2によってデジタル映像信号に変換された後、映像系処理部3に送られ、解像度向上処理等の処理が行なわれる。映像系処理部3によって得られたデジタル映像信号は、圧縮処理部4で圧縮された後、外部メモリ7に格納される。
間引きパターンを、例えば、図17の(a)〜(d)に示すように、1フレーム毎に変更することにより、図18に(a)〜(d)に示すような信号(間引き読出し信号)がイメージセンサ1から順次読み出される。
実施例7では、間引きパターンが異なる複数フレーム分の間引き読出し信号に基づいて、上記実施例1〜6と同様な解像度向上処理を行なうことによって、1フレーム分の映像信号が生成される。
Claims (8)
- 撮像素子の画素配列のうち、第1方向および第2方向の各方向に配列された複数画素の画素信号を加算して読み出す手段を備えた撮像装置において、
加算する画素信号の組み合わせパターンを1フレーム毎に変更する第1手段、ならびに
組み合わせパターンの異なる複数フレーム分の加算信号に基づいて、1フレーム分の映像信号を生成する第2手段、
を備えていることを特徴とする撮像装置。 - 第2手段は、組み合わせパターンの異なる複数フレーム分の加算信号と、該複数フレーム間の動き情報とに基づいて、該複数フレーム分の加算信号から1フレーム分の映像信号を生成するものであることを特徴とする請求項1に記載の撮像装置。
- 撮像素子の画素配列のうち、第1方向および第2方向の各方向に配列された複数画素の画素信号を加算して読み出す手段を備えた撮像装置における映像信号生成方法において、
加算する画素信号の組み合わせパターンを1フレーム毎に変更する第1ステップ、ならびに
組み合わせパターンの異なる複数フレーム分の加算信号に基づいて、1フレーム分の映像信号を生成する第2ステップ、
を備えていることを特徴とする撮像装置における映像信号生成方法。 - 第2ステップでは、組み合わせパターンの異なる複数フレーム分の加算信号と、該複数フレーム間の動き情報とに基づいて、該複数フレーム分の加算信号から1フレーム分の映像信号を生成することを特徴とする請求項3に記載の撮像装置における映像信号生成方法。
- 撮像素子の画素配列のうち、第1方向および第2方向の各方向に配列された複数画素の画素信号を間引して読み出す手段を備えた撮像装置において、
間引きパターンを1フレーム毎に変更する第1手段、ならびに
間引きパターンの異なる複数フレーム分の間引き読出し信号に基づいて、1フレーム分の映像信号を生成する第2手段、
を備えていることを特徴とする撮像装置。 - 第2手段は、間引きパターンの異なる複数フレーム分の間引き読出し信号と、該複数フレーム間の動き情報とに基づいて、該複数フレーム分の間引き読出し信号から1フレーム分の映像信号を生成するものであることを特徴とする請求項5に記載の撮像装置。
- 撮像素子の画素配列のうち、第1方向および第2方向の各方向に配列された複数画素の画素信号を間引して読み出す手段を備えた撮像装置における映像信号生成方法において、
間引きパターンを1フレーム毎に変更する第1ステップ、ならびに
間引きパターンの異なる複数フレーム分の間引き読出し信号に基づいて、1フレーム分の映像信号を生成する第2ステップ、
を備えていることを特徴とする撮像装置における映像信号生成方法。 - 第2ステップでは、間引きパターンの異なる複数フレーム分の間引き読出し信号と、該複数フレーム間の動き情報とに基づいて、該複数フレーム分の間引き読出し信号から1フレーム分の映像信号を生成することを特徴とする請求項7に記載の撮像装置における映像信号生成方法。
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